JP3829984B2 - Drainage container and drainage lid - Google Patents
Drainage container and drainage lid Download PDFInfo
- Publication number
- JP3829984B2 JP3829984B2 JP2002105721A JP2002105721A JP3829984B2 JP 3829984 B2 JP3829984 B2 JP 3829984B2 JP 2002105721 A JP2002105721 A JP 2002105721A JP 2002105721 A JP2002105721 A JP 2002105721A JP 3829984 B2 JP3829984 B2 JP 3829984B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bowl
- lid
- draining
- flange
- opening end
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Food-Manufacturing Devices (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ボウル容器内に液体と固体とを混合したものから液体のみをボウル容器外部へ排出できる水切り用蓋材と水切り容器に関する。
【0002】
【従来技術】
従来、米の研ぎ汁を捨てる際に研ぎ汁のみを捨てる工夫が、特開2000−93330号公報、特開2001−29244号公報および実用新案登録第3064376号公報に開示されている。これら公報に開示されている技術は、容器上方の開口部の一部を網状の部材で覆い、この網状部材のところから研ぎ汁のみを捨てるようにしたものであった。
【0003】
また、干し椎茸をボウルやなべに入れて水で戻したときには、ボウルの中身をざるにあけ椎茸のみを取出したり、特開平4−73019号公報に開示されているように、なべの蓋に網目構造や多孔構造を形成したもので蓋をし、水のみを捨てたり、特開平9−108114号公報に開示されているように、なべ蓋の差込部に網状の排水部を形成し、なべ本体の注ぎ口から水を捨てたりしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記した技術では研ぎ汁を切るときに網状部材に落下してくる米による加重から洗米容器に取付けた網状部材が落下しないように洗米容器にしっかりと装着しなければならない。しかし、普通、米を磨ぐときは「水を加える−米を磨ぐ−研ぎ汁を捨てる」の動作を数回繰り返すが、始めに、洗米容器に網状部材に取付けた場合には、米を磨ぐときに邪魔になって磨ぎづらく、研ぎ汁を捨てるときに網状部材を取付けていたのでは非常に面倒であった。また、水切り部が網状部材であるので、網目まできれいに洗浄することも大変面倒であった。
【0005】
ざるを使用して水切りを行なう場合には、非常に簡単に液体と固体を分離することができるが、上記網状部材と同様に目が細かく汚れがつきやすく洗浄しにくいので、衛生面の問題が生じる。なべ蓋に網や多数の孔を形成したものでは、ざると同様に網の目や孔に汚れがつきやすく、洗浄もしにくいので衛生面の問題が生じる。さらに、なべ蓋に孔が開いていては水蒸気が逃げやすく、うまく料理ができないので、料理用には料理用の蓋、水切り用には水切り用の蓋を一つのなべに用意しなければならなかった。
【0006】
したがって、本発明は取扱いが簡単で、かつ洗浄のしやすい水切り容器および水切り用蓋材を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に対応する発明は、ボウルの開口部を覆う蓋材を備えた水切り容器において、前記蓋材は、前記ボウルの開口端に当接する鍔部と、この鍔部の内側に形成され前記ボウルの内壁と隙間をあけて対向配置した側壁を有する凸部とを有し、前記鍔部の任意位置の厚さを薄くし前記開口端と非接触とし前記鍔部の外周および前記開口端の外周よりも突出した突出部を設け、この突出部近傍の前記凸部に切欠き部を設け、この切欠き部と前記ボウルの内壁とで形成される空間を 前記蓋材をずらすことにより調整可能としたものである。
【0008】
このように、蓋材に側壁を有する凸部を形成したことにより、ボウルから容易に蓋材がずれ落ちることが無くなる。また、ボウルの開口部に蓋材を嵌めた状態で突出部が下に向くように水切り容器を傾けたときに、蓋材を突出部方向へずらすことにより、前記側壁の一部と前記内壁とが接するようになり、突出部付近では凸部の切欠き部とボウルの内壁との間のみに空間が形成されるようになる。この形成された空間から、ボウル内部に入れられている液体のみをボウルの外に出すことができる。
【0009】
鍔部に、この鍔部の外周および前記開口端の外周よりも突出した突出部を設けたことにより、水切り容器から排出される液体が突出部を伝って排出されるので、ボウルの外側面を伝うことがなくなる。また、蓋材の水切り部にのみ突出部を形成したので、使用者がどこから水を切ることができるかが容易にわかる。
【0010】
さらに、蓋材に切欠き部を形成するという簡単な形状加工により、ボウル容器と蓋材との間に隙間を形成し、液体を排出するようにしたので、蓋材が汚れたとしてもその汚れは簡単に洗浄することが可能である。
【0011】
請求項2に対応する発明は、請求項1記載の水切り容器において、前記蓋材の前記突出部以外の部位に通気部を設けたものである。このように、通気部を設けることにより、通気部が空気抜き孔となるので、突出部からの水切りをスムーズに行なうことができる。
【0012】
請求項3に対応する発明は、請求項2に対応する発明の水切り容器において、前記通気部を前記鍔部の前記開口端への当接面に形成した凹溝としたものである。本発明のような台所で使用する容器では、容器を乾燥した状態で使い続けることは希であり、大抵の場合濡れた状態で使用することとなる。そして、開口端に水分が付着しているときに、蓋材を乗せると開口端と鍔部との間で水分が表面張力による膜を形成し、液体の外部への排出が困難となる。そこで、鍔部に凹溝をつけたことにより、この部分の前記水分膜の付着力が低下するので、内部の水を外部に放出するときに生じる圧力により前記水分膜を凹溝から破壊することができるので、水切り容器内の液体を良好に排出することができる。
【0013】
請求項4に対応する発明は、請求項1ないし3のいずれかに対応する発明の水切り容器において、前記ボウルの開口部に、ボウルの外壁より外周方向に突出してその上面を前記開口端とする保持部を設けたものである。このように、ボウル開口部に保持部を形成したことにより、ボウル容器が大きくなっても、蓋材の鍔部と保持部とを両手でしっかりと掴んで水切り容器を傾けることができる。
【0014】
請求項5に対応する発明は、ボウル容器の開口を覆い前記ボウル容器の水切りができる蓋材において、前記開口端に当接する鍔部と、この鍔部の内側に形成され前記ボウルの内壁と隙間をあけて対向配置した側壁を有する凸部とを有し、前記鍔部の任意位置の厚さを薄くし前記開口端と非接触とし前記鍔部の外周および前記開口端の外周よりも突出した突出部を設け、この突出部近傍の前記凸部に切欠き部を設け、この切欠き部と前記ボウルの内壁とで形成される空間を調整可能としたものである。
【0015】
このように、蓋材の形状のみに加工を施したことにより、専用のボウル容器を必要とせず、様々なボウル容器に使用することが可能となる。
【0016】
請求項6に対応する発明は、請求項5に対応する発明の水切り用蓋材において、前記蓋材の前記突出部以外の部位に通気部を形成したものである。この通気部が空気抜き部となるので、ボウル内の液体をスムーズにボウル外へ排出することができる。
【0017】
請求項7に対応する発明は、請求項6に対応する発明の水切り用蓋材において、前記通気部を前記鍔部の前記開口端への当接面に形成した凹溝としたものである。
これにより、例えボウル容器の開口端と鍔部とが当接し、この間に水分の表面張力による膜が形成されたとしても、この凹溝でその膜を破壊することができるので、突出部からの液体の排出を良好に行なうことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
図面を参照して本発明の水切り容器を説明する。図1は本発明の水切り容器の縦断面図で、ボウル1と蓋材2から構成されている。図2はボウル1の内壁3と蓋材2の側壁10との関係を示す部分断面図である。図3は水切り部を拡大した断面図である。図4は蓋材2を突出部8方向へずらしたときの水きり部を示す部分断面図である。図5は蓋材2の平面図である。図6は蓋材2のボウル1面側から見たときの平面図である。図7は凹溝9の形成例を示した図である。図8は大きさの異なる水切り容器を収納したときの様子を示した断面図である。
【0019】
ボウル1はガラス製であり上方に開口を有し、かつ内壁3を開口部4近傍で外側に屈曲させ、開口端5を指等で抓むことができるように、全周に渡り保持部6を形成している。
【0020】
蓋材2は樹脂製であり、ボウル1の開口端5と接触する鍔部7と、この鍔部7の任意位置に鍔部7の外周よりも突出し、かつ薄肉とした突出部8を形成し、この突出部8と対称となる位置の鍔部7に凹溝9を形成している。また、ボウル1と接する方の下面には、ボウル1の内壁3と隙間をあけて対向配置できる側壁10を有する凸部11が形成され、前記突出部8が形成されている位置の側壁10は水切り用の空間をあけるために切欠き部12を形成した。さらに、ボウル1と接しない方の上面には、前記凸部11が形成されている部位を凹部13とした。これにより、蓋材2をボウル1に乗せたとき、蓋材2の支点が鍔部7と開口端5との接する位置となり、重心が凹部13の底面となり、重心が支点よりも下方に位置するようになるので、蓋材2を安定してボウル上に位置させることができる。
【0021】
そして、内部に固体と液体が混合されたものを入れたボウル1に蓋材2で蓋をすることにより、突出部8が形成されている部分および凹溝9が形成されている部分以外は開口端5と鍔部7とが接する状態となる。この状態で、突出部8を下方に向け、かつ蓋材2を下方にずらすことにより、液体はボウル1の内壁と切欠き部12とにより形成された空間を通って突出部8を伝って外部へ液体のみが排出される。このように、突出部8を伝わせて液体を排出させることにより、下方に向けていた突出部8を上方に向けたときに、液体がボウル1の外壁を伝うことを防ぐことができる。
【0022】
また、上記したように、ボウル1には保持部6を設け、さらに蓋材2上面の凹部13を形成したことにより、人が手で掴みやすい形状とした。すなわち、蓋材2上面の凹部13の縁部が親指の係り部となり、保持部6が人差し指から小指までの係り部となり、本発明の水切り容器を抓むというよりも掴むという状態で持つことができるので、ボウル1に多量の液体が入っていても、蓋材2をつけたまま簡単に持って液体を排出することが可能である。
【0023】
また、本発明の水切り容器は、上記したように蓋材2に切欠き部12を形成する簡単な構造としたことにより、スポンジで全面を洗浄することができるので、蓋材2が汚れた場合でも付け置き洗い等しなくてもよい。
【0024】
【実施例】
ボウル1は耐熱性を有するホウケイ酸ガラスを形成したものであって、開口部4の直径を200mmとし、開口端5の幅を全周に渡り10mmとし、深さを120mmとした。このように、開口端5を形成し指で抓めるような保持部6を形成するような場合は、ガラスゴブをプレスにより成型した方が、安定して所望とするものを成型することができる。
【0025】
蓋材2はポリプロピレンにより成形したものであって、図2ないし5に示すように突出部8を含まない外径L1を220mmとし、凹部13の開口部の直径L2を200mmとし、凹部底面の直径(凸部の頂部の直径)L3を190mmとし、凹部13の深さDを10mmとした。すなわち、この凹部は逆円錐台状としたものである。
【0026】
突出部8は蓋材2の外周から円弧状に突出し、最長部で前記外周から3mm出っ張っており、この突出部8が形成された部位の鍔部は他の位置よりも1mm薄く成形されており、蓋材2をボウル1の開口端5に載置した際に、この部位のみ開口端5に接触せず隙間が保持されるようになっている。
【0027】
また、前記側壁10の突出部8の近傍には曲面状に削られた切欠き部12が形成されている。この切欠き部12は前記静置状態のときに、ボウル1の端部15の上方まで削られている方が、水切りは行ないやすい。また、蓋材2をずらして形成される内壁3と切欠き部12との空間の体積により、単位時間あたりの排出量が異なるので、水切りを素早く行なうためにも、できるだけ体積が多くなる方が好ましい。そこで、本実施例では側壁10の変形量を少なく、より多くの空間の体積を得るために、切欠き部12の形状を曲面状とした。これは、切欠き部12を平面状としたものを除外するものではない。
【0028】
なお、凹部13内面にはこの切欠き部12の曲面形状が浮き出た状態としている。これにより、本発明の水切り容器を使用する使用者が、どこから水切りができるかの把握を容易にしている。
【0029】
さらに、図6および7に示したように、突出部8の対称位置の鍔部7に幅3mm、深さ1mmの凹溝9を形成した。この凹溝9が空気抜き孔となるので、突出部8から水を水切り容器外部へ良好に排出することができる。この凹溝9は突出部8以外の鍔部7のどの位置に形成しても良いが、ボウル1内部の水分量が多く突出部8を下方に向けたときに、凹溝9が水面の下に位置すると空気抜き孔の役目を十分に果たさなくなるので、突出部8の対称位置に設けることが好ましい。
【0030】
なお、ボウルの開口径と蓋材2の凸部径および鍔部7の幅との関係(つまり、開口部4内壁3と凸部11の側壁10との隙間14および鍔部7の幅)を調整することにより、蓋材2を突出部8の方向へずらしたときに鍔部7の一部が開口端5と非接触となり、ボウル1内部と外部とを連通させる間隙を形成できる場合には、凹溝9は形成しなくても良い。
【0031】
図2に示すように、ボウル1の開口部4に蓋材2を載置したときの開口部4内壁3と凸部11との隙間14は、静置状態で最小部が1mmとなるようにした。静置状態とは、ボウル1の中心軸と蓋材2の中心軸とを同軸上にした状態のときである。
【0032】
また、切欠き部12と開口部4との最小部も1mmとしたが、この最小部は開口部4の端部15との間とした。図3は静置状態の部分断面図であるので、切欠き部12と端部15とは隙間は広くなっているが、米の研ぎ汁を排出するようなときには、蓋材2をずらし図4に示すように内壁3と側壁10が接するので、所定の隙間(この場合、1mm)とすることができる。このように、本発明に係る水切り容器の水切り口の大きさは蓋材2をずらすことにより、調整できるものである。
【0033】
図3からは本実施例の突出部8は、静置状態のときに開口端5外周から突出しているが、蓋材2を突出部8方向へずらしたときに開口端5外周から突出するようにしても良い。
【0034】
米を洗米するときを例として、本発明の水切り容器の使用方法を説明する。
まず、所望量の米をボウル1内に入れ、水を注いで米を研ぎ水が白く濁ったら、ボウル1の開口部4に蓋材2を乗せ、突出部8を下方へ向けられるように、両手でボウル1と蓋材2を同時に掴み、蓋材2をボウル1上で突出部8の方向へずらし、切欠き部12と端部15との隙間を狭くして研ぎ汁をボウル1の外部へ排出する。
【0035】
このボウル1と蓋材2を同時に掴む状態を詳細に説明すると、親指を蓋材2にあてがい人差し指と中指を保持部6にあてがいその状態でボウル1と蓋材2とを掴むようにする。このとき、親指を蓋材2の凹部の側面にあてがったときには、親指のかかりが良くボウル1と蓋材2をしっかりと持つことができる。また別の方法では、親指を蓋材2にあてがい残りの指をボウル1の外壁にあてがい、親指からは蓋材2をボウル1に押しつけるようにし、残りの指からはボウル1を挟むように力を加えて掴むようにする。
【0036】
本実施例ではボウル1が大きくボウル1の底面までに指が届かないため指を保持部6ないし外側面にあてがうことにしたが、底面にまで指が届く場合にはボウル1の底面と蓋材2とを挟むように掴んでも良い。このとき、蓋材2の上面に凹部13を形成したことにより、親指で加えられる力によっても蓋材2がボウル1からずれ落ちない。したがって、このようなサイズの場合には、ボウルに保持部6が形成されていなくてもよい。
【0037】
このように、ボウル1と蓋材2を同時に掴んで突出部8を下方に向けると、切欠き部12と開口部4の端部15に形成された隙間から研ぎ汁のみが突出部8を伝って排出される。なお、排出される研ぎ汁は突出部8を伝って排出されることにより、水切れが良く突出部8を水平位置まで戻したときに、研ぎ汁がボウル1の外壁を伝いにくくなるので、ボウル1を置いたときに流し台を汚しにくくなる。そして、再度ボウル1内に水を入れる、米を研ぐ、研ぎ汁を捨てるのサイクルを繰り返す。
【0038】
最後に、蓋材2の切欠き部12や突出部8が研ぎ汁で汚れた場合でも、複雑な形状加工を施していないので、洗剤を付けたスポンジ等で軽く洗うだけで汚れを取ることができる。
【0039】
本発明の水切り容器は、突出部8にボウル1内部と外部とを連通する隙間が形成されているが、その他は開口端5と鍔部7が接触するので、調理容器や下拵え容器としても使用することができる。また、上記実施例1のように、ボウルを耐熱ガラスで形成することにより、電子レンジにかけられる。
【0040】
調理容器としての具体例には、ジャガイモ100gを洗い3〜4cm角に切ったものをボウル1内に入れ、その中に水を30ml加え、開口部4に蓋材2を乗せ電子レンジで2〜3分間蒸し、ボウル1内に残った水分を突出部8から排出し湯切りを行なって、ボウル1と蓋材2を掴んだ状態で、蒸したジャガイモも転動させることによって粉ふき芋を作ることができる。両手でボウル1と蓋材2を強く掴むことができるため、ジャガイモが蓋材2に衝突した際でも蓋材2がボウル1から外れることがないので、粉ふき芋を作ることが可能である。また、粉ふき芋を作った後では、ボウル1と蓋材2の内部が汚れるが、蓋材2の形状は複雑な形状となっていないので、簡単に汚れを落とすことができ汚れが隙間に入って取り難くなることはない。
【0041】
下拵え容器としての具体例には、鶏肉200gと下味用のタレ30mlをボウル1内に入れ、開口部4に蓋材2を乗せ両手でボウル1と蓋材2を掴み鶏肉とたれをまぶし10分間置いておき、その後余分なタレを水切りして、蓋材2の上面の凹部に下味の付いた鶏肉を取出し片栗粉などを振り掛けてまぶし、から揚げの下拵えをする。
【0042】
上記した具体例では、ボウル1内に残る固形物を利用したものであるが、レモンや柚子をボウル1内で絞り、絞り汁のみを料理に使うことにも利用できる。また、この実施例で使用した蓋材2は凹部13に空気抜き用の孔を形成していないので、バットして使用することも可能である。
【0043】
さらに、本実施例で使用したボウル1は保持部6を有しているが、上記したように、この保持部6は開口端5の幅を一定としたものであるので、例えば、洗米や下拵え用のボウル1と絞り汁用のボウル1等で大きさの異なるボウル1を複数用意しても、図8に示すように大きなボウル1の中に小さなボウル1を入れることができ、収納も容易である。
【0044】
上記した実施例では、蓋材2の鍔部7に凹溝9を形成したものであったが、鍔部7や凹部13にボウル1内部と外部とを連通する孔を形成してもよい。また、蓋材2に凹溝9を形成しない場合には、ボウル1の開口端5にボウル1内部と外部を連通する溝を形成してもよい。ただし、ボウル1に空気抜き用の溝を形成した場合には、蓋材2の突出部8を前記溝が形成されている部分以外のところにあわせた方がスムーズに排水することができる。
【0045】
また、上記した実施例では、鍔部7に形成した突出部8を鍔部7の厚みよりも薄くし、開口端5と非接触となるようにしたが、開口端5の一部を削り鍔部7と非接触となるような凹み部を形成し、この凹み部に他の鍔部7と同じ厚みの突出部8をあわせてボウル1内部の液体を排出することも可能である。
【0046】
【発明の効果】
本発明は蓋材の形状を加工し、蓋材をボウルに乗せたときに所定の隙間を形成するようにし、その隙間から水切りを行なうようにしたことにより、非常に簡単に水切りができるとともに、水切り容器が汚れた場合でも簡単に洗浄を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の水切り容器の断面図である。
【図2】 静置状態のボウル内壁と蓋材側壁との関係を示す部分断面図である。
【図3】 水切り部を示す部分断面図である。
【図4】 蓋材を突出部方向へずらしたときの水切り部を示す部分断面図である。
【図5】 蓋材の平面図である。
【図6】 蓋材のボウル面側から見たときの平面図である。
【図7】 鍔部に形成した凹溝の例を示した図である。
【図8】 大きさの異なる水切り容器を収納したときの様子を示した断面図である。
【符号の説明】
1…ボウル、2…蓋材、3…内壁、5…開口端、6…保持部、7…鍔部、8…突出部、9…凹溝、10…側壁、11…凸部、12…切欠き部、13…凹部、14…隙間、15…端部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a draining lid member and a draining container that can discharge only liquid from a mixture of liquid and solid in a bowl container to the outside of the bowl container.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, the idea of throwing away only the sharpening juice when throwing away the sharpening juice of rice has been disclosed in JP 2000-93330 A, JP 2001-29244 A and utility model registration No. 3064376. In the techniques disclosed in these publications, a part of the opening above the container is covered with a net-like member, and only the sharpening juice is discarded from the net-like member.
[0003]
Also, when the dried shiitake mushroom is put in a bowl or pan and returned with water, the contents of the bowl are opened and the shiitake mushroom is taken out, or as disclosed in Japanese Patent Laid-Open No. 4-73019, the mesh is placed on the pan lid. Cover with a structure or porous structure, discard only water, or form a net-like drainage part at the insertion part of the pan lid as disclosed in JP-A-9-108114, Water was thrown away from the spout of the main body.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
In the technique described above, it is necessary to securely attach the mesh member attached to the rice-washing container so that the mesh member attached to the rice-washing container does not fall due to the load caused by the rice falling on the mesh member when the sharpening juice is cut. However, normally, when polishing rice, the operation of "adding water-polishing rice-discarding sharpening juice" is repeated several times. It was difficult to polish when polishing, and it was very troublesome to attach a mesh member when throwing away the sharpening juice. Moreover, since the draining part is a net-like member, it has been very troublesome to clean up to the net.
[0005]
When draining with a sieve, it is very easy to separate the liquid and solid. However, as with the mesh member, the eyes are fine and dirty and difficult to clean. Arise. If the pan lid is formed with a net or a large number of holes, the mesh or holes of the net are likely to become dirty and difficult to clean. Furthermore, if the pan lid has a hole, it is easy for water vapor to escape and cooking cannot be done well. Therefore, a cooking lid for cooking and a draining lid for draining must be prepared in one pan. It was.
[0006]
Accordingly, an object of the present invention is to provide a draining container and a draining lid that are easy to handle and easy to clean.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problem, the invention corresponding to claim 1 is a draining container provided with a lid covering the opening of the bowl, wherein the lid is in contact with the opening end of the bowl; A convex portion formed on the inner side of the flange portion and having a side wall disposed opposite to the inner wall of the bowl with a gap, and the thickness of the arbitrary portion of the flange portion is reduced so as not to contact the opening end. A protrusion protruding from the outer periphery of the opening and the outer periphery of the opening end, a notch is provided in the protrusion near the protrusion , and a space formed by the notch and the inner wall of the bowl It can be adjusted by shifting the lid .
[0008]
Thus, by forming the convex part which has a side wall in a lid | cover material, a lid | cover material does not slip off easily from a bowl. In addition, when the draining container is tilted so that the protruding portion faces downward with the lid member fitted in the opening of the bowl, the lid member is shifted in the protruding portion direction so that a part of the side wall and the inner wall are In the vicinity of the protrusion, a space is formed only between the notch of the protrusion and the inner wall of the bowl. From this formed space, only the liquid contained in the bowl can be taken out of the bowl.
[0009]
By providing the flange with a protrusion that protrudes from the outer periphery of the flange and the outer periphery of the opening end, the liquid discharged from the draining container is discharged through the protrusion, so the outer surface of the bowl There is no transmission. In addition, since the protruding portion is formed only at the draining portion of the lid member, it can be easily understood where the user can drain the water.
[0010]
In addition, a simple shape process of forming a notch in the lid material has formed a gap between the bowl container and the lid material so that liquid can be discharged. Can be easily cleaned.
[0011]
The invention corresponding to claim 2 is the draining container according to claim 1, wherein a ventilation portion is provided in a portion other than the protruding portion of the lid member. Thus, by providing a ventilation part, since a ventilation part becomes an air vent hole, the drainage from a protrusion part can be performed smoothly.
[0012]
According to a third aspect of the present invention, in the draining container of the second aspect of the present invention, the ventilation portion is a concave groove formed on a contact surface of the flange portion with the opening end. In the container used in the kitchen as in the present invention, it is rare to keep using the container in a dry state, and in most cases, the container is used in a wet state. When moisture is adhered to the opening end, if a lid is placed, the moisture forms a film due to surface tension between the opening end and the flange, making it difficult to discharge the liquid to the outside. Therefore, since the adhesive force of the moisture film in this part is reduced by forming a groove in the collar part, the moisture film is destroyed from the groove by the pressure generated when the internal water is discharged to the outside. Therefore, the liquid in the draining container can be discharged well.
[0013]
The invention corresponding to claim 4 is the draining container of the invention corresponding to any one of claims 1 to 3, wherein the opening of the bowl protrudes from the outer wall of the bowl in the outer peripheral direction, and the upper surface thereof serves as the opening end. A holding part is provided. Thus, by forming the holding part in the bowl opening, even if the bowl container becomes large, the draining container can be tilted by firmly holding the lid part and the holding part of the lid with both hands.
[0014]
According to a fifth aspect of the present invention, there is provided a lid member that covers the opening of the bowl container and is capable of draining the bowl container, a flange that contacts the opening end, and a gap formed between the inner wall of the bowl and the inner wall of the bowl. And a convex portion having a side wall disposed opposite to each other, the thickness of the flange portion being made thin, and being in non-contact with the opening end, protruding from the outer periphery of the flange portion and the outer periphery of the opening end. A protrusion is provided, and a notch is provided in the protrusion near the protrusion, so that a space formed by the notch and the inner wall of the bowl can be adjusted .
[0015]
Thus, by processing only the shape of the lid member, it is possible to use it for various bowl containers without requiring a dedicated bowl container.
[0016]
The invention corresponding to claim 6 is the drainage lid member of the invention corresponding to claim 5, wherein a ventilation portion is formed in a portion other than the protruding portion of the lid member. Since this ventilation part becomes an air vent part, the liquid in the bowl can be smoothly discharged out of the bowl.
[0017]
The invention corresponding to claim 7 is the drainage lid according to the invention corresponding to claim 6, wherein the ventilation portion is a concave groove formed on the contact surface of the flange portion with the opening end.
As a result, even if the opening end of the bowl container comes into contact with the flange, and even if a film is formed due to the surface tension of moisture in the meantime, the film can be broken by this concave groove. The liquid can be discharged well.
[0018]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The draining container of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a longitudinal sectional view of a draining container according to the present invention, which comprises a bowl 1 and a lid 2. FIG. 2 is a partial cross-sectional view showing the relationship between the inner wall 3 of the bowl 1 and the side wall 10 of the lid member 2. FIG. 3 is an enlarged cross-sectional view of the draining portion. FIG. 4 is a partial cross-sectional view showing a drained portion when the lid member 2 is shifted in the direction of the protruding portion 8. FIG. 5 is a plan view of the lid member 2. FIG. 6 is a plan view of the lid 2 as viewed from the bowl 1 surface side. FIG. 7 is a view showing an example of forming the concave groove 9. FIG. 8 is a cross-sectional view showing a state in which draining containers having different sizes are housed.
[0019]
The bowl 1 is made of glass and has an opening on the upper side, the inner wall 3 is bent outward in the vicinity of the opening 4, and the opening end 5 can be pinched with a finger or the like, and the holding portion 6 is provided over the entire circumference. Is forming.
[0020]
The lid member 2 is made of resin, and has a flange portion 7 that contacts the opening end 5 of the bowl 1, and a protruding portion 8 that protrudes from the outer periphery of the flange portion 7 at an arbitrary position of the flange portion 7 and is thin. A concave groove 9 is formed in the flange portion 7 at a position symmetrical to the protruding portion 8. Further, a convex portion 11 having a side wall 10 that can be disposed opposite to the inner wall 3 of the bowl 1 with a gap is formed on the lower surface in contact with the bowl 1, and the side wall 10 at the position where the protruding portion 8 is formed A notch 12 was formed in order to open a space for draining water. Further, a portion where the convex portion 11 is formed on the upper surface not in contact with the bowl 1 is a concave portion 13. Thus, when the lid 2 is placed on the bowl 1, the fulcrum of the lid 2 is a position where the flange 7 and the opening end 5 are in contact, the center of gravity is the bottom surface of the recess 13, and the center of gravity is located below the fulcrum. As a result, the lid 2 can be stably positioned on the bowl.
[0021]
Then, the bowl 1 containing a mixture of solid and liquid is covered with the lid material 2 to open the portion other than the portion where the protruding portion 8 is formed and the portion where the concave groove 9 is formed. The end 5 and the flange portion 7 are in contact with each other. In this state, the protrusion 8 is directed downward and the lid member 2 is shifted downward, so that the liquid passes through the space formed by the inner wall of the bowl 1 and the notch 12 and travels along the protrusion 8 to the outside. Only liquid is discharged. In this way, by discharging the liquid through the protruding portion 8, it is possible to prevent the liquid from being transmitted along the outer wall of the bowl 1 when the protruding portion 8 directed downward is directed upward.
[0022]
In addition, as described above, the holding portion 6 is provided in the bowl 1 and the concave portion 13 on the upper surface of the lid member 2 is formed, so that it can be easily grasped by a hand. That is, the edge of the concave portion 13 on the upper surface of the lid 2 becomes a thumb engaging portion, and the holding portion 6 becomes an engaging portion from the index finger to the little finger, and can be held in a state of gripping rather than holding the draining container of the present invention. Therefore, even if a large amount of liquid is contained in the bowl 1, it is possible to easily hold the lid 2 and discharge the liquid.
[0023]
In addition, since the draining container of the present invention has a simple structure in which the notch 12 is formed in the lid member 2 as described above, the entire surface can be washed with a sponge. But you don't have to wash it.
[0024]
【Example】
The bowl 1 is made of heat-resistant borosilicate glass. The diameter of the opening 4 is 200 mm, the width of the opening end 5 is 10 mm over the entire circumference, and the depth is 120 mm. Thus, when forming the holding | maintenance part 6 which forms the opening end 5 and rubs with a finger, the direction which shape | molded the glass gob by press can shape | mold the desired thing stably. .
[0025]
The lid member 2 is formed of polypropylene, and as shown in FIGS. 2 to 5, the outer diameter L1 not including the protruding portion 8 is 220 mm, the diameter L2 of the opening of the concave portion 13 is 200 mm, and the diameter of the bottom surface of the concave portion. (Diameter of the top of the convex portion) L3 was 190 mm, and the depth D of the concave portion 13 was 10 mm. That is, the concave portion has an inverted truncated cone shape.
[0026]
The protruding portion 8 protrudes in an arc from the outer periphery of the lid member 2 and protrudes 3 mm from the outer periphery at the longest portion, and the collar portion of the portion where the protruding portion 8 is formed is 1 mm thinner than other positions. When the lid member 2 is placed on the open end 5 of the bowl 1, only this portion is not in contact with the open end 5 and the gap is held.
[0027]
Further, a notch 12 cut into a curved surface is formed in the vicinity of the protruding portion 8 of the side wall 10. It is easier to drain the water when the notch 12 is cut to the upper side of the end 15 of the bowl 1 when the cutout 12 is in the stationary state. Moreover, since the discharge amount per unit time differs depending on the volume of the space between the inner wall 3 and the notch 12 formed by shifting the lid member 2, the volume should be increased as much as possible in order to quickly drain water. preferable. Therefore, in this embodiment, the shape of the notch 12 is a curved surface in order to reduce the amount of deformation of the side wall 10 and obtain a larger volume of space. This does not exclude what made the notch part 12 planar.
[0028]
In addition, the curved surface shape of the notch 12 is raised on the inner surface of the recess 13. Thereby, the user who uses the draining container of the present invention can easily grasp where the drainage can be performed.
[0029]
Further, as shown in FIGS. 6 and 7, a concave groove 9 having a width of 3 mm and a depth of 1 mm was formed in the flange portion 7 at the symmetrical position of the protruding portion 8. Since this concave groove 9 becomes an air vent hole, water can be discharged well from the protrusion 8 to the outside of the draining container. The groove 9 may be formed at any position of the flange 7 other than the protrusion 8, but when the amount of water in the bowl 1 is large and the protrusion 8 is directed downward, the groove 9 is below the water surface. If it is located in the position, the function of the air vent hole is not sufficiently fulfilled.
[0030]
In addition, the relationship between the opening diameter of the bowl, the convex part diameter of the lid member 2 and the width of the flange part 7 (that is, the gap 14 between the inner wall 3 of the opening part 4 and the side wall 10 of the convex part 11 and the width of the flange part 7). By adjusting, when the lid member 2 is shifted in the direction of the protruding portion 8, a part of the flange portion 7 is not in contact with the opening end 5, and a gap that allows communication between the inside of the bowl 1 and the outside can be formed. The concave groove 9 may not be formed.
[0031]
As shown in FIG. 2, the gap 14 between the inner wall 3 of the opening 4 and the convex portion 11 when the lid member 2 is placed on the opening 4 of the bowl 1 has a minimum portion of 1 mm in a stationary state. did. The stationary state is when the center axis of the bowl 1 and the center axis of the lid member 2 are coaxial.
[0032]
Moreover, although the minimum part of the notch part 12 and the opening part 4 was also 1 mm, this minimum part was between the edge parts 15 of the opening part 4. Since FIG. 3 is a partial sectional view in a stationary state, the gap between the notch portion 12 and the end portion 15 is wide. However, when the rice sharpening juice is discharged, the lid member 2 is shifted to FIG. Since the inner wall 3 and the side wall 10 are in contact with each other, a predetermined gap (in this case, 1 mm) can be obtained. Thus, the size of the drainage opening of the draining container according to the present invention can be adjusted by shifting the lid member 2.
[0033]
From FIG. 3, the protruding portion 8 of the present embodiment protrudes from the outer periphery of the opening end 5 when standing, but protrudes from the outer periphery of the opening end 5 when the lid member 2 is shifted in the direction of the protruding portion 8. Anyway.
[0034]
The method of using the draining container of the present invention will be described taking as an example the case of washing rice.
First, put a desired amount of rice into the bowl 1, pour water and sharpen the rice, and when the water becomes cloudy white, place the lid 2 on the opening 4 of the bowl 1 so that the protrusion 8 can be directed downward, Grab the bowl 1 and the lid 2 simultaneously with both hands, shift the lid 2 in the direction of the protrusion 8 on the bowl 1, narrow the gap between the notch 12 and the end 15, and sharpen the juice from the outside of the bowl 1. To discharge.
[0035]
The state in which the bowl 1 and the lid member 2 are gripped simultaneously will be described in detail. The index finger and the middle finger are applied to the lid member 2 with the thumb applied to the lid member 2, and the bowl 1 and the lid member 2 are gripped in this state. At this time, when the thumb is applied to the side surface of the concave portion of the lid member 2, the thumb is easily applied and the bowl 1 and the lid member 2 can be firmly held. In another method, the thumb is applied to the lid 2 and the remaining fingers are applied to the outer wall of the bowl 1, the lid 2 is pressed against the bowl 1 from the thumb, and the remaining fingers are pressed to sandwich the bowl 1. Add and grab it.
[0036]
In this embodiment, since the bowl 1 is large and the finger does not reach the bottom surface of the bowl 1, the finger is applied to the holding portion 6 or the outer surface, but when the finger reaches the bottom surface, the bottom surface of the bowl 1 and the lid You may hold it so that 2 is sandwiched. At this time, since the concave portion 13 is formed on the upper surface of the lid member 2, the lid member 2 is not displaced from the bowl 1 by the force applied by the thumb. Therefore, in the case of such a size, the holding part 6 may not be formed in the bowl.
[0037]
In this way, when the bowl 1 and the lid member 2 are grasped at the same time and the projecting portion 8 is directed downward, only the sharpening juice passes through the projecting portion 8 from the gap formed at the notch portion 12 and the end portion 15 of the opening 4. Discharged. In addition, since the drained sharpening juice is discharged through the protruding portion 8, the water drainage is good, and when the protruding portion 8 is returned to the horizontal position, the sharpened juice does not easily propagate along the outer wall of the bowl 1. This makes it difficult to get the sink dirty. And the cycle of putting water in the bowl 1 again, sharpening the rice, and discarding the sharpening juice is repeated.
[0038]
Finally, even if the notch 12 or the protrusion 8 of the lid 2 is soiled with the sharpening juice, it is not subjected to complicated shape processing, so it is possible to remove the dirt simply by washing with a sponge with a detergent. it can.
[0039]
In the draining container of the present invention, a gap is formed in the protruding portion 8 to communicate the inside and the outside of the bowl 1, but the opening end 5 and the heel portion 7 are in contact with each other, so that it can also be used as a cooking container or a prepared container. can do. In addition, as in Example 1 above, the bowl is made of heat-resistant glass, and can be placed in a microwave oven.
[0040]
As a specific example of a cooking container, 100 g of potato washed and cut into 3 to 4 cm squares are put in a bowl 1, 30 ml of water is added to the bowl, and a lid 2 is placed on the opening 4 and placed in a microwave oven. Steaming for 3 minutes, draining the water remaining in the bowl 1 from the protruding portion 8, draining the hot water, and rolling the steamed potato while holding the bowl 1 and the lid 2 to make a wiping cake be able to. Since the bowl 1 and the lid material 2 can be firmly held with both hands, the lid material 2 does not come off from the bowl 1 even when the potato collides with the lid material 2, so that it is possible to make a powder wiping cake. In addition, after the powder candy is made, the inside of the bowl 1 and the lid 2 is soiled. However, since the shape of the lid 2 is not complicated, the dirt can be easily removed and the dirt is left in the gap. It won't be difficult to get in.
[0041]
In a specific example of the lower container, 200 g of chicken and 30 ml of seasoning sauce are placed in the bowl 1, the lid 2 is placed on the opening 4, the bowl 1 and the lid 2 are held with both hands, and the chicken and sauce are sprinkled for 10 minutes. Then, drain the excess sauce, take out chicken with seasoning in the recess on the upper surface of the lid 2, sprinkle with starch, etc.
[0042]
In the specific example described above, the solid material remaining in the bowl 1 is used. However, the lemon or eggplant can be squeezed in the bowl 1 and only the juice can be used for cooking. Moreover, since the lid | cover material 2 used in this Example does not form the hole for air bleeding in the recessed part 13, it can also be used as a bat.
[0043]
Furthermore, although the bowl 1 used in the present embodiment has the holding portion 6, as described above, since the holding portion 6 has a constant width at the open end 5, Even if multiple bowls 1 of different sizes such as a bowl 1 for juice and a bowl 1 for juice are prepared, the small bowl 1 can be placed in the large bowl 1 as shown in FIG. It is.
[0044]
In the above-described embodiment, the concave groove 9 is formed in the flange portion 7 of the lid member 2. However, a hole that communicates the inside of the bowl 1 with the outside may be formed in the flange portion 7 or the recess portion 13. When the concave groove 9 is not formed in the lid member 2, a groove that communicates the inside and the outside of the bowl 1 may be formed at the opening end 5 of the bowl 1. However, when the air vent groove is formed in the bowl 1, the drainage can be smoothly drained by aligning the protruding portion 8 of the lid member 2 with a portion other than the portion where the groove is formed.
[0045]
In the above-described embodiment, the protruding portion 8 formed on the flange portion 7 is made thinner than the flange portion 7 so as not to be in contact with the opening end 5. It is also possible to form a recessed portion that is not in contact with the portion 7, and to fit the protruding portion 8 having the same thickness as that of the other flange portion 7 to discharge the liquid inside the bowl 1.
[0046]
【The invention's effect】
According to the present invention, the shape of the lid material is processed, a predetermined gap is formed when the lid material is put on the bowl, and draining is performed from the gap, so that drainage can be performed very easily, Even when the draining container is dirty, it can be easily washed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view of a draining container of the present invention.
FIG. 2 is a partial cross-sectional view showing a relationship between a bowl inner wall and a lid material side wall in a stationary state.
FIG. 3 is a partial cross-sectional view showing a draining portion.
FIG. 4 is a partial cross-sectional view showing a draining portion when the lid member is shifted in the direction of the protruding portion.
FIG. 5 is a plan view of a lid member.
FIG. 6 is a plan view when seen from the bowl surface side of the lid member.
FIG. 7 is a view showing an example of a concave groove formed in a collar portion.
FIG. 8 is a cross-sectional view showing a state in which draining containers having different sizes are stored.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Bowl, 2 ... Cover material, 3 ... Inner wall, 5 ... Open end, 6 ... Holding part, 7 ... Gutter part, 8 ... Protruding part, 9 ... Concave groove, 10 ... Side wall, 11 ... Convex part, 12 ... Cutting Notch, 13 ... recess, 14 ... gap, 15 ... end
Claims (7)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002105721A JP3829984B2 (en) | 2002-04-08 | 2002-04-08 | Drainage container and drainage lid |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002105721A JP3829984B2 (en) | 2002-04-08 | 2002-04-08 | Drainage container and drainage lid |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003299585A JP2003299585A (en) | 2003-10-21 |
JP3829984B2 true JP3829984B2 (en) | 2006-10-04 |
Family
ID=29390294
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002105721A Expired - Fee Related JP3829984B2 (en) | 2002-04-08 | 2002-04-08 | Drainage container and drainage lid |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3829984B2 (en) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5594739B2 (en) * | 2011-12-20 | 2014-09-24 | 信 阿部 | Washing rice drainer |
JP6114218B2 (en) * | 2014-03-07 | 2017-04-12 | 象印マホービン株式会社 | Food washer |
CN116287490B (en) * | 2023-03-24 | 2024-05-31 | 广州市晟来馨皮具有限公司 | Clamping mechanism for draining in fur processing |
-
2002
- 2002-04-08 JP JP2002105721A patent/JP3829984B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2003299585A (en) | 2003-10-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3829984B2 (en) | Drainage container and drainage lid | |
KR102186655B1 (en) | Cooking utensil having filter | |
JP2009022749A (en) | Multifunctional sieve basket | |
US5485859A (en) | Dishwashing aid for the handicapped | |
US20230172254A1 (en) | Garlic Roller | |
CN201798611U (en) | Double-layer drip sieve | |
JP3046000U (en) | pot | |
CN216256723U (en) | Pot cover and pan | |
CN213248170U (en) | Tea pot | |
JP6592541B2 (en) | Simple teapot | |
JP2001309856A (en) | Teapot exclusively used with tea bag | |
JP3037155U (en) | Garbage catch for drain plugs in the sink | |
RU2793189C1 (en) | Broth pot | |
JP3175357U (en) | teapot | |
JP3052495U (en) | Household rice washing container | |
JP3619147B2 (en) | Container | |
JP2000083808A (en) | Rice cooker | |
KR960001958Y1 (en) | Kitchen ware | |
CA2377108A1 (en) | Cutlery with hygienic disposable membrane | |
JP3049689U (en) | Teapot | |
JPH08187187A (en) | Gas range with fish grill device | |
JP4509294B2 (en) | Tableware dryer and knife holder | |
JP2000107049A (en) | Manual rice washing container capable of saving conventional rice washing time and water quantity without damaging rice (or beams or other granular stuff) only by lightly shaking the container without direct hand-touch of rice or water | |
KR200258670Y1 (en) | Cup | |
RU2209025C2 (en) | Potato washer |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051215 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060214 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060403 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060705 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060705 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3829984 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090721 Year of fee payment: 3 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090721 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100721 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100721 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110721 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110721 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120721 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120721 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130721 Year of fee payment: 7 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130721 Year of fee payment: 7 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |