JP3828873B2 - 無線通信システム及びその無線通信方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ブルートゥースシステムのような近距離無線通信システム及びその通信方法に関し、より詳しくは、1つの無線通信機器が複数の無線通信機器とデータを送受信する場合における各無線通信機器の高スループットと公平性を同時に保障することができる無線通信システム及びその通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ブルートゥース(Bluetooth(登録商標))は、電気通信、ネットワーキング、コンピューティング、及び消費財部門の全般にわたる無線データ通信技術の規格である。このブルートゥース技術を用いれば、近距離内においてケーブルなしでも様々な機器を無線接続することができるようになる。例えば、ブルートゥース無線技術を携帯電話とラップトップコンピュータに適用すると、ケーブルなしでも両者を無線接続し、相互通信できるようになる。ブルートゥースシステムを構成し得る装置としては、プリンタ、PDA、デスクトップ、FAX、キーボード、ジョイスティックなどがあるが、事実上全てのデジタル装備がブルートゥースシステムを構成しうる。
【0003】
一般に、ブルートゥースは、1Mbpsの最大データ伝送速度及び10mの最大伝送距離を有する。1Mbpsの伝送速度が、ユーザが免許なしに利用できる2.4GHz帯(ISM(Industrial Scientific Medical)周波数帯域)を用いて容易に且つ安価で実現できる。また、伝送距離の10mは、オフィス内でユーザが携帯している機器と机の設けておいたPCとの間の伝送距離として十分であるという判断により決められたものである。また、ブルートゥースは、雑音の多い無線周波数環境で作動するように工夫されているため、秒当たりに使用周波数を1600回切り替える周波数ホッピング方式を用いることにより、雑音の多い無線周波数環境でも安定したデータのやり取りができる。
【0004】
この周波数ホッピング方式は、FHSS(Frequency Hopping Spread Spectrum)方式とも呼ばれ、FHSS方式では、先ず、与えられた周波数帯域を多数のホッピングチャンネルに分割し、送信側において1次変調された信号(中間周波数)をRF(Radio Frequency)周波数帯(2.4GHz)に切り替える時に、予め決められた順に従って相互異なるホッピングチャンネルに割り当てる。
【0005】
この時、信号が割り当てられるチャンネルが、高速で切り替わるため、多重チャンネル干渉及び狭帯域インパルス性雑音の影響を低減することができるようになる。受信端側では、複数のホッピングチャンネルに分散して送られてきた信号を、送信端側における順番の通りに連結することにより元の信号へと復元する。IEEE 802.11の規格では、79のホッピングチャンネルを用い、各ホッピングチャンネルは、相互1MHzの間隔をおいて配置されている。信号が複数のチャンネル間をホッピングしながら割り当てられる時、時間的に連続する2つのホッピングチャンネル間では、相互干渉を避けるために少なくとも6MHz以上の間隔をおくようにし、ホッピングチャンネルを切り替える速度(ホッピング率)は、1秒当たり2.5回以上に規定している。
【0006】
ブルートゥースシステムは、1対1のみならず、1対多重の接続も可能である。ブルートゥースシステムは、例えば図1に示すように、相互接続可能な複数のピコネットからなり、それぞれのピコネットは、相互異なる周波数ホッピングの順に区分される。ここで、ピコネットとは、1つのマスタ機器に対し1つ以上のスレーブ機器が接続されて構成されるブルートゥースユニットの構成単位をいう。1つのピコネットでは、1つのマスタ機器と最大7つのスレーブ機器を有することができる。
【0007】
ここで、マスタ機器は、ピコネット内のチャンネルに対する全体的な特性を決定する。マスタのブルートゥースデバイスアドレス(Bluetooth Device Address)つまりBD_ADDRは、周波数のホッピング列とチャンネルのアクセスコードを決定する。即ち、マスタ機器のブルートゥース周波数は、ホッピング列の位相を決め、タイミングを設定する。また、マスタ機器は、チャンネル上のトラフィックを制御する。デジタル機器であれば、いずれもマスタ機器にでき、一旦ピコネットが形成されると、追ってマスタ機器とスレーブ機器の役割を再び変更することもできる。
【0008】
マスタ機器とスレーブ機器は、基本的に1ホッピングスロット(625μs=1/1600秒)を単位にして時分割方式(TDD:Time Division Duplex)により双方向通信を行う。複数のピコネットが組織的に接続されてなるものをスキャッタネットという。
【0009】
ここで図2は、マスタ機器とスレーブ機器との間の時分割方式による通信を示す図である。図2を参照すると、タイムスロットに割り当てられた各チャンネルの長さは、625μsである。タイムスロットの数は、ピコネットのマスタ機器のブルートゥース周波数により決められる。また、タイムスロットによりマスタ機器とスレーブ機器では、交互にパケットを伝送することができる。即ち、マスタ機器では、偶数で示されたタイムスロットでのみパケットを伝送し、スレーブ機器では、奇数で示されたタイムスロットでのみパケットを伝送する。また、マスタ機器若しくはスレーブ機器により伝送されるパケットは、5つ以内のタイムスロット内で具現されなければならない。ここで、パケットとは、ピコネットチャンネルを通じて伝送されるデータの単位をいう。
【0010】
ピコネット内において、2つ以上のスレーブ機器を1つのマスタ機器に接続する場合、マスタ機器は、各スレーブ機器を区別するために、各スレーブ機器をアクティベートする時に使用される臨時的な3ビットアドレスを割り当てる。即ち、マスタ機器とスレーブ機器との間でやり取りされるパケットは、いずれもAM_ADDR(Active Member Address)を運ぶ。ここで、AM_ADDRはメンバーアドレスを指し、ピコネット内に参加するアクティブなメンバー機器を識別するためのアドレスである。AM_ADDRは、マスタ機器からスレーブ機器へのパケットのみならず、スレーブ機器からマスタ機器へのパケットの両方に使用される。スレーブ機器がマスタ機器に接続されていないか、若しくはスレーブ機器がパークモード状態にある場合には、割り当てられたAM_ADDRは破棄され、マスタ機器に再び接続する時に、新しいAM_ADDRを割り当てられなければならない。ピコネットが1つのマスタ機器と最大7つのスレーブ機器に制限される理由は、ブルートゥースの標準規格において、マスタ機器がアクティブなスレーブ機器に割り当てるAM_ADDRが、3ビット長と指定されているためである。即ち、最大8つのAM_ADDRのうちの“000”は、マスタ機器からスレーブ機器へのブロードキャスティングの用途として使用し、残りの“001”から“111”までの最大7つのアドレスを使用できるためである。
【0011】
ピコネット内において、1つのマスタ機器が2つ以上のスレーブ機器とデータを送受信する場合、マスタ機器は、タイムスロットを同じ間隔に分けてそれぞれのスレーブ機器に割り当て、各スレーブ機器に割り当てられたタイムスロットにより、データの衝突がない、スムーズなデータの送受信を行うことができるようになる。
【0012】
従来の技術による無線通信では、マスタ機器が各スレーブ機器とデータを送受信する方法として主にラウンドロビンポーリング(round−robin polling)方法を使用してきた。例えば図3は、1つのマスタ機器が3つのスレーブ機器とデータを送受信する場合のラウンドロビンポーリング方法によるデータの送受信を示す図である。図3を参照すると、ラウンドロビンポーリング方法は、マスタ機器がスレーブ機器をポーリングする時にポーリングを受けたスレーブ機器のみがマスタ機器にデータを伝送することができるようにする方法である。即ち、マスタ機器では、偶数番目のスロットからデータの伝送が可能であり、スレーブ機器では、マスタ機器からポーリングを受けた場合にのみ隣接する奇数番目のスロットからデータの伝送が可能である。その他の残りのスレーブ機器では、該当スロットからのデータの伝送が禁止される。
【0013】
この場合、マスタ機器では、それぞれの第1スレーブ機器、第2スレーブ機器、及び第3スレーブ機器を順次にポーリングし、マスタ機器のポーリングによりそれぞれのマスタ−スレーブ対は、全体の伝送率の1/3に相当する割合で、データを送受信することができるようになる。
【0014】
ところが、ラウンドロビンポーリング方法によると、それぞれのマスタ−スレーブ対のデータの伝送率が同一の場合には何ら不具合はないものの、応用サービスの種類に応じてそれぞれのマスタ−スレーブ対のデータの伝送率が同一でない場合では、システムの性能が低下するという不具合がある。即ち、ピコネット内において、あるマスタ−スレーブ対の間で送受信するデータの量が他のマスタ−スレーブ対の間で送受信するデータの量に比べて少ないか、またはない場合にもそれぞれに割り当てられたスロットをPOLL−NULLパケットのやり取りに使用するため、データを伝送することができるスロットの浪費をもたらし、結果的にシステムの性能の低下にもつながるためである。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、従来の無線通信システム及びその通信方法に関する上記問題点に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、1つの無線通信機器が複数の外部機器とデータを送受信する場合、送受信するデータのキュー状態に応じて通信機器間の通信順位を変更することにより無線通信の伝送効率を高め得る無線通信システム及びその通信方法を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】
前記目的を解決するための本発明による無線通信システムは、パケット単位のデータ内に備えられたキュー状態情報を検索するキュー情報検索部と、検索された前記キュー状態情報に基づき、キューの個数が多い順に従って複数の外部機器のそれぞれに対する通信順位を決める通信順位決部と、決められた前記通信順位に従ってそれぞれの前記外部機器と通信を開始する通信開始部と、前記外部機器別に開始する通信の回数をカウントするカウンタと、送受信する前記データに対応する第1の外部機器のカウント値と最大カウント値を有する第2の外部機器のカウント値とを比べる比較部と、を備え、前記第1の外部機器のカウント値と前記第2の外部機器のカウント値との差が設定値より小さい場合、前記通信開始部が、前記通信順位が最上位である第3の外部機器と通信を開始し、前記第1の外部機器のカウント値と前記第2の外部機器のカウント値との差が設定値より大きい場合、前記通信開始部が、前記第1の外部機器と通信を開始し、前記第1の外部機器のカウント値と前記第2の外部機器のカウント値との差が設定値より小さく、前記第1の外部機器の通信順位が最上位でない場合、前記カウンタが、前記第1の外部機器のカウント値から前記第1の外部機器の連続して増加したカウント値の変化量を減算することを特徴とする。ここで、前記カウンタが、通信順位が最上位である前記第3の外部機器のカウント値を1だけ増加させることもできる。
【0017】
前記目的を解決するための本発明による他の無線通信システムは、パケット単位のデータ内に備えられたキュー状態情報を検索するキュー情報検索部と、検索された前記キュー状態情報に基づいて、キューの個数が多い順に複数の外部機器に対する通信順位を決定する通信順位決定部と、決められた通信順位に従って、前記外部機器と通信を開始する通信開始部と、前記外部機器別に、開始する通信の回数をカウントするカウンタと、送受信する前記データに対応する第1の外部機器のカウント値と、最大カウント値を有する第2の外部機器のカウント値とを比べる比較部とを備え、前記第1の外部機器のカウント値と前記第2の外部機器のカウント値との差が設定値より小さい場合、前記通信開始部が、前記通信順位が最上位である第3の外部機器と通信を開始し、前記第1の外部機器のカウント値と前記第2の外部機器のカウント値との差が設定値より大きい場合、前記通信開始部が、前記第1の外部機器と通信を開始し、前記カウンタが、前記第1の外部機器のカウント値に、複数の前記外部機器の連続するカウント値の変化量のうち、最大カウント値の変化量と前記第1の外部機器の連続するカウント値の変化量との差を加算することを特徴とする。
【0019】
この結果、本発明による無線通信システムは、複数の外部機器とデータを送受信する場合、送受信するデータのキュー状態に応じて通信機器間の通信順位を変更することにより無線通信の伝送効率を高めることができるようになる。
【0020】
また、本発明による無線通信方法は、パケット単位のデータ内に備えられたキュー状態情報を検索するステップと、検索された前記キュー状態情報に基づき、キューの個数が多い順に従って複数の外部機器のそれぞれに対する通信順位を決めるステップと、前記外部機器別に開始する通信の回数をカウントするステップと、送受信する前記データに対応する第1の外部機器のカウント値と最大カウント値を有する第2の外部機器のカウント値とを比較するステップと、決められた通信順位に従ってそれぞれの前記外部機器と通信を開始するステップとを含み、前記比較するステップにおいて、前記第1の外部機器のカウント値と前記第2の外部機器のカウント値との差が設定値より小さい場合、前記通信開始ステップでは、前記通信順位が最上位である第3の外部機器と通信を開始し、前記比較するステップにおいて、前記第1の外部機器のカウント値と前記第2の外部機器のカウント値との差が設定値より大きい場合、前記通信開始ステップでは、前記第1の外部機器と通信を開始し、前記第1の外部機器のカウント値と前記第2の外部機器のカウント値との差が設定値より小さく、前記第1の外部機器の通信順位が最上位でない場合、前記カウントするステップでは、前記第1の外部機器のカウント値から前記第1の外部機器の連続して増加したカウント値の変化量を減算することを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照しながら、本発明にかかる無線通信システム及びその通信方法の好適な実施の形態について詳細に説明する。
【0022】
初めに、標準的なパケットの形態を図4に示す。ピコネット内においてマスタ機器とスレーブ機器との間で送受信するデータは、パケット単位で伝達される。図4を参照すると、一般に各パケットは、3つのブロック、即ち、アクセスコード、ヘッダ及びペイロードで構成される。その他のパケットの構成としては、アクセスコードのみの形態、アクセスコード+ヘッダの形態がある。
【0023】
パケットは、アクセスコードから始まる。アクセスコードの次にヘッダがある場合、アクセスコードは72ビットの長さであり、アクセスコードの次にヘッダがない場合、アクセスコードは、68ビットの長さになる。アクセスコードにより、ピコネット内のチャンネルを通じてやり取りされる全てのパケットが識別される。
【0024】
ヘッダは、LC(Link Controller)情報を含み、AM_ADDR、TYPE、FLOW、ARQN(Automatic Repeat reQuest Number)、SEQN(Sequential Numbering scheme)、及びHEC(Header−Error−Check)の6つのフィールドで構成される。
【0025】
AM_ADDRは、1つのマスタに複数のスレーブが接続された場合、ピコネット内に参加するアクティブなメンバーを識別する。TYPEは、パケットがSCO(Synchronous Connection Oriented link)またはACL(Asynchronous Connectionless Link)のどちらの方式を通じて伝送すべきパケットであるかを決めている。また、TYPEは、受信したパケットのタイプがSCOのタイプか若しくはACLのタイプかを記している。FLOWは、ACLリンクのパケットの流れを制御するために使用する。ARQNは、ペイロードの受信が成功したかを示すソースに使用される。受信が成功すると、ACK(Acknowledge:ARQN=1)がリターンし、失敗の場合は、NAK(NRQN=0)がリターンする。SEQNは、データパケットストリームの連続するナンバリング方法を提供する。HECは、ヘッダの完全性を検証する。
【0026】
ペイロードは、同期音声フィールドと非同期データフィールドとに分けられ、ACLパケットはデータフィールドのみを有し、SCOパケットは音声フィールドのみを有する。ペイロードには、ペイロードヘッダが備えられる。ペイロードヘッダは、ペイロードの長さに関する情報を有している。
【0027】
本実施の形態における、ピコネットで構成された無線通信システムを、概略的に例えば図5に示す。図5においてブルートゥースシステム50a、50b、50c、50dは、それぞれキュー情報検索部51、通信順位決定部53、通信開始部55、カウンタ57、及び比較部59を備えている。
【0028】
マスタ機器として動作するブルートゥースシステム50aのキュー情報検索部51では、スレーブ機器として動作する他のブルートゥースシステム50b、50c、50dと送受信するパケット単位のデータに含まれているキュー状態情報を検索する。ここで、キュー状態情報は、パケットのペイロードヘッダのリザーブビットを用いてやり取りされる。
【0029】
なお、キューとは、プロセッシングのためにバッファー部に待機しているデータの待機列をいい、キュー状態情報とは、待機しているデータの待機列の状態情報、即ち待機中のデータの長さに関する情報をいう。
【0030】
通信順位決定部53では、各スレーブ機器50b、50c、50dから受信したキュー状態情報に基づき、キューの個数が多い順に従って各スレーブ機器50b、50c、50dに対する通信順位を決定する。
【0031】
通信開始部55は、通信順位決定部53により決定された通信順位に従って通信を開始する。例えば、第1スレーブ機器50b、第2スレーブ機器50c、第3スレーブ機器50dとマスタ機器50aとの間で通信するデータが、1パケットずつであり、マスタ機器50aと第1スレーブ機器50b、マスタ機器50aと第2スレーブ機器50c及びマスタ機器50aと第3スレーブ機器50dのそれぞれに対するキューの個数が、(3−1)、(1−1)及び(2−1)であるとすると、マスタ機器50aは、第1スレーブ機器50b、第3スレーブ機器50d、第2スレーブ機器50cの順に通信を開始する。
【0032】
カウンタ57は、マスタ機器50aに対する通信チャンネルであるマスタ機器50aと第1スレーブ機器50b、マスタ機器50aと第2スレーブ機器50c及びマスタ機器50aと第3スレーブ機器50dを通じてパケットを連続して送受信する時、それぞれのスレーブ機器50b、50c、50d別に開始する通信の回数をカウントする。比較部59では、例えば、マスタ機器50aとスレーブ機器50bとの間でデータの送受信を行っている時、スレーブ機器50bに対するカウント値と他のスレーブ機器50cまたは50dの最大カウント値とを比較する。
【0033】
次に、図6は、本実施の形態における無線通信方法を示すフローチャートであり、また、図7は、図6に示したキュー状態のスケジューリング方法に基づいた、データの送受信を示す図である。図6と図7を参照して本実施の形態をより詳しく説明する。
【0034】
なお、ここでは説明のために、マスタ機器50aは、第1スレーブ機器50b、第2機器スレーブ50c、第3スレーブ機器50dとデータの送受信を行っている途中であり、パケット単位で開始されたマスタ機器50aと第1スレーブ機器50b、マスタ機器50aと第2スレーブ機器50c、及びマスタ機器50aと第3スレーブ機器50d間の通信カウント値は、それぞれ30、20、及び50とする。また、マスタ機器50aと第1スレーブ機器50b、マスタ機器50aと第2スレーブ機器50c、及びマスタ機器50aと第3スレーブ機器50dの間で送受信するパケット単位のデータのキューの個数は、それぞれ(3−1)、(3−0)、及び(0−1)であり、それぞれのチャンネルを通じて送受信するパケットは、連続するものとする。
【0035】
初めに、マスタ機器50aと第2スレーブ機器50cとの間でデータを送受信する場合に、マスタ機器50aのキュー情報検索部51では、第2スレーブ機器50cに送信するパケット単位のデータからキュー状態情報を検索し、また、第2スレーブ機器50cから受信するデータからキュー状態情報を検索する(S601)。次に比較部59では、受信するデータに対応するスレーブ機器、即ち第2スレーブ機器50cに対するカウント値20と現在までのカウント値のうちの最大カウント値(カウント値max)、即ち第3スレーブ機器50dに対するカウント値50とを比べ、比べられた値の差が設定値Kより大きいか否かを判断する(S603)。
【0036】
比べられた値の差が設定値Kより小さいと、通信順位決定部53では、検索されたキュー状態情報に基づいてキューの個数が多い順に第1スレーブ機器50b、第2スレーブ機器50c、及び第3スレーブ機器50dの通信順位を決める(S605)。この場合、マスタ機器50aと第1スレーブ機器50b、マスタ機器50aと第2スレーブ機器50c、及びマスタ機器50aと第3スレーブ機器50dの間で送受信するパケット単位のデータのキューの個数は、それぞれ(3−1)、(3−0)、及び(0−1)であるため、マスタ機器50aと第1スレーブ機器50b、マスタ機器50aと第2スレーブ機器50c、及びマスタ機器50aと第3スレーブ機器50dに対する通信順位は、それぞれ1、2、3になる。しかし、このような通信順位は、パケット単位のデータを送受信する度に変更されることとなる。図7には、連続して送受信するパケット単位のデータにより、通信順位が可変する場合の例が示されている。即ち、図7では、連続して送受信するパケット単位のデータが、マスタ機器50aと第1スレーブ機器50b、マスタ機器50aと第2スレーブ機器50c、マスタ機器50aと第1スレーブ機器50b、マスタ機器50aと第3スレーブ機器50d、マスタ機器50aと第1スレーブ機器50bの順にキューの個数が多いことを示す。
【0037】
次に、通信開始部55は、現在データを送受信しているスレーブ機器に対する通信順位が最上位であるか否かを判断する(S607)。ここで、現在送受信しているデータに対し、マスタ機器50aと第2スレーブ機器50cの通信順位が最上位でないと判断したとする。
【0038】
すると、現在送受信しているデータに対応する第2スレーブ機器50cとの通信順位が最上位でないため、カウンタ57は、スレーブ機器50cに対するカウント値、即ち20から第2スレーブ機器50cの、連続して増加したカウント値の変化量を減算する(S609)。ここで、第2スレーブ機器50cの連続して増加したカウント値とは、連続して送受信するパケットに対してマスタ機器50aと第2スレーブ機器50cとの通信開始が連続して行われることにより、連続して増加したカウント値の変化量をいう。即ち、現在送受信しているデータの以前にマスタ機器50aと第2スレーブ機器50cの通信が連続して3回開始されたとすると、第2スレーブ機器50cのカウント値の変化量は3になる。従って、第2スレーブ機器50cに対するカウント値は、20から17に変化する。
【0039】
次に、通信開始部55は、最上位のスレーブ機器、即ち第1スレーブ機器50bと通信を開始する(S611)。この結果、マスタ機器50aは、複数のスレーブ機器50b、50c、50dとデータを送受信する時、パケットに対するキューの個数が多いデータから処理することにより、ピコネット内における全体のシステムに対する伝送効率を高めることができるようになる。
【0040】
次に、通信開始部55において、最上位のスレーブ機器、即ち第1スレーブ機器50bと通信を開始すると、カウンタ57は、第1スレーブ機器50bに対するカウント値を1だけ増加させる(S613)。1つのパケットの処理が済むと、マスタ機器50aは、送受信すべき次のパケットに対し前記と同様な動作を繰り返す(S615)。
【0041】
一方、ステップS607において現在送受信しているデータに対応するスレーブ機器との通信順位が最上位である場合、例えば、マスタ機器50aが第1スレーブ機器50bとデータを送受信している場合には、マスタ機器50aの通信開始部55は、第1スレーブ機器50bと通信を開始し、送受信するデータを処理する(S619)。この場合、カウンタ57は、通信が開始された第1スレーブ機器50bに対するカウント値を1だけ増加させる(S621)。そして、送受信するパケット単位のデータの処理が済むと、マスタ50aは、次の送受信すべきパケットに対し前記と同様な動作を繰り返す(S615)。
【0042】
なお、S603において現在送受信しているデータに対応するスレーブ機器のカウント値と最大カウント値との差が設定値Kより大きい場合、例えば、マスタ機器50aと第2スレーブ機器50cとがデータを送受信し、最大カウント値50と第2スレーブ機器50cに対するカウント値20との差である30が設定値Kより大きい場合には、カウンタ57は、第2スレーブ機器50cのカウント値20に最大カウント値の変化量と第2スレーブ50cのカウント値の変化量との差を加算する(S617)。ここで、最大カウント値の変化量とは、マスタ機器50aが第1スレーブ機器50b、第2スレーブ機器50c、及び第3スレーブ機器50dとそれぞれインクワイアリ及びページング過程を経て接続を開始した後における、それぞれのスレーブ機器に対し連続して増加したカウント値の変化量のうちの最大のカウント値の変化量をいう。ここで、第1スレーブ機器50bに対するカウント値の変化量が2、第2スレーブ機器50cに対するカウント値の変化量が3、第3スレーブ機器50dに対するカウント値の変化量が7であるとすると、カウンタ57は、第2スレーブ機器50cのカウント値20に、最大カウント値の変化量7と第2スレーブ機器50cのカウント値の変化量3との差である4を加算する。送受信するデータに対応するスレーブ機器のカウント値と最大カウント値との差が設定値Kより大きい場合、このような方法でカウント値を変化させることにより、設定値Kに達したデータの送受信方式がラウンドロビン方式に変化することを防止する。
【0043】
そして通信開始部55は、送受信するデータに対応するスレーブ機器、即ち、第2スレーブ機器50cと通信を開始する(S619)。カウンタ57は、通信を開始した第2スレーブ機器50cのカウント値を1だけ増加させる(S621)。ここで、送受信するデータに対応するスレーブ機器がマスタ50aと通信を開始する場合には、カウンタ57によりカウント値を1だけ増加させるステップを省略することもできる。
【0044】
本実施の形態における無線通信システムでは、ブルートゥースシステムのような時分割方式基盤の短距離通信範囲を有する無線通信システムにおける1つのマスタ機器に複数のスレーブ機器を接続する場合、パケットに対するキューの個数に応じて通信の順位を変化させることにより通信資源の浪費が防止できるのみならず、ピコネット内の全体的な無線通信システムの伝送効率も高めることができるようになる。
【0045】
次に、本実施の形態で提示した方式を検証するために、1つのマスタ機器に6つのスレーブ機器を接続したピコネットに対してコンピュータによるシミュレーションを行った。データトラフィックは、表1のように生成した。ここで、第1、2、3及び4マスタ機器−スレーブ機器対では、ポワソン過程(Poisson process:MP)を通じてトラフィックが生成され、第5及び6マスタ機器−スレーブ機器対では、2進状態MMPP(two state Markov Modulated Poisson Process)によりトラフィックが生成される。
【0046】
【表1】
Figure 0003828873
【0047】
ここで、図8は、SCOリンクのない場合の図6に示した方法により入力されたスロット数に対するスループットを示す図であり、図9は、SCOリンクが1つである場合の図6に示した方法により入力されたスロット数に対するスループットを示す図である。ここで、公平性のための設定値Kは300とし、キュー状態に基づく通信方式が設定値Kに達した後にラウンドロビン方式に変わる場合と、閾値に達した後にカウント値を変化させることにより、継続してキュー状態に基づく方式による通信を行う方法とを比較してシミュレーションは導かれている。図8と図9を参照すると、本実施の形態における無線通信方法では、送受信するデータに対応するスレーブ機器のカウント値と最大カウント値との差が閾値に達した以降にも無線通信システムのスループットは殆ど変化しないことが分かる。
【0048】
図10は、図6に示した方法における、カウント値変化量に応じたリンク別のスループットの変化を示す図である。ここでは、初めにマスタ−スレーブのカウント値を変化させ、他のマスタ−スレーブのカウント値は固定させた後、各マスタ−スレーブ対ごとのスループットを比べた。図10を参照すると、第1マスタ−スレーブ対のカウント値の変化量を増加させればさせるほどスループットが高くなることを確認することができる。従って、求められるQoSに応じてカウント値の変化量を設定することで、求めるQoSを満たし得るということが分かる。
【0049】
以上、添付図面を参照しながら本発明の無線通信システム及びその通信方法の好適な実施の形態について説明したが、本発明はこのような実施の形態に限定されるものではなく、当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的思想に属するものと了解される。
【0050】
【発明の効果】
本発明による無線通信システムによると、1つの無線通信機器が複数の無線通信機器とデータを送受信する場合における各無線通信機器の高スループットと公平性を同時に保障することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ブルートゥースシステムのピコネットとスキャッタネットを示す図である。
【図2】マスタ機器とスレーブ機器との間のTDDによる通信を示す図である。
【図3】1つのマスタ機器が3つのスレーブ機器とデータを送受信する場合のラウンドロビンポーリング方法によるデータの送受信を示す図である。
【図4】標準的なパケットの形態を示す図である。
【図5】本発明によるピコネットで構成された無線通信システムを概略的に示す図である。
【図6】本実施の形態における無線通信方法を示すフローチャートである。
【図7】図6に示したスケジューリング方法に基づくキュー状態によるデータの送受信を示す図である。
【図8】SCOリンクのない場合の入力されたスロット数に対するスループットを示す図である。
【図9】SCOリンクがある場合の入力されたスロット数に対するスループットを示す図である。
【図10】図6によるカウントの変化量に応じたリンク別のスループットの変化を示す図である。
【符号の説明】
50a(50d:ブルートゥースシステム
51:キュー情報検索部
53:通信順位決定部
55:通信開始部
57:カウンタ
59:比較部

Claims (6)

  1. パケット単位のデータ内に備えられたキュー状態情報を検索するキュー情報検索部と、
    検索された前記キュー状態情報に基づいて、キューの個数が多い順に複数の外部機器に対する通信順位を決定する通信順位決定部と、
    決められた通信順位に従って、前記外部機器と通信を開始する通信開始部と、
    前記外部機器別に、開始する通信の回数をカウントするカウンタと、
    送受信する前記データに対応する第1の外部機器のカウント値と、最大カウント値を有する第2の外部機器のカウント値とを比べる比較部とを備え、
    前記第1の外部機器のカウント値と前記第2の外部機器のカウント値との差が設定値より小さい場合、前記通信開始部が、前記通信順位が最上位である第3の外部機器と通信を開始し、
    前記第1の外部機器のカウント値と前記第2の外部機器のカウント値との差が設定値より大きい場合、前記通信開始部が、前記第1の外部機器と通信を開始し、
    前記第1の外部機器のカウント値と前記第2の外部機器のカウント値との差が設定値より小さく、前記第1の外部機器の通信順位が最上位でない場合、
    前記カウンタが、前記第1の外部機器のカウント値から前記第1の外部機器の連続して増加したカウント値の変化量を減算すること、
    を特徴とする無線通信システム。
  2. 前記カウンタが、通信順位が最上位である前記第3の外部機器のカウント値を1だけ増加させること、
    を特徴とする請求項に記載の無線通信システム。
  3. パケット単位のデータ内に備えられたキュー状態情報を検索するキュー情報検索部と、
    検索された前記キュー状態情報に基づいて、キューの個数が多い順に複数の外部機器に対する通信順位を決定する通信順位決定部と、
    決められた通信順位に従って、前記外部機器と通信を開始する通信開始部と、
    前記外部機器別に、開始する通信の回数をカウントするカウンタと、
    送受信する前記データに対応する第1の外部機器のカウント値と、最大カウント値を有する第2の外部機器のカウント値とを比べる比較部とを備え、
    前記第1の外部機器のカウント値と前記第2の外部機器のカウント値との差が設定値より小さい場合、前記通信開始部が、前記通信順位が最上位である第3の外部機器と通信を開始し、
    前記第1の外部機器のカウント値と前記第2の外部機器のカウント値との差が設定値より大きい場合、
    前記通信開始部が、前記第1の外部機器と通信を開始し、
    前記カウンタが、前記第1の外部機器のカウント値に、複数の前記外部機器の連続するカウント値の変化量のうち、最大カウント値の変化量と前記第1の外部機器の連続するカウント値の変化量との差を加算すること、
    を特徴とする無線通信システム。
  4. パケット単位のデータ内に備えられたキュー状態情報を検索するステップと、
    検索された前記キュー状態情報に基づき、キューの個数が多い順に従って複数の外部機器のそれぞれに対する通信順位を決めるステップと、
    前記外部機器別に開始する通信の回数をカウントするステップと、
    送受信する前記データに対応する第1の外部機器のカウント値と最大カウント値を有する第2の外部機器のカウント値とを比較するステップと、
    決められた通信順位に従ってそれぞれの前記外部機器と通信を開始するステップとを含み、
    前記比較するステップにおいて、前記第1の外部機器のカウント値と前記第2の外部機器のカウント値との差が設定値より小さい場合、前記通信開始ステップでは、前記通信順位が最上位である第3の外部機器と通信を開始し、
    前記比較するステップにおいて、前記第1の外部機器のカウント値と前記第2の外部機器のカウント値との差が設定値より大きい場合、前記通信開始ステップでは、前記第1の外部機器と通信を開始
    前記第1の外部機器のカウント値と前記第2の外部機器のカウント値との差が設定値より小さく、前記第1の外部機器の通信順位が最上位でない場合、
    前記カウントするステップでは、前記第1の外部機器のカウント値から前記第1の外部機器の連続して増加したカウント値の変化量を減算すること、
    を特徴とする無線通信方法。
  5. 前記カウントするステップでは、通信順位が最上位である前記第3の外部機器のカウント値を1だけ増加させること、
    を特徴とする請求項に記載の無線通信方法。
  6. パケット単位のデータ内に備えられたキュー状態情報を検索するステップと、
    検索された前記キュー状態情報に基づき、キューの個数が多い順に従って複数の外部機器のそれぞれに対する通信順位を決めるステップと、
    前記外部機器別に開始する通信の回数をカウントするステップと、
    送受信する前記データに対応する第1の外部機器のカウント値と最大カウント値を有する第2の外部機器のカウント値とを比較するステップと、
    決められた通信順位に従ってそれぞれの前記外部機器と通信を開始するステップとを含み、
    前記比較するステップにおいて、前記第1の外部機器のカウント値と前記第2の外部機器のカウント値との差が設定値より小さい場合、前記通信開始ステップでは、前記通信順位が最上位である第3の外部機器と通信を開始し、
    前記比較するステップにおいて、前記第1の外部機器のカウント値と前記第2の外部機器のカウント値との差が設定値より大きい場合、
    前記通信開始ステップでは、前記第1の外部機器と通信を開始し、
    前記カウントするステップでは、前記第1の外部機器のカウント値に、複数の前記外部機器の連続するカウント値の変化量のうちの最大カウント値の変化量と前記第1の外部機器の連続するカウント値の変化量との差を加算すること、
    を特徴とする無線通信方法。
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