JP3828524B2 - Pipe fitting - Google Patents
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Description
本発明は、管継手に関するものである。 The present invention relates to a pipe joint.
従来より知られている管継手として、被接続パイプの端部外周面に突起部等を食い込ませて被接続パイプを接続させるものがある。例えば、図7の要部縦断面図と図8の要部横断面図に示すように、被接続パイプPを挿入状とする継手本体41と、テーパー内面42を有し継手本体41の雄ネジ部46にねじ込まれる押輪43と、押輪43のテーパー内面42に押圧されて縮径されるC型リング状の抜け止め具44と、を備えたものがある。そして、抜け止め具44の内周面に、縮径に伴って被接続パイプPの外周面に食い込ませる略周状の突起条45が形成されている(例えば、特許文献1参照。)。
As a pipe joint known conventionally, there is a pipe joint which connects a pipe to be connected by causing a protrusion or the like to bite into an outer peripheral surface of an end of the pipe to be connected. For example, as shown in the vertical cross-sectional view of the main part of FIG. 7 and the cross-sectional view of the main part in FIG. Some include a
しかし、この従来の管継手では、被接続パイプPがポリエチレン等の樹脂製の場合は突起条45を管壁(外周面)に食い込ませることができるが、被接続パイプPが金属製の場合、突起条45を食い込ませることができず、被接続パイプPに軸方向の引き抜き力が作用すると、突起条45は滑って、継手本体41から簡単に抜け出てしまうという問題点がある。
つまり、被接続パイプPの外周面の全周にわたって突起条45が接触するため、管壁への食い込み力が周方向に分散され、図7と図8に示すように、食い込み深さが浅くなり被接続パイプPの抜け止め作用が小さいという問題点がある。
However, in this conventional pipe joint, when the connected pipe P is made of a resin such as polyethylene, the
That is, since the
また、全周にわたって突起条45が被接続パイプPに接触するため、抜け止め具44の真円度等において高い寸法精度が要求され作製が困難となり、また、締め付け作業の際、接触による抵抗が大きくなるため、押輪43の締め付けトルク(力)が多く必要となる。
さらに、大きな締め付けトルクの割には、突起条45の被接続パイプPへの食い込み力が小さく、抜け止め作用が小さいという問題点がある。
また、接続作業時における継手本体41と被接続パイプPとの小さな軸心のずれ(偏心、傾き)により、突起条45が管壁に対して片当たり状となり、部分的には食い込みが行なわれず、全周において抜け止め力が得られないという問題点がある。
Furthermore, there is a problem that the biting force of the
Further, due to a small axial misalignment (eccentricity, inclination) between the
解決しようとする課題は、接続の際に大きな締め付けトルクが必要であるにもかかわらず、抜止効果が小さい点である。また、継手の構成部品に高い寸法精度が要求され、製作が非常に困難である点である。 The problem to be solved is that, although a large tightening torque is required at the time of connection, the retaining effect is small. In addition, high dimensional accuracy is required for the components of the joint, which makes it very difficult to manufacture.
本発明は、外周面が開口端側から拡径状となるテーパー筒部と該テーパー筒部に連設される雄ネジ筒部とを有し被接続パイプを挿入状とする継手本体と、該テーパー筒部の周方向複数カ所に形成された小窓部内に未接続状態で上記外周面から一部が突出するよう保持されたパイプ抜止用小円盤連設体と、上記雄ネジ筒部に螺合する雌ネジ筒部を有しかつ該雌ネジ筒部の該雄ネジ筒部への螺進に伴って上記小円盤連設体に当接し該小円盤連設体を上記被接続パイプに押し付け食い込ませるテーパー内周面を有する締め付けキャップと、を備えた管継手であって、上記テーパー内周面の傾斜角度と、上記継手本体のテーパー筒部の外周面の傾斜角度とは、同一に設定されており、上記小円盤連設体は、複数個の小円盤が軸心方向に連設されて一体状とされ、該小円盤連設体は、上記継手本体の上記テーパー筒部の傾斜形状に沿うよう該小円盤の円盤径を、該テーパー筒部の開口端側から順次増加させており、上記締め付けキャップと上記小円盤連設体とは、同じ硬度とされ、かつ、上記被接続パイプよりも高い硬度とされ、上記小円盤連設体は、上記小窓部内に樹脂材を介して保持されるものである。 The present invention includes a joint main body having a tapered tube portion whose outer peripheral surface is enlarged in diameter from the opening end side and a male screw tube portion connected to the taper tube portion, and having a connected pipe as an insertion shape, A small disk continuous body for retaining pipes that is held in a small window portion formed at a plurality of circumferential positions of the tapered tube portion in a non-connected state so as to partially protrude from the outer peripheral surface, and a screw threaded to the male screw tube portion. A female threaded cylinder part, and the female threaded cylindrical part abuts against the small disk continuous body as the female threaded cylindrical part is screwed into the male threaded cylindrical part and presses the small disk continuous body against the connected pipe. A pipe fitting having a taper inner peripheral surface that bites in, and the inclination angle of the taper inner peripheral surface and the inclination angle of the outer peripheral surface of the tapered cylindrical portion of the joint body are set to be the same It is, the small disc connecting bodies are integrally a plurality of small disks is provided continuously in the axial direction Is a, the small disc connecting bodies is the disc diameter by the Hare said small disk along the inclined shape of the tapered tubular portion of the joint body, an opening end side or order from then following the increase in the tapered tube portion , the aforementioned tightening cap and the small disc connecting bodies is the same hardness, and is a hardness greater than the the connected pipe, the small disc connecting bodies through the resin material to the small window section It will be retained.
本発明の管継手は、被接続パイプが金属製であっても、締め付けキャップによる小さな締め付けトルク(力)でもって、被接続パイプに対して大きな抜け止め力を発揮させることができる。つまり、小円盤連設体を、周方向複数カ所から管壁(外周面)に、局部的に(集中して)凹窪状に圧壊させて食い込ませることができ、被接続パイプの抜止効果が極めて大きい。
また、締め付けキャップの回転締め付け作業のみにてパイプの接続作業が行なえ、取付場所における作業の簡素化、迅速化が図れる。
部品点数が少なく、また、簡単な構成であるため、製作コストの低減が可能である。
The pipe joint of the present invention can exert a large retaining force against the connected pipe with a small tightening torque (force) by the tightening cap even if the connected pipe is made of metal. In other words, the small-disc continuous body can be crushed into a concave shape locally (concentrated) from a plurality of locations in the circumferential direction to the tube wall (outer peripheral surface), and the connected pipe can be prevented from being pulled out. Very large.
In addition, the pipe can be connected only by rotating and tightening the tightening cap, so that the work at the installation location can be simplified and speeded up.
Since the number of parts is small and the structure is simple, the manufacturing cost can be reduced.
図1は、本発明に係る管継手の実施の一形態を示す縦断面図であり、図2は、その要部断面図を示す。図1の左側半分は被接続パイプPを管継手に固定させた接続完了状態であり、右側半分は継手本体1に被接続パイプPを挿入し、締め付けキャップ3を継手本体1に締めつける前の未接続状態(接続前状態)である。
FIG. 1 is a longitudinal sectional view showing an embodiment of a pipe joint according to the present invention, and FIG. 2 is a sectional view of an essential part thereof. The left half of FIG. 1 is a connection completed state in which the connected pipe P is fixed to the pipe joint, and the right half is inserted before the connected pipe P is inserted into the joint
この管継手は、被接続パイプPを挿入状とする筒状の継手本体1と、継手本体1の壁部内に保持されたパイプ抜止用小円盤連設体2と、継手本体1に形成した雄ネジ筒部5に螺合する雌ネジ筒部8を有する締め付けキャップ3と、を備える。
The pipe joint includes a cylindrical
図1と図2に示すように、継手本体1は筒状部材であり、外周面6が開口端(先端)10側から基端部13側に向かって拡径状となるテーパー筒部4と、テーパー筒部4に連設される雄ネジ筒部5とを有する。
つまり、テーパー筒部4の大径部から雄ネジ筒部5が、テーパー筒部4と同軸状となるよう、基端部13側へ連続しており、また、テーパー筒部4の内周面7と、雄ネジ筒部5の内周面14とは同じ内径寸法で連続しており、一つの円柱孔状の挿入孔15を構成している。 そして、このストレート状の挿入孔15に被接続パイプPが挿入される。
As shown in FIGS. 1 and 2, the
That is, the male threaded
継手本体1の挿入孔15の奥部は縮径段付き状とされ、段付き面16に被接続パイプPの端面を突き合わせ状に当接させ、被接続パイプPの位置決めを行なわせている。
継手本体1は図1に示すように中心筒部17から両側に、夫々、雄ネジ筒部5とテーパー筒部4とを有し、両側において被接続パイプP,Pを接続させている。
The inner part of the
As shown in FIG. 1, the
また、挿入孔15の内周面には、Oリング用溝23が形成され、挿入孔15に挿入される被接続パイプPの外周面との間において、Oリング24によりシール(気密性を保持)している。なお、管継手は、図示以外にもエルボ型やT字型等の継手であってもよい。
In addition, an O-
パイプ抜止用小円盤連設体2は、継手本体1のテーパー筒部4の周方向複数カ所に形成された小窓部11内に保持されるものであり、図1の右半分の未接続状態(接続前状態)でテーパー筒部4の外周面6から一部が径方向外方へ突出するよう保持されている。
なお、テーパー筒部4の内周面7側においては、未接続状態(接続前状態)で、小円盤連設体2が内周面7から大きく突出することなく小円盤連設体2(の一部)が露出している。
つまり、被接続パイプPを継手本体1の挿入孔15へ挿入させる際に、被接続パイプPが小円盤連設体2にひっかからないようしている。
The pipe-disconnecting small
In addition, in the inner
That is, when the connected pipe P is inserted into the
図3は、継手本体1の要部側面図であり、雄ネジ筒部5とテーパー筒部4とを示している。小窓部11は、テーパー筒部4の管壁において、軸心方向略中間位置に形成された貫通状の孔部であり、周方向複数カ所に等間隔で形成されている。
なお、図3では、小円盤連設体2(小窓部11)を90°の位相で4箇所に配設しているが、小円盤連設体2は、少なくとも2箇所以上とすればよく、必要引き抜き力の大きさ、管径等に応じて周方向の配置数を適度に増加させればよい。
FIG. 3 is a side view of the main part of the
In FIG. 3, the small disk continuous body 2 (small window portion 11) is disposed at four positions with a phase of 90 °, but the small disk
図4は、小円盤連設体2の拡大側面図であり、小円盤連設体2は、複数個の小円盤12が軸心方向に連設されて一体状とされ構成されたものであり、2〜3個の連珠とすればよく、図4では、3個の小円盤12を有している。
このように、小円盤連設体2は、複数個の小円盤12により構成されるため、管継手に接続後、被接続パイプPに引き抜き力が作用しても小円盤連設体2が引き抜き方向に転倒することがない。
また、一つの小円盤12の形状は、軸心方向中央に周状頂部18が形成され、そこから両側へ向けて円錐台部19,19が形成されたソロバン玉型である。
FIG. 4 is an enlarged side view of the small disk
Thus, since the small disk
Moreover, the shape of one
図5は、小円盤連設体2の他の実施の形態を示す拡大側面図であり、この連設体2は、周状頂部18及び隣り合う小円盤12との連接部とに丸みを持たせた形状としている。
そして、図4と図5において、各小円盤12の軸心は同一直線上に配設されて一体状とされ、小円盤連設体2の軸心方向が、テーパー筒部4の母線方向と略一致する方向となるよう保持される。
FIG. 5 is an enlarged side view showing another embodiment of the small
4 and 5, the shaft centers of the
また、小円盤連設体2は、継手本体1のテーパー筒部4の傾斜形状に沿うよう各小円盤12の円盤径d(d1 ,d2 ,d3 )を順次(段階的に)増加させている。
つまり、継手本体1のテーパー筒部4の管壁の厚さ(管厚)は、開口端10(先端)側から基端部13側に向けて厚くなるものである。従って、小円盤12の円盤径(直径)dを、開口端10側から基端部13側に向かって順次大きくなるよう設定している。
Further, the small
That is, the thickness (tube thickness) of the tube wall of the
具体的に説明すると、テーパー筒部4の管壁の途中部を貫通する小窓部11に保持(埋設)させる小円盤連設体2は、その管厚に対応させて、開口端10側に配設される小円盤12aの円盤径d1 を基端部13側に配設される小円盤12cの円盤径d3 よりも小さくし、中間部の小円盤12bの円盤径d2 を開口端10側に配設される小円盤12aの円盤径d1 よりも大きくかつ基端部13側に配設される小円盤12cの円盤径d3 よりも小さく設定している。
つまり、d1 <d2 <d3 となるよう設定している。
Specifically, the small disk
That is, d 1 <d 2 <d 3 is set.
従って、この小円盤連設体2を内部に保持させる小窓部11の孔形状は、図3に示すように、小円盤連設体2の形状に対応するよう台形とされ、小円盤12の周状頂部18が、夫々、小窓部11の傾斜状の周壁面に接近乃至接触状態とされ、小円盤連設体2の軸方向両端面が、小窓部11の平行な周壁面に接近乃至接触状態とされている。
Therefore, the hole shape of the
そして、小円盤連設体2は、小窓部11内に樹脂材を介して保持されている。つまり、小窓部11に溶融させた熱可塑性樹脂を入れ(充填し)、樹脂の硬化により小円盤連設体2を小窓部11内に保持させている。つまり、樹脂を一時的な接着剤として利用している。
これによれば、輸送や取付作業の際に、小円盤連設体2を継手本体1の小窓部11から脱落させることがなく、また、締め付けキャップ3との当接により小円盤連設体2を不要にぐらつかせず、(後に説明するが)締め付けキャップ3により小円盤連設体2が径方向内方側へ押し込まれると、樹脂による保持力に抗して、小円盤連設体2を小窓部11内において径方向内方へ変移させることができる。
The small disk
According to this, the small disk
締め付けキャップ3は、図1と図2に示すように、継手本体1の雄ネジ筒部5に螺合する雌ネジ筒部8と、雌ネジ筒部8に連設するテーパー内周面9を有する締め付け筒部20と、を有する。
つまり、雌ネジ筒部8の雌ネジの一方側に、締め付け筒部20のテーパー内周面9の大径部が連設され、テーパー内周面9は端部へ向かって縮径状となる。
締め付けキャップ3の外周面は、滑り止め用の軸方向溝が複数条形成されたり、スパナ等の工具にて掴むことができるよう角形状(六角や八角)とされ、締め付けキャップ3の螺合締め付け作業を容易にしている。
As shown in FIGS. 1 and 2, the tightening
That is, the large diameter portion of the tapered inner
The outer peripheral surface of the tightening
さらに、このテーパー内周面9の傾斜角度(勾配)と、継手本体1のテーパー筒部4の外周面6の傾斜角度(勾配)とは、同一に設定されており、締め付けキャップ3の雌ネジ筒部8を継手本体1の雄ネジ筒部5へ螺合させて接続完了状態となると、テーパー内周面9と継手本体1のテーパー筒部4の外周面6とは、対面接触状態となることができる。
従って、雌ネジ筒部8の雄ネジ筒部5への螺進に伴って、締め付けキャップ3のテーパー内周面9は、突出状の小円盤連設体2に当接し、小円盤連設体2を内径側の被接続パイプPに押し付け食い込ませることとなる。
Further, the inclination angle (gradient) of the taper inner
Accordingly, as the female screw cylinder portion 8 is screwed into the male
さらに、締め付けキャップ3の締め付け筒部20の端部には、テーパー内周面9の小径部から径方向内方へさらに縮径状となるよう折れ曲がる鍔部21を有する。
締め付けキャップ3が継手本体1に螺合して接続完了状態となると、鍔部21の内方壁面に継手本体1の開口端10が当接する。
Furthermore, the end portion of the tightening
When the
これにより、被接続パイプPに軸方向の引き抜き力が作用して管壁(外周面)に食い込んだ小円盤連設体2が連れられ引き抜かれようとしても、締め付けキャップ3の鍔部21は、テーパー筒部4の先端部4a(図2参照)を介して、小円盤連設体2が引き抜き方向に移動するのを防ぎ、強固な接続状態を維持させることができる。
As a result, even if the pulling force in the axial direction acts on the pipe P to be connected and the small disk
次に、継手本体1、小円盤連設体2、締め付けキャップ3の材質について説明すると、継手本体1は、金属製乃至硬質プラスチック製等とされている。
小円盤連設体2は、金属製とされており、被接続パイプPよりも硬度の高い材質としている。締め付けキャップ3は好ましくは、上記小円盤連設体2と略同じ硬度の金属とするが、所望により、大半部位をプラスチックで作製すると共に、テーパ内周面9の部位にテーパ状金属短管を埋設するように構成して、このテーパ状金属短管の内周面9を、小円盤連設体2に当接するように構成するも良い。
また、被接続パイプPの材質としては、鉄管、鋼管、ステンレス鋼管、銅管等、あるいは、場合によってはプラスチックとし、被接続パイプP内を流れる流体としては液体、気体(ガス)がある。そして、本発明の管継手の具体的な用途としては、例えば、エアコンガス用の銅パイプの接続用がある。
Next, the material of the
The small disk
Further, the material of the connected pipe P is an iron pipe, a steel pipe, a stainless steel pipe, a copper pipe, or the like, or plastic in some cases, and the fluid flowing in the connected pipe P includes a liquid and a gas (gas). And as a specific use of the pipe joint of this invention, there exists a connection for the copper pipe for air-conditioner gas, for example.
次に、締め付けキャップ3を回転させて継手本体1へ螺合させていく際の、小円盤連設体2と被接続パイプPとの様子について説明する。
締め付けキャップ3を回転させ、雌ネジ筒部8が継手本体1の雄ネジ筒部5を螺進すると、締め付けキャップ3のテーパー内周面9が継手本体1のテーパー筒部4の拡径状の外周面6に接近し、テーパー内周面9が小円盤連設体2に当接する。
Next, the state of the small disk
When the tightening
さらに、締め付けキャップ3を回転させ軸方向に螺進させると、テーパー内周面9のテーパー作用により、小円盤連設体2を被接続パイプPへ押し付ける径方向中心向きの力が生じる。つまり、締め付けキャップ3の締め付けトルクが、小円盤連設体2の被接続パイプPの管壁(外周面)への食い込み力として作用し、小円盤連設体2が被接続パイプPの管壁に食い込む。
Further, when the tightening
そして、図6の接続完了状態にある管継手の要部横断面図に示すように、被接続パイプPの周方向複数カ所に食い込み凹窪部22が形成される。さらに、この凹窪部22は、図2に示すように、複数個の小円盤12から成る小円盤連設体2により、軸方向に複数個連続して形成されることとなる。
なお、この食い込み時、小円盤連設体2は、回転する締め付けキャップ3のテーパー内周面9との摩擦により、連れられて小円盤連設体2の軸心廻りに僅かに回転(自転)するが、被接続パイプPに対しては回転(公転)しない。
Then, as shown in the cross-sectional view of the main part of the pipe joint in the connection completed state in FIG. 6, the biting
At the time of this biting, the small disk
また、本発明の管継手において、被接続パイプPへの小円盤連設体2の食い込み深さaが 0.3mm〜 1.5mmとなるよう、挿入孔15の直径、小円盤連設体2の小円盤12の円盤径d及びテーパー筒部4の管厚調整等により設定されている。
この食い込み深さaが下限値未満の場合、食い込み力が不足し抜止作用が小さくなる。また、食い込み深さaが上限値を超えると、締め付けキャップ3による締め付けトルクが多く必要となり、完全な締め付け状態が得られないおそれがある。
また、好ましくは、食い込み深さaを 0.5mm〜 0.7mmとすればよく、これにより、強固な接続完了状態を得ると共に、小さい力にて接続作業が行なえる。
In the pipe joint of the present invention, the diameter of the
When the bite depth a is less than the lower limit value, the bite force is insufficient and the retaining action is reduced. Further, when the biting depth a exceeds the upper limit value, a large tightening torque by the tightening
Further, preferably, the biting depth a is 0.5 mm to 0.7 mm, whereby a firm connection completion state can be obtained and connection work can be performed with a small force.
以上のように、本発明によれば、外周面6が開口端10側から拡径状となるテーパー筒部4とテーパー筒部4に連設される雄ネジ筒部5とを有し被接続パイプPを挿入状とする継手本体1と、テーパー筒部4の周方向複数カ所に形成された小窓部11内に未接続状態で外周面6から一部が突出するよう保持されたパイプ抜止用小円盤連設体2と、雄ネジ筒部5に螺合する雌ネジ筒部8を有しかつ雌ネジ筒部8の雄ネジ筒部5への螺進に伴って小円盤連設体2に当接し小円盤連設体2を被接続パイプPに押し付け食い込ませるテーパー内周面9を有する締め付けキャップ3と、を備えているため、小円盤連設体2を、被接続パイプPの管壁(外周面)に、周方向複数カ所から、局部的に(集中して)凹窪状に圧壊して食い込ませることができ、被接続パイプPの抜止効果が極めて大きい。
As described above, according to the present invention, the outer
さらに、接続作業は締め付けキャップ3を回転させるのみであり、特殊な工具や溶接作業を不要とし、接続作業が簡単に行なえ、取付場所において迅速に作業を終えることができる。
また、部品点数が少なく、かつ、極めて簡単な構成であるため、製作コストの低減が可能で、安価な管継手が得られる。
Furthermore, the connection work only needs to rotate the tightening
In addition, since the number of parts is small and the configuration is very simple, the manufacturing cost can be reduced and an inexpensive pipe joint can be obtained.
また、小円盤連設体2は、複数個の小円盤12が軸心方向に連設されて一体状とされ、小円盤連設体2は、継手本体1のテーパー筒部4の傾斜形状に沿うよう、テーパー筒部4の開口端10側から小円盤12の円盤径dを順次増加させているため、小円盤連設体2全体に締め付けキャップ3のテーパー内周面9を当接させることができる。
従って、テーパー内周面9のテーパー作用により、小円盤連設体2を半径方向中心向きへ押し付ける力が生じる。つまり、締め付けキャップ3の締め付けトルクを、小円盤連設体2の被接続パイプPの管壁(外周面)への食い込み力として作用させ、小円盤連設体2を被接続パイプPの管壁に強固に食い込ませることができる。
Further, the small disk
Therefore, the taper action of the taper inner
また、締め付けキャップ3と小円盤連設体2とは、同じ硬度とされ、かつ、被接続パイプPよりも高い硬度とされているため、小円盤連設体2が、外方側の締め付けキャップ3に食い込むことがなく、小円盤連設体2を内方側(内径側)の被接続パイプPに確実に食い込ませることができる。
In addition, since the tightening
小円盤連設体2は、小窓部11内に樹脂材を介して保持されるため、管継手の輸送や取付作業の際に、小円盤連設体2を継手本体1の小窓部11から脱落させることがなく、また、締め付けキャップ3により小円盤連設体2が押し込まれると、樹脂による保持力に抗して、小円盤連設体2を小窓部11内において径方向内方へ変移させ、被接続パイプPに食い込ませることができる。
Since the small disk
1 継手本体
2 小円盤連設体
3 締め付けキャップ
4 テーパー筒部
5 雄ネジ筒部
6 外周面
8 雌ネジ筒部
9 テーパー内周面
10 開口端
11 小窓部
12 小円盤
d 円盤径
P 被接続パイプ
DESCRIPTION OF
10 Open end
11 Small window
12 Small disk d Disk diameter P Connected pipe
Claims (1)
上記テーパー内周面(9)の傾斜角度と、上記継手本体(1)のテーパー筒部(4)の外周面(6)の傾斜角度とは、同一に設定されており、
上記小円盤連設体(2)は、複数個の小円盤(12)が軸心方向に連設されて一体状とされ、該小円盤連設体(2)は、上記継手本体(1)の上記テーパー筒部(4)の傾斜形状に沿うよう該小円盤(12)の円盤径(d)を、該テーパー筒部(4)の開口端(10)側から順次増加させており、
上記締め付けキャップ(3)と上記小円盤連設体(2)とは、同じ硬度とされ、かつ、上記被接続パイプ(P)よりも高い硬度とされ、
上記小円盤連設体(2)は、上記小窓部(11)内に樹脂材を介して保持されることを特徴とする管継手。 The outer peripheral surface (6) has a tapered cylindrical part (4) whose diameter is increased from the opening end (10) side and a male threaded cylindrical part (5) connected to the tapered cylindrical part (4). The joint body (1) having the pipe (P) as an insertion shape, and the outer peripheral surface (6) in an unconnected state within the small window portions (11) formed at a plurality of locations in the circumferential direction of the tapered tube portion (4). A small pipe continuous body for pipe removal (2) held so that a part protrudes from the pipe, and a female screw cylinder (8) screwed into the male screw cylinder (5), and the female screw cylinder As the portion (8) is screwed into the male threaded cylindrical portion (5), the small disk continuous body (2) comes into contact with the connected pipe (P). A fastening cap (3) having a taper inner peripheral surface (9) for pressing and biting ;
The inclination angle of the tapered inner peripheral surface (9) and the inclination angle of the outer peripheral surface (6) of the tapered cylindrical portion (4) of the joint body (1) are set to be the same.
The small disk continuous body (2) is formed by integrating a plurality of small disks (12) in the axial direction, and the small disk continuous body (2) is the joint body (1). The diameter (d) of the small disk (12) is sequentially increased from the opening end (10) side of the tapered cylinder part (4) so as to follow the inclined shape of the tapered cylinder part (4).
The tightening cap (3) and the small disk connecting body (2) have the same hardness and higher hardness than the connected pipe (P),
The said small disk continuous connection body (2) is hold | maintained through the resin material in the said small window part (11) .
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