JP3822560B2 - Synthetic plastic bag - Google Patents
Synthetic plastic bag Download PDFInfo
- Publication number
- JP3822560B2 JP3822560B2 JP2002359122A JP2002359122A JP3822560B2 JP 3822560 B2 JP3822560 B2 JP 3822560B2 JP 2002359122 A JP2002359122 A JP 2002359122A JP 2002359122 A JP2002359122 A JP 2002359122A JP 3822560 B2 JP3822560 B2 JP 3822560B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- surface portion
- opening edge
- synthetic resin
- bag
- lid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、合成樹脂製カバンに関するもので、合成樹脂で一体成型されるシェルとも称されている箱状本体と、同材質略同形の蓋体とを、一辺でヒンジ連結してカバンを構成する合成樹脂製カバンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、スーツケースやキャスターバッグ等に、箱状本体と箱状蓋体とを合成樹脂で成型したものを使用し、その一辺どうしをヒンジ連結するものが汎用されている。そして、最近では、この種合成樹脂製カバンを、リュックサックや手提げカバン、さらにはポシェットやウエストポーチ等の比較的小型なカバンにも応用されるようになってきている。
【0003】
この種、合成樹脂製カバンの代表的な従来例を、図4を参照にして説明すると、先ず、金属枠製の中央メインフレーム71と、同じく金属枠製の中央サブフレーム72と、合成樹脂で一体成型した箱状のカバン本体10と、同材質略同形の蓋体20とで構成され、カバン本体10の開口縁部10aには中央メインフレーム71が、図5に示すように、鋲74で鋲着され、蓋体20には中央サブフレーム72が鋲74で鋲着され、中央メインフレーム71と中央サブフレーム72との外面側(図5では、同図の下方側がカバンの外面側となる。)には、鋲着部を覆うカバー帯73、73が被せられている。
【0004】
上記カバン本体10と蓋体20とは、一辺(図4の左奥側辺部)部位が、図示していない蝶番等で枢着され、カバン本体10と蓋体20と両者の開口部が合わさって、カバン本体10に蓋体20が閉じ合わさるようにしてある。上記枢着される辺と対向する辺側には、中央サブフレーム72側に係合フック片75(図5参照)を、中央メインフレーム71側に前記係合フック片75を着脱可能に係止する係合着脱機構部76を設けてある。
【0005】
すなわち、従来のこの種合成樹脂製カバンは、所定の強度を有した中央メインフレーム71及び中央サブフレーム72と、この両者を着脱可能に係合する係合フック片75と係合着脱機構部76とが必要となる。さらに、体裁上、カバー帯73、73が必要となり、これらの部品で全体が重くなるという問題点を有している。この間題点を解決すべく、中央メインフレーム71と中央サブフレーム72とを改良する提案が種々行われており、例えば、特許文献1には、前記中央サブフレーム72は省略し、中央メインフレームを組み立て式の合成樹脂材で成型し、この中央メインフレームには全周に渡って補強リブを設けることで、強靱性は損なわずに肉薄で軽量化できるようにしたものが提案されている。
【0006】
上記合成樹脂製の中央メインフレームは充分な強度が得られ、軽量化も可能であることは容易に理解でき、スーツケース等の大型の合成樹脂製カバンには歓迎される提案であるが、キャスターバッグ等の比較的小型なカバンでは、なお、軽量化が要望されるもので、これら従来例の軽量化の最大の注目点は、どうしても金属部品を多く使用する必要性のある、図4及び図5に示す係合着脱機構部76であるとされている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明は、上記問題点に鑑みなされたもので、軽量化のために中央フレームを省略し、係合着脱機構部を軽量化が容易なスライドファスナーで代用した合成樹脂製カバンを提供することを課題としたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を達成するために、工業用ミシンの針が貫通できる合成樹脂材で成型した箱状のカバン本体10と、同じく前記合成樹脂材で成型した箱状の蓋体20とを、両者の開口縁部10a、20aの一辺11、21どうしを枢着してなる合成樹脂製カバンにおいて、上記カバン本体10の枢着部を除く開口縁部10aに、ゴム又は軟質合成樹脂で成型され、内面部31と外面部32とが略二つ折り状に連設された縁取体30aを、その内面部31と外面部32との間に開口縁部10aが挟み込まれるようにして設け、また、上記蓋体20の枢着部を除く開口縁部20aにも、ゴム又は軟質合成樹脂で成型され、内面部31と外面部32とが略二つ折り状に連設された縁取体30bを、その内面部31と外面部32との間に開口縁部20aが挟み込まれるようにして設け、上記両縁取体30a、30bの外面部32、32の先端には、先端側を該縁取体30a、30bの二つ折り部34、34側に折り返し、該二つ折り部34、34の外端面にまでは達しないように延設するカバー面部33、33を夫々連設し、両カバー面部33、33の間に、スライドフ ァスナー40のスライダーが通る間隙Sを形成し、該二つ折り部34は前記カバー面部33より低段面となるようにしてその上方にスライドファスナーの務歯部42a、42bが位置するようにし、上記カバン本体10の縁取体30aの外面部32とカバー面部33との間には、スライドファスナー40の一方側テープ部41aを差し込み、内面部3と開口縁部10aとの間には内張生地50の端部と、前記カバン本体19を奥側と開口部側とに仕切ると共に内蓋としての機能を有する仕切り生地51の端部とを差し込み、前記カバー面部33を捲り上げた状態でこの一方側テープ部41aと、外面部32と、開口縁部10aと、内張生地50と、仕切り生地51と、内面部31との重合部を縫い糸60で縫合してこのカバー面部33を元に戻し、上記蓋体20の縁取体30bの外面部32とカバー面部33との間には、スライドファスナー40の他方側テープ部41bを差し込み、内面部31とカバン本体10の開口縁部10aとの間には内張生地50の端部を差し込み、前記カバー面部33を捲り上げた状態でこの他方側テープ部41aと、外面部32と、開口縁部20aと、内張生地50と、内面部31との重合部を縫い糸60で縫合してこのカバー面部33を元に戻し、上記縁取体30aの二つ折り部34側の外端面には凹溝部34aを、縁取体30bの二つ折り部34側の外端面には、前記凹溝部34a内に嵌り込む凸条部34bを設け、さらに、前記仕切り生地51には平面コの字状のファスナー開閉部52を設けたことを特徴とする技術的手段を講じたものである。
【0009】
それ故、本発明の合成樹脂製カバンは、スライドファスナー40を閉じると、カバン本体10と蓋体20とを閉じ合わせることができ、該スライドファスナー40を開くと、枢着辺を回転中心軸として該蓋体20を開くことができるようにする作用を呈する。
【0010】
また、上記縫い糸60での縫合部は、テープ部41aあるいはテープ部41bと、外面部32と、開口縁部10aあるいは開口縁部10bと、内張生地50と、内面部31との重なった部位であるので、工業用ミシンを使用して従来法で縫合できる作用を呈する。
【0011】
そして本発明は、カバー面部33を設けてあるので、上記縫合はこのカバー面部33を、図3に破線で示すように捲り上げておいて縫合し、縫合後、このカバー面部33を元に戻すと、該カバー面部33で縫い糸60での縫い目を覆い隠す作用を呈する。
【0012】
【0013】
本発明の合成樹脂製カバンは、上記作用に加えて、縁取体30aの二つ折り部34側の外端面には凹溝部34aを、縁取体30bの二つ折り部34側の外端面には、前記凹溝部34a内に嵌り込む凸条部34bを設けたので、カバン本体10と蓋体20との開閉部の連結をスライドファスナー40によって行うようにしても、このスライドファスナー40の内側では縁取体30a、30bの二つ折り部34側の外端面どうしが接触し、凹溝部34a内に凸条部34bが嵌り込むのでカバン内の密閉性が確実に保たれ、雨水の浸入等を防止する作用を呈する。
【0014】
【0015】
それ故、本発明の合成樹脂製カバンは、上記作用にさらに加え、内面部31と開口縁部10aとの間には、内張生地50の端部と仕切り生地51の端部とを差し込み、この一方側テープ部41aと、外面部32と、開口縁部10aと、内張生地50と、仕切り生地51と、内面部31との重合部を縫い糸60で縫合してなるので、該仕切り生地51を、作業性があまり複雑化することなく、同時に取り付けられる作用を呈するものである。
【0016】
【実施例】
次に、本発明の第1実施例を添付図面を参照して詳細に説明する。図1乃至図3の実施例は、キャスターバッグでの実施例で、図には現れていないが、図1の下部の奥側に車輪が取り付けられ、伸縮可能な引き手ハンドル101を握持して該車輪を転動させて引くことができるようにし、かつ提手102、103のいずれか一方を握持し、手に提げて使用することもできるようにしたものである。なお、本発明は、その他の、例えば、リュックサック式のもの、手提げカバン方式のもの、ポシェットのように肩等に掛ける方式のもの、ウエストポーチのように使用者の体に括りつけるもの等、あらゆる方式のものであっても無論差し支え無いものである。
【0017】
図中、10がカバン本体、20が蓋体である。このカバン本体10と蓋体20とは、合成樹脂(本実施例では、ポリカーボネート)で一体成型され、従来と同様に箱状(シェル状ともいう。)に構成され、両者の開口縁部10a、20aの一辺11、21どうしを枢着(ヒンジ連結)してなるのは従来と同じである。なお、一般的には、カバン本体10が蓋体20よりその深さを深く構成されるが、この深さの相違は特に問題とするものではなく、いずれか一方を深くしたり、同じ深さとしてもよい。なお、カバン本体10と蓋体20とは、あまりに硬質な合成樹脂を使用すると、後記する縫い糸60による縫合が不可能となる場合があるので、工業用ミシンの針が貫通できる合成樹脂材を使用するのは無論である。
【0018】
なお、開口縁部10a、20aの一辺11、21どうしを枢着するには、通常、図示されていない蝶番が使用されるが、必ずしも蝶番を使用する必要性はなく、所定幅の可曲性生地材の一辺側を開口縁部10aの一辺の縁に沿って、他辺側を開口縁部20aの一辺の縁に沿って縫着等で連結しても差し支えないものである。
【0019】
本発明は、上記カバン本体10の枢着部を除く開口縁部10aに、ゴム又は軟質合成樹脂で成型され、内面部31と外面部32とが略二つ折り状に連設された縁取体30aを、その内面部31と外面部32との間に開口縁部10aが挟み込まれるようにして設けてある。この縁取体30aは、同一断面形状で長尺のものが用意され、適宜寸法に切断して使用すればよい。そして、該縁取体30aの断面形状は図3に示されるように、内面部31と外面部32とが略二つ折り状に連設された形状とし、さらに、この縁取体30aには、後に説明するカバー面部33が連設され、二つ折り部34の先端外面には凹溝部34aが設けられているが、この凹溝部34aも後に説明することとする。
【0020】
なお、上記縁取体30aは、枢着部を除く開口縁部10aに設けるとしたが、これは開口部10aの枢着辺部位に取り付けを禁止するものではなく、枢着等に支障とならなければ、開口縁部10aの全周に渡って設けてもよい。なお、図示実施例では、縁取体30aと後記する縁取体30bとは、開口縁部10a、20aの三辺と枢着(ヒンジ連結)する一辺11、21の中央部を除く両側に渡って設けられ、該一辺11、21の中央部(図2のヒンジ部内側覆い生地13で隠れた部位)は、この縁取体30a、30bが省略されている。
【0021】
また、上記蓋体20の枢着部を除く開口縁部20aにも、ゴム又は軟質合成樹脂で成型され、内面部31と外面部32とが略二つ折り状に連設された縁取体30bを、その内面部31と外面部32との間に開口縁部20aが挟み込まれるようにして設けてある。この縁取体30bは前記した縁取体30aと略同一のものを同様にして配設すればよい。なお、図示例では、この縁取体30bの二つ折り部34の先端外面に前記凹溝部34a内に嵌り込む凸条部34bを設けてあるが、この凹溝部34aと凸条部34bとは、本発明では必須のものではなく、両者を省略することで、縁取体30aと縁取体30bとは同一断面形状とすることができる。なお、図3において、縁取体30aと縁取体30bとの双方の内面部31、31は厚みが異なるように表してあるが、これは、作図上の都合によるもので、後記する内張生地50と、仕切り生地51とは、図よりは極端に薄い生地で充分であるので、縁取体30a、30bの伸縮許容範囲内に収まるものであるから、該縁取体30a、30bは同一断面形状としても実用上差し支えないものである。
【0022】
上記両縁取体30a、30bの外面部32の先端には、先端側を該縁取体30の二つ折り部側に折り返して延設するカバー面部33を夫々連設してある。すなわち、縁取体30a、30bは、内面部31と外面部32とカバー面部33とで、断面略Z字状に三つ折りされた形状に構成してなり、図3の右側の縁取体30aでさらに説明すると、内面部31と外面部32とは左側端の二つ折り部34で連結され、外面部32の先端(図右端)からはカバー面部33が、二つ折り部34側に向けて折り返されている。なお、カバー面部33の先端(図3左端)は、二つ折り部34の外端面(図3左端面)にまでは達しないように構成し、カバン本体10と蓋体20と併せた際(両縁取体30a、30bの二つ折り部34、34の外面端部どうしが接触した際)に、両縁取体30a、30bのカバー面部33、33間に、後記するスライドファスナー40の、図では省略したスライダーが通る間隙S(図3参照)が確保されるようにしてある。また、同図3に最も明らかに示すように、両縁取体30a、30bの二つ折り部34は、カバー面部33より低段面となるようにし、その上方にスライドファスナー40の務歯部42a、42bが位置するようにすると、上記スライダーの移動に支障とならないものである。
【0023】
上記両カバン本体10の縁取体30aの、外面部32とカバー面部33との間には、スライドファスナー40の一方側テープ部41aを差し込み、内面部31と開口縁部10aとの間には内張生地50の端部を差し込み、この一方側テープ部41aと、外面部32と、開口縁部10aと、内張生地50と、内面部31との重合部を縫い糸60で縫合してある。スライドファスナー40の一方側テープ部41aを外面部32とカバー面部33との間に差し込んだ際、この一方側テープ部41aの務歯部42aは、無論、上記カバー面部33の外方に突出するようにしてある。なお、該スライドファスナー40の務歯部42aは、通常、上記縁取体30aの二つ折り部側端よりもさらにその外側に突出するようにしてあるが、図3に示すように、該務歯部42aの下方に該縁取体30aの二つ折り部34側が位置しているようにしてもよい。この様に設定すると、スライドファスナー40を閉じた際、両縁取体30a、30bの両二つ折り部34、34の先端(該端面)が、このスライドファスナー40の下方(カバン本体10からみて内側)で密着し、密閉性を確実にすることができる。
【0024】
上記スライドファスナー40の一方側テープ部41aは、開口縁部10aに縫着固定されることになるが、一方側テープ部41aと、外面部32と、開口縁部10aと、内張生地50と、内面部31との重合部を縫い糸60で縫合し、上記カバー面部33のみは縫合しないようにしてある。すなわち、このカバー面部33は縫合の対象外とされるもので、縫合時は図3に破線で示すように捲りあげて、一方側テープ部41aと、外面部32と、開口縁部10aと、内張生地50と、内面部31との重合部を縫い糸60で縫合し、これらの縫合が終了したら、該カバー面部33を元の状態に戻せばよいものである。
【0025】
そして、上記両蓋体20の縁取体30bの外面部32とカバー面部33との間には、スライドファスナー40の他方側テープ部41bを差し込み、内面部31とカバン本体10又は開口縁部10aとの間には内張生地50の端部を差し込み、この他方側テープ部41aと、外面部32と、開口縁部20aと、内張生地50と、内面部31との重合部を縫い糸60で縫合してある。この蓋体20側の、他方側テープ部41aと、外面部32と、開口縁部20aと、内張生地50と、内面部31との縫合は、前記した鞄本体10側と同じように行えばよい。
【0026】
次に、第2実施例の発明について説明する。本発明は、合成樹脂材で成型した箱状のカバン本体10と、同じく合成樹脂材で成型した箱状の蓋体20とを、両者の開口縁部10a、20aの一辺11、21どうしを枢着してなる合成樹脂製カバンにおいて、上記カバン本体10の枢着部を除く開口縁部10aに、ゴム又は軟質合成樹脂で成型され、内面部31と外面部32とが略二つ折り状に連設された縁取体30aを、その内面部31と外面部32との間に開口縁部10aが挟み込まれるようにして設けてある。また、上記蓋体20の枢着部を除く開口縁部20aにも、ゴム又は軟質合成樹脂で成型され、内面部31と外面部32とが略二つ折り状に連設された縁取体30bを、その内面部31と外面部32との間に開口縁部20aが挟み込まれるようにして設けてある。そして、上記両縁取体30a、30bの外面部32の先端には、先端側を該縁取体30a、30bの二つ折り部34側に折り返して延設するカバー面部33を夫々連設し、上記カバン本体10の縁取体30aの外面部32とカバー面部33との問には、スライドファスナー40の一方側テープ部41aを差し込み、内面部31と開口縁部10aとの間には内張生地50の端部を差し込み、一方側テープ部41aと、外面部32と、開口縁部10aと、内張生地50と、内面部31との重合部を縫い糸60で縫合し、上記蓋体20の縁取体30bの、外面部32とカバー面部33との間には、スライドファスナー40の他方側テープ部41bを差し込み、内面部31とカバン本体10の開口縁部10aとの間には内張生地50の端部を差し込み、他方側テープ部41aと、外面部32と、開口縁部20aと、内張生地50と、内面部31との重合部を縫い糸60で縫合してあるのは第1実施例の構成と同じである。
【0027】
本発明は、上記縁取体30aの二つ折り部34側の外端面には凹溝部34aを、縁取体30bの二つ折り部34側の外端面には、前記凹溝部34a内に嵌り込む凸条部34bを設けてある。この凹溝部34aと凸条部34bとは相互に嵌り込んでカバン内の密閉性を確保するもので、スライドファスナー40を閉じることで、凹溝部34aと凸条部34bとは圧接するようにしてあり、スライドファスナー40の務歯部42a、42bと、その下方に位置する縁取体30a、30bの二つ折り部34、34側外端面の位置関係を、該スライドファスナー40を閉じた際、両縁取体30a、30bの両二つ折り部34、34の先端面部(外側端面)が、このスライドファスナー40の下方で密着し、密閉性を確実にすることができるようにすればよい。なお、最近はスライドファスナーの気密性が高まっているが、この密閉性の確保は、雨水がカバンの中に入り込んで収納物をぬらすことを防ぐのを主たる目的とする。また、外力が加わって、カバン本体10と蓋体20とが衝突して音を立てることが想定できるが、両縁取体30a、30bはこのような場合の緩衝材として機能し、音が出ずらくするものである。
【0028】
次に、第3実施例について説明する。本発明は、合成樹脂材で成型した箱状のカバン本体10と、同じく合成樹脂材で成型した箱状の蓋体20とを、両者の開口縁部10a、20aの一辺11、21どうしを枢着してなる合成樹脂製カバンにおいて、上記カバン本体10の枢着部を除く開口縁部10aに、ゴム又は軟質合成樹脂で成型され、内面部31と外面部32とが略二つ折り状に連設された縁取体30aを、その内面部31と外面部32との間に開口縁部10aが挟み込まれるようにして設け、また、上記蓋体20の枢着部を除く開口縁部20aにも、ゴム又は軟質合成樹脂で成型され、内面部31と外面部32とが略二つ折り状に連設された縁取体30bを、その内面部31と外面部32との間に開口縁部20aが挟み込まれるようにして設け、上記両縁取体30a、30bの外面部32の先端には、先端側を該縁取体30a、30bの二つ折り部34側に折り返して延設するカバー面部33を夫々連設してあるのは、第1実施例及び第2実施例の構成と同じである。
【0029】
本発明は、上記カバン本体10の縁取体30aの、外面部32とカバー面部33との間には、スライドファスナー40の一方側テープ部41aを差し込み、内面部31と開口縁部10aとの間には、内張生地50の端部と仕切り生地51の端部とを差し込み、この一方側テープ部41aと、外面部32と、開口縁部10aと、内張生地50と、仕切り生地51と、内面部31との重合部を縫い糸60で縫合してある。すなわち、本発明では、第2実施例の構成に加え、仕切り生地51を設けてなり、この仕切り生地51の端部を、縁取体30aの内面部31と開口縁部10aとの間に共に差し込んで縫着してある。なお、この仕切り生地51はその全周、すなわち4辺を開口縁部10aの内面部位に固定するもので、開口縁部10aの枢着部に縁取体30aを省略する場合は、別途、縫合や鋲着等でその端部を開口縁部10aに固定するものである。
【0030】
上記仕切り生地51は、カバン本体10を仕切って使用するためのものであり、図2に示すように、カバン本体10を奥側と開口側とに仕切るようにしてある。なお、この仕切り生地51は内蓋としての機能もあり、蓋体20を上から被せるようにして閉じる際に収納物が落ちないようにする使用目的にも対応できる。従って、この仕切り生地51は、カバン本体10側に代え、またはカバン本体10側と共に、蓋体20側に設けてもよい。
【0031】
上記蓋体20の縁取体30bの外面部32とカバー面部33との間には、スライドファスナー40の他方側テープ部41bを差し込み、内面部31とカバン本体10又は開口縁部10aとの間には内張生地50の端部を差し込み、この他方側テープ部41aと、外面部32と、開口縁部20aと、内張生地50と、内面部31との重合部を縫い糸60で縫合し、上記縁取体30aの二つ折り部34側の外端面には凹溝部34aを、縁取体30bの二つ折り部34側の外端面には、前記凹溝部34a内に嵌り込む凸条部34bを設けてあるのは第2実施例と同じ構成である。
【0032】
そして、本発明は、前記仕切り生地51には平面コの字状のファスナー開閉部52を設けてある。該仕切り生地51はその周縁全周をカバン本体10の開口縁部10aに沿わせて固定してあるので、そのままでは仕切として機能しないので開口部を設ける必要性がある。そして、この開口部は大きな収納物の出し入れが容易なように、三方ファスーナー方式と称されている、仕切り生地51に平面コの字状のファスナー開閉部52を設けたものである。
【0033】
【発明の効果】
本発明は、カバン本体10と蓋体20との着脱可能な係止を、スライドファスナー40にしたため、従来の錠止装置のような重たい係止金具の使用が回避でき、軽量な合成樹脂製カバンを提供できるものである。
【0034】
そして、このスライドファスナー40を、カバン本体10と蓋体20との開口縁部10a、20aに縫着するようにしたので、従来金属で製造されていた中央メインフレーム71及び中央サブフレーム72及びカバー帯73、73も省略でき、部品点数を少なくすることができ、製造が容易で軽量な合成樹脂製カバンを提供できるものである。
【0035】
また、本発明によれば、縁取体30a、30bにカバー面部33を設けたので、前記縫合のミシン目を、このカバー面部33で覆い隠すことができ、体裁のよい合成樹脂製カバンを提供できるものである。
【0036】
また、本発明では、縁取体30aの折曲端部外面側には凹溝部34aを、縁取体30bの折曲端部外面側には、前記凹溝部34a内に嵌り込む凸条部34bを設け、蓋体20を閉じると、噛合して閉じたスライドファスナーの下方(内側)でこの凹溝部34aと凸条部34bとが密接して、雨水が浸入しない合成樹脂製カバンを提供できるものである。なお、前記カバー面部33は縫い目を覆い雨水の浸入を防ぐものである。
【0037】
さらにまた、本発明は、仕切り生地51の端部を、縁取体30aの内面部31と開口縁部10aとの間に共に差し込んで縫着しているので、この仕切り生地51の取り付けに特別な手数を要さず、容易に仕切り生地51を取付けられる合成樹脂製カバンを提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る合成樹脂製カバンの一実施例を示す斜視図である。
【図2】 蓋を開いた状態の斜視図である。
【図3】 図1のA−A線断面図である。
【図4】 従来例の斜視図である。
【図5】 図4のB−B線断面図である。
【符号の説明】
10 カバン本体
10a 開口縁部
11 一辺
20 蓋体
20a 開口縁部
21 一辺
30a 縁取体
30b 縁取体
31 内面部
32 外面部
33 カバー面部
34 二つ折り部
34a 凹溝部
34b 凸条部
40 スライドファスナー
41a 一方側テープ部
41b 他方側テープ部
50 内張生地
51 仕切り生地
52 ファスナー開閉部
60 縫い糸[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a synthetic resin bag, and a bag is formed by hinge-connecting a box-like main body, which is also called a shell integrally molded with a synthetic resin, and a lid body of the same material and substantially the same shape on one side. The present invention relates to a synthetic resin bag.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, a suitcase, a caster bag, or the like that uses a box-shaped main body and a box-shaped lid body molded of a synthetic resin, and one side of which is hinge-connected is widely used. And recently, this kind of synthetic resin bag has been applied to rucksacks, handbags, and relatively small bags such as pochettes and waist pouches.
[0003]
A typical conventional example of this type of synthetic resin bag will be described with reference to FIG. 4. First, a central
[0004]
The
[0005]
That is, this conventional synthetic resin bag has a central
[0006]
It is easy to understand that the central plastic main frame is strong enough and can be reduced in weight, and is a welcome proposal for large synthetic resin bags such as suitcases. For relatively small bags such as bags, there is still a demand for weight reduction. The most important point of weight reduction in these conventional examples is the necessity to use many metal parts. It is assumed that the engagement /
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
Accordingly, the present invention has been made in view of the above problems, and provides a synthetic resin bag in which a central frame is omitted for weight reduction, and the engagement / disassembly mechanism portion is replaced with a slide fastener that is easy to reduce weight. This is an issue.
[ 0008 ]
[Means for Solving the Problems]
The present invention, in order to achieve the above object, a box-
[0009]
Therefore, in the synthetic resin bag of the present invention, when the
[0010]
Further, the stitched portion of the
[0011]
In the present invention, since the
[0012]
[0013]
In addition to the above-described function, the synthetic resin bag of the present invention has a
[0014]
[0015]
Therefore, in addition to the above action, the synthetic resin bag of the present invention inserts the end portion of the
[0016]
【Example】
Next, a first embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings. The embodiment of FIGS. 1 to 3 is an embodiment of a caster bag, and although not shown in the drawing, a wheel is attached to the back side at the bottom of FIG. Thus, the wheels can be rolled and pulled, and either one of the
[0017]
In the figure, 10 is a bag body and 20 is a lid. The
[0018]
In order to pivotally attach the
[0019]
In the present invention, an
[0020]
In addition, although the said rimming
[0021]
Also, the opening
[0022]
A
[0023]
The one
[0024]
The one-
[0025]
And the other
[0026]
Next, the invention of the second embodiment will be described. In the present invention, a box-shaped
[0027]
According to the present invention, a
[0028]
Next, a third embodiment will be described. In the present invention, a box-shaped
[0029]
In the present invention, the one
[0030]
The
[0031]
The other
[0032]
In the present invention, the
[0033]
【The invention's effect】
In the present invention, since the detachable engagement between the bag
[0034]
Since the
[0035]
Further, according to the present invention, since the
[0036]
Further, in the present invention, the
[0037]
Furthermore, in the present invention, the end portion of the
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing an embodiment of a synthetic resin bag according to the present invention.
FIG. 2 is a perspective view showing a state in which a lid is opened.
FIG. 3 is a cross-sectional view taken along line AA in FIG.
FIG. 4 is a perspective view of a conventional example.
5 is a cross-sectional view taken along line BB in FIG.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (1)
上記カバン本体(10)の枢着部を除く開口縁部(10a)に、ゴム又は軟質合成樹脂で成型され、内面部(31)と外面部(32)とが略二つ折り状に連設された縁取体(30a)を、その内面部(31)と外面部(32)との間に開口縁部(10a)が挟み込まれるようにして設け、
また、上記蓋体(20)の枢着部を除く開口縁部(20a)にも、ゴム又は軟質合成樹脂で成型され、内面部(31)と外面部(32)とが略二つ折り状に連設された縁取体(30b)を、その内面部(31)と外面部(32)との間に開口縁部(20a)が挟み込まれるようにして設け、
上記両縁取体(30a、30b)の外面部(32、32)の先端には、先端側を該縁取体(30a、30b)の二つ折り部(34、34)側に折り返し、該二つ折り部(34、34)の外端面にまでは達しないように延設するカバー面部(33、33)を夫々連設し、両カバー面部(33、33)の間に、スライドファスナー(40)のスライダーが通る間隙(S)を形成し、該二つ折り部(34)は前記カバー面部(33)より低段面となるようにしてその上方にスライドファスナーの務歯部(42a、42b)が位置するようにし、
上記カバン本体(10)の縁取体(30a)の外面部(32)とカバー面部(33)との間には、スライドファスナー(40)の一方側テープ部(41a)を差し込み、内面部(31)と開口縁部(10a)との間には内張生地(50)の端部と、前記カバン本体(10)を奥側と開口部側とに仕切ると共に内蓋としての機能を有する仕切り生地(51)の端部とを差し込み、前記カバー面部(33)を捲り上げた状態でこの一方側テープ部(41a)と、外面部(32)と、開口縁部(10a)と、内張生地(50)と、仕切り生地(51)と、内面部(31)との重合部を縫い糸(60)で縫合してこのカバー面部(33)を元に戻し、
上記蓋体(20)の縁取体(30b)の外面部(32)とカバー面部(33)との間には、スライドファスナー(40)の他方側テープ部(41b)を差し込み、内面部(31)とカバン本体(10)の開口縁部(10a)との間には内張生地(50)の端部を差し込み、前記カバー面部(33)を捲り上げた状態でこの他方側テープ部(41a)と、外面部(32)と、開口縁部(20a)と、内張生地(50)と、内面部(31)との重合部を縫い糸(60)で縫合してこのカバー面部(33)を元に戻し、
上記縁取体(30a)の二つ折り部(34)側の外端面には凹溝部(34a)を、縁取体(30b)の二つ折り部(34)側の外端面には、前記凹溝部(34a)内に嵌り込む凸条部(34b)を設け、さらに、前記仕切り生地(51)には平面コの字状のファスナー開閉部(52)を設けたことを特徴とする合成樹脂製カバン。A box-shaped bag body (10) molded with a synthetic resin material that can be penetrated by a needle of an industrial sewing machine and a box-shaped lid (20) molded with the same synthetic resin material, both of the opening edges (10a 20a) in a synthetic resin bag formed by pivoting one side (11, 21) of each other,
The opening body (10a) excluding the pivot part of the bag body (10) is molded with rubber or a soft synthetic resin, and the inner surface (31) and the outer surface (32) are connected in a substantially folded manner. The edged body (30a) is provided so that the opening edge (10a) is sandwiched between the inner surface (31) and the outer surface (32),
Also, the opening edge portion (20a) excluding the pivot portion of the lid (20) is molded from rubber or soft synthetic resin, and the inner surface portion (31) and the outer surface portion (32) are substantially folded in two. The continuous rim body (30b) is provided so that the opening edge portion (20a) is sandwiched between the inner surface portion (31) and the outer surface portion (32),
At the front ends of the outer surface portions (32, 32) of the both rimming bodies (30a, 30b), the front end side is folded back to the two fold portions (34, 34) side of the rim body (30a, 30b), Cover surface portions (33, 33) extending so as not to reach the outer end surfaces of (34, 34) are provided in series, and a slider of the slide fastener (40) is provided between the cover surface portions (33, 33). A gap (S) is formed through which the two-folded portion (34) becomes a stepped surface lower than the cover surface portion (33), and the engagement tooth portions (42a, 42b) of the slide fastener are located above the folded surface (33). And
The one side tape portion (41a) of the slide fastener (40) is inserted between the outer surface portion (32) and the cover surface portion (33) of the rim body (30a) of the bag body (10), and the inner surface portion (31 ) And the opening edge portion (10a) , a partition fabric that functions as an inner lid while partitioning the end of the lining fabric (50) and the bag body (10) into the back side and the opening side. The one side tape part (41a), the outer surface part (32), the opening edge part (10a), and the lining fabric in a state where the end part of (51) is inserted and the cover surface part (33) is rolled up (50), the partition fabric (51), and the overlapping portion of the inner surface portion (31) are sewn with a sewing thread (60) to return the cover surface portion (33) to the original position,
The other side tape part (41b) of the slide fastener (40) is inserted between the outer surface part (32) and the cover surface part (33) of the rim body (30b) of the lid (20), and the inner surface part (31). ) And the opening edge portion (10a) of the bag body (10), the end portion of the lining fabric (50) is inserted, and the cover surface portion (33) is rolled up, and the other side tape portion (41a ), The outer surface portion (32), the opening edge portion (20a), the lining fabric (50), and the inner surface portion (31) are stitched together with a sewing thread (60), and this cover surface portion (33) Is restored ,
A concave groove (34a) is formed on the outer end surface of the rim body (30a) on the side of the double fold (34), and a concave groove portion (34a) is formed on the outer end surface of the rim body (30b) on the side of the double fold (34). ) Provided with a protruding ridge portion (34b) to be fitted therein, and further provided with a planar U-shaped fastener opening / closing portion (52) on the partition fabric (51).
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002359122A JP3822560B2 (en) | 2002-12-11 | 2002-12-11 | Synthetic plastic bag |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002359122A JP3822560B2 (en) | 2002-12-11 | 2002-12-11 | Synthetic plastic bag |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004187907A JP2004187907A (en) | 2004-07-08 |
JP3822560B2 true JP3822560B2 (en) | 2006-09-20 |
Family
ID=32758607
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002359122A Expired - Lifetime JP3822560B2 (en) | 2002-12-11 | 2002-12-11 | Synthetic plastic bag |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3822560B2 (en) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE202007002966U1 (en) * | 2007-02-27 | 2008-07-10 | Rimowa Gmbh | piece of baggage |
JP7440883B2 (en) | 2019-11-19 | 2024-02-29 | 八幡化成株式会社 | storage case |
CN210901804U (en) * | 2019-12-16 | 2020-07-03 | 美律科技(福建)有限公司 | Zipper structure for case and trolley case |
JP7333066B2 (en) | 2020-02-19 | 2023-08-24 | ジェックス株式会社 | pet rucksack |
-
2002
- 2002-12-11 JP JP2002359122A patent/JP3822560B2/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2004187907A (en) | 2004-07-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7950509B2 (en) | Dual compartment tool bag | |
CA2530121C (en) | Expandable hard suitcase having moulded base and lid portions and method of making same | |
US20090288744A1 (en) | Collapsible Storable Handbag With Detachable Panels | |
JP3822560B2 (en) | Synthetic plastic bag | |
JP2828618B2 (en) | Reversible bag | |
US1887511A (en) | Hand bag | |
CN113329659A (en) | Hard luggage case with external pocket | |
KR200441060Y1 (en) | A skirt | |
JP3145682B2 (en) | bag | |
JP3141147U (en) | Suit bag | |
JP3074471U (en) | bag | |
JP3791794B2 (en) | wallet | |
JP4125775B1 (en) | Umbrella pattern bag | |
JPS602168Y2 (en) | clothing | |
JPS6228172Y2 (en) | ||
JP3070386U (en) | Outerwear with storage bag | |
JP3010728U (en) | Bag with sub-storage | |
JPH0445541Y2 (en) | ||
KR200444319Y1 (en) | Skirt | |
JP3035223U (en) | Folding bag | |
KR200436535Y1 (en) | Skirt which has unique pockets opened and closed with means of opening and closing | |
JPH0451612Y2 (en) | ||
US20080128059A1 (en) | Folding coin purse and method of making same | |
JP2021079011A (en) | Bag provided with waterproof function | |
JPS60210201A (en) | Rubber-soled socks with pocket |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20040811 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051216 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060104 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060223 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060523 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060622 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090630 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100630 Year of fee payment: 4 |