JP3822307B2

JP3822307B2 - Hot air dryer

Info

Publication number: JP3822307B2
Application number: JP06520197A
Authority: JP
Inventors: 高英時松
Original assignee: Kyushu Hitachi Maxell Ltd
Current assignee: Kyushu Hitachi Maxell Ltd
Priority date: 1997-03-18
Filing date: 1997-03-18
Publication date: 2006-09-20
Anticipated expiration: 2017-03-18
Also published as: JPH10257993A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ファンユニットとヒータを内蔵したケーシングを壁面に取付け、ハンドドライヤのように温風吐出口に手等を差し出して乾燥させることができる温風乾燥機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来より、トイレや洗面所などの壁面に取付けられて、手を洗った後に温風で手を乾燥させるハンドドライヤと呼ばれる温風乾燥機がある。
【０００３】
図２３に、かかる温風乾燥機Ｘの一形態を示している。
【０００４】
100 は本体ケーシングであり、その内部にシロッコファン210 、ファンモータ220 、ヒータ230 を具備する温風ファンユニット200 を収納配設している。240 はシロッコファン210 の空気流入部である。
【０００５】
また、ケーシング100 の底面110 に温風吐出口300 と空気取入口700 とを形成するとともに、背面120 を壁側取付面として、取付ベース400 を介してビス等で壁に固着可能としている。
【０００６】
また、500 は温風乾燥機Ｘの制御基盤であり、壁面に略直交する姿勢で本体ケーシング100 の側面側に配設している。510 は基盤取付部である。
【０００７】
600は手感知センサであり、本体ケーシング100 の底面110 の手前側に設けた前記温風吐出口300 と壁側に設けた前記空気取入口700 との間に設けている。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記従来の温風乾燥機Ｘには、未だ以下の課題が残されていた。
【０００９】
すなわち、温風乾燥機Ｘの空気取入口700 がケーシング100 の底面110 の壁側に設けられているため、シロッコファン210 の空気流入部240 との距離が離れてしまい、吸気効率を低下させていた。
【００１０】
そこで、空気取入口700 をなるべく空気流入部240 に近づけることが望まれるが、ケーシング100 の側面に設けると空気取入口700 から内部機器が見えるので外観上見苦しくなってデザイン的に問題が残り、また、背面120 に単に空気取入口700 を設けただけでは壁面とのわずかな隙間からの吸気となるので吸気効率の向上にはつながらない。
【００１１】
また、上記構造では、シロッコファン210 の配設姿勢が、空気流入部240 を側方に向けているために、温風ファンユニット200 の前後幅が大きくなり、ケーシング100 全体が壁面から大きく張出すことになって、使用者に圧迫感を与えていた。特に、取付け場所が狭い場所であればなおさらであった。
【００１２】
本発明は、上記課題を解決することのできる温風乾燥機を提供することを目的としている。
【００１３】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項１記載の本発明では、壁面に取付可能なケーシング内に、ファンユニット及びヒータユニットを具備する温風ファンユニットを収納配設し、乾燥対象に向けて温風を吐出可能に構成した温風乾燥機において、前記ケーシングの背面に溝状の凹部又は窪み状の凹部を設け、前記溝状の凹部又は窪み状の凹部に複数の開口を設けて空気取入部とし、前記複数の開口は、前記溝状の凹部を形成する凹面のうちの２面以上を含むように設けられたもの、又は、前記窪み状の凹部を形成する窪み面およびこの窪み面に垂直な面に設けられたもの、を含む。したがって、吸気効率を良好に保持しながら、ケーシングを薄型に形成することができ、壁面に取付けた場合の収まりがよく、使用者に圧迫感を与えることなく、狭い空間であっても取付け可能となる。
【００１４】
前記ケーシングの外側方から前記開口が見えないように、前記凹部の外周部に目隠し壁を設けた。したがって、見栄えを損なわずデザイン的に優るものとなる。
【００１５】
請求項３に係る本発明では、前記空気取入部に連通する空気導入部を、目隠し壁の一部に凹設した。したがって、十分な量の空気を円滑に取り込むことができる。
【００１６】
請求項４に係る本発明では、前記空気導入部を、目隠し壁の両側部及び／又は底部に設けた。したがって、前記凹部内に埃や塵が溜まりにくくなる。
【００１７】
請求項５に係る本発明では、前記ファンユニットのファンをシロッコファンとするとともに、前記開口の少なくとも一部を、前記シロッコファンのファンモータの外周とファンケースの外周との間に仮想投影面上で重なるように配置した。したがって、吸気の流路が屈曲して抵抗を受けることなくファンユニット内に円滑に流入する。
【００１８】
請求項６に係る本発明では、前記ファンユニットのファンをシロッコファンとするとともに、前記凹部を、シロッコファンのファンモータの回りに弧状に設けた。したがって、ファンユニットの空気流入部に向けて均等に空気を取り込むことができるとともに、凹部で囲まれたケーシング内から見て外方に凹状となる空間にファンモータを余裕を持って収納することができる。
【００１９】
【発明の実施の形態】
本発明に係る温風乾燥機は、壁面に取付可能なケーシング内に、ファンユニット及びヒータユニットを具備する温風ファンユニットを収納配設し、乾燥対象に向けて温風を吐出可能に構成した温風乾燥機において、前記ケーシングの背面に溝状の凹部又は窪み状の凹部を設け、前記溝状の凹部又は窪み状の凹部に複数の開口を設けて空気取入部とし、前記複数の開口は、前記溝状の凹部を形成する凹面のうちの２面以上を含むように設けられたもの、又は、前記窪み状の凹部を形成する窪み面およびこの窪み面に垂直な面に設けられたもの、を含む。
【００２０】
通常の使用形態では、本温風乾燥機はトイレや洗面所等の壁面に取付けられ、使用者は手を洗った後、本温風乾燥機の下方に手を差し出して、温風ファンユニットを駆動させて手を乾燥させるようにしている。
【００２１】
したがって、上記構成とすることにより、ケーシングを薄型に形成することができ、壁面への収まりが良く、使用者に圧迫感を与えることがない。
【００２２】
なお、好ましくはケーシング内に手感知センサ等を具備させて、同センサにより手等を検出し、前記温風ファンユニットをタイマーにより所定時間駆動させて手を乾燥させるとよい。
【００２３】
また、上記温風乾燥機において、ケーシングの外側方から前記開口が見えないように、前記凹部の外周部に目隠し壁を設けることが好ましい。すなわち、前記開口からはケーシング内部の装置類が見えてしまうので、これを隠蔽することにより本温風乾燥機の見栄えを損なうことがなく、デザイン的に優るものとすることができる。
【００２４】
また、前記空気取入部に連通する空気導入部を目隠し壁の一部に凹設して、ケーシング外から十分な量の空気を円滑に取り込むようにすることができる。かかる構成とすることにより、吸気効率を向上させて十分な温風吹出しを可能とし、乾燥能率を向上させることができる。
【００２５】
さらに、かかる空気導入部は、目隠し壁の両側部及び／又は底部に設けることが好ましく、かかる構成とすることにより空気導入部から埃や塵が凹部内に侵入した場合に凹部内に溜まりにくくなる。
【００２６】
また、前記温風ファンユニットのファンをシロッコファンとして、前記開口の少なくとも一部を、前記シロッコファンのファンモータの外周とファンケースの外周との間に仮想投影面上で重なるように配置することができる。
【００２７】
これは、空気導入部から吸い込まれた空気が温風ファンユニットの空気流入部内に達するまでに、可及的に空気流路の屈曲部をなくして抵抗を減じるためのもので、さらなる吸気効率の向上を目的としている。
【００２８】
さらに、ケーシングの背面に設けた前記凹部を、前記シロッコファンのファンモータの回りに弧状に設けることができる。かかる構成とすることにより、空気を四方から取り込むことができるので吸気効率がさらに向上し、乾燥効率を溜めることができる。
【００２９】
しかも、凹部で囲まれた部分、すなわち、ケーシング内から見て外方に凹状となる空間内にファンモータを余裕を持って収納することができ、同モータの放熱を良好にして過熱を防止することができる。
【００３０】
このように、本発明に係る温風乾燥機は、壁面に設置して使用するに際し、ケーシングを薄型として使用者に圧迫感を与えることなかく、かつ、見栄えも良好とすることができ、しかも、吸気効率が高く十分な量の空気を温風ファンユニットに取り込むことができるので乾燥効率も良好な優れたものとなっている。
【００３１】
【実施例】
以下、本発明の実施例を説明する。
【００３２】
図１は本実施例に係る温風乾燥機Ａの使用状態を示す説明図であり、図示するように、本温風乾燥機Ａはケーシング１と、同ケーシング１に着脱自在に取付けた水受板２とから構成しており、トイレや洗面所等の壁面Ｗに取付けて使用される。
【００３３】
本実施例に係る温風乾燥機Ａは後に詳述するセンサＳを具備しており、使用者は、手洗い後、温風乾燥機Ａの下方に手を差し出せば、センサＳによりこれを検出し、ケーシング１に内蔵している温風ファンユニットＦをタイマーにより所定時間駆動させて手を乾燥させるように機能する。そして、手から滴り落ちる水は水受板２で受けることができるので、床面等を濡らすことがない。また、所定時間内に手を除いた場合は、センサＳは乾燥対象物がないことを検出して温風ファンユニットＦを停止させることができる。
【００３４】
以下、さらに図面を参照しながら本実施例に係る温風乾燥機Ａの各部の構成について詳述する。図２はケーシング１の左側面図、図３は同ケーシング１の右側面図、図４は同背面図、図５は同底面図、図６は同断面図、図７は温風乾燥機Ａの分解斜視図、図８は同温風乾燥器Ａの背面側の説明図、図９はケーシング１の内部説明図である。
【００３５】
（ケーシング１）
先ず、本実施例に係る温風乾燥機Ａの本体をなすケーシング１について説明する。
【００３６】
図２〜図５に示すように、ケーシング１は合成樹脂製の前側カバー３と後側ケース４を突き合わせて形成しており、前側カバー３を図６に示すように温風ファンユニットＦ及び同ユニットＦの制御基板５を十分収納できる深さに形成するとともに、ケーシング１を壁面Ｗに取付けた状態で下部面となる底面30に温風吐出口10を形成している。同前側カバー３の底面30は下方にやや膨出した湾曲状としており、前記温風吐出口10を同底面30の略全幅にわたって広口に形成するとともに（図５）、耐熱性の高いステンレスやアルミニウムなどの金属製のグリル31を取付けている。
【００３７】
他方、後側ケース４は、前側カバー３よりも浅く形成するとともに、図４に示すように、壁面側となる背面40には壁面取付け用のベースプレート７（図６、図７参照）を着脱するためのプレート取付孔41、及び、導線挿通孔42を形成するとともに、複数個所に設けた空気取入用スリット43を形成している。Ｐはプラグ、P1は電源コードである。
【００３８】
また、背面40の表側（前側ケース側）の面には、温風ファンユニットＦを取付けるための複数のボス44を突設し、さらに、ケーシング１を壁面Ｗに取付けた状態で下部に位置する底面45に、図５に示すように多数のスリット11a からなる空気取入口11を形成している。
【００３９】
このように、本実施例に係る温風乾燥機Ａは、後に詳述する温風ファンユニットＦへ空気を取り入れるために、同空気取入口11と前記した空気取入用スリット43とを備えている。
【００４０】
空気取入用スリット43は、図４、図７、図８に示すように、後側ケース４の背面40に設けた凹部としての環状溝部６に形成されており、本実施例では、環状溝部６を構成する凹面に、断面視でコ字状の形状に形成されている。
【００４１】
なお、かかる空気取入用スリット43は、形成個所に応じて、例えばＬ字状の形状としてもよい。
【００４２】
図１０に本実施例に係る温風乾燥機Ａの概略説明図を示しており、図示するように、複数個所に設けた空気取入用スリット43のうち、少なくとも一部のスリット群は、温風ファンユニットＦのファンモータ13の外周面と、温風ファンユニットＦのケーシングであるファンケース17の外周面との間に仮想投影面上で重なるように位置させて、温風ファンユニットＦへの空気吸入効率を向上させている。
【００４３】
F1は温風ファンユニットＦの空気流入部である。
【００４４】
かかる構成とすることにより、ファンモータ13の底面に邪魔されることなく、空気はファンケーシング17の壁面をガイドとして流れるとともに、ファンモータ13の周面をガイドとして空気流入部F1内に円滑に流入するものである。
【００４５】
なお、本実施例では温風ファンユニットＦにはシロッコファン14を用いているが、シロッコファン14に代えて例えば軸流ファンを使用した場合でも、同ファンへの空気流入用開口部と空気取入用スリット43のうちの少なくとも一部のスリット群が前述したように仮想投影面上で重なっていれば同等な効果を得ることができる。
【００４６】
また、本実施例では、図１０(b) に示すように、ファンモータ13は環状溝部６の内側に形成される空間Ｑに余裕をもって収納されることになるので、同ファンモータ13からの放熱が良好となり、過熱するおそれがない。さらに、かかる空間Ｑにより、ファンモータ13からの配線が容易となる。図１０において、43' は環状溝部６の下方部に設けた空気取入用スリットであるが、このスリット43' は空気を取り入れる役割とともに、前記空間Ｑ及び環状溝部６の水抜き孔としての役割を果たす。
【００４７】
かかる構成とすることにより、シロッコファン14への空気の吸入効率がさらに向上し、温風乾燥機Ａとしての性能が向上する。
【００４８】
また、前記環状溝部６は、本実施例では背面40の上下方向へ長円状に形成しており（図１０(a) ）、同環状溝部６に前記電源コードP1を巻きつけてコード長さを調節することができる。しかも、このときに、空気取入用スリット43は、電源コードP1により完全に閉塞されることがなく、また、図示するように、電源コードP1を巻き付けたときに吸気効率を低下させないように逃げ空間43a を形成している。
【００４９】
さらに、空気取入用スリット43のエッジ部分が電源コードP1の滑りを防止するので電源コードP1の環状溝部６からの脱落を可及的に防止することができる。
【００５０】
また、環状溝部６の外方には、図４及び図８に示すように、所定の厚みを有する外周壁体61が形成されており、同外周壁体61には、空気取入用スリット43を介してケーシング１内へ空気を円滑に流入させるための空気導入用凹部62を、外周壁体61の側部または底部に複数個所形成している。本実施例では、かかる空気導入用凹部62を外周壁体61の側部に設けており、埃などが環状溝部６内に可及的に溜まらないようにしている。なお、底部に設けた場合は水抜き孔としても機能するので、例えば後側ケース４内に水が浸入しても円滑に排出することができる。
【００５１】
また、外周壁体61は、空気取入用スリット43の目隠し用壁体として機能するものであり、図２及び図３に示すように、空気取入用スリット43を前記空気導入用凹部62を避けた位置に形成することによって、外周壁体61により空気取入用スリット43を横方向からは見えないようにしている。このように、空気取入用スリット43を隠蔽することで温風乾燥機Ａのデザイン性を向上させ、スマートな外観を創出している。
【００５２】
なお、図４及び図８中、46は水受板取付部であり、浅く凹状に形成し、その左右側壁を横ずれ規制部47として、後に詳述する水受板２の横ずれを防止している。
【００５３】
図１１に本実施例に係る環状溝部６の変形例を示す。これは、環状溝部６を長円状ではなく略真円状としたものであり、かつ、ここでは空気流入部F1に向けて漸次テーパを設けた擂鉢状の空気案内用筒体17a を設けている。
【００５４】
したがって、環状溝部６の全周から空気を取入れることができるとともに、前記空気案内用筒体17a により吸気効率が著しく高まっている。
【００５５】
なお、図１０、図１１中、Ｃはファンケース17の外径、C1はファンモータ13の外径、C2は空気取入用スリット43からなるスリット群の位置する範囲を示しており、ここでのファンケース17の外径とは、シロッコファン14を収容している円状の部分を指している。
【００５６】
また、図１２に環状凹部の他の形態を示している。ここでは、外周壁体61を廃止して、環状凹部６の形状を溝状ではなく窪み状凹部6'としており、空気取入用スリット43はＬ字状に形成されている。なお、この変形例として、図１３に示すように、空気取入用スリット43を目隠しする壁体としての板状外壁61' を形成することができる。
【００５７】
（温風ファンユニットＦ）
ここで、前記温風ファンユニットＦについてさらに詳述する。本実施例では、前述したように、ファンとしてシロッコファン14を用いて大風量を確保するようにしている。
【００５８】
本実施例に係る温風ファンユニットＦは、図６及び図７に示すように、金属製のユニット取付板12を介して、後側ケース４に設けたボス44にゴムやシリコンからなる防振リング48を介して取付けている。
【００５９】
すなわち、図７に示すように、ユニット取付板12に形成したファンモータ配設用穴12a にファンモータ13とシロッコファン14とからなるファンユニットF'を挿通状態に配設し、遮熱ケース15内に収容したヒータユニット16を前記ファンユニットF'の下方に位置させ、さらに、Ｐ字状に形成して送風路R1（図５及び図６参照）を伸延形成したファンケース17で包被し、同ファンケース17を前記ユニット取付板12を介してボス44にビス止めしている。15a,15a は、遮熱ケース15の先端に設けた風路絞り片であり、シロッコファン14からの送風を絞ることにより風速を早めている。
【００６０】
なお、本実施例におけるヒータユニット16は、Ｘ字状に構成した取付基板16a に板状のヒータ線16b を螺旋状に巻回して構成している。
【００６１】
また、かかる温風ファンユニットＦをケーシング１内に配設することにより、同ケーシング１内を図６に示すように前側空間18と後側空間19とに区分し、後側空間19は、前記空気取入口11と連通して空気還流路R2を形成している。
【００６２】
図１４に本温風乾燥機Ａの断面視による使用状態説明図を示しており、図示するように、かかる空気還流路R2を設けたことにより、温風吐出口10から吐出された温風が空気取入口11に還流し、温かい空気のまま温風ファンユニットＦに供給されることになるので加熱効率が良好となり、しかも、この温かい空気は流路抵抗の少ない空気還流路R2を通るので吸気効率も向上する。
【００６３】
また、ユニット取付板12の下端縁がケーシング１の底面（本実施例では前側カバー３の底面30）から離隔しており、かつ、温風吐出口10よりも一定距離D1だけ後方に位置させているので、金属であるユニット取付板12に使用中に触れるおそれがなく、感電などを確実に防止している。なお、図１４では水受板２を外して使用している状態を示している。
【００６４】
さらに、図１５に温風吐出状態説明図を示しており、図示するように、ファンケース17の送風路R1の先端開口部は、温風吐出口10よりも小さく、かつ、中央寄りとしているので、温風吐出時に、送風路R1の先端開口部両側部分にはエジェクタ効果によって空気の流れｆが生じ、この空気流ｆによりカビの発生、カビによる臭気の発生を防止することができる。
【００６５】
また、温風ファンユニットＦは、前記したように、Ｘ字状の取付基板16a にヒータ線16b を巻回し、かつ、温度ヒューズ等の他の部品を組み込んで構成しているので、高温になる部分とさほど温度が上昇しない部分とのばらつきを生じ、しかも、前記取付基板16a がガイドとなってその温度分布がばらついたまま送風路R1内から吐出されることになる。
【００６６】
そこで、温風吐出口10を、前述したように前側カバー３の底面30の略全幅にわたって広口に形成するとともに、同温風吐出口10に耐熱性の高い金属製のグリル31を取付け（図５参照）、仮に熱が一個所に集中しても熱によるグリル31の変形がないようにしている。しかも、グリル31は湾曲形成されているので、単位面積当たりの手等に対する熱の伝達量は小さく、体感温度を緩和することができる。
【００６７】
しかも、この金属製のグリル31は熱伝導率が高く、かつ前記したように広幅となっているので冷却効果が高く、グリル31全体における温度の均一化が速やかに図れ、仮に使用者が誤って触れても体感温度として高温に感じられることがなく、火傷のおそれがないものである。なお、かかるグリル31にフロッキー処理を施せば、さらに体感温度をさらに下げることができる。
【００６８】
ところで、本実施例に係る温風乾燥機Ａは、前述したように空気取入口11を後側ケース４の底面45と背面40とに形成しているが、かかる空気取入口11は底面45と背面40のいずれか一方に、あるいは、後側ケース４の側面に形成してもよい。
【００６９】
この場合、見栄えがよくなるように、使用者側（正面）から空気取入口11が見えない壁面Ｗ寄りに形成することが好ましい。
【００７０】
かかる構成とすることにより、ケーシング１を薄型に形成することができ、使用者への圧迫感をなくし、しかも、本温風乾燥機Ａを取付ける壁面Ｗが空気流のガイドとなるので吸気効率を向上させることができる。
【００７１】
（制御基板５）
次に、図６、図７、図９、図１６及び図１７を参照しながら温風ユニットファンＦの制御基板５について説明する。図１６は制御基板５の前側カバー３側から見た斜視図、図１７は本温風乾燥機Ａの電気配線接続図である。
【００７２】
制御基板５は、図９及び図１６に示すように、一側端にシロッコファン14の空気流入部F1に対応する凹部51を形成した板状としており、図９に示された面、すなわち壁面Ｗに取付けた状態で壁面Ｗ側の面に、100 Ｖ降圧用抵抗52、ファンモータ13用のスイッチング素子53、コンデンサ54、ターミナル55等の大きめの部品を取付けており、これらはその裏面5aにて端子を半田付けしている（図１６）。
【００７３】
また、図１６に示すように、かかる裏面5a（制御基板５の前側カバー３側の面）には、多数のチップ抵抗器56やタイマーＩＣ57等が取付けられている。これらのリードも半田付けされており、図示するように、この面には多数の半田58が施されて、各半田間距離もきわめて短くなっている。
【００７４】
さらに、図７に示すように、前記ターミナル55にプラグＰ、ファンモータ13、コイルヒータ16及び同ヒータ16用のトライアック13a からの各リード線Ｅを集中して接続しており、図９に示すように、ターミナル55は制御基板５の長手側側壁に、トライアック13a は温風ファンユニットＦ用のユニット取付板12にそれぞれビス止めされている。図９、図１７中、E1はリード線Ｅを複数本ずつ束ねて被覆した保護チューブである。
【００７５】
かかる制御基板５は、ケーシング１前面側で、かつケーシング１の壁側取付面に対して略平行状態に配設されている。
【００７６】
すなわち、図６に示すように、前述した制御基板５を、前記ケーシング１内に形成された前側空間18内に、後側ケース４の背面40から一定距離Ｌだけ離隔して略平行に配設するとともに、その配設姿勢として、半田付面となる裏面5aをケーシング１の前面側、すなわち前側カバー３に対向させた状態で同前側カバー３にビス止めし、少なくともファンケース17には接触しないようにしている。32は前側カバー３の内側面に突設した制御基板取付用ボスである。なお、制御基板５の取付けはビス止めに限らず溶着などの方法でも構わない。
【００７７】
このように、制御基板５を、壁面Ｗに接する後側ケース４の背面40から一定距離Ｌだけ離れた遠い位置で、かつ、空気還流路R2との間に温風ファンユニットＦを介在させて配設することにより、壁面Ｗからの影響、すなわち、制御基板５に密集状態に設けられた前記多数のチップ抵抗器56やタイマーＩＣ57等のリードを固着する半田面（裏面5a）に、水や導電性を有する埃や塵等が付着することを可及的に防止することができ、これら水や埃や塵などに起因する電気的故障を未然に防止することができる。
【００７８】
また、前記制御基板５を前側カバー３に取付けたことで、例えば後側ケース４の背面40にボスを突設してこれに取付けた場合に比べ、水がかかるボスを伝わることがないので水からの影響を確実に回避でき、また、例えば温風ファンユニットＦのファンケース17等に取付けた場合に比べ、ファンモータ13による振動が直接伝わることもないので、制御回路の各部品のリード等が折損したり、半田が欠損したりするおそれもない。
【００７９】
また、制御基板５に取付けた大きめの部品のうち、100 Ｖ降圧用抵抗52とスイッチング素子53は特に発熱性が高いものであるが、これらを前側カバー３に対して制御基板５の反対側に位置させているので、前側カバー３がこれらから直接加熱されることがなく、前側カバー３が異常に温度上昇して使用者が不安にかられたりするおそれもない。
【００８０】
しかも、本実施例では、図６に示すように、前記した発熱性の高い100 Ｖ降圧用抵抗52やスイッチング素子53は、前側の空気流入部F1寄りに配置されているので、空気の流れにより冷却することができ、その発熱による悪影響を可及的に防止している。
【００８１】
なお、本実施例に係る制御基板５では、チップ抵抗器56やタイマーＩＣ57の小さめの部品が半田付面（裏面5a）に取付けられたものとしたが、制御基板５の半田付面（裏面5a）をケーシング１の前側面に対向させた状態で配設する構成であれば、制御基板５としては、小さめの部品が前記した大きめの部品側に取付けたものであっても本発明に含まれるものである。
【００８２】
（センサＳ）
さらに、本実施例においては、図５、図６、図９及び図１４に示すように、前記制御基板５の先端部の壁面Ｗ側の面に、手等の乾燥対象を検出する赤外線式のセンサＳを設けている。図５、図９中、S1は発光部、S2は受光部である。
【００８３】
また、センサＳの前方となる前側カバー３の底面30の温風吐出口10よりも前側には、赤外線を透過し、可視光線を遮断するスモーク状のセンサカバー８を設けている。
【００８４】
そして、同センサカバー８は、図６及び図１４に示すように、前側カバー３の底面30を湾曲状に形成して前記温風吐出口10よりも所定距離D2だけ上方に位置させている。
【００８５】
すなわち、図１４に示すように、手等を乾燥させているときに、ケーシング１の下方では手の水気や埃、塵等が巻き上がるが、これらがセンサカバー８に付着しにくくなり、しかも、温風吐出口10の近傍で壁面Ｗ側に空気取入口11が位置しているので、巻き上げられた水気や埃、塵等は壁面Ｗ側に吸い寄せられ、センサカバー８を汚したりすることを可及的に防止される。
【００８６】
さらに、図５に示すように、センサカバー８の一端側には温風切替スイッチ81を設けている。
【００８７】
これは、図２４(a) に示すように、温風の出力をOFF 、LOW 、HIGHと切替えるもので、手動により操作するようにしており、OFF とした場合、センサＳは作動したままで検出信号を制御回路に送るが、制御回路ではヒータ線16b 、ファンモータ13への通電は遮断して作動を停止させるものである。
【００８８】
また、LOW とHIGHとでは、ファンモータ13の能力は60Ｗで変わらず、ヒータ能力600 Ｗから1200Ｗと倍増するようにしている。
【００８９】
本実施例では、かかる温風切替スイッチ81をセンサカバー８に取付けたことにより、操作性が良好となり、かつ、本温風乾燥機Ａの製造組立時の作業性を向上させている。
【００９０】
また、センサＳを制御基板５に取付けているために、専用の取付部材を必要とせず、その他の関係部品の組立と同時に組付作業を行えるので作業効率が向上する。しかも、接続コードが不要となるので断線による故障などがない。
【００９１】
図２４(b) に本温風乾燥機Ａの制御ブロック図を示している。
【００９２】
センサＳが手等の乾燥対象を検出すると、その検出信号を受けて、制御回路ではヒータユニット16及びファンユニットF'を駆動させるとともに、タイマＩＣ57では時間のカウントを開始し、所定時間が経過するとその信号を制御回路に送信し、制御回路は前記ヒータユニット16及びファンユニットF'の駆動を停止させるようにしている。なお、センサＳとしては、上記した赤外線式に限らず、超音波式や焦電式のものでも構わない。
【００９３】
（水受板２）
次に、水受板２について、図１、図７、図８、及び図１８を参照しながら説明する。図１８は水受板２を取付けた状態を示す断面図、図１９は水受板２を取り外す動作説明図である。
【００９４】
水受板２は、図１に示すように、洗った手を温風により乾燥する際に、滴り落ちる水が床面などに落ちる前に中途で受けるもので、図７及び図８に示すように、それぞれ合成樹脂製で軽量とした適宜広さの皿状本体21と、同皿状本体21の後縁21a に連結した係止用吊下部材22とから構成している。そして、図１８に示すように、ケーシング１を構成する後側ケース４の背面40に、すなわち、壁面Ｗ側に近接した位置において、ベースプレート７を介して着脱自在に吊下状態に取付けている。
【００９５】
ベースプレート７は、図７及び図８に示すように、壁面Ｗにビス等で固着するためのビス孔70a を四隅に設けた略矩形形状のプレート本体70と、同本体70の上部から上方へ直伸した状態で連設され、先端を折曲して後側ケース４に係合可能としたケーシング側係止片71と、プレート本体70の下部に連設され、先端にフック部72a を形成した水受板側係止片72とからなる板状のプレートであり、本実施例では金属製としている。
【００９６】
前記水受板側係止片72は、プレート本体70と面一状態で、前記ケーシング側係止片71よりも短めに下方へ伸延させており、先端に形成したフック部72a は壁面Ｗに近接するように小さな張出量としている。
【００９７】
なお、73は指で簡単に回転着脱可能としたネジであり、このネジ73により、ベースプレート７は後側ケース４に着脱自在に係合状態で取付ることができる。
【００９８】
また、プレート本体70には、前記ケーシング側係止片71の左右両側と、前記水受板側係止片72の上部側との３個所に、後側ケース４のプレート取付孔41に係脱自在とした爪片74,74,74を設けており、かかる爪片74,74,74でケーシング１を支持するとともに、前記ネジ73によりケーシング１をガタつくことなく保持可能としている。
【００９９】
かかるベースプレート７に水受板２は着脱自在に取付けられるものであるが、同水受板２の皿状本体21は、図１８に示すように、後縁21a を壁面Ｗに密着可能な直線状に形成しており（図１参照）、係止用吊下部材22は、前記皿状本体21の後縁側に設けた凹部に嵌合状態で連結している。25は連結用ビスである。
【０１００】
そして、この係止用吊下部材22の上端に、前記ベースプレート７の水受板側係止片72に設けたフック部72a に係合する凸条23を形成し、さらに、同凸条23の上方に、ケーシング１とベースプレート７との間で挟持される舌片24を連設している。
【０１０１】
かかる構成としたことにより、水受板２はベースプレート７に確実、かつ簡単に着脱自在とすることができる。そして、図１８に示すように、前記舌片24がケーシング１とベースプレート７とに挟持されているために、子供等の悪戯などにより水受板２に特別な力が加えられてもずれたり脱落したりすることがない。
【０１０２】
しかも、ベースプレート７を介してケーシング１も壁面Ｗに取付けられているので、水受板２に加えられた力はケーシング１には直接作用しないので、ケーシング１が壁面Ｗから脱落したりするおそれもない。
【０１０３】
さらに、前述したように、ケーシング１の後側ケース４の背面40下部には、舌片24の横ずれ規制部47が形成されているので（図８参照）、左右に傾斜したりして見栄えを損なったり、皿状本体21に溜まった水を零すことがない。
【０１０４】
かかる水受板２をベースプレート７に取付ける場合は、前記舌片24を後側ケース４の水受板取付部46に挿入し、舌片24の付け根に位置する凸条23をベースプレート７のフック部72a に係合すればよく、取り外す場合は、図１９に示すように、舌片24の撓みを利用して水受板２自体を手前にやや引いた状態で下方へ引き下ろせばよく、着脱はきわめて容易に行える。
【０１０５】
図２０及び図２１にケーシング１を直接壁面Ｗに取付けた場合の例を示す。こられの場合の水受板２は、ベースプレート７に代わる水受板連結プレート7'を用いて取付けられている。
【０１０６】
すなわち、図２０では、かかる水受板連結プレート7'をケーシング１の背面40にビス止めし、同水受板連結プレート7'の下端に形成したフック7a' に水受板２の凸条23を係止している。
【０１０７】
また、図２１では、水受板連結プレート7'の下端を折曲して係合片7b' を形成するとともに、水受板２の係止用吊下部材22の上端に前記係合片7b' に対応する係合片22b を形成して、両係合片7b',22b 同士を突き合わせた状態で、コ字状に形成した連結用部材26を嵌着して連結している。
【０１０８】
いずれにしても、水受板２のケーシング１への取付け位置は壁面Ｗ寄りとなっているので、水受板２に力が加えられても、かかる力に対してケーシング１に作用するモーメントは小さいので、壁面Ｗからケーシング１が脱落したりするおそれがなく安全である。
【０１０９】
以上、実施例を通して本発明を説明してきたが、上記した温風ファンユニットＦに用いるファンはシロッコファン14に限るものではなく、例えば、軸流ファンを用いることもできる。
【０１１０】
なお、ヒータユニット16としては本実施例の構成に限るものではなく、面状のものなどを用いてもよい。
【０１１１】
さらに、前記水受板２は、ケーシング１の取付個所下方にカウンター等がある場合は取り外して用いてもよい。
【０１１２】
なお、本発明に係る温風乾燥機Ａは必ずしも上記してきたようにハンドドライヤとして使用するだけでなく、毛髪乾燥機等の他用途に供することができる。
【０１１３】
また、センサＳの検出により自動的に駆動するように構成する必要はなく、センサＳに代えて、例えば押しボタン式で１回のプッシュ操作でヒータユニット16とファンユニットF'を駆動させ、再度プッシュ操作するとOFF とするなど、手動によるスイッチ式としてもよい。
【０１１４】
【発明の効果】
本発明は、以上説明してきたような形態で実施され、以下のような効果を奏する。
【０１１５】
1.請求項１記載の本発明では、壁面に取付可能なケーシング内に、ファンユニット及びヒータユニットを具備する温風ファンユニットを収納配設し、乾燥対象に向けて温風を吐出可能に構成した温風乾燥機において、前記ケーシングの背面に溝状の凹部又は窪み状の凹部を設け、前記溝状の凹部又は窪み状の凹部に複数の開口を設けて空気取入部とし、前記複数の開口は、前記溝状の凹部を形成する凹面のうちの２面以上を含むように設けられたもの、又は、前記窪み状の凹部を形成する窪み面およびこの窪み面に垂直な面に設けられたもの、を含むことにより、吸気効率を良好に保持しながら、ケーシングを薄型に形成することができ、壁面に取付けた場合の収まりがよく、使用者に圧迫感を与えることなく、狭い空間であっても取付け可能となる。
【０１１６】
2.請求項２記載の本発明では、前記ケーシングの外側方から前記開口が見えないように、前記凹部の外周部に目隠し壁を設けたことにより、前記1.の効果に加え、見栄えを損なわずデザイン的に優るものとすることができる。
【０１１７】
3.請求項３に係る本発明では、前記空気取入部に連通する空気導入部を、目隠し壁の一部に凹設したことにより、前記1.、2.の効果に加え、十分な量の空気を円滑に取り込むことができるのでさらに吸気効率が向上し、乾燥効率を高めることができる。
【０１１８】
4.請求項４に係る本発明では、前記空気導入部を、目隠し壁の両側部及び／又は底部に設けたことにより、上記1.〜3.の効果に加え、前記凹部内に埃や塵が溜まりにくくなり、清掃等を容易に行える。
【０１１９】
5.請求項５に係る本発明では、前記ファンユニットのファンをシロッコファンとするとともに、前記開口の少なくとも一部を、前記シロッコファンのファンモータの外周とファンケースの外周との間に仮想投影面上で重なるように配置したことにより、上記1.〜4.の効果に加え、吸気の流路が屈曲して抵抗を受けることなく温風ファンユニット内に円滑に流入するのでさらに吸気効率が向上し、乾燥効率を高めることができる。
【０１２０】
▲６▼請求項６に係る本発明では、前記ファンユニットのファンをシロッコファンとするとともに、前記凹部を、シロッコファンのファンモータの回りに弧状に設けたことにより、前記▲１▼〜▲５▼の効果に加え、ファンユニットの空気流入部に向けて均等に十分な量の空気を取り込むことができ、さらに吸気効率を向上させて乾燥効率を高めることができるとともに、凹部で囲まれたケーシング内から見て外方に凹状となる空間にファンモータを余裕を持って収納することができるので、モータの放熱性が良好となって過熱することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る温風乾燥機の使用状態を示す説明図である。
【図２】同温風乾燥機のケーシングの左側面図である。
【図３】同右側面図である。
【図４】同背面図である。
【図５】同底面図である。
【図６】同断面図である。
【図７】同温風乾燥機の分解斜視図である。
【図８】同温風乾燥器の背面側の説明図である。
【図９】同温風乾燥機のケーシングの内部説明図である。
【図１０】本発明に係る温風乾燥機の概略説明図である。
【図１１】本実施例の変形例に係る温風乾燥機の概略説明図である。
【図１２】他の実施例に係る温風乾燥機の概略説明図である。
【図１３】他の実施例の変形例に係る温風乾燥機の概略説明図である。
【図１４】本実施例に係る温風乾燥機の断面視による使用状態説明図である。
【図１５】同温風乾燥機の温風吐出状態説明図である。
【図１６】制御基盤の斜視図である。
【図１７】本発明に係る温風乾燥機の電気配線接続図である。
【図１８】同水受板を取付けた状態を示す断面図である。
【図１９】同水受板を取り外す動作説明図である。
【図２０】他の実施例に係る温風乾燥機の説明図である。
【図２１】他の実施例に係る温風乾燥機の説明図である。
【図２２】本実施例に係る温風乾燥機の制御ブロック図及び温風切替スイッチの説明図である。
【図２３】従来の温風乾燥機の説明図である。
【符号の説明】
Ａ温風乾燥機
Ｆ温風ファンユニット
F' ファンユニット
Ｗ壁面
１ケーシング
３前側カバー
４後側ケース
６環状溝部（凹部）
10 温風吐出口
11 空気取入口
13 ファンモータ
14 ファン（シロッコファン）
16 ヒータユニット
17 ファンケース
40 背面
43 空気取入用スリット（開口）
61 外周壁体（目隠し壁）[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a hot air dryer in which a casing containing a fan unit and a heater is attached to a wall surface, and a hand or the like is inserted into a hot air discharge port like a hand dryer and dried.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, there is a hot air dryer called a hand dryer that is attached to a wall surface such as a toilet or a washroom and dries hands with warm air after washing hands.
[0003]
In FIG. 23, one form of this warm air dryer X is shown.
[0004]
Reference numeral 100 denotes a main body casing in which a hot air fan unit 200 including a sirocco fan 210, a fan motor 220, and a heater 230 is accommodated. Reference numeral 240 denotes an air inflow portion of the sirocco fan 210.
[0005]
Further, a hot air outlet 300 and an air inlet 700 are formed on the bottom surface 110 of the casing 100, and the back surface 120 is used as a wall-side mounting surface and can be fixed to the wall with a screw or the like via the mounting base 400.
[0006]
Reference numeral 500 denotes a control board of the hot air dryer X, which is disposed on the side of the main casing 100 in a posture substantially orthogonal to the wall surface. 510 is a base mounting part.
[0007]
Reference numeral 600 denotes a hand detection sensor, which is provided between the hot air outlet 300 provided on the front side of the bottom surface 110 of the main casing 100 and the air inlet 700 provided on the wall side.
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
However, the conventional hot air dryer X still has the following problems.
[0009]
That is, since the air intake 700 of the hot air dryer X is provided on the wall side of the bottom surface 110 of the casing 100, the distance from the air inflow portion 240 of the sirocco fan 210 is increased, reducing the intake efficiency. It was.
[0010]
Therefore, it is desirable to make the air intake 700 as close as possible to the air inflow portion 240. If the air intake 700 is simply provided on the back surface 120, the intake air is taken in through a slight gap from the wall surface, so that the intake efficiency is not improved.
[0011]
Further, in the above structure, since the sirocco fan 210 is disposed with the air inflow portion 240 directed to the side, the front / rear width of the hot air fan unit 200 increases, and the entire casing 100 protrudes greatly from the wall surface. As a result, it gave the user a feeling of pressure. This is especially true when the installation location is narrow.
[0012]
An object of the present invention is to provide a hot air dryer capable of solving the above-described problems.
[0013]
[The challengeMeans for solving]
  In order to solve the above-mentioned problem, in the present invention described in claim 1, a hot air fan unit including a fan unit and a heater unit is housed and disposed in a casing that can be attached to a wall surface, and is heated toward a drying target. In the hot air dryer configured to be able to discharge air, on the back of the casingGroovedRecessOr a concave recessProvided,A plurality of openings are provided in the groove-like recess or the depression-like recess to form an air intake portion, and the plurality of openings are provided to include two or more of the concave surfaces forming the groove-like recess. Or a concave surface that forms the concave recess and a surface that is provided on a surface perpendicular to the concave surface.. Therefore, it is possible to form the casing thinly while maintaining good intake efficiency, fit well when mounted on the wall surface, and can be mounted even in a narrow space without giving the user a feeling of pressure. Become.
[0014]
  From the outside of the casingThe openingA blindfold wall is provided on the outer peripheral portion of the concave portion so as not to be seen. Therefore, it is superior in design without impairing the appearance.
[0015]
In this invention which concerns on Claim 3, the air introduction part connected to the said air intake part was recessedly provided in a part of blindfold wall. Therefore, a sufficient amount of air can be taken in smoothly.
[0016]
In this invention which concerns on Claim 4, the said air introduction part was provided in the both sides and / or bottom part of the blindfold wall. Therefore, dust and dust are less likely to accumulate in the recess.
[0017]
  In the present invention according to claim 5, the fan of the fan unit is a sirocco fan,The openingAt least a part of the sirocco fan is disposed so as to overlap on the virtual projection plane between the outer periphery of the fan motor and the outer periphery of the fan case. Accordingly, the flow path of the intake air is bent and smoothly flows into the fan unit without receiving resistance.
[0018]
In the present invention according to claim 6, the fan of the fan unit is a sirocco fan, and the recess is provided in an arc around the fan motor of the sirocco fan. Therefore, air can be taken in evenly toward the air inflow portion of the fan unit, and the fan motor can be stored with a margin in a space that is concave outward as viewed from inside the casing surrounded by the recess. it can.
[0019]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
  The hot air dryer according to the present invention is configured such that a hot air fan unit including a fan unit and a heater unit is housed and disposed in a casing that can be attached to a wall surface, and hot air can be discharged toward a drying target. In the hot air dryer, on the back of the casingGroovedRecessOr a concave recessProvided,A plurality of openings are provided in the groove-like recess or the depression-like recess to form an air intake portion, and the plurality of openings are provided to include two or more of the concave surfaces forming the groove-like recess. Or a concave surface that forms the concave recess and a surface that is provided on a surface perpendicular to the concave surface..
[0020]
In normal use, the hot air dryer is mounted on the wall of a toilet or washroom, etc., and after the user has washed his / her hand, the user put his hand under the hot air dryer to install the hot air fan unit. It is driven to dry the hands.
[0021]
Therefore, by setting it as the said structure, a casing can be formed thinly and it is settled in a wall surface, and does not give a user a feeling of pressure.
[0022]
Preferably, a hand detection sensor or the like is provided in the casing, the hand is detected by the sensor, and the hand is dried by driving the hot air fan unit for a predetermined time by a timer.
[0023]
  In the hot air dryer, from the outside of the casingThe openingIt is preferable to provide a blind wall on the outer peripheral portion of the concave portion so as not to be seen. That is,The openingSince the devices inside the casing can be seen, concealing them does not impair the appearance of the hot air dryer, and can be superior in design.
[0024]
In addition, an air introduction portion communicating with the air intake portion can be recessed in a part of the blindfold wall so that a sufficient amount of air can be smoothly taken in from the outside of the casing. By adopting such a configuration, it is possible to improve the intake efficiency, enable sufficient hot air blowing, and improve the drying efficiency.
[0025]
Furthermore, it is preferable that the air introduction part is provided on both sides and / or the bottom part of the blindfold wall. With this configuration, when dust or dust enters the recess from the air introduction part, it is difficult to accumulate in the recess. .
[0026]
  In addition, the fan of the warm air fan unit is a sirocco fan,SaidAt least a part of the opening can be arranged so as to overlap on the virtual projection plane between the outer periphery of the fan motor of the sirocco fan and the outer periphery of the fan case.
[0027]
This is to reduce the resistance by eliminating the bent part of the air flow path as much as possible before the air sucked from the air introduction part reaches the air inflow part of the hot air fan unit. The purpose is to improve.
[0028]
Furthermore, the concave portion provided on the back surface of the casing can be provided in an arc around the fan motor of the sirocco fan. By adopting such a configuration, air can be taken in from all directions, so that intake efficiency can be further improved and drying efficiency can be accumulated.
[0029]
In addition, the fan motor can be stored with sufficient margin in the portion surrounded by the recess, that is, in the space that is concave outward when viewed from the inside of the casing, and the motor has good heat dissipation to prevent overheating. be able to.
[0030]
As described above, when the hot air dryer according to the present invention is installed on a wall surface, the casing is thin and does not give a feeling of pressure to the user, and can also have a good appearance. Since the intake air efficiency is high and a sufficient amount of air can be taken into the hot air fan unit, the drying efficiency is also excellent.
[0031]
【Example】
Examples of the present invention will be described below.
[0032]
FIG. 1 is an explanatory view showing a use state of a hot air dryer A according to the present embodiment. As shown in the figure, the hot air dryer A has a casing 1 and a water receiver detachably attached to the casing 1. It comprises the board 2 and is used by being attached to a wall surface W such as a toilet or a washroom.
[0033]
The hot air dryer A according to the present embodiment includes a sensor S, which will be described in detail later. If the user puts his hand under the hot air dryer A after hand washing, the sensor S detects this. Then, the hot air fan unit F built in the casing 1 is driven by a timer for a predetermined time so as to dry the hand. And since the water dripping from the hand can be received by the water receiving plate 2, the floor surface or the like is not wetted. Further, when the hand is removed within a predetermined time, the sensor S can detect that there is no dry object and can stop the hot air fan unit F.
[0034]
Hereinafter, the configuration of each part of the hot air dryer A according to the present embodiment will be described in detail with reference to the drawings. 2 is a left side view of the casing 1, FIG. 3 is a right side view of the casing 1, FIG. 4 is a rear view thereof, FIG. 5 is a bottom view thereof, FIG. 6 is a sectional view thereof, and FIG. FIG. 8 is an explanatory view of the back side of the hot air dryer A, and FIG. 9 is an internal explanatory view of the casing 1.
[0035]
(Casing 1)
First, the casing 1 which makes the main body of the warm air dryer A which concerns on a present Example is demonstrated.
[0036]
As shown in FIGS. 2 to 5, the casing 1 is formed by abutting a front cover 3 and a rear case 4 made of synthetic resin, and the front cover 3 includes the warm air fan unit F and the same as shown in FIG. The unit F is formed to a depth that can sufficiently accommodate the control board 5, and the hot air outlet 10 is formed on the bottom surface 30 that is the lower surface when the casing 1 is attached to the wall surface W. The bottom surface 30 of the front cover 3 has a curved shape that slightly bulges downward, and the warm air discharge port 10 is formed in a wide mouth over substantially the entire width of the bottom surface 30 (FIG. 5), and stainless steel or aluminum with high heat resistance. A metal grill 31 is attached.
[0037]
On the other hand, the rear case 4 is formed to be shallower than the front cover 3 and, as shown in FIG. 4, a wall mounting base plate 7 (see FIGS. 6 and 7) is attached to and detached from the rear surface 40 on the wall surface side. A plate attachment hole 41 and a lead wire insertion hole 42 are formed, and air intake slits 43 provided at a plurality of locations are formed. P is a plug and P1 is a power cord.
[0038]
In addition, a plurality of bosses 44 for attaching the warm air fan unit F are projected on the front side (front case side) surface of the back surface 40, and further, the casing 1 is positioned at the lower side with the wall surface W attached. As shown in FIG. 5, an air intake port 11 made up of a large number of slits 11a is formed on the bottom surface 45.
[0039]
As described above, the hot air dryer A according to the present embodiment includes the air intake 11 and the above-described air intake slit 43 in order to take air into the hot air fan unit F described in detail later. Yes.
[0040]
  As shown in FIGS. 4, 7, and 8, the air intake slit 43 is formed in the annular groove 6 as a recess provided in the back surface 40 of the rear case 4, and in this embodiment, the annular groove is formed. 6 on the concave surface constituting the cross sectionU-shapeIs formed.
[0041]
  Note that the air intake slit 43 is, for example, L-shaped depending on the formation location.ofAs a shapeGood.
[0042]
FIG. 10 shows a schematic explanatory diagram of the hot air dryer A according to the present embodiment. As shown in the drawing, at least some of the slits 43 for air intake provided in a plurality of locations are warm. The air fan unit F is positioned so as to overlap on the virtual projection plane between the outer peripheral surface of the fan motor 13 of the wind fan unit F and the outer peripheral surface of the fan case 17 that is the casing of the hot air fan unit F. Air intake efficiency is improved.
[0043]
F1 is an air inflow portion of the warm air fan unit F.
[0044]
With this configuration, air flows using the wall surface of the fan casing 17 as a guide without being obstructed by the bottom surface of the fan motor 13, and smoothly flows into the air inflow portion F1 using the peripheral surface of the fan motor 13 as a guide. To do.
[0045]
In this embodiment, the sirocco fan 14 is used for the hot air fan unit F. However, even when an sirocco fan 14 is used instead of the sirocco fan 14, for example, an air inflow opening and an air intake for the fan are used. As long as at least a part of the slits of the entrance slits 43 overlap on the virtual projection plane as described above, an equivalent effect can be obtained.
[0046]
Further, in this embodiment, as shown in FIG. 10 (b), the fan motor 13 is housed in the space Q formed inside the annular groove 6 with a margin, so that the heat dissipation from the fan motor 13 is achieved. There is no risk of overheating. Further, the space Q facilitates wiring from the fan motor 13. In FIG. 10, 43 ′ is an air intake slit provided in the lower part of the annular groove 6, and this slit 43 ′ functions to take in air and also serves as a drain hole for the space Q and the annular groove 6. Fulfill.
[0047]
By adopting such a configuration, the efficiency of sucking air into the sirocco fan 14 is further improved, and the performance as the hot air dryer A is improved.
[0048]
  Further, in the present embodiment, the annular groove portion 6 is formed in an oval shape in the vertical direction of the back surface 40 (FIG. 10 (a)), and the power cord P1 is wound around the annular groove portion 6 so that the cord length is long. Can be adjusted. At this time, the air intake slit 43IsThe escape space 43a is formed so as not to be completely blocked by the power cord P1 and to prevent the intake efficiency from being lowered when the power cord P1 is wound as shown in the figure.
[0049]
Further, since the edge portion of the air intake slit 43 prevents the power cord P1 from slipping, it is possible to prevent the power cord P1 from dropping from the annular groove 6 as much as possible.
[0050]
Further, as shown in FIGS. 4 and 8, an outer peripheral wall body 61 having a predetermined thickness is formed outside the annular groove portion 6, and the air intake slit 43 is formed in the outer peripheral wall body 61. A plurality of air introduction recesses 62 are formed in the side or bottom of the outer peripheral wall 61 for smoothly flowing air into the casing 1 through the outer wall. In the present embodiment, the air introduction recess 62 is provided on the side of the outer peripheral wall 61 so that dust and the like are not accumulated in the annular groove 6 as much as possible. In addition, since it functions also as a drain hole when it is provided at the bottom, for example, water can be smoothly discharged even if water enters the rear case 4.
[0051]
Further, the outer peripheral wall 61 functions as a blindfold wall for the air intake slit 43. As shown in FIGS. 2 and 3, the air intake slit 43 is replaced with the air introduction recess 62. By forming at an avoiding position, the outer wall 61 prevents the air intake slit 43 from being seen from the lateral direction. Thus, by concealing the air intake slit 43, the design of the hot air dryer A is improved and a smart appearance is created.
[0052]
4 and 8, 46 is a water receiving plate mounting portion, which is formed in a shallow and concave shape, and its right and left side walls are used as a lateral displacement regulating portion 47 to prevent lateral displacement of the water receiving plate 2 described in detail later. .
[0053]
FIG. 11 shows a modification of the annular groove 6 according to this embodiment. In this structure, the annular groove portion 6 is formed into a substantially perfect circle shape instead of an oval shape, and here, a bowl-shaped air guiding cylinder 17a having a gradually taper toward the air inflow portion F1 is provided. Yes.
[0054]
Therefore, air can be taken in from the entire circumference of the annular groove portion 6, and the intake efficiency is remarkably increased by the air guiding cylinder 17a.
[0055]
10 and 11, C is the outer diameter of the fan case 17, C1 is the outer diameter of the fan motor 13, and C2 is the range where the slit group consisting of the air intake slits 43 is located. The outer diameter of the fan case 17 refers to a circular portion that houses the sirocco fan 14.
[0056]
FIG. 12 shows another form of the annular recess. Here, the outer peripheral wall body 61 is abolished, and the shape of the annular recess 6 is not a groove but a recessed recess 6 ′, and the air intake slit 43 is formed in an L shape. As a modified example, as shown in FIG. 13, a plate-like outer wall 61 ′ can be formed as a wall that blinds the air intake slit 43.
[0057]
(Hot air fan unit F)
Here, the warm air fan unit F will be described in more detail. In this embodiment, as described above, the sirocco fan 14 is used as a fan to ensure a large air volume.
[0058]
As shown in FIGS. 6 and 7, the hot air fan unit F according to this embodiment is provided with a vibration isolator made of rubber or silicon on a boss 44 provided on the rear case 4 via a metal unit mounting plate 12. It is attached via a ring 48.
[0059]
That is, as shown in FIG. 7, a fan unit F ′ composed of a fan motor 13 and a sirocco fan 14 is disposed in a fan motor disposition hole 12a formed in the unit mounting plate 12 so as to be inserted into a heat shielding case 15. The heater unit 16 accommodated therein is positioned below the fan unit F ′, and is further covered with a fan case 17 formed in a P-shape and extending the air passage R1 (see FIGS. 5 and 6). The fan case 17 is screwed to the boss 44 via the unit mounting plate 12. Reference numerals 15a and 15a denote air passage restricting pieces provided at the tip of the heat shielding case 15, and the air speed is increased by restricting the air blown from the sirocco fan 14.
[0060]
The heater unit 16 in this embodiment is configured by winding a plate-shaped heater wire 16b around an attachment board 16a configured in an X shape in a spiral shape.
[0061]
Further, by disposing the warm air fan unit F in the casing 1, the casing 1 is divided into a front space 18 and a rear space 19 as shown in FIG. An air reflux path R2 is formed in communication with the air intake 11.
[0062]
FIG. 14 shows an explanatory diagram of the state of use of the hot air dryer A in a sectional view. As shown in the drawing, by providing such an air circulation path R2, the hot air discharged from the hot air discharge port 10 is shown. The air is recirculated to the air intake 11 and is supplied to the hot air fan unit F as warm air, so that the heating efficiency is improved. Moreover, since the warm air passes through the air recirculation path R2 having a low flow resistance, the intake air is taken in. Efficiency is also improved.
[0063]
Further, the lower end edge of the unit mounting plate 12 is separated from the bottom surface of the casing 1 (the bottom surface 30 of the front cover 3 in this embodiment), and is located behind the hot air discharge port 10 by a certain distance D1. Therefore, there is no risk of touching the unit mounting plate 12 that is a metal during use, and electric shock and the like are reliably prevented. FIG. 14 shows a state where the water receiving plate 2 is removed and used.
[0064]
Further, FIG. 15 shows an explanatory diagram of the hot air discharge state. As shown in the drawing, the front end opening of the air passage R1 of the fan case 17 is smaller than the hot air discharge port 10 and closer to the center. When the hot air is discharged, an air flow f is generated by the ejector effect on both sides of the opening portion of the air passage R1, and generation of mold and generation of odor due to mold can be prevented.
[0065]
Further, as described above, the hot air fan unit F has a high temperature because the heater wire 16b is wound around the X-shaped mounting board 16a and other components such as a thermal fuse are incorporated. Variation occurs between the portion and the portion where the temperature does not rise so much, and the mounting substrate 16a serves as a guide and is discharged from the air passage R1 with its temperature distribution varied.
[0066]
Therefore, the hot air outlet 10 is formed with a wide opening over substantially the entire width of the bottom surface 30 of the front cover 3 as described above, and a metal grill 31 having high heat resistance is attached to the hot air outlet 10 (FIG. 5). (See Fig.) Temporarily, even if heat is concentrated in one place, the grill 31 is not deformed by heat. In addition, since the grill 31 is curved, the amount of heat transferred to the hand or the like per unit area is small, and the sensible temperature can be relaxed.
[0067]
In addition, the metal grill 31 has a high thermal conductivity and, as described above, has a wide cooling effect, so that the temperature of the grill 31 as a whole can be made uniform quickly. Even if it touches, it does not feel high temperature as a bodily sensation temperature, and there is no fear of a burn. Note that if the grill 31 is subjected to a flocking process, the sensible temperature can be further lowered.
[0068]
Incidentally, as described above, the hot air dryer A according to the present embodiment forms the air intake 11 on the bottom surface 45 and the back surface 40 of the rear case 4. It may be formed on either one of the back surfaces 40 or on the side surface of the rear case 4.
[0069]
In this case, it is preferable that the air intake 11 be formed near the wall W where the air intake 11 cannot be seen from the user side (front) so that the appearance is improved.
[0070]
By adopting such a configuration, the casing 1 can be formed in a thin shape, the feeling of pressure on the user is eliminated, and the wall surface W on which the hot air dryer A is attached serves as a guide for air flow, so that the intake efficiency is improved. Can be improved.
[0071]
(Control board 5)
Next, the control board 5 of the hot air unit fan F will be described with reference to FIGS. 6, 7, 9, 16 and 17. FIG. 16 is a perspective view of the control board 5 as viewed from the front cover 3 side, and FIG. 17 is an electrical wiring connection diagram of the hot air dryer A.
[0072]
As shown in FIGS. 9 and 16, the control board 5 has a plate shape in which a concave portion 51 corresponding to the air inflow portion F1 of the sirocco fan 14 is formed at one end, and the surface shown in FIG. Large parts such as a 100 V step-down resistor 52, a switching element 53 for the fan motor 13, a capacitor 54, and a terminal 55 are attached to the wall W side in the state of being attached to W, and these are attached to the back surface 5a. The terminals are soldered (FIG. 16).
[0073]
Further, as shown in FIG. 16, a large number of chip resistors 56, timer ICs 57 and the like are attached to the back surface 5a (the surface of the control board 5 on the front cover 3 side). These leads are also soldered, and as shown in the figure, a large number of solders 58 are applied to this surface, and the distance between each solder is extremely short.
[0074]
Further, as shown in FIG. 7, the lead P from the plug P, the fan motor 13, the coil heater 16 and the triac 13a for the heater 16 is connected to the terminal 55 in a concentrated manner, as shown in FIG. Thus, the terminal 55 is screwed to the longitudinal side wall of the control board 5, and the triac 13a is screwed to the unit mounting plate 12 for the hot air fan unit F. 9 and 17, E1 is a protective tube in which a plurality of lead wires E are bundled and covered.
[0075]
The control board 5 is disposed on the front surface side of the casing 1 and in a substantially parallel state with respect to the wall-side mounting surface of the casing 1.
[0076]
That is, as shown in FIG. 6, the control board 5 described above is disposed in a substantially parallel manner in the front space 18 formed in the casing 1, separated from the back surface 40 of the rear case 4 by a certain distance L. At the same time, the rear surface 5a serving as the soldering surface is screwed to the front cover 3 in a state of facing the front surface of the casing 1, that is, the front cover 3, and at least does not contact the fan case 17. I am doing so. A control board mounting boss 32 projects from the inner surface of the front cover 3. The mounting of the control board 5 is not limited to screwing and may be a method such as welding.
[0077]
Thus, the hot air fan unit F is interposed between the control board 5 and the air return path R2 at a position far from the back surface 40 of the rear case 4 in contact with the wall surface W by a certain distance L. By disposing, the surface of the solder (the back surface 5a) to which the leads such as the multiple chip resistors 56 and the timer IC 57 provided in the control board 5 in a dense state are fixed to the influence from the wall surface W. It is possible to prevent as much as possible adhesion of conductive dust, dust, and the like, and it is possible to prevent electrical failures caused by water, dust, dust, and the like.
[0078]
Further, since the control board 5 is attached to the front cover 3, for example, compared to a case where a boss is projected from the rear surface 40 of the rear case 4 and attached to the boss, water is not transmitted through the boss. In addition, the vibration from the fan motor 13 is not directly transmitted compared to the case where it is mounted on the fan case 17 of the hot air fan unit F, etc. There is no risk of breakage or solder loss.
[0079]
Of the large components attached to the control board 5, the 100 V step-down resistor 52 and the switching element 53 have particularly high heat generation, but these are placed on the opposite side of the control board 5 with respect to the front cover 3. Since they are positioned, the front cover 3 is not directly heated from these, and there is no possibility that the temperature of the front cover 3 will rise abnormally and the user will feel uneasy.
[0080]
In addition, in the present embodiment, as shown in FIG. 6, the high exothermic 100 V step-down resistor 52 and the switching element 53 are arranged near the air inflow portion F1 on the front side. It can be cooled, and adverse effects caused by the heat generation are prevented as much as possible.
[0081]
In the control board 5 according to the present embodiment, small components such as the chip resistor 56 and the timer IC 57 are attached to the soldering surface (back surface 5a). However, the soldering surface (back surface 5a) of the control board 5 is used. ) Is disposed in a state of being opposed to the front side surface of the casing 1, the control board 5 includes a small component attached to the larger component side as described above. Is.
[0082]
(Sensor S)
Further, in this embodiment, as shown in FIGS. 5, 6, 9 and 14, an infrared type detecting device for detecting a drying target such as a hand on the wall W side surface of the front end of the control board 5. A sensor S is provided. 5 and 9, S1 is a light emitting unit, and S2 is a light receiving unit.
[0083]
In addition, a smoke-like sensor cover 8 that transmits infrared rays and blocks visible light is provided in front of the hot air discharge port 10 on the bottom surface 30 of the front cover 3 in front of the sensor S.
[0084]
As shown in FIGS. 6 and 14, the sensor cover 8 is formed such that the bottom surface 30 of the front cover 3 is curved and is positioned above the warm air outlet 10 by a predetermined distance D2.
[0085]
That is, as shown in FIG. 14, when the hand or the like is being dried, the moisture, dust, dust, etc. of the hand rolls up below the casing 1, but these are less likely to adhere to the sensor cover 8, Since the air intake 11 is located on the wall surface W side in the vicinity of the hot air discharge port 10, the rolled up water, dust, dust, etc. are sucked to the wall surface W side, and the sensor cover 8 can be soiled. It is prevented as much as possible.
[0086]
Further, as shown in FIG. 5, a hot air changeover switch 81 is provided on one end side of the sensor cover 8.
[0087]
As shown in Fig. 24 (a), the warm air output is switched between OFF, LOW, and HIGH, and is operated manually. When it is set to OFF, the sensor S remains detected. A signal is sent to the control circuit. In the control circuit, energization to the heater wire 16b and the fan motor 13 is cut off to stop the operation.
[0088]
In addition, between LOW and HIGH, the capacity of the fan motor 13 does not change at 60 W, and the heater capacity is doubled from 600 W to 1200 W.
[0089]
In this embodiment, the hot air changeover switch 81 is attached to the sensor cover 8, so that the operability is good and the workability during the production and assembly of the hot air dryer A is improved.
[0090]
Further, since the sensor S is attached to the control board 5, a dedicated attachment member is not required, and the assembly work can be performed simultaneously with the assembly of other related parts, so that the work efficiency is improved. Moreover, since no connection cord is required, there is no failure due to disconnection.
[0091]
FIG. 24B shows a control block diagram of the hot air dryer A.
[0092]
When the sensor S detects an object to be dried such as a hand, the control circuit drives the heater unit 16 and the fan unit F ′, and the timer IC 57 starts counting time, and when a predetermined time elapses. The signal is transmitted to the control circuit, and the control circuit stops the driving of the heater unit 16 and the fan unit F ′. The sensor S is not limited to the infrared type described above, but may be an ultrasonic type or a pyroelectric type.
[0093]
(Water receiving plate 2)
Next, the water receiving plate 2 will be described with reference to FIGS. 1, 7, 8, and 18. FIG. 18 is a cross-sectional view showing a state where the water receiving plate 2 is attached, and FIG. 19 is an operation explanatory view of removing the water receiving plate 2.
[0094]
As shown in FIG. 1, the water receiving plate 2 is received halfway before dripping water falls on the floor surface or the like when the washed hand is dried with warm air, as shown in FIGS. 7 and 8. The plate-shaped main body 21 is made of a synthetic resin and is light in size, and has a suitably wide plate-like main body 21 and a locking suspension member 22 connected to the rear edge 21a of the plate-like main body 21. Then, as shown in FIG. 18, the rear case 4 constituting the casing 1 is detachably attached to the rear surface 40 of the rear case 4 via the base plate 7 at a position close to the wall surface W side.
[0095]
As shown in FIGS. 7 and 8, the base plate 7 includes a plate body 70 having a substantially rectangular shape with screw holes 70a for fixing to the wall surface W with screws or the like, and a straight plate extending upward from the upper portion of the body 70. In this state, the casing side locking piece 71 which is connected to the rear case 4 by bending the tip and connected to the lower portion of the plate main body 70 and having a hook portion 72a at the tip is provided. This is a plate-like plate composed of the receiving plate side locking pieces 72, and is made of metal in this embodiment.
[0096]
The water receiving plate side locking piece 72 is flush with the plate main body 70 and extends downward shorter than the casing side locking piece 71, and the hook portion 72a formed at the tip is close to the wall surface W. The overhang is small.
[0097]
Reference numeral 73 denotes a screw that can be easily rotated and detached with a finger. With this screw 73, the base plate 7 can be detachably attached to the rear case 4 in an engaged state.
[0098]
In addition, the plate body 70 is engaged with and disengaged from the plate mounting holes 41 of the rear case 4 at three locations, the left and right sides of the casing side locking piece 71 and the upper side of the water receiving plate side locking piece 72. Free claw pieces 74, 74, and 74 are provided. The claw pieces 74, 74, and 74 support the casing 1 and can hold the casing 1 with the screws 73 without rattling.
[0099]
Although the water receiving plate 2 is detachably attached to the base plate 7, the dish-like main body 21 of the water receiving plate 2 is linear so that the rear edge 21a can be in close contact with the wall surface W as shown in FIG. The locking suspension member 22 is connected in a fitted state to a recess provided on the rear edge side of the dish-shaped body 21. Reference numeral 25 denotes a connecting screw.
[0100]
Then, on the upper end of the locking suspension member 22, a ridge 23 that engages with a hook portion 72a provided on the water receiving plate side locking piece 72 of the base plate 7 is formed. A tongue piece 24 sandwiched between the casing 1 and the base plate 7 is continuously provided above.
[0101]
With this configuration, the water receiving plate 2 can be reliably and easily attached to and detached from the base plate 7. As shown in FIG. 18, since the tongue piece 24 is sandwiched between the casing 1 and the base plate 7, even if a special force is applied to the water receiving plate 2 due to mischief of a child or the like, the tongue piece 24 is displaced or dropped out. There is nothing to do.
[0102]
In addition, since the casing 1 is also attached to the wall surface W via the base plate 7, the force applied to the water receiving plate 2 does not directly act on the casing 1, so that the casing 1 may fall off the wall surface W. Absent.
[0103]
Further, as described above, since the lateral displacement restricting portion 47 of the tongue piece 24 is formed in the lower portion of the back surface 40 of the rear case 4 of the casing 1 (see FIG. 8), it can be inclined to the left and right. There is no damage or spillage of water accumulated in the dish-shaped body 21.
[0104]
When the water receiving plate 2 is attached to the base plate 7, the tongue piece 24 is inserted into the water receiving plate attaching portion 46 of the rear case 4, and the ridge 23 located at the base of the tongue piece 24 is connected to the hook portion of the base plate 7. It is only necessary to engage with 72a, and when removing, as shown in FIG. 19, the water receiving plate 2 itself may be pulled slightly downward by using the flexure of the tongue piece 24 and pulled down. It is very easy to do.
[0105]
20 and 21 show an example in which the casing 1 is directly attached to the wall surface W. The water receiving plate 2 in this case is attached by using a water receiving plate connecting plate 7 ′ instead of the base plate 7.
[0106]
That is, in FIG. 20, the water receiving plate connecting plate 7 'is screwed to the back surface 40 of the casing 1, and the ridge 23 of the water receiving plate 2 is attached to the hook 7a' formed at the lower end of the water receiving plate connecting plate 7 '. Is locked.
[0107]
In FIG. 21, the lower end of the water receiving plate connecting plate 7 ′ is bent to form the engaging piece 7 b ′, and the engaging piece 7 b is formed on the upper end of the locking suspension member 22 of the water receiving plate 2. An engagement piece 22b corresponding to 'is formed, and in a state where both engagement pieces 7b' and 22b are abutted with each other, a U-shaped connection member 26 is fitted and connected.
[0108]
In any case, since the mounting position of the water receiving plate 2 on the casing 1 is close to the wall surface W, even if a force is applied to the water receiving plate 2, the moment acting on the casing 1 with respect to the force is not increased. Since it is small, there is no fear that the casing 1 will fall off the wall surface W, and it is safe.
[0109]
As described above, the present invention has been described through the embodiments. However, the fan used in the warm air fan unit F is not limited to the sirocco fan 14, and for example, an axial fan can be used.
[0110]
The heater unit 16 is not limited to the configuration of the present embodiment, and a planar one may be used.
[0111]
Further, the water receiving plate 2 may be removed and used when there is a counter or the like below the mounting portion of the casing 1.
[0112]
The hot air dryer A according to the present invention can be used not only as a hand dryer as described above but also for other uses such as a hair dryer.
[0113]
Further, it is not necessary to be configured to automatically drive by detection of the sensor S. Instead of the sensor S, for example, the heater unit 16 and the fan unit F ′ are driven by a single push operation by a push button type, and again. A manual switch type, such as turning off when a push operation is performed, may be used.
[0114]
【The invention's effect】
The present invention is implemented in the form as described above, and has the following effects.
[0115]
1.In the first aspect of the present invention, a warm air fan unit including a fan unit and a heater unit is housed and disposed in a casing that can be attached to a wall surface, and the warm air can be discharged toward a drying target. In the wind dryer, on the back of the casingGroovedRecessOr a concave recessProvided,A plurality of openings are provided in the groove-like recess or the depression-like recess to form an air intake portion, and the plurality of openings are provided to include two or more of the concave surfaces forming the groove-like recess. Or a concave surface that forms the concave recess and a surface that is provided on a surface perpendicular to the concave surface.This makes it possible to form the casing thinly while maintaining good air intake efficiency. It becomes.
[0116]
2.In this invention of Claim 2, from the outer side of the said casingThe openingBy providing a blindfold on the outer periphery of the recess,1.In addition to the effect of the above, it can be made excellent in design without impairing the appearance.
[0117]
3.In this invention which concerns on Claim 3, the air introduction part connected to the said air intake part was recessedly provided in a part of blindfold wall,1.,2.In addition to the above effect, since a sufficient amount of air can be taken in smoothly, the intake efficiency can be further improved and the drying efficiency can be increased.
[0118]
Four.In this invention which concerns on Claim 4, the said air introduction part was provided in the both sides and / or bottom part of a blindfold wall, The above-mentioned1.~3.In addition to the above effects, dust and dust are less likely to accumulate in the recess, and cleaning and the like can be performed easily.
[0119]
Five.In the present invention according to claim 5, the fan of the fan unit is a sirocco fan,SaidBy arranging at least part of the opening so as to overlap on the virtual projection plane between the outer periphery of the fan motor of the sirocco fan and the outer periphery of the fan case,1.~Four.In addition to the above effect, the intake air flow path is bent and smoothly flows into the hot air fan unit without receiving resistance, so that the intake efficiency can be further improved and the drying efficiency can be increased.
[0120]
(6) In the present invention according to claim 6, the fan of the fan unit is a sirocco fan, and the recess is provided in an arc around the fan motor of the sirocco fan. In addition to the effect of ▼, a sufficient amount of air can be taken in evenly toward the air inlet of the fan unit, and the intake efficiency can be improved to improve the drying efficiency, and the casing surrounded by the recesses Since the fan motor can be accommodated in a space that is concave outward when viewed from the inside, it is possible to prevent the motor from being overheated due to good heat dissipation of the motor.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory view showing a usage state of a hot air dryer according to the present invention.
FIG. 2 is a left side view of a casing of the hot air dryer.
FIG. 3 is a right side view of the same.
FIG. 4 is a rear view of the same.
FIG. 5 is a bottom view of the same.
FIG. 6 is a sectional view of the same.
FIG. 7 is an exploded perspective view of the hot air dryer.
FIG. 8 is an explanatory view of the back side of the hot air dryer.
FIG. 9 is an explanatory diagram of the inside of the casing of the hot air dryer.
FIG. 10 is a schematic explanatory diagram of a hot air dryer according to the present invention.
FIG. 11 is a schematic explanatory diagram of a hot air dryer according to a modification of the embodiment.
FIG. 12 is a schematic explanatory diagram of a hot air dryer according to another embodiment.
FIG. 13 is a schematic explanatory diagram of a hot air dryer according to a modification of another embodiment.
FIG. 14 is an explanatory diagram of a use state of the hot air dryer according to the present embodiment in a cross-sectional view.
FIG. 15 is an explanatory diagram of a hot air discharge state of the hot air dryer.
FIG. 16 is a perspective view of a control board.
FIG. 17 is an electrical wiring connection diagram of the hot air dryer according to the present invention.
FIG. 18 is a cross-sectional view showing a state in which the water receiving plate is attached.
FIG. 19 is an operation explanatory view of removing the water receiving plate.
FIG. 20 is an explanatory diagram of a hot air dryer according to another embodiment.
FIG. 21 is an explanatory diagram of a hot air dryer according to another embodiment.
FIG. 22 is a control block diagram of the hot air dryer and an explanatory diagram of a hot air changeover switch according to the embodiment.
FIG. 23 is an explanatory diagram of a conventional hot air dryer.
[Explanation of symbols]
  A Hot air dryer
  F Warm air fan unit
  F 'fan unit
  W wall surface
  1 casing
  3 Front cover
  4 Rear case
  6 annular groove (concave)
  10 Hot air outlet
  11 Air intake
  13 Fan motor
  14 fans (sirocco fans)
  16 Heater unit
  17 Fan case
  40 Rear
  43 Slit for air intake (Opening)
  61 Perimeter wall (blindfolded wall)

Claims

A hot air fan unit (F) having a fan unit (F ') and a heater unit (16) is housed and disposed in a casing (1) that can be mounted on the wall surface (W), and hot air is directed toward the object to be dried. In the hot air dryer configured to discharge
Groove-shaped recess (6) on the back surface (40) of the casing (1) Alternatively, a recess-like recess (6 ′) is provided, and a plurality of openings (43) are provided in the groove-like recess (6) or the recess-like recess (6 ′) to form an air intake portion, and the plurality of openings (43 ) Is provided so as to include two or more of the concave surfaces forming the groove-shaped recess (6) , or a recess surface forming the recess- shaped recess (6 ′) and the recess surface What is provided in the surface perpendicular | vertical to the hot air dryer characterized by the above-mentioned .

The blind wall (61) is provided in the outer peripheral part of the said recessed part ( 6 or 6 ' ) so that the said opening (43) cannot be seen from the outer side of the said casing (1). Hot air dryer.

The hot air dryer according to claim 2, wherein the air introduction part (62) communicating with the air intake part is recessed in a part of the blindfold wall (61).

The hot air dryer according to claim 3, wherein the air introduction section (62) is provided on both sides and / or the bottom of the blindfold wall (61).

A fan of the fan unit (F ′) is a sirocco fan (14), and at least a part of the opening (43) is connected to an outer periphery of a fan motor (13) of the sirocco fan (14) and a fan case (17). The hot air dryer according to any one of claims 1 to 4, wherein the hot air dryer is disposed so as to overlap with an outer periphery of the virtual projection plane.

The fan unit (F ′) is a sirocco fan (14), and the recess ( 6 or 6 ′ ) is provided in an arc around the fan motor (13) of the sirocco fan (14). The hot air dryer according to any one of claims 1 to 5.