JP3822039B2 - Pipe member brazing joining method and pipe joining structure - Google Patents

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    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

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  • Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車エンジンに取り付けられるインテークマニホールドなどのブレージング製品の製造工程で利用されるロー付け接合方法およびパイプ接合構造物に関する。
【0002】
【従来の技術】
炉内ロー付けは、金属パイプを相手方の金属部材に接合する接合方法としてが広く利用されている。例えば、インテークマニホールドの製造工程では、ブランチ管をコレクタ等に接合するために炉内ロー付けが行われている。
【0003】
図5は、インテークマニホールドを示す図で、このインテークマニホールド1は、アルミニウムダイキャスト製のコレクター2と、アルミニウムパイプ製の複数本のブランチ管3と、これらブランチ管3をエンジンへ固定するためのアルミニウムダイキャスト製の取付部4とをロー付けにより一体構造としたものである。ブランチ管3は、それぞれ所定の形状に湾曲され、コレクター2とエンジン側の取付部4とに両端が接合されている。
【0004】
次に、図6は、ブランチ管3とコレクタ2との接合部を示している。ロー材5は、溶け出したものがブランチ管3回りの隙間に流れ込むように、コレクター2の上面側に充填させる。同様にして、図7に示すように、ブランチ管3とエンジン側の取付部4との接合部では、取付部4の上面側にロー材5が充填される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来、インテークマニホールドを炉中ロー付けする場合、ロー材が落下しないように、炉中姿勢を考慮して接合部の位置や構造を決める必要があり、設計自由度が炉中姿勢によって大きな制約を受けてしまうという問題がある。
【0006】
また、炉内にセットするに際しては、あらかじめ仮組みしたものを図5に示す姿勢でセットしなければならない。しかし、ロー材5を充填する必要上、ブランチ管3の先端部をコレクタ2に対して付き合わせることができないため位置決めが難しく、しだいにブランチ管3の先端部が突き出してくることがある。このため、ブランチ管3の位置がずれないようにロー付け前にあらかじめ仮付けを行うなどの必要があり、取付精度を確保するために事前の入念な段取りが必要不可欠となる。
【0007】
そこで、本発明の目的は、前記従来技術の有する問題点を解消し、炉中の姿勢を考慮することなく、接合部の形状、位置を決めることができ、効率良くかつ精度良くロー付けをできるようにしたパイプ部材のロー付け接合方法およびパイプ接合構造物を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するために、請求項1に記載した発明は、金属パイプを相手部材に炉中ロー付けにより接合するロー付け接合方法において、前記金属パイプの先端から所定の距離をとった位置に該金属パイプの外周面から盛り上がった肉厚部を周方向に予め形成しておき、相手部材には、前記金属パイプの肉厚部を圧入可能な第1の段付き穴を形成し、前記金属パイプを前記段付き穴に挿入しながら、ロー材を前記金属パイプの肉厚部と前記第1の段付き穴の段部の間に圧入するとともに、前記金属パイプの端面を前記第1の段付き穴から圧入方向の最奥側に形成された第2の段付き穴の段部に突き当て、当該金属パイプを位置決めし、前記金属パイプを相手部材に仮組みした状態で炉内に収容して炉中ロー付けを行うことを特徴とするものである。
【0009】
また、請求項4に記載した発明は、金属パイプを相手部材に炉中ロー付けにより接合されたパイプ接合構造物において、前記金属パイプの先端から所定の距離をとった位置に予め周方向に形成された、該金属パイプの外周面から盛り上がった肉厚部を有し、相手部材に前記金属パイプの肉厚部が圧入可能な第1の段付き穴が形成され、前記第1の段付き穴に挿入された金属パイプの肉厚部と第1の段付き穴の段部との間にロー材が充填されるともに、金属パイプの端面が前記第1の段付き穴から圧入方向の最奥側に形成された第2の段付き穴の段部に突き当った状態で、炉中ロー付けされていることを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明によるパイプ部材のロー付け接合方法およびパイプ接合構造物の一実施形態について、添付の図面を参照して説明する。
第1実施形態
図1は、本発明をインテークマニホールドのブランチ管とコレクタのフランジ部との接合に適用した実施形態を示す図である。
この図1において、参照符号2がコレクタのフランジ部で、4がエンジン側の取付部である。ブランチ管10は、アルミダイキャスト製のもので複数本が湾曲して交互に交差するように配列され、一端部はアルミダイキャスト製のコレクタのフランジ部2に、他端部はエンジン側の取付部4にロー付けによって接合されている。
【0011】
図2は、ブランチ管10の先端部とフランジ部2との接合構造を示す断面図である。
ブランチ管10の先端部には、その外周面に盛り上がった形状の肉厚部12が周方向に形成されている。この肉厚部12は、後述するような段付き穴に圧入されるため、滑らかな曲面、あるいはテーパーで肉厚が増すような形状であることが望ましい。なお、この肉厚部12は、ダイキャスト鋳造時に形成しておいてもよく、あるいは、接合するに際して、肉盛り溶接により事前に形成しておいてもよい。また、リング状の別部品を取り付けることで肉厚部12を構成するようにしてもよい。
【0012】
他方、相手部材のフランジ部2には、第1の段部15と、これよりも奥側に位置する第2段部16を有する段付き穴14が形成されている。この段付き穴14では、入口側の開口から第1段部15までが直径D1の穴で、第1段部から第2段部16までがD1よりも小径な直径D2の穴になっている。これらの穴径とブランチ管10の外径との関係は、次のように設定されている。すなわち、ブランチ管10の肉厚部12の最大外径はD1よりもわずかに大きく設定され、肉厚部12より先の部分のブランチ管10の外径は、ほぼD2と同じか若干小さく設定されている。この実施形態の場合、肉厚部12より先の部分のブランチ管10の外径は、ブランチ管10の基準外径と同一寸法である。なお、段付き穴14の深さについては、肉厚部12が直径D1の穴の部分に圧入できれば特に限定されるものではない。
【0013】
ロー材としては、図2に示すように、リング状に形成されたロー材18が用いられる。この場合、ロー材18の内径は、ブランチ管10の肉厚部12の最大外径よりも小さくかつ基準外径よりも大きくなっており 外径は穴径D1よりも若干大きくなっている。したがって、ロー材18をブランチ管10の先端部に装着した場合、ロー材18は肉厚部12の先端側に係止し、この状態のまま段付き穴14に押し込んで圧入できるようになっている。
【0014】
次いで、ブランチ管10の先端部にロー材18を装着したまま、このロー材18の先端部を段付き穴14に挿入すると、ロー材18を肉厚部12と第1段部15との間に詰めることができる。このとき、ブランチ管10の端面が第2段部16に突き当たるともに、肉厚部12がロー材18を圧入するので、ブランチ管10の位置決めをも同時に行うことができる。しかも、ロー材18および肉厚部12が圧入された状態にあることから、ブランチ管10とフランジ部とは、どんな姿勢であっても、位置ズレせず、しかもロー材18が脱落しないように、精度良くロー付け前の仮組みすることができる。
【0015】
なお、ブランチ管10の他方の端部と、取付部4との仮組みは、上記と同じように取付部4に段付き穴を形成し、肉厚部を設けた端部にリング状のロー材を装着して圧入するようにしてもよく、あるいは、図7で示したような従来の接合方法を採用してもよい。仮組みされたインテークマニホールドは、炉内にセットされてロー付けが行われる。
以上のようにして、炉内の姿勢を考慮することなく、接合部をロー付けすることができる。
【0016】
第2実施形態
次に、図3は、本発明の第2の実施形態によるロー付け接合方法を示す図である。
この第2実施形態が第1実施形態と異なる主な点は、コレクタのフランジ部2に形成される段付き穴20の形状である。
【0017】
この第2実施形態の場合、フランジ部2に形成されている段付き穴20には、穴の奥行き側に向かって縮径しながら傾斜するテーパ面22が形成されている。一方、ブランチ管10の先端部に形成されている肉厚部23には、前記テーパ面22に接するように同方向に傾斜する曲面24が形成されている。
【0018】
このように段付き穴20と肉厚部23とがそれぞれテーパ面22、曲面24同士で接するようにすることにより、ブランチ管10の先端部を段付き穴20に圧入すると、テーパ面22、曲面24同士がくさび作用を発揮するようになり、圧入が容易になるとともに、強固に仮組みすることができるので、位置ズレを確実に防止することができる。
【0019】
第3実施形態
次に、図4は、本発明の第3の実施形態によるロー付け接合方法を示す図である。
これまでに説明した実施の形態は、外周面に盛り上がった肉厚部を周方向に形成するものであるが、この第3実施形態では、ブランチ管10の先端部には、ブランチ管10本体の基準肉厚に対して先端に向かって薄くなる薄肉部26を形成することによって、ブランチ管10の先端部において相対的な肉厚部として構成したものである。
【0020】
一方、フランジ部2に形成されている段付き穴20には、前記第2実施形態と同様なテーパ面22が形成されている。ブランチ管10の薄肉部26は、第2段部16と嵌合する部分は一定の厚さの肉厚であるが、ロー材18が装着される部分は、基準肉厚になるまで傾斜しているテーパー面27に連続するようになっている。なお、このテーパ面27は、必ずしも形成する必要はなく、段状に肉厚が変わるようにしてもよい。その場合は、ブランチ管の基準肉厚の部分も段付き穴20に圧入するようにすればよい。
【0021】
このような第3実施形態によれば、第2実施形態と同様に、テーパ面22、27同士のくさび作用を利用して圧入が容易になり、しかも強固に仮組みすることができるため、位置ずれを確実に防止することができる。
【0022】
以上、本発明について、インテークマニホールドにおけるブランチ管とコレクタのフランジ部との接合を実施の形態として説明したが、金属製のパイプと、相手方の金属部材との接合に広く適用することができる。
【0023】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、炉中の姿勢を考慮することなく、接合部の形状、位置を決めることができ、効率良くかつ精度良くロー付けを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に第1実施形態よるパイプ部材のロー付け接合方法の一実施形態を示す一部切り欠き図。
【図2】図1の接合部の拡大断面図。
【図3】本発明の第2実施形態によるパイプ部材のロー付け接合方法を示す断面図。
【図4】本発明の第3実施形態によるパイプ部材のロー付け接合方法を示す断面図。
【図5】ロー付けにより接合される物品の例としてインテークマニホールドを示す側面図。
【図6】インテークマニホールドにおける従来のロー付け構造を示す図。
【図7】インテークマニホールドにおける従来のロー付け構造を示す図。
【符号の説明】
2 コレクタのフランジ部
4 エンジン側の取付部
10 ブランチ管
12 肉厚部
14 段付き穴
15 第1段部
16 第2段部
18 ロー材
20 段付き穴
22 テーパ面
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a brazing joining method and a pipe joining structure used in a manufacturing process of a brazing product such as an intake manifold attached to an automobile engine.
[0002]
[Prior art]
In-furnace brazing is widely used as a joining method for joining a metal pipe to a counterpart metal member. For example, in the manufacturing process of the intake manifold, in-furnace brazing is performed to join a branch pipe to a collector or the like.
[0003]
FIG. 5 is a view showing an intake manifold. The intake manifold 1 includes an aluminum die-cast collector 2, a plurality of branch pipes 3 made of aluminum pipes, and aluminum for fixing the branch pipes 3 to the engine. A die-cast mounting portion 4 is integrated with a brazed structure. Each of the branch pipes 3 is curved into a predetermined shape, and both ends thereof are joined to the collector 2 and the mounting portion 4 on the engine side.
[0004]
Next, FIG. 6 shows a junction between the branch pipe 3 and the collector 2. The brazing material 5 is filled on the upper surface side of the collector 2 so that the melted material flows into the gap around the branch pipe 3. Similarly, as shown in FIG. 7, the brazing material 5 is filled on the upper surface side of the attachment portion 4 at the joint portion between the branch pipe 3 and the attachment portion 4 on the engine side.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
Conventionally, when brazing the intake manifold in the furnace, it is necessary to determine the position and structure of the joints in consideration of the furnace position so that the brazing material does not fall. There is a problem of receiving.
[0006]
Moreover, when setting in a furnace, what was temporarily assembled must be set with the attitude | position shown in FIG. However, since it is necessary to fill the brazing material 5, it is difficult to position the tip of the branch tube 3 with respect to the collector 2, so that the tip of the branch tube 3 may protrude gradually. For this reason, it is necessary to perform temporary attachment before brazing so that the position of the branch pipe 3 does not shift, and careful setup in advance is indispensable in order to ensure mounting accuracy.
[0007]
Therefore, the object of the present invention is to solve the problems of the prior art, determine the shape and position of the joint without considering the posture in the furnace, and can braze efficiently and accurately. An object of the present invention is to provide a method for brazing and joining pipe members and a pipe joint structure.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, according to the first aspect of the present invention, in a brazing joining method for joining a metal pipe to a mating member by brazing in a furnace, a position at a predetermined distance from the tip of the metal pipe. A thick portion raised from the outer peripheral surface of the metal pipe is previously formed in the circumferential direction, and a first stepped hole capable of press-fitting the thick portion of the metal pipe is formed in the mating member, While inserting the metal pipe into the stepped hole, the brazing material is press-fitted between the thick portion of the metal pipe and the stepped portion of the first stepped hole, and the end surface of the metal pipe is moved to the first step. Abuts against the stepped portion of the second stepped hole formed in the innermost side in the press-fitting direction from the stepped hole, positions the metal pipe, and accommodates the metal pipe in the furnace in a temporarily assembled state with the mating member It is also characterized by brazing in the furnace It is.
[0009]
According to a fourth aspect of the present invention, in a pipe joint structure in which a metal pipe is joined to a mating member by brazing in a furnace, a circumferential direction is formed in advance at a position away from a tip of the metal pipe. been, has a thick portion that raised from the outer peripheral surface of the metal pipe, the wall thickness portion of the metal pipe is formed first stepped bore that can be press-fitted into the mating member, the apertured first stage The brazing material is filled between the thick part of the metal pipe inserted into the first stepped hole and the stepped part of the first stepped hole, and the end surface of the metal pipe is deepest in the press-fitting direction from the first stepped hole It is characterized by being brazed in the furnace in a state where it abuts against the stepped portion of the second stepped hole formed on the side.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of a brazing joint method for pipe members and a pipe joint structure according to the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
First Embodiment FIG. 1 is a view showing an embodiment in which the present invention is applied to joining of a branch pipe of an intake manifold and a flange portion of a collector.
In FIG. 1, reference numeral 2 is a flange portion of the collector, and 4 is a mounting portion on the engine side. The branch pipes 10 are made of aluminum die cast and are arranged so that a plurality of them are bent and intersecting alternately, one end is attached to the flange part 2 of the aluminum die cast collector, and the other end is attached to the engine side. It is joined to the part 4 by brazing.
[0011]
FIG. 2 is a cross-sectional view showing a joint structure between the distal end portion of the branch pipe 10 and the flange portion 2.
A thick portion 12 is formed in the circumferential direction at the distal end portion of the branch pipe 10 so as to rise on the outer peripheral surface thereof. Since the thick portion 12 is press-fitted into a stepped hole as will be described later, it is desirable that the thick portion 12 has a smooth curved surface or a shape that increases the thickness with a taper. The thick portion 12 may be formed at the time of die casting, or may be formed in advance by build-up welding when joining. Moreover, you may make it comprise the thick part 12 by attaching another ring-shaped component.
[0012]
On the other hand, a stepped hole 14 having a first stepped portion 15 and a second stepped portion 16 located on the back side is formed in the flange portion 2 of the mating member. In this stepped hole 14, the opening from the inlet side to the first step portion 15 has a diameter D1, and the first step portion to the second step portion 16 have a diameter D2 smaller than D1. . The relationship between these hole diameters and the outer diameter of the branch pipe 10 is set as follows. That is, the maximum outer diameter of the thick portion 12 of the branch pipe 10 is set to be slightly larger than D1, and the outer diameter of the branch pipe 10 at the portion beyond the thick portion 12 is set to be substantially the same as or slightly smaller than D2. ing. In the case of this embodiment, the outer diameter of the branch pipe 10 in the portion ahead of the thick part 12 is the same as the reference outer diameter of the branch pipe 10. The depth of the stepped hole 14 is not particularly limited as long as the thick portion 12 can be press-fitted into the hole portion having the diameter D1.
[0013]
As the brazing material, a brazing material 18 formed in a ring shape is used as shown in FIG. In this case, the inner diameter of the brazing material 18 is smaller than the maximum outer diameter of the thick portion 12 of the branch pipe 10 and larger than the reference outer diameter, and the outer diameter is slightly larger than the hole diameter D1. Therefore, when the brazing material 18 is attached to the distal end portion of the branch pipe 10, the brazing material 18 is locked to the distal end side of the thick portion 12 and can be pressed into the stepped hole 14 in this state. Yes.
[0014]
Next, when the tip of the brazing material 18 is inserted into the stepped hole 14 with the brazing material 18 attached to the tip of the branch pipe 10, the brazing material 18 is inserted between the thick portion 12 and the first stepped portion 15. Can be packed. At this time, the end surface of the branch tube 10 abuts against the second step portion 16 and the thick portion 12 press-fits the brazing material 18, so that the branch tube 10 can be positioned at the same time. Moreover, since the brazing material 18 and the thick portion 12 are press-fitted, the branch pipe 10 and the flange portion are not misaligned in any posture, and the brazing material 18 does not fall off. Therefore, the temporary assembly before brazing can be performed with high accuracy.
[0015]
The provisional assembly of the other end portion of the branch pipe 10 and the mounting portion 4 is similar to the above in that a stepped hole is formed in the mounting portion 4 and a ring-shaped low end is provided at the end portion where the thick portion is provided. A material may be attached and press-fitted, or a conventional joining method as shown in FIG. 7 may be employed. The temporarily assembled intake manifold is set in a furnace and brazed.
As described above, the joint can be brazed without considering the posture in the furnace.
[0016]
Second Embodiment Next, FIG. 3 is a diagram showing a brazing joining method according to a second embodiment of the present invention.
The main point that this 2nd Embodiment differs from 1st Embodiment is the shape of the stepped hole 20 formed in the flange part 2 of a collector.
[0017]
In the case of the second embodiment, the stepped hole 20 formed in the flange portion 2 is formed with a tapered surface 22 that is inclined while being reduced in diameter toward the depth side of the hole. On the other hand, the thick portion 23 formed at the distal end portion of the branch pipe 10 is formed with a curved surface 24 inclined in the same direction so as to be in contact with the tapered surface 22.
[0018]
When the tip of the branch pipe 10 is press-fitted into the stepped hole 20 by causing the stepped hole 20 and the thick portion 23 to contact each other at the tapered surface 22 and the curved surface 24, the tapered surface 22 and the curved surface are formed. Since the wedges 24 exhibit a wedge action, press-fitting is facilitated, and a strong temporary assembly can be achieved, so that positional displacement can be reliably prevented.
[0019]
Third Embodiment Next, FIG. 4 is a diagram showing a brazing joining method according to a third embodiment of the present invention.
In the embodiment described so far, the thick portion raised on the outer peripheral surface is formed in the circumferential direction. In the third embodiment, the distal end portion of the branch tube 10 is provided with the main body of the branch tube 10. By forming the thin portion 26 that becomes thinner toward the tip with respect to the reference thickness, the tip portion of the branch pipe 10 is configured as a relative thick portion.
[0020]
On the other hand, a tapered surface 22 similar to that of the second embodiment is formed in the stepped hole 20 formed in the flange portion 2. The thin-walled portion 26 of the branch pipe 10 has a constant thickness at the portion where the second step portion 16 is fitted, but the portion where the brazing material 18 is attached is inclined until the reference thickness is reached. The tapered surface 27 is continuous. The tapered surface 27 is not necessarily formed, and the thickness may be changed stepwise. In that case, the reference wall thickness portion of the branch pipe may be press-fitted into the stepped hole 20.
[0021]
According to the third embodiment, as in the second embodiment, the press-fit can be easily performed using the wedge action between the tapered surfaces 22 and 27, and the temporary assembly can be firmly performed. Deviation can be reliably prevented.
[0022]
As described above, the present invention has been described as an embodiment of the connection between the branch pipe and the collector flange in the intake manifold, but the present invention can be widely applied to the connection between the metal pipe and the counterpart metal member.
[0023]
【The invention's effect】
As is clear from the above description, according to the present invention, the shape and position of the joint can be determined without considering the posture in the furnace, and brazing can be performed efficiently and accurately.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a partially cutaway view showing one embodiment of a method for brazing and joining pipe members according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an enlarged cross-sectional view of the joint portion of FIG.
FIG. 3 is a cross-sectional view showing a method for brazing and joining pipe members according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a cross-sectional view showing a method for brazing and joining pipe members according to a third embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a side view showing an intake manifold as an example of articles joined by brazing.
FIG. 6 is a view showing a conventional brazing structure in an intake manifold.
FIG. 7 is a view showing a conventional brazing structure in an intake manifold.
[Explanation of symbols]
2 Collector flange portion 4 Engine side mounting portion 10 Branch pipe 12 Thick portion 14 Stepped hole 15 First step portion 16 Second step portion 18 Brazing material 20 Stepped hole 22 Tapered surface

Claims (5)

金属パイプを相手部材に炉中ロー付けにより接合するロー付け接合方法において、
前記金属パイプの先端から所定の距離をとった位置に該金属パイプの外周面から盛り上がった肉厚部を周方向に予め形成しておき、
相手部材には、前記金属パイプの肉厚部を圧入可能な第1の段付き穴を形成し、
前記金属パイプを前記段付き穴に挿入しながら、
ロー材を前記金属パイプの肉厚部と前記第1の段付き穴の段部の間に圧入するとともに、
前記金属パイプの端面を前記第1の段付き穴から圧入方向の最奥側に形成された第2の段付き穴の段部に突き当て、当該金属パイプを位置決めし、
前記金属パイプを相手部材に仮組みした状態で炉内に収容して炉中ロー付けを行うことを特徴とするパイプ部材のロー付け接合方法。
In the brazing joining method of joining a metal pipe to a mating member by brazing in the furnace,
A thick portion raised from the outer peripheral surface of the metal pipe is formed in advance in the circumferential direction at a predetermined distance from the tip of the metal pipe,
The mating member is formed with a first stepped hole capable of press-fitting the thick portion of the metal pipe,
While inserting the metal pipe into the stepped hole,
While pressing the brazing material between the thick portion of the metal pipe and the step portion of the first stepped hole,
Abutting the end face of the metal pipe against the stepped portion of the second stepped hole formed on the innermost side in the press-fitting direction from the first stepped hole, positioning the metal pipe,
A pipe member brazing and joining method, wherein the metal pipe is temporarily assembled with a mating member and accommodated in a furnace and brazing is performed in the furnace.
前記第1の段付き穴には、前記肉厚部が接するテーパ面が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のパイプ部材のロー付け接合方法。  The pipe member brazing method according to claim 1, wherein the first stepped hole is formed with a tapered surface that contacts the thick portion. 前記金属パイプの基本肉厚を肉厚部として、前記金属パイプの先端部の外径を縮径して、ロー材を前記金属パイプの肉厚部と前記第1の段付き穴の段部の間に圧入することを特徴とする請求項1または2に記載のパイプ部材のロー付け接合方法。  With the basic thickness of the metal pipe as the thick portion, the outer diameter of the tip of the metal pipe is reduced, and the brazing material is formed between the thick portion of the metal pipe and the step portion of the first stepped hole. 3. The method of brazing and joining pipe members according to claim 1 or 2, wherein press fitting is performed between them. 金属パイプを相手部材に炉中ロー付けにより接合されたパイプ接合構造物において、
前記金属パイプの先端から所定の距離をとった位置に予め周方向に形成された、該金属パイプの外周面から盛り上がった肉厚部を有し、
相手部材に前記金属パイプの肉厚部が圧入可能な第1の段付き穴が形成され、
前記第1の段付き穴に挿入された金属パイプの肉厚部と第1の段付き穴の段部との間にロー材が充填されるともに、金属パイプの端面が前記第1の段付き穴から圧入方向の最奥側に形成された第2の段付き穴の段部に突き当った状態で、炉中ロー付けされていることを特徴とするパイプ接合構造物。
In a pipe joint structure in which a metal pipe is joined to a mating member by brazing in the furnace,
A thick portion raised from the outer peripheral surface of the metal pipe is formed in the circumferential direction in advance in a position at a predetermined distance from the tip of the metal pipe,
A first stepped hole into which the thick part of the metal pipe can be press-fitted into the mating member;
The brazing material is filled between the thick portion of the metal pipe inserted into the first stepped hole and the step portion of the first stepped hole, and the end surface of the metal pipe has the first stepped portion. A pipe joint structure characterized by being brazed in a furnace in a state of abutting against a stepped portion of a second stepped hole formed on the innermost side in the press-fitting direction from the hole.
前記金属パイプは、アルミダイキャスト製のインテークマニホールドを構成するブランチ管であり、相手部材はインテークマニホールドのフランジ部材であることを特徴とする請求項4に記載のパイプ接合構造物。  The pipe joint structure according to claim 4, wherein the metal pipe is a branch pipe constituting an intake manifold made of aluminum die cast, and the mating member is a flange member of the intake manifold.
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