JP3820077B2 - Bathroom clothes drying and heating ventilator - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、浴室に設置されて衣類などの乾燥、および暖房、換気を行う浴室用衣類乾燥暖房換気装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図8は、浴室用衣類乾燥暖房換気装置を浴室内に設置した状態を示す概念図である。図8中、111は浴室である。112は浴槽であり、浴室111の下面に設置されている。113は浴槽112に隣接する洗い場である。114は浴槽112の上部に位置し、浴室111の天井面に設置された浴室用衣類乾燥暖房換気装置である。115は浴室用衣類乾燥暖房換気装置114の浴室111側に面している開口部であり、この開口部115から浴室111内に乾燥や暖房のための温風が吹き出したり、また、暖房のための輻射熱を放射したりしている。なお、116は開口部115から吹出した温風であり、矢印は吹き出しの方向を示している。
【0003】
なお、乾燥には浴室壁・床の乾燥と衣類の乾燥とがあるが、これらのうち浴室の乾燥については吹き出す温風を主に洗い場113へ向けて送る方が効果的である。なお、このことは、「三菱バス乾燥・暖房・換気システム、技術マニュアル」に記載されている。さらに、一般に暖房機能を強化させたタイプの機種では、遠赤外線クォーツヒータを傾斜させ、主に洗い場に向けて輻射熱を放射することで暖房効果を上げている。
【0004】
図9は、従来の暖房機能を強化させたタイプの浴室用衣類乾燥暖房換気装置の断面図である。
図9中、121は遠赤外線クォーツヒータである。122は反射板である。反射板122は、遠赤外線クォーツヒータ121を囲むように、第1の側壁反射板122a、第2の側壁反射板122b、第1の傾斜上方反射板122c、第2の傾斜上方反射板122dからなっている。123は浴室内の空気を装置内に吸込む吸込み口である。124は温風を吹出したり輻射熱を放射したりするための開口部である。125は開放部124に固定された風向ガイドである。126は温風生成用のヒータである。127は吸込み口123から吸い込んだ空気をヒータ126の方向に送風する送風機である。なお、128は開放部124から吹出される吹出し温風であり、矢印は流れの方向を示している。129は反射板122と風向ガイド125の間に形成された風路である。130は風路129を流れる気流であり、矢印は流れの方向を示している。
【0005】
次に、動作について説明する。浴室111を乾燥させるためや衣類を乾燥させるため、入浴前の暖房を行うためには温風を吹き出す運転が行なわれる。この場合、温風生成用のヒータ126は通電されるとともに送風機127が動作して送風が行われる。送風は、吸込み口123から浴室111内の空気を吸込み、送風機127はその空気を温風生成用のヒータ126に送る。その後、空気はヒータ126で暖められ、反射板122と風向ガイド125との間の風路129を経て開口部124から吹き出される。
なお、開口部124からは温風128が吹き出す場合と輻射熱が放射される場合があるため、ヒータ126で暖められた空気128は狭い風路129をほぼ水平に流れた後、風向ガイド125にて大きく角度を変えて開口部124から吹き出される。また、入浴中に暖房を行う場合には遠赤外線クォーツヒータ121に通電し、反射板122を用いて放射される輻射熱が開口部124から浴室111内へ放射されるようになっている。
【0006】
ここで、開口部124から吹き出される温風128を洗い場113へ向けて送風させるための風向ガイド125の一般的な形状について説明する。図10は、風向ガイド125の断面形状を示す断面図である。図10中、131は風向ガイド125の間を流れる気流を示している。風向ガイド125は、固定された断面がくの字形状をした板でできており、根元の約7mm長さの部分が上下方向に向いている。そして、先端の約3mm長さの部分が60度傾いた構造をしている。これにより、風路129を流れてきた気流130は風向ガイド125の根元の部分でほぼ直角に曲げられて、上下方向に流れる気流131となり、その後に60度傾いた先端部分でさらに30度程度曲げられることにより洗い場113の方向へ送風されることになる。なお、ここでは、風向ガイド125の間隔は約10mmであり、ガイド125の厚みは約0.8mmであるとする。但し、風向きガイドの断面を長方形形状とし、30度傾けて開口部124に設置することも考えられるが、この場合には、30度よりも天井面に近い方向に温風が流れてしまうことになり、洗い場の方向に温風を与えることができない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、従来の浴室用衣類乾燥暖房換気装置114では、温風を反射板122と開口部124との間の狭い風路129から洗い場113に向けて送風し、くの字形状の風向ガイド125で気流を上下方向に曲げた後にさらに傾けて、目的位置に温風を与えるようにしている。この結果、温風の吹き出しについては洗い場に向けて角度を与えることができ、装置構成を簡単にできるとともに、効率も良くなる。しかし、このような形状では、遠赤外線クォーツヒータ121からの輻射熱の放射に関しては、十分効率のよいものとは言えなかった。すなわち、輻射熱は直進するので、風向ガイド125の存在により一部が遮られるという現象が発生することになる。
【0008】
図11は、風向ガイド125付近での放射される輻射熱の方向を示した図である。図11中、132は輻射熱であり、矢印は放射の方向を示している。ここで、輻射熱132は風向ガイド125の間から放射されるが、最も強く放射される方向は30度ではなく、図11に示すように約15度となっている。これは、風向ガイド125の根元は上下方向に向いていて角度として0度であり、先端部分が60度となっているためである。この約15度の方向に対して、風向ガイド125の間隔は7.6mmであり、風向ガイド125の見かけの厚みは2mmである。従って、開口率は間隔を間隔と厚みの合計で除した値(7.6mm/(7.6mm+2mm)=0.79)から求めると、79%と小さな値となる。
【0009】
このように、従来の浴室用衣類乾燥暖房換気装置114には入浴中の暖房を行うための輻射熱の放射において、風向きガイドにより放射が遮られて放射効率が悪くなるという問題があった。また、風向ガイドとの位置関係から輻射熱の強い角度が決定されてしまい、目的とする方向に輻射熱を放射することが著しく困難であるという問題があった。なお、輻射熱の方向と温風の方向とを同じ方向にする為には、微妙な設計が要求される。さらに、温風を吹き出させるためのヒータと、輻射熱を作るための遠赤外線クォーツヒータとの両方を備えねばならず、装置が大規模となってしまうという問題もあった。
【0010】
この発明は、上述のような問題を解決するためになされたものであり、第1の目的は、遠赤外線ヒータから放射される輻射熱の方向を温風の方向と同じにすることができ、さらに、輻射効率を高めることができる浴室用衣類乾燥暖房換気装置を提供することにある。
第2の目的は、装置構成を簡単に、小型化することができる浴室用衣類乾燥暖房換気装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0011】
この発明にかかる浴室用衣類乾燥暖房換気装置では、開口部を囲む開口枠と開口枠に設置された断面がくの字形状をなす複数の風向ガイドとを備え、風向ガイドは、風向ガイドの根元部分を上下方向に向ける第1の姿勢と、風向ガイドの両端を結ぶ線の傾きが、第1の姿勢のときの温風の放出方向とほぼ同じで、かつ、輻射熱の放射が最も強い方向となる第2の姿勢と、に回動可能であるものとした。
【0013】
また、この発明にかかる浴室用衣類乾燥暖房換気装置では、開口部を囲む開口枠と開口枠に設置された断面がほぼ長方形形状の第1の風向ガイドと、断面がほぼ長方形形状の第2の風向ガイドと、を含む風向ガイドを複数備え、風向ガイドは、第1の風向ガイドを上下方向に向け、かつ、第2の風向ガイドを第1の風向ガイドに対して傾斜させる第1の姿勢と、第1、第2の風向ガイドが一直線状となり、その傾きが第1の姿勢のときの温風の放出方向とほぼ同じで、かつ、輻射熱の放射が最も強い方向となる第2の姿勢と、に姿勢変更可能であるものとした。
【0016】
さらに、輻射熱を放射する放熱器と、浴室内の空気を吸い込む吸い込み口と、空気を放熱器に向かって送風する送風器と、放熱器から放射された輻射熱を反射する反射板をさらに備え、反射板は、開口部から輻射熱を放射する時は、送風器と放熱器との風路を遮断するように配置されるものとした。
【0017】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1における浴室用衣類乾燥暖房換気装置の断面図である。
図1中、1は浴室用衣類乾燥暖房換気装置である。2は遠赤外線クォーツヒータである。3は反射板である。反射板3は、遠赤外線クォーツヒータ2を囲むように、第1の側壁反射板3a、第2の側壁反射板3b、第1の傾斜上方反射板3c、第2の傾斜上方反射板3dからなっている。4は浴室内の空気を装置1内に吸い込む吸込み口である。5は温風を吹出したり輻射熱を放射したりするための開口部である。6は開口部5を囲むように取り付けられた開口枠である。7は風向ガイドであり、開口枠6の相対する2辺に設けられた水平方向での動作可能な可動部8に固定されている。9は温風生成用のヒータである。10は吸込み口4から吸い込んだ空気をヒータ9の方向に送風する送風機である。
【0018】
次に、浴室用衣類乾燥暖房換気装置での風向きガイド近辺での構成について、図2の断面図を用いて説明する。
図2中、21はくの字に形成された風向ガイド7の浴室側の先端に設けられた固定用軸であり、開口枠6に上下方向のみ多少動けるように固定され、この固定軸21を中心に風向ガイド7が回転できるようになっている。22は風向ガイド1の反射板側の先端に設けられた間隔保持用の突起である。なお、可動部8には、各風向ガイド7にある間隔保持用の突起22が回転自在に所定間隔毎に固定されている。従って、この可動部8が図2中で左右方向に移動することにより、複数の風向ガイド7の角度が一度に変わることになる。なお、可動部8の動きは、マイコン(図示せず)により、予め作成された制御プログラムに従って制御されている。23は温風であり、矢印は吹き出し方向を示している。
【0019】
次に動作について説明する。
例えば、乾燥運転時や入浴前の暖房時などで温風を吹き出す場合には、風向ガイド7の向きを図2に示すように可動部8を設定する。すなわち、可動部8に対して風向ガイド7が垂直方向を向くようにする。これにより、従来と同様に、風向ガイド7により送風機10からヒータ9を通過して水平方向に送られた温風は90度曲げられて下方向に向き、さらに、傾けられ、洗い場に向けた角度で開口部5より吹出され、乾燥や暖房を行うことができる。
【0020】
次に、入浴中の暖房のために遠赤外線クォーツヒータ2による輻射熱を放射する場合には、可動部8が図2では左側に動くことで、風向ガイド7の方向を図3に示すよう少し斜め方向に変えて、遠赤外線クォーツヒータ2に電流を流す。図3中、24は輻射熱の放射が最も強い方向を示している。なお、図3では、可動部8を左方向へ移動させ、風向ガイド7をさらに寝かせるよう反時計方向へ回転させて放射の最も強い方向24が温風と同じ方向に向けることで、入浴中暖房においても輻射熱を主に洗い場方向へ放射させることができ、効果的に暖房を行うことができる。
【0021】
このように、断面がくの字形状の風向ガイド7全体を回転させることで、温風と同様に輻射熱についても洗い場へ向けて放射できるようになる。なお、風向ガイド7の構成を、突起22の間隔は10mm、くの字の角度を60度とした場合には、風向ガイド7を輻射熱の放射が30度となるように寝かした角度で使用すると、見かけの厚みは2mm、風向ガイド1の間隔は6.7mmとなる。このため、開口率は77(6.7/(6.7+2))%となり、従来とほぼ同様の輻射効率となる。
【0022】
実施の形態2.
図4は、この発明の実施の形態2における浴室用衣類乾燥暖房換気装置での風向きガイド近辺を示す断面図である。なお、図1と同一および相当する構成部分には同一の符号を付す。
図4中、可動部8には、浴室側方向に向かって断面が長方形形状の第1の風向ガイド31が、反射板側方向に向かって断面が長方形形状の第2の風向ガイド32が相対するように固定されている。33は第1の風向ガイド31の浴室側先端に設けられた固定用軸であり、開口枠6に上下方向のみ多少動けるように固定され、この固定用軸33を中心に第1の風向ガイド31が回転できるようになっている。34は第1の風向ガイド31の反射板側先端に設けられた間隔保持用の突起である。なお、この突起34は可動部8に回転自在に、所定間隔毎に固定されており、水平方向に動くことで第1の風向ガイド31の角度を変更することができる。また、可動部8が一番左側に位置している時には、図4に示すように、第1の風向ガイド31は、可動部8に対する方向から約30度となるように設置されている。
【0023】
35は第2の風向ガイド32の中心付近に細長く形成された穴部である。36は、開口枠6に固定された固定用支持部であり、穴部35に挿入されている。なお、第2の風向ガイド32の浴室側先端は第1の風向ガイド31の突起34に回転自在に固定されている。従って、第2の風向ガイド32は、可動部8が動くことにより、固定支持部36に沿って穴部35が動き、突起34を中心として回転することで傾斜する方向に位置することが可能となる。なお、可動部8が図4中、一番左側に位置している時には、第2の風向ガイド32は、可動部8に対して垂直方向となるように設置されている。37は温風の吹き出し方向である。
【0024】
次に、動作について説明する。
例えば、乾燥運転時や入浴前の暖房時などで温風を吹き出す場合には、可動部8は左側に位置することで、第2の風向ガイド32の向きは、図4に示すように可動部8に対して垂直方向となり、また、第1の風向ガイド31は可動部8の方向に対して30度程度の方向となる。これにより、従来同様に、くの字形状の風向ガイドを第1の風向ガイド31と第2の風向ガイド32との組み合せにより構成するようになり、温風を30度の角度をもって吹き出すことができる。
【0025】
次に、入浴中の暖房のため遠赤外線クォーツヒータ2による輻射熱を放射する場合においては、可動部8が右側に動くことで、第1の風向ガイド31と第2の風向ガイド32のなす角度を変え、図5に示すように直線状にすることができる。ここで、38は輻射熱の放射が最も強い方向を示している。可動部8を右側に動かした場合、固定用軸33が多少下方向にずれ、第1の風向ガイド31が突起34を中心にして時計回りに動く。また、第2の風向ガイド32は、固定支持部36に沿うように穴部35がずれ、突起34を中心にして反時計方向に動く。このようにして、第1の風向ガイド31の断面と第2の風向ガイド32の断面とが直線状になるようにし、さらに、この状態で放射の最も強い方向38が温風の方向と同じに向けることで、入浴中の暖房も輻射熱を主に洗い場方向へ向けることができ、効果的に暖房を行うことができる。
【0026】
このように、第1の風向ガイド31と第2の風向ガイド32を回転させることで、温風と同様に輻射熱についても洗い場へ向けて放射できるようになる。さらに、風向きガイドの構成を、突起34の間隔は10mmとすると、輻射熱の放射時は、第1の風向ガイド31もしくは第2の風向ガイド32はどちらも間隔が7.9mmを確保でき、開口率は91(7.9/(7.9+0.8))%と大きな値を持つことから、輻射効率を向上させることができる。
【0027】
実施の形態3
図6は、この発明の実施の形態3における浴室用衣類乾燥暖房換気装置の断面図であり、図1の浴室用衣類乾燥暖房換気装置において、送風機側に位置する第2の側壁反射板の位置を変動可能としたものである。なお、図1と同一および相当する構成部分には同一の符号を付す。
図6中、11は、可動側壁反射板であり本体下部に軸12を中心として回転可能となっている。
【0028】
次の動作について説明する。
入浴中暖房のため遠赤外線クォーツヒータ2に通電し、輻射熱を浴室へ放射する時は、図6に示すように、可動側壁反射板11は、遠赤外線クォーツヒータ2からの輻射を反射板で囲まれた空間内部に反射するように、他の反射板に接するように移動し、これにより、遠赤外線クォーツヒータ2からの輻射熱は開口部5のみから放射される。
【0029】
次に、乾燥運転や入浴前の暖房時などの温風を吹き出す時は、図7に示すように、可動側壁反射板11が軸12を中心として回転して倒れ、送風機10の方向に水平になるため、送風機10から遠赤外線クォーツヒータ2を経て開口部5に至る風路が形成される。13は遠赤外線クォーツヒータ2の周囲を流れる気流であり、14は開口部5から吹き出す温風であり、15は送風機10から吹き出した気流であり、16は吸込み口24へ吸込まれる気流である。
【0030】
温風を吹き出す場合には、送風機10と遠赤外線クォーツヒータ2に通電する。これにより、送風機10は吸込み口4から気流16を吸込み、吹き出し気流15を送り出す。可動側壁反射板11が開いた状態にあるため、吹き出し気流15は遠赤外線クォーツヒータ2へ向って流れ、ヒータ周囲を流れる気流13となって加熱される。その後、開口部5にある風向ガイド7により傾いて吹き出し気流14となり、効果的に乾燥や暖房を行うことができる。このように、可動側壁反射板11を運転状態に合わせて回転するようにすれば、遠赤外線クォーツヒータ2のみで輻射熱の放射と温風の生成とを行うことができ、装置構成を簡単にできる。
【0031】
【発明の効果】
このように、この発明では、温風の吹出し時と輻射熱の放射時とで、風向きガイドの傾きを調整することで、温風の方向と輻射熱の放射の方向を調整でき、その両方を浴室の洗い場方向に向けることができる。さらに、輻射熱の放射時には、風向きガイド全体を断面が直線状となるようにし、輻射熱の放射方向に傾けることにより放射効率を上げることができる。また、温風の生成を遠赤外線クォーツヒータのみで行えるようにすることで、装置をコンパクトに構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1における浴室用衣類乾燥暖房換気装置の断面図である。
【図2】 実施の形態1における風向ガイドの温風送風時の断面図である。
【図3】 実施の形態1における風向ガイドの輻射熱放出時の断面図である。
【図4】 実施の形態2における風向ガイドの温風送風時の断面図である。
【図5】 実施の形態2における風向ガイドの輻射熱放出時の断面図である。
【図6】 実施の形態3における浴室用衣類乾燥暖房換気装置の温風送風時の断面図である。
【図7】 実施の形態3における浴室用衣類乾燥暖房換気装置の輻射熱放射時の断面図である。
【図8】 従来の浴室用衣類乾燥暖房換気装置の設置状態を示す概念図である。
【図9】 従来の浴室用衣類乾燥暖房換気装置の断面図である。
【図10】 従来の浴室用衣類乾燥暖房換気装置の風向ガイドの断面形状を示す断面図である。
【図11】 従来の浴室用衣類乾燥暖房換気装置の風向ガイドの輻射熱の放熱状態を示す図である。
【符号の説明】
1 浴室用衣類乾燥暖房換気装置、 2 遠赤外線クォーツヒータ、
3 反射板、 3a 第1の側壁反射板、 3b 第2の側壁反射板、
3c 第1の傾斜上方反射板、 3d 第2の傾斜上方反射板、
4 吸込み口、 5 開口部、 6 開口枠、
7 風向ガイド、 8 可動部、 9 ヒータ、 10 送風機、
11 可動側壁反射板、 12 軸、
13 遠赤外線クォーツヒータの周囲を流れる気流、 14 温風、
15 吹出した気流、 16 吸込まれる気流、 21 固定用軸、
22 突起、 23 温風、 24 輻射熱、 31 第1の風向ガイド、
32 第2の風向ガイド、 33 固定用軸、 34 突起、 35 穴部、
36 固定用支持部、 37 温風
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a clothes drying / heating / ventilating apparatus for bathrooms that is installed in a bathroom and performs drying, heating, and ventilation of clothes and the like.
[0002]
[Prior art]
FIG. 8 is a conceptual diagram showing a state in which the bathroom clothes drying and heating ventilator is installed in the bathroom. In FIG. 8, 111 is a bathroom. Reference numeral 112 denotes a bathtub, which is installed on the lower surface of the bathroom 111. Reference numeral 113 denotes a washing place adjacent to the bathtub 112. Reference numeral 114 denotes a bathroom clothes drying and heating ventilation device that is located on the top of the bathtub 112 and is installed on the ceiling surface of the bathroom 111. Reference numeral 115 denotes an opening facing the bathroom 111 side of the bathroom clothing drying / heating ventilator 114. Hot air for drying or heating blows out from the opening 115 into the bathroom 111, or for heating. The radiant heat is radiated. In addition, 116 is the warm air which blows off from the opening part 115, and the arrow has shown the direction of blowing.
[0003]
There are two types of drying: bathroom wall / floor drying and clothes drying. Of these, it is more effective to send hot air blown out mainly to the washroom 113 for drying the bathroom. This is described in “Mitsubishi Bus Drying / Heating / Ventilation System, Technical Manual”. Furthermore, in the type of model in which the heating function is generally strengthened, the far-infrared quartz heater is tilted and the heating effect is increased mainly by radiating radiant heat toward the washing area.
[0004]
FIG. 9 is a cross-sectional view of a conventional bathroom clothes drying / heating / ventilating apparatus with enhanced heating function.
In FIG. 9, 121 is a far-infrared quartz heater. Reference numeral 122 denotes a reflector. The reflection plate 122 includes a first side wall reflection plate 122a, a second side wall reflection plate 122b, a first inclined upper reflection plate 122c, and a second inclined upper reflection plate 122d so as to surround the far-infrared quartz heater 121. ing. A suction port 123 sucks air in the bathroom into the apparatus. Reference numeral 124 denotes an opening for blowing warm air or radiating radiant heat. A wind direction guide 125 is fixed to the opening 124. 126 is a heater for generating warm air. Reference numeral 127 denotes a blower that blows air sucked from the suction port 123 toward the heater 126. Reference numeral 128 denotes a hot air blown out from the opening portion 124, and an arrow indicates a flow direction. Reference numeral 129 denotes an air path formed between the reflecting plate 122 and the wind direction guide 125. Reference numeral 130 denotes an airflow flowing through the air passage 129, and an arrow indicates the direction of flow.
[0005]
Next, the operation will be described. In order to dry the bathroom 111 and clothes, in order to heat before bathing, the operation which blows out warm air is performed. In this case, the heater 126 for generating hot air is energized and the blower 127 operates to blow air. The blower sucks air in the bathroom 111 from the suction port 123, and the blower 127 sends the air to the heater 126 for generating hot air. Thereafter, the air is warmed by the heater 126 and blown out from the opening 124 through the air passage 129 between the reflector 122 and the airflow direction guide 125.
Note that since the warm air 128 blows out and the radiant heat may be emitted from the opening 124, the air 128 heated by the heater 126 flows almost horizontally through the narrow air passage 129 and then flows through the air guide 125. It is blown out from the opening 124 by changing the angle greatly. Further, when heating is performed during bathing, the far-infrared quartz heater 121 is energized, and radiant heat radiated using the reflector 122 is radiated into the bathroom 111 from the opening 124.
[0006]
Here, the general shape of the wind direction guide 125 for blowing the warm air 128 blown out from the opening 124 toward the washing place 113 will be described. FIG. 10 is a cross-sectional view showing a cross-sectional shape of the wind direction guide 125. In FIG. 10, reference numeral 131 denotes an airflow flowing between the wind direction guides 125. The wind direction guide 125 is made of a plate having a fixed cross-section of a dogleg shape, and a root portion having a length of about 7 mm is directed in the vertical direction. And the part of about 3 mm length of the front-end | tip has the structure inclined 60 degree | times. As a result, the air flow 130 flowing through the air passage 129 is bent at a substantially right angle at the root portion of the wind direction guide 125 to become an air flow 131 flowing in the vertical direction, and then bent by about 30 degrees at the tip portion inclined by 60 degrees. As a result, the air is blown toward the washing place 113. Here, it is assumed that the interval between the wind direction guides 125 is about 10 mm, and the thickness of the guides 125 is about 0.8 mm. However, it is conceivable that the cross section of the wind direction guide has a rectangular shape and is installed at the opening 124 with an inclination of 30 degrees, but in this case, the warm air flows in a direction closer to the ceiling surface than 30 degrees. It is not possible to give warm air in the direction of the washing area.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
As described above, in the conventional clothes drying and heating ventilator 114 for bathrooms, the warm air is blown from the narrow air passage 129 between the reflector 122 and the opening 124 toward the washing place 113, and the airflow in the shape of a dog-legged shape. After the airflow is bent in the vertical direction by the guide 125, the airflow is further tilted to give warm air to the target position. As a result, the hot air can be blown at an angle toward the washing place, the apparatus configuration can be simplified, and the efficiency is improved. However, in such a shape, it cannot be said that the radiation heat radiation from the far-infrared quartz heater 121 is sufficiently efficient. That is, since the radiant heat goes straight, a phenomenon occurs in which a part of the radiant heat is blocked by the presence of the wind direction guide 125.
[0008]
FIG. 11 is a diagram showing the direction of radiant heat radiated in the vicinity of the wind direction guide 125. In FIG. 11, 132 is radiant heat, and the arrow indicates the direction of radiation. Here, the radiant heat 132 is radiated from between the wind direction guides 125, but the direction of the strongest radiation is not 30 degrees, but is about 15 degrees as shown in FIG. This is because the root of the wind direction guide 125 is directed in the vertical direction and has an angle of 0 degrees and the tip portion is 60 degrees. With respect to the direction of about 15 degrees, the interval between the wind direction guides 125 is 7.6 mm, and the apparent thickness of the wind direction guide 125 is 2 mm. Therefore, when the aperture ratio is calculated from a value obtained by dividing the interval by the sum of the interval and the thickness (7.6 mm / (7.6 mm + 2 mm) = 0.79), the aperture ratio is a small value of 79%.
[0009]
As described above, the conventional clothes drying and heating ventilator 114 for bathrooms has a problem that radiation efficiency is deteriorated because radiation is radiated by the wind direction guide in radiation heat for heating during bathing. In addition, a strong angle of radiant heat is determined from the positional relationship with the wind direction guide, and there is a problem that it is extremely difficult to radiate radiant heat in a target direction. In order to make the direction of radiant heat and the direction of warm air the same direction, a delicate design is required. Furthermore, both a heater for blowing out hot air and a far-infrared quartz heater for generating radiant heat must be provided, resulting in a problem that the apparatus becomes large-scale.
[0010]
The present invention has been made to solve the above-described problems, and a first object is to make the direction of radiant heat radiated from the far-infrared heater the same as the direction of hot air. An object of the present invention is to provide a bathroom-drying / heating / ventilating apparatus capable of increasing radiation efficiency.
A second object of the present invention is to provide a bathroom clothes drying and heating ventilator capable of easily downsizing the apparatus configuration.
[Means for Solving the Problems]
[0011]
In bathroom clothes drying heating ventilating device according to the invention, a plurality of wind direction guide forming a shaped cross-section calyx installed in the opening frame and opening frame surrounding the opening, wind direction guide, wind direction guide The first posture in which the root portion is directed in the vertical direction and the inclination of the line connecting both ends of the wind direction guide are substantially the same as the direction of warm air emission in the first posture, and the direction in which the radiation heat is strongest It is assumed that the second posture can be rotated.
[0013]
In the bathroom clothes drying and heating ventilator according to the present invention, the opening frame surrounding the opening, the first wind direction guide having a substantially rectangular shape in section, and the second section having a substantially rectangular shape in section . A plurality of wind direction guides including a wind direction guide , wherein the wind direction guide has a first attitude in which the first wind direction guide is directed in the vertical direction and the second wind direction guide is inclined with respect to the first wind direction guide. The first and second wind direction guides are in a straight line, and the inclination thereof is substantially the same as the direction of warm air discharge in the first posture, and the second posture is the direction in which the radiation heat is emitted most strongly. It was assumed that the posture could be changed .
[0016]
Furthermore, a heat sink that radiates radiant heat, a suction port that sucks in air in the bathroom, a blower that blows air toward the heat sink, and a reflector that reflects the radiant heat radiated from the heat radiator are further provided and reflected. The plate was arranged so as to block the air path between the blower and the radiator when radiating heat from the opening.
[0017]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiment 1 FIG.
FIG. 1 is a cross-sectional view of a bathroom clothes drying and heating ventilator according to Embodiment 1 of the present invention.
In FIG. 1, reference numeral 1 denotes a bathroom clothes drying and heating ventilator. 2 is a far-infrared quartz heater. Reference numeral 3 denotes a reflector. The reflection plate 3 includes a first side wall reflection plate 3a, a second side wall reflection plate 3b, a first inclined upper reflection plate 3c, and a second inclined upper reflection plate 3d so as to surround the far-infrared quartz heater 2. ing. Reference numeral 4 denotes a suction port for sucking air in the bathroom into the apparatus 1. Reference numeral 5 denotes an opening for blowing warm air or radiating radiant heat. An opening frame 6 is attached so as to surround the opening 5. Reference numeral 7 denotes a wind direction guide, which is fixed to a movable portion 8 provided in two opposite sides of the opening frame 6 and operable in the horizontal direction. 9 is a heater for generating warm air. A blower 10 blows air sucked from the suction port 4 in the direction of the heater 9.
[0018]
Next, the configuration in the vicinity of the wind direction guide in the bathroom clothes drying and heating ventilator will be described with reference to the cross-sectional view of FIG.
In FIG. 2, 21 is a fixing shaft provided at the tip of the airflow direction guide 7 formed on the bathroom side on the bathroom side. The fixing shaft 21 is fixed to the opening frame 6 so as to be slightly movable in the vertical direction. The wind direction guide 7 can be rotated at the center. Reference numeral 22 denotes a projection for maintaining a gap provided at the tip of the wind direction guide 1 on the reflecting plate side. The movable portion 8 has a spacing holding projection 22 on each of the wind direction guides 7 fixed at predetermined intervals so as to be rotatable. Accordingly, when the movable portion 8 moves in the left-right direction in FIG. 2, the angles of the plurality of wind direction guides 7 change at a time. The movement of the movable portion 8 is controlled by a microcomputer (not shown) according to a control program created in advance. Reference numeral 23 denotes warm air, and an arrow indicates a blowing direction.
[0019]
Next, the operation will be described.
For example, when warm air is blown out during drying operation or heating before bathing, the direction of the wind direction guide 7 is set as shown in FIG. That is, the wind direction guide 7 is directed in the vertical direction with respect to the movable portion 8. Thus, as in the conventional case, the warm air sent from the blower 10 through the heater 9 through the heater 9 by the wind direction guide 7 in the horizontal direction is bent 90 degrees, directed downward, further inclined, and angled toward the washing area. It blows out from the opening part 5 and can perform drying and heating.
[0020]
Next, when radiating heat from the far-infrared quartz heater 2 is radiated for heating during bathing, the movable portion 8 moves to the left in FIG. 2 so that the direction of the wind direction guide 7 is slightly inclined as shown in FIG. Changing the direction, an electric current is passed through the far-infrared quartz heater 2. In FIG. 3, 24 indicates the direction in which the radiation heat is most intensely emitted. In FIG. 3, the moving part 8 is moved to the left and rotated in the counterclockwise direction so that the wind direction guide 7 is further laid, so that the direction 24 with the strongest radiation is directed in the same direction as the warm air. Also in, radiant heat can be radiated mainly in the direction of the washing place, and heating can be performed effectively.
[0021]
In this way, by rotating the entire airflow direction guide 7 having a cross-sectional shape, the radiation heat can be radiated toward the washing place in the same manner as the warm air. In the configuration of the wind direction guide 7, when the interval between the protrusions 22 is 10 mm and the angle of the cross is 60 degrees, the wind direction guide 7 is used at an angle where the radiation heat is radiated to 30 degrees. The apparent thickness is 2 mm, and the distance between the wind direction guides 1 is 6.7 mm. For this reason, the aperture ratio is 77 (6.7 / (6.7 + 2))%, and the radiation efficiency is almost the same as the conventional one.
[0022]
Embodiment 2. FIG.
FIG. 4 is a cross-sectional view showing the vicinity of a wind direction guide in a bathroom clothes drying and heating ventilator according to Embodiment 2 of the present invention. In addition, the same code | symbol is attached | subjected to the component which is the same as that of FIG. 1, and corresponds.
In FIG. 4, the first wind direction guide 31 having a rectangular cross section in the bathroom side direction and the second wind direction guide 32 having a rectangular cross section in the reflector direction are opposed to the movable portion 8. So that it is fixed. Reference numeral 33 denotes a fixing shaft provided at the front end of the first wind direction guide 31 on the bathroom side. The fixing shaft 33 is fixed to the opening frame 6 so as to be slightly movable in the vertical direction, and the first wind direction guide 31 is centered on the fixing shaft 33. Can be rotated. Reference numeral 34 denotes a spacing holding projection provided at the tip of the first wind direction guide 31 on the reflecting plate side. The protrusions 34 are rotatably fixed to the movable portion 8 at predetermined intervals, and the angle of the first wind direction guide 31 can be changed by moving in the horizontal direction. When the movable part 8 is located on the leftmost side, the first wind direction guide 31 is installed so as to be about 30 degrees from the direction with respect to the movable part 8 as shown in FIG.
[0023]
Reference numeral 35 denotes an elongated hole formed near the center of the second wind direction guide 32. Reference numeral 36 denotes a fixing support portion fixed to the opening frame 6, and is inserted into the hole portion 35. Note that the bathroom-side tip of the second wind direction guide 32 is rotatably fixed to the protrusion 34 of the first wind direction guide 31. Therefore, the second wind direction guide 32 can be positioned in a tilting direction by rotating the movable portion 8 along the fixed support portion 36 when the movable portion 8 moves and rotating around the projection 34. Become. When the movable part 8 is located on the leftmost side in FIG. 4, the second wind direction guide 32 is installed so as to be perpendicular to the movable part 8. Reference numeral 37 denotes a hot air blowing direction.
[0024]
Next, the operation will be described.
For example, when blowing warm air during drying operation or heating before bathing, the movable portion 8 is located on the left side, so that the direction of the second wind direction guide 32 is as shown in FIG. The first wind direction guide 31 is about 30 degrees with respect to the direction of the movable portion 8. Thus, as in the prior art, the U-shaped airflow direction guide is configured by the combination of the first airflow direction guide 31 and the second airflow direction guide 32, and the warm air can be blown out at an angle of 30 degrees. .
[0025]
Next, in the case of radiating radiant heat from the far-infrared quartz heater 2 for heating during bathing, the movable portion 8 moves to the right side, so that the angle formed by the first wind direction guide 31 and the second wind direction guide 32 is increased. Alternatively, it can be linear as shown in FIG. Here, 38 indicates a direction in which radiation of radiant heat is strongest. When the movable portion 8 is moved to the right side, the fixing shaft 33 is slightly shifted downward, and the first wind direction guide 31 moves clockwise around the protrusion 34. Further, the second wind direction guide 32 moves counterclockwise about the protrusion 34 as the hole 35 is displaced along the fixed support portion 36. In this way, the cross section of the first wind direction guide 31 and the cross section of the second wind direction guide 32 are linear, and in this state, the strongest radiation direction 38 is the same as the hot air direction. By directing, the heating during bathing can also direct the radiant heat mainly toward the washing place, and heating can be performed effectively.
[0026]
In this way, by rotating the first wind direction guide 31 and the second wind direction guide 32, the radiant heat can be radiated toward the washing place in the same manner as the warm air. Further, when the distance between the projections 34 is 10 mm, the first wind direction guide 31 or the second wind direction guide 32 can ensure a distance of 7.9 mm when the radiation 34 is radiated. Has a large value of 91 (7.9 / (7.9 + 0.8))%, so that the radiation efficiency can be improved.
[0027]
Embodiment 3
6 is a cross-sectional view of a bathroom clothes drying and heating ventilator according to Embodiment 3 of the present invention. In the bathroom clothes drying and heating ventilator of FIG. 1, the position of the second side wall reflector located on the blower side is shown. Can be changed. In addition, the same code | symbol is attached | subjected to the component which is the same as that of FIG. 1, and corresponds.
In FIG. 6, reference numeral 11 denotes a movable side wall reflector, which is rotatable about the shaft 12 at the lower part of the main body.
[0028]
The following operation will be described.
When energizing the far-infrared quartz heater 2 for heating during bathing and radiating radiant heat to the bathroom, the movable side wall reflector 11 surrounds the radiation from the far-infrared quartz heater 2 with the reflector as shown in FIG. It moves so as to be in contact with another reflecting plate so as to be reflected inside the generated space, and as a result, radiant heat from the far-infrared quartz heater 2 is radiated only from the opening 5.
[0029]
Next, when blowing out warm air such as during drying operation or heating before bathing, as shown in FIG. 7, the movable side wall reflector 11 rotates about the shaft 12 and falls down, and horizontally in the direction of the blower 10. Therefore, an air path from the blower 10 to the opening 5 through the far-infrared quartz heater 2 is formed. 13 is an airflow flowing around the far-infrared quartz heater 2, 14 is warm air blown out from the opening 5, 15 is airflow blown out from the blower 10, and 16 is airflow sucked into the suction port 24. .
[0030]
When blowing warm air, the fan 10 and the far-infrared quartz heater 2 are energized. Thereby, the blower 10 sucks the airflow 16 from the suction port 4 and sends out the blown airflow 15. Since the movable side wall reflector 11 is in an open state, the blown airflow 15 flows toward the far-infrared quartz heater 2 and is heated as an airflow 13 flowing around the heater. After that, the airflow is guided by the airflow direction guide 7 in the opening 5 to become a blown airflow 14, and drying and heating can be performed effectively. In this way, if the movable side wall reflector 11 is rotated in accordance with the operating state, it is possible to radiate radiant heat and generate hot air with only the far-infrared quartz heater 2, and to simplify the apparatus configuration. .
[0031]
【The invention's effect】
As described above, in the present invention, the direction of the hot air and the direction of radiation of the radiant heat can be adjusted by adjusting the inclination of the wind direction guide when the hot air is blown out and when the radiant heat is emitted, and both of them can be adjusted in the bathroom. Can be directed to the washing area. Further, when radiating heat is radiated, radiation efficiency can be improved by tilting the entire wind direction guide in a straight section and tilting in the radiating heat radiation direction. In addition, the apparatus can be made compact by allowing generation of warm air only with a far-infrared quartz heater.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view of a bathroom clothes drying and heating ventilation apparatus according to Embodiment 1. FIG.
FIG. 2 is a cross-sectional view of the wind direction guide during the hot air blowing in the first embodiment.
FIG. 3 is a cross-sectional view of the wind direction guide at the time of radiant heat release in the first embodiment.
FIG. 4 is a cross-sectional view of a wind direction guide in the second embodiment when warm air is blown.
FIG. 5 is a cross-sectional view of the wind direction guide at the time of radiant heat release in the second embodiment.
FIG. 6 is a cross-sectional view of the bathroom clothes drying / heating ventilation apparatus according to Embodiment 3 when warm air is blown.
FIG. 7 is a cross-sectional view of a clothes drying / heating ventilation apparatus for bathrooms according to Embodiment 3 when radiating heat is emitted.
FIG. 8 is a conceptual diagram showing an installation state of a conventional bathroom clothes drying and heating ventilator.
FIG. 9 is a cross-sectional view of a conventional bathroom clothes drying and heating ventilator.
FIG. 10 is a cross-sectional view showing a cross-sectional shape of a wind direction guide of a conventional bathroom clothes drying and heating ventilator.
FIG. 11 is a diagram showing a radiation state of radiant heat of a wind direction guide of a conventional bathroom clothes drying and heating ventilator.
[Explanation of symbols]
1 clothes drying and heating ventilation equipment for bathroom, 2 far infrared quartz heater,
3 reflector, 3a first sidewall reflector, 3b second sidewall reflector,
3c first inclined upward reflector, 3d second inclined upward reflector,
4 suction port, 5 opening, 6 opening frame,
7 Wind direction guide, 8 Movable part, 9 Heater, 10 Blower,
11 movable side wall reflector, 12 axes,
13 Airflow around the far-infrared quartz heater, 14 Hot air,
15 Airflow blown out, 16 Airflow sucked in, 21 Fixing shaft,
22 projections, 23 warm air, 24 radiant heat, 31 first wind direction guide,
32 second wind direction guide, 33 fixing shaft, 34 projection, 35 hole,
36 Fixing support, 37 Hot air

Claims (3)

浴室の上部に設置され、浴室内に温風を放出するとともに輻射熱を放射する開口部を備えた浴室用衣類乾燥暖房換気装置において、
前記開口部を囲む開口枠と前記開口枠に設置された断面がくの字形状をなす複数の風向ガイドとを備え、
前記風向ガイドは、該風向ガイドの根元部分を上下方向に向ける第1の姿勢と、該風向ガイドの両端を結ぶ線の傾きが、前記第1の姿勢のときの前記温風の放出方向とほぼ同じで、かつ、輻射熱の放射が最も強い方向となる第2の姿勢と、に回動可能であることを特徴とする浴室用衣類乾燥暖房換気装置。
It is placed on top of the bath, in the bathroom clothes drying Heating ventilation apparatus having an opening for radiating a radiant heat as well as releasing the hot air in the bathroom,
And a plurality of wind direction guide forming a shaped cross-section calyx installed in the opening frame and the opening frame surrounding the opening,
The wind direction guide has a first posture in which a root portion of the wind direction guide is directed in a vertical direction, and an inclination of a line connecting both ends of the wind direction guide is substantially the same as a discharge direction of the warm air in the first posture. The clothes drying heating and ventilating apparatus for bathrooms which is the same and can be rotated to a second posture where radiation of radiation heat is strongest .
浴室の上部に設置され、浴室内に温風を放出するとともに輻射熱を放射する開口部を備えた浴室用衣類乾燥暖房換気装置において、
前記開口部を囲む開口枠と前記開口枠に設置された断面がほぼ長方形形状の第1の風向ガイドと、断面がほぼ長方形形状の第2の風向ガイドと、を含む風向ガイドを複数備え、
前記風向ガイドは、前記第1の風向ガイドを上下方向に向け、かつ、前記第2の風向ガイドを第1の風向ガイドに対して傾斜させる第1の姿勢と、前記第1、第2の風向ガイドが一直線状となり、その傾きが、前記第1の姿勢のときの前記温風の放出方向とほぼ同じで、かつ、輻射熱の放射が最も強い方向となる第2の姿勢と、に姿勢変更可能であることを特徴とする浴室用衣類乾燥暖房換気装置。
It is placed on top of the bath, in the bathroom clothes drying Heating ventilation apparatus having an opening for radiating a radiant heat as well as releasing the hot air in the bathroom,
A plurality first and direction guide of the installed cross-section approximately rectangular shape, and the second wind direction guide of substantially rectangular cross section, a wind direction guide comprising the opening frame and the opening frame surrounding the opening,
The wind direction guide has a first posture in which the first wind direction guide is directed in the vertical direction and the second wind direction guide is inclined with respect to the first wind direction guide, and the first and second wind directions. The orientation of the guide can be changed to the second orientation in which the guide is in a straight line and the inclination thereof is substantially the same as the discharge direction of the warm air in the first posture and the radiation radiation is strongest. A clothes drying and heating ventilator for bathrooms.
輻射熱を放射する放熱器と、浴室内の空気を吸い込む吸い込み口と、前記空気を前記放熱器に向かって送風する送風器と、前記放熱器から放射された輻射熱を反射する反射板をさらに備え、前記反射板は、前記開口部から輻射熱を放射する時は、前記送風器と前記放熱器との風路を遮断するように配置されることを特徴とする請求項1または請求項に記載の浴室用衣類乾燥暖房換気装置。A radiator that radiates radiant heat; a suction port that sucks in air in the bathroom; a blower that blows the air toward the radiator; and a reflector that reflects the radiant heat radiated from the radiator, the reflection plate, when emit radiant heat from said opening, according to claim 1 or claim 2, characterized in that it is arranged so as to block the air passage between the radiator and the blower Bathroom clothes drying and heating ventilator.
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