JP3818166B2 - Ultrasonic bonding apparatus and ultrasonic bonding method - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子部品や電極接合用ワイヤなどのボンディング対象物に超音波振動を作用させて被接合面にボンディングする超音波ボンディング装置及び超音波ボンディング方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電子部品を基板の電極などの被接合面にボンディングする方法として、超音波ボンディングを用いる方法が知られている。この方法は、電子部品を被接合面に対して押圧しながら電子部品に超音波振動を与え、接合面を微小に振動させて摩擦を生じさせることにより接合面を密着させるものである。この超音波ボンディングでは、振動付与手段である振動子を備えたボンディングツールによって電子部品に荷重と超音波振動を作用させる。
【0003】
超音波ボンディングにおいて品質の安定したボンディングを効率よく行うためには、振動子の駆動周波数をボンディングツールの振動系の固有振動周波数と一致させて機械共振させることにより、強力な振動を発生させることが望ましい。この機械共振周波数はボンディング時の荷重負荷や温度上昇によって変動することから、超音波ボンディング装置に用いられる発振器には、変動する共振周波数に振動子の駆動周波数を追従させる周波数自動追従機能が備えられている場合が多い。この周波数自動追従の方法として、位相同期ループ型の発振器が知られている。この形式の発振器は、振動子を駆動する電流と電圧との間の位相差を検出することにより発振周波数を制御して共振周波数に自動的に追従するようにしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上述の位相同期ループ型の発振器を用いた従来の超音波ボンディング装置には、以下に説明するような不都合があった。上述のように、位相同期ループ型の発振器が正常に動作するためには、振動子の駆動回路に流れる電流が検出されることが条件となる。ところが、ボンディング動作を開始する際に振動子への電圧印加を開始した直後には、振動子に電流が流れない不整定時間が存在する。そしてこの不整定時間において位相同期ループが閉じていると正常なフィードバックが行われずに発振器は不規則発振を起こし、動作エラーを誘発して正常なボンディング動作が行えないという問題点があった。
【0005】
そこで本発明は、振動子の駆動開始時に不規則発振を生じることなく正常なボンディング動作を行うことができる超音波ボンディング装置及び超音波ボンディング方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の超音波ボンディング装置は、接合対象物に荷重と超音波振動を作用させながら被接合面に圧着する超音波ボンディング装置であって、前記接合対象物に当接するボンディングツールと、このボンディングツールを接合対象物を介して被接合面に対して押圧する押圧手段と、前記ボンディングツールに超音波振動を付与する振動子と、この振動子を駆動するための電力を供給する振動子駆動部と、この振動子駆動部に対して前記振動子の駆動周波数を指示するための駆動周波数信号を異なる複数の出力モードの中から選択指示された出力モードに従って出力する駆動周波数信号出力部と、前記振動子駆動部により駆動された前記振動子の電圧および電流をそれぞれ検出する検出部と、この検出部で検出された電圧と電流の位相を比較してその比較結果を前記駆動周波数信号出力部に出力する位相比較部と、予め設定された指令周波数を前記駆動周波数信号出力部に対して出力する指令周波数信号出力部と、前記駆動周波数信号出力部に対して前記出力モードを指示するモード指示部とを備え、前記複数の出力モードは、前記指令周波数と同じ周波数の信号を駆動周波数信号として出力する第1モードと、前記指令周波数に前記位相比較部の比較結果に基づく補正分を加えた補正後周波数の信号を駆動周波数信号として出力する第2モードとを含み、ボンディング動作における前記振動子の駆動開始時には第1モードを指示させ、その後前記検出部が予めしきい値電流として設定された所定電流値以上の電流を検出した後、第2モードの指示に切り換えるように前記モード指示部を制御するボンディング制御手段を備えた。
【0008】
請求項2記載の超音波ボンディング装置は、請求項1記載の超音波ボンディング装置であって、前記指令周波数信号出力部に対して周波数を指示する周波数指示部と、前記振動子の共振周波数を検出する共振周波数検出手段とを備え、前記周波数指示部は前記共振周波数検出手段によって検出された共振周波数を前記振動子の基本周波数として設定して指令周波数信号出力部に対して指示し、指令周波数信号出力部は前記基本周波数に基づいた指令周波数信号を出力する。
【0009】
請求項3記載の超音波ボンディング装置は、請求項2記載の超音波ボンディング装置であって、前記共振周波数検出手段による前記振動子の共振周波数の検出時において、前記駆動周波数信号出力部が、前記第1モードによって前記駆動周波数信号を出力する。
【0010】
請求項4記載の超音波ボンディング装置は、請求項2または3記載の超音波ボンディング装置であって、前記共振周波数検出手段が、前記振動子を駆動しながら指令周波数を所定の範囲内で規則的に変化させる周波数スイープ手段と、周波数スイープ時において前記検出部によって検出された検出値と当該検出値に対応する指令周波数とを関連づけて記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶された検出値に基づき振動子の駆動電流が略最大もしくはインピーダンスが略最小となる指令周波数を検索して共振周波数とする共振周波数検索手段とを備えた。
【0011】
請求項5記載の超音波ボンディング方法は、接合対象物に当接するボンディングツールと、このボンディングツールを接合対象物を介して被接合面に対して押圧する押圧手段と、前記ボンディングツールに超音波振動を付与する振動子と、この振動子を駆動するための電力を供給する振動子駆動部と、この振動子駆動部に対して前記振動子の駆動周波数を指示するための駆動周波数信号を異なる複数の出力モードの中から選択指示された出力モードに従って出力する駆動周波数信号出力部と、前記振動子駆動部により駆動された前記振動子の電圧および電流をそれぞれ検出する検出部と、この検出部で検出された電圧と電流の位相を比較してその比較結果を前記駆動周波数信号出力部に出力する位相比較部と、予め設定された指令周波数を前記駆動周波数信号出力部に対して出力する指令周波数信号出力部と、前記駆動周波数信号出力部に対して前記出力モードを指示するモード指示部とを備えた超音波ボンディング装置による超音波ボンディング方法であって、ボンディング動作における前記振動子の駆動開始時には、前記指令周波数と同じ周波数の信号を駆動周波数信号として出力する第1モードを指示させ、その後前記検出部が予めしきい値電流として設定された所定電流値以上の電流を検出した後、前記指令周波数に前記位相比較部の比較結果に基づく補正分を加えた補正後周波数の信号を駆動周波数信号として出力する第2モードに切り換える。
【0014】
本発明によれば、振動子の駆動周波数を指示するための駆動周波数信号を異なる出力モードに従って出力する構成とし、振動子の駆動開始時には指令周波数と同じ周波数の信号を駆動周波数信号として出力し、その後指令周波数に電流と電圧の位相比較結果に基づく補正分を加えた補正後周波数の信号を駆動周波数信号として出力することにより、振動子の駆動開始時に不規則発振を生じることなく正常なボンディング動作を行うことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態の超音波ボンディング装置の構成を示すブロック図、図2は本発明の一実施の形態の超音波ボンディング装置の駆動周波数信号出力処理のフローチャート、図3は本発明の一実施の形態の超音波ボンディング装置による基本周波数設定処理のフローチャート、図4は本発明の一実施の形態のボンディング装置の周波数検索データを示すグラフ、図5は本発明の一実施の形態の超音波ボンディング装置によるボンディング動作時振動子駆動処理のフローチャートである。
【0016】
まず図1を参照して超音波ボンディング装置の構成を説明する。図1においてボンディングステージ1上には基板2が載置されている。被接合面である基板2上面には、接合対象物である電子部品3が超音波ボンディングにより実装される。ボンディングステージ1の上方にはボンディング機構4が配設されている。ボンディング機構4は、ヘッド駆動部12に駆動される昇降機構部9によって昇降する昇降ブロック8に、ボンディングツール7を保持させた構造となっている。
【0017】
ボンディングツール7は横方向に細長形状のホーン5の端部に振動子6を装着して構成されており、振動子6を駆動することによりボンディングツール7には超音波振動が付与される。ホーン5の中央部下面には、下方に突出した接合作用部5aが設けられており、電子部品3の上面に接合作用部5aを当接させて吸着孔(図示省略)から真空吸引することにより、接合作用部5aに電子部品3を保持する。
【0018】
振動子6を駆動することにより、ホーン5には超音波の縦振動が付与され、接合作用部5aを介して、電子部品3に超音波振動が伝達される。ホーン5は、振動子6によって生じる定在波振動の節に相当する位置を、保持部材8aによって両持ち支持されており、ホーン5に誘起された振動が昇降ブロック8に伝達されることによるロスを極力防止するようになっている。
【0019】
接合作用部5aに電子部品3を吸着保持させた状態で、昇降機構部9を駆動することによりボンディングツール7は下降し、電子部品3は基板2に対して所定荷重で押圧される。そしてこの状態で振動子6を駆動することにより、電子部品3は荷重と超音波振動の作用によって被接合面である基板2に圧着される。昇降機構部9は、ボンディングツール7を電子部品3を介して基板2に押圧する押圧手段となっている。
【0020】
次に振動子6を駆動する駆動回路および駆動回路を制御する制御系について説明する。本実施の形態に示す超音波ボンディング装置は、位相同期ループ型の周波数追従機能を備えており、振動子6の電圧と電流の位相差が所定の大きさになるように振動子6の駆動周波数を制御することにより、振動子6の発生する超音波振動の振動数をボンディングツール7の共振周波数に追従させることができるようになっている。
【0021】
上記のように周波数追従機能を備えている場合にあっても、駆動開始時にはボンディングツールごとに駆動周波数を指示する必要があるため、振動子6の駆動を開始する際の駆動周波数(自走周波数)が予め設定される。この自走周波数としては、一般にボンディングツールに荷重負荷が作用していない空中状態で発振させたときの共振周波数を用いる。
【0022】
この無負荷状態の共振周波数は、各個別のボンディングツールに固有の基本周波数としての性格を有するものであり、各品種・各固体毎にデータとして登録しておくことが望ましい。このため本実施の形態の超音波ボンディング装置は、ボンディングツールに装着された振動子6の基本周波数としての共振周波数を自動的に検出する共振周波数検出手段を備えている。
【0023】
まず、振動子6の駆動回路について説明する。振動子駆動部10は振動子6に超音波振動を発生させるドライバであり、駆動電圧Vおよび駆動周波数fが指令されることにより、これらの指令に応じて振動子6を駆動するための電力を供給する。ここで駆動電圧V、駆動周波数fは、振動子6から出力される超音波振動のパワー、周波数をそれぞれ決定する指令パラメータである。駆動電圧Vは、制御部16の駆動電圧指示部16fから指示され、駆動周波数fは、駆動周波数信号出力部18から駆動周波数信号として振動子駆動部10に対して指示される。
【0024】
検出部13は、振動子駆動部10により駆動された振動子6の2つの接続端子間の電圧を検出することにより振動子6の駆動電圧(USV)を検出するとともに、抵抗の両端間の電圧を検出することにより振動子6の駆動電流(USI)を検出する。位相比較部15は、検出部13で検出された電圧と電流の位相を比較する。この比較結果は駆動周波数信号出力部18に対して位相差に比例した電圧値として出力される。
【0025】
そして駆動周波数信号出力部18が振動子駆動部10に対して駆動周波数信号を指令する際には、指令周波数信号出力部17から出力される指令周波数に、上述の比較結果(電圧と電流の位相差)に応じた補正分(補正周波数)を加味した駆動周波数の信号を指令する。ここではアナログ回路によって位相差に略比例した補正周波数を出力させ、この補正周波数を指令周波数に加味するようにしている。この位相同期ループ回路により、振動子駆動部10はボンディングツール7の共振周波数に追従した駆動周波数の電力を振動子6に対して供給する。
【0026】
ここで指令周波数とは駆動周波数を決定する際の基準データであり、前述の基本周波数f0に基づいて予め設定されている。この指令周波数の設定においては、2種類の設定パターンを選択できるようになっている。すなわち、指令周波数として基本周波数f0そのものを用いる場合と、基本周波数f0に所定のオフセット周波数を加算した周波数を指令周波数として用いる場合とがあり、必要に応じて使い分けができるようになっている。本実施の形態では、指令周波数として基本周波数f0そのものを用いる設定パターンについて説明する。
【0027】
この指令周波数の指示は、制御部16の周波数指示部16eが駆動パラメータ記憶部23から基本周波数f0やオフセット周波数などのデータを読み取り、指令周波数信号出力部17に対して指示することによって行われる。そして指令周波数信号出力部17は、この周波数指示部16eの指示に従って駆動周波数信号出力部18に対して指令周波数信号を出力する。これらのデータのうち、基本周波数f0は、後述するように超音波ボンディング装置に備えられた共振周波数検出手段によって検出され、駆動パラメータ記憶部23に記憶される。
【0028】
すなわち周波数指示部16eは、共振周波数検出手段によって検出された共振周波数f0を、振動子6の基本周波数として設定して指令周波数信号出力部17に対して指示する。そして指令周波数信号出力部17は、基本周波数f0に基づいた指令周波数信号を、駆動周波数信号出力部18に対して出力する。
【0029】
なお駆動周波数信号出力部18が振動子駆動部10に対して駆動周波数信号を出力する際には、異なる複数の出力モードの中から選択指示された出力モードに従って出力することができるようになっている。これらの出力モードには、上述の位相同期ループ回路を閉じた状態で周波数追従を行わせるための出力モード(第1モード)と、位相同期ループ回路を開放して周波数追従機能をオフ状態にする出力モード(第2モード)とが含まれる。これらの出力モードの指示は、制御部16のモード指示部16dによって行われる。
【0030】
ここで、上記駆動周波数を指令する駆動周波数出力信号と、出力モードとの関連について図2を参照して説明する。図2は駆動周波数信号出力部18によって駆動周波数信号を振動子駆動部10に対して出力する際の駆動周波数信号出力処理を示している。
【0031】
まず、指令周波数信号出力部17から指令周波数信号を、およびモード指示部16dから出力モードの指示を読み込む(ST1)。次いで出力モードを判別する(ST2)。ここで第1モードならば、指令周波数と同じ周波数の信号を駆動周波数信号として振動子駆動部10に対して出力する(ST3)。
【0032】
また、第2モードならば、次の処理を行う。まず、位相比較部15の比較結果を読み込む(ST4)。そして比較結果に基づいて、補正周波数を求める(ST5)。すなわち、電圧と電流の位相差に略比例した補正周波数をアナログ回路によって出力させ、そして指令周波数にこの補正分を加えた補正後周波数の信号を駆動周波数信号として出力する(ST6)。このように出力モードの指定を行うことにより、周波数追従機能のオンオフを選択することができるようになっている。
【0033】
次に制御系を説明する。制御部16はボンディング動作を全体制御するボンディング制御手段であり、以下の各部で説明される処理機能を備えている。ヘッド駆動指示部16aは、昇降機構部9を駆動するヘッド駆動部12を制御する。検出値書込処理部16bは、検出部13の検出データを検出値記憶部24に書き込むための処理を行う。検出部13によって検出された電圧および電流のアナログデータは、変換部14によって実効値に変換されさらにデジタルデータに変換される。検出値書込処理部16bは、これらのデジタルデータをデータ処理することにより、所定のデータ形式でデータを検出値記憶部24に書き込む。これにより、共振周波数検出処理に必要な周波数検索データ(図4参照)が作成される。
【0034】
演算部16cは、検出値記憶部24に記憶された周波数検索データに基づいて共振周波数を求める共振周波数検出演算などの各種演算処理を行う。モード指示部16dは、プログラム記憶部22に記憶されたボンディング動作プログラムや、基本周波数検出処理プログラムに基づき、駆動周波数信号出力部18に対して出力モードを指示する。周波数指示部16eは、駆動パラメータ記憶部23に記憶された各種パラメータの中から周波数パラメータを読み出して、指令周波数信号出力部17に対して必要な周波数を指示する。駆動電圧指示部16fは、振動子駆動部10に対し駆動電圧Vを指示する。周波数計測部16gは、振動子6の駆動電圧USVの周波数をカウントすることにより、振動子駆動部10により駆動された振動子6の基本周波数を実測する。
【0035】
操作・入力部20はキーボードやマウスなどの入力手段であり、操作コマンド入力やデータ入力を行う。表示部21はCRTなどの表示パネルであり、データ入力時、操作時の案内画面を表示する。プログラム記憶部22は、ボンディング動作や、基本周波数検出処理などの各種動作プログラム、処理プログラムを記憶する。
【0036】
駆動パラメータ記憶部23は、ボンディングツールを空中で発振させたときの共振周波数を示す基本周波数f0、基本周波数検出処理において実行される周波数スイープのためのスイープ周波数データ(スイープ範囲の下限周波数fmin.上限周波数fmax.およびスイープピッチ周波数Δf)、駆動電圧V、ボンディング時間tなど、振動子6を駆動してボンディング動作や各種処理を実行する上で使用される各種の駆動パラメータを記憶する。検査値記憶部24は、検出部13によって検出された電流、電圧の検出データを共振周波数検出処理に必要な周波数検索データの形で記憶する。
【0037】
次に図3を参照して、基本周波数検出処理について説明する。ここでは、ボンディングツール7が上昇した空中状態において振動子6を駆動したときの無負荷状態での共振周波数が、周波数スイープによって求められる。このときの共振周波数を周波数計測部16gを用いて実測して確認してもよい。そして求められた共振周波数は基本周波数として設定され、ボンディング動作において振動子6の駆動を開始する際の駆動周波数である自走周波数として用いられる。もちろん、同様の検出処理によってボンディングツール7を基板2に対して押圧した荷重状態における共振周波数を求めることもできる。
【0038】
まず、駆動周波数信号の出力モードとして第1モードを指示する(ST10)。これにより、駆動周波数信号出力部18が振動子駆動部10に対して駆動周波数信号を出力する際には、第1モードにしたがって、指令周波数信号出力部17から出力された指令周波数と同じ周波数の信号が出力されるようになる。
【0039】
次にスイープ周波数データを読み取る(ST11)。すなわち、スイープ範囲の下限周波数fmin.上限周波数fmax.およびスイープピッチ周波数Δfを駆動パラメータ記憶部23から読み取る。次いで駆動電圧Vを駆動パラメータ記憶部23から読み取る(ST12)。そして周波数指示部16eによってスイープ範囲の下限周波数fmin.を指令周波数fとして指示する(ST13)。
【0040】
この後、振動子6が駆動される。すなわち、振動子6を駆動電流V、駆動周波数f(指令周波数と同じ)にて駆動する(ST14)。この振動子6の駆動の過程において、検出部13によって振動子6の駆動電流(USI)(以下、単に電流Iという)を検出し(ST15)、検出値をこのときの駆動周波数fと関連づけて検出値記憶部24に記憶する(ST16)。
【0041】
次いで駆動周波数fにスイープピッチ周波数Δfを加算して駆動周波数fを増加する(ST17)。そして駆動周波数fが上限周波数fmax.に到達したか否かを判定し(ST18)、到達していなければ(ST14)に戻って以降の処理を反復実行して電流検出、検出値の記憶を実行する。周波数スイープにおいては、周波数スイープの順序を、上限周波数fmax.から下限周波数fmin.に向かって変化させるようにしても良い。
【0042】
上記処理において、周波数指示部16eは、振動子6を駆動しながら指令周波数を所定の範囲内で規則的に変化させる周波数スイープ手段となっている。また、検出値書込処理部16bおよび検出値記憶部24は、周波数スイープ時において検出部13によって検出された検出値と当該検出値に対応する指令周波数とを関連づけて記憶する記憶手段となっている。
【0043】
そして(ST18)において、指令周波数fが上限周波数fmax.に到達しているならば、換言すれば図4のグラフに示すデータ点がすべて求められ、周波数検索データとして検出値記憶部24に記憶されたならば周波数検索処理を行う。すなわち記憶した検出値の中から、電流の最大値Imax.を検索し、この最大値Imax.に対応する指令周波数f(Imax.)を求める(ST19)。この検索処理は、演算部16cによって行われる。
【0044】
そして、求めた最大値Imax.に対応する指令周波数f(Imax.)を共振周波数(基本周波数f0)として設定し、駆動パラメータ記憶部23に記憶する(ST20)。そしてボンディング動作においては、振動子6の駆動開始時の指令周波数は、この基本周波数f0に基づいて設定される。上記処理において、演算部16cは、検出値記憶部24に記憶された検出値に基づき、振動子6の駆動電流が略最大もしくはインピーダンスが略最小となる指令周波数を検索して共振周波数とする共振周波数検索手段となっている。なお、電流値をパラメータとして用いる代わりにインピーダンスをパラメータとして用い、インピーダンスの最小値を検索してこの最小値に対応する指令周波数を求めるようにしても良い。なお共振状態では振動子6の両端電圧USVと振動子6に流れる電流USIの位相差がほぼゼロとなることを利用して共振周波数を求めるようにしてもよい。
【0045】
次に図5を参照して、ボンディング動作時の振動子駆動処理について説明する。まず、振動子駆動パラメータをパラメータ記憶部23から読み取る(ST21)。これにより、基本周波数f0、駆動電圧Vおよび振動子駆動時間tが読み取られる。次いで振動子6の駆動開始に際し、駆動周波数信号の出力モードとして第1モードを指示する(ST22)。これにより、駆動周波数信号出力部18が振動子駆動部10に対して駆動周波数信号を出力する際には、第1モードにしたがって、指令周波数信号出力部17から出力された指令周波数と同じ周波数の信号が出力され、周波数追従機能がオフされる。
【0046】
すなわち、駆動周波数信号出力部18から振動子駆動部10に対して駆動周波数fが出力され、この基本周波数f0に等しい駆動周波数fおよび駆動電圧Vにて振動子6が駆動される(ST23)。そしてこの駆動状態において、検出部13により電流Iを検出し(ST24)、予めしきい値電流として設定された所定電流値以上の電流が検出されたか否かを判定する(ST25)。
【0047】
ここで、所定電流値に到達していなければ、(ST23)に戻って上述の駆動周波数による振動子6の駆動を継続し、また所定電流値に到達している場合には、モード指示部16dによって駆動周波数信号の出力モードとして第2モードを指示する(ST26)。これにより、駆動周波数信号出力部18が振動子駆動部10に対して駆動周波数信号を出力する際には、第2モードにしたがって、指令周波数信号出力部17から出力された指令周波数に位相比較部15の比較結果に基づく補正分を加えた補正後周波数が駆動周波数信号として出力され、周波数追従機能がオンされる。
【0048】
すなわち、検出部13によって検出された電流と電圧との間の位相差に応じた補正を加えた駆動周波数にて振動子6を駆動する(ST27)。これにより、負荷状態に応じて共振周波数が変動した場合にも、振動子6の駆動周波数を当該負荷状態における共振周波数に追従させることができる。この後、振動子駆動時間tがタイムアップしたか否かを判定し(ST28)、タイムアップを確認したならば振動子6の駆動を停止する(ST29)。これにより、ボンディング動作が終了する。
【0049】
上記ボンディングにおいては、制御部16がボンディング動作プログラムにしたがってモード指示部16dを制御することにより、ボンディング動作における振動子6の駆動開始時には第1モードを指示させ、その後第2モードの指示に切り換えるようになっている。
【0050】
そして上記ボンディングにおける振動子駆動処理では、駆動開始直後に振動子6に正常に電流が流れない不静定時間においては、第1モードによって常に指令周波数通りの駆動周波数によって振動子6が駆動される。したがって、振動子6に電流が流れない不整定時間において位相同期ループが閉じていることによる不規則発振が発生せず、不規則発振に起因する動作エラーを排除して、正常なボンディング動作を実行することができる。
【0051】
【発明の効果】
本発明によれば、振動子の駆動周波数を指示するための駆動周波数信号を異なる出力モードに従って出力する構成とし、振動子の駆動開始時には指令周波数と同じ周波数の信号を駆動周波数信号として出力し、その後指令周波数に電流と電圧の位相比較結果に基づく補正分を加えた補正後周波数の信号を駆動周波数信号として出力するようにしたので、振動子の駆動開始時に不規則発振を生じることなく正常なボンディング動作を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の超音波ボンディング装置の構成を示すブロック図
【図2】本発明の一実施の形態の超音波ボンディング装置の駆動周波数信号出力処理のフローチャート
【図3】本発明の一実施の形態の超音波ボンディング装置による基本周波数設定処理のフローチャート
【図4】本発明の一実施の形態のボンディング装置の周波数検索データを示すグラフ
【図5】本発明の一実施の形態の超音波ボンディング装置によるボンディング動作時振動子駆動処理のフローチャート
【符号の説明】
2 基板
3 電子部品
5 ホーン
6 振動子
7 ボンディングツール
10 振動子駆動部
13 検出部
15 位相比較部
16 制御部
16d モード指示部
17 指令周波数信号出力部
18 駆動周波数信号出力部
24 検出値記憶部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an ultrasonic bonding apparatus and an ultrasonic bonding method for bonding an object to be bonded by applying ultrasonic vibration to a bonding target such as an electronic component or an electrode bonding wire.
[0002]
[Prior art]
As a method for bonding an electronic component to a surface to be bonded such as an electrode of a substrate, a method using ultrasonic bonding is known. In this method, ultrasonic vibration is applied to the electronic component while pressing the electronic component against the surface to be joined, and the joining surface is brought into close contact by causing the joining surface to vibrate minutely to generate friction. In this ultrasonic bonding, a load and ultrasonic vibration are applied to an electronic component by a bonding tool including a vibrator as a vibration applying unit.
[0003]
In order to efficiently perform bonding with stable quality in ultrasonic bonding, it is possible to generate strong vibration by mechanically resonating the drive frequency of the vibrator with the natural vibration frequency of the vibration system of the bonding tool. desirable. Since this mechanical resonance frequency varies depending on the load applied during bonding and the temperature rise, the oscillator used in the ultrasonic bonding device is equipped with an automatic frequency tracking function that allows the drive frequency of the transducer to follow the varying resonance frequency. There are many cases. As a method for automatic frequency tracking, a phase-locked loop type oscillator is known. This type of oscillator controls the oscillation frequency by detecting the phase difference between the current and the voltage that drives the vibrator, and automatically follows the resonance frequency.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, the conventional ultrasonic bonding apparatus using the above-described phase-locked loop type oscillator has the following disadvantages. As described above, in order for the phase-locked loop oscillator to operate normally, it is necessary to detect the current flowing through the drive circuit of the vibrator. However, immediately after the voltage application to the vibrator is started when the bonding operation is started, there is an irregular time during which no current flows through the vibrator. If the phase-locked loop is closed during this indefinite time, normal feedback is not performed and the oscillator oscillates irregularly, causing an operation error and preventing normal bonding operation.
[0005]
Therefore, an object of the present invention is to provide an ultrasonic bonding apparatus and an ultrasonic bonding method capable of performing a normal bonding operation without causing irregular oscillation at the start of driving of a vibrator.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The ultrasonic bonding apparatus according to
[0008]
The ultrasonic bonding apparatus according to
[0009]
Ultrasonic bonding apparatus according to the third aspect, an ultrasonic bonding apparatus according to
[0010]
An ultrasonic bonding apparatus according to a fourth aspect is the ultrasonic bonding apparatus according to the second or third aspect , wherein the resonance frequency detecting means regularly controls a command frequency within a predetermined range while driving the vibrator. Frequency sweeping means for changing to, a storage means for storing the detection value detected by the detection unit at the time of frequency sweep and the command frequency corresponding to the detection value in association with each other, and the detection value stored in the storage means And a resonance frequency search means for searching for a command frequency at which the drive current of the vibrator is substantially maximum or impedance is substantially minimum to obtain a resonance frequency.
[0011]
The ultrasonic bonding method according to
[0014]
According to the present invention, it is configured to output a drive frequency signal for instructing the drive frequency of the vibrator according to different output modes, and at the start of driving of the vibrator, a signal having the same frequency as the command frequency is output as a drive frequency signal, After that, the corrected frequency signal, which is the command frequency plus the correction value based on the phase comparison result of the current and voltage, is output as the drive frequency signal. It can be performed.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a block diagram showing the configuration of an ultrasonic bonding apparatus according to an embodiment of the present invention, FIG. 2 is a flowchart of drive frequency signal output processing of the ultrasonic bonding apparatus according to an embodiment of the present invention, and FIG. FIG. 4 is a flowchart showing frequency search data of a bonding apparatus according to an embodiment of the present invention, and FIG. 5 is an embodiment of the present invention. 5 is a flowchart of vibrator driving processing during bonding operation by the ultrasonic bonding apparatus of FIG.
[0016]
First, the configuration of the ultrasonic bonding apparatus will be described with reference to FIG. In FIG. 1, a
[0017]
The
[0018]
By driving the
[0019]
In a state where the
[0020]
Next, a drive circuit that drives the
[0021]
Even when the frequency tracking function is provided as described above, since it is necessary to instruct the driving frequency for each bonding tool at the start of driving, the driving frequency (free-running frequency when driving the
[0022]
The resonance frequency in the no-load state has a characteristic as a fundamental frequency unique to each individual bonding tool, and is desirably registered as data for each type and each individual. For this reason, the ultrasonic bonding apparatus according to the present embodiment includes a resonance frequency detection unit that automatically detects a resonance frequency as a fundamental frequency of the
[0023]
First, the drive circuit for the
[0024]
The detecting unit 13 detects the driving voltage (USV) of the
[0025]
When the drive frequency signal output unit 18 instructs the
[0026]
Here, the command frequency is reference data for determining the drive frequency, and is set in advance based on the basic frequency f0. In setting the command frequency, two types of setting patterns can be selected. That is, there are a case where the basic frequency f0 itself is used as the command frequency and a case where a frequency obtained by adding a predetermined offset frequency to the basic frequency f0 is used as the command frequency. In the present embodiment, a setting pattern using the basic frequency f0 itself as the command frequency will be described.
[0027]
The instruction of the command frequency is performed when the frequency instruction unit 16e of the
[0028]
That is, the frequency instruction unit 16 e sets the resonance frequency f 0 detected by the resonance frequency detection unit as the basic frequency of the
[0029]
When the driving frequency signal output unit 18 outputs a driving frequency signal to the
[0030]
Here, the relationship between the drive frequency output signal for instructing the drive frequency and the output mode will be described with reference to FIG. FIG. 2 shows a drive frequency signal output process when the drive frequency signal output unit 18 outputs a drive frequency signal to the
[0031]
First, a command frequency signal is read from the command frequency
[0032]
In the second mode, the following processing is performed. First, the comparison result of the
[0033]
Next, the control system will be described. The
[0034]
The
[0035]
The operation /
[0036]
The drive
[0037]
Next, the fundamental frequency detection process will be described with reference to FIG. Here, the resonance frequency in the no-load state when the
[0038]
First, the first mode is designated as the output mode of the drive frequency signal (ST10). Thus, when the drive frequency signal output unit 18 outputs a drive frequency signal to the
[0039]
Next, the sweep frequency data is read (ST11). That is, the lower limit frequency fmin. Upper limit frequency fmax. The sweep pitch frequency Δf is read from the drive
[0040]
Thereafter, the
[0041]
Next, the drive frequency f is increased by adding the sweep pitch frequency Δf to the drive frequency f (ST17). The drive frequency f is the upper limit frequency fmax. (ST18), if not, the process returns to (ST14) and the subsequent processing is repeatedly executed to detect the current and store the detected value. In the frequency sweep, the order of the frequency sweep is set to the upper limit frequency fmax. To the lower limit frequency fmin. You may make it change toward.
[0042]
In the above processing, the frequency instruction unit 16e is a frequency sweep unit that regularly changes the command frequency within a predetermined range while driving the
[0043]
In (ST18), the command frequency f is the upper limit frequency fmax. 4, in other words, all the data points shown in the graph of FIG. 4 are obtained, and if they are stored in the detected
[0044]
Then, the obtained maximum value Imax. Is set as the resonance frequency (basic frequency f0) and stored in the drive parameter storage unit 23 (ST20). In the bonding operation, the command frequency at the start of driving of the
[0045]
Next, with reference to FIG. 5, the vibrator driving process during the bonding operation will be described. First, vibrator drive parameters are read from the parameter storage unit 23 (ST21). Thereby, the fundamental frequency f0, the drive voltage V, and the vibrator drive time t are read. Next, when the driving of the
[0046]
That is, the driving frequency signal output unit 18 outputs the driving frequency f to the
[0047]
Here, if the predetermined current value has not been reached, the process returns to (ST23) to continue driving the
[0048]
That is, the
[0049]
In the bonding described above, the
[0050]
In the vibrator driving process in the above bonding, the
[0051]
【The invention's effect】
According to the present invention, it is configured to output a drive frequency signal for instructing the drive frequency of the vibrator according to different output modes, and at the start of driving of the vibrator, a signal having the same frequency as the command frequency is output as a drive frequency signal, After that, the corrected frequency signal, which is the command frequency plus the correction based on the phase comparison result of current and voltage, is output as the drive frequency signal. Bonding operation can be performed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing the configuration of an ultrasonic bonding apparatus according to an embodiment of the present invention. FIG. 2 is a flowchart of drive frequency signal output processing of the ultrasonic bonding apparatus according to an embodiment of the present invention. Flowchart of basic frequency setting process by ultrasonic bonding apparatus according to one embodiment of the present invention FIG. 4 is a graph showing frequency search data of the bonding apparatus according to one embodiment of the present invention. Flow chart of vibrator drive processing during bonding operation by the ultrasonic bonding apparatus of the form
2
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