JP3816909B2 - 光ネットワークのノード監視制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ITU−T勧告G.872に準拠する光伝送システムに利用する。特に、光ノード装置の制御技術に関する。
従来の光ネットワークでは、光ノード装置のアーキテクチャ毎に当該光ノード装置を制御するためのソフトウェアである制御ノードモデルを定めて光ノード装置の制御に供していた。例えば、光ネットワークの光ノード装置を実現する方法として、図5、図7、図9に示すとおりに複数の方法が存在する。以下にそれぞれの場合についての制御ノードモデルを示し、それが大きく異なることを示す。それらが異なる場合には制御ノードモデルは共用できないので、ほとんど作り直しになってしまう。
図5は、ODU(Optical Date Unit:例えば、非特許文献1参照)をクロスコネクトするクロスコネクトスイッチと、長距離光伝送を担うポイント−ポイントシステムとを組み合わせて光ノード装置を構成する例である。本例ではポイント−ポイントシステムとODUクロスコネクトの間はOTU(Optical
Transport Unit:例えば、非特許文献1参照) 信号で接続される。ポイント−ポイントシステムは送信部と受信部の1対で1端局を構成し、対向する1対の端局で1システムを構成するものである。
ポイント−ポイントシステムでは送信部のIF部によって、ODUクロスコネクトから出力されるOTU信号にOTU終端処理を行い、再びOTU信号を生成し、MUX部にて波長多重処理をした後に、Post−OA部により光増幅した後に光ファイバ伝送路を通じて隣接するノードへ波長多重信号が伝送される。伝送された波長多重信号はPre−OAにて光増幅され、DEMUX部によって波長分離された後にIF部にてOTU終端され、再びOTU信号として再生された後にODUクロスコネクト装置に送られる。
ODUクロスコネクト装置での処理について述べる。ODUクロスコネクト装置は、ODU単位で信号の方路編集を行う機能を有するクロスコネクト装置である。本従来例では、ODUクロスコネクト装置にはOTUインタフェースと、少なくとも1種類のユーザインタフェースが実装されているものとする。ユーザ信号は特定のものがあるわけではないが、IF部にてODU信号へマッピングできるものをユーザ信号として受け付けるものとする。入力されたユーザ信号は、IF部で、ODU信号に変換され、スイッチ部に入力される。
一方でポイント−ポイントシステムから入力されたOTU信号は、IF部でODU信号に変換され、スイッチ部に入力される。これら、スイッチ部に入力されたODU信号は、スイッチの所定の出力に送り出され、その出力された信号は、他のノードに送信されるものはIF部でOTU信号に変換処理されてポイント−ポイントシステムに送られる。一方で、ユーザインタフェースに送り出されたものは、IFにて所望の信号形式に変換されて出力される。
図6は、図5を用いて説明したノードの構成を監視制御用のノードモデルで記述したものである。図6において、OTSはOptical Transmission Section(例えば、非特許文献3参照)、OMSはOptical Multiplex
Sectionを表す。ODU−CCはODUのクロスコネクションを表している。このモデルを用いると、ユーザ信号はODU終端部からODU−CCに入力され、そこでクロスコネクションされる。クロスコネクションされた信号が他のノードに伝送される場合には、一旦、ODUクロスコネクトのOTU終端点で、OTU信号に変換され、ポイント−ポイントシステムに送られる。ポイント−ポイントシステムでは、一旦、局内側のOTU終端点でOTU終端され、再び局外側のOTU終端点でOTU信号が生成されてOMS終端点にて波長多重処理され、OTS終端点を通じて対局に送信される。クロスコネクションされた信号が、ユーザ側に送られる場合には、ODU終端点にてODU終端処理を行い、所定のユーザ信号形式に再変換されて送信される。
図7は、2番目の構成例の長距離伝送とクロスコネクト機能が一体化したノードの例である。この例ではIF部としてOTU終端してOTU信号を出力する機能を仮定している。従ってクロスコネクトされる信号はOTU信号ということになる。
信号の流れを説明する。ユーザ信号は、IF部にてOTU信号に変換され、スイッチ部に送られる。一方で対向する他のノードから伝送された波長多重信号はPre−OAにて光増幅され、DEMUX部で波長分離される。波長分離された個々の信号はIF部でOTU終端され、再びOTU信号として生成される。こうして、ユーザ信号と、対向ノードからの信号はOTU信号としてスイッチ部に入力される。スイッチ部では所望の出力にクロスコネクトされる。ユーザ信号に変換されるものは、IF部にてOTU終端され、ユーザ信号形式に変換されてユーザ側に渡される。
他の対向ノードに送信されるものは、IF部にてOTU終端された後に、再びOTU信号として生成され、MUX部で波長多重され、Post−OA部にて光増幅された後に光ファイバ伝送路を通じて隣接ノードに伝送される。
図8は、図7に示したノード構成例を管理モデルで示したものである。ユーザ信号はODU終端点にてODU信号に変換され、さらにOTU終端点にてOTU信号に変換される。他のノードから送信された信号は、OTS終端処理を経た後、OMS終端点で個々のOTU信号に分離される。個々のOTU信号は局間側のOTU終端点でOTU終端され、再び局内側のOTU終端点でOTU信号として生成される。こうしてユーザ信号と他のノードからの信号は、OTU信号に変換され、OTUのクロスコネクション(OTU−CC)にて、クロスコネクトされ、所望の出力へ送られる。ユーザ側に送られるものはOTU終端点にてOTU終端処理され、さらにODU終端を経て、ユーザ信号に戻される。他のノードに送られるものは、局内側OTU終端点にて終端処理された後に、局間側のOTU終端点にて再度OTU信号に変換されてOMS終端点で多重処理され、OTS終端点での処理を経て他のノードに送信される。
図9は、3番目のノード構成例として、構成例2の送信側の出力インタフェースを省略した例を示したものである。このような構成はDelivery&Couplesスイッチなどによって実現することができる(例えば、非特許文献4参照)。ユーザ信号はIFにてOTUにフォーマット変換され、スイッチに送られる。その一方で、他のノードからの波長多重信号はPre−OAで光増幅され、DEMUXにて個々の光信号に波長分離され、スイッチ部に入力される。スイッチ部ではOTU信号の所望の宛先にクロスコネクトして出力する。ユーザ側に出力する場合には、ユーザ側のインタフェースを選択し、インタフェース部でユーザ信号形式に変換して出力する。他のノードに送信する場合には、MUX部で波長多重処理を行い、Post−OAによって光増幅を行って光ファイバ伝送路に送出する。
図10は、構成例3の場合のノード管理モデルである。ユーザ信号は、ODU終端点でODU信号に変換され、さらにOTU終端点でOTU信号に変換されOTU−CCに入力される。一方で他のノードからの信号は、OTS終端点で処理され、OMS終端点で波長単位のOTU信号に分離された後に、一旦OTU終端点にて処理された後、OTU−CCに入力される。これらの入力されたOTU信号をOTU−CCにてクロスコネクトし、所望の方路に出力する。
ユーザへの信号は、OTU終端点にOTU終端処理をされた後、ODU終端点にてODU終端され、ユーザ信号形式に変換されてユーザ側に送られる。他のノードに送信される信号は、OTU−CCからOMSにて波長多重処理その他の処理が行われ、OTS終端点を経由して他のノードへ送信される。このノードモデルにおいて注意しなければならないのは、モデルは双方向リンクで記述されているが、実際の構成例は単方向リンクで記述されているため、出力側のインタフェースが存在しないのに、モデル上では、出力側のOTU終端点があるかのように記述されているということである。
それぞれの信号方向について拡大すると、他のノードから受信した信号と、他のノードへ送信する信号ではOTU終端機能の有無が異なることが分かる。実際のノードの制御においては、スイッチの物理的な出力点を仮想的なOTU終端点と見なすことで、制御を実現できる(例えば、非特許文献2参照)。
ITU−T勧告G.709 NTT R&D Vol.52,No.3,175頁(2003年)「次世代ネットワーク構築に向けたフォトニックネットワーク技術の高度化(島野勝弘、高橋哲夫、古賀正文、滝川好比郎)」 ITU−T勧告G.872 F.Kano,T.Kawai,Y.Takigawa,K.Sato,"Development of photonicrouter(256x256 OLSPs)to realize next generation networkwith MPLambdaS control’,NFOEC2001,proceedingsvol.1,pp.458-464,2001年,ボルチモア(USA)
以上、3つの例について光ノード装置の実ハードウェア構成とそれを管理するための制御ノードモデルを説明した。制御ノードモデルを開発するに当たっては、ハードウェアの差異もさることながら、情報モデルが統一されていない。例えば、構成例1ではODUクロスコネクトであるのに対し、構成例2と3ではOTUクロスコネクトを用いている。また、構成例2と3ではOTU終端点の構成が異なっているため、個別にソフトウェアも開発する必要があった。つまり、既存ソフトウェアの流用や共用ソフトウェアの利用による、光ネットワークシステム開発の効率化を行うことは困難であった。
光ネットワークの制御においては、近年、GMPLS(Generalized
Multi-Protocol Label Switching)技術が注目されているが、GMPLSによって制御プログラムを統一したとしても、個別のノードシステムの開発は毎回基本的な部分から行われており、共通の制御プロトコルを利用する効果が少なかった。図11は、従来構成における制御ノードモデルと光ネットワークシステムのハードウェアの関連を簡単に示したものである。装置AにはA固有の、装置BにはB固有の、装置CにはC固有のそれぞれの制御ノードモデルとハードウェアを用いて、共通の制御プロトコルを用いていることがわかる。
このように、従来の光伝送システムの制御ノードモデルはハードウェアに依存する部分が大きく、共用できる部分が少ないが故に、ハードウェアアーキテクチャを変更する度に大幅に開発をし直さなければならなかった。一方で、GMPLSなどノード間で情報の送受を行っての制御においては、ハードウェアアーキテクチャに依存する部分が少ないので、共通的な制御ノードモデルを用いることで、大幅な開発し直しを避けることができる可能性がある。
近年、GMPLS技術の光ネットワークへの応用が注目されており、そのため、共通的な光ネットワーク制御プロトコルによる統一的な制御が可能となったため、光ネットワーク制御ソフトウェアにおいて共通利用できる部分が多くなってきたので、それを活用可能とする手段が求められている。
本発明は、このような背景に行われたものであって、GMPLSなどノード間で情報を送受してネットワーク制御を実現するソフトウェアにおいて、ハードウェアの実現方法によらず共通的に用いることができる光ノード装置の制御ノードモデルを設定し、光ノード装置間の制御プロトコルにおいてはそれを操作することでソフトウェアの共通化を行い、ハードウェアに対しては、管理モデルとの対応付けを行うことで、実際のハードウェア制御を実現することにより、共通的な制御ノードモデルを実現し、光ネットワーク装置開発の効率化を実現することができる光ネットワークのノード監視制御装置を提供することを目的とする。
本発明は、光ネットワークのノード監視制御装置であって、本発明の特徴とするところは、光ノード装置の構成をその機能に応じた機能ブロックに分類する手段と、この分類された機能ブロック毎にあらかじめ設定されている制御ソフトウェアである制御ノードモデルを割当てる手段とを備えたところにある(請求項1)。
これにより、光ネットワークに多種多様な光ノード装置が配置されても、これらの機能を分類して最適な制御ノードモデルを割当てることができる。したがって、ハードウェアの実現方法によらず共通的に用いることができる光ノード装置の制御ノードモデルを設定し、ノード間の制御プロトコルにおいてはそれを操作することでソフトウェアの共通化を行い、ハードウェアに対しては、制御ノードモデルとの対応付けを行うことで、実際のハードウェア制御を実現することにより、共通的な制御ソフトウェアを実現し、光ネットワーク装置開発の効率化を実現することができる。
また、1以上の光ノード装置について前記分類する手段により分類された機能ブロックと当該機能ブロックに対応する制御ノードモデルとが記録された対応表を備え、前記割当てる手段は、この対応表に基づき機能ブロック毎に制御ノードモデルを割当てる手段を備えることができる。これにより、機能分類処理および制御ノードモデルの割当処理を効率よく行うことができる(請求項2)。
さらに詳細には、前記制御ノードモデルとして、ユーザ(クライアント)信号を受け付けるAP(Access
Point)部と、光パスの終端処理を行うOPT(Optical Path Termination)部と、クロスコネクションの接続点であるOCP(Optical
Connection Point)部と、光の接続状態を変更するOP−CC(Optical Path Cross Connection)部と、少なくとも1つの光パスを多重化し、隣接ノードへと接続するN(Network)−Port部と、少なくとも1つのAPの集合からなるA(Access)−Portとを備え、前記割当てる手段は、ユーザ(クライアント)信号はAPに結合され、APは1つのOPTに接続され、OPTは1つのAPと1つのOCPに接続され、N−Portは少なくとも1つのOCPと結合され、N−Port側のOCPは1つのN−Portと1つのOP−CCと結合され、AP側のOCPは1つのOP−CCと1つのOPTに結合され、OP−CCはノード内に一つ存在するように割当てる手段を備えることができる(請求項3)。
本発明の他の観点はプログラムであって、本発明の特徴とするところは、情報処理装置にインストールすることにより、その情報処理装置に、光ノード装置の構成をその機能に応じた機能ブロックに分類する機能と、この分類された機能ブロック毎にあらかじめ設定されている制御ソフトウェアである制御ノードモデルを割当てる機能とを備えた光ネットワークのノード監視制御装置に相応する機能を実現させるところにある(請求項4)。
また、1以上の光ノード装置について前記分類する機能により分類された機能ブロックと当該機能ブロックに対応する制御ノードモデルとが記録された対応表に相応する機能を実現させ、前記割当てる機能として、この対応表に基づき機能ブロック毎に制御ノードモデルを割当てる機能を実現させることができる(請求項5)。
さらに詳細には、前記制御ノードモデルとして、ユーザ(クライアント)信号を受け付けるAP部と、光パスの終端処理を行うOPT部と、クロスコネクションの接続点であるOCP部と、光の接続状態を変更するOP−CC部と、少なくとも1つの光パスを多重化し、隣接ノードへと接続するN−Port部と、少なくとも1つのAPの集合からなるA−Portとを実現させ、前記割当てる機能として、ユーザ(クライアント)信号はAPに結合され、APは1つのOPTに接続され、OPTは1つのAPと1つのOCPに接続され、N−Portは少なくとも1つのOCPと結合され、N−Port側のOCPは1つのN−Portと1つのOP−CCと結合され、AP側のOCPは1つのOP−CCと1つのOPTに結合され、OP−CCはノード内に一つ存在するように割当てる機能を実現させることができる(請求項6)。
本発明のさらに他の観点は、本発明のプログラムが記録された前記情報処理装置読取可能な記録媒体である(請求項7)。本発明のプログラムは本発明の記録媒体に記録されることにより、前記情報処理装置は、この記録媒体を用いて本発明のプログラムをインストールすることができる。あるいは、本発明のプログラムを保持するサーバからネットワークを介して直接前記情報処理装置に本発明のプログラムをインストールすることもできる。
これにより、汎用の情報処理装置を用いて、光ネットワークに多種多様な光ノード装置が配置されても、これらの機能を分類して最適な制御ノードモデルを割当てることができる光ネットワークのノード監視制御装置を実現することができる。
本発明によれば、ハードウェアの実現方法によらず共通的に用いることができる光ノード装置の制御ノードモデルを設定し、光ノード装置間の制御プロトコルにおいてはそれを操作することでソフトウェアの共通化を行い、ハードウェアに対しては、管理モデルとの対応付けを行うことで、実際のハードウェア制御を実現することにより、共通的な制御ソフトウェアを実現し、光ネットワーク装置開発の効率化を実現することができる。
本発明実施例の光ネットワークのノード監視制御装置の構成を図1および図2を参照して説明する。図1は本実施例のノード監視制御装置の構成図である。図2は本実施例の対応表を示す図である。
本実施例は光ネットワークのノード監視制御装置であって、本実施例の特徴とするところは、光ノード装置の構成をその機能に応じた機能ブロックに分類する手段と、この分類された機能ブロック毎にあらかじめ設定されている制御ソフトウェアである制御ノードモデルを割当てる手段とをハード依存性吸収機能部3に備えたところにある(請求項1)。
また、図2に示すように、1以上の光ノード装置について前記分類する手段により分類された機能ブロックと当該機能ブロックに対応する制御ノードモデルとが記録された対応表を備え、ハード依存性吸収機能部3は、この対応表に基づき機能ブロック毎に制御ノードモデルを割当てる手段を備える(請求項2)。
前記制御ノードモデルとして、図2の対応表に示すように、ユーザ(クライアント)信号を受け付けるAP部と、光パスの終端処理を行うOPT部と、クロスコネクションの接続点であるOCP部と、光の接続状態を変更するOP−CC部と、少なくとも1つの光パスを多重化し、隣接ノードへと接続するN−Port部と、少なくとも1つのAPの集合からなるA−Portとを備える。なお、A−Portは、APの集合であるから対応表には記録していない(請求項3)。
この対応表に基づきハード依存性吸収機能部3は、ユーザ(クライアント)信号はAPに結合され、APは1つのOPTに接続され、OPTは1つのAPと1つのOCPに接続され、N−Portは少なくとも1つのOCPと結合され、N−Port側のOCPは1つのN−Portと1つのOP−CCと結合され、AP側のOCPは1つのOP−CCと1つのOPTに結合され、OP−CCはノード内に一つ存在するように割当てる手段を備える(請求項3)。なお、対応表は、図1の構成には記されていないが、本実施例では、ハード依存性吸収機能部3の中に設けられているものとする。
本発明は、汎用の情報処理装置にインストールすることにより、その情報処理装置に本発明のノード監視制御装置に相応する機能を実現させるプログラムとして実現することができる(請求項4〜6)。このプログラムは、記録媒体に記録されて情報処理装置にインストールされ(請求項7)、あるいは通信回線を介して情報処理装置にインストールされることにより当該情報処理装置に、制御プロトコル機能部1、制御ノードモデル機能部2、ハード依存性吸収機能部3の前記分類する手段、前記割当てる手段、前記対応表にそれぞれ相応する機能を実現させることができる。
以下、本実施例をさらに詳細に説明する。
本実施例のノード監視制御装置は、GMPLSなどの制御プロトコル機能部1と、制御プロトコルによって操作される制御ノードモデル機能部2、制御ノードモデル機能部2と光ノード装置の機能との関連付けを行い、光ノード装置の動作を実行するハード依存性吸収機能部3の3つの機能部からなるものとする。
図3に、本実施例で用いる制御ノードモデルについて示す。図3に示すように、本実施例の制御ノードモデルは、ユーザ(クライアント)信号を受け付けるAP部、光パスの終端処理を行うOPT部、クロスコネクションの接続点であるOCP、光の接続状態を変更するOP−CC、少なくとも1つの光パスを多重化し、隣接ノードへと接続するN−Port、少なくとも1つのAPの集合からなるA−Portを備える。
ユーザ(クライアント)信号はAPに結合され、APは必ず1つのOPTに接続され、OPTは必ず1つのAPと1つのOCPに接続される。N−Portは少なくとも1つのOCPと結合される。N−Port側のOCPは1つのN−Portと1つのOP−CCと結合される。AP側のOCPは1つのOP−CCと1つのOPTに結合される。なお、OP−CCはノード内に1つのみ存在するものとする。
図3では、N−Portは2つ、A−Portは1つで示されているが、必ずしもそれに限らず、一般には少なくとも0個以上のN−Portと少なくとも0個のA−Portを有していればよい。ただし、どちらも0個の場合は意味を成さない。また、図3では、A−Portには2つのAPが属しているが、一般には1つ以上のAPがA−Portに属していればよい。
図4を用いて、光ネットワーク制御プロトコルによって本実施例の制御ノードモデルが操作される様子を示す。本例では、光ネットワーク制御プロトコルとしてGMPLSにおいてシグナリングプロトコルとして用いられるRSVP−TEの例を示す。ただし、他のシグナリングプロトコル(例えば、CR−LDP(Constraint Based Routed-Label Distribution Protocol)や、P−NNIを用いた場合においても同様に記述できる。
RSVP−TEプロトコルによる光パス設定プロトコルを簡単に説明する。IngressノードからPathメッセージを宛先に向けて送る。その中継ノードであるIntermediateノードではPathメッセージを中継する。Egressノードでは、Pathメッセージを受信すると、それを処理し、Reserveメッセージを返す。Egressノードでは、返信と同時に、(1)APとOPTの設定を行い、(2)OCPのクロスコネクションを設定する。Reserveメッセージを受信したIntermediateノードでは、(3)OCPのクロスコネクションを設定する。Ingressノードでは、Reserveメッセージを受けた後、(4)OCPのクロスコネクション設定を行い、(5)APとOPTの設定を行う。こうして全ての手順を完了すると、光パスを設定することができる(図10)。
こうして制御ノードモデルの操作によって、論理的には光パスを設定することができた。このとき、クロスコネクト操作がOTUクロスコネクトなのか、ODUクロスコネクトであるのかに関わらず理想化された状態で操作されていることも同時に示された。
図2に制御ノードモデルと、ノード構成例1、2、3での論理モデルとの対応付けの例について示す。図に示された通り、全ての場合において本実施例の制御ノードモデルで対応付けが可能であることが示された。他の構成例の場合でも対応付けが可能である。また、光クロスコネクト装置は個別の論理モデルを用いて制御が可能であるため、対応付けがなされている本実施例の共通の制御ノードモデルで、いずれの場合においても制御可能であることになる。
図2に示した対応表はハード依存性吸収機能部3で保有し、共通制御ノードモデルが操作された結果を、この対応表を元に実ハードウェアの制御に供することができる。
本発明により、ノード制御ソフトウェアの共通化を図ることができ、光ネットワーク装置の開発の効率化を実現することができる。
本実施例のノード監視制御装置の構成図。 本実施例の対応表を示す図。 本実施例の制御ノードモデルを説明するための図。 本実施例の制御ノードモデルの操作を説明するための図。 装置構成例1を示す図。 構成例1の機能ブロック図。 装置構成例2を示す図。 構成例2の機能ブロック図。 装置構成例3を示す図。 構成例3の機能ブロック図。 従来のノード制御ソフトウェアとハードウェアとの関係を示す図。
符号の説明
1 制御プロトコル機能部
2 制御ノードモデル機能部
3 ハード依存性吸収機能部

Claims (7)

  1. 光ノード装置の構成を、
    ユーザ(クライアント)信号の送受信を行うAP(Access Point)と、
    前記APと接続され光パスの終端処理を行うOPT(Optical Path
    Termination)と、
    前記OPTと接続されかつ光クロスコネクションの接続点であるOCP(Optical
    Connection Point)と、
    少なくとも1つの光パスを多重化し、隣接ノードへと接続するN(Network)−Portと、
    前記N−Portと接続されかつ光クロスコネクションの接続点である別のOCPと、
    複数のOCPの間で光パスの接続切替を行うOP−CC(Optical Path
    Cross Connection)と
    の機能ブロックに分類して、前記光ノード装置の前記AP、前記OPT、前記OCT、前記N−Port、前記OP−CCを制御する手段を備えた
    ことを特徴とするノード監視制御装置。
  2. 1以上の光ノード装置について前記制御する手段により分類された機能ブロックと当該機能ブロックに対応する制御ノードモデルとが記録された対応表を備え、
    前記制御する手段は、この対応表に基づき機能ブロック毎に制御ノードモデルを割当てる手段を備えた
    請求項1記載の光ネットワークのノード監視制御装置。
  3. 複数の光ノード装置を、前記AP、前記OPT、前記OCP、前記N−Port、前記OP−CCの機能ブロックに分類し、
    前記複数の光ノード装置の前記AP、前記OPT、前記OCP、前記N−Port、前記OP−CCを制御する手段を備えた
    請求項1記載の光ネットワークのノード監視制御装置。
  4. 前記光ネットワークのノード監視制御装置は、さらに光ネットワークの制御プロトコル機能部を有する
    請求項1記載の光ネットワークのノード監視制御装置。
  5. 情報処理装置にインストールすることにより、その情報処理装置に、
    光ノード装置の構成を、
    ユーザ(クライアント)信号の送受信を行うAPと、
    前記APと接続され光パスの終端処理を行うOPTと、
    前記OPTと接続されかつ光クロスコネクションの接続点であるOCPと、
    少なくとも1つの光パスを多重化し、隣接ノードへと接続するN−Portと、
    前記N−Portと接続されかつ光クロスコネクションの接続点である別のOCPと、
    複数のOCPの間で光パスの接続切替を行うOP−CCと
    の機能ブロックに分類して、前記光ノード装置の前記AP、前記OPT、前記OCT、前記N−Port、前記OP−CCを制御する機能
    を備えた光ネットワークのノード監視制御装置に相応する機能を実現させることを特徴とするプログラム。
  6. 1以上の光ノード装置について前記制御する機能により分類された機能ブロックと当該機能ブロックに対応する制御ノードモデルとが記録された対応表に相応する機能を実現させ、
    前記制御する機能として、この対応表に基づき機能ブロック毎に制御ノードモデルを割当てる機能を実現させる
    請求項5記載のプログラム。
  7. 請求項5または6に記載のプログラムが記録された前記情報処理装置読み取り可能な記録媒体。
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