JP3815972B2 - Retroreflective sheet and manufacturing method thereof - Google Patents

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Description

【産業上の利用分野】
本発明は道路標識や工事標識等の標識類、自動車及びオートバイ等のナンバープレート(カーライセンスプレート)類、あるいは救命具衣服等の安全資材類等において有用な再帰反射シートに関し、特にナンバーや文字を印刷した上に樹脂板を貼りつけ、プレートとして使用する用途において有用な再帰反射シートに関する。
【0001】
【従来の技術】
従来光を光源に向けて再帰反射させる再帰反射シートは良く知られており、その再帰反射性を利用して該シートは上記のごとき利用分野で利用されている。近年になって再帰反射シートの再帰反射性能に基づく夜間の優れた視認性が広く一般に認められる様になり、特に再帰反射シートを貼りつけたプレートは標識用のみならず、各国の法規制によってナンバープレート(カーライセンスプレート)として義務付けられつつある。
【0002】
近年、ナンバープレート等の表示用プレートは多色化され、再帰反射シートを下地として使用し、多色刷り可能な熱転写プリンタを用いて様々な表示を多色印刷した後、表面に透明表面保護板に貼りつけて再帰反射表示用プレートが作成されている。
【0003】
しかしながら従来の再帰反射シートに熱転写プリンタを用いて多色印刷すると、シートに静電気が帯電して、印刷ヘッドを破損させる不具合が発生した。また静電気が帯電すると、枚葉印刷の場合は、一枚ずつフィードできず、連続印刷の場合は、シートにフォイルが貼り付いてうまく印刷ができなかった。
【0004】
帯電防止剤を使用する方法としては、親水性、導電性樹脂を主成分とする帯電防止剤をシート表面に塗布する方法、あるいは帯電防止剤をシート樹脂に練り込む方法等が試みられている。
【0005】
しかしながら、帯電防止剤を表面に塗布する方法は、塗布した直後に帯電防止効果が得られたとしても、経時的に効果は減少してしまう。
【0006】
帯電防止剤をシート樹脂に練り込む方法は、シート全体として長期間十分な帯電防止効果を得ることは困難であり、また、帯電防止剤を多量に使用することは、シートの物理的特性あるいは光学的特性を損なうこともあって、標識等の使用に際しては不充分であった。
【0007】
一方、シート表面に凹凸を設ける方法として、ガラスビーズを完全に樹脂中に埋め込まずに、ガラスビーズをガラスビーズの直径の数%分シートから突出するように残してシート中に埋め込み、オープンビーズタイプにして、表面に凹凸を設ける方法があった。
【0008】
しかしながら、オープンビーズタイプの再帰反射シートでは、表面はシート部分にビーズの露出部分が混在する不均一な表面となるため、製造条件によっては、印刷の際にかすれや、密着不良が起こる場合があり、印刷性が満足できるものではなかった。また、その構造から、強度を保つのが難しく、なんらかの補強策を講じなければならない
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明の目的は、帯電防止性、印刷性に優れた特性を有する卓越した再帰反射シート及びその製造法を提供することにある。
本発明者等は再帰反射シート及びその製造法について種々検討を重ねた結果、封入型再帰反射シートの表面粗さRaを0.1〜1.0μmとすることによって、帯電防止性、印刷性に優れた特性が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0010】
【課題を解決するための手段】
かくして本発明によれば、再帰反射性要素の層と、接着剤層を持つ封入型再帰反射シートにおいて、表面粗さRaが0.1〜1.0μmであること特徴とする再帰反射シート及びその製造方法が提供される。
【0011】
以下、本発明の再帰反射シートについてさらに詳細に説明する。
図1は、本発明の再帰反射シートの一態様である封入レンズ型再帰反射シートの断面構成概略図を示したものである。本発明の封入レンズ型再帰反射性要素は、レンズとして機能する屈折率2.1〜2.3程度のガラス球等よりなる微小球レンズ層1、微小球レンズを結合・固定するための透明樹脂等よりなる結合剤層2、アルミニウム蒸着膜のごとき光反射層4をレンズの光学的焦点位置に形成するための透明樹脂等よりなる焦点層3よりなっている。再帰反射性要素の層の背面には保持力に優れ、ヌレ適性に優れる接着剤層5が形成されており、接着剤層の背面には接着剤層を保護するための剥離基材6が設けられている。
【0012】
結合剤層を形成する樹脂は特に制限されるものではないが、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、アルキド系樹脂、ブチラール系樹脂、ウレタン系樹脂等が挙げられる。耐候性、加工性の点からアクリル樹脂、ポリエステル樹脂が好ましく、塗工性を考えると、アクリル系樹脂が最も好ましい。
【0013】
またこれらの樹脂には必要に応じて硬化剤、剥離剤、表面調整剤などの添加剤を含んでいても良い。
剥離剤としてはシリコン系剥離剤、セルロース系剥離剤等が挙げられ、印刷性の点からセルロース系剥離剤が好ましい。
【0014】
硬化剤としてはアルキル化アミノ樹脂、アルキル化尿素樹脂、イソシアネート系架橋剤等が挙げられ、ガラスビーズの埋め込み性、耐候性、剥離性の点からアルキル化アミノ樹脂、イソシアネート系架橋剤が好ましい。
【0015】
表面調整剤としてはポリエステル変性ポリジメチルシロキサン、シリコン系界面活性剤、アクリル系重合物等が挙げられ、印刷性、濡れ性、耐熱性の点から、ポリエステル変性ポリジメチルシロキサンが好ましい。
【0016】
結合剤層を形成する樹脂の分子量は特に制限されるものではないが、樹脂の重量平均分子量(以下Mwと略称することがある)が5万以上である樹脂、より好ましくは5万〜40万の樹脂、更に好ましくは10万〜30万の樹脂を用いるのがよい。該範囲であり、かつ適当な硬化剤と反応させた樹脂を用いると、樹脂中にビーズを適度に沈めることができる。
結合剤層は必要に応じて数回に分けて塗工することもでき、異なる種類の樹脂が積層されていてもよい。
【0017】
工程基材に塗工する結合剤層樹脂の塗工時における粘度は塗工温度で、80〜400cP、好ましくは90〜350cP、更に好ましくは100〜300cPであるのがよい。
【0018】
後述するように、本件発明においては、工程基材として、従来の基材とは異なる表面が粗い工程基材を用いるので、粘度が適当な範囲となる結合剤層樹脂を用いて塗工時の結合剤層の発泡を防止することが必要である。粘度が高すぎると特に基材の凹部分で空気の抜けが不良となり、結合剤層に泡が含まれた状態になる。また粘度が低すぎると十分な塗工ができない。
【0019】
結合剤層樹脂の樹脂固形分は25〜50%、好ましくは30〜40%、更に好ましくは33〜38%であるのがよい。
【0020】
結合剤層の樹脂塗布厚みは15μm〜50μmである。数層積層される場合、ビーズを保持する結合剤層の塗付厚みは、ビーズ径等の条件に合わせ決定されるが、通常18μm〜33μm 好ましくは20μm〜30μmである。
【0021】
結合剤層の表面は、後述する工程基材の表面形状を反映して凹凸がつけられる。表面粗さRaは0.1〜1.0μm、好ましくは0.3〜0.8μm、特に好ましくは0.5〜0.8μmであるのがよい。表面粗さが1.0μm以上であれば、結合材層と工程基材との剥離が困難になり、0.1μm以下であれば、耐電防止効果が得られない。
【0022】
凹凸の形状は特に制限されるものではないが、樹脂表面が規則的または不規則な0.1μm〜10μm の凸部を有するシート、規則的的または不定形の0.1μm〜10μmの凹部を有するシート、1μm〜10μm幅線状の凸部を有するシート、1μm〜10μm幅の溝を有するシートなどがあり、ブラスト法で凹凸がつけられた工程基材を用いて容易に製造できことを考慮すれば、樹脂表面が不規則な0.1μm〜10μmの凹凸部を持つシートが好ましい。
【0023】
結合剤層中にはレンズの役目をするガラス球が封入される。ガラス球の屈折率は2.0〜2.5、好ましくは2.19〜2.21であり、ガラス球の直径は20μm〜110μm、好ましくは30μm〜100μ、特に好ましくは、45μm〜90μmである。
【0024】
焦点樹脂層を形成する樹脂は特に制限されるものではないが、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、ブチラール樹脂等が挙げられる。耐久性から、アクリル樹脂、ブチラール樹脂が好ましく、塗工性を考えると、アクリル樹脂が最も好ましい。
【0025】
これらの樹脂には必要に応じて硬化剤などの添加剤を含んでいても良い。硬化剤としてはアルキル化アミノ樹脂、アルキル化尿素樹脂、イソシアネート系架橋剤等が挙げられ、球面形成の点からアルキル化アミノ樹脂が好ましい。
【0026】
焦点層を形成する樹脂の分子量は特に制限されるものではないが、樹脂のMwが10万以上である樹脂、より好ましくは10万〜40万の樹脂、更に好ましくは15万〜30万の樹脂を用いるのがよい。該範囲であり、かつ適当な硬化剤と反応させた樹脂を用いると、球面状の焦点層を形成することができる。
【0027】
焦点層を形成する樹脂の塗工時における粘度は10〜600cP、好ましくは30〜600cP、更に好ましくは50〜200cPであるのがよい。
【0028】
焦点層樹脂の樹脂固形分は10〜40%、好ましくは15〜35%、更に好ましくは15〜25%であるのがよい。樹脂固形分が多いと発泡しやすくなり、
10%未満であれば塗布量がかなり多くなり、好ましくない。
【0029】
焦点樹脂層の厚みは、入射した光線が光反射層上に焦点を結ぶように樹脂の屈折率等を勘案して決定されるが、通常10μm〜60μm、好ましくは15μm〜50μm、特に好ましくは20μm〜40μmである。
【0030】
接着剤層を形成する樹脂の種類は特に制限されるものではなく、通常の接着剤用樹脂として用いられる樹脂を使用すればよく、例えば、アクリル系樹脂、シリコン系樹脂、ゴム系樹脂、フェノール系樹脂等が用いられる。中でも耐候性に優れ、接着特性の良好なアクリル系樹脂またはシリコン系樹脂が好適に用いられる。
【0031】
接着剤層を形成する樹脂の分子量は特に制限されるものではないが、分子量の高い樹脂ほど好適な保持力が得られやすい傾向にあり、重量平均分子量(以下Mwと略称することがある)50万以上の樹脂、より好ましくは50万〜100万の樹脂、更に好ましくは60万〜100万の樹脂を用いることが好適である。中でも官能基を有するMw
50万以上の樹脂をイソシアネート系架橋剤等の架橋剤を用いて架橋反応させた樹脂を用いると特に優れた保持力が得られ最も好適である。
【0032】
本発明の再帰反射シートは、以下に述べる方法によって製造される。
まず、工程基材に前述の結合剤層樹脂を塗工する。
工程基材は、表面に微細な凹凸を有し、表面粗さRaが0.1〜1.0μm、好ましくは0.3〜0.8μmであって、十分な強度があり、熱をかけた際に膨張、収縮が十分小さいものであれば特に制限されないが、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリイミド、塩化ビニル等の材質の基材が使用可能であり、PETが特に好ましい。
【0033】
PET基材の中でも、表面をサンドブラスト処理したサンドマットPET、表面にマット剤をコーティングしたもの、あるいはマット剤を練り込んだケミカルマットPET等が使用可能であり、表面形状の維持性、素材単一性の点から、サンドマットPETが特に好ましい。
【0034】
サンドマットPETの表面粗さはまた、PET表面の光沢とも対応するものであり、表面光沢(60゜)2〜20%が好ましく、特に好ましくは4〜15%である。
【0035】
塗工方法は、所定の厚さで均一に塗工できる方法であれば特に制限されるものではないが、リバースロールコーティング、コンマダイレクトコーティング等の方法がる。
【0036】
次にガラスビーズを前記結合樹脂塗工層に散布する。散布する際の結合剤樹脂層の温度は樹脂によって異なるが、例えば樹脂としてアクリルを使用する場合は、50℃〜150℃、好ましくは70℃〜130℃、特に好ましくは80℃〜120℃に加熱し、ガラスビーズを沈降し易くするのがよい。
【0037】
ガラスビーズの沈降率は、特に制限されるものではなく、結合剤樹脂の種類によっても異なるが、例えば樹脂としてアクリルを使用する場合は、ビーズを保持させる点から、1%以上とするのが良い。
【0038】
さらに加熱処理して樹脂を硬化させる。硬化温度は樹脂・硬化剤の種類により異なるがアクリル樹脂を結合剤層として使用する場合100℃以上、好ましくは100℃〜160℃に加熱するのがよい。
【0039】
次に前記焦点層樹脂をガラスビーズの表面に塗工する。塗工方法は、所定の厚さで均一に塗工できる方法であれば特に制限されるものではないが、リバースロールコーティング、コンマダイレクトコーティング等の方法がある。
【0040】
室温で塗工し、必要に応じて加熱処理して樹脂を硬化させる。硬化温度は樹脂・硬化剤の種類により異なるがアクリル樹脂を焦点層樹脂として使用する場合50℃〜160℃、好ましくは70℃〜155℃に加熱するのがよい。また、必要に応じて数回に分けて焦点層を塗布しても良い。
【0041】
次に焦点層上に金属薄膜を形成する。金属薄膜の形成方法としては塗布法、蒸着法、等が可能であるが、下地の形状を反映した金属薄膜を均一に形成するためには、蒸着法が特に好ましい。金属層の厚みは、0.05μm〜0.2μm、好ましくは0.05μm〜0.15μm 、特に好ましくは0.05〜0.1μmである。
【0042】
蒸着の速度・温度・真空度等の条件は機器に応じて適当な条件を選択すればよいが、金属薄膜が均一に所定の厚みとなるように速度・温度・真空度を選定するのが好ましい。
【0043】
次に先に述べた接着剤層を剥離フィルム上に塗布し、金属蒸着後の中間製品と接着剤層面で貼り合わせる。貼り合わせ条件は接着剤により異なるが、接着剤としてアクリル系樹脂を用いた場合には、ある程度の熱をかけながら圧力をかけるのが好ましい。
【0044】
次に工程基材を剥離する。剥離の角度、剥離の速度等は特に制限されるものではないが、シートが破壊しないように角度、速度を適宜調節して剥離する。
【0045】
上記シートには必要な表示が熱転写プリンタ等で印刷され、印刷面に透明な接着剤層を介して、アクリル板などの透明板が貼りつけられ、表示用プレートとして使用される。
【0046】
【実施例】
以下実施例、比較例を挙げて本発明を具体的に説明する。なお実施例及び比較例において用いた測定方法は以下のとおりである。
【0047】
(1)表面粗さ
JIS B 0601に準じ、測定した。
【0048】
(2)表面抵抗率
JIS K
6911に準じ、測定した。
【0049】
(3)摩擦係数
JIS K 7125に準じ、測定した。
【0050】
(4)印刷性
熱転写プリンタ(KROY製;model
K4250E)を用いてシートに印刷し、目視によりインクの密着性を確認した。印刷良好なものを○とし、インクが転写しない、或いはかすれるなどの現象が見られたものをXと判定した。
【0051】
(5)耐電防止性
雰囲気70℃で約200時間、シートを重ねて荷重(約0.15kg/cm2)をかけ、恒温・恒湿室でシートを1枚ずつ剥がし、集電式電位測定器(春日電機(株)製;KS-525)を用いて静電気電圧を測定した。1kV以下を○、以上をXと判定した。
【0052】
実施例1
A.
アクリル系樹脂「RS-3000」〔商品名;ニッカポリマ(株)製〕100重量部、硬化剤「ニッカラック MS-11」〔商品名;(株)三和ケミカル製〕18重量部、セルロース系樹脂「CAB」〔一般名;特殊色料工業(株)製〕15重量部、紫外線吸収剤「シーソーブ103」〔商品名;シプロ化成(株)〕0.5重量部、表面調整剤「BYK?310」〔商品名;ビックケミー・ジャパン(株)製〕0.16重量部、触媒「CT-198」〔商品名;特殊色料工業(株)製〕0.03重量部、MIBK 18.4重量部、トルエン 4.6重量部を撹拌混合した配合液を、表面光沢(60゜)が4%程度であるサンドマットPET「PS-75」[商品名;帝人デュポンフィルム(株)製]上に塗布し、大部分の溶剤を除去して厚さ約23μmの結合剤層を形成した。なお結合剤層樹脂の塗工時における粘度は室温で250cPであった。
【0053】
B.
この結合剤層上に平均粒径約57μm、屈折率約2.2のビーズ「UB-34NHAC」〔商品名;(株)ユニオン製〕を単層で密に付着させ、熱をかけガラスビーズを結合剤層中に直径の約70%が埋没するようにして埋め込んだ。
【0054】
アクリル系樹脂「RS-5000」〔商品名;ニッカポリマ(株)製〕100重量部、メラミン系架橋剤「ニカラック MS-11」5.5重量部、MIBK 15.7重量部、及び、トルエン 23.6重量部を撹拌混合した配合液を上記結合剤層及びガラスビーズ上に塗布して大部分の溶剤を除去して厚さ約25μmの透明な焦点層を形成した。尚この焦点層はガラスビーズの球状面に沿うような形状で形成した。然る後、上記焦点層の上にアルミニウムを蒸着させて厚さ約0.3μmの光反射層を形成した。
次に、接着剤用樹脂「ニッセツ PE-115E」〔商品名;ニッカポリマ(株)製〕100重量部、顔料「AR-9127 WHITE」〔商品名;特殊色料工業(株)製〕10重量部、架橋剤「コロネートL」〔商品名;日本ポリウレタン工業(株)製〕0.6重量部及び、酢酸エチル36.6重量部を撹拌混合し、PETフィルムに塗布し、大部分の溶剤を除去して厚さ約40μmの接着剤層を形成した。
次いで、上記A〜Cの手順で作製した再帰反射性要素の層と接着剤層を光反射層が接着剤層と接着するようにして貼り合わせた。
最後に、サンドマットPETを剥離して本発明の再帰反射シートを作製した。得られた再帰反射シートは表1に示す様に本発明の目的を十分に満足するものであった。
【0055】
実施例2
サンドマットPETを開成工業製の表面光沢(60゜)が15%程度のものに変更し、実施例1と同様の方法にて再帰反射シートを作成した。
【0056】
実施例3
アクリル系樹脂「RS-1200」〔商品名;ニッカポリマ(株)製〕をRS-3000の変わりに用い、実施例1と同様の方法にて再帰反射シートを作成した。
【0057】
実施例4
ポリエステル系樹脂「P-647BC」〔商品名;三井化学(株)製〕1重量部、ポリエステル系樹脂「Q-203」〔商品名;三井化学(株)製〕100重量部、セルロース系樹脂「CAB」〔一般名;特殊色料工業(株)製〕15重量部、添加剤メラミン系架橋剤「ニカラック MS-11」11.6重量部、MIBK 32.63重量部、及び、トルエン 13.98重量部を撹拌混合した配合液を表面光沢(60゜)が4%程度であるサンドマットPET「PS-75」[商品名;帝人デュポンフィルム(株)製]上に塗布し、大部分の溶剤を除去して厚さ約13μmの結合剤層1を形成した。結合剤層1の塗工時の粘度は室温で100cPであった。
【0058】
この結合剤層1上に、アクリル系樹脂「RS-2000」〔商品名;ニッカポリマ(株)製〕90重量部、アクリル系樹脂「ST-1014」〔商品名;特殊色料工業(株)製〕10重量部、メラミン系架橋剤「ニカラック MS-11」12重量部、MIBK 18.9重量部、及び、トルエン 28.35重量部を撹拌混合した配合液を塗工し、大部分の溶剤を除去して厚さ約10μmの結合剤層2を形成した。
結合剤層2上に、アクリル系樹脂「RS-3000」〔商品名;ニッカポリマ(株)製〕100重量部、イソシアネート系架橋剤「N-75」〔商品名;住友バイエルウレタン(株)製〕12重量部、MIBK 43.23重量部を撹拌混合した配合液を塗布し、大部分の溶剤を除去して3層で厚さ約46μmの結合剤層を形成した。この結合剤層上に平均粒径約57μm、屈折率約2.2のビーズ「UB-34NHAC」〔商品名;(株)ユニオン製〕を単層で密に付着させ、熱をかけガラスビーズを結合剤層中に直径の約70%が埋没するようにして埋め込んだ。
【0059】
アクリル系樹脂「RS-5000」〔商品名;ニッカポリマ(株)製〕100重量部、メラミン系架橋剤「ニカラック MS-11」5.5重量部、MIBK 15.7重量部、及び、トルエン 23.6重量部を撹拌混合した配合液を上記結合剤層及びガラスビーズ上に塗布して大部分の溶剤を除去して厚さ約25μmの透明な焦点層を形成した。尚この焦点層はガラスビーズの球状面に沿うような形状で形成した。然る後、上記焦点層の上にアルミニウムを蒸着させて厚さ約0.3μmの光反射層を形成した。
次に、接着剤用樹脂「ニッセツ PE-115E」〔商品名;日本カーバイド工業(株)製〕100重量部、顔料「AR-9127 WHITE」〔商品名;特殊色料工業(株)製〕10重量部、架橋剤「コロネートL」〔商品名;日本ポリウレタン工業(株)製〕0.6重量部及び、酢酸エチル36.6重量部を撹拌混合し、PETフィルムに塗布し、大部分の溶剤を除去して厚さ約40μmの接着剤層を形成した。
次いで、上記I〜Mの手順で作製した再帰反射性要素の層と接着剤層を光反射層が接着剤層と接着するようにして貼り合わせた。
最後に、サンドマットPETを剥離して再帰反射シートを作製した。
【0060】
比較例1
工程基材をサンドマットPETフィルムから、PETフィルム「S-75」[商品名;帝人デュポンフィルム(株)製]に変更し、実施例1と同様の方法にて再帰反射シートを作成した。
【0061】
比較例2
比較例1のTop層1配合液中に耐電防止剤「ノプコスタット092」〔商品名;サンノプコ(株)製〕0.73重量部を加え、比較例1と同様の方法で再帰反射シートを製膜した。
【0062】
比較例3
ポリエチレンラミネート紙「EKR-78UL」〔商品名;リンテック(株)製〕に平均粒径約57μm、屈折率約2.2のビーズ「UB-34NHAC」〔商品名;(株)ユニオン製〕を単層で付着させ、熱をかけガラスビーズを結合剤層中に直径の約20%が埋没するようにして埋め込んだ。
アクリル系樹脂「RS-5000」〔商品名;ニッカポリマ(株)製〕100重量部、メラミン系架橋剤「ニカラック MS-11」5.5重量部、MIBK 2.2重量部、及び、トルエン 3.3重量部を撹拌混合した配合液を上記ポリエチレンレミネート紙およびガラスビーズ上に塗布して大部分の溶剤を除去して厚さ約40μmの透明な焦点層を形成した。尚この焦点層はガラスビーズの球状面に沿うような形状で形成した。然る後、上記焦点層の上にアルミニウムを蒸着させて厚さ約0.3μmの光反射層を形成した。
次に、接着剤用樹脂「ニッセツ PE-115E」〔商品名;ニッカポリマ(株)製〕100重量部、顔料「AR-9127 WHITE」〔商品名;特殊色料工業(株)製〕10重量部、架橋剤「コロネートL」〔商品名;日本ポリウレタン工業(株)製〕0.6重量部及び、酢酸エチル36.6重量部を撹拌混合し、PETフィルムに塗布し、大部分の溶剤を除去して厚さ約40μmの接着剤層を形成した。
次いで、上記手順で作製した再帰反射性要素の層と接着剤層を光反射層が接着剤層と接着するようにして貼り合わせた。
最後に、ポリエチレンラミネート紙を剥離して再帰反射シートを作製した。
【0063】
【表1】

Figure 0003815972
【0064】
【発明の効果】
本発明は、再帰反射性要素として、ガラスビーズを封入した結合剤層と該結合剤層の背面に位置する焦点層を有し、接着剤層を有するガラスビーズ封入型再帰反射シートにおいて、表面粗さRaを0.1〜1.0μmとすることにより、帯電防止効果に優れた表示板用再帰反射シートを提供するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の再帰反射シートの一態様である封入レンズ型再帰反射シートの断面構成概略図を示したものである。
【符号の説明】
1・・・・・・微小球レンズ
2・・・・・・結合剤層
3・・・・・・焦点層
4・・・・・・光反射層
5・・・・・・接着剤層
6・・・・・・基材[Industrial application fields]
The present invention relates to retroreflective sheets useful for signs such as road signs and construction signs, number plates (car license plates) for automobiles and motorcycles, or safety materials such as life-saving clothing, and particularly for printing numbers and letters. In addition, the present invention relates to a retroreflective sheet that is useful in applications in which a resin plate is attached to the plate and used as a plate.
[0001]
[Prior art]
Conventionally, a retroreflective sheet for retroreflecting light toward a light source is well known, and the sheet is used in the fields of use as described above by utilizing the retroreflective property. In recent years, excellent visibility at night based on the retroreflective performance of the retroreflective sheet has become widely accepted. Especially, the plate with the retroreflective sheet attached is not only for signs but also according to the laws and regulations of each country. It is becoming mandatory as a plate (car license plate).
[0002]
In recent years, display plates such as license plates have become multi-colored, using a retroreflective sheet as a base, printing various displays with multi-colors using a thermal transfer printer capable of multi-color printing, and then forming a transparent surface protection plate on the surface A retroreflective display plate is created by pasting.
[0003]
However, when multi-color printing is performed on a conventional retroreflective sheet using a thermal transfer printer, static electricity is charged on the sheet, causing a problem of damaging the print head. Also, when static electricity was charged, it was not possible to feed one sheet at a time in the case of sheet-fed printing, and in the case of continuous printing, a foil adhered to the sheet and printing could not be performed well.
[0004]
As a method of using the antistatic agent, a method of applying an antistatic agent mainly composed of a hydrophilic or conductive resin to the sheet surface, a method of kneading the antistatic agent into the sheet resin, or the like has been tried.
[0005]
However, the method of applying an antistatic agent to the surface decreases with time even if an antistatic effect is obtained immediately after application.
[0006]
The method of kneading the antistatic agent into the sheet resin is difficult to obtain a sufficient antistatic effect for the entire sheet for a long period of time, and the use of a large amount of the antistatic agent depends on the physical characteristics of the sheet or optical properties. In some cases, the use of a label or the like is insufficient.
[0007]
On the other hand, as a method of providing irregularities on the sheet surface, the glass beads are not completely embedded in the resin, but are embedded in the sheet by leaving the glass beads protruding from the sheet by several% of the diameter of the glass beads. Then, there was a method of providing irregularities on the surface.
[0008]
However, in the open bead type retroreflective sheet, the surface becomes a non-uniform surface where exposed portions of beads are mixed in the sheet portion, and depending on the manufacturing conditions, fading or poor adhesion may occur during printing. The printability was not satisfactory. Also, because of its structure, it is difficult to maintain strength, and some kind of reinforcement measures must be taken. [Problems to be solved by the invention]
[0009]
An object of the present invention is to provide an excellent retroreflective sheet having excellent antistatic properties and printability and a method for producing the same.
As a result of various investigations on the retroreflective sheet and its manufacturing method, the present inventors have achieved excellent antistatic properties and printability by setting the surface roughness Ra of the encapsulated retroreflective sheet to 0.1 to 1.0 μm. Has been found, and the present invention has been completed.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
Thus, according to the present invention, an encapsulated retroreflective sheet having a retroreflective element layer and an adhesive layer has a surface roughness Ra of 0.1 to 1.0 μm and a method for producing the retroreflective sheet. Provided.
[0011]
Hereinafter, the retroreflective sheet of the present invention will be described in more detail.
FIG. 1 is a schematic cross-sectional view of an encapsulated lens type retroreflective sheet which is an embodiment of the retroreflective sheet of the present invention. The encapsulated lens type retroreflective element of the present invention includes a microsphere lens layer 1 made of a glass sphere having a refractive index of about 2.1 to 2.3 that functions as a lens, and a bond made of a transparent resin for bonding and fixing the microsphere lens. It consists of a focal layer 3 made of a transparent resin or the like for forming an agent layer 2 and a light reflecting layer 4 such as an aluminum vapor deposition film at the optical focal position of the lens. An adhesive layer 5 having excellent holding power and excellent wettability is formed on the back surface of the retroreflective element layer, and a release substrate 6 for protecting the adhesive layer is provided on the back surface of the adhesive layer. It has been.
[0012]
The resin that forms the binder layer is not particularly limited, and examples thereof include acrylic resins, polyester resins, alkyd resins, butyral resins, and urethane resins. An acrylic resin and a polyester resin are preferable from the viewpoint of weather resistance and processability, and an acrylic resin is most preferable in view of coating properties.
[0013]
These resins may contain additives such as a curing agent, a release agent, and a surface conditioner as necessary.
Examples of the release agent include a silicon release agent and a cellulose release agent, and a cellulose release agent is preferable from the viewpoint of printability.
[0014]
Examples of the curing agent include alkylated amino resins, alkylated urea resins, isocyanate-based crosslinking agents, and the like, and alkylated amino resins and isocyanate-based crosslinking agents are preferable from the viewpoints of glass beads embedding property, weather resistance, and peelability.
[0015]
Examples of the surface conditioner include polyester-modified polydimethylsiloxane, silicon-based surfactant, acrylic polymer, and the like, and polyester-modified polydimethylsiloxane is preferable from the viewpoint of printability, wettability, and heat resistance.
[0016]
The molecular weight of the resin forming the binder layer is not particularly limited, but the resin has a weight average molecular weight (hereinafter sometimes abbreviated as Mw) of 50,000 or more, more preferably 50,000 to 400,000. More preferably, a resin of 100,000 to 300,000 is used. When a resin that is within this range and reacted with an appropriate curing agent is used, beads can be appropriately submerged in the resin.
The binder layer can be applied in several steps as required, and different types of resins may be laminated.
[0017]
The viscosity at the time of coating of the binder layer resin to be coated on the process substrate is a coating temperature, and is 80 to 400 cP, preferably 90 to 350 cP, and more preferably 100 to 300 cP.
[0018]
As will be described later, in the present invention, a process base material having a rough surface different from the conventional base material is used as the process base material. Therefore, a binder layer resin having a viscosity within an appropriate range is used at the time of coating. It is necessary to prevent foaming of the binder layer. If the viscosity is too high, air escape is particularly poor at the concave portions of the base material, and the binder layer contains bubbles. If the viscosity is too low, sufficient coating cannot be performed.
[0019]
The resin solid content of the binder layer resin is 25 to 50%, preferably 30 to 40%, more preferably 33 to 38%.
[0020]
The resin coating thickness of the binder layer is 15 μm to 50 μm. When several layers are laminated, the coating thickness of the binder layer holding the beads is determined in accordance with conditions such as the bead diameter, but is usually 18 μm to 33 μm, preferably 20 μm to 30 μm.
[0021]
The surface of the binder layer is uneven to reflect the surface shape of the process substrate described later. The surface roughness Ra is 0.1 to 1.0 μm, preferably 0.3 to 0.8 μm, and particularly preferably 0.5 to 0.8 μm. If the surface roughness is 1.0 μm or more, peeling between the binder layer and the process substrate becomes difficult, and if it is 0.1 μm or less, the antistatic effect cannot be obtained.
[0022]
The shape of the unevenness is not particularly limited, but the resin surface has a regular or irregular sheet having a convex part of 0.1 μm to 10 μm, a sheet having a regular or irregular shape of a concave part of 0.1 μm to 10 μm, Considering that there are 1 μm to 10 μm wide linear projections, 1 μm to 10 μm wide grooves, etc., and that it can be easily manufactured using process bases with irregularities by the blast method, A sheet having irregularities of 0.1 μm to 10 μm with an irregular resin surface is preferable.
[0023]
Glass balls serving as lenses are enclosed in the binder layer. The refractive index of the glass sphere is 2.0 to 2.5, preferably 2.19 to 2.21, and the diameter of the glass sphere is 20 μm to 110 μm, preferably 30 μm to 100 μm, particularly preferably 45 μm to 90 μm.
[0024]
The resin forming the focal resin layer is not particularly limited, and examples thereof include acrylic resin, urethane resin, and butyral resin. Acrylic resin and butyral resin are preferable from the viewpoint of durability, and acrylic resin is most preferable in view of coating properties.
[0025]
These resins may contain additives such as a curing agent as necessary. Examples of the curing agent include alkylated amino resins, alkylated urea resins, isocyanate-based crosslinking agents, and the like, and alkylated amino resins are preferred from the viewpoint of spherical surface formation.
[0026]
The molecular weight of the resin forming the focal layer is not particularly limited, but the resin has a Mw of 100,000 or more, more preferably 100,000 to 400,000, and even more preferably 150,000 to 300,000. Should be used. When a resin within this range and reacted with an appropriate curing agent is used, a spherical focal layer can be formed.
[0027]
The viscosity at the time of application of the resin forming the focal layer is 10 to 600 cP, preferably 30 to 600 cP, and more preferably 50 to 200 cP.
[0028]
The resin solid content of the focal layer resin is 10 to 40%, preferably 15 to 35%, and more preferably 15 to 25%. When there is a lot of resin solids, it becomes easy to foam,
If it is less than 10%, the coating amount becomes considerably large, which is not preferable.
[0029]
The thickness of the focus resin layer is determined in consideration of the refractive index of the resin so that the incident light beam is focused on the light reflection layer, but is usually 10 μm to 60 μm, preferably 15 μm to 50 μm, particularly preferably 20 μm. ~ 40 μm.
[0030]
The type of resin forming the adhesive layer is not particularly limited, and a resin used as a normal adhesive resin may be used. For example, acrylic resin, silicon resin, rubber resin, phenolic resin Resin or the like is used. Among them, an acrylic resin or a silicon resin having excellent weather resistance and good adhesive properties is preferably used.
[0031]
The molecular weight of the resin forming the adhesive layer is not particularly limited, but a resin having a higher molecular weight tends to obtain a suitable holding force, and has a weight average molecular weight (hereinafter sometimes abbreviated as Mw) 50. It is suitable to use 10,000 or more resins, more preferably 500,000 to 1,000,000 resins, and still more preferably 600,000 to 1,000,000 resins. Among them, Mw having a functional group
The use of a resin obtained by crosslinking a resin of 500,000 or more with a crosslinking agent such as an isocyanate-based crosslinking agent is most preferable because a particularly excellent holding force can be obtained.
[0032]
The retroreflective sheet of the present invention is manufactured by the method described below.
First, the binder layer resin described above is applied to the process substrate.
The process substrate has fine irregularities on the surface, the surface roughness Ra is 0.1 to 1.0 μm, preferably 0.3 to 0.8 μm, has sufficient strength, and expands and contracts when heated. Although it will not be restrict | limited especially if it is small enough, base materials of materials, such as a polyethylene terephthalate (PET), a polyimide, a vinyl chloride, can be used, and PET is especially preferable.
[0033]
Among the PET base materials, sand matt PET whose surface is sandblasted, coated with a matting agent on the surface, or chemical mat PET with a matting agent kneaded can be used. From the viewpoint of properties, sand mat PET is particularly preferable.
[0034]
The surface roughness of the sand mat PET also corresponds to the gloss of the PET surface, and the surface gloss (60 °) is preferably 2 to 20%, particularly preferably 4 to 15%.
[0035]
The coating method is not particularly limited as long as it can be uniformly applied with a predetermined thickness, but there are methods such as reverse roll coating and comma direct coating.
[0036]
Next, glass beads are sprayed on the binding resin coating layer. The temperature of the binder resin layer when spraying varies depending on the resin. For example, when acrylic is used as the resin, it is heated to 50 ° C to 150 ° C, preferably 70 ° C to 130 ° C, particularly preferably 80 ° C to 120 ° C. The glass beads should be easily settled.
[0037]
The sedimentation rate of the glass beads is not particularly limited and varies depending on the type of binder resin. For example, when acrylic is used as the resin, it should be 1% or more from the viewpoint of retaining the beads. .
[0038]
Further, the resin is cured by heat treatment. The curing temperature varies depending on the type of resin / curing agent, but when an acrylic resin is used as the binder layer, it is preferably heated to 100 ° C. or higher, preferably 100 ° C. to 160 ° C.
[0039]
Next, the focal layer resin is applied to the surface of the glass beads. The coating method is not particularly limited as long as it can be uniformly applied with a predetermined thickness, and there are methods such as reverse roll coating and comma direct coating.
[0040]
Apply at room temperature and heat-treat as necessary to cure the resin. The curing temperature varies depending on the type of resin / curing agent, but when an acrylic resin is used as the focal layer resin, it is preferably heated to 50 ° C. to 160 ° C., preferably 70 ° C. to 155 ° C. Moreover, you may apply | coat a focal layer in several times as needed.
[0041]
Next, a metal thin film is formed on the focal layer. As a method for forming the metal thin film, a coating method, a vapor deposition method, or the like can be used. However, the vapor deposition method is particularly preferable in order to uniformly form the metal thin film reflecting the shape of the base. The thickness of the metal layer is 0.05 μm to 0.2 μm, preferably 0.05 μm to 0.15 μm, particularly preferably 0.05 to 0.1 μm.
[0042]
Conditions such as the deposition rate, temperature and degree of vacuum may be selected according to the equipment, but it is preferable to select the rate, temperature and degree of vacuum so that the metal thin film has a uniform thickness. .
[0043]
Next, the adhesive layer described above is applied onto the release film, and bonded to the intermediate product after metal deposition on the surface of the adhesive layer. The bonding conditions vary depending on the adhesive, but when an acrylic resin is used as the adhesive, it is preferable to apply pressure while applying a certain amount of heat.
[0044]
Next, the process substrate is peeled off. The peeling angle, peeling speed, etc. are not particularly limited, but peeling is carried out by appropriately adjusting the angle and speed so as not to break the sheet.
[0045]
Necessary displays are printed on the sheet by a thermal transfer printer or the like, and a transparent plate such as an acrylic plate is attached to the printed surface via a transparent adhesive layer, and used as a display plate.
[0046]
【Example】
Hereinafter, the present invention will be specifically described with reference to Examples and Comparative Examples. The measurement methods used in the examples and comparative examples are as follows.
[0047]
(1) Surface roughness
Measured according to JIS B 0601.
[0048]
(2) Surface resistivity
JIS K
Measured according to 6911.
[0049]
(3) Coefficient of friction
Measured according to JIS K 7125.
[0050]
(4) Printable thermal transfer printer (made by KROY; model
K4250E) was used to print on the sheet, and the ink adhesion was visually confirmed. A sample with good printing was evaluated as ◯, and a sample in which a phenomenon such as ink not transferring or fading was observed was determined as X.
[0051]
(5) Antistatic atmosphere At 70 ° C for about 200 hours, stack sheets and apply a load (about 0.15 kg / cm2), peel the sheets one by one in a constant temperature and humidity chamber, The electrostatic voltage was measured using an electric machine (KS-525). 1 kV or less was judged as ◯, and above was judged as X.
[0052]
Example 1
A.
Acrylic resin “RS-3000” [trade name: manufactured by Nikka Polymer Co., Ltd.] 100 parts by weight, curing agent “Nikkarak MS-11” [trade name; manufactured by Sanwa Chemical Co., Ltd.] 18 parts by weight, cellulosic resin "CAB" [general name; manufactured by Special Colorant Industry Co., Ltd.] 15 parts by weight, UV absorber "Seasorb 103" [trade name; Sipro Kasei Co., Ltd.] 0.5 parts by weight, surface conditioner "BYK? 310" [ Product name: Big Chemie Japan Co., Ltd.] 0.16 parts by weight, catalyst “CT-198” [Product name: Special Colorant Industry Co., Ltd.] 0.03 parts by weight, MIBK 18.4 parts by weight, toluene 4.6 parts by weight Apply the blended solution onto Sandmat PET “PS-75” (trade name; manufactured by Teijin DuPont Films Ltd.) with a surface gloss (60 °) of about 4% to remove most of the solvent. A binder layer having a thickness of about 23 μm was formed. The viscosity at the time of coating the binder layer resin was 250 cP at room temperature.
[0053]
B.
On this binder layer, beads “UB-34NHAC” (trade name; manufactured by Union Co., Ltd.) with an average particle diameter of about 57 μm and a refractive index of about 2.2 are closely attached in a single layer, and heated to apply glass beads to the binder. It was embedded so that about 70% of the diameter was buried in the layer.
[0054]
100 parts by weight of acrylic resin “RS-5000” (trade name; manufactured by Nikka Polymer Co., Ltd.), 5.5 parts by weight of melamine crosslinking agent “Nicarac MS-11”, 15.7 parts by weight of MIBK, and 23.6 parts by weight of toluene are mixed by stirring. The blended solution was applied onto the binder layer and the glass beads to remove most of the solvent to form a transparent focal layer having a thickness of about 25 μm. The focal layer was formed in a shape along the spherical surface of the glass beads. Thereafter, aluminum was deposited on the focal layer to form a light reflecting layer having a thickness of about 0.3 μm.
Next, 100 parts by weight of adhesive resin “Nissetsu PE-115E” (trade name; manufactured by Nikka Polymer Co., Ltd.), 10 parts by weight of pigment “AR-9127 WHITE” (trade name; manufactured by Special Colorant Industries Co., Ltd.) , 0.6 parts by weight of the cross-linking agent “Coronate L” (trade name; manufactured by Nippon Polyurethane Industry Co., Ltd.) and 36.6 parts by weight of ethyl acetate were stirred and applied to a PET film. An adhesive layer of about 40 μm was formed.
Next, the retroreflective element layer and the adhesive layer produced by the procedures A to C were bonded together so that the light reflective layer was adhered to the adhesive layer.
Finally, the sand mat PET was peeled off to produce the retroreflective sheet of the present invention. The obtained retroreflective sheet satisfied the object of the present invention sufficiently as shown in Table 1.
[0055]
Example 2
The sand mat PET was changed to one having a surface gloss (60 °) of about 15% manufactured by Kaisei Kogyo, and a retroreflective sheet was prepared in the same manner as in Example 1.
[0056]
Example 3
A retroreflective sheet was prepared in the same manner as in Example 1 except that acrylic resin “RS-1200” (trade name; manufactured by Nikka Polymer Co., Ltd.) was used instead of RS-3000.
[0057]
Example 4
Polyester resin “P-647BC” (trade name; manufactured by Mitsui Chemicals, Inc.) 1 part by weight, polyester resin “Q-203” (trade name; manufactured by Mitsui Chemicals, Inc.) 100 parts by weight, cellulose resin “ 15 parts by weight of CAB (generic name; manufactured by Special Colorant Industries Co., Ltd.), 11.6 parts by weight of additive melamine-based crosslinking agent “Nicalak MS-11”, 32.63 parts by weight of MIBK, and 13.98 parts by weight of toluene were mixed with stirring. Apply the compounded liquid onto Sandmat PET “PS-75” (trade name; manufactured by Teijin DuPont Films Ltd.) with a surface gloss (60 °) of about 4%, and remove most of the solvent to obtain a thickness. About 13 μm of binder layer 1 was formed. The viscosity of the binder layer 1 when applied was 100 cP at room temperature.
[0058]
On this binder layer 1, 90 parts by weight of acrylic resin “RS-2000” [trade name; manufactured by Nikka Polymer Co., Ltd.], acrylic resin “ST-1014” [trade name; manufactured by Special Colorant Industries Co., Ltd.] ] Apply 10 parts by weight, 12 parts by weight of the melamine cross-linking agent “Nicarak MS-11”, 18.9 parts by weight of MIBK, and 28.35 parts by weight of toluene. A binder layer 2 having a thickness of about 10 μm was formed.
On binder layer 2, acrylic resin “RS-3000” [trade name; manufactured by Nikka Polymer Co., Ltd.] 100 parts by weight, isocyanate cross-linking agent “N-75” [trade name; manufactured by Sumitomo Bayer Urethane Co., Ltd.] A blended solution in which 12 parts by weight and 43.23 parts by weight of MIBK were mixed with stirring was applied, and most of the solvent was removed to form a binder layer having a thickness of about 46 μm in three layers. On this binder layer, beads “UB-34NHAC” (trade name; manufactured by Union Co., Ltd.) with an average particle diameter of about 57 μm and a refractive index of about 2.2 are closely attached in a single layer, and heated to apply glass beads to the binder. It was embedded so that about 70% of the diameter was buried in the layer.
[0059]
100 parts by weight of acrylic resin “RS-5000” (trade name; manufactured by Nikka Polymer Co., Ltd.), 5.5 parts by weight of melamine crosslinking agent “Nicarac MS-11”, 15.7 parts by weight of MIBK, and 23.6 parts by weight of toluene are mixed by stirring. The blended solution was applied onto the binder layer and the glass beads to remove most of the solvent to form a transparent focal layer having a thickness of about 25 μm. The focal layer was formed in a shape along the spherical surface of the glass beads. Thereafter, aluminum was deposited on the focal layer to form a light reflecting layer having a thickness of about 0.3 μm.
Next, adhesive resin “Nissetsu PE-115E” (trade name; manufactured by Nippon Carbide Industries Co., Ltd.) 100 parts by weight, pigment “AR-9127 WHITE” (trade name; manufactured by Special Colorant Industries Co., Ltd.) 10 Part by weight, 0.6 parts by weight of the cross-linking agent “Coronate L” (trade name; manufactured by Nippon Polyurethane Industry Co., Ltd.) and 36.6 parts by weight of ethyl acetate were stirred and applied to a PET film, and most of the solvent was removed. An adhesive layer having a thickness of about 40 μm was formed.
Next, the retroreflective element layer and the adhesive layer produced by the procedures I to M were bonded together so that the light reflective layer adhered to the adhesive layer.
Finally, the sand mat PET was peeled off to produce a retroreflective sheet.
[0060]
Comparative Example 1
The process substrate was changed from a sand matte PET film to a PET film “S-75” [trade name; manufactured by Teijin DuPont Films Ltd.], and a retroreflective sheet was prepared in the same manner as in Example 1.
[0061]
Comparative Example 2
0.73 parts by weight of the antistatic agent “Nopcostat 092” (trade name; manufactured by San Nopco Co., Ltd.) was added to the mixed solution of the Top layer 1 of Comparative Example 1, and a retroreflective sheet was formed in the same manner as in Comparative Example 1.
[0062]
Comparative Example 3
Polyethylene laminated paper “EKR-78UL” (trade name; manufactured by Lintec Co., Ltd.) with beads “UB-34NHAC” (trade name; manufactured by Union Co., Ltd.) having an average particle diameter of about 57 μm and a refractive index of about 2.2 in a single layer Adhering and applying heat, the glass beads were embedded in the binder layer so that about 20% of the diameter was embedded.
100 parts by weight of acrylic resin “RS-5000” (trade name; manufactured by Nikka Polymer Co., Ltd.), 5.5 parts by weight of melamine cross-linking agent “Nicarac MS-11”, 2.2 parts by weight of MIBK, and 3.3 parts by weight of toluene are stirred and mixed. The blended solution was applied onto the polyethylene reminate paper and glass beads to remove most of the solvent to form a transparent focal layer having a thickness of about 40 μm. The focal layer was formed in a shape along the spherical surface of the glass beads. Thereafter, aluminum was deposited on the focal layer to form a light reflecting layer having a thickness of about 0.3 μm.
Next, 100 parts by weight of adhesive resin “Nissetsu PE-115E” (trade name; manufactured by Nikka Polymer Co., Ltd.), 10 parts by weight of pigment “AR-9127 WHITE” (trade name; manufactured by Special Colorant Industries Co., Ltd.) , 0.6 parts by weight of the cross-linking agent “Coronate L” (trade name; manufactured by Nippon Polyurethane Industry Co., Ltd.) and 36.6 parts by weight of ethyl acetate were stirred and applied to a PET film. An adhesive layer of about 40 μm was formed.
Next, the retroreflective element layer and the adhesive layer prepared in the above procedure were bonded together so that the light reflecting layer was adhered to the adhesive layer.
Finally, the polyethylene laminated paper was peeled off to produce a retroreflective sheet.
[0063]
[Table 1]
Figure 0003815972
[0064]
【The invention's effect】
The present invention provides a glass bead-encapsulated retroreflective sheet having a binder layer encapsulating glass beads and a focal layer positioned on the back side of the binder layer as a retroreflective element, and having an adhesive layer. By setting the thickness Ra to 0.1 to 1.0 μm, a retroreflective sheet for a display panel having an excellent antistatic effect is provided.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic cross-sectional view of an encapsulated lens type retroreflective sheet which is an embodiment of the retroreflective sheet of the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 .... Microsphere lens 2 ... Binder layer 3 ... Focus layer 4 ... Light reflection layer 5 ... Adhesive layer 6 ······Base material

Claims (3)

再帰反射性要素として、ガラスビーズを封入した結合剤層と該結合剤層の背面に位置する焦点層を有し、接着剤層を有するガラスビーズ封入型再帰反射シートにおいて、表面粗さ Ra 0.1 1.0 μ m の工程基材上に結合剤層を形成することによって結合剤層が形成され、結合剤層は、塗工時における固形分が 25 50% で粘度が 80 400cP であるアクリル系樹脂からなり、結合剤層の表面粗さRaが0.1〜1.0μmであることを特徴とする再帰反射シート。As a retroreflective element, a glass bead-encapsulated retroreflective sheet having a binder layer encapsulating glass beads and a focal layer located on the back side of the binder layer and having an adhesive layer has a surface roughness Ra of 0.1. binder layer by forming a binder layer on a process substrate in ~ 1.0 mu m is formed, the binder layer had a solids content of a viscosity at 25-50% is 80 ~ 400 cP at coating A retroreflective sheet comprising an acrylic resin and having a binder layer having a surface roughness Ra of 0.1 to 1.0 μm. 工程基材がポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムである請求項1に記載の再帰反射シートの製造方法。The process for producing a retroreflective sheet according to claim 1, wherein the process substrate is a polyethylene terephthalate (PET) film. 工程基材がブラスト処理されたポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムである請求項2に記載の再帰反射シートの製造方法。The process for producing a retroreflective sheet according to claim 2, wherein the process base material is a blasted polyethylene terephthalate (PET) film.
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