JP3813719B2 - Self-acting furnace stop device - Google Patents
Self-acting furnace stop device Download PDFInfo
- Publication number
- JP3813719B2 JP3813719B2 JP35023097A JP35023097A JP3813719B2 JP 3813719 B2 JP3813719 B2 JP 3813719B2 JP 35023097 A JP35023097 A JP 35023097A JP 35023097 A JP35023097 A JP 35023097A JP 3813719 B2 JP3813719 B2 JP 3813719B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electromagnet
- collar
- guide tube
- armature
- drive shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、たとえば高速増殖炉の出力制御に用いられる制御棒駆動装置に付設される自己作動型炉停止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
高速増殖炉の出力制御は炉心内の一定の深さに制御棒を挿入するか、そこから引き抜く方法により実施することができ、この挿入、引き抜きは制御棒と制御棒脱着機構を介して連結している駆動軸を動作させる制御棒駆動装置によって行われている。制御棒と駆動軸との連結を維持するには駆動軸の下端に設けられた電磁石に制御棒の上端に設けられた磁性体からなるアーマチュアを吸着させる。
【0003】
また、原子炉スクラム時には電磁石への通電を切って磁力を消滅させ、アーマチュアを電磁石から離して制御棒を引き抜く。通常、この種の装置の電磁石には自己作動型炉停止装置として機能するために所定の温度で消磁するキュリーポイント型の電磁石が用いられる。すなわち、万一、炉心出口温度が急上昇したときに、電磁石はそれ自身の温度が高くなり、所定の温度で磁力が消滅し、自動的にスクラムが行われるようになっている。
【0004】
従来の制御棒駆動装置の一例を図6に示している。この制御棒駆動装置は回転プラグ1に装着された上部生体遮蔽体2を貫く駆動軸3を有し、この駆動軸3の下端に電磁石4が設けられている。また、制御棒5の上端にアーマチュア6が備えられ、電磁石4が励磁されたとき、その磁力によって駆動軸3と制御棒5とが互いに連結されるようになっている。また、駆動軸3および制御棒5はそれぞれ上部案内管7および下部案内管8内に収容されている。
【0005】
さらに、制御棒駆動装置は上部生体遮蔽体2の上部に駆動モータ9の動力を駆動軸3に伝えるボールねじ10およびボールナット11からなる駆動機構ならびにラッチモータ12を備えたメンテナンス用ラッチ機構13を備えている。また、制御棒5の位置を検出する位置検出器14および駆動軸3が駆動されるときの荷重を検出する荷重検出器15を備えている。これらの上部生体遮蔽体2上に備えられる各要素はハウジング16内に収容されている。
【0006】
このような手段を用いて、たとえばモータ9の始動により、ボールねじ10が回転すると、ボールナット11を介して駆動軸3が上方向ないし下方向に駆動され、この結果、制御棒5が駆動軸3の動きに追従して同じ方向に動作するようになっている。メンテナンス時にはラッチモータ12の駆動によりラッチ機構13が解放されて駆動軸3との切り離しが可能になる。なお、図中、符号17は圧力容器内領域を外部空間から密封するカバーガスシールを示している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記した自己作動型炉停止装置は供用開始からある期間は電磁石4の保持力が十分高く、また停止動作が適正であることが実証されており、何ら問題がないものである。しかし、一般に、電磁石4は耐用寿命は長いものの、ある程度長い年月を経れば劣化が進むことが予想されるため、供用期間中に劣化の進み具合を保持力を測定し、また停止動作を電磁石4に模擬条件を付与した中で試験するのが望ましい。
【0008】
電磁石4の保持力を測定するには計器類を関係する機器に装着しなければならないが、従来の炉停止装置にはこうした配慮が欠けており、測定は殆ど実施できない。一方、停止動作試験では電磁石4を加熱してキュリー点温度まで次第に高めて行き、その温度に達したときに消磁してアーマチュア6が実際に離れることを確かめる必要があるが、従来の炉停止装置には加熱手段等が全く備えられてなく、停止動作試験も実施が不可能である。
【0009】
そこで、本発明の目的は高速増殖炉内で実機と同じ条件を保って電磁石とアーマチュアとの間の保持力を測定でき、しかも所望の温度のもとで停止動作試験を実施できるようにした自己作動型炉停止装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1に係る発明は上部案内管の内部に案内管と同心を保って設けられ、下端に制御棒のアーマチュアを吸着する電磁石を有する駆動軸と、この駆動軸の外面に沿って摺動可能に設けられ、外周縁を上部案内管内面に臨ませた環状のディスクを有するカラーと、このカラーの下端に連設され、電磁石を貫いてアーマチュアにかけて延ばしたロッドを有するプッシュロッドと、このプッシュロッドに設けられ、プッシュロッドをカラーの下端に付勢する弾性体と、上部案内管の内面に沿って設けられ、電磁石およびアーマチュアを加熱する面状加熱要素と、この加熱要素からさらに奥深い上部案内管の内面にあって駆動軸の移動に従うカラーのディスクと係合可能に設けられた係合部とを備えてなるものである。
【0011】
上記構成からなる炉停止装置においてはカラーおよびプッシュロッドの静止位置において駆動軸を単独に動作させて電磁石をアーマチュアから切り離すことができる。この電磁石がアーマチュアから離れる瞬間の力については制御棒駆動装置に備えられる荷重検出器により測定する。これにより炉内で実機と同じ条件を保って保持力を測定することができ、得られたデータに高い信頼をおくことが可能になる。
【0012】
また、この炉停止装置においては上部案内管の内面に設けた面状加熱要素によって電磁石およびアーマチュアを所望の温度、つまりキュリー点温度に加熱することができる。このキュリー点温度では電磁石が消磁し、この磁力の消滅により電磁石とアーマチュアとが離れ、制御棒が引き抜かれる。これにより、高速増殖炉内において停止動作試験を正確に実施することができ、電磁石およびアーマチュアの交換時期を的確に見極めることが可能になる。
【0013】
また、請求項2に係る発明は前記プッシュロッドの該ロッド内にコイル状加熱要素を設けたことを特徴とするものである。
【0014】
上記構成からなる炉停止装置においては面状加熱要素に加えてロッド内のコイル状加熱要素によって電磁石およびアーマチュアを内外から加熱することができ、電磁石およびアーマチュアの各部で温度分布を均一に保って加熱することが可能になる。
【0015】
さらに、請求項3に係る発明は前記案内管内面と前記面状加熱要素との間に熱絶縁空間を形成したことを特徴とするものである。
【0016】
上記構成からなる炉停止装置においては熱絶縁空間により電磁石およびアーマチュアの加熱中、熱が上部案内管の管壁を通して外部に失われるのを効果的に防ぐことができる。
【0017】
また、請求項4に係る発明は前記カラーの該ディスクと前記係合部とを互いに密着可能な形状に形成したことを特徴とするものである。
【0018】
上記構成からなる炉停止装置においてはカラーのディスクが上部案内管の係合部と接しており、上部案内管内で高温になるガスが上昇して上部案内管22の外に流出するのを防止することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図3において、上部生体遮蔽体2を貫いて下方に延びる駆動軸18はそれの下端に電磁石19を備えている。この電磁石19の下端は制御棒5の上端に設けられたアーマチュア6と接し、電磁石19の励磁によって駆動軸18と制御棒5とが互いに連結されるようになっている。さらに、駆動軸18は電磁石19との間にある距離を保って設けられるカラー20を備えている。このカラー20はそれの内面が駆動軸18の外面と緩く嵌合しており、互いに摺動可能に構成されている。カラー20の下端には内面から半径方向に突出している後記の連結片が備えられ、この連結片を介してカラー20とプッシュロッド21とが互いに連結されている。
【0020】
図1にカラー20およびプッシュロッド21の詳細を示している。このカラー20は軸方向の中央部に環状のディスク23を有する。ディスク23の外周縁は駆動軸18を取り囲む上部案内管22の内面近くに臨ませており、その形状は後記の上部案内管22の凸部の形状に合わせて形成されている。
【0021】
また、カラー20はそれの下端に内面から中心方向に突出している3個の連結片24を備えている。さらに、プッシュロッド21は上端に連結片24と接しているヘッド部25と、このヘッド部25から下方に延びるロッド26とを備えている。このロッド26は電磁石19の中心孔27内に挿入されており、その先端は位置決め用センタピンとして働くためにアーマチュア6の上面に穿たれたピン孔28と嵌合している。
【0022】
さらに、プッシュロッド21はロッド26を囲み、ヘッド部25と電磁石19の上面との間に装着されるスプリング29によって連結片24に押し付けられている。また、プッシュロッド21はロッド26内にニクロム線からなるコイル状ヒータ30を備えている。このコイル状ヒータ30は図示しないリード線を介して電源と結ばれている。
【0023】
一方、図2に示すように上部案内管22にはそれの内面との間に環状の熱絶縁空間31を形成してスリーブ32を設けている。このスリーブ32は管軸方向に沿って長く延びており、それの内面に面状ヒータ33を備えている。この面状ヒータ33は図示しないリード線を介して電源と接続されている。
【0024】
さらに、駆動軸18内の壁面を貫いてカラー20の3個の連結片24を通す長孔34が穿たれている。この長孔34はカラー20の移動を可能にするためにそれぞれ駆動軸18の軸方向に沿って形成される。
【0025】
また、上部案内管22の内面には面状ヒータ33よりもさらに奥深い位置にカラー20のディスク23を当接して保持力測定時にアーマチュア6から電磁石19を切り離すための凸部35(図1参照)を設けている。この凸部35はディスク23の外周縁形状に倣い互いに密着可能な形状に形成される。
【0026】
本実施の形態は上記構成からなり、保持力の測定時、駆動モータ9の始動によりボールねじ10が回転すると、駆動軸18が上昇し、これに合わせてカラー20およびプツシュロッド21も上方に移動する。このとき、電磁石19は励磁状態にあり、アーマチュア6が電磁石19に吸着される制御棒5も同時に上昇する。駆動軸18が引き続き上昇すると、カラー20のディスク23が上部案内管22の凸部35に当たり、このとき、カラー20およびプッシュロッド21の動きが拘束される。
【0027】
このカラー20およびプッシュロッド21の静止位置で、図4に示すように駆動軸18は単独での動作が可能になり、電磁石19をアーマチュア6から切り離すことができる。すなわち、実機と同じ条件で励磁状態を保ったまま、電磁石19がアーマチュア6から離れる瞬間の力を測定することが可能になる。この保持力の測定は荷重検出器14を用いて実施する。
【0028】
従来のものは電磁石19の保持力を炉内において実機の条件を再現した中で測定することは不可能であったが、本実施の形態においては炉内で実機と同じ条件を保って保持力を測定することができ、得られたデータに高い信頼をおくことが可能になる。また、この測定方法は上部案内管22の凸部35、カラー20、プッシュロッド21の組み合わせからなる極めて簡便な手段での測定が可能であり、荷重測定用計器の設置を含めて大がかりな測定装置を必要としないので、経済的にも有利である。
【0029】
また、停止動作試験時、駆動モータ9の始動によりボールねじ10が回転すると、駆動軸18が上昇し、カラー20およびプッシュロッド21も同時に上方に移動する。また、このときアーマチュア6が電磁石19に吸着されて制御棒5も同時に上昇する。駆動軸18が引き続き上昇すると、カラー20のディスク23が上部案内管22の凸部35に当たり、このときカラー20およびプッシュロッド21の動きが拘束される。
【0030】
この状態(図5参照)において、面状ヒータ33およびコイル状ヒータ30に通電して電磁石19およびアーマチュア6を加熱する。この内外からの加熱により電磁石19およびアーマチュア6の温度は急上昇し、共にキュリー点温度(約640℃)に達する。このキュリー点温度では電磁石19が消磁するので、磁力の消滅により電磁石19とアーマチュア6とは離れ、制御棒5は落下して炉心に挿入される。つまり、原子炉スクラムと同様な状況をつくり出すことが可能になる。
【0031】
したがって、たとえば、キュリー点温度前後での正常な作動が生じたときは電磁石19およびアーマチュア6に何らの劣化も生じないことを確認することができ、またこの温度付近で不作動であったときは電磁石19およびアーマチュア6に何らかの劣化ないしそれに類する異常があるものと判定することができる。
【0032】
このように本実施の形態においては高速増殖炉内において停止動作試験を正確に実施することができ、この結果に基づいて電磁石19およびアーマチュア6の交換時期を的確に見極めることが可能になる。
【0033】
さらに、電磁石19およびアーマチュア6を内外から加熱することができ、各部で温度分布を均一に保って加熱することが可能になる。
【0034】
また、面状ヒータ33の外側の熱絶縁空間31により加熱中に熱が上部案内管22の管壁を通して外部に失われるのを効果的に防ぐことができる。
【0035】
さらに、カラー20のディスク23が上部案内管22の凸部35と接した状態で加熱するので、高温になった、たとえばナトリウムガスが上昇して上部案内管22の外に流出するのを防止することができる。
【0036】
また、プッシュロッド21のロッド26先端は位置決め用センタピンとして働き、電磁石19とアーマチュア6との位置決めを容易にする。これにより電磁石の設計変更を最小限に抑えることが可能になり、以前からの知見を生かすことができる。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は高速増殖炉内で実機と同じ条件を保って電磁石とアーマチュアとの間の保持力を測定することができ、また一方所望のキュリー点温度のもとで停止動作試験を実施することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自己作動型炉停止装置の実施の形態を示す断面図。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図。
【図3】本発明に係る制御棒駆動装置を示す断面図。
【図4】自己作動型炉停止装置の保持力測定時の動作説明図。
【図5】自己作動型炉停止装置の停止動作試験時の動作説明図。
【図6】従来の制御棒駆動装置を示す断面図。
【符号の説明】
5 制御棒
6 アーマチュア
18 駆動軸
19 電磁石
20 カラー
21 プッシュロッド
30 コイル状ヒータ
33 面状ヒータ
35 凸部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a self-acting reactor stop device attached to a control rod driving device used for output control of a fast breeder reactor, for example.
[0002]
[Prior art]
The power control of the fast breeder reactor can be carried out by inserting the control rod at a certain depth in the core or withdrawing it from the core. This insertion and withdrawal is connected to the control rod via the control rod desorption mechanism. It is performed by a control rod drive device that operates a drive shaft. In order to maintain the connection between the control rod and the drive shaft, an armature made of a magnetic material provided at the upper end of the control rod is attracted to an electromagnet provided at the lower end of the drive shaft.
[0003]
At the time of the reactor scram, the electromagnet is de-energized to extinguish the magnetic force, the armature is separated from the electromagnet, and the control rod is pulled out. Normally, a Curie-point type electromagnet that is demagnetized at a predetermined temperature is used as an electromagnet of this type of device in order to function as a self-acting furnace stop device. That is, in the unlikely event that the core outlet temperature suddenly rises, the electromagnet becomes its own temperature, the magnetic force disappears at a predetermined temperature, and scram is automatically performed.
[0004]
An example of a conventional control rod driving device is shown in FIG. This control rod drive device has a drive shaft 3 that penetrates the upper
[0005]
Further, the control rod driving device includes a
[0006]
Using such means, for example, when the
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
The above-mentioned self-actuated furnace stop device has been proved that the holding force of the electromagnet 4 is sufficiently high for a certain period from the start of operation and that the stop operation is proper, and there is no problem. However, in general, although the electromagnet 4 has a long service life, it is expected that the electromagnet 4 will deteriorate after a certain period of time. Therefore, the holding force is measured during the service period, and the stopping operation is performed. It is desirable to test the electromagnet 4 with simulation conditions.
[0008]
In order to measure the holding force of the electromagnet 4, the instrument must be attached to the related equipment, but the conventional furnace stop device lacks such considerations, and the measurement can hardly be performed. On the other hand, in the stop operation test, it is necessary to heat the electromagnet 4 and gradually increase it to the Curie point temperature, and when it reaches that temperature, it is necessary to confirm that the
[0009]
Therefore, the object of the present invention is to make it possible to measure the holding force between the electromagnet and the armature while maintaining the same conditions as the actual machine in the fast breeder reactor, and to perform the stop operation test at a desired temperature. An object of the present invention is to provide an operation type furnace stop device.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, an invention according to claim 1 is provided inside a top guide tube concentrically with a guide tube, and has a drive shaft having an electromagnet for attracting an armature of a control rod at the lower end, A collar having an annular disk that is slidable along the outer surface and has an outer peripheral edge facing the inner surface of the upper guide tube, and a rod that is connected to the lower end of the collar and extends through the electromagnet to the armature A push rod, an elastic body provided on the push rod and biasing the push rod toward the lower end of the collar, a planar heating element provided along the inner surface of the upper guide tube and heating the electromagnet and the armature, and the heating It is provided with an engagement portion provided on the inner surface of the upper guide tube deeper than the element and provided so as to be able to engage with a collar disk following the movement of the drive shaft.
[0011]
In the furnace stop device configured as described above, the electromagnet can be separated from the armature by independently operating the drive shaft at the stationary position of the collar and the push rod. The moment when the electromagnet leaves the armature is measured by a load detector provided in the control rod driving device. As a result, the holding force can be measured while maintaining the same conditions as the actual machine in the furnace, and the obtained data can be highly reliable.
[0012]
In this furnace stop device, the electromagnet and the armature can be heated to a desired temperature, that is, the Curie point temperature, by the planar heating element provided on the inner surface of the upper guide tube. At this Curie point temperature, the electromagnet is demagnetized, the disappearance of the magnetic force separates the electromagnet from the armature, and the control rod is pulled out. As a result, the stop operation test can be accurately performed in the fast breeder reactor, and the replacement timing of the electromagnet and the armature can be accurately determined.
[0013]
The invention according to
[0014]
In the furnace shutdown device configured as described above, the electromagnet and the armature can be heated from inside and outside by the coiled heating element in the rod in addition to the planar heating element, and the temperature distribution is kept uniform in each part of the electromagnet and the armature. It becomes possible to do.
[0015]
Furthermore, the invention according to claim 3 is characterized in that a heat insulating space is formed between the inner surface of the guide tube and the planar heating element.
[0016]
In the furnace stop device configured as described above, heat can be effectively prevented from being lost outside through the wall of the upper guide tube during heating of the electromagnet and the armature by the heat insulating space.
[0017]
The invention according to claim 4 is characterized in that the disk of the collar and the engaging portion are formed in a shape that can be brought into close contact with each other.
[0018]
In the furnace stop device having the above-described configuration, the collar disk is in contact with the engaging portion of the upper guide tube, and the high temperature gas is prevented from rising and flowing out of the
[0019]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. In FIG. 3, a
[0020]
FIG. 1 shows details of the
[0021]
Further, the
[0022]
Further, the
[0023]
On the other hand, as shown in FIG. 2, the
[0024]
Further, a
[0025]
Further, the inner surface of the
[0026]
The present embodiment is configured as described above, and when measuring the holding force, when the
[0027]
As shown in FIG. 4, the
[0028]
In the prior art, it was impossible to measure the holding force of the
[0029]
Further, during the stop operation test, when the
[0030]
In this state (see FIG. 5), the
[0031]
Therefore, for example, when normal operation occurs around the Curie point temperature, it can be confirmed that no deterioration occurs in the
[0032]
As described above, in this embodiment, the stop operation test can be accurately performed in the fast breeder reactor, and based on this result, it is possible to accurately determine the replacement timing of the
[0033]
Furthermore, the
[0034]
Further, heat can be effectively prevented from being lost outside through the tube wall of the
[0035]
Furthermore, since the
[0036]
Further, the tip of the
[0037]
【The invention's effect】
As described above, the present invention can measure the holding force between the electromagnet and the armature while maintaining the same conditions as the actual machine in the fast breeder reactor, and on the other hand, the stop operation test under the desired Curie point temperature. Can be implemented.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view showing an embodiment of a self-acting furnace stop device according to the present invention.
2 is a cross-sectional view taken along line AA in FIG.
FIG. 3 is a cross-sectional view showing a control rod driving apparatus according to the present invention.
FIG. 4 is an operation explanatory diagram at the time of holding power measurement of the self-acting furnace stop device.
FIG. 5 is an operation explanatory diagram during a stop operation test of the self-acting furnace stop device.
FIG. 6 is a cross-sectional view showing a conventional control rod driving device.
[Explanation of symbols]
5
Claims (4)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35023097A JP3813719B2 (en) | 1997-12-05 | 1997-12-05 | Self-acting furnace stop device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35023097A JP3813719B2 (en) | 1997-12-05 | 1997-12-05 | Self-acting furnace stop device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11166992A JPH11166992A (en) | 1999-06-22 |
JP3813719B2 true JP3813719B2 (en) | 2006-08-23 |
Family
ID=18409108
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35023097A Expired - Lifetime JP3813719B2 (en) | 1997-12-05 | 1997-12-05 | Self-acting furnace stop device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3813719B2 (en) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7148443B2 (en) * | 2019-03-12 | 2022-10-05 | リンナイ株式会社 | gas solenoid valve |
JP2023128324A (en) * | 2022-03-03 | 2023-09-14 | 三菱重工業株式会社 | Nuclear reactor shutdown system and nuclear reactor shutdown method |
-
1997
- 1997-12-05 JP JP35023097A patent/JP3813719B2/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11166992A (en) | 1999-06-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US2363073A (en) | Valve structure | |
US2735644A (en) | bishofberger | |
JP3813719B2 (en) | Self-acting furnace stop device | |
JP2019534989A (en) | Fixed isolated rod couplings for use in nuclear reactor control rod drives | |
EP0024783B1 (en) | Nuclear reactor shutdown system | |
CN107221363A (en) | Detect the system and its experimental rig of pressurized water reactor CRDM performance | |
JPS6412352B2 (en) | ||
US2780433A (en) | Valve | |
CN207661191U (en) | Automatic top suction type solenoid valve for cock valve assembly | |
JP3993304B2 (en) | Reactor control device and method of manufacturing electromagnetic coupling for reactor control device | |
JPH09243775A (en) | Connecting device for reactor control rod driving device | |
JP2912973B2 (en) | Stopper for fast breeder reactor | |
RU77397U1 (en) | THERMOCOUPLES FOR FLAME CONTROL WITH A GAS SAFETY VALVE | |
JPH0718943B2 (en) | Self-acting reactor shutdown mechanism | |
JP2742291B2 (en) | Reactor shutdown device | |
JP3897933B2 (en) | Position indicating device for control rod drive mechanism | |
JPH0638112B2 (en) | Self-actuated control rod drive mechanism | |
JPH06331787A (en) | Control rod falling position detector for self-actuation reactor stopping mechanism | |
JPS63290991A (en) | Shutdown device for nuclear reactor | |
JPS6110569Y2 (en) | ||
JPH0348470Y2 (en) | ||
JPH095474A (en) | Reactor stopping device | |
JPH0620764A (en) | Heater in induction heating system | |
JPH02222871A (en) | Reactor shutdown equipment | |
SU875263A1 (en) | Device for testing friction couple |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20050315 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20050323 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20050930 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20050930 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060530 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060601 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090609 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100609 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100609 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110609 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120609 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120609 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130609 Year of fee payment: 7 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |