JP3813386B2 - Self-closing door device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、トーションバーが捻じられることによって生ずる復元トルクにより扉を自動的に閉じる自閉扉装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば冷蔵庫や冷蔵ショーケース等の冷凍冷蔵機器においては自閉扉が広く用いられ、扉開放による冷気の漏出防止に絶大なる効果を発揮している。この扉を閉じるためのトルクは、多くの場合、例えば特開昭58−191878号公報に示されるように捻じられたトーションバー(ここではトルクロッドと称している)の復元トルクによって発生させている。
【0003】
即ち、前記公報ではトルクロッドの上端を扉に固定し、下端の六角形状頭部をウォームホィールの六角開口に回転できないように係合することによって、扉の開放によるトルクロッド上端の回転によりトルクロッドが捻じれるようにし、この捻じれによって生じる復元トルクによって扉を閉鎖方向に回動付勢するものであった。
【0004】
更に、前記公報ではこのトルクロッドのトルクを調整できるように、即ち、扉が閉鎖した状態におけるトルクロッドの初期トルクを調整できるように、前記ウォームホィールをウォームによって回転させてトルクロッドの捻じりトルクを調整できるようにしている。尚、係る初期トルクの調整装置としては、ラチェットを用いたものもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、この種自閉扉においては、経年使用によって上記トーションバーが撓み変形を生じ、それによって、トーションバーと上記トルク調整装置との係合やラチェットの噛み合いに不良が生じてくる。また、トルク調整装置自体も製造時の誤差によってラチェットやウォームの噛み合いにバラツキが生じる場合もある。
【0006】
このようにトーションバーが変形し、且つ、トルク調整装置自体の噛み合いも不足する状況となると、扉を開いてもトルク調整装置が空回りしてしまい、トーションバーに捻りが加えられなくなって、扉の自閉機能が喪失してしまう問題が生じる。
【0007】
本発明は、係る従来の技術的課題を解決するために成されたものであり、経年使用してもトーションバーによる自閉機能を維持できる自閉扉装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の自閉扉装置は、扉の垂直方向一側をヒンジによってフレームに回動自在に枢支し、一端部が扉に対して回動不能に設けられ、他端部がフレームに対して回動不能に設けられたトーションバーの捻じりトルクにより、扉を自動的に閉じるものであって、トーションバーの両端部間に配置され、下側に設けられた弾性を有する波形固定具により扉に取り付けられたスペーサと、このスペーサに形成された挿通孔とを備えており、トーションバーは、このスペーサの挿通孔に回動且つ長手方向に移動可能に挿通されていることを特徴とする。
【0009】
請求項2の発明の自閉扉装置は、上記においてトーションバーの捻りトルクを調整するためのトルク調整手段を設け、スペーサは、トーションバーの長手方向の中央よりトルク調整手段側に偏位して設けられていることを特徴とする。
【0010】
本発明によれば、扉の垂直方向一側をヒンジによってフレームに回動自在に枢支し、一端部が扉に対して回動不能に設けられ、他端部がフレームに対して回動不能に設けられたトーションバーの捻じりトルクにより、扉を自動的に閉じる自閉扉装置において、トーションバーの両端部間にスペーサを配置し、下側に設けられた弾性を有する波形固定具により扉に取り付けると共に、このスペーサには挿通孔を形成して、トーションバーをこのスペーサの挿通孔に回動且つ長手方向に移動可能に挿通したので、このスペーサによってトーションバーの位置が規制され、撓み変形などが防止される。
【0011】
これにより、経年使用によるトーションバーの変形によって自閉機能が喪失されてしまう不都合を効果的に解消することができる。特に、トーションバーはスペーサの挿通孔に回動且つ長手方向に移動可能に挿通されているので、扉の回動によるトーションバーの捻りにも支障は生じない。
【0012】
また、スペーサは、波形固定具にて扉に取り付けられるので、トーションバーが折損した際などの交換メンテナンス時に、容易に取り外し、スペーサを撤去できる。これにより、接着剤などでスペーサを取り付ける場合に比してメンテナンス作業性が向上する。更に、接着剤などで取り付ける場合には、再利用が困難となるが、波形固定具にて取り付けることから、スペーサの再利用が可能となる。
【0013】
また、請求項2の如くスペーサを、トーションバーの長手方向の中央よりトルク調整手段側に偏位して設ければ、トーションバーの撓み変形によるトルク調整手段の空回りをより効果的に解消することが可能となるものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
次に、図面に基づき本発明の実施例を詳細に説明する。図1は本発明を適用する冷蔵ショーケース1の斜視図、図2は本発明の自閉扉装置2の向かって右側の扉7のトーションバー装置3部分の透視背面図をそれぞれ示している。
【0015】
冷蔵ショーケース1は前方に開放する断熱箱体4の内部に貯蔵室5を構成しており、この貯蔵室5内に図示しない冷凍装置から冷気を供給し、所定の低温に維持するよう構成されている。本発明の自閉扉装置2は、基本的には断熱箱体4の開口縁に取り付けられた枠状のアルミニウム製フレーム6と、このフレーム6に垂直方向一側(実施例ではそれぞれの外側)を回動自在に枢支された二枚の扉7、7と、前記トーションバー装置3などから構成される。
【0016】
両扉7、7はフレーム6にそれぞれ固定された上ヒンジ8及び下ヒンジ9によって所謂観音開き式にフレーム6に枢支されているが、これら上下ヒンジ8、9のフレーム6に対する取り付け位置を扉7の他方の一側上下に変更し、扉7を上下反転することによってそれぞれ開放方向を変更可能とされている。
【0017】
この扉7はアルミニウム製のサッシュ11と、二重若しくは三重の複層ガラス12及び把手16などにて構成されている。尚、この扉7は前述の如く反転使用するために上下対称に構成されている。
【0018】
一方、前記トーションバー装置3は、例えば断面が一辺3.2mmの正方形状を成すバネ鋼棒からなるトーションバー18と、このトーションバー18の下端に取り付けられたトルク調整装置(トルク調整手段)19などから構成されている。
【0019】
そして、このトルク調整装置19は、上記トーションバー18の下端部に固定され、下縁周囲に噛み合い歯21Aと中央に図示しないレンチ係合孔を有した円柱状の上ラチェット部材21と、上面周囲に上記噛み合い歯21Aに噛み合う噛み合い歯22Aを有し、内部に図示しない上下方向の貫通孔を有した下ラチェット部材22と、ラチェットスプリング23とから構成されている。
【0020】
扉7の把手16が取り付けられていないサッシュ11の上下辺端部内(実施例では向かって右側の扉7の右側の上下辺の上端部内と向かって左側の扉7の左側の上下辺の下端部内)には、平断面矩形状で上下に延在する収納空間26が構成されており、更にサッシュ11の前面は、詳細は図示しないカバーによって前記収納空間26を含む全体が隠蔽されている。
【0021】
また、この収納空間26の奥部内には、サッシュ11の隅角部(実施例では外側の上隅部)から所定の間隔を存した位置に止め板27が固定されている。この止め板27の中央には透孔27Aが穿設されており、更に、この止め板27が対向する位置のサッシュ11の隅角部(実施例では外側の上隅部)には、前記上ヒンジ8が回動自在に挿入係合するヒンジ孔28が形成されている。尚、向かって左側の扉7は向かって右側の扉7を上下反転させて使用しており、従って、左側の扉7の場合には下ヒンジ9がこのヒンジ孔28から挿入係合されることになる。
【0022】
また、収納空間26内にはアルミニウム製のスペーサ31が二個設けられ、それらの下側に設けられた樹脂製の波形固定具25によってサッシュ11にそれぞれ固定されている。この波形固定具25は各スペーサ31の下側において、サッシュ11の収納空間26に対応する例えば後側の内壁内側に沿って設けられ、その弾性により左右両側の内壁に合計三箇所圧接することにより、収納空間26内に取り付けられている。これによって、各スペーサ31を下から保持する。尚、波形固定具25の位置はサッシュ11の左右の内壁ても良い。更に、各スペーサ31の中央には円形の挿通孔31Aが上下に貫通形成されている。
【0023】
以上の構成で、トーションバー装置3はサッシュ11の上記収納空間26内に収納される。この場合、トーションバー18の上端部は上ヒンジ8に収納空間26側から挿入され、図示しないピンによって回動且つ上下移動不能に固定される。これによって、トーションバー18の上端は上ヒンジ8を介し、フレーム6に固定されたかたちとなる。
【0024】
また、トーションバー18は前記スペーサ31、31の挿入孔31A、31A内に回動且つ上下方向(長手方向)に移動可能に挿通される。このとき、下側のスペーサ31は、トーションバー18の上下方向(長手方向)の中央Cよりも下のトルク調整装置19側に偏位して設けられ、また、上側のスペーサ31は中央Cよりも上側に配置されている。
【0025】
更に、トーションバー18の下端部に取り付けられた上ラチェット部材21の下側には下ラチェット部材22及びラチェットスプリング23が順次配置され、下ラチェット部材22の噛み合い歯22Aは上ラチェット部材21Aの噛み合い歯21Aに噛み合う。更に、ラチェットスプリング23と止め板27間には下スプリング24が圧縮状態で介設される。
【0026】
この下スプリング24の復元力によって、トーションバー装置3は上ヒンジ8と止め板27間に保持される。このとき、トーションバー18の少なくとも下端部及び上ラチェット部材21は収納空間26内において回動且つ上下方向移動自在であるが、下ラチェット部材22は上下方向に移動可能ではあるものの、回動は不能なようにサッシュ11に係合している。また、ラチェットスプリング23は常時下ラチェット部材22を上ラチェット21に方向に付勢し、押し付けている。
【0027】
ここで、上ラチェット部材21の噛み合い歯21Aと下ラチェット部材22の噛み合い歯22Aは図2の例の場合外側から見て右側が傾斜し、左側が垂直な形状とされており、この傾斜によって上ラチェット部材21は下ラチェット部材22に対して上から見て反時計回りには回動できるものの、時計回りには回動不能とされている。
【0028】
そして、係るトーションバー装置3に初期トルクを付与する場合には、サッシュ11の前記カバーの止め板27に相当する部分に形成された図示しない透孔(この透孔は別途カバーにて開閉自在に閉塞される)から六角レンチを差し入れ、止め板27の透孔27Aに実施例では下から六角レンチを挿入して、上ラチェット部材21の前記レンチ係合孔に係合させ、ラチェットスプリング23、下スプリング24のバネ力に抗して上ラチェット部材21を上から見て反時計回りに回転させる。このとき、トーションバー18の上端部は上ヒンジ8に回動不能に固定されているので、トーションバー18は下端部のみが回動されて捻られる。これによって、トーションバー18には捻りトルクが加えられる。尚、この捻りトルクは上ラチェット部材21の回転角度によって調整できる。
【0029】
この状態で向かって右側の扉7の把手16に手をかけて開放すると、サッシュ11に対して回動不能とされているトーションバー装置3の下ラチェット部材22は上ヒンジ8に対して上から見て反時計回りに回動されることになる。ここで、上ラチェット部材22は下ラチェット部材22に対して上から見て時計回りに回動不能とされているので、下ラチェット部材22の回動に伴って上ラチェット部材21も回動する。
【0030】
一方で、トーションバー18の上端部が固定された上ヒンジ8は回動しないので、これにより、トーションバー18は下端部のみ上から見て反時計回りに回転されて捻られることになる。この捻じりの復元トルクによって扉7には閉鎖方向のトルクが加えられることになり、手を離せば扉7は自動的に閉じるようになる。
【0031】
トーションバー18が捻られると、上下寸法が若干短くなるため、上下ラチェット部材21、22は離れようとするが、ラチェットスプリング23と下スプリング24の付勢力によって両者の噛み合いは維持される。
【0032】
ここで、トーションバー18はスペーサ31、31の挿通孔31A、31A内に挿通されているので、収納空間26内におけるトーションバー18の位置は、この挿通孔31A、31Aの位置によって規制され、撓めなくなる。一方、経年使用するとトーションバー18が撓んで実質上下寸法が短くなり、上ラチェット部材21が持ち上げられて下ラチェット部材22から離されることになる。
【0033】
このとき、上下のラチェット部材21、22の噛み合い歯21A、22Aの形状にバラツキが生じていると、ラチェットスプリング23などの付勢力によっても上下のラチェット部材21、22の噛み合いが不良となり、扉7が開放されても両者が空回りしてしまう不都合が生じるが、本発明によれば、トーションバー18自体の撓み変形が上述の如くスペーサ31、31によって阻止されるので、係る不都合は生じなくなる。
【0034】
特に、下側のスペーサ31はトーションバー18の中央Cよりトルク調整装置19側に偏位して設けられているので、トーションバー18の撓み変形による上下ラチェット部材21、22の空回りは一層効果的に解消される。また、スペーサ31は波形固定具25にてサッシュ11内に取り付けているので、トーションバー18が折損した際などの交換メンテナンス時に、容易に取り外し、スペーサ31を撤去できる。これにより、接着剤などでスペーサ31を取り付ける場合に比してメンテナンス作業性が向上する。また、接着剤などで取り付ける場合には再利用が困難となるが、実施例では波形固定具25にて取り付けているため、スペーサ31は再利用可能である。
【0035】
尚、実施例では収納空間26内に上下に二個スペーサを設けたが、中央Cより下側のスペーサ一個のみでも効果的であり、逆に下側のスペーサを含む三個以上のスペーサを設けても良い。また、実施例に示した上下のスペーサ31、31を一体に構成した上下方向に長尺のスペーサを使用しても良い。
【0036】
更に、実施例では上下ラチェット部材を用いたトルク調整装置を採用したが、それに限らず、前記公報の如きウォームホィールを用いたトルク調整装置にも本発明は有効である。
【0037】
更にまた、実施例ではトーションバー18の一端をフレーム6側に固定したが、トーションバー18は一端を扉7側に固定し、他端をフレーム6に対して回動且つ上下移動可能に設けても良い。
【0038】
【発明の効果】
以上詳述した如く本発明によれば、扉の垂直方向一側をヒンジによってフレームに回動自在に枢支し、一端部が扉に対して回動不能に設けられ、他端部がフレームに対して回動不能に設けられたトーションバーの捻じりトルクにより、扉を自動的に閉じる自閉扉装置において、トーションバーの両端部間にスペーサを配置し、下側に設けられた弾性を有する波形固定具により扉に取り付けると共に、このスペーサには挿通孔を形成して、トーションバーをこのスペーサの挿通孔に回動且つ長手方向に移動可能に挿通したので、このスペーサによってトーションバーの位置が規制され、撓み変形などが防止される。
【0039】
これにより、経年使用によるトーションバーの変形によって自閉機能が喪失されてしまう不都合を効果的に解消することができる。特に、トーションバーはスペーサの挿通孔に回動且つ長手方向に移動可能に挿通されているので、扉の回動によるトーションバーの捻りにも支障は生じない。
【0040】
また、スペーサは、波形固定具にて扉に取り付けられるので、トーションバーが折損した際などの交換メンテナンス時に、容易に取り外し、スペーサを撤去できる。これにより、接着剤などでスペーサを取り付ける場合に比してメンテナンス作業性が向上する。更に、接着剤などで取り付ける場合には、再利用が困難となるが、波形固定具にて取り付けることから、スペーサの再利用が可能となる。
【0041】
また、請求項2の如くスペーサを、トーションバーの長手方向の中央よりトルク調整手段側に偏位して設ければ、トーションバーの撓み変形によるトルク調整手段の空回りをより効果的に解消することが可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用した実施例としての冷蔵ショーケースの斜視図である。
【図2】 本発明の自閉扉装置の向かって右側の扉のトーションバー装置部分の透視背面図である。
【符号の説明】
1 冷蔵ショーケース
2 自閉扉装置
3 トーションバー装置
6 フレーム
7 扉
8 上ヒンジ
9 下ヒンジ
11 サッシュ
18 トーションバー
19 トルク調整装置
21 上ラチェット部材
22 下ラチェット部材
23 ラチェットスプリング
24 下スプリング
26 収納空間
27 止め板
31 スペーサ
31A 挿通孔[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a self-closing door device that automatically closes a door by a restoring torque generated by twisting a torsion bar.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, self-closing doors are widely used in refrigeration and refrigeration equipment such as refrigerators and refrigerated showcases, and the effect of preventing leakage of cold air by opening the doors is exerted. In many cases, the torque for closing the door is generated by a restoring torque of a torsion bar (referred to as a torque rod here) twisted as disclosed in, for example, Japanese Patent Laid-Open No. 58-191878. .
[0003]
That is, in the above publication, the upper end of the torque rod is fixed to the door, and the hexagonal head at the lower end is engaged with the hexagonal opening of the worm wheel so as not to rotate. The door is turned in the closing direction by the restoring torque generated by the twist.
[0004]
Further, in the above publication, the worm wheel is rotated by a worm so that the torque of the torque rod can be adjusted, that is, the initial torque of the torque rod when the door is closed can be adjusted. Can be adjusted. As an initial torque adjusting device, there is a device using a ratchet.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in this kind of self-closed door, the torsion bar is bent and deformed due to use over time, and accordingly, the engagement between the torsion bar and the torque adjusting device and the meshing of the ratchet are poor. Further, the torque adjusting device itself may vary in meshing of the ratchet and worm due to manufacturing errors.
[0006]
When the torsion bar is deformed and the meshing of the torque adjusting device itself is insufficient, the torque adjusting device runs idle even when the door is opened, and the torsion bar is not twisted. There arises a problem that the self-closing function is lost.
[0007]
The present invention has been made to solve the conventional technical problem, and an object of the present invention is to provide a self-closing door device that can maintain a self-closing function by a torsion bar even when used over time.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In the self-closing door device of the present invention, one side of the door in the vertical direction is pivotally supported on a frame by a hinge, one end is provided so as not to rotate with respect to the door, and the other end is rotated with respect to the frame. The door is automatically closed by the torsional torque of the immovable torsion bar, and is placed between both ends of the torsion bar, and is attached to the door by an elastic corrugated fixture provided on the lower side. An attached spacer and an insertion hole formed in the spacer are provided, and the torsion bar is inserted into the insertion hole of the spacer so as to be rotatable and movable in the longitudinal direction.
[0009]
According to a second aspect of the present invention, there is provided a self-closing door device comprising torque adjusting means for adjusting the torsion torque of the torsion bar in the above, and the spacer being displaced from the center in the longitudinal direction of the torsion bar toward the torque adjusting means. It is characterized by being.
[0010]
According to the present invention, one side in the vertical direction of the door is pivotally supported on the frame by the hinge, and one end is provided so as not to be rotatable relative to the door, and the other end is not rotatable relative to the frame. In the self-closing door device that automatically closes the door due to the torsional torque of the torsion bar, a spacer is arranged between both ends of the torsion bar, and the elastic corrugated fixture provided on the lower side attaches the door to the door. At the same time, an insertion hole is formed in the spacer, and the torsion bar is inserted into the insertion hole of the spacer so as to be rotatable and movable in the longitudinal direction. Therefore, the position of the torsion bar is regulated by this spacer, bending deformation, etc. Is prevented.
[0011]
Thereby, the inconvenience that the self-closing function is lost due to deformation of the torsion bar due to aging can be effectively solved. In particular, since the torsion bar is inserted into the insertion hole of the spacer so as to rotate and move in the longitudinal direction, there is no problem in twisting the torsion bar due to the rotation of the door.
[0012]
In addition, since the spacer is attached to the door with a corrugated fixture, the spacer can be easily removed and removed during replacement maintenance such as when the torsion bar breaks. Thereby, maintenance workability improves compared with the case where a spacer is attached with an adhesive or the like. Furthermore, when it is attached with an adhesive or the like, it becomes difficult to reuse, but since it is attached with a corrugated fixture, the spacer can be reused.
[0013]
In addition, if the spacer is displaced from the center in the longitudinal direction of the torsion bar toward the torque adjusting means, the idle rotation of the torque adjusting means due to the bending deformation of the torsion bar can be more effectively eliminated. Is possible.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. FIG. 1 is a perspective view of a refrigerated showcase 1 to which the present invention is applied, and FIG. 2 is a perspective rear view of the torsion bar device 3 portion of the
[0015]
The refrigerated showcase 1 includes a
[0016]
Both the
[0017]
The
[0018]
On the other hand, the torsion bar device 3 includes, for example, a
[0019]
The
[0020]
In the upper and lower sides of the
[0021]
Further, a
[0022]
In addition, two
[0023]
With the above configuration, the torsion bar device 3 is stored in the
[0024]
The
[0025]
Further, a
[0026]
The torsion bar device 3 is held between the
[0027]
Here, in the example of FIG. 2, the meshing
[0028]
When an initial torque is applied to the torsion bar device 3, a through hole (not shown) formed in a portion corresponding to the
[0029]
In this state, when the
[0030]
On the other hand, since the
[0031]
When the
[0032]
Here, since the
[0033]
At this time, if the shapes of the meshing
[0034]
In particular, since the
[0035]
In the embodiment, two spacers are provided in the upper and lower portions in the
[0036]
Furthermore, although the torque adjusting device using the upper and lower ratchet members is adopted in the embodiments, the present invention is not limited to this, and the present invention is also effective for a torque adjusting device using a worm wheel as described in the above publication.
[0037]
Furthermore, in the embodiment, one end of the
[0038]
【The invention's effect】
As described above in detail, according to the present invention, one side of the door in the vertical direction is pivotally supported on the frame by a hinge, one end is provided so as not to be rotatable with respect to the door, and the other end is provided on the frame. In a self-closing door device that automatically closes the door by the torsional torque of the torsion bar that is non-rotatable, spacers are arranged between both ends of the torsion bar, and the corrugated wave is provided on the lower side. The spacer is attached to the door, and an insertion hole is formed in the spacer, and the torsion bar is inserted into the insertion hole of the spacer so as to rotate and move in the longitudinal direction. Thus, bending deformation and the like are prevented.
[0039]
Thereby, the inconvenience that the self-closing function is lost due to deformation of the torsion bar due to aging can be effectively solved. In particular, since the torsion bar is inserted into the insertion hole of the spacer so as to rotate and move in the longitudinal direction, there is no problem in twisting the torsion bar due to the rotation of the door.
[0040]
In addition, since the spacer is attached to the door with a corrugated fixture, the spacer can be easily removed and removed during replacement maintenance such as when the torsion bar breaks. Thereby, maintenance workability improves compared with the case where a spacer is attached with an adhesive or the like. Furthermore, when it is attached with an adhesive or the like, it becomes difficult to reuse, but since it is attached with a corrugated fixture, the spacer can be reused.
[0041]
In addition, if the spacer is displaced from the center in the longitudinal direction of the torsion bar toward the torque adjusting means, the idle rotation of the torque adjusting means due to the bending deformation of the torsion bar can be more effectively eliminated. Is possible.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a refrigerated showcase as an embodiment to which the present invention is applied.
FIG. 2 is a perspective rear view of the torsion bar device portion of the right door toward the self-closing door device of the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
Claims (2)
前記トーションバーの両端部間に配置され、下側に設けられた弾性を有する波形固定具により前記扉に取り付けられたスペーサと、このスペーサに形成された挿通孔とを備え、前記トーションバーは、このスペーサの挿通孔に回動且つ長手方向に移動可能に挿通されていることを特徴とする自閉扉装置。One side of the door in the vertical direction is pivotally supported on a frame by a hinge, and one end is provided so as not to be rotatable relative to the door, and the other end is provided so as not to be rotatable relative to the frame. In the self-closing door device that automatically closes the door by the twisting torque of the torsion bar,
The torsion bar includes a spacer that is disposed between both ends of the torsion bar and is attached to the door by an elastic corrugated fixture provided on the lower side, and an insertion hole formed in the spacer. The self-closing door device is inserted into the insertion hole of the spacer so as to be rotatable and movable in the longitudinal direction.
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US6700090B2 (en) | 2002-04-26 | 2004-03-02 | Hitachi High-Technologies Corporation | Plasma processing method and plasma processing apparatus |
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1999
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