【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば庭先やベランダ等に設置して野鳥を招き、バードウォッチング等を楽しむための鳥用給餌具に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来より、例えば各家庭の庭先や、ベランダ或いはバルコニー、さらには工場の敷地等に設置して野鳥を招き、バードウォッチング等を楽しむための鳥用給餌具が市販されている。このような鳥用給餌具は、所望の場所に載置或いは吊り下げをするだけで、容易に餌場が形成されるので便利である。
【０００３】
具体的には、例えば漏斗状の底部を有する餌箱に、穀物や木の実等の野鳥が好む粒状の餌を入れておき、その底部の孔より餌を自重により排出する構成となっている。排出された餌は、餌箱の下側に設けた餌受け皿に溜められるが、或る程度溜まるとこれにより餌箱底部の孔が塞がれ、排出が停止する。そして、飛来した野鳥が餌受け皿の餌を食べるに従って、溜まっていた餌が減少し、再び餌箱底部の孔が開いて、餌箱より餌受け皿へと餌が自動的に追加供給される仕組みである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したような従来の鳥用給餌具では、スズメ等の小鳥は餌受け皿の中に入り込み、好みの餌を選り分けようとするので、餌が餌受け皿から飛び出してしまい、無駄が多い上に、鳥用給餌具の周辺が餌で汚れてしまうこととなる。また、スズメ等の小鳥が餌を食べるのであれば、餌箱内の餌は比較的長期間、例えば一週間程度残存することもあるが、ハト等の中型或いはそれ以上の大型の鳥（カラス等）が飛来した場合は餌を食い荒らすので、餌箱内の餌が一日或いは二日で無くなってしまうときがあり、無駄が多い上に頻繁に餌を補填する必要が生じる。
【０００５】
一方、バードウォッチングの盛んな米国では、餌がリス等の小動物に食べられてしまう問題があり、これを防止するために、回転部に小動物が飛び乗ると、体重で判別して急速に回転し、小動物を振り落とす構成を持つ鳥用給餌具が市販されている。或いは、餌受け皿に小動物が乗ると、電気ショックを与えるといったものもある。ところが、このような構成とするには電気部品が必要であり、高価となる上に、蓄電された電気が消耗すると動作しなくなるので、時々充電或いは電池交換等を行う必要があり、手間が掛かる。
【０００６】
また、上述したように、日本では小動物よりも、むしろハト等の中型或いはそれ以上の大型の鳥に餌を食い荒らされることが多いので、これについての対策が重要である。本発明は、このような問題点に鑑み、簡単な構成で、餌を無駄にすることが少なく、しかも給餌の対象とする野鳥の大きさを自動的に選別することが可能な鳥用給餌具を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明では、餌を入れておく餌箱と、その餌箱の下側に設けた餌受け皿とを有し、前記餌箱下面の排出口より前記餌をその自重により排出して、前記餌受け皿に前記餌を供給する鳥用給餌具において、
一端に止まり木を設け他端に重りを設けて回動可能としたシーソー部材を備え、前記止まり木が前記餌受け皿の近傍となるように前記シーソー部材を配置して、前記止まり木に留まった鳥の体重が前記重りに打ち勝つ大きさのときに、前記シーソー部材が回動し、前記止まり木が前記餌受け皿から遠離するようにして成ることを特徴とする。
【０００８】
また、前記餌箱の下面と前記餌受け皿の底面との隙間を調整可能としたことを特徴とする。また、前記重りの重さを変更可能としたことを特徴とする。また、前記餌箱の上部に蓋を設け、その蓋は前記餌箱の周囲より外側に延びるひさしを有して成ることを特徴とする。
【０００９】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。図１は、本発明の鳥用給餌具Ｓの一実施形態を模式的に示す縦断面図である。同図において、１は餌箱、２は蓋、３は餌受け皿である。餌箱１は、例えば略円筒状の外形をしており、漏斗状の底部１ａを有している。底部１ａは、下方へ向かってテーパ状に縮径しており、その下端中心部には餌を排出する排出口１ｂが開けられ、餌箱１下面で開口している。一方、餌箱１の上端は全体が開口している。
【００１０】
また、餌箱１の上部には、蓋２が設けられている。蓋２は、例えば上端が尖っていて下方周囲が広がった屋根形状をしており、餌箱１の周囲より外側に延びるひさし２ａを有している。また、蓋２の下面には例えばリング状の枠２ｂが突設しており、これが餌箱１の上部開口縁部と嵌合することにより、蓋２が餌箱１に取り付けられる。なお、蓋２は必ずしも屋根形状をしている必要はなく、一般的なキャップ形状やその他の形状であっても構わない。
【００１１】
餌箱１に餌４を入れる際には、餌箱１から蓋２を取り外し、餌４を入れた後、再び餌箱１に蓋２を取り付けることとなる。餌４の種類としては、一般的にアワ，ヒエ，カナリヤシード，ボレー粉等が挙げられる。また、比較的大粒の餌としては、ヒマワリの種，トウモロコシ，麻の実，落花生等が挙げられる。
【００１２】
さらに、餌箱１の下側には、餌受け皿３が配設されている。これは、例えば略円板状の底板３ａの周縁部に、帯状の囲い枠３ｂを巻き付けた構成となっている。但し、このような構成に限定される訳ではなく、例えば一体構造で皿状に形成したものとしても良い。なお、鳥用給餌具Ｓを吊り下げる吊り下げ線Ｗが、蓋２頂部に設けた小孔２ｃを通り、餌受け皿３中心までを貫いている。また、餌箱１の下面と、底板３ａの上面即ち餌受け皿３の底面との間には、所定の隙間が設けてある。
【００１３】
そして、上記従来技術と同様にして、餌箱１に粒状の餌４を入れておくと、底部１ａを伝って排出口１ｂより餌４が自重により排出される。排出された餌４は餌受け皿３に溜められるが、或る程度溜まると、この餌４により排出口１ｂが塞がれ、排出が停止する。そして、飛来した野鳥が餌受け皿３の餌４を食べるに従って、溜まっていた餌４が減少し、再び排出口１ｂが開いて、餌箱１より餌受け皿３へと餌４が自動的に追加供給される仕組みである。このとき、上記蓋２に設けたひさし２ａの働きにより、少々の雨が降っても餌受け皿３内の餌４が濡れないようになっている。なお、餌箱１に餌受け皿３を取り付ける具体的な構造については後述する。
【００１４】
加えて、底板３ａの下面即ち餌受け皿３の下面には、軸受け５及びこれに設けた軸６が取り付けられており、シーソー部材７が軸６を中心として旋回可能に枢支されている。シーソー部材７は、通常状態において軸６近傍より略水平方向に延びるアーム７ａと、軸６近傍より斜め下方に延びるアーム７ｂとを有している。アーム７ａとアーム７ｂは、９０度より大きく１８０度より小さい所定の好適な角度αを成している。
【００１５】
アーム７ａ先端には、上方に延びるアーム７ｃが設けられており、更にその先端には止まり木８が略水平状態に取り付けられている。このとき、止まり木８は餌受け皿３の周辺部近傍にあり、高さも同様の位置関係となっている。一方、アーム７ｂ先端には、所定の重さの重り９が取り付けられており、これによりアーム７ｂに生じる力のモーメントにより、通常状態においてアーム７ａが餌受け皿３の下面に押し付けられ、略水平を保つようになっている。なお、通常状態とは、止まり木８に野鳥が止まっていない状態を言う。
【００１６】
その他、餌箱１下部側面の止まり木８に対向する位置には、野鳥が餌４を食べやすいようにするため、底部１ａの外側に開口部１ｃが設けてある。但し、開口部１ｃ内に野鳥が入り込むことにより、餌４が餌受け皿３から飛び出してしまう恐れがあるので、これを防止するために、開口部１ｃ前面に図示しない柵を設けても良い。
【００１７】
なお、同図ではシーソー部材７を左右に１つずつ設けた構成が描いてあるが、これに限定されるものでは勿論なく、アーム同士が干渉しないように配置すれば、いくつ設けても構わない。また、例えば餌受け皿３の下面より別途脚部を延ばすようにすれば、鳥用給餌具Ｓを所望の面上に載置して使用することが可能となる。
【００１８】
また、図示しないが、シーソー部材７を餌受け皿３の下面に設けるのではなく、例えば餌受け皿３の下面よりフレームを延ばして、これにシーソー部材７を取り付けるようにしても良い。こうすれば、シーソー部材７の配置の自由度がアップし、またフレームを鳥用給餌具Ｓの載置台に兼用した設計とすることもできるので有利である。
【００１９】
さて、同図に示すように、止まり木８に小鳥１０が留まった場合は、その体重によりアーム７ａに力のモーメントが生じ、アーム７ａは餌受け皿３から離れる方向に回転しようとする。ところが、重り９の重さが充分であり、これによりアーム７ｂに生じる力のモーメントが、小鳥１０の体重によりアーム７ａに生じる力のモーメントに打ち勝つ大きさであれば、アーム７ａは餌受け皿３下面に当接したままであり、アーム７ａ即ちシーソー部材７は回転しない。このため、小鳥１０は固定された止まり木８に留まりつつ、餌受け皿３へ首を伸ばして餌４を良好についばむことができる。
【００２０】
一方、図２に示すように、止まり木８に例えば中型の鳥１１が留まった場合は、その体重が比較的大きいので、これによりアーム７ａに生じる力のモーメントが、重り９によりアーム７ｂに生じる力のモーメントよりも大きくなり、シーソー部材７が回転してアーム７ａが餌受け皿３下面から離れる。さらに、アーム７ｂが餌受け皿３下面に押し付けられるまでシーソー部材７が回転するので、このとき止まり木８は大幅に下がってしまい、餌受け皿３から遠離するので、鳥１１は餌４をついばむことができなくなる。このようにして、給餌の対象とする野鳥の大きさを自動的に選別することが可能となる。なお、同図では左側のシーソー部材７及びその関連部材の図示を省略している。
【００２１】
ちなみに、小型の鳥（小鳥）の卑近な例として、スズメの体重は２０〜２５ｇであり、またウグイスは１４〜１８ｇ、メジロは約１０ｇとなっている。従って、例えばスズメの体重に打ち勝つように重り９を設定することにより、身近な小鳥のみを給餌の対象とするべく選別することができる。一方、中型の鳥の代表例としてはキジバトがあり、その体重は約２２０ｇとスズメの体重の１０倍程度もあるので、スズメ等の小鳥とは確実に区別することができる。
【００２２】
さらに、中型の鳥も給餌の対象として良いのであれば、その体重に打ち勝つように重り９の重さを変更するだけで済む。この時、重り９を異なる重さのものに交換する構成としても良いし、他の重りを追加する構成としても良い。ちなみに、大型の鳥の代表例であるカラスの体重は３２０〜６８６ｇであるので、中型の鳥とは確実に区別することができる。
【００２３】
図３は、餌箱に餌受け皿を取り付ける構造を示す断面図である。同図に示すように、餌箱１の下面より下方に支持棒１２が延びており、これが餌受け皿３の底板３ａに開けられた孔３ａａに貫通している。また、底板３ａの下面で孔３ａａの周りには、穴ぐり３ａｂが施してある。支持棒１２表面には雄ネジが切ってあり、これに蝶ナット１３が螺合している。蝶ナット１３先端にはフランジ１３ａが設けてあり、穴ぐり３ａｂに填め込んでこれを支持板１４で下側から支持している。支持板１４は、底板３ａに例えばネジ１５により固定されている。これにより、餌箱１が餌受け皿３から浮き上がった状態で固定される。
【００２４】
この構成において、蝶ナット１３を回すと、餌箱１が上下し、餌箱１の下面と底板３ａの上面即ち餌受け皿３の底面との隙間ｔが変化する。これにより、餌４が排出される量を調整する。但し、餌４をあまり多く出すと、鳥は好みのものを選り分けようとするので、餌４が餌受け皿３から飛び出してしまうことがある。これを防止するため、餌４が少しずつ排出されるように、隙間を調整すると良い。このとき、餌４がヒエ，アワ等の比較的小粒のものであれば隙間を小さくし、トウモロコシ，ヒマワリの種等の比較的大粒のものであれば隙間を大きくすると良いことは言うまでもない。
【００２５】
図４は、本発明の鳥用給餌具Ｓの他の実施形態を模式的に示す縦断面図である。同図に示すように、本実施形態では、餌箱１から餌受け皿３までの構成は、上記一実施形態と同様であるが、軸受け５をより下方に延ばし、軸６を餌受け皿の下面から離れた位置に設けている。また、アーム７ａとアーム７ｂは、９０度より大きく１８０度より小さい所定の好適な角度を成している。そして、アーム７ａの先端には止まり木８が略水平状態に取り付けられている。一方、アーム７ｂの先端には紐１６により縦長の重り９が吊り下げられている。なお、重り９を取り付ける構造は、これに限定されない。
【００２６】
本実施形態のように、軸受け５を下方に延ばして軸６を餌受け皿の下面から離れた位置に設け、またアーム７ａとアーム７ｂが上記所定の角度を成す構成とすることにより、重り９に打ち勝つ体重の鳥が止まり木８に留まった場合は、シーソー部材７がより大きく回転するので、止まり木８はより大幅に下がることとなる。このようにして、更に大型の鳥にも対処することが可能となる。
【００２７】
なお本発明は、上述した実施形態の、具体的な構成に限定されるものではない。つまり、上記の説明により、本発明については様々な修飾や変形をすることが可能であることは明らかである。よって、本発明は、具体的な記述にとらわれることなく、付記した請求の範囲内で実施されるものと解されたい。
【００２８】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、簡単な構成で、餌を無駄にすることが少なく、しかも給餌の対象とする野鳥の大きさを自動的に選別することが可能な鳥用給餌具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の鳥用給餌具の一実施形態を模式的に示す縦断面図。
【図２】止まり木に中型の鳥が留まった場合を示す図。
【図３】餌箱に餌受け皿を取り付ける構造を示す断面図。
【図４】本発明の鳥用給餌具の他の実施形態を模式的に示す縦断面図。
【符号の説明】
１ 餌箱
２ 蓋
３ 餌受け皿
４ 餌
５ 軸受け
６ 軸
７ シーソー部材
８ 止まり木
９ 重り
１０ 小鳥
１１ 鳥
１２ 支持棒
１３ 蝶ナット
１４ 支持板
１５ ネジ
１６ 紐
Ｓ 鳥用給餌具
Ｗ 吊り下げ線[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a bird feeding tool for inviting wild birds to be installed in a garden or a veranda, for example, and enjoy bird watching and the like.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, bird feeders that are installed on the gardens of homes, verandas or balconies, as well as on factory premises, etc. to invite wild birds and enjoy bird watching are commercially available. Such a bird feeding tool is convenient because a feeding area can be easily formed by simply placing or hanging it on a desired place.
[0003]
Specifically, for example, granular bait preferred by wild birds such as grains and nuts is placed in a bait box having a funnel-shaped bottom, and the bait is discharged from its bottom by its own weight. The discharged bait is stored in a bait tray provided on the lower side of the bait box. When the bait is accumulated to a certain extent, this closes the hole at the bottom of the bait box and stops the discharge. As the wild birds that have come to eat the food in the food tray, the accumulated food decreases, the hole at the bottom of the food box opens again, and additional food is automatically supplied from the food box to the food tray. is there.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional bird feeders as described above, sparrows and other small birds enter the food tray and try to select their favorite food, so the food jumps out of the food tray and is wasteful. The surroundings of the bird feeder will be soiled with food. If a bird such as a sparrow eats food, the food in the food box may remain for a relatively long period of time, for example, about a week, but a medium-sized or larger bird such as a pigeon (crow, etc.) ) Will eat and destroy the food, the food in the food box may be lost in one or two days, which is wasteful and requires frequent supplementation.
[0005]
On the other hand, in the United States where bird watching is popular, there is a problem that food is eaten by small animals such as squirrels, and in order to prevent this, when small animals jump on the rotating part, they are discriminated by weight and rotate rapidly, Bird feeders that are configured to shake off small animals are commercially available. Alternatively, when a small animal gets on a food tray, an electric shock is given. However, such a configuration requires electrical components, which are expensive, and will not operate when the stored electricity is exhausted, so it may be necessary to charge or replace the battery from time to time, which is troublesome. .
[0006]
In addition, as described above, in Japan, rather than small animals, food is often eaten by medium-sized or larger birds such as pigeons, so countermeasures for this are important. In view of such problems, the present invention provides a bird feeder that has a simple configuration, reduces waste of feed, and can automatically select the size of a wild bird to be fed. The purpose is to provide.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention has a food box for storing food, and a food tray provided on the lower side of the food box, and the weight of the food is discharged from an outlet on the lower surface of the food box. In the bird feeder for supplying the food to the food tray,
A seesaw member provided with a perch at one end and a weight provided at the other end so as to be rotatable, the seesaw member is disposed so that the perch is in the vicinity of the bait tray, and remains on the perch When the weight of the bird is large enough to overcome the weight, the seesaw member is rotated so that the perch is separated from the bait tray.
[0008]
The gap between the lower surface of the bait box and the bottom surface of the bait tray can be adjusted. The weight of the weight can be changed. Further, a lid is provided on the top of the bait box, and the lid has eaves extending outward from the periphery of the bait box.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a longitudinal sectional view schematically showing an embodiment of a bird feeder S of the present invention. In the figure, 1 is a food box, 2 is a lid, and 3 is a food tray. The bait box 1 has a substantially cylindrical outer shape, for example, and has a funnel-shaped bottom portion 1a. The bottom portion 1a has a diameter that tapers downward, and a discharge port 1b that discharges food is opened at the center of the lower end of the bottom portion 1a. On the other hand, the whole upper end of the bait box 1 is open.
[0010]
A lid 2 is provided on the top of the bait box 1. The lid 2 has, for example, a roof shape in which the upper end is pointed and the lower periphery spreads, and has an eaves 2 a extending outward from the periphery of the bait box 1. Further, for example, a ring-shaped frame 2 b protrudes from the lower surface of the lid 2, and the lid 2 is attached to the bait box 1 by fitting with an upper opening edge of the bait box 1. The lid 2 does not necessarily have a roof shape, and may have a general cap shape or other shapes.
[0011]
When putting the feed 4 into the feed box 1, the lid 2 is removed from the feed box 1, and after the feed 4 is put, the lid 2 is attached to the feed box 1 again. Examples of the type of bait 4 include millet, millet, canary seed, and volley powder. In addition, examples of relatively large baits include sunflower seeds, corn, hemp seeds, and peanuts.
[0012]
Further, a food tray 3 is disposed below the food box 1. This has a configuration in which, for example, a belt-like enclosure frame 3b is wound around the peripheral edge of a substantially disc-shaped bottom plate 3a. However, it is not necessarily limited to such a configuration, and for example, it may be an integral structure formed in a dish shape. A hanging line W for suspending the bird feeder S passes through the small hole 2c provided at the top of the lid 2 and penetrates to the center of the food tray 3. In addition, a predetermined gap is provided between the lower surface of the bait box 1 and the upper surface of the bottom plate 3a, that is, the bottom surface of the bait tray 3.
[0013]
And if the granular bait 4 is put into the bait box 1 like the said prior art, the bait 4 will be discharged | emitted by dead weight from the discharge port 1b along the bottom part 1a. The discharged bait 4 is collected in the bait tray 3, but when the bait is collected to some extent, the bait 4 closes the discharge port 1b and the discharge is stopped. As the flying bird eats the food 4 in the food tray 3, the accumulated food 4 decreases, the outlet 1b opens again, and the food 4 is automatically supplied from the food box 1 to the food tray 3. It is a mechanism to be done. At this time, the bait 2a provided on the lid 2 prevents the bait 4 in the bait tray 3 from getting wet even if a little rain falls. A specific structure for attaching the food tray 3 to the food box 1 will be described later.
[0014]
In addition, a bearing 5 and a shaft 6 provided thereon are attached to the lower surface of the bottom plate 3a, that is, the lower surface of the bait tray 3, and a seesaw member 7 is pivotally supported around the shaft 6. The seesaw member 7 has an arm 7a extending in a substantially horizontal direction from the vicinity of the shaft 6 and an arm 7b extending obliquely downward from the vicinity of the shaft 6 in a normal state. The arm 7a and the arm 7b form a predetermined preferable angle α that is greater than 90 degrees and smaller than 180 degrees.
[0015]
An arm 7c extending upward is provided at the tip of the arm 7a, and a perch 8 is attached to the tip of the arm 7a in a substantially horizontal state. At this time, the perch 8 is in the vicinity of the peripheral portion of the bait tray 3, and the height has the same positional relationship. On the other hand, a weight 9 having a predetermined weight is attached to the tip of the arm 7b. Due to the moment of force generated in the arm 7b, the arm 7a is pressed against the lower surface of the bait tray 3 in a normal state, so that it is substantially horizontal. To keep. The normal state refers to a state in which no wild bird is stopped on the perch 8.
[0016]
In addition, in the position facing the perch 8 on the lower side surface of the bait box 1, an opening 1 c is provided outside the bottom 1 a so that wild birds can easily eat the bait 4. However, since wild birds enter the opening 1c, the food 4 may jump out of the food tray 3, so that a fence (not shown) may be provided on the front surface of the opening 1c in order to prevent this.
[0017]
In addition, although the structure which provided the seesaw member 7 one each on the right and left is drawn in the same figure, it is not limited to this, Of course, if it arrange | positions so that arms may not interfere, how many may be provided. . Further, for example, if the legs are separately extended from the lower surface of the food tray 3, the bird feeder S can be placed on a desired surface and used.
[0018]
Although not shown, the seesaw member 7 may not be provided on the lower surface of the bait tray 3, but the frame may be extended from the lower surface of the bait tray 3, and the seesaw member 7 may be attached thereto. This is advantageous because the degree of freedom of arrangement of the seesaw member 7 is increased, and the frame can be designed to be used as a mounting table for the bird feeder S.
[0019]
As shown in the figure, when the small bird 10 stays on the perch 8, a force moment is generated in the arm 7 a due to its weight, and the arm 7 a tries to rotate away from the bait tray 3. However, if the weight 9 has a sufficient weight and the moment of force generated in the arm 7b is large enough to overcome the moment of force generated in the arm 7a due to the weight of the bird 10, the arm 7a can be The arm 7a, that is, the seesaw member 7, does not rotate. For this reason, the small bird 10 can stick the bait 4 well by extending its neck to the bait tray 3 while staying on the fixed perch 8.
[0020]
On the other hand, as shown in FIG. 2, for example, when a medium-sized bird 11 stays on the perch 8, its weight is relatively large, so that a moment of force generated in the arm 7 a is generated in the arm 7 b by the weight 9. It becomes larger than the moment of force, the seesaw member 7 rotates, and the arm 7a moves away from the lower surface of the bait tray 3. Further, since the seesaw member 7 rotates until the arm 7b is pressed against the lower surface of the food tray 3, the perch 8 is greatly lowered and separated from the food tray 3, so that the bird 11 can pluck the food 4. become unable. In this way, it is possible to automatically select the size of wild birds to be fed. In the figure, illustration of the seesaw member 7 on the left side and its related members is omitted.
[0021]
By the way, as a familiar example of small birds (birds), the weight of sparrows is 20-25 g, warbler 14-14 g, and white-eye is about 10 g. Therefore, for example, by setting the weight 9 so as to overcome the weight of the sparrow, it is possible to select only the familiar little birds to be fed. On the other hand, there is a pheasant pigeon as a typical example of a medium-sized bird, and its weight is about 220 g, which is about 10 times the weight of a sparrow, so it can be reliably distinguished from a small bird such as a sparrow.
[0022]
Furthermore, if a medium-sized bird is also a target for feeding, it is only necessary to change the weight 9 to overcome its weight. At this time, the weight 9 may be replaced with one having a different weight, or another weight may be added. Incidentally, the weight of a crow, which is a representative example of a large bird, is 320 to 686 g, so it can be reliably distinguished from a medium-sized bird.
[0023]
FIG. 3 is a cross-sectional view showing a structure for attaching a food tray to a food box. As shown in the figure, a support bar 12 extends downward from the lower surface of the bait box 1, and penetrates through a hole 3 aa formed in the bottom plate 3 a of the bait tray 3. A hole 3ab is provided around the hole 3aa on the lower surface of the bottom plate 3a. A male screw is cut on the surface of the support bar 12, and a wing nut 13 is screwed into the male screw. A flange 13a is provided at the tip of the wing nut 13, and is fitted into the hole 3ab and supported by the support plate 14 from below. The support plate 14 is fixed to the bottom plate 3a with screws 15, for example. Thereby, the food box 1 is fixed in a state of being lifted from the food tray 3.
[0024]
In this configuration, when the wing nut 13 is turned, the food box 1 moves up and down, and the gap t between the lower surface of the food box 1 and the upper surface of the bottom plate 3a, that is, the bottom surface of the food tray 3 changes. Thereby, the quantity by which the bait | feed 4 is discharged | emitted is adjusted. However, if too much food 4 is put out, the bird tries to sort out the favorite food, so the food 4 may jump out of the food tray 3. In order to prevent this, the gap should be adjusted so that the bait 4 is discharged little by little. At this time, it is needless to say that the gap may be reduced if the bait 4 is a relatively small grain such as millet or millet, and the gap may be increased if it is a relatively large grain such as corn or sunflower seed.
[0025]
FIG. 4 is a longitudinal sectional view schematically showing another embodiment of the bird feeder S of the present invention. As shown in the figure, in this embodiment, the configuration from the bait box 1 to the bait tray 3 is the same as that of the above-described embodiment, but the bearing 5 extends further downward and the shaft 6 extends from the lower surface of the bait tray. It is provided at a remote location. Also, the arm 7a and the arm 7b form a predetermined suitable angle that is greater than 90 degrees and smaller than 180 degrees. A perch 8 is attached to the tip of the arm 7a in a substantially horizontal state. On the other hand, a vertically long weight 9 is suspended by a string 16 at the tip of the arm 7b. The structure for attaching the weight 9 is not limited to this.
[0026]
As in this embodiment, the bearing 5 is extended downward, the shaft 6 is provided at a position away from the lower surface of the bait tray, and the arm 7a and the arm 7b form the predetermined angle. When the bird of the weight that overcomes stays on the perch 8, the seesaw member 7 rotates more greatly, so that the perch 8 is lowered significantly. In this way, even larger birds can be dealt with.
[0027]
In addition, this invention is not limited to the specific structure of embodiment mentioned above. That is, from the above description, it is obvious that various modifications and variations can be made to the present invention. Therefore, it should be understood that the present invention is not limited to the specific description but is implemented within the scope of the appended claims.
[0028]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, a bird feeder that has a simple configuration, reduces waste of feed, and can automatically select the size of a wild bird to be fed. Can be provided.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a longitudinal sectional view schematically showing one embodiment of a bird feeding tool of the present invention.
FIG. 2 is a diagram showing a case where a medium-sized bird stays on a perch.
FIG. 3 is a cross-sectional view showing a structure for attaching a food tray to a food box.
FIG. 4 is a longitudinal sectional view schematically showing another embodiment of the bird feeding tool of the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Feeding box 2 Lid 3 Feeding tray 4 Feeding 5 Bearing 6 Shaft 7 Seesaw member 8 Perch 9 Weight 10 Bird 11 Bird 12 Support rod 13 Wing nut 14 Support plate 15 Screw 16 String S Feeding tool W Suspension line
