JP3811942B2 - Data record management system and data record management program - Google Patents

Data record management system and data record management program Download PDF

Info

Publication number
JP3811942B2
JP3811942B2 JP2001188837A JP2001188837A JP3811942B2 JP 3811942 B2 JP3811942 B2 JP 3811942B2 JP 2001188837 A JP2001188837 A JP 2001188837A JP 2001188837 A JP2001188837 A JP 2001188837A JP 3811942 B2 JP3811942 B2 JP 3811942B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
management
recording
management data
writing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001188837A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JP2003006057A (en
Inventor
龍一 岩崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Noritsu Koki Co Ltd
Original Assignee
Noritsu Koki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Noritsu Koki Co Ltd filed Critical Noritsu Koki Co Ltd
Priority to JP2001188837A priority Critical patent/JP3811942B2/en
Publication of JP2003006057A publication Critical patent/JP2003006057A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3811942B2 publication Critical patent/JP3811942B2/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンピュータシステムに備えられたデータ記録装置内の記録媒体に対する記録対象データの記録処理を管理するデータ記録管理手段が設けられたデータ記録管理システム、及び、記録媒体に対する記録対象データの記録処理を管理するデータ記録管理プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
記録媒体にデータを記録処理する態様については、いわゆるファイルシステムと呼ばれる種々の記録形式が従来から存在する。
これらの記録形式では、通常、記録媒体に対して記録対象データを読み書きするために、例えば記録媒体上での記録対象データの存在位置等の情報を管理用データとして生成して、その記録媒体自体にあるいは他に補助用の記憶手段が備えられていればその記憶手段に記録される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来構成では、記録処理時においては、単に、管理用データの記録処理と記録対象データの記録処理とを実行するのみであるので、その記録処理時に停電等により通電が停止すると記録処理が正常に完了せず、通電回復後の処理が正常に実行されない場合がある。特に、管理用データの記録処理中に通電が停止して、その管理用データが破壊されると記録媒体に記録されたデータにアクセスするのが不可能となってしまう。
本発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、通電停止等により記録処理が正常に終了しなかった場合において、データの損失を可及的に低減する点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記請求項1記載の構成を備えることにより、コンピュータシステムに備えられたデータ記録装置内の記録媒体に対する記録対象データの記録処理を管理するデータ記録管理手段が設けられたデータ記録管理システムにおいて、前記データ記録管理手段は、前記記録対象データを前記記録媒体に書き込む記録時処理において、前記記録対象データの書込み又は読取りのための第1管理用データと、前記記録対象データの書込み又は読取りのための第2管理用データとを、両者が設定関係を有し、且つ、何れの記録時に書込み異常が発生したかを検出可能なデータとして作製し記録する管理用データ記録処理と、前記記録対象データを前記記録媒体に書き込む実データ記録処理とを実行するように構成され、前記管理用データ記録処理が、前記第1管理用データを、それの記録時に書込み異常が発生したか否かを検出可能なデータとして作製し記録する第1管理用データ記録処理と、前記第2管理用データを、それの記録時に書込み異常が発生したか否かを検出可能なデータとして作製し記録する第2管理用データ記録処理とにより構成され、前記データ記録管理手段は、前記第1管理用データ記録処理、前記実データ記録処理、前記第2管理用データ記録処理の順序で実行するように構成され、前記データ記録管理手段は、データを識別するための情報及び書込み位置の情報を含む同一のデータにて前記第1管理用データと前記第2管理用データとを構成し、前記第1管理用データと前記第2管理用データとが同一の前記実データ記録処理に対して記録されたものであるか否かの判断情報に基づいて、前記実データ記録処理において前記記録対象データが正常に書き込まれたか否かを判別するように構成されている
【0005】
すなわち、夫々が記録対象データの書込み又は読取りのための管理用データである第1管理用データと第2管理用データとを記録することで、何れかの管理用データの記録処理のタイミングにおいて通電停止等によりデータの書込み異常が発生して、その管理用データが異常なデータとなってしまった場合でも、もう一方の管理用データが正常なデータとして存在し、しかも、第1管理用データと第2管理用データのどちらに正常な管理用データが含まれているかを特定できるので、その正常な管理用データによって全ての管理用データを復元することが可能となる。
もって、通電停止等により記録処理が正常に終了しなかった場合において、データの損失を可及的に低減できるに至った。
尚、第1管理用データの記録処理時と第2管理用データの記録処理時との、何れの処理タイミングで異常が発生したかは、第1管理用データ及び第2管理用データの夫々を書込み異常を識別可能なデータ構成とする手法や、第1管理用データ及び第2管理用データの両方を合わせて判断することで何れの記録処理時で異常が発生したかを判別する手法等の種々の手法によって判別可能である。
【0007】
又、第1管理用データや第2管理用データの記録処理時に書込み異常が発生せずに、記録対象データを記録媒体に書き込んでいるときに通電停止等によって書込み異常が発生する場合もあるので、この実データ記録処理時に書込み異常が発生したことを検知できれば有用な情報として利用できる。
この場合、記録対象データ自体を書込み異常の検出が可能なデータ形式に変換処理することで、書込み異常を検出できるようにすることも可能ではあるが、一般にデータ量がそれほど多くない管理用データと異なり、非常に大きなデータとなる場合の多い記録対象データに対してそのような変換処理を実行しようとすると、その変換処理時間のためにデータの記録処理の時間が非常に長くなってしまい現実的ではない。
【0008】
そこで、上述のように、前記第1管理用データ記録処理、前記実データ記録処理、前記第2管理用データ記録処理の順序で実行することで、実データ記録処理時に書込み異常が発生したか否かを判別可能としているのである。
つまり、実データ記録処理時において停電等により通電停止すると、記録されている第1管理用データは記録処理が停止した記録対象データについての管理用データであるのに対して、記録されている第2管理用データは前回記録処理した記録対象データについての管理用データであるので、これら第1管理用データ及び第2管理用データを対比することにより、実データ記録処理時に書込み異常が発生したか否かを検知できる。
【0009】
尚、第1管理用データ記録処理又は第2管理用データ記録処理において書込み異常が発生した場合も、第1管理用データと第2管理用データとが異なる記録対象データに対するものであると判断されるような状況となるが、上述のように、第1管理用データ及び第2管理用データの何れもが、それの記録時に書込み異常が発生したか否かを検出可能なデータとして作製しておくことで、第1管理用データ記録処理又は第2管理用データ記録処理において書込み異常が発生したケースは、予め判断の対象から除外しておくことができる。
もって、処理時間の増大を回避しながら、実データ記録処理時に書込み異常が発生したか否かを検知できるものとなった。
更に、第1管理用データと第2管理用データとは、第1管理用データから第2管理用データを、あるいは逆に、第2管理用データから第1管理用データを作製可能な関係さえ有していれば、両者が必ずしも同一のデータである必要はないが、上記のように両者と同一のデータにて構成することで、これらの管理用データの取り扱いを簡単化することができる。
【0010】
又、上記請求項2記載の構成を備えることにより、前記データ記録管理手段は、前記記録媒体の記録内容を管理する管理処理において、読み取った前記第1管理用データに基づいて前記第1管理用データ記録処理における書込み異常の有無を判別する第1管理用データ判別処理と、読み取った前記第2管理用データに基づいて前記第2管理用データ記録処理における書込み異常の有無を判別する第2管理用データ判別処理と、前記第1管理用データ判別処理及び前記第2管理用データ判別処理における判別結果、並びに、前記第1管理用データと前記第2管理用データとが同一の前記実データ記録処理に対して記録されたものであるか否かの判断情報に基づいて、前記実データ記録処理において前記記録対象データが正常に書き込まれたか否かを判別する実データ判別処理を実行するように構成されている。
【0011】
すなわち、第1管理用データ判別処理によって、第1管理用データ記録処理時における書込み異常の有無を判断し、第2管理用データ判別処理によって、第2管理用データ記録処理時における書込み異常の有無を判断し、第1管理用データ及び第2管理用データが正常に書き込まれたものと判断したときに、第1管理用データと第2管理用データとが同一の実データ記録処理に対して記録されたものであるか否かによって実データ記録処理時における通電停止による書込み異常の有無を判断することで、何れの処理タイミングにおいて書込み異常が発生したかが的確に特定されるので、その後の復帰処理を迅速に行える。
【0012】
又、上記請求項3記載の構成を備えることにより、前記データ記録管理手段は、前記第1管理用データ判別処理において書込み異常が有ると判別したときに、前記第2管理用データに基づいて前記第1管理用データを作製して記録し、前記第2管理用データ判別処理において書込み異常が有ると判別したときに、前記第1管理用データに基づいて前記第2管理用データを作製して記録する管理用データ修復処理を実行するように構成されている。
【0013】
すなわち、第1管理用データ記録処理時又は第2管理用データ記録処理時において書込み異常が発生したときに、正常な方の管理用データによって管理用データの全体を修復するので、第1管理用データ記録処理時に書込み異常が発生した場合であれば記録対象データの記録作業を開始する前の状態に復帰し、第2管理用データ記録処理時に書込み異常が発生した場合であれば記録対象データが記録処理が正常に完了した状態に自動的に復帰する。
もって、操作者の管理負担を軽減することができる。
【0014】
又、上記請求項4記載の構成を備えることにより、前記データ記録管理手段は、前記実データ判別処理において前記記録対象データが正常に書き込まれなかったと判別したときに、読み取った前記第1管理用データ及び前記第2管理用データに共通して含まれる前記記録対象データに関する情報によって、前記第1管理用データ又は前記第2管理用データを作製して記録する異常データ削除処理を実行するように構成されている。
【0015】
すなわち、実データ記録処理時に書込み異常が発生したときに、読み取った第1管理用データ及び第2管理用データに共通して含まれる記録対象データに関する情報によって、第1管理用データ又は第2管理用データを作製して記録することで、書込みが異常となった記録対象データに関する情報を管理用データから削除して、記録対象データの記録作業を開始する前の段階に復帰させる作業が自動的に実行され、操作者の作業負担を軽減することができる。
【0016】
又、上記請求項5記載の構成を備えることにより、前記データ記録管理手段は、前記異常データ削除処理において、読み取った前記第1管理用データ及び前記第2管理用データに共通して含まれる前記記録対象データに関する情報と、その情報によって作製した前記第1管理用データ又は前記第2管理用データを記録する処理の実行中において処理途中であることを示す情報とを不揮発性メモリに記憶させるように構成されている。
【0017】
すなわち、台風や雷等による停電で通電停止が発生しているような状況下では、一端停電から回復してもその後停電を繰り返す場合が少なくなく、通電停止により書込み異常が発生して、その復旧作業として上記異常データ削除処理を実行しているときに再び通電停止してしまい、修復途中のデータが破壊されてしまう場合もあり得る。
そこで、上述のように不揮発性メモリに異常データ削除処理中の情報を記憶させておくことで、例え異常データ削除処理中に通電停止が発生して、第1管理用データ等の書込み異常が発生したとしても、通電回復後にその不揮発性メモリの記憶内容を参照して復旧作業を再開することができ、信頼性をより一層高めることができる。
尚、上記不揮発性メモリには、フラッシュメモリ等の無電源状態でデータを保持するものの他、SRAM等をバッテリーバックアップにより不揮発化したものも含む。
【0018】
又、上記請求項6記載の構成を備えることにより、前記データ記録管理手段は、前記実データ判別処理において前記記録対象データが正常に書き込まれなかったと判別したときに、正常に書き込まれなかったデータについて設定書込み異常識別用データを書込んだ後、前記第1管理用データに基づいて前記第2管理用データを作製して記録する異常データ書き換え処理を実行するように構成されている。
すなわち、実データ記録処理時に書込み異常が発生したときに、正常に書き込まれなかったデータについて設定書込み異常識別用データを書込み、且つ、前記第1管理用データに基づいて前記第2管理用データを作製して記録することで、形式的には記録対象データの記録作業を正常終了した状態に移行させる作業が自動的に実行され、操作者の作業負担を軽減することができると共に、通電回復の後に前記設定書込み異常識別用データを利用することで、書込み異常の発生箇所を詳細に特定することが可能となる。
【0019】
しかも、実データ記録処理時に書込み異常が発生したときに、上記の異常データ書き換え処理にて復旧作業を行うと、上述のような不揮発性メモリを備えることなく復旧作業が可能となり、システムの構成の簡素化を図ることができる。
つまり、第1管理用データに基づいて作製した第2管理用データを記録処理しているときに通電停止して書込み異常が発生したときであれば、次回の通電回復時において前記第2管理用データ判別処理によってその書込み異常が検出され、例えば前記管理用データ修復処理等の復旧作業を実行できる。
一方、前記設定書込み異常識別用データを記録しているときに通電停止して書込み異常が発生したときであれば、次回の通電回復時において前記異常データ書き換え処理にて復旧作業が実行される。
尚、この設定書込み異常識別用データとしては、操作者がこの設定書込み異常識別用データを利用したときに、コンピュータシステムを異常動作させず、操作者に正常なデータではないことを知らせるデータとして設定される。
【0020】
又、上記請求項7記載の構成を備えることにより、前記データ記録管理手段は、前記実データ判別処理において前記記録対象データが正常に書き込まれなかったと判別したときに、その旨を報知手段により報知するように構成されている。
従って、操作者に対して報知手段の報知により注意を喚起させるので、操作者が通電回復後に前記設定書込み異常識別用データを利用したことを見過ごしてしまうのを回避できる。
【0022】
又、上記請求項8記載の構成を備えることにより、前記データ記録管理手段は、前記第1管理用データ記録処理又は前記第2管理用データ記録処理において、同一のデータ内容を有する基本管理用データを複数回記録すると共に、前記第1管理用データ判別処理又は前記第2管理用データ判別処理において、読み取った前記第1管理用データ又は前記第2管理用データに含まれる前記基本管理用データが互いに一致するか否かによって書込み異常の有無を検出するように構成されている。
【0023】
すなわち、第1管理用データ又は第2管理用データを書込み異常を検出可能なデータとして作製するについては、例えば比較的単純な形としては、実際のデータにそのデータの各ビットの総和値を付加したデータに変換処理する等のような、書込み異常の検出が可能なデータ形式に変換処理することも可能であるが、上記のように、同一のデータ内容を有する基本管理用データを複数回記録して、第1管理用データ又は第2管理用データを複数個の同一の基本管理用データの集合として作製することで、データの処理を単純化すると共に、単純な比較処理で確実に書込み異常の有無を検出できる。
【0024】
又、上記請求項9記載の構成を備えることにより、コンピュータシステムに備えられたデータ記録装置内の記録媒体に対する記録対象データの記録処理を管理するデータ記録管理プログラムは、前記記録対象データを前記記録媒体に書き込む記録時処理において、前記記録対象データの書込み又は読取りのためにデータを識別するための情報及び書込み位置の情報を含む第1管理用データを、それの記録時に書込み異常が発生したか否かを検出可能なデータとして作製し記録する第1管理用データ記録処理と、前記記録対象データを前記記録媒体に書き込む実データ記録処理と、前記記録対象データの書込み又は読取りのために前記第1管理用データと同一のデータにて構成される第2管理用データを、前記第1管理用データと設定関係を有し、且つ、それの記録時に書込み異常が発生したか否かを検出可能なデータとして作製し記録する第2管理用データ記録処理とを順次実行し、前記記録媒体の記録内容を管理する管理処理において、読み取った前記第1管理用データに基づいて前記第1管理用データ記録処理における書込み異常の有無を判別する第1管理用データ判別処理と、読み取った前記第2管理用データに基づいて前記第2管理用データ記録処理における書込み異常の有無を判別する第2管理用データ判別処理と、前記第1管理用データ判別処理及び前記第2管理用データ判別処理における判別結果、並びに、前記第1管理用データと前記第2管理用データとが同一の前記実データ記録処理に対して記録されたものであるか否かの判断情報に基づいて、前記実データ記録処理において前記記録対象データが正常に書き込まれたか否かを判別する実データ判別処理を実行し、前記第1管理用データ判別処理において書込み異常が有ると判別されたときに、前記第2管理用データに基づいて前記第1管理用データを作製して記録し、前記第2管理用データ判別処理において書込み異常が有ると判別されたときに、前記第1管理用データに基づいて前記第2管理用データを作製して記録する管理用データ修復処理を実行し、前記実データ判別処理において前記記録対象データが正常に書き込まれなかったと判別したときに、前記第1管理用データ又は前記第2管理用データを作製して記録する修復処理を実行するように構成されている。
【0025】
従って、第1管理用データ記録処理時又は第2管理用データ記録処理時において書込み異常が発生したときに、正常な方の管理用データによって管理用データの全体を修復するので、第1管理用データ記録処理時に書込み異常が発生した場合であれば記録対象データの記録作業を開始する前の状態に復帰し、第2管理用データ記録処理時に書込み異常が発生した場合であれば記録対象データが記録処理が正常に完了した状態に自動的に復帰する。
一方、実データ記録処理時において書込み異常が発生したときには、前記第1管理用データ又は前記第2管理用データを作製して記録する修復処理を自動的に実行する。
もって、停電等により通電停止して、記録対象データの記録作業中に書込み異常が発生したとき、その書込み異常の発生タイミングが何れの処理中であっても、データの損失を可及的に低減することができる。
尚、順次実行される第1管理用データ記録処理,実データ記録処理及び第2管理用データ記録処理は、必ずしもこれら3つの処理を連続して実行させる必要はなく、これらの処理の間に他の処理が挟まれる場合も含まれる。
【0026】
又、上記請求項10記載の構成を備えることにより、前記第1管理用データ記録処理又は前記第2管理用データ記録処理において、同一のデータ内容を有する基本管理用データを複数回記録すると共に、前記第1管理用データ判別処理又は前記第2管理用データ判別処理において、読み取った前記第1管理用データ又は前記第2管理用データに含まれる前記基本管理用データが互いに一致するか否かによって書込み異常の有無を検出するように構成されている。
従って、第1管理用データ又は第2管理用データを複数個の同一の基本管理用データの集合として作製することになり、データの処理を単純化すると共に、単純な比較処理で確実に書込み異常の有無を検出できる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のデータ記録管理システムを写真プリントシステムに適用した場合の実施の形態を図面に基づいて説明する。
{第1実施形態}
本実施の形態で例示する写真プリントシステムDPは、いわゆるデジタルミニラボ機として知られているものであり、図2に外観を示すように、現像処理済みの写真フィルム1(以下、単に「フィルム1」と略称する)やメモリーカード,MOあるいはCD−R等から写真プリントを作製するための画像データを入力する画像入力装置IRと、画像入力装置IRにて入力した画像データを印画紙2に露光処理する露光・現像装置EPとから構成されている。
【0028】
〔画像入力装置IRの概略構成〕
画像入力装置IRには、図1に概略的に示すように、フィルム1の駒画像を読み取るフィルムスキャナ3と、メモリーリーダ,MOドライブ及びCD−Rドライブ等を備えた外部入出力装置4と、汎用小型コンピュータシステムにて構成されてフィルムスキャナ3や外部入出力装置4の制御のほか写真プリントシステムDP全体の管理を実行する主制御装置5とが備えられ、更に、主制御装置5には、仕上がりプリント画像をシミュレートしたシミュレート画像や各種の制御用の情報を表示するモニタ6と、露光条件の手動設定等や制御情報の入力操作をするための操作卓7とが接続されている。
【0029】
フィルムスキャナ3は、ハロゲンランプ10と、ハロゲンランプ10から出射した光の色バランスを調整するための調光フィルタ11と、調光フィルタ11を通過した光を均等に混色するミラートンネル12と、搬送機構13aや図示を省略するフィルムマスク等が備えられてフィルム1を所定の読取り位置に位置させるフィルムマスクユニット13と、フィルム1の駒画像を光電変換するためのCCDラインセンサユニット14と、フィルム1の画像をCCDラインセンサユニット14上に結像させるためのレンズ15と、光路を90度屈曲させるためのミラー16と、CCDラインセンサユニット14の出力信号を増幅及びA/D変換等する処理回路17と、フィルムスキャナ3全体の制御を行う読取制御装置18とが設けられている。
【0030】
CCDラインセンサユニット14は、約5000個のCCD素子をフィルム1の幅方向に配列したCCDラインセンサを3列に並べて備えており、各CCDラインセンサの受光面には夫々赤色、緑色、青色のカラーフィルタが形成されて、フィルム1の駒画像を色分解して検出する。
読取制御装置18は、主制御装置5からの読取指令に基づいて、フィルムマスクユニット13にセットされたフィルム1の搬送移動を開始させると共に、処理回路17から出力されるそのフィルム1の駒画像の画像データを主制御装置5へ出力する。
【0031】
〔露光・現像装置EPの概略構成〕
露光・現像装置EPは、筐体内部に、PLZTプリントヘッド20aを備えた露光ユニット20と、露光ユニット20を制御する露光制御装置21と、露光ユニット20にて露光された印画紙2を現像処理する現像処理部22と、現像処理部22内の印画紙搬送系の制御や現像処理液の管理を行う現像制御装置23と、露光・現像装置EP全体を制御するプリンタ制御装置24と、筐体上面に配置された印画紙マガジン8から引き出された印画紙2を多数の搬送ローラ25等にて現像処理部22へ搬送する印画紙搬送系PTとが設けられている。
【0032】
露光・現像装置EPの筐体外部には、現像処理部22にて現像処理及び乾燥処理された印画紙2をオーダ毎に分類するためのソータ26と、排出口22aから排出された印画紙2をソータ26へ搬送するコンベア27とが設けられているほか、各種の制御情報を指示入力するための操作卓29や各種の制御情報を表示するためのモニタ30も備えられている。
更に、印画紙搬送系PTの搬送経路の途中には、印画紙マガジン8から引き出された長尺の印画紙2を設定プリントサイズに切断するカッタ28が備えられている。
【0033】
〔写真プリントの作製動作〕
次に、上記構成の写真プリントシステムDPによる写真プリントの作製動作を概略的に説明する。
操作者がフィルム1の駒画像について写真プリントの作製を指示入力したときは、主制御装置5は、フィルムスキャナ3に対してフィルム1の読み取りを指令し、読取制御装置18からそのフィルム1の画像データを順次受取って、内蔵されているデータ記録装置RDとしてのハードディスクドライブ40に記録する。
一方、操作者がメモリーカード,MOあるいはCD−R等の記録媒体に記録された画像データについて写真プリントの作製を指示入力したときは、主制御装置5は、外部入出力装置4の該当するドライブに画像データの読み取りを指令し、そのドライブから画像データを順次受取って、ハードディスクドライブ40に記録する。
【0034】
本実施の形態では、主制御装置5が、データ記録装置RD内の記録媒体(磁気ディスク)に対する記録対象データの記録処理を管理するデータ記録管理手段DCとして機能し、読取制御装置18や外部入出力装置4から受け取った画像データを記録対象データとして、その画像データをハードディスクドライブ40に記録処理する場合における管理を実行しており、具体的な処理については後述する。
【0035】
主制御装置5は、上記のようにして入力された画像データに基づいて、その画像データによってプリントを作製した場合に得られるであろうシミュレート画像を図示を省略する画像処理回路にて演算して求め、それをモニタ6に表示する。操作者は、このモニタ6上のシミュレート画像を観察して、適正な画像が得られていなければ、操作卓7から露光条件の修正入力操作を行う。
主制御装置5の画像処理回路は、入力された画像データとその修正入力とに従って予め設定された演算条件で赤色、緑色、青色毎の露光用画像データを生成する。
【0036】
この露光用画像データは、露光・現像装置EPのプリンタ制御装置24に送られ、プリンタ制御装置24に備えられているメモリに記憶される。
プリンタ制御装置24は、印画紙搬送系PTから得られる印画紙2の搬送情報に基づいて、印画紙2の前端が所定の露光開始位置まで搬送されて来たことを検知すると、露光制御装置21に対して露光作動の開始を指令すると共に、露光ユニット20の露光処理スピードに対応した速度で露光用画像データを露光制御装置21へ順次送信する。
露光制御装置21は、受け取った露光用画像データに基づいてPLZTプリントヘッド20aの各光シャッタを作動させて印画紙2にプリント画像の潜像を形成する。
【0037】
露光ユニット20にて露光処理された印画紙2は、印画紙搬送系PTにて現像処理部22へ搬送されて、各現像処理タンクを順次通過することにより現像される。
現像処理された印画紙2は、更に乾燥処理された後に排出口22aからコンベア27上に排出され、ソータ26にてオーダー毎にまとめられる。
【0038】
〔データ記録管理手段DCの処理〕
次に、主制御装置5のデータ記録管理手段DCとして機能について説明する。主制御装置5は、ハードディスクドライブ40に対して画像データを書込み処理している最中に、停電等により主制御装置5への通電が停止した場合を想定して、そのような通電停止が発生した場合でも画像データの損失が極力小さくなるように、図3乃至図5のフローチャートにて示すデータ記録管理プログラムを実行する。
【0039】
以下、その処理を具体的に説明する。
先ず、読取制御装置18等から受け取った画像データをハードディスクドライブ40に書込むときは、図3のフローチャートに示す記録時処理を実行する。
図3に示す記録作業時の処理では、画像データの書込み又は読取りのための管理用データを作製してハードディスクドライブ40の所定のエリアに記録する管理用データ記録処理と、実際の画像データを書込む実データ記録処理とを実行する。
前記管理用データは、例えばファイル名のような書込む画像データを識別するための情報や、空きの記録エリアを検索して設定される書込み位置の情報等を含む基本管理データを4個備えて作製される。但し、この4個の基本管理データは全く同一のデータ内容であり、単一の基本管理用データを磁気ディスク上の夫々異なる記録エリアに4回書込むことによって実質的に4個の基本管理データを構成している。
【0040】
この4個の基本管理用データは、実データ記録処理に先立って磁気ディスクに記録される2個の基本管理用データからなる第1管理用データと、実データ記録処理の後に磁気ディスクに記録される2個の基本管理用データからなる第2管理用データに分けられる。
すなわち、図3のフローチャートに示すステップ#1及びステップ#2における2度の基本管理用データの書込みが第1管理用データを記録する第1管理用データ記録処理となり、ステップ#3の実データ記録処理の後に実行される、ステップ#4及びステップ#5における2度の基本管理用データの書込みが第2管理用データを記録する第2管理用データ記録処理となって、第1管理用データ記録処理と、実データ記録処理と、第2管理用データ記録処理とを順次実行している。
尚、上述のように、4回の基本管理用データは全て同一のデータであり、従って、第1管理用データと第2管理用データとは全く同一のデータであるという関係を有するが、便宜上、これらを区別するために、ステップ#1で1回目に書込まれる基本管理用データを第1基本管理用データ,ステップ#2で2回目に書込まれる基本管理用データを第2基本管理用データ,ステップ#4で3回目に書込まれる基本管理用データを第3基本管理用データ,ステップ#5で4回目に書込まれる基本管理用データを第4基本管理用データと称する。
【0041】
次に、図4及び図5の処理について説明する。
図4及び図5の管理処理は、主制御装置5の起動時に実行される。
すなわち、主制御装置5に通電が開始されると、先ず、主制御装置5に備えられている不揮発性メモリ41に記憶されている復旧格納フラグがセット状態かクリア状態かを確認する(ステップ#11)。詳しくは後述するが、この復旧格納フラグは、通電停止からの復旧作業中に更に通電停止したときにセット状態となっている。尚、前記不揮発性メモリ41は、例えばフラッシュメモリあるいはバッテリバックアップメモリ等にて構成される。
【0042】
復旧格納フラグがクリア状態であれば(ステップ#11)、磁気ディスク上の第1管理用データすなわち第1基本管理用データ及び第2基本管理用データを読み出して(ステップ#12)、第1基本管理用データと第2基本管理用データとが一致するか否か比較する(ステップ#13)。
第1基本管理用データと第2基本管理用データとが一致すれば、これらの基本管理用データすなわち第1管理用データの書込みが正常に行われたことを意味し、もし同一のデータであるはずの第1基本管理用データと第2基本管理用データとが一致しなければ、第1基本管理用データと第2基本管理用データとを書込んでいる途中の何れかのタイミングで通電停止が発生して、書込みが正常に終了せず書込み異常が発生したものと判断できる。従って、ステップ#13の処理は、読取った第1管理用データに基づいて第1管理用データ記録処理における書込み異常を判別する第1管理用データ判別処理となっている。
【0043】
ステップ#13において第1管理用データ記録処理時に書込み異常が発生したと判断したときは、第2管理用データに基づいて第1管理用データを作製し記録する。より具体的には、第2管理用データを構成する第4基本管理用データによって第1管理用データを構成する磁気ディスク上の第1,第2基本管理用データを更新する(ステップ#14)。
これは、第1管理用データにおいて書込み異常が発生しているときは、第1管理用データの書込み時点で通電が停止しているので、第2管理用データは前回の記録処理時のデータが正常なデータとして残されていることから、正常な第2管理用データにて第1管理用データを修復でき、書込み異常が発生した時点の画像データの記録作業(図3の処理)を開始する前の状態に修復しているのである。尚、磁気ディスク上の第1,第2基本管理用データを更新するのに第4基本管理用データではなく第3基本管理用データを用いても良い。
【0044】
ステップ#13において第1管理用データ記録処理時に書込み異常が発生していないと判断したときは、次に磁気ディスク上の第2管理用データすなわち第3,第4基本管理用データを読取って(ステップ#15)、第3基本管理用データと第4基本管理用データとが一致するか否か比較する(ステップ#16)。
第3基本管理用データと第4基本管理用データとが一致すれば、これらの基本管理用データすなわち第2管理用データの書込みが正常に行われたことを意味し、もし同一のデータであるはずの第3基本管理用データと第4基本管理用データとが一致しなければ、第3基本管理用データと第4基本管理用データとを書込んでいる途中の何れかのタイミングで通電停止が発生して、書込みが正常に終了せず書込み異常が発生したものと判断できる。従って、ステップ#16の処理は、読取った第2管理用データに基づいて第2管理用データ記録処理における書込み異常を判別する第2管理用データ判別処理となっている。
【0045】
ステップ#16において第2管理用データ記録処理時に書込み異常が発生したと判断したときは、第1管理用データに基づいて第2管理用データを作製し記録する。より具体的には、第1管理用データを構成する第1基本管理用データによって第2管理用データを構成する磁気ディスク上の第3,第4基本管理用データを更新する(ステップ#17)。
これは、第2管理用データにおいて書込み異常が発生しているときは、第2管理用データの書込み時点で通電が停止しているので、第1管理用データの記録処理と画像データ自体の書込みは正常に終了していることから、正常な第1管理用データにて第2管理用データを修復でき、書込み異常が発生した時点の画像データの記録作業(図3の処理)が全て正常に完了した状態に修復しているのである。尚、磁気ディスク上の第3,第4基本管理用データを更新するのに第1基本管理用データではなく第2基本管理用データを用いても良い。
【0046】
このステップ#17の処理と上記ステップ#14の処理とによって、第1管理用データ判別処理において書込み異常が有ると判別したときに、第2管理用データに基づいて前記第1管理用データを作製して記録し、第2管理用データ判別処理において書込み異常が有ると判別したときに、第1管理用データに基づいて第2管理用データを作製して記録する管理用データ修復処理を構成している。
【0047】
ステップ#16において第2管理用データ記録処理時に書込み異常が発生していないと判断したときは、第1管理用データと第2管理用データとが同一の実データ記録処理に対して記録されたものであるか否かを判断する。具体的には、第1基本管理用データと第4基本管理用データが一致するか否かを判断する(ステップ#18)。
ステップ#18の処理時点では、第1管理用データ及び第2管理用データの両方が正常に記録処理されたものであるので、第1基本管理用データと第4基本管理用データとが一致しないということは、画像データを書込む実データ記憶処理時に通電停止によって処理が停止して、第1管理用データはその時点で記録作業を行っている画像データに対して設定されたデータであり、第2管理用データは前回の記録作業の画像データに対して設定されたデータであるということになる。
従って、ステップ#18で、第1管理用データ判別処理(ステップ#13)及び第2管理用データ判別処理(ステップ#16)における判別結果、並びに、第1管理用データと第2管理用データとが同一の実データ記録処理に対して記録されたものであるか否かの判断情報に基づいて、実データ記録処理において記録対象データが正常に書き込まれたか否かを判別する実データ判別処理を実行していることになる。
【0048】
第1基本管理用データと第4基本管理用データとが一致すれば、画像データの記録作業は正常に完了していることになり、図4及び図5の管理処理を終了し、他の処理に移行する。
一方、ステップ#18において、実データ記録処理において書込み異常が発生したと判断したときは、第1管理用データ又は第2管理用データを作製して記録する修復処理を実行する。本第1実施形態では、この修復処理として、ステップ#19〜ステップ#23の異常データ削除処理を実行する。
この異常データ削除処理では、読み取った第1管理用データ及び第2管理用データに共通して含まれる画像データに関する情報によって、第1管理用データ又は第2管理用データを作製して記録する。
具体的には、第1基本管理用データと第4基本管理用データとの一致部分で管理用データを作製し(ステップ#19)、その作製した管理用データにて磁気ディスク上の第1,第2,第3,及び,第4基本管理用データを更新記録する(ステップ#22)。従って、書込み異常が発生した画像データについては、管理用データから消滅するので、実質的にそのデータが削除された形となる。
【0049】
但し、このとき、第1,第2,第3,及び,第4基本管理用データの更新処理中に停電等により主制御装置5への通電が停止してしまった場合のために、読み取った第1管理用データ及び第2管理用データに共通して含まれる画像データに関する情報すなわちステップ#19で作製した管理用データを不揮発性メモリ41に書込むと共に(ステップ#20)、ステップ#22の第1,第2,第3,及び,第4基本管理用データの更新処理の前に、ステップ#19で作製した管理用情報によって作製した第1管理用データ又は第2管理用データを記録する処理の実行中において処理途中であることを示す情報として不揮発性メモリ41内の復旧格納フラグをセット状態とする(ステップ#21)。そして、ステップ#22の第1,第2,第3,及び,第4基本管理用データの更新処理完了後に、前記復旧格納フラグをクリア状態とする(ステップ#23)。
【0050】
このように通電停止の対策を施しておくことで、ステップ#22の第1,第2,第3,及び,第4基本管理用データの更新処理に停電等により主制御装置5への通電が停止すると、不揮発性メモリ41にはステップ#20で書込んだ管理用データが記憶保持され、復旧格納フラグはセット状態が維持される。
従って、主制御装置5に対する通電が回復して、新たに図4及び図5の管理処理の実行が開始されると、復旧格納フラグがセット状態であるのを確認して(ステップ#11)、不揮発性メモリ41に記憶されている管理用データを読取り(ステップ#24)、その管理用データによって磁気ディスク上の第1第1,第2,第3,及び,第4基本管理用データを更新して(ステップ#22)、前記復旧格納フラグをクリア状態とする(ステップ#23)。
【0051】
尚、上述の管理用データ修復処理(ステップ#14,#17)において修復処理中にも停電等により通電停止となる場合があるが、この場合は、更新対象の第1管理用データ(ステップ#14の場合)又は第2管理用データ(ステップ#17の場合)はもともと壊れているので、ステップ#13又はステップ#16の判断によって同じ処理が再度繰り返される。
【0052】
{第2実施形態}
本発明の第2実施形態は、上記第1実施形態のおける図4及び図5の管理処理の処理内容が異なるのみで、他の部分は上記第1実施形態と全く共通である。
図3のフロチャートに示す処理も上記第1実施形態と同一であるので、第1〜第4基本管理用データのデータ内容並びにそれら基本管理用データと第1管理用データ及び第2管理用データとの関係も同一であり、説明を省略する。
本第2実施形態においてデータ記録管理手段DCが実行する管理処理は、図6及び図7のフローチャートで示されるデータ記録管理プログラムが実行される。
図6及び図7の処理は、上記第1実施形態と同様に、主制御装置5の起動時に実行される。
すなわち、磁気ディスク上の第1管理用データすなわち第1基本管理用データ及び第2基本管理用データを読み出して(ステップ#31)、第1基本管理用データと第2基本管理用データとが一致するか否か比較する(ステップ#32)。
第1基本管理用データと第2基本管理用データとが一致すれば、これらの基本管理用データすなわち第1管理用データの書込みが正常に行われたことを意味し、もし同一のデータであるはずの第1基本管理用データと第2基本管理用データとが一致しなければ、第1基本管理用データと第2基本管理用データとを書込んでいる途中の何れかのタイミングで通電停止が発生して、書込みが正常に終了せず書込み異常が発生したものと判断できる。従って、ステップ#32の処理は、読取った第1管理用データに基づいて第1管理用データ記録処理における書込み異常を判別する第1管理用データ判別処理となっている。
【0053】
ステップ#32において第1管理用データ記録処理時に書込み異常が発生したと判断したときは、第2管理用データに基づいて第1管理用データを作製し記録する。より具体的には、第2管理用データを構成する第4基本管理用データによって第1管理用データを構成する磁気ディスク上の第1,第2基本管理用データを更新する(ステップ#33)。
これは、第1管理用データにおいて書込み異常が発生しているときは、第1管理用データの書込み時点で通電が停止しているので、第2管理用データは前回の記録処理時のデータが正常なデータとして残されていることから、正常な第2管理用データにて第1管理用データを修復でき、書込み異常が発生した時点の画像データの記録作業(図3の処理)を開始する前の状態に修復しているである。尚、磁気ディスク上の第1,第2基本管理用データを更新するのに第4基本管理用データではなく第3基本管理用データを用いても良い。
【0054】
ステップ#32において第1管理用データ記録処理時に書込み異常が発生していないと判断したときは、次に磁気ディスク上の第2管理用データすなわち第3,第4基本管理用データを読取って(ステップ#34)、第3基本管理用データと第4基本管理用データとが一致するか否か比較する(ステップ#35)。
第3基本管理用データと第4基本管理用データとが一致すれば、これらの基本管理用データすなわち第2管理用データの書込みが正常に行われたことを意味し、もし同一のデータであるはずの第3基本管理用データと第4基本管理用データとが一致しなければ、第3基本管理用データと第4基本管理用データとを書込んでいる途中の何れかのタイミングで通電停止が発生して、書込みが正常に終了せず書込み異常が発生したものと判断できる。従って、ステップ#35の処理は、読取った第2管理用データに基づいて第2管理用データ記録処理における書込み異常を判別する第2管理用データ判別処理となっている。
【0055】
ステップ#35において第2管理用データ記録処理時に書込み異常が発生したと判断したときは、第1管理用データに基づいて第2管理用データを作製し記録する。より具体的には、第1管理用データを構成する第1基本管理用データによって第2管理用データを構成する磁気ディスク上の第3,第4基本管理用データを更新する(ステップ#36)。
これは、第2管理用データにおいて書込み異常が発生しているときは、第2管理用データの書込み時点で通電が停止しているので、第1管理用データの記録処理と画像データ自体の書込みは正常に終了していることから、正常な第1管理用データにて第2管理用データを修復でき、書込み異常が発生した時点の画像データの記録作業(図3の処理)が全て正常に完了した状態に修復しているのである。尚、磁気ディスク上の第3,第4基本管理用データを更新するのに第1基本管理用データではなく第2基本管理用データを用いても良い。
【0056】
このステップ#36の処理と上記ステップ#33の処理とによって、第1管理用データ判別処理において書込み異常が有ると判別されたときに、第2管理用データに基づいて前記第1管理用データを作製して記録し、第2管理用データ判別処理において書込み異常が有ると判別されたときに、第1管理用データに基づいて第2管理用データを作製して記録する管理用データ修復処理を構成している。
【0057】
ステップ#35において第2管理用データ記録処理時に書込み異常が発生していないと判断したときは、第1管理用データと第2管理用データとが同一の実データ記録処理に対して記録されたものであるか否かを判断する。具体的には、第1基本管理用データと第4基本管理用データが一致するか否かを判断する(ステップ#37)。
ステップ#37の処理時点では、第1管理用データ及び第2管理用データの両方が正常に記録処理されたものであるので、第1基本管理用データと第4基本管理用データとが一致しないということは、画像データを書込む実データ記憶処理時に通電停止によって処理が停止して、第1管理用データはその時点で記録作業を行っている画像データに対して設定されたデータであり、第2管理用データは前回の記録作業の画像データに対して設定されたデータであるということになる。
従って、ステップ#37で、第1管理用データ判別処理(ステップ#32)及び第2管理用データ判別処理(ステップ#35)における判別結果、並びに、第1管理用データと第2管理用データとが同一の実データ記録処理に対して記録されたものであるか否かの判断情報に基づいて、実データ記録処理において記録対象データが正常に書き込まれたか否かを判別する実データ判別処理を実行していることになる。
【0058】
第1基本管理用データと第4基本管理用データとが一致すれば、画像データの記録作業は正常に完了していることになり、図6及び図7の管理処理を終了し、他の処理に移行する。
一方、ステップ#37において、実データ記録処理において書込み異常が発生したと判断したときは、第1管理用データ又は第2管理用データを作製して記録する修復処理を実行する。本第2実施形態では、この修復処理として、ステップ#38〜ステップ#41の異常データ書き換え処理を実行する。
この異常データ書き換え処理では、正常に書き込まれなかったデータについて設定書込み異常識別用データを書込んだ後、第1管理用データに基づいて第2管理用データを作製して記録する。
具体的には、第1管理用データと第2管理用データとの対比によって特定される、書込み異常が発生した画像データの記録エリアに、設定書込み異常識別用データとして、例えば、「NG」又は「Trouble」等の文字を有する画像データを書込み(ステップ#40)、前記設定書込み異常識別用データについての情報をも含む第1基本管理用データにて磁気ディスク上の第3,第4基本管理用データを更新記録する(ステップ#41)。
【0059】
但し、このとき、書込まれるべき画像データが設定書込み異常識別用データに置き換えることを操作者に報知するため、報知手段IMとしてのモニタ6の画面に、画像データの書込み異常が発生したため画像データを設定書込み異常データに置き換える旨を表示し(ステップ#38)、操作者がその画面表示を確認し、操作卓7から復旧処理の開始を指示入力したときに、上記した復旧処理を実行する(ステップ#40,#41)。
【0060】
上記した異常データ書き換え処理では、上記第1実施形態のような不揮発性メモリ41を備えなくても、実質的に通電停止の対策を施した形となっている。
すなわち、ステップ#40の書込み異常の発生した画像データを設定書込み異常識別用データにて書き換える処理の途中で停電等により主制御装置5への通電が停止すると、主制御装置5に対する通電が回復して、新たに図6及び図7の管理処理の実行が開始されたときに、ステップ#37で実データ記録処理時の書込み異常と判断されて、ステップ#38〜ステップ#41の処理のやり直しとなる。
又、ステップ#41の第3,第4基本管理用データの更新処理中に停電等により主制御装置5への通電が停止すると、主制御装置5に対する通電が回復して、新たに図6及び図7の管理処理の実行が開始されたときに、ステップ#35で第2管理用データ記録処理時に書込み異常が発生したものと判断されて、ステップ#36にて第2管理用データが修復されるか、あるいは、場合によっては、ステップ#37で実データ記録処理時の書込み異常と判断されて、ステップ#38〜ステップ#41の処理のやり直しとなる。
【0061】
尚、上述の管理用データ修復処理(ステップ#33,#36)において修復処理中にも停電等により通電停止となる場合があるが、この場合は、上記第1実施形態と同様に、更新対象の第1管理用データ(ステップ#33の場合)又は第2管理用データ(ステップ#36の場合)はもともと壊れているので、ステップ#32又はステップ#35の判断によって同じ処理が再度繰り返される。
【0062】
{その他の実施形態}
以下、本発明のその他の実施形態を列記する。
(1)上記第1実施形態や第2実施形態では、第1管理用データ及び第2管理用データを、それの記録時に書込み異常が発生したか否か検出可能なデータとするために、夫々同一の基本管理用データを2度書込むように構成しているが、例えば、実際のデータにそのデータの各ビットの総和値を付加したデータに変換処理する等のように記録対象のデータの特徴を抽出したデータを付加する変換処理や、データ改変を加えると元のデータに復元できないような変換処理を基本管理用データに適用して第1管理用データ又は第2管理用データを作製するようにしても良い。
(2)上記第1実施形態及び第2実施形態では、第1管理用データ及び第2管理用データの夫々を、基本管理用データを2度書込むことにより作製し記録しているが、夫々3度以上書込んでも良い。
【0063】
(3)上記第1実施形態及び第2実施形態では、第1管理用データや第2管理用データの管理用データについての書込み異常の特定のみならず、実際の画像データの書込み処理である実データ記録処理時に書込み異常が発生したか否かの特定をも行っているが、実データ記録処理時の書込み異常の検出を行わないようにしても良い。
この場合、第1管理用データ記録処理で、基本管理用データを夫々異なる記録エリアに2度記録し、第2管理用データ記録処理で、基本管理用データを更に異なる記録エリアに1度記録し、3個の基本管理用データで第1管理用データ及び第2管理用データを構成するように簡略化することも可能である。
このような管理用データの記録処理において書込み異常が発生したか否かは、3つの基本管理用データを読み込んで、それらが全て一致しているか否かによって判別でき、3つの基本管理用データのうちの何れの記録処理時に書込み異常が発生したかについては、2つの基本管理用データが一致すれば残りの基本管理用データが書込み異常であり、3つの基本管理用データが全て異なるときは、2番目に書込んだ基本管理用データが書込み異常であると判別できる。
【0064】
(4)上記第1実施形態及び第2実施形態では、図4及び図5に示す管理処理、並びに、図6及び図7に示す管理処理は、主制御装置5の起動時に実行するように構成しているが、起動時ではなく、起動後において定期的に実行するように構成しても良い。
(5)上記第2実施形態では、異常データ書き換え処理において、実データ記録処理時に書込み異常が発生し、書込み異常となった画像データを設定書込み異常識別用データに置き換える旨をモニタ6に表示して操作者に報知しているが、このモニタ表示を省略して、直ちに設定書込み異常識別用データに置き換える処理を実行しても良い。
【0065】
(6)上記第1実施形態及び上記第2実施形態では、データ記録装置RDとしてハードディスクドライブ40を例示しているが、光磁気ディスクを記録媒体とする光磁気ディスクドライブや、フレキシブルディスクを記録媒体とするフレキシブルディスクドライブ等の種々のデータ記録装置RDに本発明を適用できる。
(7)上記第1実施形態及び第2実施形態では、コンピュータシステムとして小型汎用コンピュータを例示しているが、例えば機器組み込み型のコンピュータ等の種々のコンピュータシステムに本発明を適用できる。
【0066】
【発明の効果】
上記請求項1記載の構成によれば、夫々が記録対象データの書込み又は読取りのための管理用データである第1管理用データと第2管理用データとを記録することで、何れかの管理用データの記録処理のタイミングにおいて通電停止等によりデータの書込み異常が発生して、その管理用データが異常なデータとなってしまった場合でも、もう一方の管理用データが正常なデータとして存在し、しかも、第1管理用データと第2管理用データのどちらに正常な管理用データが含まれているかを特定できるので、その正常な管理用データによって全ての管理用データを復元することが可能となり、もって、通電停止等により記録処理が正常に終了しなかった場合において、データの損失を可及的に低減できるに至った。
【0067】
更に、実データ記録処理時において停電等により通電停止すると、記録されている第1管理用データは記録処理が停止した記録対象データについての管理用データであるのに対して、記録されている第2管理用データは前回記録処理した記録対象データについての管理用データであるので、これら第1管理用データ及び第2管理用データを対比することにより、実データ記録処理時に書込み異常が発生したか否かを検知できる。
もって、処理時間の増大を回避しながら、実データ記録処理時に書込み異常が発生したか否かを検知できるものとなった。
又、第1管理用データと第2管理用データとは、第1管理用データから第2管理用データを、あるいは逆に、第2管理用データから第1管理用データを作製可能な関係さえ有していれば、両者が必ずしも同一のデータである必要はないが、上記のように両者と同一のデータにて構成することで、これらの管理用データの取り扱いを簡単化することができる。
【0068】
又、上記請求項2記載の構成によれば、第1管理用データ判別処理によって、第1管理用データ記録処理時における書込み異常の有無を判断し、第2管理用データ判別処理によって、第2管理用データ記録処理時における書込み異常の有無を判断し、第1管理用データ及び第2管理用データが正常に書き込まれたものと判断したときに、第1管理用データと第2管理用データとが同一の実データ記録処理に対して記録されたものであるか否かによって実データ記録処理時における通電停止による書込み異常の有無を判断することで、何れの処理タイミングにおいて書込み異常が発生したかが的確に特定されるので、その後の復帰処理を迅速に行える。
【0069】
又、上記請求項3記載の構成によれば、第1管理用データ記録処理時又は第2管理用データ記録処理時において書込み異常が発生したときに、正常な方の管理用データによって管理用データの全体を修復するので、第1管理用データ記録処理時に書込み異常が発生した場合であれば記録対象データの記録作業を開始する前の状態に復帰し、第2管理用データ記録処理時に書込み異常が発生した場合であれば記録対象データが記録処理が正常に完了した状態に自動的に復帰する。
もって、操作者の管理負担を軽減することができる。
【0070】
又、上記請求項4記載の構成によれば、実データ記録処理時に書込み異常が発生したときに、読み取った第1管理用データ及び第2管理用データに共通して含まれる記録対象データに関する情報によって、第1管理用データ又は第2管理用データを作製して記録することで、書込みが異常となった記録対象データに関する情報を管理用データから削除して、記録対象データの記録作業を開始する前の段階に復帰させる作業が自動的に実行され、操作者の作業負担を軽減することができる。
【0071】
又、上記請求項5記載の構成によれば、不揮発性メモリに異常データ削除処理中の情報を記憶させておくことで、例え異常データ削除処理中に通電停止が発生して、第1管理用データ等の書込み異常が発生したとしても、通電回復後にその不揮発性メモリの記憶内容を参照して復旧作業を再開することができ、信頼性をより一層高めることができる。
【0072】
又、上記請求項6記載の構成によれば、実データ記録処理時に書込み異常が発生したときに、正常に書き込まれなかったデータについて設定書込み異常識別用データを書込み、且つ、前記第1管理用データに基づいて前記第2管理用データを作製して記録することで、形式的には記録対象データの記録作業を正常終了した状態に移行させる作業が自動的に実行され、操作者の作業負担を軽減することができると共に、通電回復の後に前記設定書込み異常識別用データを利用することで、書込み異常の発生箇所を詳細に特定することが可能となる。
しかも、実データ記録処理時に書込み異常が発生したときに、上記の異常データ書き換え処理にて復旧作業を行うと、上述のような不揮発性メモリを備えることなく復旧作業が可能となり、システムの構成の簡素化を図ることができる。
【0073】
又、上記請求項7記載の構成によれば、操作者に対して報知手段の報知により注意を喚起させるので、操作者が通電回復後に前記設定書込み異常識別用データを利用したことを見過ごしてしまうのを回避できる。
又、上記請求項8記載の構成によれば、同一のデータ内容を有する基本管理用データを複数回記録して、第1管理用データ又は第2管理用データを複数個の同一の基本管理用データの集合として作製することで、データの処理を単純化すると共に、単純な比較処理で確実に書込み異常の有無を検出できる。
【0074】
又、上記請求項9記載の構成によれば、第1管理用データ記録処理時又は第2管理用データ記録処理時において書込み異常が発生したときに、正常な方の管理用データによって管理用データの全体を修復するので、第1管理用データ記録処理時に書込み異常が発生した場合であれば記録対象データの記録作業を開始する前の状態に復帰し、第2管理用データ記録処理時に書込み異常が発生した場合であれば記録対象データが記録処理が正常に完了した状態に自動的に復帰する。
一方、実データ記録処理時において書込み異常が発生したときには、前記第1管理用データ又は前記第2管理用データを作製して記録する修復処理を自動的に実行する。
もって、停電等により通電停止して、記録対象データの記録作業中に書込み異常が発生したとき、その書込み異常の発生タイミングが何れの処理中であっても、データの損失を可及的に低減することができる。
【0075】
又、上記請求項10記載の構成によれば、第1管理用データ又は第2管理用データを複数個の同一の基本管理用データの集合として作製することになり、データの処理を単純化すると共に、単純な比較処理で確実に書込み異常の有無を検出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる写真プリントシステムのブロック構成図
【図2】本発明の実施の形態にかかる写真プリントシステムの外観斜視図
【図3】本発明の実施の形態にかかる記録時処理のフローチャート
【図4】本発明の第1実施形態にかかる管理処理のフローチャート
【図5】本発明の第1実施形態にかかる管理処理のフローチャート
【図6】本発明の第2実施形態にかかる管理処理のフローチャート
【図7】本発明の第2実施形態にかかる管理処理のフローチャート
【符号の説明】
DC データ記録管理手段
IM 報知手段
RD データ記録装置
41 不揮発性メモリ
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a data recording management system provided with a data recording management means for managing recording processing of data to be recorded on a recording medium in a data recording apparatus provided in the computer system, and recording of data to be recorded on the recording medium. The present invention relates to a data record management program for managing processing.
[0002]
[Prior art]
As for an aspect of recording data on a recording medium, there are conventionally various recording formats called a so-called file system.
In these recording formats, normally, in order to read / write data to / from the recording medium, for example, information such as the location of the data to be recorded on the recording medium is generated as management data, and the recording medium itself If an auxiliary storage means is provided, the information is recorded in the storage means.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above-described conventional configuration, during the recording process, only the management data recording process and the recording target data recording process are executed. May not be completed normally, and the process after the energization recovery may not be executed normally. In particular, when the energization is stopped during the management data recording process and the management data is destroyed, it becomes impossible to access the data recorded on the recording medium.
The present invention has been made in view of such circumstances, and an object of the present invention is to reduce data loss as much as possible in the case where the recording process does not end normally due to an energization stop or the like.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
  By providing the configuration according to claim 1,In the data recording device provided in the computer systemIn a data recording management system provided with data recording management means for managing recording processing of recording target data on a recording medium, the data recording management means is configured to record the recording target processing in writing the recording target data on the recording medium. Both the first management data for writing or reading the target data and the second management data for writing or reading the recording target data have a setting relationship and are written at any recording time. A management data recording process for creating and recording data that can detect whether an abnormality has occurred and a real data recording process for writing the recording target data to the recording medium are executed.The first management data recording process for creating and recording the first management data as data that can be detected as to whether or not a write error has occurred during the recording; A second management data recording process for generating and recording the second management data as data capable of detecting whether or not a write error has occurred during the recording; 1 management data recording process, the actual data recording process, and the second management data recording process are executed in this order, and the data recording management means includes information for identifying data and information on a write position The first management data and the second management data are composed of the same data including the actual data recording process in which the first management data and the second management data are the same Based on those recorded is determined whether the information for the said recording target data in the real data recording process is configured to determine whether successfully written.
[0005]
That is, the first management data and the second management data, which are management data for writing or reading the data to be recorded, are recorded, so that power is supplied at the timing of any of the management data recording processes. Even if a data write error occurs due to a stop or the like, and the management data becomes abnormal data, the other management data exists as normal data, and the first management data and Since it is possible to identify which of the second management data contains the normal management data, it is possible to restore all the management data by using the normal management data.
Therefore, when the recording process does not end normally due to energization stop or the like, data loss can be reduced as much as possible.
Whether the first management data and the second management data are abnormal is determined at which timing of the first management data recording process or the second management data recording process. Such as a method of making a data configuration that can identify a write abnormality, a method of determining which recording process an abnormality has occurred by judging both the first management data and the second management data, etc. It can be determined by various methods.
[0007]
  or,Since the writing abnormality does not occur during the recording process of the first management data and the second management data, the writing abnormality may occur due to the energization stop or the like when the recording target data is written to the recording medium. If it can be detected that a writing error has occurred during actual data recording processing, it can be used as useful information.
  In this case, it is possible to detect the writing abnormality by converting the recording target data itself into a data format capable of detecting the writing abnormality, but in general, the management data having a small amount of data and On the other hand, if such conversion processing is performed on data to be recorded, which is often very large data, the data recording processing time becomes very long due to the conversion processing time. is not.
[0008]
Therefore, as described above, whether or not a write error has occurred during the actual data recording process by executing the first management data recording process, the actual data recording process, and the second management data recording process in this order. It is possible to determine whether or not.
In other words, when the energization is stopped due to a power failure or the like during the actual data recording process, the recorded first management data is the management data for the recording target data for which the recording process is stopped, while the recorded first data 2. Since the management data is management data for the previously recorded data to be recorded, whether the writing error occurred during the actual data recording process by comparing the first management data and the second management data. Whether or not can be detected.
[0009]
  Even when a write error occurs in the first management data recording process or the second management data recording process, it is determined that the first management data and the second management data are for different recording target data. However, as described above, both the first management data and the second management data are prepared as data that can detect whether or not a write error has occurred during recording. Thus, a case in which a write error has occurred in the first management data recording process or the second management data recording process can be excluded from the determination target in advance.
  Therefore, it is possible to detect whether or not a writing abnormality has occurred during the actual data recording process while avoiding an increase in processing time.
  Further, the first management data and the second management data may have a relationship in which the second management data can be created from the first management data, or conversely, the first management data can be created from the second management data. If they are included, they do not necessarily have to be the same data, but the management of these management data can be simplified by configuring them with the same data as described above.
[0010]
  Also, the aboveClaim 2By providing the configuration described above, the data recording management means, in the management process for managing the recording contents of the recording medium, writes errors in the first management data recording process based on the read first management data A first management data discrimination process for discriminating whether or not there is a write abnormality in the second management data recording process based on the read second management data; The discrimination results in the first management data discrimination process and the second management data discrimination process, and the first management data and the second management data are recorded for the same actual data recording process. Based on the determination information as to whether or not the data to be recorded is the actual data for determining whether or not the recording target data has been normally written in the actual data recording process. It is configured to perform a data determination process.
[0011]
That is, it is determined whether or not there is a writing abnormality during the first management data recording process by the first management data determination process, and whether or not there is a writing abnormality during the second management data recording process by the second management data determination process When the first management data and the second management data are normally written, the first management data and the second management data are identical to the actual data recording process. By determining whether or not there is a write error due to the stop of energization during the actual data recording process depending on whether or not it has been recorded, it is possible to accurately identify at which processing timing the write error has occurred. The return process can be performed quickly.
[0012]
  Also, the aboveClaim 3With the configuration described above, when the data recording management unit determines that there is a writing abnormality in the first management data determination process, the data management unit stores the first management data based on the second management data. A management data repair that creates and records the second management data based on the first management data when it is determined that there is a write error in the second management data discrimination process. It is configured to perform processing.
[0013]
That is, when a write error occurs during the first management data recording process or the second management data recording process, the entire management data is restored with the normal management data, so the first management data If a writing error occurs during the data recording process, the state returns to the state before starting the recording operation of the recording target data. If a writing error occurs during the second management data recording process, the recording target data is stored. The recording process automatically returns to the completed state.
Therefore, the management burden on the operator can be reduced.
[0014]
  Also, the aboveClaim 4With the above-described configuration, the data recording management unit reads the first management data and the second management data that are read when the recording target data is determined not to be normally written in the actual data determination processing. It is configured to execute an abnormal data deletion process for creating and recording the first management data or the second management data based on the information related to the recording target data that is included in common for the management data.
[0015]
That is, when a writing error occurs during the actual data recording process, the first management data or the second management data is determined according to the information related to the recording target data that is included in common with the read first management data and second management data. By creating and recording data for recording, the information related to the data to be recorded for which writing has become abnormal is deleted from the management data, and the work to return to the stage before recording of the data to be recorded starts automatically. It is possible to reduce the work load on the operator.
[0016]
  Also, the aboveClaim 5By providing the configuration described above, the data recording management means includes the information related to the recording target data included in the first management data and the second management data read in the abnormal data deletion process. The non-volatile memory is configured to store information indicating that the first management data or the second management data created based on the information is being processed during the process of recording the data.
[0017]
In other words, in situations where a power outage has occurred due to a power failure due to a typhoon or lightning, even after recovering from a power outage, there is often a case where the power failure is repeated after that. When the abnormal data deletion process is being performed as an operation, the energization is stopped again, and the data being repaired may be destroyed.
Therefore, by storing the information during abnormal data deletion processing in the nonvolatile memory as described above, for example, the energization stop occurs during abnormal data deletion processing, and the writing abnormality of the first management data, etc. occurs. Even if it is done, the recovery operation can be resumed with reference to the stored contents of the nonvolatile memory after the power supply is restored, and the reliability can be further enhanced.
The non-volatile memory includes not only a memory that retains data in a non-powered state such as a flash memory but also a non-volatile memory such as an SRAM that is backed up by a battery.
[0018]
  Also, the aboveClaim 6By providing the configuration described above, the data recording management means for setting write abnormality identification for data that has not been normally written when it is determined that the recording target data has not been normally written in the actual data determination processing After the data is written, an abnormal data rewriting process is performed to create and record the second management data based on the first management data.
  That is, when a write error occurs during the actual data recording process, the setting write error identification data is written for the data that has not been normally written, and the second management data is changed based on the first management data. By creating and recording, the operation of shifting the recording operation of the data to be recorded to the state where the recording is completed normally is automatically executed, so that the burden on the operator can be reduced and the power supply can be restored. By using the setting write abnormality identification data later, it becomes possible to specify the location where the write abnormality has occurred in detail.
[0019]
In addition, when a write error occurs during the actual data recording process, if the recovery operation is performed by the above abnormal data rewrite process, the recovery operation can be performed without providing the non-volatile memory as described above. Simplification can be achieved.
In other words, if a write error occurs due to the stop of energization during the recording process of the second management data created based on the first management data, the second management data will be recovered at the next energization recovery. The write abnormality is detected by the data discrimination process, and for example, a recovery operation such as the management data restoration process can be executed.
On the other hand, if the writing abnormality occurs when the setting write abnormality identification data is being recorded and the writing abnormality occurs, the restoration work is executed in the abnormal data rewriting process at the next energization recovery.
The setting write abnormality identification data is set as data notifying the operator that the data is not normal without causing the computer system to operate abnormally when the operator uses the setting writing abnormality identification data. Is done.
[0020]
  Also, the aboveClaim 7By providing the configuration described above, when the data recording management unit determines that the recording target data has not been normally written in the actual data determination process, the data recording management unit is configured to notify the notification unit to that effect. Yes.
  Accordingly, since the operator is alerted by the notification of the notification means, it can be avoided that the operator overlooks the use of the setting write abnormality identification data after the restoration of energization.
[0022]
  Also, the aboveClaim 8With the configuration described above, the data recording management means records the basic management data having the same data contents a plurality of times in the first management data recording process or the second management data recording process. Whether the basic management data included in the read first management data or the second management data coincides with each other in the first management data determination process or the second management data determination process Is configured to detect the presence or absence of a write error.
[0023]
That is, for producing the first management data or the second management data as data that can detect a writing abnormality, for example, as a relatively simple form, the sum value of each bit of the data is added to the actual data. It is also possible to convert the data to a data format that can detect write errors, such as converting to the same data, but as described above, the basic management data having the same data content is recorded multiple times. By creating the first management data or the second management data as a set of a plurality of the same basic management data, the data processing can be simplified and the write error can be reliably performed by a simple comparison process. The presence or absence of can be detected.
[0024]
  Also, the aboveClaim 9A data recording management program for managing a recording process of recording target data on a recording medium in a data recording apparatus provided in a computer system by providing the configuration described above is a recording time process for writing the recording target data to the recording medium. In order to write or read the data to be recordedIncludes information for identifying data and information on write positionFirst management data recording processing for creating and recording first management data as data that can be detected as to whether or not a writing error has occurred during recording, and actual data for writing the recording target data to the recording medium For recording processing and writing or reading of the data to be recordedThe same data as the first management dataSecond management data record for creating and recording the second management data as data having a setting relationship with the first management data and capable of detecting whether or not a writing abnormality has occurred during the recording. First management for determining whether or not there is a writing abnormality in the first management data recording process based on the read first management data in a management process for managing the recording contents of the recording medium Data discriminating process, second management data discriminating process for discriminating whether or not there is a writing abnormality in the second management data recording process based on the read second management data, and the first management data discriminating process And the determination result in the second management data determination process, and the first management data and the second management data are recorded for the same actual data recording process. The first management data discriminating process is executed by executing an actual data discriminating process for discriminating whether or not the recording target data is normally written in the actual data recording process based on the judgment information as to whether or not the data When it is determined that there is a write abnormality, the first management data is created and recorded based on the second management data, and it is determined that there is a write abnormality in the second management data determination process. A management data repair process for creating and recording the second management data based on the first management data, and the recording target data is not written normally in the actual data determination process. When it is determined that the first management data or the second management data has been determined, a repair process for creating and recording the first management data or the second management data is executed.
[0025]
Accordingly, when a write error occurs during the first management data recording process or the second management data recording process, the entire management data is restored with the normal management data. If a writing error occurs during the data recording process, the state returns to the state before starting the recording operation of the recording target data. If a writing error occurs during the second management data recording process, the recording target data is stored. The recording process automatically returns to the completed state.
On the other hand, when a write error occurs during the actual data recording process, a repair process for creating and recording the first management data or the second management data is automatically executed.
Therefore, when power failure occurs due to a power failure, etc., and a write error occurs during recording of the data to be recorded, data loss is reduced as much as possible regardless of the processing timing of the write error. can do.
Note that the first management data recording process, the actual data recording process, and the second management data recording process, which are sequentially executed, do not necessarily need to be executed continuously. The case where the process is sandwiched is also included.
[0026]
  Also, the aboveClaim 10In the first management data recording process or the second management data recording process, the basic management data having the same data content is recorded a plurality of times, and the first management data is provided. In the determination process or the second management data determination process, the presence or absence of a write error is detected based on whether or not the basic management data included in the read first management data or the second management data matches each other. Is configured to do.
  Accordingly, the first management data or the second management data is created as a set of a plurality of the same basic management data, and the data processing is simplified and the write error is reliably ensured by a simple comparison process. The presence or absence of can be detected.
[0027]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment in which the data recording management system of the present invention is applied to a photo print system will be described with reference to the drawings.
{First embodiment}
The photographic print system DP exemplified in the present embodiment is known as a so-called digital minilab machine, and as shown in FIG. 2, developed photographic film 1 (hereinafter simply referred to as “film 1”). Image input device IR for inputting image data for producing a photographic print from a memory card, MO or CD-R, etc., and image data input by the image input device IR is exposed to photographic paper 2 And an exposure / development apparatus EP.
[0028]
[Schematic configuration of image input device IR]
As schematically shown in FIG. 1, the image input device IR includes a film scanner 3 for reading a frame image of the film 1, an external input / output device 4 including a memory reader, an MO drive, a CD-R drive, and the like. The main control device 5 is configured by a general-purpose small computer system and controls the film scanner 3 and the external input / output device 4 and performs management of the entire photo print system DP. A monitor 6 that displays a simulated image simulating a finished print image and various control information is connected to an operation console 7 for manually setting exposure conditions and inputting control information.
[0029]
The film scanner 3 includes a halogen lamp 10, a dimming filter 11 for adjusting the color balance of light emitted from the halogen lamp 10, a mirror tunnel 12 that uniformly mixes light that has passed through the dimming filter 11, and a conveyance A film mask unit 13 that is provided with a mechanism 13a, a film mask (not shown), and the like and positions the film 1 at a predetermined reading position, a CCD line sensor unit 14 for photoelectrically converting a frame image of the film 1, and a film 1 A lens 15 for forming an image of the image on the CCD line sensor unit 14, a mirror 16 for bending the optical path by 90 degrees, and a processing circuit for amplifying and A / D converting the output signal of the CCD line sensor unit 14. 17 and a reading control device 18 that controls the entire film scanner 3 are provided.
[0030]
The CCD line sensor unit 14 includes three lines of CCD line sensors in which about 5000 CCD elements are arranged in the width direction of the film 1, and the light receiving surface of each CCD line sensor has red, green, and blue colors, respectively. A color filter is formed to detect the frame image of the film 1 by color separation.
Based on the reading command from the main control device 5, the reading control device 18 starts the transport movement of the film 1 set on the film mask unit 13 and also outputs the frame image of the film 1 output from the processing circuit 17. The image data is output to the main controller 5.
[0031]
[Schematic configuration of exposure / development apparatus EP]
The exposure / development apparatus EP develops an exposure unit 20 provided with a PLZT print head 20a, an exposure control apparatus 21 for controlling the exposure unit 20, and the photographic paper 2 exposed by the exposure unit 20 inside the casing. A development processing unit 22, a development control device 23 for controlling a photographic paper transport system in the development processing unit 22 and managing a development processing liquid, a printer control device 24 for controlling the entire exposure / development device EP, and a housing There is provided a photographic paper transport system PT that transports the photographic paper 2 drawn from the photographic paper magazine 8 disposed on the upper surface to the development processing unit 22 by a number of transport rollers 25 and the like.
[0032]
Outside the housing of the exposure / development apparatus EP, a sorter 26 for classifying the photographic paper 2 developed and dried by the development processing unit 22 into orders, and the photographic paper 2 discharged from the discharge port 22a. Is provided with a conveyor 27 for conveying the control information to the sorter 26, and a console 29 for inputting various control information and a monitor 30 for displaying the various control information.
Further, a cutter 28 for cutting the long photographic paper 2 drawn out from the photographic paper magazine 8 into a set print size is provided in the middle of the conveyance path of the photographic paper conveyance system PT.
[0033]
[Photo print production operation]
Next, a photographic print production operation by the photographic print system DP having the above configuration will be schematically described.
When the operator inputs an instruction to make a photographic print for the frame image of the film 1, the main control device 5 instructs the film scanner 3 to read the film 1, and the image of the film 1 is read from the reading control device 18. Data is sequentially received and recorded in a hard disk drive 40 as a built-in data recording device RD.
On the other hand, when the operator inputs an instruction to create a photographic print for image data recorded on a recording medium such as a memory card, MO, or CD-R, the main controller 5 selects the corresponding drive of the external input / output device 4. The image data is instructed to be read, and the image data is sequentially received from the drive and recorded in the hard disk drive 40.
[0034]
In the present embodiment, the main control device 5 functions as data recording management means DC that manages the recording process of data to be recorded on the recording medium (magnetic disk) in the data recording device RD. Management is performed when image data received from the output device 4 is recorded as data to be recorded, and the image data is recorded in the hard disk drive 40. Specific processing will be described later.
[0035]
Based on the image data input as described above, main controller 5 calculates a simulated image that will be obtained when a print is produced using the image data by an image processing circuit (not shown). And display it on the monitor 6. The operator observes the simulated image on the monitor 6, and performs an exposure condition correction input operation from the console 7 if an appropriate image is not obtained.
The image processing circuit of the main controller 5 generates exposure image data for each of red, green, and blue under predetermined calculation conditions according to the input image data and the correction input.
[0036]
The exposure image data is sent to the printer control device 24 of the exposure / development apparatus EP and stored in a memory provided in the printer control device 24.
When the printer control device 24 detects that the front end of the photographic paper 2 has been conveyed to a predetermined exposure start position based on the conveyance information of the photographic paper 2 obtained from the photographic paper conveyance system PT, the exposure control device 21. To start the exposure operation, and sequentially transmits the image data for exposure to the exposure control device 21 at a speed corresponding to the exposure processing speed of the exposure unit 20.
The exposure control device 21 activates each optical shutter of the PLZT print head 20a based on the received exposure image data to form a latent image of the print image on the photographic paper 2.
[0037]
The photographic paper 2 subjected to the exposure processing in the exposure unit 20 is transported to the development processing unit 22 by the photographic paper transport system PT, and is developed by sequentially passing through each development processing tank.
The developed photographic paper 2 is further dried and then discharged from the discharge port 22a onto the conveyor 27 and collected by the sorter 26 for each order.
[0038]
[Processing of data recording management means DC]
Next, the function as the data recording management means DC of the main controller 5 will be described. The main controller 5 assumes such a case that energization of the main controller 5 is stopped due to a power failure or the like while the image data is being written to the hard disk drive 40. Even in this case, the data recording management program shown in the flowcharts of FIGS. 3 to 5 is executed so that the loss of image data is minimized.
[0039]
The process will be specifically described below.
First, when the image data received from the reading control device 18 or the like is written to the hard disk drive 40, the recording process shown in the flowchart of FIG. 3 is executed.
In the recording operation shown in FIG. 3, management data recording processing for creating management data for writing or reading image data and recording it in a predetermined area of the hard disk drive 40, and writing actual image data are performed. The actual data recording process is executed.
The management data includes four pieces of basic management data including information for identifying image data to be written, such as a file name, and information on a writing position set by searching for a free recording area. Produced. However, these four basic management data have exactly the same data contents. By writing a single basic management data into different recording areas on the magnetic disk four times, substantially four basic management data. Is configured.
[0040]
The four basic management data are recorded on the magnetic disk after the actual data recording process, the first management data including two basic management data recorded on the magnetic disk prior to the actual data recording process. It is divided into second management data consisting of two basic management data.
That is, the two basic management data writes in step # 1 and step # 2 shown in the flowchart of FIG. 3 are the first management data recording process for recording the first management data, and the actual data recording in step # 3. The writing of the basic management data twice in step # 4 and step # 5, which is executed after the processing, becomes the second management data recording process for recording the second management data, and the first management data recording The process, the actual data recording process, and the second management data recording process are sequentially executed.
As described above, the four basic management data are all the same data. Therefore, the first management data and the second management data are completely the same data. In order to distinguish them, the basic management data written for the first time in step # 1 is the first basic management data, and the basic management data written for the second time in step # 2 is for the second basic management. Data, the basic management data written for the third time in step # 4 is called third basic management data, and the basic management data written for the fourth time in step # 5 is called fourth basic management data.
[0041]
Next, the processing of FIGS. 4 and 5 will be described.
The management processing of FIGS. 4 and 5 is executed when the main control device 5 is activated.
That is, when energization of the main controller 5 is started, first, it is confirmed whether the restoration storage flag stored in the nonvolatile memory 41 provided in the main controller 5 is set or cleared (step #). 11). As will be described in detail later, the restoration storage flag is set when the energization is further stopped during the restoration operation after the energization is stopped. The nonvolatile memory 41 is constituted by, for example, a flash memory or a battery backup memory.
[0042]
If the recovery storage flag is in the clear state (step # 11), the first management data on the magnetic disk, that is, the first basic management data and the second basic management data are read (step # 12), and the first basic data is read out. It is compared whether or not the management data matches the second basic management data (step # 13).
If the first basic management data and the second basic management data match, it means that the basic management data, that is, the first management data has been written normally, and is the same data. If the expected first basic management data and the second basic management data do not match, the energization is stopped at any timing during the writing of the first basic management data and the second basic management data. Therefore, it can be determined that the writing has not ended normally and a writing error has occurred. Accordingly, the process of step # 13 is a first management data discrimination process for discriminating a write abnormality in the first management data recording process based on the read first management data.
[0043]
If it is determined in step # 13 that a write error has occurred during the first management data recording process, the first management data is created and recorded based on the second management data. More specifically, the first and second basic management data on the magnetic disk constituting the first management data are updated by the fourth basic management data constituting the second management data (step # 14). .
This is because when the writing abnormality occurs in the first management data, the power supply is stopped at the time of writing the first management data, so the second management data is the data at the time of the previous recording process. Since the data is left as normal data, the first management data can be repaired with the normal second management data, and the image data recording operation (processing in FIG. 3) at the time when the writing abnormality occurs is started. It is restored to its previous state. Note that the third basic management data may be used instead of the fourth basic management data to update the first and second basic management data on the magnetic disk.
[0044]
If it is determined in step # 13 that no write abnormality has occurred during the first management data recording process, the second management data on the magnetic disk, that is, the third and fourth basic management data are then read ( Step # 15), it is compared whether or not the third basic management data matches the fourth basic management data (step # 16).
If the third basic management data and the fourth basic management data match, this means that the basic management data, that is, the second management data has been written normally, and they are the same data. If the expected third basic management data and the fourth basic management data do not match, the energization is stopped at any time during the writing of the third basic management data and the fourth basic management data. Therefore, it can be determined that the writing has not ended normally and a writing error has occurred. Accordingly, the process of step # 16 is a second management data discrimination process for discriminating a writing abnormality in the second management data recording process based on the read second management data.
[0045]
If it is determined in step # 16 that a write error has occurred during the second management data recording process, the second management data is created and recorded based on the first management data. More specifically, the third and fourth basic management data on the magnetic disk constituting the second management data are updated by the first basic management data constituting the first management data (step # 17). .
This is because when the writing abnormality occurs in the second management data, the energization is stopped at the time of writing the second management data, so the recording process of the first management data and the writing of the image data itself Is completed normally, the second management data can be restored with the normal first management data, and the image data recording process (processing in FIG. 3) at the time when the writing abnormality occurs is all normal. It is repaired to a completed state. Note that the second basic management data may be used instead of the first basic management data to update the third and fourth basic management data on the magnetic disk.
[0046]
The first management data is created based on the second management data when it is determined that there is a write error in the first management data determination process by the process of step # 17 and the process of step # 14. And when the second management data discriminating process determines that there is a write error, the management data repair process is configured to create and record the second management data based on the first management data. ing.
[0047]
When it is determined in step # 16 that no writing abnormality has occurred during the second management data recording process, the first management data and the second management data are recorded for the same actual data recording process. It is judged whether it is a thing. Specifically, it is determined whether or not the first basic management data matches the fourth basic management data (step # 18).
At the time of processing in step # 18, since both the first management data and the second management data have been normally recorded, the first basic management data and the fourth basic management data do not match. That is, the process is stopped by the energization stop at the time of the actual data storing process for writing the image data, and the first management data is the data set for the image data that is being recorded at that time, The second management data is data set for the image data of the previous recording work.
Therefore, in step # 18, the determination results in the first management data determination process (step # 13) and the second management data determination process (step # 16), the first management data and the second management data, Actual data discrimination processing for discriminating whether or not the data to be recorded has been normally written in the actual data recording processing based on the determination information as to whether or not the data is recorded for the same actual data recording processing. Will be running.
[0048]
If the first basic management data and the fourth basic management data match, the image data recording operation has been completed normally, and the management processing of FIGS. Migrate to
On the other hand, when it is determined in step # 18 that a writing error has occurred in the actual data recording process, a repair process for creating and recording the first management data or the second management data is executed. In the first embodiment, the abnormal data deletion process of step # 19 to step # 23 is executed as the repair process.
In this abnormal data deletion process, the first management data or the second management data is created and recorded based on the information relating to the image data that is included in common with the read first management data and second management data.
Specifically, management data is created at the coincident portion between the first basic management data and the fourth basic management data (step # 19), and the first and second data on the magnetic disk are created using the created management data. The second, third, and fourth basic management data are updated and recorded (step # 22). Accordingly, the image data in which the writing abnormality has occurred disappears from the management data, so that the data is substantially deleted.
[0049]
However, at this time, it was read because the power supply to the main controller 5 was stopped due to a power failure or the like during the update process of the first, second, third, and fourth basic management data. Information related to image data that is commonly included in the first management data and the second management data, that is, the management data created in step # 19 is written in the nonvolatile memory 41 (step # 20), and in step # 22. Before the update processing of the first, second, third, and fourth basic management data, the first management data or the second management data created by the management information created in step # 19 is recorded. The recovery storage flag in the non-volatile memory 41 is set to the set state as information indicating that processing is in progress during processing (step # 21). Then, after the update processing of the first, second, third, and fourth basic management data in step # 22 is completed, the restoration storage flag is cleared (step # 23).
[0050]
By taking measures to stop energization in this way, the main controller 5 is energized due to a power failure or the like in the update processing of the first, second, third, and fourth basic management data in step # 22. When stopped, the management data written in step # 20 is stored and held in the nonvolatile memory 41, and the recovery storage flag is maintained in the set state.
Accordingly, when energization to the main control device 5 is restored and execution of the management process of FIGS. 4 and 5 is newly started, it is confirmed that the recovery storage flag is set (step # 11). The management data stored in the non-volatile memory 41 is read (step # 24), and the first, first, second, third and fourth basic management data on the magnetic disk are updated with the management data. Then, the restoration storage flag is cleared (step # 23).
[0051]
In the above-described management data restoration process (steps # 14 and # 17), the power supply may be stopped due to a power failure or the like even during the restoration process. In this case, the first management data to be updated (step #) 14) or the second management data (in the case of step # 17) is originally broken, and the same processing is repeated again according to the determination in step # 13 or step # 16.
[0052]
{Second Embodiment}
The second embodiment of the present invention is different from the first embodiment only in the processing contents of the management processing of FIGS. 4 and 5 in the first embodiment, and the other parts are completely the same as the first embodiment.
Since the processing shown in the flowchart of FIG. 3 is also the same as that of the first embodiment, the data contents of the first to fourth basic management data, the basic management data, the first management data, and the second management data The relationship is also the same, and the description is omitted.
The management process executed by the data record management means DC in the second embodiment is executed by the data record management program shown in the flowcharts of FIGS.
The processes of FIGS. 6 and 7 are executed when the main control device 5 is activated, as in the first embodiment.
That is, the first management data on the magnetic disk, that is, the first basic management data and the second basic management data are read (step # 31), and the first basic management data and the second basic management data match. Whether or not to do so is compared (step # 32).
If the first basic management data and the second basic management data match, it means that the basic management data, that is, the first management data has been written normally, and is the same data. If the expected first basic management data and the second basic management data do not match, the energization is stopped at any timing during the writing of the first basic management data and the second basic management data. Therefore, it can be determined that the writing has not ended normally and a writing error has occurred. Accordingly, the process of step # 32 is a first management data discrimination process for discriminating a writing abnormality in the first management data recording process based on the read first management data.
[0053]
If it is determined in step # 32 that a write error has occurred during the first management data recording process, the first management data is created and recorded based on the second management data. More specifically, the first and second basic management data on the magnetic disk constituting the first management data are updated by the fourth basic management data constituting the second management data (step # 33). .
This is because when the writing abnormality occurs in the first management data, the power supply is stopped at the time of writing the first management data, so the second management data is the data at the time of the previous recording process. Since the data is left as normal data, the first management data can be repaired with the normal second management data, and the image data recording operation (processing in FIG. 3) at the time when the writing abnormality occurs is started. It has been restored to its previous state. Note that the third basic management data may be used instead of the fourth basic management data to update the first and second basic management data on the magnetic disk.
[0054]
If it is determined in step # 32 that no write abnormality has occurred during the first management data recording process, then the second management data on the magnetic disk, that is, the third and fourth basic management data are read ( Step # 34), it is compared whether or not the third basic management data matches the fourth basic management data (step # 35).
If the third basic management data and the fourth basic management data match, this means that the basic management data, that is, the second management data has been written normally, and they are the same data. If the expected third basic management data and the fourth basic management data do not match, the energization is stopped at any time during the writing of the third basic management data and the fourth basic management data. Therefore, it can be determined that the writing has not ended normally and a writing error has occurred. Accordingly, the process of step # 35 is a second management data discrimination process for discriminating a write abnormality in the second management data recording process based on the read second management data.
[0055]
If it is determined in step # 35 that a write error has occurred during the second management data recording process, the second management data is created and recorded based on the first management data. More specifically, the third and fourth basic management data on the magnetic disk constituting the second management data are updated by the first basic management data constituting the first management data (step # 36). .
This is because when the writing abnormality occurs in the second management data, the energization is stopped at the time of writing the second management data, so the recording process of the first management data and the writing of the image data itself Is completed normally, the second management data can be restored with the normal first management data, and the image data recording process (processing in FIG. 3) at the time when the writing abnormality occurs is all normal. It is repaired to a completed state. Note that the second basic management data may be used instead of the first basic management data to update the third and fourth basic management data on the magnetic disk.
[0056]
When it is determined that there is a write error in the first management data discrimination process by the process of step # 36 and the process of step # 33, the first management data is changed based on the second management data. A management data restoration process for creating and recording the second management data based on the first management data when it is determined that there is a writing abnormality in the second management data discrimination process. It is composed.
[0057]
When it is determined in step # 35 that no writing abnormality has occurred during the second management data recording process, the first management data and the second management data are recorded for the same actual data recording process. It is judged whether it is a thing. Specifically, it is determined whether or not the first basic management data matches the fourth basic management data (step # 37).
At the time of the processing of step # 37, since both the first management data and the second management data have been normally recorded, the first basic management data and the fourth basic management data do not match. That is, the process is stopped by the energization stop at the time of the actual data storing process for writing the image data, and the first management data is the data set for the image data that is being recorded at that time, The second management data is data set for the image data of the previous recording work.
Accordingly, in step # 37, the determination results in the first management data determination process (step # 32) and the second management data determination process (step # 35), the first management data and the second management data, Actual data discrimination processing for discriminating whether or not the data to be recorded has been normally written in the actual data recording processing based on the determination information as to whether or not the data is recorded for the same actual data recording processing. Will be running.
[0058]
If the first basic management data and the fourth basic management data match, the image data recording operation has been completed normally, and the management processing of FIGS. Migrate to
On the other hand, when it is determined in step # 37 that a writing abnormality has occurred in the actual data recording process, a repair process for creating and recording the first management data or the second management data is executed. In the second embodiment, as this repair process, the abnormal data rewrite process of step # 38 to step # 41 is executed.
In this abnormal data rewriting process, after setting write abnormality identification data is written for data that has not been normally written, second management data is created and recorded based on the first management data.
Specifically, for example, “NG” or “NG” is set as the setting write abnormality identification data in the recording area of the image data in which the write abnormality has occurred, which is specified by comparing the first management data and the second management data. The image data having characters such as “Trouble” is written (step # 40), and the third basic management data and the fourth basic management on the magnetic disk with the first basic management data including information about the setting write abnormality identification data. Update data is recorded (step # 41).
[0059]
However, at this time, in order to notify the operator that the image data to be written is replaced with the setting writing abnormality identification data, the image data writing abnormality has occurred on the screen of the monitor 6 as the notification means IM. Is displayed (step # 38), and when the operator confirms the screen display and inputs an instruction to start the recovery process from the console 7, the recovery process described above is executed ( Steps # 40 and # 41).
[0060]
In the above-described abnormal data rewriting process, even if the non-volatile memory 41 as in the first embodiment is not provided, a measure for substantially stopping energization is provided.
That is, when the power supply to the main control device 5 is stopped due to a power failure or the like during the process of rewriting the image data in which the write abnormality has occurred in step # 40 with the setting write abnormality identification data, the power supply to the main control device 5 is restored. When the management process of FIGS. 6 and 7 is newly started, it is determined in step # 37 that a writing error has occurred during the actual data recording process, and the processes in steps # 38 to # 41 are repeated. Become.
Further, when the power supply to the main control device 5 is stopped due to a power failure or the like during the update process of the third and fourth basic management data in the step # 41, the power supply to the main control device 5 is recovered, and a new FIG. When execution of the management process of FIG. 7 is started, it is determined in step # 35 that a write error has occurred during the second management data recording process, and the second management data is restored in step # 36. In some cases, it is determined in step # 37 that a writing error has occurred during actual data recording processing, and the processing in steps # 38 to # 41 is repeated.
[0061]
In the above-described management data restoration process (steps # 33 and # 36), the power supply may be stopped due to a power failure or the like during the restoration process. In this case, as in the first embodiment, the update target Since the first management data (in the case of step # 33) or the second management data (in the case of step # 36) is originally broken, the same processing is repeated again according to the determination in step # 32 or step # 35.
[0062]
{Other Embodiments}
Hereinafter, other embodiments of the present invention will be listed.
(1) In the first embodiment and the second embodiment described above, the first management data and the second management data are respectively data that can detect whether or not a write abnormality has occurred during recording. The same basic management data is written twice. For example, the data to be recorded is converted into data obtained by adding the sum of the bits of the data to the actual data. The first management data or the second management data is created by applying, to the basic management data, a conversion process that adds data from which features have been extracted, or a conversion process that cannot be restored to the original data by modifying the data. You may do it.
(2) In the first and second embodiments, each of the first management data and the second management data is created and recorded by writing the basic management data twice. You may write more than three times.
[0063]
(3) In the first embodiment and the second embodiment, not only the writing abnormality is specified for the management data of the first management data and the second management data but also the actual image data writing process. Although it is specified whether or not a write error has occurred during the data recording process, the detection of the write error during the actual data recording process may not be performed.
In this case, the basic management data is recorded twice in different recording areas in the first management data recording process, and the basic management data is recorded once in different recording areas in the second management data recording process. It is possible to simplify the configuration so that the first management data and the second management data are constituted by three pieces of basic management data.
Whether or not a write error has occurred in such management data recording processing can be determined by reading the three basic management data and checking whether or not they all match. Regarding which of the recording processes occurred, if the two basic management data match, the remaining basic management data is a write abnormality, and when the three basic management data are all different, It can be determined that the second basic management data written is abnormal.
[0064]
(4) In the first and second embodiments, the management process shown in FIGS. 4 and 5 and the management process shown in FIGS. 6 and 7 are configured to be executed when the main controller 5 is started. However, the configuration may be such that it is executed periodically after startup instead of at startup.
(5) In the second embodiment, in the abnormal data rewriting process, a display abnormality is displayed on the monitor 6 to indicate that a writing abnormality has occurred during the actual data recording process and that the image data in which the writing abnormality has occurred is replaced with the setting writing abnormality identification data. However, the monitor display may be omitted, and the process of immediately replacing the data with the setting write abnormality identification data may be executed.
[0065]
(6) In the first embodiment and the second embodiment, the hard disk drive 40 is exemplified as the data recording device RD. However, a magneto-optical disk drive using a magneto-optical disk as a recording medium or a flexible disk as a recording medium. The present invention can be applied to various data recording devices RD such as a flexible disk drive.
(7) In the first embodiment and the second embodiment, a small general-purpose computer is exemplified as the computer system. However, the present invention can be applied to various computer systems such as a device-embedded computer.
[0066]
【The invention's effect】
According to the configuration of the first aspect, the first management data and the second management data, each of which is management data for writing or reading the data to be recorded, are recorded, so that either management is performed. Even if a data write error occurs due to the power-off etc. at the timing of the data recording process, and the management data becomes abnormal data, the other management data exists as normal data. Moreover, since it is possible to specify whether the first management data or the second management data contains the normal management data, it is possible to restore all the management data using the normal management data. Therefore, when the recording process does not end normally due to energization stop or the like, data loss can be reduced as much as possible.
[0067]
  In addition,When the energization is stopped due to a power failure or the like during the actual data recording process, the recorded first management data is the management data for the recording target data for which the recording process is stopped, whereas the recorded second management Since the data for management is management data for the recording target data previously recorded, whether or not a writing error has occurred during the actual data recording process by comparing the first management data and the second management data. Can be detected.
  Therefore, it is possible to detect whether or not a writing abnormality has occurred during the actual data recording process while avoiding an increase in processing time.
  In addition, the first management data and the second management data may have a relationship in which the second management data can be created from the first management data, or conversely, the first management data can be created from the second management data. If they are included, they do not necessarily have to be the same data, but the management of these management data can be simplified by configuring them with the same data as described above.
[0068]
  Also, the aboveClaim 2According to the described configuration, the first management data discriminating process determines whether or not there is a write error during the first management data recording process, and the second management data discriminating process determines the second management data recording process. The first management data and the second management data are identical to each other when the first management data and the second management data are normally written. By determining whether or not there is a write error due to the energization stop during the actual data recording process depending on whether or not it is recorded for the recording process, it is accurately identified at which processing timing the write error has occurred. Therefore, the subsequent return process can be performed quickly.
[0069]
  Also, the aboveClaim 3According to the described configuration, when a write error occurs during the first management data recording process or the second management data recording process, the entire management data is restored with the normal management data. If a writing error occurs during the first management data recording process, the state returns to the state before starting the recording operation of the recording target data, and a writing error occurs during the second management data recording process. For example, the recording target data automatically returns to the state where the recording process has been completed normally.
  Therefore, the management burden on the operator can be reduced.
[0070]
  Also, the aboveClaim 4According to the configuration described above, when a writing error occurs during the actual data recording process, the first management data is determined based on the information related to the recording target data included in the read first management data and second management data. By creating and recording data or second management data, information related to the recording target data for which writing has become abnormal is deleted from the management data, and the process returns to the stage before starting the recording operation of the recording target data The work to be performed is automatically executed, and the burden on the operator can be reduced.
[0071]
  Also, the aboveClaim 5According to the configuration described above, by storing information during the abnormal data deletion process in the nonvolatile memory, for example, an energization stop occurs during the abnormal data deletion process, and the writing abnormality of the first management data or the like occurs. Even if it occurs, the recovery operation can be resumed by referring to the storage contents of the nonvolatile memory after the power supply is restored, and the reliability can be further improved.
[0072]
  Also, the aboveClaim 6According to the configuration described above, when a writing abnormality occurs during the actual data recording process, the setting writing abnormality identifying data is written for the data that has not been normally written, and the first management data is used to write the first data. (2) By creating and recording the management data, formally, the operation of shifting the recording operation of the data to be recorded to the normally completed state is automatically executed, and the work burden on the operator can be reduced. At the same time, by using the setting write abnormality identification data after the energization recovery, it becomes possible to specify in detail the location where the write abnormality has occurred.
  In addition, when a write error occurs during the actual data recording process, if the recovery operation is performed by the above abnormal data rewrite process, the recovery operation can be performed without providing the non-volatile memory as described above. Simplification can be achieved.
[0073]
  Also, the aboveClaim 7According to the configuration described above, the operator is alerted by the notification of the notification means, so that it is avoided that the operator overlooks the use of the setting write abnormality identification data after the energization recovery.it can.
  or,the aboveClaim 8According to the configuration described above, the basic management data having the same data content is recorded a plurality of times, and the first management data or the second management data is produced as a set of a plurality of the same basic management data. As a result, the data processing can be simplified and the presence or absence of a writing abnormality can be reliably detected by a simple comparison process.
[0074]
  Also, the aboveClaim 9According to the described configuration, when a write error occurs during the first management data recording process or the second management data recording process, the entire management data is restored with the normal management data. If a writing error occurs during the first management data recording process, the state returns to the state before starting the recording operation of the recording target data, and a writing error occurs during the second management data recording process. For example, the recording target data automatically returns to the state where the recording process has been completed normally.
  On the other hand, when a write error occurs during the actual data recording process, a repair process for creating and recording the first management data or the second management data is automatically executed.
  Therefore, when power failure occurs due to a power failure, etc., and a write error occurs during recording of the data to be recorded, data loss is reduced as much as possible regardless of the processing timing of the write error. can do.
[0075]
  Also, the aboveClaim 10According to the described configuration, the first management data or the second management data is created as a set of a plurality of the same basic management data, and the data processing is simplified and a simple comparison process is performed. Can reliably detect whether there is a write error.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram of a photographic print system according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an external perspective view of a photographic print system according to an embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a flowchart of processing at the time of recording according to the embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a flowchart of management processing according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a flowchart of management processing according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a flowchart of management processing according to the second embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a flowchart of management processing according to the second embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
DC data record management means
IM notification means
RD data recording device
41 Nonvolatile memory

Claims (10)

コンピュータシステムに備えられたデータ記録装置内の記録媒体に対する記録対象データの記録処理を管理するデータ記録管理手段が設けられたデータ記録管理システムであって、
前記データ記録管理手段は、前記記録対象データを前記記録媒体に書き込む記録時処理において、
前記記録対象データの書込み又は読取りのための第1管理用データと、前記記録対象データの書込み又は読取りのための第2管理用データとを、両者が設定関係を有し、且つ、何れの記録時に書込み異常が発生したかを検出可能なデータとして作製し記録する管理用データ記録処理と、
前記記録対象データを前記記録媒体に書き込む実データ記録処理とを実行するように構成され、
前記管理用データ記録処理が、前記第1管理用データを、それの記録時に書込み異常が発生したか否かを検出可能なデータとして作製し記録する第1管理用データ記録処理と、前記第2管理用データを、それの記録時に書込み異常が発生したか否かを検出可能なデータとして作製し記録する第2管理用データ記録処理とにより構成され、
前記データ記録管理手段は、前記第1管理用データ記録処理、前記実データ記録処理、前記第2管理用データ記録処理の順序で実行するように構成され、
前記データ記録管理手段は、データを識別するための情報及び書込み位置の情報を含む同一のデータにて前記第1管理用データと前記第2管理用データとを構成し、
前記第1管理用データと前記第2管理用データとが同一の前記実データ記録処理に対して記録されたものであるか否かの判断情報に基づいて、前記実データ記録処理において前記記録対象データが正常に書き込まれたか否かを判別するように構成されているデータ記録管理システム。
A data recording management system provided with data recording management means for managing recording processing of data to be recorded on a recording medium in a data recording apparatus provided in a computer system,
The data recording management means, in the recording process for writing the recording target data to the recording medium,
The first management data for writing or reading the recording target data and the second management data for writing or reading the recording target data have a setting relationship, and any recording A data recording process for management that creates and records as data that can detect whether a write error has occurred,
An actual data recording process for writing the data to be recorded on the recording medium, and
The management data recording process includes a first management data recording process for creating and recording the first management data as data that can be detected as to whether or not a write error has occurred during the recording, and the second management data recording process. The management data is composed of a second management data recording process for creating and recording data that can be detected as to whether or not a writing error has occurred during recording.
The data recording management means is configured to execute in the order of the first management data recording process, the actual data recording process, and the second management data recording process,
The data recording management means comprises the first management data and the second management data with the same data including information for identifying data and information on a write position,
Based on the determination information as to whether or not the first management data and the second management data are recorded for the same actual data recording process, the recording target in the actual data recording process A data record management system configured to determine whether data has been successfully written .
前記データ記録管理手段は、前記記録媒体の記録内容を管理する管理処理において、
読み取った前記第1管理用データに基づいて前記第1管理用データ記録処理における書込み異常の有無を判別する第1管理用データ判別処理と、
読み取った前記第2管理用データに基づいて前記第2管理用データ記録処理における書込み異常の有無を判別する第2管理用データ判別処理と、
前記第1管理用データ判別処理及び前記第2管理用データ判別処理における判別結果、並びに、前記第1管理用データと前記第2管理用データとが同一の前記実データ記録処理に対して記録されたものであるか否かの判断情報に基づいて、前記実データ記録処理において前記記録対象データが正常に書き込まれたか否かを判別する実データ判別処理を実行するように構成されている請求項記載のデータ記録管理システム。
In the management process for managing the recording contents of the recording medium, the data recording management means,
A first management data discriminating process for discriminating whether or not there is a writing abnormality in the first management data recording process based on the read first management data;
A second management data discriminating process for discriminating whether or not there is a writing abnormality in the second management data recording process based on the read second management data;
The discrimination results in the first management data discrimination process and the second management data discrimination process, and the first management data and the second management data are recorded for the same actual data recording process. An actual data determination process for determining whether or not the data to be recorded has been normally written in the actual data recording process based on determination information as to whether or not the data has been recorded. 1. The data record management system according to 1.
前記データ記録管理手段は、
前記第1管理用データ判別処理において書込み異常が有ると判別したときに、前記第2管理用データに基づいて前記第1管理用データを作製して記録し、
前記第2管理用データ判別処理において書込み異常が有ると判別したときに、前記第1管理用データに基づいて前記第2管理用データを作製して記録する管理用データ修復処理を実行するように構成されている請求項記載のデータ記録管理システム。
The data record management means includes
When it is determined that there is a writing abnormality in the first management data determination process, the first management data is created and recorded based on the second management data,
When it is determined that there is a writing abnormality in the second management data determination process, a management data repair process for creating and recording the second management data based on the first management data is executed. The data recording management system according to claim 2, which is configured.
前記データ記録管理手段は、
前記実データ判別処理において前記記録対象データが正常に書き込まれなかったと判別したときに、読み取った前記第1管理用データ及び前記第2管理用データに共通して含まれる前記記録対象データに関する情報によって、前記第1管理用データ又は前記第2管理用データを作製して記録する異常データ削除処理を実行するように構成されている請求項2又は3記載のデータ記録管理システム。
The data record management means includes
When it is determined in the actual data determination process that the recording target data has not been written normally, information about the recording target data that is included in common with the read first management data and second management data 4. The data recording management system according to claim 2 , wherein abnormal data deletion processing for producing and recording the first management data or the second management data is executed.
前記データ記録管理手段は、前記異常データ削除処理において、
読み取った前記第1管理用データ及び前記第2管理用データに共通して含まれる前記記録対象データに関する情報と、その情報によって作製した前記第1管理用データ又は前記第2管理用データを記録する処理の実行中において処理途中であることを示す情報とを不揮発性メモリに記憶させるように構成されている請求項記載のデータ記録管理システム。
In the abnormal data deletion process, the data record management means
The information related to the recording target data included in common with the read first management data and the second management data, and the first management data or the second management data created based on the information are recorded. The data recording management system according to claim 4, wherein information indicating that processing is in progress during processing is stored in a nonvolatile memory.
前記データ記録管理手段は、
前記実データ判別処理において前記記録対象データが正常に書き込まれなかったと判別したときに、正常に書き込まれなかったデータについて設定書込み異常識別用データを書込んだ後、前記第1管理用データに基づいて前記第2管理用データを作製して記録する異常データ書き換え処理を実行するように構成されている請求項2又は3記載のデータ記録管理システム。
The data record management means includes
When it is determined in the actual data determination process that the recording target data has not been normally written, the setting write abnormality identification data is written for the data that has not been normally written, and then based on the first management data claim 2 or 3 data recording management system according is configured to perform the abnormal data rewriting process to be recorded by making the second management data Te.
前記データ記録管理手段は、
前記実データ判別処理において前記記録対象データが正常に書き込まれなかったと判別したときに、その旨を報知手段により報知するように構成されている請求項記載のデータ記録管理システム。
The data record management means includes
7. The data recording management system according to claim 6 , wherein when it is determined that the recording target data has not been normally written in the actual data determination processing, a notification means notifies the fact.
前記データ記録管理手段は、
前記第1管理用データ記録処理又は前記第2管理用データ記録処理において、同一のデータ内容を有する基本管理用データを複数回記録すると共に、
前記第1管理用データ判別処理又は前記第2管理用データ判別処理において、読み取った前記第1管理用データ又は前記第2管理用データに含まれる前記基本管理用データが互いに一致するか否かによって書込み異常の有無を検出するように構成されている請求項2〜7のいずれか1項に記載のデータ記録管理システム。
The data record management means includes
In the first management data recording process or the second management data recording process, the basic management data having the same data content is recorded a plurality of times,
In the first management data discriminating process or the second management data discriminating process, whether or not the basic management data included in the read first management data or the second management data matches each other The data recording management system according to any one of claims 2 to 7 , wherein the data recording management system is configured to detect the presence or absence of a writing abnormality.
コンピュータシステムに備えられたデータ記録装置内の記録媒体に対する記録対象データの記録処理を管理するデータ記録管理プログラムであって、
前記記録対象データを前記記録媒体に書き込む記録時処理において、
前記記録対象データの書込み又は読取りのためにデータを識別するための情報及び書込み位置の情報を含む第1管理用データを、それの記録時に書込み異常が発生したか否かを検出可能なデータとして作製し記録する第1管理用データ記録処理と、
前記記録対象データを前記記録媒体に書き込む実データ記録処理と、
前記記録対象データの書込み又は読取りのために前記第1管理用データと同一のデータにて構成される第2管理用データを、前記第1管理用データと設定関係を有し、且つ、それの記録時に書込み異常が発生したか否かを検出可能なデータとして作製し記録する第2管理用データ記録処理とを順次実行し、
前記記録媒体の記録内容を管理する管理処理において、
読み取った前記第1管理用データに基づいて前記第1管理用データ記録処理における書込み異常の有無を判別する第1管理用データ判別処理と、
読み取った前記第2管理用データに基づいて前記第2管理用データ記録処理における書込み異常の有無を判別する第2管理用データ判別処理と、
前記第1管理用データ判別処理及び前記第2管理用データ判別処理における判別結果、並びに、前記第1管理用データと前記第2管理用データとが同一の前記実データ記録処理に対して記録されたものであるか否かの判断情報に基づいて、前記実データ記録処理において前記記録対象データが正常に書き込まれたか否かを判別する実データ判別処理を実行し、
前記第1管理用データ判別処理において書込み異常が有ると判別されたときに、前記第2管理用データに基づいて前記第1管理用データを作製して記録し、
前記第2管理用データ判別処理において書込み異常が有ると判別されたときに、前記第1管理用データに基づいて前記第2管理用データを作製して記録する管理用データ修復処理を実行し、
前記実データ判別処理において前記記録対象データが正常に書き込まれなかったと判別したときに、前記第1管理用データ又は前記第2管理用データを作製して記録する修復処理を実行するように構成されているデータ記録管理プログラム。
A data recording management program for managing recording processing of data to be recorded on a recording medium in a data recording device provided in a computer system,
In the recording process of writing the data to be recorded on the recording medium,
The first management data including information for identifying data for writing or reading the data to be recorded and information on the writing position is used as data capable of detecting whether or not a writing abnormality has occurred during the recording. A first management data recording process for producing and recording;
An actual data recording process for writing the data to be recorded to the recording medium;
The second management data composed of the same data as the first management data for writing or reading the data to be recorded has a setting relationship with the first management data, and Sequentially performing a second management data recording process for producing and recording as data capable of detecting whether or not a writing error has occurred during recording;
In the management process for managing the recording contents of the recording medium,
A first management data discriminating process for discriminating whether or not there is a writing abnormality in the first management data recording process based on the read first management data;
A second management data discriminating process for discriminating whether or not there is a writing abnormality in the second management data recording process based on the read second management data;
The discrimination results in the first management data discrimination process and the second management data discrimination process, and the first management data and the second management data are recorded for the same actual data recording process. Based on the determination information as to whether or not the actual data recording process, the actual data determination process for determining whether or not the recording target data has been normally written in the actual data recording process,
Creating and recording the first management data based on the second management data when it is determined that there is a writing abnormality in the first management data determination process;
When it is determined that there is a writing abnormality in the second management data determination process, a management data repair process for creating and recording the second management data based on the first management data is executed,
When it is determined in the actual data determination process that the data to be recorded has not been written normally, a repair process is performed to create and record the first management data or the second management data. Data record management program.
前記第1管理用データ記録処理又は前記第2管理用データ記録処理において、同一のデータ内容を有する基本管理用データを複数回記録すると共に、
前記第1管理用データ判別処理又は前記第2管理用データ判別処理において、読み取った前記第1管理用データ又は前記第2管理用データに含まれる前記基本管理用データが互いに一致するか否かによって書込み異常の有無を検出するように構成されている請求項記載のデータ記録管理プログラム
In the first management data recording process or the second management data recording process, the basic management data having the same data content is recorded a plurality of times,
In the first management data discriminating process or the second management data discriminating process, whether or not the basic management data included in the read first management data or the second management data matches each other 10. The data recording management program according to claim 9 , wherein the data recording management program is configured to detect the presence or absence of a writing abnormality.
JP2001188837A 2001-06-21 2001-06-21 Data record management system and data record management program Expired - Fee Related JP3811942B2 (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001188837A JP3811942B2 (en) 2001-06-21 2001-06-21 Data record management system and data record management program

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001188837A JP3811942B2 (en) 2001-06-21 2001-06-21 Data record management system and data record management program

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003006057A JP2003006057A (en) 2003-01-10
JP3811942B2 true JP3811942B2 (en) 2006-08-23

Family

ID=19027859

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001188837A Expired - Fee Related JP3811942B2 (en) 2001-06-21 2001-06-21 Data record management system and data record management program

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3811942B2 (en)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4812278B2 (en) * 2004-10-18 2011-11-09 日産自動車株式会社 Data rewriting method for electronic control unit

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003006057A (en) 2003-01-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000112831A (en) Disk recording/reproducing method and device therefor
JP3811942B2 (en) Data record management system and data record management program
JPH0814802B2 (en) Method of replacing non-volatile memory in an electronic printing system
US20050168781A1 (en) Photographic printing system and method of making photographic print
JP3952378B2 (en) Photo printing device
JP3294437B2 (en) Photo film
JP4631461B2 (en) Print processing system and print processing program
JP2006246120A (en) Image print processor
JP3709932B2 (en) Image printing device
JP2859205B2 (en) Data recording device and data recording method for flash memory of portable information processing system
JP4427746B2 (en) Print processing system
JP2004245852A (en) Photographic processing system
JP4432701B2 (en) Image forming apparatus
JP2005184430A (en) Photo print system
JP2006303667A (en) Data processor
JP3183023B2 (en) Control method of photographic film processing equipment
JP2011170803A (en) Information processing device and image forming apparatus
JP2006018194A (en) Photographing system
JP2004171355A (en) Image backup system
EP0950919A2 (en) Apparatus and method for reading magnetically recorded data from a photographic film on winding thereof
JP2006215090A (en) Processing apparatus for order of photograph printing
JP2005275479A (en) Disk array control system
JPS59206963A (en) Input-output controlling system
JP2006285834A (en) Image-displaying program and recording medium recording it
JPH0876233A (en) Magnetic recording method

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051226

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060217

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060508

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060521

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees