JP3810325B2 - Electromagnetic shielding door lower shield structure - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、病院のMRI室などの出入口に設置され、電磁波の侵入または漏れを防ぐ電磁波シールド扉の扉下部シールド構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
病院のMRI室などの室の出入口等の扉体で閉じられる開口部においては、開口部周囲に導電性のシールド材を設け、このシールド材にスライド自在な扉体を押し付けて電磁波を遮蔽することが行なわれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記電磁波シールド扉では、開口部を形成する枠体が床面より突出する構造となるため、ストレッチャー等の台車が容易に出入できない問題がある。
またこの他に、床面に形成した凹溝内に扉体の下部を侵入させ、この扉体を開口部前で開口面側へ水平移動させるときに凹溝内のシールド材に扉体の下部を押し付けてシールドする構成のものもあるが、この構成では、凹溝内にごみ、水等が溜まる恐れがあり、シールド効果に悪影響を及ぼす問題がある。
本発明は、開口部の床面に大きな段差、溝がなく、ストレッチャー等の台車が用意に出入りできるシールド構造を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の電磁波シールド扉の扉下部シールド構造は、スライド自在な扉体を開口枠前において水平移動させて扉体を開口枠に押付け密閉する電磁波シールド扉の扉下部シールド構造であって、上記扉体の底部全長に亘って取り付けられる導電性のシールド片と、上記開口枠前の床面に設置され、上記扉体が開口枠側に向かって上記水平移動するときに上記シールド片を接触させるV字状溝をその上面に形成した導電性の下枠材と、を有する。
【0005】
この手段では、扉体を開口枠側へ押し付ける水平移動により、扉体の底部に取付けたシールド片が下枠材に形成したV字状溝に接触して扉下部のシールド状態となる。V字状溝を設ける構成により、従来のように床面に扉体の下縁部が入るような大きな溝を設ける必要がなく、段差を殆どなくすことができるから、ストレッチャー等の台車が容易に出入りできる。
【0006】
上記シールド片は、複数本とし、この複数本のシールド片を各別に収容する複数条のV字状溝を上記下枠材の上面に形成するのが良い。この構成では、シールド作用するシールド片を複数本とこれに対応する複数条のV字状溝を設けることにより、例えば2本と2条設けることにより2重構造となり、シールド効果をより一層高めることができる。
【0007】
上記シールド片が、上記扉体の正面または背面から取り付け、取り外し可能なL字型の取付ブラケットを介して上記扉体に固定される構成とするのが良い。この構成では、扉体を吊設した状態、すなわち通常使用の開閉可能な状態でシールド片の交換作業が容易にできる。
【0008】
上記複数本のシールド片をそれぞれ固定したL字型の取付ブラケットを、上記扉体の一側、及び他側の扉体正面から取り付け、取り外し可能とした構成とするのが良い。正面または背面から取付けるL字型のブラケットは、シールド片を取付ける部分が片持ち支持された状態のものであるから、一つの取付ブラケットに複数本のシールド片を固定したのでは扉の底部に固定したときに垂れ下がる恐れがある。この構成では、取付ブラケットの垂れ下がりを防止できる。
【0009】
上記開口枠側から上記扉体に固定されるL字型の取付ブラケットの角部が上記開口枠内に膨出する断面形状である構成とするのが良い。この種のシールド扉では扉体の上縁と両側縁とに設けるシールド材又は押込み片が扉体の下端に達しており、開口枠側に少し突出した状態で設けられる。 この構成では、膨出させた構成により見栄えを損なうことなく、シールド片を開口枠側に接近して取り付けることができ、開口枠前の下部に大きな隙間を作ることがなく、シールド効果を向上できる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を、図1〜図7を用いて説明する。この扉下部シールド構造を適用する電磁波シールド扉の1例を図1に示す。MRI室の出入口を形成するように、開口枠1が設けられており、その開口枠1の前面に沿って扉体2が図の左右に移動して開口3、つまり出入口を開閉するようになっている。そして、扉体2が開口3を閉じる閉動作の最終段階で、開口枠1の前に移動してきた後で開口枠1側に水平移動することにより押し付けられてシールド状態となる。この場合、開口3の周囲の上部と両側のシールド構造は、図3(a)に断面図として見られるように、扉体2が押し付けられる開口枠1の面に弾性変形するパッキン状のシールド材4が2条平行に設けられ、扉体2にはこのシールド材4に対応して押込み片5が2条突設されているものである。そのシールド材4は、ゴムに導電性を付与したもので、例えばゴムに無電解めっきで導電性の被膜を施したもの、あるいは可撓性の金属網で被覆したものである。押込み片5は導電性金属板、例えばSUS304の板材を折り曲げ形成した突起である。従って、この押込み片5がシールド材4に向かって押込まれることにより互いに確実に密着して開口3の上縁と両側とが電磁シールド状態となる。なお、上記パッキン状のシールド材4を扉体2に設け、上記押込み片5を開口枠1側に設ける、上記とは逆の構成とする場合もあり得る。
【0011】
扉体2の開閉駆動部及び押付駆動部の構成は、従来公知のものである。図1に概略を示すように、開閉駆動部は、閉位置の扉体2の上側位置と戸袋6上部とに跨ってレール7を設け、このレール7に沿って移動できるように扉体2が転子8付き吊下げ部9を介して支持され、別に張設されていて電動モータで走行駆動される無端走行条体(ベルト、チェーン等)10に吊り下げ部9が連結部11を介して連結されている。この吊下げ部9には、詳細な図示説明は省略するが、扉体2が開口枠1の側へ水平にスライド可能なように支持ししており、常時ばね作用で扉体を開口枠1側から少し離れて位置するように押圧している。扉体2は無端走行条体10の進退により開閉される。
【0012】
押付駆動部は、扉体2を開口枠1側へ押付けるものであるから、例えば閉位置にある扉体2の四隅に対応して設けられ、開口枠1前側の位置にある扉体2を挟む位置に押圧カム12が配置され、扉体2が閉じるときの最終段階で押付け動作するようになっている。押圧カム12は同じ側のものが上下で同一の軸13に設けられ、その軸13が夫々電動シリンダ14によって回転駆動され、押圧カム12が押付け動作するようになっている。この押し付け動作は、前記ばね作用に抗して行われ、扉体2をスライドさせ、押付け作用を解除すると、扉体2は開口枠1側から少し離れた元の位置にばね作用で戻る。なお、この開閉駆動部及び押付駆動部の構成は、このような構成に限らず別の構成であってもよい。要は、扉体が、スライド自在で、開口枠前において扉体を水平にスライドさせて開口枠周囲に押付けることができる構成のものであればよい。
【0013】
開口3下縁の、つまり扉下部シールド構造は、図2、図3に示すように、扉体2側に設けられるシールド片20と、開口枠1の下枠材21とからなる。シールド片20は、市販されているもので、例えば、ベリリウム銅製のフィンガータイプシールド材(北川工業株式会社販売)を用いる。このシールド材4は図6、図7等に見られるように、細長い帯状の取付け部の一方の縁部に多数の小さい舌片状部が同様に湾曲して突出した突出部23を有するものであり、図4、図5に示すブラケット24、25に、図6、図7に示すように取付けて、図2、図3に示すように、扉体2の底に取付けられる。ブラケット24、25は、何れも導電性の金属板、例えばSUS304で形成した断面がL字状のもので、長さが扉体2の底部の長さと同じに形成されている。
【0014】
図4に示すブラケット24は、断面L字型の一方の辺に相当する部分が、扉体2の下部の開口枠1側の面に当接させて取付けられる適当な幅の取付板部26をなしており、断面L字型の角部が、図4(b)に示すように、その取付板部26側で屈曲して膨出した形状とされ、両端部に前述した押込み片5位置に対応して夫々切欠部27を設けられており、また、扉体2にねじで取付けるためのねじ挿通孔28を適当数設けてある。断面L字型の他方の辺に相当する部分は、前記シールド片20を取付けられる幅の平坦な帯状をなし、扉体2の底面に沿って配置されてその下面に少し突出するようにシールド片20を全長に亘って取付けられるようになっており、シールド片20を取付けるための幾つかのねじ孔29を設けてある。このブラケット24にシールド片20をねじ30で取付けた状態を図6に示す。シールド片20は湾曲した突出部23が下方に突出した状態で取付けられている。
【0015】
図5に示すブラケット25は、断面L字型の一方の辺に相当する部分が、扉体2の下部の開口枠1側と反対側の面に当接させて取付けられる適当な幅の取付板部31をなしており、扉体2にねじで取付けるためのねじ挿通孔32を適当数設けてある。断面L字型の他方の辺に相当する部分は、前記シールド片20の1本を取付けられる幅の平坦な帯状をなし、扉体2の底面に沿って配置されてその下面に少し突出するようにシールド片20を全長に亘って取付けられるようになっており、シールド片20を取付けるための幾つかのねじ孔33を設けてある。このブラケット25にシールド片20をねじ34で取付けた状態を図7に示す。
【0016】
図6に示すシールド片20付きのブラケット24は、図2(a)に示すように、取付けねじ35によって扉体2の下端正面に取付けられ、図7に示すシールド片20付きのブラケット25は、図2(b)に示すように、取付けねじ36によって扉体2の下端背面に取付けられる。このように扉体2の底に取り付けられた2本のシールド片20は、図3(b)に見られるように、間隔を置いて平行しており、湾曲部した突出部23が下方に向かって同程度に突出しており、図3(a)、(b)に見られるように、押込み片5がある扉背面側に取付けられているブラケット24が見栄えを損なうことなくきれいに納まっている。なお、扉体2に押込み片5に代ってパッキン状のシールド材4が設けられている場合も同様である。
【0017】
下枠材21は、導電性の金属板、例えばSUS304の板材を屈曲形成したもので、図2、図3に示すように、断面が下面を開放された略長方形で、開口枠1の幅に対応する必要長さに形成され、その上面に長手方向に沿って浅い断面V字型の溝37が2条平行に、前記シールド片20に対応して設けられている。このV字型の溝37は、扉体が開閉移動する際に接触しない程度の余裕を持って内部をシールド片20の突出部23が移動できるような深さと幅を有する。V字状をなす溝の両側斜面のなす角度は概して90度よりも大きく形成される。この下枠材21は上面が床面FLよりも僅かに上に出る状態、もしくは床面と同じに設置される。そして扉体2は底面が床面よりわずかに高い位置にあるように設けられていて、その底面と下枠材21との間にブラケットのシールド片20を取り付けた部分を挿入できる。すなわち扉体2を開いた状態とし、シールド片20を取付けたブラケット24、25を、シールド片20が下枠材21のV字型の溝37内に位置した状態に置き、次に扉体2を閉じた状態に移動させ、ブラケット24、25を扉体2にねじ止めする。これによりシールド片20を変形させないで扉体2に取付けることができる。ブラケットが扉体2に固定されると、扉体2が開口枠1側へ押し付けられていない状態では、突出部23がV字型の溝37内中心付近に位置して元の突出状態に戻り、V字型の溝37の内面には接触しないようになっている。
【0018】
このように構成された扉下部シールド構造を有する電磁波シールド扉は、シールド状態に閉じるとき、扉体2が移動して開口枠1前において開口枠側へ押付けられるから、水平移動、つまりスライドして押込み片5がシールド材4に押込まれる状態で接触し、シールド片20の突出部23が、図3(c)に示すように、V字型の溝37の側面に弾性的に加圧接触する。したがって、開口枠1の開口3が閉じられ、開口枠1と扉体2との間に電磁波の通過できる隙間がなくなり、電磁波遮蔽状態となる。前述した例では開口周辺部において、押込み片5およびシールド材4が二重構造に設けられ、またシールド片20とV字型の溝37とが二重構造に設けられているから、一重構造でもよいが、二重構造のほうが電磁遮蔽作用がより確実になる。したがって二重以上の構造としてもよい。なお、扉体2を開くときは扉体2が開口枠1から離れる方向にスライドさせてから開方向に移動させる。これによりV字型の溝37や押込み片5と接触しなくなるので、シールド片20およびシールド材4が損傷することはない。
【0019】
下枠材21に形成したV字型の溝37は、あまり深さや幅を大きく形成する必要がないから、段差を殆どなくすことができ、ストレッチャー等の台車がその上を容易に通過できる。しかも、V字型であることは清掃が容易であり、ごみが溜まり難く、シールド片が損傷されにくい。また、シールド片20を複数本およびこれに対応するV字型の溝37を設ける構成は、シールド作用をより確実なものとすることができる。
【0020】
また、シールド片20をブラケット24、25を介して取り付けた構成は、ブラケット24、25を扉体2の正面と背面とにねじ35、36で取り付けてあるから、シールド片20交換の際に、扉体2を取り外すような作業が必要でなく、扉体2は通常の使用状態のままで、扉体の前面と背面からそれぞれブラケット24、25を取り外し、シールド片20を交換してからもとの状態に取り付ければよく、シールド片交換作業が容易である。
【0021】
【発明の効果】
請求項1記載の発明は、V字状溝を設ける構成により、従来のように床面に扉体の下縁部が入るような大きな溝を設ける必要がなく、段差を殆どなくすことができるから、ストレッチャー等の台車が容易に出入りできる効果を奏する。
請求項2記載の発明は、シールド作用するシールド片を複数本とこれに対応する複数条のV字状溝を設けることにより、シールド効果をより一層高めることができる効果を奏する。
請求項3記載の発明は、扉体を通常使用の開閉可能な状態でシールド片の交換作業が容易にできる効果を奏する。
請求項4記載の発明は、取付ブラケットの垂れ下がりを防止できる効果を奏する。
請求項5記載の発明は、見栄えを損なうことなく、シールド片を開口枠側に接近して取り付けることができ、開口枠前の下部に大きな隙間を作ることがなく、シールド効果を向上できる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した電磁シールド扉の正面図である。
【図2】本発明の実施形態を示し、(a)は扉下部正面図、(b)は扉下部背面図である。
【図3】同実施形態を示し、(a)は図2(a)のA−A断面図、(b)は図2(a)のB−B断面図、(c)は(b)と異なる状態(電磁遮蔽状態)のB−B断面図である。
【図4】同実施形態のブラケット24を示し、(a)は正面図、(b)は右側面図、(c)は底面図である。
【図5】同実施形態のブラケット25を示し、(a)は正面図、(b)は左側面図、(c)は底面図である。
【図6】同実施形態のシールド片を取り付けたブラケット24を示し、(a)は正面図、(b)は右側面図、(c)は底面図である。
【図7】同実施形態のシールド片を取り付けたブラケット25を示し、(a)は正面図、(b)は左側面図、(c)は底面図である。
【符号の説明】
1 開口枠
2 扉体
3 開口
4 シールド材
5 押込み片
6 戸袋
7 レール
8 転子
9 吊下げ部
10 無端走行条体
11 連結部
12 押圧カム
13 軸
14 電動シリンダ
20 シールド片
21 下枠材
23 突出部
24、25 ブラケット
26 取付板部
27 切欠部
28 ねじ挿通孔
29 ねじ孔
30 ねじ
31 取付板部
32 ねじ挿通孔
33 ねじ孔
34 ねじ
35、36 取付けねじ
37 V字型の溝[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a door lower shield structure of an electromagnetic wave shield door that is installed at an entrance of an MRI room or the like of a hospital and prevents intrusion or leakage of electromagnetic waves.
[0002]
[Prior art]
In openings that are closed by doors such as the entrances and exits of rooms such as MRI rooms in hospitals, a conductive shield material is provided around the openings, and a slidable door is pressed against this shield material to shield electromagnetic waves. Has been done.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
The electromagnetic shielding door has a problem that a carriage such as a stretcher cannot be easily put in and out because the frame forming the opening protrudes from the floor surface.
In addition to this, when the lower part of the door body is inserted into the recessed groove formed on the floor surface, and the door body is moved horizontally to the opening surface side in front of the opening, the lower part of the door body is attached to the shield material in the recessed groove. However, in this configuration, there is a possibility that dirt, water, etc. may accumulate in the concave groove, which has a problem of adversely affecting the shielding effect.
An object of the present invention is to provide a shield structure in which there is no large step or groove on the floor surface of the opening, and a carriage such as a stretcher can easily enter and exit.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
The door lower shield structure of the electromagnetic wave shield door of the present invention is a door lower shield structure of an electromagnetic wave shield door in which a slidable door body is horizontally moved in front of the opening frame and the door body is pressed against the opening frame and sealed. A conductive shield piece that is attached over the entire length of the bottom of the body, and V that is installed on the floor surface in front of the opening frame and that makes the shield piece contact when the door body moves horizontally toward the opening frame side. A conductive lower frame member having a letter-shaped groove formed on the upper surface thereof.
[0005]
In this means, the shield piece attached to the bottom of the door body comes into contact with the V-shaped groove formed in the lower frame material by the horizontal movement of pressing the door body toward the opening frame side, and the lower door is shielded. The configuration with the V-shaped groove eliminates the need to provide a large groove that allows the lower edge of the door to enter the floor as in the conventional case, and eliminates almost any step, making it easy to use a stretcher or other cart. You can go in and out.
[0006]
It is preferable that a plurality of the shield pieces are formed, and a plurality of V-shaped grooves for individually accommodating the plurality of shield pieces are formed on the upper surface of the lower frame member. In this configuration, by providing a plurality of shield pieces that act as shields and a plurality of corresponding V-shaped grooves, for example, by providing two and two strips, a double structure is obtained, and the shielding effect is further enhanced. Can do.
[0007]
The shield piece may be configured to be fixed to the door body via an L-shaped mounting bracket that can be attached and detached from the front or rear surface of the door body. In this configuration, the shield piece can be easily replaced in a state in which the door body is suspended, that is, in a state in which the door body can be normally opened and closed.
[0008]
It is preferable that the L-shaped mounting brackets to which the plurality of shield pieces are fixed are attached and detached from one side of the door body and the front side of the door body on the other side. The L-shaped bracket attached from the front or back is in a state where the part to which the shield piece is attached is cantilevered, so if multiple shield pieces are fixed to one mounting bracket, it is fixed to the bottom of the door There is a risk of hanging down. With this configuration, the mounting bracket can be prevented from hanging down.
[0009]
A corner portion of an L-shaped mounting bracket fixed to the door body from the opening frame side may have a cross-sectional shape that bulges into the opening frame. In this type of shield door, the shield material or push-in piece provided on the upper edge and both side edges of the door body reaches the lower end of the door body, and is provided in a state of protruding slightly to the opening frame side. In this configuration, the shield piece can be attached close to the opening frame side without impairing the appearance due to the bulging configuration, and a shielding gap can be improved without creating a large gap in the lower part in front of the opening frame. .
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
An embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. An example of an electromagnetic shielding door to which this door lower shield structure is applied is shown in FIG. An opening frame 1 is provided so as to form an entrance / exit of the MRI room, and the
[0011]
The structure of the opening / closing drive part and the pressing drive part of the
[0012]
Since the pressing drive unit presses the
[0013]
As shown in FIGS. 2 and 3, the lower shield structure of the lower edge of the
[0014]
The
[0015]
The
[0016]
As shown in FIG. 2A, the
[0017]
The
[0018]
When the electromagnetic wave shield door having the door lower shield structure configured as described above is closed in a shield state, the
[0019]
Since the V-shaped
[0020]
Moreover, since the structure which attached the
[0021]
【The invention's effect】
According to the first aspect of the present invention, since the V-shaped groove is provided, it is not necessary to provide a large groove that allows the lower edge of the door body to enter the floor surface as in the prior art, and almost no steps can be eliminated. It has the effect that a cart such as a stretcher can easily enter and exit.
According to the second aspect of the present invention, the shield effect can be further enhanced by providing a plurality of shield pieces that act as shields and a plurality of corresponding V-shaped grooves.
The invention according to
The invention according to
The invention according to
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of an electromagnetic shield door to which the present invention is applied.
2A and 2B show an embodiment of the present invention, in which FIG. 2A is a front view of the lower part of the door, and FIG. 2B is a rear view of the lower part of the door;
3A is a cross-sectional view taken along line AA in FIG. 2A, FIG. 3B is a cross-sectional view taken along line BB in FIG. 2A, and FIG. It is BB sectional drawing of a different state (electromagnetic shielding state).
4A and 4B show the
5A and 5B show the
6A and 6B show a
7A and 7B show a
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
Claims (5)
上記扉体の底部全長に亘って取り付けられる導電性のシールド片と、上記開口枠前の床面に設置され、上記扉体が開口枠側に向かって上記水平移動するときに上記シールド片を接触させるV字状溝をその上面に形成した導電性の下枠材と、を有する電磁波シールド扉の扉下部シールド構造。A door lower shield structure of an electromagnetic wave shield door that horizontally moves a slidable door body in front of the opening frame and presses and seals the door body against the opening frame,
A conductive shield piece that is attached over the entire bottom of the door body, and is installed on the floor surface in front of the opening frame, and contacts the shield piece when the door body moves horizontally toward the opening frame side. And a conductive lower frame member having a V-shaped groove formed on the upper surface thereof.
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