JP3808628B2 - 炉心管理装置 - Google Patents

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    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、原子力プラントの炉心管理装置に係わり、特に、サイクル炉心設計に用いる炉心管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図28は従来の炉心管理装置の概略構成を示したブロック図であり、図28に示したように従来の炉心管理装置は、出力分布を計算するための出力分布計算部101と計算条件を作成するための計算条件作成部102とが単一のプログラムである出力分布計算プログラム100で実現されており、出力分布計算の部分と出力分布計算条件設定の部分とが1つのプログラムの中で混在した状態となっていた。
【0003】
また、従来の炉心管理装置は、出力分布計算部101及び計算条件作成部102が参照する参照データベース103が単一の出力分布計算データファイル104で構成されており、出力分布計算部101及び計算条件作成部102が単一のファイル104の別領域を参照し、ときには同一領域を参照していた。出力分布計算データファイル104は、複数の計算用データ105及び複数の計算条件作成用データ106を含んでいる。
【0004】
また、運転サイクル初期状態では、炉心管理装置内に記憶されている前サイクルの複数の機能要求が必要なものとして、以下の機能が挙げられる。
【0005】
運転サイクル開始時には、前サイクルの情報を炉心管理装置から消去するために、
・前サイクルの履歴データの初期化
・サイクル通算の積算データの初期化
・出力分布計算用データの初期化
・サイクル初回のLPRM全較正完了フラグの初期化
などの種々の初期化処理を行う必要がある。
【0006】
そして、図29に示したように、上述した初期化処理は、ユーザが個別の対話プログラムから要求していた。すなわち、ユーザは、履歴データ初期化プログラム107、積算値初期化プログラム108、出力分布計算データ初期化プログラム109、及びLPRM全較正完了フラグ初期化プログラム110から参照データベース103に対して初期化処理を要求していた。
【0007】
より詳細に説明すると、履歴データ初期化プログラム107は定時履歴データ111、日報履歴データ112及び月報履歴データ113の初期化処理を要求し、積算値初期化プログラム108はサイクル積算データ114の初期化処理を要求し、出力分布計算データ初期化プログラム109は出力分布計算データファイル104の初期化処理を要求し、LPRM全較正完了フラグ初期化プログラム110はLPRM全較正完了フラグデータ115の初期化を要求する。
【0008】
また、炉心管理の重要データとして、出力分布計算の入力データとして必要な、サイクル初期からの原子炉熱出力の総発生熱量の積算値があるが、この値の初期値はサイクル起動時にユーザの入力により指定されている。
【0009】
このときの入力方法は、現在の炉心管理装置が記憶している原子炉熱出力積算値と積算値対応時刻を参考値として画面表示し、ユーザ入力として積算値対応時刻から現在時刻までの原子炉熱出力の平均値を入力している。
【0010】
このため、精度の高い積算値を指定するには、積算値対応時刻から現在までに発生した熱量を計算し、この計算値を時間間隔(積算値対応時刻−現在時刻)で平均した原子炉熱出力平均値を計算してから入力する必要があった。
【0011】
また、出力分布計算結果の炉心状態情報の表示要求において、一回の要求で一種類の情報を表示させていた。炉内の特殊な位置、例えば、計算結果の任意のデータの最大値を表している位置、最小値を表している位置に属する炉内構造物の計算結果を得ようとした場合、図30に示したように、ある計算結果の炉心全体のサマリデータを計算結果サマリ表示プログラム116を用いて表示し、表示データに含まれる最大値又は最小値情報から、ユーザがその位置情報を採取して、再度、その位置データを用いて炉内構造物データの表示を指定位置データ表示プログラム117を用いて要求していた。
【0012】
例えば、最も熱的制限値の厳しい座標のデータが欲しいときには、図31に示したように、出力分布計算結果サマリ表示を要求すると(ステップ100)、サマリデータ118上に熱的制限値が最も厳しい燃料集合体の座標が表示されるので、サマリデータ118から選択したい状態の炉内構造物の座標情報をユーザが判断する(ステップ101)。
【0013】
そして、ユーザが判断した座標位置を指定位置データ表示プログラム117(図30参照)に入力すると(ステップ102)、ユーザ指定座標に基づいてユーザが要求している座標の出力分布計算結果が表示され(ステップ103)、これによって要求するデータを入手している。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように従来の炉心管理装置においては、出力分布計算部101と計算条件作成部102とがプログラム上明確に分離されておらず、出力分布計算部101の入れ替えを行おうとすると、計算条件作成部102も同時に変更する必要があり、炉心管理装置全体に影響する複雑な作業が必要となる。
【0015】
従って、出力分布計算プログラム100の計算方法を切り換えるためには、炉心管理装置全体を入れ替えることが必要であり、大規模な改造作業が必要であった。そして、炉心管理装置全体を入れ替えた結果、炉心管理装置の使用方法が変更され、そのたびにユーザは新しい操作方法を修得する必要があった。
【0016】
また、運転サイクル開始時の機能要求時や計算結果データ表示要求時に、必要とする処理を要求するために、複数の機能実行が必要であり、作業の迅速化は図れず、さらには誤入力が発生する可能性が高かった。
【0017】
また、精度の高いサイクル積算値を用いた炉心管理を行うには、積算値補正を要求する時刻(現在時刻)までの発生熱量を精度良く推定する必要があり、さらに、これをわざわざ閉経計算しなければならなかった。このため、複雑な作業が必要であり、また、誤った積算値を算出する可能性も高かった。
【0018】
さらに、出力分布計算結果の炉内の特殊な位置、例えば、計算結果の任意のデータの最大値を表している位置、最小値を表している位置に属する炉内構造物の計算結果を得ようとした場合、一度、座標を確認できるようなデータを表示し、さらに別の対話操作により、確認した座標データを要求する必要があった。
【0019】
このように、相互に関連性のある複数の条件を満たす情報を得るために、個々の選択条件毎に表示要求を行い、個別に表示された結果から人為的な判断を介して最終的な情報を得ていた。そして、このようにして求められた情報はその信頼性が低く、同時に、ユーザへの負担が大きくなっていた。
【0020】
また、従来の炉心管理装置においては、前回の要求と同じ要求を行う場合にも、常に設定値の入力を改めて行う必要があった。このため、作業の迅速化を図れず、さらには誤入力が発生する可能性が高かった。
【0021】
本発明は、上述した種々の問題点に鑑みてなされたものであって、出力分布計算の手法変更を容易に行うことができ、また、作業を迅速且つ的確に行うことができる炉心管理装置を提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】
本発明による炉心管理装置は、原子力プラントからプラント状態を表すプロセスデータを取り込むためのプロセスデータ取込手段と、前記プロセスデータ取込手段によって取り込まれたプロセスデータに基づいて原子力プラントのプラント状態を監視するコンピュータと、前記コンピュータから送られた監視情報を表示する表示手段と、前記コンピュータに対してプラント監視機能の要求の入力を行うための入力手段と、を備え、前記コンピュータは、前記プロセスデータ取込手段が取り込んだプロセスデータを含む出力分布計算条件作成用データファイルと、出力分布計算選択用データファイルと、出力分布計算用データファイルと、出力分布計算結果データファイルと、を有する参照データベースを記憶する記憶手段と、前記出力分布計算条件作成用データファイルからの前記プロセスデータから出力分布計算のための入力条件データを作成し、前記出力分布計算用データファイルに記憶させる出力分布計算条件作成手段と、原子炉の出力分布を算出する複数の出力分布計算部の中から起動すべき出力分布計算部を選択するための出力分布計算選択手段と、データの入出力を前記参照データベースの前記データファイルを介して行なうことにより前記出力分布計算条件作成手段および前記出力分布計算選択手段とは独立した構成とした複数の出力分布計算部を有し、前記出力分布計算選択手段により選択された出力分布計算部に従って前記出力分布計算用データファイルの入力条件データを用いて出力分布計算を実行し、出力分布計算結果を前記出力分布計算結果データファイルに記憶させる出力分布計算手段と、を具備する。
【0023】
また、好ましくは、前記出力分布計算手段による出力分布計算を実行するために原子力プラントの運転サイクル初期に連続して動作させる複数のサイクル初期化手段と、前記複数のサイクル初期化手段の中から起動すべきサイクル初期化手段を選択して指定するための起動手段選択情報に基づいて前記複数のサイクル初期化手段を順次連続して起動させるサイクル初期化制御手段と、前記サイクル初期化制御手段を要求するサイクル初期化時制御要求手段と、をさらに備える。
【0024】
また、好ましくは、プラントデータの積算値を保存するプラントデータ積算値記憶手段と、プラントデータの積算を行うプラントデータ積算手段と、プラントデータの積算値の増分を直接入力するための積算値増分入力手段と、前記積算値増分入力手段によって入力された積算値増分と前記プラントデータ積算値記憶手段に記憶されている現在の積算値とを加えて補正後の積算値を計算すると共にその計算結果を現在の積算値に代えて前記プラントデータ積算値記憶手段に記憶するプラントデータ積算値設定手段と、をさらに備える。
【0025】
また、好ましくは、前記積算値増分入力手段で入力する積算値増分の対応する時刻を入力するための積算値対応時刻入力手段をさらに備える。
【0026】
また、好ましくは、プラントデータの積算値の絶対値を直接入力するための積算値絶対値入力手段と、入力された積算値の絶対値を前記プラントデータ積算値記憶手段に記憶されている現在の積算値と置き換えて記憶させるための積算値絶対値設定手段と、をさらに備える。
【0027】
また、好ましくは、前記プラントデータ積算値設定手段及び前記積算値絶対値設定手段のいずれか一方を選択して起動させるための積算値設定方法選択手段をさらに備える。
【0028】
また、好ましくは、前記記憶手段に保存された出力分布計算結果の中から表示対象データを指定するための任意データ表示要求手段と、表示対象データが特定の状態にあるという条件の下で表示すべきデータを選択するためにデータ採取位置の条件を指定するためのデータ採取位置指定手段と、前記データ採取位置指定手段によって指定されたデータ採取位置におけるデータを前記記憶手段に保存された出力分布計算結果から受け取って編集するための出力分布計算結果編集手段と、前記出力分布計算結果編集手段による編集結果を前記表示装置に出力するための出力分布計算結果表示手段と、をさらに備える。
【0029】
また、好ましくは、前記データ採取位置指定手段によって指定された最新のデータ採取位置設定条件を記憶するためのデータ採取位置前回値記憶手段と、前記データ採取位置前回値記憶手段に保存されているデータ採取位置の前回値を前記データ採取位置指定手段に入力するためのデータ採取位置前回値入力手段と、をさらに備える。
【0030】
また、好ましくは、前記データ採取位置指定手段によって指定されたデータ採取位置設定条件を記憶するためのデータ採取位置設定記憶手段と、前記データ採取位置設定記憶手段に保存されているデータ採取位置の設定条件を前記データ採取位置指定手段に送るためのデータ採取位置設定読込手段と、前記データ採取位置指定手段による現在のデータ採取位置情報を前記データ採取位置設定記憶手段に保存するためのデータ採取位置設定書込手段と、をさらに備える。
【0031】
【発明の実施の形態】
第1実施形態
以下、本発明の第1実施形態による炉心管理装置について図1乃至図3を参照して説明する。
【0032】
図1は、本実施形態による炉心管理装置の概略構成を示したブロック図であり、図1において符号1は、管理対象である炉心を含む原子力プラントを示している。図1に示したようにこの炉心管理装置は、原子力プラント1からプラント状態を表すプロセスデータ(プロセス量)を受信するためのプロセスデータ取込装置2を備えており、このプロセスデータ取込装置2によって取り込まれたプロセスデータはコンピュータ3に送られ、コンピュータ3はプロセスデータに基づいて原子力プラント1のプラント状態を監視する。
【0033】
コンピュータ3が作成した監視情報は表示装置4に送られて表示される。また、コンピュータ3に対するプラント監視機能要求のデータ入力はデータ入力手段5から行われる。表示手段4は、複数のプラント機能を利用するための入力項目を設定するための機能を有する。
【0034】
図2は、コンピュータ3の内部の構成を示したブロック図であり、図2に示したようにコンピュータ3は、プロセスデータ取込手段2で取り込んだプロセスデータに基づいて異なる手法で炉心状態を計算する複数の出力分布計算部6を有する出力分布計算手段(出力分布計算プログラム)7と、出力分布計算のための入力条件を作成するための出力分布計算条件作成手段8と、複数の出力分布計算部6の中から起動すべき出力分布計算部を選択するための出力分布計算選択手段9と、を有する。出力分布計算条件作成手段8は、出力分布計算結果に基づいて原子炉構造物に関する状態を算出する機能を有する。
【0035】
さらに、本実施形態による炉心管理装置は、出力分布計算条件、出力分布計算結果及び出力分布計算選択条件に関するデータを含む参照データベース10を保存する記憶手段60を備えている。
【0036】
参照データベース10は、出力分布計算条件作成手段8に送られるデータを含む出力分布計算条件作成用データファイル(プロセスデータ記憶手段)11と、出力分布計算選択手段9に送られるデータを含む出力分布計算選択用データファイル12と、出力分布計算手段7の出力分布計算部6に送られるデータを含む出力分布計算用データファイル13と、出力分布計算部6から送られる計算結果のデータを含む出力分布計算結果データファイル14と、を備えている。参照データベース10を記憶するための記憶媒体としては、例えば磁気ディスクを使用することができる。
【0037】
次に、本実施形態による炉心管理装置における処理手順について説明する。
【0038】
まず、出力分布計算実行前に、当該運転サイクルで動作させる出力分布計算部6の指定を出力分布計算プログラム名称を用いて出力分布計算選択用データファイル12に登録しておく。
【0039】
図3は、本実施形態による炉心管理装置における処理の流れを示している。
【0040】
出力分布計算条件作成プログラム8にプラントデータを入力する(ステップ1)。入力されたプラントデータに基づいて、出力分布計算プログラム7のための計算条件データを作成し、出力分布計算用データファイル13に出力し、出力分布計算選択プログラム9に作成完了の通知を出力する(ステップ2)。
【0041】
ここで、計算条件データとしては、原子炉熱出力、炉心流量、原子炉内の制御棒挿入位置等のデータがある。
【0042】
出力分布計算条件データ作成後に、出力分布計算選択プログラム9は、設定されている出力分布計算部6(図2参照)を選択するために出力分布計算選択用データファイル12からデータを受け取り(ステップ3)、指定されている出力分布計算プログラムの名称から要求する出力分布計算部6を選択し、選択した出力分布計算部6に起動要求を行う(ステップ4)。
【0043】
出力分布計算プログラム7に出力分布計算条件データが入力される(ステップ5)。選択された出力分布計算部6は、出力分布計算用データファイル13から原子炉熱出力、炉心流量、制御棒挿入位置等の計算条件データを受け取る(ステップ6)。出力分布計算部6は入力された計算条件データに基づいて出力分布を計算し、計算結果を出力分布計算結果データとして出力する(ステップ7)。
【0044】
計算結果である出力分布データは出力分布計算結果としてデータファイル14(コンピュータ上のディスク上)に保存され、炉心状態表示要求時、次回出力分布計算時に使用される。
【0045】
また、出力分布計算結果データ出力後に、出力分布計算条件作成プログラム8は、出力分布計算結果を入力し(ステップ8)、この計算結果データを用いて出力分布以外の炉心管理に必要なデータ、例えば発電機出力との熱効率データ等を計算し、磁気ディスク上に記憶する(ステップ9)。記憶された炉心管理データは次回出力分布計算時に出力分布計算条件作成プログラム8によって使用される。
【0046】
以上述べたように本実施形態による炉心管理装置によれば、出力分布計算手段(出力分布計算プログラム)7、出力分布計算条件作成手段(出力分布計算条件作成プログラム)8、及び出力分布計算選択手段(出力分布計算選択プログラム)9は、互いに分離可能な独立したプログラムとしてそれぞれ構成されているので、原子力プラントの運用のために出力分布計算手段7を変更する場合、出力分布計算手段7のみを入れ替えることが可能であり、出力分布計算条件作成手段8等の他の手段を変更する必要がない。
【0047】
したがって、出力分布計算手段7を変更する際に炉心管理装置全体の機能更新を行う必要がなく、計算手法の変更を容易に行うことができると共に、変更後に炉心管理装置の使用方法に混乱を生じることなく支障なく継続使用することができる。
【0048】
第2実施形態
次に、本発明の第2実施形態による炉心管理装置について図4乃至図6を参照して説明する。なお、本実施形態は上述した第1実施形態に対して構成を一部追加したものである。
【0049】
図4に示したように本実施形態による炉心管理装置は、上述した第1実施形態の構成に対して、出力分布計算手段7(図2参照)による出力分布計算を実行するために原子力プラントの運転サイクル初期に連続して動作させる複数のサイクル初期化プログラム(サイクル初期化手段)15、16、17、18を備えている。
【0050】
具体的には、サイクル初期化プログラムは、定時履歴データファイル22、日報履歴データファイル23及び月報履歴データファイル24に保存されている前サイクルの履歴データを削除する履歴データ初期化プログラム15と、サイクル積算データファイル25に保存されているサイクル通算積算データを初期化する積算値初期化プログラム16と、出力分布計算用データファイル13に保存されている出力分布計算用データを初期化する出力分布計算データ初期化プログラム17と、LPRM全較正完了フラグデータファイル26に保存されているサイクル初回のLPRM全較正フラグを初期化するLPRM全較正完了フラグ初期化プログラム18を備えている。
【0051】
本実施形態による炉心管理装置は、さらに、複数のサイクル初期化プログラム15、16、17、18の中から現時点で起動すべきサイクル初期化プログラムを選択して指定するための起動手段選択情報に基づいて複数のサイクル初期化プログラムを順次連続して起動させるサイクル初期化制御プログラム(サイクル初期化制御手段)19を備えている。
【0052】
サイクル初期化制御プログラム19はサイクル初期化時制御要求プログラム(サイクル初期化制御要求手段)20によって要求される。具体的には、サイクル初期化時制御要求が表示装置4(図1参照)に表示され、データ入力装置5からユーザにより出されたサイクル初期化時制御要求をサイクル初期化時制御要求プログラム20が受け付ける。
【0053】
起動手段選択情報は参照データベース10に保存されており、具体的には、例えば第1運転サイクルとそれ以降のサイクルにおいて起動する手段を区別する起動手段指定データファイル21がある。
【0054】
次に、本実施形態による炉心管理装置における処理の流れについて図5を参照して説明する。
【0055】
原子力プラントの運転サイクル初期に、表示装置4(図1参照)に表示されるサイクル初期化時制御要求プログラム20において「実行」要求することにより(ステップ10)、サイクル初期化制御プログラム19に実行が要求される。
【0056】
実行要求を受けたサイクル初期化制御プログラム19は、起動手段指定データファイル(サイクル初期化処理選択データベース)21上のサイクル情報を受け取って(ステップ11)、起動するサイクル初期化プログラム15、16、17、18を選択する。
【0057】
図6は起動手段選択情報テーブルの一例を示しており、図6に示したように、第1運転サイクルではLPRM全較正完了フラグは設定されておらず、積算値、前サイクルの履歴データも存在せず、これらの初期化処理は不要であるため、出力分布計算データの初期化処理のみを指定する。
【0058】
これに対して第2運転サイクル以降では、前サイクルの積算値、履歴データが存在するため、出力分布計算データのみならずこれらのデータについても初期化処理を行う必要があるので、履歴データ初期化処理、積算値初期化処理、出力分布計算データ初期化処理、LPRM全較正完了データ初期化処理を指定する。
【0059】
サイクル初期化制御プログラム19は、入力された起動手段指定データ(サイクル初期化処理選択情報)に基づいて、初期化処理を順次連続して起動させる(ステップ12)。
【0060】
すなわち、第1運転サイクル初期化時は、出力分布計算データ初期化プログラム17によって出力分布計算データの初期化のみを行う。
【0061】
一方、第1運転サイクル以外の初期化時は、まず、履歴データ初期化プログラム15を要求し、前サイクル履歴データの初期化を行う。次に、積算値初期化プログラム16を要求し、前サイクル積算データのクリアを行う。さらに、出力分布計算データ初期化プログラム17を要求し、出力分布計算用データの初期化を行う。最後に、LPRM全較正完了フラグ初期化プログラム18を要求し、LPRM全較正完了フラグのリセットを行う。
【0062】
以上述べたように本実施形態による炉心管理装置によれば、サイクル初期化制御プログラム19によって複数のサイクル初期化プログラム15、16、17、18を順次連続して起動させることができるので、サイクル初期に必要な初期化操作を要求する際に、従来のように複数の対話要求画面から連続した機能要求を行う必要がなく、単純な操作でサイクル初期操作を正確且つ迅速に行うことができ、ユーザによるサイクル初期化操作の誤操作又は操作忘れを防止することができる。
【0063】
第3実施形態
次に、本発明の第3実施形態による炉心管理装置について図7乃至図9を参照して説明する。なお、本実施形態は、上述した第1又は第2実施形態に対して構成を一部追加したものである。
【0064】
図7に示したように本実施形態による炉心管理装置は、プラントデータの積算値を保存するプラントデータ積算値記憶ファイル(プラントデータ積算値記憶手段)27を参照データベース10の中に備えている。
【0065】
さらに、本実施形態による炉心管理装置は、現時点のプロセスデータを入力し、プラントデータの積算を行ってプラントデータ積算値記憶ファイル27の積算値を更新するプラントデータ積算プログラム(プラントデータ積算手段)28と、積算値の増分を直接入力するための積算値増分入力プログラム(積算値増分入力手段)29と、前記積算値増分入力プログラム29によってユーザにより入力された積算値増分とプラントデータ積算値記憶ファイル27に記憶されている現在の積算値とを加えて補正後の積算値を計算すると共にその計算結果を現在の積算値に代えてプラントデータ積算値記憶ファイル27に記憶するプラントデータ積算値設定プログラム(プラントデータ積算値設定手段)30と、を備えている。
【0066】
次に、本実施形態による炉心管理装置における処理の流れについて図8及び図9を参照して説明する。
【0067】
図9は積算値増分入力プログラム29の画面例を示しており、この画面31は原子力プラントの積算値を補正する際に表示装置4に表示される。画面31には、現在のプラントデータ積算値記憶ファイル27に記憶される積算値が参考値として表示され、ユーザは現在の積算値を参考にしながら積算値の増分を入力する。
【0068】
図8に示したように、「実行」要求することにより(ステップ20)、指定したサイクル積算値増分がプラントデータ積算値設定プログラム30に通知される(ステップ21)。プラントデータ積算値設定プログラム30は、通知された積算値増分と、プラントデータ積算値記憶ファイル27からのプラントデータ積算値とを受け取る(ステップ22)。
【0069】
プラントデータ積算値と積算値増分とを足し(ステップ23)、新たな積算値としてプラントデータ積算値記憶ファイル27に出力する(ステップ24)。現在時刻を取り出し、積算値対応時刻として現在時刻をプラントデータ積算値記憶ファイル27に出力する(ステップ25)。
【0070】
一方、プラントデータ積算プログラム28は、プラントデータ積算値記憶ファイル27からプラントデータ積算値と積算値対応時刻を受け取り(ステップ26)、プラントデータ積算時に、プラントデータ積算値記憶ファイル27からプラントデータ及びプラントデータ対応時刻を受け取る(ステップ27)。プラントデータ対応時刻の積算値対応時刻からの時間差を計算する(ステップ28)。プラントデータ積算プログラム28によって足し込まれる積算値増分は、プラントデータに前回プラントデータ積算値計算時刻からの時間増分を掛けて算出する(ステップ29)。計算した積算値とプラントデータ対応時刻を新たな積算値、積算値対応時刻としてプラントデータ積算値記憶ファイル27に出力する(ステップ30)。
【0071】
以上述べたように本実施形態による炉心管理装置によれば、積算値増分入力プログラム29及びプラントデータ積算値設定プログラム30によって、プラントデータ積算値の現在値に対する増分を指定することができ、コンピュータ停止時等からの増分を直接指定することができ、積算値の増分入力時に生じる誤差を少なくすることができる。
【0072】
したがって、サイクルの積算値を適切な値に修正するときに、従来のような平均計算を行うことなく、単純な増分の入力で修正を行うことができ、より精度の高い積算値修正を行うことができる。
【0073】
第4実施形態
次に、本発明の第4実施形態による炉心管理装置について図10乃至図12を参照して説明する。なお、本実施形態は上述した第3実施形態に対して構成を一部追加したものである。
【0074】
図10に示したように本実施形態による炉心管理装置は、積算値増分入力プログラム29で入力する積算値増分に対応する時刻を入力するための積算値対応時刻入力プログラム(積算値対応時刻入力手段)32を備えている。
【0075】
次に、本実施形態による炉心管理装置における処理の流れについて図11及び図12を参照して説明する。
【0076】
図12は積算値増分入力プログラム29及び積算値対応時刻入力プログラム32の画面例を示しており、この画面33は原子力プラントの積算値を補正する際に表示装置4に表示される。画面32には、現在のプラントデータ積算値記憶ファイル27に記憶される積算値が参考値として表示され、ユーザはこの現在の積算値を参考にしながら積算値の増分を入力する。
【0077】
また、画面33には、現在のプラントデータ積算値記憶ファイル27に記憶される積算値対応時刻が参考値として表示され、ユーザは指定したい積算値対応時刻を入力する。
【0078】
図11に示したように、「実行」要求することにより(ステップ20)、指定したサイクル積算値増分と積算値対応時刻がプラントデータ積算値設定プログラム30に通知される。プラントデータ積算値設定プログラム30は、指定された積算値増分及び積算値対応時刻を受け取り(ステップ21)、プラントデータ積算値記憶ファイル27からプラントデータ積算値を受け取る(ステップ22)。
【0079】
次に、積算値増分とプラントデータ積算値とを足し(ステップ23)、計算結果を新たなプラントデータ積算値としてプラントデータ積算値記憶ファイル27に出力する(ステップ24)。このとき、プラントデータ積算値記憶ファイル27に出力する積算値対応時刻はユーザが指定した積算値対応時刻とする(ステップ25)。
【0080】
一方、プラントデータ積算プログラム28は、プラントデータ積算値記憶ファイル27からのプラントデータ積算値と、入力された積算値対応時刻とを受け取り(ステップ26)、プラントデータ積算時に、プラントデータ積算値記憶ファイル27からプラントデータ及びプラントデータ対応時刻を受け取る(ステップ27)。プラントデータ対応時刻の積算値対応時刻からの時間差を計算する(ステップ28)。プラントデータ積算プログラム28によって足し込まれる積算値増分は、プラントデータに前回プラントデータ積算値計算時刻からの時間増分を掛けて算出する(ステップ29)。計算した積算値とプラントデータ対応時刻を新たな積算値、積算値対応時刻としてプラントデータ積算値記憶ファイル27に出力する(ステップ30)。
【0081】
以上述べたように本実施形態による炉心管理装置によれば、積算値対応時刻入力プログラム32によって、任意の時刻に対する積算値を設定できるので、サイクル積算値の補正量が対応する時刻をユーザが指定することができ、現在時刻に合わせた積算値増分を指定することなく、積算値の設定しやすい時刻を選ぶことにより確実な積算値増分を指定することができ、高精度の積算値修正を行うことができる。
【0082】
第5実施形態
次に、本発明の第5実施形態による炉心管理装置について図13乃至図15を参照して説明する。なお、本実施形態は、上述した第3又は第4実施形態に構成を一部追加したものである。
【0083】
図13に示したように本実施形態による炉心管理装置は、プラントデータ積算値の増分ではなく、積算値そのものである積算値絶対値をユーザが指定する積算値絶対値入力プログラム(積算値絶対値入力手段)34と、入力された積算値絶対値を新たな積算値として現在の積算値と置き換えてプラントデータ積算値記憶ファイル27に保存する積算値絶対値設定プログラム(積算値絶対値設定手段)35と、を備えている。
【0084】
次に、本実施形態による炉心管理装置における処理の流れについて図14及び図15を参照して説明する。
【0085】
図15は積算値絶対値入力プログラム34及び積算値対応時刻入力プログラム32の画面例を示しており、この画面36は原子力プラントの積算値を補正する際に表示装置4に表示される。画面36には、プラントデータ積算値記憶ファイル27の現在の積算値が参考値として表示され、ユーザはこの現在の積算値を参考にしながら、補正したい積算値絶対値を入力する。
【0086】
また、画面36には、現在のプラントデータ積算値記憶ファイル27に記憶される積算値対応時刻が参考値として表示され、ユーザは指定したい積算値対応時刻を入力する。
【0087】
図14に示したように、「実行」要求することにより(ステップ40)、指定したサイクル積算値絶対値及び積算値対応時刻がプラントデータ絶対値設定プログラム35に通知される。プラントデータ絶対値設定プログラム35は、指定された積算値絶対値及び積算値対応時刻を受け取り(ステップ41)、通知された積算値絶対値を新たな積算値としてプラントデータ積算値記憶ファイル27に出力する(ステップ42)。このとき、プラントデータ積算値記憶ファイル27に出力する積算値対応時刻はユーザが指定した積算値対応時刻とする(ステップ25)。
【0088】
以上述べたように本実施形態による炉心管理装置によれば、積算値絶対値を直接入力することができるので、サイクル積算値の絶対値が明らかな時点(例えばプラント起動前の時点)でのサイクル積算値を確実に修正する(例えばサイクル積算値=0)ことができ、誤差のない積算値の設定を行うことができる。
【0089】
第6実施形態
以下、本発明の第6実施形態による炉心管理装置について図16乃至図18を参照して説明する。なお、本実施形態は上述した第5実施形態に対して構成を一部追加したものである。
【0090】
図16に示したように本実施形態による炉心管理装置は、プラントデータ積算値設定プログラム30及び積算値絶対値設定プログラム35のいずれか一方を選択して起動させるための積算値設定方法選択プログラム(積算値設定方法選択手段)37を備えている。
【0091】
次に、本実施形態による炉心管理装置における処理の流れについて図17及び図18を参照して説明する。
【0092】
図18は積算値設定方法選択プログラム37の画面例を示しており、この画面38は原子力プラントの積算値を補正する際に表示装置4に表示される。そして、この画面38によって、積算値の修正方法として積算値の増分による補正を行うか、或いは積算値の絶対値による補正を行うかを選択することができる。
【0093】
図17に示したように、「実行」要求することにより(ステップ45)、ユーザにより選択された補正方法に応じた入力プログラム29、32又は32、34に従って積算値補正データの入力を行う。つまり、積算値増分及び積算値対応時刻についてのデータの入力、或いは積算値絶対値及び積算値対応時刻についてのデータの入力が行われる。次に、ユーザにより選択された補正方法に応じた設定プログラム30又は35が起動され、入力された積算値補正データに基づいて積算値補正が行われる。
【0094】
以上述べたように本実施形態による炉心管理装置によれば、積算値設定方法選択プログラム37によって積算値の補正方法として増分補正方法又は絶対値補正方法のいずれか一方を選択することができるので、補正時点のでの状態に応じて最も適切な補正方法を選択することができ、絶対値が明らかな時点(例えばプラント起動前)、及び増分が明らかな時点(例えばプラント起動中)でのサイクル積算値を確実に修正することができ、高精度の積算値設定を行うことができる。
【0095】
第7実施形態
以下、本発明の第7実施形態による炉心管理装置について図19乃至図21を参照して説明する。なお、本実施形態は上述した第1乃至第6実施形態に対して構成を一部追加したものである。
【0096】
図19に示したように本実施形態による炉心管理装置は、参照データベース10に含まれる出力分布計算結果データファイルの中から、ユーザの指定により表示対象データを指定するための任意データ表示要求プログラム(任意データ表示要求手段)39と、表示対象データが特定の状態にあるという条件の下で表示すべきデータを選択するためにデータ採取位置の条件を指定するデータ採取位置指定プログラム(データ採取位置指定手段)40とを備えている。
【0097】
ここで、データ採取位置指定プログラム40における条件設定としては、例えば、熱的制限値が最も厳しい位置、制御棒照射量が最も多い位置、LPRM照射量が最も大きい位置、燃焼度が最も大きい位置、制御棒位置変化検出時の当該制御棒周囲、TIPスキャン実施時の累積制御棒照射量が最も大きい位置にある炉内構造物(例えば燃料集合体、LPRM、制御棒等)等がある。
【0098】
本実施形態による炉心管理装置は、さらに、データ採取位置指定プログラム40によって指定されたデータ採取位置におけるデータを出力分布計算結果データファイル14から受け取って編集するための出力分布計算結果編集プログラム(出力分布計算結果編集手段)41と、この出力分布計算結果編集プログラム41による編集結果を表示装置4に出力するための出力分布計算結果表示プログラム(出力分布計算結果表示手段)42とを備えている。
【0099】
次に、本実施形態による炉心管理装置における処理の流れについて図20及び図21を参照して説明する。
【0100】
図21は任意データ表示要求プログラム39の画面43及びデータ採取位置指定プログラム40の画面44を示しており、これらの画面43、44は原子力プラントの積算値を補正する際に表示装置4に表示される。
【0101】
画面43では、表示要求対象の出力分布計算結果ファイル名、表示対象データ名が指定可能であり、図20に示したように、これらのファイル名及びデータ名を指定し(ステップ50)しかる後、表示したいデータの炉内構造物座標位置を画面44にて指定するために、データ採取位置指定プログラム40を要求する(ステップ51)。
【0102】
データ採取位置指定プログラム40の画面44では、表示を要求する炉内構造物をその座標ではなく物理的意味から選択することができる(ステップ52)。選択は一度に複数個を指定可能である。
【0103】
任意データ表示要求プログラム39において「実行」要求されたときに、指定されたファイル名、データ名と共に、データ採取位置指定プログラム40で指定された座標位置情報を出力分布計算結果編集プログラム41に通知する(ステップ53)。
【0104】
出力分布計算結果編集プログラム41は、通知されたファイル名、データ名、炉内構造物座標情報を受け取る(ステップ54)。
【0105】
次に、指定されたファイルから炉内構造物の座標を判定するための判断用データを入力する(ステップ55)。判断用データを以下に例示する。
【0106】
・熱的制限値の最も厳しい座標 → 全熱的制限値データ
・制御棒照射量が最も多い位置 → 全制御棒照射量データ
・LPRM照射量が最も大きい位置 → 全LPRM照射量データ
・燃焼度が最も大きい位置 → 全燃焼度データ
・制御棒位置変化検出時の当該制御棒周囲 → 制御棒位置
・TIP走査時の制御棒照射量が最も大きい位置 → TIP走査時の制御棒照射量データ
そして、入力された判断用データに基づいて、炉内構造物座標情報に対応する炉内構造物座標を計算する(ステップ56)。次に、計算した座標位置に対応する指定データを指定ファイルから入力し、編集結果として出力分布計算結果表示プログラム42に出力する(ステップ57)。
【0107】
出力分布計算結果表示プログラム42は、受け取った編集結果データを表示装置4に表示する(ステップ58)。
【0108】
以上述べたように本実施形態による炉心管理装置によれば、任意データ表示要求プログラム39及びデータ採取位置指定プログラム40によって、出力分布計算結果からの任意データの最大値/最小値などを選択することができるので、表示すべきデータの炉内座標を調べて入力する必要がなく、正確且つ迅速な操作が可能となると共に誤入力の可能性を低減することができる。
【0109】
第8実施形態
次に、本発明の第8実施形態による炉心管理装置について図22乃至図24を参照して説明する。なお、本実施形態は上述した第7実施形態に対して構成を一部追加したものである。
【0110】
図22に示したように本実施形態による炉心管理装置は、データ採取位置指定プログラム40によって指定された最新のデータ採取位置情報を記憶するためのデータ採取位置前回値記憶ファイル(データ採取位置前回値記憶手段)45と、このデータ採取位置前回値記憶ファイル45に保存されているデータ採取位置の前回値をデータ採取位置指定プログラム40に入力するためのデータ採取位置前回値入力プログラム(データ採取位置前回値入力手段)46と、を備えている。
【0111】
次に、本実施形態による炉心管理装置における処理の流れについて図23及び図24を参照して説明する。
【0112】
図23に示したように、本実施形態による炉心管理装置においては、データ採取位置指定プログラム40を要求する際に、データ採取位置前回値入力プログラム46によってデータ採取位置前回値記憶ファイル45から前回のデータ採取位置情報を受け取り(ステップ60)、受け取った前回のデータ採取位置設定時の設定情報をデータ採取位置指定プログラム40に出力する(ステップ61)。
【0113】
図24に示したようにデータ採取位置指定プログラム40では、表示時に入力された前回データ採取位置情報をデータ採取位置指定プログラム40の初期状態表示画面として表示する(ステップ62)。
【0114】
ユーザは、初期状態から設定状態を変更したい場合のみ、データ採取位置情報を変更し、データ表示実行要求を行い、初期状態のままで十分であればデータ採取位置情報を変更することなくデータ表示実行要求を行う(ステップ63)。
【0115】
実行要求時に、データ採取位置指定プログラム40は、次回のデータ採取位置表示時のために今回のデータ採取位置情報をデータ採取位置前回値記憶ファイル45に出力する(ステップ64)。
【0116】
なお、上記以外の処理手順は上述した第7実施形態の場合と同様である。
【0117】
以上述べたように本実施形態による炉心管理装置によれば、データ採取位置前回値入力プログラム46によって、機能要求時に前回設定値を予め入力フレームに表示し、同一要求を行う場合には再入力の手間を省くことができ、正確且つ迅速な作業を行うことができると共に、誤入力の可能性を低減することができる。
【0118】
第9実施形態
次に、本発明の第9実施形態による炉心管理装置について図25乃至図27を参照して説明する。なお、本実施形態は上述した第8実施形態に対して構成を一部追加したものである。
【0119】
図25に示したように本実施形態による炉心管理装置は、データ採取位置指定プログラム40によって指定されたデータ採取位置設定条件を記憶するための複数のデータ採取位置設定記憶ファイル(データ採取位置設定記憶手段)48と、これらのデータ採取位置設定記憶ファイル48に保存されているデータ採取位置の設定条件をデータ採取位置指定プログラム40に送るためのデータ採取位置設定読込プログラム(データ採取位置設定読込手段)49と、データ採取位置指定プログラム40による現在のデータ採取位置情報をデータ採取位置設定記憶ファイル48に保存するためのデータ採取位置設定書込プログラム(データ採取位置設定書込手段)50と、を備えている。
【0120】
次に、本実施形態による炉心管理装置における処理の流れについて図26及び図27を参照して説明する。
【0121】
上記第8実施形態の説明で既に述べたように、データ採取位置指定プログラム40を要求時にデータ採取位置前回値入力プログラム46によって前回のデータ採取位置設定時の設定情報が表示される(ステップ62)。
【0122】
データ採取位置指定プログラム40では、図27に示した画面51の画面表示時にデータ採取位置設定読込プログラム49のデータ読込機能を要求することにより、複数のデータ採取位置設定記憶ファイル48からユーザの選択によって設定するデータを読み込む(ステップ65)。読み込まれたデータはデータ採取位置指定情報として表示され、ユーザは表示されたデータ採取位置情報に対して修正を行う(ステップ66)。
【0123】
ユーザは、修正したデータ採取位置情報をデータ採取位置設定記憶ファイル48に保存することができる(ステップ67)。このとき、複数のデータ採取位置設定記憶ファイル48から選択的に記憶先ファイルを指定することができる。データ採取位置情報はデータ採取位置前回値記憶ファイル45に出力される(ステップ68)。
【0124】
以上述べたように本実施形態による炉心管理装置は、データ採取位置設定記憶ファイル48に保存された複数の代表的なデータ表示方法を適宜読み込んで利用することができるので、要求頻度の高いデータ設定を毎回行う必要がなく、正確且つ迅速な機能要求を行うことができると共に、誤入力の可能性を低減することができる。
【0125】
【発明の効果】
以上述べたように本発明による炉心管理装置によれば、出力分布計算手段は、出力分布計算条件作成手段及び出力分布計算選択手段から独立したプログラムとしてそれぞれ構成されているので、出力分布計算手段における出力分布計算手法を変更する際に炉心管理装置全体の機能更新を行う必要がなく、計算手法の変更を容易に行うことができると共に、変更後の炉心管理装置の使用方法に混乱を生じることなく支障なく継続使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態による炉心管理装置の概略構成を示したブロック図。
【図2】本発明の第1実施形態による炉心管理装置のコンピュータの内部の概略構成を示したブロック図。
【図3】本発明の第1実施形態による炉心管理装置における処理の流れを示したフローチャート。
【図4】本発明の第2実施形態による炉心管理装置のコンピュータの内部の概略構成を示したブロック図。
【図5】本発明の第2実施形態による炉心管理装置における処理の流れを示したフローチャート。
【図6】本発明の第2実施形態による炉心管理装置の起動手段選択情報テーブルの一例を示した図。
【図7】本発明の第3実施形態による炉心管理装置のコンピュータの内部の概略構成を示したブロック図。
【図8】本発明の第3実施形態による炉心管理装置における処理の流れを示したフローチャート。
【図9】本発明の第3実施形態による炉心管理装置の積算値増分入力プログラムの画面の一例を示した図。
【図10】本発明の第4実施形態による炉心管理装置のコンピュータの内部の概略構成を示したブロック図。
【図11】本発明の第4実施形態による炉心管理装置における処理の流れを示したフローチャート。
【図12】本発明の第4実施形態による炉心管理装置の積算値増分、積算値対応時刻入力プログラムの画面の一例を示した図。
【図13】本発明の第5実施形態による炉心管理装置のコンピュータの内部の概略構成を示したブロック図。
【図14】本発明の第5実施形態による炉心管理装置における処理の流れを示したフローチャート。
【図15】本発明の第5実施形態による炉心管理装置の積算値絶対値、積算値対応時刻入力プログラムの画面の一例を示した図。
【図16】本発明の第6実施形態による炉心管理装置のコンピュータの内部の概略構成を示したブロック図。
【図17】本発明の第6実施形態による炉心管理装置における処理の流れを示したフローチャート。
【図18】本発明の第6実施形態による炉心管理装置の積算値設定方法選択プログラムの画面の一例を示した図。
【図19】本発明の第7実施形態による炉心管理装置のコンピュータの内部の概略構成を示したブロック図。
【図20】本発明の第7実施形態による炉心管理装置における処理の流れを示したフローチャート。
【図21】本発明の第7実施形態による炉心管理装置の任意データ表示要求プログラム及びデータ採取位置指定プログラムの画面の一例を示した図。
【図22】本発明の第8実施形態による炉心管理装置のコンピュータの内部の概略構成を示したブロック図。
【図23】本発明の第8実施形態による炉心管理装置における処理の流れを示したフローチャート。
【図24】本発明の第8実施形態による炉心管理装置のデータ採取位置指定プログラムの画面の一例を示した図。
【図25】本発明の第9実施形態による炉心管理装置のコンピュータの内部の概略構成を示したブロック図。
【図26】本発明の第9実施形態による炉心管理装置における処理の流れを示したフローチャート。
【図27】本発明の第9実施形態による炉心管理装置のデータ採取位置指定プログラムの画面の一例を示した図。
【図28】従来の炉心管理装置の出力分布計算プログラムの部分の概略構成を示したブロック図。
【図29】従来の炉心管理装置の初期化プログラムの部分の概略構成を示したブロック図。
【図30】従来の炉心管理装置の表示プログラムの部分の概略構成を示したブロック図。
【図31】従来の炉心管理装置の処理の流れを示したフローチャート。
【符号の説明】
1 原子力プラント
2 プロセスデータ取込装置
3 コンピュータ
4 表示装置
5 データ入力装置
6 出力分布計算部
7 出力分布計算手段
8 出力分布計算条件作成手段
9 出力分布計算選択手段
10 参照データベース
11 出力分布計算条件作成用データファイル
12 出力分布計算選択用データファイル
13 出力分布計算用データファイル
14 出力分布計算結果データファイル
15 履歴データ初期化プログラム
16 積算値初期化プログラム
17 出力分布計算データ初期化プログラム
18 LPRM全較正完了フラグ初期化プログラム
19 サイクル初期化制御プログラム
20 サイクル初期化時制御要求プログラム
27 プラントデータ積算値記憶ファイル
28 プラントデータ積算プログラム
29 積算値増分入力プログラム
30 プラントデータ積算値設定プログラム
32 積算値対応時刻入力プログラム
34 積算値絶対値入力プログラム
35 積算値絶対値設定プログラム
37 積算値設定方法選択プログラム
39 任意データ表示要求プログラム
40 データ採取位置指定プログラム
41 出力分布計算結果編集プログラム
42 出力分布計算結果表示プログラム
45 データ採取位置前回値記憶ファイル
46 データ採取位置前回値入力プログラム
48 データ採取位置設定記憶ファイル
49 データ採取位置設定読込プログラム
50 データ採取位置設定書込プログラム
60 記憶手段

Claims (9)

  1. 原子力プラントからプラント状態を表すプロセスデータを取り込むためのプロセスデータ取込手段と、前記プロセスデータ取込手段によって取り込まれたプロセスデータに基づいて原子力プラントのプラント状態を監視するコンピュータと、前記コンピュータから送られた監視情報を表示する表示手段と、前記コンピュータに対してプラント監視機能の要求の入力を行うための入力手段と、を備え、
    前記コンピュータは、
    前記プロセスデータ取込手段が取り込んだプロセスデータを含む出力分布計算条件作成用データファイルと、出力分布計算選択用データファイルと、出力分布計算用データファイルと、出力分布計算結果データファイルと、を有する参照データベースを記憶する記憶手段と、
    前記出力分布計算条件作成用データファイルからの前記プロセスデータから出力分布計算のための入力条件データを作成し、前記出力分布計算用データファイルに記憶させる出力分布計算条件作成手段と、
    前記出力分布計算選択用データファイルからのデータに基づいて原子炉の出力分布を算出する複数の出力分布計算部の中から起動すべき出力分布計算部を選択するための出力分布計算選択手段と、
    データの入出力を前記参照データベースの前記データファイルを介して行なうことにより前記出力分布計算条件作成手段および前記出力分布計算選択手段とは独立した構成とした複数の出力分布計算部を有し、前記出力分布計算選択手段により選択された出力分布計算部に従って前記出力分布計算用データファイルの入力条件データを用いて出力分布計算を実行し、出力分布計算結果を前記出力分布計算結果データファイルに記憶させる出力分布計算手段と、を具備することを特徴とする炉心管理装置。
  2. 前記出力分布計算手段による出力分布計算を実行するために原子力プラントの運転サイクル初期に連続して動作させる複数のサイクル初期化手段と、前記複数のサイクル初期化手段の中から起動すべきサイクル初期化手段を選択して指定するための起動手段選択情報に基づいて前記複数のサイクル初期化手段を順次連続して起動させるサイクル初期化制御手段と、前記サイクル初期化制御手段を要求するサイクル初期化時制御要求手段と、をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の炉心管理装置。
  3. プラントデータの積算値を保存するプラントデータ積算値記憶手段と、プラントデータの積算を行うプラントデータ積算手段と、プラントデータの積算値の増分を直接入力するための積算値増分入力手段と、前記積算値増分入力手段によって入力された積算値増分と前記プラントデータ積算値記憶手段に記憶されている現在の積算値とを加えて補正後の積算値を計算すると共にその計算結果を現在の積算値に代えて前記プラントデータ積算値記憶手段に記憶するプラントデータ積算値設定手段と、をさらに備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の炉心管理装置。
  4. 前記積算値増分入力手段で入力する積算値増分の対応する時刻を入力するための積算値対応時刻入力手段をさらに備えたことを特徴とする請求項3記載の炉心管理装置。
  5. プラントデータの積算値の絶対値を直接入力するための積算値絶対値入力手段と、入力された積算値の絶対値を前記プラントデータ積算値記憶手段に記憶されている現在の積算値と置き換えて記憶させるための積算値絶対値設定手段と、をさらに備えたことを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の炉心管理装置。
  6. 前記プラントデータ積算値設定手段及び前記積算値絶対値設定手段のいずれか一方を選択して起動させるための積算値設定方法選択手段をさらに備えたことを特徴とする請求項5記載の炉心管理装置。
  7. 前記記憶手段に保存された出力分布計算結果の中から表示対象データを指定するための任意データ表示要求手段と、表示対象データが特定の状態にあるという条件の下で表示すべきデータを選択するためにデータ採取位置の条件を指定するためのデータ採取位置指定手段と、前記データ採取位置指定手段によって指定されたデータ採取位置におけるデータを前記記憶手段に保存された出力分布計算結果から受け取って編集するための出力分布計算結果編集手段と、前記出力分布計算結果編集手段による編集結果を前記表示装置に出力するための出力分布計算結果表示手段と、をさらに備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の炉心管理装置。
  8. 前記データ採取位置指定手段によって指定された最新のデータ採取位置設定条件を記憶するためのデータ採取位置前回値記憶手段と、前記データ採取位置前回値記憶手段に保存されているデータ採取位置の前回値を前記データ採取位置指定手段に入力するためのデータ採取位置前回値入力手段と、をさらに備えたことを特徴とする請求項7記載の炉心管理装置。
  9. 前記データ採取位置指定手段によって指定されたデータ採取位置設定条件を記憶するためのデータ採取位置設定記憶手段と、前記データ採取位置設定記憶手段に保存されているデータ採取位置の設定条件を前記データ採取位置指定手段に送るためのデータ採取位置設定読込手段と、前記データ採取位置指定手段による現在のデータ採取位置情報を前記データ採取位置設定記憶手段に保存するためのデータ採取位置設定書込手段と、をさらに備えたことを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の炉心管理装置。
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