JP3808021B2 - 無線アドホックネットワークの制御方法及び制御装置 - Google Patents

無線アドホックネットワークの制御方法及び制御装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線アドホックネットワークにおいて、複数の無線端末装置の間でコネクションレス方式でパケットを送受信することにより通信を行う無線アドホックネットワークの制御方法及び制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
無線フラッディングの転送方式は、事前の設定動作を必要とせずに、各無線局が受信したパケットを互いに近傍の無線局に中継する通信である。ルーティングテーブルを用いず、パケットは同報(ブロードキャスト)転送によって伝播される。同報転送を用いることで、単純なフラッディングでは干渉の干渉が著しく発生する。そこで通信環境に応じて中継優先度を制御して同時に信号を出す無線局数を少なくし、干渉を低減させることが必要となっている。すなわち、「フラッディング」とは、ある無線局がパケットをブロードキャストにより発信しようとするとき、1回のブロードキャスト送信は比較的微弱な電波で行うが、そのパケットを受信した別の無線局が中継機能を使って回送するかたちでブロードキャスト送信を行なっていくことで、一度に届く電波の範囲を超えてパケットを伝播させる動作のことをいい、「マルチホップブロードキャスティング」ともいう。電波資源が有限であり、周波数割り当てがあるように、フラッディングも通信リソースの効率的な利用のためになんらかの制御が必要である。単純なものとして、フラッディングの際にマルチホップする回数や回送パケットの時間的な有効期限を設定することが検討されている。
【0003】
1つのパケットが効率良くフラッディング転送するために、パケットを受信した無線局群の中で、送信無線局から遠いものが優先的にパケットを中継すれば、早くより遠くへパケットが伝播すると同時に、送信無線局に近いところで信号の発生を抑制できる。そこで、非特許文献1では、受信電力という通信環境パラメータを測定し、受信電力が大きいときに、送信頻度を小さくなるように制御している。
【0004】
また、送信無線局から遠い無線局であることを知りうるパラメータとして、ほかには信号強度(SINR)、GPS等の位置情報(例えば、非特許文献2参照。)がある。
【0005】
フラッディングの効率のためにはまた、電波の干渉の程度を検出して、干渉の大きい位置にある無線局からのパケットの送信を抑制することも必要である(例えば、非特許文献2参照。)。電波の干渉が強いと信号の復調ができず、信号強度(SINR)は獲得できない。また、位置情報は、互いの位置やパケットの送信履歴/状況を知るための情報の交換そのものも容易でなくなる。一方、受信電力は、所望波、ノイズ、干渉波すべてが混在した状態での電波の強さなので、利用可能である。
【0006】
すなわち、非特許文献1では、受信電力という通信環境パラメータを測定し、受信電力が大きいときに、送信頻度を小さくなるように制御しているが、上述の理由により、冗長な中継トラフィックを削減することできる。また同時に、非特許文献1では、受信電力を測定して中継優先度に反映して電波干渉を抑制することで、空間内において電波リソース使用を均等化しようとしている。1つのパケットを早く広く効率良くフラッディングするためには、無線局が密な位置においては、電波干渉が強いので1無線局あたりのパケット転送回数は少なくなり、無線局が疎な位置においては逆に1無線局あたりのパケット転送回数は多くなる。このことは、情報発信機会の公平性の観点からは課題として認識できる。
【0007】
【非特許文献1】
門洋一ほか,”受信電力とキャリア検出により自律的に中継優先度と送信電力を決定するルーチング方式”,電子情報通信学会技術報告,RCS2000−6,pp.35−42,2000年4月。
【非特許文献2】
Sze-Yao Ni et al., "The Broadcast Storm Problem in a Mobile AdHoc Network", In Proceeding of IEEE/ACM International Conference on Mobile Computing and Networking (Mobicom '99), pp.151-162, August 1999。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、例えば、たえず情報が更新される必要のあるアプリケーションである掲示板あるいは複数人によるチャット、あるいは個々の無線局がプロファイルを交換することで実現されるサービスにおいては、更新の速さで不公平が生じるという問題点があった。
【0009】
本発明の目的は以上の問題点を解決し、無線アドホックネットワークにおいて、各無線局の情報へのアクセスを均等化し、コンテンツデータを効率的に無線転送できる、無線アドホックネットワークの制御方法及び制御装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る無線アドホックネットワークの制御方法は、複数の無線端末装置の間でコネクションレス方式でかつ無線フラッディングの転送方式でパケットを送受信することにより通信を行う無線アドホックネットワークの制御方法において、
複数のコンテンツデータのそれぞれに対する配信優先度を含む配信優先度テーブルを記憶装置に格納するステップと、
複数のコンテンツデータを、各コンテンツデータの配信優先度がより高いコンテンツデータものから順に収集し、かつ複数のコンテンツデータの配信優先度テーブルとともに多重化して1つの多重パケットを組み立てて送信するステップと、
多重パケットを送信したとき、当該多重パケットに含まれるコンテンツデータの配信優先度を所定値だけ低くするステップと、
多重パケットを受信したとき、当該多重パケットに含まれるコンテンツデータの配信優先度を所定値だけ低くするステップとを含むことを特徴とする。
【0011】
また、上記無線アドホックネットワークの制御方法において、多重パケットを受信したとき、受信した多重パケットに含まれる配信優先度テーブル内のコンテンツデータの配信優先度が上記記憶装置に格納された配信優先度テーブルに含まれないとき、当該コンテンツデータの配信優先度として再優先の配信優先度を上記記憶装置に格納するステップと、
上記受信した多重パケットに含まれる配信優先度テーブル内のコンテンツデータの配信優先度が最優先の配信優先度であるとき、当該コンテンツデータの配信優先度を所定値だけ高くする一方、上記受信した多重パケットに含まれる配信優先度テーブル内のコンテンツデータの配信優先度が最優先の配信優先度でないとき、当該コンテンツデータの配信優先度を所定値だけ低くするステップとをさらに含むことを特徴とする。
【0012】
さらに、上記無線アドホックネットワークの制御方法において、上記送信するステップは、多重パケットの無線信号を受信したとき、当該無線信号の受信電力を検出し、検出した受信電力が低いほど送信優先度が高くなり送信の待機時間が短くなる一方、検出した受信電力が高いほど送信優先度が低くなり送信の待機時間が長くなるように多重パケットを送信することを特徴とする。
【0013】
本発明に係る無線アドホックネットワークの制御装置は、複数の無線端末装置の間でコネクションレス方式でかつ無線フラッディングの転送方式でパケットを送受信することにより通信を行う無線アドホックネットワークの制御装置において、
複数のコンテンツデータのそれぞれに対する配信優先度を含む配信優先度テーブルを格納する記憶装置と、
複数のコンテンツデータを、各コンテンツデータの配信優先度がより高いコンテンツデータものから順に収集し、かつ複数のコンテンツデータの配信優先度テーブルとともに多重化して1つの多重パケットを組み立てて送信する送信手段と、
多重パケットを送信したとき、当該多重パケットに含まれるコンテンツデータの配信優先度を所定値だけ低くし、多重パケットを受信したとき、当該多重パケットに含まれるコンテンツデータの配信優先度を所定値だけ低くする制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0014】
また、上記無線アドホックネットワークの制御装置において、上記制御手段は、
多重パケットを受信したとき、受信した多重パケットに含まれる配信優先度テーブル内のコンテンツデータの配信優先度が上記記憶装置に格納された配信優先度テーブルに含まれないとき、当該コンテンツデータの配信優先度として再優先の配信優先度を上記記憶装置に格納し、
上記受信した多重パケットに含まれる配信優先度テーブル内のコンテンツデータの配信優先度が最優先の配信優先度であるとき、当該コンテンツデータの配信優先度を所定値だけ高くする一方、上記受信した多重パケットに含まれる配信優先度テーブル内のコンテンツデータの配信優先度が最優先の配信優先度でないとき、当該コンテンツデータの配信優先度を所定値だけ低くすることを特徴とする。
【0015】
さらに、上記無線アドホックネットワークの制御装置において、上記送信手段は、多重パケットの無線信号を受信したとき、当該無線信号の受信電力を検出し、検出した受信電力が低いほど送信優先度が高くなり送信の待機時間が短くなる一方、検出した受信電力が高いほど送信優先度が低くなり送信の待機時間が長くなるように多重パケットを送信することを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態について説明する。
【0017】
図1は、本発明に係る一実施形態である無線アドホックネットワークにおける各無線端末装置の配置構成を示す平面図である。この実施形態の無線アドホックネットワークは、図1に示すように、複数の無線端末装置1−1乃至1−8(総称して、符号1を付す。)を備え、複数の無線端末装置1はある特定の領域において散在しており、当該地域において一時的な無線ネットワークを構成する。そして、この無線ネットワークにおいては、複数の無線端末装置1の間でコネクションレス方式でパケットを送受信することにより通信を行う。本実施形態では、受信電力を測定して電波リソース使用を均等化しつつ、複数のコンテンツデータを多重化してなる多重化パケットを用いて各無線局の情報へのアクセスを均等化する方法を用いることにより、無線フラッディングを行うことを特徴としている。ここで、無線フラッディングの転送方式は、事前の設定動作を必要とせずに、各無線局が受信したパケットを互いに近傍の無線局に中継する通信であり、ルーティングテーブルを用いず、多重パケットは同報(ブロードキャスト)転送によって伝播される。
【0018】
図4は本実施形態で用いる、複数のコンテンツデータと、配信優先度テーブルデータとが多重化されてなる多重パケットの構成フォーマットを示す図である。図4において、多重パケットは、複数N個の情報セル100−1乃至100−Nと、配信優先度テーブルデータとを多重化して構成される。ここで、各情報セル100−1乃至100−Nは、コンテンツIDと、発信元IDと、コンテンツデータとからなる。ここで、ID(Identification)は識別番号又は識別記号を意味する。
【0019】
図2は、図1の無線端末装置1の構成を示すブロック図である。図2において、送受信アンテナ27で受信された多重パケットを含む無線信号はサーキュレータ26を介して無線受信機28に入力され、無線受信機28は入力された無線信号を所定の中間周波の信号に変換して多重パケット受信回路29に出力する。また、無線受信機28は無線信号を受信したときのAGC電流値を受信電力検出回路41に出力して、受信電力検出回路41は入力されるAGC電流値から受信電力値を検出して送信優先度制御回路42に出力する。次いで、多重パケット受信回路29は、入力される中間周波の信号を、例えばスペクトル拡散復調方法などの所定の復調方法で復調した後、多重パケットにA/D変換して、1つ分の多重パケットを格納するバッファメモリ30を介して多重パケット解析回路31に出力する。さらに、多重パケット解析回路31は、バッファメモリ30に格納された多重パケットを解析することにより、1つの多重パケットを複数の情報セル及び配信優先度テーブルデータとを分割し、かつ各情報セルをコンテンツIDと発信元IDとコンテンツデータとに分割して、主制御回路10に出力するとともに、コンテンツデータをコンテンツメモリ20に出力して格納する。
【0020】
コンテンツメモリ20に格納されたコンテンツデータはコンテンツデータ受信回路32に出力され、このとき、コンテンツID及び発信元IDを含むコンテンツデータ受信通知信号が主制御回路10からコンテンツデータ受信回路32に出力される。一方、コンテンツデータ発生回路21は、送信すべきコンテンツデータを発生してコンテンツメモリ20に出力して格納し、このとき、コンテンツデータ送信通知信号がコンテンツデータ発生回路21から主制御回路10に入力される。
【0021】
主制御回路10は、図5乃至図9のフラッディング制御処理を実行することにより、無線端末装置1内の種々の回路等を制御するためのコントローラであって、主制御回路10には、
(a)主制御回路10によって実行されるプログラムを格納するとともにワーキングメモリとして動作するための、例えばROMやRAMなどの処理メモリ11と、
(b)各種の入力データや指示データなどを入力するための、例えばキーボードやマウスなどの入力装置12と、
(c)各種の出力データやコンテンツデータなどを表示するための、例えば液晶ディスプレイなどの表示装置13と、
(d)図3に一例を示すように、コンテンツID毎に、配信優先度を含む配信優先度テーブルを格納する配信優先度テーブルメモリ14と、
(e)送信待ちの複数のコンテンツデータを格納するコンテンツメモリ20とが接続されている。
【0022】
なお、本実施形態においては、図3の配信優先度テーブルにおいて、コンテンツIDは、当該無線アドホックネットワークにおいて、重ならないようにシリアル番号が主制御回路10により発生される。この例では、コンテンツIDは以下の表に示すように付されている。また、配信優先度は、その値が小さいほどその優先度が高く、そのコンテンツデータがすぐに配信されるように制御される。
【0023】
【表1】
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
日付8桁(年;月;日),発信元ID4桁,シリアル番号3桁
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
(注)シリアル番号3桁は、当該日付けで当該発信元IDにおいて001から重複が無いように付される。
【0024】
多重パケット組立回路22は、主制御回路10からの指示信号に応答して、コンテンツメモリ20内のコンテンツデータに基づいて、配信優先度が小さいものから順に、多重パケットの最大パケット長に納まるデータ量内で収集して複数のコンテンツデータを配信優先度テーブルとともに多重化して1つの多重パケットを組み立てて、バッファメモリ23にオーバーライトで格納する。ここで、バッファメモリ23は1つ分の多重パケットを格納するメモリ容量を有する。
【0025】
送信優先度制御回路42は、主制御回路10からの指示信号に基づいて、自局に許可された送信タイミングであって、受信電力検出回路41により検出された受信電力に基づいた送信優先度の待機時間が先の送信から経過したとき、バッファメモリ23に格納された1つの多重パケットを読み出し、D/A変換してD/A変換後の信号に従って所定の中間周波の信号を例えばスペクトル拡散変調方法などの所定の変調方法で変調した後、変調後の変調信号を無線送信機25に出力する。次いで、無線送信機25は入力される変調信号を無線信号に周波数変換しかつ電力増幅して、当該無線信号をサーキュレータ26を介して送受信アンテナ27に出力することにより、送受信アンテナ27から放射する。
【0026】
なお、受信電力に基づいた送信優先度の待機時間は、受信した無線信号の受信電力が高いほど、電波干渉の度合いが大きいので送信優先度が低くなるように、すなわち待機時間が長くなるように制御される一方、受信した無線信号の受信電力が低いほど、電波干渉の度合いが小さいので送信優先度が高くなるように、すなわち待機時間が短くなるように制御される。すなわち、受信電力を測定して中継優先度に反映させることで、空間内において電波リソース使用を均等化する。1つの多重パケットを早く広く効率良くフラッディングするためには、無線局が密な位置においては、電波干渉が強いので1無線局あたりのパケット転送回数は少なくなり、無線局が疎な位置においては逆に1無線局あたりのパケット転送回数は多くなる。このことは、情報発信機会の公平性の観点からは正しいものとして認識できる。
【0027】
図5は、図1の主制御回路10によって実行される、メインルーチンであるフラッディング制御処理を示すフローチャートである。
【0028】
図5のステップS1において、まず、送信すべきコンテンツデータが発生したか否かが判断され、YESのときはステップS2に進む一方、NOのときはステップS3に進む。ステップS2において図6の多重パケット組立処理を実行した後、ステップS1に戻る。次いで、ステップS3において送信優先度制御による待機時間が経過したか否かが判断され、YESのときはステップS4に進む一方、NOのときはステップS5に進む。ステップS4において図7の多重パケット送信処理を実行した後、ステップS1に戻る。さらに、ステップS5において多重パケットを受信して解析したか否かが判断され、YESのときはステップS6に進む一方、NOのときはステップS1に戻る。ステップS6において図8の多重パケット受信処理を実行した後、ステップS1に戻る。なお、ステップS1でNO、ステップS3でNO、ステップS5でNOにより構成されるループ処理は当該主制御回路10の多重パケットの送信要求待ちのアイドル状態となっている。
【0029】
図6は、図5のサブルーチンである多重パケット組立処理(ステップS2)を示すフローチャートである。
【0030】
図6のステップS11において、まず、コンテンツデータ発生回路21によって発生された送信すべきコンテンツデータをコンテンツメモリ20に格納し、ステップS12において新たなコンテンツIDを発生し、このコンテンツIDと配信優先度“0”を配信優先度テーブルに追加する。さらに、ステップS13において多重パケット組立回路22を制御して、コンテンツメモリ20内のコンテンツデータに基づいて、配信優先度が小さいものから順に、多重パケットの最大パケット長に納まるデータ量内で収集して複数のコンテンツデータを配信優先度テーブルとともに多重化して1つの多重パケットを組み立てて、バッファメモリ23にオーバーライトで格納した後、元のメインルーチンに戻る。
【0031】
図7は、図5のサブルーチンである多重パケット送信処理(ステップS4)を示すフローチャートである。
【0032】
図7のステップS21において、まず、多重パケット送信回路24を制御して、バッファメモリ23内の多重パケットを送信し、ステップS22において送信した多重パケットに含まれる各コンテンツに対応する、配信優先度テーブル内のコンテンツIDの配信優先度を1だけインクリメントする。次いで、ステップS23において多重パケット組立回路22を制御して、コンテンツメモリ20内のコンテンツデータに基づいて、配信優先度が小さいものから順に、多重パケットの最大パケット長に納まるデータ量内で収集して複数のコンテンツデータを配信優先度テーブルとともに多重化して1つの多重パケットを組み立てて、バッファメモリ23にオーバーライトで格納した後、元のメインルーチンに戻る。
【0033】
図8は、図5のサブルーチンである多重パケット受信処理(ステップS6)を示すフローチャートである。
【0034】
図8のステップS31において、まず、受信した多重パケットから未選択の1つのコンテンツデータを選択し、ステップS32においてすべてのコンテンツデータを選択したか否かが判断され、YESのときはステップS37に進む一方、NOのときはステップS33に進む。次いで、ステップS33において、選択したコンテンツデータのコンテンツIDが配信優先度デーブルに格納されているか否かが判断され、YESのときはステップS36に進む一方、NOのときはステップS34に進む。ステップS34において選択したコンテンツデータをコンテンツメモリ20に格納し、ステップS35において選択したコンテンツデータのコンテンツIDと配信優先度“0”を配信優先度デーブルに追加した後、ステップS31に戻る。一方、ステップS36において選択したコンテンツデータに対応する、配信優先度テーブル内のコンテンツIDの配信優先度を1だけインクリメントした後、ステップS31に戻る。さらに、ステップS37では、図9の配信優先度テーブル更新処理を実行した後、元のメインルーチンに戻る。
【0035】
図9は、図8のサブルーチンである配信優先度テーブル更新処理(ステップS37)を示すフローチャートである。
【0036】
図9のステップS41において、まず、受信した多重パケット内の他局の配信優先度テーブルから未選択の1つのコンテンツIDを選択し、ステップS42においてすべてのコンテンツIDを選択したか否かが判断され、YESのときはステップS49に進む一方、NOのときはステップS43に進む。次いで、ステップS43において選択したコンテンツIDは受信した多重パケット内のコンテンツIDであるか否かが判断され、YESのときはステップS41に戻る一方、NOのときはステップS44に進む。ステップS44において選択したコンテンツIDは自局の配信優先度テーブルにあるか否かが判断され、YESのときはステップS45に進む一方、NOのときはステップS48に進む。さらに、ステップS45において他局の配信優先度テーブル内の選択したコンテンツIDの配信優先度は最優先の配信優先度“−1”であるか否かが判断され、YESのときはステップS46に進む一方、NOのときはステップS47に進む。ステップS46において当該コンテンツIDの配信優先度を1だけデクリメントした後、ステップS41に戻る。一方、ステップS47において当該コンテンツIDの配信優先度を1だけインクリメントした後、ステップS41に戻る。また、ステップS48において当該コンテンツIDを追加してその配信優先度を、最優先の配信優先度“−1”として格納した後、ステップS41に戻る。さらに、ステップS49において多重パケット組立回路22を制御して、コンテンツメモリ20内のコンテンツデータに基づいて、配信優先度が小さいものから順に、多重パケットの最大パケット長に納まるデータ量内で収集して複数のコンテンツデータを配信優先度テーブルとともに多重化して1つの多重パケットを組み立てて、バッファメモリ23にオーバーライトで格納した後、元のメインルーチンに戻る。
【0037】
本実施形態において提案する多重転送フラッディング方式と従来技術の方式との大きな違いは、
(a)情報セルがフラッディングにより流通しているステータス情報である配信優先度テーブルを情報セル送信待ち行列での順序付けに利用する点と、
(b)多重化パケット内にステータス情報である配信優先度テーブルを含めてフラッディングさせることである。
【0038】
多重パケットは1ホップする毎に、内部の情報セルが整理され、かつ情報セル流通ステータス情報である配信優先度テーブルが整理されかつ加工されて、次の無線端末装置1にホップされる。フラッディングしているものは情報セルであり、多重パケットは情報セルフラッディングのメディアになっている。こうして受信電力に基づく優先度制御の上で多重パケットというメディアが得られる。多重パケットというメディアを管理して情報セルを効率よく流通させるために必要となるものが情報セル流通ステータス情報である配信優先度テーブルである。
【0039】
配信優先度テーブル内の「配信優先度」はカウンタ値で表現されている。この「配信優先度」カウンタは情報セル伝播の冗長度を表すことになる。ある情報セルの送信要求が出すことはその情報セルのフラッディングメディアにおける冗長度を下げる働きをする。そして多重パケットにその情報セルが搭載されれば冗長度が上がるように制御される。
【0040】
本実施形態に係る多重転送フラッディング方式では、従来技術よりも一つ上のレイヤからフラッディング管理を行っている。予備的なシミュレーションにおいては情報の到達率向上が確認されているが、パケットに流通している情報のリストである配信優先度テーブルを搭載させることで、情報が到達していない無線局から送信要求が出せるようになったことが影響していると考えられる。従って、無線フラッディングにおいて、データ多重化によって疎密のある環境下で各無線局の情報へのアクセスを均等化することができる。
【0041】
以上の実施形態においては、ステップS22において、コンテンツIDの配信優先度を1だけインクリメントしているが、本発明はこれに限らず、所定値だけインクリメントして配信優先度を低くしてもよい。
【0042】
以上の実施形態においては、ステップS36において、コンテンツIDの配信優先度を1だけインクリメントしているが、本発明はこれに限らず、所定値だけインクリメントして配信優先度を低くしてもよい。
【0043】
以上の実施形態においては、ステップS46において、コンテンツIDの配信優先度を1だけデクリメントしているが、本発明はこれに限らず、所定値だけデクリメントして配信優先度を高くしてもよい。
【0044】
以上の実施形態においては、ステップS47において、コンテンツIDの配信優先度を1だけインクリメントしているが、本発明はこれに限らず、所定値だけインクリメントして配信優先度を低くしてもよい。
【0045】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明に係る無線アドホックネットワークの制御方法又は制御装置によれば、複数の無線端末装置の間でコネクションレス方式でかつ無線フラッディングの転送方式でパケットを送受信することにより通信を行う無線アドホックネットワークの制御方法又は制御装置において、
複数のコンテンツデータのそれぞれに対する配信優先度を含む配信優先度テーブルを記憶装置に格納し、
複数のコンテンツデータを、各コンテンツデータの配信優先度がより高いコンテンツデータものから順に収集し、かつ複数のコンテンツデータの配信優先度テーブルとともに多重化して1つの多重パケットを組み立てて送信し、
多重パケットを送信したとき、当該多重パケットに含まれるコンテンツデータの配信優先度を所定値だけ低くし、
多重パケットを受信したとき、当該多重パケットに含まれるコンテンツデータの配信優先度を所定値だけ低くする。
従って、多重パケットを送信又は受信したとき配信優先度を低くするので、他局での送信又は受信が抑制され、未配信のコンテンツデータを他局から送信できるようになり、これにより、各無線局からの送信又は受信を実質的に均等化することができ、情報伝達のスループットを実質的に高くすることができる。
【0046】
また、上記無線アドホックネットワークの制御方法又は制御装置において、多重パケットを受信したとき、受信した多重パケットに含まれる配信優先度テーブル内のコンテンツデータの配信優先度が上記記憶装置に格納された配信優先度テーブルに含まれないとき、当該コンテンツデータの配信優先度として再優先の配信優先度を上記記憶装置に格納し、
上記受信した多重パケットに含まれる配信優先度テーブル内のコンテンツデータの配信優先度が最優先の配信優先度であるとき、当該コンテンツデータの配信優先度を所定値だけ高くする一方、上記受信した多重パケットに含まれる配信優先度テーブル内のコンテンツデータの配信優先度が最優先の配信優先度でないとき、当該コンテンツデータの配信優先度を所定値だけ低くする。
従って、受信した多重パケットに含まれる配信優先度テーブル内のコンテンツデータの配信優先度が上記記憶装置に格納された配信優先度テーブルに含まれないとき、当該コンテンツデータの配信優先度として再優先の配信優先度に設定するので、当該コンテンツデータが当該無線アドホックネットワークにおいて配信しやすくなる。また、上記受信した多重パケットに含まれる配信優先度テーブル内のコンテンツデータの配信優先度が最優先の配信優先度であるとき、当該コンテンツデータの配信優先度を所定値だけ高くする一方、上記受信した多重パケットに含まれる配信優先度テーブル内のコンテンツデータの配信優先度が最優先の配信優先度でないとき、当該コンテンツデータの配信優先度を所定値だけ低くするので、当該最優先の配信優先度を有するコンテンツデータが当該無線アドホックネットワークにおいてもうすでに配信しやすくなっているので、それの配信を抑制する。これにより、当該無線アドホックネットワーク全体における各無線局からの送信又は受信を実質的に均等化することができ、情報伝達のスループットを実質的に高くすることができる。
【0047】
さらに、上記無線アドホックネットワークの制御方法又は制御装置において、上記送信するステップは、多重パケットの無線信号を受信したとき、当該無線信号の受信電力を検出し、検出した受信電力が低いほど送信優先度が高くなり送信の待機時間が短くなる一方、検出した受信電力が高いほど送信優先度が低くなり送信の待機時間が長くなるように多重パケットを送信する。従って、当該無線アドホックネットワークにおける電波干渉を軽減することができ、情報伝達のスループットを実質的に高くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る一実施形態である無線アドホックネットワークにおける各無線端末装置1の配置構成を示す平面図である。
【図2】 図1の無線端末装置1の構成を示すブロック図である。
【図3】 図2の配信優先度テーブルメモリ14の一例を示す図である。
【図4】 本実施形態で用いる、複数のコンテンツデータと、配信優先度テーブルデータとが多重化されてなる多重パケットの構成フォーマットを示す図である。
【図5】 図1の主制御回路10によって実行される、メインルーチンであるフラッディング制御処理を示すフローチャートである。
【図6】 図5のサブルーチンである多重パケット組立処理(ステップS2)を示すフローチャートである。
【図7】 図5のサブルーチンである多重パケット送信処理(ステップS4)を示すフローチャートである。
【図8】 図5のサブルーチンである多重パケット受信処理(ステップS6)を示すフローチャートである。
【図9】 図8のサブルーチンである配信優先度テーブル更新処理(ステップS37)を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1,1−1乃至1−8…無線端末装置、
10…主制御回路、
11…処理メモリ、
12…入力装置、
13…表示装置、
14…配信優先度テーブルメモリ、
20…コンテンツメモリ、
21…コンテンツデータ発生回路、
22…多重パケット組立回路、
23…バッファメモリ、
24…多重パケット送信回路、
25…無線送信機、
26…サーキュレータ、
27…送受信アンテナ、
28…無線受信機、
29…多重パケット受信回路、
30…バッファメモリ、
31…多重パケット解析回路、
32…コンテンツデータ受信回路、
41…受信電力検出回路、
42…送信優先度制御回路、
100−1乃至100−N…情報セル、
110…配線優先度テーブルデータ、
201…コンテンツID、
202…発信元ID、
203…コンテンツデータ。

Claims (6)

  1. 複数の無線端末装置の間でコネクションレス方式でかつ無線フラッディングの転送方式でパケットを送受信することにより通信を行う無線アドホックネットワークの制御方法において、
    複数のコンテンツデータのそれぞれに対する配信優先度を含む配信優先度テーブルを記憶装置に格納するステップと、
    複数のコンテンツデータを、各コンテンツデータの配信優先度がより高いコンテンツデータものから順に収集し、かつ複数のコンテンツデータの配信優先度テーブルとともに多重化して1つの多重パケットを組み立てて送信するステップと、
    多重パケットを送信したとき、当該多重パケットに含まれるコンテンツデータの配信優先度を所定値だけ低くするステップと、
    多重パケットを受信したとき、当該多重パケットに含まれるコンテンツデータの配信優先度を所定値だけ低くするステップとを含むことを特徴とする無線アドホックネットワークの制御方法。
  2. 多重パケットを受信したとき、受信した多重パケットに含まれる配信優先度テーブル内のコンテンツデータの配信優先度が上記記憶装置に格納された配信優先度テーブルに含まれないとき、当該コンテンツデータの配信優先度として再優先の配信優先度を上記記憶装置に格納するステップと、
    上記受信した多重パケットに含まれる配信優先度テーブル内のコンテンツデータの配信優先度が最優先の配信優先度であるとき、当該コンテンツデータの配信優先度を所定値だけ高くする一方、上記受信した多重パケットに含まれる配信優先度テーブル内のコンテンツデータの配信優先度が最優先の配信優先度でないとき、当該コンテンツデータの配信優先度を所定値だけ低くするステップとをさらに含むことを特徴とする請求項1記載の無線アドホックネットワークの制御方法。
  3. 上記送信するステップは、多重パケットの無線信号を受信したとき、当該無線信号の受信電力を検出し、検出した受信電力が低いほど送信優先度が高くなり送信の待機時間が短くなる一方、検出した受信電力が高いほど送信優先度が低くなり送信の待機時間が長くなるように多重パケットを送信することを特徴とする請求項1又は2記載の無線アドホックネットワークの制御方法。
  4. 複数の無線端末装置の間でコネクションレス方式でかつ無線フラッディングの転送方式でパケットを送受信することにより通信を行う無線アドホックネットワークの制御装置において、
    複数のコンテンツデータのそれぞれに対する配信優先度を含む配信優先度テーブルを格納する記憶装置と、
    複数のコンテンツデータを、各コンテンツデータの配信優先度がより高いコンテンツデータものから順に収集し、かつ複数のコンテンツデータの配信優先度テーブルとともに多重化して1つの多重パケットを組み立てて送信する送信手段と、
    多重パケットを送信したとき、当該多重パケットに含まれるコンテンツデータの配信優先度を所定値だけ低くし、多重パケットを受信したとき、当該多重パケットに含まれるコンテンツデータの配信優先度を所定値だけ低くする制御手段とを備えたことを特徴とする無線アドホックネットワークの制御装置。
  5. 上記制御手段は、
    多重パケットを受信したとき、受信した多重パケットに含まれる配信優先度テーブル内のコンテンツデータの配信優先度が上記記憶装置に格納された配信優先度テーブルに含まれないとき、当該コンテンツデータの配信優先度として再優先の配信優先度を上記記憶装置に格納し、
    上記受信した多重パケットに含まれる配信優先度テーブル内のコンテンツデータの配信優先度が最優先の配信優先度であるとき、当該コンテンツデータの配信優先度を所定値だけ高くする一方、上記受信した多重パケットに含まれる配信優先度テーブル内のコンテンツデータの配信優先度が最優先の配信優先度でないとき、当該コンテンツデータの配信優先度を所定値だけ低くすることを特徴とする請求項4記載の無線アドホックネットワークの制御装置。
  6. 上記送信手段は、多重パケットの無線信号を受信したとき、当該無線信号の受信電力を検出し、検出した受信電力が低いほど送信優先度が高くなり送信の待機時間が短くなる一方、検出した受信電力が高いほど送信優先度が低くなり送信の待機時間が長くなるように多重パケットを送信することを特徴とする請求項4又は5記載の無線アドホックネットワークの制御装置。
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