JP3807144B2 - Centrifugal blower - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、回転軸周りに多数枚の翼(ブレード)を有し、遠心力により回転軸の長手一端側から吸入した空気を径外方側に向けて吹き出す遠心ファンを備える遠心送風機に関するもので、車両用空調装置に適用して有効である。
【0002】
【従来の技術】
遠心送風機における騒音の原因として、スクロールケーシングの巻き始め部(ノーズ部)近傍において発生する逆流空気と吸入空気と干渉が知られている。
この逆流空気と吸入空気との干渉を防止する手段として、例えば特開平7−224795号公報に記載の発明では、遠心ファンを支持する3本のステー部材のうち、ノーズ部近傍に位置するステー部材を平板扇形とすることにより、逆流空気を堰き止め、逆流空気と吸入空気とが干渉することをことを防止している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記公報に記載の発明では、遠心送風機に接続される通風系の圧力損失(通風抵抗)が大きく、かつ、遠心ファンの回転数が小さい送風量が少ないときは、逆流空気と吸入空気との干渉を防止して騒音低減を図ることができるものの、通風系の圧力損失が小さく、かつ、遠心ファンの回転数が大きい送風量が多いときには、平板扇形のステー部材が通風抵抗となり、十分な送風量を確保することが難しいという問題がある。
【0004】
本発明は、上記点に鑑み、逆流空気と吸入空気との干渉を防止しつつ、ステー部材による通風抵抗を減少させることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために、請求項1〜4に記載の発明では、駆動手段(240)をスクロールケーシング(230)に固定するステー部材(241〜243)の断面形状は、流線形又は翼型であり、かつ、その前縁側が前記遠心ファン(220)の回転方向後退側に位置しいてることを特徴とする。
【0006】
これにより、通風系の圧力損失が小さく、かつ、遠心ファン(220)の回転数が大きい送風量が多いときであっても、ステー部材(241〜243)が大きな通風抵抗となってしまうことを防止できる。
一方、通風系の圧力損失が大きく、かつ、遠心ファン(220)の回転数が小さい送風量が少ないときには、逆流空気と吸入空気とが干渉(摩擦)することを防止するとともに、ステー部材(241〜243)の翼面に沿って逆流空気を流すことができるので、逆流空気と吸入空気とを摩擦させることなく、逆流空気を滑らかに吸入空気と合流させて再び吸入させることができる。
【0007】
以上に述べたように、本発明によれば、逆流空気と吸入空気との干渉を防止して騒音低減を図りつつ、ステー部材(241〜243)による通風抵抗を減少させることができる。
因みに、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
【0008】
【発明の実施の形態】
本実施形態は、本発明に係る遠心送風機を車室内空気(以下、内気と略す。)及び車室外空気(以下、外気と略す。)を区分して同時に吸入することができる内外気2層流式の車両用空調装置に適用したものである。
図1は、本実施形態に係る車両用空調100の模式図であり、110は車室内に向けて吹き出す空気の通路を構成する空調ケーシングである。この空調ケーシング110の空気流れ上流側には、外気を導入する外気導入口111及び内気を導入する第1、2内気導入口113、112が設けられており、外気導入口111及び第1内気導入口113は、第1内外気切換ドア114によって切換開閉され、第2内気導入口112は第2内外気切換ドア115によって開閉される。
【0009】
200は、内気及び外気を吸入して、その吸入した空気を車室内に向けて送風する遠心送風機(以下、送風機と略す。)であり、この送風機200より空気流れ下流側には、空調ケーシング110を2つの空気通路116、117に区画する区画壁118が設けられている。なお、送風機200の詳細については、後述する。
【0010】
また、送風機200の空気流れ下流側には、両空気通路116、117を流通する空気を冷却する蒸発器(空気冷却手段)119が配設され、この蒸発器119の空気流れには、蒸発器119を通過した空気を加熱するヒータコア(空気加熱手段)120が配設されている。
なお、本実施形態に係る車両用空調装置では、ヒータコア120での空気の加熱度合いを調節することにより車室内に吹き出す空気の温度を調節する、いわゆるリヒート式を採用している。
【0011】
また、ヒータコア120の空気流れ下流側には、両空気通路116、117を連通させる連通開口部121、車両のフロントガラス(図示せず)に向けて空気を吹き出すデフロッサ開口部122、乗員の上半身に向けて空気を吹き出すフェイス開口部123、及び乗員の下半身に向けて空気を吹き出すフット開口部124が形成されており、各開口部121〜124は、ドア125〜128によって開閉される。
【0012】
なお、一般的に、車両用空調装置では、フェイス開口部123から空気を吹き出す場合に比べて、デフロッサ開口部122及びフット開口部124から空気を吹き出す場合の方が、送風機200から見た通風系の圧力損失が大きくなる。
次に、送風機200について述べる。
送風機200は、図1に示すように、外気導入口111側の第1遠心ファン(以下、第1ファンと略す。)210、第2内気導入口112側に第1ファン210と同軸状に配設された第2遠心ファン(以下、第2ファンと略す。)220、両ファン210、220を収納する渦巻き状のスクロールケーシング230、及び両ファン210、220を回転駆動する電動モータ(駆動手段)240を有して構成されている。
【0013】
なお、本実施形態では、第1ファン210のファン径は、第2ファン220のファン径より小さくなっている。
ここで、両ファン210、220は、図2に示すように、回転軸200a周りに配設された多数枚の翼(ブレード)211、221を電動モータ240の回転軸200a周りに回転させることにより、回転軸200a方向から吸入した空気をファン210、220の径外方側に向けて吹き出す遠心式のファンである。
【0014】
また、スクロールケーシング230(以下、ケーシング230と略す。)230のうち回転軸200aの長手方向一端側(第2ファン220側)には、図1に示すように、第2ファン220用の吸入口231が形成され、回転軸200aの長手方向他端側(第1ファン210側)には、第1ファン210用の吸入口232が形成されている。
【0015】
そして、ケーシング230は、両ファン210、220から吹き出す空気を集合させて蒸発器119側に向けて吹き出すべく、図3に示すように、巻き始め側から巻き終わり側に向かうほど、その流路断面積が拡大するように渦巻き状に形成されており、第2ファン220用の吸入口231の略中央部に電動モータ240が配置されている。
【0016】
また、電動モータ240は、吸入口231の外縁部(ベルマウス231a)から吸入口231の中央部に向けて延びる3本のステー部材241〜243によりケーシング230に支持固定されており、ケーシング230の巻き始め(ノーズ部N)からファン220の回転方向前進側に向かって順に、3本のステー部材241〜243を第1ステー241、第2ステー242、第2ステー243と表記する。
【0017】
そして、少なくともノーズ部Nからファン220の回転方向前進側に180°進んだ部位までの間に存在するステー部材(本実施形態では、第1〜3ステー241〜243の全て)の断面形状は、図4に示すように、翼型であり、かつ、その前縁側がファン220の回転方向後退側に位置するように構成されているとともに、その翼弦方向Dが回転軸200aの長手方向と直交する方向と略平行となている。
【0018】
因みに、翼とは、周知のごとく、抵抗よりかなり大きな揚力を発生する形状の物体を言い、その流れの揚力の方向に平行な断面の形状を翼型と言う。また、翼弦とは、翼型の前縁と後縁とを結ぶ直線を言う(流体工学 東京大学出版会より抜粋)。
なお、本実施形態では、図5に示すように、ノーズ部N近傍に位置するステー部材(第1ステー241)を中空として空気通路241aを形成するとともに、図3に示すように、ノーズ部N近傍に設けられた冷却風取入口233から取り入れた空気を空気通路241aを介して電動モータ240に導いて電動モータ240を冷却している。
【0019】
また、本実施形態では、送風機200と吸入口232側には、図1に示すように、吸入空気中の塵埃を除去して空気を浄化するフィルタFが配設されている。
次に、本実施形態の特徴を述べる。
本実施形態によれば、ステー部材(第1〜3ステー241〜243)の断面形状が翼型となっているので、通風系の圧力損失が小さく、かつ、ファン220の回転数が大きい送風量が多いときであっても、図4(b)に示すように、ステー部材(第1〜3ステー241〜243)が大きな通風抵抗となってしまうことを防止できる。
【0020】
一方、通風系の圧力損失が大きく、かつ、ファン220の回転数が小さい送風量が少ないときには、図4(a)に示すように、逆流空気と吸入空気とが干渉(摩擦)することを防止するとともに、翼面241bに沿って逆流空気を流すことができるので、逆流空気と吸入空気とを摩擦させることなく、逆流空気を滑らかに吸入空気と合流させて再び吸入させることができる。
【0021】
したがって、逆流空気と吸入空気との干渉を防止して騒音低減を図りつつ、ステー部材(第1〜3ステー241〜243)による通風抵抗を減少させることができる。
因みに、図6(a)は、通風系の圧力損失が大きく、かつ、ファンの回転数が小さい送風量が少ないときであって、ステー部材Sの断面形状が矩形状である場合の空気流れを示す図であり、図6(b)は、通風系の圧力損失が小さく、かつ、ファンの回転数が大きい送風量が多いときであって、ステー部材Sの断面形状が矩形状である場合の空気流れを示す図であり、両図から明らかなように、通風系の圧力損失が大きく、かつ、ファンの回転数が小さい送風量が少ないときには、逆流空気と吸入空気との干渉を防止できるものの、通風系の圧力損失が小さく、かつ、ファンの回転数が大きい送風量が多いときには、ステー部材Sが大きな通風抵抗となっていることが判る。
【0022】
なお、図3は図1のA矢視図であり、この図からも明らかなように、吸入空気は、吸入口231全域から吸入されるものではなく、ステー部材(第1〜3ステー241〜243)を境に逆流空気が発生する。したがって、本実施形態のごとく、ステー部材(第1〜3ステー241〜243)を翼型とすると、特に効果的に逆流空気と吸入空気との干渉を防止して騒音低減を図りつつ、通風抵抗を減少させることができる。
【0023】
ところで、上述の実施形態では、内外気2層流式の車両用空調装置に本発明に係る送風機を適用したが、内気と外気とを混合して送風する通常の空調装置にも適用することができる。
また、上述の実施形態では、複数個のファン210、220が同軸状に配置された送風機であったが、1個のファンのみを有する送風機にも適用することができる。
【0024】
また、本発明に係る送風機は、空調装置にその適用が限定されるものではなく、換気扇等その他の送風機にも適用することができる。
また、上述の実施形態では、第1〜3ステー241〜243の断面形状は、翼型であったが、流線形としてもよい。なお、流線形とは、抵抗が少なく、剥離が発生しにくい形状を言う(流体工学 東京大学出版会より抜粋)。
【0025】
また、上述の実施形態では、全てのステー部材(第1〜3ステー241〜243)の断面形状が翼型であったが、少なくともノーズ部Nからファン220の回転方向前進側に180°進んだ部位までの間に存在するステー部材第1〜3ステー241〜243)の断面形状が翼型又は流線形であればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】空調装置の断面図である。
【図2】ファンの正面図である。
【図3】送風機の模式図である。
【図4】(a)は、通風系の圧力損失が大きく、かつ、ファンの回転数が小さい送風量が少ないときの空気流れを示す模式図であり、(b)は、通風系の圧力損失が小さく、かつ、ファンの回転数が大きい送風量が多いときの空気流れを示す模式図である。
【図5】第1ステーの断面図である。
【図6】(a)は、通風系の圧力損失が大きく、かつ、ファンの回転数が小さい送風量が少ないときの空気流れを示す模式図であり、(b)は、通風系の圧力損失が小さく、かつ、ファンの回転数が大きい送風量が多いときの空気流れを示す模式図である。
【符号の説明】
210…第1ファン、220…第2ファン、241…第1ステー、
242…第2ステー、243…第2ステー。
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a centrifugal blower having a centrifugal fan that has a large number of blades (blades) around a rotating shaft and blows out air sucked from a longitudinal one end side of the rotating shaft toward a radially outward side by centrifugal force. It is effective when applied to a vehicle air conditioner.
[0002]
[Prior art]
As a cause of noise in the centrifugal blower, there is known interference between the backflow air and the intake air generated in the vicinity of the winding start portion (nose portion) of the scroll casing.
As a means for preventing the interference between the backflow air and the intake air, for example, in the invention described in Japanese Patent Application Laid-Open No. 7-224955, the stay member located near the nose portion among the three stay members supporting the centrifugal fan By using a flat fan shape, the backflow air is blocked and the backflow air and the intake air are prevented from interfering with each other.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the invention described in the above publication, when the pressure loss (ventilation resistance) of the ventilation system connected to the centrifugal blower is large and the rotational speed of the centrifugal fan is small, the flow of backflow and intake air is small. However, when the pressure loss of the ventilation system is small and the centrifugal fan has a large number of airflows, the flat fan-shaped stay member has sufficient ventilation resistance. There is a problem that it is difficult to secure the air flow rate.
[0004]
The present invention has been made in view of the above points, and it is an object of the present invention to reduce ventilation resistance by a stay member while preventing interference between backflow air and intake air.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, according to the present invention, the cross-sectional shape of the stay members (241 to 243) for fixing the driving means (240) to the scroll casing (230) is It is linear or an airfoil, and the front edge side is located in the rotation direction retreat side of the centrifugal fan (220).
[0006]
Thereby, even when the pressure loss of the ventilation system is small and the amount of blown air with a large rotational speed of the centrifugal fan (220) is large, the stay members (241 to 243) have a large ventilation resistance. Can be prevented.
On the other hand, when the pressure loss of the ventilation system is large and the rotational speed of the centrifugal fan (220) is small, the airflow is prevented from interfering (frictioning) with the backflow air and the stay member (241). Since the backflow air can flow along the blade surfaces ˜243), the backflow air can be smoothly merged with the intake air and re-inhaled without friction between the backflow air and the intake air.
[0007]
As described above, according to the present invention, it is possible to reduce the ventilation resistance by the stay members (241 to 243) while preventing the interference between the backflow air and the intake air and reducing the noise.
Incidentally, the reference numerals in parentheses of each means described above are an example showing the correspondence with the specific means described in the embodiments described later.
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
In the present embodiment, the centrifugal blower according to the present invention is capable of classifying the interior air (hereinafter abbreviated as “inside air”) and the exterior air (hereinafter abbreviated as “outside air”) into the interior and the outside of the vehicle. This is applied to a vehicle air conditioner.
FIG. 1 is a schematic diagram of a vehicle air conditioner 100 according to the present embodiment, and 110 is an air conditioner casing that constitutes a passage of air blown out toward the vehicle interior. On the upstream side of the air flow of the air conditioning casing 110, an outside air introduction port 111 for introducing outside air and first and second inside air introduction ports 113 and 112 for introducing inside air are provided, and the outside air introduction port 111 and the first inside air introduction are provided. The opening 113 is opened / closed by the first inside / outside air switching door 114, and the second inside / outside air inlet 112 is opened / closed by the second inside / outside air switching door 115.
[0009]
Reference numeral 200 denotes a centrifugal blower (hereinafter abbreviated as a blower) that sucks the inside air and the outside air and blows the sucked air toward the vehicle interior. Is divided into two air passages 116 and 117. The details of the blower 200 will be described later.
[0010]
Further, an evaporator (air cooling means) 119 that cools the air flowing through the air passages 116 and 117 is disposed on the downstream side of the air flow of the blower 200. The air flow of the evaporator 119 includes an evaporator. A heater core (air heating means) 120 for heating the air that has passed through 119 is disposed.
Note that the vehicle air conditioner according to the present embodiment employs a so-called reheat type in which the temperature of air blown into the vehicle interior is adjusted by adjusting the degree of air heating in the heater core 120.
[0011]
In addition, on the downstream side of the air flow of the heater core 120, a communication opening 121 for communicating the two air passages 116, 117, a defroster opening 122 for blowing air toward the windshield (not shown) of the vehicle, and the upper body of the occupant A face opening 123 that blows out air and a foot opening 124 that blows out air toward the lower body of the occupant are formed, and the openings 121 to 124 are opened and closed by doors 125 to 128.
[0012]
In general, in a vehicle air conditioner, a ventilation system viewed from the blower 200 is used when air is blown from the defroster opening 122 and the foot opening 124 compared to when blowing air from the face opening 123. The pressure loss increases.
Next, the blower 200 will be described.
As shown in FIG. 1, the blower 200 is arranged coaxially with the first centrifugal fan (hereinafter abbreviated as “first fan”) 210 on the outside air introduction port 111 side and the first fan 210 on the second inside air introduction port 112 side. Second centrifugal fan (hereinafter abbreviated as “second fan”) 220, spiral scroll casing 230 that houses both fans 210 and 220, and electric motor (drive means) that rotationally drives both fans 210 and 220 240.
[0013]
In the present embodiment, the fan diameter of the first fan 210 is smaller than the fan diameter of the second fan 220.
Here, as shown in FIG. 2, the fans 210 and 220 rotate a large number of blades 211 and 221 arranged around the rotation shaft 200a around the rotation shaft 200a of the electric motor 240. The centrifugal fan blows out the air sucked from the direction of the rotating shaft 200a toward the radially outer side of the fans 210 and 220.
[0014]
Further, in the scroll casing 230 (hereinafter abbreviated as the casing 230) 230, at one end side in the longitudinal direction of the rotating shaft 200a (second fan 220 side), as shown in FIG. 231 is formed, and a suction port 232 for the first fan 210 is formed at the other end in the longitudinal direction of the rotating shaft 200a (on the first fan 210 side).
[0015]
Then, the casing 230 collects air blown from both the fans 210 and 220 and blows it toward the evaporator 119 side, as shown in FIG. The electric motor 240 is formed in a spiral shape so as to increase the area, and the electric motor 240 is disposed at a substantially central portion of the suction port 231 for the second fan 220.
[0016]
The electric motor 240 is supported and fixed to the casing 230 by three stay members 241 to 243 extending from the outer edge portion (bell mouth 231a) of the suction port 231 toward the central portion of the suction port 231. The three stay members 241 to 243 are referred to as a first stay 241, a second stay 242, and a second stay 243 in order from the winding start (nose portion N) toward the forward side in the rotational direction of the fan 220.
[0017]
And the cross-sectional shape of the stay member (all of the first to third stays 241 to 243 in this embodiment) existing at least from the nose portion N to the portion advanced by 180 ° toward the rotation direction advance side of the fan 220 is: As shown in FIG. 4, the airfoil is configured so that its leading edge is located on the retreating side of the fan 220 in the rotation direction, and its chord direction D is orthogonal to the longitudinal direction of the rotation shaft 200a. It is substantially parallel to the direction to do.
[0018]
Incidentally, as is well known, a wing refers to an object having a shape that generates a lift much larger than the resistance, and a cross-sectional shape parallel to the direction of the lift of the flow is referred to as a wing shape. The chord is a straight line connecting the leading and trailing edges of the airfoil (extracted from the University of Tokyo Press).
In the present embodiment, as shown in FIG. 5, the stay member (first stay 241) located in the vicinity of the nose portion N is made hollow to form the air passage 241a, and as shown in FIG. Air taken from a cooling air intake port 233 provided in the vicinity is led to the electric motor 240 through the air passage 241a to cool the electric motor 240.
[0019]
Further, in the present embodiment, as shown in FIG. 1, a filter F that removes dust in the intake air and purifies the air is disposed on the side of the blower 200 and the suction port 232.
Next, features of the present embodiment will be described.
According to the present embodiment, since the cross-sectional shape of the stay members (first to third stays 241 to 243) is a wing shape, the air flow rate is low and the fan 220 has a large rotational speed. Even when there is a large amount of air, it is possible to prevent the stay members (first to third stays 241 to 243) from having large ventilation resistance as shown in FIG.
[0020]
On the other hand, when the pressure loss of the ventilation system is large and the rotational speed of the fan 220 is small, the airflow is prevented from interfering (friction) with the backflow air and the intake air as shown in FIG. In addition, since the backflow air can flow along the blade surface 241b, the backflow air can smoothly merge with the intake air and can be sucked again without friction between the backflow air and the intake air.
[0021]
Therefore, it is possible to reduce ventilation resistance by the stay members (first to third stays 241 to 243) while preventing noise by preventing interference between the backflow air and the intake air.
Incidentally, FIG. 6 (a) shows the air flow when the pressure loss of the ventilation system is large and the fan rotation speed is small and the amount of blown air is small and the cross-sectional shape of the stay member S is rectangular. FIG. 6B shows a case where the pressure loss of the ventilation system is small and the fan rotation speed is large and the amount of blown air is large, and the cross-sectional shape of the stay member S is rectangular. As can be seen from both figures, when the pressure loss of the ventilation system is large and the fan speed is small, the airflow can be prevented from interfering with the backflow air and the intake air. It can be seen that the stay member S has a large ventilation resistance when the pressure loss of the ventilation system is small and the air flow rate is large with a large number of rotations of the fan.
[0022]
3 is a view as seen from the direction of arrow A in FIG. 1. As is clear from this figure, the intake air is not sucked from the entire area of the suction port 231, but is a stay member (first to third stays 241 to 241). 243) is generated as a backflow air. Therefore, as in the present embodiment, when the stay member (first to third stays 241 to 243) is a wing shape, the airflow resistance is effectively reduced while preventing interference between the backflow air and the intake air and reducing noise. Can be reduced.
[0023]
By the way, in the above-described embodiment, the blower according to the present invention is applied to the vehicle air conditioner of the inside / outside air two-layer flow type. However, the present invention can also be applied to a normal air conditioner that mixes the inside air and the outside air and blows air. it can.
Moreover, in the above-mentioned embodiment, although the several fan 210,220 was the air blower arrange | positioned coaxially, it is applicable also to the air blower which has only one fan.
[0024]
Moreover, the application of the blower according to the present invention is not limited to the air conditioner, and can be applied to other blowers such as a ventilation fan.
Moreover, in the above-mentioned embodiment, although the cross-sectional shape of the 1st-3rd stays 241-243 was an airfoil, it may be streamlined. Streamline refers to a shape that has low resistance and is unlikely to peel (extracted from the Fluid Engineering Tokyo University Press).
[0025]
In the above-described embodiment, the cross-sectional shapes of all the stay members (first to third stays 241 to 243) are wing-shaped, but at least 180 ° advanced from the nose portion N to the forward side in the rotation direction of the fan 220. The cross-sectional shape of the stay member first to third stays 241 to 243) existing between the portions may be an airfoil or a streamline.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view of an air conditioner.
FIG. 2 is a front view of the fan.
FIG. 3 is a schematic diagram of a blower.
FIG. 4A is a schematic diagram showing an air flow when the pressure loss of the ventilation system is large and the fan rotation speed is small, and the air flow is small, and FIG. 4B is a pressure loss of the ventilation system. It is a schematic diagram which shows an air flow when there is much ventilation volume with small and high rotation speed of a fan.
FIG. 5 is a sectional view of a first stay.
FIG. 6A is a schematic diagram showing an air flow when the pressure loss of the ventilation system is large and the fan rotation speed is small, and the air flow is small, and FIG. 6B is a pressure loss of the ventilation system. It is a schematic diagram which shows an air flow when there is much ventilation volume with small and high rotation speed of a fan.
[Explanation of symbols]
210 ... first fan, 220 ... second fan, 241 ... first stay,
242 ... Second stay, 243 ... Second stay.

Claims (4)

回転軸(200a)周りに多数枚の翼(221)を有し、前記回転軸(200a)の長手一端側から吸入した空気を径外方側に向けて吹き出す遠心ファン(220)と、
前記遠心ファン(220)を収納し、前記遠心ファン(220)から吹き出す空気を集合させるとともに、前記回転軸(200a)の長手一端側に吸入口(231)が形成された渦巻き状のスクロールケーシング(230)と、
前記吸入口(231)の略中央部に位置し、前記遠心ファン(220)を回転駆動させる駆動手段(240)とを備え、
前記駆動手段(240)は、前記吸入口(231)の外形縁から前記吸入口(231)の中央部に向けて延びるステー部材(241〜243)により、前記スクロールケーシング(230)に固定されており、
さらに、前記ステー部材(241〜243)の断面形状は、流線形又は翼型であり、かつ、その前縁側が前記遠心ファン(220)の回転方向後退側に位置しいてることを特徴とする遠心送風機。
A centrifugal fan (220) having a plurality of blades (221) around the rotating shaft (200a), and blowing out the air sucked from the longitudinal one end side of the rotating shaft (200a) toward the radially outward side;
A spiral scroll casing that houses the centrifugal fan (220), collects air blown out from the centrifugal fan (220), and has a suction port (231) formed at the longitudinal end of the rotating shaft (200a). 230)
A driving means (240) positioned substantially in the center of the suction port (231) and driving the centrifugal fan (220) to rotate;
The driving means (240) is fixed to the scroll casing (230) by stay members (241 to 243) extending from the outer edge of the suction port (231) toward the center of the suction port (231). And
Furthermore, the cross-sectional shape of the stay members (241 to 243) is streamlined or airfoil, and the front edge side thereof is located on the retreating side in the rotational direction of the centrifugal fan (220). Blower.
前記スクロールケーシング(230)の巻き始め部(N)から前記遠心ファン(220)の回転方向前進側に180°進んだ部位間に前記ステー部材(241、242)が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の遠心式送風機。The stay members (241, 242) are provided between portions that are advanced 180 ° from the winding start portion (N) of the scroll casing (230) to the forward side in the rotational direction of the centrifugal fan (220). The centrifugal blower according to claim 1. 断面形状が流線形又は翼型に形成された前記ステー部材(241〜243)の翼弦方向(D)は、前記回転軸(200a)の長手方向と直交する方向と略平行であることを特徴とする請求項1又は2に記載の遠心式送風機。The chord direction (D) of the stay members (241 to 243) having a cross-sectional shape formed in a streamlined or airfoil shape is substantially parallel to a direction orthogonal to the longitudinal direction of the rotating shaft (200a). The centrifugal blower according to claim 1 or 2. 前記ステー部材(241〜243)は、前記駆動手段(240)周りに複数本設けられており、
前記複数本のステー部材(241〜243)全ての断面形状は、流線形又は翼型であり、かつ、その前縁側が前記遠心ファン(220)の回転方向後退側に位置しいてることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の遠心送風機。
A plurality of the stay members (241 to 243) are provided around the drive means (240),
The cross-sectional shapes of all of the plurality of stay members (241 to 243) are streamlined or airfoil, and the front edge side thereof is positioned on the receding direction of the centrifugal fan (220). The centrifugal blower according to any one of claims 1 to 3.
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