JP3806890B2 - Intake manifold collector structure - Google Patents

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Description

【０００１】
【産業上の利用分野】
この発明は、インテークマニホールドのコレクター部の構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術及びその課題】
従来、図１０に示すように、インテークマニホールド１のポート部１ａの上流側にはコレクター部１ｂが設けられ、このコレクター部１ｂの内部には吸入空気が流れるコレクター室２が形成されており、このコレクター室２内には、境界壁３により区画されてＥＧＲガスの通るＥＧＲガス通路室４が一体形成されたものとなっており、このＥＧＲガス通路室４内を通るＥＧＲガスを、前記コレクター室２内を流れる吸入空気の下流側に吹き出させるために、コレクター部１ｂの上面側より加工上孔５１と加工下孔５２が貫通状に形成されて、この加工上孔５１と加工下孔５２内には図１２に拡大して示すように、円筒管５５が挿着されるものであり、この円筒管５５は、ガスケット５３を介在させてボルト５４を締め付けて固定され、この円筒管５５には前記ＥＧＲガス通路室４内で開口するガス入口５５ａと、また、コレクター室２内で開口するガス吹出口５５ｂが開口されたものとなっており、図１３に図１１におけるＡ−Ａ線断面拡大図で示すように、この円筒管５５の前記ガス入口５５ａからＥＧＲガスが内部に入り、ＥＧＲガスはガス吹出口５５ｂからコレクター室２内に吹き出されて、ＥＧＲガスがコレクター室２内を流れる吸入空気に混合されるように構成されている。なお、図１１において、４ａはＥＧＲガスの取入口である。
【０００３】
なお、従来、このように円筒管５５を設けたのは、もしこの円筒管５５が存在しないと、ＥＧＲガス通路室４から下側向きにＥＧＲガスが吹き出されるため、コレクター室２内の吸入空気の乱入の近くであるとＥＧＲガスが上流に吹き返されてしまうからであり、ＥＧＲガスが上流側へ吹き返されることなく吸入空気の流れに乗って良好に下流方向へ吹き出されるように、円筒管５５が設けられているのである。
このように従来においては、円筒管５５が必要であり、それを取り付けるために加工孔５１，５２を形成させ、かつボルト５４を締め付けるネジ孔も形成させる必要があり、さらにガスケット５３も必要で、全体のコストが高くなってしまうという問題点があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記従来の問題点に鑑み案出したものであって、部品点数を削減してコストを低減させることのできるインテークマニホールドのコレクター部構造を提供せんことを目的とし、その第１の要旨は、吸入空気がポート側へ流れるコレクター室が内部に形成され、該コレクター室内に境界壁により仕切られてＥＧＲガスが通るＥＧＲガス通路が形成されてなるインテークマニホールドのコレクター部において、前記境界壁には、外側より該境界壁を跨ぐようにドリル孔が形成されて、該ドリル孔により前記ＥＧＲガス通路を通るＥＧＲガスが前記コレクター室内を流れる吸入空気下流に吹き出される開口が形成され、該開口は、境界壁の上下方向をなす壁面に上面側よりドリル孔の深さを調整して所定開口幅に形成されていることである。
また、第２の要旨は、前記境界壁には、コレクター室内中央部側へ湾曲状に逆流防止壁部が形成され、該逆流防止壁部の下流側に前記開口が形成されていることである。
【０００５】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図１〜図３は第１実施例を示すものであり、図１は、インテークマニホールドのコレクター部の平面図を示し、また図２は、コレクター部内に形成された境界壁の要部拡大図を示し、また図３は、図２におけるＢ−Ｂ線断面図を示すものである。
【０００６】
図において、インテークマニホールドのポート部１ａの上流側に設けられたコレクター部１ｂ内には、吸入空気の流れるコレクター室２が形成されており、このコレクター室２内には、境界壁３に区画されてＥＧＲガスの通るＥＧＲガス通路室４が形成されており、ＥＧＲガス通路室４の上流端にはＥＧＲガスを取り入れる取入口４ａが開口されている。
【０００７】
本例においては、ＥＧＲガス通路室４を形成する境界壁３の側面壁３ａに連続状に、前記コレクター室２の中央側へ湾出状に逆流防止壁部３ｂが一体形成されており、図２に示すように、この逆流防止壁部３ｂはＵ字状に形成されて下流端壁３ｃに連続しており、下流端壁３ｃが前記コレクター室２を形成するコレクターの側面壁１ｂａに連続されたものとなっている。
【０００８】
また、図３に示すように、下流端壁３ｃの下端側には水平方向に境界壁の底面壁３ｄが連続しており、さらに底面壁３ｄから下方側へ垂下状に落とし込み垂下壁３ｅが形成されており、この落とし込み垂下壁３ｅの底は溝底壁３ｆとなっている。
図３に示すように、前記コレクター部１ｂの上面壁１ｂｂに上方よりドリルＤで上孔Ｄａを開け、さらにドリルＤを下方側へ移動させて、ドリルＤで前記境界壁の底面壁３ｄの一部と落とし込み垂下壁３ｅを跨ぐようにしてドリル孔を形成させ、ドリル孔により開口Ｄｂを開設することができ、この開口Ｄｂを通り図３の矢印で示すように、ＥＧＲガス通路室４内のＥＧＲガスが、コレクター室２内を流れる吸入空気の流れ方向と同方向に吹き出されて、吸入空気の下流側に混入されるものであり、良好に吸入空気の流れに乗るためにＥＧＲガスが上流側に吹き返されることはなく、また、本例では、逆流防止壁部３ｂが形成されているため、さらに確実にＥＧＲガスの上流側への逆流を防ぐことができ、しかも、逆流防止壁部３ｂに沿ってＥＧＲガスはコレクター室２の中央部側へ流されて吸入空気の流れの中央部にＥＧＲガスが乗り、良好に分散することができるものとなり、ＥＧＲガスが良好に各ポート部１ａ，１ａ，１ａに分配されることとなる。
【０００９】
なお、開口Ｄｂから吹き出されるＥＧＲガスの流量は開口Ｄｂの開口幅で決まるが、前述したドリルＤによるドリル孔の深さを調整することにより簡単に開口Ｄｂの開口幅を変えることができるものであり、ドリルＤを溝底壁３ｆ近傍まで深く押し下げてドリル孔を形成させれば、開口Ｄｂの開口幅は大となり、ドリルＤを溝底壁３ｆから遠ざかる上方位置で止めれば開口Ｄｂの開口幅は狭いものとなる。
【００１０】
このように本例では、境界壁３の一部を形成する落とし込み垂下壁３ｅに対し上方よりドリルＤによりドリル孔を形成させて、ＥＧＲガスの吹き出される開口Ｄｂを良好に吸入空気の流れ方向の下流側へ向けて開口させることができ、従来のような円筒管５５とかボルト５４とかガスケット５３が不要となり、コストを低減させることができるものとなる。
なお、前記ドリルＤにより形成されたコレクター部の上面壁１ｂｂの上孔Ｄａには、盲プラグ５を気密状に嵌め込んで容易に密封することができるものである。
【００１１】
次に、図４〜図６は第２実施例を示すものであり、図４は、コレクター部の平面図であり、図５は、境界壁の要部拡大図であり、図６は、図５のＰ−Ｐ線断面図である。
【００１２】
本例においても、ＥＧＲガス通路室４を形成する境界壁３の側面壁３ａに、コレクター室２の中央側へ湾出する逆流防止壁３ｂが一体形成されており、この逆流防止壁３ｂから下流端壁３ｃに至る部分の上下方向をなす境界壁３の壁面に、図６に示すように、上方よりドリルＤでドリル孔を形成させて、ドリルＤの深さを調節して、適当なＥＧＲガスの流量が得られるように開口Ｄｂを境界壁に形成させたものであり、本例では、逆流防止壁３ｂの下流側の下流端壁３ｃの一部に直接、上方側からドリルＤにより開口Ｄｂを形成させたもので、この開口Ｄｂを通りＥＧＲガス通路室４からＥＧＲガスが、コレクター室２内を流れる吸入空気の流れ方向に沿って吹き出されて、良好に吸入空気内にＥＧＲガスが分配されるものであり、コレクター室２の中央側で開口Ｄｂが開口されているため良好にＥＧＲガスが全体に分配されることとなり、吹き出されるＥＧＲガスは良好に吸入空気の流れに乗ることができるため、ＥＧＲガスが上流側へ吹き返されることがなく、また、逆流防止壁３ｂにより確実に逆流を防ぐことができるものとなる。
【００１３】
次に、図７〜図９は第３実施例を示すものであり、図７は、コレクター部の平面図、また図８は、境界壁の要部拡大図であり、図９は、図８のＣ−Ｃ線断面図である。
【００１４】
本例では、ＥＧＲガス通路室４を形成する境界壁３に、コレクター室２の中央部に向かってＬ字状に突出する逆流防止壁部３ｇを形成したものであり、境界壁の側面壁３ａからＬ字状にこの逆流防止壁部３ｇが突出形成されて、この逆流防止壁部３ｇの下流側の前記境界壁の側面壁３ａに、図９に示すように、上面側からドリルＤによりドリル孔が形成されて、ドリル孔の深さが適宜調整されて側面壁３ａに開口Ｄｂが形成されたものであり、この開口ＤｂからＥＧＲガスが逆流防止壁部３ｇにガイドされてコレクター室内を流れる吸入空気の流れ方向に沿って吹き出され、良好に吸入空気の流れにＥＧＲガスが乗るように構成されており、本例においても、ＥＧＲガスが逆流することがなく、良好にＥＧＲガスが吸入空気内に分散されるものであり、ドリル孔の深さを調節することにより開口Ｄｂの開口幅を適宜調節して、吹き出されるＥＧＲガスの流量を最適なものに設定することができるものである。
なお、開口Ｄｂの開口幅の調整は、ドリルＤによるドリル孔が境界壁の底面壁３ｄに達しない程度の深さ範囲で調整される。また、コレクター上面壁１ｂｂの上孔Ｄａは盲プラグ５を嵌め込んで密封されるものである。
【００１５】
【発明の効果】
本発明は、吸入空気がポート側へ流れるコレクター室が内部に形成され、該コレクター室内に境界壁により仕切られてＥＧＲガスが通るＥＧＲガス通路が形成されてなるインテークマニホールドのコレクター部において、前記境界壁には、外側より該境界壁を跨ぐようにドリル孔が形成されて、該ドリル孔により前記ＥＧＲガス通路を通るＥＧＲガスが前記コレクター室内を流れる吸入空気下流に吹き出される開口が形成され、該開口は、境界壁の上下方向をなす壁面に上面側よりドリル孔の深さを調整して所定開口幅に形成されていることにより、境界壁の一部に直接ドリル孔を形成させてＥＧＲガスの吹き出る開口を良好に形成させることができ、ＥＧＲガスを良好にコレクター室内を流れる吸入空気の下流側に吹き出して吸入空気に乗せることができ、ＥＧＲガスの吹き返しをなくしてＥＧＲガスを良好に吸入空気中に分散させることができ、従来のような円筒管とかガスケット等が不要となり、部品点数が削減され、製造が容易でコストを低減させることができる。また、ドリル孔の深さを調整することにより開口幅を容易に設定でき、吹き出されるＥＧＲ ガスの流量を容易に設定できる効果を有する。
【００１６】
また、前記境界壁には、コレクター室内中央部側へ湾曲状に逆流防止壁部が形成され、該逆流防止壁部の下流側に前記開口が形成されていることにより、逆流防止壁に沿ってＥＧＲガスをコレクター室の中央側へ吹き出させることができ、ＥＧＲガスを良好に吸入空気の流れ内に分散させることができるものとなり、また、逆流防止壁により確実にＥＧＲガスの逆流を防ぐことができるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 第１実施例のコレクター部の平面構成図である。
【図２】 図１の境界壁の要部拡大図である。
【図３】 図２のＢ−Ｂ線断面図である。
【図４】 第２実施例のコレクター部の平面構成図である。
【図５】 図４の境界壁の要部拡大構成図である。
【図６】 図５のＰ−Ｐ線断面図である。
【図７】 第３実施例のコレクター部の平面構成図である。
【図８】 図７の境界壁の要部拡大構成図である。
【図９】 図８のＣ−Ｃ線断面図である。
【図１０】 従来のインテークマニホールドの縦断面図である。
【図１１】 図１０の平面構成図である。
【図１２】 円筒管を嵌め込んだ状態の要部拡大図である。
【図１３】 図１１のＡ−Ａ線断面拡大図である。
【符号の説明】
１ インテークマニホールド
１ａ ポート部
１ｂ コレクター部
１ｂａ コレクター部の側面壁
１ｂｂ コレクター部の上面壁
２ コレクター室
３ 境界壁
３ａ 境界壁の側面壁
３ｂ 逆流防止壁部
３ｃ 下流端壁
３ｄ 境界壁の底面壁
３ｅ 落とし込み垂下壁
３ｆ 溝底壁
４ ＥＧＲガス通路室
４ａ ＥＧＲガス取入口
５ 盲プラグ
Ｄ ドリル
Ｄａ 上孔
Ｄｂ 開口（ドリル孔）[0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to a structure of a collector portion of an intake manifold.
[0002]
[Prior art and problems]
Conventionally, as shown in FIG. 10, a collector portion 1b is provided on the upstream side of the port portion 1a of the intake manifold 1, and a collector chamber 2 through which intake air flows is formed inside the collector portion 1b. In the collector chamber 2, an EGR gas passage chamber 4 through which the EGR gas passes is partitioned by the boundary wall 3, and the EGR gas passing through the EGR gas passage chamber 4 is supplied to the collector chamber 2. In order to blow down the intake air flowing through the inside of the processing hole 2, a machining upper hole 51 and a machining lower hole 52 are formed in a penetrating manner from the upper surface side of the collector portion 1 b. As shown in an enlarged view in FIG. 12, a cylindrical tube 55 is inserted, and this cylindrical tube 55 is fixed by tightening a bolt 54 with a gasket 53 interposed therebetween. The pipe 55 has a gas inlet 55a that opens in the EGR gas passage chamber 4 and a gas outlet 55b that opens in the collector chamber 2, and FIG. As shown in the enlarged cross-sectional view of the A line, EGR gas enters the cylindrical tube 55 from the gas inlet 55a, and EGR gas is blown into the collector chamber 2 from the gas outlet 55b. It is configured to be mixed with the intake air flowing inside. In FIG. 11, 4a is an EGR gas inlet.
[0003]
Conventionally, the cylindrical tube 55 is provided in this manner because if the cylindrical tube 55 is not present, the EGR gas is blown downward from the EGR gas passage chamber 4, so that the suction in the collector chamber 2 is performed. This is because the EGR gas is blown back upstream if it is close to the intrusion of air, so that the EGR gas is blown back in the downstream direction along the flow of the intake air without being blown back to the upstream side. A tube 55 is provided.
Thus, conventionally, the cylindrical tube 55 is required, the processing holes 51 and 52 are formed in order to attach the cylindrical tube 55, the screw holes for tightening the bolts 54 are also formed, and the gasket 53 is also required. There was a problem that the overall cost would be high.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
The present invention has been devised in view of the above-described conventional problems, and an object of the present invention is to provide a collector part structure of an intake manifold capable of reducing the number of parts and reducing the cost. Is a collector chamber of an intake manifold in which a collector chamber through which intake air flows to the port side is formed and an EGR gas passage through which EGR gas flows is partitioned by a boundary wall in the collector chamber. is drilling so as to straddle the boundary wall from the outside is formed, opening the EGR gas through the EGR gas passage by the drill hole is blown out to the intake air downstream through said collector chamber is formed, the opening is that which is formed in a predetermined opening width by adjusting the depth of the drill hole from the top side to the wall surface forming the vertical boundary walls
Further, the second gist is that the boundary wall is formed with a backflow prevention wall portion in a curved shape toward the central portion of the collector chamber, and the opening is formed on the downstream side of the backflow prevention wall portion. .
[0005]
【Example】
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
1 to 3 show a first embodiment. FIG. 1 is a plan view of a collector part of an intake manifold, and FIG. 2 is an enlarged view of a main part of a boundary wall formed in the collector part. FIG. 3 is a sectional view taken along line BB in FIG.
[0006]
In the figure, a collector chamber 2 through which intake air flows is formed in a collector portion 1b provided on the upstream side of the port portion 1a of the intake manifold, and this collector chamber 2 is partitioned by a boundary wall 3. An EGR gas passage chamber 4 through which EGR gas passes is formed, and an intake port 4 a for taking in the EGR gas is opened at the upstream end of the EGR gas passage chamber 4.
[0007]
In this example, a backflow prevention wall portion 3b is formed integrally with the side wall 3a of the boundary wall 3 forming the EGR gas passage chamber 4 so as to protrude toward the center of the collector chamber 2, 2, the backflow prevention wall portion 3 b is formed in a U shape and is continuous with the downstream end wall 3 c, and the downstream end wall 3 c is continuous with the side wall 1 ba of the collector forming the collector chamber 2. It has become.
[0008]
Further, as shown in FIG. 3, a bottom wall 3d of the boundary wall is continuous in the horizontal direction on the lower end side of the downstream end wall 3c, and is further dropped downward from the bottom wall 3d to form a hanging wall 3e. The bottom of the dropping wall 3e is a groove bottom wall 3f.
As shown in FIG. 3, an upper hole Da is opened on the upper surface wall 1bb of the collector portion 1b with a drill D from above, and the drill D is further moved downward. A drill hole can be formed so as to straddle the portion and the dropping wall 3e, and an opening Db can be opened by the drill hole. As shown by an arrow in FIG. 3 through the opening Db, the inside of the EGR gas passage chamber 4 The EGR gas is blown out in the same direction as the flow direction of the intake air flowing through the collector chamber 2 and mixed in the downstream side of the intake air. In this example, since the backflow prevention wall 3b is formed, the backflow of the EGR gas to the upstream side can be more reliably prevented, and the backflow prevention wall 3b. along The GR gas is caused to flow toward the central portion of the collector chamber 2 so that the EGR gas can get on the central portion of the flow of the intake air and can be dispersed well, and the EGR gas can be well dispersed in each port portion 1a, 1a, 1a. Will be distributed.
[0009]
Although the flow rate of the EGR gas blown from the opening Db is determined by the opening width of the opening Db, the opening width of the opening Db can be easily changed by adjusting the depth of the drill hole by the drill D described above. If the drill D is pushed down to the vicinity of the groove bottom wall 3f to form a drill hole, the opening width of the opening Db becomes large, and if the drill D is stopped at an upper position away from the groove bottom wall 3f, the opening of the opening Db is The width is narrow.
[0010]
As described above, in this example, a drill hole is formed from above with respect to the dropping drooping wall 3e forming a part of the boundary wall 3, and the opening Db through which the EGR gas is blown out is satisfactorily flown in the intake air. Therefore, the conventional cylindrical tube 55, bolt 54, and gasket 53 are not required, and the cost can be reduced.
The blind plug 5 can be easily sealed by fitting the blind plug 5 into the upper hole Da of the upper surface wall 1bb of the collector portion formed by the drill D.
[0011]
Next, FIGS. 4 to 6 show a second embodiment, FIG. 4 is a plan view of the collector portion, FIG. 5 is an enlarged view of the main part of the boundary wall, and FIG. FIG. 5 is a cross-sectional view taken along line P-P in FIG.
[0012]
Also in this example, a backflow prevention wall 3b that runs to the center side of the collector chamber 2 is integrally formed on the side wall 3a of the boundary wall 3 that forms the EGR gas passage chamber 4, and downstream from the backflow prevention wall 3b. As shown in FIG. 6, a drill hole is formed on the wall surface of the boundary wall 3, which is the vertical direction of the portion reaching the end wall 3 c, with a drill D from above, and the depth of the drill D is adjusted. In this example, the opening Db is formed in the boundary wall so as to obtain the gas flow rate. In this example, the opening Db is opened directly from the upper side by a drill D in a part of the downstream end wall 3c on the downstream side of the backflow prevention wall 3b. DGR is formed, and the EGR gas is blown out from the EGR gas passage chamber 4 along the flow direction of the intake air flowing through the collector chamber 2 through the opening Db, and the EGR gas is satisfactorily introduced into the intake air. Distributed, collector Since the opening Db is opened at the center side of the chamber 2, the EGR gas is well distributed to the whole, and the blown out EGR gas can well ride the flow of the intake air, so that the EGR gas is upstream. It is not blown back to the side, and the backflow prevention wall 3b can reliably prevent backflow.
[0013]
Next, FIGS. 7 to 9 show a third embodiment. FIG. 7 is a plan view of the collector part, FIG. 8 is an enlarged view of the main part of the boundary wall, and FIG. It is a CC sectional view taken on the line.
[0014]
In this example, a backflow prevention wall portion 3g protruding in an L shape toward the central portion of the collector chamber 2 is formed on the boundary wall 3 forming the EGR gas passage chamber 4, and the side wall 3a of the boundary wall is formed. The backflow prevention wall portion 3g is formed in a projecting shape in an L shape, and a drill wall D is drilled on the side wall 3a of the boundary wall on the downstream side of the backflow prevention wall portion 3g with a drill D as shown in FIG. A hole is formed, and the depth of the drill hole is appropriately adjusted to form an opening Db in the side wall 3a. EGR gas is guided from the opening Db to the backflow prevention wall 3g and flows through the collector chamber. The EGR gas is blown out along the flow direction of the intake air so that the EGR gas can be satisfactorily on the flow of the intake air. In this example, the EGR gas does not flow back, and the EGR gas is satisfactorily absorbed. Even distributed within , And the by adjusting the opening width of the opening Db appropriately by adjusting the depth of the drill hole, in which the flow rate of EGR gas to be blown can be set to optimal.
The opening width of the opening Db is adjusted within a depth range such that the drill hole by the drill D does not reach the bottom wall 3d of the boundary wall. Further, the upper hole Da of the collector upper wall 1bb is fitted with a blind plug 5 and sealed.
[0015]
【The invention's effect】
The present invention provides a collector chamber of an intake manifold in which a collector chamber through which intake air flows to the port side is formed, and an EGR gas passage partitioned by a boundary wall and through which EGR gas passes is formed in the collector chamber. A drill hole is formed in the wall so as to straddle the boundary wall from the outside, and an opening is formed through which the EGR gas passing through the EGR gas passage is blown out downstream of the intake air flowing through the collector chamber by the drill hole , The opening is formed in a predetermined opening width by adjusting the depth of the drill hole from the upper surface side on the wall surface forming the vertical direction of the boundary wall, so that the drill hole is directly formed in a part of the boundary wall and EGR is formed. An opening through which gas is blown out can be formed satisfactorily, and EGR gas is blown out to the downstream side of the intake air flowing through the collector chamber to get on the intake air. EGR gas can be dispersed well in the intake air by eliminating the blow-back of EGR gas, the conventional cylindrical tube or gasket is not required, the number of parts is reduced, and manufacturing is easy. Cost can be reduced. Further, the opening width can be easily set by adjusting the depth of the drill hole, and the flow rate of the blown EGR gas can be easily set.
[0016]
Further, the boundary wall is formed with a backflow prevention wall portion in a curved shape toward the central portion of the collector chamber, and the opening is formed on the downstream side of the backflow prevention wall portion, thereby along the backflow prevention wall. EGR gas can be blown out to the center side of the collector chamber, the EGR gas can be well dispersed in the flow of intake air, and the backflow prevention wall can reliably prevent the backflow of EGR gas. It will be possible.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan configuration diagram of a collector portion of a first embodiment.
FIG. 2 is an enlarged view of a main part of the boundary wall of FIG.
3 is a cross-sectional view taken along line BB in FIG.
FIG. 4 is a plan configuration diagram of a collector portion of a second embodiment.
FIG. 5 is an enlarged configuration diagram of a main part of the boundary wall of FIG. 4;
6 is a cross-sectional view taken along line PP in FIG.
FIG. 7 is a plan configuration diagram of a collector portion of a third embodiment.
FIG. 8 is an enlarged configuration diagram of a main part of the boundary wall of FIG. 7;
9 is a cross-sectional view taken along the line CC of FIG.
FIG. 10 is a longitudinal sectional view of a conventional intake manifold.
11 is a plan configuration diagram of FIG. 10; FIG.
FIG. 12 is an enlarged view of a main part in a state where a cylindrical tube is fitted.
13 is an enlarged cross-sectional view taken along line AA in FIG.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Intake manifold 1a Port part 1b Collector part 1ba Collector side wall 1bb Collector top wall 2 Collector chamber 3 Boundary wall 3a Boundary wall side wall 3b Backflow prevention wall 3c Downstream end wall 3d Boundary wall bottom wall 3e Dropping Drooping wall 3f Groove bottom wall 4 EGR gas passage chamber 4a EGR gas inlet 5 Blind plug D Drill Da Upper hole Db Opening (drill hole)

Claims (2)

吸入空気がポート側へ流れるコレクター室が内部に形成され、該コレクター室内に境界壁により仕切られてＥＧＲガスが通るＥＧＲガス通路が形成されてなるインテークマニホールドのコレクター部において、前記境界壁には、外側より該境界壁を跨ぐようにドリル孔が形成されて、該ドリル孔により前記ＥＧＲガス通路を通るＥＧＲガスが前記コレクター室内を流れる吸入空気下流に吹き出される開口が形成され、該開口は、境界壁の上下方向をなす壁面に上面側よりドリル孔の深さを調整して所定開口幅に形成されていることを特徴とするインテークマニホールドのコレクター部構造。In the collector portion of the intake manifold in which the collector chamber in which the intake air flows to the port side is formed inside, and the EGR gas passage through which the EGR gas passes is partitioned by the boundary wall in the collector chamber, A drill hole is formed so as to straddle the boundary wall from the outside, and an opening is formed by which the EGR gas passing through the EGR gas passage is blown out downstream of the intake air flowing through the collector chamber by the drill hole . A collector portion structure of an intake manifold, wherein a depth of a drill hole is adjusted from the upper surface side to a wall surface that forms a vertical direction of a boundary wall to have a predetermined opening width . 前記境界壁には、コレクター室内中央部側へ湾曲状に逆流防止壁部が形成され、該逆流防止壁部の下流側に前記開口が形成されていることを特徴とする請求項１に記載のインテークマニホールドのコレクター部構造。The said boundary wall, collectors backflow prevention wall portion in a curved shape to the indoor central portion is formed, according to claim 1, characterized in that the opening on the downstream side of the reverse flow prevention wall is formed Intake manifold collector structure.
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