JP3804128B2 - Densitometer - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、マイクロ波を用いて被測定流体の濃度を測定する濃度計に関し、特にその精度向上をはかることのできる濃度計に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の濃度計としては、図9に示されたものがある。この濃度計は、配管を流れる被測定流体にマイクロ波を入射し、被測定物質を伝搬してきた受信波の位相遅れを測定し、さらには、基準位相遅れ(同一配管に例えば水を流したときの位相遅れ)との差から被測定物質の濃度を測定するものである。
【0003】
具体的な装置構成としては、検出用の配管10に、互いに対向するようにして、送信アンテナ12と受信アンテナ14が取り付けられている。高周波発振器60から出力される例えば1.6GHzのマイクロ波信号が送信アンテナ12に送られて、送信アンテナ12から発射されたマイクロ波が配管10内の被測定流体の中を伝搬し、受信アンテナ14で受信される。受信アンテナ14からの受信信号はアンプ61を通った後ミキサ62に送られ、同時に、高周波発振器60からのマイクロ波信号は、別のミキサ64に送られて、両ミキサ62、64において、1.6GHz−60MHzの周波数を持つマイクロ波信号を発振する高周波発振器66からの出力と混合され、それぞれバンドパスフィルタ68、70を通ってそのビート信号が抽出され、アンプ72、74、リミッタ76、78等を介して直交同期検波器80に送られる。直交同期検波器80で2つの入力の位相差Δθの正弦成分sinΔθと余弦成分cosΔθが出力され、それぞれA/D変換器82、84で、A/D変換されて位相差演算回路86にて、
【0004】
【数1】
Δθ=tan-1(sinθ/cosθ)
が演算されて、位相差、即ち、被測定流体を伝搬したマイクロ波の位相遅れが求められる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
かかる従来の濃度計では、特に、直交同期検波器80において電圧オフセット誤差が発生するために、その誤差を抑えるために、リミッタ76、78を用いて、電圧を一定に抑える必要があり、回路が複雑になり、また、コストも高くなるという問題がある。
【0006】
さらに、上記電圧オフセット誤差以外にも、各アナログ回路の持つ誤差要因が重なり、結果として得られる位相差には、電圧オフセット誤差、位相リニアリティ誤差、位相オフセット誤差、周波数オフセット誤差等が含まれているため、これらの誤差を校正するために、予め、電力、位相、周波数をパラメータとして、これらを変化させたときの誤差を求めて、補正カーブを作成しておき、測定時に、この補正カーブを用いて出力された結果の補正を行っている。
【0007】
しかしながら、かかる補正カーブを作成するには時間と手間がかかる上に、アナログ回路毎にその特性が異なるために、各濃度計ごとに補正カーブを作成しなければならないという問題がある。また、補正カーブを用意しても、アナログ回路の経年変化や温度変化によって誤差特性が変化してしまうという問題もある。温度変化に関しては、装置をヒータで一定温度に加熱した容器の中に収納することで対応することもできるが、ヒータ等を必要とするために、コストがかかるという問題もある。
【0008】
本発明は、かかる問題点に鑑みなされたもので、請求項1ないし請求項5の記載の発明は、補正データを予め用意することなく、精度良く、濃度を測定することができる濃度計を提供することをその目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明のうち請求項1記載の発明は、被測定流体を伝搬したマイクロ波と被測定流体を伝搬しない信号との位相差を検出することにより、被測定流体の濃度を測定する濃度計において、マイクロ波信号を発振するマイクロ波発振器と、マイクロ波を被測定流体に放射し、被測定流体を伝搬したマイクロ波を受波する送受信器と、入力される2信号の位相差を測定する位相差演算回路とを備え、前記マイクロ波発振器と前記位相差演算回路との間に、前記送受信器から構成される測定ラインと、前記送受信器を通らない参照ラインとを設け、さらに、該測定ラインと参照ラインとを切り替えるスイッチを設け、前記マイクロ波発振器と前記位相差演算回路との間に、さらに、マイクロ波信号をそれより低い周波数信号に変換する周波数変換器を設け、前記測定ラインと前記参照ラインは、同じ該周波数変換器を共有しており、前記位相差演算回路は、前記測定ラインを通った測定信号と被測定流体を伝搬せず且つ前記周波数変換器を通過しない基準信号との位相差を測定すると共に、前記参照ラインを通った参照信号と被測定流体を伝搬せず且つ前記周波数変換器を通過しない基準信号との位相差を測定し、前記2つの位相差の差から被測定流体の濃度を求めることを特徴とする。
【0010】
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載のものにおいて、前記参照ラインには、参照信号の電力を減衰させる減衰器が設けられることを特徴とする。
また、請求項3記載の発明は、請求項2記載のものにおいて、前記減衰器は、測定信号の電力に応じて減衰量が変化するように構成されることを特徴とする。また、請求項4記載の発明は、請求項1〜3記載のものにおいて、前記位相差演算回路は、前記測定信号及び前記参照信号のそれぞれの波形の90度の位相の時点と、基準信号の所定の位相の時点との時間差に基づいて各位相差を求めることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態を示すブロック図であり、図において、被測定流体が流れる検出用の配管10に、互いに対向するようにして、送信アンテナ12と受信アンテナ14が取り付けられている。尚、送信アンテナ12と受信アンテナ14が取り付けられる配管10の部分は絶縁体となっている。
【0013】
水晶発振器等の基準発振器18からは分周器20を介してPLLシンセサイザ22、PLLシンセサイザ24が接続されており、シンセサイザ22は後述のスイッチ26を介して、送信アンテナ12に接続されている。基準発振器18から出力される、例えば60MHzの信号は、分周器20で1/6に分周された後、シンセサイザ22でフェイズロックされた1.6GHzのマイクロ波信号にされて、送信アンテナ12に送られ、送信アンテナ12からマイクロ波が発射される。また、シンセサイザ24では、シンセサイザ22と非常に近い、1.6GHz−333kHzのフェーズロックされた信号が出力される。
【0014】
受信アンテナ14からの受信信号は、スイッチ30を介してミキサ(周波数変換器)32に入力されて、そこで、シンセサイザ24からの信号と混合され、バンドパスフィルタ36を通って333kHzの低周波信号に変換される。また同時に、シンセサイザ22からの信号は、直接、ミキサ(周波数変換器)34に入力されて、シンセサイザ24からの信号と混合され、バンドパスフィルタ38を通って333kHzの低周波信号に変換される。これら低周波信号に変換された信号は、それぞれアンプ40、42及びコンパレータ44、46、位相差演算回路48に接続される。コンパレータ44、46は、アンプ40、42から送られてくる333kHzの正弦波信号のゼロクロスを検出するコンパレータであり、これにより正弦波を矩形波に整形して、位相差演算回路48に送るものである。
【0015】
位相差演算回路48は、ASICで構成されるデジタルシグナルプロセッサであり、基準発振器18からの信号をクロック信号とし、コンパレータ44及びコンパレータ46から入力されてくるデジタル波形の時間差を計数することによって、シンセサイザ22から被測定流体を透過してきた信号と、シンセサイザ22から被測定流体を透過せずに直接送られてきた信号の位相差を検出するものである。検出された位相差は、中央演算回路50へさらに送られる。
【0016】
本実施の形態では、シンセサイザ22と送信アンテナ12間、受信アンテナ14とミキサ32間に、それぞれ、スイッチ26、スイッチ30が介挿されており、スイッチ26の一つの接点S1は送信アンテナ12に接続され、スイッチ30の一つの接点S2は受信アンテナ14に接続され、これらS1−S2の間にある送信アンテナ12、受信アンテナ14を含むシンセサイザ22から位相差演算回路48までのラインは、測定ラインSLとなっている。また、スイッチ26の他方の接点R1と、スイッチ30の他方の接点R2をつなぐ、シンセサイザ22から位相差演算回路48までの間は、被測定流体を通過しない、参照ラインRLを形成しており、この参照ラインRLには、被測定流体を伝搬してきた場合と同程度の減衰を与える減衰器28が設けられている。スイッチ26、スイッチ30の切換は、中央演算回路60からの制御信号に基づいて高速に行われ、測定ラインSLまたは参照ラインRLのいずれかにシンセサイザ22からのマイクロ波信号が選択して、送出される。
【0017】
以上のように構成された濃度計において、まず、スイッチ26、30によりシンセサイザ22からのマイクロ波信号が測定ラインSLに伝搬するように切り換えられている状態では、1.6GHzのマイクロ波信号が送信アンテナ12に送られて、送信アンテナから発射されたマイクロ波が配管10内の被測定流体の中を伝搬し、受信アンテナ14で受信されて、ミキサ32、バンドパスフィルタ36、アンプ40、コンパレータ44を経て位相差演算回路48に測定信号Sとして入力される。位相差演算回路48には、同時に、シンセサイザ22から被測定流体を通らずに、ミキサ34、バンドパスフィルタ38、アンプ42、コンパレータ46を経た基準信号RFも入力されて、基準信号RFからの測定信号Sの位相遅れ(位相差)が求められる。即ち、位相差は、
【0018】
【数2】
Δθ1=θs−θ0+θe1
で表される。ここで、Δθ1は位相差演算回路48で求められた位相差であり、θsは測定信号の位相、θ0は基準信号の位相、θe1は、測定系のドリフト、オフセット誤差、温度変化による誤差、アナログ回路のばらつき等による誤差成分である。
【0019】
次に、スイッチ26、30を切り換えて、シンセサイザ22からのマイクロ波信号が参照ラインRLを伝搬するように切り換えると、マイクロ波信号が減衰器28を通過し、ミキサ32、バンドパスフィルタ36、アンプ40、コンパレータ44を経て位相差演算回路48に参照信号Rとして入力される。同時に基準信号RFも位相差演算回路48に入力されるのは同じである。このとき位相差演算回路48で求められる位相遅れ(位相差)は、
【0020】
【数3】
Δθ2=θr−θ0+θe2
で表される。ここで、Δθ2は位相差演算回路48で求められた位相遅れであり、θrは参照ラインRLを通過してきた参照信号Rの位相、θ0は基準信号の位相、θe2は、測定系のドリフト、オフセット誤差、温度変化による誤差、アナログ回路のばらつきによる誤差成分である。
【0021】
ここで、測定ラインSLを通った測定信号Sと参照ラインRLを通った参照信号Rは、時分割によって交互に得られるものの、測定ラインSLと参照ラインRLとが同じアナログ回路を共有しており、測定系のドリフト、オフセット誤差、温度による誤差、アナログ回路のばらつきによる誤差に関して対等であると考えられる。即ち、
【0022】
【数4】
θe1 =θe2
が成り立つと考えられる。従って、Δθ1とΔθ2との差を求めると、
【0023】
【数5】
となる。θrは、参照ラインRLの電気長から予め既知であるため、θsに相当する値を得ることができる。さらに、同一配管10に水を流してそのときのθsに相当する値を求めることにより、両者の差から、被測定流体の濃度が測定される。
【0024】
図2は位相差演算回路48に入力される信号の関係を表しており、図2(a)は基準信号RF、測定信号S及びクロック信号CLとの関係を表し、図2(b)は基準信号RF、参照信号R及びクロック信号CLとの関係を表す。基準信号RFと測定信号Sとの位相差は、2つの信号の立ち上がり間に存在するクロック数(taとする)を計数すると共に、1つの信号の立ち上がりと立ち上がりとの間に存在するクロック数(tcとする)を計数することで、Δθ1が求められる。即ち、
【0025】
【数6】
Δθ1=2π・ta/tc
である。また、同様に、基準信号RFと参照信号Rとの位相差は、2つの信号の立ち上がり間に存在するクロック数(tdとする)を計数すると共に、1つの信号の立ち上がりと立ち上がりとの間に存在するクロック数(tcとする)を計数することで、Δθ2が求められる。即ち、
【0026】
【数7】
Δθ2=2π・td/tc
である。
【0027】
図2(c)、(d)には、さらに、スイッチ26、30の漏れがあるときの図2(a)、(b)対応図を示す。スイッチ26、30で測定ラインSLと参照ラインRLを切り換えているが、スイッチ26、30のアイソレーションが不十分であると、他方のラインからの漏れが干渉して、ベクトル合成される。図3(a)に信号をベクトル表示した説明図を示すと、今測定ラインSLに接続されて、測定信号S1が得られているとすると、参照ラインRLからの漏れ信号Eが微小ながら加算されて、位相がθe3だけ大きくなり誤差となる。測定信号S1から位相が180度ずれたところS2では、参照ラインRLからの漏れ信号Eにより、位相がθe3だけ小さくなる。この位相誤差θe3の位相依存性を示すと図3(b)のようになり、180度位相が異なるところでは、位相誤差θe3は絶対値が同じで符号が反転することがわかる。従って、このことを利用して、図2(c)において、基準信号RFの立ち上がりと測定信号Sの立ち上がりの間に存在するクロック数(ta)と、基準信号RFの立ち上がりと測定信号Sの立ち下がりの間に存在するクロック数(tb)とをそれぞれ求め、その平均をとる。
【0028】
【数8】
Δθ3=2π・(ta+tb)/2tc
同様に、参照信号Rについても行う。
【0029】
【数9】
Δθ4=2π・(td+te)/2tc
Δθ3とΔθ4の差をとることでθs−θrを求めることができる。言い換えれば、測定信号S及び参照信号Rのぞれぞれの位相90度の時点を基準にして、位相差θs−θrを求めることにより、スイッチ26、30の漏れによる誤差の影響を受けないようにすることができる。
【0030】
以上のように、測定ラインSLと参照ラインRLを設け、両ラインSL、RLを切り替えて、測定ラインSLを通った測定信号Sと被測定流体を伝搬しない基準信号RFとの位相差Δθ1またはΔθ3を測定すると共に、参照ラインRLを通った参照信号Rと被測定流体を伝搬しない基準信号RFとの位相差Δθ2またはΔθ4を測定し、2つの位相差Δθ1,Δθ2またはΔθ3,Δθ4の差Δθ1−Δθ2、Δθ3−Δθ4から被測定流体の濃度を求めることから、測定信号S及び参照信号Rに包含される誤差θe1,θe2がキャンセルされることで、従来に比べ精度良く濃度を測定することができる。
【0031】
従って、電力変化、温度変化、位相変化、経年変化、機差等に影響を受けることがないので、予め補正カーブを作成する必要もなく、従来必要としていた補正カーブを作成するための手間を省くことができる。
図6及び図7は、それぞれθsとθrの時間変化を表したもので、0.18度から0.19度の範囲での変動が観測されるのに対して、図8に示したように、その差をとることにより、0.06度の範囲内の変動に抑えることができた。
【0032】
図4は、本発明の他の実施の形態を表すブロック図である。この実施の形態では、基準信号RFを基準発振器18から分周器52で分周したものとする点で、第1の実施の形態と異なっている。
即ち、基準発振器18からの60MHzの信号は、分周器52で333kHzの信号に分周されて、直接、位相差演算回路48に入力されて、測定信号S、または参照信号Rとの位相差Δθ1、Δθ2(またはΔθ3、Δθ4)が求められる。
【0033】
この構成においても、上記実施の形態と同様に位相差を求めることができると共に、ミキサ32、バンドパスフィルタ36、アンプ40のアナログ回路1系統だけでよいため、回路構成が単純になり、製造コストが安価になるという効果を有している。
図5は、本発明のさらに他の実施の形態を表すブロック図である。この実施の形態では、参照ラインRLに設けられた減衰器を異なる減衰率を持つ複数の減衰器28−1、28−2、28−3から構成し、適宜、スイッチ54、55でいずれかの減衰器を選択するように構成すると共に、アンプ40からの出力をピーク検出回路56、A/D変換器58を介して中央演算回路50に送出している。
【0034】
本実施の形態では、測定ラインSLが選択されている状態で、ピーク検出回路56でアンプ40から出力される波形のピークを検出し、このピークをA/D変換器58でA/D変換する。中央演算回路50では、ピークの大きさによって、減衰器28−1、28−2、28−3のいずれを選択するかを決定し、スイッチ54、55を切り換える。こうして、参照ラインRLが選択されたときに、選択された減衰器の減衰を受け、測定信号Sと同じ程度の電力を持つ参照信号Rが得られるようにしている。
【0035】
電力によってもオフセット誤差が変化するので、このように、測定信号Sの電力に応じて減衰量が変化するように構成することにより、測定信号Sと参照信号Rがそれぞれ包含する誤差θe1とθe2とをできる限り同じ値にすることができ、さらに精度良いものとすることができる。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1記載の発明によれば、測定ラインの他に参照ラインを設け、両ラインを切り替えて、測定ラインを通った測定信号と被測定流体を伝搬しない基準信号との位相差を測定すると共に、前記参照ラインを通った参照信号と被測定流体を伝搬しない基準信号との位相差を測定し、2つの位相差の差から被測定流体の濃度を求めることから、測定信号及び参照信号に包含される誤差がキャンセルされることで、精度良く濃度を測定することができる。また、測定ラインと参照ラインとで同じ周波数変換器を共有することで、周波数変換器によって受ける影響を測定信号と参照信号とで同じにすることができるので、測定信号と基準信号との位相差と、参照信号と基準信号との位相差との、2つの位相差の差を求めることで、この影響をキャンセルすることができる。
【0037】
従って、電力変化、温度変化、位相変化、経年変化、機差等に影響を受けることが少なくなるので、予め補正カーブを作成する必要もなく、従来必要としていた補正カーブを作成するための手間を省くことができる。
請求項2記載の発明によれば、さらに、参照信号の電力を減衰させて、測定信号との電力差を少なくすることにより、電力変化によって生じる参照信号への誤差の影響を測定信号への影響に近いものにすることができ、測定信号と基準信号との位相差と、参照信号と基準信号との位相差との、2つの位相差の差を求めることで、電力変化によって生じる誤差をキャンセルすることができる。
【0038】
請求項3記載の発明によれば、さらに、減衰器は、測定信号の電力に応じて減衰量が変化するように構成することから、電力変化によって生じる参照信号への誤差の影響を測定信号への誤差の影響と同じ程度にすることができ、さらに精度良くすることができる。
請求項4記載の発明によれば、測定信号及び参照信号が、スイッチのアイソレーションが不十分な場合に、その漏れ信号によってパルス幅が圧縮された場合にあっても、90度位相の時点を基準にして、基準信号との所定の位相の時点との時間差に基づいて位相差を求めることから、漏れ信号の影響を除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すブロック図である。
【図2】図1の位相差演算回路で処理される信号波形を表しており、(a)は基準信号RF、測定信号S及びクロック信号CLとの関係を表し、図2(b)は基準信号RF、参照信号R及びクロック信号CLとの関係を表し、図2(c)(d)はスイッチからの漏れがあるときの図2(a)(b)対応図である。
【図3】(a)は、スイッチからの漏れがあるときの測定信号Sと位相誤差θe3 とをベクトル表示した説明図、(b)は、位相誤差θe3の位相依存性を示す説明図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態を示すブロック図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態を示すブロック図である。
【図6】θsの実測値の時間変化を表すグラフである。
【図7】θrの実測値の時間変化を表すグラフである。
【図8】θs−θrの実測値の時間変化を表すグラフである。
【図9】従来の濃度計のブロック図を示す。
【符号の説明】
12 送信アンテナ(送受信器)
14 受信アンテナ(送受信器)
22 シンセサイザ(マイクロ波発振器)
26 スイッチ
28、28−1、28−2、28−3 減衰器
30 スイッチ
32 ミキサ(周波数変換器)
48 位相差演算回路
SL 測定ライン
RL 参照ライン
S 測定信号
R 参照信号[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a densitometer that measures the concentration of a fluid to be measured using a microwave, and more particularly to a densitometer that can improve accuracy.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, this type of densitometer is shown in FIG. This densitometer measures the phase lag of the received wave that has propagated through the substance to be measured by injecting the microwave into the fluid to be measured that flows through the pipe. Furthermore, the reference phase lag (for example, when water flows through the same pipe) In this case, the concentration of the substance to be measured is measured from the difference from the phase delay.
[0003]
As a specific device configuration, a
[0004]
[Expression 1]
Δθ = tan -1 (sinθ / cosθ)
Is calculated to obtain the phase difference, that is, the phase delay of the microwave propagated through the fluid to be measured.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
In such a conventional densitometer, in particular, since a voltage offset error occurs in the quadrature
[0006]
In addition to the voltage offset error, the error factors of each analog circuit overlap, and the resulting phase difference includes voltage offset error, phase linearity error, phase offset error, frequency offset error, etc. Therefore, in order to calibrate these errors, the power, phase, and frequency are used as parameters to obtain the error when these are changed, a correction curve is created, and this correction curve is used during measurement. The result output is corrected.
[0007]
However, it takes time and labor to create such a correction curve, and the characteristics are different for each analog circuit, so that there is a problem that a correction curve must be created for each densitometer. In addition, even if a correction curve is prepared, there is a problem that the error characteristic changes due to aging or temperature change of the analog circuit. The temperature change can be dealt with by storing the apparatus in a container heated to a constant temperature with a heater, but there is also a problem that it costs because it requires a heater or the like.
[0008]
The present invention has been made in view of such problems, and the inventions according to
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the invention according to
[0010]
According to a second aspect of the present invention, in the first aspect of the present invention, the reference line is provided with an attenuator that attenuates the power of the reference signal.
According to a third aspect of the present invention, in the second aspect of the present invention, the attenuator is configured such that the amount of attenuation changes according to the power of the measurement signal. According to a fourth aspect of the present invention, in the first to third aspects of the present invention, the phase difference calculation circuit includes a time point of a 90 degree phase of each waveform of the measurement signal and the reference signal, and a reference signal. Each phase difference is obtained based on a time difference from the time point of a predetermined phase.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a block diagram showing a first embodiment of the present invention. In FIG. 1, a transmitting
[0013]
A
[0014]
A received signal from the receiving antenna 14 is input to a mixer (frequency converter) 32 through a
[0015]
The phase difference calculation circuit 48 is a digital signal processor composed of an ASIC, and uses the signal from the
[0016]
In this embodiment, between the transmission and the
[0017]
In the densitometer configured as described above, first, in a state in which the microwave signal from the
[0018]
[Expression 2]
Δθ 1 = θs−θ 0 + θe 1
It is represented by Here, Δθ 1 is the phase difference obtained by the phase difference calculation circuit 48, θs is the phase of the measurement signal, θ 0 is the phase of the reference signal, θe 1 is due to drift of the measurement system, offset error, and temperature change. It is an error component due to errors, variations in analog circuits, and the like.
[0019]
Next, when the
[0020]
[Equation 3]
Δθ 2 = θr−θ 0 + θe 2
It is represented by Here, Δθ 2 is the phase lag obtained by the phase difference calculation circuit 48, θr is the phase of the reference signal R that has passed through the reference line RL, θ 0 is the phase of the reference signal, and θe 2 is the phase of the measurement system. It is an error component due to drift, offset error, temperature change error, and analog circuit variation.
[0021]
Here, the measurement signal S passing through the measurement line SL and the reference signal R passing through the reference line RL are alternately obtained by time division, but the measurement line SL and the reference line RL share the same analog circuit. It is considered that measurement system drift, offset error, temperature error, and analog circuit variation error are equivalent. That is,
[0022]
[Expression 4]
θe 1 = θe 2
Is considered to hold. Therefore, when the difference between Δθ 1 and Δθ 2 is obtained,
[0023]
[Equation 5]
It becomes. Since θr is known in advance from the electrical length of the reference line RL, a value corresponding to θs can be obtained. Further, the concentration of the fluid to be measured is measured from the difference between them by flowing water through the
[0024]
FIG. 2 shows the relationship of signals input to the phase difference calculation circuit 48, FIG. 2 (a) shows the relationship between the reference signal RF, the measurement signal S, and the clock signal CL, and FIG. 2 (b) shows the reference. The relationship among the signal RF, the reference signal R, and the clock signal CL is represented. The phase difference between the reference signal RF and the measurement signal S counts the number of clocks (ta) that exist between the rising edges of the two signals, and the number of clocks that exist between the rising edges of one signal (referred to as ta) [Delta] [theta] 1 is obtained by counting (tc). That is,
[0025]
[Formula 6]
Δθ 1 = 2π · ta / tc
It is. Similarly, the phase difference between the reference signal RF and the reference signal R counts the number of clocks (td) existing between the rising edges of two signals, and between the rising edges of one signal. By counting the number of existing clocks (denoted by tc), Δθ 2 is obtained. That is,
[0026]
[Expression 7]
Δθ 2 = 2π · td / tc
It is.
[0027]
FIGS. 2C and 2D are diagrams corresponding to FIGS. 2A and 2B when the
[0028]
[Equation 8]
Δθ 3 = 2π · (ta + tb) / 2tc
Similarly, the process is performed for the reference signal R.
[0029]
[Equation 9]
Δθ 4 = 2π · (td + te) / 2tc
By taking the difference between Δθ 3 and Δθ 4 , θs−θr can be obtained. In other words, by obtaining the phase difference θs−θr based on the time point of 90 degrees of each of the measurement signal S and the reference signal R, it is not affected by errors due to leakage of the
[0030]
As described above, the measurement line SL and the reference line RL are provided, the two lines SL and RL are switched, and the phase difference Δθ 1 between the measurement signal S passing through the measurement line SL and the reference signal RF not propagating through the fluid to be measured or While measuring Δθ 3 , the phase difference Δθ 2 or Δθ 4 between the reference signal R that has passed through the reference line RL and the reference signal RF that does not propagate through the fluid to be measured is measured, and two phase differences Δθ 1 , Δθ 2, or Δθ are measured. 3, the difference Δθ 1 -Δθ 2 of [Delta] [theta] 4, since determining the concentration of the fluid to be measured from Δθ 3 -Δθ 4, error .theta.e 1 encompassed the measured signal S and the reference signal R, the .theta.e 2 is canceled Thus, the concentration can be measured with higher accuracy than in the past.
[0031]
Therefore, since it is not affected by power change, temperature change, phase change, aging change, machine difference, etc., it is not necessary to create a correction curve in advance, and it saves time and effort to create a correction curve that was conventionally required. be able to.
FIGS. 6 and 7 show the time changes of θs and θr, respectively, and fluctuations in the range of 0.18 degrees to 0.19 degrees are observed, as shown in FIG. By taking the difference, it was possible to suppress the fluctuation within the range of 0.06 degrees.
[0032]
FIG. 4 is a block diagram showing another embodiment of the present invention. This embodiment is different from the first embodiment in that the reference signal RF is divided from the
That is, the 60 MHz signal from the
[0033]
Also in this configuration, the phase difference can be obtained in the same manner as in the above embodiment, and only one analog circuit system of the
FIG. 5 is a block diagram showing still another embodiment of the present invention. In this embodiment, the attenuator provided in the reference line RL is composed of a plurality of attenuators 28-1, 28-2, 28-3 having different attenuation rates, and any one of the
[0034]
In the present embodiment, the peak of the waveform output from the
[0035]
Since the offset error also changes depending on the power, the errors θe 1 and θe included in the measurement signal S and the reference signal R are configured by changing the attenuation amount according to the power of the measurement signal S in this way. 2 can be set to the same value as much as possible, and the accuracy can be further improved.
[0036]
【The invention's effect】
As described above, according to the first aspect of the present invention, in addition to the measurement line, the reference line is provided, and both lines are switched so that the measurement signal passing through the measurement line and the reference signal not propagating through the fluid to be measured. The phase difference is measured, the phase difference between the reference signal that passes through the reference line and the reference signal that does not propagate through the fluid to be measured is measured, and the concentration of the fluid to be measured is obtained from the difference between the two phase differences. By canceling the error included in the signal and the reference signal, the concentration can be measured with high accuracy. In addition, by sharing the same frequency converter between the measurement line and the reference line, the influence of the frequency converter can be made the same between the measurement signal and the reference signal, so the phase difference between the measurement signal and the reference signal This influence can be canceled by obtaining the difference between the two phase differences of the reference signal and the reference signal.
[0037]
Therefore, it is less affected by power changes, temperature changes, phase changes, secular changes, machine differences, etc., so there is no need to create a correction curve in advance, and it takes time and effort to create a correction curve that was required in the past. It can be omitted.
According to the second aspect of the present invention, by further attenuating the power of the reference signal to reduce the power difference from the measurement signal, the influence of the error on the reference signal caused by the power change is affected on the measurement signal. The error caused by the power change can be canceled by calculating the difference between the two phase differences of the phase difference between the measurement signal and the reference signal and the phase difference between the reference signal and the reference signal. can do.
[0038]
According to the third aspect of the present invention, since the attenuator is configured so that the amount of attenuation changes according to the power of the measurement signal, the influence of the error on the reference signal caused by the power change is applied to the measurement signal. It is possible to achieve the same level of error effect as described above, and further improve the accuracy.
According to the fourth aspect of the present invention, when the measurement signal and the reference signal are not sufficiently isolated from each other in the switch, even when the pulse width is compressed by the leakage signal, the time point of 90 degrees phase is obtained. Since the phase difference is obtained based on the time difference between the reference signal and a predetermined phase with respect to the reference signal, the influence of the leakage signal can be eliminated.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing a first embodiment of the present invention.
2 shows signal waveforms processed by the phase difference calculation circuit of FIG. 1, wherein (a) shows the relationship between the reference signal RF, the measurement signal S, and the clock signal CL, and FIG. 2 (b) shows the reference. The relationship between the signal RF, the reference signal R, and the clock signal CL is shown, and FIGS. 2C and 2D are diagrams corresponding to FIGS. 2A and 2B when there is leakage from the switch.
FIG. 3A is an explanatory diagram in which a measurement signal S and a phase error θe 3 when there is leakage from the switch are displayed as vectors, and FIG. 3B is an explanatory diagram showing the phase dependence of the phase error θe 3 . It is.
FIG. 4 is a block diagram showing a second embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a block diagram showing a third embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a graph showing a change over time of an actually measured value of θs.
FIG. 7 is a graph showing a change over time of an actually measured value of θr.
FIG. 8 is a graph showing a time change of an actual measurement value of θs−θr.
FIG. 9 shows a block diagram of a conventional densitometer.
[Explanation of symbols]
12 Transmitting antenna (transmitter / receiver)
14 Receiving antenna (transmitter / receiver)
22 Synthesizer (Microwave Oscillator)
26
48 Phase difference calculation circuit SL Measurement line RL Reference line S Measurement signal R Reference signal
Claims (4)
マイクロ波信号を発振するマイクロ波発振器と、
マイクロ波を被測定流体に放射し、被測定流体を伝搬したマイクロ波を受波する送受信器と、
入力される2信号の位相差を測定する位相差演算回路とを備え、
前記マイクロ波発振器と前記位相差演算回路との間に、前記送受信器から構成される測定ラインと、前記送受信器を通らない参照ラインとを設け、さらに、該測定ラインと参照ラインとを切り替えるスイッチを設け、
前記マイクロ波発振器と前記位相差演算回路との間に、さらに、マイクロ波信号をそれより低い周波数信号に変換する周波数変換器を設け、前記測定ラインと前記参照ラインは、同じ該周波数変換器を共有しており、
前記位相差演算回路は、前記測定ラインを通った測定信号と被測定流体を伝搬せず且つ前記周波数変換器を通過しない基準信号との位相差を測定すると共に、前記参照ラインを通った参照信号と被測定流体を伝搬せず且つ前記周波数変換器を通過しない基準信号との位相差を測定し、
前記2つの位相差の差から被測定流体の濃度を求めることを特徴とする濃度計。In a densitometer that measures the concentration of the fluid under measurement by detecting the phase difference between the microwave that has propagated through the fluid under measurement and the signal that does not propagate through the fluid under measurement,
A microwave oscillator for oscillating a microwave signal;
A transceiver that radiates microwaves to the fluid to be measured and receives the microwaves propagated through the fluid to be measured;
A phase difference calculation circuit for measuring a phase difference between two input signals,
A switch for switching between the measurement line and the reference line is provided between the microwave oscillator and the phase difference calculation circuit, and a measurement line constituted by the transceiver and a reference line that does not pass through the transceiver are provided. Provided,
A frequency converter for converting a microwave signal to a lower frequency signal is further provided between the microwave oscillator and the phase difference calculation circuit, and the same frequency converter is used for the measurement line and the reference line. Sharing
The phase difference calculation circuit measures a phase difference between a measurement signal that has passed through the measurement line and a reference signal that does not propagate through the fluid to be measured and does not pass through the frequency converter, and a reference signal that has passed through the reference line. And the phase difference between the reference signal that does not propagate through the fluid to be measured and does not pass through the frequency converter ,
A concentration meter, wherein the concentration of a fluid to be measured is obtained from a difference between the two phase differences.
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