JP3803261B2 - Grooved deck floor and manufacturing method thereof - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、住宅等の建物のベランダ、バルコニー及び室内床に用いられる、波板と下板とを有するデッキ床であって、雨樋等の横架部材を載せる溝が設けられ、床材と支持部材を兼用した溝付デッキ床に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
特開平11−200544には、床板の平坦下面に金属製波板が重ねられ、床板が金属製波板の山部に接合されて、床板と金属製波板とを一体化した構造とすることにより剛性の高いものとし、部材の軽量化も実現した床パネルが示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この床パネルをベランダやバルコニーのデッキ床として用いる場合、雨樋部を他の部分より低くする必要がある。デッキ床の上部に嵩上げ用の部材を取付けることで溝部を形成することが考えられるが、施工に手間がかかる。しかも、デッキ高さが制限されると、十分な剛性を確保できず、それより衝撃音や振動が下階に伝わり易くなり、居住性に悪影響を与えることになる。他の方法として、上記デッキ床の上部の一部を切欠くことで溝部を形成することも考えられるが、デッキ床に自重、載荷荷重がかかると、切欠き部に曲げ作用により圧縮が働き、溝部において局部座屈を生じることとなる。すると、溝部における波板は全く荷重に抵抗できず、下板のみで抵抗することとなる。
【0004】
本発明は、前記課題に鑑みなされたものであり、全体の厚さが薄く、十分な剛性・強度・遮音性を有し、施工性が良い、床材と支持部材を兼用した溝付デッキ床及びその製造方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための本発明の請求項1に記載の溝付デッキ床は、山部と谷部とを連続させた波形に形成された金属製の波板と、この板の谷部に接合された金属製の下板とを備えるデッキ床であって、前記波板の山部に対して、前記山部を横断する方向に列設された凹部を設けることにより、溝を形成し、この凹部の周囲に補強部を設けたことを特徴とするものである。
溝付デッキ床の製作及び施工が、少ない工程で可能となり低コストで提供でき、比較的薄い部材となることにより、他の室内床との高さ調整が容易となる。また、凹部の周囲を補強するため、溝部の曲げ剛性が上昇し、衝撃音等の遮音性に優れた床構造となる。
【0006】
請求項2に記載の溝付デッキ床は、前記凹部は、前記山部の切欠きにより形成され、前記補強部は、前記凹部の周りの斜面に長手方向に延在する凸又は凹の突起により形成されていることを特徴とする請求項1記載の溝付デッキ床である。溝部の波板表面に突起を設けることにより、溝部の波板の曲げ剛性を上昇させる。すると、溝部においても波板断面が曲げモーメントに対して抵抗し、高い剛性及び強度を保つことが可能となる。また、追加工により、切欠き部を渡す台形状に加工した板を接合しても良い。
【0007】
請求項3に記載の溝付デッキ床は、前記凹部は、前記山部の切欠きにより形成され、前記補強部は、前記切欠きの下方に向かう折り返しにより形成されていることを特徴とする請求項1記載の溝付デッキ床である。
切欠き部の波板に折り返しを設けることにより、切欠き端部の剛性を上昇させることができるので、溝部においても、波板断面が曲げモーメントに対して抵抗し、高い剛性及び強度を保つことが可能となる。更に、波板表面に突起を設けることで、より高い剛性及び強度を確保することができる。
【0008】
請求項4に記載の溝付デッキ床は、前記凹部は、前記山部の押し潰しにより形成され、前記補強部は、山部の両側の斜面が押し潰された連続部分により形成されていることを特徴とする請求項1記載の溝付デッキ床である。
山部において、押し潰しによる凹部であり、部材が連続していることにより、溝部での座屈は生じない。更に、波板表面に突起を設けることで、より高い剛性及び強度を確保することができる。
【0009】
請求項5に記載の溝付デッキ床は、前記山部に床板を設置したことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の溝付デッキ床である。
溝付デッキ床の上下板と波板に金属製板を用いれば、剛性、強度の高いデッキ床となる。また、上板に関しては木製板やパーティクルボードを使用することで、合理的なデッキ床とすることができる。
【0010】
請求項6に記載の溝付デッキ床は、前記凹部に樋状の横架材を設置したことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の溝付デッキ床である。
ベランダやバルコニーのデッキ床として、雨樋部を簡易に構成することができる。また、基準高さに対し、一部分の高さを低くするデッキ床であるので、室内のフリーアクセス床としての適用も可能である。
【0011】
請求項7に記載の溝付デッキ床の製造方法は、ロール形成により山部と谷部とを連続させた波形に形成された金属製の波板と、この波板の谷部に接合された金属製の下板とを備え、前記波板の山部を横断する方向に列設された凹部からなる溝を形成した溝付デッキ床の製造方法であって、ロール成形前の薄板の山部に相当する部分に列状に並んだ切欠き加工を施し、前記山部及び谷部を形成するロール成形時に、前記切欠きにより形成された凹部の周囲の斜面に長手方向に伸びる凸又は凹の突起をロール成形により形成してから、前記下板を接合することを特徴とするものである。
金属製板の切欠き加工を施し、ロール成形を行ない波板とした後、波板の谷部に下板を接合するのみで、溝付デッキ床の製造ができるため、少ない工程数でのデッキ床の製造及び施工が可能となり、大幅に低コストでデッキ床を提供できる。
【0012】
請求項8に記載の溝付デッキ床の製造方法は、ロール成形により山部と谷部とを連続させた波形に形成された金属製の波板と、この波板の谷部に接合された金属製の下板とを備え、前記波板の山部を横断する方向に列設された凹部からなる溝を形成した溝付デッキ床の製造方法であって、ロール成形前の薄板の山部に相当する部分に列状に並んだ切欠き加工又はスリット加工を施し、前記山部及び谷部を形成するロール成形後に、前記切欠き又はスリットの部分に押し込み加工を施して前記凹部の形成と同時に折り返し又は押し潰しによる補強部を形成し、前記下板を接合することを特徴とするものである。
金属製板の切欠き又はスリット加工を施し、ロール成形を行ない波板とした後、切欠き又はスリット加工部分を押し込み、波板の谷部に下板を接合するのみで、溝付デッキ床の製造ができるため、少ない工程数でのデッキ床の製造及び施工が可能となり、大幅に低コストでデッキ床を提供できる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態例を説明する。図1から図3において、本発明の第1実施形態を説明する。
【0014】
図1は本発明を適用した場合の第1実施形態の斜視図を示すもので、デッキ床1は、波板2、下板3、床板4からなる。波板2は、鋼製の折板によるもので、山部2a及び谷部2bがR状、斜面部2cが平板状をなした波形に形成されたものである。第1実施形態においては、斜面部2cには補強部としての突起7が設けられている。波板2の山部2aには、山部2aを横断する方向に波板凹部5が列設されている。3は金属製の下板であり、波板2の両端の谷部2bに沿う方向で、下板3から直角上方に、波板2の山部2cと同じ高さで立上部3aが設けられている。立上部3aには、波板凹部5の列設方向に、下板凹部6が設けられている。デッキ床1は、波板2が谷部2bで下板3と、波板2が山部2aで床板4と接合されており、床板4は下板3の両端の立上部3a端部でも接合されている。波板2と下板3の接合及び波板2と床板4の接合、及び床板4と下板3の接合には、リベットやスポット溶接、接着剤、ネジ、釘等を用いることができる。列設された波板凹部5及び下板凹部6の底部の高さを揃えると、樋等の横架材を載せることができる溝Aとすることができる。この時、波板凹部5と下板凹部6の高さを調節することにより、溝Aに傾斜を付けることもできる。また、デッキ床1をバルコニーやベランダ等に用いる場合、雨樋用としての溝Aの位置は端部に設けるが、その場合、自重や載荷荷重により生じる曲げモーメントが小さくてすむ。また、溝Aの部分には、雨樋等の横架部材を載せるため、床板4が接合されていない。
【0015】
図2に、第1実施形態の、デッキ床1の溝形成部における波板2と下板3の断面図を示す。波板2の斜面部2cに突起7が設けられている。この突起7は波板2の斜面部2cに凹凸に形成され、波板2の長手方向全長に延在している。溝形成部における波板2の斜面部2cには、デッキ床1の曲げ作用により圧縮力が働き、局部座屈が生じてしまう。そこで、波板2の斜面部2cに突起7を設けて波板2の曲げ剛性を向上させ、局部座屈を防止する。突起7は、波板凹部5に近い位置に設ける程、本数が多い程有効になる。また、圧縮力は波板方向に働くので、突起は波形に平行である方が有効に作用する。なお、突起7の形状は、半円状等種々のものでよく、波板の長手方向に千鳥状に不連続に配設される物であってもよい。又、突起7は、波板2の斜面部2cにおいて、波板凹部5の周りにのみ設けられるものであっても良い。
【0016】
図3に、第1実施形態における波板2のロール成形前の平板2’の展開図を示す。図3において、点線は、ロール成形後の波板2の山部2aを、1点鎖線はロール成形後の波板2の谷部2bを、点線と1点鎖線の間はロール成形後の波板2の斜面部2cを示す。平板2’には、点線を中心に、概六角形の切欠き部8が作成されている。ロール形成後、切欠き部8は波板凹部5となり、応力集中が発生するため、切欠き線の交点にR部を設けたり、切欠き線のうち山部2aと交叉する部分をやや斜めにすると良い。切欠き部8の間隔は、ロール成形後の波板2の山部2aから隣接する山部2aまでの、突起7も含む延べ長さから、ロール加工による伸びを差し引いた距離である。第1実施形態における波板2の製造方法として、まず平板2’にパンチ等で切欠き部8を作成する。そして、ロール成形により平板2’に山部2a、谷部2bを成形し、それと同時に平板2’の斜面部2cに突起7をロール成形する。例えば、ロールの表面に凹凸を設けることにより、波板2の山部2a及び谷部2bの形成と同時に突起7を形成することができる。
【0017】
次に、図4から図6において、本発明の第2実施形態を説明する。
【0018】
図4は本発明をデッキ床に適用した場合の第2実施形態の、デッキ床1の溝形成部における波板2と下板3の断面図を示す。波板凹部5に、補強部としての折り返し部9が設けられている。折り返し長さは長い方が良いが、曲げ加工時に両側の折り返し部が干渉しない長さとし、切欠く三角形の底辺の半分よりやや短いと、加工が容易である。折り返しの角度は90度程度に設定するのが良い。この波板凹部5と下板凹部6の列設により、溝Aが形成される。
【0019】
図5に、第2実施形態における波板2のロール成形前の平板2’の展開図を示す。平板2’において、点線は、ロール成形後の波板2の山部2aを、1点鎖線はロール成形後の波板2の谷部2bを、点線と1点鎖線の間はロール成形後の波板2の斜面部2cを示す。平板2’には、点線を中心に、概I字形の切欠き部8が作成されている。ロール形成後、切欠き部8は波板凹部5となり、応力集中が発生するため、切欠き線の交点にR部を設けたり、切欠き線のうち山部2aと交叉する部分をやや斜めにすると良い。切欠き部8の間隔は、ロール成形後の波板2の山部2aから隣接する山部2aまでの延べ長さから、ロール加工による伸びを差し引いた距離である。第2実施形態における波板2の製造方法として、平板2’にパンチ等で切欠き部8を作成する。そして、ロール成形により平板2’に山部2a、谷部2bを成形する。その後、図6に示す治具配置断面図により、折り返し部9を成形する。図6における治具配置は、波板台11aと、押え具11bとからなる。波板台11aは、波板2の山形の一つと概同形の断面をしており、波板2の山部2aに相当する部分が、折り返し部9の形状に合わせた凹部となっている。波板2を、波板台11a上に置き、押え具11bで押え、押し込み具11cで下方に押し込むことで、折り返し部9を形成する。
【0020】
次に、図7から図9において、本発明の第3実施形態を説明する。
【0021】
図7は本発明をデッキ床に適用した場合の第3実施形態の、デッキ床1の溝形成部における波板2と下板3の断面図を示す。波板凹部5に、補強部としての押し潰し部10が設けられている。この場合、波板2の山部2aにおいて、部材が連続しているので、この部分での座屈は生じない。この波板凹部5と下板凹部6の列設により、溝Aが形成される。
【0022】
図8に、第3実施形態における波板2のロール成形前の平板2’の展開図を示す。波板2において、点線は、ロール成形後の波板2の山部2aを、1点鎖線はロール成形後の波板2の谷部2bを、点線と1点鎖線の間はロール成形後の波板2の斜面部2cを示す。平板2’には、点線を中心に、スリットを2本加工する。ロール形成後、切欠き部8は波板凹部5となり、応力集中が発生するため、切欠き線の交点にR部を設けたり、切欠き線のうち山部2aと交叉する部分をやや斜めにすると良い。切欠き部8の間隔は、ロール成形後の波板2の山部2aから隣接する山部2aまでの延べ長さから、ロール加工による伸びを差し引いた距離である。第3実施形態における波板2の製造方法として、平板2’にパンチ等で切欠き部8を作成する。そして、ロール成形により波板2に山部2a、谷部2bを成形する。その後、図9に示す治具配置により、押し潰し部10を成形する。図9における治具配置は、波板台11aと、押え具11bとからなる。波板台11aは、波板2の山形の一つと概同形の断面をしており、波板2の山部2aに相当する部分が、押し潰し部10の形状に合わせた凹部となっている。波板2を、波板台11a上に置き、押え具11bで押え、押し込み具11cで下方に押し込むことで、押し潰し部10を形成する。
【0023】
次に、図10において、本発明の第4実施形態を説明する。
【0024】
図10は本発明をデッキ床に適用した場合の第4実施形態の、デッキ床1の溝形成部における波板2と下板3の断面図を示す。波板凹部5に、補強部としての台形状板12が渡され接合されている。台形状板12は、波板凹部5を塞ぐ平坦部と、斜面部2cに途中まで沿わせた形状の斜面部を有する台形の連続により形成されている。波板2の斜面部2cと、台形状板12の斜面部を接合し固定することで、波板凹部5を補強している。この波板凹部5と下板凹部6の列設により、溝Aが形成される。
【0025】
以上に、本発明の実施形態を示したが、波板2の山部2a及び谷部2bを平坦部とした台形状とすることもでき、波板2の山部2a及び谷部2bにおける平坦部を大きくし、斜面部2cを下板3から垂直にすることで、波板2の断面形状を四角形等の矩形の繰り返しとすることもできる。
【0026】
また、床板4に金属製板を用いれば、剛性、強度の高い床材となるが、デッキ床1の強度には、溝部Aの強度が大きく影響するので、床板4に関しては、合板やパーティクルボード等の方形板の下地材を用いることで、合理的なデッキ床とすることができる。また、床板4の施工については、波板2及び下板3による溝付デッキ床に現場で床板4を取付けても、波板2及び下板3による溝付デッキ床に工場で予め床板4を接合してから現場に運んできても良い。
【0027】
第1実施形態から第4実施形態において、下板3及び下板立上部3aに、波板2の両端の谷部2bに沿う方向に突起7を設けることで、より座屈に対して強くなる。また、第2実施形態から第4実施形態において、更に波板2の斜面部2cに突起7を設けることで、よりデッキ床の剛性を高めることができる。
【0028】
下板3については、波板2の山谷の長手方向に分割されていても良い。また、波板2の断面において、山谷の長手方向の両端が谷部2bとなっているが、波板2を上下逆にした形とし、山谷の長手方向の両端を山部2aとすると、山谷の長手方向の両端に最も近い位置の谷部2bまでのみ下板3を接合し、下板3の立上部3aを無くすこともできる。
【0029】
【発明の効果】
請求項1から請求項6の溝付デッキ床によると、比較的薄い部材となることにより、他の室内床との高さ調整が容易となる。また、波板表面に突起を設けたり、凹部に折り返しを設けたり、波板の山部の押し潰しにより凹部を設けることにより、溝部の補強を行うことで、波板断面が曲げモーメントに対して抵抗し、高い剛性及び強度を保つことが可能となり、衝撃音等の遮音性にも優れた床構造となる。
【0030】
請求項7及び請求項8の溝付デッキ床の製造方法によると、溝付デッキ床は少ない工程数で製作及び施工が可能となり、大幅に低コストで提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の、第1実施形態の溝付デッキ床の斜視図である。
【図2】同溝付デッキ床の溝部における波板と下板の断面図である。
【図3】同溝付デッキ床の波板の展開図である。
【図4】本発明の、第2実施形態の溝付デッキ床の溝部における波板と下板の断面図である。
【図5】同溝付デッキ床の波板の展開図である。
【図6】同溝付デッキ床の溝部における折り返し部成形の治具配置図である。
【図7】本発明の、第3実施形態の溝付デッキ床の溝部における波板と下板の断面図である。
【図8】同溝付デッキ床の波板の展開図である。
【図9】同溝付デッキ床の溝部における押し潰し部成形の治具配置図である。
【図10】本発明の、第4実施形態の溝付デッキ床の溝部におけるの波板と下板の断面図である。
【符号の説明】
1 デッキ床
2 波板
2a 波板山部
2b 波板谷部
2c 波板斜面部
2’ 平板
3 下板
3a 下板立上部
4 床板
5 波板凹部
6 下板凹部
7 突起
8 切欠き部
9 折り返し部
10 押し潰し部
11a 波板台
11b 押え具
11c 押し込み具
12 台形状板
A 溝[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention is a deck floor having a corrugated sheet and a lower panel, which is used for a veranda, a balcony, and an indoor floor of a building such as a house, provided with a groove for placing a horizontal member such as a rain gutter, The present invention relates to a grooved deck floor that also serves as a support member.
[0002]
[Prior art]
In Japanese Patent Laid-Open No. 11-200544, a metal corrugated sheet is superimposed on a flat lower surface of a floor panel, and the floor panel is joined to a peak portion of the metal corrugated sheet so that the floor panel and the metal corrugated sheet are integrated. This shows a floor panel that has higher rigidity and realizes weight reduction of members.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, when this floor panel is used as a deck floor of a veranda or a balcony, it is necessary to make the rain gutter part lower than other parts. Although it is possible to form a groove part by attaching the member for raising to the upper part of a deck floor, construction takes time. Moreover, if the deck height is limited, sufficient rigidity cannot be secured, and impact noise and vibration are more easily transmitted to the lower floor, which adversely affects the comfortability. As another method, it is conceivable to form a groove part by notching a part of the upper part of the deck floor, but when the deck floor is subjected to its own weight and load, compression works by bending action on the notch part, Local buckling will occur in the groove. Then, the corrugated plate in the groove cannot resist the load at all, and only the lower plate resists.
[0004]
The present invention has been made in view of the above-mentioned problems, and has a grooved deck floor having a thin overall thickness, sufficient rigidity, strength, and sound insulation, and good workability. And it aims at providing the manufacturing method.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The grooved deck floor according to
Manufacture and construction of a grooved deck floor is possible with a small number of processes and can be provided at a low cost, and by being a relatively thin member, height adjustment with other indoor floors becomes easy. Further, since the periphery of the concave portion is reinforced, the bending rigidity of the groove portion is increased, and the floor structure is excellent in sound insulation such as impact sound.
[0006]
The grooved deck floor according to
[0007]
The grooved deck floor according to
Since the notch end corrugation can be folded to increase the rigidity of the notch end, the corrugated plate cross-section resists bending moment and maintains high rigidity and strength even in the groove. Is possible. Furthermore, higher rigidity and strength can be ensured by providing protrusions on the corrugated plate surface.
[0008]
The grooved deck floor according to claim 4, wherein the recess is formed by crushing the mountain portion, and the reinforcing portion is formed by a continuous portion in which slopes on both sides of the mountain portion are crushed. The grooved deck floor according to
In the mountain part, it is a recessed part by crushing, and since the members are continuous, buckling in the groove part does not occur. Furthermore, higher rigidity and strength can be ensured by providing protrusions on the corrugated plate surface.
[0009]
The grooved deck floor according to
If metal plates are used for the upper and lower plates and corrugated plates of the grooved deck floor, the deck floor has high rigidity and strength. As for the upper board, a reasonable deck floor can be obtained by using a wooden board or a particle board.
[0010]
The grooved deck floor according to
The rain gutter can be easily constructed as a deck floor for a veranda or balcony. Moreover, since it is a deck floor in which a part of the height is lowered with respect to the reference height, it can be applied as an indoor free access floor.
[0011]
The manufacturing method of the grooved deck floor of
After making notches on metal plates and roll forming them into corrugated sheets, it is possible to manufacture grooved deck floors simply by joining the bottom plate to the troughs of the corrugated sheets. Floors can be manufactured and installed, and deck floors can be provided at a significantly lower cost.
[0012]
The manufacturing method of the grooved deck floor of
After notching or slitting a metal plate to form a corrugated sheet by roll forming, simply pushing the notched or slit processed part and joining the lower plate to the trough of the corrugated sheet, the grooved deck floor Since it can be manufactured, it is possible to manufacture and construct a deck floor with a small number of processes, and to provide a deck floor at a significantly low cost.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. 1 to 3, a first embodiment of the present invention will be described.
[0014]
FIG. 1 shows a perspective view of a first embodiment when the present invention is applied. A
[0015]
In FIG. 2, sectional drawing of the
[0016]
In FIG. 3, the expanded view of flat plate 2 'before roll forming of the
[0017]
Next, a second embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
[0018]
FIG. 4 shows a cross-sectional view of the
[0019]
In FIG. 5, the expanded view of flat plate 2 'before roll forming of the
[0020]
Next, a third embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
[0021]
FIG. 7 shows a cross-sectional view of the
[0022]
In FIG. 8, the expanded view of flat plate 2 'before roll forming of the
[0023]
Next, a fourth embodiment of the present invention will be described with reference to FIG.
[0024]
FIG. 10 is a sectional view of the
[0025]
As mentioned above, although embodiment of this invention was shown, it can also be made into the trapezoid shape which used the
[0026]
Further, if a metal plate is used for the floor plate 4, a floor material having high rigidity and strength is obtained. However, since the strength of the groove portion A greatly affects the strength of the
[0027]
In the first to fourth embodiments, the
[0028]
The
[0029]
【The invention's effect】
According to the grooved deck floors of the first to sixth aspects, the height of the other floors can be easily adjusted by using a relatively thin member. In addition, the corrugated plate cross section can be applied to the bending moment by reinforcing the groove by providing protrusions on the corrugated plate surface, folding the concave portions, or providing concave portions by crushing the crests of the corrugated plate. It is possible to resist, to maintain high rigidity and strength, and to have a floor structure excellent in sound insulation such as impact sound.
[0030]
According to the manufacturing method of the grooved deck floor of
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a grooved deck floor according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view of a corrugated plate and a lower plate in a groove portion of the grooved deck floor.
FIG. 3 is a development view of the corrugated sheet on the grooved deck floor.
FIG. 4 is a cross-sectional view of a corrugated plate and a lower plate in a groove portion of a grooved deck floor according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a development view of the corrugated sheet on the grooved deck floor.
FIG. 6 is a jig layout diagram for forming a folded portion in a groove of the grooved deck floor.
7 is a cross-sectional view of a corrugated plate and a lower plate in a groove portion of a grooved deck floor according to a third embodiment of the present invention. FIG.
FIG. 8 is a development view of a corrugated sheet on the grooved deck floor.
FIG. 9 is a jig layout diagram for forming a crushing portion in a groove portion of the grooved deck floor.
FIG. 10 is a cross-sectional view of a corrugated plate and a lower plate in a groove portion of a grooved deck floor according to a fourth embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
1
Claims (8)
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