JP3802010B2 - Radio controlled helicopter swash plate control mechanism - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ラジオコントロールヘリコプター(以下、R/Cヘリという)のメインブレードのピッチ角を制御するスワッシュプレートの位置制御機構に係り、詳しくはコレクティブピッチレバーを介してスワッシュプレートをマストに沿って平行に昇降移動させる機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
R/Cヘリは、サーボによって変位されるスワッシュプレートでメインブレードのピッチ角を制御することにより飛行が可能となる。R/Cヘリの飛行における、垂直上昇下降、前進飛行、側進飛行及び後進飛行は、スワッシュプレートをサーボで昇降し、任意の方向へ傾けることにより実現され、機体の動作はスワッシュプレートの動作と一致している。スワッシュプレートを水平に保ったままマストに沿って上昇させると機体は垂直に上昇し、これを斜めに傾ければ機体も傾けた方向へ移動する。
【0003】
R/Cヘリのスワッシュプレートを昇降動作させる構造としては、エルロン、エレベータ及びピッチの3個のサーボを同時に作動させて行うものや(例えば特許文献1、特許文献2参照)、一端がピッチサーボに連結したコレクティブピッチレバーを介して行うものが知られている。
【0004】
【特許文献1】
特公昭60−23628号公報
【特許文献2】
登録実用新案第3049966号公報
【0005】
図4は、コレクティブピッチレバーを介してスワッシュプレートを昇降動作させる従来の機構を示している。これは、R/Cヘリの機体(図示せず)に設置されたマスト1の側方から、機体前方に設置されたピッチサーボ2の上方に亘ってコレクティブピッチレバー3が架け渡され、そのマスト1側のレバー端部3aに、スワッシュプレート4と連結したロッド5を支持するエルロンレバー6と、ロッドエンド7を介してスワッシュプレート4と連結したエレベータアーム8を支持するエレベータレバー9が接続され、ピッチサーボ2側のレバー端部3bには、ピッチサーボ2の回転軸に固着されたサーボホーン2aと連結したT型ピッチレバー10がロッド11を介して接続され、また、レバーの略中央部はピッチアップホルダー12内に装填されたコレクトピッチシャフト13によって当該シャフトを支軸としてレバー両端部3a、3bが水平軸(機体左右軸)廻りに回転し得るように支持されている。
そして、ピッチサーボ2の駆動に伴って力点に対応する前記レバー端部3b側が鉛直方向(機体上下方向)に沿って変位すると、コレクトピッチシャフト13で支持されたレバー中央の支持部3cを支点としてコレクティブピッチレバー3が回転し、作用点に対応する前記レバー端部3aとこれに接続したエルロンレバー6及びエレベータレバー9がともに鉛直逆方向へ変位することにより、スワッシュプレート4を昇降させるように構成されている。コレクティブピッチレバー3を支持するコレクトピッチシャフト13は、その両端がエルロン用ロッドを掛止するX型レバー14を介してサーボフレーム部(図示せず)に一体に連結しており、当該支持位置に固定されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
図示した従来の機構は、ピッチサーボ2のみを駆動してスワッシュプレート4の昇降動作が可能であるが、コレクティブピッチレバー3の作動によってスワッシュプレート4が上昇又は下降した場合に、円運動による差動が生じるという問題があった。
【0007】
すなわち、図5は中立時と上昇時における、コレクティブピッチレバー3と、レバー端部3aに接続したエルロンレバー6とロッド5の位置を示している。
同図に示されるように、中立時、コレクティブピッチレバー3に接続したエルロンレバー6と、これに連結したロッド5の交差角は略直角に保持されている。支持部3cを中心にコレクティブピッチレバー3を回転し、エルロンレバー6を上昇させたとき、ロッド5も前記略直角な交差角を保ちながら図中二点鎖線で示した位置まで上昇してロッド5の上端が図中点5Aの位置に上がれば必要十分であるが、ロッド5の下端はエルロンレバー6に回転自在に支持され、また、レバー端部3aが支持部3cを中心とした円弧に沿って上昇し、中立時の位置よりも機体前方へ変位するため(図中符号X)、実際には、エルロンレバー6とロッド5の交差角は中立時よりも大きくなり、ロッド5の上端は図中点5Bの位置まで上昇して必要な上昇位置との差動Dが生じてしまう。また、同様にレバー端部3aに接続したエレベータレバー9とエレベータアーム8においても、中立時に所定の角度をなすエレベータレバー9とエレベータアーム8の交差角が、コレクティブピッチレバー3のレバー端部3aが上昇するのに伴って変化し、差動を生じさせる。スワシュプレート4を下降させたときも差動の発生は同様である。
【0008】
上昇時にこのような差動Dが生じると、推力は斜め上方へとかかり、機体は垂直には上昇せずに左斜めに上方へ移動することとなる。これを解消する手段としては、差動の影響を取り込んで送信機のプログラムによる電気的ミキシングを行い、理想の飛行動作に近づけることが考えられる。しかし、送信機の高度な機能と調整能力が必要となって電気的ミキシングによる解決は極めて困難であり、実際には操縦者が自身の操作勘に基づき、差動を予測して当て舵を打って操縦しており、すなわち操縦者の技量によりカバーするしかなかった。
【0009】
本発明は従来技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、コレクティブピッチレバーを介してスワシュプレートの昇降動作を制御する機構において、機械的ミキシングによって差動が発生することを防止し、スワッシュプレートを理想的な昇降動作に制御できるようにすることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため本発明は、コレクティブピッチレバーの機体前方側のレバー端部をピッチサーボに接続し、マスト側のレバー端部をロッドを介してスワッシュプレートに連結したエルロンレバーに接続し、両レバー端部の間に機体左右方向軸廻りの回転支点である支持部を配し、マストに沿ったスワッシュプレートの昇降動作が前記ピッチサーボの駆動に伴うコレクティブピッチレバー両端の機体上下方向への変位によって行われるように構成されたラジオコントロールヘリコプターのスワッシュプレート制御機構において、マストとピッチサーボの間の機体フレーム上に設けられた機体左右方向軸廻りの回転軸に下端部を連結して当該下端部を軸に機体前後方向へ傾倒し得るように取り付けられたアームの上端部と前記コレクティブピッチレバーの支持部を同軸に支持させて、前記ピッチサーボの駆動によりコレクティブピッチレバー両端が機体上下方向へ変位するのに伴ってコレクティブピッチレバーの支持部が機体フレーム上で傾倒する前記アームととともに機体前後方向へ変位し得るように設けるとともに、前記コレクティブピッチレバーのマスト側のレバー端部と接続したエルロンレバーを、マストの周面に略一杯に装着する開口内径を有して当該マストにスライド自在に装着されたスライダケースに一体に取り付けた構成を有することを特徴とする。
前記コレクティブピッチレバーのレバー端部にスワッシュプレートと連結したエレベータレバーを接続し、このエレベータレバーをスライダケースに一体に取り付けた構成を有することを特徴とする。
【0011】
これによれば、コレクティブピッチレバーを回転したときに、その支点が移動してマストに対する距離を伸縮することで、コレクティブピッチレバーの端部とマストとの距離が常に一定に保持され、また、スライダケースがマストに沿ってスライド移動するため、これと一体のエルロンレバー、エレベータレバーとともにコレクティブピッチレバーの作用点側端部もマストに沿って真っ直ぐに昇降移動する。これにより、エルロンレバーとロッドとの交差角が略直角に、エレベータレバーとエレベータアームの交差角が所定の角度にそれぞれ保持され、差動を発生させることなく、スワッシュプレートを水平に真っ直ぐ昇降動作させることができる。
スワッシュプレートの昇降動作を適正且つ理想的に行えることで、機体の飛行動作は垂直上昇下降、前進、後進、左右側進が完全に独立したものとなり、操縦者による当て舵などが不要となって操縦性が向上する。また、送信機のプログラム機能を改良する必要性もなくなり、機体調整の簡素化が実現される。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の好適な一実施形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明の実施形態である制御機構の斜視図、図2は同機構の構成部材を展開した斜視図、図3は同機構により作動するコレクティブピッチレバーとこれに接続したエルロンレバー及びロッドの中立時、上昇時及び下降時の位置を示した図であり、図中、従来機構と同一の部材には同一符号を付してある。
【0013】
本発明の制御機構は、主要な構成部材は前述の従来機構と同じものを使用しており、従って、ピッチサーボ2の駆動に伴ってコレクティブピッチレバー3が、コレクトピッチシャフト13で支持されたレバー中央の支持部3cを支点として回転し、作用点側のレバー端部3aが鉛直方向(機体上下方向)へ変位してエルロンレバー6及びエレベータレバー9をともに昇降移動せしめ、これによりスワッシュプレート4を昇降動作させることに変わりはないが、コレクティブピッチレバー3の回転に連動して、その回転支点である支持部3cが機体前後方向へ進退移動するように構成してある。
【0014】
具体的には、図1及び図2に示されるように、マスト1とピッチサーボ2の間の機体フレーム15上に、一対のH型サーボフレームアーム16、17を平行に並べ、それぞれ下端部を機体フレーム15上に設けた水平軸(機体左右方向軸)廻りの回転軸に連結し、両アームが機体前後方向へ傾倒し得るように取り付けるとともに、両アームの上端部に、エルロン・エレベータ両サーボを収納したサーボフレーム部18を一体に取り付ける。サーボフレーム部18の取り付けは、その前後両面に突設させた接続部18a、18bを前記両アームの上端部に回転自在に連結して行い、これにより両アームの傾倒に連動してサーボフレーム部18が機体前後方向へ進退移動するようになっている。図3に示されるように、サーボフレーム部18を支持するサーボフレームアーム16、17は、コレクティブピッチレバー3が中立位置にあるときに、機体フレーム18上で鉛直方向に沿って平行に立設するように設置されており、また、マスト1側のサーボフレームアーム17の上端部は、I型レバー19を介してサーボフレーム部18と連結したコレクトピッチシャフト13と同軸、つまりコレクティブピッチレバー3の回転中心である支持部3cと同軸に支持されている。
【0015】
そのため、ピッチサーボ2を駆動してコレクティブピッチレバー3のレバー端部3bを鉛直方向(機体上下方向)へ変位させると、支持部3cを中心としてコレクティブピッチレバー3が回転するのに伴って、回転運動するレバー端部3bからその回転中心向きの力が作用して、コレクトピッチシャフト13、これと同軸のサーボフレームアーム17及びサーボフレーム部18を機体後方へ一体に移動せしめ、これにより支持部3cが機体後方へ移動し、マスト1との距離が変位するようになっている。
【0016】
また、図1及び図2に示されるように、マスト1には、エレベータレバー9の内周に略一杯に嵌まる外径及びマスト1の周面に略一杯に装着する開口内径を有するリング体であって外周面にエレベータシャフト20a、20aを突出してなるスライダケース20をマスト1の周面にスライド自在に装着し、このスライダケース20の外周にエルロンレバー6とエレベータレバー9を一体に取り付けて、コレクティブピッチレバー3の回転に伴いレバー端部3aが鉛直方向(機体上下方向)へ変位したときに、エルロンレバー6及びエレベータレバー9とともにレバー端部3aが、スライダケース20と一体にマスト1に沿って平行に真っ直ぐ昇降するようになっている。
【0017】
このように構成された本発明の制御機構によれば、スワッシュプレート4を上昇させるためピッチサーボ2を駆動し、コレクティブピッチレバー3の力点側のレバー端部3bを下方へ変位させた場合、コレクティブピッチレバー3は支持部3cを支点として回転し、作用点側のレバー端部3aを上方へ変位させる。このとき、コレクトピッチシャフト13を介して押動されるサーボフレーム部18がマスト1側へ移動するのに伴い支持部3cも移動し、図3に示されるように、支点である支持部3cが距離Hだけマスト1側へ移動する。
支点がマスト1側へ移動することにより、レバー端部3aとマスト1との間隔が一定に保たれ、また、エルロンレバー6及びエレベータレバー9とともにレバー端部3aがスライダケース21と一体にマスト1に沿って上昇し、レバー端部3aは中立時と同じ鉛直線(機体上下方向の線)上に沿って変位する。これにより、エルロンレバー6とロッド5の交差角が略直角に保持され、また、エレベータレバー9とエレベータアーム8の交差角が所定の角度に保持されて差動の発生を防止し、スワッシュプレート4を傾けずにマスト1に対して水平を保ったまま上昇させることができる。
一方、スワッシュプレート4を下降させるときは、前記と同様に、支持部3cを中心として下方へ変位するレバー端部3bから中心に向かう力によって、コレクトピッチシャフト13及びサーボフレーム部18が機体後方へ押動されて支持部3cもマスト1側へ移動し、レバー端部3aは中立時及び上昇時と同じ鉛直線(機体上下方向の線)上に沿って下方へ変位するため、エルロンレバー6とロッド5の交差角、エレベータレバー9とエレベータアーム8の交差角がそれぞれ所定の角度で一定に保持され、スワッシュプレート4を傾けずにマスト1に対して水平を保ったまま下降させることができる。
【0018】
このように本発明の制御機構によれば、スワッシュプレートの昇降動作を適正且つ理想的に行うことが可能となり、従って、機体の飛行動作は垂直上昇下降、前進、後進、左右側進が完全に独立したものとなり、操縦者による当て舵などが不要となって操縦性が向上し、また、送信機のプログラム機能を改良する必要性もなくなり、機体調整の簡素化が実現されることとなる。
【0019】
なお、図示した形態では、スワッシュプレートの駆動系統の内、エルロンレバーによる系統とエレベータレバーによる系統の両方の差動が解消されるように構成したが、例えばエレベータレバーによる系統の差動をエレベータレバーの形状その他適宜な手段によって解消可能であれば、エルロンレバーによる系統に対してのみ本発明の制御機構を適用することができる。
また、図示した制御機構の構成、使用する部材の構成や形状は一例であり、本発明はこれに限定されず、他の適宜な形態により構成可能である。例えばサーボフレーム部の移動手段は傾倒自在なサーボフレームアーム以外の他の適宜な手段を採用可能であり、コレクティブピッチレバーの回転支点はサーボフレーム部と一体に移動する他、これと独立して移動するように構成されていてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である制御機構の斜視図である。
【図2】図1の機構の構成部材を展開した斜視図である。
【図3】図1の機構により作動するコレクティブピッチレバーとエルロンレバー及びロッドの中立時、上昇時及び下降時の位置を示した図である。
【図4】従来の制御機構の斜視図である。
【図5】図4の機構により作動するコレクティブピッチレバーとエルロンレバー及びロッドの中立時と上昇時の位置を示した図である。
【符号の説明】
1 マスト、2 ピッチサーボ、3 コレクティブピッチレバー、4 スワッシュプレート、5 ロッド、6 エルロンレバー、7 ロッドエンド、8 エレベータアーム、9 エレベータレバー、10 ピッチレバー、11 ロッド、12 ピッチアップホルダー、13 コレクトピッチシャフト、14 X型レバー、15 機体フレーム、16、17 サーボフレームアーム、18 サーボフレーム部、19 I型レバー、20 スライダケース[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a swash plate position control mechanism for controlling a pitch angle of a main blade of a radio control helicopter (hereinafter referred to as R / C helicopter), and more specifically, a swash plate is paralleled along a mast via a collective pitch lever. It is related with the mechanism made to move up and down.
[0002]
[Prior art]
The R / C helicopter can fly by controlling the pitch angle of the main blade with a swash plate displaced by a servo. In the flight of the R / C helicopter, vertical ascending / descending, forward flight, side flight and reverse flight are realized by raising and lowering the swash plate with a servo and tilting it in any direction. Match. Raising the mast along the mast while keeping the swash plate horizontal will raise the aircraft vertically, and tilting it will move the aircraft in the tilted direction.
[0003]
As a structure for moving the swash plate of the R / C helicopter up and down, three servos of aileron, elevator and pitch are operated simultaneously (for example, refer to
[0004]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Publication No. 60-23628 [Patent Document 2]
Registered Utility Model No. 3049966 [0005]
FIG. 4 shows a conventional mechanism for moving the swash plate up and down via a collective pitch lever. This is because the
Then, when the
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
The conventional mechanism shown in the figure is capable of moving the swash plate 4 up and down by driving only the
[0007]
That is, FIG. 5 shows the positions of the
As shown in the figure, the crossing angle between the
[0008]
When such a differential D is generated at the time of ascent, the thrust is applied obliquely upward, and the aircraft does not rise vertically but moves obliquely leftward. As a means for solving this problem, it is conceivable to take in the influence of the differential and perform electrical mixing by the program of the transmitter to bring it closer to the ideal flight operation. However, the advanced functions and adjustment capabilities of the transmitter are required, so it is extremely difficult to solve the problem by electrical mixing. That is, it must be covered by the skill of the pilot.
[0009]
The present invention has been made in view of the above-described problems of the prior art. The object of the present invention is to provide a mechanism for controlling the lifting and lowering operation of a swash plate via a collective pitch lever, by mechanical mixing. It is to prevent the occurrence of differential and to control the swash plate to an ideal lifting operation.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problems, the present invention connects the lever end of the collective pitch lever on the front side of the fuselage to the pitch servo, connects the lever end of the mast side to the aileron lever connected to the swash plate via the rod, A support part, which is a rotation fulcrum around the left and right axis of the machine, is placed between the two levers, and the swash plate ascending and descending along the mast moves up and down the machine at both ends of the collective pitch lever as the pitch servo is driven. In a radio control helicopter swash plate control mechanism configured to be performed by displacement , a lower end portion is connected to a rotating shaft around a left and right axis of the airframe provided on an airframe frame between a mast and a pitch servo. The upper end of the arm attached so that it can be tilted in the longitudinal direction of the machine and the collective The pitch lever support is supported coaxially, and the collective pitch lever support is tilted on the fuselage frame as both ends of the collective pitch lever are displaced in the vertical direction by driving the pitch servo. The aileron lever connected to the mast side lever end of the collective pitch lever has an opening inner diameter that fits almost fully on the mast and slides on the mast. It has the structure attached integrally to the slider case mounted | worn freely.
An elevator lever connected to a swash plate is connected to the lever end of the collective pitch lever, and the elevator lever is integrally attached to a slider case.
[0011]
According to this, when the collective pitch lever is rotated, the fulcrum moves to expand and contract the distance to the mast, so that the distance between the end of the collective pitch lever and the mast is always kept constant, and the slider Since the case slides along the mast, the working point side end of the collective pitch lever as well as the aileron lever and elevator lever integrated therewith move up and down straight along the mast. As a result, the crossing angle between the aileron lever and the rod is maintained at a substantially right angle, and the crossing angle between the elevator lever and the elevator arm is maintained at a predetermined angle, and the swash plate is moved up and down horizontally without generating a differential. be able to.
As the swashplate can be lifted and lowered properly and ideally, the flight movement of the fuselage is completely independent of vertical ascending / descending, forward, reverse, and left / right side movement, eliminating the need for a driver to steer. Maneuverability is improved. Further, it is not necessary to improve the program function of the transmitter, and simplification of the airframe adjustment is realized.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
A preferred embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a perspective view of a control mechanism according to an embodiment of the present invention, FIG. 2 is a perspective view in which constituent members of the mechanism are developed, and FIG. 3 is a collective pitch lever operated by the mechanism, and an aileron lever and a rod connected thereto. FIG. 6 is a diagram showing positions at the time of neutral, ascending and descending, in which the same members as those of the conventional mechanism are denoted by the same reference numerals.
[0013]
The control mechanism of the present invention uses the same main components as the above-described conventional mechanism. Therefore, the
[0014]
Specifically, as shown in FIGS. 1 and 2, a pair of H-type
[0015]
Therefore, when the
[0016]
As shown in FIGS. 1 and 2, the
[0017]
According to the control mechanism of the present invention configured as described above, when the
As the fulcrum moves toward the
On the other hand, when the swash plate 4 is lowered, the
[0018]
As described above, according to the control mechanism of the present invention, the swash plate can be moved up and down appropriately and ideally. Therefore, the flying operation of the airframe is completely up and down, forward, backward, and left and right. As a result, it becomes independent, so that the steering by the pilot is not required, and the maneuverability is improved. Further, the necessity for improving the program function of the transmitter is eliminated, and simplification of the airframe adjustment is realized.
[0019]
In the illustrated embodiment, the differential of both the system using the aileron lever and the system using the elevator lever is eliminated from the drive system of the swash plate. The control mechanism of the present invention can be applied only to the system using the aileron lever as long as it can be solved by other shapes or other appropriate means.
Further, the configuration of the illustrated control mechanism and the configuration and shape of the members to be used are examples, and the present invention is not limited to this, and can be configured in other appropriate forms. For example, the moving means of the servo frame part can adopt other appropriate means other than the tiltable servo frame arm, and the rotation fulcrum of the collective pitch lever moves integrally with the servo frame part and moves independently of it. It may be configured to.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a control mechanism according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a perspective view in which constituent members of the mechanism of FIG. 1 are developed.
FIG. 3 is a view showing positions of a collective pitch lever, an aileron lever, and a rod that are operated by the mechanism of FIG.
FIG. 4 is a perspective view of a conventional control mechanism.
FIG. 5 is a view showing positions of a collective pitch lever, an aileron lever, and a rod that are operated by the mechanism of FIG.
[Explanation of symbols]
1 mast, 2 pitch servo, 3 collective pitch lever, 4 swash plate, 5 rod, 6 aileron lever, 7 rod end, 8 elevator arm, 9 elevator lever, 10 pitch lever, 11 rod, 12 pitch up holder, 13 collect pitch Shaft, 14 X-type lever, 15 Airframe frame, 16, 17 Servo frame arm, 18 Servo frame part, 19 I-type lever, 20 Slider case
Claims (2)
マストとピッチサーボの間の機体フレーム上に設けられた機体左右方向軸廻りの回転軸に下端部を連結して当該下端部を軸に機体前後方向へ傾倒し得るように取り付けられたアームの上端部と前記コレクティブピッチレバーの支持部を同軸に支持させて、前記ピッチサーボの駆動によりコレクティブピッチレバー両端が機体上下方向へ変位するのに伴ってコレクティブピッチレバーの支持部が機体フレーム上で傾倒する前記アームととともに機体前後方向へ変位し得るように設けるとともに、
前記コレクティブピッチレバーのマスト側のレバー端部と接続したエルロンレバーを、マストの周面に略一杯に装着する開口内径を有して当該マストにスライド自在に装着されたスライダケースに一体に取り付けた構成を有することを特徴とするラジオコントロールヘリコプターのスワッシュプレート制御機構。 The lever end on the front side of the collective pitch lever is connected to the pitch servo, the lever end on the mast side is connected to the aileron lever connected to the swash plate via the rod, and the left and right direction of the aircraft is between the lever ends. A radio that is provided with a support portion that is a rotation fulcrum around the shaft, and that the swash plate is moved up and down along the mast by the displacement of the both ends of the collective pitch lever accompanying the drive of the pitch servo in the vertical direction of the aircraft In the control helicopter swash plate control mechanism,
The upper end of the arm attached so that it can be tilted in the longitudinal direction of the aircraft around the lower end connected to the rotation axis around the aircraft lateral axis provided on the aircraft frame between the mast and the pitch servo And the support portion of the collective pitch lever are coaxially supported, and the support portion of the collective pitch lever tilts on the fuselage frame as both ends of the collective pitch lever are displaced in the vertical direction by driving the pitch servo. Provided with the arm so that it can be displaced in the longitudinal direction of the aircraft ,
The aileron lever connected to the mast side lever end of the collective pitch lever is attached integrally to a slider case that has an inner diameter of the opening that fits almost fully on the circumferential surface of the mast and is slidably attached to the mast . A radio controlled helicopter swash plate control mechanism characterized by having a configuration.
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