JP3801101B2 - Preference information extraction method, apparatus, and program - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、嗜好情報抽出方法及び装置及びプログラムに係り、特に、番組に対する視聴者の嗜好の度合いを示す嗜好情報を抽出するための嗜好情報抽出方法及び装置及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、視聴者がテレビジョンでチャンネルを合わせることにより放送中の番組を視聴している状態について、視聴率を計測している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の技術では、録画装置による繰り返し再生について考慮されていない。近年、大容量のハードディスクを用いたパーソナルビデオレコーダ(PVR:Personal Video Recorder )が視聴者に提供され、視聴者は番組を再生して視聴する機会が更に増えることとなり、視聴者の嗜好の度合いを十分に抽出することができないという問題がある。
【0004】
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、放送や録画に対する視聴者の嗜好の度合いを正確に抽出することができる嗜好情報抽出方法及び装置及びプログラムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
図1は、本発明の原理を説明するための図である。
【0006】
本発明(請求項1)は、番組に対する視聴者の嗜好の度合いを示す嗜好情報を抽出する嗜好情報抽出方法において、
テレビ視聴装置または、録画再生装置から番組に関する番組情報を取得してデータベースに格納する番組情報取得過程(ステップ1)と、
視聴者の視聴の状態を示す視聴情報を取得してデータベースに格納する視聴情報取得過程(ステップ2)と、
データベースから視聴情報である番組録画日時と番組再生日時を取得して、該番組録画日時と該番組再生日時との差分に基づいて嗜好情報を生成し、嗜好情報記憶手段に蓄積する嗜好情報生成過程(ステップ3)と、を行う。
【0014】
図2は、本発明の原理構成図である。
【0015】
本発明(請求項2)は、番組に対する視聴者の嗜好の度合いを示す嗜好情報を抽出する嗜好情報抽出装置であって、
テレビ視聴装置または、録画再生装置から番組に関する番組情報を取得してデータベース23に格納する番組情報取得手段21と、
視聴者の視聴の状態を示す視聴情報を取得してデータベース23に格納する視聴情報取得手段22と、
データベース23から視聴情報である番組録画日時と番組再生日時を取得して、該番組録画日時と該番組再生日時との差分に基づいて嗜好情報を生成し、嗜好情報記憶手段26に蓄積する嗜好情報生成手段25と、を有する。
【0018】
本発明(請求項3)は、番組に対する視聴者の嗜好の度合いを示す嗜好情報を抽出する嗜好情報抽出プログラムであって、
コンピュータを、
請求項2記載の嗜好情報抽出装置として機能させる嗜好情報抽出プログラムである。
【0021】
上記のように、本発明は、放送または、録画に対する視聴者の嗜好の度合いを抽出することが可能となる。
【0022】
また、放送中の視聴か、再生による視聴か、番組録画日と番組再生日時との差分、視聴時間長、再生回数及び早送り回数のいずれか、または、それらの組み合わせに基づいて、嗜好情報を生成することが可能となる。
【0023】
また、番組別及びジャンル別に嗜好情報を生成するようになっている。従って、録画した後にすぐに再生するような視聴者の番組への高い関心の度合いを把握することが可能となる。
【0024】
また、一定の範囲を最後まで視聴するような視聴者の番組への関心の度合いを把握することが可能となる。
【0025】
また、何度も繰り返して視聴するような視聴者の番組への高い関心の度合いを把握することが可能となる。
【0026】
また、早送りをしないような視聴者の番組への高い関心の度合いを把握することが可能となる。
【0027】
また、一番組が複数のジャンルにわたる場合にも、ジャンル別に正確に視聴者の嗜好の度合いを把握することが可能となる。
【0028】
また、視聴してから視聴しないまま過ぎた経過時間長に基づいて嗜好情報を更新することが可能となり、正確に視聴者の嗜好の度合いを把握することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、図面と共に本発明の一実施の形態について説明する。
【0030】
図3は、本発明の一実施の形態における嗜好情報計測システムの構成を示す。このうち、本発明の要旨となるのは、嗜好情報抽出装置であり、当該嗜好情報抽出装置を中心に説明する。
【0031】
図3に示す嗜好情報計測システムは、視聴者の番組・録画に対する嗜好情報を視聴者の側で抽出する嗜好情報抽出装置20と、複数の嗜好情報抽出装置20から情報通信網2を介して送信された嗜好情報を集計する嗜好情報集計装置30と、放送網1、テレビ視聴装置11、録画再生装置12から構成される。
【0032】
テレビ視聴装置11は、放送網1から番組と電子番組ガイド(以下、「番組情報」と記す)とを受信して、放送中の番組を視聴者に提供する。
【0033】
録画再生装置12は、放送網1から番組と番組情報とを受信して、録画された番組を視聴者に提供する。
【0034】
なお、図3には、テレビ視聴装置11と録画再生装置12が異なる装置として示されているが、一体となっていてもよい。
【0035】
嗜好情報抽出装置20は、番組に関する番組情報を取得する番組情報取得部21、視聴者の視聴の状態を示す視聴情報を取得する視聴情報取得部22と、視聴情報などを記録するデータベース23と、日時を計時する計時部24と、視聴情報に基づいて、番組に対する視聴者の嗜好の度合いを示す嗜好情報を生成する嗜好情報生成部25と、嗜好情報を蓄積する嗜好情報蓄積部26と、所定時間が経過する毎に嗜好情報を更新する嗜好情報更新部27と、予め決められた嗜好情報集計装置30に嗜好情報を送信する嗜好情報送信部28とを有する。
【0036】
データベース23は、番組情報取得部21によってテレビ視聴装置11及び、録画再生装置12から取得した番組情報を記録する。また、データベース23は、視聴情報取得部22によってテレビ視聴装置11及び録画再生装置12から取得した視聴情報を記録する。ここで、視聴情報は、例えば、録画再生による視聴か放送中における視聴かを示す情報、視聴者が番組を最後まで見たかどうかを示す情報、視聴中の早送りや巻き戻しがあったかどうか、及び、早送りや巻き戻しがあった場合はその場所を示す情報、その他の視聴者の視聴状態を示す情報である。また、視聴者の視聴状態は、日時情報と関連付けられてデータベース23に記録される。例えば、録画日時、再生日時、最終視聴日時などの日時情報も記録される。
【0037】
嗜好情報生成部25は、データベース23に格納された番組情報と視聴情報をに基づいて嗜好情報を生成し、嗜好情報蓄積部26に蓄積する。具体的には、番組録画日時と番組再生日時との差分に基づいて、嗜好情報を生成する。また、放送中の視聴か再生による視聴かに基づいて、嗜好情報を生成する。また、視聴時間及び再生回数に基づいて嗜好情報を生成する。また、視聴番組毎に視聴者の嗜好を示す数値を生成する。また、ジャンル毎に視聴者の嗜好を示す数値を生成する。なお、一番組が複数のコーナーからなり、しかも、複数のジャンルにわたる場合には、ジャンル毎に別々に嗜好数値を算出する。
【0038】
嗜好情報更新部27は、視聴してから視聴しないまま過ぎた経過時間長に基づいて、嗜好情報蓄積部26に蓄積された嗜好情報を更新する。
【0039】
このような嗜好情報計測システムにおいて、視聴者の側に設置された複数の嗜好情報抽出装置20がそれぞれ、番組に関する番組情報を取得し、視聴者の視聴の状態を示す視聴情報を取得し、視聴情報に基づいて番組に対する視聴者の嗜好の度合いを示す嗜好情報を生成し、嗜好情報集計装置30に嗜好情報を送信し、嗜好情報集計装置30が、複数の視聴者の嗜好情報を集計するようになっている。このように集計された視聴者の嗜好情報は、例えば、情報通信網2を介して広告主などに提示される。
【0040】
次に、上記の嗜好情報抽出装置20の動作を説明する。
【0041】
図4は、本発明の一実施の形態における番組視聴に対する嗜好情報生成処理のフローチャートである。
【0042】
以下では、特定の番組に対する視聴者の嗜好情報として、視聴番組の嗜好数値α及び視聴ジャンルの嗜好数値βを算出する例を示す。
【0043】
嗜好数値α、βの初期値をデフォルト(=0)とする(ステップ200)。まず、視聴情報取得部22により、テレビ視聴情報11及び録画再生装置12から予め取得され、データベース23に記憶されている視聴情報を、嗜好情報生成部25が読み込むことにより取得する(ステップ201)。
【0044】
次に、番組情報取得部21によりテレビ視聴装置11及び録画再生装置12から予め取得され、データベース23に記録されている番組情報を嗜好情報生成部25が読み込むことにより取得する(ステップ202)。
【0045】
次に、視聴番組嗜好数値αの増加分であるΔαの初期値を設定する(ステップ203)。例えば、Δαを“1”とする。
【0046】
次に、テレビ視聴装置11による視聴か、録画再生装置12による視聴かを示す情報を視聴情報から抽出し、放送中の視聴か、録画再生による視聴かを判定する(ステップ204)。
【0047】
録画再生による視聴の場合には、番組の録画日時を視聴情報から抽出すると共に(ステップ205)、番組の再生日時を視聴情報から抽出し(ステップ206)、番組の録画日時と番組の再生日時との差分に基づいて視聴番組嗜好数値αの増加分Δαを調整する(ステップ207)。ここでは、録画日時と再生日時との差分が小さい程Δαを大きくする。例えば、差分が10日以内であればΔαを1.2倍し、差分が10日から20日までの範囲であれば、Δαを1.1倍し、差分が21日以上であれば、Δαをそのままとする。
【0048】
また、録画再生による視聴の場合には、当該番組の再生回数を示す情報を視聴情報から抽出し、最初の視聴であるか否かを判定する(ステップ208)。最初の視聴であると判定された場合には、視聴番組嗜好数値αの増加分Δαを大きくするよう所定の係数を乗算する(ステップ209)。例えば、Δαを1.2倍する。
【0049】
次に、番組時間長を示す情報を番組情報から抽出すると共に、視聴時間長を示す情報を視聴情報から抽出し、視聴者が番組を最後まで見たか否かを判定する(ステップ210)。視聴者が番組を最後まで見たと判定された場合には、視聴番組嗜好数値αの増加分Δαを大きくする所定の係数を乗算する(ステップ211)。例えば、Δαを1.2倍する。
【0050】
なお、放送中にテレビ視聴装置11で視聴した番組を、同時に録画装置12で録画し、再生した場合には、視聴番組嗜好数値αの増加分Δαをさらに増加させる。例えば、Δαを1.2倍する箇所で、1.2倍に替えて1.4倍するようにする。
【0051】
次に、視聴番組嗜好数値αにその増加分Δαを加算する(ステップ212)。また、当該番組のジャンルに対応した視聴ジャンル嗜好数値βの増加分Δβに視聴番組嗜好数値αの増加分Δαを代入する(ステップ213)。
【0052】
次に、番組情報と視聴情報とに基づいて、番組中で当該ジャンルで繰り返し再生された部分があるか否かを判定する(ステップ214)。なお、番組中の当該ジャンルに該当しない部分の再生は除く。番組中で当該ジャンルで繰り返し再生された部分がある場合には、繰り返し回数に所定の係数値を乗算したものを視聴ジャンル嗜好度βの増加分Δβに加算する(ステップ215)。例えば、繰り返し回数に0.1を乗算したものをΔβに加算する。なお、一番組が複数のジャンルにわたる場合、例えば、ニュース番組であって一般報道やスポーツや天気予報などの複数のコーナーからなり、複数のジャンルにわたる場合には、ジャンル別に繰り返し回数を抽出し、ジャンル別に嗜好数値を算出するとよい。
【0053】
次に、録画再生による視聴の場合には、早送り回数を示す視聴情報から抽出し、番組の再生時に飛ばした箇所があるか否かを判定する(ステップ216)。なお、番組中の当該ジャンルに該当しない部分の飛ばしは除く。飛ばした箇所がある場合には、視聴ジャンル嗜好数値βの増加分△βを減算する(ステップ217)。なお、一番組が複数のジャンルにわたる場合、ジャンル別に飛ばし箇所を判定し、ジャンル別に嗜好数値を算出するとよい。
【0054】
次に、視聴ジャンル嗜好数値βにその増加分Δβを加算する(ステップ218。
【0055】
このような嗜好情報の生成処理は、所定時間毎に、例えば、1日経過する毎に行われ、生成された嗜好情報が情報通信網2を介して嗜好情報集計装置30に送信される。視聴者が番組視聴を終了したことを検知したときに、嗜好情報の生成処理を実行させるようにしてもよい。
【0056】
次に、番組を視聴してからの経過時間に基づく嗜好情報の更新処理について説明する。
【0057】
図5は、本発明の一実施の形態における嗜好情報の更新処理のフローチャートである。
【0058】
以下では、特定の番組に対する視聴者の嗜好情報として、視聴番組の嗜好数値α及び視聴ジャンルの嗜好数値βを算出する例を示す。
【0059】
まず、嗜好情報生成部25が計時部24によって計時された時刻を読み込むことにより、現在の日時を取得する(ステップ301)。
【0060】
次に、視聴情報取得部21によってテレビ視聴装置11及び録画再生装置12から予め取得されてデータベース23に記録された視聴情報から、最終視聴日を示す情報を抽出する(ステップ302)。
【0061】
次に、視聴番組嗜好数字α及び視聴ジャンル嗜好数値βの日時の差分に基づいて、視聴番組の嗜好数値α及び視聴ジャンルの嗜好数値βを更新する(ステップ303)。この例のおいては、嗜好数値が最終視聴日時からの経過時間によって減少していくように、指数関数を用い、嗜好数値α、βを減算する。
【0062】
このような嗜好情報の更新処理は、所定時間毎に、例えば、1日経過する毎に行われ、更新された嗜好情報が情報通信網2を介して嗜好情報集計装置30に送信される。
【0063】
以上のように、本実施の形態の嗜好情報抽出装置20は、番組に関する番組情報を取得する番組情報取得部21と、視聴者の視聴の状態を示す視聴情報を取得する視聴情報取得部22と、視聴情報に基づいて番組に対する視聴者の嗜好の度合いを示す嗜好情報を生成する嗜好情報生成部25と、嗜好情報を蓄積する嗜好情報蓄積部26と、予め決められた宛先に嗜好情報を送信する嗜好情報送信部28により、録画再生によって番組を視聴する視聴者が多い場合であっても、放送に対する視聴者の嗜好の度合いを正確に抽出することができる。
【0064】
また、本実施の形態における嗜好情報抽出装置20は、嗜好情報生成部25が放送中の視聴か、再生による視聴か、番組録画日と番組再生日時との差分、視聴時間長、再生回数及び早送り回数のいずれか、または、それらの組み合わせに基づいて、嗜好情報を生成する。
【0065】
また、本実施の形態における嗜好情報抽出装置20は、嗜好情報生成部25が、番組別及びジャンル別に嗜好情報を生成するようになっている。従って、録画した後にすぐに再生するような視聴者の番組への高い関心の度合いを把握することができる。また、一定の範囲を最後まで視聴するような視聴者の番組への関心の度合いを把握することができる。また、何度も繰り返して視聴するような視聴者の番組への高い関心の度合いを把握することができる。
【0066】
また、早送りをしないような視聴者の番組への高い関心の度合いを把握することができる。また、一番組が複数のジャンルにわたる場合にも、ジャンル別に正確に視聴者の嗜好の度合いを把握することができるようになっている。例えば、スポーツコーナーのホームランシーンを何度を見た場合には、そのような視聴者の高い関心の度合いを反映させることができる。
【0067】
また、本実施の形態における嗜好情報抽出装置20は、視聴してから視聴しないまま過ぎた経過時間長に基づいて嗜好情報を更新することが可能であるので、正確に視聴者の嗜好の度合いを把握することができる。
【0068】
これにより、嗜好情報計測システムでは、複数の嗜好情報抽出装置20から送信された嗜好情報を集計することにより、放送に対する視聴者の嗜好の度合いを広告主などに正確に伝達できる。
【0069】
なお、前述の説明において、番組及び番組情報が伝送されるネットワークを嗜好情報を伝送するネットワークとを異なるネットワークで構成した例について説明したが、同一のネットワークで構成してもよい。
【0070】
また、前述の説明において、視聴してから時間経過による嗜好数値の減少を指数関数によって導き、視聴直後を重要視する例について説明したが、嗜好情報蓄積装置は、これに限定されるものではなく、他の関数を用いて演算するように構成してもよい。
【0071】
また、前述の説明において、嗜好情報を番組別及びジャンル別に区別する例について説明したが、嗜好情報を視聴者の視聴状態毎に区別して集計し、広告主などへのレポートを作成するようにしてもよい。例えば、放送中の視聴による嗜好数値と録画再生による嗜好数値とをそれぞれ別々に抽出して集計してもよいし、繰り返し再生した場合の嗜好数値と繰り返し再生しない場合の嗜好数値と別にして抽出して集計してもよい。
【0072】
また、本発明は、PVRのみならず、DVDなどのメディアパッケージやビデオテープ関連機器に対しても広く実施することができる。
【0073】
また、本発明の嗜好情報抽出装置の構成要素をプログラムとして構築し、嗜好情報抽出装置として利用されるコンピュータにインストールする、または、ネットワークを介して流通させてもよい。
【0074】
また、構築されたプログラムを嗜好情報抽出装置として利用されるコンピュータに接続されるハードディスク装置や、フレキシブルディスク、CD−ROM等の可搬記憶媒体に格納しておき、本発明を実施する際にインストールすることも可能である。
【0075】
なお、本発明は、上記の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲内において、種々変更・応用が可能である。
【0076】
【発明の効果】
上述のように、本発明によれば、放送に対する視聴者の嗜好の度合いを正確に抽出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を説明するための図である。
【図2】本発明の原理構成図である。
【図3】本発明の一実施の形態における嗜好情報計測システムの構成図である。
【図4】本発明の一実施の形態における番組視聴における嗜好情報生成処理のフローチャートである。
【図5】本発明の一実施の形態における情報の更新処理のフローチャートである。
【符号の説明】
1 放送網
2 情報通信網
11 テレビ視聴装置
12 録画再生装置
20 嗜好情報抽出装置
21 番組情報取得手段、番組情報取得部
22 視聴情報取得手段、視聴情報取得部
23 データベース
24 計時部
25 嗜好情報生成手段、嗜好情報生成部
26 嗜好情報記憶手段、嗜好情報蓄積部
27 嗜好情報更新部
28 嗜好情報送信部
30 嗜好情報集計装置[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a preference information extraction method, apparatus, and program, and more particularly, to a preference information extraction method, apparatus, and program for extracting preference information indicating the degree of viewer preference for a program.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, the audience rating is measured for a state where a viewer is watching a program being broadcast by matching channels on a television.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, the conventional technique does not take into consideration repeated reproduction by the recording apparatus. In recent years, personal video recorders (PVR: Personal Video Recorder) using a large-capacity hard disk have been provided to viewers, and viewers have more opportunities to play and watch programs. There is a problem that it cannot be extracted sufficiently.
[0004]
The present invention has been made in view of the above points, and an object of the present invention is to provide a preference information extraction method, apparatus, and program capable of accurately extracting the degree of viewer preference for broadcasting and recording.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
FIG. 1 is a diagram for explaining the principle of the present invention.
[0006]
The present invention (Claim 1) is a preference information extraction method for extracting preference information indicating the degree of viewer preference for a program.
A program information acquisition process (step 1) for acquiring program information related to a program from a TV viewing device or a recording / playback device and storing it in a database;
Viewing information acquisition process (step 2) of acquiring viewing information indicating the viewing state of the viewer and storing it in the database;
A preference information generation process for acquiring program recording date / time and program playback date / time as viewing information, generating preference information based on a difference between the program recording date / time and the program playback date / time, and storing the preference information in the preference information storage means (Step 3).
[0014]
FIG. 2 is a principle configuration diagram of the present invention.
[0015]
The present invention (Claim 2) is a preference information extraction device for extracting preference information indicating the degree of viewer preference for a program,
Program information acquisition means 21 for acquiring program information relating to a program from a television viewing device or a recording / playback device and storing it in the
Viewing information acquisition means 22 for acquiring viewing information indicating the viewing state of the viewer and storing it in the
The preference information stored in the preference
[0018]
The present invention (Claim 3) is a preference information extraction program for extracting preference information indicating the degree of viewer preference for a program,
Computer
It is a preference information extraction program made to function as a preference information extraction device of Claim 2 .
[0021]
As described above, the present invention can extract the degree of viewer preference for broadcasting or recording.
[0022]
Also, preference information is generated based on whether the program is broadcast viewing, playback viewing, the difference between the program recording date and the program playback date, the viewing time length, the playback count, the fast-forward count, or a combination thereof. It becomes possible to do.
[0023]
In addition, preference information is generated for each program and each genre. Therefore, it is possible to grasp the degree of interest in the viewer's program that is played immediately after recording.
[0024]
In addition, it is possible to grasp the degree of interest of a viewer who watches a certain range to the end.
[0025]
In addition, it is possible to grasp the degree of high interest in a program that is viewed repeatedly by a viewer.
[0026]
In addition, it is possible to grasp the degree of interest in the program of the viewer who does not fast-forward.
[0027]
Further, even when one program covers a plurality of genres, it is possible to accurately grasp the degree of viewer preference for each genre.
[0028]
In addition, it is possible to update the preference information based on the elapsed time length that has not been viewed since viewing, and can accurately grasp the degree of preference of the viewer.
[0029]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0030]
FIG. 3 shows a configuration of a preference information measuring system according to an embodiment of the present invention. Among these, the gist of the present invention is a preference information extraction device, and the preference information extraction device will be mainly described.
[0031]
The preference information measurement system shown in FIG. 3 transmits preference
[0032]
The television viewing device 11 receives a program and an electronic program guide (hereinafter referred to as “program information”) from the broadcast network 1 and provides the program being broadcast to the viewer.
[0033]
The recording /
[0034]
In FIG. 3, the television viewing device 11 and the recording /
[0035]
The preference
[0036]
The
[0037]
The preference
[0038]
The preference
[0039]
In such a preference information measurement system, each of the plurality of preference
[0040]
Next, operation | movement of said preference
[0041]
FIG. 4 is a flowchart of preference information generation processing for program viewing according to an embodiment of the present invention.
[0042]
In the following, an example is shown in which a viewing program preference value α and a viewing genre preference value β are calculated as viewer preference information for a specific program.
[0043]
The initial values of the preference numerical values α and β are set to default (= 0) (step 200). First, the viewing
[0044]
Next, the program
[0045]
Next, an initial value of Δα, which is an increase in the viewing program preference value α, is set (step 203). For example, Δα is set to “1”.
[0046]
Next, information indicating whether the viewing is performed by the television viewing device 11 or the recording /
[0047]
In the case of viewing by recording / playback, the recording date / time of the program is extracted from the viewing information (step 205), and the playback date / time of the program is extracted from the viewing information (step 206). The increment Δα of the viewing program preference value α is adjusted based on the difference (step 207). Here, Δα is increased as the difference between the recording date / time and the reproduction date / time is smaller. For example, if the difference is within 10 days, Δα is multiplied by 1.2, if the difference is in the range from 10th to 20th, Δα is multiplied by 1.1, and if the difference is 21 days or more, Δα As it is.
[0048]
In the case of viewing by recording / playback, information indicating the number of times the program is played is extracted from the viewing information, and it is determined whether or not it is the first viewing (step 208). If it is determined that the viewing is the first viewing, a predetermined coefficient is multiplied so as to increase the increment Δα of the viewing program preference value α (step 209). For example, Δα is multiplied by 1.2.
[0049]
Next, information indicating the program time length is extracted from the program information, and information indicating the viewing time length is extracted from the viewing information to determine whether the viewer has watched the program to the end (step 210). If it is determined that the viewer has watched the program to the end, a predetermined coefficient for increasing the increment Δα of the viewing program preference value α is multiplied (step 211). For example, Δα is multiplied by 1.2.
[0050]
When a program viewed on the television viewing device 11 during broadcasting is simultaneously recorded and reproduced by the
[0051]
Next, the increment Δα is added to the viewing program preference value α (step 212). Further, the increment Δα of the viewing program preference value α is substituted for the increase Δβ of the viewing genre preference value β corresponding to the genre of the program (step 213).
[0052]
Next, based on the program information and viewing information, it is determined whether or not there is a portion that has been repeatedly reproduced in the genre in the program (step 214). In addition, the reproduction of a part not corresponding to the genre in the program is excluded. If there is a part that is repeatedly reproduced in the genre in the program, the number of repetitions multiplied by a predetermined coefficient value is added to the increment Δβ of the viewing genre preference β (step 215). For example, a value obtained by multiplying the number of repetitions by 0.1 is added to Δβ. When one program covers multiple genres, for example, it is a news program and consists of multiple corners such as general news reports, sports, and weather forecasts. It is better to calculate the preference value separately.
[0053]
Next, in the case of viewing by recording / playback, it is determined whether or not there is a portion that is extracted from the viewing information indicating the number of fast-forwards and skipped during playback of the program (step 216). Note that skipping of parts not corresponding to the genre in the program is excluded. If there is a skipped portion, the increment Δβ of the viewing genre preference numerical value β is subtracted (step 217). When one program covers a plurality of genres, it is preferable to determine a skip location for each genre and calculate a preference value for each genre.
[0054]
Next, the increment Δβ is added to the viewing genre preference numerical value β (step 218).
[0055]
Such preference information generation processing is performed at predetermined time intervals, for example, every day, and the generated preference information is transmitted to the preference
[0056]
Next, the update process of preference information based on the elapsed time since viewing the program will be described.
[0057]
FIG. 5 is a flowchart of the preference information update process according to the embodiment of the present invention.
[0058]
In the following, an example is shown in which a viewing program preference value α and a viewing genre preference value β are calculated as viewer preference information for a specific program.
[0059]
First, the preference
[0060]
Next, information indicating the last viewing date is extracted from the viewing information acquired in advance from the TV viewing device 11 and the recording /
[0061]
Next, the viewing program preference value α and the viewing genre preference value β are updated based on the date and time difference between the viewing program preference number α and the viewing genre preference value β (step 303). In this example, the preference values α and β are subtracted using an exponential function so that the preference value decreases with the elapsed time from the last viewing date and time.
[0062]
Such update processing of preference information is performed every predetermined time, for example, every day, and the updated preference information is transmitted to the preference
[0063]
As described above, the preference
[0064]
In addition, the preference
[0065]
Moreover, the preference
[0066]
In addition, it is possible to grasp the high degree of interest in the program of the viewer who does not fast-forward. Further, even when one program covers a plurality of genres, it is possible to accurately grasp the degree of viewer's preference for each genre. For example, when the home run scene of the sports corner is viewed many times, such a high degree of interest of the viewer can be reflected.
[0067]
Moreover, since the preference
[0068]
Thus, in the preference information measurement system, the preference information transmitted from the plurality of preference
[0069]
In the above description, the example in which the network in which the program and the program information are transmitted is configured as a different network from the network in which the preference information is transmitted has been described. However, the network may be configured in the same network.
[0070]
Further, in the above description, an example has been described in which a decrease in the preference value over time after viewing is derived by an exponential function and importance is placed immediately after viewing. However, the preference information storage device is not limited to this. The calculation may be performed using other functions.
[0071]
In the above description, the example in which the preference information is classified by program and by genre has been described. However, the preference information is aggregated separately for each viewing state of the viewer, and a report to the advertiser or the like is created. Also good. For example, the preference value for viewing during broadcasting and the preference value for recording / playback may be separately extracted and aggregated, or extracted separately from the preference value for repeated playback and the preference value for non-repeated playback And may be aggregated.
[0072]
Further, the present invention can be widely implemented not only for PVR but also for media packages such as DVD and video tape related equipment.
[0073]
In addition, the constituent elements of the preference information extraction device of the present invention may be constructed as a program and installed in a computer used as the preference information extraction device, or distributed via a network.
[0074]
Further, the constructed program is stored in a hard disk device connected to a computer used as a preference information extraction device, a portable storage medium such as a flexible disk, a CD-ROM, etc., and installed when the present invention is carried out. It is also possible to do.
[0075]
The present invention is not limited to the above-described embodiment, and various modifications and applications can be made within the scope of the claims.
[0076]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the degree of viewer preference for broadcasting can be accurately extracted.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram for explaining the principle of the present invention.
FIG. 2 is a principle configuration diagram of the present invention.
FIG. 3 is a configuration diagram of a preference information measurement system according to an embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a flowchart of preference information generation processing in program viewing according to an embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a flowchart of information update processing according to an embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Broadcast network 2 Information communication network 11
Claims (3)
テレビ視聴装置または、録画再生装置から番組に関する番組情報を取得してデータベースに格納する番組情報取得過程と、
視聴者の視聴の状態を示す視聴情報を取得してデータベースに格納する視聴情報取得過程と、
前記データベースから前記視聴情報である番組録画日時と番組再生日時を取得して、該番組録画日時と該番組再生日時との差分に基づいて嗜好情報を生成し、嗜好情報記憶手段に蓄積する嗜好情報生成過程と、
を行うことを特徴とする嗜好情報抽出方法。In a preference information extraction method for extracting preference information indicating the degree of preference of viewers for a program,
A program information acquisition process for acquiring program information about a program from a TV viewing device or a recording / playback device and storing it in a database;
Viewing information acquisition process for acquiring viewing information indicating a viewer's viewing state and storing it in a database;
Preference information that acquires the program recording date and time and program playback date and time as the viewing information from the database, generates preference information based on the difference between the program recording date and time and the program playback date and time, and stores the preference information in the preference information storage means Generation process,
The preference information extraction method characterized by performing.
テレビ視聴装置または、録画再生装置から番組に関する番組情報を取得してデータベースに格納する番組情報取得手段と、
視聴者の視聴の状態を示す視聴情報を取得してデータベースに格納する視聴情報取得手段と、
前記データベースから前記視聴情報である番組録画日時と番組再生日時を取得して、該番組録画日時と該番組再生日時との差分に基づいて嗜好情報を生成し、嗜好情報記憶手段に蓄積する嗜好情報生成手段と、
を有することを特徴とする嗜好情報抽出装置。A preference information extracting device for extracting preference information indicating a degree of preference of a viewer for a program,
Program information acquisition means for acquiring program information relating to a program from a television viewing device or a recording / playback device and storing it in a database;
Viewing information acquisition means for acquiring viewing information indicating the viewing state of the viewer and storing it in a database;
Preference information that acquires the program recording date and time and program playback date and time as the viewing information from the database, generates preference information based on the difference between the program recording date and time and the program playback date and time, and stores the preference information in the preference information storage means Generating means;
A preference information extracting apparatus characterized by comprising:
コンピュータを、
請求項2記載の嗜好情報抽出装置として機能させることを特徴とする嗜好情報抽出プログラム。A preference information extraction program for extracting preference information indicating the degree of viewer preference for a program,
Computer
A preference information extraction program that functions as the preference information extraction device according to claim 2 .
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