JP3799813B2 - Bass enhancement circuit - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、音声再生の、低音域増強に関するものである。とりわけ、低音再生の貧弱なTVセットの低音再生に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
TVセットに搭載されているスピーカは、大きさや形状の制約から充分な低音成分が再生できず、BS(衛星放送)やハイビジョン等のデジタル高性能の音楽ソースが放送されているにもかかわらず、貧弱な低音再生しか楽しめないという問題を有していた。また最近では、CD、LD等の外部ソース機器と接続する機会が増え、更に、低音再生の必要性が望まれている。通常、低音を増強するには、音質制御回路(トーンコントロール)で低音をブーストすれば良いが、通常、この音質制御回路はIC化されていることが多く、ICの使用電源から、ダイナミックレンジが決定され、おのずと、ブーストする量が限られてくる。この欠点を補う為、実開平4−112599号公報に示すように、パワーアンプの前段で音声LR信号の低音成分のみを加算増幅して、それぞれLR信号に加算し、低音を増強する音声再生方法が知られている。以下、図4を参照しながら低音増強の一例について説明する。
【0003】
図4において、符号20は低音成分を抽出するLPF及び、高音成分を抽出するHPFからなるフィルターブロック、21は音声LR信号の内、低音成分のみを加算する加算器、22は信号レベルを増幅する増幅器、23は増幅された低音成分を入力された音声LR信号の高音成分と加算する加算器、24は電力増幅するパワーアンプ、25はスピーカである。
【0004】
以上のように構成された低音増強について、その動作を説明する。入力された音声LR信号はフィルターブロック20で、低音成分及び高音成分に分離され、低音成分のみを加算器21で加算する。加算された低音成分は増幅器22で効果に応じて増幅され、加算器23を通して、音声LR信号の高音成分とそれぞれ加算し、低音が増強された全帯域の音声信号がパワーアンプ24で電力増幅され、スピーカ25から再生される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら前記従来の構成では、トーンコントロールの低音増強と同じであり、トーンコントロールのブースト量を大きくすれば、解決できる方法であり、ICの電源対策、ダイナミックレンジ拡大方法を検討すればよい。しかしながら、低音増強の効果はあるが、いずれもパワーアンプへの負担が増加する。すなわち、パワーアンプに印加される低音信号が大となり、パワーアンプの発熱問題が発生する。TVセットに使用されているパワーアンプは10W程度の出力しか装備してなく、熱による破壊が心配される。また、常に低音をブーストしているので、もごついた低音となり、かえって、こもった音となり、明瞭さのない聴きづらい音になる問題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明の低音増強回路は、低音の立ち上がり部のみの低音信号レベルを増強させ再生することで、はぎれの良い、しかも低電力ですむ低音増強を図ることを特徴としたものであり、又、低音の立ち上がり部の低音信号レベルを増強する際に発生する雑音を除去して低音増強を図るようにしたものである。
【0007】
本発明によれば、低音のアタック感による心理効果を有効に利用し、低音の立ち上がり部分のみをレベル増強し、はぎれのよい低音が増強再生され、しかも、全時間低音増強する必要がなくなるので、パワーアンプへの負担も軽減でき、且つ、低音の立ち上がり部の低音信号レベルを増強する際の雑音を除去して低音増強を図ることができるようにした低音増強回路を提供することができるものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の低音増強回路は、入力された音声信号の内、低音成分を抽出し、低音の立ち上がり部のみの低音信号レベルを増強させ再生することを特徴としたものであり、低音の立ち上がり部の低音信号レベルを増強する際の雑音を除去して低音を増強して、はぎれの良い、しかも低電力ですむ低音増強を実現しうるものである。
【0009】
まず、本発明の請求項1に記載された低音増強回路は、入力された音声信号の内、低音成分を抽出する第1のLPFと、前記第1のLPF出力信号を増幅する増幅器の後段に信号レベルを整流する整流回路と、整流された信号レベルの立ち上がりを検出する微分回路と、前記微分回路で出力されたパルス幅を調整する積分回路を直列に接続してなる低音立ち上がり検出制御回路を具備すると共に、前記第1のLPF出力信号をレベル調整するボリュームコントロールアンプを具備し、前記第1のLPFを通過した低音成分を、前記立ち上がり検出制御回路で得られた低音の立ち上がり部のパルス幅区間のみ増強し、前記ボリュームコントロールアンプ(以下VCAと略す)の後段に、増強区間の解放時に発生する雑音を削除する第2のLPFを具備し、前記第2のLPFを通過した低音成分と、入力された音声信号とを加算し、低音の立ち上がり部の低音信号レベルを増強する際の雑音を除去して低音増強を図ることができる低音増強を実現しうるものである。
【0010】
又、本発明の請求項2に記載された低音増強回路は、請求項1に記載された低音増強回路において、入力された音声LR信号を加算する加算器の後段に、入力された音声信号の内、低音成分を抽出する第1のLPFと、前記第1のLPF出力信号を増幅する増幅器の後段に信号レベルを整流する整流回路と、整流された信号レベルの立ち上がりを検出する微分回路と、前記微分回路で出力されたパルス幅を調整する積分回路を直列に接続してなる低音立ち上がり検出制御回路を具備すると共に、前記第1のLPF出力信号をレベル調整するボリュームコントロールアンプを具備し、前記第1のLPFを通過した低音成分を、前記立ち上がり検出制御回路で得られた低音の立ち上がり部のパルス幅区間のみ増強し、前記ボリュームコントロールアンプの後段に、増強区間の解放時に発生する雑音を削除する第2のLPFを具備し、前記第2のLPFを通過した低音成分を、入力された音声LR信号にそれぞれ加算し、低音の立ち上がり部の低音信号レベルを増強する際の雑音を除去した低音増強を音声LRの2チャンネル信号で実現しうるものである。
【0011】
以下本発明の実施の形態について、図1から図3を用いて説明する。
(実施の形態1)
以下に、本発明の請求項1に記載された発明の実施の形態について、図1、図2を用いて説明する。
【0012】
図1は、本発明の一実施例における低音増強回路のブロック構成図を示す。図1において、1は低音成分を抽出する第1のLPF、2は低音立ち上がり検出制御回路であり、3は前記第1のLPFで抽出された信号レベルを増幅する増幅器、4は信号レベルを整流する整流回路、5は整流された信号レベルの立ち上がりを検出する微分回路、6は前記微分回路で出力されたパルス幅を調整する積分回路、7は前記第1のLPFで抽出された低音成分の信号レベルを調整するVCA、8は前記VCAで得られた低音成分の内、増強区間解放時に発生する雑音を削除する第2のLPF、9は入力された音声信号と増強する低音部を加算する加算器である。
【0013】
以上のように構成された低音増強回路について、その動作を説明する。入力された音声信号は第1のLPF1により低音成分のみを抽出し、増幅器3で信号増幅される。増幅された低音成分は整流回路4により、整流され、そのエンベロープレベルが出力される。つぎにエンベロープの立ち上がりを検出する為、微分回路5で微分し、立ち上がりパルスを生成させる。この立ち上がりパルス幅を効果に応じて適当に伸張させる為、積分回路6を使用する。適当に時間伸張されたパルスを使用して、このパルスがHレベルの時のみ、前記第1のLPF1で抽出された低音成分をVCA7でレベルを増加させ、第2のLPF8で低音成分のみを抽出した後、加算器9で、入力された音声信号と加算することによって、低音成分の内、立ち上がり部のみの信号レベルが増加される。具体的に説明すると、以下のようになる。
【0014】
通常、低音を再生する楽器としてベースが代表的な楽器であり、ベースをボンボンボンと弾く場合を考える(ベースランニングと呼ぶ)。この場合、ベースの一音は数サイクルの波形が出現し、ブランクがあって、つぎの一音がまた、数サイクル来る。つまり、このベース一音の数サイクルの波形の内、立ち上がりの数サイクル分だけ、信号レベルを増加させ、アタック感を強めるのが、本発明の意図である。
【0015】
図2は図1に示す低音増強回路の各部の時系列波形を示すものであり、正弦波を入力した時の説明図である。すなわち、入力された音声信号を低音のみとし、(a)波形が入力されると、増幅器3の出力は(b)に示すクリップされた波形となる。クリップされた音声波形は整流回路4で(c)に示すごとく、積分され、エンベロープ信号が取り出せる。つまり、信号の有り無し区間を判別する。これを微分回路5で微分すると、(d)波形を得る。(d)波形は、無信号から有信号の立ち上がり部を検出するもので、パルス幅が狭い。これを、積分回路6で効果の出る時間幅に時間幅τを設定し、(e)波形を得る。時間幅τは実験によれば、数100ms程度で充分である。この積分回路6のH区間のみ、低音成分をVCAによりレベル増幅し、(f)波形を得る。(f)波形は、積分回路6の時定数τの定によりその解放時間は決定され、タイミングによっては、不連続になり、この解放時に高調波雑音が発生する。この増幅解除雑音を取り除くため、第2のLPF8で波形の高調波成分を削除し(g)波形となる。この(g)波形と入力された信号と加算することにより、(h)信号波形が最終出力されることになる。このように、低音成分の立ち上がり部のみの低音の信号レベル増加させることではぎれの良い、アタック感のある低音の増強が図れる。
(実施の形態2)
つぎに、本発明の請求項3に記載された発明の実施の形態について、図3を用いて説明する。なお、前述した実施の形態と同じ構成につては、同じ符号を用い、説明を省略する。
【0016】
図3は、本発明の一実施例における低音増強回路のブロック構成図を示す。図3において、10は音声LR信号を加算する加算器、1は低音成分を抽出する第1のLPF、2は低音立ち上がり検出制御回路であり、3は前記第1のLPFで抽出された信号レベルを増幅する増幅器、4は信号レベルを整流する整流回路、5は整流されたレベルの立ち上がりを検出する微分回路、6は前記微分回路で出力されたパルス幅を調整する積分回路、7は前記第1のLPFで抽出された低音成分の信号レベルを調整するVCA、8は前記VCAで得られた低音成分の内、増強区間解放時に発生する雑音を削除する第2のLPF、9は入力された音声信号と低音成分をそれぞれLRに加算する加算器である。
【0017】
以上のように構成された低音増強回路について、その動作を説明する。入力された音声LR2チャンネルの信号は加算器10で加算される。通常低音成分は2チャンネル時はLR同相信号である為、加算する事ができる。加算された信号の内、低音成分を抽出する第1のLPF1を通して、前述の実施の形態1と同様の構成で、低音の立ち上がり部を検出し、VCA7で立ち上がり部のみ低音成分を通過させ、第2のLPF8で雑音削除し、加算器9で入力されたLRにそれぞれ加算することで、回路の簡略化が図れ、同じ低音増強が図れる。
【0018】
実施の形態1、2でVCA7により、低音の立ち上がり部のみを低音成分レベル制御を行っているが、簡単な電子スイッチ、トランジスタによるミュート回路でも容易に実現でき、また、効果に応じて、低音加算の量も調整する必要があることはいうまでもない。
【0019】
【発明の効果】
以上のように、本発明の低音増強回路は、低音の立ち上がり部のみの低音信号レベルを増強させ再生することで、めりはりのついたはぎれのよい低音が再生され、しかも、全時間低音増強しないので、パワーアンプへの負担も軽減でき、熱発生も極力、抑えることができ、且つ、低音の立ち上がり部の低音信号レベルを増強する際の雑音を除去して低音増強を図ることができる低音増強回路を提供することが可能となる。
【0020】
また、スピーカの応答性が貧弱な場合は、立ち上がり波形がなまり、低音のきれが悪くなるが、立ち上がり波形のなまり分を、本発明の低音増強回路で予め、補完してやれば、原音波形に忠実なスピーカによる低音再生が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における低音増強回路のブロック構成図
【図2】図1の各部の動作を説明する波形図
【図3】本発明の実施の形態2における低音増強回路のブロック構成図
【図4】従来低音増強回路のブロック構成図
【符号の説明】
1 LPF
2 低音立ち上がり検出制御回路
3 増幅器
4 整流回路
5 微分回路
6 積分回路
7 ボリュームコントロールアンプ(VCA)
8 LPF
9 加算器
10 加算器[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to low sound range enhancement for audio reproduction. In particular, the present invention relates to bass reproduction of a TV set with poor bass reproduction.
[0002]
[Prior art]
Speakers installed in TV sets cannot reproduce sufficient bass components due to size and shape restrictions, and digital high performance music sources such as BS (Satellite Broadcasting) and Hi-Vision are being broadcast. There was a problem that only poor bass reproduction could be enjoyed. Recently, there have been increased opportunities to connect to external source devices such as CDs and LDs, and the need for low-frequency reproduction has been desired. Usually, in order to enhance the bass, it is only necessary to boost the bass with a sound quality control circuit (tone control). Usually, this sound quality control circuit is often integrated into an IC, and the dynamic range is controlled by the power supply used by the IC. Naturally, the amount of boosting is limited. In order to compensate for this drawback, as shown in Japanese Utility Model Laid-Open No. 4-112599, an audio reproduction method for enhancing the low frequency by adding and amplifying only the low frequency component of the audio LR signal at the front stage of the power amplifier and adding the amplified component to the LR signal. It has been known. Hereinafter, an example of bass enhancement will be described with reference to FIG.
[0003]
In FIG. 4,
[0004]
The operation of the bass enhancement configured as described above will be described. The input audio LR signal is separated into a low-frequency component and a high-frequency component by the
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, the above-described conventional configuration is the same as the tone control bass enhancement, and can be solved by increasing the tone control boost amount, and an IC power supply countermeasure and a dynamic range expansion method may be considered. However, although there is an effect of enhancing the bass, any of them increases the burden on the power amplifier. That is, the bass signal applied to the power amplifier becomes large, and the power amplifier generates heat. The power amplifier used in the TV set has only an output of about 10 W, and there is a concern about destruction due to heat. In addition, since the bass is always boosted, there is a problem that the sound becomes a voluminous bass, and on the contrary, it becomes a muffled sound, which makes it difficult to hear without clarity.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problems, the bass enhancement circuit of the present invention is characterized in that the bass signal level of only the rising part of the bass is enhanced and reproduced, thereby improving the bass tone that is good at breaking and requires low power. all SANYO was, also, in which so as to achieve bass enhancement by removing noise generated in enhancing the bass signal level of the rising portion of the bass.
[0007]
According to the present invention, the psychological effect due to the attack feeling of the bass is effectively used, the level of only the rising part of the bass is enhanced, and the low-pitched bass is enhanced and reproduced, and it is not necessary to enhance the bass all the time. burden on the power amplifier can also be reduced, and, as it can provide the bass enhancement circuit to be able to achieve bass enhancement by removing noise in enhancing the bass signal level of the rising portion of the bass There is .
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The bass enhancement circuit of the present invention is characterized by extracting a bass component from an input audio signal and enhancing and reproducing the bass signal level of only the rising part of the bass . Noise at the time of enhancing the bass signal level is removed to enhance the bass , and it is possible to realize bass enhancement that is good in terms of tearing and requires low power.
[0009]
First, the bass enhancement circuit according to
[0010]
Also, bass enhancement circuit according to
[0011]
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to FIGS. 1 to 3.
(Embodiment 1)
Hereinafter, an embodiment of the present invention described in
[0012]
FIG. 1 is a block diagram of a bass enhancement circuit according to an embodiment of the present invention. In FIG. 1, 1 is a first LPF that extracts a bass component, 2 is a bass rising detection control circuit, 3 is an amplifier that amplifies the signal level extracted by the first LPF, and 4 is a rectifier for the signal level. A
[0013]
The operation of the bass enhancement circuit configured as described above will be described. From the input audio signal, only the low sound component is extracted by the
[0014]
Usually, the bass is a representative instrument for playing bass, and the case where the bass is played with a bonbon (referred to as bass running) is considered. In this case, a waveform of several cycles appears for one note of the bass, there is a blank, and the next note also comes for several cycles. That is, the intent of the present invention is to increase the signal level and strengthen the sense of attack by the rising cycle of several waveforms of one bass tone.
[0015]
FIG. 2 shows time-series waveforms of each part of the bass enhancement circuit shown in FIG. 1, and is an explanatory diagram when a sine wave is input. That is, when the input audio signal is only a low tone and (a) a waveform is input, the output of the amplifier 3 becomes a clipped waveform shown in (b). The clipped sound waveform is integrated by the
(Embodiment 2)
Next, an embodiment of the invention described in claim 3 of the present invention will be described with reference to FIG. In addition, about the same structure as embodiment mentioned above, the same code | symbol is used and description is abbreviate | omitted.
[0016]
FIG. 3 is a block diagram of a bass enhancement circuit in one embodiment of the present invention. In FIG. 3, 10 is an adder for adding an audio LR signal, 1 is a first LPF for extracting a bass component, 2 is a bass rising detection control circuit, and 3 is a signal level extracted by the first LPF. 4 is a rectifier circuit that rectifies the signal level, 5 is a differentiation circuit that detects the rising of the rectified level, 6 is an integration circuit that adjusts the pulse width output by the differentiation circuit, and 7 is the first circuit. VCA for adjusting the signal level of the low frequency component extracted by the LPF of 1 and 8 for the low frequency component obtained by the VCA, the second LPF for deleting the noise generated when the enhancement section is released, 9 is input This is an adder that adds the audio signal and the bass component to the LR.
[0017]
The operation of the bass enhancement circuit configured as described above will be described. The input audio LR2 channel signals are added by the
[0018]
In the first and second embodiments, only the rising part of the bass is controlled by the
[0019]
【The invention's effect】
As described above, the bass enhancement circuit according to the present invention reproduces the bass signal with a sharp edge by enhancing and reproducing the bass signal level only at the rising portion of the bass, and further, the bass enhancement for all time. Therefore, it is possible to reduce the burden on the power amplifier, suppress the generation of heat as much as possible, and remove the noise when enhancing the bass signal level at the rising part of the bass to enhance the bass. An enhancement circuit can be provided.
[0020]
In addition, when the response of the speaker is poor, the rising waveform is distorted and the low-frequency sound is worsened. Low sound reproduction by a speaker is possible.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram of a bass enhancement circuit according to a first embodiment of the present invention. FIG. 2 is a waveform diagram for explaining the operation of each part of FIG. 1. FIG. Block diagram [Fig. 4] Block diagram of a conventional bass enhancement circuit [Explanation of symbols]
1 LPF
2 Bass rising detection control circuit 3
8 LPF
9
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