JP3797075B2 - ログイン装置、被ログイン装置、及び装置間通信システム、ログイン制御方法、並びに記録媒体 - Google Patents

ログイン装置、被ログイン装置、及び装置間通信システム、ログイン制御方法、並びに記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被ログイン装置がログイン装置に、被ログイン装置に対するログインを行なわせるための技術に関するものである。特に、装置間をIEEE1394バスで接続されたシステムにおいて、装置間の通信をSBP(Serial Bus Protcol)−2プロトコルで行なう場合に用いて好適な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
IEEE1394は、IEEEによって提唱されたデジタルデータをやり取りするためのシリアルバス規格であって、「IEEE STD.1394-1995 IEEE Standard for a High Perforance serial Bus」として規定されている。
【0003】
一方、SBP−2プロトコル(以下、単にSBP−2と略す)は、米国のANSI X3T10が標準化を推進するプロトコルであって、IEEE1394規格に準拠して設計されたトランスポート層のプロトコルである。
【0004】
さて、装置間をIEEE1394バスで接続されたシステムにおいて、装置間の通信をSBP−2で行なう場合、共有メモリを有している装置をイニシエータ(Initiator)と呼び、有していないの装置をターゲット(Target)と呼ぶ。イニシエータが、ターゲットを利用するためには、イニシエータは、ターゲットにログイン(Login)して、ターゲットを利用する権利を獲得する必要がある。具体的には、イニシエータがターゲットにログイン要求を出し、ターゲットからログイン成立の応答を受けることによって、行なわれる。
【0005】
このようにイニシエータがターゲットにログインすると、SBP−2では、次のようにしてトランザクション(transaction)を行なう。
【0006】
まず、イニシエータが、自己の有する共有メモリ上にORB(Operation Request Block)という特別なデータ構造を設け、ここにターゲットに使ってもらいたいデータを置く。例えば、イニシエータがコンピュータであり、ターゲットがプリンタである場合には、イニシエータであるコンピュータが、ターゲットであるプリンタに印刷してもらいたい画像データを共有メモリ空間のいずれかに置き、次に、このアドレスのポインタを予め用意したORBの所定位置に格納する。このため、イニシエータは、ターゲットの都合によらず、自己の達成できる最大の速度で処理可能である。一方のターゲットは、イニシエータの有する共有メモリ上に置かれたORBを順次取り込んで、その内容を消費するように動く。即ち、ターゲットであるプリンタは、イニシエータである画像データを印刷することにより自己のメモリに空きができ次第、次の画像データを消費するので、いつも休むことなく印刷を続けることができ、ターゲットも最大の効率でジョブの処理ができる。
【0007】
その後、イニシエータがターゲットの利用が完了したら、イニシエータは、ターゲットからログアウト(Logout)して、ターゲットを利用する権利を破棄する。具体的には、イニシエータが、ターゲットにログアウト要求を出し、そのターゲットからログアウト成功の応答を受けることによって、なされる。
【0008】
ところで、一般に、装置間をネットワークやバスなどで接続されたシステムにおいて、通信プロトコルの構成のうち、上位層のプロトコルの最も典型的な作業というのは、所望のサービスを提供してくれる装置を見つけて、その装置との間でコネクションを張ることである。
【0009】
サービスを提供してくれる装置を見つけるためには、通信相手を特定しないで通信パケットを送出を行なう必要がある。具体的には、例えば、各ノード(node)に対して順番に、そのサービスを提供してくれるか否かを問い合わせるユニキャストという方法を採る。この場合、通信相手を順番に指定して、それぞれ、1パケットだけを送出する。即ち、1パケットを送出するためだけに、一時的にコネクションを張るようにする。このような通信は、コネクションレス(connecition less)な通信と言うことができる。
【0010】
一方、サービスを提供してくれる装置を見つけた後は、その装置との間で継続的にコネクションを張るので、通信相手を特定して通信パケットを送出することになる。このように、通信相手との間で継続的にコネクションを張って、多数のパケットのやり取りを行なう通信は、コネックテッド(connected)な通信と言うことができる。
【0011】
さて、上位層のプロトコルから下位層のプロトコルに対して命令を伝える場合、サービス・プロバイダ・インターフェイス(SPI)と呼ばれるインターフェイスを介して伝えることになる。例えば、SPIの一種であるSocketでは、上記したコネクションレスな通信を行なう場合、通信相手を指定する必要があるので、例えば、ノードXにデータを送信したい場合は"Send To node X"、ノードXからデータを受信したい場合は"Receive From node X"と言うような命令を出すことになる。一方、コネックテッドな通信を行なう場合は、コネクションが張ってあって通信相手が既に定まっているので、通信相手は省略して、"Send"或いは"Receive"のみを出すだけでよい。
【0012】
ところで、上記した下位層のプロトコルが前述したSBP−2である場合に、このような命令が伝えられると、SBP−2は、次のようなトランザクションを行なう。
【0013】
後者のコネックテッドな通信に対応するコネックテッド・トランザクション(Connected Transaction)では、イニシエータが通信相手であるターゲットにログインし、その後、ログアウトするまでの間、イニシエータはそのターゲットとコネクションを張っている。従って、そのようなコネクションを張っている間に、イニシエータが上記したORBを出力モードにして、ターゲットに所望のデータを消費させる動作が、上記した"Send"に対応し、イニシエータがORBを入力モードにして、ターゲットに所望のデータを書き込ませる動作が、上記した"Receive"に対応することになる。
【0014】
一方、前者のコネクションレスな通信に対応するコネクションレス・トランザクション(Connection less Transaction)では、SBP−2がコネクション・オリエンテッド(connection oriented)なプロトコルであるため、イニシエータが、まず、通信相手であるターゲットを指定してログインし、次に、上記したORBを出力モードにして、そのターゲットに所望のデータを消費させ、最後に、そのターゲットからログアウトするという一連の動作、即ち、ログイン、ORB(出力モード)、ログアウトの3つを重ね合わせた動作が、上記した"Send To〜"に対応する。また、イニシエータが、通信相手であるターゲットを指定してログインし、ORBを入力モードにして、そのターゲットに所望のデータを書き込ませ、そのターゲットからログアウトするという一連の動作、即ち、ログイン、ORB(入力モード)、ログアウトの3つを重ね合わせた動作が、上記した"Receive From 〜"に対応する。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、SPIの場合、2つのノード(例えば、第1及び第2のノード)の関係において、第1のノードを起点として第2のノードに対しデータを送信(send)し受信(receive)することができる場合には、同じように、第2のノードを起点として第1のノードに対しデータを送信し受信することができるように設計されている。即ち、通信の対称性が保証されるように設計されている。
【0016】
一方、SBP−2の場合は、コネックテッド・トランザクションについては、イニシエータとターゲットの間にコネクションが張ってあるので、イニシエータを起点としても、ターゲットを起点としても、データを送信し受信することができ、通信の対称性は保証されている。
【0017】
しかし、コネクションレス・トランザクションについては、イニシエータを起点する場合は、上記したようにデータを送信し受信することができるが、ターゲットを起点としては、データを送信し受信することはできない。これは、SBP−2が元々、非対称だからあり、ログイン/ログアウトはイニシエータからしかできず、ターゲットはイニシエータからのログイン/ログアウトを待つしかないからである。
【0018】
このように、従来においては、ターゲットからイニシエータに対してはログインすることができず、ターゲットはイニシエータからのログインを単に待っているしかないので、コネクションレス・トランザクションにて、ターゲットを起点としてデータを送信し受信することは不可能であった。
【0019】
従って、本発明の目的は、上記した従来技術の問題点を解決し、コネクションレス・トランザクションにて、ターゲットを起点としてデータを送信し受信することが可能な装置及び方法を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】
上記した目的の少なくとも一部を達成するために、本発明のログイン装置は、或る特定装置に所定の通信路を介してログインし得るログイン装置であって、
前記特定装置からログインの勧誘を受けた場合に、前記特定装置に対してログインを行なうログイン手段を備えることを要旨とする。
【0021】
例えば、上記特定装置がSBP−2におけるターゲットであり、ログイン装置がイニシエータであるとすると、上記のようなログイン手段を備えることによって、イニシエータは、ターゲットからログインの勧誘を受けた場合に、そのターゲットに対してログインする。こうしてイニシエータがターゲットにログインすると、ターゲットはイニシエータに対してデータの送受信を行なうことができるようになる。従って、ターゲットはイニシエータにログインの勧誘を行なえば、データの送受信が可能になるので、コネクションレス・トランザクションにおいても、ターゲットを起点としてデータの送受信を行なうことができる。
【0022】
本発明のログイン装置において、ログイン勧誘レジスタをさらに備え、前記ログイン手段は、前記ログイン勧誘レジスタに、前記特定装置によって所定の情報が書き込まれた場合に、前記特定装置からログインの勧誘を受けたと判断することが好ましい。
【0023】
このように、ログイン勧誘レジスタをさらに備え、そのレジスタに上記特定装置から所定の情報が書き込まれた場合に、ログインの勧誘を受けたとすることよって、ログイン手段は、ログインの勧誘を受けたか否かを、より簡単により確実に知ることができる。
【0024】
ログイン勧誘レジスタを備えた本発明のログイン装置において、前記所定の情報は、前記特定装置の識別符号を含むことが好ましい。
【0025】
このような情報を含むことによって、ログイン手段は、ログインの勧誘を受けた特定装置を容易に特定することができる。
【0026】
本発明のログイン装置において、前記特定装置の備える特定ロジカル・ユニットに仮のログイン要求を定期的または不定期に出すと共に、前記特定ロジカル・ユニットから返される、前記仮のログイン要求に対する応答を受ける仮ログイン手段をさらに備え、前記ログイン手段は、前記仮ログイン手段の受けた前記応答の中に、所定の情報が含まれていた場合に、前記特定装置からログインの勧誘を受けたと判断することが好ましい。
【0027】
このように、仮ログイン手段をさらに備え、その仮ログイン手段の受けた応答の中に所定の情報が含まれていた場合に、ログインの勧誘を受けたとすることによって、ログイン手段は、ログインの勧誘を受けたか否かを、簡単にかつ確実に知ることができる。
【0028】
本発明のログイン装置において、前記特定装置の備える特定レジスタの内容を定期的または不定期に読み出すレジスタ読み出し手段をさらに備え、前記レジスタ読み出し手段の読み出した内容に所定の情報が含まれていた場合に、前記ログイン手段は、前記特定装置からログインの勧誘を受けたと判断することが好ましい。
【0029】
このように、レジスタ読み出し手段をさらに備え、そのレジスタ読み出し手段の読み出した内容に所定の情報が含まれていた場合に、ログインの勧誘を受けたとすることによって、ログイン手段は、ログインの勧誘を受けたか否かを、簡単にかつ確実に知ることができる。
【0030】
レジスタ読み出し手段を備えた本発明のログイン装置において、前記所定の情報は、前記ログイン装置の識別符号を含むことが好ましい。
【0031】
このような情報を含むことによって、特定装置の備える特定レジスタの内容が、他のログイン装置によって、読み出される可能性がある場合でも、ログイン勧誘の対象となる当該ログイン装置を容易に特定することができる。
【0032】
本発明の被ログイン装置は、或る特定装置から所定の通信路を介してログインされ得る被ログイン装置であって、
前記特定装置からログインされることを希望する場合に、前記特定装置に対してログインの勧誘を行なうログイン勧誘手段を備えることを要旨とする。
【0033】
例えば、上記特定装置がSBP−2におけるイニシエータであり、被ログイン装置がターゲットであるとすると、上記のようなログイン勧誘手段を備えることによって、ターゲットは、イニシエータからログインされることを希望する場合に、そのイニシエータに対してログインの勧誘を行なう。こうしてターゲットがイニシエータにログインの勧誘を行なうことによって、イニシエータがターゲットにログインするものとすれば、ターゲットはイニシエータに対してデータの送受信を行なうことができるようになる。従って、コネクションレス・トランザクションにおいても、ターゲットを起点としてデータの送受信を行なうことができる。
【0034】
本発明の被ログイン装置において、前記ログイン勧誘手段は、前記特定装置の備える特定レジスタに、所定の情報を書き込むことによって、ログインの勧誘を行なうことが好ましい。
【0035】
このようにして、ログインの勧誘を行なうことにより、上記特定装置に簡単且つ確実にログイン勧誘を行なったことを認識させることができる。
【0036】
本発明の被ログイン装置において、前記所定の情報は、前記被ログイン装置の識別符号を含むことが好ましい。
【0037】
このような情報を含むことによって、当該被ログイン装置がログインの勧誘を行なったことを、上記特定装置に確実に認識させることができる。
【0038】
本発明の被ログイン装置において、前記特定装置から仮のログイン要求を定期的または不定期に受けると共に、前記特定装置に対し、前記仮のログイン要求に対する応答を返す特定ロジカル・ユニットをさらに備え、前記ログイン勧誘手段は、前記特定ロジカル・ユニットの返す前記応答の中に、所定の情報を含ませることによって、ログインの勧誘を行なうことが好ましい。
【0039】
また、本発明の被ログイン装置において、前記特定装置によって、その内容が定期的または不定期に読み出される特定レジスタをさらに備え、前記ログイン勧誘手段は、前記特定レジスタに、所定の情報を書き込むことによって、ログインの勧誘を行なうことが好ましい。
【0040】
以上のようにして、ログインの勧誘を行なうことにより、上記特定装置に簡単且つ確実にログイン勧誘を行なったことを認識させることができる。
【0041】
特定レジスタを備えた本発明の被ログイン装置において、前記所定の情報は、前記特定装置の識別符号を含むことが好ましい。
【0042】
このような情報を含むことによって、被ログイン装置の備える特定レジスタの内容が、他の特定装置によって、読み出される可能性がある場合でも、ログイン勧誘の対象となる特定装置を容易に特定することができる。
【0043】
本発明のログイン装置または被ログイン装置において、前記通信路はIEEE1394バスから成ると共に、
前記特定装置との通信はSBP−2プロトコルで行なうことが好ましい。
【0044】
このように通信路をIEEE1394バスによって構成することにより、高速通信を利用して、特定装置との間でデータのやり取りを行なうことができる。SBP−2プロトコルは、IEEE1394規格のバスシステムの利用を前提に設計されたプロトコルであって、ハードディスク装置やCD−ROM装置などに広く普及したトランスポート層のプロトコルであるため、商用パーソナルコンピュータのオペレーティング・システムに、標準で実装される場合が多いからである。
【0045】
本発明の装置間通信システムは、ログイン装置から所定の通信路を介して被ログイン装置にログインし得る装置間通信システムであって、
前記被ログイン装置は、前記ログイン装置からログインされることを希望する場合に、前記ログイン装置に対してログインの勧誘を行なうログイン勧誘手段を備えると共に、
前記ログイン装置は、前記被ログイン装置からログインの勧誘を受けた場合に、前記被ログイン装置に対してログインを行なうログイン手段を備えることを要旨とする。
【0046】
例えば、ログイン装置がSBP−2におけるイニシエータであり、被ログイン装置がターゲットであるとすると、上記のようなログイン勧誘手段を備えることによって、ターゲットは、イニシエータからログインされることを希望する場合に、そのイニシエータに対してログインの勧誘を行い、また、上記のようなログイン手段を備えることによって、イニシエータは、ターゲットからログインの勧誘を受けた場合に、そのターゲットに対してログインする。こうしてイニシエータがターゲットにログインすると、ターゲットはイニシエータに対してデータの送受信を行なうことができるようになる。従って、ターゲットはイニシエータにログインの勧誘を行なえば、データの送受信が可能になるので、コネクションレス・トランザクションにおいても、ターゲットを起点としてデータの送受信を行なうことができる。
【0047】
本発明のログイン制御方法は、ログイン装置から所定の通信路を介して被ログイン装置にログインするためのログイン制御方法であって、
(a)前記被ログイン装置が、前記ログイン装置からログインされることを希望する場合に、前記ログイン装置に対してログインの勧誘を行なう工程と、
(b)前記ログイン装置が、前記被ログイン装置からログインの勧誘を受けた場合に、前記被ログイン装置に対してログインを行なう工程と、
を備えることを要旨とする。
【0048】
例えば、ログイン装置がSBP−2におけるイニシエータであり、被ログイン装置がターゲットであるとすると、本発明のログイン制御方法においては、ターゲットがイニシエータにログインの勧誘を行なうと、イニシエータはターゲットにログインを行なう。この結果、ターゲットはイニシエータに対してデータの送受信を行なうことが可能になる。従って、コネクションレス・トランザクションにおいても、ターゲットを起点としてデータの送受信を行なうことができる。
【0049】
本発明の第1の記録媒体は、或る特定装置に所定の通信路を介してログインし得るコンピュータにログイン処理を行なわせるためのコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
前記特定装置からログインの勧誘を受けた場合に、前記特定装置に対してログインを行なう機能を前記コンピュータに実現させるためのコンピュータプログラムを記録したことを要旨とする。
【0050】
本明細書において、コンピュータには、パーソナルコンピュータや、モバイルコンピュータ、情報処理端末装置や、ワークステーションなど、種々のコンピュータが含まれる他、実質的にコンピュータ機能を有するプリンタや複写機やインターフェイス切り換え器などの各種周辺機器や、同じくコンピュータ機能を有するオーディオセットやビデオセットなど各種家庭用機器や業務用機器なども含まれる。但し、後述する[発明の実施の形態]の欄においては、「コンピュータ」という語を、パーソナルコンピュータに代表されるような狭義のコンピュータという意味で用いる場合もある。
【0051】
上記のようなコンピュータプログラムをコンピュータによって実行させると、上記した本発明のログイン装置におけるログイン手段と同様な機能を実現することができるため、上記したログイン装置と同様の効果を奏することが可能となる。
【0052】
本発明の第2の記録媒体は、或る特定装置から所定の通信路を介してログインされ得るコンピュータに被ログイン処理を行なわせるためのコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
前記特定装置からログインされることを希望する場合に、前記特定装置に対してログインの勧誘を行なう機能を前記コンピュータに実現させるためのコンピュータプログラムを記録したことを要旨とする。
【0053】
このようなコンピュータプログラムをコンピュータによって実行させると、上記した本発明の被ログイン装置におけるログイン勧誘手段と同様な機能を実現することができるため、上記した被ログイン装置と同様の効果を奏することが可能となる。
【0054】
なお、本発明は、ログイン装置、被ログイン装置、装置間通信システム、ログイン制御方法、それら装置を構築するためのコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した記録媒体、そのコンピュータプログラムを含み搬送波内に具現化されたデータ信号、等の種々の態様で実現することができる。
【0055】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を実施例に基づいて、以下の順序で説明する。
1.IEEE1394バス及びSBP−2の概要
1−1.IEEE1394バスの概要
1−2.SBP−2
2.第1の実施例
2−1.第1の実施例の構成
2−2.第1の実施例の動作
2−3.第1の実施例の効果
3.第2の実施例
3−1.第2の実施例の構成
3−2.第2の実施例の動作
3−3.第2の実施例の効果
4.第3の実施例
4−1.第3の実施例の構成
4−2.第3の実施例の動作
4−3.第3の実施例の効果
5.他の態様
【0056】
1.IEEE1394バス及びSBP−2の概要
本発明の実施例について説明する前に、IEEE1394バス及びSBP−2について、その概要を説明する。
1−1.IEEE1394バスの概要
IEEE1394バスは、64ビットのアドレス空間を持つプロセッサバスをシリアライズして同一信号線上にのせたものであり、転送速度は現状では400MHzであるが、将来的には最高で3.2GHzを想定している。即ち、IEEE1394バスは、コンピュータのマザーボード上に見られるような通常のプロセッサバスと基本的には変わらないが、巨大なメモリ空間を1本の信号線によってサポートしていることになる。
【0057】
また、IEEE1394バスはバスであるが、1つのプロセッサ専用として用いられるわけではなく、複数のプロセッサをつなげることができる。これはイメージとして、1つのバスの持っているメモリ空間を複数のプロセッサに割り当てた場合に相当する。即ち、複数のプロセッサが1つの信号経路を共有できるので、結果としてネットワークに非常に似た状況が実現される。
【0058】
このように、IEEE1394バスでは、1つのバスに複数のコンピュータを接続することが可能であるから、そのバスにさらに、例えばプリンタを接続すれば、そのプリンタを複数のコンピュータで共有することも可能になる。これはあたかも小規模なネットワークとして見ることができる。
【0059】
しかしながら、一般的なネットワークとは異なり、IEEE1394バスはプロセッサバスの設計を踏襲しているので、基本的には、個々のプロセッサが出す要求を衝突させずに管理することが可能である。このメカニズムをバスアービトレーションという。即ち、データ転送中のIEEE1394バス上では、このバスアービトレーションによって、1つのノード(即ち、この場合は1つのコンピュータ)だけがデータ転送を実行することが保証されている。言い換えると、或るノードがIEEE1394バスを占有してしまうと、他のノードは同一サイクルタイム(125μms)内ではそのバスを使用することができないような制御が働く。このため、一般的なネットワークで用いられるキャリア検出やコリジョン(パケットの衝突)検出といったリソースの排他制御の方式は、IEEE1394バスでは不必要となっている。
【0060】
1−2.SBP−2
一方、SBP−2の設計上の特徴は、いわゆるコネクションベースであることである。即ち、或るSBP−2のターゲットに対して、これを利用したいホストデバイスは、SBP−2のイニシエータとして設計される必要がある。そして、イニシエータは、ターゲットに対してログインを要求し、そのログインが成立した場合のみ、ターゲットを利用する権利が獲得される(なお、正確には、イニシエータは、ターゲットの備えるロジカル・ユニット(Logical Unit)毎にログインするのであるが、ここでは、説明を簡単にするために、単にターゲットにログインするものとして説明する。)。従って、仮に、複数のイニシエータに対して、1つのターゲットがあった場合でも、ログインの許されたイニシエータのみがそのターゲットを利用するようにすることによって、複数のイニシエータによって、そのターゲットを共用することができる。
【0061】
ところで、SBP−2において、イニシエータとターゲットはIEEE1394バスで接続された形になっている。前述したように、IEEE1394バスはバスであるので、ターゲットはイニシエータのメモリに対しリード/ライトすることできる。そこで、前述したように、SBP−2では、共有メモリを有している装置をイニシエータと呼び、共有メモリを有しない装置をターゲットと呼んでいる。即ち、両方の装置が共有メモリを共に持つことは無駄であるので、一方の装置が共有メモリを持つようにしている。従って、イニシエータは自己の有するメモリが共有メモリとなっているので、ローカルアクセスでデータをリード/ライトすることできる。これに対して、ターゲットはイニシエータの有するメモリを共有メモリとして使用しているので、リモートアクセスでデータをリード/ライトする必要がある。なお、装置に対するイニシエータ,ターゲットの役割付けは、装置を設計する際の最初段階で行なわれる。通常は、コンピュータなどのホストデバイスがイニシエータになって、プリンタやスキャナなどのデバイスがターゲットになる場合が多い。この役割付けは固定的なもので、原則として途中で変わることはない。但し、設計によっては、1つの装置において、スイッチ等によりイニシエータ,ターゲットの役割付けの切り換えができるようにしても構わない。
【0062】
従来の一般的なネットワークでは、イニシエータがターゲットの状態をポーリングして、ターゲットが要求を受け付けるレディ状態になったときに、イニシエータがコマンドを送るというようなプッシュスタイルの制御を行なっていたが、SBP−2では、前述したように、イニシエータは、自己のメモリ空間にターゲットのための命令やデータを置いておき、ターゲットが自分の処理可能なタイミングでその命令やデータを取り込んで処理するというプルスタイルの制御を行なう。これにより、SBP−2では、全体のトランザクションの効率が高くなる。
【0063】
2.第1の実施例
2−1.第1の実施例の構成
以上のことを踏まえて、本発明の第1の実施例について図面を用いて説明する。図1は本発明の第1の実施例としてのイニシエータ及びターゲットの構成を示すブロック図であり、図2は図1に示すイニシエータ及びターゲットを備える装置間通信システムを示すブロック図である。本システムでは、各装置間を図2に示すようにIEEE1394バス30で接続しており、また、装置間の通信をSBP−2プロトコルで行なっている。従って、IEEE1394バス30に接続された各装置は、共有メモリを有するイニシエータ10,40〜70と、共有メモリを有していないターゲット20と、に分かれている。なお、本実施例においては、イニシエータ10,40〜70はそれぞれコンピュータであり、ターゲット20はプリンタであるものとする。
【0064】
イニシエータ10,40〜70の構成は、それぞれ同じであるので、代表して、イニシエータ10の構成を図1を用いて説明する。図1に示すように、イニシエータ10は、コントローラ11と、共有メモリ12と、を備えている。このうち、共有メモリ12には、ログイン勧誘レジスタ13が設けられている他、必要に応じて、マネージメントORB14やノーマルORB15などの特別なデータ構造が置かれる。また、コントローラ11は、ログイン部11aを備えている。
【0065】
一方、ターゲット20は、イニシエータからのログイン/ログアウト要求を受け、それに対する応答を行なうマネージメント・エージェント21と、ログインされたイニシエータとの間でデータのやり取りを行なうフェッチ・エージェント22と、を備えている。このうち、マネージメント・エージェント21は、ログイン勧誘部21aを備えている。
【0066】
なお、実際には、ターゲットは、1つ以上のロジカル・ユニットを備えており、そのロジカル・ユニット毎にマネージメント・エージェントとフェッチ・エージェントを備えているが、本実施例では、説明を簡単にするために、ロジカル・ユニットは省略している。
【0067】
図3は図1に示すイニシエータを構成するコンピュータとターゲットを構成するプリンタのハードウェア構成の概要を示すブロック図である。
【0068】
図3に示すように、ハードウェアの構成として、イニシエータを構成するコンピュータ100は、その内部に、コンピュータプログラムに従って種々の処理や制御を行なうためのCPU102と、上記コンピュータプログラムを記憶したり、処理中に得られたデータなどを一時的に記憶したりするためのメモリ104と、CPU102と各種周辺装置やIEEE1394バス30との間でデータなどのやり取りを行なうためのI/O部106と、各種データを格納するためのハードディスク装置108と、CD−ROMドライブ装置110と、を備えている。また、その外部には、ユーザからの指示などを入力するためのキーボード112やマウス114と、データなどを表示するためのモニタ116と、を備えている。
【0069】
このうち、CPU102が、メモリ104に格納された所望のコンピュータプログラムを読み出して実行することにより、図1に示したコントローラ11として機能する。また、図1に示した共有メモリ12には、メモリ104の一部が割り当てられる。
【0070】
一方、ターゲットを構成するプリンタ200は、その内部に、コンピュータプログラムに従って種々の処理や制御を行なうためのCPU202と、上記コンピュータプログラムを記憶したり、処理中に得られたデータなどを一時的に記憶したりするためのメモリ204と、CPU202と他の構成要素やIEEE1394バス30との間でデータなどのやり取りを行なうためのI/O部206と、CPU202からの指示に従って、印刷用紙に画像等の印刷を行なうプリンタ機構部208と、印刷データを一時的に格納するための入力バッファ210と、を備える。
【0071】
このうち、CPU202が、メモリ204に格納された所望のコンピュータプログラムを読み出して実行することにより、図1に示したマネージメント・エージェント21やフェッチ・エージェント22として機能する。
【0072】
本実施例では、コンピュータ100のメモリ104に格納されているコンピュータプログラムは、記録媒体であるCD−ROM111に記録された形態で提供され、CD−ROMドライブ装置110により読み取られることによって、コンピュータ100内に取り込まれる。取り込まれたコンピュータプログラムは、各々のハードディスク装置108に転送され、その後、起動時などにメモリ104に転送される。あるいは、読み取られたコンピュータプログラムは、各々のハードディスク装置108を介さず、直接、メモリ104に転送するようにしても良い。
【0073】
一方、プリンタ200の方は、メモリ204の一部がROMで構成されており、プリンタ用のコンピュータプログラムはそのROMに格納されている。従って、このコンピュータプログラムはROMのチップに記録された形態で提供される。また、このようなROMを用いる代わりに、メモリ104の一部を書き換え可能な不揮発性メモリで構成すると共に、プリンタ用のコンピュータプログラムをCD−ROM111に記録された形態で提供し、そのコンピュータプログラムをコンピュータ100のCD−ROMドライブ装置110によって読み取って、図示せざるネットワーク等を介してプリンタ200に転送し、上記の不揮発性メモリに書き込むようにしても良い。
【0074】
このように、本実施例では、コンピュータプログラムをコンピュータ読み取り可能に記録する「記録媒体」としてCD−ROMやROMを利用することを述べたが、その他にも、フレキシブルディスクや光磁気ディスク、ICカード、ROMカートリッジ、パンチカード、バーコードなどの符号が印刷された印刷物、コンピュータの内部記憶装置(RAMなどのメモリ)および外部記憶装置等の、コンピュータが読取り可能な種々の媒体を利用できる。
【0075】
また、コンピュータプログラムは、このような記録媒体に記録された形態での提供の他、ネットワークを介して、コンピュータプログラムを供給するプログラムサーバ(図示せず)にアクセスし、プログラムサーバからコンピュータ100やプリンタ200内に取り込むようにしても良い。
【0076】
また、上記コンピュータプログラムの一部は、オペレーティングシステムプログラムによって構成するようにしても良い。
【0077】
2−2.第1の実施例の動作
それでは、本実施例の動作について説明する。例えば、今、ターゲット20であるプリンタが、イニシエータであるコンピュータからフォントをダウンロードして印刷する場合(フォントダウンロード印刷)を考えてみる。なお、説明を分かりやすくするために、ターゲット20をプリンタaとし、イニシエータ10をコンピュータAとし、イニシエータ40〜70をコンピュータB〜Eとする。
【0078】
ターゲット20であるプリンタaは、フォントのダウンロードというサービスを受けるために、そのサービスを提供してくれるコンピュータを見つけだす必要がある。そこで、このプリンタaは、各コンピュータA〜Eに対して、順番に、そのサービスを提供してくれるか否かを問い合わせる(即ち、ユニキャスト)。具体的には、前述したとおり、通信相手であるコンピュータを順番に指定して、一時的なコネクションを張り、1パケットを送出する、いわゆるコネクションレスな通信を行なうことになる。
【0079】
このようなコネクションレスな通信を行なうために、プリンタaでは、上位層のプロトコルからサービス・プロバイダ・インターフェイス(SPI)を介して下位層のプロトコルであるSBP−2に対して、次のような命令を伝える。例えば、コンピュータAを通信相手として指定して、ダウンロードフォントのサービスがあるか否かを問いただすために、"Send To Computer A 〜"と言うような命令を伝え、また、そのステータスを返してもらうために、"Receive From Computer A 〜"と言うような命令を伝えることになる。
【0080】
SBP−2では、前述したとおり、プリンタaはターゲット20として動作し、コンピュータAはイニシエータ10として動作する。従って、プリンタaにおいて、SBP−2に対して上記したような命令が伝えられると、ターゲット20は、その命令に基づいて、自らを起点として、通信相手であるイニシエータ10との間で、以下に述べるようなログイン勧誘を伴うコネクションレス・トランザクションを行なう。
【0081】
図4は図1に示すターゲットにおけるログイン勧誘処理ルーチンの処理手順を示すフローチャートであり、図5は図1に示すイニシエータにおけるログイン勧誘対応処理ルーチンの処理手順を示すフローチャートである。また、図6は図1に示すイニシエータとターゲットとの間で行なわれるログイン勧誘を伴うコネクションレス・トランザクションを示すタイミングチャートである。
【0082】
図6において、(a)は、ターゲットに前述した"Send To Computer A 〜"と言うような命令が伝えられた場合のコネクションレス・トランザクションを示し、(b)は、同じくターゲットに前述した"Receive From Computer A 〜"と言うような命令が伝えられた場合のコネクションレス・トランザクションを示している。(a),(b)において、トランザクションの内容は上から下に向かって時系列的に配列されている。
【0083】
ターゲット20に、上記のような命令が伝えられると、図4に示すように、ターゲット20のマネージメント・エージェント21は、ターゲット20自らを起点としてコネクションレス・トランザクションを行なう必要があると判断して(ステップS102)、イニシエータ10にログインしてもらうために、イニシエータ10に対してログインの勧誘を行なう。具体的には、マネージメント・エージェント21のログイン勧誘部21aが、IEEE1394バス30を介してイニシエータ10にアクセスし、イニシエータ10における共有メモリ12に設けられたログイン勧誘レジスタ13に、自ら(即ち、ターゲット20)のGUIDを書き込むことによって、ログイン勧誘を行なう(ステップS104)。ここで、GUIDとは、グローバル・ユニーク・アイデンティフィケション(Global Unique Identification)の略で、各イニシエータ,ターゲットに固有の識別符号のことである。このGUIDは、イニシエータ,ターゲットを構成する装置がそれぞれ製造される段階で、世界中で唯一の識別符号として与えられる。従って、ターゲット20のGUIDが例えば「20」であるとすると、マネージメント・エージェント21は、イニシエータ10のログイン勧誘レジスタ13に「20」を書き込むことになる。
【0084】
一方、イニシエータ10のコントローラ11は、図5に示す処理ルーチンを開始すると、まず、ログインの勧誘を受けたか否かを判断する。具体的には、コントローラ11のログイン部11aが、共有メモリ12に設けられたログイン勧誘レジスタ13をチェックして、GUIDが書き込まれているか否かに基づいて判断する(ステップS202)。
【0085】
GUIDが書き込まれていない場合、コントローラ11のログイン部11aは、ログインの勧誘を受けていないと判断して、GUIDが書き込まれるまで待機する。一方、GUIDが書き込まれている場合は、ログインの勧誘を受けたと判断して、そのログイン勧誘レジスタ13に書き込まれているGUIDを読み出す(ステップS204)。そして、コントローラ11のログイン部11aは、読み出したGUIDから、ログインの勧誘を行なっているターゲットを特定する。ここでは、GUIDとして「20」が読み出されるので、ログインの勧誘を行なっているターゲットはターゲット20であると特定する。
【0086】
こうして、ログインの勧誘を受けて、そのログインの勧誘を行なっているターゲット20を特定すると、次に、コントローラ11のログイン部11aは、そのターゲット20にログインするために、そのターゲット20に対してログイン・パケットを送出する(ステップS206)。このログイン・パケットには、ターゲット20にログインするためのログイン要求と、イニシエータ10のGUIDと、が含まれている。従って、イニシエータ10のGUIDが例えば「10」であるとすると、「10」が含まれることになる。
【0087】
一方、ターゲット20のマネージメント・エージェント21は、図4に示すように、ステップS104でログインの勧誘を行なった後、ログイン・パケットを受け取るまで待機している(ステップS106)。そして、マネージメント・エージェント21は、パケットを受け取ると、そのパケットにログイン要求が含まれているかどうかを判定し、ログイン要求が含まれていれば、そのパケットをログイン・パケットと判断して、そのログイン・パケットに含まれるGUIDを読み込む(ステップS108)。そして、マネージメント・エージェント21は、読み込んだGUIDから、ログイン・パケットを送出したイニシエータを特定して、そのイニシエータがログインの勧誘を行なったイニシエータと同じであることを確認する。ここでは、GUIDとして「10」が読み込まれるので、ログイン・パケットを送出したイニシエータ10は、ログインの勧誘を行なったイニシエータ10と同じであることを確認することになる。
【0088】
こうして、マネージメント・エージェント21は、ログイン要求を受けたイニシエータが、ログイン勧誘を行なったイニシエータと同じであることを確認した上で、ログイン要求を受けたイニシエータ10に対して、ステータスをログイン成立を表す「ログイン・サクセスフル」に設定したステータス・パケットを送出して(ステップS110)、ログインが成立した旨の応答を行なう。ステータス・パケットを送出すると、マネージメント・エージェント21は、図4に示す処理ルーチンを終了する。
【0089】
一方、イニシエータ10のコントローラ11は、図5に示すように、ステップS206でログイン・パケットを送出した後、ステータス・パケットを受け取るまで待機している(ステップS208)。そして、コントローラ11は、ターゲット20からのステータス・パケットを受け取ると、そのパケットに含まれるステータスを読み込み、ログイン成立を表す「ログイン・サクセスフル」であることを確認した上で、図5に示す処理ルーチンを終了する。
【0090】
以上の一連の処理によって、ターゲット20はイニシエータ10からログインしてもらうことができる。
【0091】
ところで、上記した説明においては、イニシエータ10からターゲット20へはログイン・パケットを送出し、ターゲット20からイニシエータ10へはステータス・パケットを送出するとして説明したが、これらの動作について、さらに詳細な説明を加える。
【0092】
図1に示したとおり、イニシエータ10は共有メモリ12を備えている。そこで、イニシエータ10がターゲット20に対してログイン・パケットを送出する場合は、まず、イニシエータ10が、ターゲット20に送出したいログイン・パケットのデータを、図1に示すようなマネージメントORB14と呼ばれる特別なデータ構造として、自己の有する共有メモリ12上に置く。次に、イニシエータ10は、ターゲット20のマネージメント・エージェント21に対して、IEEE1394バス30を介して、そのデータを置いた共有メモリ12上の番地を示すポインタを送り出す。一方、ターゲット20のマネージメント・エージェント21は、このポインタを受け取ると、IEEE1394バス30を介して、ポインタを送り出したイニシエータ10の共有メモリ12にアクセスして、ポインタの示す番地に置かれているマネージメントORB14を取り込むことにより、ログイン・パケットのデータを受け取る。こうして、イニシエータ10からターゲット20へログイン・パケットが送出される。
【0093】
一方、その応答として、ターゲット20がイニシエータ10に対してステータス・パケットを送出する場合は、次のようになる。即ち、イニシエータ10から受け取ったログイン・パケットには、要求やGUIDの他に、イニシエータ10が応答を受け取るために用いる、共有メモリ12上の番地を示すポインタが含まれている。そこで、ターゲット20のマネージメント・エージェント21は、ログイン・パケットを受け取ると、それに含まれている上記のポインタを読み取り、次に、IEEE1394バス30を介して、イニシエータ10の共有メモリ12にアクセスして、読み取ったポインタの示すSTATUS_FIFO(図示せず)に、ステータス・パケットのデータを書き込む。これによって、ターゲット20からイニシエータ10へ、ステータス・パケットがリモートライトされる。
【0094】
さて、以上のようにして、ターゲット20がイニシエータ10からログインしてもらうと、次に、ターゲット20はイニシエータ10との間で1パケットのデータのやり取りを行なう。このとき、ターゲット20では、処理の主体がマネージメント・エージェント21からフェッチ・エージェント22に移行し、フェッチ・エージェント22がイニシエータ10におけるコントローラ11との間で、1パケットのデータのやり取りを行なうことになる。
【0095】
即ち、ターゲット20に前述した"Send To Computer A 〜"と言うような命令が伝えられている場合には、図6(a)に示すように、フェッチ・エージェント22は、イニシエータ10に対して、所望のデータ(例えば、ダウンロードフォントのサービスがあるか否かを問いただすデータ)を送信することになる。一方、ターゲット20に前述した、"Receive From Computer A 〜"と言うような命令が伝えられている場合には、図6(b)に示すように、フェッチ・エージェント22は、イニシエータ10から、所望のデータ(例えば、ダウンロードフォントのサービスを提供できるか否かを表すステータスのデータ)を受信することになる。
【0096】
実際には、以下に述べるような動作となる。即ち、フェッチ・エージェント22がイニシエータ10にデータを送信する場合は、まず、イニシエータ10が、自己の有する共有メモリ12上に、前述したマネージメントORB14ではなく、図1に示すようなノーマルORB15を入力モードにして置く。次に、フェッチ・エージェント22が、IEEE1394バス30を介して、イニシエータ10の共有メモリ12にアクセスして、そのノーマルORB15に、送信したいデータを書き込む。これによって、ターゲット20からイニシエータ10へデータがリモートライトされる。
【0097】
一方、フェッチ・エージェント22がイニシエータ10からのデータを受信する場合は、まず、イニシエータ10が、共有メモリ12上にノーマルORB15を出力モードにして置き、そこにターゲット20に受信してもらいたいデータを置く。次に、フェッチ・エージェント22は、イニシエータ10の共有メモリ12にアクセスして、そのノーマルORB15を取り込むことにより、データを受け取る。これによって、イニシエータ10からターゲット20へデータがリモートリードされる。
【0098】
こうして、ターゲット20がイニシエータ10との間で1パケットのデータのやり取りを行なうと、次に、イニシエータ10はターゲット20からログアウトする。このとき、ターゲット20では、処理の主体がフェッチ・エージェント22から再びマネージメント・エージェント21に移り、イニシエータ10におけるコントローラ11は、マネージメント・エージェント21との間で、ログアウトの処理を行なう。以下、それについて簡単に説明する。
【0099】
ログアウトを行なう場合、まず、イニシエータ10のコントローラ11が、ターゲット20に対してログアウト・パケットを送出する。このログアウト・パケットには、ターゲット20からログアウトするためのログアウト要求と、イニシエータ10のGUIDと、が含まれている。
【0100】
ターゲット20のマネージメント・エージェント21は、パケットを受け取ると、そのパケットにログアウト要求が含まれているかどうかを判定し、ログアウト要求が含まれていれば、そのパケットをログアウト・パケットと判断して、ログアウト・パケットに含まれるGUIDを読み込む。そして、マネージメント・エージェント21は、読み込んだGUIDから、ログアウト・パケットを送出したイニシエータを特定して、そのログアウト要求を受けたイニシエータ10に対して、ステータスをログアウト成立を表す「ログアウト・サクセスフル」に設定したステータス・パケットを送出して、ログアウトが成立した旨の応答を行なう。
【0101】
以上によって、ターゲット20に"Send To Computer A 〜"や"Receive From Computer A 〜"と言うような命令が伝えられた場合の一連のトランザクションが終了する。即ち、このコネクションレス・トランザクションでは、図6(a)に示すように、ログイン勧誘、ログイン、データ送信(ORB:入力モード)、ログアウトの4つを重ね合わせた動作が、上記した"Send To 〜"に対応し、図6(b)に示すように、ログイン勧誘、ログイン、データ受信(ORB:出力モード)、ログアウトの4つを重ね合わせた動作が、上記した"Receive From 〜"に対応することになる。
【0102】
以下、同様にして、プリンタaであるターゲット20が、コンピュータB〜Eであるイニシエータ40〜70に対して、順番に、上記したコネクションレス・トランザクションにより、フォントダウンロードのサービスがあるか否かを問い合わせ、そのステータスを返してもらうことによって、そのサービスを提供するコンピュータを見つけだすことができる。
【0103】
2−3.第1の実施例の効果
以上説明したように、本実施例においては、ターゲット20がイニシエータ10にログインの勧誘を行なって、イニシエータ10からログインしてもらうことによって、ターゲット20は、イニシエータ10に対してデータを送信しまたは受信することができるようになる。従って、コネクションレス・トランザクションにおいても、ターゲット20を起点としたデータの送受信が可能となり、通信の対称性が保証される。
【0104】
また、本実施例においては、イニシエータ10の有する共有メモリ12にログイン勧誘レジスタ13を設け、そのレジスタ13にターゲット20が自らのGUIDを書き込むことによって、ログインの勧誘を行なっている。従って、ターゲット20がログインの勧誘を行なっていることを、イニシエータ10に簡単且つ確実に認識させることができる。
【0105】
3.第2の実施例
3−1.第2の実施例の構成
図7は本発明の第2の実施例としてのイニシエータ及びターゲットの構成を示すブロック図である。図7において、図1に示した構成要素と同一のものについては、同一の符号を付してある。
【0106】
図7に示すように、イニシエータ10’は、図1に示したイニシエータ10と同様に、コントローラ11と、共有メモリ12と、を備えている。しかし、図1に示したイニシエータ10とは異なり、共有メモリ12には、ログイン勧誘レジスタ13を設けていない。また、コントローラ11は、ログイン部11aと、仮ログイン部11bと、を備えている。
【0107】
一方、ターゲット20’は、図1に示したターゲット20では省略していたが、ロジカル・ユニット(Logical Unit)を備えている。各ロジカル・ユニットLUN0,LUN1は、それぞれ、マネージメント・エージェントME0,ME1と、フェッチ・エージェントFE0,FE1と、を備えている。これらロジカル・ユニットのうち、ロジカル・ユニットLUN1は、本来のサービスを提供する通常のロジカル・ユニットであるが、ロジカル・ユニットLUN0は、ターゲット20’がイニシエータに対してログイン勧誘を行なうために利用される副次的なロジカル・ユニットである。より具体的には、ロジカル・ユニットLUN0は、ステータスのリブライのみを専任で行なうロジカル・ユニットである。また、ロジカル・ユニットLUN0におけるマネージメント・エージェントME0は、ログイン勧誘部ME0aを備えている。
【0108】
なお、これらロジカル・ユニットは、それぞれ、ターゲット20’におけるコンフィグレーション(Configuration)ROM(図示せず)内にあるユニット・ディレクトリ(図示せず)上に存在している。
【0109】
3−2.第2の実施例の動作
それでは、本実施例の動作について説明する。なお、本実施例においても、ターゲット20’をプリンタaとし、イニシエータ10’をコンピュータAとし、ターゲット20’であるプリンタaが、フォントのダウンロードというサービスを提供してくれるコンピュータを見つけだすために、イニシエータである各コンピュータに対しコネクションレスな通信を行なうという前提は、図1に示した実施例の場合と同様である。
【0110】
また、本実施例においては、その他の前提として、イニシエータ10’を含む各イニシエータが、それぞれ、ターゲット20’における副次的なロジカル・ユニットLUN0に対して、一定の時間間隔で、仮のログイン要求を行なうものとする。
【0111】
図8は図7に示すターゲットにおけるログイン勧誘処理ルーチンの処理手順を示すフローチャートであり、図9は図7に示すイニシエータにおけるログイン勧誘対応処理ルーチンの処理手順を示すフローチャートである。
【0112】
イニシエータ10’のコントローラ11は、図9に示す処理ルーチンを開始すると、まず、コントローラ11の仮ログイン部11bが、ターゲット20’のロジカル・ユニットLUN0に対して仮ログイン・パケットを送出する(ステップS402)。この仮ログイン・パケットは、通常のログイン・パケットと同様の構成を成しており、ターゲット20’のロジカル・ユニットLUN0に対するログイン要求と、イニシエータ10’のGUIDと、が含まれている。但し、この仮ログイン・パケットに含まれるログイン要求は、ロジカル・ユニットLUN0からステータスを受け取るためになされるログイン要求であって、ロジカル・ユニットからのサービス提供を受けるためになされる本来のログイン要求ではないため、仮のログイン要求である。
【0113】
コントローラ11のログイン部11aは、後述するように、ターゲット20’からのログイン勧誘を含むステータス・パケットを受け取るまで、一定の時間間隔、例えば、約2秒に1回の割合で、上記した仮ログイン・パケットを送出し続ける。
【0114】
一方、ターゲット20’のロジカル・ユニットLUN0のマネージメント・エージェントME0は、図8に示すように、各イニシエータから定期的に送られてくる仮ログイン・パケットを受け取ったかどうかを判定し(ステップS302)、仮ログイン・パケットを受け取った場合には、その中に含まれるGUIDを読み込む(ステップS304)。
【0115】
この時、既に、プリンタaにおいて、上位層のプロトコルからSPIを介して下位層のプロトコルであるSBP−2に対して、前述した如く、"Send To Computer A 〜"や"Receive From Computer A 〜"と言うような命令が伝えられていると、ターゲット20’のマネージメント・エージェントME0は、その命令に基づいて、自らを起点として、通信相手であるコンピュータA(即ち、イニシエータ10’)との間でログイン勧誘を伴うコネクションレス・トランザクションを行なう必要があると判断して、処理はステップS308に進む。しかし、この時、まだ、上記したような命令が伝えられていない場合には、マネージメント・エージェントME0は、コネクションレス・トランザクションを行なう必要がないと判断して、処理はステップS318に進む。
【0116】
ステップS308では、マネージメント・エージェントME0は、ステップS304で読み込んだGUIDが、目的のイニシエータ(即ち、上記した命令で伝えられた通信相手)のGUIDであるか否かを判定する。この場合、上記した命令で伝えられた通信相手はコンピュータA、つまり、イニシエータ10’であるので、読み込んだGUIDがイニシエータ10’のGUIDである「10’」であるか否かを判定することになる。判定の結果、読み込んだGUIDが目的のイニシエータのGUIDでない場合には、処理はステップS318に進む。
【0117】
ステップS318では、マネージメント・エージェントME0は、ステップS304で読み込んだGUIDから、仮のログイン要求を受けたイニシエータを特定した上で、そのイニシエータに対して、ステータスをログイン不成立を表す「ログイン・エラー」に設定したステータス・パケットを送出する。そして、その後も、各イニシエータから送られてくる仮ログイン・パケットに対処するために、マネージメント・エージェントME0は、再び、ステップS302以降の処理を行なう。
【0118】
一方、ステップS308における判定の結果、読み込んだGUIDが「10’」であって、目的のイニシエータであるイニシエータ10’のGUIDである場合には、マネージメント・エージェントME0のログイン勧誘部ME0aが、そのイニシエータ10’に対して、ステータスとしてログイン勧誘を表す情報を設定したステータス・パケットを送出する(ステップS310)。なお、このログイン勧誘の対象となる「ログイン」とは、副次的なロジカル・ユニットLUN0に対するログインではなく、本来のサービスを提供する通常のロジカル・ユニットに対するログインである。従って、イニシエータ10’からログインしてもらいたいロジカル・ユニットが、例えば、ロジカル・ユニットLUN1である場合には、マネージメント・エージェントME0のログイン勧誘部ME0aは、ログイン勧誘を表す情報として、ログインの勧誘と、ログイン先のロジカル・ユニットの番号と、をそれぞれ設定することになる。具体的には、ロジカル・ユニットLUN1の番号が「#1」であるとすると、例えば、"Please Login To Me with LUN#1"をステータスとして、ステータス・パケットに含めて送出する。
【0119】
これに対し、イニシエータ10’におけるコントローラ11の仮ログイン部11bは、仮ログイン・パケットを送出した後、ターゲット20’からのステータス・パケットを受け取ると、そのパケットに含まれるステータスを読み込んで、そのステータスがログイン勧誘を表す情報であるかどうかを判定する(ステップS404)。判定の結果、ログイン勧誘を表す情報でなく、ログイン不成立を表す「ログイン・エラー」であった場合には、再度、ターゲット20’のロジカル・ユニットLUN0に対して仮ログイン要求を出すために、コントローラ11の仮ログイン部11bは、再び、ステップS402の処理を行なう。
【0120】
また、判定の結果、ログイン勧誘を表す情報であった場合には、コントローラ11の仮ログイン部11bは、ターゲット20’からログイン勧誘を受けたと判断して、さらに、ログイン勧誘を表す情報からロジカル・ユニットの番号を読み出す。具体的には、上記情報には、ロジカル・ユニットの番号として、「#1」が含まれているので、コントローラ11は、ログインしてもらいたいロジカル・ユニットは、ロジカル・ユニットLUN1であることを認識する。そこで、コントローラ11のログイン部11aは、ターゲット20’のロジカル・ユニットLUN1にログインするために、そのロジカル・ユニットLUN1に対して、本来のログイン・パケットを送出する(ステップS406)。このログイン・パケットには、ロジカル・ユニットLUN1にログインするためのログイン要求と、イニシエータ10’のGUIDと、が含まれている。
【0121】
一方、ターゲット20’では、ロジカル・ユニットLUN0のマネージメント・エージェントME0が、ログイン勧誘を含むステータス・パケットを送出した後、処理はマネージメント・エージェントME0からロジカル・ユニットLUN1のマネージメント・エージェントME1に移り、マネージメント・エージェントME1は、ログイン・パケットを受け取るまで待機している(ステップS312)。そして、マネージメント・エージェントME1は、ログイン・パケットを受け取ると、そのログイン・パケットに含まれるGUIDを読み込み(ステップS314)、その読み込んだGUIDから、ログイン・パケットを送出したイニシエータを特定して、そのイニシエータがログインの勧誘を行なったイニシエータと同じであることを確認する。
【0122】
そして、マネージメント・エージェントME1は、ログイン要求を受けたイニシエータ10’に対して、ステータスをログイン成立を表す「ログイン・サクセスフル」に設定したステータス・パケットを送出して(ステップS316)、ログインが成立した旨の応答を行なう。こうして、マネージメント・エージェントME1が、ステータス・パケットを送出すると、図8に示す処理ルーチンは終了する。
【0123】
一方、イニシエータ10’のコントローラ11は、図9に示すように、ステップS406でログイン・パケットを送出した後、ステータス・パケットを受け取るまで待機している(ステップS408)。そして、コントローラ11は、ターゲット20’のロジカル・ユニットLUN1からのステータス・パケットを受け取ると、そのパケットに含まれるステータスを読み込み、ログイン成立を表す「ログイン・サクセスフル」であることを確認した上で、図9に示す処理ルーチンを終了する。
【0124】
以上の一連の処理によって、ターゲット20’はイニシエータ10’からログインしてもらうことができる。
3−3.第2の実施例の効果
以上説明したように、本実施例においても、ターゲット20’がイニシエータ10’にログインの勧誘を行なって、イニシエータ10’からログインしてもらうことによって、ターゲット20’は、イニシエータ10’に対してデータを送信しまたは受信することができるようになる。従って、コネクションレス・トランザクションにおいても、ターゲット20’を起点としたデータの送受信が可能となり、通信の対称性が保証される。
【0125】
また、本実施例においては、ターゲット20’にログイン勧誘に利用するための副次的なロジカル・ユニットLUN0を設け、各イニシエータがそのロジカル・ユニットLUN0に対して定期的に仮のログイン要求を出し、それらに対して、そのロジカル・ユニットLUN0はそれぞれステータスを返している。そこで、ターゲット20’がログインの勧誘を行なう場合には、ログインしてもらいたいイニシエータ10’に対して上記のステータスを返す際に、そのステータスとして、ログインの勧誘と、ログイン先のロジカル・ユニットLUN1の番号を設定するようにしている。従って、そのステータスがイニシエータ10’に届くことによって、ターゲット20’が、ロジカル・ユニットLUN1に対してログインの勧誘を行なっていることを、イニシエータ10’に簡単且つ確実に認識させることができる。
【0126】
4.第3の実施例
4−1.第3の実施例の構成
図10は本発明の第3の実施例としてのイニシエータ及びターゲットの構成を示すブロック図である。図10において、図1または図7に示した構成要素と同一のものについては、同一の符号を付してある。但し、イニシエータ10’におけるコントローラ11は、図7に示したコントローラ11とは異なり、仮ログイン部11bに代えて、読み出し部11cを備えている。
【0127】
また、図10に示すように、ターゲット20”は、マネージメント・エージェント21と、フェッチ・エージェント22と、を備える他、ターゲット20”がイニシエータに対してログイン勧誘を行なうために利用される専用レジスタ23を備えている。なお、前述したとおり、実際には、ターゲットは、1つ以上のロジカル・ユニットを備えており、そのロジカル・ユニット毎にマネージメント・エージェントとフェッチ・エージェントを備えているが、本実施例では、図1に示した実施例と同様に、説明を簡単にするために、ロジカル・ユニットは省略している。また、その他、ターゲット20”には、上位層のドライバまたはアプリケーションによって構成されるログイン勧誘部24が存在する。
【0128】
4−2.第3の実施例の動作
それでは、本実施例の動作について説明する。なお、本実施例においても、ターゲット20”をプリンタaとし、イニシエータ10’をコンピュータAとし、ターゲット20”であるプリンタaが、フォントのダウンロードというサービスを提供してくれるコンピュータを見つけだすために、イニシエータである各コンピュータに対しコネクションレスな通信を行なうという前提は、図1や図7に示した実施例の場合と同様である。
【0129】
また、本実施例においては、その他の前提として、イニシエータ10’を含む各イニシエータが、それぞれ、一定の時間間隔で、ターゲット20”における専用レジスタ23の内容を読みに行くものとする。
【0130】
図11は図10に示すターゲットにおけるログイン勧誘処理ルーチンの処理手順を示すフローチャートであり、図12は図10に示すイニシエータにおけるログイン勧誘対応処理ルーチンの処理手順を示すフローチャートである。
【0131】
イニシエータ10’のコントローラ11は、図12に示す処理ルーチンを開始すると、まず、コントローラ11の読み出し部11cが、IEEE1394バス30を介してターゲット20”にアクセスし、IEEE1394バストランザクションによって、ターゲット20”における専用レジスタ23の内容を読み込む(ステップS602)。そして、コントローラ11は、読み込んだ内容に自己のGUID(即ち、イニシエータ10’のGUID「10’」)が含まれているか否かを判定する(ステップS604)。判定の結果、自己のGUIDが含まれていない場合には、コントローラ11の読み出し部11cは、一定の時間経過後、再び、ステップS602の処理を行なう。こうして、コントローラ11の読み出し部11cは、専用レジスタ23の内容に自己のGUIDが含まれていることを検出するまで、一定の時間間隔で、専用レジスタ23の内容の読み込みを繰り返し行なう。
【0132】
一方、プリンタaにおいて、上位層のプロトコルからSPIを介して下位層のプロトコルであるSBP−2に対して、前述したような"Send To Computer A 〜"や"Receive From Computer A 〜"と言う命令が伝えられていると、ターゲット20”は、図11に示すように、その命令に基づいて、自らを起点として、通信相手であるコンピュータA(即ち、イニシエータ10’)との間でログイン勧誘を伴うコネクションレス・トランザクションを行なう必要があると判断する(ステップS502)。そして、ターゲット20”において、上位層のドライバまたはアプリケーションであるログイン勧誘部24が、専用レジスタ23に、ログインしてもらいたいイニシエータ10’のGUID(即ち、「10’」)を自律的に書き込むことにより、イニシエータ10’に対してログイン勧誘を行なう(ステップS504)。
【0133】
従って、その後、イニシエータ10’におけるコントローラ11の読み出し部11cが、前述したように、ターゲット20”における専用レジスタ23の内容を読み込むと、そこに自己のGUID(即ち、「10’」)を見い出すので、コントローラ11は、ステップS604の判定で、読み込んだ内容に自己のGUIDが含まれていると判定し、ターゲット20”からログインの勧誘を受けたと判断する。
【0134】
こうして、イニシエータ10’がターゲット20”からログインの勧誘を受けると、その後のイニシエータ10’における動作、即ち、図12に示すS606〜S608の動作は、前述した第1の実施例におけるイニシエータ10の動作、即ち、図5に示したS206〜S208の動作と同じであるので、それらの説明は省略する。また、その後のターゲット20”の動作、即ち、図11に示すS506〜S510の動作も、第1の実施例におけるターゲット20の動作、即ち、図4に示したS106〜S110の動作と同様であるので、それらについての説明も省略する。
【0135】
4−3.第3の実施例の効果
以上説明したように、本実施例においても、図1または図7に示した実施例と同様に、ターゲット20”がイニシエータ10’にログインの勧誘を行なって、イニシエータ10’からログインしてもらうことによって、ターゲット20”は、イニシエータ10’に対してデータを送信しまたは受信することができるようになる。従って、コネクションレス・トランザクションにおいても、ターゲット20’を起点としたデータの送受信が可能となり、通信の対称性が保証される。
【0136】
また、本実施例においては、ターゲット20”にログイン勧誘に利用するための専用レジスタ23を設け、各イニシエータがその専用レジスタ23の内容を定期的に読み込んでいる。そこで、ターゲット20”がログインの勧誘を行なう場合には、その専用レジスタ23に、ログインしてもらいたいイニシエータ10’のGUIDを書き込むようにしている。従って、その後、イニシエータ10’がその専用レジスタ23の内容を読み込むことにより、ターゲット20”がログインの勧誘を行なっていることを、イニシエータ10’に簡単且つ確実に認識させることができる。
【0137】
5.他の態様
なお、本発明は上記した実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様にて実施することが可能である。
【0138】
上記した第1の実施例においては、ターゲット20は、イニシエータ10のログイン勧誘レジスタ13に、自らのGUIDを書き込むことによって、ログインの勧誘を行なっていたが、ログイン勧誘レジスタ13の最下位の1ビットを利用して、"Send To"を指定したログイン勧誘であるか、"Receive From"を指定したログイン勧誘であるか、をイニシエータ10に知らせるようにしても良い。即ち、ターゲット20が、ログイン勧誘レジスタ13の最下位の1ビットをセットすると、イニシエータ10は、それを"Send To"を指定したログイン勧誘であると判断して、ノーマルORB15を入力モードにするようにする。また、ターゲット20が、ログイン勧誘レジスタ13の最下位の1ビットをクリアすると、イニシエータ10は、それを"Receive From"を指定したログイン勧誘であると判断して、ノーマルORB15を出力モードにするようにする。こうすることによって、イニシエータ10は、適宜、ノーマルORB15のモードを切り換えて、効率的にデータの伝送を行なうことができる。
【0139】
上記した第1または第3の実施例では、説明を簡単にするためにロジカル・ユニットを省略していたが、これら実施例においても、ロジカル・ユニットを考慮し、ログイン勧誘を行なう際に、イニシエータにログインしてもらいたいロジカル・ユニットを特定したい場合には、次のようにして特定することができる。即ち、第1の実施例の場合には、ターゲット20がイニシエータ10のログイン勧誘レジスタ13に、自己のGUIDを書き込む際に、ログイン先のロジカル・ユニットの番号も併せて書き込むようにし、また、第3の実施例の場合には、ターゲット20”が自己の専用レジスタ23に、ログインしてもらいたいイニシエータのGUIDを書き込む際に、ログイン先のロジカル・ユニットの番号も併せて書き込むようにするのである。
【0140】
上記した実施例においては、図2に示すように、IEEE1394バス30に接続されているイニシエータは5つであり、ターゲットは1つであったが、本発明はこれらの数に限定されるものではない。従って、例えば、ターゲットが2つ以上あっても構わず、各ターゲットにおいて上記したような処理が行なわれれば良い。
【0141】
また、上記した実施例においては、イニシエータはコンピュータ、ターゲットはプリンタとしたが、本発明はこれに何ら限定されるものではない。例えば、イニシエータをコンピュータ以外に、例えば、スキャナやその他デバイスとしても良い。また、ターゲットもプリンタ以外のデバイスとしても良い。或いは、ターゲットをいわゆるインターフェイス切り換え器とし、ターゲットにIEEE1394バスから既存のインターフェイスへの切り換えという役割だけを持たせ、その先にスキャナやプリンタをつなげるようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としてのイニシエータ及びターゲットの構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示すイニシエータ及びターゲットを備える装置間通信システムを示すブロック図である。
【図3】図1に示すイニシエータを構成するコンピュータとターゲットを構成するプリンタのハードウェア構成の概要を示すブロック図である。
【図4】図1に示すターゲットにおけるログイン勧誘処理ルーチンの処理手順を示すフローチャートである。
【図5】図1に示すイニシエータにおけるログイン勧誘対応処理ルーチンの処理手順を示すフローチャートである。
【図6】図1に示すイニシエータとターゲットとの間で行なわれるログイン勧誘を伴うコネクションレス・トランザクションを示すタイミングチャートである。
【図7】本発明の第2の実施例としてのイニシエータ及びターゲットの構成を示すブロック図である。
【図8】図7に示すターゲットにおけるログイン勧誘処理ルーチンの処理手順を示すフローチャートである。
【図9】図7に示すイニシエータにおけるログイン勧誘対応処理ルーチンの処理手順を示すフローチャートである。
【図10】本発明の第3の実施例としてのイニシエータ及びターゲットの構成を示すブロック図である。
【図11】図10に示すターゲットにおけるログイン勧誘処理ルーチンの処理手順を示すフローチャートである。
【図12】図10に示すイニシエータにおけるログイン勧誘対応処理ルーチンの処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10,10’…イニシエータ
11…コントローラ
11a…ログイン部
11b…仮ログイン部
11c…読み出し部
12…共有メモリ
13…ログイン勧誘レジスタ
14…マネージメントORB
15…ノーマルORB
20,20’,20”…ターゲット
21…マネージメント・エージェント
21a…ログイン勧誘部
22…フェッチ・エージェント
23…専用レジスタ
24…ログイン勧誘部
40〜70…イニシエータ
100…コンピュータ
102…CPU
104…メモリ
106…I/O部
108…ハードディスク装置
110…CD−ROMドライブ装置
111…CD−ROM
112…キーボード
114…マウス
116…モニタ
200…プリンタ
202…CPU
204…メモリ
206…I/O部
208…プリンタ機構部
210…入力バッファ
FE0,FE1…フェッチ・エージェント
ME0,ME1…マネージメント・エージェント
ME0a…ログイン勧誘部
LUN0,LUN1…ロジカル・ユニット

Claims (10)

  1. 或る特定装置に所定の通信路を介してログインし得るログイン装置であって、
    前記特定装置からログインの勧誘を受けた場合に、前記特定装置に対してログインを行なうログイン手段と、
    ログイン勧誘レジスタと、
    を備え、
    前記ログイン手段は、前記ログイン勧誘レジスタに、前記特定装置によって所定の情報が書き込まれた場合に、前記特定装置からログインの勧誘を受けたと判断すると共に、
    前記ログイン勧誘レジスタの所定のビットを利用して、"Send To"を指定したログイン勧誘であるか、"Receive From"を指定したログイン勧誘であるか、を判断することを特徴とするログイン装置。
  2. 請求項1に記載のログイン装置において、
    前記所定の情報は、前記特定装置の識別符号を含むことを特徴とするログイン装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のログイン装置において、
    前記通信路はIEEE1394バスから成ると共に、
    前記特定装置との通信はSBP−2プロトコルで行なうことを特徴とするログイン装置。
  4. 或る特定装置から所定の通信路を介してログインされ得る被ログイン装置であって、
    前記特定装置からログインされることを希望する場合に、前記特定装置に対してログインの勧誘を行なうログイン勧誘手段を備え、
    前記ログイン勧誘手段は、前記特定装置の備える特定レジスタに、所定の情報を書き込むことによって、ログインの勧誘を行なうと共に、
    前記特定レジスタの所定のビットを利用して、"Send To"を指定したログイン勧誘であるか、"Receive From"を指定したログイン勧誘であるか、を前記特定装置に知らせることを特徴とする被ログイン装置。
  5. 請求項4に記載の被ログイン装置において、
    前記所定の情報は、前記被ログイン装置の識別符号を含むことを特徴とする被ログイン装置。
  6. 請求項4または請求項5に記載の被ログイン装置において、
    前記通信路はIEEE1394バスから成ると共に、
    前記特定装置との通信はSBP−2プロトコルで行なうことを特徴とする被ログイン装置。
  7. ログイン装置から所定の通信路を介して被ログイン装置にログインし得る装置間通信システムであって、
    前記ログイン装置として、請求項1に記載のログイン装置を用い、前記被ログイン装置として、請求項4に記載のログイン装置を用いることを特徴とする装置間通信システム。
  8. ログイン装置から所定の通信路を介して被ログイン装置にログインするためのログイン制御方法であって、
    (a)前記被ログイン装置が、前記ログイン装置からのログインを希望する場合に、前記ログイン装置の備えるログイン勧誘レジスタに、所定の情報を書き込むことによって、前記ログイン装置に対してログインの勧誘を行なうと共に、前記ログイン勧誘レジスタの所定のビットを利用して、"Send To"を指定したログイン勧誘であるか、"Receive From"を指定したログイン勧誘であるか、を前記ログイン装置に知らせる工程と、
    (b)前記ログイン勧誘レジスタに、前記被ログイン装置によって前記所定の情報が書き込まれた場合に、前記ログイン装置が前記被ログイン装置からログインの勧誘を受けたと判断すると共に、前記ログイン勧誘レジスタの所定のビットを利用して、"Send To"を指定したログイン勧誘であるか、"Receive From"を指定したログイン勧誘であるか、を判断する工程と、
    (c)前記ログイン装置が、前記被ログイン装置からログインの勧誘を受けたと判断した場合に、前記被ログイン装置に対してログインを行なう工程と、
    を備えるログイン制御方法。
  9. 或る特定装置に所定の通信路を介してログインし得るコンピュータにログイン処理を行なわせるためのコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    前記コンピュータの備えるログイン勧誘レジスタに、前記特定装置によって所定の情報が書き込まれた場合に、前記特定装置からログインの勧誘を受けたと判断すると共に、前記ログイン勧誘レジスタの所定のビットを利用して、"Send To"を指定したログイン勧誘であるか、"Receive From"を指定したログイン勧誘であるか、を判断し、前記特定装置に対してログインを行なう機能を前記コンピュータに実現させるためのコンピュータプログラムを記録した記録媒体。
  10. 或る特定装置から所定の通信路を介してログインされ得るコンピュータに被ログイン処理を行なわせるためのコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    前記特定装置からのログインを希望する場合に、前記特定装置の備える特定レジスタに、所定の情報を書き込むことによって、前記特定装置に対してログインの勧誘を行なうと共に、前記特定レジスタの所定のビットを利用して、"Send To"を指定したログイン勧誘であるか、"Receive From"を指定したログイン勧誘であるか、を前記特定装置に知らせる機能を前記コンピュータに実現させるためのコンピュータプログラムを記録した記録媒体。
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