JP3795814B2 - 赤外線を用いたデジタルコンテンツ転送制御方法,通信装置,そのプログラムおよびそのプログラムの記録媒体 - Google Patents
赤外線を用いたデジタルコンテンツ転送制御方法,通信装置,そのプログラムおよびそのプログラムの記録媒体 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は,インタネット等のネットワーク上にあるデジタルコンテンツを配送し,個人用携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assistance )や音楽プレーヤ等へ高速にダウンロードするコンテンツ配送システムに関し,特に,街頭端末等の公共性の高い場所で,特定のユーザが短時間かつ非接触でコンテンツを取得するような場合に適した赤外線を用いたデジタルコンテンツ転送制御方法,通信装置,そのプログラムおよびそのプログラムの記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
街頭等の公共性の高い場所でのコンテンツ配信を実現するためには,容易かつ短時間でコンテンツを配信することが要求される。また,このようなコンテンツ配信は,無人サービスになる可能性も高く,長期間にわたる無メンテナンスが要求されるため,経年変化や劣化による故障だけでなく,いたずら等の故意による故障原因をもできる限り排除することが要求される。
【0003】
従来,コンテンツ配送のための端末装置では,PDAや音楽プレーヤなどのモバイル装置へコンテンツをダウンロードしたり,これらのモバイル装置からパーソナルコンピュータ(PC)やネットワーク上のサーバへコンテンツをアップロードしたりするために,ミニディスク(MD)等の記憶メディアを仲介して受け渡す方式がとられていた。これらの記憶メディアによる方式では,メディア用のスロットを用意しなければならず,ガムを詰めるなどのいたずらによる不具合が避けられなかった。また,記録速度の速いものは接触型にならざるを得ず,接点の劣化の問題があった。
【0004】
これらの問題を避けるためにワイヤレス通信を用いる方式がある。ワイヤレス通信を用いる方式としては,1〜10GHzの電磁波を用いる方法と赤外線を用いる方法がある。
【0005】
コンテンツのダウンロードなどの配信では,ある特定のユーザ(料金を支払うなどした結果,接続が許されたユーザ等)が持つ端末のみが受け取ることができるようにする必要があるが,1〜10GHzの電磁波を用いる方法では,電磁波の持つ無指向性により,送信側装置と受信側装置との間で1対1の関係を確立することが困難である。赤外線では,光の直進性から送信側装置と受信側装置との間で1対1の関係を確立することが容易であることから,赤外線方式は,コンテンツ配信に適した方式と考えられる。
【0006】
ただし,従来の赤外線通信プロトコルでは,制御データとコンテンツそのものが同一チャネル内に混在し,その区別を行うためのオーバヘッドとしてヘッダ情報を設けざるを得なかった。また,PCやPC周辺機器間との確実なデータ転送を重視したため,冗長なデータ分割,再構築制御を行っており,このためスループットが低かった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記で示したように,公共の場所で高速なコンテンツダウンロード/アップロードを行うためには,赤外線通信を用いる方式が望ましいが,従来のプロトコルでは,制御データとコンテンツそのものが混在し,その区別を行うためのオーバヘッドは避けられなかった。また,PCやPC周辺機器間との確実なデータ転送を重視することにより,冗長なデータ分割,再構築制御を行っていたため,スループットが低かった。これらの冗長性は,同一のチャネル上で転送制御情報のやり取りとコンテンツの転送を実行していたため発生していたものである。これは,従来の赤外線通信手順が,名刺等の比較的規模の小さいコンテンツをやり取りするために設計されていたため,複数チャネルを利用する必要性が考慮されていなかったためであると考えられる。
【0008】
本発明は,以上の点に鑑み,複数チャネルを使用することによって,従来のコンテンツ配信におけるパケット分割や再構成処理などの冗長性を排除し,スループットの向上を図ることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために,本発明では,赤外線通信によるコンテンツの配信に,
・複数のチャネルを利用する,
・複数のチャネルのうち1チャネルを制御用チャネルとし,このチャネル上では制御情報のみを交換する,
・コンテンツ転送のために,制御チャネルとは別チャネルを,転送するコンテンツごとに動的に確保してコンテンツ配信の準備を行う,
・確保した別のチャネルをコンテンツ配信専用の転送チャネルとし,一つの転送チャネルを一つだけのコンテンツの転送に占有させる,
・転送チャネルでは,コンテンツ間の区切りを示す情報を送信しない,
ことを特徴とする赤外線通信手順を用いる。
【0010】
複数チャネルを用いて,制御用チャネルとコンテンツ配信専用チャネルとして占有させることで,制御情報とコンテンツそのものを区別するための情報構造を設ける必要性を排除する。また,コンテンツごとに1つのチャネルを占有させることによって,複数のコンテンツを送信する場合であっても区切りを設ける必要がなくなるので,純粋にコンテンツのみの伝送となり,下位プロトコルが持つオーバヘッドのみとなり,冗長性が排除できる。
【0011】
また,赤外線通信は半二重で通信が行われるが,コンテンツ転送中は中断等がない限り一方向の通信しか存在し得ないので,余分な方向切り替え待ちによるオーバヘッドも削減できる。
【0012】
また,コンテンツの配信にチャネルを占有させることによって,動作そのものが単純になるので,DMA(Direct Memory Access)等を用いたハードウェアによる転送制御も容易に実現することができ,さらに高速化を図ることも可能になる。
【0013】
この方式は,通信方向にかかわらず使用できるため,コンテンツのダウンロードだけでなく,アップロードにも使用できる。また,コンテンツの区切りがないため,コンテンツ配信用チャネルを閉じない限りは,ストリーミング用チャネルとしても使用できる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下,本発明の実施の形態について,図面を参照して説明する。図1は,本発明のシステムの原理構成図である。
【0015】
図1において,1A,1Bは赤外線を用いて通信を行う赤外線通信装置,2は赤外線通信のための制御チャネル,3は赤外線通信によってコンテンツを送受信するための転送チャネル,4A,4Bは制御チャネルを用いて制御情報を送受信する通信制御部,5A,5Bは転送チャネルを用いてコンテンツを送受信するコンテンツ送受信部,6A,6Bは送受信されるデジタル化されたコンテンツを表す。
【0016】
赤外線通信装置(A)1Aから赤外線通信装置(B)1Bへコンテンツを配信する場合を例にして,本発明の原理を説明する。制御チャネル2は,あらかじめ確保されており,新たに確保する必要はなく,相手となる赤外線通信装置1A,1Bが発見され,通信が可能となった時点で使用することができる。
【0017】
IrDA(Infrared data Association ;赤外線通信に関わる標準化団体)規格では,このようなチャネルを通信手順ごとに通信手順の中に登録情報として登録しておくことができるので,登録情報内に事前登録されたチャンネルを使用して制御を開始することになる。
【0018】
転送チャネル3は,コンテンツごとに用意される。複数の転送チャネルを確保する手段については,既にIrDA規格上で提供されているが,確保可能なチャネル数については,インプリメントに依存する。
【0019】
転送チャネル3の確保や開放は,制御チャネル2上で制御情報を交換することで実施される。片方の赤外線通信装置(例えば赤外線通信装置1A)から要求メッセージを制御情報として送信し,受信側の赤外線通信装置(例えば赤外線通信装置1B)で処理を行ったのちに,結果通知メッセージを制御情報として返信する。
【0020】
また,図2は,図1に示すシステムの原理シーケンス図である。図2(a)では,赤外線通信装置1Aからの指示で,赤外線通信装置1Aから赤外線通信装置1Bへコンテンツを転送する場合を示している。図2(b)では,赤外線通信装置1Aからの指示で,赤外線通信装置1Bから赤外線通信装置1Aへコンテンツを転送する場合を示している。
【0021】
図1に示すシステムの動作を,図2(a)に従って説明する。図2(b)は,転送方向と完了通知の発行元が異なる以外,図2(a)の例と動作シーケンスについて差はない。
【0022】
まず,IrDAで規定された発見手順に従い,互いの存在を発見するとともに,相手の能力交換を行う。この際,本発明の手順がサポートされているかどうかを相互に知ることができる。また,登録情報により制御チャネル2としてどのチャネルを使用するかを確認する。
【0023】
次に,制御チャネル2を使用して,本発明の手順に従うコンテンツ配信を開始することを相互に確認しあうため,接続処理を行う。接続処理が終了した後,転送チャネル3を確保することが可能となる。
【0024】
次に,赤外線通信装置1Aから転送準備をはじめるよう赤外線通信装置1Bへ配信準備要求をする。この際,転送方向が指示される。図2(a)では,赤外線通信装置1Aから赤外線通信装置1Bへの転送となる。赤外線通信装置1Bで転送準備が完了すると,赤外線通信装置1Bから赤外線通信装置1Aへ配信準備完了の制御情報が通知される。このやり取りの中で,どのチャネルを転送チャネル3として使用するかを決定する。転送チャネルの決定方法については,データ受信側が一方的に指定する方法と利用可能な候補の中からデータ送信側が選択する方法が考えられる。以下の実施の形態では,受信側が一方的に指定する方法を用いた例で説明する。
【0025】
赤外線通信装置1Aは,ネゴシエーション結果に基づいた転送チャネル3を用いて,赤外線通信装置1Bへコンテンツの転送を開始する。転送が終了した時点で,制御チャネル2を用いて,配信終了がコンテンツ送信側から送信される。
【0026】
すべての転送が終了した時点で,図3(a)に示すように,制御チャネル2を用いて切断の制御情報を送受信し,論理的に切断処理を行うことにより接続の開放を行うことができる。ただし,図3(b)に示すように,いずれか片方の赤外線通信装置1A,1Bを取り外すことで,物理的に切断することができるので,特に切断処理を行わなくてもよい。
【0027】
〔実施の形態1〕
図4に,実施の形態1の構成例と動作シーケンスを示す。実施の形態1は,コンテンツサーバ11上でユーザがコンテンツ12の選択操作をして,コンテンツサーバ11からの要求に基づき,コンテンツサーバ11からPDA等のモバイル端末10へダウンロードする場合の例である。
【0028】
通信相手の発見は,実際に接続処理されるまでの間の任意の時点で行われていればよい。ここでは,あらかじめモバイル端末10とコンテンツサーバ11が互いに通信相手の発見が完了しているものとして説明する。
【0029】
あらかじめ,モバイル端末10を接続持ち状態にしておく。ユーザは,コンテンツサーバ11上でダウンロードするコンテンツ12を選択する。まず,1個のコンテンツを選択した場合について説明する。
【0030】
次に接続処理を実施し,高速転送が可能な状態にする。引き続き,コンテンツサーバ11からモバイル端末10に対し,コンテンツダウンロード開始準備を要求する。コンテンツ受信側では,コンテンツ名やコンテンツサイズ等のコンテンツに関する情報が,コンテンツの再生や保管のために必要である。コンテンツダウンロード開始準備を要求する際,これらのコンテンツに関する情報を,配信準備要求の制御情報で通知する。
【0031】
モバイル端末10は,準備が完了した時点で使用する転送チャネル3を指定して配信準備完了を通知する。コンテンツサーバ11は,指定された転送チャネル3を用いて転送を開始する。転送が完了した時点で,配信終了をモバイル端末10へ通知して,転送を完了する。
【0032】
複数のコンテンツを転送する場合には,以上のコンテンツダウンロード開始準備要求(配信準備要求)から配信終了までを繰り返す。
【0033】
〔実施の形態2〕
図5に,実施の形態2の構成例と動作シーケンスを示す。実施の形態2は,モバイル端末20上でユーザがあらかじめ取得したコンテンツリスト22からコンテンツの選択操作をして,選択したコンテンツの配信を要求し,コンテンツサーバ21は,モバイル端末20からの要求に基づき,コンテンツサーバ21からモバイル端末20へ指定されたコンテンツ23をダウンロードする場合の例である。
【0034】
通信相手の発見は,実際に接続処理されるまでの間の任意の時点で行われていればよい。ここでは,あらかじめモバイル端末20とコンテンツサーバ21が互いに通信相手の発見が完了しているものとして説明する。
【0035】
あらかじめ,コンテンツサーバ21を接続持ち状態にしておく。モバイル端末20は,インタネット等を利用するなどしてコンテンツ一覧(ダウンロード可能なコンテンツの名称やサイズの一覧)のコンテンツリスト22を保持している。ユーザはモバイル端末20上でダウンロードするコンテンツを選択する。まず,1個のコンテンツを選択した場合について説明する。
【0036】
次に接続処理を実施し,高速転送が可能な状態にする。引き続き,モバイル端末20からコンテンツサーバ21に対し,使用する転送チャネル3を指定して,コンテンツダウンロード開始準備を要求する。その際,コンテンツ指定のため,コンテンツ名等のコンテンツを指定するための情報を通知する。
【0037】
コンテンツサーバ21は,準備が完了した時点で配信準備完了を通知する。その後,コンテンツサーバ21は指定された転送チャネル3を用いて転送を開始する。転送が完了した時点で,配信終了をモバイル端末20へ通知して,転送を完了する。
【0038】
複数のコンテンツを転送する場合には,以上のコンテンツダウンロード開始準備(配信準備要求)から配信終了までを繰り返す。
【0039】
〔実施の形態3〕
図6に,実施の形態3の構成例と動作シーケンスを示す。実施の形態3は,モバイル端末30からコンテンツサーバ31へコンテンツをアップロードする場合の例である。
【0040】
通信相手の発見は,接続処理されるまでの間の任意の時点で行われていればよい。ここでは,あらかじめモバイル端末30とコンテンツサーバ31が互いに通信相手の発見が完了しているものとして説明する。
【0041】
あらかじめ,コンテンツサーバ31を接続待ち状態にしておく。最初にユーザはモバイル端末30上でアップロードするコンテンツ32を選択する。まず,1個のコンテンツを選択した場合について説明する。
【0042】
次に接続処理を実施し,高速転送が可能な状態にする。引き続き,モバイル端末30からコンテンツサーバ31に対し,コンテンツアップロード開始準備の配信準備要求をする。コンテンツ受信側では,コンテンツの名称やサイズ等のコンテンツにかかわる情報を再生や保管のために必要である。コンテンツアップロード開始準備を要求する際に,これらのコンテンツに関する情報を通知する。
【0043】
コンテンツサーバ31は,準備が完了した時点で使用する転送チャネル3を指定して配信準備完了を通知する。モバイル端末30は,指定された転送チャネル3を用いて転送を開始する。転送が完了した時点で,配信終了をコンテンツサーバ31へ通知して,転送を完了する。
【0044】
複数のコンテンツを転送する場合には,以上のコンテンツアップロード開始準備(配信準備要求)から配信終了までを繰り返す。
【0045】
〔実施の形態4〕
図7に,実施の形態4の構成例と動作シーケンスを示す。実施の形態4は,コンテンツストリーミングサーバ41上でユーザがコンテンツ42の選択操作をして,コンテンツストリーミングサーバ41からの要求に基づき,コンテンツストリーミングサーバ41からモバイル端末40へのコンテンツストリーミングを行う場合の例である。
【0046】
通信相手の発見は,実際にストリーミングが開始されるまでの間の任意の時点で行われていればよい。ここでは,あらかじめモバイル端末40とコンテンツストリーミングサーバ41が互いに通信相手の発見が完了しているものとして説明する。
【0047】
あらかじめ,モバイル端末40を接続待ち状態にしておく。まず,コンテンツストリーミングサーバ41上でコンテンツ42を選択する。コンテンツの選択については,ビデオオンデマンドのようにユーザに個別のコンテンツを選択させる場合とテレビ番組を選択するように,あらかじめ番組がスケジューリングされたチャンネルを選択する場合が考えられる。
【0048】
次に接続処理を実施し,高速転送が可能な状態にする。引き続き,コンテンツストリーミングサーバ41からモバイル端末40に対し,コンテンツストリーミング開始準備を要求する配信準備要求を送る。その際,コンテンツを指定するための情報として,コンテンツ名等を通知する。
【0049】
モバイル端末40は,準備が完了した時点で使用する転送チャネル3を指定して配信準備完了を通知する。コンテンツストリーミングサーバ41は,指定された転送チャネル3を用いてコンテンツストリーミングを開始する。モバイル端末40は,コンテンツを受信しつつ必要な復号処理を行って,ディスプレイやスピーカなどのコンテンツ再生部43で再生を行う。
【0050】
〔実施の形態5〕
図8に,実施の形態5の構成例と動作シーケンスを示す。実施の形態5は,モバイル端末50上でユーザがコンテンツの選択操作をして,モバイル端末50からの要求に基づき,コンテンツストリーミングサーバ51からモバイル端末50へのコンテンツストリーミングを行う場合の例である。
【0051】
通信相手の発見は,実際にストリーミングが開始されるまでの間の任意の時点で行われていればよい。ここでは,あらかじめモバイル端末50とコンテンツストリーミングサーバ51が互いに発見が完了しているものとして説明する。
【0052】
あらかじめ,コンテンツストリーミングサーバ51を接続待ち状態にしておく。まず,モバイル端末50上でインタネット等を用いて事前に取得したコンテンツリスト52の中からコンテンツを選択する,コンテンツの選択については,ビデオオンデマンドのようにユーザに個別のコンテンツを選択させる場合と,テレビ番組を選択するようにあらかじめ番組がスケジューリングされたチャンネルを選択する場合が考えられる。
【0053】
次に接続処理を実施し,高速転送が可能な状態にする。引き続き,モバイル端末50からコンテンツストリーミングサーバ51に対し,使用する転送チャネル3を指定してコンテンツストリーミング開始準備を要求する配信準備要求を送る。その際,コンテンツ53を指定するため情報として,コンテンツ名等を通知する。コンテンツストリーミングサーバ51は,準備が完了した時点で配信準備完了を通知する。コンテンツストリーミングサーバ51は,指定された転送チャネル3を用いてコンテンツストリーミングを開始する。モバイル端末50は,コンテンツを受信しつつ必要な復号処理を行って,ディスプレイやスピーカなどのコンテンツ再生部54で再生を行う。
【0054】
以上の各実施の形態におけるコンテンツの配信処理についての処理フローチャートを用いた説明は省略するが,以上のシーケンスの説明から,上記配信処理は,モバイル端末やコンテンツサーバ,コンテンツストリーミングサーバが内蔵するコンピュータと,そのコンピュータを動作させるソフトウェアプログラムとによって実現することができることは明らかである。そのプログラムは,コンピュータが読み取り可能な可搬媒体メモリ,半導体メモリ,ハードディスク等の適当な記録媒体に格納して,そこから読み出すことによりコンピュータに実行させることができる。また,そのプログラムは通信回線を経由して他のコンピュータからダウンロードすることができ,それをインストールして実行させることもできる。
【0055】
【実施例】
以下,具体的な本発明の実施例について説明する。
【0056】
図9は,制御チャネルを使って送信される制御情報のコマンドメッセージ構造を示している。制御情報としてのコマンドメッセージは,図9に示すように,(a) プリミティブ識別,(b) サービス識別,(c) パラメータ長,(d) パラメータの情報からなる。
【0057】
プリミティブ識別として,
「要求」(_REQと表記)と,
「応答」(_RESと表記)と,
「通知」(_INDと表記)とがある。
【0058】
「応答」は,さらに
「受理応答」(_RECEIPT_RESと表記)と
「結果応答」(_COMPLET_RESと表記)とに分かれる。
【0059】
後述するコンテンツ送信(PUT)やコンテンツ受信(GET)の要求では,要求に対する処理時間がかかり,すぐに結果を返せないので,コマンド受付を「受理応答」で返し,結果を「結果応答」で返す。
【0060】
サービス識別として,
「接続」(CONNと表記)と,
「切断」(DISCと表記)と,
「コンテンツ送信」(PUTと表記)と,
「コンテンツ受信」(GETと表記)と,
「ストリーム送信」(SSNDと表記)と,
「ストリーム受信」(SRCVと表記)とがある。
【0061】
接続要求(CONN_REQ),接続応答(CONN_RES)のパラメータとしては,帯域指定等を表すQoS情報(QoS_INFOと表記)があり,
コンテンツ送信要求(PUT_REQ),コンテンツ受信要求(GET_REQ),ストリーム送信要求(SSND_REQ),ストリーム受信要求(SRCV_REQ)のパラメータとしては,コンテンツ名やコンテンツサイズ等を表すコンテンツ情報(CNT_INFO)があり,
コンテンツ送信受理応答(PUT_RECEIPT_RES),コンテンツ受信要求(GET_REQ),ストリーム送信要求(SSND_REQ),ストリーム受信応答(SRCV_RES)のパラメータとしては,チャネルID指定(CH_IDと表記)がある。
【0062】
図10〜図15に従って,サーバ(コンテンツサーバ,コンテンツストリーミングサーバ)とモバイル端末間の制御チャネルと転送チャネルとを使用したコンテンツの転送シーケンスの具体例を説明する。
【0063】
接続では,CONN_REQのコマンドを送信し,CONN_RESのコマンドを受信する。配信準備要求では,配信方法に応じてPUT_REQ,GET_REQ,SSND_REQ,SRCV_REQのコマンドを送信する。これに対する配信準備完了では,PUT_RECEIPT_RES,GET_RECEIPT_RES,SSND_RES,SRCV_RESのコマンドを返信する。配信終了は,PUT_COMPLETE_IND,GET_COMPLETE_RESのコマンドにより通知する。
【0064】
図10は,サーバから起動した場合のコンテンツダウンロードの転送シーケンスを示している。事前に登録された制御チャネルを用いて,サーバからパラメータとして帯域等を指定した接続要求(CONN_REQ(QoS_INFO))をモバイル端末へ送り,モバイル端末では,パラメータとして帯域等を指定した接続応答(CONN_RES(QoS_INFO))をサーバへ返す。
【0065】
次にサーバは,パラメータとしてコンテンツ情報を指定したコンテンツ送信のための配信準備要求(PUT_REQ(CNT_INFO))をモバイル端末へ送り,モバイル端末からはサーバへ,転送チャネルのIDを指定した配信準備完了のコマンド(PUT_RECEIPT_RES(CH_ID))を返す。
【0066】
以後,CH_IDで指定された転送チャネルを用いてサーバからモバイル端末へのコンテンツの転送が行われる。転送が完了すると,サーバからモバイル端末へ配信終了のコマンド(PUT_COMPLETE_IND)を送り,切断要求(DISC_REQ)と切断応答(DISC_RES)のコマンドにより,接続が解除される。
【0067】
図11は,モバイル端末から起動した場合のコンテンツダウンロードの転送シーケンスを示している。事前に登録された制御チャネルを用いて,モバイル端末からパラメータとして帯域等を指定した接続要求(CONN_REQ(QoS_INFO))をサーバへ送り,サーバでは,パラメータとして帯域等を指定した接続応答(CONN_RES(QoS_INFO))をモバイル端末へ返す。
【0068】
次にモバイル端末は,パラメータとしてコンテンツ情報と転送チャネルのIDを指定したコンテンツ受信のための配信準備要求(GET_REQ(CNT_INFO,CH_ID))をサーバへ送り,サーバからはモバイル端末へ,配信準備完了のコマンド(GET_RECEIPT_RES)を返す。
【0069】
以後,CH_IDで指定された転送チャネルを用いてサーバからモバイル端末へのコンテンツの転送が行われる。転送が完了すると,サーバからモバイル端末へ配信終了のコマンド(GET_COMPLETE_RES)を送り,切断要求(DISC_REQ)と切断応答(DISC_RES)のコマンドにより,接続が解除される。
【0070】
図12は,モバイル端末から起動した場合のコンテンツアップロードの転送シーケンスを示している。事前に登録された制御チャネルを用いて,モバイル端末からパラメータとして帯域等を指定した接続要求(CONN_REQ(QoS_INFO))をサーバへ送り,サーバでは,パラメータとして帯域等を指定した接続応答(CONN_RES(QoS_INFO))をモバイル端末へ返す。
【0071】
次にモバイル端末は,パラメータとしてコンテンツ情報を指定したコンテンツ送信のための配信準備要求(PUT_REQ(CNT_INFO))をサーバへ送り,サーバからはモバイル端末へ,転送チャネルのIDを指定した配信準備完了のコマンド(PUT_RECEIPT_RES(CH_ID))を返す。
【0072】
以後,CH_IDで指定された転送チャネルを用いてモバイル端末からサーバへのコンテンツの転送が行われる。転送が完了すると,モバイル端末からサーバへ配信終了のコマンド(PUT_COMPLETE_IND)を送り,切断要求(DISC_REQ)と切断応答(DISC_RES)のコマンドにより,接続が解除される。
【0073】
図13は,サーバから起動した場合のコンテンツアップロードの転送シーケンスを示している。事前に登録された制御チャネルを用いて,サーバからパラメータとして帯域等を指定した接続要求(CONN_REQ(QoS_INFO))をモバイル端末へ送り,モバイル端末では,パラメータとして帯域等を指定した接続応答(CONN_RES(QoS_INFO))をサーバへ返す。
【0074】
次にサーバは,パラメータとしてコンテンツ情報と転送チャネルのIDを指定したコンテンツ受信のための配信準備要求(GET_REQ(CNT_INFO,CH_ID))をモバイル端末へ送り,モバイル端末からはサーバへ,配信準備完了のコマンド(GET_RECEIPT_RES)を返す。
【0075】
以後,CH_IDで指定された転送チャネルを用いてモバイル端末からサーバへのコンテンツの転送が行われる。転送が完了すると,モバイル端末からサーバへ配信終了のコマンド(GET_COMPLETE_RES)を送り,切断要求(DISC_REQ)と切断応答(DISC_RES)のコマンドにより,接続が解除される。
【0076】
図14は,モバイル端末から起動した場合のストリーミングの転送シーケンスを示している。事前に登録された制御チャネルを用いて,モバイル端末からパラメータとして帯域等を指定した接続要求(CONN_REQ(QoS_INFO))をサーバへ送り,サーバでは,パラメータとして帯域等を指定した接続応答(CONN_RES(QoS_INFO))をモバイル端末へ返す。
【0077】
次にモバイル端末は,パラメータとしてコンテンツ情報と転送チャネルのIDを指定したストリーム送信のための配信準備要求(SSND_REQ(CNT_INFO,CH_ID))をサーバへ送り,サーバからはモバイル端末へ,配信準備完了のコマンド(SSND_RES)を返す。
【0078】
以後,CH_IDで指定された転送チャネルを用いてサーバからモバイル端末へのコンテンツストリームの転送が行われる。例えばモバイル端末をサーバから取り外すことにより,モバイル端末とサーバとは物理的に切断され,その時点で転送が終了する。
【0079】
図15は,サーバから起動した場合のストリーミングの転送シーケンスを示している。事前に登録された制御チャネルを用いて,サーバからパラメータとして帯域等を指定した接続要求(CONN_REQ(QoS_INFO))をモバイル端末へ送り,モバイル端末では,パラメータとして帯域等を指定した接続応答(CONN_RES(QoS_INFO))をサーバへ返す。
【0080】
次にサーバは,パラメータとしてコンテンツ情報を指定したストリーム受信のための配信準備要求(SRCV_REQ(CNT_INFO))をサーバへ送り,サーバからはモバイル端末へ,転送チャネルのIDを指定した配信準備完了のコマンド(SSND_RES(CH_ID))を返す。
【0081】
以後,CH_IDで指定された転送チャネルを用いてサーバからモバイル端末へのコンテンツストリームの転送が行われる。例えばモバイル端末をサーバから取り外すことにより,モバイル端末とサーバとは物理的に切断され,その時点で転送が終了する。
【0082】
以上の実施例では,1つの制御チャネルの他に1つの転送チャネルを利用してコンテンツを配信する例を説明したが,同時に複数の転送チャネルを利用して複数のコンテンツを並列に転送する実施も可能である。例えば,MP3符号化方式で符号化された音声データと,歌詞や映像をそれぞれ別の転送チャネルを用いて同時に転送したり,映像データのコンテンツと音声データのコンテンツとを別の転送チャネルで配信したりするようなこともできる。この場合,コンテンツ送信(PUT)やコンテンツ受信(GET)等のコマンドのパラメータで,複数のコンテンツ情報を指定し,また,コンテンツ送信に対する受理応答(PUT_RECEIPT_RES)やコンテンツ受信(GET)等のコマンドのパラメータで,複数のチャネルIDを指定する。
【0083】
【発明の効果】
以上説明したように,複数のチャネルを用いて,それらのチャネルを制御用と転送用に区別して使用し,転送用のチャネルをコンテンツ毎に占有させることによって特別な書式,構造を用意することなく,任意のコンテンツを少ないオーバヘッドで転送できるだけでなく,個々のコンテンツのダウンロード,アップロード,さらにストリーミングにも適用できる赤外線通信手順を構築することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステムの原理構成図である。
【図2】図1に示すシステムの原理シーケンス図である。
【図3】切断方法の例を示す図である。
【図4】実施の形態1の構成例と動作シーケンスを示す図である。
【図5】実施の形態2の構成例と動作シーケンスを示す図である。
【図6】実施の形態3の構成例と動作シーケンスを示す図である。
【図7】実施の形態4の構成例と動作シーケンスを示す図である。
【図8】実施の形態5の構成例と動作シーケンスを示す図である。
【図9】制御チャネルを使って送信される制御情報のコマンドメッセージ構造を示す図である。
【図10】サーバから起動した場合のコンテンツダウンロードの転送シーケンスを示す図である。
【図11】モバイル端末から起動した場合のコンテンツダウンロードの転送シーケンスを示す図である。
【図12】モバイル端末から起動した場合のコンテンツアップロードの転送シーケンスを示す図である。
【図13】サーバから起動した場合のコンテンツアップロードの転送シーケンスを示す図である。
【図14】モバイル端末から起動した場合のストリーミングの転送シーケンスを示す図である。
【図15】サーバから起動した場合のストリーミングの転送シーケンスを示す図である。
【符号の説明】
1A,1B 赤外線通信装置
2 制御チャネル
3 転送チャネル
4A,4B 通信制御部
5A,5B コンテンツ送受信部
6A,6B コンテンツ
Claims (6)
- 赤外線通信によってデジタルコンテンツを転送する方法において,
赤外線を用いて通信を行うための複数のチャネルを利用し,
その複数のチャネルのうちの1チャネルを制御チャネルとし,この制御チャネル上では制御情報のみを交換し,
コンテンツ転送のために,前記制御チャネルとは別の転送チャネルを,転送するコンテンツごとに動的に確保し,確保した各転送チャネルをコンテンツ配信専用のチャネルとしてそれぞれ一つだけのコンテンツの転送に占有させ,
前記転送チャネルでは,コンテンツ間の区切りを示す情報を送信しない
ことを特徴とする赤外線を用いたデジタルコンテンツ転送制御方法。 - 第1の装置から第2の装置へ赤外線通信によってデジタルコンテンツをダウンロードまたはアップロードする方法であって,
赤外線を用いて通信を行うための複数のチャネルを利用し,その複数チャネルのうちの1チャネルを制御チャネルとし,その制御チャネルを用いて制御情報を交換することにより,前記第1の装置と前記第2の装置とを接続する過程と,
前記制御チャネルを用いて配信準備要求と配信準備完了の制御情報を交換することにより,ダウンロードまたはアップロードするコンテンツごとに,前記制御チャネルとは別のチャネルを動的に確保し,コンテンツ配信の準備を行う過程と,
前記確保した別のチャネルをコンテンツ配信専用の転送チャネルとし,一つの転送チャネルを一つだけのコンテンツの転送に占有させ,その転送チャネルを用いてコンテンツ間の区切りを示す情報を含まないコンテンツの内容を前記第1の装置から前記第2の装置へダウンロードまたはアップロードする過程とを有する
ことを特徴とする赤外線を用いたデジタルコンテンツ転送制御方法。 - 第1の装置から第2の装置へ赤外線通信によってデジタルコンテンツをストリーム配信する方法であって,
赤外線を用いて通信を行うための複数のチャネルを利用し,その複数チャネルのうちの1チャネルを制御チャネルとし,その制御チャネルを用いて制御情報を交換することにより,前記第1の装置と前記第2の装置とを接続する過程と,
前記制御チャネルを用いて配信準備要求と配信準備完了の制御情報を交換することにより,ストリーム配信するコンテンツごとに,前記制御チャネルとは別のチャネルを指定し,コンテンツ配信の準備を行う過程と,
前記確保した別のチャネルをコンテンツ配信専用の転送チャネルとし,一つの転送チャネルを一つだけのコンテンツのストリーム配信に占有させ,その転送チャネルを用いてコンテンツ間の区切りを示す情報を含まないコンテンツの内容を前記第1の装置から前記第2の装置へストリーム配信する過程とを有する
ことを特徴とする赤外線を用いたデジタルコンテンツ転送制御方法。 - 赤外線通信によってデジタルコンテンツを他の装置へ送信または他の装置から受信する通信装置であって,
赤外線を用いて通信を行うための複数のチャネルを利用し,その複数チャネルのうちの1チャネルを制御チャネルとし,その制御チャネルを用いて前記他の装置と制御情報を交換することにより,前記他の装置と自装置とを接続する手段と,
前記制御チャネルを用いて前記他の装置との間で配信準備要求と配信準備完了の制御情報を交換することにより,転送するコンテンツごとに,前記制御チャネルとは別のチャネルを動的に確保し,コンテンツ配信の準備を行う手段と,
前記確保した別のチャネルをコンテンツ配信専用の転送チャネルとし,一つの転送チャネルを一つだけのコンテンツの転送に占有させ,その転送チャネルを用いてコンテンツ間の区切りを示す情報を含まないコンテンツの内容を前記他の装置から自装置へ,または自装置から前記他の装置へ転送する手段とを備える
ことを特徴とする赤外線を用いた通信装置。 - 赤外線通信によってデジタルコンテンツを他の装置へ送信または他の装置から受信する処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって,
前記コンピュータを,
赤外線を用いて通信を行うための複数のチャネルを利用し,その複数チャネルのうちの1チャネルを制御チャネルとし,その制御チャネルを用いて前記他の装置と制御情報を交換することにより,前記他の装置と自装置とを接続する手段と,
前記制御チャネルを用いて前記他の装置との間で配信準備要求と配信準備完了の制御情報を交換することにより,転送するコンテンツごとに,前記制御チャネルとは別のチャネルを動的に確保し,コンテンツ配信の準備を行う手段と,
前記確保した別のチャネルをコンテンツ配信専用の転送チャネルとし,一つの転送チャネルを一つだけのコンテンツの転送に占有させ,その転送チャネルを用いてコンテンツ間の区切りを示す情報を含まないコンテンツの内容を前記他の装置から自装置へ,または自装置から前記他の装置へ転送する手段として
機能させるための赤外線を用いたコンテンツ転送用プログラム。 - 赤外線通信によってデジタルコンテンツを他の装置へ送信または他の装置から受信する処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって,
前記コンピュータを,
赤外線を用いて通信を行うための複数のチャネルを利用し,その複数チャネルのうちの1チャネルを制御チャネルとし,その制御チャネルを用いて前記他の装置と制御情報を交換することにより,前記他の装置と自装置とを接続する手段と,
前記制御チャネルを用いて前記他の装置との間で配信準備要求と配信準備完了の制御情報を交換することにより,転送するコンテンツごとに,前記制御チャネルとは別のチャネルを動的に確保し,コンテンツ配信の準備を行う手段と,
前記確保した別のチャネルをコンテンツ配信専用の転送チャネルとし,一つの転送チャネルを一つだけのコンテンツの転送に占有させ,その転送チャネルを用いてコンテンツ間の区切りを示す情報を含まないコンテンツの内容を前記他の装置から自装置へ,または自装置から前記他の装置へ転送する手段として
機能させるためのプログラムを記録した
ことを特徴する赤外線を用いたコンテンツ転送用プログラムの記録媒体。
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