JP3795136B2

JP3795136B2 - Fuel tank mounting structure

Info

Publication number: JP3795136B2
Application number: JP14313096A
Authority: JP
Inventors: 民也木川; 俊彦林
Original assignee: Nissan Motor Co Ltd; Unipres Corp
Current assignee: Nissan Motor Co Ltd; Unipres Corp
Priority date: 1996-06-05
Filing date: 1996-06-05
Publication date: 2006-07-12
Anticipated expiration: 2016-06-05
Also published as: JPH09323556A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車等の車両に搭載される燃料タンク、とりわけ、ベルト固定タイプの燃料タンクの取付構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】
図４、５は、従来のベルト固定タイプの燃料タンクの取付構造を示したもので、燃料タンク本体１は金属パネル材をもってプレス成形した第１シェルとしてのアッパシェル２と第２シェルとしてのロアシェル３とから成り、これらアッパシェル２とロアシェル３の周縁フランジ２ａ、３ａ同志を上下方向に重合して、該フランジ重合部１ａをシーム溶接により接合して形成してある。
【０００３】
燃料タンク本体１は、フロアパネル１１上にボルト・ナット１０により固定されたリヤベルトブラケット９と一体化したベルト７を前後方向に掛け回し、該ベルト７の端部をフロアパネル１１上にボルト・ナット１０により固設されたフロントベルトブラケット８のフック部８ａに、張力調整して係着する事により、前記フロアパネル１１上に緊縛固定してある。
【０００４】
燃料タンク本体１の外側に突出した、周縁フランジ重合部１ａのうち、前後のフランジ重合部１ａは図外のリヤシートサポートパネルやトランクルーム隔壁との干渉を回避して、前後方向の占有スペースを極力狭めるため下向きに曲折成形しているが、特にこのようなベルト固定タイプの燃料タンクの取付構造のものでは、燃料タンク本体１の前後のフランジ重合部１ａにベルト７が干渉しないように前記フランジ重合部１ａを略９０度近く大きな曲折角度で曲折成形して、ロアシェル３の前後壁面３ｂ、３ｃに極力近接するようにしている。
【０００５】
フランジ重合部１ａをこのように９０度近くまで大きな曲折角度で曲折成形しようとすると、もともとフランジ重合部１ａの突出長は必要最低限に設定されている関係で、シーム溶接点とフランジ重合部１ａの基部との間の寸法が短く、曲げ加工時の加重がこのシーム溶接点に作用する恐れがある。
【０００６】
そこで、ロアシェル３の前後壁面３ｂ、３ｃを全体的にアッパシェル２の前後壁面２ｂ、２ｃに対してそれぞれ燃料タンク本体１の内側に向けて５ｍｍ程度オフセットして形成し、前記フランジ重合部１ａの曲折加工時にこのオフセットした前記ロアシェル３側の周縁フランジ３ａの成形基部を基点としてフランジ重合部１ａが曲折変形するようにして、該フランジ重合部１ａのシーム溶接した溶接部に応力が集中するのを回避するようにしている。
【０００７】
この従来の構造では、燃料タンク本体１は搭載姿勢を安定させるため後傾するように形成してフロアパネル１１上に取り付けてある。
【０００８】
これにより、燃料タンク本体１に前後方向に掛け回すベルト７はロアシェル３の前壁面３ｂからアッパシェル２の前後壁面２ｂ、２ｃにかけて当接する事になる。
【０００９】
そこで、前記燃料タンク本体１のフロント側では、フランジ重合部１ａと前記ベルト７とが干渉しないように該ベルト７と燃料タンク本体１の前壁面２ｂ、３ｂとの間にスペーサー１２を配設し、該フランジ重合部１ａを保護している。
【００１０】
一方、前記燃料タンク本体１のリヤ側のフランジ重合部１ａからロアシェル３の後壁面３ｃにかけては、ベルト７はこれらから離間する方向にあるので、燃料タンク本体１のリヤ側ではベルト７はフランジ重合部１ａと干渉しないため、前記スペーサー１２は省略している。
【００１１】
【発明が解決しようとする課題】
燃料タンク本体１のロアシェル３の前後壁面３ｂ、３ｃを全体的にアッパシェル２の前後壁面２ｂ、２ｃに対してそれぞれ燃料タンク本体１の内側に向けてオフセットして形成してあるため、タンク容量が減少してしまうことは否めない。
【００１２】
そこで本発明は、燃料タンク本体の容量の拡大を図ると共に、フランジ重合部の曲折加工時における溶接部への応力集中を回避することのできる燃料タンクの取付構造を提供するものである。
【００１３】
【課題を解決するための手段】
請求項１にあっては、第１シェルと第２シェルとを、それらの周縁フランジを上下方向に重合して接合すると共に、このフランジ重合部をフロアパネル側に曲折成形した燃料タンク本体にベルトを前後方向に掛け回して、該ベルトにより前記燃料タンク本体をフロアパネルに緊縛固定するようにした構造において、前記第１シェルと第２シェルの前後壁面をそれぞれ面一に整合して形成する一方、第２シェルの前記ベルトに対応する部分に燃料タンク本体の内側に膨出するビード部を凹設して、フランジ重合部の前記ベルトに対応する部分をこのビード部側に向けて大きな曲折角度で曲折形成してベルトの逃げ部を設けたことを特徴としている。
【００１４】
請求項２にあっては、燃料タンクがフロアパネル上に緊縛固定されたことを特徴としている。
【００１５】
請求項３にあっては、第２シェルのビード部に、フロアパネルに固設されてベルトを固定するベルトブラケットを当接させたことを特徴としている。
【００１６】
【発明の効果】
請求項１によれば、第１シェルと第２シェルの前後壁面をそれぞれ面一に整合して形成して、該第２シェルのベルトに対応する部分に燃料タンク本体の内側に膨出するビード部を凹設し、フランジ重合部の該ベルトに対応する部分をこのビード部を凹設した部分で大きな曲折角度で曲折形成して、ベルトの逃げ部を設けてあるため、ベルトとフランジ重合部との干渉を回避することができることは勿論、しかもこのフランジ重合部を大きな曲折角度で曲折形成する際には、前記ビード部の凹設によって第２シェルの周縁フランジの成形基部が燃料タンク本体の内側にオフセットして、この周縁フランジの成形基部を基点として曲折するようになるから、該曲折加工時にフランジ重合部のシーム溶接した溶接部に応力が集中するのを回避することができる。
【００１７】
そして、前述のように第２シェルの前後壁のビード部を除く一般面は、第１シェルの前後壁面と面一に整合して形成してあるから燃料タンク本体の容量を拡大することができる。
【００１８】
請求項２によれば、請求項１の効果に加えて、前後方向のスペース制約が特に大きいフロアパネル上での燃料タンク容量の確保が有利となる。
【００１９】
請求項３によれば、請求項１の効果に加えて、第２シェルに凹設したビード部にベルトブラケットを当接させているため、燃料タンク本体の搭載時に該ビード部をベルトブラケットに係合する事により、燃料タンク本体の前後方向の位置決めはもとより左右方向の位置決めを行え、取付作業性を一段と向上することができる。
【００２０】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の一形態を図面と共に前記従来の構成と同一部分に同一符号を付して詳述する。
【００２１】
図１〜３において、燃料タンク本体１は金属パネル材をもってプレス成形した第１シェルとしてのアッパシェル２と第２シェルとしてのロアシェル３とから成り、これらアッパシェル２とロアシェル３の周縁フランジ２ａ、３ａ同志を上下方向に重合して、該フランジ重合部１ａをシーム溶接により接合して形成してある。
【００２２】
燃料タンク本体１は、フロアパネル１１上にボルト・ナット１０により固定されたリヤベルトブラケット９と一体化したベルト７を前後方向に掛け回し、該ベルト７の端部をフロアパネル１１上にボルト・ナット１０により固設されたフロントベルトブラケット８のフック部８ａに、張力調整して係着する事により、前記フロアパネル１１上に緊縛固定してある。
【００２３】
これらの基本的構造は前記従来の構成と同様であるが、前記燃料タンク本体１のアッパシェル２の前後壁面２ｂ、２ｃとロアシェル３の前後壁面３ｂ、３ｃとをそれぞれ面一に整合して形成している。
【００２４】
燃料タンク本体１の外側に突出した、周縁フランジ重合部１ａのうち、前後のフランジ重合部１ａは図外のリヤシートサポートパネルやトランクルーム隔壁との干渉を回避して、前後方向の占有スペースを極力狭めるため若干下向きに曲折成形しているが、ロアシェル３の前後壁面３ｂ、３ｃのベルト７に対応する部分にはアッパシェル２の前後壁面２ｂ、２ｃに対してそれぞれ燃料タンク本体１の内側に向けて５ｍｍ程度オフセットしたビード部４を上下方向に凹設し、前記フランジ重合部１ａの前記ベルト７に対応した部分をこのビード部４の凹設面に近接するように略９０度近く大きな曲折角度で曲折成形してベルト７の逃げ部５を形成してある。
【００２５】
この実施形態では、燃料タンク本体１は搭載姿勢を安定させるため後傾するように形成してフロアパネル１１上に取り付けてあるため、燃料タンク本体１に前後方向に掛け回すベルト７はロアシェル３の前壁面３ｂからアッパシェル２の前後壁面２ｂ、２ｃにかけて当接する事になる。
【００２６】
そこで、前記燃料タンク本体１のフロント側では、ベルト７の逃げ部５と前記ベルト７とが干渉しないように該ベルト７と燃料タンク本体１の前壁面２ｂ、３ｂとの間にスペーサー１２を配設し、該ベルト７の逃げ部５を保護している。
【００２７】
一方、前記燃料タンク本体１のリヤ側のベルト７の逃げ部５からロアシェル３の後壁面３ｃにかけては、ベルト７はこれらから離間する方向にあるので、燃料タンク本体１のリヤ側ではベルト７は該ベルト７の逃げ部５と干渉しないため、前記スペーサー１２は省略していると共に、該リヤ側のベルト７の逃げ部５はフロント側のベルト７の逃げ部よりも幾分小さな曲折角度で、即ち９０度よりも若干小さな曲折角度で形成してある。
【００２８】
また、前記フロントベルトブラケット８はロアシェル３に凹設した前記ビード部４に当接させている。
【００２９】
以上の実施形態の構造によれば、フランジ重合部１ａのベルト７に対応した逃げ部５は略９０度近く大きな曲折角度で曲折成形しているのでベルト７との干渉を回避できる。
【００３０】
しかも、このフランジ重合部１ａを大きな曲折角度で曲折し、ベルトの逃げ部５を形成する際には、ビード部４の凹設によってロアシェル３の周縁フランジ３ａの成型基部が燃料タンク本体１の内側にオフセットして、この周縁フランジ３ａの成型基部を基点として曲折するようになるから、この曲折加工時に、フランジ重合部１ａのシーム溶接した溶接部に応力が集中することを回避する事ができる。
【００３１】
そして、ロアシェル３の前後壁面３ｂ、３ｃのビード部４を除く一般面６は、アッパシェル２の前後壁面２ｂ、２ｃと面一に整合して形成してあるから燃料タンク本体１の容量を拡大することができる。
【００３２】
また、ロアシェル３に凹設したビード部４にフロントベルトブラケット８を当接させているため、燃料タンク本体１の搭載時に、該ビード部４とフロントベルトブラケット８とを係合させることにより、燃料タンク本体１の前後方向の位置決めはもとより左右方向の位置決めが行え、取付作業性を一段と向上することができる。
【００３３】
なお、本発明の実施形態はフロアパネル１１上に燃料タンク本体１を緊縛固定した例を示したが、フロアパネル１１下に本構造を適用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施形態の断面図
【図２】同実施形態の燃料タンク本体の斜視図
【図３】同実施形態のベルト逃げ部の断面斜視図
【図４】従来の構造の断面図
【図５】従来の構造の曲折成形したフランジ重合部の斜視図
【符号の説明】
１燃料タンク本体
１ａフランジ重合部
２第１シェル（アッパシェル）
２ａ周縁フランジ
２ｂ前壁面
２ｃ後壁面
３第２シェル（ロアシェル）
３ａ周縁フランジ
３ｂ前壁面
３ｃ後壁面
４ビード部
５逃げ部
７ベルト
８フロントベルトブラケット
９リヤベルトブラケット
１１フロアパネル[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a fuel tank mounted on a vehicle such as an automobile, and more particularly, to a belt fixing type fuel tank mounting structure.
[0002]
[Prior art]
4 and 5 show a conventional belt-fixed type fuel tank mounting structure. The fuel tank main body 1 has an upper shell 2 as a first shell and a lower shell 3 as a second shell, which are press-formed with a metal panel material. The peripheral flanges 2a and 3a of the upper shell 2 and the lower shell 3 are overlapped in the vertical direction, and the flange overlap portion 1a is joined by seam welding.
[0003]
The fuel tank body 1 hangs a belt 7 integrated with a rear belt bracket 9 fixed on a floor panel 11 with bolts and nuts 10 in the front-rear direction, and an end of the belt 7 is bolted on the floor panel 11. The front panel bracket 8 fixed by the nut 10 is fastened and fixed on the floor panel 11 by adjusting the tension and engaging with the hook portion 8a.
[0004]
Out of the peripheral flange overlapping portion 1a that protrudes outside the fuel tank body 1, the front and rear flange overlapping portions 1a avoid interference with a rear seat support panel and a trunk room partition wall that are not shown in the figure, and narrow the occupied space in the front and rear direction as much as possible. Therefore, in the case of such a belt-fixed type fuel tank mounting structure, the flange overlapping portion is formed so that the belt 7 does not interfere with the flange overlapping portions 1a at the front and rear of the fuel tank main body 1. 1a is bent at a large bending angle of approximately 90 degrees so as to be as close as possible to the front and rear wall surfaces 3b and 3c of the lower shell 3.
[0005]
When the flange overlapping portion 1a is bent at a large bending angle up to nearly 90 degrees in this way, the protrusion length of the flange overlapping portion 1a is originally set to the minimum necessary, and the seam weld point and the flange overlapping portion 1a The dimension between the base and the base is short, and the bending load may act on the seam weld point.
[0006]
Therefore, the front and rear wall surfaces 3b and 3c of the lower shell 3 are formed so as to be offset from the front and rear wall surfaces 2b and 2c of the upper shell 2 by about 5 mm toward the inside of the fuel tank body 1, respectively. The flange overlapping portion 1a is bent and deformed with the offset forming base portion of the peripheral flange 3a on the lower shell 3 side as a starting point during processing to avoid stress concentration on the seam-welded welded portion of the flange overlapping portion 1a. Like to do.
[0007]
In this conventional structure, the fuel tank main body 1 is formed so as to be inclined rearward in order to stabilize the mounting posture and is mounted on the floor panel 11.
[0008]
As a result, the belt 7 wound around the fuel tank body 1 in the front-rear direction comes into contact with the front wall surface 3 b of the lower shell 3 and the front and rear wall surfaces 2 b, 2 c of the upper shell 2.
[0009]
Therefore, on the front side of the fuel tank main body 1, a spacer 12 is disposed between the belt 7 and the front wall surfaces 2b and 3b of the fuel tank main body 1 so that the flange overlapping portion 1a and the belt 7 do not interfere with each other. The flange overlap portion 1a is protected.
[0010]
On the other hand, since the belt 7 is in a direction away from the flange overlapping portion 1a on the rear side of the fuel tank main body 1 to the rear wall surface 3c of the lower shell 3, the belt 7 is flange overlapped on the rear side of the fuel tank main body 1. The spacer 12 is omitted because it does not interfere with the portion 1a.
[0011]
[Problems to be solved by the invention]
Since the front and rear wall surfaces 3b and 3c of the lower shell 3 of the fuel tank body 1 are entirely offset from the front and rear wall surfaces 2b and 2c of the upper shell 2 toward the inside of the fuel tank body 1, the tank capacity is increased. It cannot be denied that it decreases.
[0012]
Accordingly, the present invention provides a fuel tank mounting structure capable of expanding the capacity of the fuel tank body and avoiding stress concentration on the welded portion during bending of the flange overlapping portion.
[0013]
[Means for Solving the Problems]
According to claim 1, the first shell and the second shell are joined by superimposing their peripheral flanges in the vertical direction, and a belt is attached to the fuel tank body formed by bending the flange overlapping portion on the floor panel side. In which the fuel tank body is tightly fixed to the floor panel by the belt, and the front and rear wall surfaces of the first shell and the second shell are formed to be flush with each other. A bead portion that bulges inside the fuel tank main body is recessed in the portion corresponding to the belt of the second shell, and the portion corresponding to the belt of the flange overlapping portion faces a large bending angle toward the bead portion side. It is characterized in that it is bent to provide a belt relief.
[0014]
The fuel tank is tightly fixed on the floor panel.
[0015]
According to a third aspect of the present invention, a belt bracket fixed to the floor panel and fixing the belt is brought into contact with the bead portion of the second shell.
[0016]
【The invention's effect】
According to claim 1, the front and rear wall surfaces of the first shell and the second shell are formed so as to be flush with each other, and the bead bulges inside the fuel tank body at a portion corresponding to the belt of the second shell. The belt and the flange overlapped portion are formed by bending the portion corresponding to the belt of the flange overlapping portion at a large bending angle at the portion where the bead portion is recessed and providing a belt escape portion. Of course, when the flange overlapping portion is bent at a large bending angle, the molding base portion of the peripheral flange of the second shell is formed on the fuel tank main body by the concave portion of the bead portion. Since it is offset inward and bent with the molding base of the peripheral flange as a base point, stress concentration is avoided in the seam-welded welded portion of the flange overlap portion during the bending process. Can.
[0017]
As described above, the general surface excluding the bead portions of the front and rear walls of the second shell is formed to be flush with the front and rear wall surfaces of the first shell, so that the capacity of the fuel tank body can be increased. .
[0018]
According to the second aspect, in addition to the effect of the first aspect, it is advantageous to secure the fuel tank capacity on the floor panel having a particularly large space restriction in the front-rear direction.
[0019]
According to the third aspect, in addition to the effect of the first aspect, since the belt bracket is brought into contact with the bead portion recessed in the second shell, the bead portion is engaged with the belt bracket when the fuel tank body is mounted. By combining, the fuel tank main body can be positioned in the left-right direction as well as in the front-rear direction, and the mounting workability can be further improved.
[0020]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described in detail with the same reference numerals assigned to the same parts as those of the conventional configuration together with the drawings.
[0021]
1 to 3, the fuel tank body 1 is composed of an upper shell 2 as a first shell and a lower shell 3 as a second shell, which are press-molded with a metal panel material. Are overlapped in the vertical direction, and the flange overlap portion 1a is formed by seam welding.
[0022]
The fuel tank body 1 hangs a belt 7 integrated with a rear belt bracket 9 fixed on a floor panel 11 with bolts and nuts 10 in the front-rear direction, and an end of the belt 7 is bolted on the floor panel 11. The front panel bracket 8 fixed by the nut 10 is fastened and fixed on the floor panel 11 by adjusting the tension and engaging with the hook portion 8a.
[0023]
These basic structures are the same as those of the conventional structure, but the front and rear wall surfaces 2b and 2c of the upper shell 2 of the fuel tank body 1 and the front and rear wall surfaces 3b and 3c of the lower shell 3 are formed in alignment with each other. ing.
[0024]
Out of the peripheral flange overlapping portion 1a that protrudes outside the fuel tank body 1, the front and rear flange overlapping portions 1a avoid interference with a rear seat support panel and a trunk room partition wall that are not shown in the figure, and narrow the occupied space in the front and rear direction as much as possible. For this reason, it is bent slightly downward, but at the portions corresponding to the belt 7 of the front and rear wall surfaces 3b and 3c of the lower shell 3, it is 5 mm toward the inside of the fuel tank body 1 with respect to the front and rear wall surfaces 2b and 2c of the upper shell 2, respectively. The bead portion 4 that is offset to some extent is recessed in the vertical direction, and the portion corresponding to the belt 7 of the flange overlapping portion 1a is bent at a large bending angle of approximately 90 degrees so as to be close to the recessed surface of the bead portion 4. The relief portion 5 of the belt 7 is formed by molding.
[0025]
In this embodiment, since the fuel tank main body 1 is formed so as to be inclined backward in order to stabilize the mounting posture and is mounted on the floor panel 11, the belt 7 that hangs around the fuel tank main body 1 in the front-rear direction is the lower shell 3. The front wall surface 3b comes into contact with the front and rear wall surfaces 2b and 2c of the upper shell 2.
[0026]
Therefore, on the front side of the fuel tank main body 1, a spacer 12 is arranged between the belt 7 and the front wall surfaces 2 b and 3 b of the fuel tank main body 1 so that the escape portion 5 of the belt 7 and the belt 7 do not interfere with each other. The escape portion 5 of the belt 7 is protected.
[0027]
On the other hand, since the belt 7 is in a direction away from the escape portion 5 of the belt 7 on the rear side of the fuel tank body 1 and the rear wall surface 3c of the lower shell 3, the belt 7 on the rear side of the fuel tank body 1 is The spacer 12 is omitted because it does not interfere with the escape portion 5 of the belt 7, and the escape portion 5 of the rear belt 7 has a slightly smaller bending angle than the escape portion of the front belt 7, That is, it is formed at a slightly smaller bending angle than 90 degrees.
[0028]
Further, the front belt bracket 8 is brought into contact with the bead portion 4 that is recessed in the lower shell 3.
[0029]
According to the structure of the above embodiment, since the relief part 5 corresponding to the belt 7 of the flange overlapping part 1a is bent at a large bending angle of nearly 90 degrees, interference with the belt 7 can be avoided.
[0030]
In addition, when the flange overlapping portion 1a is bent at a large bending angle to form the belt escape portion 5, the molding base portion of the peripheral flange 3a of the lower shell 3 is formed inside the fuel tank main body 1 by the concave portion of the bead portion 4. Therefore, it is possible to avoid stress concentration on the seam-welded welded portion of the flange overlap portion 1a during the bending process.
[0031]
The general surface 6 excluding the bead portions 4 of the front and rear wall surfaces 3b and 3c of the lower shell 3 is formed to be flush with the front and rear wall surfaces 2b and 2c of the upper shell 2, so that the capacity of the fuel tank body 1 is increased. be able to.
[0032]
Further, since the front belt bracket 8 is brought into contact with the bead portion 4 provided in the lower shell 3 so that the fuel tank body 1 is mounted, the bead portion 4 and the front belt bracket 8 are engaged with each other when the fuel tank body 1 is mounted. The tank body 1 can be positioned not only in the front-rear direction but also in the left-right direction, and the mounting workability can be further improved.
[0033]
Although the embodiment of the present invention shows an example in which the fuel tank body 1 is tightly fixed on the floor panel 11, the present structure may be applied below the floor panel 11.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view of an embodiment of the present invention. FIG. 2 is a perspective view of a fuel tank body of the embodiment. FIG. 3 is a cross-sectional perspective view of a belt escape portion of the embodiment. [Fig.5] Perspective view of a bent flange overlap part with a conventional structure [Explanation of symbols]
1 Fuel tank body 1a Flange overlap part 2 First shell (upper shell)
2a Peripheral flange 2b Front wall surface 2c Rear wall surface 3 Second shell (lower shell)
3a Peripheral flange 3b Front wall surface 3c Rear wall surface 4 Bead portion 5 Escape portion 7 Belt 8 Front belt bracket 9 Rear belt bracket 11 Floor panel

Claims

The first shell and the second shell are joined by superimposing their peripheral flanges in the vertical direction, and the belt is hung around the fuel tank body formed by bending this flange overlapping part on the floor panel side in the front-rear direction. In the structure in which the fuel tank body is fastened and fixed to the floor panel by the belt, the front and rear wall surfaces of the first shell and the second shell are formed to be flush with each other. A bead portion bulging inside the fuel tank main body is recessed in the corresponding portion, and the portion corresponding to the belt of the flange overlapping portion is bent toward the bead portion side at a large bending angle so that the belt escapes. A fuel tank mounting structure characterized in that a portion is provided.

2. The fuel tank mounting structure according to claim 1, wherein the fuel tank is tightly fixed on a floor panel.

The fuel tank mounting structure according to claim 1 or 2, wherein a belt bracket fixed to the floor panel and fixing the belt is brought into contact with the bead portion of the second shell.