JP3794689B2 - 中継装置及び通信制御方法 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターネットとローカルに接続される機器網(例えば家庭内ネットワークやイントラネットなどのローカルネットワーク)などを相互接続し、接続された機器、及びインターネットの通信ノード間での通信を中継する中継装置及び通信制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ネットワーク技術の新規導入対象として、ホームネットワークが注目されている。一般に家庭内の機器102群を管理、制御するホームゲートウェイ101という中継装置を設置し、これを介して、家庭の外のインターネットをアクセスする形態が想定されている(図9)。
【0003】
従来のIPv4によるインターネット100では、各家庭に割り当て可能なグローバルIPv4アドレス数は限られており、その場合は、家庭網ではプライベートアドレスという内部に閉じたアドレス対系を使用し、外部へのアクセスのみをアドレス変換を行ってグローバルアドレスで行う、という方法が採られており、この場合、ホームゲートウェイ101はアドレス変換装置(NAT: Network Address Translator)としての機能を担うほか、様々な付加価値をホームゲートウェイ101につける提案が様々なされている。
【0004】
しかるに、一方では、次世代のIP規約としてIPv6というものが検討されている。IPv6では、IPv4で32ビット幅だったIPアドレスを128ビット幅まで拡張することで、IPv4より遥かに多数のノードを収容できるようになる。例えば、家庭の中に収容される全ての機器にIPv6グローバルアドレスを付与し、全ての機器がIP通信を行うことを想定している。IPv6を採用することで、全ての家庭内機器に対しユニークなグローバルアドレスを割り当てることができる。
【0005】
これにより、経路途中にNATなどの中継装置を介することなく、エンド間をシームレスに接続した通信ができ、これはセキュリティ、通信品質の保証など、様々な面で有利である、と言われている。またIPv6では、各ルータが管理するネットワークIDと、機器固有のIDから自動的にアドレスを生成する、アドレス自動構成という機能があり、末端のホストの運用が容易であるという特徴がある。
【0006】
一方で、家庭内機器制御のための通信方式として、白物家電におけるエコーネットや、ビル設備などで使用される米国のemWARE社が提唱するEMITや米Echelon社が提唱する LON works(商標)など、IPを使わない通信方式も様々提案されており、家庭内の通信方式(プロトコル)はさらに多様化しているといえる。
【0007】
また、家庭内機器では、IPv6のプロトコルを搭載するための十分なリソース(CPU性能、メモリ量など)を持たない機器も多く、これをIPv6の普及を阻害している。
【0008】
【非特許文献1】
emWARE社のサイト(http://www.emware.com/)
【非特許文献2】
Echelon社のサイト(htt p://www.echelon.com/)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記事情を考慮してなされたもので、家庭内の非IPv6プロトコルのみをサポートする機器に対し、その機器識別子を元に個別なIPv6アドレスの自動構成を中継装置で代行処理し、生成したIPv6アドレスと機器識別子の対応関係を記憶した情報(テーブル)を元に、非IPパケットとIPv6パケット間の変換を行うことで、非IP機器がインターネットなどのIPノードと通信することを容易にし、また非IPv6機器にも個々のIPv6アドレスを割り当てることで、様々なIPv6サービス(例えばセキュリティ処理)をホームゲートウェイが代行処理することを可能とする中継装置及び通信制御方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の中継装置は、広域ネットワークに接続され、IPv6プロトコルにて通信が可能な第1のインタフェースと、ローカルネットワークに接続され、所定のプロトコルにて通信が可能な第2のインタフェースとを具備し、前記ローカルネットワークに接続された複数の通信機器と、前記広域ネットワークに接続された他の通信機器との間の通信を中継する中継装置であって、前記ローカルネットワークに接続された前記通信機器がIPv6プロトコルによる通信ができない場合には、前記通信機器の機器識別情報に基づき、該通信機器に対応したIPv6アドレスを自動生成する自動生成手段と、前記自動生成手段にて生成した前記通信機器に対応したIPv6アドレスを、前記第1のインタフェースに割り当てる割り当て手段と、前記自動生成手段で生成した該通信機器に対応したIPv6アドレスと、該通信機器の機器識別情報を関連付けて記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された前記IPv6アドレスと通信識別情報に基づき、前記通信機器から送信された非IPv6パケットを前記第6のインタフェースを介して受信し、この非IPv6パケットをIPv6パケットへ変換し、前記第1のインタフェースを介して所望の宛先へ転送する機能と、前記広域ネットワーク側から前記通信機器宛に送信されたIPv6パケットを前記第1のインタフェースを介して受信し、このIPv6パケットを非IPv6パケットに変換し、前記第2のインタフェースを介して前記通信機器宛てに転送する機能を持つ転送手段と、前記第2のインタフェースに接続された前記複数の通信機器に対し、通信機器ごとに独立に、自動生成されたIPv6アドレスに要求されるIPセキュリティの鍵の交換処理、セキュリティパラメータの交換処理、前記セキュリティパラメータの設定処理、通信を行うパケットのIPSEC処理のうち少なくとも一つを、前記通信機器に代わって代行処理する代行処理手段とを具備したことを特徴とする。
【0014】
更に本発明の中継装置は、第2のインタフェースに接続された通信機器の代行処理として、自動生成されたIPv6アドレスを元に、提供するサービス属性を登録し、サービス発見プロトコルの探索対象に通信機器を追加することを特徴とする。
【0015】
また本発明の通信制御方法は、広域ネットワークに接続され、IPv6プロトコルにて通信が可能な第1のインタフェースと、ローカルネットワークに接続され、所定のプロトコルにて通信が可能な第2のインタフェースとを具備し、前記ローカルネットワークに接続された複数の通信機器と、前記広域ネットワークに接続された他の通信機器との間の通信を中継する中継装置の通信制御方法であって、前記ローカルネットワークに接続された前記通信機器がIPv6プロトコルによる通信ができない場合には、前記通信機器の機器識別情報に基づき、該通信機器に対応したIPv6アドレスを自動生成し、生成した前記通信機器に対応した前記IPv6アドレスを、前記第1のインタフェースに割り当て、生成した前記通信機器に対応した前記IPv6アドレスと、該通信機器の機器識別情報を関連付けて記憶し、記憶された前記IPv6アドレスと通信識別情報に基づき、前記通信機器から送信された非IPv6パケットを前記第6のインタフェースを介して受信し、この非IPv6パケットをIPv6パケットへ変換し、前記第1のインタフェースを介して所望の宛先へ転送し、前記広域ネットワーク側から前記通信機器宛に送信されたIPv6パケットを前記第1のインタフェースを介して受信し、このIPv6パケットを非IPv6パケットに変換し、前記第2のインタフェースを介して前記通信機器宛てに転送し、前記第2のインタフェースに接続された前記複数の通信機器に対し、通信機器ごとに独立に、自動生成されたIPv6アドレスに要求されるIPセキュリティの鍵の交換処理、セキュリティパラメータの交換処理、前記セキュリティパラメータの設定処理、通信を行うパケットのIPSEC処理のうち少なくとも一つを、前記通信機器に代わって代行処理することを特徴とする。
【0021】
更に本発明の通信制御方法は、第2のインタフェースに接続された通信機器の代行処理として、自動生成されたIPv6アドレスを元に、提供するサービス属性を登録し、サービス発見プロトコルの探索対象に通信機器を追加することを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら発明の実施の形態を説明する。
【0023】
本発明に係るホームネットワークの典型的な構成を図1に示す。ここではローカルネットワークとして家庭などのホームネットワークを仮定している。ここでホームゲートウェイ1は外部のインターネット2にIPv6にて接続しており、家庭内ネットワークには、IPv6をサポートする端末21〜2nとIPv6をサポートしない端末31〜3nを含むものとする。IPv6をサポートする端末の場合、中継装置であるホームゲートウェイ1は単なるメディア変換機として動作し、ISP3側の図示しないルータと折衝して、ネットワークプリフィクスを獲得し、これを用いてIPv6のアドレス自動構成(IETF RFC2461などで規定される)を行ってIPv6アドレスを得る。
【0024】
一方、本発明においては、IPv6をサポートしない端末31〜3nについても、各々の機器識別子例えばMACアドレスをホームゲートウェイ1が認識した時点で、これを使ってアドレス自動構成を動作させ、各端末31〜3nに対するIPv6アドレスを自動構成し、これをホームゲートウェイ1の上流インタフェースに関連づける。一般にIPv6では1つのインタフェースに複数のIPアドレスを関連づけることは普通に行われるので、これは特別な操作ではない。
【0025】
ここでは端末31〜3nに対するグローバルIPv6アドレスを生成したものとする。この他にリンクローカルアドレスやサイトローカルアドレスと呼ばれる別のスコープを持つアドレスも生成できるが本発明ではそれらは考慮しないこととする。
【0026】
図2はホームゲートウェイ1の内部構成を示す図である。IPv6アドレス自動生成部10は、前述したようにISP3側の図示しないルータと折衝して取得したネットワークプレフィックスを用いてIPv6のアドレス自動構成を行い、IPv6アドレスを生成する。また、IPv6をサポートしない端末31〜3nについても、Macアドレスなどを認識し、これら端末31〜3nに対応するIPv6アドレスを自動構成する。
【0027】
IPv6アドレス割当部11は、端末31〜3nに対応するIPv6アドレスをインターネット側のインタフェースである第1のインタフェース14に関連付ける。
【0028】
記憶部13は各端末31〜3nに対応するIPv6アドレスと、それら端末の機器識別子(例えばMacアドレス)との対応関係(テーブル)を記憶する。
【0029】
転送部14はこの対応関係を参照し、インターネット側の通信ノードとホームネットワーク側の端末31〜3nとの間の送受信通信を中継する。制御部12はこれらの動作を総合的に制御する。
【0030】
この結果、ホームゲートウェイ1には図3に示すような非IPv6端末の機器識別子(MACアドレス)とIPv6アドレスの対応表ができる。この表を使って、非IPv6端末がインターネット側の機器と通信する場合のパケットの変換をホームゲートウェイ1が実行する。
【0031】
以下では、これを使って、非IPv6端末がインターネット側のIP端末と通信する場合のパケット処理方法を示す。なお、ここで非IPv6プロトコルにおいてIP端末のアドレスをどのように表現するかという問題があるが、これについては各非IPv6プロトコル(例:エコーネット、EMITなど)において、各々プロトコル拡張が行われており、ホームネットワーク外のIP端末にパケットを送信したい旨を表現できるものと仮定する。
【0032】
1つの方法は非IPv6プロトコルパケットをIPv6パケットでカプセル化して、IPv6トンネルを経由してIPv6端末に送信する方法である。図3のテーブルで示される非IPv6端末00-bc-de-01-82-99から、IPv6端末ff02::1宛にパケットを送信する場合の例を図4に示す。ここで非IPv6端末に与えられたIPv6アドレスff04:0::02bc:deff:fe01:8299がIPv6トンネルのソースアドレスになり非IPv6パケットをインターネット側に送信する。この処理は、一般にv4 over v6トンネルと呼ばれるIPv4/v6混在環境における処理の拡張として容易に実現できる。
【0033】
逆にインターネット側からIPv6カプセル化パケットを受信した場合は、図3のテーブルを参照してマッチする場合には、内部の非IPv6パケットを取り出して、非IPv6プロトコルで該当する機器に転送すればよい。
【0034】
別の方法として、非IPv6プロトコルに対応する予め定められたIPv6パケット形式にパケットを変換して転送する方法がある。例えば、図5に示すようなエコーネットの状態取得要求パケット51、及びそれに対する応答パケット52の場合を考える。
【0035】
これはホームネットにおける特定の機器の状態情報(例えば冷蔵庫の設定温度)を問い合わせ、またこれに回答するためのパケット形式である。これをIPv6の世界では、ネットワーク管理に使うSNMPというプロトコルで表現するものと予め定めておけば、該当するIPv6のSNMP53パケットを受信した場合、これを対応するエコーネットパケットに変換し、逆にエコーネットの回答パケットをIPv6のSNMP54パケットに変換してインターネット側に応答する、という処理を行う。
【0036】
以上のシーケンスを図6に示す。外部のIPv6ノード61が、SNMP(trap,status_req)を発するとホームゲートウエイ1はこれをEcho_State_retrieveコマンドに変換し、内部のEchonetノード62へ転送する。内部のEchonetノード62はこの応答としてEcho_State_replyを発し、ホームゲートウエイ1はこれをSNMP(rep,status_replay)として外部のIPv6ノード61に転送する。なお、パケットの変換規則としては、これ以外にもHTTPやその拡張としてのSOAP、XMPなどを使用する方法が考えられる。
【0037】
このパケット変換による転送方法は、個々の非IPv6プロトコルの詳細をホームゲートウェイ1が知っている必要があり、特に2つ以上の変換方法をサポートする場合、内部のプロトコルの詳細を解析するのでは、処理時間の問題が起こりうる。
【0038】
一方、非IPv6パケットをそのままカプセル化して送信する場合は、宛先IPv6ノード側で非IPv6プロトコルを全て解釈することが必要である。従って、一般には、宛先IPv6ノードの処理能力や、非IPv6プロトコルの複雑さを考慮して、2つの方法を適宜切り替えて使用するのが適当である。
【0039】
さて、以上のように非IPv6パケットに個別のIPv6アドレスを付与して処理することにより、非IPv6ノードをIPノードとして扱える例として、IPセキュリティ(IPSEC)の処理例を示す。
【0040】
図7に示すように、非IPv6ノードからの通信が始まると、ゲートウェイでIPSECの処理を起動し、予め設定されたこのノードに対するポリシーに応じて、相手先の通信ノード5に対応するIPSEC方式を決定し、次に、IPSECで必要になる鍵交換プロトコル(一般にインターネットではIKEという方式を使う)を起動して、相手先の通信ノード5と鍵の交換を行う。
これらが完了すると、必要なIPSECの処理を行ったパケットの交換を開始する。 勿論、非IPv6ノード自身がパケット暗号化などの機能を保持することは仮定できないので、IPSEC処理自体はゲートウェイが行い、ホームネットワーク外に出るパケットを暗号化処理する(IPSECのトンネルモードを使用する)ことになるが、少なくとも家の外に出るパケットを暗号化できることで、十分な効用が得られる。
【0041】
さらに、各非IPv6ノードに個別にアドレスを付与することにより、個々のノードに対して、独立にセキュリティパラメータ(SA:security association)を設定することが可能で、柔軟なセキュリティ処理が可能になることが本発明によるIPv6処理のメリットである。
【0042】
逆にもし非IPv6ノードに対し1つのIPアドレスしか与えないとすると全ての非IPv6ノード発パケットは、全く同じ暗号化方式で、特定の宛先に対してのみ暗号化されるという限定的な使い方しかできない。
【0043】
また、IKEなどのIPSECの前処理を全てゲートウェイで代行できることも、大きなメリットである。というのはIKEなどの相互認証には、一般に公開鍵暗号という手法が使われるが、これは多バイト整数の乗除算を含む処理で、低コストなCPUでは処理時間が膨大にかかり、一般の組み込み系のノードでは処理を行うことが困難である。
【0044】
このため、一般の家電などのノードにおけるIPSECのサポートが非常に困難になっていた(これに対する解決方法として、軽量な鍵交換の手法の研究が行われている)が、本方式によれば比較的CPU性能の高いゲートウェイでIKE処理を代行することにより従来手法のままでIPSECを適用できる。
【0045】
別のIPv6による処理の例として、非IPv6ノードの提供するサービスをIPv6側に広告するためにサービス発見プロトコル(SLP)を使用する例を示す(図8)。
【0046】
サービス属性値が決められていると仮定し、これに対応する非IPv6ノードが接続された場合、ホームゲートウェイ1は対応するIPv6アドレスをベースにサービスの登録をサービスエージェント82、及びディレクトリエージェント81に行う。これにより対応するプロトコルに依存せず、必要なサービス属性を持ったノードを検索できる。
【0047】
なお、以上では、非IPv6プロトコルとしてエコーネットを例示したが、本発明は、それ以外の非IPv6プロトコルを扱うシステムにも適用可能である。なお、以上の各機能は、ソフトウェアとしても実現可能である。また、本実施形態は、コンピュータに所定の手段を実行させるための(あるいはコンピュータを所定の手段として機能させるための、あるいはコンピュータに所定の機能を実現させるための)プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体としても実施することもできる。
【0048】
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、その技術的範囲において種々変形して実施することができる。
【0049】
【発明の効果】
本発明により、IPv6スタックをサポートできない、レガシーな非IPv6機器を統一的にインターネットにアクセスさせることができ、さらに様々なIPサービスを中継装置が、個々に割り振ったIPv6アドレスを用いて代行処理することで、非IPv6機器に手を加えることなく、IPv6機器、非IPv6機器が混在したホームネットワークを効率的に管理、制御することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るホームネットワークの典型的な構成を示す図
【図2】本発明に係るホームゲートウェイの構成図
【図3】非IPv6端末の機器識別子(MACアドレス)とIPv6アドレスの対応表の構成例を示す図
【図4】IPv6トンネリングによる転送シーケンスの一例を示す図
【図5】エコーネットにおけるパケット例と、これに対するIPパケットを示す図
【図6】パケット変換による転送シーケンスの一例を示す図
【図7】本発明によるIPSEC代行処理のシーケンスを示す図
【図8】本発明によるSLP代行処理のシーケンスを示す図
【図9】従来のホームネットワークの典型的なネットワークの構成例を示す図
【符号の説明】
1・・・ホームゲートウェイ
2・・・インターネット
21〜2n・・・IPv6をサポートする端末
31〜3n・・・IPv6をサポートしない端末
10・・・IPv6アドレス自動生成部
11・・・IPv6アドレス割当部
12・・・制御部
13・・・記憶部
14・・・転送部

Claims (4)

  1. 広域ネットワークに接続され、IPv6プロトコルにて通信が可能な第1のインタフェースと、ローカルネットワークに接続され、所定のプロトコルにて通信が可能な第2のインタフェースとを具備し、前記ローカルネットワークに接続された複数の通信機器と、前記広域ネットワークに接続された他の通信機器との間の通信を中継する中継装置であって、
    前記ローカルネットワークに接続された前記通信機器がIPv6プロトコルによる通信ができない場合には、前記通信機器の機器識別情報に基づき、該通信機器に対応したIPv6アドレスを自動生成する自動生成手段と、
    前記自動生成手段にて生成した前記通信機器に対応したIPv6アドレスを、前記第1のインタフェースに割り当てる割り当て手段と、
    前記自動生成手段で生成した該通信機器に対応したIPv6アドレスと、該通信機器の機器識別情報を関連付けて記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された前記IPv6アドレスと通信識別情報に基づき、前記通信機器から送信された非IPv6パケットを前記第6のインタフェースを介して受信し、この非IPv6パケットをIPv6パケットへ変換し、前記第1のインタフェースを介して所望の宛先へ転送する機能と、前記広域ネットワーク側から前記通信機器宛に送信されたIPv6パケットを前記第1のインタフェースを介して受信し、このIPv6パケットを非IPv6パケットに変換し、前記第2のインタフェースを介して前記通信機器宛てに転送する機能を持つ転送手段と
    前記第2のインタフェースに接続された前記複数の通信機器に対し、通信機器ごとに独立に、自動生成されたIPv6アドレスに要求されるIPセキュリティの鍵の交換処理、セキュリティパラメータの交換処理、前記セキュリティパラメータの設定処理、通信を行うパケットのIPSEC処理のうち少なくとも一つを、前記通信機器に代わって代行処理する代行処理手段と
    を具備したことを特徴とする中継装置。
  2. 前記第2のインタフェースに接続された通信機器の代行処理として、前記自動生成されたIPv6アドレスを元に、提供するサービス属性を登録し、サービス発見プロトコルの探索対象に前記通信機器を追加することを特徴とする請求項1に記載の中継装置。
  3. 広域ネットワークに接続され、IPv6プロトコルにて通信が可能な第1のインタフェースと、ローカルネットワークに接続され、所定のプロトコルにて通信が可能な第2のインタフェースとを具備し、前記ローカルネットワークに接続された複数の通信機器と、前記広域ネットワークに接続された他の通信機器との間の通信を中継する中継装置の通信制御方法であって、
    前記ローカルネットワークに接続された前記通信機器がIPv6プロトコルによる通信ができない場合には、前記通信機器の機器識別情報に基づき、該通信機器に対応したIPv6アドレスを自動生成し、
    生成した前記通信機器に対応した前記IPv6アドレスを、前記第1のインタフェースに割り当て、
    生成した前記通信機器に対応した前記IPv6アドレスと、該通信機器の機器識別情報を関連付けて記憶し、
    記憶された前記IPv6アドレスと通信識別情報に基づき、前記通信機器から送信された非IPv6パケットを前記第6のインタフェースを介して受信し、この非IPv6パケットをIPv6パケットへ変換し、前記第1のインタフェースを介して所望の宛先へ転送し、前記広域ネットワーク側から前記通信機器宛に送信されたIPv6パケットを前記第1のインタフェースを介して受信し、このIPv6パケットを非IPv6パケットに変換し、前記第2のインタフェースを介して前記通信機器宛てに転送し、
    前記第2のインタフェースに接続された前記複数の通信機器に対し、通信機器ごとに独立に、自動生成されたIPv6アドレスに要求されるIPセキュリティの鍵の交換処理、セキュリティパラメータの交換処理、前記セキュリティパラメータの設定処理、通信を行うパケットのIPSEC処理のうち少なくとも一つを、前記通信機器に代わって代行処理する
    ことを特徴とする通信制御方法。
  4. 前記第2のインタフェースに接続された通信機器の代行処理として、前記自動生成されたIPv6アドレスを元に、提供するサービス属性を登録し、サービス発見プロトコルの探索対象に前記通信機器を追加することを特徴とする請求項3に記載の通信制御方法。
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