JP3792678B2 - Adslカプセリング化システム及び方法 - Google Patents

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【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は電話回線を利用して高速のデータ通信を行うIPベースのADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)システムに関する。特に、本発明は、高スループットのデータ通信を提供するADSLカプセリング化システム及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の伝送方法では、STM、ATMおよびIPを単一のネットワークに収容可能としている(例えば、特許文献1参照。)。
また、従来のADSLアクセスシステムでは、アプリケーションプロトコルに適したADSLチャネルを使用したデータ転送を可能にしている(例えば、特許文献2参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−103091(段落0020、図1)
【特許文献2】
特開2002−198991(段落0032、図1)
【0004】
図4は本発明の前提となるADSLシステムの概略構成を示すブロック図である。なお、全図を通して同一の構成要素には同一の番号、符号を付して説明を行う。
本図に示すように、ADSLシステムでは複数のパーソナルコンピュータ(PC)又は端末109a、109bがEthernet(登録商標)のようなLAN(Local Area Network)113を介して宅内側のATU−R(非対称デジタル加入者終端装置リモート)110に接続される。
【0005】
ATU−R110には電話回線114を介して局側のDSLAM(デジタル加入者線アクセスマルチプレクサ)111が接続される。なお、電話回線114上でADSL伝送が行われる。
さらに、DSLAM111にはOC(Optical Carrier)−3 115を介してATM−スイッチ(SW)機能を有するBAS(ブロードバンドアクセスサーバー)112が接続される。
【0006】
このようにして、ADSLシステムでは電話回線を利用して高速のデータ通信を行うIPベースのインターネットが実現される。
図5は図4におけるADSLシステムのプロトコルスタックの一例を示す図である。
本図に示すように、ADSLシステムのパーソナルコンピュータ又は端末109a、109bにはEther、MAC(Media Access Control)、PPPoE(Point to Point Protcol over Ethernet(登録商標))、PPP(Point to Point Protcol)、IPからなるプロトコルスタックがそれぞれインストールされている。
【0007】
さらに、ATU−R110にはEther、MAC、Bridging、ADSL、ATM(Asynchronous Transfer Module)、AAL(ATM Adaptation Layer)5、LLC(Logic Link Control)、MACからなるプロトコルスタックがインストールされている。
さらに、DSLAM111にはADSL、ATM、STM−1、OC−3からなるプロトコルスタックがインストールされている。
【0008】
さらに、BAS112にはSTM−1、OC−3、ATM、AAL5、LLC、MAC、PPPoE、PPP、IPからなるプロトコルスタックがインストールされている。
このように、ADSLシステムでは、プロトコルスタックではPPPoEをベースとするプロトコルスタックが一般的であり、ATU−R110では、IPベースのパケットデータをATMベースのセルデータに変換が行われる。
【0009】
図6は図4におけるATU−R110がIPベースのパケットデータをATMベースのセルデータに変換を行う例を説明する図である。本図(a)に示すように、ATU−R110ではパーソナルコンピュータ又は端末109a、109bからのパケット(IPデータ)をATMセルに変換している。
この場合、パーソナルコンピュータ又は端末109a、109bからのパケットは64byte〜1518byteであり、ATMセルは53byteである。
【0010】
本図(b)に示すように、ATMセルは5byteのヘッダ、48byteのペイロードからなる。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の本発明の前提となるADSLシステムには、ATU−R110からDSLAM111への上りでは、64byte〜1518byteのパケットから53byteのATMセルに変換してADSL伝送を行う際に次のような問題がある。
【0011】
まず、64byteの最小サイズのパケットに対してATMセルに変換するには、53byteのATMセルが、2セル必要となる。
この場合、変換効率は、(64byte/53byte*2)*100=60.4%となる。このため、この伝送方式は非効率である。
さらに、1518byteの最大サイズのパケットに対してATMセルに変換するには、53byteのATMセルのうちで領域が48byteであり、1518byte/48byte=31.6であるので、1つのパケットデータを変換するのに、32のATMセルが必要となる。
【0012】
この場合、変換効率は、(1518byte/53byte*32)=89.5%となる。このため、パケットサイズを最大サイズに設定した場合でも10%以上の損失が生じている。
近年、ATU−RとDSLAM間におけるADSL伝送の物理速度の高速化が1.5Mbps、8Mbps、12Mbpsと進められているが、物理速度に対して実際にデータ通信を行う時のスループットが変換損失により低下するという問題がある。
【0013】
上記の従来技術の特許文献1、2では、STM、ATMおよびIPに関連し、ADSLチャネルを使用したデータ転送に関連するが、このような変換損失に対する問題は、解決することができない。
なお、DSLAM111からATU−R110への下りでは、STMセルからATMセルへの変換の際には、このような変換損失は生じない。
したがって、本発明は上記問題点に鑑みて、ADSL伝送時に変換損失を抑制しスループットの向上が可能になるADSLカプセリング化システム及び方法を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記問題点を解決するために、電話回線を介して、宅内側のATU−Rと局側のDSLAM間のADSL伝送を行うADSLカプセリング化システムにおいて、前記ATU−Rから前記DSLAMに送信し、端末から受信した任意のパケット長でIPデータのパケットデータにパケットデータのフレーム同期を行うフレームビットとパケットデータの誤りを検出するためのFCSビットを挿入しパケットデータのカプセリング化を行い、前記DSLAMから前記ATU−Rに送信されカプセリング化されたパケットデータに対して、フレームビットを基に同期を確立し、パケットデータの誤り検出を行い、カプセリング化されたパケットデータからパケットデータを抽出するATU−Rのカプセリング化部と、前記DSLAMから前記ATU−Rに送信し、任意のパケット長でIPデータのパケットデータにパケットデータのフレーム同期を行うフレームビットとパケットデータの誤りを検出するためのFCSビットを挿入しパケットデータのカプセリング化を行い、前記ATU−Rから前記DSLAMに送信されカプセリング化されたパケットデータに対して、フレームビットを基に同期を確立し、パケットデータの誤り検出を行い、カプセリング化されたパケットデータからパケットデータを抽出するDSLAMのカプセリング化部とを備えることを特徴とするADSLカプセリング化システムを提供する。
【0015】
この手段により、ADSL伝送時に変換損失を抑制しスループットの向上が可能になる
さらに、本発明は、電話回線を介して、宅内側のATU−Rと局側のDSLAM間のADSL伝送を行うADSLカプセリング化システムにおいて、前記ATU−Rから前記DSLAMに送信し、端末から受信した任意のパケット長でIPデータのパケットデータにパケットデータのフレーム同期を行うフレームビットを挿入しパケットデータのカプセリング化を行い、前記DSLAMから前記ATU−Rに送信されカプセリング化されたパケットデータに対して、フレームビットを基に同期を確立し、カプセリング化されたパケットデータからパケットデータを抽出するATU−Rのカプセリング化部と、前記DSLAMから前記ATU−Rに送信し、任意のパケット長でIPデータのパケットデータにパケットデータのフレーム同期を行うフレームビットを挿入しパケットデータのカプセリング化を行い、前記ATU−Rから前記DSLAMに送信されカプセリング化されたパケットデータに対して、フレームビットを基に同期を確立し、カプセリング化されたパケットデータからパケットデータを抽出するDSLAMのカプセリング化部とを備えることを特徴とするADSLカプセリング化システムを提供する。
【0016】
この手段により、前述の場合と比較して、FCSビットの挿入を行わないようにすることにより、通信品質の悪化を招くが、さらに、高効率は変換効率を得ることが可能になる。
さらに、前記フレームビットは任意の固定パターンと、任意の前方保護段数、任意の後方段数を有する。
【0017】
この手段により、同期確立が確保される。
さらに、前記ATU−Rのカプセリング化部、前記DSLAMのカプセリング化部で、パラメータデータをカプセリング化する場合、前記ATU−RにLANを介して接続される複数の端末に対して、前記フレームビットに端末毎の優先順位情報を付加し、優先順位に応じたサービスの提供を可能にする。
この手段により、前記ATU−Rのカプセリング化部、前記DSLAMのカプセリング化部の機能を拡充することが可能になる。
【0018】
さらに、前記ATU−Rのカプセリング部では任意のプロトコルがMAC層とADSL層の間に規定され、STM−1/OC−3網に接続される前記DSLAMのカプセリング化部では任意のプロトコルがADSL層とSTM−1/OC−3層の間に規定される。
この手段により、簡単な方式でカプセリング化することが可能になる。
【0019】
さらに、前記DSLAMのカプセリング化部で抽出されたパケットデータはSTM−1のフレームのペイロードにされ、前記DSLANのカブセリング化部でカプセル化されるパケットデータはSTM−1のフレームのペイロードから取り出されることを特徴とする、請求項1に記載のADSLカプセリング化システム。
【0020】
さらに、本発明は、電話回線を介して、宅内側のATU−Rと局側のDSLAM間のADSL伝送を行うADSLカプセリング化方法において、前記ATU−Rから前記DSLAMに送信し、端末から受信した任意のパケット長でIPデータのパケットデータにパケットデータのフレーム同期を行うフレームビットとパケットデータの誤りを検出するためのFCSビットを挿入しパケットデータのカプセリング化を行う工程と、前記ATU−Rから前記DSLAMに送信されカプセリング化されたパケットデータに対して、フレームビットを基に同期を確立し、パケットデータの誤り検出を行い、カプセリング化されたパケットデータからパケットデータを抽出する工程と、前記DSLAMから前記ATU−Rに送信し、任意のパケット長でIPデータのパケットデータにパケットデータのフレーム同期を行うフレームビットとパケットデータの誤りを検出するためのFCSビットを挿入しパケットデータのカプセリング化を行う工程と、前記DSLAMから前記ATU−Rに送信されカプセリング化されたパケットデータに対して、フレームビットを基に同期を確立し、パケットデータの誤り検出を行い、カプセリング化されたパケットデータからパケットデータを抽出する工程とを備えることを特徴とするADSLカプセリング化方法を提供する。
【0021】
この手段により、ADSL伝送時に変換損失を抑制しスループットの向上が可能になる
さらに、本発明は、電話回線を介して、宅内側のATU−Rと局側のDSLAM間のADSL伝送を行うADSLカプセリング化方法において、前記ATU−Rから前記DSLAMに送信し、端末から受信した任意のパケット長でIPデータのパケットデータにパケットデータのフレーム同期を行うフレームビットを挿入しパケットデータのカプセリング化を行う工程と、前記ATU−Rから前記DSLAMに送信されカプセリング化されたパケットデータに対して、フレームビットを基に同期を確立し、カプセリング化されたパケットデータからパケットデータを抽出する工程と、前記DSLAMから前記ATU−Rに送信し、任意のパケット長でIPデータのパケットデータにパケットデータのフレーム同期を行うフレームビットを挿入しパケットデータのカプセリング化を行う工程と、前記DSLAMから前記ATU−Rに送信されカプセリング化されたパケットデータに対して、フレームビットを基に同期を確立し、カプセリング化されたパケットデータからパケットデータを抽出する工程とを備えることを特徴とするADSLカプセリング化方法を提供する。
【0022】
この手段により、前述の場合と比較して、FCSビットの挿入を行わないようにすることにより、通信品質の悪化を招くが、さらに、高効率は変換効率を得ることが可能になる。
【0023】
さらに、本発明は、電話回線を介して、宅内側のATU−Rと局側のDSLAM間のADSL伝送を行うADSLカプセリング化システムにおいて、前記ATU−Rから前記DSLAMに送信しパケットデータにパケットデータのフレーム同期を行うフレームビットFとパケットデータの誤りを検出するためのFCSビットを挿入し、前記ATU−RにLANを介して接続される複数の端末に対して、前記フレームビットFに端末毎の優先順位情報を付加し、パケットデータのカプセリング化を行い、前記DSLAMから前記ATU−Rに送信されカプセリング化されたパケットデータに対して、フレームビットFを基に同期を確立し、パケットデータの誤り検出を行い、カプセリング化されたパケットデータからパケットデータを抽出するATU−Rのカプセリング化部と、前記DSLAMから前記ATU−Rに送信しパケットデータにパケットデータのフレーム同期を行うフレームビットFとパケットデータの誤りを検出するためのFCSビットを挿入し、前記ATU−RにLANを介して接続される複数の端末に対して、前記フレームビットFに端末毎の優先順位情報を付加し、パケットデータのカプセリング化を行い、前記ATU−Rから前記D SLAMに送信されカプセリング化されたパケットデータに対して、フレームビットFを基に同期を確立し、パケットデータの誤り検出を行い、カプセリング化されたパケットデータからパケットデータを抽出するDSLAMのカプセリング化部とを備えることを特徴とするADSLカプセリング化システムを提供する。
この手段により、ADSL伝送時に変換損失を抑制しスループットの向上が可能になり、前記ATU−Rのカプセリング化部、前記DSLAMのカプセリング化部の機能を拡充することが可能になる。
【0024】
さらに、本発明は、電話回線を介して、宅内側のATU−Rと局側のDSLAM間のADSL伝送を行うADSLカプセリング化システムにおいて、前記ATU−Rから前記DSLAMに送信しパケットデータにパケットデータのフレーム同期を行うフレームビットFを挿入し、前記ATU−RにLANを介して接続される複数の端末に対して、前記フレームビットFに端末毎の優先順位情報を付加し、パケットデータのカプセリング化を行い、前記DSLAMから前記ATU−Rに送信されカプセリング化されたパケットデータに対して、フレームビットFを基に同期を確立し、カプセリング化されたパケットデータからパケットデータを抽出するATU−Rのカプセリング化部と、前記DSLAMから前記ATU−Rに送信しパケットデータにパケットデータのフレーム同期を行うフレームビットFを挿入し、前記ATU−RにLANを介して接続される複数の端末に対して、前記フレームビットFに端末毎の優先順位情報を付加し、パケットデータのカプセリング化を行い、前記ATU−Rから前記DSLAMに送信されカプセリング化されたパケットデータに対して、フレームビットFを基に同期を確立し、カプセリング化されたパケットデータからパケットデータを抽出するDSLAMのカプセリング化部とを備えることを特徴とするADSLカプセリング化システムを提供する。
この手段により、前述の場合と比較して、FCSビットの挿入を行わないようにすることにより、通信品質の悪化を招くが、さらに、高効率は変換効率を得ることが可能になり、前記ATU−Rのカプセリング化部、前記DSLAMのカプセリング化部の機能を拡充することが可能になる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明に係るADSLカプセリング化システムの概略構成を示すブロック図である。
本図に示すように、図4と比較して、ATU−R110にはカプセリング化部110Aが設けられ、カプセリング化部110Aではパーソナルコンピュータ又は端末109a、109bから受信した任意のパケット長(64byte〜1518byte)のパケットデータをカプセリング化する。
【0026】
すなわち、カプセリング化部110Aでは、受信したパケットデータに対してフレーム同期をとるために1byteのF(フレームビット)とデータの誤りを検出させるために1byteのFCSビットの挿入を行う。
ATU−R110では、カプセリング化部110Aでカプセリング化したパケットデータがADSL変調され電話回線114を介してDSLAM111に送信される。
【0027】
DSLAM111にはカプセリング化部111Aが設けられ、ATU−R110からの送信データを受信したDSLAM111のカプセリング化部111Aでは、受信され、カプセリング化された任意のパケット長のパケットデータに対して、フレームビットFを基に、同期が取られ、FCSビットによりデータの誤りの検出が行われ、正常な場合、カプセリング化されたパケットデータからパケットデータが抽出され、BAS112にパケットデータが送信される。
【0028】
BAS112では、DSLAM111から送信データが受信され、STM−1のフレームのペイロードに格納される。
逆に、DSLAM111では、BAS112から受信したSTM−1のフレームのペイロードから、パケットデータが取り出され、DSLAM111のカプセリング化部111Aでは、受信した任意のパケット長(64byte〜1518byte)のパケットデータがカプセリング化される。
【0029】
前述と同様に、カプセリング化部111Aでは、受信したパケットデータに対してフレーム同期をとるために1byteのF(フレームビット)とデータの誤りを検出させるために1byteのFCSビットの挿入が行われる。
DSLAM111では、カプセリング化部111Aでカプセリング化したパケットデータがADSL変調され電話回線114を介してATU−R110に送信される。
【0030】
DSLAM111からの送信データを受信したATU−R110のカプセリング化部110Aでは、受信され、カプセリング化された任意のパケット長のパケットデータに対して、フレームビットFを基に、同期が取られ、FCSビットによりデータの誤りの検出が行われ、正常な場合、カプセリング化されたパケットデータからパケットデータが抽出され、パーソナルコンピュータ又は端末109a、109bにパケットデータがそれぞれ送信される。
【0031】
図2は図1におけるATU−R110のカプセリング化部110A、DSLAM111のカプセリング化部111Aの動作例を説明する図である。
本図に示すように、受信したパケットデータ(IPデータ)にカプセリング化部110A又はカプセリング化部111Aにより挿入されるフレームビットFは、任意の前方保護段数、後方保護段数を有し、フレームビットFでは、任意の固定パターンによりデータのフレーム同期の設定が行われる。これにより、同期確立が確保される。
【0032】
さらに、受信したパケット(IPデータ)にカプセリング化部110A、カプセリング化部111Aにより挿入されるFCS(Frame Check Sequence)ビットは、任意の生成多項式を有し、FCSビットではデータをCRC演算方式により演算した結果に基づきデータの誤りの検出が行われる。
図3は図1におけるADSLカプセリング化システムのプロトコルスタックの一例を示す図である。
【0033】
本図に示すように、ADSLカプセリング化システムのパーソナルコンピュータ又は端末109a、109bにはEther、MAC、PPPoE、PPP、IPからなるプロトコルスタックがそれぞれインストールされる。
さらに、ATU−R110にはEther、MAC、カプセリング、ADSLからなるプロトコルスタックがインストールされる。
【0034】
さらに、DSLAM111にはADSL、カプセリング、STM−1、OC−3からなるプロトコルスタックがインストールされる。
さらに、BAS112にはSTM−1、OC−3、MAC、PPPoE、PPP、IPからなるプロトコルスタックがインストールされる。
この場合、最小のパケットサイズの変換効率は、{64byte/(64byte+2byte)}*100=96.9%となる。このため、この伝送方式は従来方式と比較して飛躍的に向上できる。
【0035】
さらに、最大のパケットサイズの変換効率は、{1518byte/(1518byte+2byte)}*100=99.8%となる。このため、この伝送方式は従来方式と比較して飛躍的に向上できる。
このようにして、ADSLの伝送システムでは、ATU−R110とDSLAM111の間のデータ通信方法を簡単なフレーム方式によりカプセリング化することにより、同じ物理速度でかつ高効率なデータ通信が可能になり、高スループットを得ることが可能になる。
【0036】
以上の説明では、カプセリング化部110A、カプセリング化部111Aではパケットデータに1byteのフレームビットF、1byteのFCSビットを挿入してカプセリング化が行われたが、パケットデータに1byteのフレームビットFだけを挿入してカプセリング化が行われるようにし、FCSビットの挿入を行わないようにすることにより、通信品質の悪化を招くが、さらに、高効率は変換効率を得ることが可能になる。
【0037】
さらに、カプセリング化部110A、カプセリング化部111Aでは、フレームビットFの中に優先順位情報を付加し、複数のパーソナルコンピュータ又は端末109a、109b毎に優先順位に応じたサービスの提供が行われる。
これにより、カプセリング化部110A、カプセリング化部111Aの機能を拡充することが可能になる。
【0038】
【発明の効果】
以上説明したように、ATU−RからDSLAMに送信するパケットデータにパケットデータのフレーム同期を行うフレームビットとパケットデータの誤りを検出するためのFCSビットを挿入しパケットデータのカプセリング化を行い、ATU−RからDSLAMに送信されカプセリング化されたパケットデータに対して、フレームビットを基に同期を確立し、パケットデータの誤り検出を行い、カプセリング化されたパケットデータからパケットデータを抽出し、DSLAMからATU−Rに送信するパケットデータにパケットデータのフレーム同期を行うフレームビットとパケットデータの誤りを検出するためのFCSビットを挿入しパケットデータのカプセリング化を行い、DSLAMからATU−Rに送信されカプセリング化されたパケットデータに対して、フレームビットを基に同期を確立し、パケットデータの誤り検出を行い、カプセリング化されたパケットデータからパケットデータを抽出するようにしたので、ADSL伝送時に変換損失を抑制しスループットの向上が可能になる
【0039】
さらに、ATU−RからDSLAMに送信するパケットデータにパケットデータのフレーム同期を行うフレームビットを挿入しパケットデータのカプセリング化を行い、ATU−RからDSLAMに送信されカプセリング化されたパケットデータに対して、フレームビットを基に同期を確立し、カプセリング化されたパケットデータからパケットデータを抽出し、DSLAMからATU−Rに送信するパケットデータにパケットデータのフレーム同期を行うフレームビットを挿入しパケットデータのカプセリング化を行い、DSLAMからATU−Rに送信されカプセリング化されたパケットデータに対して、フレームビットを基に同期を確立し、カプセリング化されたパケットデータからパケットデータを抽出するようにしたので、前述の場合と比較して、FCSビットの挿入を行わないようにすることにより、通信品質の悪化を招くが、さらに、高効率は変換効率を得ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るADSLカプセリング化システムの概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1におけるATU−R110のカプセリング化部110A、DSLAM111のカプセリング化部111Aの動作例を説明する図である。
【図3】図1におけるADSLカプセリング化システムのプロトコルスタックの一例を示す図である。
【図4】本発明の前提となるADSLシステムの概略構成を示すブロック図である。
【図5】図4におけるADSLシステムのプロトコルスタックの一例を示す図である。
【図6】図4におけるATU−R110がIPベースのパケットデータをATMベースのセルデータに変換を行う例を説明する図である。
【符号の説明】
109a、109b…パーソナルコンピュータ又は端末
110…ATU−R
110A…カプセリング化部
111…DSLAM
111A…カプセリング化部
112…BAS
113…LAN
114…電話回線
115…OC−3

Claims (10)

  1. 電話回線を介して、宅内側のATU−Rと局側のDSLAM間のADSL伝送を行うADSLカプセリング化システムにおいて、
    前記ATU−Rから前記DSLAMに送信し、端末から受信した任意のパケット長でIPデータのパケットデータにパケットデータのフレーム同期を行うフレームビットとパケットデータの誤りを検出するためのFCSビットを挿入しパケットデータのカプセリング化を行い、前記DSLAMから前記ATU−Rに送信されカプセリング化されたパケットデータに対して、フレームビットを基に同期を確立し、パケットデータの誤り検出を行い、カプセリング化されたパケットデータからパケットデータを抽出するATU−Rのカプセリング化部と、
    前記DSLAMから前記ATU−Rに送信し、任意のパケット長でIPデータのパケットデータにパケットデータのフレーム同期を行うフレームビットとパケットデータの誤りを検出するためのFCSビットを挿入しパケットデータのカプセリング化を行い、前記ATU−Rから前記DSLAMに送信されカプセリング化されたパケットデータに対して、フレームビットを基に同期を確立し、パケットデータの誤り検出を行い、カプセリング化されたパケットデータからパケットデータを抽出するDSLAMのカプセリング化部とを備えることを特徴とするADSLカプセリング化システム。
  2. 電話回線を介して、宅内側のATU−Rと局側のDSLAM間のADSL伝送を行うADSLカプセリング化システムにおいて、
    前記ATU−Rから前記DSLAMに送信し、端末から受信した任意のパケット長でIPデータのパケットデータにパケットデータのフレーム同期を行うフレームビットを挿入しパケットデータのカプセリング化を行い、前記DSLAMから前記ATU−Rに送信されカプセリング化されたパケットデータに対して、フレームビットを基に同期を確立し、カプセリング化されたパケットデータからパケットデータを抽出するATU−Rのカプセリング化部と、
    前記DSLAMから前記ATU−Rに送信し、任意のパケット長でIPデータのパケットデータにパケットデータのフレーム同期を行うフレームビットを挿入しパケットデータのカプセリング化を行い、前記ATU−Rから前記DSLAMに送信されカプセリング化されたパケットデータに対して、フレームビットを基に同期を確立し、カプセリング化されたパケットデータからパケットデータを抽出するDSLAMのカプセリング化部とを備えることを特徴とするADSLカプセリング化システム。
  3. 前記フレームビットは任意の固定パターンと、任意の前方保護段数、任意の後方段数を有することを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載のADSLカプセリング化システム。
  4. 前記ATU−Rのカプセリング化部、前記DSLAMのカプセリング化部で、パラメータデータをカプセリング化する場合、前記ATU−RにLANを介して接続される複数の端末に対して、前記フレームビットに端末毎の優先順位情報を付加し、優先順位に応じたサービスの提供を可能にすることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載のADSLカプセリング化システム。
  5. 前記ATU−Rのカプセリング部では任意のプロトコルがMAC層とADSL層の間に規定され、STM−1/OC−3網に接続される前記DSLAMのカプセリング化部では任意のプロトコルがADSL層とSTM−1/OC−3層の間に規定されることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載のADSLカプセリング化システム。
  6. 前記DSLAMのカプセリング化部で抽出されたパケットデータはSTM−1のフレームのペイロードにされ、前記DSLANのカブセリング化部でカプセル化されるパケットデータはSTM−1のフレームのペイロードから取り出されることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載のADSLカプセリング化システム。
  7. 電話回線を介して、宅内側のATU−Rと局側のDSLAM間のADSL伝送を行うADSLカプセリング化方法において、
    前記ATU−Rから前記DSLAMに送信し、端末から受信した任意のパケット長でIPデータのパケットデータにパケットデータのフレーム同期を行うフレームビットとパケットデータの誤りを検出するためのFCSビットを挿入しパケットデータのカプセリング化を行う工程と、
    前記ATU−Rから前記DSLAMに送信されカプセリング化されたパケットデータに対して、フレームビットを基に同期を確立し、パケットデータの誤り検出を行い、カプセリング化されたパケットデータからパケットデータを抽出する工程と、
    前記DSLAMから前記ATU−Rに送信し、任意のパケット長でIPデータのパケットデータにパケットデータのフレーム同期を行うフレームビットとパケットデータの誤りを検出するためのFCSビットを挿入しパケットデータのカプセリング化を行う工程と、
    前記DSLAMから前記ATU−Rに送信されカプセリング化されたパケットデータに対して、フレームビットを基に同期を確立し、パケットデータの誤り検出を行い、カプセリング化されたパケットデータからパケットデータを抽出する工程とを備えることを特徴とするADSLカプセリング化方法。
  8. 電話回線を介して、宅内側のATU−Rと局側のDSLAM間のADSL伝送を行うADSLカプセリング化方法において、
    前記ATU−Rから前記DSLAMに送信し、端末から受信した任意のパケット長でIPデータのパケットデータにパケットデータのフレーム同期を行うフレームビットを挿入しパケットデータのカプセリング化を行う工程と、
    前記ATU−Rから前記DSLAMに送信されカプセリング化されたパケットデータに対して、フレームビットを基に同期を確立し、カプセリング化されたパケットデータからパケットデータを抽出する工程と、
    前記DSLAMから前記ATU−Rに送信し、任意のパケット長でIPデータのパケットデータにパケットデータのフレーム同期を行うフレームビットを挿入しパケットデータのカプセリング化を行う工程と、
    前記DSLAMから前記ATU−Rに送信されカプセリング化されたパケットデータに対して、フレームビットを基に同期を確立し、カプセリング化されたパケットデータからパケットデータを抽出する工程とを備えることを特徴とするADSLカプセリング化方法。
  9. 電話回線を介して、宅内側のATU−Rと局側のDSLAM間のADSL伝送を行うADSLカプセリング化システムにおいて、
    前記ATU−Rから前記DSLAMに送信しパケットデータにパケットデータのフレーム同期を行うフレームビットFとパケットデータの誤りを検出するためのFCSビットを挿入し、前記ATU−RにLANを介して接続される複数の端末に対して、前記フレームビットFに端末毎の優先順位情報を付加し、パケットデータのカプセリング化を行い、前記DSLAMから前記ATU−Rに送信されカプセリング化されたパケットデータに対して、フレームビットFを基に同期を確立し、パケットデータの誤り検出を行い、カプセリング化されたパケットデータからパケットデータを抽出するATU−Rのカプセリング化部と、
    前記DSLAMから前記ATU−Rに送信しパケットデータにパケットデータのフレーム同期を行うフレームビットFとパケットデータの誤りを検出するためのFCSビットを挿入し、前記ATU−RにLANを介して接続される複数の端末に対して、前記フレームビットFに端末毎の優先順位情報を付加し、パケットデータのカプセリング化を行い、前記ATU−Rから前記DSLAMに送信されカプセリング化されたパケットデータに対して、フレームビットFを基に同期を確立し、パケットデータの誤り検出を行い、カプセリング化されたパケットデータからパケットデータを抽出するDSLAMのカプセリング化部とを備えることを特徴とするADSLカプセリング化システム。
  10. 電話回線を介して、宅内側のATU−Rと局側のDSLAM間のA DSL伝送を行うADSLカプセリング化システムにおいて、
    前記ATU−Rから前記DSLAMに送信しパケットデータにパケットデータのフレーム同期を行うフレームビットFを挿入し、前記ATU−RにLANを介して接続される複数の端末に対して、前記フレームビットFに端末毎の優先順位情報を付加し、パケットデータのカプセリング化を行い、前記DSLAMから前記ATU−Rに送信されカプセリング化されたパケットデータに対して、フレームビットFを基に同期を確立し、カプセリング化されたパケットデータからパケットデータを抽出するATU−Rのカプセリング化部と、
    前記DSLAMから前記ATU−Rに送信しパケットデータにパケットデータのフレーム同期を行うフレームビットFを挿入し、前記ATU−RにLANを介して接続される複数の端末に対して、前記フレームビットFに端末毎の優先順位情報を付加し、パケットデータのカプセリング化を行い、前記ATU−Rから前記DSLAMに送信されカプセリング化されたパケットデータに対して、フレームビットFを基に同期を確立し、カプセリング化されたパケットデータからパケットデータを抽出するDSLAMのカプセリング化部とを備えることを特徴とするADSLカプセリング化システム。
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