JP3792540B2 - Junction structure - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、多数接合されて筒状のトンネル壁体を構成するセグメントどうしを接合する場合に用いて好適な接合構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば筒状のトンネル壁体を構成する場合、一般に、セグメントどうしをボルトによって接合していた。このボルトでセグメントどうしを接合する構造としては、セグメントの接合面近傍に、これら接合面どうしを当接させた際に互いに連通する孔部を有する継手を埋め込んでおき、これら継手の孔部どうしが連通するように、セグメントの接合面どうしを当接させた状態にて、孔部へボルトを挿通させ、このボルトへナットを締結させて接合させる構造が一般的である。また、相互のセグメントにナット部材であるインサート金具を埋め込んでおき、隣接するセグメントに貫通させたボルトを締結させて互いに接合させる構造もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記構造では、構築現場にて継手の接合面に形成された孔部へボルトを挿通させ、このボルトへナットを締結させるという極めて煩雑な作業を要するという問題があった。しかも、上記接合構造では、継手の孔部どうしを正確に連通させてセグメントを設置させなければならなかった。
【0004】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、例えばセグメント等の部材どうしを極めて容易に接合させることができる接合構造の提供を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するための手段として、次のような構成の接合構造を採用する。すなわち本発明に係る請求項1記載の接合構造は、部材どうしを互いの接合面を合わせた状態で接合する接合構造であって、一方の部材に設けられ、他方の部材方向へ延在する弾性変形可能な接合棒と、他方の部材に設けられ、前記接合棒が挿入されることで該接合棒を固定する接合具とを備えて構成されており、前記接合棒の先端には鉤形の張出部とその先端の略円錐状部分とを有する膨出部が形成され、該膨出部の内部には先端に開口する中空部が形成され、前記接合具には前記接合棒の膨出部が挿入される凹部が設けられ、該凹部の内部には挿入された前記膨出部を取り囲むように拡大空間が形成され、該拡大空間には前記接合棒が挿入されると前記中空部に押し込まれてしまう球状体が独立して配置され、前記拡大空間をなす接合具の内壁には前記球状体を押し込まれて肥大した前記膨出部の張出部を係止させて反挿入方向への引き抜きを阻む縮径部が前記凹部の開口に形成されていることを特徴とする。
【0006】
この接合構造においては、接合棒を凹部に挿入すると、先端が凹部の中にある球状体に突き当たる。そこで、挿入方向に力を加えると、球状体を押し付けられることで膨出部が弾性変形して中空部が押し広げられ、中空部に球状体が押し込まれる。球状体は、中空部に半分以上飲み込まれると膨出部の弾性力も手伝って吸い込まれるように中空部に収まり、膨出部に捕らえられる。
【0007】
こうなると、膨出部は拡大空間の内部で肥大した格好となるため、接合棒を引き抜こうとする力が作用しても、肥大した膨出部が縮径部に係止してしまい、両者の接合状態が確保される。
【0008】
請求項2記載の接合構造は、請求項1記載の接合構造において、前記球状体に突起が形成され、前記凹部の底には該突起を嵌合される穴が形成されていることを特徴とする。
【0009】
この接合構造においては、球状体の突起が穴に嵌合することにより、凹部の底に留まるので、接合棒が押し付けられたときに球状体が動かない。これにより、中空部への填め込み作業が簡単に行えるようになる。
【0010】
請求項3記載の接合構造は、請求項1記載の接合構造において、前記球状体を鉄製とし、前記凹部の底には磁石を設置したことを特徴とする。
【0011】
この接合構造においては、鉄製の球状体が磁石に吸着されることにより、凹部の底に留まるので、接合棒が押し付けられたときに球状体が動かない。これにより、中空部への填め込み作業が簡単に行えるようになる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明は、部材どうしを、互いの接合面を突き合わせた状態に接合する接合構造であり、その一実施形態を図1、図2を参照しながら以下に説明していくが、本発明がこれのみに限定解釈されるものでないことは勿論である。以下の説明においては、本接合構造を、トンネルを構成するセグメント間の接合に適用した場合を例に説明する。
なお、図1は本実施形態の接合構造を示す図であって接合前状態での断面図、図2は接合前状態の断面図である。
【0013】
図1に示すように、本実施形態の接合構造は、セグメントa(一方の部材)に固定され、セグメントb(他方の部材)に向かって延出する接合棒10と、セグメントbに一部を除いて埋設され、接合棒10が挿入された場合にこの接合棒10を固定する接合具20とによって接合される概略構成を有している。接合棒10は、基端に形成された雄ネジ部10aをセグメントaに埋設固定されたインサート19のナット部19aに螺着することでセグメントaに固定されている。接合具20は、基端の異形部分29をセグメントbに埋設することにより固定されている。
【0014】
円柱状の接合棒10の先端には膨出部11が形成されている。膨出部11は下方が先鋭な略円錐状で、接合棒10と連続する部分には鈎形の張出部12が形成されている。また、膨出部11の内部には中空部13が形成されている。中空部13は、膨出部11先端の開口13aを通じて開放されている。
【0015】
接合具20には、接合棒10を挿入される凹部21が設けられている。凹部21の内部には、挿入された膨出部11を取り囲むように拡大空間Sが形成されており、拡大空間Sには、樹脂製の球(球状体)30が接合具20とは独立して配置されている。
【0016】
また、球30には突起31が形成されており、凹部21にはこの突起31を嵌合される穴22が形成されている。さらに、拡大空間Sをなす接合具20の内壁には、球30を押し込まれて肥大した膨出部11を係止する縮径部23が形成されている。
【0017】
以上のような構成を有する接合構造による、各セグメントa,b間の接合作業について説明する。
両セグメントa,b間が離間した状態(図1参照)から、セグメントbの凹部21に接合棒10を挿入するようにセグメントaを接近させていく。この接近動作に伴って凹部21内に挿入された接合棒10は、膨出部11の先端を凹部21に配置された球30に押し付けられる。さらに力を加えて接合棒10を挿入すると、膨出部11が弾性変形して中空部13が押し広げられ、開口13aを通じて中空部13に球30が押し込まれる。球30は、中空部13に半分以上飲み込まれると、膨出部11の弾性力も手伝って吸い込まれるように中空部13に収まり、膨出部11に捕らえられる。
【0018】
こうなると、膨出部11は拡大空間Sの内部で肥大した格好となるため、接合棒10を引き抜こうとする力が作用しても、肥大した膨出部11の張出部12が縮径部23に係止する(図2参照)。
【0019】
また、球30の突起31が穴22に嵌合することにより、凹部21の底に留まるので、接合棒10が押し付けられたときに球30が動かない。これにより、中空部13への球30の填め込み作業が簡単に行える。
【0020】
しかも、引き抜き力が作用すると、張出部12が縮径部23に押されるため、開口13aを押し縮めるような力が膨出部11に作用して、中空部13からの球30の離脱が阻止される。
これにより、接合棒10が接合具20に対して抜出不可に固定されるので、セグメントbに対するセグメントaの接合作業が完了する。
【0021】
この構成によれば、セグメントa,bどうしを接合させる際に、単に、一方のセグメントaに設けられた接合棒10を他方のセグメントbに設けられた接合具20へ挿入させることにより、極めて容易に、接合具20に接合棒10を係止させ、それぞれを接合させることができる。
これにより、ボルトを継手の接合面に形成された孔部へ挿通させてナットを締結させていた従来構造と比較して、その接合作業にかかる労力を大幅に低減させることができる。また、接合時に、現場にて用意する部品を少なくすることができ、部品の搬入、準備等の作業を軽減することができ、省力化を図ることもできる。さらに、ロボットを使った自動組み立ての実現にも貢献が期待できる。
【0022】
次に、上記実施形態の他の変形例を図3を参照して説明するが、上記実施形態と同一構成要素には同一符号を付し、その説明を省略する。
本変形例では、球30が鋼製となり、突起は設けられず完全な球状となっている。また、接合具20には、凹部21の底に磁石25が設置されている。
【0023】
本変形例では、鋼製の球30が磁石25に吸着されることにより、凹部21の底に留まるので、接合棒10が押し付けられたときにも球30が動かない。これにより、中空部13への球30の填め込み作業が簡単に行える。
【0024】
なお、上記実施形態およびその変形例においては、本発明の接合構造をトンネルを構成するセグメントa,bどうしの接合構造に適用する場合について説明したが、これに限定されず、その他の部材間の接合に適用しても良いことは勿論である。
【0025】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る接合構造によれば、接合棒を凹部に挿入し、膨出部の先端を球状体を押し付けると、膨出部が弾性変形して中空部に球状体が押し込まれる。こうなると、膨出部は拡大空間の内部で肥大した格好となるため、接合棒を引き抜こうとする力が作用しても、肥大した膨出部が縮径部に係止してしまい、両者の接合状態が確保される。したがって、例えばセグメント等の部材どうしを極めて容易に、かつ強固に接合させることができる。
【0026】
請求項2記載の接合構造によれば、球状体の突起が穴に嵌合することによって凹部の底に留まり、接合棒が押し付けられたときに球状体が動かなくなって中空部への球状体の填め込みが簡単に行えるようになるので、接合作業が容易になって作業性の向上が図れる。
【0027】
請求項3記載の接合構造によれば、鉄製の球状体が磁石に吸着されることによって凹部の底に留まり、接合棒が押し付けられたときに球状体が動かなくなって中空部への球状体の填め込みが簡単に行えるようになるので、接合作業が容易になって作業性の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態の接合構造を示す図であって、接合前の状態での断面図である。
【図2】 同接合構造を示す図であって、接合後の状態での断面図である。
【図3】 本実施形態の他の変形例を示す図であって、接合前の状態での断面図である。
【符号の説明】
a,b セグメント(部材)
10 接合棒
11 膨出部
12 張出部
13 中空部
20 接合具
21 凹部
22 穴
23 縮径部
25 磁石
30 球(球状体)
31 突起
S 拡大空間[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a joining structure suitable for use, for example, when joining a plurality of segments that are joined together to form a cylindrical tunnel wall.
[0002]
[Prior art]
For example, in the case of forming a cylindrical tunnel wall, the segments are generally joined together by bolts. As a structure for joining the segments with this bolt, a joint having holes that communicate with each other when the joint surfaces are brought into contact with each other is embedded in the vicinity of the joint surfaces of the segments. In general, a structure is adopted in which a bolt is inserted into the hole and a nut is fastened to the bolt so that the joining surfaces of the segments are in contact with each other so as to communicate with each other. There is also a structure in which insert fittings which are nut members are embedded in the mutual segments, and bolts penetrating through the adjacent segments are fastened and joined together.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, the above-described structure has a problem in that a very complicated operation of inserting a bolt through a hole formed in the joint surface of the joint at the construction site and fastening a nut to the bolt is required. In addition, in the joint structure described above, the segments have to be installed by accurately communicating the hole portions of the joint.
[0004]
The present invention has been made in view of the above circumstances, and an object thereof is to provide a joining structure capable of joining members such as segments very easily.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
As means for solving the above problems, a joining structure having the following configuration is employed. That is, the joining structure according to claim 1 according to the present invention is a joining structure in which members are joined in a state in which their joining surfaces are matched, and is provided in one member and extends in the direction of the other member. and deformable joint rod, provided on the other member, the joint rod is constituted by a bonding tool for fixing the junction rods that are inserted, the hook at the tip of the joining rod A bulging portion having an overhanging portion and a substantially conical portion at the tip thereof is formed, a hollow portion opening at the tip is formed inside the bulging portion, and the bulging of the joining rod is formed in the joint parts are provided recesses to be inserted, the inside of the recess enlargement space so as to surround the bulge portion which is inserted, the hollow portion and the joint rod is inserted into the enlarged space Joints in which spherical bodies that are pushed in are arranged independently to form the expansion space The inner wall and wherein the reduced diameter portion to prevent withdrawal of the protruding portion of the bulging portion which is enlarged pushed the spherical body opposite to the insertion direction by engagement is formed in the opening of the recess To do.
[0006]
In this joining structure, when the joining rod is inserted into the recess, the tip end abuts against a spherical body in the recess. Therefore, when a force is applied in the insertion direction, the bulging portion is elastically deformed by pressing the spherical body, the hollow portion is expanded, and the spherical body is pushed into the hollow portion. When the spherical body is swallowed into the hollow part by more than half, the spherical body is accommodated in the hollow part so that the elastic force of the bulging part is also sucked and is caught by the bulging part.
[0007]
When this happens, the bulging part looks enlarged inside the enlarged space, so even if the force to pull out the connecting rod acts, the enlarged bulging part is locked to the reduced diameter part, A joined state is ensured.
[0008]
The joint structure according to claim 2 is characterized in that, in the joint structure according to claim 1, a protrusion is formed on the spherical body, and a hole is formed on the bottom of the recess to fit the protrusion. To do.
[0009]
In this joining structure, since the projection of the spherical body fits into the hole and stays at the bottom of the concave portion, the spherical body does not move when the joining rod is pressed. Thereby, it becomes possible to easily perform the operation of fitting into the hollow portion.
[0010]
The joining structure according to claim 3 is the joining structure according to claim 1, wherein the spherical body is made of iron, and a magnet is installed at the bottom of the recess.
[0011]
In this joining structure, since the iron spherical body is attracted to the magnet and stays at the bottom of the recess, the spherical body does not move when the joining rod is pressed. Thereby, it becomes possible to easily perform the operation of fitting into the hollow portion.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The present invention is a joint structure in which members are joined to each other in a state in which their joint surfaces are abutted against each other, and one embodiment thereof will be described below with reference to FIGS. 1 and 2. Of course, it should not be construed as limited thereto. In the following description, a case where the present junction structure is applied to a junction between segments constituting a tunnel will be described as an example.
FIG. 1 is a view showing a bonding structure of the present embodiment, a cross-sectional view in a state before bonding, and FIG. 2 is a cross-sectional view in a state before bonding.
[0013]
As shown in FIG. 1, the joining structure of the present embodiment is fixed to a segment a (one member), a joining
[0014]
A bulging
[0015]
The joining
[0016]
Further, a
[0017]
The joining operation between the segments a and b by the joining structure having the above configuration will be described.
From the state where both the segments a and b are separated (see FIG. 1), the segment a is moved closer to the
[0018]
When this happens, the bulging
[0019]
Further, since the
[0020]
In addition, when the pulling force is applied, the overhanging
Thereby, since the joining
[0021]
According to this configuration, when joining the segments a and b, it is extremely easy by simply inserting the joining
Thereby, as compared with the conventional structure in which the bolt is inserted into the hole formed in the joint surface of the joint and the nut is fastened, the labor required for the joining work can be greatly reduced. In addition, it is possible to reduce the number of parts to be prepared in the field at the time of joining, to reduce the work of carrying in and preparing parts, and to save labor. Furthermore, it can be expected to contribute to the realization of automatic assembly using robots.
[0022]
Next, another modification of the above embodiment will be described with reference to FIG. 3, but the same components as those in the above embodiment are denoted by the same reference numerals, and the description thereof is omitted.
In this modification, the
[0023]
In this modification, since the
[0024]
In addition, in the said embodiment and its modification, although the case where the junction structure of this invention was applied to the junction structure of the segments a and b which comprise a tunnel was demonstrated, it is not limited to this, Between other members Of course, it may be applied to bonding.
[0025]
【The invention's effect】
As described above, according to the joining structure according to the present invention, when the joining rod is inserted into the recess and the spherical body is pressed against the tip of the bulging portion, the bulging portion is elastically deformed and the spherical body is formed in the hollow portion. Pushed in. When this happens, the bulging part looks enlarged inside the enlarged space, so even if the force to pull out the connecting rod acts, the enlarged bulging part is locked to the reduced diameter part, A joined state is ensured. Therefore, for example, members such as segments can be joined very easily and firmly.
[0026]
According to the joining structure of the second aspect, the spherical body projection stays in the bottom of the concave portion by fitting into the hole, and when the joining rod is pressed, the spherical body does not move, and the spherical body into the hollow portion Since the insertion can be performed easily, the joining operation is facilitated and the workability can be improved.
[0027]
According to the joining structure of claim 3, the iron spherical body is attracted to the magnet and stays at the bottom of the concave portion, and when the joining rod is pressed, the spherical body does not move and the spherical body into the hollow portion Since the insertion can be performed easily, the joining operation is facilitated and the workability can be improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing a bonding structure according to an embodiment, and is a cross-sectional view in a state before bonding.
FIG. 2 is a view showing the joint structure, and is a cross-sectional view in a state after joining.
FIG. 3 is a view showing another modified example of the embodiment, and is a cross-sectional view in a state before joining.
[Explanation of symbols]
a, b Segment (member)
DESCRIPTION OF
31 Protrusion S Expansion space
Claims (3)
一方の部材に設けられ、他方の部材方向へ延在する弾性変形可能な接合棒と、
他方の部材に設けられ、前記接合棒が挿入されることで該接合棒を固定する接合具とを備えて構成されており、
前記接合棒の先端には鉤形の張出部とその先端の略円錐状部分とを有する膨出部が形成され、該膨出部の内部には先端に開口する中空部が形成され、
前記接合具には前記接合棒の膨出部が挿入される凹部が設けられ、該凹部の内部には挿入された前記膨出部を取り囲むように拡大空間が形成され、該拡大空間には前記接合棒が挿入されると前記中空部に押し込まれてしまう球状体が独立して配置され、前記拡大空間をなす接合具の内壁には前記球状体を押し込まれて肥大した前記膨出部の張出部を係止させて反挿入方向への引き抜きを阻む縮径部が前記凹部の開口に形成されていることを特徴とする接合構造。It is a joining structure that joins members in a state in which their joint surfaces are aligned,
An elastically deformable joining rod provided on one member and extending toward the other member;
Provided on the other member, is constituted by a bonding tool for fixing the joint bar by the joining rod is inserted,
A bulging portion having a hook-shaped overhanging portion and a substantially conical portion at the tip thereof is formed at the tip of the joining rod, and a hollow portion opening at the tip is formed inside the bulging portion,
The joint is provided with a concave portion into which the bulging portion of the joining rod is inserted, and an enlarged space is formed in the concave portion so as to surround the bulged portion inserted therein. A spherical body that is pushed into the hollow portion when the joining rod is inserted is independently arranged, and the bulging portion of the bulging portion that has been enlarged by being pushed into the inner wall of the joint forming the expansion space. joint structure reduced diameter portion which is locking the output portion preclude withdrawal of the non-insertion direction, characterized in that it is formed in the opening of the recess.
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