JP3790841B2 - スモーキング・ポスト - Google Patents
スモーキング・ポスト Download PDFInfo
- Publication number
- JP3790841B2 JP3790841B2 JP2002066625A JP2002066625A JP3790841B2 JP 3790841 B2 JP3790841 B2 JP 3790841B2 JP 2002066625 A JP2002066625 A JP 2002066625A JP 2002066625 A JP2002066625 A JP 2002066625A JP 3790841 B2 JP3790841 B2 JP 3790841B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cigarette
- smoke
- ventilation
- smoking
- smoking post
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
- Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、卓上の机やテーブル、又会議室や部屋、更に屋外のバス停等に置く煙草の吸い殻入れに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、煙草の吸い殻の室内の卓上、会議室、部屋などでは、必要に応じて吸い殻入れを置いていた。その構造は、皿状であったり、灰皿のスタンド式のものがあった。また、街頭には、地上に据え付けられ、煙草を挿入するスタンド式ものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記の従来の構造では、吸い殻入れは、皿状のものが多く、直ぐに一杯になって溢れたりして、火災の原因となったり、又吸い殻入れの位置や置き場所がはっきりしないために、右往左往して灰皿を探している内につい落としてしまう等の問題点があった。
【0004】
特に、灰皿のスタンド式のものは、ロビーや応接室に置かれているが、所在も明確ではなく、又倒れやすかったり、容量が小さいため汚れ易いという問題点があった。更に街頭の置かれるものも、前記の外、清掃がし難く長く放置され易く、
又街の外観上もイメージとして余り好ましいものではなかった。
【0005】
本発明は、上記の問題点を改善して、吸い殻を多く収容でき更に置き場所が容易に見出せるようにして、簡単に設置が可能なスモーキングスタンドを得ることを目的とする。
【0006】
本発明は、筒状の略長い煙体部及び収納部からなるスモーキング・ポストにおいて、該煙体部は煙草の煙草部分を収納部はフイルター部を模して煙草を連想させる構成とし、煙体部周壁には煙草の吸殻を投下させる為の丸型などからなる開放窓を該煙体部の適宜個所へ設け、収納部内には該開放窓から投下された吸い殻を収納する為の収納部が設けられ、且つ煙体部内には換気部を、且つ照明灯を設けて該開放窓から外部へ光を漏らさせると共に該照明灯の熱によって上昇気流を生じさせ筒状の略長い煙体部の煙突効果と相まって該換気部からの排煙効果を促進させ、吸殻入れを遠方より認識させることを特徴とするスモーキング・ポストを提供する。
【0007】
前記換気部の天井から漏れる照明灯の光が赤色とさせることで煙草の点火状態を擬することによって、煙草の吸殻入れを遠方より認識させるスモーキング・ポストを提供する。従って、スモーキング・ポストは煙草を模したのに加えて更に煙草を遠くから一層認識させることが出来る。
【0008】
煙体部と収納部からなるスモーキング・ポストにおいて、煙体部には煙草の吸い殻を投下する為の開放窓、照明具及び換気部を設け、該換気部には、換気と照明光を断続させる部材を兼用させる換気扇を備えたスモーキング・ポストを提供する。
従って、換気部から光が断続して放出されるので、遠くからもスモーキング・ポストの存在を認識できることになる。
【0009】
前記換気部には、照明灯の熱による上昇気流により回転する回転板を設けるスモーキング・ポストを提供する。この場合には、動力が不要なので故障もなく経済的である。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を実施例に基づき、図面を参照して説明する。図1は本発明の実施例の一つである。
【0013】
図1は、本発明における実施例である吸い殻入れであるスモーキング・ポスト1を正面図である。該スモーキング・ポスト1は、その正面図でもわかるように煙草型からなり、主に煙体部10と吸い殻の収納部11とからなる。
【0014】
喫煙者には、吸い殻入れであることを認知させるために、本実施例では、下方を煙草のフイルターを表す茶色とし、上方を白として、煙草を想起させるものとしたので、喫煙者には遠くからも、容易に認知することが可能である。勿論、この色や形態に限定されるものではなく様々な実施例が考えられる。
【0015】
煙体部10には、喫煙者が煙草を捨てる開放窓101が単数か又は幾つか設けられており、その開放窓101から、煙草を投げ捨てることになる。
【0016】
又喫煙者は、投下する前に、煙草を通常は消すので開放窓101の下端側には窓から延出する内側又は外側に水平な板材を設けておくこともできる。
【0017】
又煙体部10の断面形状は円であるが、この他楕円状や角型であってもよい。
【0018】
開放窓101は、丸や角形、或いは楕円、葉巻型やスリットなど様々な形が考えられ、趣のあるものとして構成できる。
【0019】
更に夜間等の使用に供するために、図2に示すように、煙体部10内部に照明灯300を配置しておけば、開放窓101から、光が漏れて位置を明確に夜間でも示すこともできる。勿論照明灯300は煙体部10の外部に設けておき、例えば、図2に示すように、上方へ向けて設けることもできし、又下方向へ向けてもよい。更に、収納部11の下方から方へ照明灯300を設けて、スモーキング・ポスト1全体を照らすことも可能である。
【0020】
勿論、スモーキング・ポスト1から離れた場所からも照明して、スモーキング・ポスト1を浮かび上がらせることもよい。
【0021】
更に、煙草を捨てた後に、風などで煙草の吸い殻が飛び上がらないように、煙体部10内に板材100を設けておけば、煙体部10内部で吸い殻が飛び回ることを防ぐことができる。
【0022】
下方には、図4に示すように、開放窓101から投下された吸い殻を収納する収納する収納部11が設けられており、吸い殻用容器2が収納部11内へ移動自在に設置される。
【0023】
図2に示すように、吸い殻用容器2は、収納部11側面に設けられている蓋110を開けて収納又は取り出される。
【0024】
吸い殻用容器2への吸い殻の投入を容易且つ確実にするために、円錐型の導入部120を該容器2の上方へ設けることもできる。
【0025】
この為、開放窓101から投入された吸い殻は、導入部120を通って吸い殻用容器2は確実に入ることができる。
【0026】
又消し忘れの煙草があってくすぶっているときには、この導入部120があるために、酸素の供給を減じることができる。
【0027】
煙体部10は、図2に示すように、又上方に換気装置3を設け、換気扇301を備えて、残っている煙を押し出すようにすることもできる。
換気扇301は支持板304に支持されており、図示しないが、支持板304を除いて上方は開放されていてもよいが、又は編み目状のもので覆ってもよい。
【0028】
換気扇301にはモータ302があり回転させることになるが、該モータ302には、照明灯303を付属させてもよい。本実施例では、該照明灯303は、モータ302の底部についているが、勿論、照明灯303は、単独で配置してもかまわない。この場合に、照明灯303の色を赤にしておけば、煙草の上部が赤くなり、あたかも煙草に火がついているように模することもできて、吸い殻入れとして更に効果を上げることもできる。
【0029】
この場合、煙体部10は上方へ略長い筒状としておけば、流体力学的な流れの煙突効果を奏することとなり、押し出しは容易となる。即ち、煙体部の高さをH、煙体部10内の熱ガスの平均単位体積重量をγgとし、外気のそれをγaとすると、
吸い出し圧力Δpは、
【0030】
【数1】
Δp=(γa−γg)Hとなる。
【0031】
更には、煙体部10に投げ捨てられる煙草は、消されるのが普通であるが、消したばかりの場合、煙ることがあるので、フイルター4を設けておき、煙草の煙成分を取り去るようにして置くことも可であって、この場合には、公害防止にもなる。
【0032】
又、図3に示すように、照明灯310をを設けておけば、上方へ光が放射されてスモーキング・ポスト1の位置をより明示することができる。前記実施例のように、赤色の照明灯とすれば、前記の同様の効果を上げられる。
【0033】
この場合、更に図示のように、回転板311を設け、且つ該回転板311には、スリット312を設けたものを回転させると、照明灯310からの光が断続してあたかも赤色の光が揺らぐようにみえて、煙草から火が揺らぐように見える。
【0034】
照明灯310の色は、従って、赤ではなくて煙りを想起させる鼠色や乳白色でもかまわない。
【0035】
更に、回転板311に、図3の(2)に示すようにスリット312に対する板部314の端部313を曲げておけば、換気と同時に送風の作用も行うこととなり、換気としても活用することが可能である。又、端部31だけでなく板部314全体を翼状に傾けておいてもよい。更に、煙体部10内に照明灯300を設けておけば、その熱による上昇気流によって、回転させるモータがなくても、回転板311を回転させることも可能である。
【0036】
図5及び6に示すように、本発明の実施例であるスモーキング・ポスト1を市街地、ここではバス停付近、や屋内のウエイティング・ルーム等へ大小の2例を配置したものであるが、デザイン的にもマッチングして、美観向上にも役立つのが理解される。
【0037】
なお、上記実施例では、比較的大きな構造のものについて述べてきたが、所謂卓上型のものであってもよく、この場合、従来の灰皿に比べても同様な優れた効果があるのは勿論である。
【0038】
本発明は、上記の実施例について詳細に説明されてきたが、上記実施例に限定されることなく、本発明の技術思想に基づき当業者にとって種々の実施例が可能であるのは勿論である。
【0039】
【発明の効果】
本発明は、上記に説明したように、従来の灰皿スタンドでは、その位置が明確に掴めなかった点を改善し遠方からもその所在がはっきりする構造としたので、街の美観を維持しえる画期的な新しい概念による煙草の吸い殻入れを提供する
ことが可能となった。
【0040】
更に、本発明では、単なる灰皿としての機能だけではなく、街の外観にもマッチングした構造体として、提供できることとなった。
【0041】
特に外面を利用して広告筒や案内板としても活用できるのは勿論であり、種々の点で利用できる分野は広い。
【0042】
又、本発明では、煙体部をも設けてあるので、通常な灰皿に対して、残った煙を押し出す煙突効果も得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のスモーキング・ポストの全景を示す。
【図2】本発明の図2に示すスモーキング・ポストの断面図を示す。
【図3】本発明のスモーキング・ポストの上部の実施例を示す。
【図4】本発明のスモーキング・ポストの下部の収納部の実施例の側面を示す。
【図5】本発明のスモーキング・ポストの市街地に設置した例を示す。
【図6】本発明のスモーキング・ポストを屋内のウエイティング・ルームに設置した例を示す。
【符号の説明】
1 スモーキング・ポスト
10 煙体部
101 開放窓
11 収納部
110 蓋
120 導入部
2 吸い殻用容器
3 換気装置
300 照明灯
301 換気扇
303 照明灯
302 モータ
304 支持板
310 照明灯
311 回転板
312 スリット
313 端部
Claims (4)
- 筒状の略長い煙体部及び収納部からなるスモーキング・ポストにおいて、該煙体部は煙草の煙草部分を収納部はフイルター部を模して煙草を連想させる構成とし、煙体部周壁には煙草の吸殻を投下させる為の丸型などからなる開放窓を該煙体部の適宜個所へ設け、収納部内には該開放窓から投下された吸い殻を収納する為の収納部が設けられ、且つ煙体部内には換気部を、且つ照明灯を設けて該開放窓から外部へ光を漏らさせると共に該照明灯の熱によって上昇気流を生じさせ筒状の略長い煙体部の煙突効果と相まって該換気部からの排煙効果を促進させ、吸殻入れを遠方より認識させることを特徴とするスモーキング・ポスト
- 前記換気部の天井から漏れる照明灯の光が赤色とさせることで煙草の点火状態を擬することによって、煙草の吸殻入れを遠方より認識させることを特徴とする請求項1記載のスモーキング・ポスト
- 煙体部と収納部からなるスモーキング・ポストにおいて、煙体部には煙草の吸い殻を投下する為の開放窓、照明具及び換気部を設け、該換気部には、換気と照明光を断続させる部材を兼用させる換気扇を備えたことを特徴とするスモーキング・ポスト
- 前記換気部には、照明灯の熱による上昇気流により回転する回転板を設けたことを特徴とする請求項1、2又は3記載のスモーキング・ポスト
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002066625A JP3790841B2 (ja) | 2002-03-12 | 2002-03-12 | スモーキング・ポスト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002066625A JP3790841B2 (ja) | 2002-03-12 | 2002-03-12 | スモーキング・ポスト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003259854A JP2003259854A (ja) | 2003-09-16 |
JP3790841B2 true JP3790841B2 (ja) | 2006-06-28 |
Family
ID=28671491
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002066625A Expired - Fee Related JP3790841B2 (ja) | 2002-03-12 | 2002-03-12 | スモーキング・ポスト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3790841B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2309197A4 (en) * | 2008-04-23 | 2015-04-01 | Japan Tobacco Inc | SMOKER |
-
2002
- 2002-03-12 JP JP2002066625A patent/JP3790841B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2003259854A (ja) | 2003-09-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN206576295U (zh) | 雾化器及其电子烟 | |
JP3790841B2 (ja) | スモーキング・ポスト | |
CN201751687U (zh) | 具有滤烟功能的台灯 | |
CN205456042U (zh) | 一种方便实用烟灰缸 | |
CN209489487U (zh) | 一种环保抽烟器 | |
CN205492213U (zh) | 灭蚊器 | |
CN208669010U (zh) | 室外智能环保吸烟室 | |
WO2019214426A1 (zh) | 一种吹熄型电子蜡烛 | |
CN208042095U (zh) | 一种底座稳定的陶瓷烛台 | |
CN214332392U (zh) | 一种办公式台灯并联排烟机装置 | |
CN219762499U (zh) | 一种自动泄压式电子烟 | |
CN218825784U (zh) | 一种园林景观灯 | |
CN210299224U (zh) | 一种盘香炉 | |
CN211631778U (zh) | 烟灰收集装置 | |
CN207836762U (zh) | 车载烟灰缸 | |
CN109237409A (zh) | 一种可自动加湿空气的牵牛花灯及其使用方法 | |
CN2138395Y (zh) | 新型燃蚊香盒 | |
CN208058544U (zh) | 一种带有加湿器的夜灯 | |
CN210248372U (zh) | 一种站立式烟灰盅 | |
KR20090110763A (ko) | 흡연구역 편의시설 옥외 광고장치 | |
CN2674882Y (zh) | 立式防灰烟斗 | |
CN214700625U (zh) | 一种带镜面的音乐盒式烛台 | |
CN2881345Y (zh) | 具排烟效果的麻将灯 | |
CN210642426U (zh) | 一种智能环保烟灰缸 | |
CN210385268U (zh) | 一种二手烟过滤装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20021111 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051108 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060105 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060105 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060307 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060314 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20060413 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120414 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150414 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |