JP3790664B2 - Pinhole detector - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、容器本体に口部が取り付けられた容器のピンホール(小さな孔)を検出する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図8に示し説明する。2つ折りにされたシート101は、周縁部102が熱溶着などの手段によって張り合わさって容器本体103を形成している。又、その容器本体103の上部には口部104が固定されているが、この口部104も容器本体103と熱溶着(溶着部105)されることによって固定されている。
次に、その溶着部105のピンホールを検出する装置について説明する。空気が噴出するバルブ106の先端には、ゴム状弾性体よりなるパイプ107が圧接している。又、バルブ106とパイプ107との間には、噴出された空気の圧力を測定する圧力センサー108が設けられている。
【0003】
次に、前記溶着部105のピンホールの検出方法について説明する。先ず、前記パイプ107の先端を口部104に密着させ、バルブ106より空気を容器本体103内に規定の圧力になるまで送り込む。その規定の圧力は前記圧力センサー108によって検出することができる。そして、空気が規定量吹き込まれたら空気の噴出を止め、しばらくの間、前記圧力センサー108を約30秒〜45秒監視する。こゝで、圧力センサー108が変化しなければピンホールが無いと判断し、その容器は良品とされる。しかし、前記の監視により圧力センサー108が減少した場合には空気が漏れている状態であり、ピンホールが形成されていることになるから、その容器は不良品とされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述した従来の技術にあっては容器本体103内に空気を送り込むことは1秒程度で行えるが、空気の圧力変化を監視する工程に時間がかゝってしまい生産性が非常に悪かった。そこで、空気の圧力を監視する時間を短くすることも考えられるが小さいピンホールほど空気が漏れにくゝ、その結果、圧力の減少も遅れるためピンホールが形成されているのにも関わらず良品としてしまう場合があり、これは品質上、非常に悪いことであった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明の第1発明は、請求項1に記載された通りのピンホール検出器であり、次のようなものである。
容器本体に口部が取り付けられた容器のピンホールを検出する装置であって、前記容器本体の口部の熱溶着部を挟み込むように対向した開閉可能な電極盤と、その電極盤の開閉動作に連動して前記容器本体の口部に侵入可能な電極棒を備えている構成である。
上記課題を解決するための本発明の第2発明は、請求項2に記載された通りのピンホール検出器であり、次のようなものである。
請求項1に記載の発明に加えて、前記対向した電極盤と電極棒との連動は、リンク棒によってなされている構成である。
【0006】
【作用】
ピンホールが無い場合には通電されず、逆に、ピンホールが有る(形成されている)場合にはそのピンホールから電流が漏れ通電される。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1〜図7に示し説明する。基台1には多数の容器2が収容されたマガジン3(本実施例では2箇所に設置されているが、1箇所であっても良い。)と、そのマガジン3から前記容器2が受け渡される供給回転テーブル4とが設置されている。その供給回転テーブル4には前記マガジン3から押し出された容器2を受け取る受部5が6箇所、放射状に形成されている。
また、基台1には前記供給回転テーブル4と同期して間欠回転する検査テーブル6が設置されている。その検査テーブル6には6個の切り欠き部7が放射状に形成されており、その切り欠き部7には把持部8が固定されている。その把持部8は公知のアクチュエータによって支軸Sを支点とし開く方向に作動し、閉鎖はコイルスプリングなどの弾撥部材9によってなされている。勿論、その把持部8は前記供給回転テーブル4から供給される容器2を把持するための部材であるが、容器2全体を把持するものではなく口部10を把持している。検査テーブル6の回転による遠心力で外れない程度の把持力となっている。
11は把持部8の閉鎖間隔を設定するストッパ部材であり、ねじ12の突出量によって閉鎖の間隔が変えられる。
【0008】
また、前記把持部8の下方には容器2の口部10の形状に合わせ湾曲部が形成された金属材質よりなる電極盤13が配置・固定されている。更に、その電極盤13と対向した位置には第2の電極盤14が位置しているが、その電極盤14は前記基台1上に設置された支柱のスライドユニット15に固定されている。そして、そのスライドユニット15はリンク棒16によって後退するが、前進はコイルスプリング9の弾撥力によってなされている。つまり、口部10は前記切り欠き部7と把持部8によって把持されるが、対向した2つの電極盤13,14によっても把持される。こゝで、電極盤13,14の位置は容器本体17と口部10との熱溶着部18ともなっている(図5、図6参照)。
【0009】
前記検査テーブル6の上方には天板19が位置しており、その天板19には電極棒20が上下動自在に配置されている。その電極棒20は前記リンク棒16に連結されていて、そのリンク棒16の動作によって上下動している。即ち、前記電極盤14と電極棒20とは連動して作動している。具体的には前記電極盤14が電極盤13の方向に前進移動すると電極棒20は下降し、口部10内に侵入する。
なお、その電極棒20と電極線21との接合部分には、前記電極盤13,14からの電流を拾わないように絶縁カバー22が設置されている。又、それら電極盤13,14にも電極線23が接続されており、前記電極線21と電極線23は高電圧発生装置に接続されている。
【0010】
24は容器2が検査された後に、良品と判断された容器を排出する良品排出シュートであって、25は不良品と判断された容器を排出する排出盤である。不良品は検査テーブル6の回転によって排出盤25に当接し、更なる検査テーブル6の回転によって把持部8から強制的に隔離される。
【0011】
次に動作について説明する。供給回転テーブル4から検査テーブル6に受け渡された容器2は、前記スライドユニット15の位置で停止する。この停止と同時にスライドユニット15が前進し、電極盤14が容器2の熱溶着部18に当接することによって圧接もする。そして、この圧接により熱溶着部18は2つの電極盤13,14によって挟み込まれる。それと同時に前記電極棒20が下降し口部10内に侵入する。この電極棒20は前記熱溶着部18の位置まで侵入する(図7参照)。
こゝで、高電圧発生装置を作動させ、電極盤13,14と電極棒20に高電圧を印加する。この時、通電が確認されなければピンホールは無いと判断され良品とされ、その容器は良品排出シュート24に導かれる。しかし、通電が確認されるとピンホールが有ると判断され、その不良品は排出盤25から強制的に排出される。
【0012】
【発明の効果】
本発明は容器本体に口部が取り付けられた容器のピンホールを検出する装置であって、前記容器本体の口部の熱溶着部を挟み込むように対向した開閉可能な電極盤と、その電極盤の開閉動作に連動して前記容器本体の口部に侵入可能な電極棒を備え、かつ、前記対向した電極盤と電極棒との連動は、リンク棒によってなされているので、正確に、しかも、素早く検査をすることができ、もって、生産性をも向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の上面図である。
【図2】 本発明の側面図である。
【図3】 図1の要部拡大図(A部)である。
【図4】 図1の要部拡大図(B部)である。
【図5】 電極盤によって熱溶着部を把持した上面図である。
【図6】 容器の側面図である。
【図7】 動作を説明する側面図である。
【図8】 従来の技術を示す側面図である。
【符号の説明】
1 基台
2 容器
3 マガジン
4 供給回転テーブル
5 受部
6 検査テーブル
7 切り欠き部
8 把持部
9 弾撥部材
10 口部
11 ストッパ部材
12 ねじ
13 電極盤
14 電極盤
15 スライドユニット
16 リンク棒
17 容器本体
18 熱溶着部
19 天板
20 電極棒
21 電極線
22 絶縁カバー
23 電極線
24 良品排出シュート
25 排出盤[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an apparatus for detecting a pinhole (small hole) in a container having a mouth attached to the container body.
[0002]
[Prior art]
This will be described with reference to FIG. The
Next, an apparatus for detecting a pinhole in the
[0003]
Next, a method for detecting a pinhole in the
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional technique described above, air can be sent into the
[0005]
[Means for Solving the Problems]
A first invention of the present invention for solving the above problems is a pinhole detector as set forth in
An apparatus for detecting a pinhole in a container having a mouth attached to the container body, the electrode board being openable and closable so as to sandwich the heat welded part of the mouth of the container body, and the opening and closing operation of the electrode board The electrode rod is capable of entering the mouth portion of the container body in conjunction with the above.
A second invention of the present invention for solving the above-mentioned problems is a pinhole detector as described in
In addition to the invention described in
[0006]
[Action]
When there is no pinhole, no current is supplied. Conversely, when a pinhole is present (formed), current is leaked from the pinhole.
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
This will be described with reference to FIGS. The
The
[0008]
An
[0009]
A
An
[0010]
[0011]
Next, the operation will be described. The
Here, the high voltage generator is operated to apply a high voltage to the
[0012]
【The invention's effect】
The present invention is an apparatus for detecting a pinhole of a container having a mouth part attached to the container body, and an electrode board that can be opened and closed facing the heat welding part of the mouth part of the container body, and the electrode board An electrode bar that can enter the mouth of the container body in conjunction with the opening and closing operation of the container, and the interlocking between the opposing electrode board and the electrode bar is made by a link bar , accurately, Inspection can be performed quickly, and productivity can be improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a top view of the present invention.
FIG. 2 is a side view of the present invention.
3 is an enlarged view (portion A) of the main part of FIG. 1. FIG.
FIG. 4 is an enlarged view (B part) of the main part of FIG.
FIG. 5 is a top view of a heat welded portion held by an electrode board.
FIG. 6 is a side view of the container.
FIG. 7 is a side view for explaining the operation.
FIG. 8 is a side view showing a conventional technique.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (2)
Priority Applications (1)
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JP2000332477A JP3790664B2 (en) | 2000-10-31 | 2000-10-31 | Pinhole detector |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2000332477A JP3790664B2 (en) | 2000-10-31 | 2000-10-31 | Pinhole detector |
Publications (2)
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JP3790664B2 true JP3790664B2 (en) | 2006-06-28 |
Family
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Family Applications (1)
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JP2000332477A Expired - Lifetime JP3790664B2 (en) | 2000-10-31 | 2000-10-31 | Pinhole detector |
Country Status (1)
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Families Citing this family (2)
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JP5350412B2 (en) * | 2011-01-28 | 2013-11-27 | コウノウォーター株式会社 | Bottle leak detection device and bottle leak detection method |
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2000
- 2000-10-31 JP JP2000332477A patent/JP3790664B2/en not_active Expired - Lifetime
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