JP3788860B2 - Slide bearing device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、スリーブと軸とを微小隙間を有して相対回転可能に嵌合しているすべり軸受装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、すべり軸受装置の一種である動圧軸受装置は、例えば、X線管の回転陽極を回転自在に支持する軸受装置として使用されている。
図4は従来の動圧軸受装置の一例を示す要部断面図である。この動圧軸受装置は、一端部が蓋体93によって閉塞された筒状のスリーブ91に、軸92を回転自在に導入し、このスリーブ91と軸92との間及び軸92と蓋体93との間の隙間に、液体ガリウム等の潤滑用の液体金属94を充填したものである。
上記蓋体93は、平坦な円盤状のものであり、スリーブ91に軸92を導入し、両者間の隙間に液体金属94を充填した後、ネジ等を用いてスリーブ91に取り付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記動圧軸受装置においては、蓋体93をスリーブ91に取り付ける際に、軸92の端面92aと蓋体93との間の隙間に、空気等の雰囲気ガスが残留すると、当該隙間において液体金属94による潤滑膜が形成され難くなるとともに、液体金属94が酸化されて固化し易くなる。この結果、スリーブ91と軸92との円滑な相対回転が阻害されるという問題が生じる。
そこで、上記液体金属94の充填に際して、当該液体金属94を、その表面張力を利用して、スリーブ91の端面から円弧状に盛り上がるまで充填し(図5参照)、この液体金属94の盛り上がった部分94aを蓋体93によって押さえつけて、余剰の液体金属94をスリーブ91の端面91aと蓋体93との間から溢れさせながら、蓋体93をスリーブ91に取り付けることにより、軸92の端面92aと蓋体93との間の隙間に空気が残留するのを防止している。
しかし、この場合、スリーブ91の端面91aと蓋体93との合わせ面に、スリーブ91から溢れた液体金属94が挟み込まれて残留し、この残留した液体金属94が、軸92等の回転中に上記合わせ面から漏洩して、軸受装置の周囲の雰囲気が汚染されることになる。この雰囲気の汚染は、上記X線管等、動圧軸受装置を真空中で使用する場合に特に重大な問題となっていた。
【0004】
また、上記液体金属94を充填したり蓋体93を取り付けたりする作業は、液体金属94が酸化するのを防止するために、窒素ガス又はアルゴンガスを含む雰囲気中で行われている。このため、これら酸化防止用のガスの一部が液体金属94に混入又は溶け込み、この混入又は溶け込んだガスが、軸92等の回転中に軸92の端面92aと蓋体93との間(スラスト部)に移動して、液体金属94による潤滑膜が形成され難くなる。この結果、スラスト部の潤滑不良を生じ、回転性能が低下するという問題があった。
この発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、雰囲気が汚染されたり、回転性能が低下したりするのを防止することができるすべり軸受装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するためのこの発明のすべり軸受装置は、筒状のスリーブの一端部を蓋体で閉塞し、上記スリーブの内部に軸を相対回転可能に導入しているとともに、上記軸とスリーブ及び蓋体との間の隙間に、潤滑用の液体金属を充填しているすべり軸受装置において、上記蓋体の軸の端面に対向する部位に、上記液体金属を溜める凹部を形成し、この凹部に連通させて、余剰の液体金属をスリーブの外部に漏出させる貫通孔を形成しているとともに、上記貫通孔を栓により閉塞しており、上記凹部が、上記貫通孔に向かって漸次縮径し、且つ上記凹部及び貫通孔が軸と同心に設けられていることを特徴とするものである(請求項1)。
【0006】
上記の構成のすべり軸受装置によれば、スリーブに蓋体を取り付ける際に、余剰の液体金属が、スリーブと蓋体との合わせ面でなく、当該蓋体の貫通孔を通して外部へ溢れることになる。このため、スリーブと蓋体との合わせ面に液体金属が残留するのを防止することができる。
また、液体金属に混入又は溶け込んだ酸化防止用のガスが、軸と蓋体との間に移行した場合でも、この酸化防止用のガスを上記凹部内に液体金属とともに溜めておくことができる。このため、当該酸化防止用のガスによって潤滑性能が低下するのを防止することができる。
さらに、上記すべり軸受装置を加熱することにより、液体金属に混入又は溶け込んだガスを、貫通孔と栓との間に生じる微小隙間を通して排気することもできる。
【0007】
上記凹部は、貫通孔に向かって漸次縮径しているので、スリーブに蓋体を取り付ける際に、蓋体と液体金属との間に介在される雰囲気ガスを、上記凹部によって貫通孔へ全て導いて排気することができる。この結果、雰囲気ガスが凹部に残留するのを防止することができる。
【0008】
さらに、上記凹部及び貫通孔は、軸と同心に設けられているので、スリーブに蓋体を取り付ける際に、余剰の液体金属を凹部の周囲から貫通孔へ均等に導くことができる。この結果、蓋体によって押さえつけられた余剰の液体金属が、スリーブと蓋体との合わせ面に向かって流動するのを効果的に防止することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について、添付図面を参照しながら説明する。
図1はこの発明の一つの実施の形態にかかる動圧軸受装置を示す要部断面図である。同図において、上記動圧軸受装置は、筒状のスリーブ1と、このスリーブ1の一端部を閉塞する蓋体2と、上記スリーブ1の内部に微少隙間を有して導入された軸3と、この軸3とスリーブ1及び蓋体2との間に充填された潤滑用の液体金属4とによって主要部が構成されている。
【0010】
上記蓋体2は、円盤状のものであり、スリーブ1内に液体金属4を充填した後、スリーブ1の端面1aにネジ止めされている。この蓋体2の軸3の端面3bに対向する部位には、上記液体金属4を溜める凹部5及びこの凹部5の底部から軸受外部に通じる貫通孔6が形成されており、この貫通孔6は、栓7によって閉塞されている。
上記凹部5及び貫通孔6は、軸3の軸線と同心に設けられている。また、凹部5の内壁は、貫通孔6に向かって漸次縮径する円錐面で構成されている。
上記栓7は、樹脂又は金属からなるものであり、貫通孔6に対して螺合されている。なお、上記液体金属4としては、ガリウム、水銀、ナトリウム等が使用される。
【0011】
上記軸3の外周面には、ラジアル動圧発生用の溝3aが形成されており、スリーブ1と軸3との相対回転による上記溝3aのポンプ作用によって、ラジアル方向に軸3を支持することができる。また、上記軸3の端面3bと蓋体2との間に介在された液体金属4の流体圧によって、スラスト方向に軸3を支持することができる。
【0012】
以上の構成であれば、動圧軸受装置の組み立てに際して、液体金属4をスリーブ1の端面1aから円弧状に盛り上がるまで充填した状態で(図2参照)、栓7を装着することなく貫通孔6を開放した蓋体2を、スリーブ1に取り付けると、液体金属4のうちのスリーブ1の端面1aから円弧状に盛り上がった部分4aを、蓋体2の凹部5に導入することができるとともに、余剰の液体金属4を、蓋体2の貫通孔6を通して軸受外部に溢れさせることができる。このため、スリーブ1の端面1aと蓋体2との合わせ面に、余剰の液体金属4が入り込んで残留するのを防止することができる。したがって、スリーブ1と軸3との相対回転中に上記合わせ面に残留した液体金属4が漏出して周囲の雰囲気が汚染されるという従来の不都合が生じるのを防止することができる。
【0013】
また、液体金属4に混入又は溶け込んだ酸化防止用のガスが、軸3と蓋体2との間に移行した場合でも、この酸化防止用のガスを上記凹部5内に液体金属4とともに溜めておくことができる。このため、当該酸化防止用のガスによって潤滑性能が低下するのを防止することができる。
さらに、上記蓋体2の凹部5の内壁が、貫通孔6に向かって漸次縮径する円錐面であるので、スリーブ1に蓋体2を取り付ける際に液体金属4と蓋体2との間に介在される雰囲気ガスを、上記円錐面によって貫通孔6へ全て導いて排気することができる。このため、上記雰囲気ガスが凹部5に残留するのを防止することができ、ひいては、上記凹部5に多量の雰囲気ガスが残留することにより、スラスト部の潤滑性能が低下するのを防止することができる。これ対して、凹部5の内壁が、母線が軸3の軸線と平行に延びる円周面である場合には、スリーブ1に蓋体2を取り付ける際に、凹部5の内奥角部5aと液体金属4との間に、雰囲気ガスが溜まり易くなる(図3参照)。
【0014】
また、上記凹部5及び貫通孔6が、軸2と同心に設けられているので、余剰の液体金属4を、凹部5の周囲から貫通孔へ均等に導入して効率よく漏出させることができる。このため、蓋体2によって押さえつけられた余剰の液体金属4が、スリーブ1と蓋体2との合わせ面に向かって流動するのを効果的に防止することができ、スリーブ1と蓋体2との合わせ面に、余剰の液体金属4が入り込んで残留するのをより確実に防止することができる。また、スリーブ1を回転側として使用する場合に、スリーブ1の回転バランスを確保することもできる。
なお、上記動圧軸受装置は、その使用温度(例えば250°C)よりも高い温度(例えば300°C)に加熱することにより、液体金属4に混入又は溶け込んだ酸化防止用のガスを、貫通孔6と栓7との間に生じる微小隙間を通して排気することもできる。
【0015】
上記蓋体2の貫通孔6は、凹部5に連通していれば、必ずしも軸3と同心に設ける必要はなく、例えば蓋体2の径方向に延びて周面に開口するものであってもよい。
また、この発明は、上記動圧軸受装置だけでなく、軸3がラジアル動圧発生用の溝3aを有しないすべり滑り軸受にも適用して実施することができる。
【0016】
【発明の効果】
以上のように、この発明のすべり軸受装置によれば、スリーブに蓋体を取り付ける際に、余剰の液体金属を、当該蓋体の貫通孔を通して外部へ漏出させることができるので、スリーブと蓋体との合わせ面に液体金属が残留するのを防止することができる。このため、軸又はスリーブの回転中に、上記合わせ面に残留した液体金属が漏出して周囲の雰囲気が汚染されるという不都合が生じるのを防止することができる。
また、液体金属に混入又は溶け込んだ酸化防止用のガスが、軸と蓋体との間に移行した場合でも、この酸化防止用のガスを上記凹部内に液体金属とともに溜めておくことができる。このため、当該酸化防止用のガスによって潤滑性能が低下するのを防止することができる。
【0017】
さらに、上記凹部が、貫通孔に向かって漸次縮径していることにより、雰囲気ガスが凹部に残留するのを防止することができるので、当該雰囲気ガスが残留することにより、スラスト部の潤滑性能が低下するのを防止することができる。
また、上記凹部及び貫通孔が、軸と同心に設けられていることにより、スリーブに蓋体を取り付ける際に蓋体によって押さえつけられた余剰の液体金属を、凹部の周囲から貫通孔へ均等に導入して、当該液体金属がスリーブと蓋体との合わせ面に向かって流動するのを効果的に防止することができるので、スリーブと蓋体との合わせ面に、余剰の液体金属が入り込んで残留するのをより確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一つの実施の形態にかかる動圧軸受装置を示す要部断面図である。
【図2】組み立て工程を示す要部断面図である。
【図3】他の実施の形態を示す要部拡大断面図である。
【図4】従来例を示す要部断面図である。
【図5】従来例の組み立て工程を示す要部断面図である。
【符号の説明】
1 スリーブ
2 蓋体
3 軸
4 液体金属
5 凹部
6 貫通孔
7 栓[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a plain bearing device in which a sleeve and a shaft are fitted with a minute gap so as to be relatively rotatable.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, a hydrodynamic bearing device which is a kind of a sliding bearing device is used as a bearing device that rotatably supports a rotating anode of an X-ray tube, for example.
FIG. 4 is a cross-sectional view of an essential part showing an example of a conventional hydrodynamic bearing device. In this hydrodynamic bearing device, a
The
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
In the above hydrodynamic bearing device, when an atmospheric gas such as air remains in the gap between the
Therefore, when the
However, in this case, the
[0004]
Further, the operation of filling the
The present invention has been made in view of the above problems, and an object of the present invention is to provide a plain bearing device capable of preventing the atmosphere from being contaminated and the rotational performance from being deteriorated.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the sliding bearing device of the present invention closes one end of a cylindrical sleeve with a lid, introduces the shaft into the sleeve so as to be relatively rotatable, and the shaft and the sleeve. and the gap between the lid, the sliding bearing device is filled with a liquid metal for lubrication, the portion facing the end face of the shaft of the upper Kifutatai, a recess for storing the liquid metal, this A through hole is formed in communication with the recess to allow excess liquid metal to leak out of the sleeve, and the through hole is closed with a stopper, and the recess gradually reduces in diameter toward the through hole. And the said recessed part and through-hole are provided concentrically with the axis | shaft (Claim 1).
[0006]
According to the sliding bearing device having the above-described configuration, when the lid is attached to the sleeve, excess liquid metal overflows to the outside through the through hole of the lid instead of the mating surface of the sleeve and the lid. . For this reason, it is possible to prevent the liquid metal from remaining on the mating surface of the sleeve and the lid.
Further, even when the antioxidant gas mixed or dissolved in the liquid metal moves between the shaft and the lid, the antioxidant gas can be stored in the recess together with the liquid metal. For this reason, it can prevent that lubrication performance falls with the said gas for antioxidant.
Furthermore, by heating the slide bearing device, the gas mixed in or dissolved in the liquid metal can be exhausted through a minute gap formed between the through hole and the plug.
[0007]
Said recess towards the through hole than is gradually reduced in diameter, when attaching the lid to the sleeve, the ambient gas is interposed between the lid and the liquid metal, all the through-hole by the recess Can be guided and exhausted. As a result, atmospheric gas can be prevented from remaining in the recess.
[0008]
Furthermore, the recess and the through hole, than is provided in the shaft concentrically, when attaching the lid to the sleeve, the excess liquid metal can lead to equally from the periphery of the recess to the through hole. As a result , it is possible to effectively prevent excess liquid metal pressed by the lid from flowing toward the mating surface between the sleeve and the lid.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings.
FIG. 1 is a cross-sectional view of an essential part showing a fluid dynamic bearing device according to one embodiment of the present invention. In the figure, the hydrodynamic bearing device includes a
[0010]
The
The
The
[0011]
A
[0012]
With the above configuration, when assembling the hydrodynamic bearing device, the
[0013]
Further, even when the oxidation preventing gas mixed or dissolved in the
Further, since the inner wall of the
[0014]
Moreover, since the said recessed
The hydrodynamic bearing device penetrates the antioxidation gas mixed or dissolved in the
[0015]
The through-
Further, the present invention can be applied not only to the above-described dynamic pressure bearing device but also to a sliding bearing in which the
[0016]
【The invention's effect】
As described above, according to the sliding bearing device of the present invention, when attaching the lid to the sleeve, excess liquid metal can be leaked to the outside through the through hole of the lid, so the sleeve and the lid It is possible to prevent the liquid metal from remaining on the mating surface. For this reason, it is possible to prevent the disadvantage that the liquid metal remaining on the mating surface leaks and the surrounding atmosphere is contaminated during the rotation of the shaft or the sleeve.
Further, even when the antioxidant gas mixed or dissolved in the liquid metal moves between the shaft and the lid, the antioxidant gas can be stored in the recess together with the liquid metal. For this reason, it can prevent that lubrication performance falls with the said gas for antioxidant.
[0017]
Furthermore , since the concave portion is gradually reduced in diameter toward the through hole, it is possible to prevent the atmospheric gas from remaining in the concave portion, so that the lubricating performance of the thrust portion can be achieved by the residual atmospheric gas. Can be prevented from decreasing.
In addition, since the recess and the through hole are provided concentrically with the shaft, excess liquid metal pressed by the cover when the cover is attached to the sleeve is uniformly introduced from the periphery of the recess into the through hole. Thus, it is possible to effectively prevent the liquid metal from flowing toward the mating surface of the sleeve and the lid, so that excess liquid metal enters and remains on the mating surface of the sleeve and the lid. It can prevent more reliably.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view of a main part showing a fluid dynamic bearing device according to one embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view of a main part showing an assembly process.
FIG. 3 is an enlarged cross-sectional view of a main part showing another embodiment.
FIG. 4 is a cross-sectional view of a main part showing a conventional example.
FIG. 5 is a cross-sectional view of a main part showing an assembly process of a conventional example.
[Explanation of symbols]
1
Claims (1)
上記蓋体の軸の端面に対向する部位に、上記液体金属を溜める凹部を形成し、この凹部に連通させて、余剰の液体金属をスリーブの外部に漏出させる貫通孔を形成しているとともに、上記貫通孔を栓により閉塞しており、上記凹部が、上記貫通孔に向かって漸次縮径し、且つ上記凹部及び貫通孔が軸と同心に設けられていることを特徴とするすべり軸受装置。One end of the cylindrical sleeve is closed with a lid, the shaft is introduced into the sleeve so as to be relatively rotatable, and a liquid metal for lubrication is provided in a gap between the shaft and the sleeve and the lid. In the sliding bearing device filled with
In the portion facing the end surface of the lid shaft, a recess for storing the liquid metal is formed, and a through hole is formed in communication with the recess to allow excess liquid metal to leak out of the sleeve. A sliding bearing device, wherein the through hole is closed with a stopper , the concave portion is gradually reduced in diameter toward the through hole, and the concave portion and the through hole are provided concentrically with the shaft .
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