JP3786927B2 - Communication network system using domain name system and terminal information processing method in domain name system - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターネット上で、コンピュータ機能を搭載した端末機(ホスト)のホスト名とIP(InternetProtocol)アドレスとを対応付ける機能を有するドメインネームシステムを用いた通信ネットワークシステム及びドメインネームシステムにおける端末機情報処理方法に関し、例えば携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistance)、ノートPC(PersonalComputer)などのモバイル端末機を含むネットワークや、Peer−to−peerネットワークなどに適用されるドメインネームシステムを用いた通信ネットワークシステム及びドメインネームシステムにおける端末機情報処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ドメインネームシステム(以下、DNSともいう)は、全世界のDNSサーバ(ネームサーバ)が協調して動作を行う分散型データベースであり、DNSサーバによってホスト名からIPアドレスを求め、また、その逆を求める名前解決と呼ばれる処理を行うことができる。この名前解決は、後述の非特許文献1、2に表題等を記載したRFC−1034、RFC−1035に規定されている。但し、ここでは文章の簡略化のため、ホスト名(識別名)をFQDN(Fully Qualified Domain Name)と同等の意味で使用する。
【0003】
上記のような名前解決を行うDNSサーバは、追加・復旧したホストの速やかな通知が必要なシステムや、ホストの入れ替わりやネットワーク的な移動が多発するシステム、および、互いに対応するホスト名とIPアドレスを端末機でローカルにキャッシュするシステム、例えばDNSサーバの負荷分散に頼らずに、ホスト自身で負荷分散するシステムなどに適用される。
【0004】
図5は、従来のドメインネームシステムを用いた通信ネットワークシステムの構成を示すブロック図である。この図5に示す通信ネットワークシステム10は、DNSサーバ12に通信回線13を介して第1〜第nの多数のホスト14−1〜14−nが接続されて構成されている。但し、通信回線13は、有線および無線回線の双方が該当する。
【0005】
DNSサーバ12は、データの送受信部16と、名前解決処理部18と、ホスト名登録処理部20と、ホスト名削除処理部22と、応答結果送信制御部24と、図示せぬ読書き可能な記憶装置に記憶されたホスト名/IPアドレス対応関係テーブル(以下、単にテーブルと略す場合もある)26とを備えて構成されている。
【0006】
第1〜第nのホスト14−1〜14−nは、種々のコンピュータであり、例えば携帯電話機、PDA、ノートPC、据置型PC、サーバ、更には大型コンピュータなどのコンピュータ機能を搭載した端末機が該当する。
各ホスト14−1〜14−nが、DNSサーバ12にアクセスして通信を行なうための構成は、第1のホスト14−1に代表して示すように、データの送受信部28と、名前解決依頼部30と、ホスト名登録依頼部32と、ホスト名削除依頼部34と、応答結果記憶制御部36と、IPアドレス選択部38と、他ホスト接続制御部40と、対応ホスト名/IPアドレス記憶部(以下、単に記憶部と略す場合もある)42とを備えて構成されている。
【0007】
次に、第1〜第nのホスト14−1〜14−nの構成要素の説明を行う。
送受信部28は、DNSサーバ12または他ホストである第2〜第nのホスト14−1〜14−nとの間でデータ(または信号)の送受信を行うものである。
名前解決依頼部30は、DNSサーバ12に他ホスト(自ホストを含むことも可能)の名前解決を依頼するものである。
【0008】
ホスト名登録依頼部32は、後述で説明するnsupdateを用いてDNSサーバ12へ登録する自ホストのホスト名とIPアドレスを、DNSサーバ12へ通知するものである。この際、ホスト名とIPアドレスは、nsupdateに重畳されて通知される。
nsupdateとは、DNSサーバへホスト名の追加や削除を行なうプロトコルであり、後述の非特許文献3に表題等を記載したRFC−2136に規定されている。言い換えれば、nsupdateは、DNSサーバに登録されたホスト名を対話的に更新するためのデータまたはプログラムである。
【0009】
ホスト名削除依頼部34は、nsupdateを用いて削除するホスト名をDNSサーバ12に通知するものである。
応答結果記憶制御部36は、DNSサーバ12から返信されてきた応答結果(ホスト名とIPアドレス)を、対応ホスト名/IPアドレス記憶部42に記憶する制御を行うものである。言い換えれば、応答結果をローカルにキャッシュするものである。
【0010】
IPアドレス選択部38は、他ホスト接続制御部40により指示されたホスト名に対応付けられているIPアドレスを、テーブル26から選択し、この選択されたIPアドレスを他ホスト接続制御部40へ出力するものである。このようにホストにおいて、ローカルのキャッシュからホスト名に対応するIPアドレスを選択する場合、選択アルゴリズムには後述で説明するラウンドロビンなどを用いる。
【0011】
他ホスト接続制御部40は、DNSサーバ12から返信されてきた応答結果に含まれるIPアドレスの他ホストに、自ホストを回線接続する制御を行うものである。また、他ホスト接続制御部40は、自ホストが自律的に他ホストに回線接続する場合、IPアドレス選択部38を制御することによって接続先ホストのホスト名に対応付けられたIPアドレスを取得し、このIPアドレスの他ホストに自ホストを回線接続する制御を行うものである。
【0012】
対応ホスト名/IPアドレス記憶部42は、DNSサーバ12から返信されてきた応答結果であるホスト名とIPアドレスを記憶するものである。
次に、DNSサーバ12の構成要素の説明を行う。
送受信部16は、第1〜第nのホスト14−1〜14−nとの間でデータ(または信号)の送受信を行うものである。
【0013】
名前解決処理部18は、名前解決依頼部30から送信されてきたホスト名に対応付けられた複数のIPアドレスのうち1つを、テーブル26から選択するものである。この選択アルゴリズムには、ラウンドロビンなどが用いられる。
DNSサーバ12の負荷分散にラウンドロビンのアルゴリズムを適応した際の具体的な動作は、インターネット上でホスト名とIPアドレスを対応づけるDNSサーバを応用して、アクセスの多いサーバの負荷分散を行なう手法であり、一つのホスト名に複数のIPアドレスを割り当てておき、問い合わせがあるたびに順番に答えることにより、1台のホストへアクセスが集中するのを防ぐためのものである。
【0014】
ホスト名登録処理部20は、第1〜第nのホスト14−1〜14−nから送信されてきたnsupdateに重畳されているホスト名とIPアドレスを、対応付けてホスト名/IPアドレス対応関係テーブル26に登録するものである。
ホスト名削除処理部22は、第1〜第nのホスト14−1〜14−nから送信されてきたnsupdateに示されるホスト名に対応するホスト名を、ホスト名/IPアドレス対応関係テーブル26から削除するものである。
【0015】
応答結果送信制御部24は、名前解決処理部18で選択されたIPアドレスを応答結果として依頼元ホストへ返信するものである。
このような構成の通信ネットワークシステム10の動作を、図6〜図9に示すシーケンス図を参照して▲1▼〜▲4▼にて説明する。
【0016】
▲1▼DNSサーバ12を用いた負荷分散処理を図6を参照して説明する。なお、この種の負荷分散処理は、後述の非特許文献4に表題等を記載したRFC−1794に規定されている。
例えば、第1のホスト14−1が第2のホスト14−2に回線接続を行うものとする。この場合、ステップS1aにおいて、第1のホスト14−1の名前解決依頼部30により接続先ホストである第2のホスト14−2の名前解決がDNSサーバ12へ依頼される。この依頼によって、第2のホスト14−2のホスト名(例えば「H2」)を含む名前解決依頼情報が、名前解決依頼部30から送受信部28を介して送信され、通信回線13を介してDNSサーバ12の送受信部16で受信される。
【0017】
この受信された名前解決依頼情報は、名前解決処理部18に入力され、ここで、ステップS2aに示すように、名前解決処理が行われる。すなわち、名前解決処理部18によって、受信されたホスト名「H2」に対応する複数のIPアドレスのうち1つ(例えばIPアドレス「IPA2」)が、テーブル26から選択される。
【0018】
この選択されたIPアドレス「IPA2」は、ステップS3aにおいて、応答結果送信制御部24の制御によって応答結果情報として第1のホスト14−1へ返信される。すなわち、応答結果情報のIPアドレス「IPA2」が、送受信部16から通信回線13を介して第1のホスト14−1の送受信部28で受信される。
【0019】
この受信後、第1のホスト14−1では、他ホスト接続制御部40によって、ステップS4aに示すように、IPアドレス「IPA2」を接続先アドレスとする第2のホスト14−2に自ホスト14−1を回線接続する制御が行われる。これによって、ステップS5aにおいて、第1のホスト14−1が第2のホスト14−2に回線接続される。
ここで、回線接続が失敗した場合は、再びステップS1a〜S4aの処理が繰り返されることによって、ステップS5aの再回線接続が行われる。
【0020】
▲2▼nsupdateを用いたDNSサーバ12へのホスト名の登録処理を図7を参照して説明する。但し、ホスト名の登録処理は、ホストの新規な追加や復旧時などに行われる。
ステップS1bにおいて、第1のホスト14−1のホスト名登録依頼部32により、nsupdateを用いて自ホストのホスト名とIPアドレスの登録がDNSサーバ12へ依頼されたとする。この依頼によって、第1のホスト14−1のホスト名(例えば「H1」)とIPアドレス(例えば「IPA1」を含む登録依頼情報であるnsupdateが送受信部28から送信され、DNSサーバ12の送受信部16で受信される。
【0021】
この受信されたnsupdateは、ステップS2bにおいて、ホスト名登録処理部20で登録処理される。これによって、ステップS3bに示すように、テーブル26に、ホスト名「H1」とIPアドレス「IPA1」とが対応付けられて登録される。
【0022】
▲3▼nsupdateを用いたDNSサーバ12からホスト名を削除する処理を図8を参照して説明する。但し、ホスト名の削除処理は、ホストに故障などの不具合が生じた場合や、停止した場合などに行われる。
ステップS1cにおいて、第1のホスト14−1のホスト名削除依頼部34により、nsupdateを用いて自ホストのホスト名の削除がDNSサーバ12へ依頼されたとする。この依頼によって、第1のホスト14−1のホスト名「H1」を含む削除依頼情報であるnsupdateが送受信部28から送信され、DNSサーバ12の送受信部16で受信される。
【0023】
この受信されたnsupdateは、ステップS2cにおいて、ホスト名削除処理部22で削除処理される。これによって、ステップS3cに示すように、テーブル26からホスト名「H1」と、これに対応付けられたIPアドレス「IPA1」とが削除される。
【0024】
▲4▼ホスト自体による負荷分散処理を図9を参照して説明する。
ステップS1dにおいて、第1のホスト14−1では名前解決依頼部30により、自ホストが接続可能な例えば第2のホスト14−2の名前解決の全てが応答されるように、DNSサーバ12へ依頼される。この依頼は、ホスト名「H2」に複数のIPアドレスが対応付けられているので、その複数のIPアドレスを全て応答結果情報として返信してもらうように依頼することである。この依頼によって、第2のホスト14−2のホスト名「H2」を含む名前解決依頼情報が送信され、DNSサーバ12で受信される。
【0025】
この受信された名前解決依頼情報は、名前解決処理部18に入力され、ここで、ステップS2dに示すように、名前解決処理が行われる。すなわち、名前解決処理部18によって、受信されたホスト名「H2」に対応する複数のIPアドレス(例えばIPアドレス「IPA2」〜「IPA2m」)が、テーブル26から選択される。
【0026】
この選択された複数のIPアドレス「IPA2」〜「IPA2m」は、ステップS3dにおいて、応答結果送信制御部24の制御によって全応答結果情報として第1のホスト14−1へ返信される。
第1のホスト14−1では、応答結果記憶制御部36の記憶制御によって、ステップS4dに示すように、その複数のIPアドレス「IPA2」〜「IPA2m」がホスト名「H2」に対応付けられて、記憶部42に記憶される。つまり、ホスト自体にローカルにキャッシュされる。
【0027】
その後、第1のホスト14−1が第2のホスト14−2に回線接続を行う場合、ステップS5dにおいて、他ホスト接続制御部40で指示された接続先ホスト14−2のホスト名「H2」に対応付けられたIPアドレス「IPA2」が、IPアドレス選択部38bによって記憶部42から選択される。
そして、ステップS6dにおいて、他ホスト接続制御部40の回線接続制御により、その選択されたIPアドレス「IPA2」を接続先アドレスとする第2のホスト14−2に自ホスト14−1を回線接続する制御が行われる。これによって、ステップS7aにおいて、第1のホスト14−1が第2のホスト14−2に回線接続される。
【0028】
【非特許文献1】
RFC-1034「Network Working Group P. Mockapetris Request for Comments: 1034 ISI Obsoletes:RFCs 882, 883, 973 November 1987 DOMAINNAMES-CONCEPTS AND FACILITIES」
【非特許文献2】
RFC-1035「Network WorkingGroup P. Mockapetris Request for Comments: 1034 ISI Obsoletes:RFCs 882, 883, 973 November 1987 DOMAIN NAMES- IMPLEMENTATION AND SPECIFICATION」
【非特許文献3】
RFC-2136「Network WorkingGroup P. Vixie, Editor Request for Comments: 2136 ISC Updates: 1035 S. Thomson Category: Standards Track Bellcore Y. Rekhter Cisco J. Bound DEC April 1997 Dynamic Updates in the Domain Name System(DNS UPDATE)」
【非特許文献4】
RFC-1794「Network WorkingGroup T. Brisco Request for Comments:1794 Rutgers University Category: Informational April 1995 DNS Support for Load Balancing」
【0029】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のドメインネームシステムを用いた通信ネットワークシステムにおいては、次のような問題がある。
上記▲1▼のDNSサーバ12を用いた負荷分散処理では、DNSサーバ12の応答結果のIPアドレス「IPA2」を接続先アドレスとする第2のホスト14−2が故障などの不具合で回線接続不可能だった場合は、再度、名前解決の依頼による問い合わせを行う必要があるので、余計な問合せが発生し、その分、ネットワーク全体におけるトラフィック量が増加することになる。また、名前解決の再依頼を行わなければならないので、回線接続までに長い遅延時間が発生することになる。
【0030】
上記▲2▼の登録処理では、新規ホストのホスト名や、復旧したホストのホスト名を登録することができ、▲3▼の削除処理では、不具合が生じたホストのホスト名を削除することができる。しかし、依頼ホストは、それら新規・復旧・不具合発生の各ホストを把握するために、頻繁にDNSサーバ12へ名前解決の依頼による問合せを行う必要があるので、DNSサーバ12に大きな負荷が掛かることになる。また、この場合も、問合せが多い分、ネットワーク全体におけるトラフィック量が増加することになる。
【0031】
上記▲4▼のホスト自体による負荷分散処理では、各々のホスト14−1〜14−n自体で、DNSサーバ12から取得したホスト名とIPアドレスによるホスト情報を記憶部42に記憶して保持するので、DNSサーバ12への名前解決依頼の頻度が少ないと、その記憶されたホスト情報の更新が遅れる。このように更新が遅れた場合、他ホストへの適正な回線接続が行えなくなるケースが生じる。この場合も、再度名前解決の依頼から行う必要があるので、上記同様、トラフィック量が増加、並びに長い遅延時間が発生することになる。
【0032】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、DNSサーバに大きな負荷が掛かることを防止することができ、ネットワーク全体のトラフィック量が増加することを防止することができ、他ホストへの回線接続を行うまでに長い遅延時間が発生することを防止することができるドメインネームシステムを用いた通信ネットワークシステム及びドメインネームシステムにおける端末機情報処理方法を提供することを目的としている。
【0033】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1によるドメインネームシステムを用いた通信ネットワークシステムは、コンピュータ機能を搭載した端末機の識別名と固有アドレスとを対応付ける機能を有するDNSサーバに、前記識別名から前記固有アドレスを求める名前解決を前記端末機から依頼するドメインネームシステムを用いた通信ネットワークシステムにおいて、前記名前解決の依頼を行う依頼元端末機の識別名と、前記依頼元端末機が接続要求可能な依存関係にある接続対象端末機の識別名とを対応付けた依存関係情報が記憶される記憶手段と、前記依頼元端末機から名前解決の依頼を受けた際に、前記依頼元端末機と依存関係にある接続対象端末機の識別名を前記依頼元端末機の識別名に対応付けて前記記憶手段に記憶し、また、前記名前解決の依頼を前記DNSサーバへ送信する仲介を行い、この仲介された前記名前解決の依頼によって前記DNSサーバから応答返信された前記接続対象端末機の固有アドレスを、前記記憶手段に記憶されている該当識別名に対応付けて記憶し、また、前記接続対象端末機の固有アドレスを前記依頼元端末機へ返信する名前解決仲介処理手段とを有し、前記端末機と前記DNSサーバとの間に接続された仲介サーバとを備え、更に、前記仲介サーバに、前記端末機の識別名と固有アドレスの登録依頼を受けた際に、前記登録依頼を前記DNSサーバへ仲介送信する登録仲介手段と、前記仲介送信された登録依頼に応じて前記DNSサーバに前記識別名と前記固有アドレスが登録され、この登録結果が前記DNSサーバから返信されてきた際に、前記登録結果に示される識別名と固有アドレスとを、互いに依存関係のある端末機の識別名に対応付けて前記記憶手段に記憶する登録手段とを備えたことを特徴としている。
【0034】
この構成によれば、端末機とDNSサーバとの間に接続された仲介サーバによって、依頼元端末機からの名前解決の依頼と、この依頼によりDNSサーバから応答返信される接続対象端末機の固有アドレスとを仲介し、この仲介時に、接続要求可能な端末機同士の識別名及び固有アドレスを対応付け、これを依存関係情報として記憶するようにした。これによって、依頼元端末機が接続要求した接続対象端末機が故障などの不具合で回線接続不可能だった場合は、依頼元端末機は仲介サーバから他の接続対象端末機の固有アドレスを取得すればよいので、従来のようにDNSサーバに名前解決の再依頼による余計な問合せが発生することが無くなる。また、新規に追加された端末機や復旧した端末機の識別名と固有アドレスがDNSサーバに登録された際に、仲介サーバでも同様に登録されるので、DNSサーバとの対応関係を常時一致させることができる。
【0036】
また、本発明の請求項2のドメインネームシステムを用いた通信ネットワークシステムは、請求項1において、前記仲介サーバに、前記記憶手段を参照することによって、前記登録結果に示される識別名の端末機と依存関係にある端末機を検出し、この検出された端末機へ前記登録結果を通知する登録通知手段を備えたことを特徴としている。
【0037】
この構成によれば、新規に追加された端末機や復旧した端末機の識別名と固有アドレスがDNSサーバに登録された際に、仲介サーバによって、その登録された端末機と依存関係にある端末機へ登録結果を通知するようにしたので、通知先の端末機は、新規・復旧の各端末機を把握するためにDNSサーバへ名前解決の依頼による問合せを行う必要がなくなる。また、端末機では、接続対象端末機がDNSサーバに登録を行った都度、その登録された識別名と固有アドレスを記憶しておくことができる。
【0038】
また、本発明の請求項3のドメインネームシステムを用いた通信ネットワークシステムは、請求項1または2において、前記仲介サーバに、前記端末機の識別名と固有アドレスの削除依頼を受けた際に、前記削除依頼を前記DNSサーバへ仲介送信する削除仲介手段と、前記仲介送信された削除依頼に応じて前記DNSサーバから前記識別名と前記固有アドレスが削除され、この削除結果が前記DNSサーバから返信されてきた際に、前記削除結果に示される識別名と固有アドレスとを前記記憶手段から削除する第1の削除手段とを備えたことを特徴としている。
【0039】
この構成によれば、不具合が生じた端末機の識別名と固有アドレスがDNSサーバから削除された際に、仲介サーバでも同様に削除されるので、DNSサーバとの対応関係を常時一致させることができる。
また、本発明の請求項4によるドメインネームシステムを用いた通信ネットワークシステムは、請求項3において、前記仲介サーバに、前記記憶手段を参照することによって、前記削除結果に示される識別名の端末機と依存関係にある端末機を検出し、この検出された端末機へ前記削除結果を通知する削除通知手段を備えたことを特徴としている。
【0040】
この構成によれば、不具合の発生した端末機の識別名と固有アドレスがDNSサーバから削除された際に、仲介サーバによって、その削除された端末機と依存関係にある端末機へ削除結果を通知するようにしたので、通知先の端末機は、不具合の発生した端末機を把握するためにDNSサーバへ名前解決の依頼による問合せを行う必要がなくなる。また、端末機では、接続対象端末機がDNSサーバから削除された都度、DNSサーバで削除された識別名と固有アドレスを自端末機の記憶情報の中から削除することができる。
【0041】
また、本発明の請求項5によるドメインネームシステムを用いた通信ネットワークシステムは、請求項1から4の何れか1項において、前記仲介サーバに、前記記憶手段に記憶された依存関係情報が、一定期間更新されなかったことを検出する検出手段と、前記検出手段で検出された一定期間未更新の依存関係情報を削除する第2の削除手段とを備えたことを特徴としている。この構成によれば、仲介サーバに、障害の原因となる古い依存関係情報が記憶されて残るといったことがなくなるので、端末機への悪影響を予防することができる。
【0042】
また、本発明の請求項6によるドメインネームシステムにおける端末機情報処理方法は、コンピュータ機能を搭載した端末機の識別名と固有アドレスとを対応付ける機能を有するDNSサーバに、前記識別名から前記固有アドレスを求める名前解決を前記端末機から依頼する際に、前記端末機と前記DNSサーバとの間に仲介サーバを接続し、この仲介サーバによって前記依頼を仲介するドメインネームシステムにおける端末機情報処理方法において、前記仲介サーバは、前記依頼元端末機から名前解決の依頼を受けた際に、その依頼元端末機の識別名と、前記依頼元端末機が接続要求可能な依存関係にある接続対象端末機の識別名とを対応付けて依存関係情報として記憶する第1のステップと、前記名前解決の依頼を前記DNSサーバへ送信する仲介を行う第2のステップと、前記第1のステップにおいて仲介された前記名前解決の依頼によって前記DNSサーバから応答返信された前記接続対象端末機の固有アドレスを、前記依存関係情報の中の該当識別名に対応付けて記憶する第3のステップと、前記接続対象端末機の固有アドレスを前記依頼元端末機へ返信する第4のステップと、前記仲介サーバは、前記端末機の識別名と固有アドレスの登録依頼を受けた際に、前記登録依頼を前記DNSサーバへ仲介送信する第5のステップと、前記第5のステップにおいて仲介送信された登録依頼に応じて前記DNSサーバに前記識別名と前記固有アドレスが登録され、この登録結果が前記DNSサーバから返信されてきた際に、前記登録結果に示される識別名と固有アドレスとを、互いに依存関係のある端末機の識別名に対応付けて前記依存関係情報として記憶する第6のステップとを実行することを特徴としている。
【0043】
この方法によれば、端末機とDNSサーバとの間に接続された仲介サーバによって、依頼元端末機からの名前解決の依頼と、この依頼によりDNSサーバから応答返信される接続対象端末機の固有アドレスとを仲介し、この仲介時に、接続要求可能な端末機同士の識別名及び固有アドレスを対応付け、これを依存関係情報として記憶するようにした。これによって、依頼元端末機が接続要求した接続対象端末機が、故障などの不具合で回線接続不可能だった場合、仲介サーバは依存関係情報を更新し、さらに仲介サーバは回線接続不可能だった端末機と依存関係にある端末機を認識することができる。また、新規に追加された端末機や復旧した端末機の識別名と固有アドレスがDNSサーバに登録された際に、仲介サーバでも同様に登録されるので、DNSサーバとの対応関係を常時一致させることができる。
【0045】
また、本発明の請求項7によるドメインネームシステムにおける端末機情報処理方法は、請求項6において、前記仲介サーバは、前記依存関係情報を参照することによって、前記登録結果に示される識別名の端末機と依存関係にある端末機を検出し、この検出された端末機へ前記登録結果を通知する第7のステップを実行することを特徴としている。
【0046】
この方法によれば、新規に追加された端末機や復旧した端末機の識別名と固有アドレスがDNSサーバに登録された際に、仲介サーバによって、その登録された端末機と依存関係にある端末機へ登録結果を通知するようにしたので、通知先の端末機は、新規・復旧の各端末機を把握するためにDNSサーバへ名前解決の依頼による問合せを行う必要がなくなる。また、端末機では、接続対象端末機がDNSサーバに登録を行った都度、その登録された識別名と固有アドレスを記憶しておくことができる。
【0047】
また、本発明の請求項8によるドメインネームシステムにおける端末機情報処理方法は、請求項6または7において、前記仲介サーバは、前記端末機の識別名と固有アドレスの削除依頼を受けた際に、前記削除依頼を前記DNSサーバへ仲介送信する第8のステップと、前記第8のステップにおいて仲介送信された削除依頼に応じて前記DNSサーバから前記識別名と前記固有アドレスが削除され、この削除結果が前記DNSサーバから返信されてきた際に、前記削除結果に示される識別名と固有アドレスとを前記依存関係情報から削除する第9のステップとを実行することを特徴としている。
【0048】
この方法によれば、不具合が生じた端末機の識別名と固有アドレスがDNSサーバから削除された際に、仲介サーバでも同様に削除されるので、DNSサーバとの対応関係を常時一致させることができる。
また、本発明の請求項9によるドメインネームシステムにおける端末機情報処理方法は、請求項8において、前記仲介サーバは、前記依存関係情報を参照することによって、前記削除結果に示される識別名の端末機と依存関係にある端末機を検出し、この検出された端末機へ前記削除結果を通知する第10のステップを実行することを特徴としている。
【0049】
この方法によれば、不具合の発生した端末機の識別名と固有アドレスがDNSサーバから削除された際に、仲介サーバによって、その削除された端末機と依存関係にある端末機へ削除結果を通知するようにしたので、通知先の端末機は、不具合の発生した端末機を把握するためにDNSサーバへ名前解決の依頼による問合せを行う必要がなくなる。また、端末機では、接続対象端末機がDNSサーバから削除された都度、DNSサーバで削除された識別名と固有アドレスを自端末機の記憶情報の中から削除することができる。
【0050】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
(実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態に係るドメインネームシステムを用いた通信ネットワークシステムの構成を示すブロック図である。但し、図1に示す本実施の形態において、第1〜第nのホスト14−1〜14−nと、DNSサーバ12は従来のものと同一構成であるため、それらの内部構成については図5を参照する。
【0051】
本実施の形態の通信ネットワークシステム50の特徴は、各ホスト14−1〜14−nとDNSサーバ12との間に、名前解決などの依頼を仲介する仲介サーバ51を接続し、この仲介サーバ51に名前解決の依頼元ホストと、名前解決の対象となったホスト(以下、名前解決対象ホストという)との依存関係を記憶し、この依存関係情報を基に、新規の追加ホストや復旧ホストの情報を必要とするホストのみへ通知し、また、自律的にホスト間の依存関係を学習するようにしたことにある。但し、依存関係とは、名前解決対象ホストが、どのホストに参照されるか(接続要求ができるか)を示すものとする。
【0052】
仲介サーバ51は、データの送受信部52と、名前解決仲介処理部54と、ホスト名登録仲介部56と、ホスト名登録結果通知・登録部58と、ホスト名削除仲介部60と、ホスト名削除結果通知・削除部62と、図示せぬ読書き可能な記憶装置に記憶された依存関係情報リスト(以下、単にリストと略す場合もある)64と、依存関係情報更新期間検出部66と、依存関係情報削除部68とを備えて構成されている。
【0053】
但し、各ホスト14−1〜14−nと仲介サーバ51との間のインタフェース手段および、仲介サーバ51とDNSサーバ12との間のインタフェース手段には、既存のDNSのインタフェース手段が使用されているものとする。これによって、各ホスト14−1〜14−nは、仲介サーバ51をネームサーバ(ここでは、DNSサーバ12が該当)として指定できるようになっている。
【0054】
また、DNSサーバ12のトラフィックを監視する手法により、既存の各ホスト14−1〜14−nの設定を変更せずに導入することも可能である。この手法は、名前解決などの依頼をDNSサーバ12へ行えば、仲介サーバ51を意識しなくても、仲介サーバ51が名前解決などの依頼をDNSサーバ12へ仲介するといったものである。本実施の形態では、前者の仲介サーバ51を指定する手法が適用されているものとする。
【0055】
次に、仲介サーバ51の構成要素の説明を行う。
送受信部52は、上記のインタフェース手段によって各ホスト14−1〜14−nとDNSサーバ12との間でデータ(または信号)の送受信を行うものである。
名前解決仲介処理部54は、名前解決の依頼元ホスト(例えば、第1のホスト14−1)と、名前解決対象ホスト(例えば、第2のホスト14−2)との依存関係情報を、リスト64に登録する。また、依頼元ホスト14−1からの名前解決依頼情報をDNSサーバ12へ送信し、この応答結果情報であるIPアドレスを、仲介サーバ51のリスト64に登録されたホスト名に対応付けて登録し、また、そのIPアドレスを依頼元ホスト14−1へ返信するものである。
【0056】
ホスト名登録仲介部56は、新規の追加ホスト(例えば、第2のホスト14−2)や復旧ホスト(例えば、第nのホスト14−n)が、自ホスト名とIPアドレスの登録依頼を行った際に、その登録依頼情報をDNSサーバ12へ仲介するものである。但し、登録依頼に際しては、この登録依頼元ホスト自体が依存関係のある他のホストを知っている場合は、その情報も登録依頼情報に添付されるものとする。
【0057】
ホスト名登録結果通知・登録部58は、ホスト名登録仲介部56によって仲介された登録依頼情報に応じてDNSサーバ12にホスト名とIPアドレスが登録され、この登録結果がDNSサーバ12から返信されてきた際に、その登録結果をリスト64に登録する。また、リスト64を参照することによって、登録ホスト14−2,14−nと依存関係にあるホスト(例えば、第1のホスト14−1)を検出し、この検出された第1のホスト14−1へ登録結果を通知するものである。但し、リスト64に依存関係が登録されていない場合は、全ホスト14−1〜14−nへ通知するか、一切通知しないものとする。
【0058】
依存関係情報削除部68は、任意のホスト(例えば、第1のホスト14−1)が自ホスト14−1と依存関係にある他ホスト(第2のホスト14−2)のホスト名を削除する際に行う削除依頼、または、ホスト自体(例えば、第2のホスト14−2)が正常時に自律的に停止する際に実行する自ホスト名の削除依頼が行われた際に、その削除依頼情報をDNSサーバ12へ仲介するものである。但し、前者の削除依頼は、削除依頼元の第1のホスト14−1が、削除対象の第2のホスト14−2との接続に失敗することによって、その第2のホスト14−2の不具合を検出した場合に実行される。
【0059】
ホスト名削除結果通知・削除部62は、ホスト名削除仲介部60によって仲介された削除依頼情報に応じてDNSサーバ12において該当ホスト名とIPアドレスが削除され、この削除結果が返信されてきた際に、その削除結果に対応するホスト名とIPアドレスをリスト64から削除する。また、リスト64を参照することによって、削除ホスト14−2と依存関係にあるホスト(例えば、第nのホスト14−n)を検出し、この検出された第nのホスト14−nへ削除結果を通知するものである。但し、リスト64に依存関係が登録されていない場合は、全ホスト14−1〜14−nホストへ通知するか、一切通知しないものとする。
【0060】
依存関係情報更新期間検出部66は、リスト64に登録された依存関係情報が、一定期間更新されなかったことを検出するものである。
依存関係情報削除部68は、依存関係情報更新期間検出部66によって検出された一定期間未更新の依存関係情報を削除するものである。
このような構成の通信ネットワークシステム50の動作を、図2〜図5に示すシーケンス図を参照して(1)〜(4)にて説明する。
【0061】
(1)DNSサーバ12を用いた負荷分散処理を、図2を参照して説明する。例えば、第1のホスト14−1が第2のホスト14−2に回線接続を行うものとする。この場合、ステップS1eにおいて、第1のホスト14−1の名前解決依頼部30により接続先ホストである第2のホスト14−2の名前解決が仲介サーバ51へ依頼される。この依頼によって、第2のホスト14−2のホスト名(例えば「H2」)を含む名前解決依頼情報が、名前解決依頼部30から送受信部28を介して送信され、通信回線13を介して仲介サーバ51の送受信部52で受信される。
【0062】
この受信された名前解決依頼情報は、ステップS2eにおいて、仲介サーバ51の名前解決仲介処理部54へ出力され、この処理部54によって、名前解決の依頼元ホスト14−1と、名前解決対象ホスト14−2との依存関係を示す情報(「H1」と「H2」の対応関係を示す情報)が、リスト64に登録される。
また、名前解決仲介処理部54によって、ステップS3eに示すように、依頼元ホスト14−1からの名前解決依頼情報がDNSサーバ12へ仲介される。
【0063】
この仲介された名前解決依頼情報は、DNSサーバ12の送受信部16で受信されたのち名前解決処理部18に入力され、ここで、ステップS4eに示すように、名前解決処理が行われる。すなわち、名前解決処理部18によって、受信されたホスト名「H2」に対応する複数のIPアドレスのうち1つ(例えばIPアドレス「IPA2」)が、テーブル26から選択される。
【0064】
この選択されたIPアドレス「IPA2」は、ステップS5eにおいて、応答結果送信制御部24の制御によって応答結果情報として仲介サーバ51へ返信される。この応答結果情報のIPアドレス「IPA2」は、ステップS6eにおいて、名前解決仲介処理部54によって、リスト64に登録されたホスト名「H2」に対応付けて登録されると共に、ステップS7eに示すように、第1のホスト14−1へ仲介される。
【0065】
この仲介された応答結果情報のIPアドレス「IPA2」が、第1のホスト14−1の送受信部28で受信され、他ホスト接続制御部40によって、ステップS8eに示すように、IPアドレス「IPA2」を接続先アドレスとする第2のホスト14−2に自ホスト14−1を回線接続する制御が行われる。これによって、通常は第1のホスト14−1が第2のホスト14−2に回線接続されるが、ステップS9eに示すように、回線接続が失敗したとする。
【0066】
この場合は、ステップS10eにおいて、登録依頼元ホスト14−1が、自ホスト14−1と依存関係にある他のホスト(例えば、第nのホスト14−n)の名前解決をホスト名「Hn」によって再依頼する。この場合、仲介サーバ51の名前解決仲介処理部54によって、リスト64からホスト名「Hn」に対応付けられた第nのホスト14−nのIPアドレス「IPAn」が選択され、ステップS11eに示すように、第1のホスト14−1へ、そのIPアドレス「IPAn」が返信される。
【0067】
第1のホスト14−1では、他ホスト接続制御部40によって、ステップS12eに示すように、IPアドレス「IPA2」を接続先アドレスとする第nのホスト14−nに自ホスト14−1を回線接続する制御が行われる。これによって、ステップS13eに示すように、第1のホスト14−1が第nのホスト14−nに回線接続される
(2)nsupdateを用いたDNSサーバ12へのホスト名の登録処理を図3を参照して説明する。但し、ホスト名の登録処理は、ホストの新規な追加や復旧時などに行われる。
【0068】
ステップS1fにおいて、第1のホスト14−1のホスト名登録依頼部32により、nsupdateを用いて自ホストのホスト名とIPアドレスの登録が仲介サーバ51へ依頼されたとする。この依頼によって、第1のホスト14−1のホスト名(例えば「H1」)とIPアドレス(例えば「IPA1」を含む登録依頼情報であるnsupdateが送受信部28から送信され、仲介サーバ51の送受信部52で受信される。
【0069】
この受信されたnsupdateは、ステップS2fにおいて、ホスト名登録仲介部56によりDNSサーバ12へ仲介される。この仲介されたnsupdateは、ステップS3fにおいて、ホスト名登録処理部20で登録処理される。これによって、ステップS4fに示すように、テーブル26に、ホスト名「H1」とIPアドレス「IPA1」とが対応付けられて登録される。
【0070】
この登録結果は、ステップS5fにおいて、仲介サーバ51へ返信される。仲介サーバ51では、ステップS6fにおいて、ホスト名登録結果通知・登録部58によってリスト64に登録結果が登録される。また、ステップS7fにおいて、ホスト名登録結果通知・登録部58によって、リスト64が参照され、登録ホスト14−1と依存関係にあるホスト(例えば、第2のホスト14−2と第nのホスト14−n)が検出され、ステップS8fにおいて、その検出ホスト14−2と14−nへ、登録結果である登録ホスト14−1のホスト名「H1」とIPアドレス「IPA1」が通知される。
【0071】
この通知された登録結果は、ステップS9f及びS10fに示すように、第2と第nのホスト14−2と14−nの応答結果記憶制御部36の記憶制御によって、記憶部42に記憶される。つまり、ホスト自体にローカルにキャッシュされる。また、記憶部42の内容が更新されることになる。
(3)nsupdateを用いたDNSサーバ12からホスト名を削除する処理を図4を参照して説明する。但し、ホスト名の削除処理は、ホストに故障などの不具合が生じた場合や、停止した場合などに行われる。
【0072】
ステップS1gにおいて、第1のホスト14−1のホスト名削除依頼部34により、nsupdateを用いて自ホストのホスト名の削除が仲介サーバ51へ依頼されたとする。この依頼によって、第1のホスト14−1のホスト名「H1」を含む削除依頼情報であるnsupdateが送受信部28から送信され、仲介サーバ51の送受信部52で受信される。
【0073】
この受信されたnsupdateは、ステップS2gにおいて、ホスト名削除仲介部60によりDNSサーバ12へ仲介される。この仲介されたnsupdateは、ステップS3gにおいて、ホスト名削除処理部22で削除処理される。これによって、ステップS4gに示すように、テーブル26からホスト名「H1」とIPアドレス「IPA1」とが削除される。
【0074】
この削除結果は、ステップS5gにおいて、仲介サーバ51へ返信される。仲介サーバ51では、ステップS6gにおいて、ホスト名削除結果通知・削除部62によってリスト64から削除結果に対応するホスト名「H1」とIPアドレス「IPA1」とが削除される。また、ステップS7gにおいて、ホスト名削除結果通知・削除部62によって、リスト64が参照され、削除ホスト14−1と依存関係にあるホスト(例えば、第2のホスト14−2と第nのホスト14−n)が検出され、ステップS8gにおいて、その検出ホスト14−2と14−nへ、削除結果である削除ホスト14−1のホスト名「H1」とIPアドレス「IPA1」が通知される。
【0075】
この通知によって、ステップS9gに示すように、第2のホスト14−2の応答結果記憶制御部36の制御によって、削除結果に対応する記憶部42の記憶ホスト名「H2」とIPアドレス「IPA2」が削除される。同様に、ステップS10gに示すように、第nのホスト14−nの応答結果記憶制御部36の制御によって、削除結果に対応する記憶部42の記憶ホスト名「Hn」とIPアドレス「IPAn」が削除される。つまり、記憶部42の内容が更新されることになる。
【0076】
この他に、仲介サーバ51においては、リスト64に登録された依存関係情報が一定期間更新されなかったことが、依存関係情報更新期間検出部66によって検出されると、依存関係情報削除部68によって、その検出された一定期間未更新の依存関係情報が削除される。
このように、本実施の形態のドメインネームシステムを用いた通信ネットワークシステムによれば、各ホスト14−1〜14−nとDNSサーバ12との間に接続された仲介サーバ51によって、依頼元ホストからの名前解決の依頼と、この依頼によりDNSサーバ12から応答返信される接続対象ホストのIPアドレスとを仲介し、この仲介時に、接続要求可能なホスト同士のホスト名及びIPアドレスを対応付け、これを依存関係情報としてリスト64に登録するようにした。
【0077】
これによって、依頼元ホストが接続要求した接続対象ホストが故障などの不具合で回線接続不可能だった場合は、依頼元ホストは仲介サーバ51から他の接続対象ホストのIPアドレスを取得すればよいので、従来のようにDNSサーバ12に名前解決の再依頼による余計な問合せが発生することが無くなる。従って、従来のように、DNSサーバ12に余計な問合せが発生し、その分、ネットワーク全体におけるトラフィック量が増加するといったことを防止することができる。また、従来のように、DNSサーバ12に名前解決の再依頼を行わなくてもよいので、回線接続までに長い遅延時間が発生するといったことを防止することができる。
【0078】
また、仲介サーバ51が、ホストのホスト名とIPアドレスの登録依頼を受けた際に、登録依頼をDNSサーバ12へ仲介送信し、この登録依頼に応じてDNSサーバ12にホスト名とIPアドレスが登録され、この登録結果がDNSサーバ12から返信されてきた際に、登録結果に示されるホスト名とIPアドレスとを、互いに依存関係のあるホストのホスト名に対応付けてリスト64に記憶するようにした。
【0079】
これによって、新規に追加されたホストや復旧したホストのホスト名とIPアドレスがDNSサーバ12に登録された際に、仲介サーバ51でも同様に登録されるので、DNSサーバ12との対応関係を常時一致させることができる。
また、新規に追加されたホストや復旧したホストのホスト名とIPアドレスがDNSサーバ12に登録された際に、仲介サーバ51によって、その登録されたホストと依存関係にあるホストへ登録結果を通知するようにしたので、通知先のホストは、新規・復旧の各ホストを把握するためにDNSサーバ12へ名前解決の依頼による問合せを行う必要がなくなる。
【0080】
従って、従来のように、頻繁にDNSサーバ12へ新規・復旧のホストの名前解決の依頼による問合せを行う必要が無くなるので、DNSサーバ12に大きな負荷が掛かることを防止することができる。また、DNSサーバ12へ名前解決による問合せを行う必要がなくなるので、ネットワーク全体におけるトラフィック量が増加することを防止することができる。
【0081】
また、ホストでは、接続対象ホストがDNSサーバ12に登録を行った都度、その登録されたホスト名とIPアドレスを記憶しておくことができるので、ホストのキャッシュ情報をDNSサーバ12での登録の都度、更新することができる。従って、従来のように、更新の遅れによって他ホストへの適正な回線接続が行えなくなることによる名前解決の再依頼で、トラフィック量が増加、並びに長い遅延時間が発生することを防止することができる。
【0082】
また、不具合が生じたホストのホスト名とIPアドレスがDNSサーバ12から削除された際に、仲介サーバ51でも同様に削除されるので、DNSサーバ12との対応関係を常時一致させることができる。
また、不具合の発生したホストのホスト名とIPアドレスがDNSサーバ12から削除された際に、仲介サーバ51によって、その削除されたホストと依存関係にあるホストへ削除結果を通知するようにしたので、通知先のホストは、不具合の発生したホストを把握するためにDNSサーバ12へ名前解決の依頼による問合せを行う必要がなくなる。
【0083】
従って、従来のように、頻繁にDNSサーバ12へ、削除されたホストの名前解決の依頼による問合せを行う必要が無くなるので、DNSサーバ12に大きな負荷が掛かることを防止することができる。また、DNSサーバ12へ名前解決による問合せを行う必要がなくなるので、ネットワーク全体におけるトラフィック量が増加することを防止することができる。
【0084】
また、ホストでは、接続対象ホストがDNSサーバ12から削除された都度、DNSサーバ12で削除されたホスト名とIPアドレスを自ホストの記憶情報の中から削除することができるので、ホストのキャッシュ情報をDNSサーバ12での削除の都度、更新することができる。従って、従来のように、更新の遅れによって他ホストへの適正な回線接続が行えなくなることによる名前解決の再依頼で、トラフィック量が増加、並びに長い遅延時間が発生することを防止することができる。
【0085】
また、仲介サーバ51が、リスト64に記憶された依存関係情報が、一定期間更新されなかったことを検出し、この検出された一定期間未更新の依存関係情報を削除するようにした。これによって、仲介サーバ51に、障害の原因となる古い依存関係情報が記憶されて残るといったことがなくなるので、ホストへの悪影響を予防することができる。
【0086】
以上のことから、本実施の形態のドメインネームシステムを用いた通信ネットワークシステムによれば、各ホスト14−1〜14−nと、DNSサーバ12との構成を変更することなく、DNSサーバ12に大きな負荷が掛かることを防止することができ、ネットワーク全体のトラフィック量が増加することを防止することができ、他ホストへの回線接続を行うまでに長い遅延時間が発生することを防止することができる。
【0087】
【発明の効果】
以上説明したように本発明のドメインネームシステムを用いた通信ネットワークシステム及びドメインネームシステムにおける端末機情報処理方法によれば、各端末機とDNSサーバとの間に接続された仲介サーバによって、依頼元端末機からの名前解決の依頼と、この依頼によりDNSサーバから応答返信される接続対象端末機の固有アドレスとを仲介し、この仲介時に、接続要求可能な端末機同士の識別名及び固有アドレスを対応付け、これを依存関係情報として記憶するようにした。
【0088】
これによって、依頼元端末機が接続要求した接続対象端末機が故障などの不具合で回線接続不可能だった場合は、仲介サーバは依存関係情報を更新し、さらに回線接続不可能だった端末機と依存関係にある端末機に対して通知するため、従来のようにDNSサーバに名前解決の再依頼による余計な問合せが発生することが無くなる。従って、従来のように、DNSサーバに余計な問合せが発生し、その分、ネットワーク全体におけるトラフィック量が増加するといったことが無くなる。また、従来のように、DNSサーバに名前解決の再依頼を行わなくてもよいので、回線接続までに長い遅延時間が発生するといったことが無くなる。
【0089】
また、仲介サーバが、端末機の識別名と固有アドレスの登録依頼を受けた際に、登録依頼をDNSサーバへ仲介送信し、この登録依頼に応じてDNSサーバに識別名と固有アドレスが登録され、この登録結果がDNSサーバから返信されてきた際に、登録結果に示される識別名と固有アドレスとを、互いに依存関係のある端末機の識別名に対応付けて記憶するようにした。
【0090】
これによって、新規に追加された端末機や復旧した端末機の識別名と固有アドレスがDNSサーバに登録された際に、仲介サーバでも同様に登録されるので、DNSサーバとの対応関係を常時一致させることができる。
また、新規に追加された端末機や復旧した端末機の識別名と固有アドレスがDNSサーバに登録された際に、仲介サーバによって、その登録された端末機と依存関係にある端末機へ登録結果を通知するようにしたので、通知先の端末機は、新規・復旧の各端末機を把握するためにDNSサーバへ名前解決の依頼による問合せを行う必要がなくなる。
【0091】
従って、従来のように、頻繁にDNSサーバへ新規・復旧の端末機の名前解決の依頼による問合せを行う必要が無くなるので、DNSサーバに大きな負荷が掛かることを防止することができる。また、DNSサーバへ名前解決による問合せを頻繁に行う必要がないので、ネットワーク全体におけるトラフィック量が増加することが無くなる。
【0092】
また、端末機では、接続対象端末機がDNSサーバに登録を行った都度、その登録された識別名と固有アドレスを記憶しておくことができるので、端末機のキャッシュ情報をDNSサーバでの登録の都度、更新することができる。従って、従来のように、更新の遅れによって他端末機への適正な回線接続が行えなくなることによる名前解決の再依頼で、トラフィック量が増加、並びに長い遅延時間が発生することが無くなる。
【0093】
また、不具合が生じた端末機の識別名と固有アドレスがDNSサーバから削除された際に、仲介サーバでも同様に削除されるので、DNSサーバとの対応関係を常時一致させることができる。
また、不具合の発生した端末機の識別名と固有アドレスがDNSサーバから削除された際に、仲介サーバによって、その削除された端末機と依存関係にある端末機へ削除結果を通知するようにしたので、通知先の端末機は、不具合の発生した端末機を把握するためにDNSサーバへ名前解決の依頼による問合せを行う必要がなくなる。
【0094】
従って、従来のように、頻繁にDNSサーバへ、削除された端末機の名前解決の依頼による問合せを行う必要が無くなるので、DNSサーバに大きな負荷が掛かることを防止することができる。また、DNSサーバへ名前解決による問合せを行う必要がなくなるので、ネットワーク全体におけるトラフィック量が増加することが無くなる。
【0095】
また、端末機では、接続対象端末機がDNSサーバから削除された都度、DNSサーバで削除された識別名と固有アドレスを自端末機の記憶情報の中から削除することができるので、端末機のキャッシュ情報をDNSサーバでの削除の都度、更新することができる。従って、従来のように、更新の遅れによって他端末機への適正な回線接続が行えなくなることによる名前解決の再依頼で、トラフィック量が増加、並びに長い遅延時間が発生することが無くなる。
【0096】
以上のことから、本実施の形態のドメインネームシステムを用いた通信ネットワークシステムによれば、各端末機と、DNSサーバとの構成を変更することなく、DNSサーバに大きな負荷が掛かることを防止することができ、ネットワーク全体のトラフィック量が増加することを防止することができ、他端末機への回線接続を行うまでに長い遅延時間が発生することを防止することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るドメインネームシステムを用いた通信ネットワークシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】上記実施の形態に係るドメインネームシステムを用いた通信ネットワークシステムにおいてDNSサーバを用いた負荷分散処理の動作を説明するためのシーケンス図である。
【図3】上記実施の形態に係るドメインネームシステムを用いた通信ネットワークシステムにおいてDNSサーバへのホスト名登録処理の動作を説明するためのシーケンス図である。
【図4】上記実施の形態に係るドメインネームシステムを用いた通信ネットワークシステムにおいてDNSサーバからのホスト名削除処理の動作を説明するためのシーケンス図である。
【図5】従来のドメインネームシステムを用いた通信ネットワークシステムの構成を示すブロック図である。
【図6】従来のドメインネームシステムを用いた通信ネットワークシステムにおいてDNSサーバを用いた負荷分散処理の動作を説明するためのシーケンス図である。
【図7】従来のドメインネームシステムを用いた通信ネットワークシステムにおいてDNSサーバへのホスト名登録処理の動作を説明するためのシーケンス図である。
【図8】従来のドメインネームシステムを用いた通信ネットワークシステムにおいてDNSサーバからのホスト名削除処理の動作を説明するためのシーケンス図である。
【図9】従来のドメインネームシステムを用いた通信ネットワークシステムにおいてホスト自体による負荷分散処理の動作を説明するためのシーケンス図である。
【符号の説明】
10,50 ドメインネームシステムを用いた通信ネットワークシステム
12 DNSサーバ
13 通信回線
14−1〜14−n 第1〜第nのホスト
16,28,52 送受信部
18 名前解決処理部
20 ホスト名登録処理部
22 ホスト名削除処理部
24 応答結果送信制御部
26 ホスト名/IPアドレス対応関係テーブル
30 名前解決依頼部
32 ホスト名登録依頼部
34 ホスト名削除依頼部
36 応答結果記憶制御部
38 IPアドレス選択部
40 他ホスト接続制御部
42 対応ホスト名/IPアドレス記憶部
51 仲介サーバ
54 名前解決仲介処理部
56 ホスト名登録仲介部
58 ホスト名登録結果通知部
60 ホスト名削除仲介部
62 ホスト名削除結果通知部
64 依存関係情報リスト
66 依存関係情報更新期間検出部
68 依存関係情報削除部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a communication network system using a domain name system having a function of associating a host name of a terminal (host) equipped with a computer function with an IP (Internet Protocol) address on the Internet, and terminal information in the domain name system. Regarding a processing method, for example, a communication network system using a domain name system applied to a network including a mobile terminal such as a mobile phone, a PDA (Personal Digital Assistance), a notebook PC (Personal Computer), or a peer-to-peer network And a terminal information processing method in the domain name system.
[0002]
[Prior art]
The domain name system (hereinafter also referred to as DNS) is a distributed database in which DNS servers (name servers) around the world operate in cooperation. The DNS server obtains an IP address from a host name and vice versa. A process called name resolution can be performed. This name resolution is defined in RFC-1034 and RFC-1035 whose titles are described in Non-Patent Documents 1 and 2 described later. However, here, in order to simplify the text, the host name (identification name) is used in the same meaning as FQDN (Fully Qualified Domain Name).
[0003]
The DNS server that performs name resolution as described above is a system that requires prompt notification of an added / recovered host, a system that frequently changes hosts or moves in a network, and a host name and an IP address corresponding to each other. This is applied to a system that locally caches the server with a terminal, for example, a system that distributes the load on the host itself without depending on the load distribution of the DNS server.
[0004]
FIG. 5 is a block diagram showing a configuration of a communication network system using a conventional domain name system. The communication network system 10 shown in FIG. 5 is configured by connecting a first to n-th multiple hosts 14-1 to 14-n to a
[0005]
The
[0006]
The first to nth hosts 14-1 to 14-n are various computers, for example, terminals equipped with computer functions such as mobile phones, PDAs, notebook PCs, stationary PCs, servers, and large computers. Is applicable.
The configuration for each of the hosts 14-1 to 14-n to access and communicate with the
[0007]
Next, components of the first to nth hosts 14-1 to 14-n will be described.
The transmission /
The name resolution request unit 30 requests the
[0008]
The host name registration request unit 32 notifies the
“Nupdate” is a protocol for adding or deleting a host name to / from a DNS server, and is defined in RFC-2136 which describes the title and the like in Non-Patent Document 3 described later. In other words, nsupdate is data or a program for interactively updating the host name registered in the DNS server.
[0009]
The host name deletion request unit 34 notifies the
The response result storage control unit 36 performs control to store the response result (host name and IP address) returned from the
[0010]
The IP address selection unit 38 selects an IP address associated with the host name designated by the other host
[0011]
The other host
[0012]
The corresponding host name / IP
Next, components of the
The transmission /
[0013]
The name resolution processing unit 18 selects one of a plurality of IP addresses associated with the host name transmitted from the name resolution request unit 30 from the table 26. For this selection algorithm, round robin or the like is used.
A specific operation when the round robin algorithm is applied to the load distribution of the
[0014]
The host name registration processing unit 20 associates the host name and the IP address superimposed on the update transmitted from the first to n-th hosts 14-1 to 14-n in association with the host name / IP address. It is registered in the table 26.
The host name
[0015]
The response result
The operation of the communication network system 10 having such a configuration will be described in (1) to (4) with reference to the sequence diagrams shown in FIGS.
[0016]
(1) A load distribution process using the
For example, it is assumed that the first host 14-1 performs line connection to the second host 14-2. In this case, in step S1a, the name resolution request unit 30 of the first host 14-1 requests the
[0017]
The received name resolution request information is input to the name resolution processing unit 18, where name resolution processing is performed as shown in step S2a. That is, the name resolution processing unit 18 selects one of the plurality of IP addresses corresponding to the received host name “H2” (for example, the IP address “IPA2”) from the table 26.
[0018]
The selected IP address “IPA2” is returned to the first host 14-1 as response result information under the control of the response result
[0019]
After this reception, in the first host 14-1, the other host
Here, when the line connection fails, the processes of steps S1a to S4a are repeated again, thereby performing the reline connection of step S5a.
[0020]
(2) A host name registration process to the
In step S1b, it is assumed that the host name registration request unit 32 of the first host 14-1 requests the
[0021]
The received update is registered in the host name registration processing unit 20 in step S2b. As a result, as shown in step S3b, the host name “H1” and the IP address “IPA1” are associated and registered in the table 26.
[0022]
(3) Processing for deleting a host name from the
In step S1c, it is assumed that the host name deletion request unit 34 of the first host 14-1 requests the
[0023]
The received update is deleted by the host name
[0024]
(4) Load distribution processing by the host itself will be described with reference to FIG.
In step S1d, in the first host 14-1, the name resolution request unit 30 requests the
[0025]
The received name resolution request information is input to the name resolution processing unit 18, where name resolution processing is performed as shown in step S2d. That is, the name resolution processing unit 18 selects a plurality of IP addresses (for example, IP addresses “IPA2” to “IPA2m”) corresponding to the received host name “H2” from the table 26.
[0026]
The selected plurality of IP addresses “IPA2” to “IPA2m” are returned to the first host 14-1 as all response result information under the control of the response result
In the first host 14-1, the plurality of IP addresses “IPA2” to “IPA2m” are associated with the host name “H2” by the storage control of the response result storage control unit 36, as shown in step S4d. And stored in the
[0027]
Thereafter, when the first host 14-1 performs line connection to the second host 14-2, the host name “H2” of the connection destination host 14-2 instructed by the other host
In step S6d, the host connection 14-1 is line-connected to the second host 14-2 having the selected IP address “IPA2” as the connection destination address by the line connection control of the other host
[0028]
[Non-Patent Document 1]
RFC-1034 “Network Working Group P. Mockapetris Request for Comments: 1034 ISI Obsoletes: RFCs 882, 883, 973 November 1987 DOMAINNAMES-CONCEPTS AND FACILITIES”
[Non-Patent Document 2]
RFC-1035 “Network Working Group P. Mockapetris Request for Comments: 1034 ISI Obsoletes: RFCs 882, 883, 973 November 1987 DOMAIN NAMES- IMPLEMENTATION AND SPECIFICATION”
[Non-Patent Document 3]
RFC-2136 `` Network Working Group P. Vixie, Editor Request for Comments: 2136 ISC Updates: 1035 S. Thomson Category: Standards Track Bellcore Y. Rekhter Cisco J. Bound DEC April 1997 Dynamic Updates in the Domain Name System (DNS UPDATE) ''
[Non-Patent Document 4]
RFC-1794 “Network Working Group T. Brisco Request for Comments: 1794 Rutgers University Category: Informational April 1995 DNS Support for Load Balancing”
[0029]
[Problems to be solved by the invention]
However, the communication network system using the conventional domain name system has the following problems.
In the load distribution process using the
[0030]
In the registration process of (2) above, the host name of a new host and the host name of the recovered host can be registered. In the deletion process of (3), the host name of the host where the problem has occurred can be deleted. it can. However, since the requesting host needs to frequently inquire about the name resolution request to the
[0031]
In the load distribution process by the host itself of (4) above, each host 14-1 to 14-n itself stores and holds the host information obtained from the
[0032]
The present invention has been made in view of such problems, can prevent a DNS server from being subjected to a heavy load, can prevent an increase in the amount of traffic of the entire network, It is an object of the present invention to provide a communication network system using a domain name system and a terminal information processing method in the domain name system, which can prevent a long delay time from occurring until a line connection is established.
[0033]
[Means for Solving the Problems]
The communication network system using the domain name system according to claim 1 of the present invention obtains the unique address from the distinguished name to a DNS server having a function of associating the distinguished name of the terminal equipped with the computer function with the unique address. In a communication network system using a domain name system that requests name resolution from the terminal, there is a dependency relationship between the identification name of the requesting terminal that requests the name resolution and the requesting terminal that can request connection Storage means for storing dependency information associated with an identification name of a connection target terminal, and a connection having a dependency relationship with the request source terminal when receiving a name resolution request from the request source terminal The identification name of the target terminal is stored in the storage means in association with the identification name of the requesting terminal, and the name resolution request is sent in advance. A mediation to be transmitted to the DNS server is performed, and the unique address of the connection target terminal returned from the DNS server in response to the mediated name resolution request corresponds to the corresponding identification name stored in the storage means. And a name resolution mediation processing means for returning a unique address of the connection target terminal to the request source terminal, and a mediation server connected between the terminal and the DNS server.WhenWithIn addition, when the registration request for the identification name and unique address of the terminal is received by the mediation server, a registration mediation means for mediating and transmitting the registration request to the DNS server, and the registration request transmitted by the mediation Accordingly, the identification name and the unique address are registered in the DNS server, and when the registration result is returned from the DNS server, the identification name and the unique address indicated in the registration result are mutually dependent. Registration means for storing in the storage means in association with an identification name of a certain terminal;It is characterized by having.
[0034]
According to this configuration, the intermediary server connected between the terminal and the DNS server makes a request for name resolution from the request source terminal, and the uniqueness of the connection target terminal to which a response is returned from the DNS server by this request. An address is mediated, and at the time of this mediation, an identification name and a unique address of terminals that can request connection are associated with each other and stored as dependency information. As a result, if the connection target terminal requested by the requesting terminal cannot connect to the line due to a malfunction such as a failure, the requesting terminal acquires the unique address of the other connecting target terminal from the mediation server. As a result, there is no need to generate extra queries due to re-requests for name resolution to the DNS server as in the prior art.In addition, when the identification name and unique address of a newly added terminal or a restored terminal are registered in the DNS server, they are also registered in the intermediary server in the same manner, so that the correspondence relationship with the DNS server is always consistent. be able to.
[0036]
MaClaims of the present invention2A communication network system using the domain name system of claim1, By detecting the terminal having a dependency relationship with the terminal having the identification name indicated in the registration result by referring to the storage means, and notifying the detected result to the detected terminal It is characterized in that it has a registration notification means.
[0037]
According to this configuration, when an identification name and a unique address of a newly added terminal or a restored terminal are registered in the DNS server, a terminal that is dependent on the registered terminal by the intermediary server Since the registration result is notified to the machine, the notification destination terminal does not need to make an inquiry to the DNS server by requesting name resolution in order to grasp each new / recovered terminal. The terminal can store the registered identification name and unique address each time the connection target terminal registers with the DNS server.
[0038]
Further, the claims of the present invention3A communication network system using the domain name system of claim 1 is provided.Or 2In response to a deletion request for deletion of the terminal identification name and unique address from the intermediary server, a deletion intermediary means for intermediary transmission of the deletion request to the DNS server, and in response to the deletion request transmitted through the intermediary When the identification name and the unique address are deleted from the DNS server and the deletion result is returned from the DNS server, the identification name and the unique address indicated in the deletion result are deleted from the storage means. And a first deletion means.
[0039]
According to this configuration, when the identification name and unique address of the terminal in which the problem has occurred are deleted from the DNS server, the intermediary server is also deleted in the same manner, so that the correspondence relationship with the DNS server can always be matched. it can.
Further, the claims of the present invention4A communication network system using a domain name system according to claim3In step (b), the intermediary server is referred to the storage means to detect a terminal having a dependency relationship with the terminal having the identification name indicated in the deletion result, and the deletion result is notified to the detected terminal. It is characterized by having a deletion notification means.
[0040]
According to this configuration, when the identification name and unique address of the terminal in which the problem has occurred are deleted from the DNS server, the deletion result is notified by the intermediary server to the terminal having a dependency relationship with the deleted terminal. As a result, the notification destination terminal does not need to make an inquiry to the DNS server by requesting name resolution in order to grasp the terminal in which the problem has occurred. In addition, each time the connection target terminal is deleted from the DNS server, the terminal can delete the identification name and unique address deleted from the DNS server from the stored information of the terminal itself.
[0041]
Further, the claims of the present invention5A communication network system using a domain name system according to claim 1 starts from claim 1.4In any one of the above, the intermediary server includes a detecting unit that detects that the dependency relationship information stored in the storage unit has not been updated for a certain period of time, and a non-updated period of time detected by the detecting unit. And a second deletion unit that deletes the dependency relationship information.According to this configuration, since the old dependency relationship information that causes the failure is not stored in the mediation server, it is possible to prevent an adverse effect on the terminal.
[0042]
MaClaims of the present invention6According to the terminal information processing method in the domain name system according to the present invention, name resolution for obtaining the unique address from the identification name is performed on a DNS server having a function of associating the identification name of the terminal equipped with a computer function with a unique address. In the terminal information processing method in the domain name system in which a mediation server is connected between the terminal and the DNS server and the request is mediated by the mediation server when requesting from the terminal, the mediation server When a request for name resolution is received from an original terminal, the identification name of the requesting terminal is associated with the identification name of a connection target terminal that has a dependency that the requesting terminal can make a connection request to. A first step of storing as dependency relationship information, and a second step of mediating to transmit the name resolution request to the DNS server And the unique address of the connection target terminal returned from the DNS server in response to the name resolution request mediated in the first step is associated with the corresponding identification name in the dependency information. A third step of storing, and a fourth step of returning the unique address of the connection target terminal to the requesting terminal.The intermediary server receives the registration request for the identification name and unique address of the terminal, and the intermediary transmission is performed in the fifth step and intermediary transmission of the registration request to the DNS server. The identification name and the unique address are registered in the DNS server in response to the registration request, and when the registration result is returned from the DNS server, the identification name and the unique address indicated in the registration result are A sixth step of storing as the dependency relationship information in association with identification names of terminals having a dependency relationship with each other;It is characterized by performing.
[0043]
According to this method, an intermediary server connected between the terminal and the DNS server makes a request for name resolution from the requesting terminal, and the uniqueness of the connection target terminal to which a response is returned from the DNS server by this request. An address is mediated, and at the time of this mediation, an identification name and a unique address of terminals that can request connection are associated with each other and stored as dependency information. As a result, if the connection target terminal requested by the requesting terminal cannot connect to the line due to a malfunction such as a failure, the intermediary server updates the dependency information, and the intermediary server cannot connect to the line. It is possible to recognize a terminal that is dependent on the terminal.In addition, when the identification name and unique address of a newly added terminal or a restored terminal are registered in the DNS server, they are also registered in the intermediary server in the same manner, so that the correspondence relationship with the DNS server is always consistent. be able to.
[0045]
MaClaims of the present invention7byTerminal information processing method in domain name systemClaims6The intermediary server detects a terminal having a dependency relationship with the terminal having the identification name indicated in the registration result by referring to the dependency relationship information, and sends the registration result to the detected terminal. The seventh step of notifying is executed.
[0046]
According to this method, when an identification name and a unique address of a newly added terminal or a restored terminal are registered in the DNS server, a terminal having a dependency relationship with the registered terminal by the intermediary server Since the registration result is notified to the machine, the notification destination terminal does not need to make an inquiry to the DNS server by requesting name resolution in order to grasp each new / recovered terminal. The terminal can store the registered identification name and unique address each time the connection target terminal registers with the DNS server.
[0047]
Further, the claims of the present invention8byTerminal information processing method in domain name systemClaims6 or 7In the eighth step, when the intermediary server receives a request to delete the identification name and unique address of the terminal, the intermediary transmission in the eighth step of intermediary transmission of the deletion request to the DNS server, and the eighth step In response to the deletion request, the identification name and the unique address are deleted from the DNS server, and when the deletion result is returned from the DNS server, the identification name and the unique address indicated in the deletion result are displayed. And a ninth step of deleting from the dependency relationship information.
[0048]
According to this method, when the identification name and the unique address of the terminal in which the problem has occurred are deleted from the DNS server, the intermediary server is also deleted in the same manner, so that the correspondence relationship with the DNS server can always be matched. it can.
Further, the claims of the present invention9byTerminal information processing method in domain name systemClaims8The intermediary server detects a terminal having a dependency relationship with the terminal having the identification name indicated in the deletion result by referring to the dependency relationship information, and sends the deletion result to the detected terminal. The tenth step of notifying is executed.
[0049]
According to this method, when the identification name and unique address of a terminal in which a problem has occurred are deleted from the DNS server, the intermediary server notifies the deletion result to the terminal that is dependent on the deleted terminal. As a result, the notification destination terminal does not need to make an inquiry to the DNS server by requesting name resolution in order to grasp the terminal where the problem has occurred. In addition, each time the connection target terminal is deleted from the DNS server, the terminal can delete the identification name and unique address deleted from the DNS server from the stored information of the terminal itself.
[0050]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
(Embodiment)
FIG. 1 is a block diagram showing a configuration of a communication network system using a domain name system according to an embodiment of the present invention. However, in the present embodiment shown in FIG. 1, the first to nth hosts 14-1 to 14-n and the
[0051]
A feature of the communication network system 50 according to the present embodiment is that a
[0052]
The
[0053]
However, existing DNS interface means are used as the interface means between each of the hosts 14-1 to 14-n and the
[0054]
Moreover, it is also possible to introduce without changing the settings of the existing hosts 14-1 to 14-n by the method of monitoring the traffic of the
[0055]
Next, components of the
The transmission /
The name resolution
[0056]
In the host name
[0057]
The host name registration result notification /
[0058]
The dependency relationship
[0059]
The host name deletion result notification /
[0060]
The dependency relationship information update
The dependency relationship
The operation of the communication network system 50 having such a configuration will be described in (1) to (4) with reference to the sequence diagrams shown in FIGS.
[0061]
(1) The load distribution process using the
[0062]
In step S2e, the received name resolution request information is output to the name resolution
The name resolution
[0063]
The mediated name resolution request information is received by the transmission /
[0064]
The selected IP address “IPA2” is returned to the
[0065]
The IP address “IPA2” of the mediated response result information is received by the transmission /
[0066]
In this case, in step S10e, the registration request source host 14-1 resolves the name of another host (for example, the nth host 14-n) having a dependency relationship with the own host 14-1 by the host name “Hn”. Resubmit by In this case, the name resolution
[0067]
In the first host 14-1, the other host
(2) A host name registration process to the
[0068]
In step S1f, it is assumed that the host name registration request unit 32 of the first host 14-1 requests the
[0069]
The received update is mediated to the
[0070]
This registration result is returned to the
[0071]
This notified registration result is stored in the
(3) Processing for deleting a host name from the
[0072]
In step S1g, it is assumed that the host name deletion request unit 34 of the first host 14-1 requests the
[0073]
The received update is mediated to the
[0074]
This deletion result is returned to the
[0075]
By this notification, as shown in step S9g, the storage host name “H2” and the IP address “IPA2” of the
[0076]
In addition, in the
Thus, according to the communication network system using the domain name system of the present embodiment, the requesting host is operated by the
[0077]
As a result, when the connection target host requested by the request source host cannot connect to the line due to a malfunction such as a failure, the request source host only needs to obtain the IP address of another connection target host from the
[0078]
When the
[0079]
As a result, when the host name and IP address of a newly added host or a restored host are registered in the
In addition, when the host name and IP address of a newly added host or a restored host are registered in the
[0080]
Accordingly, it is not necessary to frequently make an inquiry to the
[0081]
Further, each time the host to be connected registers with the
[0082]
Further, when the host name and IP address of the host in which the problem has occurred are deleted from the
In addition, when the host name and IP address of the host in which the problem occurred are deleted from the
[0083]
Accordingly, since it is not necessary to frequently make an inquiry to the
[0084]
In addition, each time the host to be connected is deleted from the
[0085]
Further, the
[0086]
From the above, according to the communication network system using the domain name system of the present embodiment, the
[0087]
【The invention's effect】
As described above, according to the communication network system using the domain name system of the present invention and the terminal information processing method in the domain name system, the request source is provided by the intermediary server connected between each terminal and the DNS server. It mediates the name resolution request from the terminal and the unique address of the connection target terminal that is returned as a response from the DNS server in response to this request. At this time, the identification name and unique address of the terminals that can request connection are determined. The association is stored as dependency information.
[0088]
As a result, if the connection target terminal requested by the requesting terminal is unable to connect to the line due to a malfunction such as a failure, the intermediary server updates the dependency information and further connects the terminal that cannot connect to the line. Since the notification is made to the terminal having the dependency relationship, an extra inquiry due to re-request for name resolution to the DNS server does not occur as in the prior art. Therefore, unlike the conventional case, an extra inquiry is generated in the DNS server, and the traffic amount in the entire network is not increased accordingly. Further, unlike the prior art, it is not necessary to re-request name resolution from the DNS server, so that a long delay time is not required until line connection.
[0089]
When the mediation server receives a request for registration of the terminal identification name and unique address, the mediation server sends the registration request to the DNS server, and the identification name and unique address are registered in the DNS server in response to the registration request. When the registration result is returned from the DNS server, the identification name and the unique address indicated in the registration result are stored in association with the identification names of the terminals having a dependency relationship with each other.
[0090]
As a result, when the identification name and unique address of a newly added terminal or restored terminal are registered in the DNS server, they are also registered in the intermediary server in the same manner, so the correspondence relationship with the DNS server is always consistent. Can be made.
In addition, when the identification name and unique address of a newly added terminal or a restored terminal are registered in the DNS server, the registration result of the intermediary server to the terminal having a dependency relationship with the registered terminal Therefore, the notification destination terminal does not need to make an inquiry to the DNS server by requesting name resolution in order to grasp each new / recovered terminal.
[0091]
Accordingly, it is not necessary to frequently make an inquiry to the DNS server in response to a request for name resolution of a new / recovered terminal, so that it is possible to prevent a heavy load on the DNS server. In addition, since it is not necessary to frequently query the DNS server by name resolution, the traffic volume in the entire network does not increase.
[0092]
Also, each time the terminal to be connected registers with the DNS server, the terminal can store the registered identification name and unique address, so that the cache information of the terminal is registered with the DNS server. Can be updated each time. Therefore, as in the prior art, there is no increase in traffic volume and no long delay time due to re-request for name resolution due to the inability to establish an appropriate line connection to another terminal due to a delay in updating.
[0093]
In addition, when the identification name and unique address of the terminal in which the problem has occurred are deleted from the DNS server, the intermediary server is also deleted in the same manner, so that the correspondence relationship with the DNS server can be consistent.
Also, when the identification name and unique address of the terminal where the problem occurred are deleted from the DNS server, the intermediary server notifies the deletion result to the terminal that is dependent on the deleted terminal. Therefore, the notification destination terminal does not need to make an inquiry to the DNS server by requesting name resolution in order to grasp the terminal in which the problem has occurred.
[0094]
Accordingly, it is not necessary to frequently make an inquiry to the DNS server in response to a request for name resolution of the deleted terminal as in the prior art, so that it is possible to prevent a heavy load on the DNS server. Further, since it is not necessary to make an inquiry by name resolution to the DNS server, the traffic volume in the entire network is not increased.
[0095]
In addition, each time the terminal to be connected is deleted from the DNS server, the terminal can delete the identification name and unique address deleted from the DNS server from the stored information of the terminal. The cache information can be updated every time the DNS server is deleted. Therefore, as in the prior art, there is no increase in traffic volume and no long delay time due to re-request for name resolution due to the inability to establish an appropriate line connection to another terminal due to a delay in updating.
[0096]
From the above, according to the communication network system using the domain name system of the present embodiment, it is possible to prevent a heavy load on the DNS server without changing the configuration of each terminal and the DNS server. Therefore, it is possible to prevent an increase in the amount of traffic in the entire network, and to prevent a long delay time from occurring until line connection to another terminal is performed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing a configuration of a communication network system using a domain name system according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a sequence diagram for explaining an operation of load distribution processing using a DNS server in a communication network system using the domain name system according to the embodiment.
FIG. 3 is a sequence diagram for explaining an operation of host name registration processing with a DNS server in a communication network system using the domain name system according to the embodiment.
FIG. 4 is a sequence diagram for explaining an operation of host name deletion processing from a DNS server in a communication network system using the domain name system according to the embodiment.
FIG. 5 is a block diagram showing a configuration of a communication network system using a conventional domain name system.
FIG. 6 is a sequence diagram for explaining the operation of load distribution processing using a DNS server in a communication network system using a conventional domain name system.
FIG. 7 is a sequence diagram for explaining the operation of host name registration processing with a DNS server in a communication network system using a conventional domain name system.
FIG. 8 is a sequence diagram for explaining the operation of host name deletion processing from a DNS server in a communication network system using a conventional domain name system.
FIG. 9 is a sequence diagram for explaining the operation of load distribution processing by a host itself in a communication network system using a conventional domain name system.
[Explanation of symbols]
10, 50 Communication network system using domain name system
12 DNS server
13 Communication line
14-1 to 14-n 1st to nth hosts
16, 28, 52 Transceiver
18 Name resolution processing department
20 Host name registration processing section
22 Host name deletion processing part
24 Response result transmission control unit
26 Host name / IP address correspondence table
30 Name Resolution Request Department
32 Host name registration request department
34 Host name deletion request section
36 Response result storage control unit
38 IP address selector
40 Other host connection controller
42 Supported host name / IP address storage
51 Mediation server
54 Name Resolution Mediation Processing Department
56 Host Name Registration Intermediary Department
58 Host name registration result notification section
60 Host name deletion mediation department
62 Host name deletion result notification section
64 Dependency information list
66 Dependency Information Update Period Detection Unit
68 Dependency information deletion part
Claims (9)
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JP3708085B2 (en) | DNS inquiry device and DNS inquiry method |
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