JP3785606B2

JP3785606B2 - Weeding sickle

Info

Publication number: JP3785606B2
Application number: JP23875099A
Authority: JP
Inventors: 健立川
Original assignee: 健立川
Priority date: 1999-07-21
Filing date: 1999-07-21
Publication date: 2006-06-14
Anticipated expiration: 2019-07-21
Also published as: JP2001028916A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、刃体の周縁に、主に弧状の刃を設け、且つ、上記刃体の上面側周縁域に、把手の両端部又は取付座部分を取り付けた構成の草取鎌と、これを替え刃式の構成にした草取鎌に関する。
【０００２】
【従来の技術】
本発明と同様に、刃先を接地させ、且つ、若干地表も削ぎながら草を取る草取鎌には、いろいろな形態のものがある。しかし、使用頻度の高いものとしては、図１２（ａ）で示す刃渡り部分が９０〜１２０ｍｍの小鎌（草取鎌ともいう）や図１２（ｂ）で示す刃渡りが略２１０〜２３０ｍｍとなる立鎌（鍬型草取具，草取りホーなどともいう）がある。そして、これらのいずれもが、作業における刃体の進行側周縁にのみ刃を有し、且つ、刃体から外方にのびる柄を取り付けており、その柄の長さは、一般には、小鎌では２１０〜２３０（長いもので２５０）ｍｍ、立鎌では１２００〜１３００ｍｍである。また、この他の草取具においても、柄を有するものとなっている。
本発明は、従来のものとは異なり、刃体の上面側に、操作のための把手を取り付けた構成にして、後述の課題の解決を図ったもので、先行技術調査によっても、本発明に類する先行の技術は発見しない。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
従来の草取具のうち、小鎌は、根張りの強い草に刃をあて、単に引き切るときには有効であり、これは他に勝るものである。また、立鎌は、根張りの比較的弱い草の群生には対応しやすい利点がある。しかし、上記のどちらの草取具も、後述の理由から、十分機能するものとはなっていなかった。
即ち、刃体に取り付けられ、外方にのびる柄を有する小鎌や立鎌等の従来の草取具では、力点（人力が加えられる柄の部分）と作用点（草と対峙する刃先部分）が隔たっているため、てこの原理から、力点の力より作用点の力が小となるので、刃先の接地力も小となり、刃先が草を捉える力は低下する。この力を補うために、従来の草取具では引く力のほかに、刃先を接地させるための下向きの力を常に柄に加えていなければならない負担（欠点）があった。従って、刃先で草を捉えることができないときは、作業は反復となり、作業性は低下していた。
【０００４】
また、従来の草取具は、作業の進行側の刃体周縁にのみ刃が形設され、また、その刃体に一定の角度で柄が取り付けられた構成になっている。そのため、作業における操作の向きは常に柄を引く向きに限定され、畝や溝を有する畑地では、草の取りにくい側面や角部が生じる欠点があった。特に、刃先部分が直状の平刃であるため、凹凸のある地表では、刃先部分が橋状となり、未接地部分が生じ、十分に草を捉えることができない欠点があった。
また、刃体の一端から柄が外方にのびる小鎌では、力点と作用点が同一作用線上とならないため、特に刃体の先端部で草を捉えたときは、その草を軸とする回転モーメントが生じ、これが、前述の各欠点と相俟って、手首や腕に疲労を与えると共に、作業性の低下や飽きの生じる原因となっていた。
また、とかく多い刃の研磨も、作業の負担となっていた。
【０００５】
本発明は、従来の草取具にみられる前記の欠点を解消するために創案されたもので、加えた力がロスなく草取りに生かされると共に、地表の凹凸や固さ及び草の繁茂状態や根や茎の固さ等にも対応し、且つ、効率的に作業ができる草取鎌の提供を目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
本発明の草取鎌は、刃体の素材を主として板状の鋼材にし、刃体の周縁には、少なくとも１つの凸状又は凹状の弧状部分が存在するものとし、これら弧状部分の所要の弧状部分に刃を形成する。また、刃体上面の周縁域に、側面形状を略コ字状（台形状）又は弧状とし、その中間部を把持部とする把手の両端部（又は取付座部分）を取り付けた構成にし、力点と作用点が、同一の作用線上にあるか又は近接した状態にする。これにより、力のロスや回転モーメントの発生を防止し草取り機能の向上を図る。また、手首や腕の疲労や飽きの発生を防止する。
また、畝や溝や植付作物等のある畑地での草取り作業に適するように、刃の部分を凹状又は凸状の弧状形状にすると共に、刃体の形状によっては、刃体全体を上方に湾曲させたり、刃体の先端に先細な部分を形成し、これを上方に曲折させた構成にしたりする。これにより、従来はやりにくかった畝や溝の側面や角部及び窪み等の草取りをやりやすいものにする。
【０００７】
本発明の草取鎌では、平刃を設けた刃体の外、根張りの強い草等に対応する鋸刃（ギザ刃）をもうけた刃体も具現する。また、刃体と把手の着脱の際の煩労の解消と作業性の向上のため、刃体の軸孔に隣接させて、ボルト頭部の挿脱を可とする挿脱孔を設けて、かぎ穴状に一体の孔となしたり、刃体の周縁から内方への溝孔を設けたりする。これにより、ボルト・ナットを介しての刃体と把手の着脱が容易にできるようにする。
また、現場での刃の研磨における煩労と作業性の低下を解消するために、着脱簡易な平刃と鋸刃（ギザ刃）の替え刃を用いた替刃式草取鎌も具現する。
【０００８】
【発明の実施の形態】
本発明の草取鎌には、刃体１上面の周縁域に、把手３の両端部（又は両端部に突設の取付座部分）を取り付けて成る構成のものと、前記刃体１又は後述の操作体Ａに替え刃Ｂをとりつけて用いる替え刃式の２つの形態がある。
前記の２つの形態を構成する素材としては、刃体１と替え刃Ｂは共に鋼材を用い、把手３は鉄材又は他の金属材の外、合成樹脂や硬質なゴム等を用いる。また、替え刃Ｂを取り付ける操作体Ａは、合成樹脂による成型で保持部１５と把手部１６とを一体な形状のものとする外、保持部１５を金属とし、把手部１６は、合成樹脂又は硬質なゴムを素材にして構成する。
【０００９】
以下、図を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図１（ａ）は、刃体１の周縁を形づくる２つの弧状部分（全周）に刃２を設け、また、図１（ｂ）は、刃体の周縁に形成した弧状部分の１つを凹状の弧で成るものとして、これに刃を設け、且つ、刃体１全体を上方に湾曲させると共に、先細部分５はさらに上方に曲折又は反らしたものとした場合を示している。
また、図１における把手３は、側面形状が略コ字状（台形状）である形状にし、その中間部を把持部４とする。把手３の素材が鉄材で、その厚さが薄いときには、ゴム又は軟質の合成樹脂等による握り部材２０を把持部４に被着する。図１の（ａ）と（ｂ）は、握り部材２０を有する場合を例示している。
【００１０】
刃体１に上述の把手３を取り付けるときは、図１（ａ）のように把手３の両端部をそのまま刃体１の周縁域に溶接により取り付けてもよいが、取り付けをより確かなものにするために、図１の（ｂ）のように把手３の両端部に５〜１０ｍｍの取付座６ｂを外方に突出させて設け、この取付座６ｂを溶接により刃体上面の周縁域に取り付ける。図１はスポット溶接の場合を例示している。
しかし、把手３が、合成樹脂，硬質ゴム又は軽金属等で形成され、溶接不能のときは、後述のように、取付座を略２０ｍｍ突出させ、その中央部に軸孔７ａを形成し、ボルト・ナットにより把手３を刃体１に取り付ける。
【００１１】
図２で示す本発明は、刃体１の周縁に、弧の曲がり度合い（曲度）の異なりをも可とする複数の弧状部分があり、且つ、その弧状部分の少なくとも１つに刃が形設されている刃体１の主な形状例を（ａ）〜（ｆ）で示したものである。把手３は記載していないが、想像線によりその取り付け方向等を示している。なお、刃体１への把手３の取り付け方は、前述の図１の説明に準じる。
図２における（ａ）は、刃体１を弧の集合体である楕円形にし、その周縁の総てを刃２としている。（ｂ）は、刃２を備えた３つの弧からなる形状の刃体１で、把手３の取付方向を３通りに切り替えて用いることができる。（ｃ）は、刃体１の一端（先端）に先細部分５が形成され、かつ、周縁が３つの弧からなる概ね半円状の刃体で、その周縁の総てに刃２が形成されている。なお、図では示していないが、先細部分５は上方に曲折されている。（ｄ）は、先細部分５の１辺ともなる凹状の弧状部分を刃体１の周縁に形成し、これに刃２をもうけた刃体１としている。（ｅ）は、（ｄ）を長細にした形状で、（ｆ）は、刃を有する凹状と凸状の弧からなる周縁部分を左右に設けた刃体１にしている。
【００１２】
図３は、その一端で他の周縁部分と共に、鋭角的形状（弧線でつくられる角で鋭角とは言えないのでこの表現にした）の先細部分５を形づくる凹状の弧状部分を刃体１の周縁に形成し、且つ、この弧状部分に刃２を形設すると共に、弧状部分の両端部が最も上方となる形状に刃体を湾曲させた構成にする。なお、図３における（ａ）は、本実施形態を示す平面図であり、（ｂ）は、その（左）側面図である。また、把手３は、図１における説明に準じて刃体１にとりつける。
【００１３】
図４と図５は、刃体１の先端で鋭角的形状の突出をし、かつ、刃２を有する先細部分５が形成されている例を示している。このうち、図５は図３で示された刃体１を例として用いている。そして、そのどちらの図の先細部分５も、その基部で、上方に曲折させた構成にしている。
把手３は、鉄材により形成し、把持部４には、図１の説明で示した素材による握り部材２０を被着させ、スポット溶接により取付座６ｂ部分で刃体１の周縁域にとりつけている形態を示している。しかし、後述のボルト・ナット及び軸孔を介した取り付け方にしてもよい。なお、図４，図５のいずれも、（ａ）は平面図、（ｂ）は（左）側面図を示している。
【００１４】
図６は、図１〜５で示した草取鎌の各刃体に、把手３を取り付ける実施形態を示すものである。ここでは、側面形状が略コ字状（台形状）で、その中間部を把持部４とし、且つ、その両端部に、その長さを略２０ｍｍとする取付座６ａを一体なものとして突設した把手３を合成樹脂で形成したものを示している。そして、把手３の取付座６ａには、ボルト軸の挿通を可とする軸孔７ａを形設している。
また、刃体１の長手方向の周縁から１５ｍｍ程度内方となる範囲の周縁域にも、把手３の軸孔７ａとその径及び間隔等で対応の軸孔７ｂを形設し、軸孔７ａ，７ｂ及びボルト８・ナツト９を介して、刃体１に把手３を着脱可能に取り付ける。
また、前記のボルト８の軸径は、５〜６ｍｍを適当とし、その頭部は、略半球状（饅頭型）又は薄板状とする。しかし、通常の規格の頭部であっても、特に支障はない。また、ナット９は蝶ナットを適当とする。
なお、図では示していないが、把手３の把持部４は、肉厚で丸みのある構成にすることがのぞましい。
【００１５】
また、図７は、刃体１に形設の軸孔７ｂに隣接させて、ボルト８の頭部の挿脱を可とする挿脱孔１０を形設して、かぎ穴状に一体な孔となし、把手３の取付座６ａにボルト８・ナット９を取り付けたまま、ボルト８・ナット９のわずかな締緩とスライドだけで、刃体１に対して把手３の着脱ができる構成にしている。
更に、本発明では、図６の刃体１に設けた軸孔７ｂに代えて、把手３の軸孔７ａに対応の溝孔１１を、図８で示すように刃２と反対側で、且つ刃の形成のない刃体１部分に形成する。
【００１６】
図９は、本発明の草取鎌における上述の各刃体に、替え刃Ｂの取り付けができるようにした実施の形態を示すものである。ここでは、刃２が形成されている刃体周縁域の下面に、替え刃Ｂを取り付けるものである。
これについて、さらに詳述する。刃２が形成されている刃体１周縁で、替え刃Ｂの取付部分となる範囲の両端に、幅を略７ｍｍとして２ｍｍ程度切欠した切欠部１２ｂを形成すると共に、替え刃Ｂは、刃体１の替え刃取付部分に対応する形状で、且つ、刃２３を有する幅約１５ｍｍの細長な形状にすると共に、その両端上面側に、前記切欠部１２ｂに被嵌するフック１３ａを設ける。また、替え刃取付後の刃体１と替え刃Ｂの対応の所要部位に、取付孔１４ｂ，１４ａを各々設け、取付ボルト１７と取付ナット１８を介して、替え刃Ｂを刃体１に着脱可能に締着できる構成にする。なお、前記の替え刃Ｂの取付孔１４ａに代えて、図９（ｂ）で示す切欠孔２２とした構成にしてもよい。
図９（ａ）で示す刃体１では、刃２の形成部分が、凹状の弧状で、且つ、刃体１全体が上方に湾曲した形状であると共に、更に上方に曲折した先細部分５を有するものとなっている。しかし、本発明では、替え刃Ｂの弾性と切欠部１２ｂ，フック１３ａ，取付孔１４ｂ，１４ａ（又は切欠孔２２），取付ボルト１７と取付ナット１８等の機能により、替え刃Ｂは、刃体１にフイットした取り付けが可能となる。
なお、替え刃Ｂには、平刃のものと鋸刃（ギザ刃）のものとがあり、更に、取付孔１４ａ又は切欠孔２２が形設されている２形態がある。
【００１７】
図１０と図１１で示す実施の形態では、刃体１に替え刃Ｂを取り付ける図９の形態とは異なり、替え刃Ｂの取り付けを掌る保持部１５と作業の操作を掌る把手部１６とから成る操作体Ａを形成し、これに替え刃Ｂを取り付けて用いる形態の替え刃式草取鎌としている。
図１０では、周縁に替え刃の取付構造を有する保持部１５を形づくり、その周縁域上面に、中間部を把持部４とする側面形状が略コ字状又は台形状の把手部１６の両端を取り付けた構成の操作体Ａを合成樹脂で一体に成型した場合を示したものである。また、上記の替え刃取付構造は、操作体Ａの保持部１５周縁の替え刃取付範囲の両端下面側にフック１３ｂを形成し、その中間に取付孔１４ｂを形成した構成にする。
【００１８】
替え刃Ｂは、保持部１５の替え刃取付範囲の周縁と対応の形状と長さにし、幅は略１５ｍｍ、厚さは略１〜１．５ｍｍとし、素材は鋼材とする。また、替え刃Ｂは、その両端に替え刃の幅の略半分の７ｍｍ程度の切欠部１２ａを有し、その中間には、保持部１５の取付孔１４ｂと対応の取付孔１４ａを有するものとする。しかし、替え刃Ｂの取付孔１４ａに代えて、図１０（ｂ）で示す切欠孔２２を設けたものであってもよい。また、替え刃Ｂは、図９の替え刃Ｂと同様、刃２３には平刃と鋸刃（ギザ刃）の２つの形態がある。
替え刃Ｂを保持部１５に取り付けるときは、替え刃Ｂの切欠部１２ａを保持部１５のフック１３ｂ内に嵌入し、取付孔１４ａ（又は切欠孔２２）と１４ｂに取付ボルト１７を通し、取付ナット１８で締結する。しかし、図示はしていないが、前記の取り付け方にかえて、総てボルト・ナットで替え刃Ｂを保持部１５に取り付ける手段を用いてもよい。
【００１９】
図１１では、操作体Ａの保持部１５と把手部１６とを、ボルト８・ナット９で締着した形態にしているが、溶接又は一体な成型ができないときに行う。図は、素材を保持部１５は金属、把手部１６は合成樹脂にした場合である。
なお、図１１の保持部１５及び替え刃Ｂにおけるフック１３ｂ，切欠部１２ａ，取付孔１４ａ，１４ｂ，（又は切欠孔２２）等の形態は、前記図１０と同様であり、また替え刃Ｂの形態及び着脱手段も同様である。
【００２０】
本発明の草取鎌は、その操作性の良否等から、刃体の長さ（長径）は１４０〜１８０ｍｍを適当とし、また、厚さは１〜２．５ｍｍを適当とし、素材は鋼材とする。また把手３は、一般的には、合成樹脂，硬質ゴムで形成し、その幅は２５〜３５ｍｍ、把持部の厚さは略６〜１５ｍｍで、面取りを施す。そして、把持部が前記の厚さであるときは、握り部材２０は被着しない。また、把手は取付座６ａ，６ｂを除いた側面形状が、弧状であってもよい。
なお、本発明の実施の形態を示す図のうち、図１（ａ），図２（ａ），（ｂ），図６，図７は、利き腕を問わない形態の刃体１であるが、その他の図は、右利き用の刃体１を示している。
【００２１】
本発明の草取鎌を用いて草取りをするときは、両手に手袋（軍手など）をして、把手３の把持部４を手で握り、刃体１の刃先を接地させ、若干地表も削ぎながら、草に対し弧状の刃２が滑り当たるようにする。しかし、前記によらず、直に草に当てても、凸状の弧状形の刃２では、その機能が有効に発揮される。なお、作業に際しては、鎌をもたない手は、刃体１の当たるのを防ぐために刃体１の進行方向にはおかないようにする。また、刃体１の先端に設けられ、且つ上方に曲折された先細部分５は、凹のある地表や畝の斜面や角部の外、植付作物の間に生えた草を取るのに用いる。また、周縁の総てに刃２を有する鎌では、腕や手首の動かし方１つで、あらゆる向きの草に対処することができる。
ボルト８・ナツト９を介して、刃体１に把手３が取り付けられている草取鎌では、刃体の研磨や交換に際し、前記のボルト・ナットの締緩により、刃体１と把手３の着脱を行う。しかし、かぎ穴状孔及び溝孔１１を設けている刃体１では、把手３の取付座６ａにボルト８・ナット９を取り付けたまま、ボルト・ナットを若干締緩とスライドさせることにより着脱する。
【００２２】
替え刃式草取鎌において、替え刃Ｂを取り付けるときは、図９，１０，１１，からも分かるように、刃体１又は保持部１５か替え刃Ｂのいずれかに形設の切欠部１２ｂ，１２ａ又はフック１３ｂ，１３ａとを嵌合し、取付孔１４ｂと取付孔１４ａ又は切欠孔２２を介し、取付ボルト１７と取付ナット１８により刃体１又は操作体Ａに取り付ける。替え刃Ｂの取り外しは、取り付けの順の逆となる。
刃体１の刃２を、研磨するときは刃体１から把手３を取り外し、刃体１のみにして、砥石，ヤスリ，研ぎ機，グラインダー等を用いて行う。なお、替え刃Ｂも一度きりの使用とせず、研いで何度か用いるのがよい。
鋸刃（ギザ刃）は、エノコログサ、メヒシバ、イヌビエ、シバ等単子葉類の外、根張りの強い草や茎根の固い草を取るのに用いる。
【００２３】
【発明の効果】
本発明の草取鎌は、どの形態においても、把手（替え刃式では把手部）の両端部又は両端部に突設した取付座部分を、刃体の周縁域、即ち周縁に近接した２点に取り付けているので、把手（把手部）に加えた力の作用線と、刃から草に伝えられる力の作用線の殆どは一致する。しかし、刃の端部に若干不一致の範囲があっても、本発明では、その構成から２つの作用線の隔たりが少ないので、従来の草取具にみられる力のロスやモーメントの発生は少ない。また、刃体上面内に、把手がある構成にしているので、接地性にも優れ、刃が草を捉えずに上滑りすることはない。従って、的確且つ楽に草を取ることができる利点がある。
更に、本発明は、その構成から、把手を握る腕や手首の動かし方で、刃体の角度や刃の向きを自在に変えることができるので、どの条件の場合にも楽に対応することができる。したがって、疲労がたまらず、飽きがこない上に、作業性に優れたものとなっており、本発明の大きな特徴となっている。
【００２４】
また、請求項２の発明では、刃体の周縁に曲度の異なりも可とする複数の弧状部分を形成し、その弧状部分の１つ又は総てに刃を設け、その刃の曲度（反り）の機能を草取りに生かしている。特に、凸状の弧状の刃であるときは、手首を使い、刃体を回動又は袈裟懸け状に動かし、草に対し刃先が滑り当たるようにすると、一層有効となる。また、凹を有する地表の草にも、有効に機能する。
【００２５】
請求項３の草取鎌は、刃体の周縁に凹状の弧状部分を形づくり、これに刃を形成すると共に、この刃体の長手方向の両端が最上となるように、刃体全体を上方に湾曲させているので、刃の部分が地表にフイットし、草が取りやすくなる利点がある。特に、刃体に設けた刃が、鋸刃（ギザ刃）であるときは、刃体に直に把手が取り付けられている機能と刃が凹状の弧状形である機能とにより、柄を有する従来の鋸鎌にはない効果が発揮され、根張りの強い草や固い茎根の草も楽に取ることが出来る。これは、本発明における大きな効果である。
【００２６】
刃体の先端の先細部分を、上方に曲折した構成の請求項４の草取鎌では、地表での刃体の動きをスムーズにするばかりではなく、刃が橋状になりにくく、畝の側面や溝部の角部及び窪みの草取りに有効に機能する。
また、請求項５の草取鎌では、刃体と取付座に軸孔をもうけ、ボルト・ナットを介して、刃体に把手を着脱自在に取り付けているので、刃体の交換や数多い研磨毎の刃体の取り外しが容易となり、作業性が向上する。
【００２７】
請求項６の草取鎌では、刃体の軸孔に隣接させて挿脱孔を設け、かぎ穴状に一体な孔にしているので、ボルト・ナットを把手の取付座に取り付けたままボルト・ナットの若干の締緩とスライドだけで、刃体と把手の着脱が容易に行うことができるので、煩労を解消し、且つ、作業性を高める利点がある。
また、請求項７の草取鎌では、刃体に設けた軸孔に代えて、ボルト軸の挿脱を可とする溝孔を形成することにより、請求項６の草取鎌よりも刃体への把手の着脱を更に容易にしている。
【００２８】
なお、請求項１〜７の草取鎌は、その刃体に平刃の外、鋸刃（ギザ刃）も形設して、根張りの強い草や固い茎根の草と対峙させ、効果を得ることができる。
【００２９】
請求項８の草取鎌は、それ自体による草取りの外、替え刃も取り付けて用いることが出来るようにしたもので、例えば、根張りの強さや固さを有する草と対峙するときは、より効果的な鋸刃（ギザ刃）の替え刃を取り付けて、それに対応することが出来るようにしている。また、刃が摩耗しても、作業現場での研磨は必要としない。必要数の替え刃を用意して作業に臨めば、作業性を高めることができる。従って、作業中の煩労も少なく、疲労や飽きの発生も少ない。
請求項９の草取鎌は、完全な替え刃式で、必要数の替え刃があれば、常時スムーズ且つ、飽きのこない作業が約束され、作業効率も高いものとなる。
【００３０】
なお、平刃の替え刃は、研磨すれば１０回程度使用ができるので、経済的である。鋸刃（ギザ刃）は、研磨なしでも刃がなくなる近くまで使える利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】溶接により把手と刃体を取り付けた本発明の２例を示す斜視図である。
【図２】周縁に複数の弧状部分がある本発明の刃体の形状例を示す図である。
【図３】刃体の周縁に刃をもつ凹状の弧状部分がある本発明の平面図と側面図である。
【図４】
【図５】刃体の先端に先細部分を有する本発明を示す平面図と側面図である。
【図６】
【図７】
【図８】刃体と把手の取り付け手段を示す斜視図である。
【図９】刃体に替え刃を取り付ける手段と替え刃の形態を示す斜視図である。
【図１０】
【図１１】操作体と替え刃の取り付け手段と替え刃の形態を示す斜視図である。
【図１２】従来の草取具の２例を示す図で、（ａ）は小鎌，（Ｂ）は立鎌である。
【符号の説明】
１刃体
２，２３刃
３把手
４把持部
５先細部分
６ａ，６ｂ取付座
７ａ，７ｂ軸孔
８ボルト
９ナット
１０挿脱孔
１１溝孔
１２ａ，１２ｂ切欠部
１３ａ，１３ｂフック
１４ａ，１４ｂ取付孔
１５保持部
１６把手部
１７取付ボルト
１８取付ナット
２０握り部材
２１ボルト頭部
２２切欠孔
Ａ操作体
Ｂ替え刃[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
According to the present invention, there is provided a weeding sickle having a configuration in which arcuate blades are mainly provided at the peripheral edge of the blade body, and both end portions or mounting seat portions of the handle are attached to the peripheral region on the upper surface side of the blade body. It relates to the Katori sickle with a replaceable blade configuration.
[0002]
[Prior art]
Similar to the present invention, there are various types of weeding sickles that take the grass while grounding the blade edge and slightly cutting the ground surface. However, as a frequently used one, a knife with a blade span shown in FIG. 12 (a) of 90-120 mm (also referred to as a weeding sickle) or a blade with a blade span shown in FIG. 12 (b) of approximately 210-230 mm. (Also known as a saddle-type weeding tool, weeding ho). Each of these has a blade only at the peripheral edge of the blade in the work, and a handle extending outward from the blade is attached. It is 210-230 (250 at the longest), and 1200-1300 mm in the vertical sickle. In addition, other weeding tools have patterns.
Unlike the conventional one, the present invention has a configuration in which a handle for operation is attached to the upper surface side of the blade body in order to solve the problems described later. We do not find similar prior art.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
Of the conventional weeding tools, the scythe is effective when a blade is applied to a strong-rooted grass and simply pulled, which is superior to others. In addition, standing sickle has an advantage that it can easily cope with grassy groups with relatively weak roots. However, neither of the above-mentioned weeding tools has been fully functional for the reasons described later.
In other words, in conventional weeding tools such as a small sickle and a standing sickle that are attached to the blade body and have a handle extending outward, the power point (the part of the handle to which human power is applied) and the action point (the blade part facing the grass) Since they are separated from each other, from the lever principle, the force at the point of action is smaller than the force at the point of force, so that the grounding force of the blade edge is also small, and the force of the blade edge to catch the grass is reduced. In order to compensate for this force, in addition to the pulling force, the conventional weeding tool has a burden (defect) in which a downward force for grounding the blade edge must always be applied to the handle. Therefore, when grass could not be caught with the cutting edge, the work was repeated and workability was reduced.
[0004]
Further, the conventional weeding tool has a configuration in which a blade is formed only at the peripheral edge of the blade on the work progress side, and a handle is attached to the blade at a certain angle. Therefore, the direction of the operation in the work is always limited to the direction of pulling the handle, and in the field with ridges and grooves, there are disadvantages that side surfaces and corners are difficult to remove. In particular, since the blade edge portion is a straight flat blade, there is a disadvantage that the blade edge portion becomes a bridge shape on an uneven surface, and an ungrounded portion is generated, so that the grass cannot be sufficiently captured.
Also, with a scythe whose handle extends outward from one end of the blade, the force point and the point of action are not on the same line of action, so when the grass is caught at the tip of the blade, the rotational moment about that grass is the axis. In combination with the above-mentioned drawbacks, this causes fatigue to the wrist and arm, and causes a decrease in workability and tiredness.
In addition, the polishing of a large number of blades has been a burden of work.
[0005]
The present invention was devised in order to solve the above-mentioned drawbacks found in conventional weeding tools, and the applied force is utilized in weeding without loss, and the unevenness and hardness of the ground surface and the overgrown state of the grass The purpose is to provide a weeding sickle that can handle the hardness of roots and stems and can work efficiently.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The weeding sickle of the present invention is mainly made of a plate-shaped steel material for the blade body, and at least one convex or concave arc-shaped portion is present on the peripheral edge of the blade body. Form a blade in the part. In addition, the side surface has a substantially U-shape (trapezoidal shape) or arc shape on the peripheral surface of the upper surface of the blade body, and both ends (or mounting seats) of the handle with the middle part as a gripping part are attached. And the action point are on the same action line or close to each other. As a result, the loss of force and the generation of rotational moment are prevented and the weeding function is improved. It also prevents fatigue and tiredness of the wrist and arm.
In addition, the blade part has a concave or convex arc shape so that it is suitable for weeding work in fields with ridges, grooves, planted crops, etc. A curved portion is formed, or a tapered portion is formed at the tip of the blade body, and this is bent upward. This makes it easier to weed the side surfaces, corners, and depressions of the ridges and grooves, which were difficult to do in the past.
[0007]
The weeding sickle of the present invention embodies a blade body provided with a saw blade (giza blade) corresponding to grass with strong roots, etc. in addition to a blade body provided with a flat blade. In addition, in order to eliminate the trouble when attaching and detaching the blade body and the handle and improve workability, an insertion / removal hole that allows insertion and removal of the bolt head is provided adjacent to the shaft hole of the blade body, An integral hole is formed in a keyhole shape, or a groove hole is formed inward from the peripheral edge of the blade body. Accordingly, the blade body and the handle can be easily attached / detached via the bolt / nut.
In addition, in order to eliminate the troubles and workability degradation of the blade polishing in the field, a replaceable blade type weeding sickle that uses a replaceable blade of a flat blade and a saw blade (giza blade) that is easy to attach and detach is also embodied.
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
In the weeding sickle according to the present invention, both the end of the handle 3 are attached to the peripheral area of the upper surface of the blade body 1 (or mounting seat portions projecting from both ends), and the blade body 1 or the following. There are two types of replacement blades that are used by attaching the replacement blade B to the operating body A.
As materials constituting the two forms, the blade body 1 and the replacement blade B are both made of steel, and the handle 3 is made of a synthetic resin, hard rubber, or the like in addition to an iron material or other metal material. In addition, the operating body A to which the replacement blade B is attached is made of synthetic resin, and the holding portion 15 and the handle portion 16 are integrally formed. The holding portion 15 is made of metal, and the handle portion 16 is made of synthetic resin or Made of hard rubber.
[0009]
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
In FIG. 1A, the blade 2 is provided on two arc-shaped portions (entire circumference) that form the peripheral edge of the blade body 1, and FIG. 1B shows one of the arc-shaped portions formed on the peripheral edge of the blade body. In this example, the blade is provided as a concave arc, the entire blade body 1 is bent upward, and the tapered portion 5 is further bent or warped upward.
Further, the handle 3 in FIG. 1 has a side shape that is substantially U-shaped (trapezoidal shape), and the intermediate portion thereof is defined as a grip portion 4. When the handle 3 is made of iron and has a small thickness, the grip member 20 made of rubber or soft synthetic resin is attached to the grip portion 4. FIGS. 1A and 1B illustrate the case where the grip member 20 is provided.
[0010]
When attaching the above-described handle 3 to the blade body 1, both ends of the handle 3 may be directly attached to the peripheral area of the blade body 1 as shown in FIG. 1A, but the attachment is more reliable. For this purpose, as shown in FIG. 1 (b), 5-10 mm mounting seats 6b are provided to project outward at both ends of the handle 3, and the mounting seats 6b are attached to the peripheral area on the upper surface of the blade body by welding. . FIG. 1 illustrates the case of spot welding.
However, when the handle 3 is formed of synthetic resin, hard rubber, light metal, or the like and cannot be welded, as described later, the mounting seat protrudes approximately 20 mm, and a shaft hole 7a is formed at the center portion thereof. The handle 3 is attached to the blade body 1 with a nut.
[0011]
In the present invention shown in FIG. 2, there are a plurality of arc-shaped portions that allow different degrees of arc bending (curvature) on the periphery of the blade body 1, and a blade is formed in at least one of the arc-shaped portions. Examples of main shapes of the provided blade body 1 are shown in (a) to (f). Although the handle 3 is not described, its attachment direction and the like are indicated by an imaginary line. In addition, how to attach the handle 3 to the blade body 1 is according to the description of FIG.
In FIG. 2A, the blade body 1 is formed into an oval shape that is an assembly of arcs, and the entire periphery thereof is the blade 2. (B) is a blade body 1 having a shape of three arcs provided with a blade 2 and can be used by switching the attachment direction of the handle 3 in three ways. (C) is a substantially semicircular blade body having a tapered portion 5 formed at one end (tip) of the blade body 1 and having a peripheral edge formed of three arcs, and the blade 2 is formed on all of the peripheral edge thereof. ing. Although not shown in the figure, the tapered portion 5 is bent upward. In (d), a concave arcuate portion that is also one side of the tapered portion 5 is formed on the peripheral edge of the blade body 1, and the blade body 1 is provided with a blade 2. (E) is a shape obtained by elongating (d), and (f) is a blade body 1 provided with peripheral portions made of concave and convex arcs having blades on the left and right.
[0012]
FIG. 3 shows a concave arc-shaped portion that forms a tapered portion 5 having an acute shape (this expression is not an acute angle because it is an angle formed by an arc line) together with other peripheral portions at one end thereof. In addition, the blade 2 is formed in the arc-shaped portion, and the blade body is curved so that both ends of the arc-shaped portion are at the uppermost position. In addition, (a) in FIG. 3 is a top view which shows this embodiment, (b) is the (left) side view. Further, the handle 3 is attached to the blade body 1 in accordance with the description in FIG.
[0013]
4 and FIG. 5 show an example in which a tapered portion 5 having an acute-shaped protrusion at the tip of the blade body 1 and having the blade 2 is formed. Among these, FIG. 5 uses the blade body 1 shown in FIG. 3 as an example. And the taper part 5 of either figure has the structure bent upwards at the base.
The handle 3 is formed of an iron material, and a grip member 20 made of the material shown in the description of FIG. 1 is attached to the grip portion 4 and attached to the peripheral area of the blade body 1 at the mounting seat 6b by spot welding. The form is shown. However, it may be mounted via a bolt / nut and a shaft hole which will be described later. 4 and 5, (a) shows a plan view and (b) shows a (left) side view.
[0014]
FIG. 6 shows an embodiment in which the handle 3 is attached to each blade of the weed sickle shown in FIGS. Here, the side shape is substantially U-shaped (trapezoidal shape), the intermediate portion thereof is used as the gripping portion 4, and the mounting seats 6a having a length of about 20 mm are integrally provided at both ends thereof. The handle 3 made of synthetic resin is shown. The mounting seat 6a of the handle 3 is formed with a shaft hole 7a through which the bolt shaft can be inserted.
Further, a shaft hole 7b corresponding to the shaft hole 7a of the handle 3 and its diameter and interval are formed in the peripheral region in the range of about 15 mm inward from the peripheral edge in the longitudinal direction of the blade body 1 to form the shaft hole 7a. , 7b and bolts 8 and nuts 9, the handle 3 is detachably attached to the blade body 1.
Further, the shaft diameter of the bolt 8 is suitably 5 to 6 mm, and the head thereof is substantially hemispherical (a truncated type) or a thin plate shape. However, there is no particular problem even with a normal head. The nut 9 is suitably a wing nut.
Although not shown in the drawing, it is preferable that the grip portion 4 of the handle 3 has a thick and rounded configuration.
[0015]
Further, FIG. 7 shows an insertion hole 10 that allows the head of the bolt 8 to be inserted / removed, adjacent to the shaft hole 7 b formed in the blade body 1, and is a hole integrally formed in a keyhole shape. With the bolt 8 and nut 9 attached to the mounting seat 6a of the handle 3, the handle 3 can be attached to and detached from the blade body 1 only by slightly tightening and sliding the bolt 8 and nut 9. Yes.
Furthermore, in the present invention, instead of the shaft hole 7b provided in the blade body 1 in FIG. 6, a groove hole 11 corresponding to the shaft hole 7a of the handle 3 is provided on the side opposite to the blade 2 as shown in FIG. It is formed on the blade body 1 where no blade is formed.
[0016]
FIG. 9 shows an embodiment in which the replacement blade B can be attached to each of the above-mentioned blade bodies in the weed sickle of the present invention. Here, the replacement blade B is attached to the lower surface of the peripheral area of the blade body where the blade 2 is formed.
This will be further described in detail. At the periphery of the blade body 1 where the blade 2 is formed, at both ends of the range where the replacement blade B is attached, a notch portion 12b is formed with a width of about 7 mm and cut out by about 2 mm. A shape corresponding to one replacement blade mounting portion and an elongated shape having a width of about 15 mm having the blade 23, and hooks 13a fitted to the notches 12b are provided on the upper surfaces of both ends. In addition, mounting holes 14b and 14a are respectively provided in corresponding portions of the blade body 1 and the replacement blade B after the replacement blade is mounted, and the replacement blade B is attached to and detached from the blade body 1 via the mounting bolt 17 and the mounting nut 18. A configuration that can be fastened as possible. In addition, it may replace with the attachment hole 14a of the said replacement blade B, and may be set as the notch hole 22 shown in FIG.9 (b).
In the blade body 1 shown in FIG. 9A, the forming portion of the blade 2 has a concave arc shape, and the entire blade body 1 is curved upward, and further has a tapered portion 5 bent upward. It has become a thing. However, in the present invention, the replacement blade B has a blade body due to the elasticity of the replacement blade B and the functions of the notch 12b, the hook 13a, the mounting holes 14b and 14a (or the notch hole 22), the mounting bolt 17, the mounting nut 18, and the like. The attachment fitted to 1 becomes possible.
The replacement blade B includes a flat blade and a saw blade (gagged blade), and further includes two forms in which the attachment hole 14a or the cutout hole 22 is formed.
[0017]
In the embodiment shown in FIGS. 10 and 11, unlike the embodiment of FIG. 9 in which the replacement blade B is attached to the blade body 1, the holding portion 15 that handles the attachment of the replacement blade B and the handle portion 16 that handles the operation. Is formed as a replacement blade type weeding sickle with a replacement blade B attached thereto.
In FIG. 10, the holding part 15 which has the attachment structure of a replacement blade is formed in the periphery, and the both ends of the handle part 16 whose side shape which makes the intermediate part the grip part 4 are substantially U-shaped or trapezoidal on the upper surface of the peripheral area. The case where the operation body A having the attached structure is integrally molded with a synthetic resin is shown. In addition, the above-described replacement blade mounting structure has a configuration in which hooks 13b are formed on the lower surfaces of both ends of the replacement blade mounting range on the periphery of the holding portion 15 of the operating body A, and mounting holes 14b are formed in the middle thereof.
[0018]
The replacement blade B has a shape and length corresponding to the peripheral edge of the replacement blade mounting range of the holding portion 15, a width of about 15 mm, a thickness of about 1 to 1.5 mm, and a material of steel. Further, the replacement blade B has a notch 12a of about 7 mm, which is approximately half the width of the replacement blade, at both ends thereof, and has an attachment hole 14a corresponding to the attachment hole 14b of the holding portion 15 in the middle thereof. To do. However, instead of the attachment hole 14a of the replacement blade B, a notch hole 22 shown in FIG. In addition, the replacement blade B has two forms of the blade 23, that is, a flat blade and a saw blade (a serrated blade), like the replacement blade B of FIG. 9.
When the replacement blade B is attached to the holding portion 15, the notch portion 12a of the replacement blade B is inserted into the hook 13b of the holding portion 15, and the attachment bolts 17 are passed through the attachment holes 14a (or the notch holes 22) and 14b. Fasten with nut 18. However, although not shown, instead of the above-described attachment method, means for attaching the replacement blade B to the holding portion 15 with all bolts and nuts may be used.
[0019]
In FIG. 11, the holding portion 15 and the handle portion 16 of the operating body A are fastened with bolts 8 and nuts 9, but this is performed when welding or integral molding is not possible. The figure shows a case where the material is made of metal for the holding portion 15 and synthetic resin for the handle portion 16.
In addition, the forms of the hook 13b, the notch 12a, the mounting holes 14a and 14b (or the notch hole 22), etc. in the holding part 15 and the spare blade B in FIG. The form and attaching / detaching means are the same.
[0020]
In the weeding sickle of the present invention, the length (major diameter) of the blade body is suitably 140 to 180 mm, the thickness is suitably 1 to 2.5 mm, and the material is steel, because of its operability. To do. The handle 3 is generally made of synthetic resin and hard rubber, has a width of 25 to 35 mm, a gripping portion has a thickness of about 6 to 15 mm, and is chamfered. When the grip portion has the above thickness, the grip member 20 is not attached. Further, the handle may have an arcuate side shape excluding the mounting seats 6a and 6b.
Of the drawings showing the embodiment of the present invention, FIG. 1 (a), FIG. 2 (a), (b), FIG. 6 and FIG. The other figures show a right-handed blade 1.
[0021]
When weeding with the weeding sickle of the present invention, wear gloves (hands, etc.) in both hands, grasp the grip 4 of the handle 3 by hand, ground the blade edge of the blade body 1, and slightly scrape the ground surface. However, the arcuate blade 2 is made to slide against the grass. However, regardless of the above, the convex arcuate blade 2 can effectively perform its function even when directly applied to the grass. In the operation, a hand without a sickle is not placed in the moving direction of the blade body 1 in order to prevent the blade body 1 from hitting. Further, the tapered portion 5 provided at the tip of the blade body 1 and bent upward is used for removing grass grown between planted crops, outside the concave ground surface, slopes and corners of the coral. . Moreover, in the sickle which has the blade 2 in all the periphery, it can cope with the grass of all directions with one way of moving an arm or a wrist.
In the weeding sickle in which the handle 3 is attached to the blade body 1 via the bolt 8 and nut 9, the blade body 1 and the handle 3 are tightened by tightening the bolts and nuts when the blade body is polished or replaced. Put on and take off. However, the blade body 1 provided with the keyhole-shaped hole and the slot 11 is attached / detached by sliding the bolt / nut slightly loosely while keeping the bolt 8 / nut 9 attached to the mounting seat 6a of the handle 3. .
[0022]
In the replaceable blade type weeding sickle, when the replaceable blade B is attached, as can be seen from FIGS. 9, 10, and 11, the cutout portion 12 b formed in either the blade body 1 or the holding portion 15 or the replaceable blade B. 12a or the hooks 13b, 13a are fitted to the blade body 1 or the operating body A with the mounting bolts 17 and the mounting nuts 18 through the mounting holes 14b and the mounting holes 14a or the cutout holes 22. Removal of the replacement blade B is the reverse of the mounting order.
When the blade 2 of the blade body 1 is polished, the handle 3 is removed from the blade body 1 and only the blade body 1 is used, and a grindstone, a file, a sharpening machine, a grinder or the like is used. In addition, the replacement blade B is not used once, but is preferably sharpened and used several times.
Saw blades (giza blades) are used to remove strong-rooted grass and hard-rooted grass in addition to monocotyledons such as enokirogusa, hinoki shiba, barnyard grass, and buckwheat.
[0023]
【The invention's effect】
In any form, the weed sickle of the present invention has two points close to the peripheral area of the blade body, that is, the peripheral edge of the blade body, that is, the mounting seat portions protruding from both ends or both ends of the handle (the handle part in the case of the replaceable blade type). Therefore, the line of action of the force applied to the handle (handle part) and the line of action of the force transmitted from the blade to the grass coincide. However, even if there is a slightly inconsistent range at the edge of the blade, in the present invention, the distance between the two action lines is small due to its configuration, so there is little loss of force or moment seen in conventional weeding tools. . In addition, since the handle has a structure in the upper surface of the blade body, the grounding property is excellent, and the blade does not slide up without catching grass. Therefore, there is an advantage that grass can be taken accurately and easily.
Furthermore, according to the present invention, the angle of the blade body and the direction of the blade can be freely changed by the way of moving the arm or wrist for gripping the handle, so that it can easily cope with any conditions. . Therefore, fatigue does not accumulate, tiredness does not occur, and workability is excellent, which is a major feature of the present invention.
[0024]
In the invention of claim 2, a plurality of arc-shaped portions that allow different curvatures are formed on the peripheral edge of the blade body, and a blade is provided in one or all of the arc-shaped portions, and the curvature of the blade ( The function of warpage is utilized in weeding. In particular, in the case of a convex arcuate blade, it is more effective to use the wrist and move the blade body in a pivoted or hooked manner so that the blade tip slides against the grass. It also works effectively on concave grass.
[0025]
The weed sickle according to claim 3 forms a concave arc-shaped portion on the peripheral edge of the blade body, forms a blade on this, and moves the entire blade body upward so that both ends in the longitudinal direction of the blade body are at the top. Since it is curved, there is an advantage that the blade part fits to the ground surface and the grass can be easily taken. In particular, when the blade provided on the blade body is a saw blade (zigzag blade), it has a handle according to the function that the handle is directly attached to the blade body and the function that the blade has a concave arc shape. This is an effect that is not found in saw blades, and can be used to remove strongly-rooted and hard-stemmed grass. This is a great effect in the present invention.
[0026]
In the weed sickle according to claim 4, wherein the tapered portion at the tip of the blade is bent upward, not only does the blade move smoothly on the ground surface, but the blade does not easily form a bridge shape, It works effectively for weeding the corners and recesses of grooves and grooves.
In the weeding sickle according to claim 5, shaft holes are provided in the blade body and the mounting seat, and a handle is detachably attached to the blade body via bolts and nuts. The blade body can be easily removed, and workability is improved.
[0027]
In the weeding sickle according to claim 6, the insertion / removal hole is provided adjacent to the shaft hole of the blade body and is integrated into the keyhole shape, so that the bolt / nut remains attached to the handle mounting seat. Since the blade body and the handle can be easily attached and detached with only a slight tightening and sliding of the nut, there are the advantages of eliminating labor and improving workability.
Further, in the weeding sickle according to claim 7, instead of the shaft hole provided in the blade body, a groove hole that allows insertion and removal of the bolt shaft is formed, so that the blade body is more effective than the weeding sickle according to claim 6. This makes it easier to attach and detach the handle.
[0028]
In addition, the weed sickle according to claims 1 to 7 is formed with a saw blade (giza blade) in addition to a flat blade on its blade body so as to be opposed to strongly rooted grass or hard stalk grass. Can be obtained.
[0029]
The weeding sickle according to claim 8 can be used by attaching a replacement blade in addition to weeding by itself. For example, when facing a grass having the strength and hardness of rooting, A replacement blade for an effective saw blade is provided so that it can be used. Further, even if the blade is worn, polishing at the work site is not necessary. Workability can be improved by preparing the necessary number of spare blades and starting work. Therefore, there is little trouble during work, and there is little occurrence of fatigue and tiredness.
The weeding sickle of claim 9 is a complete replacement blade type, and if there is a necessary number of replacement blades, a smooth and timeless operation is always promised, and the work efficiency is high.
[0030]
In addition, since the replacement blade of a flat blade can be used about 10 times if it grind | polishes, it is economical. Saw blades (giving blades) have the advantage that they can be used as close as possible without the need for polishing.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing two examples of the present invention in which a handle and a blade body are attached by welding.
FIG. 2 is a diagram showing an example of the shape of the blade of the present invention having a plurality of arcuate portions on the periphery.
FIGS. 3A and 3B are a plan view and a side view of the present invention in which there is a concave arcuate portion having a blade on the periphery of the blade body.
[Fig. 4]
FIGS. 5A and 5B are a plan view and a side view showing the present invention having a tapered portion at the tip of a blade body. FIGS.
[Fig. 6]
[Fig. 7]
FIG. 8 is a perspective view showing an attachment means for a blade body and a handle.
FIG. 9 is a perspective view showing a means for attaching a replacement blade to the blade body and a form of the replacement blade.
FIG. 10
FIG. 11 is a perspective view showing the operating tool, the attachment means for the replacement blade, and the configuration of the replacement blade.
FIGS. 12A and 12B are diagrams showing two examples of conventional weeding tools, where FIG. 12A shows a small sickle, and FIG. 12B shows a standing sickle.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Blade body 2,23 Blade 3 Handle 4 Grip part 5 Tapered part 6a, 6b Mounting seat 7a, 7b Shaft hole 8 Bolt 9 Nut 10 Insertion hole 11 Groove hole 12a, 12b Notch part 13a, 13b Hook 14a, 14b Mounting hole 15 Holding part 16 Handle part 17 Mounting bolt 18 Mounting nut 20 Grip member 21 Bolt head 22 Notch hole A Operating body B Replacement blade

Claims

Forming a blade body having a blade on at least a part of the periphery, and a handle having an intermediate portion as a gripping portion and attachment points protruding from both end portions or both end portions as attachment points. Or the wetting sickle of the structure which attached the attachment seat part to the required peripheral region upper surface of the said blade body.

The shaft hole corresponding to the shaft hole respectively formed in the attachment seat of the handle is provided in a required peripheral region of the blade body, and can be easily attached to and detached from the blade body of the handle via bolts and nuts. Mosquito sickle.