JP3784903B2 - Stabilizer production equipment - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、各種掘削作業において用いる安定液(作泥)を、大量かつ均一に製造することができる安定液製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、井戸堀り、杭の下穴等の掘削作業を円滑に行うため、安定液原料と水とを混合して製造した安定液を、掘削穴中に注入しながら、掘削作業を行っている。
このような安定液を製造する装置として、図19に示す安定液製造装置Bと、図20及び図21に示す安定液製造装置Cとがある。
【0003】
まず、図19に示す安定液製造装置Bについて説明すると、同安定液製造装置Bは、内部に攪拌・作泥用ポンプ210と、送泥用ポンプ211とが設置された調整槽212から構成される。
かかる構成において、水214が充満されている調整槽212内にベントナイト収納袋213を破ってベントナイト213aを投入すると共に、攪拌・作泥用ポンプ210によって均一組成に製造された安定液214aを、送泥用パイプ215を通して、送泥用ポンプ211により図示しない掘削穴へ送給することができる。
【0004】
一方、図20及び図21に示す安定液製造装置Cについて説明すると、攪拌水槽216の底板217上には水中ポンプ218が載置されている。水中ポンプ218は、インペラケーシング219の中央下部に吸引開口220を具備すると共に、その周縁部に水平面上を放射状に伸延する複数(本従来例の場合は3つ)の吐出開口221を具備する。そして、吐出開口221のうちの一つが送泥パイプ222に接続されており、他の吐出開口221は攪拌水槽216内に開口されている。他の吐出開口221にはベントナイト吸入枝管223の一端が接続されており、ベントナイト吸入枝管223の他端は水中ポンプ218の頂部に載置された集合筒224に接続されている。集合筒224には、ベントナイト吸入主管225の一端が接続されており、ベントナイト吸入主管225の他端は攪拌水槽216の外部に設けられたベントナイト供給源の一例であるベントナイト収納袋226に接続されている。
【0005】
従って、水中ポンプ218の作動によって吸入開口225aに生じた吸入負圧を利用してベントナイト収納袋226内のベントナイト213aを自動的に水中ポンプ218まで移送すると共に、複数の吐出開口221から水214と共に吐出し、ベントナイトと水の混合攪拌を行って安定液214aを供給することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記した従来の安定液製造装置B、Cは、未だ、以下の解決すべき課題を有していた。
即ち、図19に示す安定液製造装置Bにおいては、ベントナイト213aは比重が比較的小さいため(粉体の見掛け比重0.83〜1.13)、ベントナイト収納袋213を破り、大量のベントナイト213aを直接調整槽212に投入した際、ベントナイト213aが水214にすぐには溶け込まないので、水面上に大量の粉塵を発生し、また、ベントナイト213aの一部は水面上をいつまでも漂うことになる。従って、調整槽212で、ベントナイト213aと水214との混合・攪拌が十分に行われず、均一な安定液214aを迅速に製造することができず、また、環境衛生上も問題があった。
【0007】
この点、図20及び図21に示す安定液製造装置Cにおいては、ベントナイト213aをベントナイト収納袋226から直接攪拌水槽216内に投入するのではなく、水中ポンプ218の作動によって吸入開口225aに生じた吸入負圧を利用してベントナイト収納袋226内のベントナイト213aを自動的に水中ポンプ218まで移送すると共に、複数の吐出開口221から水214と共に吐出し、ベントナイト213aと水214の混合攪拌を行うようにしているので、粉塵の発生を防止することができると共に、ベントナイト213aと水214の混合攪拌も効率よく行うことができる。
【0008】
しかし、安定液製造装置Cにおいて用いるベントナイト吸入主管225及びベントナイト吸入枝管223は、屈曲した状態で集合筒224に接続しなければならず、また、インペラケーシングとの関係から各吐出開口221の口径を大きくすることにも限度があるので、いきおい、これらの管は小径管から構成しなくてはならない。従って、単位時間当たりの水214に混合されるベントナイト213aの量が比較的少なく、大量の安定液の製造には相当の時間を要し、また、ベントナイト213aが湿気を帯びている場合等は、ベントナイト213aによって、ベントナイト吸入主管225やベントナイト吸入枝管223が閉塞されるおそれもあり、メンテナンス上も問題があった。
【0009】
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、大量のベントナイト等の安定液原料を容易、迅速かつ確実に水と攪拌して均一な安定液を製造することができると共に、周囲に粉塵を発生せず、環境衛生も改善することができる安定液製造装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
前記目的に沿う請求項1記載の安定液製造装置は、攪拌水槽内に水中攪拌機が配置され、該水中攪拌機は、上端に原料・水供給開口が設けられると共に下端に安定液吐出開口が設けられた筒体内に下方向流発生羽根を具備するモータを同心円的に配設することによって構成され、前記原料・水供給開口に安定液原料が投入される漏斗状のホッパーの下端開口部が直接連通連結され、該ホッパーの上端開口部が前記攪拌水槽の水面より上方に位置され、かつ、前記ホッパーの水面より下部をなす部分に多数の水流入孔が設けられている。
【0015】
【0016】
請求項2記載の安定液製造装置は、請求項1記載の安定液製造装置において、前記筒体が伸縮管構造を具備し、前記攪拌水槽内の水面の高さに応じて、前記ホッパーの上端開口部の高さも調整可能としている。
【0017】
請求項3記載の安定液製造装置は、請求項1記載の安定液製造装置において、前記筒体が下部固定筒と、該下部固定筒に上下方向に摺動自在に取付けられた上部昇降筒とからなる伸縮管構造を具備し、前記攪拌水槽内の水面の高さに応じて前記ホッパーの上端開口部の高さが調整可能とされ、かつ、前記下部固定筒の上部に副流水吸引開口が設けられている。
【0018】
請求項4記載の安定液製造装置は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の安定液製造装置において、前記水中攪拌機は攪拌水槽の底面上に載置される底板を具備し、該底板の上面であって前記安定液吐出開口の下方をなす部分には均等拡散錐体が取付けられている。
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
請求項5記載の安定液製造装置は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の安定液製造装置において、前記原料・水供給開口にスクリュフィーダを用いて前記安定液原料を投入するようにしている。
【0026】
【発明の実施の形態】
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した幾つかの実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
【0027】
(第1の実施の形態)
図1を参照して、本実施の形態に係る安定液製造装置Aの構成について説明する。
図示するように、攪拌水槽10の底面11上に水中ポンプ12が載置されている。
支持機枠13上にインペラケーシング14が載置されており、インペラケーシング14の上部には、同軸的に、中間筒15を介してモータケーシング16が連設されている。
【0028】
インペラケーシング14内には、インペラ17が回転自在に配設されており、一方、モータケーシング16内には、モータ18が配設されている。そして、モータ18の出力軸19は、中間筒15内に形成される負圧発生部20、及び、インペラケーシング14の上壁の中央部に設けられている第1吸引開口21を貫通してインペラケーシング14内に伸延されており、伸延端にインペラ17が固着されている。
【0029】
インペラケーシング14の周縁部には、円周方向に間隔を開けて複数の吐出ノズル22が設けられており、各吐出ノズル22の先部に設けた安定液吐出開口23は攪拌水槽10内に貯留されている水W中に開口している。
中間筒15の周壁には第2吸引開口24が開口されており、この第2吸引開口24には、攪拌水槽10内に略L字状に配設されたベントナイト吸引配管25の下端が連通連結されている。一方、ベントナイト吸引配管25の上端には、原料・水供給開口の一例である上方に向けて漸次直径を大きくした漏斗状のホッパー26の下端開口部27が連通連結されている。
【0030】
ホッパー26の上端開口部は攪拌水槽10内に貯留されている水Wの水面28より上方に位置されており、大気に開放されている。従って、ホッパー26内に上方から、安定液原料の一例である大量のベントナイト29を投入することができる。
一方、ホッパー26の水面28より下部をなす部分には多数の水流入孔30が設けられており、この水流入孔30を通して攪拌水槽10内の水Wの一部がホッパー26内に流入することになる。
【0031】
次に、上記した構成を有する安定液製造装置Aの作動について、図1を参照して説明する。
水中ポンプ12のモータ18の作動によってインペラ17が回転し、この回転によってインペラケーシング14の内部空間及びこの内部空間と第1吸引開口21を通して連通される中間筒15内の負圧発生部20も負圧状態になる。
従って、ホッパー26内に水流入孔30を通して水Wが流入すると共に、流入した水Wは、ベントナイト吸引配管25を通して流下して負圧発生部20に流入し、その後、第1吸引開口21、インペラケーシング14の内部空間及び吐出ノズル22を通して攪拌水槽10の水W内に流出されることになる。
【0032】
この状態で、図1に示すように、ベントナイト収納袋31を開けて安定液原料の一例であるベントナイト29をホッパー26内に投入すると、ベントナイト29は、水流入孔30を通してホッパー26内に流入される水Wに巻き込まれながらベントナイト吸引配管25を通して負圧発生部20に移送されることになる。その後、インペラケーシング14の内部空間で、インペラ17の回転力によって、水Wとベントナイト29とは、強力に混合攪拌されることになり、混合攪拌流からなる安定液は吐出ノズル22を通して攪拌水槽10内に吐出されることになる。
【0033】
このように、本実施の形態では、大量のベントナイト29を容易、迅速かつ確実に攪拌水槽10内の水Wと混合・攪拌して、均一な安定液を大量に製造することができる。
また、ホッパー26内に投入された大量のベントナイト29はベントナイト吸引配管25を通して負圧発生部20に流下される水Wに巻き込まれるので、外部に飛散するのを効果的に防止することができ、作業環境の改善を図ることもできる。
【0034】
(第2の実施の形態)
図2を参照して、本実施の形態に係る安定液製造装置A1の構成について説明する。なお、第1の実施の形態と同一の構成を有する構成要素は同一の符号で表す。
図示するように、攪拌水槽10の底面11上に水中ポンプ32が載置されている。
周壁に多数の透孔33が設けられている筒状ストレーナ34上にインペラケーシング35が載置されており、インペラケーシング35の上部には同軸的にモータケーシング36が連設されている。
【0035】
インペラケーシング35内には、インペラ37が回転自在に配設されており、一方、モータケーシング36内には、モータ38が配設されている。そして、モータ38の出力軸39はインペラケーシング35内に伸延されており、伸延端にインペラ37が固着されている。
インペラケーシング35の周縁部には、円周方向に間隔を開けて複数の吐出ノズル40が設けられており、各吐出ノズル40の先部に設けた安定液吐出開口41は攪拌水槽10内に貯留されている水W中に開口している。
【0036】
筒状ストレーナ34内には負圧発生部42が形成されており、負圧発生部42はインペラケーシング35の下壁の中央部に設けられている第1吸引開口43を通してインペラケーシング35の内部空間と連通されている。
筒状ストレーナ34の周壁には第2吸引開口44が開口されており、この第2吸引開口44には、攪拌水槽10内にL字状に配設されたベントナイト吸引配管45の下端が連通連結されている。一方、ベントナイト吸引配管45の上端には、第1の実施の形態と同様な構成を有する原料・水供給開口の一例であるホッパー46の下端開口部47が連通連結されている。
【0037】
即ち、ホッパー46の上端開口部は攪拌水槽10内に貯留されている水Wの水面28より上方に位置されており、大気に開放されている。従って、ホッパー46内に上方から、大量のベントナイト29を投入することができる。
一方、ホッパー46の水面28より下部をなす部分には多数の水流入孔48が設けられており、この水流入孔48を通して攪拌水槽10内の水Wの一部がホッパー46内に流入することになる。
さらに、本実施の形態では、モータ38の出力軸39は第1吸引開口43を通して負圧発生部42まで伸延しており、伸延端には攪拌カッター42aが固着されている。
【0038】
次に、上記した構成を有する安定液製造装置A1の作動について、図2を参照して説明する。
本実施の形態においても、水中ポンプ32のモータ38を作動させて筒状ストレーナ34内の負圧発生部42を負圧状態とすることができ、ベントナイト収納袋31を開けて大量のベントナイト29をホッパー46内に投入すると、ベントナイト29は、水流入孔48を通してホッパー46内に流入され、ベントナイト吸引配管45を通して吸引される水Wに巻き込まれて一体的に負圧発生部42に移送されることになる。そして、負圧発生部42において、攪拌カッター42aによって、水Wとベントナイト29とは強力に混合攪拌されることになる。その後、インペラケーシング35の内部空間で、インペラ37の回転力によって、水Wとベントナイト29とは、再度、強力に混合攪拌されることになり、混合攪拌流からなる安定液は吐出ノズル40を通して攪拌水槽10内に吐出されることになる。
【0039】
このように、本実施の形態においても、大量のベントナイト29を容易、迅速かつ確実に攪拌水槽10内の水Wと混合・攪拌して、均一な安定液を大量に製造することができる。
また、ホッパー46内に投入された大量のベントナイト29はベントナイト吸引配管45を通して負圧発生部42に流下される水Wに巻き込まれるので、外部に飛散するのを効果的に防止することができ、作業環境の改善を図ることもできる。
【0040】
(第3の実施の形態)
図3を参照して、本実施の形態に係る安定液製造装置A2の構成について説明する。なお、第1の実施の形態と同一の構成を有する構成要素は同一の符号で表す。
図示するように、攪拌水槽10の底面11上に水中ポンプ49が載置されている。即ち、攪拌水槽10の底面11上にモータケーシング50が載置されており、モータケーシング50上にインペラケーシング51が同軸的に載置されている。
【0041】
モータケーシング50内にはモータ52が配設されており、インペラケーシング51内にはインペラ53が回転自在に配設されており、そして、モータ52の出力軸54はインペラケーシング51内に伸延されており、伸延端にインペラ53が固着されている。
インペラケーシング51の周縁部には、円周方向に間隔を開けて複数の吐出ノズル55が設けられており、各吐出ノズル55の安定液吐出開口56は攪拌水槽10内に貯留されている水W中に開口している。
【0042】
インペラケーシング51の上壁の中央部には吸引開口57が設けられており、吸引開口57には、第1の実施の形態と同様な構成を有する原料・水供給開口の一例であるホッパー58の下端開口部58aが直接的に連通連結されている。
即ち、ホッパー58の上端開口部は攪拌水槽10内に貯留されている水Wの水面28より上方に位置されており、大気に開放されている。従って、ホッパー58内に上方から、大量のベントナイト29を投入することができる。
一方、ホッパー58の水面28より下部をなす部分には多数の水流入孔59が設けられており、この水流入孔59を通して攪拌水槽10内の水Wの一部がホッパー58内に流入することになる。
【0043】
次に、上記した構成を有する安定液製造装置A2の作動について、図3を参照して説明する。
本実施の形態においても、水中ポンプ49のモータ52を作動させてインペラケーシング51の内部空間、及びこの内部空間に連通するホッパー58の下端開口部58aを負圧状態とすることができる。従って、ベントナイト収納袋31を開けて大量のベントナイト29をホッパー58内に投入すると、ベントナイト29はホッパー58内に水流入孔59を通して流入する水Wに巻き込まれて一体的にインペラケーシング51の内部空間に移送されることになる。その後、インペラケーシング51の内部空間で、インペラ53の回転力によって、水Wとベントナイト29とは、強力に混合攪拌されることになり、混合攪拌流からなる安定液は吐出ノズル55を通して攪拌水槽10内に吐出されることになる。
【0044】
このように、本実施の形態においても、大量のベントナイト29を容易、迅速かつ確実に攪拌水槽10内の水Wと混合・攪拌して、均一な安定液を大量に製造することができる。
また、ホッパー58内に投入された大量のベントナイト29はホッパー58の下端開口部58aを通して直接インペラケーシング51の内部空間に流下される水Wに巻き込まれるので、外部に飛散するのを効果的に防止することができ、作業環境の改善を図ることもできる。
さらに、本実施の形態では、ホッパー58が直接インペラケーシング51に接続されているので、安定液製造装置A2の構造を、前記した安定液製造装置AやA1と比較して簡素化でき、安価に製作することができる。
【0045】
(第4の実施の形態)
図4を参照して、本実施の形態に係る安定液製造装置A3の構成について説明する。本実施の形態は第2の実施の形態の変容例に係るものであり、従って、第2の実施の形態と同一の構成を有する構成要素は同一の符号で表す。
図示するように、本実施の形態は、第2の実施の形態に係るベントナイト吸引配管45に相当するベントナイト吸引配管60を、軸線方向に相対的に摺動可能な上、下吸引配管61、62から構成すると共に、上、下吸引配管61、62を、任意の相対位置で固定できる連結ボルト等の固定具63を具備する伸縮管構造としたことを特徴とする。
【0046】
かかる構成によって、攪拌水槽10内の水面28の高さが変動しても、上吸引配管61を下吸引配管62に対して軸線方向に相対的に摺動させた後、所定の相対位置で、固定具63によって上吸引配管61を下吸引配管62に固定することによって、常時、ホッパー46の上端開口部を水面28より上方に位置させることができ、均一な安定液を大量に製造することができる。
【0047】
(第5の実施の形態)
図5を参照して、本実施の形態に係る安定液製造装置A4の構成について説明する。本実施の形態は第2の実施の形態の変容例に係るものであり、従って、第2の実施の形態と同一の構成を有する構成要素は同一の符号で表す。
図示するように、本実施の形態は、第2の実施の形態に係るベントナイト吸引配管45に相当するベントナイト吸引配管66を、軸線方向に相対的に摺動可能な上、下吸引配管64、65から構成すると共に、ホッパー46の下部に中空環状体からなるフロート67を取付けたことを特徴とする。
【0048】
かかる構成によって、攪拌水槽10内の水面28の高さが変動しても、フロート67の浮力によってホッパー46と上吸引配管64とは一体的に、下吸引配管65を昇降ガイドとして昇降し、自動的に、常時、ホッパー46の上端開口部を水面28より上方に位置させることができ、均一な安定液を大量に製造することができる。
【0049】
(第6の実施の形態)
図6を参照して、本実施の形態に係る安定液製造装置A5の構成について説明する。本実施の形態は第2の実施の形態の変容例に係るものであり、従って、第2の実施の形態と同一の構成を有する構成要素は同一の符号で表す。
図示するように、本実施の形態は、第2の実施の形態に係るホッパー46に相当するホッパー68を無孔とすると共に、その上端開口部を水面28よりわずかに下方に位置させたことに特徴を有する。なお、第1〜第5の実施の形態と異なり、本実施の形態では、上端開口部により原料・水供給開口が形成されることになる。
ホッパー68の上端開口部と水面28との間の距離は、好ましくは、100mm〜200mmとする。距離が100mmより小さい場合は、ホッパー68より多量の空気が混入して攪拌能力が著しく低下し、一方、距離が200mmを越える場合、インペラ37の回転によって発生する吸引力がベントナイト29が投入される水面28付近の水Wに及ばす、ベントナイト29を水Wと共にインペラケーシング35内に効果的に吸引することができなくなるからである。
かかる構成によって、上端開口部よりベントナイト29と水Wとをホッパー68内に流入させ、混合することによって、均一な安定液を大量に製造することができる。
【0050】
(第7の実施の形態)
図7〜図9を参照して、本実施の形態に係る安定液製造装置A6の構成について説明する。本実施の形態は第1の実施の形態の変容例に係るものであり、従って、第1の実施の形態と同一の構成を有する構成要素は同一の符号で表す。
図示するように、本実施の形態において、第1の実施の形態に係るインペラケーシング14に相当するインペラケーシング69の下部に、中空円形断面を有する環状ケーシング70が重合状態に連設されており、インペラケーシング69の吐出口72は環状ケーシング70の流入口73にフランジ結合によって連結されている。また、環状ケーシング70には、円周方向に間隔を開けて、複数の吐出ノズル74が放射状に設けられている。
【0051】
かかる構成によって、ホッパー26内に投入された大量のベントナイト29はベントナイト吸引配管25を通して水Wに巻き込まれるようにして一体的に負圧発生部20に移送され、その後、インペラケーシング69の内部空間で、インペラ17の回転力によって、水Wとベントナイト29とは、強力に混合攪拌されることになり、混合攪拌流からなる安定液は環状ケーシング70内に流入し、その後、吐出ノズル74を通して攪拌水槽10内へ放射状に分配吐出されることになり、均一な安定液を製造することができる。
【0052】
このように、本実施の形態においても、大量のベントナイト29を容易、迅速かつ確実に攪拌水槽10内の水Wと混合・攪拌して、均一な安定液を大量に製造することができる。
また、ホッパー26内に投入された大量のベントナイト29はベントナイト吸引配管25を通して負圧発生部20に流下される水Wに巻き込まれるので、外部に飛散するのを効果的に防止することができ、作業環境の改善を図ることもできる。
【0053】
(第8の実施の形態)
図10を参照して、本実施の形態に係る安定液製造装置A7の構成について説明する。
図示するように、攪拌水槽10の底面11上に水中攪拌機75が載置されている。
底面11上に載置されている支持機枠76の天板77を貫通する状態に、上端に吸引開口78が設けられると共に下端に安定液吐出開口79が設けられた筒体80が取付けられている。
筒体80は天板77に固定された下部固定筒81と、下部固定筒81の上部に上下方向に摺動自在に取付けられる上部昇降筒82とから形成されている。
【0054】
筒体80内にはモータ83が同心円的に配設されており、モータ83は中央部が上方に突出した中空円錐状の取付機枠84によって上部昇降筒82の内面に固定されている。なお、モータ83は下部固定筒81に取付けることもできる。モータ83の下方に伸延する出力軸85には、プロペラ羽根や傾斜パドル等からなる下方向流発生羽根86が固着されている。
【0055】
原料・水供給開口の一例である筒体80の吸引開口78にはホッパー87の基部が連通連結されており、ホッパー87の上端開口部は攪拌水槽10内に貯留されている水Wの水面28より上方に位置され、大気に開放されている。従って、ホッパー87内に上方から、大量のベントナイト29を外部に飛散することなく投入することができる。
一方、ホッパー87の水面28より下部をなす部分には多数の水流入孔88が設けられており、この水流入孔88を通して攪拌水槽10内の水Wの一部がホッパー87内に流入することになる。
なお、本実施の形態では、支持機枠76の底板89の中央部には均等拡散円錐体90が取付けられている。
【0056】
次に、上記した構成を有する安定液製造装置A7の作動について、図10を参照して説明する。
水中攪拌機75のモータ83の作動によって下方向流発生羽根86が回転し、この回転によって筒体80の内部空間が負圧状態になる。
従って、ホッパー87内に水流入孔88を通して水Wが流入すると共に、流入した水Wは、筒体80内を通して流下して安定液吐出開口79より攪拌水槽10の水W内に流出されることになる。
【0057】
この状態で、図10に示すように、ベントナイト収納袋31を開けて大量のベントナイト29をホッパー87内に投入すると、ベントナイト29は、水流入孔88を通してホッパー87内に流入される水Wに巻き込まれながら筒体80内に移送されることになる。その後、下方向流発生羽根86の回転力によって、水Wとベントナイト29とは、強力に混合攪拌されることになり、混合攪拌流からなる安定液は安定液吐出開口79を通して攪拌水槽10内に吐出されることになる。
【0058】
このように、本実施の形態では、大量のベントナイト29を容易、迅速かつ確実に攪拌水槽10内の水Wと混合・攪拌して、均一な安定液を大量に製造することができる。
また、ホッパー87内に投入された大量のベントナイト29は水流入孔88を通して筒体80内に流下される水Wに巻き込まれるので、外部に飛散するのを効果的に防止することができ、作業環境の改善を図ることもできる。
【0059】
(第9の実施の形態)
図11を参照して、本実施の形態に係る安定液製造装置A8の構成について説明する。
図示するように、本実施の形態に係る安定液製造装置A8において、水中攪拌機75aは、筒体91の構造及びホッパー95の構造を除いて、前記した安定液製造装置A7と同一の構成を有するので、同一の構成要素を同一の符号で示す。
即ち、前記した第8の実施の形態に係る水中攪拌機75の筒体80に相当する水中攪拌機75aの筒体91は、支持機枠76の天板77に固定された下部固定筒92と、下部固定筒92の上部に上下方向に摺動自在に取付けられる上部昇降筒93とから形成された伸縮管構造となっている。
【0060】
原料・水供給開口の一例である筒体91の吸引開口94には無孔のホッパー95の基部が連通連結されており、ホッパー95の上端開口部は、水面28よりわずかに下方に位置されている。具体的には、ホッパー95の上端開口部と水面28との間の距離は、好ましくは、100mm〜200mmとする。距離が100mmより小さい場合は、ホッパー95より多量の空気が混入して、攪拌能力が著しく低下することになり、一方、距離が200mmを越える場合、下方向流発生羽根86の回転によって発生する吸引力がベントナイト29が投入される水面28付近の水Wに及ばす、ベントナイト29を水Wと共に筒体91内に効果的に吸引することができなくなるからである。
かかる構成によって、上端開口部よりベントナイト29と水Wとをホッパー95内に流入させた後、筒体91に移送し、下方向流発生羽根86によって強力に混合攪拌した後、安定液吐出開口94aより攪拌水槽10内に吐出することによって、均一な安定液を大量に製造することができる。
また、ホッパー95内に投入された大量のベントナイト29は上端開口部を通して筒体91内に流下される水Wに巻き込まれるので、外部に飛散するのを効果的に防止することができ、作業環境の改善を図ることもできる。
更に、本実施の形態では、上部昇降筒93は下部固定筒92に対して摺動自在に取付けられているので、攪拌水槽10内の水面28の水位に応じて、ホッパー95の上端開口部と水面28との距離を上記した適正距離である100mm〜200mmの範囲に保持することができる。
【0061】
(第10の実施の形態)
図12を参照して、本実施の形態に係る安定液製造装置A9の構成について説明する。
図示するように、本実施の形態に係る安定液製造装置A9は前記した第8の実施の形態に係る安定液製造装置A7の変容例に係るものであり、第8の実施の形態に係る安定液製造装置A7の水中攪拌機75の下部固定筒81に相当する水中攪拌機75bの下部固定筒97の上部に副流水吸引開口98が設けられていることを特徴とする。
かかる構成によって、攪拌水槽10の下層、及び、上層のみならず、中間層にも循環流路をつくることができ、より速やかに均一な安定液を製造することができる。
【0062】
(第11の実施の形態)
図13を参照して、本実施の形態に係る安定液製造装置A10の構成について説明する。
図示するように、本実施の形態に係る安定液製造装置A10は前記した第9の実施の形態に係る安定液製造装置A8の変容例に係るものであり、第9の実施の形態に係る安定液製造装置A8の要部を形成する水中攪拌機75aの下部固定筒92に相当する水中攪拌機75cの下部固定筒99の上部に副流水吸引開口100が設けられていることを特徴とする。
かかる構成によって、攪拌水槽10の下層、及び、上層のみならず、中間層にも循環流路をつくることができ、より速やかに均一な安定液を製造することができる。
【0063】
(第12の実施の形態)
図14を参照して、本実施の形態に係る安定液製造装置A11の構成について説明する。
図示するように、攪拌水槽10の底面11上に水中攪拌機100aが載置されている。
底面11上に載置されている支持機枠101の天板102を貫通する状態に、上端に原料・水供給開口103が設けられると共に下端に安定液吐出開口104が設けられた直筒からなる筒体105が取付けられている。なお、支持機枠101は、底面11上に載置される底板101a上に複数の支持脚101bによって天板102を取付けることによって構成される。
筒体105は天板102に固定された下部固定筒106と、下部固定筒106の上部に取付けられる中間筒107と、中間筒107の上部に上下方向に摺動自在に取付けられる上部昇降筒108とから形成された伸縮管構造となっている。
なお、図13において、筒体91a及び上部昇降筒93aは、図11の筒体91及び上部昇降筒93にそれぞれ対応する。
【0064】
筒体105内にはモータ109が同心円的に配設されており、モータ109は十字架状に配設された取付機枠110によって下部固定筒106の内面に固定されている。なお、モータ109は中間筒107や上部昇降筒108に取付けることもできる。モータ109の下方に伸延する出力軸111には、プロペラ羽根や傾斜パドル等からなる下方向流発生羽根112が固着されている。
【0065】
直筒からなる筒体105の上端部を形成する原料・水供給開口103であって水面28より下部をなす部分には多数の水流入孔113が設けられており、この水流入孔113を通して攪拌水槽10内の水Wの一部が筒体105内に流入することになる。
なお、本実施の形態では、支持機枠101の底板101aの中央部には均等拡散円錐体114が取付けられている。
【0066】
次に、上記した構成を有する安定液製造装置A11の作動について、図14を参照して説明する。
水中攪拌機100aのモータ109の作動によって下方向流発生羽根112が回転し、この回転によって筒体105の内部空間が負圧状態になる。
従って、原料・水供給開口103に形成された水流入孔113を通して水Wが流入すると共に、流入した水Wは、筒体105内を通して流下して安定液吐出開口104より攪拌水槽10の水W内に流出されることになる。
【0067】
この状態で、図14に示すように、ベントナイト収納袋31を開けて大量のベントナイト29を原料・水供給開口103内に投入すると、ベントナイト29は、水流入孔113を通して原料・水供給開口103内に流入される水Wに巻き込まれながら筒体105内に移送されることになる。その後、下方向流発生羽根112の回転力によって、水Wとベントナイト29とは、強力に混合攪拌されることになり、混合攪拌流からなる安定液は安定液吐出開口104を通して攪拌水槽10内に吐出されることになる。
【0068】
このように、本実施の形態では、大量のベントナイト29を容易、迅速かつ確実に攪拌水槽10内の水Wと混合・攪拌して、均一な安定液を大量に製造することができる。また、原料・水供給開口103内に投入された大量のベントナイト29は水流入孔113を通して筒体105内に流下される水Wに巻き込まれるので、外部に飛散するのを効果的に防止することができ、作業環境の改善を図ることもできる。
また、本実施の形態に係る安定液製造装置A11では、図1〜図13を参照して説明した第1〜第11の実施の形態に係る安定液製造装置A、A1〜A10と異なり、筒体105の原料・水供給開口103にホッパーを接続していないので、安定液製造装置A11を安価に製作することができ、かつ、メンテナンスも容易に行うことができる。
【0069】
(第13の実施の形態)
図15を参照して、本実施の形態に係る安定液製造装置A12の構成について説明する。
図示するように、本実施の形態に係る安定液製造装置A12は前記した第12の実施の形態に係る安定液製造装置A11の変容例に係るものであり、第12の実施の形態に係る安定液製造装置A11の要部を形成する水中攪拌機100aの下部固定筒106に相当する水中攪拌機115の下部固定筒116の上部に副流水吸引開口117が設けられていることを特徴とする。
かかる構成によって、攪拌水槽10の下層、及び、上層のみならず、中間層にも循環流路をつくることができ、より速やかに均一な安定液を製造することができる。
【0070】
(第14の実施の形態)
図16を参照して、本実施の形態に係る安定液製造装置A13の構成について説明する。
図示するように、本実施の形態に係る安定液製造装置A13において、水中攪拌機118は、筒体119の構造を除いて、前記した安定液製造装置A12と同一の構成を有するので、同一の構成要素を同一の符号で示す。
即ち、前記した第13の実施の形態に係る水中攪拌機115の直筒からなる筒体105aに相当する水中攪拌機118の直筒からなる筒体119は、支持機枠101の天板102に固定された下部固定筒120と、下部固定筒120の上部に固定される中間筒121と、中間筒121の上部に上下方向に摺動自在に取付けられる上部昇降筒122とから形成されている。
【0071】
筒体119の上端部に形成された原料・水供給開口123は、水面28よりわずかに下方に位置されている。具体的には、原料・水供給開口123と水面28との間の距離は、好ましくは、100mm〜200mmとする。距離が100mmより小さい場合は、原料・水供給開口123より多量の空気が混入して、攪拌能力が著しく低下することになり、一方、距離が200mmを越える場合、下方向流発生羽根112の回転によって発生する吸引力がベントナイト29が投入される水面28付近の水Wに及ばす、ベントナイト29を水Wと共に筒体119内に効果的に吸引することができなくなるからである。
【0072】
かかる構成によって、原料・水供給開口123よりベントナイト29と水Wとを筒体119内に流入させた後、筒体119内を下方に向けて移送し、下方向流発生羽根112によって強力に混合攪拌した後、安定液吐出開口104より攪拌水槽10内に吐出することによって、均一な安定液を大量に製造することができる。
また、筒体119内に投入された大量のベントナイト29は原料・水供給開口123を通して筒体119内に流下される水Wに巻き込まれるので、外部にベントナイト29が飛散するのを効果的に防止することができ、作業環境の改善を図ることもできる。
更に、本実施の形態では、上部昇降筒122は中間筒121の上部に上下方向に摺動自在に取付けられるので、攪拌水槽10内の水面28の水位に応じて、原料・水供給開口123と水面28との距離を上記した適正距離である100mm〜200mmの範囲に保持することができる。
【0073】
(第15の実施の形態)
図17を参照して、本実施の形態に係る安定液製造装置A14の構成について説明する。
図示するように、本実施の形態に係る安定液製造装置A14は前記した第14の実施の形態に係る安定液製造装置A13の変容例に係るものであり、第14の実施の形態に係る安定液製造装置A13の要部を形成する水中攪拌機118の下部固定筒120に相当する水中攪拌機124の下部固定筒125の上部に副流水吸引開口126が設けられていることを特徴とする。
かかる構成によって、攪拌水槽10の下層、及び、上層のみならず、中間層にも循環流路をつくることができ、より速やかに均一な安定液を製造することができる。
なお、図17の筒体119aは図16の筒体119に対応する。
【0074】
(第16の実施の形態)
図18を参照して、本実施の形態に係る安定液製造装置A15の構成について説明する。
図示するように、本実施の形態に係る安定液製造装置A15は、第12の実施の形態に係る安定液製造装置A11の変容例に係るものであり、攪拌水槽10の上方に水平状態にスクリュフィーダ127を設置し、その先部に設けた吐出口128を水中攪拌機100aの原料・水供給開口103の直上方で開口すると共に、スクリュフィーダ127の基部にベントナイト29を充填したホッパー129を取付けたことを特徴とする。なお、図18において、130はスクリュフィーダ127の螺旋軸131を回転するためのモータである。
【0075】
かかる構成によって、モータ130の駆動によって、ホッパー129からベントナイト29を定量切り出して水中攪拌機100aの原料・水供給開口103に投入することができるので、安定液原料の連続投入が可能となり、かつ、モータ130の回転数を制御することによってベントナイト29の投入量を調整することができ、安定液の濃度調整も容易に行うことができる。
【0076】
以上、本発明を、幾つかの実施の形態を参照して説明してきたが、本発明は何ら上記した実施の形態に記載の構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載されている事項の範囲内で考えられるその他の実施の形態や変容例も含むものである。
【0077】
【発明の効果】
請求項1〜4記載の安定液製造装置においては、攪拌水槽内に、上端に原料・水供給開口を設けると共に下端に安定液吐出開口を設けた筒体内に下方向流発生羽根を具備するモータを同心円的に配設することによって構成された水中攪拌機を配設し、原料・水供給開口内に攪拌水槽内の水を流入させると共に外部から安定液原料を投入し、水中攪拌機を作動して安定液原料と水とを攪拌しながら筒体内を流下し、安定液吐出開口から安定液を前記攪拌水槽内に吐出するようにしている。
従って、筒体内の安定液原料と水とを攪拌して均一な安定液を大量に製造することができると共に、下方向流発生羽根によって発生される強力な吸引力によって原料・水供給開口内に投入された大量の安定液原料が筒体内にすみやかに吸引されるので、安定液原料が外部に飛散するのを効果的に防止することができるので、作業環境の改善を図ることもできる。
【0078】
【0079】
【0080】
また、請求項1記載の安定液製造装置においては、攪拌水槽内に水中攪拌機が配置され、水中攪拌機を構成する筒体の上部に設けられた原料・水供給開口に安定液原料が投入される漏斗状のホッパーの下端開口部が直接連通連結されると共に、ホッパーの上端開口部が攪拌水槽の水面より上方に位置され、かつ、ホッパーの水面より下部をなす部分に多数の水流入孔が設けられている。
従って、大量の安定液原料をホッパー内に投入すると、安定液原料は、水流入孔を通してホッパー内に流入した後、筒体を通して流下される水に巻き込まれるので、水と安定液原料は強力に混合攪拌され、均一な安定液を大量に製造することができる。また、ホッパーの上端開口部は攪拌水槽の水面より上方に位置されているので、安定液原料が水面上を浮遊して外部に拡散するのを効果的に防止することができる。
【0081】
【0082】
特に、請求項2記載の安定液製造装置においては、筒体が伸縮管構造を具備し、攪拌水槽内の水面の高さに応じて、ホッパーの上端開口部の高さも調整可能としているので、水位の変化に影響されることなく、安定液の製造を常時行うことができる。
【0083】
請求項4記載の安定液製造装置においては、水中攪拌機は攪拌水槽の底面上に載置される底板を具備し、底板の上面であって安定液吐出開口の下方をなす部分には均等拡散錐体が取付けられているので、攪拌水槽のコーナー部にまで安定液を送出することができ、攪拌水槽の全体にわたった均一な安定液を製造することができる。
【0084】
【0085】
【0086】
【0087】
【0088】
【0089】
請求項5記載の安定液製造装置においては、原料・水供給開口にスクリュフィーダを用いて安定液原料を投入するようにしているので、スクリュフィーダの駆動によって、ホッパーから安定液原料を定量切り出して原料・水供給開口に投入することができるので、安定液原料の連続投入が可能となり、かつ、モータの回転数等を制御することによって安定液原料の投入量を調整することができ、安定液の濃度調整も容易かつ正確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る安定液製造装置の一部切欠正面図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係る安定液製造装置の一部切欠正面図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態に係る安定液製造装置の一部切欠正面図である。
【図4】本発明の第4の実施の形態に係る安定液製造装置の一部切欠正面図である。
【図5】本発明の第5の実施の形態に係る安定液製造装置の一部切欠正面図である。
【図6】本発明の第6の実施の形態に係る安定液製造装置の一部切欠正面図である。
【図7】本発明の第7の実施の形態に係る安定液製造装置の一部切欠正面図である。
【図8】同インペラケーシングの平断面図である。
【図9】同環状ケーシングの平断面図である。
【図10】本発明の第8の実施の形態に係る安定液製造装置の一部切欠正面図である。
【図11】本発明の第9の実施の形態に係る安定液製造装置の一部切欠正面図である。
【図12】本発明の第10の実施の形態に係る安定液製造装置の一部切欠正面図である。
【図13】本発明の第11の実施の形態に係る安定液製造装置の一部切欠正面図である。
【図14】本発明の第12の実施の形態に係る安定液製造装置の一部切欠正面図である。
【図15】本発明の第13の実施の形態に係る安定液製造装置の一部切欠正面図である。
【図16】本発明の第14の実施の形態に係る安定液製造装置の一部切欠正面図である。
【図17】本発明の第15の実施の形態に係る安定液製造装置の一部切欠正面図である。
【図18】本発明の第16の実施の形態に係る安定液製造装置の斜視図である。
【図19】従来の安定液製造装置の正面図である。
【図20】従来の安定液製造装置の正面図である。
【図21】同平面図である。
【符号の説明】
A:安定液製造装置、A1:安定液製造装置、A2:安定液製造装置、A3:安定液製造装置、A4:安定液製造装置、A5:安定液製造装置、A6:安定液製造装置、A7:安定液製造装置、A8:安定液製造装置、A9:安定液製造装置、A10:安定液製造装置、A11:安定液製造装置、A12:安定液製造装置、A13:安定液製造装置、A14:安定液製造装置、A15:安定液製造装置、W:水、10:攪拌水槽、11:底面、12:水中ポンプ、13:支持機枠、14:インペラケーシング、15:中間筒、16:モータケーシング、17:インペラ、18:モータ、19:出力軸、20:負圧発生部、21:第1吸引開口、22:吐出ノズル、23:安定液吐出開口、24:第2吸引開口、25:ベントナイト吸引配管、26:ホッパー、27:下端開口部、28:水面、29:ベントナイト、30:水流入孔、31:ベントナイト収納袋、32:水中ポンプ、33:透孔、34:筒状ストレーナ、35:インペラケーシング、36:モータケーシング、37:インペラ、38:モータ、39:出力軸、40:吐出ノズル、43:第1吸引開口、44:第2吸引開口、45:ベントナイト吸引配管、46:ホッパー、47:下端開口部、48:水流入孔、49:水中ポンプ、50:モータケーシング、51:インペラケーシング、52:モータ、53:インペラ、54:出力軸、55:吐出ノズル、56:安定液吐出開口、57:吸引開口、58:ホッパー、58a:下端開口部、59:水流入孔、60:ベントナイト吸引配管、61:上吸引配管、62:下吸引配管、63:固定具、64:上吸引配管、65:下吸引配管、66:ベントナイト吸引配管、67:フロート、68:ホッパー、69:インペラケーシング、70:環状ケーシング、72:吐出口、73:流入口、74:吐出ノズル、75:水中攪拌機、75a:水中攪拌機、75b:水中攪拌機、75c:水中攪拌機、76:支持機枠、77:天板、78:吸引開口、79:安定液吐出開口、80:筒体、81:下部固定筒、82:上部昇降筒、83:モータ、84:取付機枠、85:出力軸、86:下方向流発生羽根、87:ホッパー、88:水流入孔、89:底板、90:均等拡散円錐体、91:筒体、91a:筒体、92:下部固定筒、93:上部昇降筒、93a:上部昇降筒、94:吸引開口、94a:安定液吐出開口、95:ホッパー、97:下部固定筒、98:副流水吸引開口、99:下部固定筒、100:副流水吸引開口、100a:水中攪拌機、101:支持機枠、101a:底板、101b:支持脚、102:天板、103:原料・水供給開口、104:安定液吐出開口、105:筒体、105a:筒体、106:下部固定筒、107:中間筒、108:上部昇降筒、109:モータ、110:取付機枠、111:出力軸、112:下方向流発生羽根、116:下部固定筒、117:副流水吸引開口、118:水中攪拌機、119:筒体、119a:筒体、120:下部固定筒、121:中間筒、122:上部昇降筒、123:原料・水供給開口、124:水中攪拌機、125:下部固定筒、126:副流水吸引開口、127:スクリュフィーダ、128:吐出口、129:ホッパー、130:モータ、131:螺旋軸[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention is a stable liquid production capable of producing a large amount and a uniform amount of a stable liquid (mud) used in various excavation operations. apparatus About.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, in order to smoothly perform excavation work such as drilling wells and preparing holes for piles, excavation work is performed while injecting a stable liquid produced by mixing a raw material and water into the excavation hole. .
As apparatuses for producing such a stabilizing liquid, there are a stabilizing liquid manufacturing apparatus B shown in FIG. 19 and a stabilizing liquid manufacturing apparatus C shown in FIGS.
[0003]
First, the stabilizer manufacturing apparatus B shown in FIG. 19 will be described. The stabilizer manufacturing apparatus B includes an
In such a configuration, the
[0004]
On the other hand, the stabilizer manufacturing apparatus C shown in FIGS. 20 and 21 will be described. A
[0005]
Accordingly, the
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, the above-described conventional stabilizer manufacturing apparatuses B and C still have the following problems to be solved.
That is, in the stable liquid production apparatus B shown in FIG. 19, since the specific gravity of the
[0007]
20 and 21, the
[0008]
However, the bentonite suction
[0009]
The present invention has been made in view of such circumstances, and a stable liquid material such as a large amount of bentonite can be easily, quickly and surely stirred with water to produce a uniform stable liquid, and around it. Stable liquid production that does not generate dust and can improve environmental hygiene apparatus The purpose is to provide.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
[0011]
[0012]
[0013]
[0014]
In line with the
[0015]
[0016]
Claim 2 The stabilization liquid manufacturing apparatus described in the
[0017]
Claim 3 The stabilization liquid manufacturing apparatus described in the
[0018]
Claim 4 The stabilization liquid manufacturing apparatus described in the claims 1-3 The apparatus for producing a stable liquid according to any one of the above, wherein the underwater stirrer includes a bottom plate placed on the bottom surface of the stirring water tank, and is a top surface of the bottom plate and below the stable liquid discharge opening Is attached with a uniform diffusion cone.
[0019]
[0020]
[0021]
[0022]
[0023]
[0024]
[0025]
Claim 5 The stabilization liquid manufacturing apparatus described in the claims 1-4 In the stabilizing liquid manufacturing apparatus according to any one of the above, the stabilizing liquid raw material is charged into the raw material / water supply opening using a screw feeder.
[0026]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Subsequently, several embodiments embodying the present invention will be described with reference to the accompanying drawings to provide an understanding of the present invention.
[0027]
(First embodiment)
With reference to FIG. 1, the structure of the stable liquid manufacturing apparatus A which concerns on this Embodiment is demonstrated.
As shown in the drawing, a
An
[0028]
An
[0029]
A plurality of
A second suction opening 24 is formed in the peripheral wall of the
[0030]
The upper end opening of the
On the other hand, a large number of water inflow holes 30 are provided in a portion below the
[0031]
Next, the operation of the stable liquid manufacturing apparatus A having the above-described configuration will be described with reference to FIG.
The
Accordingly, the water W flows into the
[0032]
In this state, as shown in FIG. 1, when the
[0033]
Thus, in the present embodiment, a large amount of
Further, since a large amount of
[0034]
(Second Embodiment)
With reference to FIG. 2, the structure of the stabilizing liquid manufacturing apparatus A1 which concerns on this Embodiment is demonstrated. In addition, the component which has the structure same as 1st Embodiment is represented with the same code | symbol.
As shown in the figure, a
An
[0035]
An
A plurality of
[0036]
A negative
A second suction opening 44 is formed in the peripheral wall of the
[0037]
That is, the upper end opening of the
On the other hand, a large number of water inflow holes 48 are provided in a portion below the
Further, in the present embodiment, the
[0038]
Next, the operation of the stabilizing liquid production apparatus A1 having the above-described configuration will be described with reference to FIG.
Also in the present embodiment, the
[0039]
Thus, also in the present embodiment, a large amount of
Further, since a large amount of
[0040]
(Third embodiment)
With reference to FIG. 3, the structure of the stable liquid manufacturing apparatus A2 which concerns on this Embodiment is demonstrated. In addition, the component which has the structure same as 1st Embodiment is represented with the same code | symbol.
As shown in the figure, a
[0041]
A
A plurality of
[0042]
A
That is, the upper end opening of the
On the other hand, a large number of water inflow holes 59 are provided in a portion below the
[0043]
Next, the operation of the stabilizing liquid production apparatus A2 having the above-described configuration will be described with reference to FIG.
Also in the present embodiment, the
[0044]
Thus, also in the present embodiment, a large amount of
Further, since a large amount of
Furthermore, in this embodiment, since the
[0045]
(Fourth embodiment)
With reference to FIG. 4, the structure of the stable liquid manufacturing apparatus A3 which concerns on this Embodiment is demonstrated. The present embodiment relates to a modification example of the second embodiment, and therefore, components having the same configuration as those of the second embodiment are denoted by the same reference numerals.
As shown in the figure, in the present embodiment, a
[0046]
With such a configuration, even if the height of the
[0047]
(Fifth embodiment)
With reference to FIG. 5, the structure of the stable liquid manufacturing apparatus A4 which concerns on this Embodiment is demonstrated. The present embodiment relates to a modification example of the second embodiment, and therefore, components having the same configuration as those of the second embodiment are denoted by the same reference numerals.
As shown in the figure, in the present embodiment, a
[0048]
With such a configuration, even if the height of the
[0049]
(Sixth embodiment)
With reference to FIG. 6, the structure of the stabilization liquid manufacturing apparatus A5 which concerns on this Embodiment is demonstrated. The present embodiment relates to a modification example of the second embodiment, and therefore, components having the same configuration as those of the second embodiment are denoted by the same reference numerals.
As shown in the figure, in the present embodiment, the
The distance between the upper end opening of the
With such a configuration, the
[0050]
(Seventh embodiment)
With reference to FIGS. 7-9, the structure of the stable liquid manufacturing apparatus A6 which concerns on this Embodiment is demonstrated. The present embodiment relates to a modification example of the first embodiment, and therefore components having the same configuration as the first embodiment are denoted by the same reference numerals.
As shown in the figure, in the present embodiment, an
[0051]
With this configuration, a large amount of
[0052]
Thus, also in the present embodiment, a large amount of
Further, since a large amount of
[0053]
(Eighth embodiment)
With reference to FIG. 10, the structure of the stable liquid manufacturing apparatus A7 which concerns on this Embodiment is demonstrated.
As shown in the figure, an
A
The
[0054]
A
[0055]
A base of a
On the other hand, a large number of water inflow holes 88 are provided in a portion below the
In the present embodiment, a
[0056]
Next, the operation of the stabilizing liquid production apparatus A7 having the above-described configuration will be described with reference to FIG.
The downward
Accordingly, the water W flows into the
[0057]
In this state, as shown in FIG. 10, when the
[0058]
Thus, in the present embodiment, a large amount of
Further, since a large amount of
[0059]
(Ninth embodiment)
With reference to FIG. 11, the structure of the stable liquid manufacturing apparatus A8 which concerns on this Embodiment is demonstrated.
As shown in the figure, in the stabilizing liquid manufacturing apparatus A8 according to the present embodiment, the
That is, the
[0060]
A base portion of a
With this configuration, the
Further, since a large amount of
Furthermore, in the present embodiment, the upper elevating
[0061]
(Tenth embodiment)
With reference to FIG. 12, the structure of the stabilization liquid manufacturing apparatus A9 which concerns on this Embodiment is demonstrated.
As shown in the figure, the stabilizing liquid manufacturing apparatus A9 according to the present embodiment relates to a modified example of the stabilizing liquid manufacturing apparatus A7 according to the eighth embodiment described above, and the stable liquid manufacturing apparatus A9 according to the eighth embodiment. A substream
With this configuration, a circulation channel can be formed not only in the lower layer and upper layer of the stirring
[0062]
(Eleventh embodiment)
With reference to FIG. 13, the structure of the stable liquid manufacturing apparatus A10 which concerns on this Embodiment is demonstrated.
As shown in the figure, the stabilizing liquid manufacturing apparatus A10 according to the present embodiment relates to a modified example of the stabilizing liquid manufacturing apparatus A8 according to the ninth embodiment described above, and the stabilization according to the ninth embodiment. A substream
With this configuration, a circulation channel can be formed not only in the lower layer and upper layer of the stirring
[0063]
(Twelfth embodiment)
With reference to FIG. 14, the structure of the stabilization liquid manufacturing apparatus A11 which concerns on this Embodiment is demonstrated.
As shown in the drawing, an
A cylinder made of a straight cylinder in which a raw material /
The
In FIG. 13, a
[0064]
A
[0065]
A plurality of water inflow holes 113 are provided in a portion of the raw material /
In the present embodiment, a
[0066]
Next, the operation of the stabilizing liquid production apparatus A11 having the above-described configuration will be described with reference to FIG.
The downward
Accordingly, the water W flows in through the
[0067]
In this state, as shown in FIG. 14, when the
[0068]
Thus, in the present embodiment, a large amount of
Further, in the stabilizing liquid manufacturing apparatus A11 according to the present embodiment, unlike the stabilizing liquid manufacturing apparatuses A and A1 to A10 according to the first to eleventh embodiments described with reference to FIGS. Since the hopper is not connected to the raw material /
[0069]
(Thirteenth embodiment)
With reference to FIG. 15, the structure of the stable liquid manufacturing apparatus A12 which concerns on this Embodiment is demonstrated.
As shown in the figure, the stabilizing liquid manufacturing apparatus A12 according to the present embodiment relates to a modification example of the stabilizing liquid manufacturing apparatus A11 according to the twelfth embodiment, and the stability according to the twelfth embodiment. A side-stream
With this configuration, a circulation channel can be formed not only in the lower layer and upper layer of the stirring
[0070]
(Fourteenth embodiment)
With reference to FIG. 16, the structure of the stabilization liquid manufacturing apparatus A13 which concerns on this Embodiment is demonstrated.
As shown in the figure, in the stabilizing liquid manufacturing apparatus A13 according to the present embodiment, the
That is, the
[0071]
The raw material /
[0072]
With this configuration,
In addition, since a large amount of
Further, in the present embodiment, the upper elevating
[0073]
(Fifteenth embodiment)
With reference to FIG. 17, the structure of the stabilization liquid manufacturing apparatus A14 which concerns on this Embodiment is demonstrated.
As shown in the figure, the stabilizing liquid manufacturing apparatus A14 according to the present embodiment is a modification of the stabilizing liquid manufacturing apparatus A13 according to the fourteenth embodiment described above, and the stabilizing liquid manufacturing apparatus A14 according to the fourteenth embodiment. A side-stream
With this configuration, a circulation channel can be formed not only in the lower layer and upper layer of the stirring
The
[0074]
(Sixteenth embodiment)
With reference to FIG. 18, the structure of the stable liquid manufacturing apparatus A15 which concerns on this Embodiment is demonstrated.
As shown in the figure, a stabilizing liquid manufacturing apparatus A15 according to the present embodiment is a modification of the stabilizing liquid manufacturing apparatus A11 according to the twelfth embodiment, and is screwed horizontally above the stirring
[0075]
With this configuration, by driving the
[0076]
The present invention has been described with reference to some embodiments. However, the present invention is not limited to the configurations described in the above embodiments, and is described in the claims. Other embodiments and modifications that can be considered within the scope of the present invention are also included.
[0077]
【The invention's effect】
Claim 1-4 In the described stable liquid production apparatus, a motor having a downward flow generating blade is concentrically disposed in a cylindrical body having a raw material / water supply opening at the upper end and a stable liquid discharge opening at the lower end in the stirring water tank. An underwater stirrer constructed by installing the water in the stirring water tank is introduced into the raw material / water supply opening, and the stable liquid raw material is introduced from the outside. The liquid is allowed to flow down in the cylinder while being stirred, and the stabilizing liquid is discharged into the stirring water tank from the stabilizing liquid discharge opening.
Therefore, it is possible to produce a large amount of a uniform stable liquid by stirring the stable liquid raw material and water in the cylinder, and in the raw material / water supply opening by the strong suction force generated by the downward flow generating blades. Since a large amount of the charged stable liquid material is quickly sucked into the cylinder, it is possible to effectively prevent the stable liquid material from scattering to the outside, so that the working environment can be improved.
[0078]
[0079]
[0080]
Therefore, when a large amount of the stable liquid raw material is charged into the hopper, the stable liquid raw material flows into the hopper through the water inflow hole, and then is caught in the water that flows down through the cylinder, so that the water and the stable liquid raw material are powerful. Mixing and stirring can produce a large amount of a uniform stable solution. Further, since the upper end opening of the hopper is positioned above the water surface of the stirring water tank, it is possible to effectively prevent the stable liquid raw material from floating on the water surface and diffusing outside.
[0081]
[0082]
In particular, the claims 2 In the described stable liquid manufacturing apparatus, the cylinder has an expansion tube structure, and the height of the upper end opening of the hopper can be adjusted according to the height of the water surface in the agitation water tank. Therefore, the stable liquid can always be produced.
[0083]
Claim 4 In the described stable liquid manufacturing apparatus, the submerged stirrer has a bottom plate placed on the bottom surface of the stirring water tank, and a uniform diffusion cone is attached to the upper surface of the bottom plate and below the stable liquid discharge opening. Therefore, the stabilizing liquid can be delivered to the corner portion of the stirring water tank, and a uniform stabilizing liquid over the entire stirring water tank can be produced.
[0084]
[0085]
[0086]
[0087]
[0088]
[0089]
Claim 5 In the described stable liquid production apparatus, since the stable liquid raw material is charged into the raw material / water supply opening using a screw feeder, the stable liquid raw material is quantitatively cut out from the hopper by driving the screw feeder. Since it can be charged into the supply opening, it is possible to continuously feed the stable liquid raw material, and the amount of the stable liquid raw material can be adjusted by controlling the number of revolutions of the motor, etc. Can be done easily and accurately.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a partially cutaway front view of a stabilizer production apparatus according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a partially cutaway front view of a stabilizer production apparatus according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a partially cutaway front view of a stabilizing liquid producing apparatus according to a third embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a partially cutaway front view of a stabilizing liquid production apparatus according to a fourth embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a partially cutaway front view of a stabilizing liquid production apparatus according to a fifth embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a partially cutaway front view of a stabilizing liquid producing apparatus according to a sixth embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a partially cutaway front view of a stabilizing liquid manufacturing apparatus according to a seventh embodiment of the present invention.
FIG. 8 is a plan sectional view of the impeller casing.
FIG. 9 is a plan sectional view of the annular casing.
FIG. 10 is a partially cutaway front view of a stabilizing liquid producing apparatus according to an eighth embodiment of the present invention.
FIG. 11 is a partially cutaway front view of a stabilizing liquid producing apparatus according to a ninth embodiment of the present invention.
FIG. 12 is a partially cutaway front view of a stabilizer production apparatus according to a tenth embodiment of the present invention.
FIG. 13 is a partially cutaway front view of a stabilizer production apparatus according to an eleventh embodiment of the present invention.
FIG. 14 is a partially cutaway front view of a stabilizing liquid producing apparatus according to a twelfth embodiment of the present invention.
FIG. 15 is a partially cutaway front view of a stabilizing liquid producing apparatus according to a thirteenth embodiment of the present invention.
FIG. 16 is a partially cutaway front view of a stabilizer production apparatus according to a fourteenth embodiment of the present invention.
FIG. 17 is a partially cutaway front view of a stabilizing liquid producing apparatus according to a fifteenth embodiment of the present invention.
FIG. 18 is a perspective view of a stabilizer production apparatus according to a sixteenth embodiment of the present invention.
FIG. 19 is a front view of a conventional stabilizer manufacturing apparatus.
FIG. 20 is a front view of a conventional stabilizer manufacturing apparatus.
FIG. 21 is a plan view of the same.
[Explanation of symbols]
A: Stabilizing liquid manufacturing apparatus, A1: Stabilizing liquid manufacturing apparatus, A2: Stabilizing liquid manufacturing apparatus, A3: Stabilizing liquid manufacturing apparatus, A4: Stabilizing liquid manufacturing apparatus, A5: Stabilizing liquid manufacturing apparatus, A6: Stabilizing liquid manufacturing apparatus, A7 : Stabilizing liquid manufacturing apparatus, A8: Stabilizing liquid manufacturing apparatus, A9: Stabilizing liquid manufacturing apparatus, A10: Stabilizing liquid manufacturing apparatus, A11: Stabilizing liquid manufacturing apparatus, A12: Stabilizing liquid manufacturing apparatus, A13: Stabilizing liquid manufacturing apparatus, A14: Stabilizing liquid manufacturing apparatus, A15: Stabilizing liquid manufacturing apparatus, W: water, 10: stirring water tank, 11: bottom surface, 12: submersible pump, 13: support machine frame, 14: impeller casing, 15: intermediate cylinder, 16: motor casing , 17: impeller, 18: motor, 19: output shaft, 20: negative pressure generating unit, 21: first suction opening, 22: discharge nozzle, 23: stable liquid discharge opening, 24: second suction opening, 25: bentonite Suction piping, 6: Hopper, 27: Lower end opening, 28: Water surface, 29: Bentonite, 30: Water inflow hole, 31: Bentonite storage bag, 32: Submersible pump, 33: Through hole, 34: Cylindrical strainer, 35: Impeller casing 36: motor casing, 37: impeller, 38: motor, 39: output shaft, 40: discharge nozzle, 43: first suction opening, 44: second suction opening, 45: bentonite suction piping, 46: hopper, 47: Lower end opening, 48: water inflow hole, 49: submersible pump, 50: motor casing, 51: impeller casing, 52: motor, 53: impeller, 54: output shaft, 55: discharge nozzle, 56: stable liquid discharge opening, 57: suction opening, 58: hopper, 58a: lower end opening, 59: water inflow hole, 60: bentonite suction pipe, 61: upper suction pipe, 62: lower suction Piping, 63: Fixing tool, 64: Upper suction piping, 65: Lower suction piping, 66: Bentonite suction piping, 67: Float, 68: Hopper, 69: Impeller casing, 70: Ring casing, 72: Discharge port, 73: Inlet, 74: discharge nozzle, 75: underwater stirrer, 75a: underwater stirrer, 75b: underwater stirrer, 75c: underwater stirrer, 76: support machine frame, 77: top plate, 78: suction opening, 79: stable liquid discharge opening , 80: cylinder, 81: lower fixed cylinder, 82: upper lifting cylinder, 83: motor, 84: mounting machine frame, 85: output shaft, 86: downward flow generating blade, 87: hopper, 88: water inflow hole 89: bottom plate, 90: uniform diffusion cone, 91: cylinder, 91a: cylinder, 92: lower fixed cylinder, 93: upper lifting cylinder, 93a: upper lifting cylinder, 94: suction opening, 94a: stable liquid discharge Opening 95: E 97: Lower fixed cylinder, 98: Side flow water suction opening, 99: Lower fixed pipe, 100: Side flow water suction opening, 100a: Underwater stirrer, 101: Support machine frame, 101a: Bottom plate, 101b: Support leg, 102: Top plate, 103: Raw material / water supply opening, 104: Stabilizing liquid discharge opening, 105: Cylindrical body, 105a: Cylindrical body, 106: Lower fixed cylinder, 107: Intermediate cylinder, 108: Upper lifting cylinder, 109: Motor, 110 : Mounting machine frame, 111: Output shaft, 112: Downward flow generating blade, 116: Lower fixed cylinder, 117: Side flow water suction opening, 118: Underwater agitator, 119: Cylinder, 119a: Cylinder, 120: Lower fixed Cylinder, 121: Intermediate cylinder, 122: Upper elevating cylinder, 123: Raw material / water supply opening, 124: Underwater stirrer, 125: Lower fixed cylinder, 126: Side flow water suction opening, 127: Screw feeder, 128: Discharge Mouth, 129: Hopper, 130: Motor 131: helical axis
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