JP3784155B2 - Combustion device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、バーナと、そのバーナに燃焼用空気を通風する通風手段と、点火指令があると、前記通風手段を通常設定時間作動させてから前記バーナへの点火動作を行う通常点火処理を実行し、かつ、その通常点火処理によるバーナの不着火時に、前記通風手段を前記通常設定時間より長い不着火用設定時間作動させて、その作動中での前記通風手段の設定駆動状態における仕事量に基づいて燃焼用空気の通風状態を判別し、適正通風状態の場合に前記バーナへの再点火動作を行う不着火用点火処理を実行する制御手段とが設けられている燃焼装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
上記のような燃焼装置では、点火指令があると、通風手段を長時間作動させることなく、比較的短い通常設定時間だけ作動させてバーナへの点火動作を行う通常点火処理を実行するため、点火指令から着火までの時間が短く、例えば給湯装置に適用した場合には、給湯開始時における湯温の立ち上がりが早くなる。
また、通常点火処理を実行した際、逆風などによってバーナに不着火が生じると、通風手段を前記通常設定時間より長い不着火用設定時間作動させる不着火用点火処理を実行するので、バーナ不着火時に流出した生ガスなどは完全に排出され、再点火時に生ガスなどの残留によって大きな着火音を発生することもなく、さらに、その不着火用設定時間における通風手段の作動中に、燃焼用空気の通風状態を判別することも可能となる。
【0003】
このように、従来の燃焼装置では、点火指令が続行されていると、不着火の発生を記憶して不着火用点火処理を実行するのであるが、点火指令が解除されると、不着火発生の記憶が解除されて、その後に点火指令があると、通常点火処理を実行するように構成されていた。
例えば、上述した給湯装置の場合には、給湯栓の開操作による熱交換器への通水に伴って点火指令が指令され、給湯栓の閉操作による通水停止に伴って点火指令が解除されるので、不着火発生後に給湯栓を閉じ、その後に再度給湯栓を開操作すると、通常点火処理を実行するように構成されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、従来の燃焼装置では、バーナへの不着火が発生した後に点火指令が解除され、その後、短時間のうちに点火指令があると、不着火時に流出した生ガスなどが残留しており、かつ、通常点火処理の実行による通風手段の作動だけでは、残留ガスが完全に排出されない場合があり、通常点火処理の実行に伴う点火の際に大きな着火音を発生する虞れがあった。
【0005】
本発明は、このような従来の問題点に着目したもので、その目的は、バーナへの不着火が発生した後に点火指令が解除された場合においても、残留した生ガスなどによる大きな着火音の発生を確実に防止することのできる燃焼装置の提供にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、請求項1に記載の発明によれば、バーナの不着火が発生すると、点火指令が解除されても不着火の発生を記憶し、かつ、点火が適正に行われると、不着火発生の記憶を解除する不着火記憶手段が設けられ、点火指令があると、前記不着火記憶手段の記憶情報に基づいて、不着火発生を記憶していると、不着火用点火処理を実行するように構成するものであるから、不着火が発生した後に点火指令が解除され、その後に点火指令があると、通風手段を通常設定時間より長い不着火用設定時間作動させることになる。
したがって、不着火が発生した後、直ちに点火指令が解除されて、再度点火指令があったような場合でも、不着火時に流出した生ガスなどは完全に排出され、その後に点火することになるため、生ガスなどの残留によって大きな着火音を発生することがなく、また、不着火記憶手段が不着火発生を記憶していないと、通常点火処理を実行するので、点火指令から着火までの時間を不必要に長くすることなく、残留生ガスなどによる大きな着火音の発生を確実の防止することができる。
【0007】
また、請求項1に記載の発明によれば、不着火が発生した後に設定時間経過すると、不着火記憶手段による不着火発生の記憶を解除する記憶解除手段を設けるものであるから、時間の経過に伴って生ガスなどが完全に排出されたような場合には、点火指令に基づいて通常点火処理が実行されることになり、実情に即した状態で、点火指令から着火までの時間短縮が可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明による燃焼装置を給湯装置に適応した例を図面に基づいて説明する。
この給湯装置は、図1に示すように、水を加熱して給湯する給湯部K、この給湯部Kの動作を制御する制御手段としての制御部H、制御部Hに制御情報などを指令するリモコン操作部Rなどを備えて構成されている。
【0010】
前記給湯部Kは、燃焼室1内にガス燃焼式のバーナ2、このバーナ2により加熱される熱交換器3、バーナ2に点火するイグナイタ4、バーナ2に着火されたか否かを検出するフレームロッド5などが設けられている。そして、バーナ2に対して燃焼用空気を通風するとともに、その通風量を変更調整自在な通風手段としてのファン6が備えられ、かつ、ファン6の実際の回転数を検出する回転数検出手段6aが設けられている。
【0011】
前記熱交換器3には、水が供給される入水路7および給湯栓8aに出湯する出湯路8がそれぞれ接続されている。そして、入水路7には、熱交換器3への通水量を検出する通水量センサ9、入水温度を検出する入水温サーミスタ10がそれぞれ設けられ、出湯路8には、出湯温度を検出する出湯温サーミスタ11が設けられている。さらに、バーナ2に対する燃料供給路12には、電磁操作式の開閉弁13と、燃料供給量を変更調整自在な電磁操作式のガス比例弁14とが設けられている。
【0012】
前記リモコン操作部Rは、制御部Hに対して通信可能に接続されており、制御部Hに給湯運転の開始・停止を指令する運転スイッチ15、目標給湯温度を設定して制御部Hに指令する温度設定スイッチ16、給湯温度などを表示する表示部17、報知ランプ18、報知ブザー19などを備えて構成されている。
【0013】
前記制御部Hは、マイクロコンピュータを備えて構成され、給湯中に通常燃焼制御を実行する燃焼制御手段100、燃焼用空気の通風経路における通風状態を判別する通風状態判別手段101、バーナ2への不着火の発生を記憶する不着火記憶手段102、前記不着火記憶手段102による不着火発生の記憶を解除する記憶解除手段103などがそれぞれ制御プログラム形式で備えられている。
前記燃焼制御手段100は、給湯部Kが運転状態に設定されている状態で、熱交換器3への通水が開始されるに伴ってバーナ2の燃焼を開始して、熱交換器3への通水が停止されるに伴ってバーナ2の燃焼を停止させるように制御するとともに、熱交換器3への通水が検出されているときには、出湯温度が目標給湯温度になるようにバーナ2の燃焼量を調整し、かつ、その燃焼量に対して適正な量の燃焼用空気を通風するようにファン6の回転数を制御する通常燃焼制御を実行するように構成されている。
【0014】
具体的に説明すると、運転スイッチ15のON操作に伴って運転状態に設定された後に、給湯栓8aの開操作に伴って通水量センサ9にて検出される通水量が設定水量を越えて点火指令が指令されると、ファン6を予め設定されたプリパージ用の回転数で通常設定時間だけ作動させてプリパージを行う。このプリパージにおけるファン6の回転数制御は、回転数検出手段6aによる検出回転数が、プリパージ用の回転数になるように図外のファン駆動用モータへの駆動電力供給量を調整して行う。その後、開閉弁13を開弁させてガス比例弁14を点火用ガス量になるように開弁調整するとともに、イグナイタ4によってバーナ2への点火動作を行う通常点火処理を実行する。
そして、フレームロッド5によって着火されたか否かを検出し、着火が検出されないときには、ファン6を前記通常設定時間より長い不着火用設定時間(例えば5秒間)、例えば、前記プリパージ用回転数と同じ回転数で回転作動させて、通風状態判別手段101により燃焼用空気の通風状態を判別し、適正通風状態の場合に、バーナ2への再点火動作を行う不着火用点火処理を実行する
【0015】
その後、入水温サーミスタ10、出湯温サーミスタ11、通水量センサ9のそれぞれの検出情報、および、温度設定スイッチ16にて設定されている目標給湯温度の情報に基づいて、給湯温度を目標給湯温度にするために必要なバーナ2への燃料供給量を演算にて求める。そして、求められた燃料供給量に対応するガス量になるようにガス比例弁14を調整制御するとともに、ファン6による燃焼用空気の量が燃料供給量に対して適正燃焼状態になるようにファン6の回転数を制御する。
このファン6の回転数制御は、回転数検出手段6aによる検出回転数が、予め記憶された燃料供給量(バーナの燃焼量)に対応する回転数になるようにファン駆動用モータへの駆動電力供給量を調整して行い、このようにして、出湯路8からは目標給湯温度の湯が給湯されることになる。
【0016】
前記通風状態判別手段101は、ファン6を前記プリパージ用回転数と同じ回転数になるように前記不着火用設定時間回転させて定常回転状態にし、この定常回転状態におけるファン駆動用モータへの駆動電力供給量を検出し、その検出値に基づいて燃焼用空気の通風経路における通風状態を判別するように構成されている。
具体的に説明すると、燃焼用空気の適正通風状態において、ファン6を前記プリパージ用回転数に制御するのに必要な駆動電力供給量が、予め基準電力供給量として記憶されている。そして、ファン駆動用モータへの駆動電力供給量を調整し、回転数検出手段6aによるファン6の実回転数が前記プリパージ用回転数になる設定駆動状態において、ファン駆動用モータへの駆動電力供給量を検出し、その検出供給量が、前記基準電力供給量よりも少ないと、通風経路の通風状態が逆風による閉塞などによって悪化していて適正でないと判別する。
【0017】
前記不着火記憶手段102は、上述したバーナ2への通常点火処理が実行され、その通常点火処理の実行時にバーナ2への不着火が発生すると、その不着火を記憶し、運転スイッチがOFF操作されたり、給湯栓8aが閉操作されて点火指令が解除されても、その不着火の記憶を保持するように構成されている。
具体的に説明すると、ガス比例弁14やイグナイタ4などによる通常点火処理が実行されたにもかかわらず、フレームロッド5によりバーナ2の着火が検出されないときに、前記通風状態判別手段101が通風状態が悪化して適正でないと判別すると、この不着火の発生を記憶し、ガス比例弁14やイグナイタ4などによるバーナ2への再点火動作が実行されないようにしている。
そして、次回からの点火指令時には、不着火発生の記憶情報に基づいて、不着火発生を記憶していると、不着火用点火処理を実行し、不着火発生を記憶していないと、通常点火処理を実行するようにしている。
【0018】
このようにして、バーナ2の不着火時に通風状態を判別し、通風状態が悪化して適正でないと、燃焼室1内の生ガスが充分に排出されていないものとして、再点火動作の実行を抑制し、残留生ガスによる大きな着火音の発生を防止している。その後、点火指令が解除されても、その不着火発生を記憶していて、次回からの点火指令時に、この記憶情報に基づいて不着火用点火処理を実行するので、大きな着火音の発生が確実に防止できる。
【0019】
前記記憶解除手段103は、前記不着火発生の記憶を解除して、点火指令があると、常にバーナ2への通常点火処理が実行され、点火指令から着火までの時間を極力短くするように構成されている。
つまり、通風状態が悪化して適正でない場合でも、時間経過に伴って流出した生ガスが自然に排出されることがあるため、不着火が発生した後に設定時間経過すると、前記不着火発生の記憶を解除して、点火指令があると常にバーナ2への通常点火処理が実行されるようにしている。そして、点火指令から着火までの時間を極力短くなるようにしている。
【0020】
次に、図2および図3に示す制御フローチャートに基づいて、制御部Hの制御動作について説明する。
図外の電源スイッチが投入されると、バーナ2の不着火発生を記憶している抑制フラグをOFFさせる(ステップ1)。そして、後述するリセット操作がなされていると、運転スイッチ15のON操作により、給湯部Kが運転状態となる(ステップ2,3)。
その後に、給湯栓8aが開操作されるに伴って通水量センサ9の検出値が設定水量を越えて熱交換器3への通水(水流)が検知されて点火指令があると、抑制フラグがOFFであると(ステップ4,5)、ファン6をプレパージ用の回転数で通常設定時間作動させてプレパージを行い、イグナイタ4などの点火動作を実行して(ステップ6,7)、通常点火処理を行う。
【0021】
また、抑制フラグがONであると(ステップ5)、回転数検出手段6aによるファン6の実回転数がプレパージ用の回転数になるようにファン駆動用モータへの駆動電力供給量を調整しながら、ファン6を不着火用設定時間作動させ、その作動中における駆動電力供給量を検出し、その検出供給量が前記基準電力供給量よりも少ないか否かを比較し、少ないと通風状態が悪化して不適正であると、多いと適正であると判別する(ステップ8〜10)。
そして、通風状態が適正であると判別されると(ステップ10)、ファン6を通常設定時間作動させてプレパージを行い、イグナイタ4などの点火動作を実行して(ステップ6,7)、不着火用点火処理を行う。通風経路の閉塞などにより通風状態が悪化して適正でないと判別されると、表示部17に通風状態が閉塞などにより適正でないなどのエラー表示をし、かつ、報知ランプ18と報知ブザー19を作動させ、抑制フラグをONさせてタイマをクリアする(ステップ10〜13)。
【0022】
イグナイタ4などによりバーナ2への点火動作が実行されて、フレームロッド5によりバーナ2の着火が検出されると(ステップ14)、抑制フラグをOFFしてクリアし、出湯温サーミスタ11にて検出される出湯温度が温度設定スイッチ16により設定された目標給湯温度になるように、バーナ2への燃料供給量とファン6の通風量を制御する(ステップ15,16)。
そして、このような通常燃焼制御が、給湯栓8aが閉じられて水流が検知されなくなるか、または、運転スイッチ15がOFF操作されるまで実行される(ステップ17,18)。つまり、給湯栓8aが閉じられて通水量センサ9の検出値が設定水量を下回ると、バーナ2の燃焼を停止させ、給湯栓8aが閉じられていない場合にも、運転スイッチ15がOFF操作されると、バーナ2の燃焼を停止する(ステップ19)。
【0023】
また、バーナ2の着火が検出されないと(ステップ14)、ファン6を不着火用設定時間作動させて燃焼室1内の生ガスを排出する(ステップ20)。このときのファン6への駆動電力供給量を検出し、燃焼用空気の通風経路における通風状態を判別する(ステップ21)。そして、通風状態が適正であると判別されると(ステップ22)、生ガスが充分に排出されているとして、ファン6を通常設定時間作動させてプレパージを行い、イグナイタ4などによりバーナ2への再点火動作を実行して(ステップ23,24)、不着火用点火処理を行う。また、通風状態が通風経路の閉塞などで適正でないと判別されると(ステップ22)、表示部17に通風状態が閉塞などにより適正でないなどのエラー表示をし、かつ、報知ランプ18と報知ブザー19を作動させ、抑制フラグをONさせてタイマをクリアする(ステップ11〜13)。
【0024】
バーナ2への再点火動作が実行されて、フレームロッド5によりバーナ2の着火が検出されると(ステップ25)、抑制フラグをOFFしてクリアする(ステップ15)。そして、バーナ2への再点火動作を実行しても、バーナ2の着火が検出されないと、表示部17に点火不良などのエラー表示をする(ステップ25,26)。
【0025】
上述したように、燃焼用空気の通風経路における閉塞などにより、通風状態が適正でないと判別されると(ステップ22)、表示部17にエラー表示などされるが(ステップ11〜13)、運転スイッチ15がOFF操作されたり、給湯栓8aを閉じて通水量センサ9をOFFするなどのリセット操作がされると、表示部17のエラー表示が解除されてリセット状態となる。そして、このようなリセット操作がされず、表示部17にエラー表示がされていると(ステップ2)、抑制フラグがONであれば、タイマをカウントする(ステップ27,28)。そして、タイマがカウントアップされて設定時間経過すると、このタイマをクリアして抑制フラグをOFFさせる(ステップ29,30)。
【0026】
〔別実施形態〕
【0027】
(1)上記実施形態では、ファン6の実回転数が予め設定されたプリパージ用回転数になるように維持した設定駆動状態において、そのときのファン6への駆動電力供給量を検出し、その検出供給量を基準電力供給量と比較して通風状態が適正であるか否かを判別するように構成されているが、逆に、ファン6の実回転数に基づいて通風状態を判別することもできる。
つまり、適正通風状態において、プリパージに必要な空気量に対応するファン6の回転数を基準回転数として予め記憶し、かつ、その基準回転数で回転させるに必要な駆動電力供給量も記憶しておく。そして、その記憶した駆動電力供給量でファン6を回転させた設定駆動状態において、回転数検出手段6aによりファン6の実回転数を検出し、その検出回転数を前記基準回転数と比較して通風経路の通風状態を判別するのである。
【0028】
(2)上記実施形態では、バーナ2の不着火時に通風状態が適正であると、再点火動作を実行し、この再点火動作を実行しても不着火のときには、エラー表示して点火動作を実行しないように構成しているが、再点火動作を実行しても不着火のとき、再び通風状態を判別して適正であれば、再び再点火動作を実行するように構成してもよい。つまり、再点火動作の実行回数は1回に限るものではなく、2回以上に適宜変更してもよい。
【0029】
(3)上記実施形態では、本発明による燃焼装置を給湯装置に適応した例を示しているが、他の装置に適応してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】給湯装置の概略構成図
【図2】給湯装置の制御フローチャート
【図3】給湯装置の制御フローチャート
【符号の説明】
2 バーナ
6 通風手段としてのファン
102 不着火記憶手段
103 記憶解除手段
H 制御手段[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention executes a normal ignition process for performing an ignition operation to the burner after operating the ventilation means for a normal set time when there is an ignition command, a ventilation means for passing combustion air to the burner, and an ignition command In addition, when the burner is not ignited by the normal ignition process, the ventilation means is operated for a non-ignition setting time longer than the normal setting time, and the work amount in the setting driving state of the ventilation means during the operation is obtained. The present invention relates to a combustion apparatus provided with a control means for determining a ventilation state of combustion air based on this and performing a non-ignition ignition process for performing a re-ignition operation to the burner when the ventilation state is appropriate.
[0002]
[Prior art]
In the combustion apparatus as described above, when there is an ignition command, the normal ignition process is performed to perform the ignition operation to the burner by operating for a relatively short normal set time without operating the ventilation means for a long time. The time from the command to ignition is short, and for example, when applied to a hot water supply device, the rise of the hot water temperature at the start of hot water supply is quickened.
Further, when the normal ignition process is executed, if the burner is not ignited due to a back wind or the like, the non-ignition ignition process is performed to operate the ventilation means for a non-ignition set time longer than the normal set time. At times, the raw gas that has flowed out is completely exhausted, and there is no loud ignition noise due to the residual of the raw gas at the time of reignition. Further, during the operation of the ventilation means during the non-ignition set time, the combustion air It is also possible to determine the ventilation state.
[0003]
Thus, in the conventional combustion apparatus, if the ignition command is continued, the occurrence of non-ignition is memorized and the ignition process for non-ignition is executed, but when the ignition command is released, the non-ignition occurs. When the memory is released and there is an ignition command thereafter, the normal ignition process is executed.
For example, in the case of the hot water supply apparatus described above, an ignition command is commanded along with water flow to the heat exchanger by opening the hot water tap, and the ignition command is released when water flow is stopped by closing the hot water tap. Therefore, when the hot water tap is closed after the occurrence of non-ignition, and then the hot water tap is opened again, the normal ignition process is executed.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
Therefore, in the conventional combustion device, the ignition command is canceled after the non-ignition to the burner has occurred, and then, if there is an ignition command within a short time, the raw gas that has flowed out at the time of non-ignition remains, In addition, the residual gas may not be completely discharged only by the operation of the ventilation means by executing the normal ignition process, and there is a possibility that a loud ignition sound is generated at the time of ignition accompanying the execution of the normal ignition process.
[0005]
The present invention pays attention to such a conventional problem, and its purpose is to generate a large ignition sound due to residual raw gas even when the ignition command is canceled after non-ignition to the burner occurs. It is in providing the combustion apparatus which can prevent generation | occurrence | production reliably.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve this object, according to the first aspect of the present invention, when non-ignition of the burner occurs, the occurrence of non-ignition is memorized even if the ignition command is canceled, and ignition is properly performed. A non-ignition memory means for canceling the memory of the occurrence of non-ignition is provided, and when there is an ignition command, the non-ignition occurrence is stored based on the stored information of the non-ignition memory means. Therefore, if the ignition command is canceled after the occurrence of non-ignition and the ignition command is issued after that, the ventilation means is operated for a non-ignition set time longer than the normal set time. .
Therefore, even if the ignition command is canceled immediately after the occurrence of non-ignition, and the ignition command is issued again, the raw gas that has flowed out at the time of non-ignition is completely discharged and then ignited. If there is no loud ignition sound due to residual raw gas, etc., and the non-ignition storage means does not memorize the occurrence of non-ignition, normal ignition processing is executed, so the time from ignition command to ignition is reduced. Generation of a loud ignition sound due to residual raw gas or the like can be reliably prevented without making it unnecessarily long.
[0007]
Further, according to according to the invention described in
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The example which applied the combustion apparatus by this invention to the hot water supply apparatus is demonstrated based on drawing.
As shown in FIG. 1, this hot water supply apparatus heats water and supplies hot water supply section K, control section H as a control means for controlling the operation of hot water supply section K, and commands control information to control section H. A remote control operation unit R is provided.
[0010]
The hot water supply section K detects a
[0011]
The
[0012]
The remote control operation unit R is communicably connected to the control unit H, sets an
[0013]
The control unit H includes a microcomputer, and includes a
The combustion control means 100 starts combustion of the
[0014]
More specifically, after the operation state is set in accordance with the ON operation of the
Then, it is detected whether or not the
Thereafter, the hot water supply temperature is set to the target hot water supply temperature on the basis of the detection information of the incoming
The rotational speed control of the
[0016]
The ventilation state discriminating means 101 rotates the
More specifically, the drive power supply amount necessary for controlling the
[0017]
The non-ignition storage means 102 stores the non-ignition when the above-described normal ignition process is performed on the
More specifically, when the ignition of the
When the ignition command is issued from the next time, if the occurrence of non-ignition is stored based on the storage information of the occurrence of non-ignition, the ignition process for non-ignition is executed. The process is executed.
[0018]
In this way, the ventilation state is determined when the
[0019]
The
In other words, even if the ventilation state deteriorates and is not appropriate, the raw gas that has flowed out over time may be discharged spontaneously, and therefore, if the set time elapses after non-ignition has occurred, the non-ignition occurrence is stored. When the ignition command is issued, the normal ignition process for the
[0020]
Next, the control operation of the control unit H will be described based on the control flowcharts shown in FIGS.
When a power switch (not shown) is turned on, the suppression flag storing the non-ignition occurrence of the
After that, when the
[0021]
If the suppression flag is ON (step 5), the amount of drive power supplied to the fan drive motor is adjusted so that the actual rotational speed of the
When it is determined that the ventilation state is appropriate (step 10), the
[0022]
When the ignition operation to the
Such normal combustion control is executed until the
[0023]
If the ignition of the
[0024]
When the reignition operation for the
[0025]
As described above, when it is determined that the ventilation state is not appropriate due to the blockage in the ventilation path of the combustion air (step 22), an error is displayed on the display unit 17 (steps 11 to 13). When the
[0026]
[Another embodiment]
[0027]
( 1 ) In the above embodiment, in the set driving state in which the actual rotational speed of the
In other words, in the proper ventilation state, the rotation speed of the
[0028]
( 2 ) In the above embodiment, if the ventilation state is appropriate when the
[0029]
( 3 ) In the above embodiment, the combustion apparatus according to the present invention is applied to the hot water supply apparatus, but may be applied to other apparatuses.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic configuration diagram of a hot water supply apparatus. FIG. 2 is a control flowchart of a hot water supply apparatus. FIG. 3 is a control flowchart of a hot water supply apparatus.
2
Claims (1)
前記不着火が発生すると、点火指令が解除されても不着火の発生を記憶し、かつ、点火が適正に行われると、不着火発生の記憶を解除する不着火記憶手段が設けられ、前記制御手段は、点火指令があると、前記不着火記憶手段の記憶情報に基づいて、不着火発生を記憶していると、前記不着火用点火処理を実行し、不着火発生を記憶していないと、前記通常点火処理を実行するように構成し、
前記不着火が発生した後に設定時間経過すると、前記不着火記憶手段による不着火発生の記憶を解除する記憶解除手段を設けてある燃焼装置。When there is a burner, ventilation means for venting combustion air to the burner, and an ignition command, a normal ignition process for performing an ignition operation on the burner after operating the ventilation means for a normal set time, and At the time of non-ignition of the burner by the normal ignition process, the ventilation means is operated for a non-ignition setting time longer than the normal setting time, and combustion is performed based on the work amount in the set driving state of the ventilation means during the operation. A combustion apparatus provided with a control means for performing a non-ignition ignition process for determining a ventilation state of air and performing a re-ignition operation to the burner in the case of a proper ventilation state,
When the non-ignition occurs, even if the ignition command is released, the occurrence of non-ignition is stored, and when ignition is properly performed, non-ignition storage means is provided for releasing the non-ignition occurrence and the control If there is an ignition command, the means stores the non-ignition occurrence based on the storage information of the non-ignition storage means, executes the non-ignition ignition process, and does not store the non-ignition occurrence , Configured to perform the normal ignition process ,
A combustion apparatus provided with a memory canceling means for canceling the memory of the non-ignition occurrence by the non-ignition storage means when a set time elapses after the non-ignition occurs .
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JP5593839B2 (en) * | 2010-05-28 | 2014-09-24 | 株式会社ノーリツ | Combustion device |
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1997
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