JP3783441B2 - Rotating blackboard - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、黒板本体の回転を使用位置で禁止するロック機能を有した回転黒板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
回転黒板とは、黒板本体の表裏面を反転させその両面を使用できるようにしたもので、通常、黒板本体の両側方に設けられ黒板本体を回転可能に枢支する一対の脚支柱と、起立位置で黒板本体の回転を禁止するロック機構とを備えている。
従来利用されてきたロック機構としては、例えば、一方の脚支柱の内側面に貼着したゴム材と、他方の脚支柱の内側面からピンを螺合させて進退させるべく設けたグリップとから構成したものが知られている。これらゴム材やピンは、黒板本体の使用位置においてその側面下端部に対応する位置に設けられており、使用位置でグリップを回してピンを突出させ黒板本体の一方の側面を押圧することにより他方の側面をゴム材に押圧し、これら側面とゴム材間の摩擦により黒板本体の回転を禁止するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このものは、ロック時及びロック解除時共にグリップを回転させる動作が必要で、特にロック時にはかなり強い力でグリップを回しピンを締め込んでいく動作が必要である。そのため、例えば、手の不自由な人や、女性や老人には操作が行いづらい上、どの程度までピンを締め込めば、黒板本体がロックされるのか判断が難しく、衝撃等で書き込み中不意にロックが解除されて黒板本体が回転することがある等、回転を禁止する確実性が低いものであった。
【0004】
一方、左右の脚支柱を連結する横架材の上面左右両端にその先端に係合凹部を有する係合部材を上下動可能に設け、使用位置において黒板本体の下縁部を前記係合凹部に係合させて黒板本体の回転をロックするものもある。
この係合部材を上下動させる機構としては、レール部材等から構成されるスライド機構を介して上下方向にスライドさせるものや、基端を横架材に軸着し黒板本体の厚み方向に沿った仮想面内で回動する回動アームの回動端に係合部材を配設しているようなもの等が考えられる。
【0005】
しかしながら、前者のようなスライド機構は、回転黒板のように係合部材を頻繁に上下動させるものでは部材の摩耗が激しくなる等、耐久性の点で問題がある。一方、後者の回動アームの場合、黒板本体と係合部材の係合を円滑なものにすべく、該回動アームの上下動を鉛直方向に近付けようとすると回動アームが黒板本体の厚み方向に飛び出し嵩高いものとなる恐れがある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このような不具合を解決するために、本発明の回転黒板は、ロック機構を構成する回動アームを黒板本体の面方向に沿って延出し、前記面方向に沿った仮想面内で回動するものとしている。
【0007】
【発明の実施の形態】
すなわち、本発明の回転黒板は、反転させることによって両面を使用できるようにした回転可能な黒板本体と、前記黒板本体を回転可能に支持する支持体と、使用位置にある前記黒板本体の下縁に係合してその回転を禁止するとともに前記黒板本体から落ちる粉等を受ける粉受を操作部として操作することによりその係合を解除して黒板本体の回転を許容するロック機構とを具備してなり、前記ロック機構が、基端を前記支持体の一部に回動可能に軸着され前記基端から前記黒板本体の面方向に沿って延出した回動端を前記黒板本体の面方向に沿った仮想面内で上下方向に回動する回動アームと、前記回動アームの回動端に設けられ黒板本体に係合すると共に、上面の前後端部を略山形の形状、すなわち、黒板本体の厚み方向中央に向かって漸次細くなるテーパ状をなすテーパ面を有する係合部とを具備してなり、更に、前記黒板本体が、その枠材の上下縁に、先端部に向かって漸次細くなるテーパ面を有していることを特徴とする。
【0008】
このような構成のものであると、黒板本体の厚み方向への飛び出しを防止しながら回動アームの長さを自由に設定することが可能となり、特に、係合部の昇降を鉛直方向に近付けるべく回動アームを長尺に設定しても該回動アームを黒板本体の厚み内に収容して、外観を良好なものとしながら、黒板本体と係合部の係合動作も円滑なものとすることが可能となる。しかも、通常、上記構成の回転黒板においては、黒板本体は、厚み方向に沿った仮想面内で回転するため、該黒板本体の回転方向と係合部の回動方向は直交することとなる。そのため、黒板本体が、正逆どちらの回転方向から係合部に近付いても該係合部と黒板本体の係合動作が同様に行われることとなり、係合部と黒板本体の係合条件を黒板本体の正逆両方向で同一に設定することが容易となる。また、回動アームは、円滑な上下動作が可能となる上、例えば、スライド機構等に比べて部材の摩耗が少なく、耐久性の高いものとなるという利点もある。
【0009】
また、ロック機構の具体的な構成としては、前記回動アームを上方に付勢する付勢部材と、前記黒板本体の上下縁に設けられ前記係合部に係合する被係合部とを具備してなるものを挙げることができる。
ロックの確実性を高めるには、ロック機構を、黒板本体の巾方向両端に対をなして設けていることが望ましい。
【0010】
また、ロック機構を黒板本体の巾方向両端に対をなして設けている場合、前記操作部が、対をなすロック機構の回動アームの回動を連動して操作し得るものであることが望ましい。
【0011】
【実施例】
以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明する。
この回転黒板Aは、図1に示すように、反転させることによって両面を使用できるようにした回転可能な黒板本体1と、前記黒板本体1を回転可能に支持する支持体たる脚2と、前記黒板本体1から落下する粉等を受ける可動の粉受4と、前記粉受4を操作部とし使用位置にある前記黒板本体1に係合してその回転を禁止するとともに前記粉受4を操作することによりその係合を解除して黒板本体1の回転を許容するロック機構5とを具備してなるものである。
【0012】
黒板本体1は、書き込み板1aと、枠材1bとを具備してなり、その左右両側面中央付近において脚2に回動可能に枢支されたものである。ここでいう書き込み板1aは、水性ペン等による書き込みを行うホワイトボードや、チョーク等により書き込みを行うチョークボードを指すものである。枠材1bは、書き込み板1aの周囲に周設したものである。
【0013】
脚2は、前記黒板本体1の両側方に設けられた対をなす角パイプ製の支柱2aと、この支柱2aの下端を支持してなるベース2bと、対をなす支柱2aを連結すべく前記黒板本体1の下方に配設された横架材2dとを具備してなる。支柱2aは、その上端部に設けたピン15を介して前記黒板本体1の上下方向中心部を回転可能に支持している。ベース2bは、支柱2aと同様角パイプ製のもので、前後方向に配され、その下面には、黒板本体1を移動自在にすべくキャスタ2cが設けられている。横架材2dは、黒板本体1が回転するときに干渉しない位置で左右の支柱2a間に横架させた角パイプ製のものである。
【0014】
粉受4は、図1〜図3に示すように、その左右両端近傍に配設してなる一対の粉受ヒンジ部7を介して前記横架材2dに回動可能に枢支されているものであり、黒板本体1の巾方向ほぼ全長に亘って配設されている。この粉受4は、板金等を折り曲げ加工して形成したもので、使用位置において床面Fに対して略水平に配設され書き込み板1aから落下する粉やペン等を受ける受部4aと、前記受部4aの前端から前方に傾斜しながら起立してなる前方起立部4bと、前記受部4aの後端から後方に傾斜しながら起立してなる後方起立部4d並びにこの後方起立部4dの後端より略水平方向に伸び後述する回動アーム10を下方に押圧する位置に配設される押圧部4cとを具備してなり、前記受部4aの左右両端の下面に一対の略コ字型のブラケット6を溶接等適当な手段で固設している。前記粉受ヒンジ部7は、対向する前壁7a及び後壁7bと、これら前後壁7a、7bの上端を連結する頂壁7cと、前記前壁7aの左右両縁から前方に突設してなる一対の対向する側壁7dとを具備してなるもので、前記前後壁7a、7b及び頂壁7cを前記横架材2dの上部に嵌装しボルト等適当な手段で固設されている。そして、前記粉受4は、前記ブラケット6に穿設された孔6aに、前記粉受ヒンジ部7の左右両側壁7dに設けられた孔7eから挿入されたピン8を挿入することによって前記粉受ヒンジ部7に回動可能に枢支されている。なお、前記粉受4の左右両端近傍には、後述するロック機構5の係合部材12の上下動を許容する切り欠き4eが押圧部4cから後方起立部4dにかけて設けられている。
【0015】
ロック機構5は、前記粉受4を操作部とし使用位置にある前記黒板本体1に係合してその回転を禁止するとともに前記粉受4を操作することによりその係合を解除して黒板本体1の回転を許容するもので、前記横架材2dの左右両端近傍に配設され上下方向に回動する一対の回動アーム10と、前記回動アーム10を上方に付勢する付勢部材たるねじりコイルバネ11と、黒板本体1の上下縁に設けられた被係合部たる係合凸部9と、前記回動アーム10の回動端に設けられ前記係合凸部9に係合する係合部たる係合部材12とを具備してなるものである。
【0016】
回動アーム10は、前記粉受ヒンジ部7の頂壁7cの上面で且つ粉受4の押圧部4cの下方に配設された、対向する側壁10a及び頂壁10bを有し下方に開口してなるコ字型の部材で、その基端10cを前記粉受ヒンジ部7の頂壁7c上に上方を開口させて適当な手段で取着したコ字型部材13に回動可能に外嵌している。具体的には、この回動アーム10は、その基端10cを前後方向に水平に配設した軸14を介して前記コ字型部材13に上下回動可能に軸着され、前記基端10cから黒板本体1の面方向に沿って延出した先端10dを前記黒板本体1の面方向に沿った仮想面内で上下方向に回動し得る回動端とし、この回動端の上面に前記係合部材12を取着している。
【0017】
ねじりコイルバネ11は、キックバネと俗称される機能を営むために、回動アーム10の側壁10aに穿設された孔10eに挿通されている軸14の周りに巻回されたもので、一方の端部11aを回動アーム10の頂壁10bの下面に、他方の端部11bをコ字型部材13の底壁13aの上面に当接し、該回動アーム10を上方に向かって弾性付勢するように構成されている。
【0018】
係合部材12は、略直方体状のもので、上面中央に設けてなり前記係合凸部9と係合する係合凹部12aと、左右両側面の下方から左右両側方に向かって突設してなる被押圧部12bとを具備してなる。なお、この係合部材12の上面の前後端部は略山形の形状、すなわち、黒板本体1の厚み方向中央に向かって漸次細くなるテーパ状をなすテーパ面12cとなっている。
【0019】
係合凸部9は、前述した黒板本体1の枠材1bの上下縁に設けられたもので、先端部に向かって漸次細くなるテーパ面9aと、前記テーパ面9aから連続して鉛直方向に垂下する突条体9bとを具備してなるものである。
すなわち、このロック機構5は、使用位置にある黒板本体1の係合凸部9を係合部材12の係合凹部12aに係合して黒板本体1の回転を禁止し、黒板本体1を回転させる場合には、粉受4を上方に回動させ押圧部4cで係合部材12の被押圧部12bを押圧することにより回動アーム10を下方に回動させて前記係合凸部9と係合凹部12aとの係合を解除するものである。
【0020】
次に、この回転黒板1の操作方法について具体的に詳述する。
黒板本体1は、図4における実線及び図5に示すように、使用位置において、黒板本体1の係合凸部9と係合部材12の係合凹部12aが係合することによりその回転を禁止されている。黒板本体1の使用面を反転させる際には、使用者が粉受4を把持し上方に持ち上げるように回動させる。粉受4は、粉受ヒンジ部7を介して側面視時計回りに回動するため、図4中想像線で示すように、粉受4の後端側に配置されている押圧部4cが下降する。このとき、粉受4の押圧部4cの下面が、係合部材12の被押圧部12bを押圧するため、図4中想像線及び図6に示すように回動アーム10の先端10dが下降して、係合凹部12aと係合凸部9の係合が解除され、黒板本体1はその回転を許容される。係合凹部12aと係合凸部9の係合が解除された後、回動アーム10は、ねじりコイルバネ11により上方に付勢されているため、その先端10dが上方に回動し、それに伴って、被押圧部12bが粉受4の押圧部4cの下面を押圧することとなり、粉受4は側面視反時計回りに回動する。そして、受部4aの下面が粉受ヒンジ部7の側壁7dの上面に当接した時点でそれ以上の回動を禁止され粉受4は使用位置に保持される。
【0021】
一方、反転させた黒板本体1を再び使用位置に保持する場合には、反転後、黒板本体1の下縁側に位置することになった係合凸部9を係合部材12の係合凹部12aに前方若しくは後方から近付け、係合凹部9のテーパ面9aと係合部材12のテーパ面12cとを当接させると、係合凹部12aは経過的に退避動作を行った後に再び元の位置に復帰してその位置に到来した係合凸部9に自動的に係合することとなる。
【0022】
このような構成のものならば、前記回動アーム10が、前記黒板本体1の面方向に沿って延びこの面方向に沿った仮想面内で回動するものであるので、回動アーム10を外部に飛び出させずに横架材2dの厚み内に収容することが可能となり、回動アーム10の長さを所定距離取っても場所をとらないものとすることができる。また、このように回動アーム10の長さを所定距離取ることが可能であるため、係合部材12の昇降方向を鉛直方向に近付けることも容易となる。しかも、このものは、係合部材12を前後方向に変位させるものではないため、黒板本体1が前方若しくは後方のどちらから係合部材12に近付いてきても係合部材12と黒板本体1の係合動作が同様に行われることとなり、係合部材12と黒板本体1の係合条件を黒板本体1の正逆両回転方向で同一に設定することが容易となる。
【0023】
さらに、本実施例では、粉受4をロック機構5の操作部を兼ねるものにしているので、特別な操作手段を別個に構成する必要がなく、部品点数を少なくしコストダウンを図るとともに、簡単な構成で適正なロック機能を確保することができる。また、レバー機構やグリップが不要となり、デザインをシンプルにすることが可能になる。さらに、通常、粉受4は、左右の脚間のほぼ全長に亘って設けられているものであるため、係合部材12を左右離れた位置に配設しても別個に連動機構を設けることなく該粉受4によって適正に連動させることができるとともに、巾方向のどの位置からでも操作を行うことが可能となる。
【0024】
また、前記ロック機構5が、上下方向に回動する回動アーム10と、前記回動アーム10を上方に付勢するねじりコイルバネ11と、前記回動アーム10の回動端に設けられた係合部材12と、前記黒板本体1の上下縁に設けられ前記係合部材12に係合する係合凸部9とを具備してなるので、簡単な構成で操作性を良好なものとすることができる。
【0025】
なお、各部の具体的な構成は、上述した実施例に限定されるものではない。例えば、回動アーム10を操作する操作部は、上述した粉受4に限定されず、図7に示すような回動アーム10を直接的に操作すべく前記回動アーム10の基端10c側を外方に延出して一体的に設けた操作レバー15であってもよいのは勿論である。さらに、係合部をピン状のものとし、被係合部をそれを受容する穴状のものとしてもよい。その他の構成も、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
【0026】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したような形態で実施され以下に記載されるような効果を奏する。
すなわち、本発明の回転黒板は、反転させることによって両面を使用できるようにした回転可能な黒板本体と、前記黒板本体を回転可能に支持する支持体と、使用位置にある前記黒板本体の下縁に係合してその回転を禁止するとともに前記黒板本体から落ちる粉等を受ける粉受を操作部として操作することによりその係合を解除して黒板本体の回転を許容するロック機構とを具備してなり、前記ロック機構が、基端を前記支持体の一部に回動可能に軸着され前記基端から前記黒板本体の面方向に沿って延出した回動端を前記黒板本体の面方向に沿った仮想面内で上下方向に回動する回動アームと、前記回動アームの回動端に設けられ黒板本体に係合すると共に、上面の前後端部を略山形の形状、すなわち、黒板本体の厚み方向中央に向かって漸次細くなるテーパ状をなすテーパ面を有する係合部とを具備してなり、更に、前記黒板本体が、その枠材の上下縁に、先端部に向かって漸次細くなるテーパ面を有していることを特徴とするものであるので、回動アームを外部に飛び出させずに黒板本体の厚み内に収容することが可能となり、見栄えを良好にするとともに回動アームの長さを所定距離取っても場所をとらないものとすることができる。特に、係合部の昇降を鉛直方向に近付けるべく回動アームを長尺に設定しても該回動アームを黒板本体の厚み内に収容することが可能となり、外観を良好なものとしながら、黒板本体と係合部の係合動作も円滑なものとし得る。しかも、本願構成によると、黒板本体が、正逆どちらの回転方向から係合部に近付いても該係合部と黒板本体の係合動作が同様に行われることとなり、係合部と黒板本体の係合条件を黒板本体の正逆両回転方向で同一に設定することが容易となる。また、回動アームは、円滑な上下動作が可能となる上、例えば、スライド機構等に比べて部材の摩耗が少なく、耐久性の高いものとなるという利点もある。
【0027】
また、前記ロック機構が、前記回動アームを上方に付勢する付勢部材と、前記黒板本体の上下縁に設けられ前記係合部に係合する被係合部とを具備してなるならば、簡単な構成でロック機構の操作性を良好なものとすることができる。
前記ロック機構を、黒板本体の巾方向両端に対をなして設けているならば、ロックの確実性を高めることが可能となる。
【0028】
また、特に、ロック機構を黒板本体の巾方向両端に対をなして設けている場合、操作部が、対をなすロック機構の回動アームの回動を連動して操作し得るものであるならば、巾方向両端のロック機構の操作が一度に行え、ロック操作が特に良好なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す全体斜視図。
【図2】同要部を示す斜視図。
【図3】同要部を示す分解斜視図。
【図4】同作用説明図。
【図5】同作用説明図。
【図6】同作用説明図。
【図7】本発明の一変形例を示す模式的な図。
【符号の説明】
A…回転黒板
1…黒板本体
2…支持体(脚)
4…操作部(粉受)
5…ロック機構
9…被係合部(係合凸部)
10…回動アーム
11…付勢部材(ねじりコイルバネ)
12…係合部(係合部材)[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a rotating blackboard having a lock function for prohibiting rotation of a blackboard body at a use position.
[0002]
[Prior art]
A rotating blackboard is one that can be used by reversing the front and back sides of the blackboard body, usually a pair of leg posts that are provided on both sides of the blackboard body to pivotally support the blackboard body, and to stand upright. And a lock mechanism that prohibits rotation of the blackboard body at the position.
As a lock mechanism that has been used in the past, for example, it is composed of a rubber material adhered to the inner surface of one leg strut, and a grip provided to advance and retract by screwing a pin from the inner surface of the other leg strut Is known. These rubber materials and pins are provided at a position corresponding to the lower end of the side surface at the use position of the blackboard body, and the other is obtained by rotating the grip at the use position to project the pin and pressing one side surface of the blackboard body. The side surface of the blackboard is pressed against the rubber material, and the rotation of the blackboard body is prohibited by the friction between the side surface and the rubber material.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, this requires an operation of rotating the grip both when locked and unlocked, and particularly when locking, it requires an operation of turning the grip and tightening the pin with a considerably strong force. Therefore, for example, it is difficult for people with disabilities, women and elderly people to operate, and it is difficult to judge how much the pin will be locked if the blackboard body is locked. The certainty of prohibiting the rotation is low, such as the blackboard body may rotate after the lock is released.
[0004]
On the other hand, an engagement member having an engagement recess at the tip thereof is provided at both ends of the upper surface of the horizontal member connecting the left and right leg columns so as to be movable up and down. Some lock the blackboard body by engaging it.
As a mechanism for moving the engagement member up and down, a mechanism that slides up and down via a slide mechanism constituted by a rail member or the like, or a base end that is pivotally attached to a horizontal member and along the thickness direction of the blackboard body The thing etc. which have arrange | positioned the engaging member to the rotation end of the rotation arm rotated in a virtual surface can be considered.
[0005]
However, the slide mechanism such as the former has a problem in terms of durability, such as a member that frequently moves the engaging member up and down, such as a rotating blackboard, that the member wears heavily. On the other hand, in the case of the latter rotating arm, when the vertical movement of the rotating arm is moved closer to the vertical direction in order to make the engagement between the blackboard body and the engaging member smooth, the rotating arm becomes thicker than the blackboard body. There is a risk of jumping in the direction and becoming bulky.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve such a problem, the rotating blackboard of the present invention extends the rotating arm constituting the locking mechanism along the surface direction of the blackboard body, and rotates in a virtual plane along the surface direction. It is supposed to be.
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
That is, the rotating blackboard of the present invention comprises a rotatable blackboard body that can be used on both sides by being inverted, a support that rotatably supports the blackboard body, and a lower edge of the blackboard body in a use position. A lock mechanism that prohibits the rotation of the blackboard body by disengaging the blackboard body by operating a powder receiver that receives powder falling from the blackboard body as an operating portion. The lock mechanism is pivotally attached to a part of the support so that the base end thereof is pivotally supported and extends from the base end along the surface direction of the blackboard body. A pivot arm that pivots up and down in a virtual plane along the direction, and engages with the blackboard body provided at the pivot end of the pivot arm, and the front and rear end portions of the upper surface are substantially chevron-shaped, , Towards the thickness direction center of the blackboard body An engagement portion having a tapered surface that is tapered next, and the blackboard body has a tapered surface that gradually decreases toward the tip at the upper and lower edges of the frame member. It is characterized by being.
[0008]
With such a configuration, it becomes possible to freely set the length of the rotating arm while preventing the blackboard body from jumping out in the thickness direction, and in particular, the raising and lowering of the engaging portion is brought closer to the vertical direction. Even if the rotating arm is set as long as possible, the rotating arm is accommodated within the thickness of the blackboard body, and the appearance of the blackboard body and the engaging portion are smoothly engaged while the appearance is good. It becomes possible to do. Moreover, normally, in the rotating blackboard having the above-described configuration, the blackboard body rotates in a virtual plane along the thickness direction, so that the rotation direction of the blackboard body and the rotation direction of the engaging portion are orthogonal to each other. Therefore, even if the blackboard body approaches the engagement portion from either the forward or reverse rotation direction, the engagement operation between the engagement portion and the blackboard body is performed in the same manner. It becomes easy to set the same in both forward and reverse directions of the blackboard body. In addition, the rotating arm can smoothly move up and down, and has an advantage that the member has less wear and higher durability than a slide mechanism, for example.
[0009]
Further, as a specific configuration of the lock mechanism, an urging member that urges the rotating arm upward, and an engaged portion that is provided on the upper and lower edges of the blackboard body and engages with the engaging portion. What is provided can be mentioned.
In order to increase the locking reliability, it is desirable to provide a pair of locking mechanisms at both ends in the width direction of the blackboard body.
[0010]
Further, when the lock mechanism is provided as a pair at both ends in the width direction of the blackboard body, the operation unit may be operated in conjunction with the rotation of the rotation arm of the pair of lock mechanisms. desirable.
[0011]
【Example】
An embodiment of the present invention will be described below with reference to the drawings.
As shown in FIG. 1, the rotating blackboard A includes a
[0012]
The
[0013]
The
[0014]
As shown in FIGS. 1 to 3, the powder receiver 4 is pivotally supported by the
[0015]
The
[0016]
The
[0017]
The
[0018]
The engaging
[0019]
The engaging
That is, the
[0020]
Next, the operation method of the
As shown in the solid line in FIG. 4 and FIG. 5, the
[0021]
On the other hand, when the
[0022]
With such a configuration, the
[0023]
Furthermore, in the present embodiment, the powder receiver 4 also serves as the operation portion of the
[0024]
The
[0025]
The specific configuration of each unit is not limited to the above-described embodiment. For example, the operation unit for operating the
[0026]
【The invention's effect】
The present invention is implemented in the form as described above and has the following effects.
That is, the rotating blackboard of the present invention comprises a rotatable blackboard body that can be used on both sides by being inverted, a support that rotatably supports the blackboard body, and a lower edge of the blackboard body in a use position. A lock mechanism that prohibits the rotation of the blackboard body by disengaging the blackboard body by operating a powder receiver that receives powder falling from the blackboard body as an operating portion. The lock mechanism is pivotally attached to a part of the support so that the base end thereof is pivotally supported and extends from the base end along the surface direction of the blackboard body. A pivot arm that pivots up and down in a virtual plane along the direction, and engages with the blackboard body provided at the pivot end of the pivot arm, and the front and rear end portions of the upper surface are substantially chevron-shaped, , Towards the thickness direction center of the blackboard body An engagement portion having a tapered surface that is tapered next, and the blackboard body has a tapered surface that gradually decreases toward the tip at the upper and lower edges of the frame member. Therefore, the rotating arm can be accommodated within the thickness of the blackboard body without projecting to the outside, the appearance is improved, and the length of the rotating arm is set at a predetermined distance. However, it can be a place that does not take up space. In particular, it is possible to accommodate the rotating arm within the thickness of the blackboard body even if the rotating arm is set to be long in order to bring the engaging part up and down in the vertical direction, and the appearance is good, The engaging operation between the blackboard body and the engaging portion can also be made smooth. In addition, according to the configuration of the present application, even if the blackboard body approaches the engagement portion from either the forward or reverse rotation direction, the engagement operation between the engagement portion and the blackboard body is performed in the same manner. It is easy to set the same engagement condition in both the forward and reverse rotation directions of the blackboard body. In addition, the rotating arm can smoothly move up and down, and has an advantage that the member has less wear and higher durability than a slide mechanism, for example.
[0027]
If the lock mechanism includes an urging member that urges the rotating arm upward, and an engaged portion that is provided on the upper and lower edges of the blackboard body and engages with the engaging portion. Thus, the operability of the lock mechanism can be improved with a simple configuration.
If the lock mechanism is provided as a pair at both ends in the width direction of the blackboard body, the certainty of the lock can be improved.
[0028]
In particular, when the lock mechanism is provided as a pair at both ends in the width direction of the blackboard body, the operation unit can be operated in conjunction with the rotation of the rotation arm of the pair of lock mechanisms. For example, the lock mechanisms at both ends in the width direction can be operated at once, and the lock operation is particularly good.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall perspective view showing an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a perspective view showing the main part.
FIG. 3 is an exploded perspective view showing the main part.
FIG. 4 is an explanatory diagram of the operation.
FIG. 5 is an explanatory diagram of the operation.
FIG. 6 is an explanatory diagram of the operation.
FIG. 7 is a schematic diagram showing a modification of the present invention.
[Explanation of symbols]
A ...
4 ... Operation part (powder holder)
5 ...
10 ... Rotating
12 ... engaging part (engaging member)
Claims (4)
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JP37289798A JP3783441B2 (en) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | Rotating blackboard |
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Family Applications (1)
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