JP3783332B2 - Atomic absorption photometer - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は原子吸光光度計、更に詳細には、試料を原子化する熱源として、ガスを燃焼した炎を用いる、フレーム式原子吸光光度計に関する。
【0002】
【従来の技術】
フレーム式の原子吸光光度計では、バーナにより試料を燃焼することにより、バーナヘッドに設けたスロット上に炎を発生させて原子吸光分析を行う。図3は従来からのバーナ1の構成を示す斜視図であり、32は燃焼ガスであるアセチレン(以下、C2 H2 と略す)を供給する燃焼ガス導入部、33は助燃ガスである空気(以下、AIRと略す)を供給するAIR導入部、34は同じく助燃ガスである一酸化二窒素(以下、N2 Oと略す)を供給するN2 O導入部、35は試料導入部、36はバーナヘッド、37はバーナヘッドとガス導入部とを接続するためのバーナヘッド着脱部、38はバーナヘッドにの上面に形成された炎を発生するためのスロットである。
【0003】
原子吸光光度計では、通常、AIR−C2 H2 炎を使用し、この場合は、燃焼ガスの吹き出し口であるスロット38の長辺の長い(例として10cm)AIR−C2 H2 炎用バーナを装着し、AIR−C2 H2 炎を燃焼させて測定する。
【0004】
一方、より高温の炎を得るためには、N2 O−C2 H2 炎を使用するが、このときにはスロット38の長辺の短い(例として5cm)、N2 O−C2 H2 炎用バーナを装着する必要がある。
【0005】
このようにスロットの異なるバーナヘッドに取り替えるのは、N2 O−C2 H2 炎は、燃焼時の化学反応エネルギーが大きく、燃焼速度が速いので、炎を形成する箇所でのガスの流速を大きくしないと逆火(炎がスロットを越えてバーナ内部に入り込むことをいう)が起きるからである。逆火は装置内部でのガス爆発を招き、大変危険である。
【0006】
AIR−C2 H2 炎では、燃焼速度が比較的遅いので、AIR−C2 H2 炎用バーナもN2 O−C2 H2 炎用バーナも安全に使用することができる。しかし、スロット長が長い方が吸光度が大きくなり測定に有利なため、通常はAIR−C2 H2 炎用バーナを使用する。
【0007】
したがって、装置には、スロット長の短いN2 O−C2 H2 炎用バーナが装着されていることを検出した場合にのみ、N2 O導入部4の上流側に設けてあるN2 O供給用弁を開くことができるインターロック機能が安全のため搭載されている。
【0008】
しかし、このインターロックに故障があった際に、N2 O−C2 H2 炎用バーナが装着されていないときに「N2 O−C2 H2 炎用バーナが装着されていない」と必ず認識する保証がなくなってしまうので、完全な安全機構とはならなかった。そのため、この問題を回避するために、2重の検出機構を取り付けるなどしていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
このように、N2 O−C2 H2 炎用バーナ検出センサには、信頼性が高く高価なものを用いるか、あるいは、センサを2重以上に取り付けるかしなければならず、いずれもコストの上昇をもたらしていた。
【0010】
本発明は安価なセンサを1つのみ用いるだけであり、しかも、完全な安全機構を有する原子吸光光度計を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するためになされた本発明の原子吸光光度計は、操作者に、N2 O−C2 H2 炎用バーナ検出センサが正常に動作していることを、必然的に確認させる操作手順を加えたことを特徴とする。
【0012】
すなわち、本発明の原子吸光光度計は、N2 OとC2 H2 の混合ガスによるN2 O−C2 H2 炎を使用するためのN2 O−C2 H2 炎用バーナと、AIRとアセチレンの混合ガスを燃焼したAIR−C2 H2 炎を使用するためのAIR−C2 H2 炎用バーナとを着脱可能に構成された原子吸光光度計において、N2 O−C2 H2 炎用バーナに付設されたN2 O−C2 H2 炎用バーナ識別部と、N2 O−C2 H2 炎用バーナ識別部を認識するためのN2 O−C2 H2 炎用バーナ識別部認識手段と、最初にN2O−C2H2炎用バーナの着脱を促し、その際にN2O−C2H2炎用バーナ識別部認識手段からの信号が変化することにより前記N2 O−C2 H2 炎用バーナ識別部認識手段が正常であるかを確認し、続いてN2 O−C2 H2 炎用バーナが装着されているかを確認する一連の操作を誘導するための表示を行う表示手段と、前記一連の操作を誘導する表示を行うための制御とともに、N2 O−C2 H2 炎用バーナが装着されていないことを確認したときはN2 Oのバーナへの供給を禁止する制御を行う制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0013】
バーナ識別部認識手段として機能するバーナ検出センサには、通常はホトインタラプタやマイクロスイッチなどが用いられ、N2 O−C2 H2 炎用バーナ装着時にそのセンサが作動し、出力信号に変化が生じる。この際、出力に何らの変化も生じないならばセンサが故障していると判定できる。
【0014】
そこで、操作者がN2 O−C2 H2 炎を点火する前に、バーナ検出センサの動作を確認するため、N2 O−C2 H2 炎用バーナを装着する旨の表示をし、N2 O−C2 H2 炎用バーナを装着するか、あるいは、既に装着されている場合には、一旦外し再度装着するよう促す。操作者が指示通り実行し、センサが正常に動作していることが確認できれば、N2 O−C2 H2 炎の使用を許可し、以降の点火操作でN2 O−C2 H2 炎に点火をすることができるようにする。もし、センサが故障しているならば、センサが故障である旨の表示をし、次回の確認手順によりセンサの正常な動作が確認されるまで、N2 O−C2 H2 炎の使用を禁止し、点火できないようにする。また、操作者がバーナ検出センサの動作の確認を無視した場合にも、同様に使用を禁止する。
【0015】
以上のような操作手順を加えることによって、N2 O−C2 H2 炎用バーナが装着されていることが正しく検出できるようになり、センサが1つのみでも完全な安全機構を構成することができる。
【0016】
仮に、操作者がAIR−C2 H2 炎用バーナしか保有していない場合は、当然、N2 O−C2 H2 炎の使用は禁止されるが、AIR−C2 H2 炎の使用は禁止されないので、AIR−C2 H2 炎での測定に支障を来すことはない。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1に本発明の一実施例である原子吸光光度計の構成図を示す。なお、図3に示したのと同じものは同符号を付することにより説明を省略する。本図において1はマイクロプロセッサ、2は動作フローのプログラムや装置状態のデータ等を記憶するための記憶装置、3はマイクロプロセッサの入力回路、4はマイクロプロセッサの出力回路、5はメッセージなどを表示するための表示装置である。これらには汎用のコンピュータシステムを用いている。11はC2 H2 用電磁弁、12はAIR用電磁弁、13はN2 O用電磁弁であり、それぞれC2 H2 用配管14、AIR用配管15、N2 O用配管16に取り付けられ、マイクロプロセッサ1の信号により開閉動作が行われるようにしてある。17はN2 O−C2 H2 炎用バーナであり、このバーナには鎖18を介してピン19が連結されている。そして、原子吸光光度計のバーナ設置位置の近傍にはピンホルダ20が設けてあり、ここにピン19が差し込めるようになっている。このピンホルダ19にはホトインタラプタ21が取り付けてあり、ピン19が差し込まれるとホトインタラプタ21の光路が遮断されて信号が出るようにしてある。つまり、N2 O−C2 H2 炎用バーナ17の装着をピン19の差し込みで検出するようにしてある。なお、この図では流量調整装置、点火装置、圧力監視装置、試料導入部あるいは原子吸光光度計に必要な光学系は省略してある。
【0018】
次に、本実施例での動作について説明する。マイクロプロセッサ1がC2 H2 用電磁弁11、AIR用電磁弁12、N2 O用電磁弁13を制御して、バーナで混合ガスを燃焼させる。操作者はAIR−C2 H2 炎か、N2 O−C2 H2 炎のどちらかを選択し、その指示により、マイクロプロセッサ1はAIR用電磁弁12かN2 O用電磁弁13の一方だけを開く。このマイクロプロセッサ1は記憶装置2に予め記録されているプログラムによって動作する。図2に、マイクロプロセッサ1の動作フローを示す。
【0019】
操作者がN2 O−C2 H2 炎を点火する前に、バーナ検出センサの動作を確認させる操作手順を行う。
【0020】
前半(st1〜st3)は、N2 O−C2 H2 炎用バーナ17が装着されていないにも拘わらず、装着されていると認識するような、故障をしていないかを、確認させる操作手順である。
【0021】
ホトインタラプタ21からの出力信号は入力回路3を通じて、マイクロプロセッサ1に伝えられている。この信号レベルにより、ピン19の状況を確認する(st1)。ピン19が既に差し込まれているのであれば、対話的に表示装置に「ピンを抜く」表示を行い、ピンを抜く動作を促すように誘導指示する(st2)。この指示は、操作者の操作ミスを許容するため複数回表示と状況の確認を繰り返す。ここでは3回としてある。
【0022】
操作者が指示通り実行し、ホトインタラプタ21から入力回路3に至る、バーナ検出センサ系が、ここまで正常に動作していることを、マイクロプロセッサ1が確認できれば、その情報を記憶装置2に記憶し、後半のN2 O−C2 H2 炎用バーナ17の装着の確認(st4)に進む。
【0023】
もし、ホトインタラプタ21からの出力信号が変化したと、マイクロプロセッサ1が認識しなければ、センサの故障であるので、その情報を記憶装置2に記憶し、「センサが故障しています」とのメッセージを表示装置5に表示し、以後、N2 O−C2 H2 炎の使用を禁止する(st3)。また、操作者がバーナ検出センサの動作確認を、無視したり忘れた場合にも使用を禁止する。
【0024】
後半(st4〜st6)は、実際にN2 O−C2 H2 炎用バーナ17が装着されて、バーナ検出センサが、そのことを検出しているかの確認手順である。
【0025】
ピン19が抜かれているか、または、指示により、操作者が抜いたことを確認したならば、「ピンを差し込んでください」とのメッセージを表示装置5に表示し(st4)、操作者がN2 O−C2 H2 炎用バーナ17を装着してピン19をピンホルダ20に差し込むと、ホトインタラプタ21からの出力信号が変化したことが入力回路3を通じて、マイクロプロセッサ1に伝えられる(st5)。ここまでの手順により、N2 O−C2 H2 炎用バーナ17が装着されて、ホトインタラプタ21から入力回路3に至るバーナ検出センサ系が正常に動作していることを確認できたので、マイクロプロセッサ1はN2 O−C2 H2 炎の使用を許可し(st6)、その情報を記憶装置2に記憶する。
【0026】
もし、ホトインタラプタ21からの出力信号が変化したと、マイクロプロセッサ1が認識しなければ、N2 O−C2 H2 炎用バーナ17が装着されていないか、センサの故障であるので、その情報を記憶装置2に記憶し、「センサが故障しています」とのメッセージを表示装置5に表示し、以後、N2 O−C2 H2 炎の使用を禁止する(st3)。
【0027】
これ以降、操作者がN2 O−C2 H2 炎の点火操作を行うと、マイクロプロセッサ1は記憶装置2の情報に基づき、使用が許可されているときだけ、C2 H2 用電磁弁11とN2 O用電磁弁13を制御して、N2 O−C2 H2 炎用バーナ17で混合ガスを燃焼させる。使用が許可されていないときは、何もしないか、「センサが故障しているか、N2 O−C2 H2 炎用バーナが装着されていませんので、点火できません」とのメッセージを表示装置5に表示する。
【0028】
以上のような操作手順を加えることによって、N2 O−C2 H2 炎用バーナ17が装着されていることが正しく検出できるようになり、センサが1つのみでも完全な安全機構を構成することができる。
【0029】
本実施例では、N2 O−C2 H2 炎を点火する前ごとに、バーナ検出センサの動作を確認する手順を行うが、前半に相当する図2のst1からst3の部分は、装置初期化時に1回だけ確認してもいい。なぜならば、一旦正常に動作したセンサが、使用中に故障することは稀であるからである。この方法では、操作者の確認操作を、装置運転中のうち、1回にとどめることができる。
【0030】
また、本実施例ではバーナ検出センサとしてホトインタラプタを用いたが、これに限るものではなく、機械的にピンの有無を判断するマイクロスイッチなどでもよい。
【0031】
【発明の効果】
操作者に、N2 O−C2 H2 炎用バーナ検出センサが正常に動作していることを、必然的に確認させる操作手順を加えることによって、N2 O−C2 H2 炎用バーナが装着されていることが正しく検出できるようになり、センサが1つのみでも完全な安全機構を構成することができる。
【0032】
操作者がAIR−C2 H2 炎用バーナしか保有していない場合でも、AIR−C2 H2 炎の使用は禁止されないので、AIR−C2 H2 炎での測定に支障を来すことはない。
【0033】
N2 O−C2 H2 炎用バーナ検出センサに、信頼性が高く高価なものを用いたり、あるいは、センサを2重以上に取り付ける必要がなくなるので、コストダウンと装置の小型化が実現できる。
【0034】
N2 O−C2 H2 炎用バーナが装着されていることを検出するセンサを具備する、原子吸光光度計に対し、ソフトウェアの変更だけで対応できるので、既存装置も含め、コストの上昇や装置の大型化を全くもたらすことなく、容易に実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である原子吸光光度計の全体構成図。
【図2】本発明の一実施例である原子吸光分光光度計の動作フロー図。
【図3】原子吸光光度計のバーナー部分の構成を示す斜視図。
【符号の説明】
1:マイクロプロセッサ
2:記憶装置
5:表示装置
11:C2 H2 用電磁弁
12:AIR用電磁弁
13:N2 O用電磁弁
14:C2 H2 用配管
15:AIR用配管
16:N2 O用配管
17:N2 O−C2 H2 炎用バーナ
18:鎖
19:ピン
20:ピンホルダ
21:ホトインタラプタ
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an atomic absorption photometer, and more particularly, to a flame type atomic absorption photometer using a flame in which a gas is burned as a heat source for atomizing a sample.
[0002]
[Prior art]
In a flame type atomic absorption photometer, a sample is burned by a burner to generate a flame on a slot provided in the burner head and perform atomic absorption analysis. FIG. 3 is a perspective view showing the structure of a conventional burner 1, 32 is a combustion gas introduction section for supplying acetylene (hereinafter abbreviated as C 2 H 2) as combustion gas, and 33 is air (hereinafter referred to as “combustion gas”). (Referred to as AIR) AIR introduction section 34, N2 O introduction section 34 for supplying dinitrogen monoxide (hereinafter abbreviated as N2 O), which is also an auxiliary combustion gas, 35, sample introduction section, 36, burner head, 37 Is a burner head attaching / detaching portion for connecting the burner head and the gas introducing portion, and 38 is a slot for generating a flame formed on the upper surface of the burner head.
[0003]
In an atomic absorption photometer, an AIR-C2 H2 flame is usually used. In this case, an AIR-C2 H2 flame burner having a long side (for example, 10 cm) having a long side of a slot 38 as a combustion gas outlet is attached. Measure by burning an AIR-C2 H2 flame.
[0004]
On the other hand, in order to obtain a higher temperature flame, an N2 O-C2 H2 flame is used, but at this time, the long side of the slot 38 is short (for example, 5 cm), and it is necessary to install an N2 O-C2 H2 flame burner. There is.
[0005]
The N2 O-C2 H2 flame is replaced with a burner head having a different slot in this way because the chemical reaction energy at the time of combustion is large and the combustion speed is fast, so the gas flow rate at the location where the flame is formed must be increased. This is because a flashback (which means that the flame passes through the slot and enters the burner). Backfire causes a gas explosion inside the device and is very dangerous.
[0006]
In the AIR-C2 H2 flame, since the burning rate is relatively slow, both the AIR-C2 H2 flame burner and the N2 O-C2 H2 flame burner can be used safely. However, the longer the slot length, the greater the absorbance, which is advantageous for measurement. Therefore, an AIR-C2 H2 flame burner is usually used.
[0007]
Therefore, the N2 O supply valve provided on the upstream side of the N2 O introduction part 4 is opened only when it is detected that the apparatus has a short slot N2 O-C2 H2 flame burner. Interlock function that can be installed for safety.
[0008]
However, there is no guarantee that the N2 O-C2 H2 flame burner is not installed when the N2 O-C2 H2 flame burner is not installed. Therefore, it was not a complete safety mechanism. Therefore, in order to avoid this problem, a double detection mechanism has been installed.
[0009]
[Problems to be solved by the invention]
In this way, the N2 O-C2 H2 flame burner detection sensor must be a reliable and expensive sensor, or the sensor must be mounted twice or more, both of which increase costs. Had brought.
[0010]
The present invention aims to provide an atomic absorption photometer that uses only one inexpensive sensor and has a complete safety mechanism.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
The atomic absorption photometer of the present invention, which has been made to solve the above-mentioned problems, has an operating procedure that inevitably confirms that the N2 O-C2 H2 flame burner detection sensor is operating normally. It is characterized by adding.
[0012]
That is, the atomic absorption photometer of the present invention burned a N2 O-C2 H2 flame burner for using an N2 O-C2 H2 flame by a mixed gas of N2 O and C2 H2, and a mixed gas of AIR and acetylene. In an atomic absorption photometer configured to be detachable from an AIR-C2 H2 flame burner for use with an AIR-C2 H2 flame, an N2 O-C2 H2 flame attached to the N2 O-C2 H2 flame burner Burner identification section, N2 O-C2 H2 flame burner identification section recognition means for recognizing the N2 O-C2 H2 flame burner identification section, and first urging / removing the N2O-C2H2 flame burner The signal from the N2O-C2H2 flame burner recognition unit is changed to confirm whether the N2 O-C2 H2 flame burner recognition unit is normal, and then the N2 O-C2 H2 flame burner. Is installed When it is confirmed that the N2 O-C2 H2 flame burner is not mounted together with the display means for guiding the series of operations to be confirmed and the control for performing the display for guiding the series of operations. Comprises control means for performing control to prohibit the supply of N2 O to the burner.
[0013]
As the burner detection sensor functioning as the burner identification unit recognition means, a photo interrupter, a micro switch, or the like is usually used. When the N2 O-C2 H2 flame burner is mounted, the sensor is activated, and the output signal changes. At this time, if no change occurs in the output, it can be determined that the sensor has failed.
[0014]
Therefore, before the operator ignites the N2 O-C2 H2 flame, in order to confirm the operation of the burner detection sensor, an indication that an N2 O-C2 H2 flame burner is mounted is displayed, and the N2 O-C2 H2 flame is displayed. A burner is installed, or if it is already installed, it is urged to remove it once and install it again. If the operator performs as instructed and confirms that the sensor is operating normally, the use of the N2 O-C2 H2 flame is permitted, and the N2 O-C2 H2 flame can be ignited in the subsequent ignition operation. It can be so. If the sensor is faulty, display that the sensor is faulty and prohibit the use of N2 O-C2 H2 flame until the normal operation of the sensor is confirmed by the next confirmation procedure. Prevent ignition. Further, when the operator ignores the confirmation of the operation of the burner detection sensor, the use is similarly prohibited.
[0015]
By adding the operation procedure as described above, it is possible to correctly detect that the N2 O-C2 H2 flame burner is mounted, and a complete safety mechanism can be configured with only one sensor.
[0016]
If the operator has only an AIR-C2 H2 flame burner, the use of N2 O-C2 H2 flame is naturally prohibited, but the use of AIR-C2 H2 flame is not prohibited. C2 H2 flame will not interfere with the measurement.
[0017]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 1 shows a configuration diagram of an atomic absorption photometer according to an embodiment of the present invention. In addition, the same thing as shown in FIG. 3 attaches | subjects the same code | symbol, and abbreviate | omits description. In this figure, 1 is a microprocessor, 2 is a storage device for storing operation flow programs, device status data, etc., 3 is a microprocessor input circuit, 4 is a microprocessor output circuit, and 5 is a message. It is a display device for doing. A general-purpose computer system is used for these. 11 is a C2 H2 solenoid valve, 12 is an AIR solenoid valve, and 13 is an N2 O solenoid valve, which are attached to a C2 H2 pipe 14, an AIR pipe 15, and an N2 O pipe 16, respectively. The opening / closing operation is performed by a signal. Reference numeral 17 denotes an N2 O-C2 H2 flame burner, and a pin 19 is connected to the burner via a chain 18. And the pin holder 20 is provided in the vicinity of the burner installation position of an atomic absorption photometer, and the pin 19 can be inserted here. A photo interrupter 21 is attached to the pin holder 19, and when the pin 19 is inserted, the optical path of the photo interrupter 21 is blocked and a signal is output. That is, the mounting of the N2 O-C2 H2 flame burner 17 is detected by inserting the pin 19. In this figure, the optical system required for the flow rate adjusting device, the ignition device, the pressure monitoring device, the sample introduction unit or the atomic absorption photometer is omitted.
[0018]
Next, the operation in this embodiment will be described. The microprocessor 1 controls the C2 H2 solenoid valve 11, the AIR solenoid valve 12, and the N2 O solenoid valve 13 to burn the mixed gas with a burner. The operator selects either the AIR-C2 H2 flame or the N2 O-C2 H2 flame, and according to the instruction, the microprocessor 1 opens only one of the AIR solenoid valve 12 and the N2 O solenoid valve 13. The microprocessor 1 operates according to a program recorded in advance in the storage device 2. FIG. 2 shows an operation flow of the microprocessor 1.
[0019]
Before the operator ignites the N2 O-C2 H2 flame, an operation procedure for confirming the operation of the burner detection sensor is performed.
[0020]
The first half (st1 to st3) is an operation procedure for confirming whether or not a malfunction has occurred so as to recognize that the N2 O-C2 H2 flame burner 17 is installed, even though it is not installed. is there.
[0021]
An output signal from the photo interrupter 21 is transmitted to the microprocessor 1 through the input circuit 3. The status of the pin 19 is confirmed from this signal level (st1). If the pin 19 has already been inserted, the display device interactively displays “unplug” and instructs to prompt the operation of pulling out the pin (st2). This instruction repeats display and confirmation of the situation a plurality of times in order to allow an operator's operation mistake. Here, it is 3 times.
[0022]
If the microprocessor 1 can confirm that the burner detection sensor system, which is executed by the operator as instructed and reaches from the photo interrupter 21 to the input circuit 3, is operating normally, the information is stored in the storage device 2. Then, the process proceeds to the confirmation of the second half of the N2 O-C2 H2 flame burner 17 (st4).
[0023]
If the microprocessor 1 does not recognize that the output signal from the photo interrupter 21 has changed, it is a sensor failure, so that information is stored in the storage device 2 and "the sensor has failed". A message is displayed on the display device 5, and thereafter the use of the N2 O-C2 H2 flame is prohibited (st3). Also, if the operator ignores or forgets to confirm the operation of the burner detection sensor, the use is prohibited.
[0024]
The second half (st4 to st6) is a procedure for confirming whether or not the N2 O-C2 H2 flame burner 17 is actually mounted and the burner detection sensor detects this.
[0025]
If the pin 19 has been removed, or if the operator confirms that the pin has been removed according to the instruction, a message “please insert the pin” is displayed on the display device 5 (st4), and the operator When the C2 H2 flame burner 17 is attached and the pin 19 is inserted into the pin holder 20, the fact that the output signal from the photo interrupter 21 has changed is transmitted to the microprocessor 1 through the input circuit 3 (st5). Since the N2 O-C2 H2 flame burner 17 is installed and the burner detection sensor system from the photo interrupter 21 to the input circuit 3 is operating normally according to the procedure so far, the microprocessor 1 Permits the use of the N2 O-C2 H2 flame (st6) and stores the information in the storage device 2.
[0026]
If the microprocessor 1 does not recognize that the output signal from the photo interrupter 21 has changed, the N2 O-C2 H2 flame burner 17 is not installed or the sensor is faulty, so that information is stored. The message is stored in the device 2 and a message “Sensor is broken” is displayed on the display device 5, and the use of the N2 O-C2 H2 flame is prohibited thereafter (st3).
[0027]
Thereafter, when the operator performs the ignition operation of the N2 O-C2 H2 flame, the microprocessor 1 is based on the information in the storage device 2 and only when the use is permitted, the C2 H2 solenoid valve 11 and the N2 O The solenoid valve 13 is controlled to burn the mixed gas with the N2 O-C2 H2 flame burner 17. If the use is not permitted, the display unit 5 will display a message saying "Nothing can be done because the sensor is faulty or the N2O-C2H2 flame burner is not installed". To do.
[0028]
By adding the operation procedure as described above, it is possible to correctly detect that the N2 O-C2 H2 flame burner 17 is mounted, and a complete safety mechanism can be configured with only one sensor. .
[0029]
In this embodiment, every time before the N2 O-C2 H2 flame is ignited, a procedure for confirming the operation of the burner detection sensor is performed. The portion from st1 to st3 in FIG. You can check only once. This is because a sensor that has once operated normally rarely fails during use. In this method, the operator's confirmation operation can be limited to one time during the operation of the apparatus.
[0030]
In this embodiment, the photo interrupter is used as the burner detection sensor. However, the present invention is not limited to this, and a micro switch that mechanically determines the presence or absence of a pin may be used.
[0031]
【The invention's effect】
The N2 O-C2 H2 flame burner must be installed by adding an operating procedure that inevitably confirms that the N2 O-C2 H2 flame burner detection sensor is operating normally. Can be detected correctly, and a complete safety mechanism can be configured with only one sensor.
[0032]
Even if the operator has only an AIR-C2 H2 flame burner, the use of the AIR-C2 H2 flame is not prohibited, so that the measurement with the AIR-C2 H2 flame is not hindered.
[0033]
The N2 O-C2 H2 flame burner detection sensor can be used with high reliability and high price, or it is not necessary to attach more than two sensors. Therefore, cost reduction and downsizing of the apparatus can be realized.
[0034]
The N2 O-C2 H2 flame burner is equipped with a sensor that detects that a burner is installed, so the atomic absorption photometer can be handled by changing the software. Can be easily implemented without causing any changes
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall configuration diagram of an atomic absorption photometer according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an operation flowchart of an atomic absorption spectrophotometer according to an embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a perspective view showing a configuration of a burner portion of an atomic absorption photometer.
[Explanation of symbols]
1: Microprocessor 2: Storage device 5: Display device 11: Solenoid valve for C2 H2 12: Solenoid valve for AIR 13: Solenoid valve for N2 O 14: Piping for C2 H2 15: Piping for AIR 16: Piping 17 for N2 O : N2 O-C2 H2 flame burner 18: Chain 19: Pin 20: Pin holder 21: Photo interrupter

Claims (1)

N2OとC2H2の混合ガスによるN2O−C2H2炎を使用するためのN2O−C2H2炎用バーナと、AIRとアセチレンの混合ガスを燃焼したAIR−C2H2炎を使用するためのAIR−C2H2炎用バーナとを着脱可能に構成された原子吸光光度計において、N2 O−C2H2炎用バーナに付設されたN2O−C2H2炎用バーナ識別部と、N2O−C2 H2炎用バーナ識別部を認識するためのN2O−C2H2炎用バーナ識別部認識手段と、最初にN2O−C2H2炎用バーナの着脱を促し、その際にN2O−C2H2炎用バーナ識別部認識手段からの信号が変化することにより前記N2O−C2H2炎用バーナ識別部認識手段が正常であるかを確認し、続いてN2O−C2H2炎用バーナが装着されているかを確認する一連の操作を誘導するための表示を行う表示手段と、前記一連の操作を誘導する表示を行うための制御とともに、N2O−C2H2炎用バーナが装着されていないことを確認したときはN2Oのバーナへの供給を禁止する制御を行う制御手段とを備えたことを特徴とする原子吸光光度計。An N2O-C2H2 flame burner for using an N2O-C2H2 flame with a mixed gas of N2O and C2H2, and an AIR-C2H2 flame burner for using an AIR-C2H2 flame burned with a mixed gas of AIR and acetylene In the detachable atomic absorption photometer, the N2O-C2H2 flame burner identification unit attached to the N2O-C2H2 flame burner and the N2O-C2H2 flame burner identification unit for recognizing the N2O-C2H2 flame burner identification unit The N2O-C2H2 flame burner is urged to attach and detach the N2O-C2H2 flame burner at first, and the signal from the N2O-C2H2 flame burner identification unit changes at that time, thereby changing the N2O-C2H2 flame burner. A series of operations for guiding whether or not the identification unit recognition means is normal and subsequently confirming whether or not the N2O-C2H2 flame burner is attached are guided. In addition to the display means for performing display for display and the control for performing display for guiding the series of operations, when it is confirmed that the N2O-C2H2 flame burner is not mounted, the supply of N2O to the burner is prohibited. An atomic absorption photometer comprising control means for performing control.
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