JP3782605B2

JP3782605B2 - Library controller

Info

Publication number: JP3782605B2
Application number: JP06440099A
Authority: JP
Inventors: 章範谷澤; 秀行上田; 久宣礒野; 賢一松本; 敬子碓永
Original assignee: Fujitsu Ltd; Fujitsu Peripherals Ltd
Current assignee: Fujitsu Ltd; Fujitsu Peripherals Ltd
Priority date: 1999-03-11
Filing date: 1999-03-11
Publication date: 2006-06-07
Anticipated expiration: 2019-03-11
Also published as: JP2000260089A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、磁気テープあるいは光ディスクなどの記録媒体を収納するセルを多数有する棚と、記録媒体にアクセスしてデータを読み書きするドライブと、記録媒体を移動させるアクセッサとを収容したライブラリ装置を制御するためのライブラリ制御装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
極めて大量のデータを効率的に管理する装置として、磁気テープあるいは光ディスクなどを記録媒体として用いるライブラリ装置が存在する。
【０００３】
このようなライブラリ装置においても、近年、保存すべきデータ量が飛躍的に増大しており、たとえば磁気テープライブラリ装置の場合、記録媒体として用いる磁気テープカートリッジが、３６トラック仕様から１２８トラック仕様のものに移行する傾向にある。
【０００４】
ところが、３６トラック仕様の磁気テープカートリッジと１２８トラック仕様の磁気テープカートリッジとは、カートリッジタイプが互いに異なっており、それらを読み書きするドライブのドライブタイプも当然に互いに異なっている。しかも、新たに１２８トラック仕様の磁気テープカートリッジを導入した場合でも、既存の３６トラック仕様の磁気テープカートリッジを使用できなくなるのは不便であるため、ドライブタイプの互いに異なるドライブをライブラリ装置の内部に混在させたいという要望がたいへん強い。
【０００５】
しかし従来は、相互に異なるカートリッジタイプの磁気テープカートリッジ、および相互に異なるドライブタイプのドライブを１つのライブラリ装置に混在させたものは存在せず、対処不可能であった。
【０００６】
【発明の開示】
本発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、相互にタイプの異なる記録媒体およびドライブを混在させたライブラリ装置を適切に制御できるライブラリ制御装置を提供することを、その課題とする。
【０００７】
上記の課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
【０００８】
本発明の第１の側面によれば、記録媒体の種類に対応してそれぞれ設置され、相互に異なる種類の記録媒体に対してデータを読み書きする、各種類毎に複数設置されているドライブと、記録媒体を収容する多数のセルを有する棚と、セルとドライブとの間で記録媒体を移動させるアクセッサとを有し、各記録媒体には、各記録媒体固有の識別情報と、各記録媒体の種類を表す種別情報とが、アクッセッサに設置されたセンサにより読み取ることが可能なように付加されているライブラリ装置を制御するライブラリ制御装置であって、各ドライブの種類や設置位置の情報を記憶するドライブ情報記憶装置と、センサによって読み取られた識別情報や種別情報を記憶する記録媒体情報記憶装置と、センサによって読み取られた各種情報やドライブ情報記憶装置および記録媒体情報記憶装置に記憶された各種情報を利用してアクセッサを制御する制御装置とを備え、前記制御装置は、オペレータにより識別情報を指定したマウント処理を実行すべき旨の指示がなされたときに、指定された識別情報に基づいて前記記録媒体情報記憶装置に記憶された種別情報を読み出し、その種別情報に適合する種類のドライブを前記ドライブ情報記憶装置から読み出して、そのドライブに指定された識別情報の記録媒体をマウントし、前記マウント処理において、ロードが成功せずにロードエラーが発生した場合、同じ種類の別のドライブに前記記録媒体をマウントし、ロードが成功した場合には、最初にマウントしたドライブに障害が発生していると判断し、ロードが成功しなかった場合には、さらに異なる種類のドライブに前記記録媒体を順次マウントし、ロードが成功した場合には、以前にマウントしたドライブの種類と前記記録媒体の種類とが不適合であったと判断し、ロードが成功しなかった場合には、前記記録媒体に障害が発生していると判断するライブラリ制御装置が提供される。
【０００９】
好ましい実施の形態によれば、制御装置は、オペレータにより投入処理を実行すべき旨の指示がなされたときに、センサによって読み取られた種別情報とドライブ情報記憶装置に記憶されているドライブの種類とを比較して、ライブラリ装置に投入された記録媒体にアクセス可能なドライブが存在しなければ、アクセッサによるセルへの搬入動作を禁止する。
【００１２】
他の好ましい実施の形態によれば、制御装置は、オペレータにより識別情報とドライブとを指定したマウント処理を実行すべき旨の指示がなされたときに、指定された識別情報に基づいて記録媒体情報記憶装置に記憶された種別情報を読み出すとともに、指定されたドライブの種類をドライブ情報記憶装置から読み出し、それらの種別情報とドライブの種類とが適合するか否かを判断して、適合しない場合にはアクセッサによる記録媒体のドライブへの移動を禁止する。
【００１３】
他の好ましい実施の形態によれば、制御装置は、オペレータによりアンマウント処理を実行すべき旨の指示がなされたときに、ドライブから得られる記録媒体のトラック長やデータ圧縮形式などを、記録媒体の情報として記録媒体情報記憶装置に記憶させる。
【００１４】
このように、本発明によれば、制御装置が、センサによって読み取られた各種情報やドライブ情報記憶装置および記録媒体情報記憶装置に記憶された各種情報を利用してアクセッサを制御するので、相互にタイプの異なる記録媒体およびドライブを混在させたライブラリ装置を適切に制御できる。
【００１５】
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
【００１６】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施の形態を、図面を参照して具体的に説明する。
【００１７】
図１は、本発明に係るライブラリ制御装置およびそれによって制御されるライブラリ装置の概略構成図である。ライブラリ制御装置１は、コンピュータによって実現されており、ＣＰＵ（central processing unit ）やＲＯＭ（read only memory）やＲＡＭ（random access memory）などを有する制御部２、ＣＲＴ（cathode-ray tube）などを有する表示部３、キーボードなどを有する操作部４、およびハードディスクドライブなどを有する外部記憶装置５を備えている。
【００１８】
ライブラリ装置１１は、制御部１２、アクセッサ１３、ドライブ１４、棚１５、予備棚１６、および投入／排出装置１７を備えている。
【００１９】
制御部１２は、通信線２１によりライブラリ制御装置１の制御部２に接続されており、制御部２からのコマンドに応じて、アクセッサ１３、ドライブ１４、および投入／排出装置１７を制御する。
【００２０】
アクセッサ１３は、制御部１２により制御されて、ドライブ１４、と棚１５と投入／排出装置１７との間で記録媒体としての磁気テープカートリッジ１８を搬送する。またアクセッサ１３は、制御部１２により制御されて、ドライブ１４、と予備棚１６と投入／排出装置１７との間でクリーニングカートリッジ１９を搬送する。またアクセッサ１３には、センサ１３ａが設置されており、このセンサ１３ａは、磁気テープカートリッジ１８に貼付されたラベルに記載されたデータを読み取る。
【００２１】
ドライブ１４は、制御部１２により制御されて、磁気テープカートリッジ１８に対してデータを読み書きする。ドライブ１４には、１２８トラック仕様のドライブと、３６トラック仕様のドライブとが存在する。
【００２２】
棚１５は、磁気テープカートリッジ１８を収容する多数のセルを備えている。。
【００２３】
予備棚１６は、複数のクリーニングカートリッジ１９を収容するとともに、搬送エラーが発生した場合などに磁気テープカートリッジ１８を収容する。
【００２４】
投入／排出装置１７は、投入口および排出口を備えており、オペレータによって投入口に投入された磁気テープカートリッジ１８やクリーニングカートリッジ１９をアクセッサ１３が受け取れる位置まで移動させ、また、アクセッサ１３から受け取った磁気テープカートリッジ１８あるいはクリーニングカートリッジ１９を排出口に移動させる。
【００２５】
磁気テープカートリッジ１８は、各種のデータを記憶する。１２８トラック仕様の磁気テープカートリッジ１８は１２８トラックの磁気テープを収容しており、３６トラック仕様の磁気テープカートリッジ１８は３６トラックの磁気テープを収容している。１２８トラック仕様の磁気テープカートリッジ１８と３６トラック仕様の磁気テープカートリッジ１８とは、互いにカートリッジタイプが若干異なっている。１２８トラック仕様の磁気テープカートリッジ１８は、１２８トラック仕様のドライブ１４に装填することによりロード可能であるが、３６トラック仕様のドライブ１４に装填してもロード不可能である。３６トラック仕様の磁気テープカートリッジ１８は、３６トラック仕様のドライブ１４に装填することによりロード可能であるが、１２８トラック仕様のドライブ１４に装填してもロード不可能である。
【００２６】
クリーニングカートリッジ１９は、ドライブ１４のヘッドをクリーニングするためのクリーニングテープを収容している。１２８トラック仕様のクリーニングカートリッジ１９は、１２８トラック仕様のドライブ１４に装填することにより使用可能であるが、３６トラック仕様のドライブ１４に装填しても使用不可能である。３６トラック仕様のクリーニングカートリッジ１９は、３６トラック仕様のドライブ１４に装填することにより使用可能であるが、１２８トラック仕様のドライブ１４に装填しても使用不可能である。
【００２７】
磁気テープカートリッジ１８およびクリーニングカートリッジ１９の背面には、図２に示すように、個々の磁気テープカートリッジ１８および個々のクリーニングカートリッジ１９を区別するためのカートリッジ識別子がバーコードの形式で記録されたＩＤラベル２２と、カートリッジタイプがバーコードの形式で記録されたタイプラベル２３とが貼付されている。もちろん、カートリッジ識別子とカートリッジタイプとを同一のラベルに記録してもよい。
【００２８】
ライブラリ制御装置１の外部記憶装置５には、図３に示すように、環境ファイル２５が記憶されている。環境ファイル２５は、ライブラリ制御装置１によって制御されるライブラリ装置１１の数だけ存在しており、各環境ファイル２５には、各ライブラリ装置１１固有のライブラリ識別子と、ドライブ１４の設置数である搭載ドライブ数と、ドライブ１４の情報であるドライブ情報とが含まれている。ドライブ情報には、個々のドライブ１４の識別子と、各ドライブ１４の設置位置と、各ドライブ１４のドライブタイプと、各ドライブ１４によって実行される最大のリトライ回数とが含まれている。
【００２９】
また、ライブラリ制御装置１の外部記憶装置５には、図４に示すように、個々の磁気テープカートリッジ１８およびクリーニングカートリッジ１９の各種情報を整理したボリューム情報データベース２６が記憶されている。ボリューム情報データベース２６には、ライブラリ装置１１に収容されている磁気テープカートリッジ１８およびクリーニングカートリッジ１９のカートリッジ識別子と、ライブラリと、棚１５あるいは予備棚１６への格納位置を表すセルアドレスと、カートリッジタイプと、テープ長と、データの圧縮形式とが含まれている。
【００３０】
また、図示していないが、ボリューム情報データベース２６には、非活性フラグと、クリーニングカートリッジフラグとが含まれており、ライブラリ制御装置１の外部記憶装置５には、スクラチプール用データベースが記憶されている。
【００３１】
ライブラリ制御装置１の制御部２は、ライブラリ装置１１の制御部１２に各種のコマンドを発行し、そのコマンドに応じて制御部１２がアクセッサ１３やドライブ１４や投入／排出装置１７を制御する。これらのコマンドには、環境設定コマンド、投入コマンド、排出コマンド、スクラッチプール登録コマンド、第１マウントコマンド、第２マウントコマンド、アンマウントコマンド、クリーニングコマンド、表示コマンド、予備セルクリアーコマンド、再投入コマンド、および整合性確認コマンドなどが含まれる。
【００３２】
環境設定コマンドは、ライブラリ装置１１から装置構成情報を読み取り、搭載されているドライブ１４の数や位置などのライブラリ装置１１に関する情報をライブラリ制御装置１の外部記憶装置５の環境ファイル２５に登録するためのコマンドである。
【００３３】
投入コマンドは、ライブラリ装置１１の投入／排出装置１７の投入口にセットされた磁気テープカートリッジ１８あるいはクリーニングカートリッジ１９を、棚１５あるいは予備棚１６の所定のセルに収納させるコマンドである。すなわち、ライブラリ制御装置１の制御部２からライブラリ装置１１の制御部１２に投入コマンドが供給されると、制御部１２が、アクセッサ１３を制御して、投入／排出装置１７によって受け渡された磁気テープカートリッジ１８あるいはクリーニングカートリッジ１９のＩＤラベル２２に記載されているカートリッジ識別子を読み取り、磁気テープカートリッジ１８あるいはクリーニングカートリッジ１９を棚１５あるいは予備棚１６の空いているセルに搬入するとともに、そのセルのアドレスと読み取ったカートリッジ識別子とをボリューム情報データベース２６に書き込む。
【００３４】
排出コマンドは、棚１５あるいは予備棚１６に収納されている磁気テープカートリッジ１８あるいはクリーニングカートリッジ１９を投入／排出装置１７の排出口に排出させるためのコマンドである。
【００３５】
スクラッチプールコマンドは、磁気テープカートリッジ１８をスクラッチプールに登録するためのコマンドである。すなわち、オペレータにより磁気テープカートリッジ１８のカートリッジ識別子とスクラッチプールの識別子であるスクラッチプール名とが指定されると、ライブラリ制御装置１の制御部２が、指定された磁気テープカートリッジ１８が指定されたスクラッチプールに属したことを、ボリューム情報データベース２６に登録する。スクラッチプールとは、磁気テープカートリッジ１８を論理的にグループ化したものであって、バックアップデータの世代管理に利用される。そして、スクラッチプール名を指定してライブラリ制御装置１の制御部２に第１マウントコマンドあるいは第２マウントコマンドを発行させると、ライブラリ装置１１の制御部１２が、アクセッサ１３を制御して、指定されたスクラッチプールに属している磁気テープカートリッジ１８をドライブ１４にマウントさせる。
【００３６】
第１マウントコマンドは、オペレータによって指定されたカートリッジ識別子を有する磁気テープカートリッジ１８を、空いているドライブ１４にロードして、読み書きできる状態にするためのコマンドである。ロードに成功した場合、ライブラリ制御装置１の制御部２が、ロードしたドライブ１４の識別子を表示部３に表示させることにより、いずれのドライブ１４にロードされたのかをオペータに知らせる。
【００３７】
第２マウントコマンドは、オペレータによって指定されたカートリッジ識別子を有する磁気テープカートリッジ１８を、オペレータによって指定された識別子を有するドライブ１４にロードして、読み書きできる状態にするためのコマンドである。
【００３８】
アンマウントコマンドは、ドライブ１４によりイジェクト状態にされている磁気テープカートリッジ１８を、棚１５の所定のセルに戻すためのコマンドである。
【００３９】
クリーニングコマンドは、予備棚１６のセルに収納されているクリーニングカートリッジ１９を１つ選択し、ドライブ１４にマウントしてドライブ１４をクリーニングした後、元のセルに戻すためのコマンドである。
【００４０】
表示コマンドは、ボリューム情報データベース２６の内容を表示部３に表示させるためのコマンドである。
【００４１】
予備セルクリアコマンドは、予備棚１６のセルに収納された磁気テープカートリッジ１８のＩＤラベル２２に記載されているカートリッジ識別子を読み込み、そのカートリッジ識別子をキーワードとしてボリューム情報データベース２６を検索することにより、その磁気テープカートリッジ１８の収納アドレスを判断して、棚１５の元のセルに戻すためのコマンドである。
【００４２】
再投入コマンドは、保守作業などによってライブラリ装置１１の内部からアクセッサ１３によらずに外部に持ち出された磁気テープカートリッジ１８を、棚１５の元のセルに戻すためのコマンドである。すなわち、ライブラリ制御装置１の制御部２により再投入コマンドが発行されると、ライブラリ装置１１の制御部１２が、アクセッサ１３を制御して、投入／排出装置１７から受け取った磁気テープカートリッジ１８のカートリッジ識別子を読み取らせる。そして、読み取られたカートリッジ識別子をライブラリ制御装置１の制御部２に報告する。これにより制御部２が、報告されたカートリッジ識別子をキーワードとしてボリューム情報データベース２６を検索し、磁気テープカートリッジ１８を収納すべき棚１５のセルを調べて、ライブラリ装置１１の制御部１２を制御することにより、アクセッサ１３を介して磁気テープカートリッジ１８をそのセルに収納させる。
【００４３】
整合性確認コマンドは、棚１５の所定のセルについて、そのセルに実際に収納されている磁気テープカートリッジ１８のカートリッジ識別子と、ボリューム情報データベース２６ではそのセルに収納されていることになっている磁気テープカートリッジ１８のカートリッジ識別子とを比較して、両者が一致しない場合には、磁気テープカートリッジ１８が入れ換えられたと判断して、ボリューム情報データベース２６の内容を訂正するためのコマンドである。
【００４４】
次に、ライブラリ制御装置１の制御部２によるコマンド発行時の動作について説明する。
【００４５】
図５は、環境設定処理の手順を説明するフローチャートであって、先ず制御部２が、制御部１２に装置構成情報獲得コマンドを送信する（Ｓ１）。
【００４６】
次に制御部２が、制御部１２からライブラリ装置１１の構成情報を獲得する（Ｓ２）。
【００４７】
次に制御部２が、制御部１２からの構成情報に基づいて、環境ファイル２５のライブラリ識別子にドライブ１４のドライブ識別子、ドライブ位置、ドライブタイプなどを登録して（Ｓ３）、このルーチンを終了する。
【００４８】
図６は、ライブラリ制御装置起動処理の手順を説明するフローチャートであって、先ず制御部２が、ライブラリ装置１１の制御部１２にライブラリ制御装置起動コマンドを送信する（Ｓ１１）。
【００４９】
次に制御部２が、ボリューム情報データベース２６で管理されている、磁気テープカートリッジ１８のカートリッジタイプと、ドライブ１４のドライブタイプとを比較する（Ｓ１２）。
【００５０】
比較の結果、制御部２が、いずれのドライブ１４にもロードできない磁気テープカートリッジ１８が存在するか否かを判断する（Ｓ１３）。
【００５１】
いずれのドライブ１４にもロードできない磁気テープカートリッジ１８が存在すれば（Ｓ１３：ＹＥＳ）、ライブラリ制御装置１を起動しても使用可能なドライブ１４が搭載されていない旨の警告メッセージを表示部３に表示させる（Ｓ１４）。
【００５２】
次に制御部２が、ドライブ１４にロードできない磁気テープカートリッジ１８をライブラリ装置１１から排出させるためのコマンドを制御部１２に送信して（Ｓ１５）、このルーチンを終了する。
【００５３】
ステップＳ１３において、いずれのドライブ１４にもロードできない磁気テープカートリッジ１８が存在しなければ（Ｓ１３：ＮＯ）、このルーチンを終了する。
【００５４】
図７は、投入処理の手順を説明するフローチャートであって、先ず制御部２が、投入／排出装置１７の投入口に投入された磁気テープカートリッジ１８あるいはクリーニングカートリッジ１９のカートリッジ識別子とカートリッジタイプとを読み取るべき旨のコマンドを制御部１２に送信する（Ｓ２１）。
【００５５】
これにより制御部１２が、アクセッサ１３を制御して、投入／排出装置１７の投入口に投入された磁気テープカートリッジ１８あるいはクリーニングカートリッジ１９のカートリッジ識別子とカートリッジタイプとを読み取らせ、その結果を制御部２に送信する。
【００５６】
次に制御部２が、制御部１２からの読取データを獲得する（Ｓ２２）。
【００５７】
次に制御部２が、制御部１２からのカートリッジタイプに基づいて、その磁気テープカートリッジ１８あるいはクリーニングカートリッジ１９をロードできるドライブタイプのドライブ１４を見つけるために、環境ファイル２５を検索する（Ｓ２３）。
【００５８】
次に制御部２が、環境ファイル２５の検索結果に基づいて、投入された磁気テープカートリッジ１８あるいはクリーニングカートリッジ１９をロードできるドライブ１４が存在しないか否かを判断する（Ｓ２４）。
【００５９】
投入された磁気テープカートリッジ１８あるいはクリーニングカートリッジ１９をロードできるドライブ１４が存在すれば（Ｓ２４：ＮＯ）、制御部２が、投入された磁気テープカートリッジ１８あるいはクリーニングカートリッジ１９のカートリッジ識別子、格納セル、カートリッジタイプ、テープ長、および圧縮型式をボリューム情報データベース２６に登録する（Ｓ２５）。ただし、テープ長および圧縮形式については、ドライブ１４にローディングしなければ検出できないので、投入時には「認識不可」と登録しておく。
【００６０】
次に制御部２が、棚１５あるいは予備棚１６の空きセルのうち、投入された磁気テープカートリッジ１８あるいはクリーニングカートリッジ１９をドライブ可能なドライブ１４に最も近いセルを指定して、制御部１２に投入／排出装置１７からセルへの移動コマンドを送信し（Ｓ２６）、このルーチンを終了する。
【００６１】
ステップＳ２４において、投入された磁気テープカートリッジ１８あるいはクリーニングカートリッジ１９をロードできるドライブ１４が存在しなければ（Ｓ２４：ＹＥＳ）、制御部２が、表示部３に警告メッセージを表示させて（Ｓ２７）、このルーチンを終了する。
【００６２】
なお、ステップＳ２４において表示部３に警告メッセージを表示させる代りに、あるいは表示させると共に、投入／排出装置１７の投入口に投入された磁気テープカートリッジ１８あるいはクリーニングカートリッジ１９を、アクセッサ１３が受け取れる位置から投入／排出装置１７の排出口に戻す旨のコマンドを制御部１２に送信してもよい。
【００６３】
図８は、スクラッチプール登録処理の手順を説明するフローチャートであって、先ず制御部２が、登録しようとしているスクラッチプールに既に属している磁気テープカートリッジ１８のカートリッジタイプを、ボリューム情報データベース２６を検索することにより調べる（Ｓ３１）。
【００６４】
次に制御部２が、ステップＳ３１で調べたカートリッジタイプと登録しようとしている磁気テープカートリッジ１８のカートリッジタイプとが一致しているか否かを判断する（Ｓ３２）。
【００６５】
ステップＳ３１で調べたカートリッジタイプと登録しようとしている磁気テープカートリッジ１８のカートリッジタイプとが一致していれば（Ｓ３２：ＹＥＳ）、制御部２が、登録しようとしている磁気テープカートリッジ１８をスクラッチプールに登録して（Ｓ３３）、このルーチンを終了する。
【００６６】
ステップＳ３２において、ステップＳ３１で調べたカートリッジタイプと登録しようとしている磁気テープカートリッジ１８のカートリッジタイプとが一致していなければ（Ｓ３２：ＮＯ）、登録しようとしている磁気テープカートリッジ１８を希望のスクラッチプールに登録することができない旨を、表示部３に表示させて（Ｓ３４）、このルーチンを終了する。
【００６７】
図９および図１０は、第１マウント処理の手順を説明するフローチャートであって、先ずオペレータにより、操作部４の操作によって、カートリッジ識別子を指定したマウント指示が入力される（Ｓ４１）。
【００６８】
これにより制御部２が、ドライブ１４にマウントすべき磁気テープカートリッジ１８をボリューム情報データベース２６から検索し、そのカートリッジタイプを調べる（Ｓ４２）。
【００６９】
次に制御部２が、ステップＳ４２で調べたカートリッジタイプの磁気テープカートリッジ１８をロードできるドライブ１４を環境ファイル２５から検索する（Ｓ４３）。
【００７０】
次に制御部２が、マウント可能なドライブ１４が搭載されていることが確認できたか否かを判断する（Ｓ４４）。
【００７１】
マウント可能なドライブ１４が搭載されていることが確認できれば（Ｓ４４：ＹＥＳ）、制御部２が、マウントしたい磁気テープカートリッジ１８のカートリッジ識別子を指定して、棚１５のセルからドライブ１４への移動コマンドを制御部１２に送信する（Ｓ４５）。
【００７２】
次に制御部２が、マウント時に指定されたカートリッジタイプとマウントしたドライブ１４のドライブタイプとが一致しない「タイプエラー」が検出されたか否かを判断する（Ｓ４６）。
【００７３】
「タイプエラー」が検出されれば（Ｓ４６：ＹＥＳ）、制御部２が、指定した磁気テープカートリッジ１８について、ボリューム情報データベース２６で管理しているカートリッジタイプが間違っていると認識する（Ｓ４７）。
【００７４】
次に制御部２が、ボリューム情報データベース２６のカートリッジタイプを書き換えてよいか否かを表示部３によりオペレータに問い合わせる（Ｓ４８）。
【００７５】
次に制御部２が、オペレータが操作部４の操作によりボリューム情報データベース２６のカートリッジタイプを書き換える旨の指示を入力したか否かを判断する（Ｓ４９）。
【００７６】
オペレータによりボリューム情報データベース２６のカートリッジタイプを書き換える旨の指示が入力されれば（Ｓ４９：ＹＥＳ）、制御部２が、ボリューム情報データベース２６のカートリッジタイプを正しい情報に書き替えて（Ｓ５０）、このルーチンを終了する。
【００７７】
ステップＳ４９において、オペレータによりボリューム情報データベース２６のカートリッジタイプを書き換える旨の指示が入力されなければ（Ｓ４９：ＮＯ）、このルーチンを終了する。
【００７８】
ステップＳ４６において、「タイプエラー」が検出されなければ（Ｓ４６：ＮＯ）、制御部２が、ロードエラーが検出されたか否かを判断する（Ｓ５１）。
【００７９】
ロードエラーが検出されれば（Ｓ５１：ＹＥＳ）、制御部２が、環境ファイル２５を検索してそのドライブ１４のドライブタイプを調べる（Ｓ５２）。
【００８０】
次に制御部２が、再びマウント処理を行い（Ｓ５３）、このルーチンを終了する。この再マウント処理は、ドライブタイプ毎にあらかじめ環境ファイル２５に設定されているリトライ回数だけ繰り返して行われる。もちろん、エラーが発生しなければ、それ以降は再マウント処理が行われることはない。
【００８１】
ステップＳ５１において、ロードエラーが検出されなければ（Ｓ５１：ＮＯ）、このルーチンを終了する。
【００８２】
ステップＳ４４において、マウント可能なドライブ１４が搭載されていることが確認できれなけば（Ｓ４４：ＮＯ）、制御部２が、使用可能なドライブ１４が搭載されていないことを表示部３に表示させて（Ｓ５４）、このルーチンを終了する。
【００８３】
図１１は、別の実施形態における第１マウント処理の要部の手順を説明するフローチャートであって、図１０のステップＳ５２，Ｓ５３の処理の代わりに、この図１１の処理を行うように構成してもよい。先ず制御部２が、マウント処理がロードエラーになったことを認識する（Ｓ６１）。
【００８４】
次に制御部２が、同じドライブタイプの別のドライブ１４に再び同じ磁気テープカートリッジ１８をマウントし、ロードさせる（Ｓ６２）。
【００８５】
次に制御部２が、ロード処理が完了したか否かを判断する（Ｓ６３）。
【００８６】
ロード処理が完了しなければ（Ｓ６３：ＮＯ）、異なるドライブタイプのドライブ１４に再び同じ磁気テープカートリッジ１８をマウントし、ロードさせる（Ｓ６４）。
【００８７】
次に制御部２が、ロード処理が完了したか否かを判断する（Ｓ６５）。
【００８８】
ロード処理が完了しなければ（Ｓ６５：ＮＯ）、ステップＳ６２，Ｓ６４の処理によってロードできなかったことから、ロードされた磁気テープカートリッジ１８に問題があると判断して、磁気テープカートリッジ１８の障害である旨を表示部３に表示させ（Ｓ６６）、このルーチンを終了する。
【００８９】
ステップＳ６５において、ロード処理が完了すれば（Ｓ６５：ＹＥＳ）、ステップＳ６２でロードできずステップＳ６４でロードできたことから、制御部２が、カートリッジタイプと最初にマウントしたドライブ１４のドライブタイプとが異なると判断して、その旨のエラーメッセージを表示部３に表示させる（Ｓ６７）。
【００９０】
次に制御部２が、ロードしようとした磁気テープカートリッジ１８について、ボリューム情報データベース２６の管理情報のカートリッジタイプを正しく書き換えて（Ｓ６８）、このルーチンを終了する。
【００９１】
ステップＳ６３において、ロード処理が完了すれば（Ｓ６３：ＹＥＳ）、ステップＳ６２でロードできたことから、制御部２が、ステップＳ６１で使用したドライブ１４にドライブ障害が発生していると判断して、ドライブ障害である旨のエラーメッセージを表示部３に表示させて（Ｓ６９）、このルーチンを終了する。
【００９２】
図１２は、第２マウント処理の手順を説明するフローチャートであって、先ずオペータにより、操作部４の操作によって、カートリッジ識別子およびドライブ識別子を指定したマウント指示が入力される（Ｓ７１）。
【００９３】
これにより制御部２が、ボリューム情報データベース２６を検索することにより、指定されたドライブ１４にマウントすべき磁気テープカートリッジ１８のカートリッジタイプを調べる（Ｓ７２）。
【００９４】
次に制御部２が、調べたカートリッジタイプと指定されたドライブ１４のドライブタイプとが一致するか否かを判断する（Ｓ７３）。
【００９５】
調べたカートリッジタイプと指定されたドライブ１４のドライブタイプとが一致すれば（Ｓ７３：ＹＥＳ）、指定された磁気テープカートリッジ１８と指定されたドライブ１４とを指示し、棚１５のセルからドライブ１４への磁気テープカートリッジ１８の移動コマンドを制御部１２に送信して（Ｓ７４）、このルーチンを終了する。
【００９６】
ステップＳ７３において、調べたカートリッジタイプと指定されたドライブ１４のドライブタイプとが一致しなければ（Ｓ７３：ＮＯ）、制御部２が、指定された磁気テープカートリッジ１８は指定されたドライブ１４ではロードできない旨を表示部３に表示させて（Ｓ７５）、このルーチンを終了する。
【００９７】
図１３は、アンマウント処理の手順を説明するフローチャートであって、先ずオペレータにより、操作部４の操作によって、アンマウント指示が入力される（Ｓ８１）。
【００９８】
さらに、オペレータにより、操作部４の操作によって、アンマウントしたい磁気テープカートリッジ１８のカートリッジ識別子が指定され、制御部２が、そのカートリッジ識別子の磁気テープカートリッジ１８をドライブ１４から棚１５のセルへ移動させるための移動コマンドを制御部１２に送信する（Ｓ８２）。
【００９９】
これにより制御部１２が、アクセッサ１３を制御して、指定された磁気テープカートリッジ１８をドライブ１４から棚１５のセルに移動させる（Ｓ８３）。このとき、制御部１２が、ドライブ１４から磁気テープカートリッジ１８のテープ長およびデータ圧縮形式を読み取る。
【０１００】
次に制御部１２が、アクセッサ１３によってアンマウントされた磁気テープカートリッジ１８のテープ長とデータ圧縮形式とを獲得する（Ｓ８４）。
【０１０１】
次に制御部１２が、アンマウントした磁気テープカートリッジ１８について、ボリューム情報データベース２６に登録されているテープ長および圧縮形式が「認識不可」になっているか否かを判断する（Ｓ８５）。
【０１０２】
テープ長および圧縮形式が「認識不可」になっていれば（Ｓ８５：ＹＥＳ）、制御部２が、アンマウントした磁気テープカートリッジ１８のテープ長および圧縮形式をボリューム情報データベース２６に登録して（Ｓ８６）、このルーチンを終了する。
【０１０３】
ステップＳ８５において、テープ長および圧縮形式が「認識不可」になっていなければ（Ｓ８５：ＮＯ）、制御部２が、アンマウントした磁気テープカートリッジ１８について、制御部１２から送信された情報とボリューム情報データベース２６に登録されている情報とが不一致であるか否かを判断する（Ｓ８７）。
【０１０４】
制御部１２から送信された情報とボリューム情報データベース２６に登録されている情報とが不一致であれば（Ｓ８７：ＹＥＳ）、制御部２が、不一致である情報について、制御部１２から送信された情報をボリューム情報データベース２６に書き込んで（Ｓ８８）、このルーチンを終了する。
【０１０５】
ステップＳ８７において、制御部１２から送信された情報とボリューム情報データベース２６に登録されている情報とが不一致でなければ（Ｓ８７：ＮＯ）、このルーチンを終了する。
【０１０６】
図１４は、クリーニング処理の手順を説明するフローチャートであって、先ずオペレータにより、操作部４の操作によって、クリーニング指示が入力される（Ｓ９１）。
【０１０７】
これにより制御部２が、環境ファイル２５を検索することにより、クリーニングしようとするドライブ１４のドライブタイプを調べる（Ｓ９２）。
【０１０８】
次に制御部２が、ボリューム情報データベース２６を検索することにより、非活性フラグがオンしておらず、かつ、調べたドライブタイプに一致するカートリッジタイプのクリーニングカートリッジ１９を選択する（Ｓ９３）。
【０１０９】
次に制御部２が、選択したクリーニングカートリッジ１９を指定して、予備棚１６のセルからクリーニングしようとするドライブ１４への移動コマンドを制御部１２に送信する（Ｓ９４）。
【０１１０】
かくして、選択されたクリーニングカートリッジ１９により、指定されたドライブ１４のクリーニングが実行され、クリーニングカートリッジ１９が予備棚１６のセルに戻されて、クリーニングが終了する（Ｓ９５）。
【０１１１】
次に制御部２が、制御部１２からの情報により、クリーニングにおいてタイプエラーあるいはロードエラーが発生したか否かを判断する（Ｓ９６）。
【０１１２】
タイプエラーあるいはロードエラーが発生した場合（Ｓ９６：ＹＥＳ）、制御部２が、選択されたクリーニングカートリッジ１９について、ボリューム情報データベース２６の非活性フラグをオンさせ（Ｓ９７）、このルーチンを終了する。
【０１１３】
ステップＳ９６において、タイプエラーあるいはロードエラーが発生しなかった場合（Ｓ９６：ＮＯ）、このルーチンを終了する。
【０１１４】
図１５は、予備セルクリアー処理の手順を説明するフローチャートであって、先ず制御部２が、予備棚１６のセルに格納されている磁気テープカートリッジ１８のカートリッジ識別子とカートリッジタイプとを読み取るためのコマンドを制御部１２に送信する（Ｓ１０１）。
【０１１５】
これにより制御部１２が、アクセッサ１３を制御して、予備棚１６のセルに格納されている磁気テープカートリッジ１８のカートリッジ識別子とカートリッジタイプとを読み取らせ、それを制御部２に送信する。
【０１１６】
次に制御部２が、制御部１２からのカートリッジ識別子とカートリッジタイプとを獲得する（Ｓ１０２）。
【０１１７】
次に制御部２が、制御部１２からのカートリッジ識別子に基づいてボリューム情報データベース２６を検索し、検索により得られたカートリッジタイプと制御部１２からのカートリッジタイプとを比較する（Ｓ１０３）。
【０１１８】
次に制御部２が、比較結果が一致したか否かを判断する（Ｓ１０４）。
【０１１９】
比較結果が一致しなければ（Ｓ１０４：ＮＯ）、制御部２が、予備棚１６のセルに格納されている磁気テープカートリッジ１８のカートリッジタイプと、ボリューム情報データベース２６に登録されているカートリッジタイプとが一致しない旨を表示部３に表示させて（Ｓ１０５）、このルーチンを終了する。
【０１２０】
ステップＳ１０４において、比較結果が一致すれば（Ｓ１０４：ＹＥＳ）、制御部２が、処理情報を表示部３に表示させて（Ｓ１０６）、磁気テープカートリッジ１８を予備棚１６のセルから棚１５のセルに移動させ、このルーチンを終了する。
【０１２１】
図１６は、再投入処理の手順を説明するフローチャートであって、先ず制御部２が、投入／排出装置１７の投入口に投入された磁気テープカートリッジ１８のカートリッジ識別子とカートリッジタイプとを読み取るためのコマンドを制御部１２に送信する（Ｓ１１１）。
【０１２２】
これにより制御部１２が、アクセッサ１３を制御して、投入／排出装置１７の投入口に投入された磁気テープカートリッジ１８のカートリッジ識別子とカートリッジタイプとを読み取らせ、それを制御部２に送信する。
【０１２３】
次に制御部２が、制御部１２からのカートリッジ識別子とカートリッジタイプとを獲得する（Ｓ１１２）。
【０１２４】
次に制御部２が、制御部１２からのカートリッジ識別子に基づいてボリューム情報データベース２６を検索し、そのカートリッジタイプと制御部１２からのカートリッジタイプとが一致するかどうか比較する（Ｓ１１３）。
【０１２５】
次に制御部２が、比較結果が一致したか否かを判断する（Ｓ１１４）。
【０１２６】
比較結果が一致しなければ（Ｓ１１４：ＮＯ）、制御部２が、投入された磁気テープカートリッジ１８は、カートリッジ識別子が一致するにも係わらず、ボリューム情報データベース２６に登録さているカートリッジタイプと相違する旨のメッセージを表示部３に表示させて（Ｓ１１５）、このルーチンを終了する。
【０１２７】
ステップＳ１１４において、比較結果が一致すれば（Ｓ１１４：ＹＥＳ）、制御部２が、その旨を表示部３に表示させて（Ｓ１１６）、磁気テープカートリッジ１８を棚１５のセルに移動させ、このルーチンを終了する。
【０１２８】
図１７は、整合性確認処理の手順を説明するフローチャートであって、先ず制御部２が、指定されたセルに格納されている磁気テープカートリッジ１８のカートリッジ識別子およびカートリッジタイプを読み取るための読取コマンドを制御部１２に送信する（Ｓ１２１）。
【０１２９】
これにより制御部１２が、アクセッサ１３を制御して、棚１５のセルに収納されている磁気テープカートリッジ１８のカートリッジ識別子およびカートリッジタイプを読み取らせ、それを制御部２に送信する。
【０１３０】
次に制御部２が、制御部１２からのカートリッジ識別子およびカートリッジタイプを獲得する（Ｓ１２２）。
【０１３１】
次に制御部２が、制御部１２からのカートリッジ識別子に基づいてボリューム情報データベース２６を検索し、得られたカートリッジタイプと制御部１２からのカートリッジタイプとを比較する（Ｓ１２３）。
【０１３２】
次に制御部２が、比較結果が一致したか否かを判断する（Ｓ１２４）。
【０１３３】
比較結果が一致しなければ（Ｓ１２４：ＮＯ）、制御部２が、ボリューム情報データベース２６に登録されているカートリッジタイプと実際のカートリッジタイプとが相違する旨のメッセージを表示部３に表示させて（Ｓ１２５）、このルーチンを終了する。
【０１３４】
比較結果が一致すれば（Ｓ１２４：ＹＥＳ）、制御部２が、その旨を表示部３に表示させて（Ｓ１２６）、このルーチンを終了する。
【０１３５】
このように、環境設定処理において、ライブラリ装置１１に搭載されているドライブ１４の情報を環境ファイル２５に登録するので、この環境ファイル２５に登録されたドライブ１４の情報に基づいて、磁気テープカートリッジ１８やクリーニングカートリッジ１９を適切なドライブ１４にマウントするなどの制御を行うことができる。
【０１３６】
また、投入処理において、投入／排出装置１７の投入口に投入された磁気テープカートリッジ１８やクリーニングカートリッジ１９のカートリッジ識別子およびカートリッジタイプをボリューム情報データベース２６に登録するので、このカートリッジ識別子およびカートリッジタイプに基づいて、磁気テープカートリッジ１８やクリーニングカートリッジ１９のマウント、アンマウント、排出、クリーニングなどの各種制御を適切に行うことができる。
【０１３７】
また、第１マウント処理において、ボリューム情報データベース２６からマウントすべき磁気テープカートリッジ１８のカートリッジタイプを調べ、環境ファイル２５からドライブ１４のドライブタイプを調べて、磁気テープカートリッジ１８を適切なドライブ１４にマウントするので、異なるタイプのドライブ１４が混在しているにも拘らず、オペレータはカートリッジタイプとドライブタイプとの整合性を意識することなく、磁気テープカートリッジ１８が自動的に適切なドライブ１４にマウントされる。
【０１３８】
また、アンマウント処理において、ドライブ情報に含まれる磁気テープカートリッジ１８のテープ長や圧縮形式などの情報をボリューム情報データベース２６に登録するので、オペレータが任意に磁気テープカートリッジ１８の各種情報を参照可能になる。
【０１３９】
また、アンマウント処理において、ドライブ情報に含まれる磁気テープカートリッジ１８のテープ長や圧縮形式などの情報が、ボリューム情報データベース２６に既に登録されている場合、両者を比較するので、ライブラリ装置１１の内部で磁気テープカートリッジ１８が入れ替わったことを検出できる。すなわち、テープ長は本来不変のものであり、それが異なるということは、磁気テープカートリッジ１８が入れ替わったと判断できるのである。
【０１４０】
また、投入処理において、投入／排出装置１７の投入口に投入された磁気テープカートリッジ１８を、そのカートリッジタイプに適合するドライブタイプのドライブ１４に最も近い空きセルに収納するので、マウント時のアクセッサ１３の移動時間を短縮でき、処理性能が向上する。
【０１４１】
また、第１マウント処理において、磁気テープカートリッジ１８をドライブ１４にロードさせたときに、タイプエラーが発生した場合、ボリューム情報データベース２６に登録されているカートリッジタイプを書き換えるので、磁気テープカートリッジ１８に誤ったタイプラベル２３が貼付されているような場合でも、その磁気テープカートリッジ１８を適切にドライブ１４にマウントできるようになる。
【０１４２】
また、第１マウント処理において、タイプエラーが発生してボリューム情報データベース２６に登録されているカートリッジタイプを書き換えるに際して、問い合わせメッセージを表示部３に表示させるので、ライブラリ装置１１の内部で磁気テープカートリッジ１８が入れ替わった可能性があることをオペレータに知らせて注意を喚起することができる。
【０１４３】
また、クリーニング処理において、ボリューム情報データベース２６からクリーニングカートリッジ１９のカートリッジタイプを調べ、環境ファイル２５からドライブ１４のドライブタイプを調べるので、オペレータはクリーニングカートリッジ１９のカートリッジタイプを意識することなく、適切なクリーニングカートリッジ１９によってドライブ１４のヘッドをクリーニングできる。
【０１４４】
また、クリーニング処理において、タイプエラーあるいはロードエラーが発生した場合、そのクリーニングカートリッジ１９について、ボリューム情報データベース２６の非活性フラグをオンさせ、次回からは使用しないようにするので、クリーニング処理におけるタイプエラーあるいはロードエラーの発生を極力低減させることができる。
【０１４５】
また、再投入処理において、投入／排出装置１７の投入口に投入された磁気テープカートリッジ１８のカートリッジタイプを読み取り、ボリューム情報データベース２６に登録されているカートリッジタイプと比較するので、比較結果が異なった場合に、表示部３に磁気テープカートリッジ１８が入れ替わった可能性がある旨の警告表示を行うなどして、オペレータに注意を喚起することが可能になる。
【０１４６】
また、整合性確認処理において、棚１５のセルに格納されている磁気テープカートリッジ１８のカートリッジタイプを読み取り、ボリューム情報データベース２６に登録されているカートリッジタイプと比較するので、比較結果が異なった場合に、表示部３にライブラリ装置１１の内部で磁気テープカートリッジ１８が入れ替わった可能性がある旨の表示を行うなどして、オペレータに通知することが可能になる。
【０１４７】
また、投入処理において、環境ファイル２５およびボリューム情報データベース２６を検索し、投入／排出装置１７の投入口に投入された磁気テープカートリッジ１８のカートリッジタイプに適合したドライブタイプのドライブ１４がライブラリ装置１１に搭載されていない場合、表示部３に警告メッセージを表示するので、オペレータは排出コマンドの発行を指示することにより投入／排出装置１７の投入口に投入された磁気テープカートリッジ１８を投入／排出装置１７の排出口に排出させることができる。
【０１４８】
また、投入処理において、投入／排出装置１７の投入口に投入された磁気テープカートリッジ１８のカートリッジタイプに適合したドライブタイプのドライブ１４がライブラリ装置１１に搭載されていない場合、磁気テープカートリッジ１８をアクセッサ１３が受け取れる位置から投入／排出装置１７の排出口に戻すので、オペータの操作を要することなく、ロード不可能な磁気テープカートリッジ１８がライブラリ装置１１の内部に収納されるのを回避できる。
【０１４９】
また、第２マウント処理において、環境ファイル２５とボリューム情報データベース２６とを検索して、指定された磁気テープカートリッジ１８のカートリッジタイプと指定されたドライブ１４のドライブタイプとが適合していなければ、エラーメッセージを表示部３に表示するとともに、磁気テープカートリッジ１８を棚１５のセルから取り出さないので、オペレーションミスにより誤ったドライブ１４を指定したような場合に、無駄な処理時間を浪費することがない。
【０１５０】
また、ライブラリ制御装置１の起動処理において、環境ファイル２５とボリューム情報データベース２６とを検索し、磁気テープカートリッジ１８をロード可能なドライブ１４がライブラリ装置１１に搭載されていない場合、表示部３に警告メッセージを表示するので、磁気テープカートリッジ１８がライブラリ装置１１に搬入される前に、オペレータは適切な処置を施すことができる。
【０１５１】
また、ライブラリ制御装置１の起動処理において、磁気テープカートリッジ１８をロード可能なドライブ１４がライブラリ装置１１に搭載されていない場合、投入／排出装置１７の投入口に投入された磁気テープカートリッジ１８を、アクセッサ１３が受け取れる位置から投入／排出装置１７の排出口に移動させるので、オペータが排出コマンドを発行させるための操作を行うことなく、作業員が投入／排出装置１７の排出口から磁気テープカートリッジ１８を取り出すことができる。
【０１５２】
また、予備セルクリアー処理において、予備棚１６のセルに格納されている磁気テープカートリッジ１８のカートリッジタイプを読み取って、ボリューム情報データベース２６に登録されているカートリッジタイプと比較するので、たとえば両者が一致しない場合に、表示部３にライブラリ装置１１の内部で磁気テープカートリッジ１８が入れ替わった可能性がある旨の警告メッセージを表示させるなどして、オペレータに通知することができる。
【０１５３】
また、スクラッチプール登録処理において、既にスクラッチプールに登録されている磁気テープカートリッジ１８のカートリッジタイプと異なるカートリッジタイプの磁気テープカートリッジ１８がスクラッチプールに登録されようとした場合、表示部３にエラーメッセージを表示して登録させないので、スクラッチプールの運用を適切に行うことができる。
【０１５４】
また、第１マウント処理において、ロードエラーが発生した場合、ドライブ１４のドライブタイプによりリトライの最大回数を異ならせたので、ドライブタイプに応じた適切なリトライ回数を設定できる。すなわち、ロードエラーは、媒体障害あるいはドライブ障害のエラーであるが、ドライブタイプにより、異なるカートリッジタイプの磁気テープカートリッジ１８がロードされたときに、ロードエラーになるドライブ１４とタイプエラーになるドライブ１４とが存在しており、ロードエラーの意味合いがドライブタイプによって異なることから、リトライの最大回数もドライブタイプに応じて適切に設定するのが好ましいのである。
【０１５５】
また、第１マウント処理において、ロードエラーが発生した場合、同一のドライブタイプでかつ別のドライブ１４でロードし、さらにロードエラーが発生すれば、異なるドライブタイプのドライブ１４でロードするので、オペレータの操作なしで、ロードエラーの原因を、ドライブ１４の障害、カートリッジタイプとドライブタイプとの不適合、あるいは媒体障害に切り分けることができる。もちろん、３種類以上の磁気テープカートリッジを用い、それに応じて３種類以上のドライブが設置されている場合、ロードエラーが発生する限り、全ての種類のドライブに順次磁気テープカートリッジをマウントしていく。
【０１５６】
また、第１マウント処理において、カートリッジタイプとドライブタイプとが不適合である場合、ボリューム情報データベース２６のカートリッジタイプを正しく書き換えるので、次回からは適切なドライブ１４にマウントされることから、エラーの頻度を極力低減させることができる。
【０１５７】
なお、上記実施形態においては、記録媒体として磁気テープカートリッジ１８を用いたが、このような構成に限定されるものではなく、記録媒体としてたとえば光ディスクあるいは光磁気ディスクなどを用いてもよい。
【０１５８】
また、上記実施形態においては、３６トラック仕様の磁気テープカートリッジ１８と１２８トラック仕様の磁気テープカートリッジ１８との２種類の記録媒体を用い、それに応じて２種類のドライブ１４を設置したが、３種類以上の記録媒体およびドライブを用いてもよい。
【０１５９】
また、上記実施形態においては、ライブラリ制御装置１をライブラリ装置１１の外部に設置し、制御部２と制御部１２とを通信線２１により接続したが、ライブラリ制御装置１の制御部２および外部記憶装置５をライブラリ装置１１の内部に設置し、ライブラリ制御装置１の表示部３および操作部４をライブラリ装置１１の外面あるいはその近傍に設置してもよい。
【０１６０】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、制御装置が、センサによって読み取られた各種情報やドライブ情報記憶装置および記録媒体情報記憶装置に記憶された各種情報を利用してアクセッサを制御するので、相互にタイプの異なる記録媒体およびドライブを混在させたライブラリ装置を適切に制御できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係るライブラリ制御装置およびそれによって制御されるライブラリ装置の概略構成図である。
【図２】磁気テープカートリッジの概略背面図である。
【図３】環境ファイルの説明図である。
【図４】ボリューム情報データベースの説明図である。
【図５】環境設定処理の手順を説明するフローチャートである。
【図６】ライブラリ制御装置起動処理の手順を説明するフローチャートである。
【図７】投入処理の手順を説明するフローチャートである。
【図８】スクラッチプール登録処理の手順を説明するフローチャートである。
【図９】第１マウント処理の手順を説明するフローチャートである。
【図１０】第１マウント処理の手順を説明するフローチャートである。
【図１１】別の実施形態における第１マウント処理の要部の手順を説明するフローチャートである。
【図１２】第２マウント処理の手順を説明するフローチャートである。
【図１３】アンマウント処理の手順を説明するフローチャートである。
【図１４】クリーニング処理の手順を説明するフローチャートである。
【図１５】予備セルクリアー処理の手順を説明するフローチャートである。
【図１６】再投入処理の手順を説明するフローチャートである。
【図１７】整合性確認処理の手順を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
１ライブラリ制御装置
２制御部
３表示部
４操作部
５外部記憶装置
１１ライブラリ装置
１２制御部
１３アクセッサ
１３ａセンサ
１４ドライブ
１５棚
１６予備棚
１７投入／排出装置
１８磁気テープカートリッジ
１９クリーニングカートリッジ
２２ＩＤラベル
２３タイプラベル
２５環境ファイル
２６ボリューム情報データベース[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention controls a library apparatus containing a shelf having a large number of cells for storing a recording medium such as a magnetic tape or an optical disk, a drive for accessing the recording medium to read / write data, and an accessor for moving the recording medium. The present invention relates to a library control apparatus.
[0002]
[Prior art]
As a device for efficiently managing a very large amount of data, there is a library device that uses a magnetic tape or an optical disk as a recording medium.
[0003]
Even in such a library apparatus, the amount of data to be stored has increased dramatically in recent years. For example, in the case of a magnetic tape library apparatus, a magnetic tape cartridge used as a recording medium has a specification of 36 to 128 tracks. Tend to move on.
[0004]
However, the 36-track magnetic tape cartridge and the 128-track magnetic tape cartridge have different cartridge types, and the drive types of the drives for reading and writing them are naturally different from each other. In addition, even when a new 128-track magnetic tape cartridge is introduced, it is inconvenient that the existing 36-track magnetic tape cartridge cannot be used. Therefore, different drive types of drives are mixed in the library apparatus. There is a strong desire to make it happen.
[0005]
However, conventionally, there are no magnetic tape cartridges of different cartridge types and drives having different drive types mixed in one library apparatus, and cannot be dealt with.
[0006]
DISCLOSURE OF THE INVENTION
The present invention has been conceived under the circumstances described above, and provides a library control device capable of appropriately controlling a library device in which different types of recording media and drives are mixed. Let it be an issue.
[0007]
In order to solve the above problems, the present invention takes the following technical means.
[0008]
According to the first aspect of the present invention, data is read from and written to different types of recording media, which are installed corresponding to the types of recording media, respectively. Multiple installations for each type A drive, a shelf having a large number of cells for accommodating the recording medium, and an accessor for moving the recording medium between the cell and the drive. Each recording medium includes identification information unique to each recording medium, A library control device that controls a library device added so that the type information indicating the type of the recording medium can be read by a sensor installed in the accessor, and information on the type and installation position of each drive Is stored in a drive information storage device that stores information, a recording medium information storage device that stores identification information and type information read by a sensor, various information read by a sensor, a drive information storage device, and a recording medium information storage device. And a control device that controls the accessor using various information The control device reads the type information stored in the recording medium information storage device based on the specified identification information when the operator gives an instruction to execute the mount processing specifying the identification information. The drive of the type that matches the type information is read from the drive information storage device, the recording medium of the identification information specified for the drive is mounted, and the loading process does not succeed and a load error occurs. If the recording medium is mounted on another drive of the same type and loading is successful, it is determined that a failure has occurred in the first mounted drive, and if loading is not successful, In addition, if the recording media are mounted sequentially in different types of drives and loading is successful, the previously mounted drive Determining the type of type and the recording medium and were incompatible, determined that if the load is not successful, failure on the recording medium is occurring A library controller is provided.
[0009]
According to a preferred embodiment, the control device, when the operator gives an instruction to execute the loading process, the type information read by the sensor and the type of drive stored in the drive information storage device If there is no drive that can access the recording medium loaded into the library apparatus, the access operation to the cell by the accessor is prohibited.
[0012]
According to another preferred embodiment, the control device is configured to record the recording medium information based on the specified identification information when the operator gives an instruction to execute the mount process specifying the identification information and the drive. When the type information stored in the storage device is read out and the designated drive type is read out from the drive information storage device to determine whether or not the type information and the drive type match. Prohibits the accessor from moving the recording medium to the drive.
[0013]
According to another preferred embodiment, the control device determines the track length, data compression format, etc. of the recording medium obtained from the drive when the instruction to execute the unmount process is given by the operator. Information is stored in a recording medium information storage device.
[0014]
As described above, according to the present invention, the control device controls the accessor using various information read by the sensor and various information stored in the drive information storage device and the recording medium information storage device. It is possible to appropriately control a library apparatus in which different types of recording media and drives are mixed.
[0015]
Other features and advantages of the present invention will become more apparent from the detailed description given below with reference to the accompanying drawings.
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
[0017]
FIG. 1 is a schematic configuration diagram of a library control device according to the present invention and a library device controlled thereby. The library control apparatus 1 is realized by a computer, and includes a control unit 2 having a central processing unit (CPU), a read only memory (ROM), a random access memory (RAM), a CRT (cathode-ray tube), and the like. A display unit 3, an operation unit 4 having a keyboard and the like, and an external storage device 5 having a hard disk drive and the like are provided.
[0018]
The library apparatus 11 includes a control unit 12, an accessor 13, a drive 14, a shelf 15, a spare shelf 16, and a loading / unloading device 17.
[0019]
The control unit 12 is connected to the control unit 2 of the library control device 1 through the communication line 21 and controls the accessor 13, the drive 14, and the input / output device 17 in accordance with a command from the control unit 2.
[0020]
The accessor 13 is controlled by the control unit 12 to convey a magnetic tape cartridge 18 as a recording medium between the drive 14, the shelf 15, and the loading / unloading device 17. The accessor 13 is controlled by the control unit 12 to convey the cleaning cartridge 19 between the drive 14, the spare shelf 16, and the loading / unloading device 17. In addition, the accessor 13 is provided with a sensor 13a, which reads data written on a label attached to the magnetic tape cartridge 18.
[0021]
The drive 14 is controlled by the control unit 12 to read / write data from / to the magnetic tape cartridge 18. The drive 14 includes a 128-track drive and a 36-track drive.
[0022]
The shelf 15 includes a large number of cells that accommodate the magnetic tape cartridges 18. .
[0023]
The spare shelf 16 accommodates a plurality of cleaning cartridges 19 and also accommodates the magnetic tape cartridges 18 when a conveyance error occurs.
[0024]
The loading / unloading device 17 includes a loading port and a discharging port, and moves the magnetic tape cartridge 18 and the cleaning cartridge 19 loaded into the loading port by the operator to a position where the accessor 13 can receive them. The magnetic tape cartridge 18 or the cleaning cartridge 19 is moved to the discharge port.
[0025]
The magnetic tape cartridge 18 stores various data. The 128-track magnetic tape cartridge 18 accommodates 128-track magnetic tape, and the 36-track magnetic tape cartridge 18 accommodates 36-track magnetic tape. The 128-track magnetic tape cartridge 18 and the 36-track magnetic tape cartridge 18 have slightly different cartridge types. The 128-track magnetic tape cartridge 18 can be loaded by being loaded into the 128-track drive 14, but cannot be loaded even when loaded into the 36-track drive 14. The 36-track specification magnetic tape cartridge 18 can be loaded by being loaded into the 36-track specification drive 14, but cannot be loaded even when loaded into the 128-track specification drive 14.
[0026]
The cleaning cartridge 19 contains a cleaning tape for cleaning the head of the drive 14. The 128-track specification cleaning cartridge 19 can be used by being loaded into the 128-track specification drive 14, but cannot be used even when loaded into the 36-track specification drive 14. The 36-track cleaning cartridge 19 can be used by being loaded into the 36-track drive 14, but cannot be used even when loaded into the 128-track drive 14.
[0027]
As shown in FIG. 2, on the back surface of the magnetic tape cartridge 18 and the cleaning cartridge 19, an ID label in which cartridge identifiers for distinguishing the individual magnetic tape cartridges 18 and the individual cleaning cartridges 19 are recorded in the form of barcodes. 22 and a type label 23 in which the cartridge type is recorded in the form of a barcode is affixed. Of course, the cartridge identifier and the cartridge type may be recorded on the same label.
[0028]
As shown in FIG. 3, an environment file 25 is stored in the external storage device 5 of the library control apparatus 1. There are as many environment files 25 as the number of library devices 11 controlled by the library control device 1, and each environment file 25 includes a library identifier unique to each library device 11 and an installed drive that is the number of drives 14 installed. Number and drive information which is information of the drive 14 is included. The drive information includes the identifier of each drive 14, the installation position of each drive 14, the drive type of each drive 14, and the maximum number of retries executed by each drive 14.
[0029]
Further, as shown in FIG. 4, the external storage device 5 of the library control device 1 stores a volume information database 26 in which various information of individual magnetic tape cartridges 18 and cleaning cartridges 19 are arranged. The volume information database 26 includes cartridge identifiers of the magnetic tape cartridges 18 and cleaning cartridges 19 accommodated in the library apparatus 11, a library, a cell address indicating a storage position on the shelf 15 or the spare shelf 16, and a cartridge type. , Tape length and data compression format.
[0030]
Although not shown, the volume information database 26 includes an inactive flag and a cleaning cartridge flag, and the external storage device 5 of the library control device 1 stores a scratch pool database. .
[0031]
The control unit 2 of the library control device 1 issues various commands to the control unit 12 of the library device 11, and the control unit 12 controls the accessor 13, the drive 14, and the input / output device 17 in accordance with the commands. These commands include environment setting command, input command, discharge command, scratch pool registration command, first mount command, second mount command, unmount command, cleaning command, display command, spare cell clear command, re-input command, and Consistency check commands are included.
[0032]
The environment setting command reads apparatus configuration information from the library apparatus 11 and registers information related to the library apparatus 11 such as the number and position of the mounted drives 14 in the environment file 25 of the external storage device 5 of the library control apparatus 1. Command.
[0033]
The input command is a command for storing the magnetic tape cartridge 18 or the cleaning cartridge 19 set in the input port of the input / output device 17 of the library apparatus 11 in a predetermined cell of the shelf 15 or the spare shelf 16. That is, when the input command is supplied from the control unit 2 of the library control device 1 to the control unit 12 of the library device 11, the control unit 12 controls the accessor 13 and the magnetic material passed by the input / output device 17. The cartridge identifier written on the ID label 22 of the tape cartridge 18 or the cleaning cartridge 19 is read, the magnetic tape cartridge 18 or the cleaning cartridge 19 is loaded into an empty cell on the shelf 15 or the spare shelf 16, and the address of the cell Are written in the volume information database 26.
[0034]
The discharge command is a command for discharging the magnetic tape cartridge 18 or the cleaning cartridge 19 stored in the shelf 15 or the spare shelf 16 to the discharge port of the input / discharge device 17.
[0035]
The scratch pool command is a command for registering the magnetic tape cartridge 18 in the scratch pool. That is, when the cartridge identifier of the magnetic tape cartridge 18 and the scratch pool name that is the identifier of the scratch pool are designated by the operator, the control unit 2 of the library control device 1 causes the designated magnetic tape cartridge 18 to be designated. The fact that it belongs to the pool is registered in the volume information database 26. The scratch pool is a logical grouping of the magnetic tape cartridges 18 and is used for generation management of backup data. Then, when the scratch pool name is specified and the control unit 2 of the library control device 1 issues the first mount command or the second mount command, the control unit 12 of the library device 11 controls the accessor 13 to specify the name. The magnetic tape cartridge 18 belonging to the scratch pool is mounted on the drive 14.
[0036]
The first mount command is a command for loading the magnetic tape cartridge 18 having the cartridge identifier designated by the operator into the vacant drive 14 and making it ready for reading and writing. When the loading is successful, the control unit 2 of the library control apparatus 1 displays the identifier of the loaded drive 14 on the display unit 3 to inform the operator which drive 14 the data has been loaded.
[0037]
The second mount command is a command for loading the magnetic tape cartridge 18 having the cartridge identifier designated by the operator into the drive 14 having the identifier designated by the operator so that it can be read and written.
[0038]
The unmount command is a command for returning the magnetic tape cartridge 18 that has been ejected by the drive 14 to a predetermined cell of the shelf 15.
[0039]
The cleaning command is a command for selecting one cleaning cartridge 19 stored in a cell of the spare shelf 16, mounting it on the drive 14, cleaning the drive 14, and then returning it to the original cell.
[0040]
The display command is a command for causing the display unit 3 to display the contents of the volume information database 26.
[0041]
The spare cell clear command reads the cartridge identifier written on the ID label 22 of the magnetic tape cartridge 18 stored in the cell of the spare shelf 16 and searches the volume information database 26 using the cartridge identifier as a keyword. This is a command for judging the storage address of the magnetic tape cartridge 18 and returning it to the original cell of the shelf 15.
[0042]
The re-insertion command is a command for returning the magnetic tape cartridge 18 taken out from the inside of the library apparatus 11 without using the accessor 13 due to maintenance work or the like to the original cell of the shelf 15. That is, when a re-insertion command is issued by the control unit 2 of the library control device 1, the control unit 12 of the library device 11 controls the accessor 13 to receive the cartridge of the magnetic tape cartridge 18 received from the input / output device 17. Have the identifier read. Then, the read cartridge identifier is reported to the control unit 2 of the library control apparatus 1. Thus, the control unit 2 searches the volume information database 26 using the reported cartridge identifier as a keyword, checks the cell of the shelf 15 in which the magnetic tape cartridge 18 is to be stored, and controls the control unit 12 of the library apparatus 11. Thus, the magnetic tape cartridge 18 is accommodated in the cell via the accessor 13.
[0043]
The consistency check command includes a cartridge identifier of a magnetic tape cartridge 18 actually stored in the cell of a predetermined cell of the shelf 15 and a magnetic information stored in the cell in the volume information database 26. This is a command for correcting the contents of the volume information database 26 by comparing the cartridge identifier of the tape cartridge 18 and determining that the magnetic tape cartridge 18 has been replaced if both do not match.
[0044]
Next, the operation when the command is issued by the control unit 2 of the library control apparatus 1 will be described.
[0045]
FIG. 5 is a flowchart for explaining the procedure of the environment setting process. First, the control unit 2 transmits a device configuration information acquisition command to the control unit 12 (S1).
[0046]
Next, the control unit 2 acquires configuration information of the library device 11 from the control unit 12 (S2).
[0047]
Next, the control unit 2 registers the drive identifier, drive position, drive type, and the like of the drive 14 in the library identifier of the environment file 25 based on the configuration information from the control unit 12 (S3), and ends this routine. .
[0048]
FIG. 6 is a flowchart for explaining the procedure of the library control device activation process. First, the control unit 2 transmits a library control device activation command to the control unit 12 of the library device 11 (S11).
[0049]
Next, the control unit 2 compares the cartridge type of the magnetic tape cartridge 18 managed in the volume information database 26 with the drive type of the drive 14 (S12).
[0050]
As a result of the comparison, the control unit 2 determines whether there is a magnetic tape cartridge 18 that cannot be loaded into any drive 14 (S13).
[0051]
If there is a magnetic tape cartridge 18 that cannot be loaded into any of the drives 14 (S13: YES), a warning message indicating that no usable drive 14 is installed even when the library control apparatus 1 is activated is displayed on the display unit 3. It is displayed (S14).
[0052]
Next, the control unit 2 transmits a command for ejecting the magnetic tape cartridge 18 that cannot be loaded into the drive 14 from the library device 11 to the control unit 12 (S15), and this routine is finished.
[0053]
In step S13, if there is no magnetic tape cartridge 18 that cannot be loaded into any drive 14 (S13: NO), this routine ends.
[0054]
FIG. 7 is a flowchart for explaining the procedure of the loading process. First, the control unit 2 determines the cartridge identifier and cartridge type of the magnetic tape cartridge 18 or the cleaning cartridge 19 loaded into the loading port of the loading / unloading device 17. A command to be read is transmitted to the control unit 12 (S21).
[0055]
As a result, the control unit 12 controls the accessor 13 to read the cartridge identifier and the cartridge type of the magnetic tape cartridge 18 or the cleaning cartridge 19 inserted into the insertion port of the input / output device 17, and the control unit 12 reads the result. 2 to send.
[0056]
Next, the control unit 2 acquires read data from the control unit 12 (S22).
[0057]
Next, the control unit 2 searches the environment file 25 to find a drive type drive 14 that can load the magnetic tape cartridge 18 or the cleaning cartridge 19 based on the cartridge type from the control unit 12 (S23).
[0058]
Next, the control unit 2 determines whether there is no drive 14 that can load the inserted magnetic tape cartridge 18 or cleaning cartridge 19 based on the search result of the environment file 25 (S24).
[0059]
If there is a drive 14 that can load the inserted magnetic tape cartridge 18 or the cleaning cartridge 19 (S24: NO), the control unit 2 determines the cartridge identifier, storage cell, and cartridge of the inserted magnetic tape cartridge 18 or cleaning cartridge 19. The type, tape length, and compression type are registered in the volume information database 26 (S25). However, since the tape length and the compression format cannot be detected unless they are loaded into the drive 14, "recognition is impossible" is registered at the time of loading.
[0060]
Next, the control unit 2 designates a cell closest to the drive 14 capable of driving the inserted magnetic tape cartridge 18 or cleaning cartridge 19 among the empty cells of the shelf 15 or the spare shelf 16 and inputs the cell to the control unit 12. / Transmission command from the discharge device 17 to the cell is transmitted (S26), and this routine is finished.
[0061]
In step S24, if there is no drive 14 that can load the inserted magnetic tape cartridge 18 or cleaning cartridge 19 (S24: YES), the control unit 2 displays a warning message on the display unit 3 (S27). This routine ends.
[0062]
In step S24, instead of displaying the warning message on the display unit 3 or displaying the warning message, the magnetic tape cartridge 18 or the cleaning cartridge 19 loaded into the loading port of the loading / unloading device 17 can be received from the position where the accessor 13 can receive it. A command for returning to the discharge port of the charging / discharging device 17 may be transmitted to the control unit 12.
[0063]
FIG. 8 is a flowchart for explaining the procedure of the scratch pool registration process. First, the control unit 2 searches the volume information database 26 for the cartridge type of the magnetic tape cartridge 18 that already belongs to the scratch pool to be registered. (S31).
[0064]
Next, the control unit 2 determines whether or not the cartridge type checked in step S31 matches the cartridge type of the magnetic tape cartridge 18 to be registered (S32).
[0065]
If the cartridge type checked in step S31 matches the cartridge type of the magnetic tape cartridge 18 to be registered (S32: YES), the control unit 2 registers the magnetic tape cartridge 18 to be registered in the scratch pool. Then, this routine is finished (S33).
[0066]
In step S32, if the cartridge type checked in step S31 does not match the cartridge type of the magnetic tape cartridge 18 to be registered (S32: NO), the magnetic tape cartridge 18 to be registered is placed in the desired scratch pool. The fact that registration is not possible is displayed on the display unit 3 (S34), and this routine is terminated.
[0067]
FIGS. 9 and 10 are flowcharts for explaining the procedure of the first mounting process. First, the operator inputs a mount instruction specifying a cartridge identifier by operating the operation unit 4 (S41).
[0068]
As a result, the control unit 2 searches the volume information database 26 for the magnetic tape cartridge 18 to be mounted on the drive 14, and checks the cartridge type (S42).
[0069]
Next, the control unit 2 searches the environment file 25 for a drive 14 that can load the cartridge type magnetic tape cartridge 18 checked in step S42 (S43).
[0070]
Next, the control unit 2 determines whether or not it is confirmed that the mountable drive 14 is mounted (S44).
[0071]
If it can be confirmed that the mountable drive 14 is mounted (S44: YES), the control unit 2 designates the cartridge identifier of the magnetic tape cartridge 18 to be mounted, and commands to move from the cell of the shelf 15 to the drive 14 Is transmitted to the control unit 12 (S45).
[0072]
Next, the control unit 2 determines whether or not a “type error” in which the cartridge type specified at the time of mounting and the drive type of the mounted drive 14 does not match is detected (S46).
[0073]
If a “type error” is detected (S46: YES), the controller 2 recognizes that the cartridge type managed in the volume information database 26 is wrong for the designated magnetic tape cartridge 18 (S47).
[0074]
Next, the control unit 2 inquires of the operator through the display unit 3 whether the cartridge type in the volume information database 26 may be rewritten (S48).
[0075]
Next, the control unit 2 determines whether or not the operator inputs an instruction to rewrite the cartridge type in the volume information database 26 by operating the operation unit 4 (S49).
[0076]
If the operator inputs an instruction to rewrite the cartridge type in the volume information database 26 (S49: YES), the control unit 2 rewrites the cartridge type in the volume information database 26 with correct information (S50). Exit.
[0077]
In step S49, if the operator does not input an instruction to rewrite the cartridge type in the volume information database 26 (S49: NO), this routine ends.
[0078]
If “type error” is not detected in step S46 (S46: NO), the control unit 2 determines whether or not a load error is detected (S51).
[0079]
If a load error is detected (S51: YES), the control unit 2 searches the environment file 25 and checks the drive type of the drive 14 (S52).
[0080]
Next, the control unit 2 performs the mounting process again (S53), and ends this routine. This remount process is repeated for the number of retries set in advance in the environment file 25 for each drive type. Of course, if no error occurs, the remount process will not be performed thereafter.
[0081]
If no load error is detected in step S51 (S51: NO), this routine is terminated.
[0082]
If it is not confirmed in step S44 that the mountable drive 14 is mounted (S44: NO), the control unit 2 displays on the display unit 3 that the usable drive 14 is not mounted. (S54), and this routine is finished.
[0083]
FIG. 11 is a flowchart for explaining the procedure of the main part of the first mount process in another embodiment, and is configured to perform the process of FIG. 11 instead of the processes of steps S52 and S53 of FIG. May be. First, the control unit 2 recognizes that the mounting process has caused a load error (S61).
[0084]
Next, the control unit 2 mounts and loads the same magnetic tape cartridge 18 again on another drive 14 of the same drive type (S62).
[0085]
Next, the control unit 2 determines whether or not the loading process is completed (S63).
[0086]
If the loading process is not completed (S63: NO), the same magnetic tape cartridge 18 is mounted again on the drive 14 of a different drive type and loaded (S64).
[0087]
Next, the control unit 2 determines whether or not the loading process is completed (S65).
[0088]
If the loading process is not completed (S65: NO), it was determined that there was a problem with the loaded magnetic tape cartridge 18 because the loading could not be performed by the processes of steps S62 and S64. A message to that effect is displayed on the display unit 3 (S66), and this routine is terminated.
[0089]
In step S65, if the loading process is completed (S65: YES), the control unit 2 determines that the cartridge type and the drive type of the drive 14 mounted first are not loaded in step S62 and loaded in step S64. It judges that they are different, and displays an error message to that effect on the display unit 3 (S67).
[0090]
Next, the control unit 2 correctly rewrites the cartridge type of the management information in the volume information database 26 for the magnetic tape cartridge 18 to be loaded (S68), and ends this routine.
[0091]
If the load process is completed in step S63 (S63: YES), the control unit 2 determines that a drive failure has occurred in the drive 14 used in step S61 because the load was completed in step S62. An error message indicating a drive failure is displayed on the display unit 3 (S69), and this routine is terminated.
[0092]
FIG. 12 is a flowchart for explaining the procedure of the second mount process. First, the mount instruction specifying the cartridge identifier and the drive identifier is input by the operator through the operation of the operation unit 4 (S71).
[0093]
Thereby, the control unit 2 searches the volume information database 26 to check the cartridge type of the magnetic tape cartridge 18 to be mounted on the designated drive 14 (S72).
[0094]
Next, the control unit 2 determines whether or not the checked cartridge type matches the drive type of the designated drive 14 (S73).
[0095]
If the checked cartridge type matches the drive type of the designated drive 14 (S73: YES), the designated magnetic tape cartridge 18 and the designated drive 14 are instructed, and the cell from the shelf 15 is transferred to the drive 14. The magnetic tape cartridge 18 movement command is transmitted to the control unit 12 (S74), and this routine is terminated.
[0096]
In step S73, if the checked cartridge type does not match the drive type of the designated drive 14 (S73: NO), the control unit 2 cannot load the designated magnetic tape cartridge 18 with the designated drive 14. This is displayed on the display unit 3 (S75), and this routine is terminated.
[0097]
FIG. 13 is a flowchart for explaining the procedure of unmount processing. First, an unmount instruction is input by an operation of the operation unit 4 by the operator (S81).
[0098]
Further, the operator designates the cartridge identifier of the magnetic tape cartridge 18 to be unmounted by the operation of the operation unit 4, and the control unit 2 moves the magnetic tape cartridge 18 of the cartridge identifier from the drive 14 to the cell of the shelf 15. The movement command is transmitted to the control unit 12 (S82).
[0099]
Thereby, the control unit 12 controls the accessor 13 to move the designated magnetic tape cartridge 18 from the drive 14 to the cell of the shelf 15 (S83). At this time, the control unit 12 reads the tape length and data compression format of the magnetic tape cartridge 18 from the drive 14.
[0100]
Next, the control unit 12 acquires the tape length and data compression format of the magnetic tape cartridge 18 unmounted by the accessor 13 (S84).
[0101]
Next, the control unit 12 determines whether or not the tape length and the compression format registered in the volume information database 26 are “recognizable” for the unmounted magnetic tape cartridge 18 (S85).
[0102]
If the tape length and compression format are “unrecognizable” (S85: YES), the control unit 2 registers the tape length and compression format of the unmounted magnetic tape cartridge 18 in the volume information database 26 (S86). This routine is terminated.
[0103]
If the tape length and the compression format are not “unrecognizable” in step S85 (S85: NO), the control unit 2 sends information sent from the control unit 12 and the volume information database for the unmounted magnetic tape cartridge 18. It is determined whether or not the information registered in 26 is inconsistent (S87).
[0104]
If the information transmitted from the control unit 12 and the information registered in the volume information database 26 do not match (S87: YES), the control unit 2 sends information transmitted from the control unit 12 regarding the mismatched information. Is written in the volume information database 26 (S88), and this routine is terminated.
[0105]
In step S87, if the information transmitted from the control unit 12 and the information registered in the volume information database 26 do not match (S87: NO), this routine ends.
[0106]
FIG. 14 is a flowchart for explaining the procedure of the cleaning process. First, the operator inputs a cleaning instruction by operating the operation unit 4 (S91).
[0107]
Thereby, the control unit 2 searches the environment file 25 to check the drive type of the drive 14 to be cleaned (S92).
[0108]
Next, the control unit 2 searches the volume information database 26 to select a cleaning cartridge 19 of a cartridge type that does not have the inactive flag turned on and matches the checked drive type (S93).
[0109]
Next, the control unit 2 designates the selected cleaning cartridge 19 and transmits a movement command from the cell of the spare shelf 16 to the drive 14 to be cleaned to the control unit 12 (S94).
[0110]
Thus, the cleaning of the designated drive 14 is executed by the selected cleaning cartridge 19, the cleaning cartridge 19 is returned to the cell of the spare shelf 16, and the cleaning ends (S95).
[0111]
Next, the control unit 2 determines whether a type error or a load error has occurred in the cleaning based on information from the control unit 12 (S96).
[0112]
When a type error or a load error has occurred (S96: YES), the control unit 2 turns on the inactive flag of the volume information database 26 for the selected cleaning cartridge 19 (S97), and ends this routine.
[0113]
If no type error or load error has occurred in step S96 (S96: NO), this routine ends.
[0114]
FIG. 15 is a flowchart for explaining the procedure of the spare cell clear process. First, the control unit 2 reads a cartridge identifier and a cartridge type of the magnetic tape cartridge 18 stored in the cell of the spare shelf 16. Is transmitted to the control unit 12 (S101).
[0115]
As a result, the control unit 12 controls the accessor 13 to read the cartridge identifier and cartridge type of the magnetic tape cartridge 18 stored in the cell of the spare shelf 16 and transmits it to the control unit 2.
[0116]
Next, the control unit 2 acquires the cartridge identifier and the cartridge type from the control unit 12 (S102).
[0117]
Next, the control unit 2 searches the volume information database 26 based on the cartridge identifier from the control unit 12, and compares the cartridge type obtained by the search with the cartridge type from the control unit 12 (S103).
[0118]
Next, the control unit 2 determines whether or not the comparison results match (S104).
[0119]
If the comparison results do not match (S104: NO), the controller 2 determines the cartridge type of the magnetic tape cartridge 18 stored in the cell of the spare shelf 16 and the cartridge type registered in the volume information database 26. The fact that they do not match is displayed on the display unit 3 (S105), and this routine is terminated.
[0120]
In step S104, if the comparison results match (S104: YES), the control unit 2 displays the processing information on the display unit 3 (S106), and the magnetic tape cartridge 18 is moved from the spare shelf 16 cell to the shelf 15 cell. To terminate the routine.
[0121]
FIG. 16 is a flowchart for explaining the procedure of the re-loading process. First, the control unit 2 reads the cartridge identifier and cartridge type of the magnetic tape cartridge 18 loaded into the loading port of the loading / unloading device 17. The command is transmitted to the control unit 12 (S111).
[0122]
As a result, the control unit 12 controls the accessor 13 to read the cartridge identifier and cartridge type of the magnetic tape cartridge 18 inserted into the insertion port of the insertion / ejection device 17, and transmits it to the control unit 2.
[0123]
Next, the control unit 2 acquires a cartridge identifier and a cartridge type from the control unit 12 (S112).
[0124]
Next, the control unit 2 searches the volume information database 26 based on the cartridge identifier from the control unit 12, and compares whether the cartridge type matches the cartridge type from the control unit 12 (S113).
[0125]
Next, the control unit 2 determines whether or not the comparison results match (S114).
[0126]
If the comparison result does not match (S114: NO), the magnetic tape cartridge 18 inserted by the control unit 2 is different from the cartridge type registered in the volume information database 26 even though the cartridge identifiers match. A message to that effect is displayed on the display unit 3 (S115), and this routine is terminated.
[0127]
In step S114, if the comparison results match (S114: YES), the control unit 2 displays the fact on the display unit 3 (S116), moves the magnetic tape cartridge 18 to the cell of the shelf 15, and this routine. Exit.
[0128]
FIG. 17 is a flowchart for explaining the procedure of the consistency check process. First, the control unit 2 issues a read command for reading the cartridge identifier and the cartridge type of the magnetic tape cartridge 18 stored in the designated cell. It transmits to the control part 12 (S121).
[0129]
As a result, the control unit 12 controls the accessor 13 to read the cartridge identifier and cartridge type of the magnetic tape cartridge 18 stored in the cell of the shelf 15 and transmits it to the control unit 2.
[0130]
Next, the control unit 2 acquires a cartridge identifier and a cartridge type from the control unit 12 (S122).
[0131]
Next, the control unit 2 searches the volume information database 26 based on the cartridge identifier from the control unit 12, and compares the obtained cartridge type with the cartridge type from the control unit 12 (S123).
[0132]
Next, the control unit 2 determines whether or not the comparison results match (S124).
[0133]
If the comparison results do not match (S124: NO), the control unit 2 causes the display unit 3 to display a message indicating that the cartridge type registered in the volume information database 26 is different from the actual cartridge type ( S125), this routine is finished.
[0134]
If the comparison results match (S124: YES), the control unit 2 displays that fact on the display unit 3 (S126), and the routine is terminated.
[0135]
As described above, in the environment setting process, the information on the drive 14 mounted in the library apparatus 11 is registered in the environment file 25, so that the magnetic tape cartridge 18 is based on the information on the drive 14 registered in the environment file 25. Control such as mounting the cleaning cartridge 19 on an appropriate drive 14 can be performed.
[0136]
In addition, in the loading process, the cartridge identifier and cartridge type of the magnetic tape cartridge 18 and the cleaning cartridge 19 loaded into the loading port of the loading / unloading device 17 are registered in the volume information database 26. Therefore, based on this cartridge identifier and cartridge type. Thus, various controls such as mounting, unmounting, ejection, and cleaning of the magnetic tape cartridge 18 and the cleaning cartridge 19 can be appropriately performed.
[0137]
In the first mounting process, the cartridge type of the magnetic tape cartridge 18 to be mounted is checked from the volume information database 26, the drive type of the drive 14 is checked from the environment file 25, and the magnetic tape cartridge 18 is mounted on the appropriate drive 14. Therefore, the magnetic tape cartridge 18 is automatically mounted on the appropriate drive 14 without the operator being aware of the consistency between the cartridge type and the drive type, despite the presence of different types of drives 14. The
[0138]
In addition, in the unmount process, information such as the tape length and compression format of the magnetic tape cartridge 18 included in the drive information is registered in the volume information database 26, so that the operator can arbitrarily refer to various information of the magnetic tape cartridge 18. .
[0139]
In addition, when information such as the tape length and compression format of the magnetic tape cartridge 18 included in the drive information has already been registered in the volume information database 26 in the unmount processing, the two are compared, so that the inside of the library apparatus 11 It can be detected that the magnetic tape cartridge 18 has been replaced. That is, the tape length is essentially unchanged, and it can be determined that the magnetic tape cartridge 18 has been replaced.
[0140]
In the loading process, the magnetic tape cartridge 18 loaded into the loading slot of the loading / unloading device 17 is stored in the empty cell closest to the drive type drive 14 suitable for the cartridge type. The travel time can be shortened and the processing performance is improved.
[0141]
In addition, if a type error occurs when the magnetic tape cartridge 18 is loaded into the drive 14 in the first mounting process, the cartridge type registered in the volume information database 26 is rewritten. Even when the type label 23 is attached, the magnetic tape cartridge 18 can be appropriately mounted on the drive 14.
[0142]
In the first mount process, when a type error occurs and the cartridge type registered in the volume information database 26 is rewritten, an inquiry message is displayed on the display unit 3, so that the magnetic tape cartridge 18 is displayed inside the library apparatus 11. The operator can be alerted that there is a possibility that has been replaced.
[0143]
In the cleaning process, the cartridge type of the cleaning cartridge 19 is checked from the volume information database 26, and the drive type of the drive 14 is checked from the environment file 25. Therefore, the operator can perform appropriate cleaning without being aware of the cartridge type of the cleaning cartridge 19. The head of the drive 14 can be cleaned by the cartridge 19.
[0144]
Further, when a type error or a load error occurs in the cleaning process, the deactivation flag of the volume information database 26 is turned on for the cleaning cartridge 19 so that it will not be used from the next time. The occurrence of load errors can be reduced as much as possible.
[0145]
In the re-loading process, the cartridge type of the magnetic tape cartridge 18 loaded into the loading port of the loading / unloading device 17 is read and compared with the cartridge type registered in the volume information database 26. Therefore, the comparison result is different. In such a case, it is possible to alert the operator by displaying a warning on the display unit 3 that the magnetic tape cartridge 18 may have been replaced.
[0146]
In the consistency check process, the cartridge type of the magnetic tape cartridge 18 stored in the cell of the shelf 15 is read and compared with the cartridge type registered in the volume information database 26. The operator can be notified by displaying on the display unit 3 that the magnetic tape cartridge 18 may have been replaced inside the library apparatus 11.
[0147]
Further, in the loading process, the environment file 25 and the volume information database 26 are searched, and the drive type drive 14 that matches the cartridge type of the magnetic tape cartridge 18 loaded in the loading port of the loading / unloading device 17 is stored in the library device 11. If it is not installed, a warning message is displayed on the display unit 3, so that the operator instructs the issuance of a discharge command, so that the magnetic tape cartridge 18 loaded into the loading port of the loading / unloading device 17 is input by the operator. Can be discharged to the outlet.
[0148]
In addition, in the loading process, when the drive device 14 suitable for the cartridge type of the magnetic tape cartridge 18 loaded into the loading port of the loading / unloading device 17 is not mounted in the library device 11, the magnetic tape cartridge 18 is accessed. 13 is returned from the position where it can be received to the discharge port of the loading / unloading device 17, it is possible to avoid storing the magnetic tape cartridge 18 that cannot be loaded into the library device 11 without requiring the operation of the operator.
[0149]
In the second mount process, the environment file 25 and the volume information database 26 are searched, and if the cartridge type of the designated magnetic tape cartridge 18 and the drive type of the designated drive 14 do not match, an error is detected. Since the message is displayed on the display unit 3 and the magnetic tape cartridge 18 is not taken out from the cell of the shelf 15, useless processing time is not wasted when an erroneous drive 14 is designated due to an operation error.
[0150]
Further, in the startup process of the library control device 1, the environment file 25 and the volume information database 26 are searched, and if the drive 14 that can load the magnetic tape cartridge 18 is not installed in the library device 11, a warning is given to the display unit 3. Since the message is displayed, the operator can take appropriate measures before the magnetic tape cartridge 18 is carried into the library apparatus 11.
[0151]
In addition, in the startup process of the library control device 1, when the drive 14 that can load the magnetic tape cartridge 18 is not mounted in the library device 11, the magnetic tape cartridge 18 that is inserted into the insertion port of the insertion / ejection device 17 is Since the accessor 13 is moved from the position where it can be received to the discharge port of the loading / unloading device 17, the operator can operate the magnetic tape cartridge 18 from the discharge port of the loading / unloading device 17 without performing an operation for the operator to issue a discharge command. Can be taken out.
[0152]
In the spare cell clear process, the cartridge type of the magnetic tape cartridge 18 stored in the cell of the spare shelf 16 is read and compared with the cartridge type registered in the volume information database 26. For example, the two do not match. In this case, the operator can be notified by displaying a warning message indicating that the magnetic tape cartridge 18 may be replaced inside the library device 11 on the display unit 3.
[0153]
In addition, when a magnetic tape cartridge 18 of a cartridge type different from the cartridge type of the magnetic tape cartridge 18 already registered in the scratch pool is registered in the scratch pool registration process, an error message is displayed on the display unit 3. Since it is not displayed and registered, the scratch pool can be operated appropriately.
[0154]
Further, when a load error occurs in the first mount process, the maximum number of retries is varied depending on the drive type of the drive 14, and therefore an appropriate number of retries can be set according to the drive type. That is, the load error is a medium failure or a drive failure error. However, when a magnetic tape cartridge 18 of a different cartridge type is loaded depending on the drive type, the load 14 and the drive 14 that cause a type error are loaded. Since the meaning of the load error differs depending on the drive type, it is preferable to set the maximum number of retries appropriately according to the drive type.
[0155]
In the first mount process, if a load error occurs, the load is loaded with the same drive type and another drive 14, and if a load error occurs, the load is loaded with a drive 14 of a different drive type. Without operation, the cause of the load error can be isolated to drive 14 failure, cartridge type and drive type mismatch, or media failure. Of course, when three or more types of magnetic tape cartridges are used and three or more types of drives are installed accordingly, as long as a load error occurs, the magnetic tape cartridges are sequentially mounted on all types of drives.
[0156]
In addition, if the cartridge type and the drive type are incompatible in the first mounting process, the cartridge type in the volume information database 26 is correctly rewritten, so that it is mounted on the appropriate drive 14 from the next time. It can be reduced as much as possible.
[0157]
In the above embodiment, the magnetic tape cartridge 18 is used as a recording medium. However, the present invention is not limited to such a configuration, and an optical disk or a magneto-optical disk may be used as the recording medium.
[0158]
In the above embodiment, two types of recording media, ie, a 36-track magnetic tape cartridge 18 and a 128-track magnetic tape cartridge 18 are used, and two types of drives 14 are installed accordingly. The above recording medium and drive may be used.
[0159]
In the above embodiment, the library control device 1 is installed outside the library device 11, and the control unit 2 and the control unit 12 are connected by the communication line 21, but the control unit 2 and the external storage of the library control device 1 are connected. The apparatus 5 may be installed inside the library apparatus 11, and the display unit 3 and the operation unit 4 of the library control apparatus 1 may be installed on the outer surface of the library apparatus 11 or in the vicinity thereof.
[0160]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the control device controls the accessor using various information read by the sensor and various information stored in the drive information storage device and the recording medium information storage device. It is possible to appropriately control a library apparatus in which different types of recording media and drives are mixed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic configuration diagram of a library control device according to the present invention and a library device controlled by the library control device.
FIG. 2 is a schematic rear view of the magnetic tape cartridge.
FIG. 3 is an explanatory diagram of an environment file.
FIG. 4 is an explanatory diagram of a volume information database.
FIG. 5 is a flowchart illustrating a procedure of environment setting processing.
FIG. 6 is a flowchart for explaining a procedure of library controller start processing;
FIG. 7 is a flowchart for explaining a procedure of input processing.
FIG. 8 is a flowchart for explaining a procedure of a scratch pool registration process.
FIG. 9 is a flowchart illustrating a procedure of first mount processing.
FIG. 10 is a flowchart illustrating a procedure of first mount processing.
FIG. 11 is a flowchart illustrating a procedure of a main part of a first mount process in another embodiment.
FIG. 12 is a flowchart for explaining a procedure of second mount processing;
FIG. 13 is a flowchart for explaining a procedure of unmount processing;
FIG. 14 is a flowchart illustrating a cleaning process procedure;
FIG. 15 is a flowchart for explaining a procedure of a spare cell clear process.
FIG. 16 is a flowchart illustrating a procedure of re-input processing.
FIG. 17 is a flowchart illustrating a procedure of consistency check processing.
[Explanation of symbols]
1 Library controller
2 Control unit
3 Display section
4 Operation part
5 External storage device
11 Library device
12 Control unit
13 Accessor
13a sensor
14 drive
15 shelves
16 Spare shelf
17 Input / output device
18 Magnetic tape cartridge
19 Cleaning cartridge
22 ID label
23 Type label
25 Environment file
26 Volume information database

Claims

A plurality of drives installed for each type, each set corresponding to the type of recording medium and reading / writing data from / to different types of recording media,
A shelf having a number of cells containing the recording medium;
An accessor for moving the recording medium between the cell and the drive;
Each recording medium is provided with a library device to which identification information unique to each recording medium and type information indicating the type of each recording medium are added so that they can be read by a sensor installed in the accessor. A library controller for controlling,
A drive information storage device for storing information on the type and installation position of each drive;
A recording medium information storage device for storing the identification information and the type information read by the sensor;
A controller for controlling the accessor using various information read by the sensor and various information stored in the drive information storage device and the recording medium information storage device ;
The control device reads the type information stored in the recording medium information storage device based on the specified identification information when an instruction to execute the mount process specifying the identification information is made by the operator, Read the type of drive that matches the type information from the drive information storage device, mount the recording medium of the identification information specified in the drive,
In the mounting process, if a load error occurs without a successful load, the recording medium is mounted on another drive of the same type, and if the load is successful, the first mounted drive fails. If the loading is not successful, the recording media are sequentially mounted on different types of drives. If the loading is successful, the type of the previously mounted drive and the recording media A library control device that determines that the type is incompatible and determines that a failure has occurred in the recording medium if the loading is not successful .

The control device compares the type information read by the sensor with the type of drive stored in the drive information storage device when an instruction to execute the input process is made by an operator, The library control device according to claim 1, wherein if there is no drive that can access the recording medium loaded in the library device, the access operation to the cell by the accessor is prohibited.

The control device stores the type information stored in the recording medium information storage device based on the specified identification information when the operator gives an instruction to execute the mount process specifying the identification information and the drive. And reading the designated drive type from the drive information storage device to determine whether or not the type information and the drive type match, and if not, the recording medium by the accessor said prohibiting the movement of the drive, the library control device according to claim 1 or 2.

The control device stores the recording medium information storage as information on the recording medium such as a track length or a data compression format of the recording medium obtained from the drive when an instruction to execute unmount processing is given by the operator. and stores device, the library controller according to any one of claims 1 to 3.