JP3779408B2 - Valve body retention mechanism - Google Patents
Valve body retention mechanism Download PDFInfo
- Publication number
- JP3779408B2 JP3779408B2 JP35280496A JP35280496A JP3779408B2 JP 3779408 B2 JP3779408 B2 JP 3779408B2 JP 35280496 A JP35280496 A JP 35280496A JP 35280496 A JP35280496 A JP 35280496A JP 3779408 B2 JP3779408 B2 JP 3779408B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve body
- recess
- piston
- retainer
- spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Safety Valves (AREA)
- Check Valves (AREA)
- Self-Closing Valves And Venting Or Aerating Valves (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は弁体の保持機構に関し、更に詳しくは、支持体の端部に流体の通路の一部となる凹所が形成され、この凹所内に摺動可能に嵌入し、上記凹所の底部に形成された弁座に着離座可能な弁体と、一端が上記弁体に係合し、他端が上記支持体側に支持されるばねとを備えた弁体の保持機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の従来技術として、例えば実用新案登録第2504332号公報が挙げられる。この公報には、大型車両等に搭載されるエアブレーキ装置における圧縮空気の供給系に用いられ、コンプレッサのロード、アンロードを制御するプレッシャレギュレータについて記載されている。このプレッシャレギュレータのシリンダ室内に摺動自在に挿入されるピストンの一端開口部には、エアタンクとコンプレッサとの間の圧縮空気の流れを連通、遮断するための弁体が設けられており、以下、図9を参照して説明する。
【0003】
ピストン1の一端開口部には凹所2が形成されており、この凹所2の底部は、弁体4が着離座可能な弁座3となっている。弁体3には凹所2の周壁に向かって延びる案内部6が一体的に設けられており、これにより弁体4が凹所2の周壁に沿って移動できるようになっている。弁体4は、その案内部6に一端が係合し、他端がピストン1側に支持されるばね5により弁座3の方向に付勢されており、凹所2に連絡するエアタンクの圧縮空気が所定圧に達するまでは、図示するように閉弁状態をとる。しかし、エアタンクの圧縮空気が所定圧以上になると、ピストン1は静止部(シリンダ本体)に固定された弁棒8に対して相対的に図において上方へと移動して弁体4と弁棒8とを当接させ、そして弁体4を弁座3から離座させることによって凹所2とコンプレッサ側に連絡する連絡通路9とを連通させる。これにより、エアタンクの空気圧をコンプレッサに供給して内蔵するアンローダバルブを開き、コンプレッサにアンロード作用を行わせる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本従来例による弁体4の保持機構に関しては、ピストン1側に支持されるリテーナ7は、凹所2の周壁に形成された環状溝10に取り付けられる。従って、本従来例ではピストン1の成形後に機械加工により環状溝10を形成する必要がある。しかし、この機械加工を行うことは手間がかかり、かつ、生産性の低下につながる。そこで、この環状溝10を形成するための機械加工を無くすことが考えられ、その手段として、ピストンを樹脂により成形し、凹所の周壁にリテーナの外周端部を直接押圧して位置決め固定し、このリテーナに対してばねの他端側を係合させることが考えられる。
【0005】
しかしながら、この手段では、ピストンを成形するための金型の抜き勾配を考慮する必要がある。この抜き勾配は、凹所の内径が当該凹所の開口まで同一、もしくは開口に近づくにつれて大きくなる。よって、この凹所の周壁にリテーナの外周端部を直接押圧すると、時間の経過と共にリテーナの位置が凹所の開口側に移動し、ひいては、このリテーナが凹所から脱落するおそれがある。従って、ピストンに対するリテーナの位置が変化し、ばねが係合する弁体の位置決めができなくなるということが考えられる。
【0006】
本発明は上述の問題に鑑みてなされ、ピストンなどの支持体形成後にリテーナを支持するための機械加工を省略すると共に、リテーナの位置決めを長期にわたって確実に行い、ばねの付勢力を一定にして弁体を保持することができる弁体の保持機構を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
以上の課題は、支持体の端部に流体の通路の一部となる凹所が形成され、この凹所内に摺動可能に嵌入し、前記凹所の底部に形成された弁座に着離座可能な弁体と、一端が前記弁体に係合し、他端が前記支持体側に支持されるばねとを備えた弁体の保持機構において、前記凹所の開口端に、開口に対して前記凹所の径方向に貫通する溝が設けられており、この溝幅は、当該溝の底部側が段部を介して開口側よりも大きく形成されると共に、前記ばねの他端側を支持するリテーナを設け、このリテーナは、前記凹所内に臨み前記ばねが当接する主部と、この主部の径外方に延びる突部を有しており、前記突部には、弾性変形により前記溝に嵌入されて前記段部に係合する爪部を有していることを特徴とする弁体の保持機構、によって解決される。
【0008】
先ず、リテーナの突部を凹所開口端の溝に整列させて爪部を段部に当接させ、次いで爪部を弾性変形させて溝の底部に向かって突部を押し込んで突部を溝内に嵌入し爪部を段部に係合させる。このように段部と爪部とを容易に係合させることができると共に、リテーナと支持体、すなわちリテーナと凹所の開口端との間の位置関係に変動を生じさせることなく、弁体に対するばねの付勢力の設定を一定にすることができる。又、開口に対して凹所の径方向に貫通する溝は、支持体形成時、支持体と一体的に形成されるので、支持体形成後におけるリテーナ支持のための機械加工を省略することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態による弁体の支持機構について説明する。そこで、本実施の形態では、従来例と同様にプレッシャレギュレータ内部のピストン一端開口部に設けられ、エアタンクとコンプレッサのロード、アンロードを制御するアンローダバルブとの間の圧縮空気の流れを連通、遮断するための弁体の保持機構について説明する。
【0010】
図1は、本実施の形態によるプレッシャレギュレータを示し、その全体は15で示される。支持体としてのピストン17は樹脂で成り、その外周にシールリング26、27を装着して本体16の内孔16aに対して摺動自在に挿入され、本体16の内部に圧力室40、連絡室41及び大気室42を画成している。本体16には、図示しないエアタンクに連絡する第1ポート18と、これまた図示しないコンプレッサに連絡する第2ポート20が形成されており、これら第1、第2ポート18、20はそれぞれフィルタ部19、21を介して圧力室40及び連絡室41に連通している。ピストン17と本体16の開口側との間には予圧縮されたスプリング24が配設されており、その一端はピストン17に当接するばね受け部材22に、他端は本体16の開口部に支持されたストッパ部材25に当接するばね受け部材23に、それぞれ係止されている。これにより、ピストン17は図中下方へと付勢されるのであるが、圧力室40側で上記エアタンクの空気圧を受けているので、図示する非作動位置をとっている。
【0011】
ピストン17にはその軸方向に貫通孔44が形成されており、この貫通孔44に対しシールリング29を介して弁棒28を摺動自在に挿入させている。弁棒28は、ばね部材30により大気室42側に付勢されているのであるが、この弁棒28の大気室42側端部に頭部31aが当接するボルト部材31により図示する状態となっている。ボルト部材31は上記ばね受け部材23に螺合しており、更にそのネジ部31bにナット部材32を螺合させている。すなわち、このナット部材32の締付けにより、スプリング24の付勢力が設定されるようになっている。更に又、本体16の開口は、ボルト部材31のネジ部31bの端部に螺合する蓋部材33により覆われている。
【0012】
ピストン17の圧力室40側端部には、図2にその詳細を示すように凹所43が形成されている。この凹所43は、その底部側が開口端面よりも小径となる段付形状であり、その周壁に対して摺動自在な金属製の案内部35、35、35、35を備え、凹所43の底部に形成された環状の弁座39に対して着離座可能な弁体34が嵌入されている。図4に示すように案内部35、35、35、35は弁体34の側周面に差し込まれて四方に延びている。又、この案内部35には弁体34を弁座39の方向に付勢するばね36の一端が係合しており、その他端は、後述するように、凹所43の開口端に固定されたリテーナ37に支持されている。
【0013】
リテーナ37は、図4乃至図6に示すように凹所43の開口と略等しい外形形状を有する環状の主部37aと、この主部37aの径外方に延びる一対の突部37b、37bを有している。主部37aは凹所43内に臨み、上記ばね36の他端側を支持している。又、突部37bには、この突部37bに対して屈曲させて成る爪部37c、37cがプレス加工により加工されている。一方、凹所43の開口側には、図2乃至図4に示すように、凹所43の径方向に貫通する一対の溝46、46が設けられており、この溝幅は、溝46の底部47側が段部48を介して開口側よりも大きく形成されている。これらの溝46、46は凹所43の径方向に抜かれる金型によりピストン17と共に形成される。
【0014】
従って、リテーナ37を凹所43の開口側に取り付ける際には、図7Aに示すように(一方のみ)、先ず、リテーナ37の突部37bを溝46に整列させて爪部37c、37cを段部48に当接させる。次いで爪部37c、37cを弾性変形させて溝46の底部47に向かって突部37bを押し込む。すると、図7Bに示すようにリテーナ37の突部37bが溝46内に嵌入されると共に、爪部37c、37cが段部48に係合する。これにより、リテーナ37が凹所43の開口端に位置決め固定される。
【0015】
以上説明したように本実施の形態によれば、凹所43の開口端に形成される溝46、46はピストン17の成形時に一緒に形成されるので、ピストン成形後のリテーナ37を支持するための機械加工を省略することができると共に、リテーナ37の爪部37cと溝46の段部48との係合を容易に行うことができるので、凹所43へのリテーナ37の組付けを非常に容易とすることができる。又、リテーナ37と凹所43との位置関係を確実に維持することができるので、ばね36の付勢力を常に一定にして弁体34を保持することができる。
【0016】
又、本実施の形態によれば、リテーナ37の爪部37cをプレス加工によって突部37bに対して屈曲させるだけであるので、リテーナ37を容易に形成することができる。更に、凹所43をその底部側が開口端面よりも小径となる段付形状であると共に、弁体34にその側周面から凹所43の周壁に向かって延びる案内部35、35、35、35が形成されているので、弁体34を凹所43に容易に嵌入することができると共に、凹所43内で弁体34をスムーズに摺動させることができる。
【0017】
次いで、以上のように構成されるプレッシャレギュレータ15の作用について図1を参照して説明する。図示しないコンプレッサのロード作用によりエアタンクの内圧が所定圧以上になると、図1を参照して、圧力室40の内圧も上昇しピストンをスプリング24の付勢力に抗して上方へと移動させる。弁体34はピストン17の移動に伴って若干上方へ移動するが、本体16側に固定された弁棒28と当接することにより、その移動が規制される。ピストン17が更に上昇すると弁体34は弁座39から離座し、これにより凹所43、すなわち圧力室40と連絡室41とが連絡通路38を介して連通して、圧力室40内の空気圧が第2ポート20を通ってコンプレッサのロード、アンロードを制御する図示しないアンローダバルブに供給される。これによりコンプレッサがアンロード作用を行い、エアタンクへの圧縮空気の供給が停止される。その後、圧力室40の内圧の低下によりピストン17はスプリング24の付勢力により再び図示する非作動位置まで下降し、圧力室40と連絡室41との間を遮断して再度、コンプレッサにロード作用を行わせる。以後、同様にして、圧力室40の内圧の変動によりピストン17は上下移動を繰り返し、このときの弁体34の弁座39に対する着離座を繰り返してエアタンク内の空気圧を所定圧に保持する。
【0018】
そこで本実施の形態によれば、リテーナ37の位置変動によってばね36の付勢力に変動をきたすことなく、弁体34に対して常に一定のばね36の付勢力を与えることができ、よって、長期にわたってプレッシャレギュレータ15の安定した作動性能を維持することができる。
【0019】
以上、本発明の実施の形態について説明したが、勿論、本発明はこれに限られることなく、本発明の技術的思想に基づいて種々の変形が可能である。
【0020】
例えば以上の実施の形態では、リテーナ37の主部37aを環状に形成したが、これに代えて、図8に示すように、リテーナ57の主部57aを上記凹所43の開口と略等しい外形形状を有した円板状に形成すると共に、この主部57aに圧縮空気などの流体の通路となる大小様々な孔58、59、60を複数、形成するようにしてもよい。なお、突部57b及び爪部57cは上述と同様に形成される。又、リテーナの主部は必ずしも円形だけに限られず、凹所43の開口を横断する形状、例えば棒状あるいは短冊状でも、本発明は適用可能である。
【0021】
又、以上の実施の形態ではプレッシャレギュレータへの適用例について説明したが、勿論、これだけに限られることなく、種々の流体圧力機器について本発明は適用可能であり、又、種々の形状の弁体にも適用可能である。例えば、センタバルブ型マスタシリンダのセンタバルブの保持機構や、流路切換弁の中の弁体の保持機構や、ブレーキ液圧を制御する液圧制御弁のポペット型弁体の保持機構に適用可能である。
【0022】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明の弁体の保持機構によれば、支持体の凹所にリテーナを支持するための機械加工を省略することができると共に、リテーナの爪部と凹所開口端の溝の段部との係合を容易に行うことができるので、凹所へのリテーナの組付けを非常に容易とすることができる。又、リテーナと凹所との位置関係を確実に維持することができるので、ばねの付勢力を常に一定にして弁体を保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による弁体の保持機構をプレッシャレギュレータに適用した断面図である。
【図2】図1における要部の拡大図である。
【図3】図2における[3]−[3]線方向の半断面側面図である。
【図4】図2における[4]−[4]線方向の矢視図である。
【図5】本発明の実施の形態におけるリテーナの正面図である。
【図6】同側面図である。
【図7】同作用を説明する側面図であり、Aはリテーナの組付直前を示し、Bは組付後を示す。
【図8】同変形例を示す正面図である。
【図9】従来の弁体の保持機構を示す要部の断面図である。
【符号の説明】
15 プレッシャレギュレータ
16 本体
17 ピストン(支持体)
24 スプリング
34 弁体
35 案内部
36 ばね
37 リテーナ
37a 主部
37b 突部
37c 爪部
39 弁座
43 凹所
46 溝
47 底部
48 段部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a holding mechanism for a valve body, and more specifically, a recess that is a part of a fluid passage is formed at an end of a support, and is slidably fitted into the recess, and the bottom of the recess The valve body is provided with a valve body that can be attached to and detached from the valve seat, and a spring that has one end engaged with the valve body and the other end supported on the support side.
[0002]
[Prior art]
As this type of prior art, for example, Utility Model Registration No. 2504332 is cited. This publication describes a pressure regulator that is used in a compressed air supply system in an air brake device mounted on a large vehicle or the like and controls loading and unloading of a compressor. A valve body for communicating and blocking the flow of compressed air between the air tank and the compressor is provided at one end opening of the piston slidably inserted into the cylinder chamber of the pressure regulator. This will be described with reference to FIG.
[0003]
A
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
Regarding the holding mechanism for the
[0005]
However, with this means, it is necessary to consider the draft angle of the mold for molding the piston. This draft increases as the inner diameter of the recess is the same as or close to the opening of the recess. Therefore, when the outer peripheral end of the retainer is directly pressed against the peripheral wall of the recess, the position of the retainer moves to the opening side of the recess over time, and there is a possibility that the retainer may fall out of the recess. Therefore, it is conceivable that the position of the retainer with respect to the piston changes, and the valve body engaged with the spring cannot be positioned.
[0006]
The present invention has been made in view of the above-mentioned problems, omits machining for supporting the retainer after forming a support such as a piston, and reliably positions the retainer over a long period of time, keeping the biasing force of the spring constant. It is an object to provide a holding mechanism for a valve body that can hold a body.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The above problem is that a recess which is a part of the fluid passage is formed at the end of the support, and is slidably fitted into the recess, and is attached to and detached from the valve seat formed at the bottom of the recess. In a valve body holding mechanism including a seatable valve body, and a spring having one end engaged with the valve body and the other end supported on the support body side, the opening end of the recess is opposed to the opening. A groove is provided that penetrates in the radial direction of the recess, and the width of the groove is formed such that the bottom side of the groove is larger than the opening side through the step portion and supports the other end side of the spring. The retainer has a main part that faces the recess and contacts the spring, and a protrusion that extends radially outward of the main part. Solved by a holding mechanism for a valve body, which has a claw portion that is fitted into a groove and engages with the stepped portion.
[0008]
First, align the protrusion of the retainer with the groove at the open end of the recess to bring the claw into contact with the step, and then elastically deform the claw and push the protrusion toward the bottom of the groove to groove the protrusion. The claw portion is engaged with the step portion. In this way, the step portion and the claw portion can be easily engaged, and the positional relationship between the retainer and the support, that is, the retainer and the open end of the recess is not changed, and the valve body is not changed. The setting of the biasing force of the spring can be made constant. In addition, since the groove penetrating in the radial direction of the recess with respect to the opening is formed integrally with the support body when the support body is formed, machining for retaining the retainer after the support body formation may be omitted. it can.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the support mechanism of the valve body by embodiment of this invention is demonstrated. Therefore, in the present embodiment, the flow of compressed air between the air tank and the unloader valve that controls the loading and unloading of the compressor is provided and blocked at the piston one end opening inside the pressure regulator as in the conventional example. A mechanism for holding the valve body for this purpose will be described.
[0010]
FIG. 1 shows a pressure regulator according to this embodiment. The
[0011]
A through
[0012]
A
[0013]
As shown in FIGS. 4 to 6, the
[0014]
Therefore, when the
[0015]
As described above, according to the present embodiment, since the
[0016]
According to the present embodiment, the
[0017]
Next, the operation of the
[0018]
Therefore, according to the present embodiment, a constant urging force of the
[0019]
The embodiment of the present invention has been described above. Of course, the present invention is not limited to this, and various modifications can be made based on the technical idea of the present invention.
[0020]
For example, in the above embodiment, the
[0021]
In the above embodiment, the application example to the pressure regulator has been described. Of course, the present invention is not limited to this, and the present invention can be applied to various fluid pressure devices, and various shapes of valve bodies. It is also applicable to. For example, it can be applied to the center valve holding mechanism of the center valve type master cylinder, the holding mechanism of the valve body in the flow path switching valve, and the poppet type valve body holding mechanism of the hydraulic pressure control valve that controls the brake fluid pressure It is.
[0022]
【The invention's effect】
As described above, according to the valve body holding mechanism of the present invention, machining for supporting the retainer in the recess of the support body can be omitted, and the claw portion of the retainer and the recess opening end can be omitted. Since the engagement with the step portion of the groove can be easily performed, the assembly of the retainer to the recess can be made very easy. Further, since the positional relationship between the retainer and the recess can be reliably maintained, the urging force of the spring can be kept constant and the valve body can be held.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view in which a valve body holding mechanism according to an embodiment of the present invention is applied to a pressure regulator.
FIG. 2 is an enlarged view of a main part in FIG.
3 is a half sectional side view in the direction of line [3]-[3] in FIG. 2;
4 is an arrow view in the direction [4]-[4] in FIG. 2;
FIG. 5 is a front view of the retainer in the embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a side view of the same.
FIGS. 7A and 7B are side views for explaining the operation, in which A shows a state immediately before the retainer is assembled, and B shows a state after the assembly.
FIG. 8 is a front view showing the modification.
FIG. 9 is a cross-sectional view of a main part showing a conventional valve body holding mechanism.
[Explanation of symbols]
15
24
Claims (4)
前記凹所の開口端に、開口に対して前記凹所の径方向に貫通する溝が設けられており、この溝幅は、当該溝の底部側が段部を介して開口側よりも大きく形成されると共に、前記ばねの他端側を支持するリテーナを設け、このリテーナは、前記凹所内に臨み前記ばねが当接する主部と、この主部の径外方に延びる突部を有しており、前記突部には、弾性変形により前記溝に嵌入されて前記段部に係合する爪部を有していることを特徴とする弁体の保持機構。A recess that is part of the fluid passage is formed at the end of the support, and is slidably fitted into the recess, and can be separated from and seated on a valve seat formed at the bottom of the recess. And a holding mechanism for the valve body including a spring that has one end engaged with the valve body and the other end supported on the support side.
A groove that penetrates the opening in the radial direction of the recess is provided at the opening end of the recess, and the groove width is formed such that the bottom side of the groove is larger than the opening side through the stepped portion. And a retainer for supporting the other end of the spring. The retainer has a main part that faces the recess and abuts the spring, and a protrusion that extends radially outward of the main part. The valve body holding mechanism is characterized in that the protrusion has a claw portion that is fitted into the groove by elastic deformation and engages with the stepped portion.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35280496A JP3779408B2 (en) | 1996-12-13 | 1996-12-13 | Valve body retention mechanism |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35280496A JP3779408B2 (en) | 1996-12-13 | 1996-12-13 | Valve body retention mechanism |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10176761A JPH10176761A (en) | 1998-06-30 |
JP3779408B2 true JP3779408B2 (en) | 2006-05-31 |
Family
ID=18426556
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35280496A Expired - Fee Related JP3779408B2 (en) | 1996-12-13 | 1996-12-13 | Valve body retention mechanism |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3779408B2 (en) |
-
1996
- 1996-12-13 JP JP35280496A patent/JP3779408B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10176761A (en) | 1998-06-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6244563B1 (en) | Automatic two-stage switching valve | |
US5979869A (en) | Valve | |
US3790147A (en) | Height control valve for air spring with end piston-boot operated | |
US7066202B2 (en) | Indicator-equipped flow regulating valve | |
US5213126A (en) | Pressure control valve and method of manufacturing same | |
US6357339B1 (en) | Multi-stage piston actuator | |
JP3779408B2 (en) | Valve body retention mechanism | |
JPH07503517A (en) | cup seal check valve | |
US4813450A (en) | Fluid pressure control valve | |
USRE37322E1 (en) | Two-piece check valve assembly | |
EP3418635B1 (en) | Gas valve and gas control device | |
JP2004150630A (en) | Seal assembly of fuel pressure regulator | |
JP2003040102A (en) | Valve unit used to control brake of tractor vehicle in particular for air brake system of tractor unit | |
EP0732242B1 (en) | Fluid pressure control valve apparatus | |
EP0474437A2 (en) | Fluid pressure relay valve | |
JPH0579137U (en) | Valve shaft structure | |
US3429327A (en) | Snap acting double check valve | |
JPH0345896Y2 (en) | ||
JPH06340254A (en) | Proportioning valve | |
US3572376A (en) | Poppet valve | |
JP4117637B2 (en) | Control valve detent mechanism | |
US5018796A (en) | Hydraulic pressure control valve | |
JP3253254B2 (en) | Center valve type master cylinder | |
JPH0611263Y2 (en) | Linkage type hydraulic control valve | |
KR20190017861A (en) | Check valve |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20041013 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060228 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060302 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100310 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |