JP3778911B2 - Repair method of pier - Google Patents
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Description
本発明は、橋脚の補修方法、特に、高架タイプの高速道路を支える橋脚の補修方法に関する。 The present invention relates to a method for repairing a pier, and more particularly to a method for repairing a pier that supports an elevated highway.
特許文献1に、高速道路の橋梁や鉄橋の橋脚を補強してクラック(亀裂)の発生などを予防する橋脚の補強の施工方法が開示されている。この特許文献1記載の方法では、高速道路の橋脚の主要部周りに鋼板を巻き付け、この鋼板と橋脚の主要部の壁面との間に、補強材(例えば、エポキシ系樹脂)を注入する(この様子が、特許文献1の図1に示されており、鋼板には参照符号2が付され、橋脚の主要部には参照符号1が付されている)。そして、この補強材によって、高速道路の橋脚の主要部が補強される。
特許文献1にも記載されているように、橋脚にはクラックが発生する可能性がある。特許文献1は、こうしたクラックの発生を予防する方法を開示したものであるが、こうした予防が橋脚に施されたとしても橋脚にクラックが発生してしまうこともあるし、こうした予防が橋脚に施されていなければ橋脚にクラックが発生する可能性は高い。そして、こうしたクラックが発生した場合、橋脚を補修する必要がある。
As described in
本発明の目的は、亀裂が生じた橋脚(特に、高架式の高速道路を支える橋脚)を補修する方法を提供することにある。 An object of the present invention is to provide a method for repairing a cracked pier (in particular, a pier that supports an elevated highway).
上記課題を解決するために、1番目の発明では、複数の板材を溶接することによって構成された橋脚を補修する方法において、板材同士を溶接する溶接部のうち亀裂を含んでいる溶接部の部分をくり抜き、該くり抜かれた後に露出する溶接部の面を滑らかな面とする工程を具備する。
2番目の発明では、1番目の発明において、板材同士を溶接する溶接部のうち亀裂を含んでいる溶接部の部分がくり抜かれるときに該亀裂を含んでいる溶接部の部分に隣接する板材の部分もくり抜かれ、該くり抜かれた後に露出する溶接部の面が滑らかな面とされると共に、該くり抜かれた後に露出する板材の面も滑らかな面とされる。
3番目の発明では、1または2番目の発明において、前記くり抜かれた後に露出する面が共通の1つの円筒面の一部である。
4番目の発明では、1〜3番目の発明のいずれか1つにおいて、前記橋脚が高速道路を支えるものである。
In order to solve the above-mentioned problem, in the first invention, in a method of repairing an abutment constructed by welding a plurality of plate members, a portion of the welded portion including a crack among the welded portions welding the plate members to each other And a step of making the surface of the welded portion exposed after being hollowed out into a smooth surface.
In 2nd invention, in 1st invention, when the part of the welding part containing a crack among the welding parts which weld plate materials is hollowed out, the board | plate material adjacent to the part of the welding part containing this crack The surface of the welded portion exposed after being cut out is made a smooth surface, and the surface of the plate material exposed after being cut out is also made a smooth surface.
According to a third aspect, in the first or second aspect, the surface exposed after being cut out is a part of a common cylindrical surface.
According to a fourth aspect, in any one of the first to third aspects, the pier supports the highway.
亀裂が少数で且つ極めて小さい場合、橋脚に強度的な問題が生じないことが多いが、亀裂は成長することがあり、亀裂が成長して比較的大きくなると、橋脚には強度的な問題が生じてしまう。本発明によれば、こうした亀裂を含んでいる溶接部の部分がくり抜かれることから、亀裂の成長が抑制されると共に、くり抜かれた後に露出する面が滑らかな面とされるので、新たな亀裂の発生も抑制される。 If the number of cracks is small and very small, there is often no strength problem in the pier, but the crack may grow, and if the crack grows and becomes relatively large, the strength problem occurs in the pier. End up. According to the present invention, since the portion of the weld including such a crack is hollowed out, the growth of the crack is suppressed, and the exposed surface after being hollowed out is a smooth surface. The generation of cracks is also suppressed.
以下、図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態について説明する。図1において、1は橋脚を示し、2は該橋脚に支持されている高速道路を示している。図1に示した例では、1つの橋脚1に3つの高速道路2が支持されている。また、図1に示した橋脚1は、地面Gから鉛直方向に延びる2本の柱3と、これら柱3間を接続してラーメン構造を形成する略水平方向に延びる梁4と、各柱3から略水平方向に突出して片持ち梁を形成する2本の梁5とを有する。各高速道路2は、各梁3,4上に支持されている。こうした構造の橋脚1では、図1において囲み線E1で示した橋脚の部分に亀裂が発生することがある。詳細は後述するが、本発明はこうした亀裂を排除することによって橋脚を補修する方法に関する。
The best mode for carrying out the present invention will be described below with reference to the drawings. In FIG. 1, 1 indicates a pier and 2 indicates a highway supported by the pier. In the example shown in FIG. 1, three
図2は、橋脚の一部(厳密には、図1に示した橋脚の一部ではない)を示している。図2において、1は、橋脚(の一部)を示しており、3は、図1に示した地面から鉛直方向に延びる柱と同様の柱を示しており、5は、図1に示した柱3から略水平方向に突出して片持ち梁を形成する梁を示している。
FIG. 2 shows a part of the pier (strictly, not a part of the pier shown in FIG. 1). In FIG. 2, 1 shows (a part of) the pier, 3 shows a column similar to the column extending in the vertical direction from the ground shown in FIG. 1, and 5 shows in FIG. The beam which protrudes from the
図2に示した例では、橋脚1は、鉛直方向に延びる平らな板状でT字状の2枚の鋼板(以下「ウェブ」という)6と、鉛直方向に延びる平らな板状で矩形の2枚の鋼板(以下「鉛直フランジ」という)7と、水平方向に延びる平らな板状で矩形の2枚の鋼板(以下「第1水平フランジ」という)81と、図2では見えないが図3に示されているように、ウェブ6と鉛直フランジ7とで囲まれた空間内に上側の第1水平フランジ81および下側の第1水平フランジ81それぞれと同じ高さで水平方向に延びる平らな板状で矩形の2枚の鋼板(以下「第2水平フランジ」という)82とからなる。ウェブ6は互いに平行に配置されており、各ウェブ6は鉛直方向に細長く延びる部分(以下「ウェブの鉛直部分」という)6aと該鉛直部分6aから水平方向へ細長く延びる部分(以下「ウェブの水平部分」という)6bとからなる。また、鉛直フランジ7も互いに平行に配置されており、各鉛直フランジ7は鉛直方向に細長く延びる部分のみからなる。また、第1水平フランジ81も互いに平行に配置されており、各第1水平フランジ81は水平方向に細長く延びる部分のみからなる。また、第2水平フランジ82も互いに平行に配置されており、各第2水平フランジ82は水平方向に延びる部分のみからなる。
In the example shown in FIG. 2, the
また、鉛直フランジ7の鉛直端面(これは、図2において鉛直フランジ7の鉛直方向に延びる面のうち狭いほうの面であって、以下同様に、これを「鉛直フランジの鉛直端面」といい、図2において鉛直フランジ7の鉛直方向に延びる面のうち広いほうの面を「鉛直フランジの主要面」という)が、ウェブ6に対して垂直に、ウェブ6の鉛直部分6aの主要面(これは、図2においてウェブ6の鉛直部分6aの鉛直方向に延びる面のうち広いほうの面であって、以下同様に、これを「ウェブの鉛直部分の主要面」といい、図2においてウェブ6の鉛直部分6aの鉛直方向に延びる面のうち狭いほうの面を「ウェブの鉛直部分の鉛直端面」という)に溶接されている。ここで、鉛直フランジ7はウェブ6の鉛直部分6a間に挟まれている。これにより、図2に示した例では、ウェブ6の鉛直部分6aと鉛直フランジ7とによって、鉛直方向に延びる四角柱が形成され、これが橋脚1の柱3を構成する。
Also, the vertical end surface of the vertical flange 7 (this is the narrower surface of the surfaces extending in the vertical direction of the
また、第1水平フランジ81の鉛直端面(これは、図2において第1水平フランジ81の鉛直方向に延びる面のうち広いほうの面であって、以下これを「第1水平フランジの第1の鉛直端面」といい、図2において第1水平フランジ81の鉛直方向に延びる面のうち狭いほうの面を「第1水平フランジの第2の鉛直端面」といい、図2において第1水平フランジ81の水平方向に延びる面を「第1水平フランジの主要面」という)が、ウェブ6に対して垂直に、ウェブ6の水平部分6bの主要面(これは、図2においてウェブ6の水平部分6bの鉛直方向に延びる面のうち広いほうの面であって、以下同様に、これを「ウェブの水平部分の主要面」といい、図2においてウェブ6の水平部分6bの水平方向に延びる面を「ウェブの水平部分の水平端面」という)に溶接されている。ここで、第1水平フランジ81はウェブ6の水平部分6b間に挟まれている。また、第1水平フランジ81の第2の鉛直端面が、鉛直フランジ7に対して垂直に、鉛直フランジ7の主要面に溶接されている。これにより、図2に示した例では、ウェブ6の水平部分6bと第1水平フランジ81とによって、水平方向に延びる四角柱が形成され、これが橋脚1の梁5を構成する。
Also, the vertical end surface of the first horizontal flange 81 (this is the wider surface of the surfaces extending in the vertical direction of the first
また、第2水平フランジ82の第1の鉛直端面(これは、図2において第2水平フランジ82の鉛直方向に延びる面である)が、ウェブ6に対して垂直に、ウェブ6の鉛直部分6aの主要面に溶接されている。ここで、第2水平フランジ82はウェブ6の鉛直部分6a間に挟まれている。また、第2水平フランジ82の第2の鉛直端面(これも、図2において第2水平フランジ82の鉛直方向に延びる面である)が、鉛直フランジ7に対して垂直に、鉛直フランジ7の主要面に溶接されている。ここで、第2水平フランジ82は鉛直フランジ7間に挟まれている。
Further, the first vertical end surface of the second horizontal flange 82 (this is a surface extending in the vertical direction of the second
ところで、図2において、参照符号W1〜W3で示した箇所が溶接部である。すなわち、ウェブ6と鉛直フランジ7とを接続するための溶接部W1は、これらウェブ6と鉛直フランジ7との間の接続ラインに沿って鉛直方向に延びる。また、ウェブ6と第1水平フランジ81とを接続するための溶接部W2は、これらウェブ6と第1水平フランジ81との間の接続ラインに沿って水平方向に延びる。また、鉛直フランジ7と第1水平フランジ81とを接続するための溶接部W3は、これら鉛直フランジ7と第1水平フランジ81との間の接続ラインに沿って水平方向に延びる。また、ウェブ6と第2水平フランジ82とを接続するための溶接部W4(これについては、図4を参照のこと)は、これらウェブ6と第2水平フランジ82との間の接続ラインに沿って水平方向に延びる。また、鉛直フランジ7と第2水平フランジ82とを接続するための溶接部W5(これについては、図3および図4を参照のこと)は、これら鉛直フランジ7と第2水平フランジ82との間の接続ラインに沿って水平方向に延びる。
By the way, in FIG. 2, the location shown with the referential mark W1-W3 is a welding part. That is, the welded portion W <b> 1 for connecting the
図3は、図2に示した橋脚1の鉛直フランジ7と水平フランジ81,82とを鉛直方向に切断して水平方向(図2の矢印A1の方向)から見たときの鉛直フランジ7と水平フランジ81,82との断面図である。図3に示されているように、第1水平フランジ81は鉛直フランジ7に対して垂直に溶接部W3によって溶接され、第2水平フランジ82は鉛直フランジ7に対して垂直に溶接部W5によって溶接されている。
3 shows the
図4は、図2に示した橋脚1の囲み線E2の箇所を鉛直方向上方(図2の矢印A2の方向)から見たときの平面図である。図4(A)では、溶接部は省略されている。図4(A)を参照すると、鉛直フランジ7の鉛直端面7aがウェブ6の鉛直部分6aの主要面6cに接触せしめられていることが判る。また、鉛直フランジ7の鉛直端面7aの両側の部分7bが面取りされていることも判る。図4(B)に示したように、この鉛直フランジ7の面取り端面7bに沿って溶接部W1が適用される。
FIG. 4 is a plan view when the portion of the piercing line E2 of the
また、図4(A)を参照すると、第1水平フランジ81の第1の鉛直端面81aがウェブ6の水平部分6bの主要面6dに接触せしめられていることも判る。また、第1水平フランジ81の第1の鉛直端面81aの上下両側の部分81b(図4(A)では、一方の部分のみが見える)が面取りされていることも判る。図4(B)に示したように、この第1水平フランジ81の面取り端面81bに沿って溶接部W2が適用される。
4A, it can also be seen that the first
また、図4(A)を参照すると、第1水平フランジ81の第2の鉛直端面81cが鉛直フランジ7の主要面7cに接触せしめられていることも判る。また、第1水平フランジ81の第2の鉛直端面81cの上下両側の部分81d(図4(A)では、一方の部分のみが見える)が面取りされていることも判る。図4(B)に示したように、この第1水平フランジ81の面取り端面81dに沿って溶接部W3が適用される。
4A, it can also be seen that the second
また、図4(A)を参照すると、第2水平フランジ82の第1の鉛直端面82aがウェブ6の鉛直部分6aの主要面6cに接触せしめられていることも判る。また、第2水平フランジ82の第1の鉛直端面82aの上下両側の部分82b(図4(A)では、一方の部分のみが見える)が面取りされていることも判る。図4(B)に示したように、この第2水平フランジ82の面取り端面82bに沿って溶接部W4が適用される。
4A, it can also be seen that the first
また、図4(A)を参照すると、第2水平フランジ82の第2の鉛直端面82cが鉛直フランジ7の主要面7cに接触せしめられていることも判る。また、第2水平フランジ82の第2の鉛直端面82cの上下両側の部分82d(図4では、一方の部分のみが見える)が面取りされていることも判る。図4(B)に示したように、この第2水平フランジ82の面取り端面82dに沿って溶接部W5が適用される。
4A, it can also be seen that the second
図5は、第2のタイプの橋脚の一部を示している。また、図6は、第3のタイプの橋脚の一部を示している。後述では、本発明の橋脚の補修方法を図2に示した第1のタイプの橋脚に適用した場合を例に本発明を説明するが、本発明は、図5および図6に示されているタイプの橋脚やその他のタイプの橋脚にも等しく適用可能である。 FIG. 5 shows a part of a second type of pier. FIG. 6 shows a part of a third type of pier. In the following, the present invention will be described by taking as an example the case where the pier repair method of the present invention is applied to the first type of pier shown in FIG. 2, and the present invention is shown in FIG. 5 and FIG. It is equally applicable to types of piers and other types of piers.
図5に示されている橋脚について簡単に説明する。図5に示されている橋脚1は、図2に示されている橋脚と同様に、2枚のウェブ6と、2枚の鉛直フランジ7と、2枚の第1水平フランジ81と、2枚の第2水平フランジ(図5では、見えていない)とからなる。そして、鉛直フランジ7がウェブ6の鉛直部分6a間に挟まれた形で、鉛直フランジ7の鉛直端面がウェブ6に対して垂直に該ウェブ6の鉛直部分6aの主要面に溶接部W1によって溶接されている。また、ウェブ6の水平部分6bが第1水平フランジ81間に挟まれた形で、ウェブ6の水平部分6bの水平端面が、第1水平フランジ81に対して垂直に、第1水平フランジ81の主要面に溶接部W2によって溶接されている。また、第1水平フランジ81の第2の鉛直端面が、鉛直フランジ7に対して垂直に、鉛直フランジ7の主要面およびウェブ6の鉛直部分6aの鉛直端面に溶接部W3によって溶接されている。また、第2水平フランジがウェブ6の鉛直部分6a間に挟まれた形で、第2水平フランジの鉛直端面が、ウェブ6の鉛直部分6aに対して垂直に、ウェブ6の鉛直部分6aの主要面に溶接部によって溶接されている。また、第2水平フランジが鉛直フランジ7間に挟まれた形で、第2水平フランジの鉛直端面が、鉛直フランジ7に対して垂直に、鉛直フランジ7の主要面に溶接部によって溶接されている。
The pier shown in FIG. 5 will be briefly described. The
図6に示されている橋脚について簡単に説明する。図6に示されている橋脚1は、図2に示されている橋脚と同様に、2枚のウェブ6と、2枚の鉛直フランジ7と、2枚の第1水平フランジ81と、2枚の第2水平フランジ(図6では、見えていない)とからなる。そして、ウェブ6の鉛直部分6aが鉛直フランジ7間に挟まれた形で、ウェブ6の鉛直部分6aの鉛直端面が鉛直フランジ7に対して垂直に該鉛直フランジ7の主要面に溶接部W1によって溶接されている。また、ウェブ6の水平部分6bが第1水平フランジ81間に挟まれた形で、ウェブ6の水平部分6bの水平端面が、第1水平フランジ81に対して垂直に、第1水平フランジ81の主要面に溶接部W2によって溶接されている。また、第1水平フランジ81の第2の鉛直端面が、鉛直フランジ7に対して垂直に、鉛直フランジ7の主要面に溶接部W3によって溶接されている。また、第2水平フランジがウェブ6の鉛直部分6a間に挟まれた形で、第2水平フランジの鉛直端面が、ウェブ6の鉛直部分6aに対して垂直に、ウェブ6の鉛直部分6aの主要面に溶接部によって溶接されている。また、第2水平フランジが鉛直フランジ7間に挟まれた形で、第2水平フランジの鉛直端面が、鉛直フランジ7に対して垂直に、鉛直フランジ7の主要面に溶接部によって溶接されている。
The pier shown in FIG. 6 will be briefly described. The
次に、本発明に従った橋脚の補修方法について説明する。図7は、図2の囲み線E2の部分を斜めから見たところを示した斜視図である。図7において、×印は、亀裂の発生しやすい箇所(以下「亀裂発生箇所」という)を示している。亀裂発生箇所は、溶接部W3のうちウェブ6近傍の部分や、溶接部W1のうちウェブ6の鉛直部分6aに隣接した部分などである。こうした亀裂の発生しやすい箇所は、図7に×印で示した箇所以外にもある。例えば、こうした亀裂は、比較的大きな応力がかかる箇所に発生しやすく、また、鋼板(すなわち、ウェブ6、鉛直フランジ7、水平フランジ81,82)間の溶接が良好とは言えない箇所に発生しやすい。鋼板間の溶接が良好とは言えない箇所としては、複数の鋼板が集まっている箇所(すなわち、複数の溶接部が集まっている箇所)を挙げることができる。そして、このように複数の鋼板が集まっている箇所は、特に、図2の囲み線E2で示した箇所である。
Next, the repair method of the pier according to this invention is demonstrated. FIG. 7 is a perspective view showing a portion of the encircled line E2 in FIG. 2 as viewed obliquely. In FIG. 7, a cross indicates a portion where a crack is likely to occur (hereinafter referred to as “crack occurrence location”). The crack occurrence location is a portion near the
こうした亀裂が少数で且つ極めて微小なものであれば、橋脚に強度的な問題はほとんど生じないが、亀裂が多くなり或いは成長して大きくなると、橋脚に強度的な問題が生じる。そこで、橋脚の強度を一定レベル以上に維持しておくためには、溶接部に生じた亀裂を除去する必要がある。また、溶接部に生じた亀裂を除去した後において、橋脚の強度を一定レベル以上に維持し続けるためには、溶接部に新たに亀裂が発生することを防止する必要がある。 If the number of cracks is small and extremely small, there is almost no strength problem on the pier, but if the number of cracks increases or grows, the strength problem occurs on the pier. Therefore, in order to maintain the strength of the pier at a certain level or more, it is necessary to remove cracks generated in the welded portion. Moreover, after removing the crack which arose in the welding part, in order to maintain the strength of a bridge pier more than a fixed level, it is necessary to prevent that a crack newly arises in a welding part.
そこで、本発明では、以下のようにして、溶接部に生じた亀裂を除去し、亀裂を除去した後に溶接部に新たに亀裂が発生することを防止する。すなわち、本発明では、始めに、図8(なお、図8(A)では、ウェブは省略されている)に示されているように、参照符号C1で示した軸線を中心軸線とした円筒形の穴9(図8において斜線で示されている部分)を適切な手段(例えば、ドリル)を用いて鉛直フランジ7の主要面に対して斜め(例えば、45°)に第1水平フランジ81の側から第2水平フランジ82の側へ鉛直フランジ7を貫通するように開ける。すなわち、図8に鎖線D1で示した矢印に沿って、鉛直フランジ7を通る斜めの穴9を開ける。このとき、穴9は、溶接部W3の一部および水平フランジ81,82の一部も通る。
Therefore, in the present invention, the crack generated in the welded portion is removed as follows, and after the crack is removed, a new crack is prevented from occurring in the welded portion. That is, in the present invention, first, as shown in FIG. 8 (the web is omitted in FIG. 8A), a cylindrical shape having the axis indicated by the reference symbol C1 as the central axis. Of the first
ここで、ウェブ6の主要面から穴9の中心軸線C1までの距離(詳細には、ウェブ6の主要面に対して垂直方向にとったウェブ6の主要面と穴9の中心軸線C1との間の距離であって、図8(B)に、参照符号d1で示してある)は、ウェブ6の主要面から最も離れている穴9の面が、ウェブ6の主要面(ウェブ6の鉛直部分6aの主要面と水平部分6bの主要面とを合わせて「ウェブの主要面」ともいう)から最も離れている除去すべき溶接部の箇所よりもウェブ6の主要面から離れているような距離である。また、穴9の中心軸線C1は、ウェブ6の主要面に対して平行である。また、穴9の中心軸線C1は、図8に示した点C0を通る。ここで、点C0は、図8(A)で見て、水平フランジ81,82の厚み(すなわち、鉛直方向の長さ)の二分の一の部分からなる平面P8と、鉛直フランジ7の厚み(すなわち、水平方向の長さ)の二分の一の部分からなる平面P7とが交わるライン上にあって、且つ、ウェブ6の主要面から距離d1にある点である。
Here, the distance from the main surface of the
次に、本発明では、図9に示されているように、参照符号C2で示した軸線を中心軸線とした円筒形の穴10(図9において斜線で示されている部分)を適切な手段(例えば、ドリル)を用いて鉛直フランジ7の主要面に対して斜め(例えば、45°)に第2水平フランジ82の側から第1水平フランジ81の側へ鉛直フランジ7を貫通するように開ける。すなわち、図9に鎖線D2で示した矢印に沿って、鉛直フランジ7を通る斜めの穴10を開ける。このとき、穴10は、溶接部W3の一部および水平フランジ81,82の一部も通る。
Next, in the present invention, as shown in FIG. 9, the cylindrical hole 10 (the portion indicated by the slanted line in FIG. 9) having the axis indicated by the reference symbol C2 as the central axis is appropriate means. (For example, a drill) is used to penetrate the
ここで、ウェブ6の主要面から穴10の中心軸線C2までの距離(詳細には、ウェブ6の主要面に対して垂直方向にとったウェブ6の主要面と穴10の中心軸線C2との間の距離であって、図9(B)に参照符号d2で示してある)は、図8を参照して説明した距離d1に等しい。また、穴10の中心軸線C2は、ウェブ6の主要面に対して平行である。また、穴10の中心軸線C2は、図8を参照して説明した点C0を通る。すなわち、穴10は穴9と交差するように鉛直フランジ7に形成される。
Here, the distance from the main surface of the
次に、本発明では、図10に示されているように、参照符号C31で示した軸線を中心軸線とした円筒形の穴111(図10において斜線で示されている部分)を適切な手段(例えば、ドリル)を用いて第1水平フランジ81の主要面に対して垂直に第1水平フランジ81を貫通するように開ける。すなわち、図10に鎖線D31で示した矢印に沿って、第1水平フランジ81を通る穴111を開ける。
Next, in the present invention, as shown in FIG. 10, a cylindrical hole 111 (a portion indicated by diagonal lines in FIG. 10) having an axis indicated by reference numeral C31 as a central axis is appropriate means. (For example, a drill) is used to penetrate the first
ここで、ウェブ6の主要面から穴111の中心軸線C31までの距離(詳細には、ウェブ6の主要面に対して垂直方向にとったウェブ6の主要面と穴111の中心軸線C31との間の距離であって、図10(B)に、参照符号d3で示してある)は、図8および図9を参照して説明した距離d1,d2よりも短いが、これら距離d1,d2に比較的近い距離である。また、鉛直フランジ7の主要面から穴111の中心軸線C31までの距離(詳細には、鉛直フランジ7の主要面に対して垂直方向にとったウェブ6の主要面と穴111の中心軸線C31との間の距離であって、図10(B)に、参照符号d4で示してある)は、適宜決められるが、少なくとも、溶接部W3の厚み(すなわち、図10(B)に参照符号d5で示した長さ)よりも大きい。
Here, the distance from the main surface of the
そして、同様に、図11に示されているように、参照符号C32で示した軸線を中心軸線とした円筒形の穴112(図11において斜線で示されている部分)を適切な手段(例えば、ドリル)を用いて第2水平フランジ82の主要面に対して垂直に第2水平フランジ82を貫通するように開ける。すなわち、図11に鎖線D32で示した矢印に沿って、第2水平フランジ82を通る穴112を開ける。
Similarly, as shown in FIG. 11, a cylindrical hole 112 (a portion indicated by hatching in FIG. 11) having an axis indicated by reference numeral C32 as a central axis is provided with an appropriate means (for example, , A drill) is used to penetrate the second
次に、本発明では、図12に鎖線D4で示したような円筒形の掘削刃を備えた装置をこの掘削刃D4の円形の端面がウェブ6の主要面に対面するように配置する。ここで、掘削刃D4は、その中心軸線C4が図8を参照して説明した点C0を通るように配置される(もちろん、これは例示であって、掘削刃D4の中心軸線C4が点C0を通らなくてもよい)。
Next, in the present invention, an apparatus having a cylindrical excavating blade as shown by a chain line D4 in FIG. 12 is arranged so that the circular end surface of the excavating blade D4 faces the main surface of the
そして、本発明では、図13に示されているように、掘削刃D4の円形の端面が穴111,112の中心軸線C31,C32に交わるところまで、掘削刃D4がその中心軸線C4に沿った方向へと前進せしめられる。このとき、掘削刃D4によって、ウェブ6の一部、鉛直フランジ7の一部、水平フランジ81,82の一部、溶接部W1,W2,W3,W4,W5の一部が掘削されて除去される。
In the present invention, as shown in FIG. 13, the excavation blade D4 extends along the central axis C4 until the circular end surface of the excavation blade D4 intersects the central axes C31 and C32 of the
次に、本発明では、図14に鎖線D5で示された矢印に沿って、適切な装置(例えば、グラインダ)を移動させ、図14に斜線で示した部分12を除去する。これによれば、橋脚1から、亀裂を含んだ部分(特に、亀裂を含んだ溶接部)が除去されるので、その後、亀裂が成長することもなく、したがって、橋脚1に強度的な問題が生じることもない。
Next, according to the present invention, an appropriate apparatus (for example, a grinder) is moved along the arrow indicated by the chain line D5 in FIG. 14, and the
図15は、本発明の橋脚補修法が橋脚に適用されたときに最終的に得られる橋脚を示している。図15において、F1は、ウェブ6の壁面であって、本発明の橋脚補修法が適用されてウェブ6の一部がくり抜かれ(あるいは、除去され、あるいは、研磨され)た後に露出するウェブ6の壁面である。また、F2は、鉛直フランジ7の壁面であって、本発明の橋脚補修法が適用されて鉛直フランジ7の一部がくり抜かれ(あるいは、除去され、あるいは、研磨され)た後に露出する鉛直フランジ7の壁面である。また、F3は、水平フランジ81,82の壁面であって、本発明の橋脚補修法が適用されて水平フランジ81,82の一部がくり抜かれ(あるいは、除去され、あるいは、研磨され)た後に露出する水平フランジ81,82の壁面である。
FIG. 15 shows the pier finally obtained when the pier repair method of the present invention is applied to the pier. In FIG. 15, F1 is the wall surface of the
さらに、Fw1は、溶接部W1の面であって、本発明の橋脚補修法が適用されて溶接部W1の一部がくり抜かれ(あるいは、除去され、あるいは、研磨され)た後に露出する溶接部W1の面である。また、Fw2は、溶接部W2の面であって、本発明の橋脚補修法が適用されて溶接部W2の一部がくり抜かれ(あるいは、除去され、あるいは、研磨され)た後に露出する溶接部W2の面である。また、Fw3は、溶接部W3の面であって、本発明の橋脚補修法が適用されて溶接部W3の一部がくり抜かれ(あるいは、除去され、あるいは、研磨され)た後に露出する溶接部W3の面である。また、Fw4は、溶接部W4の面であって、本発明の橋脚補修法が適用されて溶接部W4の一部がくり抜かれ(あるいは、除去され、あるいは、研磨され)た後に露出する溶接部W4の面である。また、Fw5は、溶接部W5の面であって、本発明の橋脚補修法が適用されて溶接部W5の一部がくり抜かれ(あるいは、除去され、あるいは、研磨され)た後に露出する溶接部W5の面である。 Further, Fw1 is a surface of the welded portion W1, and is exposed after the pier repair method of the present invention is applied and a part of the welded portion W1 is hollowed out (or removed or polished). This is the surface of W1. Fw2 is a surface of the welded portion W2, and is exposed after the bridge pier repair method of the present invention is applied and a part of the welded portion W2 is hollowed out (or removed or polished). This is the surface of W2. Fw3 is a surface of the welded portion W3 and is exposed after the bridge pier repair method of the present invention is applied and a part of the welded portion W3 is hollowed out (or removed or polished). This is the surface of W3. Fw4 is a surface of the welded portion W4 and is exposed after the bridge pier repair method of the present invention is applied and a part of the welded portion W4 is hollowed out (or removed or polished). This is the surface of W4. Fw5 is a surface of the welded portion W5 and is exposed after the bridge pier repair method of the present invention is applied and a part of the welded portion W5 is hollowed out (or removed or polished). This is the surface of W5.
ここで、本発明では、これら壁面F1〜F3および面Fw1〜Fw5は、それぞれが参照符号C10で示した1つの円筒面の一部となり、あるいは、参照符号C11で示した1つの円筒面の一部となるように、滑らかな面となっている。これによれば、これら壁面F1〜F3および面Fw1〜Fw5から新たに亀裂が発生しにくくなる。すなわち、本発明の橋脚補修法によれば、橋脚に新たに亀裂が生じることが防止される。 Here, in the present invention, each of the wall surfaces F1 to F3 and the surfaces Fw1 to Fw5 is a part of one cylindrical surface indicated by the reference symbol C10, or one of the one cylindrical surface indicated by the reference symbol C11. It is a smooth surface so that it becomes a part. According to this, it becomes difficult to newly generate a crack from the wall surfaces F1 to F3 and the surfaces Fw1 to Fw5. That is, according to the pier repairing method of the present invention, it is possible to prevent the pier from newly cracking.
なお、円筒面C10の一部である壁面F1〜F3および面Fw1,Fw2,Fw4は、上記掘削刃D4が円筒形であることからも滑らかな面となるのであるが、好ましくは、掘削刃D4によって鋼板(すなわち、ウェブ6、鉛直フランジ7、および、水平フランジ81,82)および溶接部をくり抜いた後に、研磨することによってこれら壁面F1〜F3および面Fw1〜Fw5をより滑らかな面としてもよい。
The wall surfaces F1 to F3 and the surfaces Fw1, Fw2, and Fw4, which are part of the cylindrical surface C10, are smooth surfaces because the excavation blade D4 is cylindrical, but preferably the excavation blade D4. The wall surfaces F1 to F3 and the surfaces Fw1 to Fw5 may be made smoother by grinding the steel plate (that is, the
また、円筒面C11の一部である壁面F2,F3および面Fw3、Fw5は、図14に示した部分12を適切な装置によって除去するときに、滑らかな面とされてもよく、あるいは、その後に、研磨することによってより滑らかな面とされてもよい。
Further, the wall surfaces F2 and F3 and the surfaces Fw3 and Fw5 which are a part of the cylindrical surface C11 may be smooth surfaces when the
以上説明したように、本発明は、亀裂を含んだ部分(これは、溶接部の部分だけでなく亀裂が生じていれば鋼板の部分でもよい)を除去することによって亀裂を橋脚から排除するという手法と、亀裂を含んだ部分を排除した後に露出する面を滑らかな面とすることによって新たな亀裂の発生を防止するという手法を核としたものである。そして、本発明の方法によれば、例えば、亀裂を含んだ溶接部の部分を除去し、その除去された部分を再び溶接するといった方法に比べて、確実に、新たな亀裂の発生を防止することができる。また、本発明の方法は、比較的簡単なものであるので、本発明の方法によれば、当該方法を実施する者の技量に左右されることなく、確実に且つ効率良く、亀裂を含んだ部分を排除し、新たな亀裂の発生を防止することができる。 As described above, the present invention eliminates the crack from the pier by removing the cracked portion (this may be not only the welded portion but also the steel plate portion if cracked). It is based on the technique and the technique of preventing the generation of new cracks by making the exposed surface smooth after removing the part containing the crack. Then, according to the method of the present invention, for example, compared with a method in which a portion of a welded portion including a crack is removed and the removed portion is welded again, the generation of a new crack is surely prevented. be able to. In addition, since the method of the present invention is relatively simple, the method of the present invention reliably and efficiently includes cracks regardless of the skill of the person who performs the method. The portion can be eliminated and the occurrence of new cracks can be prevented.
1…橋脚
2…高速道路
3…柱
4,5…梁
6…ウェブ
6a…ウェブの鉛直部分
6b…ウェブの水平部分
7…鉛直フランジ
81,82…水平フランジ
9,10,11…穴
W1,W2,W3,W4,W5…溶接部
F1,F2,F3,Fw1,Fw2,Fw3,Fw4,Fw5…くり抜き面
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