JP3778089B2 - Electromagnetic drive for weft insertion control in looms - Google Patents
Electromagnetic drive for weft insertion control in looms Download PDFInfo
- Publication number
- JP3778089B2 JP3778089B2 JP2002015615A JP2002015615A JP3778089B2 JP 3778089 B2 JP3778089 B2 JP 3778089B2 JP 2002015615 A JP2002015615 A JP 2002015615A JP 2002015615 A JP2002015615 A JP 2002015615A JP 3778089 B2 JP3778089 B2 JP 3778089B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mover
- locking body
- weft
- unwinding
- coil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Looms (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、測長貯留される緯糸の引き出し解除を許容する解除許容位置と、緯糸の引き出し解除を阻止する解除阻止位置とに係止体を切り換える緯入れ制御用電磁駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
巻き付け方式の緯糸測長貯留装置から緯糸を引き出し解舒するタイミングは、緯入れ1サイクル中の所定タイミングに決められている。緯糸の引き出し解舒は、巻き付け方式の緯糸測長貯留装置における糸巻付面に係合しているピン形状の係止体を糸巻付面から離脱させることによって行われる。緯糸を引き出し解舒するタイミングまでに係止体を糸巻付面から離脱させるための時間的な余裕があるため、係止体を糸巻付面から離脱させるための係止体の移動速度の高速化の要求度は高くない。しかし、引き出し解舒中の緯糸の引き出しを停止させる際には、糸巻付面から離脱している係止体を糸巻付面に係合する位置に高速で移動させる必要がある。糸巻付面から離脱している係止体を糸巻付面に係合させるタイミングが遅れると、糸巻付面上の緯糸が余分に引き出し解舒されてしまう。
【0003】
糸巻付面から離脱した位置と糸巻付面に係合した位置との一方から他方への移動の両方を電磁駆動によって行う電磁駆動装置が特開平6−184870号公報及び特開平7−18543号公報に開示されている。このような電磁駆動装置は、糸巻付面から離脱している係止体を糸巻付面に係合する位置に高速で移動させる上で有利である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、織機の一層の高速化を図る場合には、糸巻付面から離脱している係止体を糸巻付面に係合する位置に移動させる速度の一層の高速化が必要となる。
【0005】
本発明は、糸巻付面から離脱した位置から糸巻付面に係合する位置に係止体を移動させる速度の一層の高速化を図ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そのために本発明では、測長貯留される緯糸の引き出し解除を許容する解除許容位置と、緯糸の引き出し解除を阻止する解除阻止位置とに切り換えられる係止体を一部として含む可動子を備え、第1のコイルへの通電によって前記可動子に作用する電磁吸引力によって前記解除阻止位置から前記解除許容位置への前記係止体の移動を行い、第2のコイルへの通電によって前記可動子に作用する電磁吸引力によって前記解除許容位置から前記解除阻止位置への前記係止体の移動を行う緯入れ制御用電磁駆動装置を対象とし、請求項1の発明では、前記可動子における前記第2のコイル側の磁路断面積を前記可動子における前記第1のコイル側の磁路断面積よりも大きくし、前記係止体を非磁性体とし、前記可動子の磁性体の部分を筒形状部とし、前記筒形状部に前記係止体を嵌合して結合し、前記可動子の筒形状部の外周面の径を一定とし、前記可動子の筒形状部の内周面における前記第1のコイル側の径を前記可動子の筒形状部の内周面における前記第2のコイル側の径よりも大きくした。
【0007】
このような磁路断面積の大小関係は、解舒許容位置から解舒阻止位置へ係止体を移動させるための推力を解舒阻止位置から解舒許容位置へ係止体を移動させるための推力よりも大きくする。
【0009】
また、可動子の磁性体の部分の筒形状化は、可動子の軽量化に有効である。
【0011】
また、径の大小関係の設定は、所望の磁路断面積の大小関係を得る上で簡便である。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した第1の実施の形態を図1及び図2に基づいて説明する。
【0013】
図2(a)は、緯糸チーズ11から引き出される緯糸Yを測長貯留する巻き付け方式の緯糸測長貯留装置12及び電磁駆動装置13を示す。緯糸測長貯留装置12の糸巻付面121に巻き付けられた緯糸Yは、緯入れ用メインノズル14のエア噴射作用によって糸巻付面121から引き出されて緯入れされる。糸巻付面121から引き出し解舒される緯糸Yは、緯糸解舒検出器15によって検出される。緯糸解舒検出器15によって得られる引き出し解舒検出情報は、制御装置16に送られる。制御装置16は、織機の回転角度を検出するロータリエンコーダ17によって得られる織機回転角度検出情報及び緯糸解舒検出器15から得られる引き出し解舒検出情報に基づいて電磁駆動装置13の励消磁を制御する。
【0014】
図1は、電磁駆動装置13の内部構造を示す。磁性体製の円筒形状のケース18の内周面には環状の磁路形成板19が固定されている。ケース18の上部開口は、蓋板181によって閉鎖されている。磁路形成板19は、ケース18内を上下一対の収容室に区画している。上側の収容室には筒形状のボビン20が収容されており、ボビン20には第1のコイル21が支持されている。ボビン20の筒部には磁性体製の固定子22が嵌合されている。下側の収容室には筒形状のボビン23が収容されており、ボビン23には第2のコイル24が支持されている。ボビン23の筒部には磁性体製の固定子25が嵌合されている。ボビン20,23の内径及び磁路形成板19の内径は、同一にしてある。
【0015】
ボビン20の筒部の下部、磁路形成板19の内径部及びボビン23の筒部の上部には非磁性体製のガイド筒26が嵌合されている。ガイド筒26は、一対の固定子22,25の間に挟み込み保持されている。ガイド筒26の上端と固定子22の下端との間にはゴム製の緩衝体27が介在されている。ガイド筒26の下端と固定子25の上端との間にはゴム製の緩衝体28が介在されている。
【0016】
ガイド筒26の筒内には可動子29の一部である磁性体製の推力受承部30が収容されている。推力受承部30は筒形状であり、推力受承部30の筒部には非磁性体製(例えばセラミック製)の筒形状の係止体31が嵌合して結合されている。ケース18の下部端壁182にはガイド孔183が貫設されており、係止体31は、緩衝体28及び固定子25を貫通してガイド孔183に嵌入されている。
【0017】
図2(c)に示すように、推力受承部30の外周面の径は、一定の径Doになっている。推力受承部30の内周面の径は、上部側(第1のコイル21側)と下部側(第2のコイル24側)とで異ならせてある。上部側の内径をd1、下部側の内径をd2とすると、d1>d2の大小関係が設定されている。係止体31は、内径=d2である下部側の内径部に嵌合されている。係止体31は、接着によって推力受承部30に結合固定されている。
【0018】
図1は、係止体31が緯糸Yの引き出し解舒を阻止する解舒阻止位置にある状態を示し、緯糸Yの引き出し解舒が阻止されている。係止体31が解舒阻止位置にあるときには、推力受承部30の下端が緩衝体28に当接しており、磁路形成板19の内径部には内径=d1である推力受承部30の上部側の内径大径部301が対向している。
【0019】
図2(b)は、係止体31が緯糸Yの引き出し解舒を許容する解舒許容位置にある状態を示す。係止体31が解舒許容位置にあるときには、推力受承部30の上端が緩衝体27に当接しており、磁路形成板19の内径部には内径=d2である推力受承部30の下部側の内径小径部302が対向している。
【0020】
制御装置16は、ロータリエンコーダ17から得られる織機回転角度情報に基づいて緯入れ開始タイミングの到来を把握する。緯入れ開始タイミングが近づくと、制御装置16は、第1のコイル21への通電を開始する。解舒阻止位置にある可動子29は、第1のコイル21への通電により解舒許容位置に移行し、緯糸Yの引き出し解舒が開始される。緯糸解舒検出器15が緯糸解舒を所定回数検出すると、制御装置16は、第1のコイル21への通電を停止すると共に、第2のコイル24への通電を開始する。解舒許容位置にある可動子29は、第2のコイル24への通電により解舒阻止位置に移行し、緯糸Yの引き出し解舒が阻止される。
【0021】
織機が停止状態にあり、第1のコイル21及び第2のコイル24のいずれに対しても通電が行われていない場合には、可動子29は、自重によって解舒阻止位置にとどまる。
【0022】
第1の実施の形態では以下の効果が得られる。
(1−1)図1において、第1のコイル21に対する通電が行われると、固定子22、ケース18、磁路形成板19及び推力受承部30の内径大径部301を通る磁束が発生する。従って、推力受承部30と固定子22との間で電磁吸引力が生じる。図2(b)において、第2のコイル24に対する通電が行われると、固定子25、ケース18、磁路形成板19及び推力受承部30の内径小径部302を通る磁束が発生する。従って、推力受承部30と固定子25との間で電磁吸引力が生じる。
【0023】
内径大径部301における磁路断面積S1は、π〔(Do/2)2−(d1/2)2〕で表される。内径小径部302における磁路断面積S2は、π〔(Do/2)2−(d2/2)2〕で表される。即ち、S1<S2である。第1のコイル21及び第2のコイル24に対する供給電流値が同じとすると、推力受承部30と固定子25との間で生じる電磁吸引力(即ち推力)は、推力受承部30と固定子22との間で生じる電磁吸引力(即ち推力)よりも大きくなる。従って、可動子29が解舒許容位置から解舒阻止位置へ向かう速度は、可動子29が解舒阻止位置から解舒許容位置へ向かう速度よりも速い。これは、解舒許容位置から解舒阻止位置へ向かう係止体31の移動速度の高速化をもたらす。
【0024】
(1−2)可動子29の磁性体の部分である推力受承部30は、筒形状部となっている。推力受承部30の筒形状化は、可動子29の軽量化に有効である。可動子29の軽量化は、可動子29の移動速度を高める上で有効である。又、可動子29の軽量化は、解舒阻止位置及び解舒許容位置での可動子29の衝突のダメージを抑制でき、可動子29の耐久性が向上する。
【0025】
(1−3)係止体31は筒形状となっている。係止体31の筒形状化は、可動子29の軽量化に有効である。
(1−4)可動子29の筒形状部である推力受承部30の内周面の径は、内径大径部301と内径小径部302とで異ならせてある。このような径の大小関係の設定は、所望の磁路断面積の大小関係を得る上で簡便である。
【0026】
次に、図3の参考例1を説明する。第1の実施の形態と同じ構成部には同じ符号が用いてある。
参考例1における可動子29Aは、磁性体によって一体形成されている。係止体31の外周面には耐摩耗性の皮膜32が施されている。皮膜32は、ダイヤモンドライクカーボン、チッ化チタン等を物理的蒸着法あるいは化学的蒸着法によって蒸着させて形成されている。
【0027】
次に、図4(a),(b)の参考例2を説明する。第1の実施の形態と同じ構成部には同じ符号が用いてある。
参考例2における可動子29Bの推力受承部30Bの内径は、一定であるが、推力受承部30Bの外径は、上部側と下部側とで異ならせてある。上部側の外径をd3、下部側の外径をd4とすると、d3<d4の大小関係が設定されている。係止体31が解舒阻止位置にあるときには、磁路形成板19の内径部には外径=d3である推力受承部30Bの上部側の外径小径部303が対向する。係止体31が解舒許容位置にあるときには、磁路形成板19の内径部には外径=d4である推力受承部30Bの下部側の外径大径部304が対向する。
【0028】
参考例2においても第1の実施の形態と同様の効果が得られる。
次に、図5(a),(b)の参考例3を説明する。第1の実施の形態と同じ構成部には同じ符号が用いてある。
【0029】
参考例3における可動子29Cの推力受承部30Cの内径及び外径のいずれも一定であるが、推力受承部30Cには複数の切り欠き305が形成されている。切り欠き305は、推力受承部30Cの上部側と下部側とにおける磁路断面積に差をつけると共に、可動子29Cの軽量化をもたらす。
【0030】
次に、図6の参考例4を説明する。第1の実施の形態と同じ構成部には同じ符号が用いてある。
参考例4における可動子29Dの係止体31には筒形状の第1の推力受承部33及び筒形状の第2の推力受承部34が嵌合されている。磁性体製の第1の推力受承部33の壁厚は、磁性体製の第2の推力受承部34の壁厚よりも薄くしてある。このような壁厚の違いは、第1の推力受承部33と第2の推力受承部34とにおける磁路断面積に差をつける。係止体31が解舒阻止位置にあるときには、磁路形成板19の内径部には第1の推力受承部33が対向する。係止体31が解舒許容位置にあるときには、磁路形成板19の内径部には第2の推力受承部34が対向する。
【0031】
参考例4においても第1の実施の形態と同様の効果が得られる。
本発明では以下のような実施の形態も可能である。
【0032】
(2)参考例1において、中実の可動子を磁性体で一体形成すること。
(3)第1の実施の形態において、可動子29と固定子22との間にばね力の弱い保持ばねを介在すること。この保持ばねは、係止体31を上向きにケース18から突出するように電磁駆動装置を用いる場合に、係止体31を解舒阻止位置にとどめる。
【0035】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明では、可動子における第2のコイル側の磁路断面積を可動子における第1のコイル側の磁路断面積よりも大きくしたので、解舒許容位置から解舒阻止位置に係止体を移動させる速度の一層の高速化を図り得るという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態を示す側断面図。
【図2】(a)は、側面図。(b)は、係止体が解舒許容位置にある状態を示す側断面図。(c)は、要部拡大側断面図。
【図3】参考例1を示す要部拡大側断面図。
【図4】参考例2を示し、(a)は、側断面図。(b)は、要部拡大側断面図。
【図5】参考例3を示し、(a)は、要部拡大側断面図.(b)は、(a)のA−A線断面図。
【図6】参考例4を示す側断面図。
【符号の説明】
13…電磁駆動装置。21…第1のコイル。24…第2のコイル.29,29A,29B,29C,29D…可動子。30,30B,30C…筒形状部である推力受承部。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an electromagnetic drive device for weft insertion control that switches a locking body between a release permissible position that permits withdrawal of a weft thread that is stored for length measurement and a release prevention position that prevents weft withdrawal from being released.
[0002]
[Prior art]
The timing of drawing and unwinding the weft from the winding type weft length measuring and storage device is determined at a predetermined timing in one weft insertion cycle. The weft drawing / unwinding is performed by releasing the pin-shaped locking body engaged with the yarn winding surface in the winding type weft length measuring and storage device from the yarn winding surface. Since there is enough time to release the latching body from the thread winding surface by the time the weft is pulled out and unwound, the movement speed of the latching body to release the locking body from the thread winding surface is increased. The degree of demand is not high. However, when stopping the withdrawal of the weft thread during the unwinding of the drawer, it is necessary to move the locking body released from the thread winding surface to a position where it engages with the thread winding surface at high speed. If the timing at which the engaging body released from the thread winding surface is engaged with the thread winding surface is delayed, the wefts on the thread winding surface are pulled out and unwound.
[0003]
JP-A-6-184870 and JP-A-7-18543 disclose an electromagnetic driving device that performs both movement from one position to the other of the position where the thread winding surface is disengaged and the position engaged with the thread winding surface. Is disclosed. Such an electromagnetic drive device is advantageous in moving the locking body detached from the thread winding surface to a position where it engages with the thread winding surface at high speed.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in order to further increase the speed of the loom, it is necessary to further increase the speed at which the engaging body released from the yarn winding surface is moved to a position where it engages with the yarn winding surface.
[0005]
An object of the present invention is to further increase the speed at which the locking body is moved from the position separated from the thread winding surface to the position engaging with the thread winding surface.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
To this end, the present invention includes a mover that includes, as a part, a latching body that can be switched between a release permissible position that allows withdrawal of a weft thread that is stored for length measurement and a release prevention position that inhibits weft withdrawal. The engaging member is moved from the release-preventing position to the release-permitted position by electromagnetic attraction acting on the mover by energizing the first coil, and the mover is applied to the mover by energizing the second coil. The invention relates to an electromagnetic drive device for weft insertion control that moves the locking body from the release-permitted position to the release-preventing position by an electromagnetic attracting force that acts. The coil-side magnetic path cross-sectional area of the mover is made larger than the magnetic path cross-sectional area of the mover on the first coil side, the locking body is a non-magnetic body, and the magnetic body portion of the mover is cylindrical As part The first coil on the inner peripheral surface of the cylindrical portion of the mover is formed by fitting and coupling the locking body to the cylindrical portion, making the diameter of the outer peripheral surface of the cylindrical portion of the mover constant. The diameter on the side was made larger than the diameter on the second coil side on the inner peripheral surface of the cylindrical portion of the mover .
[0007]
The magnitude relation of the magnetic path cross-sectional area is such that the thrust for moving the locking body from the unwinding permission position to the unwinding prevention position is used to move the locking body from the unwinding prevention position to the unwinding permission position. Make it bigger than thrust.
[0009]
In addition, the cylindrical shape of the magnetic body portion of the mover is effective for reducing the weight of the mover .
[0011]
Moreover, the setting of the magnitude relation of the diameter is simple in obtaining the desired magnitude relation of the magnetic path cross-sectional area.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, a first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. 1 and 2.
[0013]
FIG. 2A shows a weft length measuring and storing
[0014]
FIG. 1 shows the internal structure of the
[0015]
A
[0016]
In the cylinder of the
[0017]
As shown in FIG. 2C, the diameter of the outer peripheral surface of the
[0018]
FIG. 1 shows a state in which the locking
[0019]
FIG. 2B shows a state in which the locking
[0020]
The
[0021]
When the loom is in a stopped state and neither the
[0022]
The following effects can be obtained in the first embodiment.
(1-1) In FIG. 1, when the
[0023]
The magnetic path cross-sectional area S1 in the inner diameter /
[0024]
(1-2) The
[0025]
(1-3) The locking
(1-4) The diameter of the inner peripheral surface of the
[0026]
Next, Reference Example 1 in FIG. 3 will be described. The same reference numerals are used for the same components as those in the first embodiment.
The
[0027]
Next, Reference Example 2 in FIGS. 4A and 4B will be described. The same reference numerals are used for the same components as those in the first embodiment.
The inner diameter of the
[0028]
In Reference Example 2 , the same effect as in the first embodiment can be obtained.
Next, reference example 3 in FIGS. 5A and 5B will be described. The same reference numerals are used for the same components as those in the first embodiment.
[0029]
Although the inner diameter and the outer diameter of the thrust receiving portion 30C of the mover 29C in Reference Example 3 are both constant, a plurality of
[0030]
Next, Reference Example 4 in FIG. 6 will be described. The same reference numerals are used for the same components as those in the first embodiment.
A cylindrical first
[0031]
In Reference Example 4 , the same effect as in the first embodiment can be obtained.
In the present invention, the following embodiments are also possible .
[0032]
(2) In Reference Example 1 , the solid mover is integrally formed of a magnetic material.
(3) In the first embodiment, a holding spring having a weak spring force is interposed between the
[0035]
【The invention's effect】
As described above in detail, in the present invention, the magnetic path cross-sectional area on the second coil side of the mover is made larger than the magnetic path cross-sectional area on the first coil side of the mover. There is an excellent effect that it is possible to further increase the speed of moving the locking body to the wrinkle prevention position.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side sectional view showing a first embodiment.
FIG. 2A is a side view. (B) is a sectional side view showing a state where the locking body is in the unwinding allowable position. (C) is a principal part expanded side sectional view.
FIG. 3 is an enlarged side sectional view showing a main part of Reference Example 1 ;
FIG. 4 shows Reference Example 2 , (a) is a side sectional view. (B) is a principal part expanded side sectional view.
FIG. 5 shows Reference Example 3 , wherein (a) is an enlarged side cross-sectional view of the main part. (B) is the sectional view on the AA line of (a).
6 is a side sectional view showing Reference Example 4. FIG.
[Explanation of symbols]
13: Electromagnetic drive device. 21: First coil. 24. Second coil. 29, 29A, 29B, 29C, 29D ... movers. 30, 30 </ b> B, 30 </ b> C—thrust receiving portion that is a cylindrical portion.
Claims (1)
前記可動子における前記第2のコイル側の磁路断面積を前記可動子における前記第1のコイル側の磁路断面積よりも大きくし、
前記係止体を非磁性体とし、前記可動子の磁性体の部分を筒形状部とし、前記筒形状部に前記係止体を嵌合して結合し、
前記可動子の筒形状部の外周面の径を一定とし、前記可動子の筒形状部の内周面における前記第1のコイル側の径を前記可動子の筒形状部の内周面における前記第2のコイル側の径よりも大きくした織機における緯入れ制御用電磁駆動装置。A mover including a locking body that is switched to a release permissible position that allows the withdrawal of the weft yarn that is stored for length measurement to be released and a release prevention position that prevents the weft from being pulled out is provided. The engagement body is moved from the release prevention position to the release permission position by an electromagnetic attraction force acting on the mover by energization, and by an electromagnetic attraction force acting on the mover by energization to the second coil. In the electromagnetic drive device for weft insertion control that moves the locking body from the release permission position to the release prevention position,
The magnetic path cross-sectional area on the second coil side in the mover is made larger than the magnetic path cross-sectional area on the first coil side in the mover ,
The locking body is a non-magnetic body, the magnetic body portion of the mover is a cylindrical portion, and the locking body is fitted and coupled to the cylindrical portion,
The diameter of the outer peripheral surface of the cylindrical portion of the mover is constant, and the diameter on the first coil side of the inner peripheral surface of the cylindrical portion of the mover is the same as that of the inner peripheral surface of the cylindrical portion of the mover. An electromagnetic driving device for weft insertion control in a loom having a diameter larger than that on the second coil side .
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002015615A JP3778089B2 (en) | 2002-01-24 | 2002-01-24 | Electromagnetic drive for weft insertion control in looms |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002015615A JP3778089B2 (en) | 2002-01-24 | 2002-01-24 | Electromagnetic drive for weft insertion control in looms |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003221757A JP2003221757A (en) | 2003-08-08 |
JP3778089B2 true JP3778089B2 (en) | 2006-05-24 |
Family
ID=27742682
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002015615A Expired - Fee Related JP3778089B2 (en) | 2002-01-24 | 2002-01-24 | Electromagnetic drive for weft insertion control in looms |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3778089B2 (en) |
-
2002
- 2002-01-24 JP JP2002015615A patent/JP3778089B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2003221757A (en) | 2003-08-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4744488B2 (en) | Yarn feeding device | |
JPH09508182A (en) | Controllable output brakes and projectile or gripper looms | |
JP2008517179A (en) | Yarn feeding device having yarn returning operation mode | |
JP3778089B2 (en) | Electromagnetic drive for weft insertion control in looms | |
JPH02175955A (en) | Electromagnetic unit for blocking weft | |
WO2020110609A1 (en) | Webbing winding device | |
JP2000034647A (en) | Yarn stopping device for pre-adjusting type weft feeder of air-jet loom | |
JP2828783B2 (en) | Weighing weft feeder | |
JP3770174B2 (en) | Electromagnetic drive for weft insertion control in looms | |
JP2000084284A (en) | Rotary shuttle race body for double sewing machine | |
JPH0532545Y2 (en) | ||
JP2747838B2 (en) | Weft lock pin device for loom | |
JPH01321951A (en) | Weft yarn accumulation apparatus | |
JPH05502004A (en) | Method for preventing rotational vibration occurring in yarn storage and supply device and yarn storage and supply device | |
KR20040003034A (en) | Stopper magnet for a measuring yarn feeder | |
JP3717948B2 (en) | Weft measurement and storage device in jet loom | |
JPH03180545A (en) | Weft fixing pin device of loom | |
JP3383339B2 (en) | Polarized linear actuator | |
CN113622071B (en) | Weft yarn cylinder for shuttleless loom | |
WO2000016357A1 (en) | Electromagnetic actuator | |
JP2650816B2 (en) | Weft winding machine for loom and magnet member used therefor | |
JPH06184870A (en) | Mechanism for driving engaging pin of weaving machine equipped with storage device of drum type for measuring length of weft | |
JP2002317356A (en) | Electromagnetic driving device for picking control in loom | |
JP2002317357A (en) | Electromagnetic driving device for picking control in loom | |
JP3034284U (en) | Seat support device |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041014 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051019 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051115 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060110 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060207 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060220 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120310 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130310 Year of fee payment: 7 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |