JP3777506B2 - Bivalve automatic punching machine - Google Patents

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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
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    • Y02A40/81Aquaculture, e.g. of fish

Landscapes

  • Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明はほたて貝等の二枚貝の養殖に関し、とくに貝殻の耳状突起に係止ピンを挿入するための穴を穿孔する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図10に示すように、例えばほたて貝1は貝殻の耳状突起3がその大部分において2枚の貝殻が重なり合った状態になっているが、耳状突起3の片側には1枚の貝殻のみからなる部分(一枚部分3c)が必ず存在する。ほたて貝1の養殖は図11に示すように耳状突起3に係止ピン5を挿入して養殖用ロープ7に突き刺し、この養殖用ロープ7を海中に吊して行なわれる。ここで係止ピン5の挿入部位を耳状突起3の2枚の貝殻が重なり合った二枚部分3bにするか一枚部分3cにするかは、貝の成育と作業効率の両面から考えなければならない重要な問題である。
【0003】
「一枚開け」は、ほたて貝の外套膜を傷つけ難いこと、穴開けの際靱帯に無理がかからないこと、捕食の際ほたて貝が口を開け易いこと等よりほたて貝の成長に有利であることが知られている。
【0004】
一方係止ピン5の穿孔は稚貝に対してなされるため、作業効率面からは、面積の小さい一枚部分3cに穿孔する「一枚開け」よりも二枚部分3bに穿孔する「二枚開け」の方がよい。しかし、最近は貝の成長不良や斃死を起こすことがある二枚開けが敬遠され、一枚開けが望ましいとされている。
【0005】
一枚開けは次の理由から非常に難しい。まず、穿孔部位が貝の耳状突起3に僅かしか存在しない一枚部分3cであり、しかも対象となる貝が稚貝であるから一枚部分3cがさらに小さい。例えば6cmの稚貝では直径2mm位が的となる。さらに貝は異形のわん曲形状を呈し、海水で濡れているから滑り易く、位置決めし難い。
【0006】
穿孔に失敗すると、貝の耳状突起3を毀損していわゆる「貝割れ」現象を起こして養殖不適となったり、工具の折損を惹起せしめることがある。
【0007】
ところで、ほたて貝1には裏表があり、黒色の方が表面で、白色の方が裏面である。表面には、寄生虫等の付着物が付着することが多く、これらの寄生虫は貝表面に不均一で硬く付着し、貝表面に大きな凸凹を形成する。このため、貝の表面を押圧して穿孔する場合は、この付着物により貝1が弾かれることがあり、貝1の保持が安定しない。よって、従来はこれら付着物を叩き落としてから作業せざるを得なかった。
【0008】
そこで例えば、搬送コンベヤに傾斜した状態で貝を載置し、貝の自重を利用し貝を上方から押さえることにより搬送し穿孔する装置が試みられた。
【0009】
しかし、かかる装置であっても、搬送中貝の表面がコンベヤのスクリューに接触すると貝が弾き飛ばされ作業不能となる。よって、かかる装置によっては安定的に固定することが不十分となり、上記した欠点を解消することができない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本願発明は上記欠点を解消し、貝殻の耳状突起の所定位置に正確に穿孔することを目的とする。また他の目的は、二枚貝の養殖において両立の難しい作業効率の向上及び貝の成育向上をともに図ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的達成のため、本願発明による二枚貝自動穿孔機は、二枚貝の貝殻の耳状突起に養殖用ロープに貝を取り付けるための穴を穿孔する装置において、貝殻の側縁及び耳状突起に当接する位置決め部を設け、貝を異なる方向から押圧する押圧手段により貝を上記位置決め部に固定し、上記押圧手段は貝殻の腹側縁方向から押圧する第1押圧手段と上記位置決め部の設けられていない貝殻の耳状突起方向から押圧する第2押圧手段とからなり、貝を固定した状態で耳状突起の所定位置に穿孔することを特徴とする。
また、請求項1記載の二枚貝自動穿孔機において、上記位置決め部は貝を載せるテーブルに設けることを特徴とする。
また、請求項1記載の二枚貝自動穿孔機において、上記位置決め部は第1位置決めポスト及び第2位置決めポストからなり、該第1位置決めポストは貝殻の側縁に当接するa点を形成するとともに貝殻の後耳状突起に当接するb点を形成し、上記第2位置決めポストは貝殻の前耳状突起に当接するc点を形成することを特徴とする。
また、請求項1記載の二枚貝自動穿孔機において、上記第1押圧手段は貝を直線方向に押圧するものであり、上記第2押圧手段は回動して貝を押圧するものであることを特徴とする。
また、請求項1記載の二枚貝自動穿孔機において、上記第2押圧手段は穿孔時における貝の反動動作を防止する当接面部を備えることを特徴とする。
また、請求項記載の二枚貝自動穿孔機において、上記当接面部が上方に向かって末広がりに傾斜することを特徴とする。
また、請求項記載の二枚貝自動穿孔機において、上記当接面部は弾性材からなることを特徴とする。
また、請求項3記載の二枚貝自動穿孔機において、上記第1位置決めポストは周端面が円形状に形成されることを特徴とする。
また、請求項3記載の二枚貝自動穿孔機において、上記第2位置決めポストは周端面が円形状に形成されることを特徴とする。
また、請求項1記載の二枚貝自動穿孔機において、上記貝は水平状態に固定されて穿孔されることを特徴とする。
また、請求項1記載の二枚貝自動穿孔機において、上記貝の位置決め及び固定を連続的に行うことを特徴とする。
また、請求項2記載の二枚貝自動穿孔機において、上記テーブルは回転するドラムの周面に複数個設けられることを特徴とする。
また、請求項1記載の二枚貝自動穿孔機において、上記位置決め部は貝を搬送するコンベヤに直交して設けられることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
次に、実施の形態を示す図面に基づき本願発明による二枚貝自動穿孔機10をさらに詳しく説明する。なお、便宜上同一の機能を奏する部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
【0013】
二枚貝自動穿孔機10は貝搬送部20、ターンテーブル部30、押圧部40及び穿孔部50を備える。
【0014】
貝搬送部20は間欠的に搬送されるチェーンコンベヤ21からなる。該コンベヤ21のチェーンリンク24には搬送されるほたて貝1を送り出すプレート25が取り付けられている。22は上記コンベヤ21の駆動輪、23は従動輪である。搬送ガイド27は搬送路を構成する搬送ガイドである。該搬送ガイド27は図2に示すようにL字金具27aに固着されてなり、上方が開放され、ほたて貝1を投入する投入口29となっている。上記投入口29よりほたて貝1は表面を上側にして投入される。
【0015】
上記貝搬送部20に隣接してターンテーブル部30を設ける。ターンテーブル部30はターンテーブル31からなり、上記コンベヤ21に対し直交して設置される。該ターンテーブル31は、間欠的に回転する円形のドラム32の周面に、複数個(実施例は8個)のテーブル33を取り付けてなる。各テーブル33は扁平状の平板からなり、上面に位置決め部を構成する第1位置決めポスト34及び第2位置決めポスト35を立設するとともに、両者の間に後耳状突起3bを受ける耳受部37を突設する。該耳受部37と第1位置決めポスト34との間にドリル51が下進する穿孔位置39を形成する(図4(B))。
【0016】
上記第1位置決めポスト34は、中空円筒状に形成された比較的大径のステンレス製支柱であり、円形状面34eがほたて貝1の側に形成される。該第1位置決めポスト34の上記穿孔位置39に隣接する上部はドリル51の下進に邪魔にならないよう若干切欠34fされている。上記第2位置決めポスト35は、ステンレス製支柱であり、中央部が凹弧状に形成され、前耳状突起3aが当たるように上記第1位置決めポスト34と並べて設けられる。
【0017】
上記第1位置決めポスト34は貝殻の側縁3dに当接するa点及び後耳状突起3bに当接するb点を形成する。上記第2位置決めポスト35は貝殻の前耳状突起3aに当接するc点を形成する。
【0018】
押圧部40は第1押圧手段41及び第2押圧手段44からなる。
【0019】
第1押圧手段41は舌片状に形成されたステンレス板からなり、正逆方向に回動自在である。該第1押圧手段41は、ほたて貝1が図4に「1b」で示す水平状態になったとき、貝殻の腹側縁に当接し、ほたて貝1を図5に矢印Xで示す直線方向に押圧する。第1押圧手段41の下部41aは屈曲され、貝殻の腹側縁3eの押圧を容易とする。42は該第1押圧手段41が係止された昇降体であり、下進するとき第1押圧手段41をほたて貝1方向に移動せしめる。43は上記第1押圧手段41を原位置に復帰せしめる引張りばねである。
【0020】
第2押圧手段44はステンレスからなるプレート44aに、ウレタンゴムからなるパッド45を取り付けてなり、正逆方向に回動自在である。第2押圧手段44はほたて貝1が図4に「1b」で示す水平状態になったとき、図5に矢印Yで示す方向に回転し、このとき上記パッド45が前耳状突起3aに当接する。該パッド45は前耳状突起3aに当接するパッド面45aが方に向かって末広がりに傾斜する。上記第2押圧手段44はカムフォロア46を有し、該カムフォロア46が回転するカム47に倣い接触することにより、正逆方向に回動する。48は上記第2押圧手段44をほたて貝1方向に付勢する引張りばね、49は上記第2押圧手段44の回転軸44bの軸受けである。
【0021】
穿孔部50は上下動するドリル51からなる。52は該ドリル51を回転させるモータ52である。該ドリル51はほたて貝1がターンテーブル31の所定の位置決め・穿孔位置に位置決め・固定された後下進し穿孔する。
【0022】
投入口29より表面を上側にして投入されたほたて貝1がコンベヤ21によりターンテーブル31に供給される(図3(A))。コンベヤ21の搬送・回転の際プレート25により押されたほたて貝1a(図4に示す)がテーブル33上に置かれる。
【0023】
ターンテーブル31の回転に伴ないほたて貝1aが図4に「1b」で示す位置決め・穿孔位置にくる。このときほたて貝1bは水平状態になっているが、未だ位置決めは図5(A)に示すように不完全である。
【0024】
次いで第1押圧手段41が下進して貝殻の腹側縁3eに当たり、ほたて貝1を第1位置決めポスト34及び第2位置決めポスト35方向に押圧する。
【0025】
また略同時に第2押圧手段44が回動して貝殻の前耳状突起3aの横端部に当たり、貝を第1位置決めポスト34方向に押圧する(図5(B))。
【0026】
ターンテーブル31に供給される貝は、大きさ、形状、姿勢等の供給条件が区々であり、必ずしも位置決めポストの各当接点に理想通り当接されるとは限らない。
【0027】
即ち、ほたて貝1は、第1押圧手段41及び第2押圧手段44の押圧により第1位置決めポスト34のa点、b点の2点で、第2位置決めポスト35のc点の合計3点で当接されるのが望ましい。しかし供給条件が区々であるため、第1押圧手段41により第1位置決めポスト34のa点及び第2位置決めポスト35のc点に当接すべきところ、第1位置決めポスト34に1点で当接されることがある。
【0028】
かかる場合であっても、第2押圧手段44がほたて貝1の前耳状突起3aを押圧するので、これにより貝1はc点に接触していた場合、c点を滑るように案内されてその方向が若干修正され、第1位置決めポスト34に2点で当接する。
【0029】
よって、ほたて貝1は確実に所定の位置に位置決めされる。
【0030】
この状態で第1押圧手段41及び第2押圧手段44によるほたて貝1の押圧は継続する。
【0031】
よって、ほたて貝1は所定の位置に安定的に固定される。
【0032】
かかる状態でドリル51が下進し貝殻の耳状突起3の一枚部分3cの所定の穿孔位置39を穿孔する。これにより係止ピン5を挿入するための係止孔2(図10に示す)を形成する。
【0033】
よって、穿孔時におけるほたて貝1の動揺を抑えることができる。
【0034】
穿孔されたほたて貝1(図4(A)に「1c」として示す)は、ターンテーブル31の回転により落下・搬出される。上記位置決め・穿孔の際、ターンテーブル31の回転は停止している。
【0035】
上記実施の形態によれば、ほたて貝1の位置決め及び固定は平面的にだけでなく立体的にも確保されている。
【0036】
この点を詳述する。ほたて貝1は、第1押圧手段41及び第2押圧手段44により異なる方向から押圧されるため、位置決めポスト34、35の当接点3点及び押圧手段41、44による当接を加えた5点支持により、テーブル33上の所定の位置決め・穿孔位置にしっかりと固定される。
【0037】
よって、正確な穿孔を確保し、ほたて貝1の成育に有利な一枚開けが可能となる。
【0038】
また当接点3点による「位置決め」と、これに続く当接点5点による「貝1の固定」とが連続的に行なわれるから、作業効率が良好となる。
【0039】
耳状突起3の穿孔位置39にドリル51が接触して穿孔が開始すると、ほたて貝1は球面状のためテーブル33との接触点が1点なので、図7(A)に矢示するように時計回りに回転しようとする。しかしながら、第2押圧手段44のパッド45は方に向かって末広がりに傾斜しているため、貝殻の前耳状突起3aの一部3a’が該パッド45に喰い込み、くさび効果により、穿孔時における貝1のあおりやぐらつきといった反動動作を防止する(図7)。よって、ほたて貝1の位置決め及び固定が一層良好となる。
【0040】
投入されたほたて貝1は、搬送路からターンテーブル31の位置決め・穿孔位置にくるまで、一切表面を押圧されない。よって、搬送や穿孔の際、上記した付着物の影響を実質上受けずに作業することができる。つまり、ほたて貝1を安定的に保持し、正確に穿孔することができる。
【0041】
本願発明は上記した実施の形態に限定されない。例えば第2押圧手段44のパッド45の当接面は扁平に形成することができる(図8)。この場合も前記実施の形態と同様、貝殻の前耳状突起3aの一部3a’はウレタンゴムからなるパッド45のパッド面45aに喰い込み、ほたて貝1の反動動作が防止される。
【0042】
第2押圧手段44による押圧は、第1押圧手段41と同様直線方向とし、第1押圧手段41の押圧方向に直交する方向とすることもできる。この場合、第2押圧手段44の押圧態様は[0044]と同様のものを用いることができる。
【0043】
パッド45の素材は弾性材であれば任意である。
【0044】
第1押圧手段41の形状及び押圧態様は問わない。例えばプッシュブルソレノイド、ロータリーソレノイド、エアシリンダ、電動シリンダ等により押圧するものであってもよい。しかし、上記実施の形態のような機械の方が確実であり、低コストとなるので望ましい。
【0045】
耳受部37はなくてもよい。
【0046】
位置決めポストは3点当接の一部材で構成することができる。またテーブル33と位置決めポスト34、35とを一体成型してもよい。また位置決めポストの周端面形状も任意である。
【0047】
第1位置決めポスト34、第2位置決めポスト35は中実であってもよく、またその周端面の形状は3点当接を可能とする限り任意である。
【0048】
ターンテーブル31へのほたて貝1の供給方法は任意である。コンベヤ21を用いず、例えば手ざしで供給することもできる。
【0049】
位置決め・固定される貝の方向性は任意であり、例えば貝を垂直状態にして穿孔することも可能である。
【0050】
また、貝を位置決め・固定するものはテーブルの如き扁平状のものに限られない。
【0051】
穿孔対象となる貝は二枚貝であればその種類を問わない。
【0052】
第1押圧手段41と第2押圧手段44の作業手順に順番性をつけることもできる。例えば、ターンテーブル31が回転し穿孔位置で停止するときに、ほたて貝1が遠心力で排出側に飛び出そうとするのをまず第1押圧手段41により押さえながら第1位置決めポスト34及び第2位置決めポスト35側に押圧し、次いで第2押圧手段44によりほたて貝1の姿勢を最終的に矯正することが考えられる。
【0053】
さらに図9に示すように第2位置決めポスト35を移動可能とし、第1位置決めポスト34と第2位置決めポスト35との間の間隔を調整し、ほたて貝1の大きさに適応させるようにすることもできる。例えば1点鎖線で示す大きいほたて貝1の場合には、第2位置決めポスト35を太い1点鎖線で示す位置に移動する。
【0054】
本願発明による二枚貝自動穿孔機はとくに耳状突起の一枚部分3cの穿孔に著効のあるものであるが、二枚部分3bの穿孔に適用するのを妨げない。
【0055】
【発明の効果】
このように、本願発明による二枚貝自動穿孔機によれば、貝殻の耳状突起の所定位置に正確に穿孔することができる。また貝の成育向上と作業効率の向上とを両立させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明による二枚貝自動穿孔機の実施の形態を示す正面図である。
【図2】図1の右側面図である。
【図3】(A)は図2III−III矢視の拡大図、(B)は(A)のB部拡大図である。
【図4】(A)はターンテーブル部の拡大正面図、(B)は(A)の平面図である。
【図5】貝の位置決めステップを示す図で、(A)は位置決めが不完全な状態のときの平面図、(B)は位置決めが完了した状態のときの平面図である。
【図6】(A)は図5の正面図、(B)は(A)の左側面図である。
【図7】図5(B)VII−VII拡大矢視図である。
【図8】第2押圧手段の他の実施例を示す図である。
【図9】ターンテーブルのテーブルの他の実施例を示す平面図である。
【図10】ほたて貝の平面図である。
【図11】ほたて貝の養殖の状態を示す図である。
【符号の説明】
1 ほたて貝
2 係止孔
3 耳状突起
3a 前耳状突起
3b 後耳状突起
3c 一枚部分
3d 貝殻の側縁
3e 貝殻の腹側縁
5 係止ピン
7 養殖用ロープ
10 二枚貝自動穿孔機
20 貝搬送部
21 コンベヤ
22 駆動輪
23 従動輪
24 チェーンリンク
25 プレート
27 搬送ガイド
29 投入口
30 ターンテーブル部
31 ターンテーブル
32 ドラム
33 テーブル
34 第1位置決めポスト
35 第2位置決めポスト
37 耳受部
39 穿孔位置
40 押圧部
41 第1押圧手段
42 昇降体
43 ばね
44 第2押圧手段
44a プレート
44b 回転軸
45 パッド
45a パッド面
46 カムフォロア
47 カム
48 ばね
49 カラー
50 穿孔部
51 ドリル
52 モータ
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to aquaculture of bivalves such as scallops, and more particularly to an apparatus for drilling a hole for inserting a locking pin into an ear projection of a shell.
[0002]
[Prior art]
As shown in FIG. 10, for example, the scallop 1 has a seashell ear projection 3 in a state in which two shells overlap with each other, but only one shell is on one side of the ear protrusion 3. The part (one piece part 3c) consisting of always exists. As shown in FIG. 11, the scallop 1 is cultivated by inserting a locking pin 5 into the ear projection 3 and piercing the cultivating rope 7 and suspending the cultivating rope 7 in the sea. Here, whether to insert the locking pin 5 into the two-piece portion 3b or the one-piece portion 3c in which the two shells of the ear projection 3 are overlapped is not considered from both the viewpoint of shell growth and work efficiency. It is an important problem that must not be.
[0003]
`` Opening one sheet '' is advantageous for scallop growth because it is difficult to damage the scallop mantle, it does not force the ligament when drilling, and it is easy for the scallop to open its mouth during predation It has been known.
[0004]
On the other hand, since the locking pin 5 is drilled in the larvae, from the viewpoint of work efficiency, “two sheets” are drilled in the two-part portion 3b rather than “one-piece opening” in which the small-area part 3c is drilled. "Open" is better. However, recently it has been avoided to open two sheets, which may cause shell growth failure or drowning, and it is desirable to open one.
[0005]
Opening one is very difficult for the following reasons. First, the perforated part is a single piece portion 3c that is slightly present in the shell-like projection 3 of the shell, and the single piece portion 3c is even smaller because the target shell is a juvenile shellfish. For example, a diameter of about 2 mm is appropriate for a 6 cm juvenile shellfish. In addition, the shell has an irregularly curved shape and is slippery and difficult to position because it is wet with seawater.
[0006]
If the drilling fails, the shell-like projections 3 of the shell may be damaged, causing a so-called “shell crack” phenomenon, making it unsuitable for aquaculture or causing breakage of the tool.
[0007]
By the way, the scallop 1 has the front and back sides, and the black side is the front side and the white side is the back side. Adherents such as parasites often adhere to the surface, and these parasites adhere unevenly and hard to the shell surface, forming large irregularities on the shell surface. For this reason, when punching by pressing the surface of the shell, the shell 1 may be repelled by the attached matter, and the holding of the shell 1 is not stable. Therefore, it has been necessary to work after hitting off these deposits.
[0008]
Therefore, for example, an apparatus has been attempted in which shells are placed on a conveyor conveyor in an inclined state, and the shells are conveyed and perforated by pressing the shells from above using the weight of the shells.
[0009]
However, even in such an apparatus, when the surface of the shell during transportation contacts the screw of the conveyor, the shell is blown off and the operation becomes impossible. Therefore, it is insufficient to fix stably depending on such an apparatus, and the above-described drawbacks cannot be solved.
[0010]
[Problems to be solved by the invention]
The object of the present invention is to eliminate the above-mentioned drawbacks and to accurately drill holes at predetermined positions of the ear-like projections of the shell. Another object is to improve both work efficiency and the growth of shellfish, which are difficult to achieve in bivalve culture.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
To achieve the above object, the bivalve automatic punching machine according to the present invention is a device for drilling a hole for attaching a shell to an aquaculture rope in an icing projection of a bivalve shell, and abuts on the side edge of the shell and the otic projection. A positioning part is provided, the shell is fixed to the positioning part by pressing means for pressing the shell from different directions, and the pressing means is not provided with the first pressing means for pressing from the ventral side edge of the shell and the positioning part. It comprises a second pressing means for pressing from the direction of the ear projections of the shell, and is characterized in that a hole is drilled at a predetermined position of the ear projection with the shell fixed.
In the bivalve automatic punching machine according to claim 1, the positioning portion is provided on a table on which the shellfish is placed.
2. The bivalve automatic perforating machine according to claim 1, wherein the positioning portion includes a first positioning post and a second positioning post, and the first positioning post forms a point abutting on a side edge of the shell and The point b abutting on the rear ear projection is formed, and the second positioning post forms a point c abutting on the front ear projection of the shell.
The bivalve automatic punching machine according to claim 1, wherein the first pressing means presses the shell in a linear direction, and the second pressing means rotates to press the shell. And
Further, in the bivalve automatic punching machine according to claim 1, the second pressing means is provided with an abutting surface portion for preventing a reaction movement of the shell during drilling.
Further, in the bivalve automatic perforator according to claim 5 , the abutting surface portion is inclined upward and downward.
Further, in the bivalve automatic perforator according to claim 5 , the contact surface portion is made of an elastic material.
Further, in the bivalve automatic punching machine according to claim 3, the peripheral edge surface of the first positioning post is formed in a circular shape.
Further, in the bivalve automatic punching machine according to claim 3, the peripheral edge surface of the second positioning post is formed in a circular shape.
In the bivalve automatic punching machine according to claim 1, the shell is fixed in a horizontal state and is punched.
Further, in the bivalve automatic perforator according to claim 1, the shell is positioned and fixed continuously.
Further, in the bivalve automatic punching machine according to claim 2, a plurality of the tables are provided on the peripheral surface of the rotating drum.
The bivalve automatic punching machine according to claim 1, wherein the positioning portion is provided orthogonal to a conveyor for conveying the shell.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, the bivalve automatic punching machine 10 according to the present invention will be described in more detail based on the drawings showing the embodiments. For convenience, portions having the same function are denoted by the same reference numerals and description thereof is omitted.
[0013]
The bivalve automatic punching machine 10 includes a shell transporting part 20, a turntable part 30, a pressing part 40 and a punching part 50.
[0014]
The shell conveying unit 20 is composed of a chain conveyor 21 that is intermittently conveyed. A plate 25 for sending out the scallop 1 to be conveyed is attached to the chain link 24 of the conveyor 21. 22 is a driving wheel of the conveyor 21, and 23 is a driven wheel. The conveyance guide 27 is a conveyance guide that constitutes a conveyance path. As shown in FIG. 2, the transport guide 27 is fixed to an L-shaped metal fitting 27 a, and the upper part is opened to serve as a loading port 29 for loading the scallop 1. The scallop 1 is inserted from the insertion port 29 with the surface facing upward.
[0015]
A turntable unit 30 is provided adjacent to the shell conveying unit 20. The turntable unit 30 includes a turntable 31 and is installed orthogonal to the conveyor 21. The turntable 31 includes a plurality of (eight in the embodiment) tables 33 attached to the peripheral surface of a circular drum 32 that rotates intermittently. Each table 33 is formed of a flat plate, and a first positioning post 34 and a second positioning post 35 that constitute a positioning portion are provided on an upper surface of the table 33, and an ear receiving portion 37 that receives the rear ear-like protrusion 3b therebetween. Project. A drilling position 39 where the drill 51 moves downward is formed between the ear receiving portion 37 and the first positioning post 34 (FIG. 4B).
[0016]
The first positioning post 34 is a relatively large-diameter stainless steel post formed in a hollow cylindrical shape, and a circular surface 34e is formed on the scallop 1 side. An upper portion of the first positioning post 34 adjacent to the drilling position 39 is slightly cut 34 f so as not to obstruct the downward movement of the drill 51. The second positioning post 35 is a stainless steel post, the central portion of which is formed in a concave arc shape, and is provided side by side with the first positioning post 34 so that the front ear-shaped protrusion 3a hits.
[0017]
The first positioning post 34 forms point a that contacts the side edge 3d of the shell and point b that contacts the rear ear projection 3b. The second positioning post 35 forms a point c that contacts the front ear-like projection 3a of the shell.
[0018]
The pressing unit 40 includes a first pressing unit 41 and a second pressing unit 44.
[0019]
The 1st press means 41 consists of a stainless steel plate formed in the shape of a tongue piece, and can rotate to a forward / reverse direction. When the scallop 1 is in the horizontal state indicated by “1b” in FIG. 4, the first pressing means 41 comes into contact with the ventral side edge of the shell, and the scallop 1 is moved in the linear direction indicated by the arrow X in FIG. 5. Press. The lower part 41a of the first pressing means 41 is bent to facilitate the pressing of the belly side edge 3e of the shell. 42 is an elevating body to which the first pressing means 41 is locked, and moves the first pressing means 41 in the scallop 1 direction when moving downward. Reference numeral 43 denotes a tension spring that returns the first pressing means 41 to its original position.
[0020]
The second pressing means 44 is formed by attaching a pad 45 made of urethane rubber to a plate 44a made of stainless steel and is rotatable in forward and reverse directions. When the scallop 1 is in the horizontal state indicated by “1b” in FIG. 4, the second pressing means 44 rotates in the direction indicated by the arrow Y in FIG. 5, and at this time, the pad 45 contacts the front ear projection 3a. Touch. The pad 45 is inclined diverging upward direction abuts pad surface 45a is in front lugs 3a. The second pressing means 44 has a cam follower 46, and rotates in the forward and reverse directions when the cam follower 46 makes contact following the rotating cam 47. 48 is a tension spring that urges the second pressing means 44 toward the scallop 1, and 49 is a bearing of the rotating shaft 44 b of the second pressing means 44.
[0021]
The piercing portion 50 is composed of a drill 51 that moves up and down. Reference numeral 52 denotes a motor 52 that rotates the drill 51. The drill 51 is drilled after the scallop 1 is positioned and fixed at a predetermined positioning and drilling position of the turntable 31 and then drilled.
[0022]
The scallop 1 introduced with the surface facing upward from the insertion port 29 is supplied to the turntable 31 by the conveyor 21 (FIG. 3A). The scallop 1a (shown in FIG. 4) pushed by the plate 25 during the conveyance and rotation of the conveyor 21 is placed on the table 33.
[0023]
As the turntable 31 rotates, the scallop 1a comes to the positioning / drilling position indicated by "1b" in FIG. At this time, the scallop 1b is in a horizontal state, but the positioning is still incomplete as shown in FIG.
[0024]
Next, the first pressing means 41 descends and hits the belly side edge 3e of the shell, and presses the scallop 1 in the direction of the first positioning post 34 and the second positioning post 35.
[0025]
At the same time, the second pressing means 44 rotates and hits the lateral end portion of the front ear-like projection 3a of the shell, and presses the shell in the direction of the first positioning post 34 (FIG. 5B).
[0026]
The shells supplied to the turntable 31 have various supply conditions such as size, shape, and posture, and are not necessarily in contact with each contact point of the positioning post as ideal.
[0027]
That is, the scallop 1 is composed of a total of three points including the points a and b of the first positioning post 34 and the point c of the second positioning post 35 by the pressing of the first pressing means 41 and the second pressing means 44. It is desirable to abut. However, since there are various supply conditions, the first pressing means 41 should contact the point a of the first positioning post 34 and the point c of the second positioning post 35. May be touched.
[0028]
Even in such a case, since the second pressing means 44 presses the front ear-like projection 3a of the scallop 1, when the shell 1 is in contact with the point c, it is guided to slide at the point c. The direction is slightly corrected and abuts the first positioning post 34 at two points.
[0029]
Therefore, the scallop 1 is reliably positioned at a predetermined position.
[0030]
In this state, the scallop 1 is continuously pressed by the first pressing means 41 and the second pressing means 44.
[0031]
Therefore, the scallop 1 is stably fixed at a predetermined position.
[0032]
In this state, the drill 51 moves downward to pierce a predetermined piercing position 39 of the one portion 3c of the ear-like protrusion 3 of the shell. Thereby, the locking hole 2 (shown in FIG. 10) for inserting the locking pin 5 is formed.
[0033]
Therefore, the scallop 1 can be prevented from shaking during drilling.
[0034]
The perforated scallop 1 (shown as “1c” in FIG. 4A) is dropped and carried out by the rotation of the turntable 31. During the positioning / drilling, the rotation of the turntable 31 is stopped.
[0035]
According to the said embodiment, the positioning and fixing of the scallop 1 are ensured not only planarly but also three-dimensionally.
[0036]
This point will be described in detail. Since the scallop 1 is pressed from different directions by the first pressing means 41 and the second pressing means 44, it is supported at three points by adding three contact points of the positioning posts 34 and 35 and contact by the pressing means 41 and 44. By this, it is firmly fixed at a predetermined positioning / drilling position on the table 33.
[0037]
Therefore, an accurate perforation can be ensured and one piece can be opened which is advantageous for the growth of the scallop 1.
[0038]
Further, the “positioning” by the three contact points and the “fixing of the shell 1” by the five subsequent contact points are continuously performed, so that the working efficiency is improved.
[0039]
When the drill 51 comes into contact with the drilling position 39 of the lug 3 and the drilling starts, the scallop 1 has a spherical shape and has only one contact point with the table 33. Therefore, as shown by an arrow in FIG. Try to rotate clockwise. However, the pads 45 of the second pressing means 44 because of the inclined diverging upward direction, some of the shells before lugs 3a 3a 'is bite into the pad 45, by wedge effect, during drilling Rebound movement such as tilting and wobbling of the shell 1 is prevented (FIG. 7). Therefore, the positioning and fixing of the scallop 1 are further improved.
[0040]
The introduced scallop 1 is not pressed against the surface at all until it reaches the positioning / drilling position of the turntable 31 from the conveyance path. Therefore, it is possible to work without being substantially affected by the above-mentioned deposits during conveyance and drilling. That is, the scallop 1 can be stably held and drilled accurately.
[0041]
The present invention is not limited to the embodiment described above. For example, the contact surface of the pad 45 of the second pressing means 44 can be formed flat (FIG. 8). Also in this case, as in the above-described embodiment, a part 3a ′ of the front ear-like projection 3a of the shell bites into the pad surface 45a of the pad 45 made of urethane rubber, and the recoil operation of the scallop 1 is prevented.
[0042]
The pressing by the second pressing unit 44 may be a linear direction similar to the first pressing unit 41 and may be a direction orthogonal to the pressing direction of the first pressing unit 41. In this case, the pressing mode of the second pressing means 44 can be the same as [0044].
[0043]
The material of the pad 45 is arbitrary as long as it is an elastic material.
[0044]
The shape and pressing mode of the first pressing means 41 are not limited. For example, a push bull solenoid, a rotary solenoid, an air cylinder, an electric cylinder or the like may be used. However, the machine as in the above embodiment is preferable because it is more reliable and lower in cost.
[0045]
The ear receiver 37 may not be provided.
[0046]
The positioning post can be formed of a single member that is in contact with three points. Further, the table 33 and the positioning posts 34 and 35 may be integrally formed. The peripheral end face shape of the positioning post is also arbitrary.
[0047]
The first positioning post 34 and the second positioning post 35 may be solid, and the shape of the peripheral end surface thereof is arbitrary as long as three-point contact is possible.
[0048]
The supply method of the scallop 1 to the turntable 31 is arbitrary. For example, it can be supplied by hand without using the conveyor 21.
[0049]
The direction of the shell to be positioned and fixed is arbitrary. For example, the shell can be perforated in a vertical state.
[0050]
Further, the member for positioning and fixing the shell is not limited to a flat shape such as a table.
[0051]
The shell to be perforated is not limited as long as it is a bivalve.
[0052]
It is also possible to give order to the work procedures of the first pressing means 41 and the second pressing means 44. For example, when the turntable 31 rotates and stops at the drilling position, the first positioning post 34 and the second positioning post 34 are first pressed by the first pressing means 41 while the scallop 1 tries to jump out to the discharge side by centrifugal force. It is conceivable to press the post 35 side and then finally correct the scallop 1 posture by the second pressing means 44.
[0053]
Further, as shown in FIG. 9, the second positioning post 35 can be moved, and the distance between the first positioning post 34 and the second positioning post 35 is adjusted so as to be adapted to the size of the scallop 1. You can also. For example, in the case of a large scallop 1 indicated by a one-dot chain line, the second positioning post 35 is moved to a position indicated by a thick one-dot chain line.
[0054]
The bivalve automatic punching machine according to the present invention is particularly effective for drilling the one-piece portion 3c of the ear-like protrusion, but does not prevent application to the drilling of the two-piece portion 3b.
[0055]
【The invention's effect】
Thus, according to the bivalve automatic perforating machine according to the present invention, it is possible to accurately perforate at a predetermined position of the ear-like protrusion of the shell. Moreover, the growth improvement of shellfish and the improvement of work efficiency can be made to make compatible.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view showing an embodiment of a bivalve automatic punching machine according to the present invention.
FIG. 2 is a right side view of FIG.
3A is an enlarged view of FIG. 2III-III, and FIG. 3B is an enlarged view of part B of FIG.
4A is an enlarged front view of a turntable portion, and FIG. 4B is a plan view of FIG. 4A.
5A and 5B are diagrams showing shell positioning steps, where FIG. 5A is a plan view when the positioning is incomplete, and FIG. 5B is a plan view when the positioning is completed.
6A is a front view of FIG. 5, and FIG. 6B is a left side view of FIG.
FIG. 5 (B) is a VII-VII enlarged arrow view.
FIG. 8 is a view showing another embodiment of the second pressing means.
FIG. 9 is a plan view showing another embodiment of the table of the turntable.
FIG. 10 is a plan view of a scallop.
FIG. 11 is a view showing a state of scallop culture.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Scallop 2 Locking hole 3 Ear-like protrusion 3a Front ear-like protrusion 3b Rear ear-like protrusion 3c One piece 3d Shell side edge 3e Shell belly side edge 5 Locking pin 7 Rope 10 for cultivation Shell conveying part 21 Conveyor 22 Drive wheel 23 Drive wheel 24 Chain link 25 Plate 27 Conveying guide 29 Loading port 30 Turntable part 31 Turntable 32 Drum 33 Table 34 First positioning post 35 Second positioning post 37 Ear receiving part 39 Punching position 40 Pressing part 41 First pressing means 42 Lifting body 43 Spring 44 Second pressing means 44a Plate 44b Rotating shaft 45 Pad 45a Pad surface 46 Cam follower 47 Cam 48 Spring 49 Collar 50 Punching part 51 Drill 52 Motor

Claims (13)

二枚貝の貝殻の耳状突起に養殖用ロープに貝を取り付けるための穴を穿孔する装置において、貝殻の側縁及び耳状突起に当接する位置決め部を設け、貝を異なる方向から押圧する押圧手段により貝を上記位置決め部に固定し、上記押圧手段は貝殻の腹側縁方向から押圧する第1押圧手段と上記位置決め部の設けられていない貝殻の耳状突起方向から押圧する第2押圧手段とからなり、貝を固定した状態で耳状突起の所定位置に穿孔することを特徴とする二枚貝自動穿孔機。  In a device for drilling holes for attaching shellfish to the aquaculture rope in the shell-like projections of bivalve shells, a positioning means that contacts the side edges of the shells and the ear-like projections is provided, and pressing means that presses the shells from different directions The shell is fixed to the positioning portion, and the pressing means includes first pressing means that presses from the ventral edge direction of the shell and second pressing means that presses from the direction of the otic protrusion of the shell where the positioning portion is not provided. A bivalve automatic punching machine characterized by punching at a predetermined position of the otic protrusion with the shell fixed. 請求項1記載の二枚貝自動穿孔機において、上記位置決め部は貝を載せるテーブルに設けることを特徴とする二枚貝自動穿孔機。  2. The bivalve automatic perforator according to claim 1, wherein the positioning portion is provided on a table on which the shell is placed. 請求項1記載の二枚貝自動穿孔機において、上記位置決め部は第1位置決めポスト及び第2位置決めポストからなり、該第1位置決めポストは貝殻の側縁に当接するa点を形成するとともに貝殻の後耳状突起に当接するb点を形成し、上記第2位置決めポストは貝殻の前耳状突起に当接するc点を形成することを特徴とする二枚貝自動穿孔機。  2. The bivalve automatic perforating machine according to claim 1, wherein the positioning portion includes a first positioning post and a second positioning post, and the first positioning post forms a point abutting on a side edge of the shell and a rear ear of the shell. A bivalve automatic punching machine characterized in that a point b abutting on the projection is formed, and the second positioning post forms a point c abutting on the anterior ear projection of the shell. 請求項1記載の二枚貝自動穿孔機において、上記第1押圧手段は貝を直線方向に押圧するものであり、上記第2押圧手段は回動して貝を押圧するものであることを特徴とする二枚貝自動穿孔機。  2. The bivalve automatic punching machine according to claim 1, wherein the first pressing means presses the shell in a linear direction, and the second pressing means rotates to press the shell. Bivalve automatic punching machine. 請求項1記載の二枚貝自動穿孔機において、上記第2押圧手段は穿孔時における貝の反動動作を防止する当接面部を備えることを特徴とする二枚貝自動穿孔機。  2. The bivalve automatic perforator according to claim 1, wherein the second pressing means includes an abutting surface portion for preventing a reaction movement of the shell during perforation. 請求項記載の二枚貝自動穿孔機において、上記当接面部が上方に向かって末広がりに傾斜することを特徴とする二枚貝自動穿孔機。6. The bivalve automatic perforator according to claim 5 , wherein the abutting surface portion is inclined upward and downward. 請求項記載の二枚貝自動穿孔機において、上記当接面部は弾性材からなることを特徴とする二枚貝自動穿孔機。6. The bivalve automatic perforator according to claim 5 , wherein the contact surface portion is made of an elastic material. 請求項3記載の二枚貝自動穿孔機において、上記第1位置決めポストは周端面が円形状に形成されることを特徴とする二枚貝自動穿孔機。4. The bivalve automatic perforator according to claim 3, wherein the first positioning post has a circular end surface. 請求項3記載の二枚貝自動穿孔機において、上記第2位置決めポストは周端面が円形状に形成されることを特徴とする二枚貝自動穿孔機。4. The bivalve automatic perforator according to claim 3, wherein the second positioning post has a circular peripheral end surface. 請求項1記載の二枚貝自動穿孔機において、上記貝は水平状態に固定されて穿孔されることを特徴とする二枚貝自動穿孔機。2. The bivalve automatic punching machine according to claim 1, wherein the shell is fixed in a horizontal state and drilled. 請求項1記載の二枚貝自動穿孔機において、上記貝の位置決め及び固定を連続的に行うことを特徴とする二枚貝自動穿孔機。2. The bivalve automatic perforator according to claim 1, wherein the shell is positioned and fixed continuously. 請求項2記載の二枚貝自動穿孔機において、上記テーブルは回転するドラムの周面に複数個設けられることを特徴とする二枚貝自動穿孔機。3. The bivalve automatic punching machine according to claim 2, wherein a plurality of the tables are provided on the peripheral surface of the rotating drum. 請求項1記載の二枚貝自動穿孔機において、上記位置決め部は貝を搬送するコンベヤに直交して設けられることを特徴とする二枚貝自動穿孔機。2. The bivalve automatic perforator according to claim 1, wherein the positioning portion is provided orthogonal to a conveyor for conveying the shell.
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