JP3775581B2 - Crushing, crushing and grinding equipment - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、大礫・玉石・残材や流木等の被処理物を破砕・粉砕または摺り潰して砕石・砂利・砂等を生産し、または燃料・堆肥の原料等に加工するための破砕・粉砕・摺り潰し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、大礫・玉石・残材や流木等の被処理物を破砕・粉砕または摺り潰す技術として、種々提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の技術はそのいずれも、大礫や強度の大きな岩石を破砕または粉砕するにはその構造上、力が弱く、効率良く処理できないという課題があった。
【0004】
本発明は、上記の事情に鑑みなされたもので、その目的とするところは、大礫や強度の大きな岩石等であっても、効率良く破砕・粉砕または摺り潰し得る破砕・粉砕・摺り潰し装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、請求項1に記載の竪型破砕・粉砕装置は、胴体2に固定された固定刃3と、前記胴体2の内部に回動自在に支持され公転運動を行う回動刃6とを備え、前記回動刃6は偏心ヘッド7の外周に設けられ、この偏心ヘッド7には複数本の偏心軸15が設けられ、これらの偏心軸15はその下方の回転軸13にそれぞれ偏心して連結され、これら回転軸13の下部には同方向、同速度で回転し、前記回動刃6を平行クランク運動させる駆動モータ12がそれぞれ設けられ、前記固定刃3と前記回動刃6間の被処理物を破砕または粉砕することを特徴とする。
請求項2に記載の横型破砕・粉砕装置は、胴体23の側部の内側に固定刃28を設け、胴体23の内部に回動刃29を設置するとともに、胴体23の両側部に前記回動刃29を横型にかつ回動自在に支持し、この回動刃29を平行クランク運動機構に連結し、胴体23の上部に被処理物の投入部41を設け、この投入部41から投入された被処理物を前記固定刃28と回動刃29間で破砕または粉砕することを特徴とする。
請求項3に記載の摺り潰し装置は、胴体45の内部に回動刃用の支保部49を固定するとともに、胴体45の上部に、被処理物の投入部47を有する固定刃46を設け、前記支保部49に回動刃50を回動自在に支持し、この回動刃50を平行クランク運動機構に連結し、前記固定刃46の下面と回動刃50の上面間に、摺り潰し用間隙51を設け、前記投入部47から投入された被処理物を前記固定刃46と回動刃50間で摺り潰すことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
【0007】
【実施例1】
図1は本発明装置の実施例1を示す平面図、図2は図1の中央縦断正面図である。
【0008】
これら図1,図2に示す実施例1の竪型破砕・粉砕装置は、台座1上に固定された胴体2と、この胴体2に設けられた固定刃3と、回動刃用の駆動部固定枠4と、同じく回動刃用の支保部5と、この支保部5に支持された回動刃6と、この回動刃用の平行クランク運動機構11と、被処理物投入用のホッパ19と、処理物用の傾斜底板20およびシュート21等を備えて構成されている。
【0009】
前記胴体2は、筒状に形成され、台座1上に竪型に設置され、かつ台座1に固定されている。
【0010】
前記固定刃3は、胴体2の内部の上部側に、ほぼベンチュリー型に形成されている。
【0011】
前記駆動部固定枠4は、断面門型に形成され、かつ胴体2の内部に設置され、しかも台座1上に固定されている。
【0012】
前記支保部5は、盤状に形成されており、駆動部固定枠4の内部に組み込まれ、かつ固定されている。
【0013】
前記回動刃6は、偏心ヘッド7と、その頂部に形成された偏心ヘッド錐体部8と、偏心ヘッド7の外周に形成されかつ固定刃3に対峙させて配置された偏心ヘッド刃9と、この偏心ヘッド刃9の上部側に設けられた出刃10とを有している。そして、この回動刃6は駆動部固定枠4上に配置され、かつ支保部5に回動自在に支持されている。
【0014】
前記平行クランク運動機構11は、複数台の駆動モータ12と、複数本のクランク軸である回転軸13と、複数個のクランクアーム14と、複数本のクランクピンである偏心軸15とを有している。複数台の駆動モータ12は、互いに適正間隔をおいて支保部5の下部に取り付けられている。複数本の回転軸13は、それぞれ当該駆動モータ12に連結され、互いに平行に配置され、それぞれ軸受16により支保部5に支持されている。複数個のクランクアーム14は、それぞれ当該回転軸13の端部に設けられている。複数本の偏心軸15は、当該回転軸13の中心O1に対して、中心O2を偏心距離e、偏心させて当該クランクアーム14に連接されている。また、複数本の偏心軸15には軸受17を介して共通に回動刃6の偏心ヘッド7が取り付けられている。そして、この平行クランク運動機構11は、複数台の駆動モータ12を一斉に同じ方向および同じ回転速度で駆動させることによって、平行に設けられた複数本の回転軸13と、複数個のクランクアーム14とが同じ方向および同じ回転速度で回転し、複数本の偏心軸15が当該回転軸13の中心O1の回りに、偏心距離eを回転半径として回動し、これにより回動刃6が公転運動し、回動軌跡18に従って平行クランク運動を行い回動するようになっている。
【0015】
前記ホッパ19は、胴体2の上方から被処理物を投入可能に設置されている。
【0016】
前記傾斜底板20は、固定刃3と回動刃6間で破砕または粉砕された処理物をシュート21に案内するようになっている。
【0017】
前記シュート21は胴体2の下方に設けられ、処理物を収集し、装置の外部に排出するようになっている。
【0018】
ついで、前述のごとく構成された実施例1の作用に関連して、本発明方法の一例を説明する。
【0019】
まず、平行クランク運動機構11の複数台の駆動モータ12を一斉に同じ方向および同じ回転速度で駆動させると、複数本の回転軸13が一斉に回転し、各回転軸13に設けられたクランクアーム14を介して複数本の偏心軸15が当該回転軸13の中心O1の回りに偏心距離eを回転半径として同じ方向および同じ速度で回動する。これにより、回動刃6は胴体2の内部で平行クランク運動を行い回動する。このとき、固定刃3と回動刃6間に生ずる最大間隙αおよび最小間隙βと、偏心距離eとの関係は、次式で表される。
【数1】
α=γ+2e
【数2】
β=γ−2e
ただし、両式においてγは最大間隙αと最小間隙βを生ずる面と直角な面における固定刃3と回動刃6間に生ずる間隙である。
【0020】
前述のごとく、回動刃6に平行クランク運動を与えた状態で、ホッパ19から被処理物を投入すると、その被処理物は互いに対応して配置された固定刃3と回動刃6間に進入する。このとき、回動刃6が平行クランク運動を行うことによって、固定刃3と回動刃6間の間隙が最大間隙αと最小間隙βの範囲で変化する。その結果、固定刃3と回動刃6間に進入した被処理物は、押し付け力と横引き力とによる圧縮力と剪断力とを受け、破砕・粉砕される。
【0021】
このようにして破砕・粉砕された処理物は、固定刃3と回動刃6間の間隙の下方に設置された傾斜底板20に受け止められ、シュート21に向かって案内される。そして、前記処理物はシュート21に収集され、シュート21から装置外部に取り出され、大礫や玉石の破砕・粉砕されたものは、砕石・砂利や砂として利用され、残材や流木の破砕・粉砕されたものは、燃料や堆肥等の原料として利用される。
【0022】
以上説明した実施例1では、複数本の偏心軸15共、回転軸13の中心O1の回りの回転半径を小さくし、回動刃6の平行クランク運動に伴う被処理物に与える押し付け力と横引き力とを大きく取ることができるので、大きな破砕力を得ることができる。したがって、被処理物が大礫や強度の大きな岩石等であっても、効率良く破砕・粉砕することができる。
【0023】
さらに、この実施例1では装置全体を竪型に形成しているので、設置スペースを小さくすることができる。
【0024】
なお、この実施例1において、胴体2、固定刃3および回動刃6は円形に限らず、多角形や楕円形等に形成しても良い。
【0025】
また、平行ランク運動機構11を構成している駆動モータ12、回転軸13、クランクアーム14および偏心軸15の組は、図面に示す4組に限らず、複数組であれば良く、要は回動刃6に強力な平行クランク運動を与え得る構造であれば良い。
【0026】
【実施例2】
ついで、図3は本発明装置の実施例2を示す縦断側面図、図4は図3のA−A線断面図であり、この実施例では装置を横型としたものである。
【0027】
すなわち、これら図3,図4に示す実施例2の横型破砕装置は、架台22上に取り付けられた胴体23と、胴体23の内側において回動刃29と対応して設けられた固定刃28と、胴体23の内部に設置された前記回動刃29と、この回動刃用の平行クランク運動機構30と、被処理物の投入部41と、処理物の排出部42等を備えて構成されている。
【0028】
前記胴体23は、前後部24,25と、左右両側部26,27とを有し、架台22上に横型に設置され、かつ固定されている。前記胴体23の前後部24,25の内壁は、ほぼU字型に形成されている。
【0029】
前記固定刃28は、胴体23の前後部24,25のU字型をなす内壁に沿って設けられている。この場合、内壁全体に設けても良く、あるいは回動刃29と対応する一部に設けても良い。
【0030】
前記回動刃29は、胴体23の内部に横型に設置され、かつ平行クランク運動機構30を介して、胴体23の左右両側部26,27に回動自在に支持されている。
【0031】
前記平行クランク運動機構30は、複数台の駆動モータ31と、複数本の駆動軸32と、複数本の駆動偏心軸33と、複数本の従動軸34と、同じく複数本の従動偏心軸35とを有している。複数台の駆動モータ31は、互いに適正間隔をおいて配置され、かつ胴体23の右側部27の外側に取り付けられている。複数本の駆動軸32は、当該駆動モータ31に連結され、互いに平行に配置され、かつ軸受36を介して胴体23の右側部27に支持されている。複数本の駆動偏心軸33は、当該駆動軸32の端部に、駆動軸32の中心O3に対して駆動偏心軸33の中心O4を偏心距離e、偏心させて連接されている。また、各駆動偏心軸33は回動刃29の一方の端部から内部に向かって差し込まれ、かつ軸受37をはさんで回動刃29の一方の端部を支持している。複数本の従動軸34は、その中心O5を当該駆動軸32の中心O3に一致させて配置され、かつ胴体23の左側部26に軸受38を介して支持されている。複数本の従動偏心軸35は、当該従動軸34の端部に、従動軸34の中心O5に対して従動偏心軸35の中心O6を偏心距離e、偏心させて連接されている。そして、各従動偏心軸35は当該駆動偏心軸33の中心O4に一致させて配置され、かつ回動刃29の他方の端部から内部に向かって差し込まれ、さらに軸受38をはさんで回動刃29を支持している。この平行クランク運動機構30は複数台の駆動モータ31を一斉に同じ方向および同じ回転速度で駆動させると、平行に設けられた複数本の駆動軸32が同じ方向および同じ回転速度で回転し、複数本の駆動偏心軸33が当該駆動軸32の中心O3の回りに、偏心距離eを回転半径として回動し、これにより回動刃29を回動軌跡40に従って平行ランク運動させ、回動させるようになっており、このとき複数本の従動軸34および従動偏心軸35は当該駆動軸32および駆動偏心軸33に追従して回転または回動し、回動刃29を円満に回動させるようになっている。
【0032】
前記投入部41は、胴体23の上方から内部に向かって、被処理物を投入すべく設けられている
【0033】
前記処理物の排出部43は、胴体23の下部に連結部42により区画形成され、固定刃28と回動刃29間で破砕・粉砕された処理物を装置外部に排出するようになっている。
【0034】
前述のごとく構成された実施例2における横型破砕・粉砕装置では、平行クランク運動機構30の複数台の駆動モータ31を一斉に同じ方向および同じ回転速度で駆動させると、複数本の駆動軸32が一斉に回転し、各駆動軸32に連接された駆動偏心軸33が当該駆動軸32の中心O3の回りに偏心距離eを回転半径として同じ方向に同じ速度で回動する。これにより、回動刃29は胴体23の内部で平行クランク運動を行い回動する。このとき、複数本の従動軸34と従動偏心軸35とは、当該駆動軸32と駆動偏心軸33とに追従して回転または回動し、回動刃29の回動を支える。
【0035】
前述のごとく回動刃29が回動したときの固定刃28との間の最大間隙および最小間隙と、偏心距離eとの関係も、前記数1,数2で表される。
【0036】
前記回動刃29に平行クランク運動を与え、回動させた状態で、投入部41から胴体23の内部に被処理物を投入すると、その被処理物は固定刃28と回動刃29間に進入する。このとき、回動刃29が平行クランク運動を行うことに伴い、固定刃28と回動刃29間の間隙が最大間隙と最小間隙との範囲で変化する。これにより、固定刃28と回動刃29間に進入した被処理物は、押し付け力と横引き力とによる圧縮力と剪断力とを受け、破砕・粉砕される。
【0037】
そして、破砕・粉砕された処理物は、固定刃28と回動刃29間の間隙の底部から排出部43を経て装置外部に排出される。
【0038】
その外の作用については、前記実施例1の場合と同様である。
【0039】
この実施例2において、回動刃29の作用面に、例えば超硬チップなどの硬質チップを多数埋め込んでも良い。
【0040】
【実施例3】
続いて、図5は本発明装置の実施例3を示す縦断正面図、図6は図5のB−B線断面図、図7は図5のC−C線断面図である。
【0041】
これら図5〜図7に示す実施例3の摺り潰し装置は、台座44上に固定された胴体45と、この胴体45に設けられた固定刃46と、被処理物の投入部47と、回動刃用の支保部49と、この支保部49に支持された回動刃50と、この回動刃用の平行クランク運動機構52と、処理物の斜板58および排出部59等を備えて構成されている。
【0042】
前記胴体45は、筒状に形成され、かつ台座44上に設置され、固定されている。
【0043】
前記固定刃46は、胴体45の上部に設置され、固定されている。この固定刃46の下面には、放射状に被処理物の摺り潰し用の凹凸部48が多数設けられている。
【0044】
前記投入部47は、固定刃46のほぼ中央に設けられており、被処理物を胴体45の内部に投入し得るようになっている。
【0045】
前記支保部49は、盤状に形成され、胴体45の内部に設置されている。また、この支保部49は台座44の上方に複数本の支保脚49aを介して固定され、かつ複数本の支保腕49bを介して胴体45の内部に固定されている。
【0046】
前記回動刃50は、胴体45の内部において、固定刃46に対峙させて配置され、かつ支保部49に回動自在に支持されている。
【0047】
前記固定刃46の下面と回動刃50の上面間には、被処理物の摺り潰し用間隙51が設けられている。
【0048】
前記平行クランク運動機構52は、複数台の駆動モータ53と、複数本のクランク軸である回転軸54と、複数個のクランクアーム55と、複数本のクランクピンである偏心軸56とを有している。複数台の駆動モータ53は、互いに適正間隔をおいて支保部49の下部に取り付けられている。複数本の回転軸54は、それぞれ当該駆動モータ53に連結され、互いに平行に配置され、かつ軸受(図示せず)を介して支保部49に支持されている。複数個のクランクアーム55は、それぞれ当該回転軸54の端部に設けられている。複数本の偏心軸56は、当該回転軸54の中心O7に対して、中心O8を偏心距離e、偏心させて当該クランクアーム55に連接されている。また、複数本の偏心軸56には軸受(図示せず)を介して共通に回動刃50が取り付けられている。そして、この平行クランク運動機構52は、複数台の駆動モータ53を一斉に同じ方向および同じ回転速度で駆動されることによって、平行に設けられた複数本の回転軸54と、複数個のクランクアーム55とが同じ方向および同じ回転速度で回転し、つれて複数本の偏心軸56が回転軸54の中心O7の回りに、偏心距離eを回転半径として回動し、これにより回動刃50が回動軌跡57に従って平行クランク運動を行い回動するようになっている。
【0049】
前記斜板58は、固定刃46と回動刃50間で摺り潰された処理物を排出部59に案内するように取り付けられている。
【0050】
前記排出部59は、斜板58から処理物を受け取り、装置外部に排出するようになっている。
【0051】
前述のごとく構成された実施例3の摺り潰し装置では、平行クランク運動機構52の複数台の駆動モータ53を一斉に同じ方向および同じ回転速度で駆動させると、複数本の回転軸54が一斉に回転し、各回転軸54に設けられたクランクアーム55を介して複数本の偏心軸56が当該回転軸54の中心O7の回りに偏心距離eを回転半径として同じ方向に同じ速度で回動する。これにより、回動刃50は胴体45の内部で平行クランク運動を行い回動する。
【0052】
この状態で、投入部47から胴体45の内部に被処理物を投入すると、その被処理物は固定刃46と回動刃50間に設けられている摺り潰し用間隙51に進入する。かかる摺り潰し用間隙51に進入した被処理物を、回動刃50が平行クランク運動により回動することによって生ずる強力な摺り込み力により摺り潰すことができるし、さらにはこの摺り込み力と、固定刃46の下面に放射方向に多数設けられた摺り潰し用の凹凸部48の作用との相乗作用により、被処理物が固いものであっても、効率良く摺り潰すことができる。
【0053】
前述のごとく摺り潰された処理物は、斜板58により排出部59に案内され、排出部59から装置外部に排出され、砂等に利用され、または燃料や堆肥等の原料に利用される。
【0054】
この実施例3においても、固定刃46および回動刃50を多角形や楕円形等に形成しても良い。
【0055】
また、摺り潰し用の凹凸部48を回動刃50の上面に設けても良く、さらには固定刃46の下面と回動刃50の上面の両方に設けても良い。
【0056】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1記載の本発明によれば、胴体2に固定された固定刃3と、前記胴体2の内部に回動自在に支持され公転運動を行う回動刃6とを備え、前記回動刃6は偏心ヘッド7の外周に設けられ、この偏心ヘッド7には複数本の偏心軸15が設けられ、これらの偏心軸15はその下方の回転軸13にそれぞれ偏心して連結され、これら回転軸13の下部には同方向、同速度で回転し、前記回動刃6を平行クランク運動させる駆動モータ12がそれぞれ設けられ、前記固定刃3と前記回動刃6間の被処理物を破砕または粉砕するようにしたため、偏心ヘッド外周の回動刃6を大きな力で平行クランク運動させることができ、被処理物に与える押し付け力と横引き力とを大きく取ることができるので、大きな破砕力を得ることができ、したがって被処理物が大礫や強度の大きな岩石等であっても、効率良く破砕・粉砕し得る効果がある。
また、偏心ヘッド7は平行クランク運動の公転運動のため、偏心ヘッド7の形状は円形に限らず、多角形や楕円形等とすることができる。
【0057】
さらに、請求項2記載のものでは、胴体23の両側部に回動刃29を横型にかつ回動自在に支持し、この回動刃29を平行クランク運動機構に連結し、胴体23の上部に被処理物の投入部41を設け、この投入部41から投入された被処理物を固定刃28と回動刃29間で破砕または粉砕するようにしており、この構成においても回動刃29の平行クランク運動に伴う被処理物に与える押し付け力と横引き力とを大きく取ることができるので、大きな破砕力を得ることができ、したがって被処理物が大礫や強度の大きな岩石等であっても、効率良く破砕・粉砕し得る効果がある。
【0058】
請求項3記載のものでは、胴体45の内部に回動刃用の支保部49を固定するとともに、胴体45の上部に、被処理物の投入部47を有する固定刃46を設け、前記支保部49に回動刃50を回動自在に支持し、この回動刃50を平行クランク運動機構に連結し、前記固定刃46の下面と回動刃50の上面間に、摺り潰し用間隙51を設け、前記投入部47から投入された被処理物を固定刃46と回動刃50間で摺り潰すようにしており、回動刃50を平行クランク運動により回動させることによって、強力な摺り込み力を得ることができるので、被処理物が固いものであっても、効率良く摺り潰し得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明装置の実施例1を示す平面図である。
【図2】 図1の中央縦断正面図である。
【図3】 本発明装置の実施例2を示す縦断側面図である。
【図4】 図3のA−A線断面図である。
【図5】 本発明装置の実施例3を示す縦断正面図である。
【図6】 図5のB−B線断面図である。
【図7】 図5のC−C線断面図である。
【符号の説明】
2 胴体
3 固定刃
6 回動刃
11 平行クランク運動機構
18 回動軌跡
19 被処理物のホッパ
21 処理物のシュート
23 胴体
28 固定刃
29 回動刃
30 平行クランク運動機構
40 回動軌跡
41 被処理物の投入部
43 処理物の排出部
45 胴体
46 固定刃
47 被処理物の投入部
48 摺り潰し用の凹凸部
50 回動刃
51 摺り潰し用間隙
52 平行クランク運動機構
57 回動軌跡
59 処理物の排出部[0001]
[Industrial application fields]
The present invention, crushing and for processing the Daitsubute-boulder-remainder and an object to be processed driftwood such crushing and grinding or triturated producing crushed stone, gravel, sand or the like, or a fuel-compost raw materials The present invention relates to a crushing and grinding apparatus .
[0002]
[Prior art]
Conventionally, various techniques have been proposed for crushing, crushing, or crushing objects to be processed such as gravels, cobblestones, residual materials and driftwood.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, all of the conventional techniques have a problem in that crushing or crushing large gravel or high-strength rock is weak in structure and cannot be efficiently processed.
[0004]
The present invention has been made in view of the above circumstances, and the object of the present invention is a crushing / crushing / crushing device that can efficiently crush / crush or crush even gravels or rocks with high strength. Is to provide.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
To achieve the above object, vertical crushing and grinding device according to
The horizontal crushing / pulverizing apparatus according to
The crushing device according to claim 3 fixes a
[0006]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
[0007]
[Example 1]
FIG. 1 is a plan view showing a first embodiment of the apparatus of the present invention, and FIG. 2 is a central longitudinal front view of FIG.
[0008]
The vertical crushing / pulverizing apparatus according to the first embodiment shown in FIGS. 1 and 2 includes a
[0009]
The
[0010]
The
[0011]
The drive
[0012]
The
[0013]
The rotating
[0014]
The parallel
[0015]
The
[0016]
The
[0017]
The
[0018]
Next, an example of the method of the present invention will be described in relation to the operation of the first embodiment configured as described above.
[0019]
First, when a plurality of
[Expression 1]
α = γ + 2e
[Expression 2]
β = γ-2e
However, in both equations, γ is a gap formed between the fixed
[0020]
As described above, when a workpiece is introduced from the
[0021]
The processed material crushed and crushed in this way is received by the
[0022]
In the first embodiment described above, the rotational radius around the center O 1 of the
[0023]
Further, in the first embodiment, since the entire apparatus is formed in a bowl shape, the installation space can be reduced.
[0024]
In the first embodiment, the
[0025]
Further, the set of the
[0026]
[Example 2]
Next, FIG. 3 is a longitudinal side view showing a second embodiment of the apparatus of the present invention, and FIG. 4 is a cross-sectional view taken along the line AA of FIG. 3. In this embodiment, the apparatus is a horizontal type.
[0027]
That is, the horizontal crushing apparatus according to the second embodiment shown in FIGS. 3 and 4 includes a
[0028]
The
[0029]
The fixed
[0030]
The
[0031]
The parallel
[0032]
The
The processed
[0034]
In the horizontal crushing / pulverizing apparatus according to the second embodiment configured as described above, when a plurality of
[0035]
As described above, the relationship between the maximum gap and the minimum gap between the
[0036]
When a workpiece is thrown into the
[0037]
Then, the crushed and crushed processed product is discharged from the bottom of the gap between the fixed
[0038]
Other operations are the same as those in the first embodiment.
[0039]
In the second embodiment, a large number of hard tips such as a super hard tip may be embedded in the working surface of the
[0040]
[Example 3]
5 is a longitudinal sectional front
[0041]
The crushing apparatus of the third embodiment shown in FIGS. 5 to 7 includes a
[0042]
The
[0043]
The fixed
[0044]
The throwing
[0045]
The
[0046]
The
[0047]
Between the lower surface of the fixed
[0048]
The parallel
[0049]
The
[0050]
The
[0051]
In the crushing apparatus according to the third embodiment configured as described above, when a plurality of
[0052]
In this state, when a workpiece is thrown into the
[0053]
The processed material crushed as described above is guided to the
[0054]
Also in the third embodiment, the fixed
[0055]
Further, the crushing
[0056]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention described in
Further, since the
[0057]
Further, according to the second aspect of the present invention, the
[0058]
According to the third aspect of the present invention, the
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view showing a first embodiment of the device of the present invention.
FIG. 2 is a front view of the central longitudinal section of FIG.
FIG. 3 is a longitudinal sectional side
4 is a cross-sectional view taken along line AA in FIG.
FIG. 5 is a longitudinal sectional front
6 is a cross-sectional view taken along line BB in FIG.
7 is a cross-sectional view taken along line CC in FIG.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (3)
前記回動刃(6)は偏心ヘッド(7)の外周に設けられ、この偏心ヘッド(7)には複数本の偏心軸(15)が設けられ、これらの偏心軸(15)はその下方の回転軸(13)にそれぞれ偏心して連結され、これら回転軸(13)の下部には同方向、同速度で回転し、前記回動刃(6)を平行クランク運動させる駆動モータ(12)がそれぞれ設けられ、前記固定刃(3)と前記回動刃(6)間の被処理物を破砕または粉砕することを特徴とする竪型破砕・粉砕装置。A body fixed fixed blade (2) (3), inside rotatably supported and a turning blade (6) for orbital motion of the body (2),
The rotating blade (6) is provided on the outer periphery of the eccentric head (7), and the eccentric head (7) is provided with a plurality of eccentric shafts (15), and these eccentric shafts (15) are located below the eccentric head (7). Drive motors (12) that are eccentrically connected to the rotary shafts (13), rotate at the same direction and at the same speed below the rotary shafts (13), and move the rotary blades (6) in parallel crank motions. A vertical crushing and crushing device provided , which crushes or crushes an object to be processed between the fixed blade (3) and the rotating blade (6) .
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