JP3772464B2 - Grinding method of rolling roll surface - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、圧延ロール表面の研削方法の改良に係り、特に、オフラインのロールショップでの研削量を低減してロール原単位を向上させ得る圧延ロール表面の研削方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
圧延機で鋼片を熱間圧延する際に、圧延ロールの被圧延材と接触するロール面には次第に疲労層が発生する。この疲労層は、圧延負荷(一般に、圧延量,圧延距離または両者の積等で表される)が増大するにつれてロール表面からの深さ(厚み)が増していく。図2は疲労層深さと圧延負荷(圧延距離を用いた)との関係の一例を表したもので、両者は比例している。
【0003】
このような疲労層が進行すると、疲労層内に形成されるクラックに起因してロール表面の破壊が進み、放置すれば圧延ロールの寿命が縮まることになる。また、前記クラックで荒れたロール面のままで圧延すると、被圧延材に転写される結果圧延製品にロール傷ができて安定した製品品質を常時確保することが困難になる。そこで対策として、従来は、圧延の終了したロールを圧延機から取り外してオフラインにあるロールショップに搬出し、当該圧延ロールの圧延負荷の大きさに基づいて求められる疲労層の厚さ分をロールグラインダにより研削し除去している。疲労層を除去した圧延ロールは、再び圧延機に組み込まれて使用される。
【0004】
一方、上記疲労層の形成とは別に、圧延ロールの被圧延材と接触する部分に機械的な摩耗が生じる。この摩耗も圧延と共に進行して、被圧延材と接触しない非摩耗部分との間に段差(摩耗段差)が形成され、ロールプロフィールが変化して行く。この摩耗段差の生じる範囲は被圧延材の板幅の範囲である。しかして実際の圧延操業では、被圧延材の板幅範囲は例えば800〜1500mmと狭幅〜広幅にわたるから、摩耗の範囲も被圧延材の板幅に応じて変化する。仮に、狭幅材を圧延してその板幅範囲で摩耗段差を生じた圧延ロールを用いて次により広幅材の圧延を行うと、既に生じている狭幅の摩耗部分とその外側の非摩耗部分との段差を含むロールプロフィールが広幅製品に転写されて良好な製品が得られなくなる。そこで、ある板幅材の圧延で生じた摩耗段差が板幅の異なる次の圧延に及ぼす影響をできるだけ防止するために、複数種の板幅の材料を圧延するに際しては、圧延順序がなるべく広幅材から狭幅材へとなるように規制して操業を行うようにしている。しかし圧延順序を規制しても摩耗段差は進行するから、やがて限度に達する。限度を越すと、上記疲労層除去の場合と同じく、圧延ロールを圧延機から外し、オフラインのロールショップのロールグラインダでロール研削をして摩耗段差によるロールプロフィールの変形を修正している。
【0005】
しかし近年、このような圧延順序規制が生産性の向上を阻害することに鑑み、圧延機内にロール研削装置(ロールグラインダ)を配置したオンラインロール研削技術が実用化され、オンラインでのロール研削が行われるようになっている。
【0006】
オンラインロール研削では、主に次の二つの様式の研削が行われる。
(1)通板部の外側を研削することにより前記摩耗段差を削除する部分研削。
(2)全ロール表面を研削することにより、ロール表面に局部的に生ずる凹凸疵を除去する全面研削。
【0007】
このオンラインロール研削技術の実用化により、前述の圧延材板幅についての圧延順序規制が緩和できるとともに、前記凹凸疵に起因した圧延材の表面疵を防止できるので、熱間圧延ラインの生産能力の向上および製造される熱延鋼板の品質の向上が期待できる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
従来のオンラインロールグラインダによるロール表面研削方法の場合、その目的とするところは、圧延中にオンラインで圧延ロールの摩耗段差の除去(部分研削)及びロール表面の平滑化(全面研削)によりロールプロフィールを修正することにある。もっとも、実際にはオンラインロールグラインダによるロール表面研削時に、圧延ロール表面の疲労層もある程度は除去されるが、その疲労層除去量は管理されておらず不明である。
【0009】
結局、局部的凹凸疵除去のためのオンライン全面研削でついでに除去される疲労層よりも圧延中の疲労層の形成速度のほうが大きく、圧延ロール表面に形成された疲労層をオンラインロールグラインダで完全には除去しきれないから、オンライン全面研削を繰り返しながら圧延を行っても、その間に疲労層の蓄積が進行する。そこで従来の圧延ロール表面の研削方法では、オンラインロールグラインダの使用の有無にかかわらず、圧延ロールの圧延負荷が予め設定した一定の基準量に達したら、当該圧延ロールを圧延機から抜き出して、ロールショップの研削装置により疲労層を完全に研削除去するようにしている。
【0010】
しかしながら、ロールショップの研削時には、オンラインロールグラインダを使用した場合にそれにより除去される疲労層分は考慮されず、専ら圧延負荷に応じて求めた疲労層の推定深さに基づいてロール研削量が設定されることから、オンラインロールグラインダ使用の操業形態の場合にはロールショップでの過剰研削となり、ロール原単位の悪化を招くという問題点がある。
【0011】
本発明は、このような従来の問題点を解決するべくなされたものであり、オンラインロールグラインダによる研削とロールショップでの研削とを有効に組合せることにより過剰研削を防止し、もってロール原単位を向上させ得るオンラインロールグラインダによる圧延ロール表面の研削方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明に係る圧延ロール表面の研削方法は、オンラインロールグラインダによるロール研削を行いつつ圧延を行った後、圧延機から抜き出した圧延ロールの表面をオフライングラインダで研削するにあたり、圧延負荷と、該圧延負荷に応じて形成される圧延ロール疲労層の深さとの関係を経験的に予め求めておき、これから圧延ロール疲労層の深さを予測してロールショップの研削装置に設定しておき、当該圧延ロールで圧延中にオンラインロールグラインダにより研削したロール研削量を記憶しておくと共に、該研削量と予測した前記圧延ロール疲労層の深さとに基づいて前記圧延ロールの残留疲労層深さを求め、その残留疲労層深さ分だけの研削量で前記オフライングラインダによるロール研削を行うものである。
【0013】
本発明によれば、圧延負荷に応じて予測した圧延ロール疲労層の深さからオンラインロールグラインダによる実研削量の合計を差し引いて得られる残留疲労層深さに相当する研削量でロールショップでの研削を行うため、ロールショップでの過剰研削が防止できて、ロール原単位が向上する。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明に係るオンラインロール研削装置(オンラインロールグラインダ)の一実施形態の概要を示す説明図である。
【0015】
先ず、そのオンラインロールグラインダ20の装置構成を説明すると、図1において、圧延機の圧延ロール(ワークロール)1の面を研削する研削砥石2は、軸受3を介して軸受箱5に回転自在に支承されている。その研削砥石2と同軸上に、軸受4を介して軸受箱6に支承された砥石回転モータ7が配設されている。研削砥石の駆動軸9と砥石回転モータの出力軸l0とはスプライン付ユニバーサルジョイント8により回転自在に連結されている。前記研削砥石2側の軸受箱5はリニアガイトllを介して架台13に取り付けられており、押し付けシリンダ12の作動によりリニアガイトllで案内されつつ軸方向前後に移動する。その前進移動により、研削砥石2が圧延ロール1に対して押し付けられる。そして、押し付けシリンダ12の架台13は圧延ロール1の軸方向に沿って移動可能である。
【0016】
前記押し付けシリンダ12及び砥石回転モータ7は、図示しない駆動制御装置の指令により作動を制御される。駆動制御装置は、あらかじめ求めてある、押し付け力とロール回転数と研削砥石の圧延ロール軸方向への送り量とを変数とした実研削量についてのモデル式に従って、所定研削量の研削が行われるように、前記押し付け力および前記送り量を制御する。そして、駆動制御装置は、研削を行った際には研削量をメモリに記憶するようになっている。
【0017】
次に、図1のオンラインロールグラインダ20と図外のロールショップの研削装置との組合せによる圧延ロール表面の研削方法について説明する。
はじめに、圧延条件の異なる被圧延材毎に、圧延負荷として例えば圧延距離(km)と、その圧延条件において圧延ロール1の表面に形成される疲労層の深さとの関係を経験的に求めておき(図2参照)、これから該当被圧延材を所定距離圧延したときの圧延ロール疲労層の深さAを予測してロールショップの研削装置に設定しておく。なお圧延負荷としては、その他例えば圧延量(コイル本数あるいは重量等)や圧延量×圧延距離を採用しても良い。
【0018】
一方、当該圧延中に繰り返し実施するオンラインロールグラインダ20による複数回の全面研削において、圧延サイクル終了までの各回毎の実オンライン研削量をその駆動制御装置のメモリに記憶させる。
【0019】
すなわち、圧延が開始されて所定圧延ロールによる圧延距離が予め設定した1圧延サイクル分に達するまでの間に、オンラインロールグラインダ20による所定時間のオンライン研削を複数回実施する。その際、図外の駆動制御装置から架台13の駆動装置へ指令されて、オンラインロールグラインダ20の架台13が動き、研削砥石2が待機位置から圧延ロール1の表面に向かって移動する。研削砥石2が予め設定された所定位置に到達すると、砥石回転モータ7が駆動されて研削砥石2が回転しはじめる。続いて、押し付けシリンダ12の作動で研削砥石2が圧延ロール1の面に押しつけられて、研削砥石2による圧延ロール1の表面の全面研削が始まる。
【0020】
研削砥石2は圧延ロール1の一端側から他端側へと架台13の移動と共に移動しながら研削を行い、所定量の研削が終了したらその実研削量が駆動制御装置のメモリに記憶される。その後、押し付けシリンダ12が後退方向へと作動して研削砥石2が後退し、更に研削砥石2は架台13と共に待機位置ヘ移動して、次の研削に備える。
【0021】
このようにして、オンラインロールグラインダ20により圧延ロール1の局部的凹凸疵を除去するとき、同ロール面に圧延時に形成された疲労層も研削されるが、圧延時に圧延ロール1に形成された疲労層が全部除去されるわけではないので、圧延距離が増大するにつれて残留疲労層が次第に蓄積していく。そこで、所定回のオンライン研削が行われた後、1圧延サイクルが終了したら、圧延ロール1を圧延機から抜き出してロールショップに運び出し、ロール研削装置により前記残留疲労層を研削する。具体的には、はじめにロールショップの研削装置に設定しておいた圧延ロール疲労層の予測深さAから、前記駆動制御装置のメモリに記憶されたオンラインロールグラインダ20による各回毎のオンライン研削量の合計量Bを差し引いた値C(C=A−B)に相当する分だけロールショップの研削を行う。
【0022】
図3は、本発明法と従来法との1圧延サイクルにおける研削量の違いを比較して示したものである。図中のAは、オンラインロールグラインダの使用・不使用にかかわらず、1圧延サイクル中に形成された圧延ロール疲労層の深さを表し、従来のロールショップ研削量でもある。図中のBは、同圧延サイクル時に行ったオンラインロールグラインダによる複数回の研削の合計研削量を表し、結局オンラインロールグラインダにより研削された圧延ロール疲労層の合計深さである。そして、図中のCが本発明法におけるロールショップ研削量(すなわち残留疲労層の深さ)を表している。この図から明らかなように、本発明の研削法によれば、ロールショップ研削量(C)が従来のロールショップ研削量(A)よりもオンラインロールグラインダ研削量(B)の分だけ減少するから、その分ロール原単位が向上する。
【0023】
なお、以上に説明した本発明の実施の形態において、オンラインロールグラインダによる研削量の制御は、押し付け力,ロール回転数および研削砥石のロール軸方向への送り量を変数として含んだモデル式に基づいて行っているが、本発明における研削量の制御はこれに限定されるものではなく、例えば、押し付けシリンダ12による研削砥石2の押し付け方向への移動量を、リニアエンコーダ等の直線位置センサを利用して制御することによっても、精度よく該研削量の制御を行うことが可能である。
【0024】
また、オンラインにてロールのプロフィールを測定可能なオンラインロールプロフィール計が圧延機内に設置されている場合は、オンラインロール研削を実施前後での該オンラインロールプロフィール計による測定データにもとづいてオンラインロール研削量を正確に求めることもできる。
(実施例)
以下に、具体例として、実際の熱間圧延ラインを使用して実施した実験の結果を示す。
【0025】
使用した圧延機は、7スタンドの仕上圧延機群を備えたホットストリップミルで、その最終スタンドを基準にして被圧延材の圧延距離を設定した。圧延サイクルは圧延本数で100コイル、圧延距離で120kmを1サイクルとした。その1圧延サイクル中に、仕上圧延機に設置したオンラインロールグラインダ20で1回につき1.5μmの研削を20回実施するものとした。すなわち、オンライン研削量の合計は(1.5μm/回)×20回=30μmである。その1サイクル圧延で圧延ロールに形成される疲労層の深さは、図2の直線の関係から求めた値が50μmである。
【0026】
従来法では、1圧延サイクル終了後に、圧延ロール1を抜き出してロールショップに搬出し、そこの研削装置の研削量を前記疲労層深さに相当する50μmに設定して研削した。一方、本発明法では、同一の被圧延材を同じ圧延条件で1サイクル圧延した後、ロールショップの研削装置で前記疲労層深さ50μmからオンライン合計研削量30μmを差し引いた値20μmだけ研削して、疲労層を全部除去することができた。
【0027】
従来法は、オンライン研削量の合計30μmを加えると総研削量80μmとなり、30μmの過剰研削になった。これに対して、本発明法の場合はオンライン研削量とオフライン研削量とを合計した総研削量が50μmであり、結局従来法より30μm少ない研削量で疲労層を完全に除去でき、ロール原単位が向上した。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、圧延により圧延ロール表面に形成される疲労層を、オンラインロールグラインダとロールショップでのロールグラインダとの組合せによる研削で、疲労層の厚さ以上の過剰研削をすることなく完全に除去することができて、その結果圧延ロールの原単位の向上を果たすことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るオンラインロール研削装置(オンラインロールグラインダ)の一実施形態の概要を示す説明図である。
【図2】圧延ロールに形成される疲労層の深さと圧延負荷との関係を示す図である。
【図3】本発明法の圧延ロール研削量と従来法のそれとを比較して示す図である。
【符号の説明】
1 圧延ロール
2 研削砥石
20 オンラインロールグラインダ
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an improvement of a grinding method for the surface of a rolling roll, and more particularly to a grinding method for a surface of a rolling roll that can reduce the amount of grinding in an offline roll shop and improve the roll basic unit.
[0002]
[Prior art]
When a steel slab is hot-rolled by a rolling mill, a fatigue layer is gradually generated on the roll surface that comes into contact with the material to be rolled of the rolling roll. This fatigue layer increases in depth (thickness) from the roll surface as the rolling load (generally expressed by the rolling amount, rolling distance, or the product of both) increases. FIG. 2 shows an example of the relationship between the fatigue layer depth and the rolling load (using the rolling distance), both of which are proportional.
[0003]
When such a fatigue layer progresses, the roll surface breaks down due to cracks formed in the fatigue layer, and if left untreated, the life of the rolling roll is shortened. Further, if rolling is performed with the roll surface rough due to the cracks, as a result of being transferred to the material to be rolled, a rolled product is damaged, and it is difficult to always ensure stable product quality. Therefore, as a countermeasure, conventionally, the rolled roll is removed from the rolling mill and taken off-line to a roll shop, and the thickness of the fatigue layer required based on the rolling load of the rolling roll is determined by a roll grinder. Is removed by grinding. The rolling roll from which the fatigue layer has been removed is incorporated into a rolling mill and used again.
[0004]
On the other hand, apart from the formation of the fatigue layer, mechanical wear occurs in a portion of the rolling roll that comes into contact with the material to be rolled. This wear also proceeds with rolling, and a step (wear step) is formed between the non-wear portion that does not come into contact with the material to be rolled, and the roll profile changes. The range in which this wear level difference occurs is the range of the plate width of the material to be rolled. Therefore, in an actual rolling operation, the sheet width range of the material to be rolled is, for example, 800 to 1500 mm, which ranges from a narrow width to a wide width. Therefore, the range of wear also varies depending on the sheet width of the material to be rolled. For example, when rolling a wide material using a rolling roll that has been rolled to produce a wear step in the sheet width range, a narrow worn portion and a non-wear portion on the outer side are already generated. A roll profile including a step is transferred to a wide product and a good product cannot be obtained. Therefore, in order to prevent as much as possible the influence of the wear step caused by rolling of a certain sheet width material on the next rolling with different sheet widths, when rolling a plurality of types of sheet width materials, the rolling order is as wide as possible. The operation is regulated so that it becomes a narrow material. However, even if the rolling order is regulated, the wear step will progress, so it will eventually reach the limit. If the limit is exceeded, the rolling roll is removed from the rolling mill and roll grinding is performed with a roll grinder in an off-line roll shop to correct the deformation of the roll profile due to a wear step, as in the case of removing the fatigue layer.
[0005]
However, in recent years, in consideration of such rolling order restrictions hindering the improvement of productivity, online roll grinding technology in which a roll grinding device (roll grinder) is arranged in the rolling mill has been put into practical use, and online roll grinding has been performed. It has come to be.
[0006]
In online roll grinding, the following two types of grinding are mainly performed.
(1) Partial grinding in which the wear step is eliminated by grinding the outside of the through plate portion.
(2) Whole surface grinding to remove uneven wrinkles locally generated on the roll surface by grinding the entire roll surface.
[0007]
With the practical application of this online roll grinding technology, the rolling order regulation for the rolled material sheet width described above can be relaxed and the surface flaws of the rolled material due to the irregularities can be prevented. Improvement and improvement in the quality of the hot-rolled steel sheet to be manufactured can be expected.
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
In the case of the conventional roll surface grinding method using an on-line roll grinder, the purpose is to remove the roll roll wear level (partial grinding) and smooth the roll surface (full surface grinding) while rolling. There is to fix. Of course, the fatigue layer on the surface of the rolling roll is also removed to some extent during the roll surface grinding by the on-line roll grinder, but the amount of fatigue layer removal is not controlled and is unknown.
[0009]
After all, the fatigue layer formation rate during rolling is larger than the fatigue layer that is removed by online full surface grinding to remove local irregularities and defects. Since it cannot be completely removed, even if rolling is performed while online whole surface grinding is repeated, accumulation of a fatigue layer proceeds during that time. Therefore, in the conventional grinding method of the surface of the rolling roll, regardless of whether or not the online roll grinder is used, when the rolling load of the rolling roll reaches a predetermined reference amount, the rolling roll is extracted from the rolling mill, The fatigue layer is completely ground and removed by a shop grinding device.
[0010]
However, when grinding in a roll shop, the fatigue layer removed by the online roll grinder is not taken into account, and the amount of roll grinding is based on the estimated depth of the fatigue layer that is determined exclusively according to the rolling load. Therefore, in the case of an operation mode using an on-line roll grinder, there is a problem that excessive grinding is performed at a roll shop, resulting in deterioration of the roll basic unit.
[0011]
The present invention has been made to solve such a conventional problem, and prevents excessive grinding by effectively combining grinding by an on-line roll grinder and grinding by a roll shop, and thus, a roll basic unit. It aims at providing the grinding method of the surface of a rolling roll by the on-line roll grinder which can improve.
[0012]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above-mentioned object, the rolling roll surface grinding method according to the present invention comprises rolling while performing roll grinding with an on-line roll grinder, and then grinding the surface of the rolling roll extracted from the rolling mill with an offline grinder. In doing so, the relationship between the rolling load and the depth of the rolling roll fatigue layer formed according to the rolling load is determined empirically in advance, and the roll shop grinding is predicted by predicting the depth of the rolling roll fatigue layer. It is set in the apparatus, the roll grinding amount ground by the on-line roll grinder during rolling with the rolling roll is memorized, and the rolling based on the grinding amount and the predicted depth of the rolling roll fatigue layer Determining the residual fatigue layer depth of the roll and performing roll grinding with the offline grinder with a grinding amount equal to the residual fatigue layer depth A.
[0013]
According to the present invention, at the roll shop, the grinding amount corresponding to the residual fatigue layer depth obtained by subtracting the total of the actual grinding amount by the online roll grinder from the depth of the rolling roll fatigue layer predicted according to the rolling load. Since grinding is performed, excessive grinding at the roll shop can be prevented, and the roll basic unit is improved.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is an explanatory view showing an outline of an embodiment of an online roll grinding apparatus (online roll grinder) according to the present invention.
[0015]
First, the apparatus configuration of the online roll grinder 20 will be described. In FIG. 1, a grinding wheel 2 for grinding a surface of a rolling roll (work roll) 1 of a rolling mill is rotatable to a bearing box 5 via a bearing 3. It is supported. A grinding wheel rotation motor 7 supported on a bearing box 6 via a bearing 4 is disposed coaxially with the grinding wheel 2. The drive shaft 9 of the grinding wheel and the output shaft 10 of the grinding wheel rotation motor are rotatably connected by a universal joint 8 with a spline. The bearing box 5 on the grinding wheel 2 side is attached to the mount 13 via a linear guide ll, and moves forward and backward in the axial direction while being guided by the linear guide ll by the operation of the pressing cylinder 12. The grinding wheel 2 is pressed against the rolling roll 1 by the forward movement. And the mount 13 of the pressing cylinder 12 is movable along the axial direction of the rolling roll 1.
[0016]
The operation of the pressing cylinder 12 and the grindstone rotating motor 7 is controlled by a command from a drive control device (not shown). The drive control device performs grinding for a predetermined grinding amount in accordance with a model formula for an actual grinding amount, which is obtained in advance with the pressing force, the number of roll rotations, and the feed amount of the grinding wheel in the rolling roll axis direction as variables. Thus, the pressing force and the feed amount are controlled. The drive control device stores the grinding amount in a memory when grinding is performed.
[0017]
Next, a method of grinding the surface of the rolling roll by a combination of the online roll grinder 20 of FIG.
First, for each material to be rolled with different rolling conditions, the relationship between, for example, the rolling distance (km) as the rolling load and the depth of the fatigue layer formed on the surface of the rolling roll 1 under the rolling conditions is determined empirically. (See FIG. 2) From now on, the depth A of the rolling roll fatigue layer when the material to be rolled is rolled for a predetermined distance is predicted and set in the grinding apparatus of the roll shop. As the rolling load, for example, the rolling amount (the number of coils or the weight) or the rolling amount × the rolling distance may be employed.
[0018]
On the other hand, in a plurality of full surface grindings by the online roll grinder 20 repeatedly performed during the rolling, the actual online grinding amount for each time until the end of the rolling cycle is stored in the memory of the drive control device.
[0019]
That is, online rolling for a predetermined time by the online roll grinder 20 is performed a plurality of times until the rolling distance from the predetermined rolling roll reaches a preset one rolling cycle after the rolling is started. At that time, the drive control device (not shown) instructs the drive device of the gantry 13 to move the gantry 13 of the online roll grinder 20, and the grinding wheel 2 moves from the standby position toward the surface of the rolling roll 1. When the grinding wheel 2 reaches a predetermined position set in advance, the grinding wheel rotation motor 7 is driven and the grinding wheel 2 starts to rotate. Subsequently, the grinding wheel 2 is pressed against the surface of the rolling roll 1 by the operation of the pressing cylinder 12, and the entire grinding of the surface of the rolling roll 1 by the grinding wheel 2 starts.
[0020]
The grinding wheel 2 performs grinding while moving from one end side to the other end side of the rolling roll 1 along with the movement of the gantry 13, and when a predetermined amount of grinding is completed, the actual grinding amount is stored in the memory of the drive control device. Thereafter, the pressing cylinder 12 operates in the backward direction, the grinding wheel 2 moves backward, and the grinding wheel 2 moves to the standby position together with the gantry 13 to prepare for the next grinding.
[0021]
Thus, when removing the local unevenness | corrugation flaw of the rolling roll 1 by the online roll grinder 20, the fatigue layer formed at the time of rolling on the roll surface is also ground, but the fatigue formed on the rolling roll 1 at the time of rolling. Since not all the layers are removed, the residual fatigue layer gradually accumulates as the rolling distance increases. Therefore, after one rolling cycle is completed after a predetermined number of online grindings, the rolling roll 1 is extracted from the rolling mill and taken out to a roll shop, and the residual fatigue layer is ground by a roll grinding apparatus. Specifically, from the predicted depth A of the rolling roll fatigue layer set in the grinding machine of the roll shop first, the online grinding amount of each time by the online roll grinder 20 stored in the memory of the drive control device. The roll shop is ground by an amount corresponding to a value C (C = A−B) obtained by subtracting the total amount B.
[0022]
FIG. 3 shows a comparison of the difference in grinding amount in one rolling cycle between the method of the present invention and the conventional method. A in the figure represents the depth of the rolling roll fatigue layer formed during one rolling cycle regardless of the use / non-use of the online roll grinder, and is also the conventional roll shop grinding amount. B in the figure represents the total amount of grinding of the plurality of times of grinding by the online roll grinder performed during the rolling cycle, and is the total depth of the rolling roll fatigue layer ground by the online roll grinder. C in the figure represents the roll shop grinding amount (that is, the depth of the residual fatigue layer) in the method of the present invention. As apparent from this figure, according to the grinding method of the present invention, the roll shop grinding amount (C) is reduced by the amount of the online roll grinder grinding amount (B) from the conventional roll shop grinding amount (A). Therefore, the basic unit of roll is improved accordingly.
[0023]
In the embodiment of the present invention described above, the grinding amount control by the on-line roll grinder is based on a model formula including the pressing force, the roll rotation number, and the feed amount of the grinding wheel in the roll axis direction as variables. However, the control of the grinding amount in the present invention is not limited to this. For example, the amount of movement of the grinding wheel 2 in the pressing direction by the pressing cylinder 12 is used using a linear position sensor such as a linear encoder. Thus, the grinding amount can be controlled with high accuracy.
[0024]
In addition, when an online roll profile meter capable of measuring the roll profile online is installed in the rolling mill, the amount of online roll grinding based on the data measured by the online roll profile meter before and after performing online roll grinding. Can be obtained accurately.
(Example)
Below, the result of the experiment implemented using the actual hot rolling line is shown as a specific example.
[0025]
The rolling mill used was a hot strip mill equipped with a group of 7 finishing mills, and the rolling distance of the material to be rolled was set based on the final stand. The number of rolling cycles was 100 coils, and the rolling distance was 120 km as one cycle. During the one rolling cycle, grinding with 1.5 μm was performed 20 times with the online roll grinder 20 installed in the finishing mill. That is, the total amount of online grinding is (1.5 μm / time) × 20 times = 30 μm. As for the depth of the fatigue layer formed on the rolling roll by the one-cycle rolling, the value obtained from the linear relationship in FIG. 2 is 50 μm.
[0026]
In the conventional method, after the end of one rolling cycle, the rolling roll 1 was extracted and carried to a roll shop, and the grinding amount of the grinding device was set to 50 μm corresponding to the fatigue layer depth and ground. On the other hand, in the method of the present invention, the same material to be rolled is rolled for one cycle under the same rolling conditions, and then ground by a value of 20 μm obtained by subtracting the online total grinding amount of 30 μm from the fatigue layer depth of 50 μm by a roll shop grinding apparatus. The fatigue layer was completely removed.
[0027]
In the conventional method, when a total of 30 μm of online grinding amount is added, the total grinding amount becomes 80 μm, resulting in excessive grinding of 30 μm. In contrast, in the case of the method of the present invention, the total grinding amount of the online grinding amount and the offline grinding amount is 50 μm, and the fatigue layer can be completely removed with a grinding amount that is 30 μm less than the conventional method. Improved.
[0028]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the fatigue layer formed on the surface of the rolling roll by rolling is ground by a combination of an on-line roll grinder and a roll grinder in a roll shop. It can be removed completely without grinding, and as a result, the basic unit of the rolling roll can be improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory diagram showing an outline of an embodiment of an online roll grinding apparatus (online roll grinder) according to the present invention.
FIG. 2 is a diagram showing the relationship between the depth of a fatigue layer formed on a rolling roll and the rolling load.
FIG. 3 is a diagram showing a comparison between the rolling roll grinding amount of the method of the present invention and that of the conventional method.
[Explanation of symbols]
1 Roll 2 Grinding wheel 20 Online roll grinder

Claims (1)

オンラインロールグラインダによるロール研削を行いつつ圧延を行った後、圧延機から抜き出した圧延ロールの表面をオフライングラインダで研削するにあたり、圧延負荷と、該圧延負荷に応じて形成される圧延ロール疲労層の深さとの関係を経験的に予め求めておき、これから圧延ロール疲労層の深さを予測してロールショップの研削装置に設定しておき、当該圧延ロールで圧延中にオンラインロールグラインダにより研削したロール研削量を記憶しておくと共に、該研削量と予測した前記圧延ロール疲労層の深さとに基づいて前記圧延ロールの残留疲労層深さを求め、その残留疲労層深さ分だけの研削量で前記オフライングラインダによるロール研削を行うことを特徴とする圧延ロール表面の研削方法。After rolling while performing roll grinding with an online roll grinder, when grinding the surface of the rolling roll extracted from the rolling mill with an offline grinder, the rolling load and the rolling roll fatigue layer formed according to the rolling load A roll that has been empirically determined in advance with the relationship between the depth, the depth of the rolling roll fatigue layer is predicted and set in a grinding machine of a roll shop, and is ground by an online roll grinder during rolling with the rolling roll. The grinding amount is memorized, the residual fatigue layer depth of the rolling roll is obtained based on the grinding amount and the predicted depth of the rolling roll fatigue layer , and the grinding amount corresponding to the residual fatigue layer depth is obtained. A method of grinding a roll surface, wherein roll grinding is performed by the offline grinder.
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