JP3771869B2 - Continuous hot rolling equipment - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、先行圧延材と後行圧延材とを接合して連続的に熱間仕上圧延する連続熱間圧延設備に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、帯鋼等の熱間圧延設備において、粗圧延工程と仕上圧延工程との間で先行シートバーと後行シートバーとを接合し、連続して仕上圧延を行う連続熱間圧延が開発されている。図10はこのような連続熱間圧延設備の主要部の概略を示す側面図である。
【0003】
図10に示すように、粗圧延機列60で熱間粗圧延された先行シートバー51の後端部及び後行シートバー52の先端部のクロップをクロップシヤー70によってそれぞれ切断除去し、接合装置80をその台車82によってレール89上をシートバー51,52の進行と同一の速度で走行させながら、前記後端部及び先端部をハウジング81内の出側クランプ83及びインナフレーム85内の入側クランプ86によってクランプすると共に、例えば高周波コイルの渦電流による加熱器84によって加熱昇温し、インナフレーム85を出側へ移動することによって前記後端部を前記先端部に加圧して接合する。そして、この接合したシートバー51,52を仕上圧延機列90によって所要の板厚のストリップ53に連続して圧延し、図示しないコイラによって巻取る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前述した従来の設備では、前述した誘導加熱による加圧接合の際に、図11に示すように、接合部50は加熱及び加圧による圧縮によってその上面及び下面に盛上り58が発生する。この盛上り58にはシートバー51,52のスケール等の異物59が集まり、仕上圧延機列90でストリップ53に圧延した際に、図12に示すように異物59が延ばされ、長い範囲にわたってストリップ53に介在して残留し、接合部50の強度低下を招来するなどでその品質が低下する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の連続熱間圧延設備は、次に示すように構成することで、課題を解決するための手段とする。
【0006】
(1)熱間粗圧延後の先行圧延材の後端と後行圧延材の先端とを接合する接合装置と、接合後の圧延材を連続して仕上圧延する仕上圧延機列との間に、各々の外周面に切削刃をそれぞれ設けた上回転刃物と下回転刃物とを備えこれら上,下回転刃物を回転させる駆動回転手段とこれら上,下回転刃物を昇降させる昇降手段とを有すると共にハウジング内の上部と圧延材の走行位置との間を昇降可能で圧延材の走行位置では圧延材の上面及び両エッジ部を覆うことが可能な防熱カバー及び該防熱カバーを昇降させる昇降手段とを具備した接合部盛上り除去装置を設けたことを特徴とする。
【0007】
(2)前記接合部盛上り除去装置は、前記上回転刃物及び下回転刃物の駆動側軸部と作業側軸部とをそれぞれ支持して前記ハウジング内を昇降するように設けた上下の軸受箱と、この各々の軸受箱の給油口と係合するように前記ハウジングに設けた給油カプラと、この各々の軸受箱と前記ハウジングとに介装した昇降手段と、前記双方の上軸受箱または前記双方の下軸受箱と前記昇降手段とに介装した圧下力検出器とを具備したことを特徴とする。
【0008】
[作用]
(1)項及び(2)項によれば、熱間粗圧延された先行圧延材の端部と後行圧延材の先端部とを接合装置によって加熱及び加圧等して接合する。
次に、防熱カバーを上回転刃物の上方に位置させ、(1)項及び(2)項と同様に、上回転刃物の切削刃の下面及び下回転刃物の切削刃の上面の高さを昇降手段によって調整し、この上回転刃物及び下回転刃物を駆動回転して待機する。
前記接合部が盛上り除去装置に来ると、圧下力検出器によって圧下力を検出しながら、下回転刃物の切削刃の上面を昇降手段によってパスラインの高さまで上昇させると共に、上回転刃物を昇降手段によって圧下し、この接合部の盛上りを切削除去する。
このように次々に接合して盛上りの異物を切削除去した圧延材を仕上圧延機列によって所要の板厚のストリップに連続して熱間圧延する。
接合部の盛上りを切削除去した後に、上下回転刃物及びその軸受箱を組替えのためにハウジングから引抜いた状態で圧延材を走行させるとき、昇降手段によって防熱カバーを下降させて圧延材の上面及び両エッジ部を覆い、圧下力検出器及び給油カプラを高温の圧延材の輻射熱から断熱してその温度上昇を解消し、圧下力検出器の精度低下及び給油カプラのオーリング等の劣化による短寿命化を防止する。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る連続熱間圧延設備を実施例により詳細に説明する。
【0010】
[第1実施例]
[構成]
図1において、粗圧延機列60の下流にはクロップシヤー70が配置され、このクロップシヤー70の出側には、ハウジング81内の出側クランプ83及びハウジング81内で圧延方向に移動可能なインナフレーム85内の入側クランプ86と、例えば高周波コイルを用いた誘導加熱式の加熱器84と、台車82とを具備した接合装置80が配置されている。この接合装置80とその下流の仕上圧延機列90との間には、上回転刃物1及び下回転刃物2と昇降同調手段を構成する連結軸13等を備えた盛上り除去装置10が配置されている。
なお、粗圧延機列60とクロップシヤー70との間に、シートバー51,52をコイル状にして一時貯蔵するコイルボックスを配置した設備もある。
【0011】
図2及び図3において、上回転刃物1及び下回転刃物2の外周面には丸鋸刃状の切削刃1a,2aがそれぞれ形成されている。この上回転刃物1の駆動側D及び作業側Wの軸部は、ハウジング9内の上部を圧下シリンダ7によって昇降する上駆動側軸受箱3d及び上作業側軸受箱3wによって回転自在に支持され、下回転刃物2の駆動側D及び作業側Wの軸部は、ハウジング9内の下部を高さ調整シリンダ8によって昇降する下駆動側軸受箱4d及び下作業側軸受箱4wによって回転自在に支持されている。なお、各々の軸受箱3d,3w,4d,4wの昇降手段として、圧下シリンダ7及び高さ調整シリンダ8の代りにスクリュウジャッキを用いることもできる。
【0012】
この上,下駆動側軸受箱3d,4dに支持されて駆動側Dに突出した上回転刃物1及び下回転刃物2の軸部は、図示しない自在継手によって駆動装置にそれぞれ連結されている。
【0013】
各々の軸受箱3d,3w,4d,4wの出側にはラック11が装着され、このラック11と歯合するピニオン12が駆動側Dの端部及び作業側Wの端部に嵌着された連結軸13がハウジング9内の軸受14に回転自在に軸着されている。
以上の部材及び部位及び機器によって、図1に示す盛上り除去装置20が構成されている。
【0014】
[作用・効果]
図1に示すように、粗圧延機群60で熱間粗圧延された先行シートバー51の後端部及び後行シートバー52の先端部をクロップシャー70によってそれぞれ切断除去し、接合装置80をその台車82によってシートバー51,52の進行と同一の速度で走行させながら、前記後端部及び先端部を出側クランプ83及び入側クランプ86によってクランプし、加熱器84によって加熱昇温し、インナフレーム85を出側へ移動することによって前記後端部を前記先端部に加圧して接合する。
【0015】
次に、図2及び図3に示すように、上駆動側軸受箱3d及び上作業側軸受箱3wをそのラック11とピニオン12及び連結軸13とによって高さを同調させながら、上回転刃物1の切削刃1aの下部高さを駆動側D及び作業側Wの圧下シリンダ7によって調整すると共に、下駆動側軸受箱4dと下作業側軸受箱4wとをそのラック11とピニオン12及び連結軸13によって高さを同調させながら、下回転刃物2の切削刃2aの上部高さを駆動側D及び作業側Wの高さ調整シリンダ8によって調整し、図示しない駆動装置によって上下の自在継手を介して上回転刃物1と下回転刃物2とを反対方向に駆動回転して待機する。
【0016】
先行シートバー51と後行シートバー52の接合部50が盛上り除去装置20に来ると、下回転刃物2の切削刃2aの上面の駆動側D及び作業側Wの高さを前記と同様に同調させながら、高さ調整シリンダ8によってパスラインの高さまで上昇させると共に、上回転刃物1の駆動側D及び作業側Wの高さを同調させながら圧下シリンダ7によって圧下し、接合部50の盛上り58を切削除去する。
【0017】
図4に示すように、上回転刃物1と下回転刃物2とを駆動回転することにより、切削刃1aによって接合部50の上面を切削すると共に切削刃2aによって接合部50の下面を切削し、シートバー51,52のスケール等の異物59が集まった盛上り58を除去する。
【0018】
この盛上り58の両面の切削除去の際に、上下の駆動側軸受箱3d,4d及び作業側軸受箱3w,4wを連結軸13で連結して昇降させることで、双方の圧下シリンダ7及び高さ調整シリンダの作動誤差(またはスクリュウジャッキの作動誤差)及びバックラッシの差を解消し、上下の切削刃1a,2aの駆動側D及び作業側Wの高さ(間隔)の誤差は双方のラック11とピニオン12とのバックラッシの差だけになり、接合部50の切削除去後の後行シートバー52及び先行シートバー51の駆動側D及び作業側Wの板幅方向端部の厚さの差を小さくする。
【0019】
このように次々に接合して盛上り58の異物59を切削除去したシートバー51,52を図1に示すように仕上圧延機列90によって所要の板厚のストリップ53に連続して熱間圧延し、その後図示しない切断装置により巻取りに適した長さに切断してコイラによって巻き取る。
【0020】
尚、上記実施例において、ラック11をハウジング9側に設け、ピニオン12及び連結軸13を上下の駆動側軸受箱3d,4d及び作業側軸受箱3w,4w側に設けても良い。
【0021】
[第2実施例]
[構成]
図5において、粗圧延機列60の下流には、第1実施例と同一のクロップシャー70及び接合装置80が配置されている。この接合装置80とその下流の仕上圧延機列90との間には、上回転刃物21及び下回転刃物22と防熱カバー31及び昇降バー32等を備えた盛上り除去装置40が配置されている。
なお、粗圧延機列60とクロップシャー70との間に、シートバー51,52をコイル状にして一時貯蔵するコイルボックスを配置した設備もある。
【0022】
図6及び図7において、上回転刃物21及び下回転刃物22の外周面には丸鋸刃状の切削刃21a,22aがそれぞれ形成されている。この上回転刃物21の駆動側D及び作業側Wの軸部はハウジング29内の上部を圧下シリンダ27によって昇降する上駆動側軸受箱23d及び上作業側軸受箱23wによって回転自在に支持され、下回転刃物22の駆動側D及び作業側Wの軸部はハウジング29内の下部を高さ調整シリンダ28によって昇降する下駆動側軸受箱24d及び下作業側軸受箱24wによって回転自在に支持されている。なお、各々の軸受箱23d,23w,24d,24wの昇降手段として、圧下シリンダ27及び高さ調整シリンダ28の代りにスクリュウジャッキを用いることもできる。
【0023】
この上,下駆動側軸受箱23d,24dに支持されて駆動側Dに突出した上回転刃物21及び下回転刃物22の軸部は、図示しない自在継手によって駆動装置にそれぞれ連結されている。
【0024】
上駆動側軸受箱23d及び上作業側軸受箱23wと双方の圧下シリンダ27とには圧下力検出器としてのロードセル26が介装されている。このロードセル26は双方の下部軸受箱24d,24wと高さ調整シリンダ28とに介装することもできる。
【0025】
各々の軸受箱23d,23w,24d,24wには給油口25d,25wがそれぞれ設けられ、この各々の給油口25d,25wと係合して昇降する駆動側給油カプラ30d及び作業側給油カプラ30wがハウジング29にそれぞれ装設されている。作業側給油カプラ30wは、上回転刃物21及び下回転刃物22の組替えの際に邪魔にならないように、ハウジング29の作業側Wの外面に装設されている。
【0026】
双方のハウジング29を連結する連結ビーム29a上には1対の支持台36が架設され、この双方の支持台36を貫通して固設されたガイド管34には昇降バー32が昇降自在にそれぞれ嵌挿されている。この双方の昇降バー32の上端は連結プレート33によって連結され、下端には防熱カバー31が装着されている。
【0027】
駆動側Dと作業側Wのハウジング29の上面には、架台37が架設され、この架台37を貫通して装設された昇降シリンダ35のロッド部は連結プレート33に連結されている。
【0028】
なお、この昇降手段として、昇降シリンダ35の代りにラック・ピニオン方式を用いることもできる。
以上の部材及び部位及び機器によって、図5に示す盛上り除去装置40が構成されている。
【0029】
[作用・効果]
図5に示すように、粗圧延機列60で熱間粗圧延された先行シートバー51の後端部及び後行シートバー52の先端部をクロップシャー70によってそれぞれ切断除去し、第1実施例と同様に、接合装置80によって前記後端部と先端部とを接合する。
【0030】
次に、図6及び図7に示すように、防熱カバー31を上回転刃物21の上方に位置させ、上回転刃物21の切削刃21aの下部高さを双方の圧下シリンダ27によって調整すると共に、下回転刃物22の切削刃22aの上部高さを双方の高さ調整シリンダ28によって調整し、上,下回転刃物21,22を反対方向に駆動回転して待機する。
【0031】
先行シートバー51と後行シートバー52の接合部50が盛上り除去装置40に来ると、下回転刃物22の切削刃22aの上面を調整シリンダ28によってパスラインの高さまで上昇させると共に、ロードセル26によって圧下力を検出しながら上回転刃物21を圧下シリンダ27によって圧下し、この接合部50の盛上り58を切削除去する。
【0032】
このように次々に接合して盛上り58の異物59を切削除去したシートバー51,52を図5に示すように仕上圧延機列90によって所要の板厚のストリップ53に連続して熱間圧延し、その後図示しない切断装置により巻取りに適した長さに切断してコイラによって巻き取る。
【0033】
図8及び図9に示すように、接合部50の盛上り58を切削除去した後に、上回転刃物21とその軸受箱23d,23w及び下回転刃物22とその軸受箱24d,24wを組替えのためにハウジング29から引抜いた状態でシートバー51,52を走行させるとき、昇降シリンダ35によって連結プレート33及び双方の昇降バー32を介して防熱カバー31を下降させてシートバー51,52を覆い、ロードセル26及び駆動側給油カプラ30dを高温のシートバー51,52の輻射熱から断熱してその温度上昇を解消し、ロードセル26の精度低下及び駆動側給油カプラ30dのオーリング等の劣化による短寿命化を防止する。
なお、作業側給油カプラ30wはハウジング29の陰になるので、その温度上昇は小さい。
【0034】
尚、本発明は上記実施例に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、接合装置に走行式に代えて固定式のものを用いる等各種変更が可能であることは言うまでもない。
【0035】
【発明の効果】
請求項1及び2においては、外周面に切削刃をそれぞれ設けた上回転刃物と下回転刃物とを備えた接合部盛上り除去装置を接合装置とその出側の仕上圧延機列との間に配置し、先行圧延材と後行圧延材の接合部の盛上りを切削することにより、スケール等の異物が集まった盛上りを確実に除去することができるので、この粗圧延材を仕上圧延した際に異物が残留して介在することが無くなり、その品質の低下を防止することができる。
また、ハウジング内の上部に防熱カバーを昇降するように設け、上下回転刃物及びその軸受箱を組替えのためにハウジングから引き抜いたときに、この防熱カバーを高温の圧延材の走行位置まで下降してその上面及び両エッジ部を覆うことにより、例えば駆動側及び作業側の圧下力検出器及び各々の軸受箱の給油カプラを高温の圧延材の輻射熱から断熱してその温度上昇を解消し、圧下力検出器の精度低下及び前記給油カプラのオーリング等の劣化による短寿命化を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例としての、連続熱間圧延設備の主要部の概略を示す側面図である。
【図2】図1の盛上り除去装置の、ハウジングの出側を破断した正面図である。
【図3】図2のIII −III 線断面図である。
【図4】図2の接合部の盛上りを切削除去した状態を模式的に示す、側面図である。
【図5】本発明の第2実施例としての、連続熱間圧延設備の所要部の概略を示す側面図である。
【図6】図5の盛上り除去装置の、ハウジングの出側を破断した正面図である。
【図7】図6のVII −VII 線断面図である。
【図8】同じく上下回転刃物及びその軸受箱を除去した状態の盛上り除去装置のハウジングの出側を破断して防熱カバーの作動を示す側面図である。
【図9】図8のIX−IX視正面図である。
【図10】従来の連続熱間圧延設備の主要部の概略を示す側面図である。
【図11】シートバー接合部を模式的に示す側面図である。
【図12】従来の粗圧延材接合部を仕上圧延した状態を模式的に示す側面図である。
【符号の説明】
1,21 上回転刃物
1a,21a 切削刃
2,21 下回転刃物
2a,22a 切削刃
3d,23d 上駆動側軸受箱
3w,23w 上作業側軸受箱
4d,24d 下駆動側軸受箱
4w,24w 下作業側軸受箱
7,27 圧下シリンダ
8,28 高さ調整シリンダ
9,29 ハウジング
11 ラック
12 ピニオン
13 連結軸
20,40 盛上り除去装置
26 ロードセル
30d 駆動側給油カプラ
30w 作業側給油カプラ
31 防熱カバー
32 昇降バー
35 昇降シリンダ
50 接合部
51 先行シートバー
52 後行シートバー
53 仕上圧延材
58 盛上り
80 接合装置
90 仕上圧延機列
D 駆動側
W 作業側[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a continuous hot rolling facility that joins a preceding rolled material and a subsequent rolled material and continuously performs hot finish rolling.
[0002]
[Prior art]
In recent years, in hot rolling equipment such as steel strip, continuous hot rolling has been developed in which the preceding sheet bar and the succeeding sheet bar are joined between the rough rolling process and the finishing rolling process, and the finishing rolling is continuously performed. ing. FIG. 10 is a side view showing the outline of the main part of such a continuous hot rolling facility.
[0003]
As shown in FIG. 10, the crops at the rear end portion of the preceding
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
In the above-described conventional equipment, as shown in FIG. 11, when the pressure bonding is performed by induction heating described above, the
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The continuous hot rolling facility according to the present invention is configured as follows to provide means for solving the problems.
[0006]
(1) Between a joining device that joins the trailing end of the preceding rolled material after hot rough rolling and the leading end of the following rolled material, and a finish rolling mill row that continuously finish-rolls the rolled material after joining. And an upper rotary cutter and a lower rotary cutter each provided with a cutting blade on each outer peripheral surface, and a driving rotary means for rotating the upper rotary cutter, and an elevating means for raising and lowering the upper rotary cutter. A heat insulating cover capable of moving up and down between the upper part in the housing and the travel position of the rolled material and capable of covering the upper surface and both edge portions of the rolled material at the travel position of the rolled material ; The joint swell removal device provided is provided.
[0007]
(2) The upper and lower bearing boxes provided so as to move up and down in the housing by supporting the driving side shaft portion and the working side shaft portion of the upper rotary cutter and the lower rotary cutter, respectively. And an oil supply coupler provided in the housing so as to be engaged with an oil supply port of each bearing box, an elevating means interposed between each bearing box and the housing, both upper bearing boxes or the above A rolling force detector interposed between the lower bearing boxes and the lifting means is provided.
[0008]
[Action]
According to the items (1) and (2), the end portion of the preceding rolled material that has been hot rough-rolled and the end portion of the subsequent rolled material are joined by heating and pressurizing using a joining device.
Next, the heat insulating cover is positioned above the upper rotary blade, and the height of the lower surface of the cutting blade of the upper rotary blade and the upper surface of the cutting blade of the lower rotary blade is raised and lowered in the same manner as the items (1) and (2). It adjusts by a means, drives and rotates this upper rotary cutter and lower rotary cutter, and waits.
When the joining portion comes to the swell removal device, the upper surface of the cutting blade of the lower rotary cutter is raised to the height of the pass line by the lifting means while detecting the rolling force by the rolling force detector, and the upper rotary blade is raised and lowered. The swell is reduced by means, and the rise of the joint is removed by cutting.
In this way, the rolled material that has been joined one after another and cut and removed the swelled foreign matter is continuously hot-rolled into strips having a required plate thickness by a finish rolling mill.
When the rolled material is run with the upper and lower rotary cutters and their bearing housings pulled out of the housing for recombination after removing the rise of the joints, the heat insulating cover is lowered by the lifting means to lower the upper surface of the rolled material. Covers both edges and insulates the rolling force detector and lubrication coupler from the radiant heat of the hot rolling material to eliminate the temperature rise, shortening the service life due to reduced accuracy of the rolling force detector and deterioration of the lubrication coupler's O-ring To prevent
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the continuous hot rolling facility according to the present invention will be described in detail with reference to examples.
[0010]
[First embodiment]
[Constitution]
In FIG. 1, a
There is also a facility in which a coil box for temporarily storing
[0011]
2 and 3, circular saw blade-shaped cutting blades 1a and 2a are formed on the outer peripheral surfaces of the upper
[0012]
The shaft portions of the upper
[0013]
A
The
[0014]
[Action / Effect]
As shown in FIG. 1, the rear end portion of the preceding
[0015]
Next, as shown in FIG. 2 and FIG. 3, the
[0016]
When the joining
[0017]
As shown in FIG. 4, by driving and rotating the
[0018]
At the time of cutting and removing both surfaces of the
[0019]
As shown in FIG. 1, the sheet bars 51 and 52, which are joined one after another in this manner and cut and remove the
[0020]
In the above embodiment, the
[0021]
[Second Embodiment]
[Constitution]
In FIG. 5, the
There is also a facility in which a coil box for temporarily storing sheet bars 51 and 52 in a coil shape is arranged between the rough
[0022]
6 and 7, circular saw blade-like cutting blades 21a and 22a are formed on the outer peripheral surfaces of the
[0023]
The shaft portions of the
[0024]
The upper drive
[0025]
The bearing
[0026]
A pair of
[0027]
A
[0028]
Note that a rack and pinion system can be used instead of the elevating
The
[0029]
[Action / Effect]
As shown in FIG. 5, the rear end portion of the preceding
[0030]
Next, as shown in FIGS. 6 and 7, the
[0031]
When the joining
[0032]
In this way, the sheet bars 51 and 52, which are joined one after another and cut off the
[0033]
As shown in FIGS. 8 and 9, after cutting and removing the
In addition, since the working-side
[0034]
Needless to say, the present invention is not limited to the above-described embodiment, and various modifications such as using a fixed joining device instead of the traveling type can be made without departing from the gist of the present invention.
[0035]
【The invention's effect】
In
Also, a heat insulating cover is provided at the top of the housing so as to be raised and lowered, and when the upper and lower rotary cutter and its bearing box are pulled out from the housing for recombination, the heat insulating cover is lowered to the running position of the hot rolling material. By covering the upper surface and both edges, for example, the driving force and working side rolling force detectors and the oil supply couplers of each bearing box are insulated from the radiant heat of the hot rolling material to eliminate the temperature rise, and the rolling force It is possible to prevent a shortening of the service life due to deterioration in accuracy of the detector and deterioration of the O-ring of the fueling coupler.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view showing an outline of a main part of a continuous hot rolling facility as a first embodiment of the present invention.
2 is a front view of the swell removal device of FIG. 1 with the outlet side of the housing cut away. FIG.
3 is a cross-sectional view taken along line III-III in FIG.
4 is a side view schematically showing a state in which the bulge of the joint in FIG. 2 has been removed by cutting. FIG.
FIG. 5 is a side view showing an outline of a required part of a continuous hot rolling facility as a second embodiment of the present invention.
6 is a front view of the swell removal device of FIG. 5 with the outlet side of the housing cut away. FIG.
7 is a cross-sectional view taken along line VII-VII in FIG.
FIG. 8 is a side view showing the operation of the heat insulating cover by breaking the outlet side of the housing of the swell removal device in a state where the vertical rotary cutter and its bearing box are similarly removed.
9 is a front view taken along the line IX-IX in FIG.
FIG. 10 is a side view showing an outline of a main part of a conventional continuous hot rolling facility.
FIG. 11 is a side view schematically showing a sheet bar joining portion.
FIG. 12 is a side view schematically showing a state in which a conventional rough rolled material joint has been finish-rolled.
[Explanation of symbols]
1,21 Upper rotary cutter 1a,
Claims (2)
Priority Applications (1)
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