JP3771406B2 - 液晶表示装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、フロントライト方式を採用した反射型の液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、液晶表示装置においては、バックライトを有する半透過型の液晶表示装置があり、液晶パネルの後面に配されたバックライトからの光が半透過反射板を透過してから液晶パネルに入射するように構成されている。
【0003】
また、近年では、フロントライトを有する反射型の液晶表示装置が提案されている。図6は、特開平11−109344号公報に開示された、上記フロントライトを有する反射型の液晶表示装置の一例を示す図である。この液晶表示装置Dcは、一対の透明基板30a,30bの間に液晶Cを封入した液晶パネル31が設けられ、この液晶パネル31の前面には、導光板32と偏光板33aとが重ねて設けられている。また、液晶パネル31の後面に、偏光板33bと反射板34とが重ねて設けられている。導光板32は、透明な略平板状とされ、その片面には複数の凸部35が連続して形成されている。各凸部35は、導光板32の奥行き方向に延びた形態を有している。そして、導光板32の側方には、光源36が設けられている。
【0004】
この液晶表示装置によると、光源36を点灯駆動させた場合には、この光源36からの光は導光板32の内部を進行し、導光板32の内表面において全反射されて、特に導光板32の各凸部35の内表面で屈折し、光が下向きに出射して、液晶パネル31に照射される。液晶パネル31を透過した光は、その後、偏光板33bを透過してから反射板34によって上方へ反射され、偏光板33bおよび液晶パネル31を再度透過してから導光板32を透過する。そして、導光板32を透過した光は、偏光板33aを透過し、液晶表示装置Dcの前面に出射される。
【0005】
一方、光源36を点灯駆動させることなく、太陽光や室内照明等からなる外光が入射される場合には、外光が偏光板33a、導光板32、液晶パネル31および偏光板33bを順次下向きに透過した後、反射板34によって上向きに反射されることにより、その光が上記各部を上記とは逆に透過して液晶表示装置Dcの前面に出射する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記バックライト式およびフロントライト式の液晶表示装置においては、上述したように、外光や、光源36からの光によって液晶パネル31が照射される。しかしながら、液晶表示装置Dcを有する携帯型電話機等を、たとえば太陽光等の外光を利用して使用していた場合、太陽光が照射される明るい場所から日陰等の暗い場所に使用者が移動したときは、液晶パネル31における視認に必要な光量が得られず、光源36を点灯駆動させなければ、液晶パネル31に表示される画像を視認することが困難になる。
【0007】
【発明の開示】
本願発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、明るい場所から暗い場所に移動された場合に、光源を点灯駆動させなくても、液晶パネルに表示される画像を確実に視認することができる液晶表示装置を提供することを、その課題とする。
【0008】
上記の課題を解決するため、本願発明では、次の技術的手段を講じている。
【0009】
本願発明によって提供される液晶表示装置によれば、液晶パネルと、この液晶パネルの前面に配され、かつ光源から内部に入射した光を上記液晶パネルに向けて出射させるように少なくとも片面が傾斜角の小さい傾斜面と傾斜角が大きい傾斜面を有する側面視三角状の凸部が連続形成されている凹凸状に形成された略平板状の透明な導光板と、上記液晶パネルの後面に配され、かつ上記導光板から上記液晶パネルを通過してきた光を上記液晶パネルおよび上記導光板に向けて反射する反射板とを備えた液晶表示装置であって、上記導光板の凹凸状の表面における上記傾斜角の大きい傾斜面の表面に、蓄光性を有する蓄光層が形成されたことを特徴とする。あるいは、本願発明によって提供される液晶表示装置によれば、液晶パネルと、この液晶パネルの前面に配され、かつ光源から内部に入射した光を上記液晶パネルに向けて出射させるように少なくとも片面が平面部から離散的に突出する複数の突起を設けることによる凹凸状に形成された略平板状の透明な導光板と、上記液晶パネルの後面に配され、かつ上記導光板から上記液晶パネルを通過してきた光を上記液晶パネルおよび上記導光板に向けて反射する反射板とを備えた液晶表示装置であって、上記導光板の凹凸状の表面における上記複数の突起の側面に、蓄光性を有する蓄光層が形成されたことを特徴とする。
【0010】
この構成によれば、導光板の表面の一部に、あるいは側面等に蓄光性を有する蓄光層が形成されているので、外光が遮断された場所や光源を点灯駆動させない場合でも、蓄光層において蓄光されたことによる発光現象によって、所定時間液晶パネルが照射されるので、液晶パネルに表示された画像を確実に視認することができる。そのため、使用者が明るい場所から暗い場所に移ったとき、液晶表示装置の光源を点灯駆動させなくてもよいので、省電力化を図ることができる。したがって、この液晶表示装置がたとえば携帯型電話機等に適用された場合、使い勝手のよい携帯型電話機を提供することができる。
【0011】
また、この液晶表示装置においては、太陽光や室内照明等の外光を採り入れているときや、光源を点灯駆動したときに蓄光しておくことができるので、外光や光源からの光を有効に利用することができる。特に、蓄光される際、太陽光や室内照明等の外光によって蓄光すれば、光源を点灯駆動せずに蓄光できるので、より一層効果的に省電力化を図ることができる。
【0012】
本願発明の好ましい実施の形態によれば、蓄光層は、蓄光性を有する蓄光性蛍光体を成分とした蛍光顔料からなる蓄光塗料が塗布されて形成される。ここで、蓄光性蛍光体とは、たとえば太陽光等の波長成分により励起し、暗所において長時間の発光現象を生ずるものである。上記するように、蓄光層は、蛍光顔料からなる蓄光塗料を塗布することにより、容易に形成することができる。
【0013】
本願発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本願発明の好ましい実施の形態を、添付図面を参照して具体的に説明する。
【0015】
本願発明に係る液晶表示装置を示す図として、ここでは、再び、図1を参照する。この液晶表示装置Dは、いわゆるフロントライト方式を採用したものであって、液晶パネル1と、液晶パネル1の前面(同図では上面)に設けられた偏光板4aと、偏光板4aの前面に設けられた導光板2と、この導光板2に光を入射させる光源3と、液晶パネル1の後面に設けられた偏光板4bと、偏光板4bのさらに後面に設けられた反射板5とを備えて構成されている。
【0016】
液晶パネル1は、ガラス製の一対の透明基板6a,6bおよびシール部材7によって囲まれた領域に液晶Cを封入したものである。液晶パネル1は、たとえば、カラー表示が可能なように構成され、上記透明基板6aには、R,G,Bの各色のカラーフィルタ8(8R,8G,8B)がマトリクス状に設けられているとともに、それらのカラーフィルタ8同士の間にはブラックマトリクス9が設けられている。
【0017】
また、透明基板6a,6bには、液晶分子にねじれを与えるための配向膜11a,11b、および透明電極12a,12bが設けられている。この液晶パネル1では、たとえば、アクティブマトリクス駆動方式が採用されており、1つの液晶セルには、この液晶セルに印加される電圧を保持するための図示しない薄膜トランジスタ(TFT)が配されている。
【0018】
導光板2は、透明な略平板状であり、その材質は、透明度に優れたポリカーボネート、あるいはPMMA(ポリメタクリル酸メチル(メタクリル樹脂))が好適に用いられている。本実施形態においては、導光板2の各部の厚みを略均一にしているが、たとえば光源3から遠ざかるに連れてその厚みが薄くなるようにしてもかまわない。
【0019】
この導光板2は、その裏面(下面)が滑らかな平面状であるのに対し、その表面(上面)は凹凸状とされている。より具体的には、図2に示すように、この導光板2の表面は、傾斜の向きおよび傾斜角が相違する2種類の傾斜面16a,16bを有する側面視三角状の複数の凸部16が一定方向に連続して形成された凹凸状とされている。各凸部16は、導光板2の奥行き方向(矢印A方向)に一様に延びており、複数の凸部16のピッチは、たとえば百数十μm程度に設定されている。
【0020】
光源3は、LED光源等のいわゆる点状光源からなり、導光板2の奥行き方向に延びる一側面17aに隣接して適宜数設けられている。なお、このLED光源に代わり、導光板2の一側面17aに沿って延びる冷陰極管を用いるようにしてもよく、本実施形態において光源の具体的な種類は限定されない。
【0021】
このような光源3と導光板2とを組み合わせることにより、光源3を点灯駆動させると、この光源3から発せられた光は、導光板2の一側面17aを介して導光板2に入射した後、この導光板2の表裏面による全反射を繰り返しながらこの導光板2の内部を他側面17bに向けて順次進行していくようになっている。導光板2内を進行する光が導光板2の表面の傾斜面16aに到達した場合、この傾斜面16aが所定方向に傾斜している分だけこの傾斜面16aに対する光の入射角が小さくなる。そのため、その入射角が導光板2の屈折率によって定まる所定の全反射臨界角よりも小さくなる可能性が高くなる。したがって、傾斜面16aによって全反射される光の割合を多くすることができ、導光板2の表面の各所から上方に向けて光が出射することを抑制することができる。
【0022】
ここで、この実施形態の特徴は、上記導光板2の表面の一部に、蓄光性を有する蓄光層19が形成されたことにある。より具体的には、導光板2の凹凸状にされた前面において、傾斜面積が傾斜面16aに比べより小さい傾斜面16bに、蓄光塗料が塗布されて蓄光層19が形成されている。また、略平板状の導光板2の側面に、蓄光性を有する蓄光層19が形成されている。具体的には、図2に示すように、導光板2の奥行き方向に延びる一側面17aおよび他側面17b、幅方向(矢印B参照)に延びる一側面18aおよび他側面18bに、蓄光塗料が塗布されて蓄光層19が形成されている。
【0023】
上記蓄光塗料としては、蓄光性を有する蓄光性蛍光体を成分とした蛍光顔料が用いられる。ここで、蓄光性蛍光体とは、太陽光等の波長成分により励起し、暗所において長時間の発光現象を生ずるものである。上記蛍光顔料は、たとえば純度の高い亜鉛、カドミウム、カルシウム、アルミニウム、およびイットリウム等の金属の硫化物、酸化物、ケイ酸塩、タングステン酸塩等を主成分とし、これにたとえばマンガン、銀、銅、およびユーロピウム等の活性化剤を微量に添加し、高温で焼成することにより作製される。より具体的には、蛍光顔料には硫化物系として、ZnS(Cu),ZnS(Al),ZnS(Ag),ZnS(Cl),ZnS(Mn),CaS(Bi)等が、酸化物系として、ZnO(Zn),Y2 3 (Eu)等が、酸素酸塩系としては、CaWO4 ,MgWO4 ,Zn2 SiO4 (Mn),BaSi2 5 (Pb)等がそれぞれ好適に用いられるが、これらに限定されるものではない。
【0024】
上記導光板2の傾斜面16b、奥行き方向の一側面17aおよび他側面17b、幅方向の一側面18aおよび他側面18bは、使用者が液晶パネル1を視認する上で、影響を及ぼすことの少ない、あるいは及ぼすことのない部位である。このような部位に蓄光層19が形成されておれば、たとえば、太陽光や室内照明等の外光が液晶表示装置Dに入射した場合、または光源3が点灯駆動された場合、入射された光を、または発光された光を蓄光層19によって蓄光することができる。そして、暗い場所において、蓄光層19によって蓄光された光を発光させることができる。
【0025】
そのため、たとえば液晶表示装置Dを有する携帯型電話機等の使用中に、たとえば明るい場所から暗い場所に移動したときでも、蓄光層19が即座に発光することにより、光源3を点灯駆動させていなくても、すなわち、光源3からの光が無くても、使用者は液晶パネル1における画像を視認することができる。したがって、液晶表示装置Dの省電力化を図ることができる。また、この液晶表示装置Dが適用される携帯型電話機の、使い勝手さを向上させることができる。
【0026】
なお、蓄光層19から出射される光量は、外光または光源3からの光の量に比べ、比較的少ないが、使用される状態において周囲が暗くなっているため、液晶パネル1における画像を十分に視認することができる。
【0027】
また、蓄光塗料を塗布する部位は、上記した導光板2の傾斜面16bや側面17a,17b,18a,18bの全てに塗布しなければならないといったことはなく、必要に応じて塗布する部位を選択してもよい。たとえば導光板2の側面において、光源3に沿った奥行き方向に沿った一側面17aに蓄光層19が形成された場合、光源3から光が蓄光層19の厚みによって遮られて、使用者が視認できない程、光量が得られないときには、上記一側面17aには、蓄光層19を形成する必要はない。また、上記した傾斜面16bや側面17a,17b,18a,18b以外であっても、使用者の視認に支障がない箇所であるならば、蓄光層19を形成するようにしてもよい。
【0028】
上記した構成の液晶表示装置Dにおいて、画像表示を行う際の作用を説明すると、光源3を点灯駆動させた場合には、この光源3から発せられた光は導光板2内に入射してこの導光板2の外表面によって全反射されながらこの導光板2の内部を進行する。この進行の際に、導光板2の各凸部16の表面で反射し、導光板2の裏面からは光が下向きに出射し、偏光板4aおよび液晶パネル1に対して光が照射される。各凸部16は、導光板2の内部を進行する光が液晶パネル1の方向に出射しやすくする役割を果たす。このとき、蓄光層19、すなわち、傾斜面16b、および側面17a,17b,18a,18bにおいて、導光板2の内部から進行した光が蓄光される。
【0029】
液晶パネル1を透過した光は、その後、偏光板4bを透過してから反射板5によって上方へ反射され、偏光板4b、液晶パネル1および偏光板4aを再度透過してから導光板2を透過する。この導光板2を透過する際にも、導光板2の蓄光層19に、さらに光が蓄光される。そして、導光板2を透過した光は、液晶表示装置Dの前面に出射する。
【0030】
一方、光源3を点灯駆動させることなく、外光を利用した画像表示を行わせる場合には、外光が導光板2、偏光板4a、液晶パネル1および偏光板4bを順次下向きに透過した後、反射板5によって上向きに反射されることにより、その光が上記各部を上記とは逆に透過して液晶表示装置Dの前面に出射することになる。
【0031】
この場合においても、外光が導光板2を透過する際、導光板2の側面17a,17b,18a,18bに、透過する光が蓄光される。また、太陽光等の外光は、直接、導光板2の傾斜面16bに蓄光される。そして、反射板5によって上向きに反射された光が導光板2を透過する際、再び上記蓄光層19に蓄光される。
【0032】
このように、光源3を利用する場合と外光を利用する場合とのいずれの場合においても、光源3からの光および外光は、導光板2を透過することとなる。そのため、蓄光層19においては、光源3や外光を画像の表示に利用する場合、必ず、蓄光されることになる。
【0033】
そして、使用者が、蓄光された液晶表示装置Dを暗いところで使用する場合、蓄光層19から発せられた光が、液晶パネル1を照射する。そのため、使用者は、液晶パネル1における画像を確実に視認することができる。
【0034】
図3は、本願発明の変形例を示す液晶表示装置Daの断面図である。この液晶表示装置Daでは、上記導光板の表面が凹凸状とされることに代わり、導光板の裏面が凹凸状とされている。すなわち、この導光板21は、その表面(上面)が滑らかな平面状であるのに対し、その裏面(下面)は凹凸状とされ、すなわち、上記した実施形態と、導光板21の表裏面が逆の構成となっている。なお、凹凸状の構成は、上記した実施形態と同様に、傾斜の向きおよび傾斜角が相違する2種類の傾斜面16a,16bを有する側面視三角状の複数の凸部16が一定方向に連続して形成された構成とされている。
【0035】
また、光源22には、LED光源等の点状光源に代わり、導光板21の一側面17aに沿って延びる冷陰極管が用いられている。冷陰極管の周囲には、この冷陰極管から放射される光を導光板21に向けて反射するリフレクタ23が設けられている。その他の構成は、上記実施形態において示した構成と略同様である。
【0036】
この構成においても、導光板21の裏面に形成された凸部16の傾斜面16bに、蓄光塗料が塗布されて蓄光層19が形成されている。また、導光板21の各側面に、蓄光層19が形成されている。そのため、上記実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
【0037】
図4は、本願発明の他の変形例を示す液晶表示装置Dbの断面図である。また、図5は、図4に示す導光板25の概略外観図である。この液晶表示装置Dbでは、導光板の表面が凹凸状とされることに代わり、導光板25の表面に複数の略円柱形状の突起26が形成されている。そして、上記突起26の側面26aに蓄光塗料が塗布されて蓄光層19が形成されている。その他の構成は、上記実施形態において示した構成と略同様である。
【0038】
この構成においては、上記実施形態と同様に、導光板25の各側面に、蓄光塗料が塗布されて蓄光層19が形成されている。そのため、上記実施形態と同様の作用効果を奏することができる。特に、この変形例においては、突起26が液晶パネル1の平面において隅々まで点在される恰好になるため、上記実施形態のように蓄光層19を傾斜面16bに形成した場合に比べ、液晶パネル1においてより全体的に明るさを増すことができるので、視認性をより高めることができるといった利点がある。
【0039】
なお、上記突起26の形状は、略円柱形状に代わり、略円錐形状、略角錐形状等、種々の形状を適用することができる。要は、使用者が視認する上で、影響を及ぼさない部位に蓄光塗料が塗布されて蓄光層19が形成されればよい。
【0040】
もちろん、この発明の範囲は上述した実施の形態に限定されるものではない。たとえば、上記実施形態では、カラー表示が可能なタイプの液晶表示装置について説明したが、上記蓄光層19の構成は、モノクロタイプの液晶表示装置にも適用することができる。また、上記実施形態では、フロントライト型の液晶表示装置について説明したが、上記蓄光層19の構成は、バックライト型の液晶表示装置にも適用することができる。
【0041】
また、導光板4の傾斜面16bには、蓄光塗料が塗布された上から黒色の塗料を塗布するようにしてもよい。これにより、上方から入射される光、特に太陽光等の外光を吸収することができ、使用者が液晶パネルを視認する上で、コントラストをより向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係る液晶表示装置の断面図である。
【図2】図1に示す液晶表示装置の導光板を示す要部外観図である。
【図3】図1に示す液晶表示装置の変形例を示す図である。
【図4】図1に示す液晶表示装置の他の変形例を示す図である。
【図5】図4に示す導光板の概略外観図である。
【図6】従来の液晶表示装置の断面図である。
【符号の説明】
1 液晶パネル
2 導光板
3 光源
4a,4b 偏光板
16 凸部
16a,16b 傾斜面
19 蓄光層
D,Da,Db 液晶表示装置

Claims (4)

  1. 液晶パネルと、
    この液晶パネルの前面に配され、かつ光源から内部に入射した光を上記液晶パネルに向けて出射させるように少なくとも片面が傾斜角の小さい傾斜面と傾斜角が大きい傾斜面を有する側面視三角状の凸部が連続形成されている凹凸状に形成された略平板状の透明な導光板と、
    上記液晶パネルの後面に配され、かつ上記導光板から上記液晶パネルを通過してきた光を上記液晶パネルおよび上記導光板に向けて反射する反射板とを備えた液晶表示装置であって、
    上記導光板の凹凸状の表面における上記傾斜角の大きい傾斜面の表面に、蓄光性を有する蓄光層が形成されたことを特徴とする、液晶表示装置。
  2. 液晶パネルと、
    この液晶パネルの前面に配され、かつ光源から内部に入射した光を上記液晶パネルに向けて出射させるように少なくとも片面が平面部から離散的に突出する複数の突起を設けることによる凹凸状に形成された略平板状の透明な導光板と、
    上記液晶パネルの後面に配され、かつ上記導光板から上記液晶パネルを通過してきた光を上記液晶パネルおよび上記導光板に向けて反射する反射板とを備えた液晶表示装置であって、
    上記導光板の凹凸状の表面における上記複数の突起の側面に、蓄光性を有する蓄光層が形成されたことを特徴とする、液晶表示装置。
  3. 上記蓄光層は、蓄光塗料が塗布されて形成された、請求項1または2に記載の液晶表示装置。
  4. 上記蓄光塗料は、蓄光性を有する蓄光性蛍光体を成分とした蛍光顔料からなる、請求項に記載の液晶表示装置。
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