JP3768888B2 - 離散対数検証方法、この方法を実施する装置、プログラムおよびプログラムを記憶した記憶媒体 - Google Patents

離散対数検証方法、この方法を実施する装置、プログラムおよびプログラムを記憶した記憶媒体 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、離散対数検証方法、この方法を実施する装置、プログラムおよびプログラムを記憶した記憶媒体に関し、特に、「Q=kPの関係が成り立っているか否か」という命題をこれとは別の等価な命題である「k2Q=k1Pの関係が成り立っているか否か」に置き換える情報セキュリティ技術において使用される群、環上のべき乗或いはべき加算演算を実行する離散対数検証方法、この方法を実施する装置、プログラムおよびプログラムを記憶した記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、インターネットの如き情報伝送技術が発達し、公衆電話回線を介して情報を伝送がなされている。公衆電話回線は誰でも利用することができるものであるところから、中継される情報が盗聴、改ざんされる恐れに曝されている。盗聴の如き悪意のある行為に対抗するは情報伝送に際してセキュリティ技術を適用することが有効である。
従来、情報セキュリティ技術として公開鍵暗号方法の概念が提唱された。この公開鍵暗号方法を実施するに際して、べき乗剰余演算、べき加算演算がよく使用されている。べき加算演算とは、入力された整数k、群の元P、元Pの位数qにより、
Q=kP
なる値Qを求める演算である。
【0003】
以上の検査において、整数kおよびqが大きい数である場合、べき加算演算はk、qの大きさの3乗に比例する演算コストを要する。演算コストとは、プログラムについてみると時間が大きいことを意味し、装置についてみると全体の回路その他の構造の規模が大きいことを意味する。
一方、この公開鍵暗号方法を実施するに際して、群Gの元P、Q、整数kおよびqを入力し、この入力に対してQ=kPなる関係が成り立っているか否かを検査し、{成り立っている、成り立っていない}の何れかを出力するべき加算検査関数もよく使用される。
【0004】
従来は、べき加算関数を使用してkPを演算し、Qと等しいか否かを検査することを実行している。これを図7に示される離散対数検証装置を参照して説明する。
図7において、離散対数検証装置はコンピュータを主要な構成部材として構成されている。101はべき加算装置であり、102は比較装置である。ここで、べき加算装置101はべき加算関数を使用し、kPを演算出力する。比較装置102は、べき加算装置101の演算結果であるkPおよびQを入力して両者が等しいか否かを検査し、等しければYesを出力し、等しくなければNoを出力する。
図8は図7の離散対数検証装置の動作フローチャートである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述した通りのべき加算検査関数は演算コストが高い。このべき加算検査関数には、べき加算関数を使用するところから、べき加算関数と同等以上のコストを要する問題がある。
この発明は、「Q=kPの関係が成り立っているか否か」という命題をこれとは別の等価な命題である「k2Q=k1Pの関係が成り立っているか否か」に置き換えることにより上述の高コストの問題を解消した離散対数検証方法、この方法を実施する装置、プログラムおよびプログラムを記憶した記憶媒体を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1:群Gの元P、Q、整数kの入力に対してQ=kPなる関係が成り立っているか否かを検査する離散対数検証方法において、Pの位数qに対して、
1 =k2k mod q
なる関係式を満たす整数k1 、k2 を求め、
2 Q=k1 P (1)
を検査し、式(1)の関係が満足していれば「成り立っている」を出力し、満足していなければ「成り立っていない」を出力する離散対数検証方法を構成した。
【0007】
そして、請求項2:請求項1に記載される離散対数検証方法において、整数k1 、k2 を最短ベクトル問題近似解を求める方法、ユークリッドの互除法、LLL法の内の何れかの方法を採用して求める離散対数検証方法を構成した。
また、請求項3:群Gの元P、Q、整数kの入力に対してQ=kPなる関係が成り立っているか否かを検査する離散対数検証装置であり、Pの位数qに対し、k1=k2 kmod qなる関係式を満足する整数k1 、k2 を求め、k2Q=k1Pを検査して、この式の関係が満足していれば「成り立っている」を出力し、満足していなければ「成り立っていない」を出力するコンピュータを主要な構成部材として構成した離散対数検証装置において、整数k、qが入力され、整数k1、k2 を生成出力するk1、k2生成装置201を具備し、元P、Qが入力されると共にk1、k2生成装置1により生成されたk1、k2が入力され、k1Pとk2Qの差を発生出力するk1P−k2Q演算器202を具備し、入力された群の元が加法の単位元Oであるか否かを検査し、OであればYesを出力し、OでなければNoを出力する比較装置203を具備する離散対数検証装置を構成した。
【0008】
更に、請求項4:請求項3に記載される離散対数検証装置において、k1、k2生成装置201は最短ベクトル問題疑似装置301、或いは拡張ユークリッド互除法装置401により形成した離散対数検証装置を構成した。
ここで、請求項5:群Gの元P、Q、整数kの入力に対してQ=kPなる関係が成り立っているか否かを検査する離散対数検証方法において、Pの位数qに対して、k1 =k2k mod qなる関係式を満たす整数k1 、k2 を求め、
2 Q=k1 P (1)
を検査し、式(1)の関係が満足されていれば「成り立っている」を出力し、満足していなければ「成り立っていない」を出力するコンピュータを主要な構成部材として構成される離散対数検証装置のコンピュータに対して、k1、k2生成装置201が入力された整数k、qに基づいて整数k1、k2を生成出力すべき指令をし、k1P−k2Q演算器202が入力されたP、Q、k1、k2 に基づいてk1Pとk2 Qとを発生出力すべき指令をし、比較装置203が入力された群の元が加法の単位元Oであるか否かを検査すべき指令をする離散対数検証プログラムを構成した。
【0009】
そして、請求項6:群Gの元P、Q、整数kの入力に対してQ=kPなる関係が成り立っているか否かを検査する離散対数検証方法において、Pの位数qに対して、k1 =k2k mod qなる関係式を満たす整数k1 、k2 を求め、
2 Q=k1 P (1)
を検査し、式(1)の関係が満足されていれば「成り立っている」を出力し、満足していなければ「成り立っていない」を出力するコンピュータを主要な構成部材として構成される離散対数検証装置のコンピュータに対して、k1、k2生成装置201が入力された整数k、qに基づいて整数k1、k2を生成出力すべき指令をし、k1P−k2Q演算器202が入力されたP、Q、k1 、k2 に基づいてk1Pとk2Qとを発生出力すべき指令をし、比較装置203が入力された群の元が加法の単位元Oであるか否かを検査すべき指令をする離散対数検証プログラムを記憶したプログラム記憶媒体を構成した。
【0010】
【発明の実施の形態】
最短ベクトル問題を解くアルゴリズムにLLLアルゴリズム、その他のアルゴリズムがある(A Course in Computational Algebraic Number Theory(ISBN 3-540-55640-0)のp.84〜p.108 2.6 Lattice Reduction Algorithms および Applications of the LLL Algorithm 参照 )。これらのアルゴリズムは複数のベクトル(v1 、v2 、・・・・、vn )の入力に対して線形結合(a11、a22、・・・・、ann)で表現することができる値の内のノルムの小さいものを出力するものである。この様なアルゴリズムを使用することにより、或る整数q、kに対して、
aq=k1 −k2
を満足する整数a、k1 、k2 を求めることができる。但し、k1 、k2 はkより小さい整数であり、一例として、0≦|k1|、|k2|≦√(k)である。
【0011】
Q=kPの例において、予め、Pの位数がqであることがわかっている場合、この整数k1 、k2 使用すると、Q=kPの検査を、
2Q=k1P 式(1)
の検査に置き換えることができる。
式(1)を演算するコストはk1 、k2 の大きさに比例する。従って、k1 、k2 の大きさがQ=kPの式のkより何れも小さい場合、式(1)の検査を行うことにより、Q=kPの検査を直接に実行する従来例と比較して、小さいコストで検査を実行することができる。
【0012】
以上は最短ベクトル問題を解くアルゴリズムを使用して検査のコストを小さくする例であるが、他に適当なk1 、k2 を求めるアルゴリズムがあれば、これを使用して同様に検査のコストを小さくすることができる。
【0013】
【実施例】
この発明の実施の形態を図1の実施例を参照して具体的に説明するに、離散対数検証装置はコンピュータを主要な構成部材として構成される。ここで、201はk1、k2生成装置、202はk1P−k2Q演算器、203は比較装置である。k1、k2生成装置1には整数k、Pの位数がqが入力される。k1P−k2Q演算器202には、P、Qが入力されると共にk1、k2生成装置1により生成されたk1、k2が入力される。ここで、P、Qは群の元、qはPの位数であり、k、qは整数である。qはP、Qの位数の整数倍である。この離散対数検証装置は、入力されたk、q、P、Qに対してk2Q=k1Pなる関係が成り立っているか否かを判定し、成り立っていれば比較装置203からYesを出力し、成り立っていなければNoを出力する。
【0014】
対象とする群は加法群、乗法群の何れも対象とすることができるが、図1は加法群の場合を示す。k1、k2生成装置201は、図3に示される最短ベクトル問題疑似装置301により構成することができる。k1、k2生成装置201は、また、図5に示される拡張ユークリッド互除法装置により構成することができる。なお、図3および図5については後で各別に説明される。k1、k2生成装置201は、入力されたk、qからk1−k2kがqで割り切れる整数k1、k2を出力する。k1P−k2Q演算器202は、入力された整数k1、k2、群の元P、Qに基づいてk1P−k2Qを求める。比較装置203は入力された群の元が加法の単位元Oであるか否かを検査し、OであればYesを出力し、OでなければNoを出力する。
【0015】
図2は図1の離散対数検証装置の動作フローチャートである。
図3を参照して他の実施例を説明するに、これはk1、k2生成装置201を最短ベクトル問題疑似装置301により形成した実施例である。最短ベクトル問題疑似装置301はLLL法に基づいて構成することができる。離散対数検証装置1において、入力された整数k、qに基づいて、2個のベクトル(k、−1)、(q、0)を形成し、これらを最短ベクトル問題疑似装置301に入力する。最短ベクトル問題疑似装置301は、入力された2個のベクトル(k、−1)、ベクトル(q、0)の線形結合で表現することができるベクトルの内のノルムの小さいベクトル(k1 、k2 )を出力する。このベクトルk1 、k2 はk1−k2kがqの倍数とされる。図3の離散対数検証装置1の動作フローチャートは図4に示される。
【0016】
図5を参照して更なる実施例を説明するに、これはk1、k2生成装置201を拡張ユークリッド互除法装置401により形成した離散対数検証装置1の実施例である。402は比較装置である。
この離散対数検証装置1において、整数k、qは拡張ユークリッド互除法装置401に入力される。拡張ユークリッド互除法装置401は、
iq+tik=ri 但し、0≦i
0≦ri+1<ri 但し、0≦i
|si|<|si+1| 但し、1≦i
|ti|<|ti+1| 但し、0≦i
i-1|ti|+ri|ti-1|=n 但し、1≦i
を満足する系列{si、ti、ri}0、 但し、i=0、1、2、・・・・・・
を出力する。比較装置402はこれら系列の内の√(q)≦rm を満足する最小のmを選択し、(rm+1、tm+1)を出力する。ここで、ri 、tiはrik−ti がqの倍数となる。図5の離散対数検証装置1の動作フローチャートは図6に示される。
【0017】
以上の説明は加法群の場合についての説明であるが、この説明は乗法群についても同様に適用することができる。
【0018】
【発明の効果】
以上の通りであって、最短ベクトル問題を解くアルゴリズムを使用することにより、或る整数q、kに対して、aq=k1 −k2 kを満足する整数a、k1 、k2 を求めることができる。ここで、予め、Pの位数がqであることがわかっている場合、この整数k1 、k2 使用すると、Q=kPの式の検査をk2Q=k1Pの式の検査に置き換えることができる。k2Q=k1Pを演算するコストはk1 、k2 の大きさに比例する。従って、k1 、k2 の大きさが、何れも、Q=kPの式のkより小さい場合、k2Q=k1Pの検査を行うことにより、Q=kPの検査を直接に実行する従来例と比較して、小さいコストで検査を実行することができる。k1 、k2 の大きさをkの半分程度にすることにより従来例と比較して2倍程度にべき加算検査関数の検査を高速化することができる。数値により具体的に説明すると、k=2160程度の大きさの数値とし、k1 、k2=280程度の大きさの数値とする場合、コンピュータにおいて処理されるk1 、k2 のビット数はkのビット数と比較して1/2程度であるところから、検査速度は2倍程度に高速化することができる訳である。
【0019】
そして、この発明は、剰余環上の暗号の他に楕円曲線暗号、超楕円曲線暗号、Cab曲線の暗号その他一般の群の上で構成することができる。この発明は、また、暗号、署名において行なわれる検査一般に適用することができて汎用性は高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を説明する図。
【図2】最短ベクトル問題型の実施例を説明する図。
【図3】拡張ユークリッド互除法型の実施例を説明する図。
【図4】離散対数検証装置の動作フローチャート。
【図5】最短ベクトル問題型の実施例の動作フローチャート。
【図6】拡張ユークリッド互除法型の実施例の動作フローチャート。
【図7】従来例を説明する図。
【図8】従来例の動作フローチャート。
【符号の説明】
1 離散対数検証装置 201 k1、k2生成装置
202 k1P−k2Q演算器 203 比較装置
301 最短ベクトル問題疑似装置 401 拡張ユークリッド互除法装置
402 比較装置

Claims (6)

  1. 群Gの元P、Q、整数kを離散対数検証装置に力してQ=kPなる関係が成り立っているか否かを検査する離散対数検証方法において、
    Pの位数qに対して、
    1 =k2k mod q
    なる関係式を満たす整数k1 、k2 1 、k 2 生成装置によって求める過程と、
    上記P、Q、k 1 、k 2 に対し、k 1 P−k 2 Qを、k 1 P−k 2 Q演算器によって求める過程と、
    上記k 1 P−k 2 Q演算器の演算結果が群Gの元の加法の単位元Oであるか否かを比較装置によって検査し、単位元であれば上記比較装置によって「成り立っている」を出力し、単位元でなければ「成り立っていない」を出力する過程を有する、
    ことを特徴とする離散対数検証方法。
  2. 請求項1に記載される離散対数検証方法において、
    上記整数k1 、k2 求める過程は、最短ベクトル問題近似装置による最短ベクトル問題近似解を求める方法、拡張ユークリッドの互除法装置によるユークリッドの互除法の内の何れかの方法を採用して求めることを特徴とする離散対数検証方法。
  3. 群Gの元P、Q、整数kの入力に対してQ=kPなる関係が成り立っているか否かを検査する離散対数検証装置であり、Pの位数qに対してk1=k2k mod qなる関係式を満足する整数k1 、k2 を求め、k2Q=k1Pを検査して、この式の関係が満足していれば「成り立っている」を出力し、満足していなければ「成り立っていない」を出力するコンピュータを主要な構成部材として構成した離散対数検証装置において、
    整数k、qが入力され、整数k1、k2を生成出力するk1、k2生成装置を具備し、
    元P、Qが入力されると共にk1、k2生成装置により生成されたk1、k2が入力され、k1Pとk2Qの差を発生出力するk1P−k2Q演算器を具備し、
    上記 1 P−k 2 Q演算器の演算結果が入力され、その入力された群の元 1 P−k 2 が加法の単位元Oであるか否かを検査し、OであればYesを出力し、OでなければNoを出力する比較装置を具備することを特徴とする離散対数検証装置。
  4. 請求項3に記載される離散対数検証装置において、
    1、k2生成装置は最短ベクトル問題疑似装置、或いは拡張ユークリッド互除法装置により形成したことを特徴とする離散対数検証装置。
  5. 群Gの元P、Q、整数kの入力に対してQ=kPなる関係が成り立っているか否かを検査する離散対数検証方法において、Pの位数qに対して、
    1 =k2k mod q
    なる関係式を満たす整数k1 、k2 を求め、
    2 Q=k1 P (1)
    を検査し、式(1)の関係が満足されていれば「成り立っている」を出力し、満足していなければ「成り立っていない」を出力するコンピュータを主要な構成部材として構成される離散対数検証装置のコンピュータに対して、
    1、k2生成装置が入力された整数k、qに基づいて整数k1、k2を生成出力すべき指令をし、
    1P−k2Q演算器が入力されたP、Q、k1、k2 に基づいてk1Pとk2Qの差を発生出力すべき指令をし、
    比較装置が 1 P−k 2 Q演算器より入力された群の元が加法の単位元Oであるか否かを検査すべき指令をすることを特徴とする離散対数検証プログラム。
  6. 群Gの元P、Q、整数kの入力に対してQ=kPなる関係が成り立っているか否かを検査する離散対数検証方法において、Pの位数qに対して、
    1 =k2k mod q
    なる関係式を満たす整数k1 、k2 を求め、
    2 Q=k1 P (1)
    を検査し、式(1)の関係が満足されていれば「成り立っている」を出力し、満足していなければ「成り立っていない」を出力するコンピュータを主要な構成部材として構成される離散対数検証装置のコンピュータに対して、
    1、k2生成装置が入力された整数k、qに基づいて整数k1、k2を生成出力すべき指令をし、
    1P−k2Q演算器が入力されたP、Q、k1、k2 に基づいてk1Pとk2Qの差を発生出力すべき指令をし、
    比較装置が 1 P−k 2 Q演算器より入力された群の元が加法の単位元Oであるか否かを検査すべき指令をする離散対数検証プログラムを記憶したことを特徴とするプログラム記憶媒体。
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