JP3766508B2 - Endoscope device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、患者の体内の臓器や体腔に挿入して病変部の観察や処置を行うための内視鏡装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、患者の頭の一部に穴を開けて頭の中の組織や病変部を手術用顕微鏡で拡大観察しながら処置を行う内視鏡装置において、開閉可能な開創ブレードを有する開創器をCT断層写真に基づいて脳の病変部まで挿入し、中で開創ブレードを開き、病変部の観察と処置のためのスペースを確保するものは、実開昭60−86312号公報で知られている。
【0003】
また、円筒状の管に先に開閉可能な先細りとなった複数の葉状片を有する消息子を設け、この消息子の中に、内視鏡などを滑動可能に受け入れるカラーを設け、消息子の先端の葉状片を閉じた状態でCT断層写真に基づき頭の中の病変部まで挿入した後、病変部の近傍で葉状片を広げ、カラーの中に挿入した内視鏡で葉状片の先にある病変部の観察をしながら処置を行うものは、特開昭61−25377号公報で知られている。
【0004】
また、鉗子をガイドする鉗子挿入パイプあるいは鉗子チューブを内視鏡に着脱自在に設けたものは、特開昭61−98233号公報で知られており、内視鏡に着脱自在なアダプタを設け、アダプタの先端近傍に処置具などを目的部位に案内するガイド部を設けたものは、実開平2−96101号公報で知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、実開昭60−86312号公報は、開創器の手元側から手術用顕微鏡で開創ブレード先端部分を覗き込む形となるため、開創器の先にある組織の正面は手術用顕微鏡で照明および観察ができるが、組織の側面あるいは裏側は照明光も当たらず、また観察もできないという問題点があった。また、組織が重なり、手前の組織の陰になった奥側の組織には照明光が当たらず、観察もできないという問題があった。
【0006】
また、特開昭61−25377号公報のものは、消息子の先端の葉状片を閉じた状態でCT断層写真に基づき頭の中の病変部まで挿入した後、病変部の近傍で葉状片を広げ、カラーの中に挿入した内視鏡で葉状片で押し広げを組織や病変部を観察したり処置を行うものであるが、消息子で確保できるスペースが小さく、また、内視鏡での観察しかできず、手元から手術用顕微鏡による観察ができないので、視野が限られるという問題があった。また、葉状片で確保できるスペースが狭く、また葉状片が邪魔をして処置具を自由に動かせず、出血などが生じた時に的確で安全な処置ができないという問題点があった。
【0007】
また、特開昭61−98233号公報は、内視鏡の挿入部の外周に鉗子挿入パイプや鉗子チューブを取り付けるため、開創器で確保したスペースに挿入すると鉗子挿入パイプや鉗子チューブによって手元側から覗いている手術用顕微鏡の視野が妨げられたり照明光を遮り影を作ってしまうという問題があった。更に、鉗子挿入パイプやチューブによって、使える鉗子の太さが限定され,また鉗子の向きも鉗子チューブや鉗子挿入パイプ先端の位置や向きにより限定されるため、処置がしにくいという問題点があった。
【0008】
また、実開平2−96101号公報は、ガイド部がアダプタに取り付けられているために、アダプタ内の内視鏡と処置具先端の間の距離が離れてしまう、このために開創器で確保したスペースに内視鏡と共にアグプタを一緒に入れようとすると、より大きなスペースが必要となる。また、このガイド部にはガイドする処置具の太さに応じた穴や溝であったため、組み合わせて使える処置具の太さが制限されたり、処置具の動きを制限してしまい、使いにくいという問題点があった。
【0009】
この発明は、前記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、開創器で確保したスペースを手元側より手術用顕微鏡で覗く時に、組織の側面や裏側が見えなかったり影ができて照明が不十分であるという問題や、消息子の先端を開いても確保できるスペースが狭く、処置具を自由に動かせないという問題を解消し、より広いスペースを確保した上で、更に、手術用顕微鏡では不可能な組織の側面や裏側まで陰のない十分な照明を行い、且つ良好な観察ができ、また、処置具を自由に動かして安全で的確な処置が行える内視鏡装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明は、前記目的を達成するために、組織または体腔を押し広げて観察や処置を行う内視鏡装置において、挿入部と本体部と観察手段を有するスコープと、前記組織または体腔を押し広げる少なくとも一対のブレード及びブレードを開閉する操作手段とを有する開創器とからなり、前記開創器のブレードの少なくとも一つに前記スコープの挿入部をブレードの先端まで導くチャンネル部分とスコープを固定する部分を設けたことを特徴とする。
【0011】
開創器のブレードを開いて手元から手術用顕微鏡で観察しながら処置する際、ブレードの中に設けたスコープによってブレード先端から、つまり、術野の近くから術野を照明及び観察することで、照明状態が良好になり、また、手術用顕微鏡で手元から覗いても見えない部分の観察もできる。
【0012】
同時に、ブレードを開く大きさを変えられるようにしたことから、使える処置具の太さや形状が制限されることが少なくなり、また、処置具先端の動きが制限されることも少なくなる。これにより、的確で安全な処置が行える。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の各実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図4は第1の実施形態を示し、図1は内視鏡装置1の縦断側面図、図2は同斜視図、図3は開創器8の側面外観図、図4は内視鏡装置1の使用状態図である。
【0014】
図4に示すように、内視鏡装置1は、手術用顕微鏡2の観察下で患者3の頭に開けた穴4を介して頭の中に挿入される。術者は、内視鏡装置1で確保したスペースを通して手術用顕微鏡2及び内視鏡装置1で病変部6を観察し、更に、内視鏡装置1の処置ポート7および内視鏡装置1で確保したスペースを通して図示しない処置具を挿入し、病変部6の手術を行うことができる。
【0015】
図1〜図3に示すように、内視鏡装置1は、開創器8の先端側に第1ブレード9と第2ブレード10が設けられており、第1ブレード9の手元側に設けられた支点11を中心として、第2ブレード10が第1ブレード9に対して回動し、第1と第2ブレード9,10の先端を閉じたり、開いたりすることができる。支点11の先端寄りの部分には第1と第2ブレード9,10を開閉する操作手段としての開閉ねじ12が設けられている。開閉ねじ12のねじ先端13は、第1ブレード9に対して回転自在に取り付けられており、開閉ねじ12の手元側の雄ねじ部14が第2ブレード10に螺合されている。
【0016】
したがって、開閉ねじ12を回転すると、第1ブレード9に対して第2ブレード10の先端を少しづつ開閉することができる。支点11の手元側には第1ブレード9の後端が延長しており、図4に示すように、スコープ保持具5に取り付けて内視鏡装置1を固定するための取り付け部15が設けられている。第1ブレード9、第2ブレード10は、図1(b)に示すように断面円弧形状をなし、お互いの凹部側が向かい合うよう配置されている。その間は空間15が形成され、第1と第2ブレード9,10の開閉に応じて拡縮する。第1ブレード9の中には手元から先端に伸びるチャンネル16が設けられ、図2に示すように、第1ブレード9のチャンネル16の手元側にはスコープ挿入口17と、スコープロック機構18が設けられている。
【0017】
スコープ挿入口17から開創器8のチャンネル16の中に挿入されるスコープ19は、チャンネル16内に挿入される細長く伸びる挿入部20と、手元側の本体部21、及び前記スコープロック機構18に着脱自在に固定される接続部22とから構成されている。スコープ19の本体部21の側部にはTVカメラ23を取り付けるカメラ接続部24及び図示しない光源装置に接続されているライトガイドケーブル25を接続するライトガイド接続部26が設けられている。
【0018】
さらに、スコープ19の内部には対物光学系27、像伝送光学系28及び接眼光学29が設けられ、また、ライトガイドファイバー30がライトガイド接続部26とスコープ19の挿入部20の先端の間を連絡するように設けられている。また、図1に示すように、第1ブレード9にはスコープ19の対物光学系27に近接し、スコープ19の長軸方向に対して略垂直に設けられるノズル31と、このノズル31に連通する送水/吸引チャンネル32及び送水/吸引チャンネル32に連通する送水/吸引ポート33が設けられている。送水/吸引ポート33には図示しない送水/吸引源に接続される送水/吸引チューブ34が着脱自在に取り付けられている。
【0019】
次に、前述のように構成された内視鏡装置1の作用について説明する。スコープ19の挿入部20は開創器8のスコープ挿入口17より第1ブレード9の中のチャンネル16に挿入され、スコープロック機構18でスコープ19の接続部22を固定する。開創器8のスコープ挿入口17にスコープ19を挿入して固定すると、スコープ19の先端は第1ブレード9の先端近傍に位置し、スコープ19の先端から開創器8の前方に位置する術野を照明したり、観察することができる。
【0020】
また、送水/吸引チューブ34を介して送水/吸引ポート33に送水したり吸引すると、送水/吸引チャンネル32とノズル31を介してスコープ19の対物光学系27の外表面やライトガイドファイバー30の先端面に付着している汚れや血液を送水で洗い流したり、吸引、除去することができ、常に明るく照明し、常に鮮明な画像を得られる。
【0021】
一方、開創器8の開閉ねじ12を回転すると、第1と第2ブレード9,10の先端を閉じられるので、患者3への侵襲を押さえながら、患者3の頭の中に挿入することができる。一旦、開創器8を患者3の頭の中に挿入したら、開閉ねじ12を回すことにより第1と第2ブレード9,10の先端をゆっくりと開けるので、第1と第2ブレード9,10の間の空間15が拡張し、処置ポート7とこの空間15を介して手元側に据え置いた手術用顕微鏡2で第1と第2ブレード9,10の先端に位置する病変部6の照明と観察ができる。また、処置ポート7と空間15を介してピンセット、電極、吸引管などの処置具を挿入すると病変部6の処置ができる。
【0022】
本実施形態によれば、患者3の頭の中で第1と第2ブレード9,10を開いて第1と第2ブレード9,10の先にある病変部6あるいは組織を手術用顕微鏡2により観察、処置する際に、第1と第2ブレード9,10に組み込んだスコープ19によって第1と第2ブレード9,10の先端から、つまり術野のすぐ近くから術野を照明したり観察することができる。
【0023】
これにより、手術用顕微鏡2では見えない組織の側面や裏側あるいは別の組織の奥の陰になっている組織を照明し、観察することができ、また空間15を通して処置具を入れることができるので、より的確で安全な診断や処置ができる。
【0024】
また、第1と第2ブレード9,10に設けた送水/吸引ポート33、送水/吸引チャンネル32、ノズル31を介してスコープ19の先端面に送水したり、吸引することにより、いつもライトガイドファイバー30の先端から明るく照明し、スコープ19の対物光学系27を通して得られる観察像も常にクリアに保てる。更に、本実施形態では、開創器8からスコープ19を取り外せるので術後の機器の洗浄等の取扱いが容易となる。
【0025】
図5及び図6は第2の実施形態を示し、図5は内視鏡装置41の斜視図、図6は同縦断側面図である。内視鏡装置41は対向する一対の対向する第1ブレード42と第2ブレード43から構成され、また、第1ブレード42は挿入部44と本体部45とから構成されている。
【0026】
本体部45にはカメラ接続部46、ライトガイド接続部47、送水/吸引ポート48及び支持部49が設けられている。第2ブレード43の手元側は支持部49に設けられた支点50を中心に回動可能に連結されている。支点50の手元側には、開閉ねじ51が第1ブレード42に回転可能に取り付けられており、第2ブレード43に対して螺合されている。また、支持部49には内視鏡装置41をスコープ保持具52に着脱自在に固定するための取り付け部53が設けられている。
【0027】
第1ブレード42の内部には対物レンズ系54、像伝達レンズ系55及び接眼レンズ系56からなる観察光学系57と、照明光をライトガイド接続部47から第1ブレード42の先端へと導くファイバーバンドル58が設けられている。更に、第1ブレード42にはノズル59が対物レンズ54系に近接して設けられ、ノズル59に連通するチャンネル60と送水/吸引ポート48が設けられている。第1ブレード42と第2ブレード43の間には手元から先端まで伸びる空間61が形成されており、空間61の手元側は第1ブレード42と第2ブレード43とで形成される鉗子ポート62が設けられている。
【0028】
次に、前述のように構成された内視鏡装置41の作用について説明する。開閉ねじ51を回転すると第1ブレード42と第2ブレード43の先端がゆっくりと開閉し、これに応じて第1と第2ブレード42,43の間の空間61も拡縮する。
【0029】
第1と第2ブレード42,43を開じた状態で挿入部44を患者の頭の中に挿入した後、第1と第2ブレード42,43を開くと、内視鏡装置41の鉗子ポート62と空間61を通して手元の図示しない手術用顕微鏡で、第1と第2ブレード42,43の先に位置する術野の照明および観察ができる。また、手術用顕微鏡で観察しながら鉗子ポート62と空間61を通してピンセット、電極、吸引管などの処置具を第1と第2ブレード42,43に位置する術野へ挿入し、処置することができる。
【0030】
ライトガイド接続部47に図示しない光源装置に接続されたライトガイドファイバーを接続すると、光源装置の照明光をライトガイドファイバーより内視鏡装置41のライトガイド接続部47に導き、更に、内視鏡装置41の第1ブレード42中のファイバーバンドル58を通して第1ブレード42の先端より術野の照明ができる。また、第1ブレード42の本体部45のカメラ接続部46にTVカメラ63を接続すると、第1ブレード42の先端にある対物レンズ54系から第1と第2ブレード42,43の先にある術野の像を取り込み、手元のTVカメラ63に像を伝達することができる。
【0031】
また、送水/吸引ポート48に送水源に接続した図示しない送水チューブや吸引源に接続した図示しない吸引チューブを接続すると、第1ブレード42の先端のノズル59より対物レンズ54系の外表面やファイバーバンドル58の先端面に付着した汚れや血液を洗い流したり、吸引、除去できる。
【0032】
本実施形態によれば、第1ブレード42に観察光学系57と照明用のファイバーバンドル58を直接組み込んであるので、内視鏡装置41の全体を小型、軽量とすることができる。
【0033】
図7は第3の実施形態を示し、図7(a)は内視鏡装置71の縦断側面図、図7(b)はB−B線に沿う断面図である。内視鏡装置71は挿入部72と本体部73からなり、挿入部72を構成する第1ブレード74、第2ブレード75の先端には透明な樹脂やガラスで作られた第1透明ブレード76と第2透明ブレード77が一体的に設けられている。第1ブレード74の中には対物光学系78、像伝達光学系79及び接眼光学系80からなる観察光学系81とファイバーバンドル82から構成される照明光学系83が挿入部72の先端から本体部73まで伸びるように設けられている。対物光学系78と照明光学系83のそれぞれの先端面は第1透明ブレード76の手元側近傍に位置するように設けられている。
【0034】
第1ブレード74には送水/吸引ポート84、送水/吸引チャンネル85及び対物光学系78の先端に近接して設けられるノズル86が設けられている。ノズル86は透明な樹脂やガラスで形成された第1透明ブレード76の一部を構成し、透明である。
【0035】
次に、前述のように構成された内視鏡装置71の作用について説明する。第1ブレード74内の観察光学系81と照明光学系83の先端より第1ブレード74、第1透明ブレード76、第2ブレード75及び第2透明ブレード77が形成する空間87を介して第1と第2ブレード74,75の前に広がる術野の照明と観察を行える。更に、第1透明ブレード76及び第2透明ブレード77を透過して周囲の組織あるいは病変部の照明と観察をすることもできる。また、送水/吸引ポート85から送り込んだ水をノズル86から対物光学系78やファイバーバンドル82の先端外表面に吹き付けて汚れや血液を洗い流したり、送水/吸引ポート85に陰圧をかけてノズル86から対物光学系78やファイバーバンドル82の先端外表面に乗っている水や汚れを吸引、除去することができる。
【0036】
本実施形態によれば、第1と第2ブレード74,75の先端に第1透明ブレード76,第2の透明ブレード77を設けてあるので、第1と第2ブレード74,75で確保した術野の観察に加えて第1と第2ブレード74,75で押し広げている組織の照明と観察ができる。このため、周囲を広範囲に見渡せ、安全に手術を行える。
【0037】
図8及び図9は第4の実施形態を示し、図8はスコープ91の使用状態図で、図9はスコープ91の先端部の正面図及び側面図である。スコープ91は挿入部92と本体部93とからなり、本体部93にはTVカメラ94を接続する接眼部95と、図示しない光源装置に接続されたライトガイドケーブル96を取り付けるためのライトガイド接続部97が設けられている。挿入部92は患者の頭98に開けられた穴99を通して頭の中に挿入される。一方、手元に据え置かれた手術用顕微鏡100により、穴99を介して穴の底にある組織や病変部102とスコープ91の先端部91aを観察することができる。
【0038】
更に、スコープ91の挿入部92に沿わせるようにして穴99の中に処置具101を挿入し、病変部102へと導くことができる。図9に示すようにスコープ91の挿入部92の先端103には左右に翼状に広がる耳部104が1つ或いは複数設けられている。耳部104の外周は組織に接触しても組織を傷つけないように丸い鈍な形状となっているとともに、耳部104の先端側の縁には処置具101に当接するためのガイド部105が設けられている。ガイド部105は耳部104の縁に沿い、スコープ91の挿入部92の長軸方向に対して角度を成すよう横方向に伸びている。
【0039】
次に、前述のように構成されたスコープ91の作用について説明する。光源装置に接続したライトガイドケーブル96で照明光をスコープ91ヘ導き、先端部103より組織や病変部102を照明するとともに、組織や病変部102の観察ができる。そして、ガイド部105に処置具101の先端を押し付けるようにして処置具101の先端をコントロールすることにより、術者の手振れなどの心配がなく、安定して確実にコントロールできるようになる。
【0040】
また、ガイド部105はスコープ91の長軸に対して角度を成すように伸びているのでスコープ91の先端部91aに対して処置具101を横方向の任意の位置に移動させながら処置できる。処置具101を前後だけでなく、横方向に移動させながら処置できるので自由自在な処置が行えるようになる。
【0041】
図10及び図11は第5の実施形態を示し、図10はスコープ111の全体斜視図、図11はスコープ111の先端部の一部切欠した側面図及び斜視図である。図10に示すように、スコープ111の本体部112にはTVカメラ113を接続するための接眼部114と図示しない光源装置に接続されたライトガイドケーブル115を接続するためのライトガイド接続部116が設けられている。スコープ111の挿入部117の先端にはガイド部118が設けられている。
【0042】
図11に示すように、ガイド部118はガイド入口119と屈曲した内面120及びガイド出口121とからなり、ガイド出口121は挿入部117の長軸方向に対して角度をなすように傾き、また、スコープ111の図示しない観察光学系及び照明光学系の先端が設けられるスコープ先端面122とほぼ同一面を成す位置に設けられている。
【0043】
次に、前述のように構成されたスコープ111の作用について説明する。柔軟なレーザープローブや処置具などの柔軟な処置具123をスコープ111の挿入部117に沿わせて先端へと導き、ガイド入口119よりガイド部118の内部に挿入して行くと、内面120でその向きが曲げられて長軸方向に則して傾いたガイド出口121よりスコープ111の長軸方向に対して角度を成すように突出する。
【0044】
本実施形態によれば、挿入部117が柔軟な処置具123をスコープ111の先端のガイド部118により屈曲させ、向きを変えることができるので処置具123の先端をスコープ111で観察しやすくなり、また、処置具123の目的部位へ導くことが容易となる。
【0045】
本実施形態によれば、次のような構成が得られる。
(付記1)組織または体腔を押し広げて観察や処置を行う内視鏡装置において、挿入部と本体部と観察手段を有するスコープと、前記組織または体腔を押し広げる少なくとも一対のブレード及びブレードを開閉する操作手段とを有する開創器とからなり、前記開創器のブレードの少なくとも一つに前記スコープの挿入部をブレードの先端まで導くチャンネル部分とスコープを固定する部分を設けたことを特徴とする内視鏡装置。
【0046】
(付記2)開創器のブレードの少なくとも一つに手元より先端に送水または吸引を導くための管路と、この管路に連通してスコープの先端へ流体の向きを変えられるノズルを設けたことを特徴とする付記1記載の内視鏡装置。
【0047】
(付記3)組織または体腔を押し広げて観察や処置を行う内視鏡装置において、スコープの本体部の先端に長く伸びる略偏平のブレード形状の挿入部を設けるとともに、一つ以上の略偏平な可動ブレードをスコープの挿入部と略平行に設け、挿入部に対して可動ブレードを接近あるいは遠ざけるように作動させる操作部をスコープ本体に設けたことを特徴とする内視鏡装置。
【0048】
(付記4)開創器のブレードの少なくとも一つに手元より先端に送水または吸引を導くための管路と、この管路に連通してスコープの先端へ流体の向きを変えられるノズルを設けたことを特徴とする付記3記載の内視鏡装置。
【0049】
(付記5)押し広げられた組織または体腔の中に挿入して観察や処置を行うための内視鏡装置において、スコープの先端にスコープの長軸方向に対して角度を成す方向に伸びるガイド部を設けたことを特徴とする内視鏡装置。
【0050】
付記1〜4によれば、ブレードで組織や体腔を押し開きスペースを確保しながら手元側より手術用顕微鏡で中を照明し拡大観察する時に、十分な照明や観察ができなかった組織の側面や裏側あるいは陰となる部分をブレードの先端に配置したスコープの先端より照明し、また、そこから観察できるようにしたことにより、良好な照明と観察ができるようになり、安全で的確な手術ができる。また、ブレードを開く大きさが変えられるので、組み合わせて使える処置具の太さや形状の制限が少なくなり、また、処置具の先端の動きが制限されることも少なく、これにより、安全で的確な処置が可能になった。
【0051】
付記5によれば、スコープの先端と処置具の位置関係を安定して位置を保つことができるので処置を的確、且つ安全に行える上に、ガイド部をスコープの長軸方向に対して角度を成すように設けたので、処置具の先端をスコープの長軸方向に対して左右あるいは前後と自由に動かすことができるようになり、安全で的確な処置が行える。また、ガイド部がスコープの長軸方向に対して横方向に広がっているので、処置具の先端の動きを制限することがなく、自由自在な処置ができる。
【0052】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、ブレードで組織や体腔を押し開きスペースを確保しながら手元側より手術用顕微鏡等で内部を照明し、拡大観察する時に、十分な照明や観察ができなかった組織の側面や裏側あるいは陰となる部分をブレードの先端に配置したスコープの先端より照明し、また、そこから観察でき、良好な照明と観察ができるようになり、安全で的確な手術ができる。また、ブレードを開く大きさが変えられるので、組み合わせて使える処置具の太さや形状の制限が少なくなり、また、処置具の先端の動きが制限されることも少なく、これにより、安全で的確な処置が可能になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態を示し、(a)は内視鏡装置の縦断側面図、(b)はA−A線に沿う断面図。
【図2】同実施形態の内視鏡装置の斜視図。
【図3】同実施形態の開創器の側面外観図。
【図4】同実施形態の内視鏡装置の使用状態図。
【図5】この発明の第2の実施形態を示す内視鏡装置の斜視図。
【図6】同実施形態の内視鏡装置の縦断側面図。
【図7】この発明の第3の実施形態を示し、(a)は内視鏡装置の縦断側面図、(b)はB−B線に沿う断面図。
【図8】この発明の第4の実施形態を示すスコープの使用状態図。
【図9】同実施形態のスコープの先端部の正面図及び側面図。
【図10】この発明の第5の実施形態を示すスコープの全体斜視図。
【図11】同実施形態のスコープの先端部の一部切欠した側面図及び斜視図。
【符号の説明】
1…内視鏡装置
8…開創器
9…第1のブレード
10…第2のブレード
12…開閉ねじ
16…チャンネル
18…スコープロック機構
19…スコープ
20…挿入部
21…本体部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an endoscope apparatus that is inserted into an internal organ or body cavity of a patient to observe and treat a lesioned part.
[0002]
[Prior art]
For example, in an endoscopic device that performs treatment while making a hole in a part of the patient's head and observing tissue and lesions in the head with a surgical microscope, a retractor having a retractable blade can be CT A technique for inserting a lesion to a brain based on a tomographic image, opening a retracting blade therein, and securing a space for observing and treating the lesion is disclosed in Japanese Utility Model Publication No. 60-86312.
[0003]
In addition, an extinguisher having a plurality of tapered leaf-like pieces that can be opened and closed is provided on a cylindrical tube, and a collar for slidably receiving an endoscope is provided in the extinguisher. After inserting the leaf-like piece at the tip to the lesion in the head based on CT tomography, the leaf-like piece is spread near the lesion, and the tip of the leaf-like piece is inserted with the endoscope inserted in the collar Japanese Patent Application Laid-Open No. 61-25377 discloses a method for performing treatment while observing a certain lesion.
[0004]
Further, a forceps insertion pipe or a forceps tube for guiding forceps provided in an detachable manner is known from JP-A-61-98233, and an detachable adapter is provided in the endoscope. A device provided with a guide portion for guiding a treatment tool or the like to the target site in the vicinity of the tip of the adapter is known from Japanese Utility Model Publication No. 2-96101.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in Japanese Utility Model Publication No. 60-86312, the front end of the retractor blade is looked into from the proximal side of the retractor with a surgical microscope. Although observation is possible, there is a problem that the side or back of the tissue is not exposed to illumination light and cannot be observed. In addition, there is a problem that the tissue overlaps and the tissue on the back side behind the tissue in front does not receive illumination light and cannot be observed.
[0006]
Japanese Patent Laid-Open No. Sho 61-25377 discloses a method in which a leaf-like piece at the tip of a son is closed and inserted to a lesion in the head based on a CT tomogram, and then the leaf-like piece is placed near the lesion. The endoscope is inserted into the collar and pushed with a leaf-like piece. The tissue and lesion are observed and treated, but the space that can be secured by the extinguisher is small. There is a problem that the field of view is limited because only observation is possible and observation with a surgical microscope is not possible from the hand. In addition, there is a problem that the space that can be secured by the leaf-shaped piece is narrow, and the leaf-shaped piece is obstructed and the treatment tool cannot be moved freely, so that an accurate and safe treatment cannot be performed when bleeding occurs.
[0007]
Japanese Patent Laid-Open No. 61-98233 discloses that a forceps insertion pipe and forceps tube are attached to the outer periphery of an insertion portion of an endoscope, and when inserted into a space secured by a retractor, the forceps insertion pipe and forceps tube are used from the hand side. There was a problem that the field of view of the operating microscope being looked at was obstructed or the illumination light was blocked and shadows were created. Furthermore, the thickness of the forceps that can be used is limited by the forceps insertion pipe and tube, and the direction of the forceps is also limited by the position and orientation of the tip of the forceps tube and forceps insertion pipe, which makes it difficult to perform treatment. .
[0008]
Further, in Japanese Utility Model Laid-Open No. 2-96101, since the guide portion is attached to the adapter, the distance between the endoscope in the adapter and the distal end of the treatment tool is increased. When trying to put an adapter together with an endoscope in a space, a larger space is required. In addition, because this guide part was a hole or groove according to the thickness of the treatment instrument to be guided, the thickness of the treatment instrument that can be used in combination is limited, the movement of the treatment instrument is limited, it is difficult to use There was a problem.
[0009]
This invention has been made paying attention to the above circumstances, and its purpose is that when the space secured with the retractor is viewed from the hand side with a surgical microscope, the side or back side of the tissue cannot be seen or shadowed. After solving the problem that the lighting is insufficient and the space that can be secured even if the tip of the extinguisher is opened is narrow, the problem that the treatment tool cannot be moved freely is secured. An endoscopic device that provides sufficient illumination without shadows to the side and back of the tissue, which is impossible with a surgical microscope, allows for good observation, and allows the instrument to be moved freely for safe and accurate treatment. It is to provide.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention provides an endoscope apparatus for performing observation and treatment by expanding a tissue or a body cavity and expanding the tissue or the body cavity, a scope having an insertion portion, a main body, and observation means. A retractor having at least a pair of blades and an operating means for opening and closing the blades, and a channel portion for guiding the insertion portion of the scope to the tip of the blade and a portion for fixing the scope to at least one of the blades of the retractor It is provided.
[0011]
When performing treatment while opening the retractor blade and observing it with a surgical microscope from the hand, illumination is performed by illuminating and observing the surgical field from the tip of the blade, that is, from the vicinity of the surgical field, with a scope provided in the blade. The condition is improved, and a portion that is not visible even when viewed from the hand with a surgical microscope can be observed.
[0012]
At the same time, since the opening size of the blade can be changed, the thickness and shape of the treatment instrument that can be used are less restricted, and the movement of the distal end of the treatment instrument is less restricted. Thereby, an accurate and safe treatment can be performed.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
1 to 4 show a first embodiment, FIG. 1 is a longitudinal side view of an endoscope apparatus 1, FIG. 2 is a perspective view thereof, FIG. 3 is a side external view of a
[0014]
As shown in FIG. 4, the endoscope apparatus 1 is inserted into the head through a hole 4 opened in the head of the patient 3 under the observation of the
[0015]
As shown in FIGS. 1 to 3, the endoscope apparatus 1 is provided with the
[0016]
Therefore, when the open / close screw 12 is rotated, the tip of the
[0017]
A
[0018]
Further, an objective
[0019]
Next, the operation of the endoscope apparatus 1 configured as described above will be described. The
[0020]
Further, when water is supplied to or sucked into the water supply /
[0021]
On the other hand, when the open / close screw 12 of the
[0022]
According to this embodiment, the first and
[0023]
As a result, it is possible to illuminate and observe the side of the tissue that cannot be seen with the
[0024]
In addition, the light guide fiber is always provided by feeding or sucking water to the distal end surface of the
[0025]
5 and 6 show a second embodiment, FIG. 5 is a perspective view of an
[0026]
The
[0027]
Inside the
[0028]
Next, the operation of the
[0029]
After inserting the
[0030]
When a light guide fiber connected to a light source device (not shown) is connected to the light
[0031]
Further, when a water supply tube (not shown) connected to the water supply source or a suction tube (not shown) connected to the water supply source is connected to the water supply /
[0032]
According to this embodiment, since the observation
[0033]
FIG. 7 shows a third embodiment, FIG. 7 (a) is a longitudinal side view of the
[0034]
The
[0035]
Next, the operation of the
[0036]
According to this embodiment, since the first
[0037]
FIGS. 8 and 9 show a fourth embodiment, FIG. 8 is a usage state diagram of the
[0038]
Further, the
[0039]
Next, the operation of the
[0040]
Further, since the
[0041]
10 and 11 show a fifth embodiment, FIG. 10 is an overall perspective view of the scope 111, and FIG. 11 is a side view and a perspective view in which the distal end portion of the scope 111 is partially cut away. As shown in FIG. 10, an eyepiece 114 for connecting a
[0042]
As shown in FIG. 11, the
[0043]
Next, the operation of the scope 111 configured as described above will be described. When a
[0044]
According to the present embodiment, since the
[0045]
According to this embodiment, the following configuration is obtained.
(Appendix 1) In an endoscope apparatus that performs observation and treatment by expanding and expanding a tissue or body cavity, a scope having an insertion portion, a main body, and observation means, and at least a pair of blades and blades that expand the tissue or body cavity are opened and closed A retractor having an operating means, and at least one of the blades of the retractor is provided with a channel portion for guiding the insertion portion of the scope to the tip of the blade and a portion for fixing the scope. Endoscopic device.
[0046]
(Appendix 2) At least one of the blades of the retractor is provided with a conduit for guiding water supply or suction from the hand to the tip, and a nozzle that communicates with the conduit to change the direction of the fluid to the tip of the scope. The endoscope apparatus according to appendix 1, characterized by:
[0047]
(Appendix 3) In an endoscope apparatus that performs observation and treatment by expanding a tissue or a body cavity, a substantially flat blade-shaped insertion portion that extends long is provided at the distal end of the scope main body, and at least one substantially flat An endoscope apparatus characterized in that a movable blade is provided substantially in parallel with an insertion portion of a scope, and an operation portion for operating the movable blade to approach or move away from the insertion portion is provided on the scope body.
[0048]
(Appendix 4) At least one of the blades of the retractor is provided with a pipe for guiding water supply or suction from the hand to the tip, and a nozzle that communicates with the pipe to change the direction of the fluid to the tip of the scope. The endoscope apparatus according to appendix 3, wherein:
[0049]
(Appendix 5) In an endoscope apparatus for performing observation and treatment by being inserted into a tissue or body cavity that has been spread out, a guide portion that extends in a direction that forms an angle with respect to the major axis direction of the scope at the distal end of the scope An endoscope apparatus characterized by comprising:
[0050]
According to Appendices 1-4, when the inside is illuminated and enlarged with a surgical microscope from the proximal side while the tissue or body cavity is pushed open with a blade to ensure space, By illuminating the back side or shadow area from the tip of the scope placed at the tip of the blade, and observing from there, good illumination and observation are possible, and safe and accurate surgery can be performed. . In addition, since the opening size of the blade can be changed, there are fewer restrictions on the thickness and shape of the treatment tool that can be used in combination, and there is less restriction on the movement of the treatment tool tip, which makes it safe and accurate. Treatment is now possible.
[0051]
According to
[0052]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, when a tissue or body cavity is pushed open with a blade to secure a space, the inside is illuminated with a surgical microscope or the like from the hand side, and sufficient illumination and observation can be performed. Illuminate the side, back side, or shadow of the tissue that did not exist from the tip of the scope placed at the tip of the blade, and from there, it can be observed and good illumination and observation are possible, so safe and accurate surgery is possible it can. In addition, since the opening size of the blade can be changed, there are fewer restrictions on the thickness and shape of the treatment tool that can be used in combination, and there is less restriction on the movement of the treatment tool tip, which makes it safe and accurate. There is an effect that treatment is possible.
[Brief description of the drawings]
1A and 1B show a first embodiment of the present invention, in which FIG. 1A is a longitudinal side view of an endoscope apparatus, and FIG. 1B is a cross-sectional view taken along line AA;
FIG. 2 is a perspective view of the endoscope apparatus according to the embodiment.
FIG. 3 is a side external view of the retractor of the same embodiment.
FIG. 4 is a use state diagram of the endoscope apparatus according to the embodiment.
FIG. 5 is a perspective view of an endoscope apparatus showing a second embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a longitudinal side view of the endoscope apparatus according to the embodiment.
7A and 7B show a third embodiment of the present invention, in which FIG. 7A is a longitudinal side view of an endoscope apparatus, and FIG. 7B is a cross-sectional view taken along line BB.
FIG. 8 is a view showing a usage state of a scope showing a fourth embodiment of the invention.
FIG. 9 is a front view and a side view of the distal end portion of the scope of the embodiment.
FIG. 10 is an overall perspective view of a scope showing a fifth embodiment of the present invention.
FIGS. 11A and 11B are a side view and a perspective view in which a distal end portion of the scope of the embodiment is partially cut away;
[Explanation of symbols]
1. Endoscope device
8 ... retractor
9: First blade
10 ... second blade
12 ... Opening and closing screw
16 ... Channel
18 ... Scope lock mechanism
19 ... Scope
20 ... Insertion section
21 ... Main unit
Claims (1)
前記開創器のブレードの少なくとも一つに前記スコープの挿入部をブレードの先端まで導くチャンネル部分とスコープを固定する部分を設けたことを特徴とする内視鏡装置。In an endoscope apparatus that performs observation and treatment by expanding a tissue or a body cavity, an endoscope having an insertion portion, a main body, and an observation means, and at least a pair of blades that expand the tissue or body cavity and an operation means that opens and closes the blade A retractor having
An endoscope apparatus characterized in that at least one of the blades of the retractor is provided with a channel portion for guiding the insertion portion of the scope to the tip of the blade and a portion for fixing the scope.
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WO2021045716A1 (en) * | 2019-09-06 | 2021-03-11 | Maltepe Üni̇versi̇tesi̇ Teknoloji̇ Transfer Ofi̇si̇ Anoni̇m Şi̇rketi̇ | Abdominal flap ecarteur |
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